概要
ひろぎんホールディングスは、2020年10月に広島銀行の単独株式移転により設立された銀行持株会社である。広島市中区紙屋町に本社を置き、広島銀行を中核に、リース、クレジットカード、信用保証、IT関連など多様な金融サービスをグループ展開する。連結従業員数3,708人、2026年3月期の連結経常収益は2,512億円、親会社株主に帰属する当期純利益は437億円。
広島銀行を中核とする銀行業務の収益構造
連結経常収益の大部分を銀行業が占める。2026年3月期の銀行業セグメントの経常収益は2,157億円(全体の85.9%)、セグメント利益は569億円である。広島銀行は広島県を中心に岡山・山口・愛媛の地元4県に店舗網を持ち、個人・法人向けに預金、貸出、為替、有価証券投資を提供。貸出金残高は8兆1,930億円、預金等残高は9兆6,273億円に達する。金利上昇を追い風に資金運用収益が増加し、2年連続で過去最高益を更新した。
リース・その他金融分野への事業多角化
銀行業務以外に、リース業(ひろぎんリース)が機械設備や車両のリースを提供し、2026年3月期の経常収益は237億円、セグメント利益は14億円である。その他の金融関連業務には、クレジットカード(ひろぎんクレジットサービス)、信用保証、金融商品取引、債権管理回収、コンサルティング、投資、IT関連などが含まれる。これらの収益はグループ全体で288億円(その他セグメント)となり、非銀行収益の拡大がグループの安定性を高めている。
地元4県に集中する地域密着型経営
当社グループの営業基盤は広島県に加え、岡山県、山口県、愛媛県の4県である。2024年4月に策定した中期計画2024では、地域の活性化を最重要課題とし、街づくり・地域開発への関与、環境ファイナンスの実行、人材紹介などの非金融サービスにも積極的に取り組む。地域活性化指標として5項目を設定し、進捗に応じて目標を上方修正している。行政や地域社会との連携を強め、地域総合サービスグループとしての役割を果たす方針である。
持株会社体制によるグループ統治
当社は2020年10月の設立以来、子会社24社と関連会社4社を擁する純粋持株会社として機能する。グループ一体経営を推進し、銀行・リース・クレジット・IT・人材などの各子会社の強みを活かしたクロスセルとシナジー創出を図る。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。連結経営指標としてROEやBPSを目標に掲げ、株主還元と成長投資のバランスを重視する。
業界の中での役割は地域金融グループ(銀行持株会社)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01銀行業主力
株式会社広島銀行が預金、貸出、有価証券投資、為替等の銀行業務を展開。広島県を中心に店舗ネットワークを有し、地域の個人・法人向け金融サービスを提供。
- 預金業務
- 普通預金、定期預金等の預金商品。個人・法人向けに提供。
- 貸出業務
- 事業性融資、住宅ローン、カードローン等の貸付。地域企業の資金需要に対応。
- 為替業務
- 国内外の送金、貿易決済等の為替取引。
02リース業準主力
ひろぎんリース株式会社が機械設備・車両等のリース業務を提供。法人顧客の設備投資ニーズに対応。
- リース業務
- 各種設備・車両のリース契約。購入に代わる資金調達手段として提供。
03その他金融関連業務副次
子会社・関連会社が金融商品取引、債権管理回収、コンサルティング、投資、IT関連、信用保証、クレジットカード等の多様な金融サービスを提供。グループ全体でワンストップの金融ソリューションを実現。
- クレジットカード業務
- クレジットカードの発行・決済処理。グループ内外で利用可能。
- 信用保証業務
- 融資に対する保証サービス。個人の住宅ローン等に付帯。
- 金融商品取引業務
- 有価証券の売買・仲介等。投資商品の提供。
製品と技術
預金・貸出を基軸とするリテールバンキング
広島銀行が提供する預金業務は、普通預金、定期預金など個人・法人向けの幅広い商品をそろえる。貸出業務では、事業性融資、住宅ローン、カードローンを中心に地域の資金需要に応じる。2026年3月期末の貸出金残高は8兆1,930億円、預金等残高は9兆6,273億円。貸出金利回りは1.27%で、金利上昇により前年から0.17ポイント改善した。
リース事業による設備投資支援
ひろぎんリース株式会社は、機械設備・車両等のリース契約を法人顧客に提供する。購入に代わる資金調達手段として、設備投資の負担を軽減する。2026年3月期のリース業セグメントの経常収益は237億円で、グループ全体の9.4%を占める。リース物件の管理・保守サービスも併せて行い、顧客の事業継続を支援する。
クレジットカード・信用保証による個人金融サービス
ひろぎんクレジットサービス株式会社(2023年に保証・カードを統合)は、クレジットカードの発行・決済処理と、住宅ローン等の融資に対する保証業務を手がける。カードはグループ内外で利用可能で、地域の消費活動を支える。信用保証は個人の住宅購入や事業者向け融資に付帯し、リスクを軽減する。
ITソリューションズによるグループのデジタル化
ひろぎんITソリューションズ株式会社は、グループ各社のシステム開発・運用、および地域企業向けのITコンサルティングを提供する。銀行業務のデジタル化や業務効率化を支援し、グループ全体の競争力向上に寄与する。また、フィンテック領域の新技術導入も視野に入れている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
銀行業のなかでの位置
広島地盤の銀行持株会社、地域密着で上位
広島県を地盤とする銀行持株会社で、地元経済との結び付きが強みだ。同業他社と比べ、営業収益は増加基調にあり、特に2026年3月期には2512億円と前期比約25%増を見込む。中でもいよぎんホールディングスやちゅうぎんフィナンシャルグループなど、地域銀行同士の競争が激しい中国・四国エリアで、地元シェアの確保が重要となる。一方で、しずおかフィナンシャルグループなど静岡地盤の銀行と比べると、人口減少や低金利環境の影響を受けやすい。今後は地元企業への融資だけでなく、地域の成長分野への投資やデジタル化推進が課題となる。
強み
- 広島県を中心に強固な顧客基盤を持ち、地域経済の動向を捉えた融資を展開している。
- 直近の売上高は増加傾向にあり、特に直近年度では前期比約25%増を見込む成長性を示す。
- 中国地方で主要な銀行の一角を占め、地域シェアの維持・拡大に注力している。
- 近隣の地銀と連携し、地域活性化や業務効率化を図る可能性を持っている。
課題
- 地盤とする地域の人口減少が進み、融資需要や預金の伸びが鈍化するリスクがある。
- 低金利が長期化し、利ざやの確保が難しくなる中で収益力の維持が課題。
- いよぎんやちゅうぎんなど同業との競争が激しく、差別化戦略が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
銀行の時価総額近傍。太字がひろぎんホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5838楽天銀行 | 1.1兆円 | 15.0倍 |
| 2 | 8729ソニーフィナンシャルグループ | 1.1兆円 | 20.5倍 |
| 3 | 8377ほくほくフィナンシャルグループ | 1.0兆円 | 17.2倍 |
| 4 | 8418山口フィナンシャルグループ | 7,503億円 | 20.3倍 |
| 5 | 7180九州フィナンシャルグループ | 7,395億円 | 18.2倍 |
| 6 | 7337ひろぎんホールディングス | 7,296億円 | 16.4倍 |
| 7 | 7189西日本フィナンシャルホールディングス | 7,242億円 | 0.0倍 |
| 8 | 7327第四北越フィナンシャルグループ | 7,200億円 | 16.3倍 |
| 9 | 5832ちゅうぎんフィナンシャルグループ | 6,509億円 | 15.8倍 |
| 10 | 8368百五銀行 | 6,076億円 | 21.7倍 |
| 11 | 8358スルガ銀行 | 5,770億円 | 14.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
広島銀行の単独株式移転による持株会社設立(2020年)
2020年5月、株式会社広島銀行は単独株式移転の方法による持株会社設立のため株式移転計画書を作成。同年6月の定時株主総会で承認を得て、10月1日に当社(ひろぎんホールディングス)が設立され、広島銀行はその完全子会社となった。持株会社体制への移行により、グループ経営の効率化と事業多角化の基盤が整えられた。
子会社拡充と本社移転(2021年)
2021年1月、IT関連業務を担うひろぎんITソリューションズ株式会社を子会社化。同年3月にはリース事業の中核であるひろぎんリース株式会社を子会社化し、非銀行収益の拡大を加速。さらに4月、本社を広島市中区紙屋町に移転し、グループの中枢機能を集約した。
組織再編とプライム市場移行(2022年)
2022年3月、子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを子会社化し、翌4月に吸収合併。これにより人材派遣・業務委託事業を強化した。同年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行し、上場企業としてのガバナンス水準を向上させた。
保証・カード事業の統合と関連会社化(2023年)
2023年4月、子会社のひろぎん保証株式会社とひろぎんカードサービス株式会社を合併し、ひろぎんクレジットサービス株式会社を設立。信用保証とクレジットカード業務を一体化し、個人向けサービスの効率化を図った。同年9月には信愛トータルサービス株式会社を持分法適用関連会社化し、地域サービス網を拡大した。
新子会社設立と中期計画策定(2024年)
2024年1月、保険販売やライフプラン支援を目的とするひろぎんライフパートナーズ株式会社を設立。同年4月には、2024年度から2028年度までの5か年を計画期間とする中期計画2024を策定し、地域活性化指標と経営指標を掲げた。金利上昇環境を追い風に、連結ROEの目標を段階的に上方修正していった。
過去最高益の更新と将来への布石(2024~2026年)
2025年3月期の連結当期純利益は358億円、2026年3月期は437億円と2年連続で過去最高を更新。2026年4月には、子会社のひろぎんエリアデザイン株式会社がひろぎんリージョナルアドバイザーズ株式会社を設立する計画を開示し、地域開発・再生可能エネルギー事業への参入を視野に入れる。グループは引き続き非金融分野への事業拡大を進めている。
年表14件を開く
2020年代
- 2020年5月創業株式会社広島銀行の単独株式移転の方法による持株会社設立に向けて「株式移転計画書」を作成
- 2020年6月創業株式会社広島銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議
- 2020年10月M&A株式会社広島銀行が単独株式移転により当社を設立し、同行がその完全子会社となる
- 2021年1月M&AひろぎんITソリューションズ株式会社を子会社化
- 2021年3月M&Aひろぎんリース株式会社を子会社化
- 2021年4月本社を広島市中区紙屋町へ移転
- 2022年3月M&A子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを子会社化
- 2022年4月M&A子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを吸収合併
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2023年4月M&A子会社のひろぎん保証株式会社とひろぎんカードサービス株式会社を合併し、名称をひろぎんクレジットサービス株式会社に変更
- 2023年9月信愛トータルサービス株式会社を持分法適用関連会社化
- 2024年1月子会社のひろぎんライフパートナーズ株式会社を設立
- 2024年4月「中期計画2024」を策定
- 2026年4月子会社のひろぎんエリアデザイン株式会社がひろぎんリージョナルアドバイザーズ株式会社を設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結ROE2028年度まで11.0%以上
- 女性管理職比率2030年度まで25%程度
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
地元4県での地域課題解決
広島県を中心とする地元4県において、地域社会・顧客のあらゆる課題解決に取り組み、地域活性化へ積極的にコミットすることでグループの持続的成長を図る。
- 02
業務軸の深化と拡大による新事業投資
既存業務のクオリティ向上に加え、ストラクチャー見直しや新事業への積極的投資など新たなリスクテイクを行い、地域活性化に取り組む。
- 03
地域開発ビジネスの強化
不動産関連ファイナンスや行政・再開発事業者へのコンサルティングを軸に、企画・資金調達・融資・出資・REIT組入れまで一貫提供する体制を構築し収益成長を図る。
- 04
3つのX(SX・DX・AX)への取組み
SXではカーボンニュートラルとサステナブルファイナンス、DXでは生成AI活用や基幹系システム移行、AXでは楽天グループなどとの協業による事業拡大を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で3,708人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,118万円で、5期前と比べて+2.0%。平均年齢は50.4歳、平均勤続年数は25.4年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 1,096 | 46.0 | 23.1 | 3,813 |
| 2022年3月 | 1,218 | 46.7 | 23.7 | 3,798 |
| 2023年3月 | 962 | 46.7 | 21.2 | 3,739 |
| 2024年3月 | 892 | 46.7 | 20.7 | 3,682 |
| 2025年3月 | 1,040 | 48.1 | 22.9 | 3,689 |
| 2026年3月 | 1,118 | 50.4 | 25.4 | 3,708 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社13社(国内 13 / 海外 0、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内㈱広島銀行広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎん証券㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎんリース㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内しまなみ債権回収㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎん ヒューマンリソース㈱広島市南区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎん エリアデザイン㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎんキャピタル パートナーズ㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎん ITソリューションズ㈱広島市中区 · 連結子会社議決権80.0%
- 国内ひろぎん ライフパートナーズ㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎん クレジットサービス㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎん ビジネスサービス㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ひろぎん リートマネジメント㈱広島市中区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
- 信愛トータルサービス㈱広島市中区40%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2,512億円、経常利益は620億円。前期と比べると増収増益で、売上が+24.7%、利益が+18.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 2,512億円 |
| 純利益 | 510億円 | 437億円 |
| 1株あたり配当 | ¥70 | ¥70 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は742億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+59.6%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 420 | — | — | −17 |
| 2024年1Q | 465 | — | — | 97 |
| 2024年2Q | 475 | 65 | 13.7 | 69 |
| 2024年3Q | 468 | — | — | 67 |
| 2024年4Q | 453 | — | — | 44 |
| 2025年2Q | 959 | 72 | 7.5 | 184 |
| 2025年4Q | 1,055 | — | — | 174 |
| 2026年2Q | 1,104 | 69 | 6.3 | 204 |
| 2026年4Q | 1,408 | — | — | 233 |
| 2027年1Q | 742 | — | — | 141 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2021年3月期からの6期で、経常収益は1,155億円から2,512億円へ2.2倍に増えた。経常利益率は26.8%から24.7%になった。経常収益は5期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| ひろぎんITソリューションズ株式会社を子会社化 | ||||
| 2021年3月 | 1,155 | 310 | 26.8 | 216 |
| 子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを子会社化 | ||||
| 2022年3月 | 1,461 | 271 | 18.5 | 229 |
| 子会社のひろぎん保証株式会社とひろぎんカードサービス株式会社を合併し、名称をひろぎんクレジットサービス株式会社に変更 | ||||
| 2023年3月 | 1,602 | 188 | 11.7 | 125 |
| 子会社のひろぎんライフパートナーズ株式会社を設立 | ||||
| 2024年3月 | 1,861 | 342 | 18.4 | 277 |
| 2025年3月 | 2,014 | 522 | 25.9 | 358 |
| 子会社のひろぎんエリアデザイン株式会社がひろぎんリージョナルアドバイザーズ株式会社を設立 | ||||
| 2026年3月 | 2,512 | 620 | 24.7 | 437 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益2,512億円のうち、経常利益として残るのは620億円で24.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は437億円、売上の17.4%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金75.3%1,892億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.7%620億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2026年3月期は営業CFが−3,452億円、投資CFが−2,028億円で、差し引きのフリーCFは−5,480億円。期末の手元現金は1.1兆円。
| 決算期 | 営業CF兆円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 1.49 | −3,704 | −93 | 2.57 |
| 2022年3月 | 0.22 | −1,983 | −226 | 2.57 |
| 2023年3月 | −0.47 | 658 | −81 | 2.15 |
| 2024年3月 | 0.78 | −1,194 | −159 | 2.80 |
| 2025年3月 | −0.90 | −2,025 | −177 | 1.69 |
| 2026年3月 | −0.35 | −2,028 | −209 | 1.12 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2026年3月期の総資産は12.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が5,688億円で、自己資本比率は4.7%(業種中央値4.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 11.01 | 5,169 | 10.49 | 4.7 |
| 2022年3月 | 11.60 | 4,962 | 11.11 | 4.3 |
| 2023年3月 | 11.50 | 4,986 | 11.00 | 4.3 |
| 2024年3月 | 12.79 | 5,352 | 12.26 | 4.2 |
| 2025年3月 | 12.13 | 5,046 | 11.63 | 4.2 |
| 2026年3月 | 12.21 | 5,688 | 11.64 | 4.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで79社中10位あたり、逆に低いのは自己資本比率で79社中48位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,389.5で、1年前と比べて+72.8%。過去52週の値幅のなかでは96%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.4倍 |
| PER (会社予想) | 13.8倍 |
| PBR | 1.17倍 |
| 配当利回り | 2.93% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2300.5円と、25日移動平均線(2266.42円)を1.5%上回り、75日線(2141.53円)も上回る。1ヶ月で+1.32%、年初来では+68.98%の上昇。52週高値(2406.5円)には約4%の距離。8月18日に2394.5円まで上昇したが、その後は調整し、8月21日は+1.37%と反発。出来高は直近は54万株と、8月4日の153万株から減少しているが、安定した商い。RSIは59.25で中立。地方銀行セクターへの資金流入が続き、堅調な推移。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 58/100)。
PER 15.79倍は業界平均16.97倍を下回り、PBR 1.13倍は平均0.98倍を上回る。銀行業ではPBR1倍超はやや割高感があるが、ROE 8.15%は同業他社と比べ高い。配当利回り3.04%は平均2.38%を上回り魅力的。ただし配当性向259.46%と異常に高く、持続可能性に懸念。今期予想PER 13.3倍と収益改善期待もあり、総合的にはほぼ妥当。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.4倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 13.8倍 | — |
| PBR | 1.17倍 | 1.01倍 |
| ROE | 8.2% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
地銀再編や金利上昇を背景に、収益改善期待が高まる一方、地方経済の縮小や競争激化、日銀のマイナス金利解除による恩恵の持続性が課題となる。強気派は、貸出金利の上昇と業務効率化による収益拡大、さらに再編・提携による規模メリットを評価する。弱気派は、人口減少による貸出需要の低迷や、競争激化による貸出スプレッド縮小、株式市場の変動による含み益リスクを懸念する。
- 金利上昇で利ざや改善
マイナス金利解除に伴い貸出金利が上昇し、預貸金利ざやの拡大が見込める
- 再編で規模メリット
地域他行との経営統合や提携によるコスト削減・収益基盤強化の可能性がある
- 株主還元の強化
増配や自社株買いによる株主還元策が評価され、株価上昇につながっている
- 2026/3期純利益437億円と2期連続の増益決算発表後影響中
純利益は358億円→437億円で前期比22%増、増益継続により予想PER13.1倍が視野
- ROE8.15%の改善でPBR1.19倍の再評価余地通年影響中
ROE8.15%、PBR1.19倍。ROE改善が進めばPBR1.2倍超への修正が期待される
- 予想PER13.1倍の低さが相対的な割安感継続影響弱
実績PER15.55倍に対し予想PER13.1倍。相対的な低PERが買いを誘う
- 配当利回り3.09%が株価下支え通年影響弱
配当利回り3.09%で、安定配当が下値支えとなる
- 地方経済の縮小
人口減少や企業の東京集中で、貸出需要の長期的な減少が避けられない
- 競争激化で利ざや縮小
ネット銀行や大手行の地方進出により、貸出金利の低下圧力が続く
- 外部環境に敏感
日銀の政策変更や市場変動で、保有有価証券の評価損が発生する恐れがある
- 株価は1年で73%上昇、過熱感不定影響弱
1年間で73.22%上昇。高値警戒の利益確定売りで調整リスク
- 純利益増益率の鈍化が失望材料決算発表後影響中
純利益は277→358→437億円と増加も、伸び率は29%→22%へ鈍化
- ROE8.15%ではPBR1.19倍が割高通年影響中
PBR1.19倍に対しROE8.15%。ROE改善が無ければバリュエーション修正は進みにくい
- 外国人持ち株比率17.7%で需給が薄い継続影響弱
外国人保有比率17.7%と低く、売り圧力がかかると需給ギャップが拡大しやすい
- 貸出金利回り
- 金利上昇が収益に与える影響を測る重要な指標
- 預貸率
- 資金運用効率の変化を把握するため
- 有価証券評価損益
- 金利変動による財務への影響を確認するため
- 自己資本比率
- リスク耐性と資本の健全性を評価するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり70円で、前期から+20.8%。いまの株価に対する利回りは2.93%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 24 | — | 90.8 |
| 2023年3月 | 27 | 12.5 | 53.0 |
| 2024年3月 | 37 | 37.0 | 58.9 |
| 2025年3月 | 48 | 29.7 | 66.6 |
| 2026年3月 | 58 | 20.8 | 259.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥70
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ106,206人。区分でいちばん多いのは金融機関で28.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.5%を占め、残る44.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 40.1 | 39.6 | 35.9 | 36.1 | 35.7 | 28.8 |
| 事業法人 | 29.4 | 29.1 | 27.6 | 26.4 | 25.8 | 26.6 |
| 個人・その他 | 15.8 | 17.9 | 20.7 | 21.4 | 22.5 | 23.3 |
| 外国法人 | 13.0 | 11.6 | 13.3 | 12.9 | 13.3 | 17.7 |
| 証券会社 | 1.8 | 1.9 | 2.6 | 3.2 | 2.6 | 3.5 |
| 自己株式 | 0.6 | 0.6 | 0.5 | 2.7 | 2.6 | 2.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 12.80 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.85 |
| 03 | 明治安田生命保険相互会社 | 2.69 |
| 04 | シーピー化成株式会社 | 2.44 |
| 05 | 住友生命保険相互会社 | 1.98 |
| 06 | ひろぎんホールディングス従業員持株会 | 1.94 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 1.58 |
| 08 | 株式会社伊予鉄グループ | 1.42 |
| 09 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 | 1.30 |
| 10 | 白牡丹酒造株式会社 | 1.24 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で+111%、1株純資産は6期で+14%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 69 | 1,664 | 4.3 | 9.8 | 39.6 |
| 2022年3月 | 74 | 1,597 | 4.5 | 8.8 | 90.8 |
| 2023年3月 | 40 | 1,603 | 2.5 | 15.6 | 53.0 |
| 2024年3月 | 90 | 1,761 | 5.3 | 12.1 | 58.9 |
| 2025年3月 | 119 | 1,679 | 6.9 | 10.2 | 66.6 |
| 2026年3月 | 146 | 1,905 | 8.2 | 11.8 | 259.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額230百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 池田晃治 | 代表取締役 会長 | 73 |
| 部谷俊雄 | 代表取締役 社長 | 66 |
| 清宗一男 | 取締役 専務執行役員 | 63 |
| 横見真一 | 取締役 専務執行役員 | 61 |
| 廣江裕治 | 取締役 専務執行役員 | 59 |
| 新免慶憲 | 取締役 | 69 |
| 松村はるみ | 取締役 | 72 |
| 青木龍一 | 取締役(監査等委員) | 59 |
| 谷宏子 | 取締役(監査等委員) | 71 |
| 北村俊明 | 取締役(監査等委員) | 70 |
| 大隈郁仁 | 取締役(監査等委員) | 68 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 31 | 87 | 150 | 30 |
| 社外取締役 | 5 | — | 51 | 51 | 10 |
| 監査等委員 | 2 | — | 29 | 29 | 15 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容681字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,510字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,909字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)18,397字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-17
- 半期報告書半期報告書-第6期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-21
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-18
- 半期報告書半期報告書-第5期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-22
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-04
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