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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ひろぎんホールディングス

Hirogin Holdings, Inc.7337 · Prime · 銀行業

広島銀行を中核とする地域金融グループ。リース・クレジットカードなど非銀行業務も展開し、地域密着型の総合金融サービスを提供。

概要

ひろぎんホールディングスは、2020年10月に広島銀行の単独株式移転により設立された銀行持株会社である。広島市中区紙屋町に本社を置き、広島銀行を中核に、リース、クレジットカード、信用保証、IT関連など多様な金融サービスをグループ展開する。連結従業員数3,708人、2026年3月期の連結経常収益は2,512億円、親会社株主に帰属する当期純利益は437億円。

広島銀行を中核とする銀行業務の収益構造

連結経常収益の大部分を銀行業が占める。2026年3月期の銀行業セグメントの経常収益は2,157億円(全体の85.9%)、セグメント利益は569億円である。広島銀行は広島県を中心に岡山・山口・愛媛の地元4県に店舗網を持ち、個人・法人向けに預金、貸出、為替、有価証券投資を提供。貸出金残高は8兆1,930億円、預金等残高は9兆6,273億円に達する。金利上昇を追い風に資金運用収益が増加し、2年連続で過去最高益を更新した。

リース・その他金融分野への事業多角化

銀行業務以外に、リース業(ひろぎんリース)が機械設備や車両のリースを提供し、2026年3月期の経常収益は237億円、セグメント利益は14億円である。その他の金融関連業務には、クレジットカード(ひろぎんクレジットサービス)、信用保証、金融商品取引、債権管理回収、コンサルティング、投資、IT関連などが含まれる。これらの収益はグループ全体で288億円(その他セグメント)となり、非銀行収益の拡大がグループの安定性を高めている。

地元4県に集中する地域密着型経営

当社グループの営業基盤は広島県に加え、岡山県、山口県、愛媛県の4県である。2024年4月に策定した中期計画2024では、地域の活性化を最重要課題とし、街づくり・地域開発への関与、環境ファイナンスの実行、人材紹介などの非金融サービスにも積極的に取り組む。地域活性化指標として5項目を設定し、進捗に応じて目標を上方修正している。行政や地域社会との連携を強め、地域総合サービスグループとしての役割を果たす方針である。

持株会社体制によるグループ統治

当社は2020年10月の設立以来、子会社24社と関連会社4社を擁する純粋持株会社として機能する。グループ一体経営を推進し、銀行・リース・クレジット・IT・人材などの各子会社の強みを活かしたクロスセルとシナジー創出を図る。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。連結経営指標としてROEやBPSを目標に掲げ、株主還元と成長投資のバランスを重視する。

業界の中での役割は地域金融グループ(銀行持株会社)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,512億円
経常利益
620億円
利益率
24.7%
純利益
437億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

株式会社広島銀行が預金、貸出、有価証券投資、為替等の銀行業務を展開。広島県を中心に店舗ネットワークを有し、地域の個人・法人向け金融サービスを提供。

主な製品・サービス3
預金業務
普通預金、定期預金等の預金商品。個人・法人向けに提供。
貸出業務
事業性融資、住宅ローン、カードローン等の貸付。地域企業の資金需要に対応。
為替業務
国内外の送金、貿易決済等の為替取引。

02リース業準主力

ひろぎんリース株式会社が機械設備・車両等のリース業務を提供。法人顧客の設備投資ニーズに対応。

主な製品・サービス1
リース業務
各種設備・車両のリース契約。購入に代わる資金調達手段として提供。

03その他金融関連業務副次

子会社・関連会社が金融商品取引、債権管理回収、コンサルティング、投資、IT関連、信用保証、クレジットカード等の多様な金融サービスを提供。グループ全体でワンストップの金融ソリューションを実現。

主な製品・サービス3
クレジットカード業務
クレジットカードの発行・決済処理。グループ内外で利用可能。
信用保証業務
融資に対する保証サービス。個人の住宅ローン等に付帯。
金融商品取引業務
有価証券の売買・仲介等。投資商品の提供。

製品と技術

預金・貸出を基軸とするリテールバンキング

広島銀行が提供する預金業務は、普通預金、定期預金など個人・法人向けの幅広い商品をそろえる。貸出業務では、事業性融資、住宅ローン、カードローンを中心に地域の資金需要に応じる。2026年3月期末の貸出金残高は8兆1,930億円、預金等残高は9兆6,273億円。貸出金利回りは1.27%で、金利上昇により前年から0.17ポイント改善した。

リース事業による設備投資支援

ひろぎんリース株式会社は、機械設備・車両等のリース契約を法人顧客に提供する。購入に代わる資金調達手段として、設備投資の負担を軽減する。2026年3月期のリース業セグメントの経常収益は237億円で、グループ全体の9.4%を占める。リース物件の管理・保守サービスも併せて行い、顧客の事業継続を支援する。

クレジットカード・信用保証による個人金融サービス

ひろぎんクレジットサービス株式会社(2023年に保証・カードを統合)は、クレジットカードの発行・決済処理と、住宅ローン等の融資に対する保証業務を手がける。カードはグループ内外で利用可能で、地域の消費活動を支える。信用保証は個人の住宅購入や事業者向け融資に付帯し、リスクを軽減する。

ITソリューションズによるグループのデジタル化

ひろぎんITソリューションズ株式会社は、グループ各社のシステム開発・運用、および地域企業向けのITコンサルティングを提供する。銀行業務のデジタル化や業務効率化を支援し、グループ全体の競争力向上に寄与する。また、フィンテック領域の新技術導入も視野に入れている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

広島地盤の銀行持株会社、地域密着で上位

広島県を地盤とする銀行持株会社で、地元経済との結び付きが強みだ。同業他社と比べ、営業収益は増加基調にあり、特に2026年3月期には2512億円と前期比約25%増を見込む。中でもいよぎんホールディングスやちゅうぎんフィナンシャルグループなど、地域銀行同士の競争が激しい中国・四国エリアで、地元シェアの確保が重要となる。一方で、しずおかフィナンシャルグループなど静岡地盤の銀行と比べると、人口減少や低金利環境の影響を受けやすい。今後は地元企業への融資だけでなく、地域の成長分野への投資やデジタル化推進が課題となる。

強み

  • 広島県を中心に強固な顧客基盤を持ち、地域経済の動向を捉えた融資を展開している。
  • 直近の売上高は増加傾向にあり、特に直近年度では前期比約25%増を見込む成長性を示す。
  • 中国地方で主要な銀行の一角を占め、地域シェアの維持・拡大に注力している。
  • 近隣の地銀と連携し、地域活性化や業務効率化を図る可能性を持っている。

課題

  • 地盤とする地域の人口減少が進み、融資需要や預金の伸びが鈍化するリスクがある。
  • 低金利が長期化し、利ざやの確保が難しくなる中で収益力の維持が課題。
  • いよぎんやちゅうぎんなど同業との競争が激しく、差別化戦略が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字がひろぎんホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15838楽天銀行1.1兆円15.0倍
28729ソニーフィナンシャルグループ1.1兆円20.5倍
38377ほくほくフィナンシャルグループ1.0兆円17.2倍
48418山口フィナンシャルグループ7,503億円20.3倍
57180九州フィナンシャルグループ7,395億円18.2倍
67337ひろぎんホールディングス7,296億円16.4倍
77189西日本フィナンシャルホールディングス7,242億円0.0倍
87327第四北越フィナンシャルグループ7,200億円16.3倍
95832ちゅうぎんフィナンシャルグループ6,509億円15.8倍
108368百五銀行6,076億円21.7倍
118358スルガ銀行5,770億円14.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

広島銀行の単独株式移転による持株会社設立(2020年)

2020年5月、株式会社広島銀行は単独株式移転の方法による持株会社設立のため株式移転計画書を作成。同年6月の定時株主総会で承認を得て、10月1日に当社(ひろぎんホールディングス)が設立され、広島銀行はその完全子会社となった。持株会社体制への移行により、グループ経営の効率化と事業多角化の基盤が整えられた。

子会社拡充と本社移転(2021年)

2021年1月、IT関連業務を担うひろぎんITソリューションズ株式会社を子会社化。同年3月にはリース事業の中核であるひろぎんリース株式会社を子会社化し、非銀行収益の拡大を加速。さらに4月、本社を広島市中区紙屋町に移転し、グループの中枢機能を集約した。

組織再編とプライム市場移行(2022年)

2022年3月、子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを子会社化し、翌4月に吸収合併。これにより人材派遣・業務委託事業を強化した。同年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行し、上場企業としてのガバナンス水準を向上させた。

保証・カード事業の統合と関連会社化(2023年)

2023年4月、子会社のひろぎん保証株式会社とひろぎんカードサービス株式会社を合併し、ひろぎんクレジットサービス株式会社を設立。信用保証とクレジットカード業務を一体化し、個人向けサービスの効率化を図った。同年9月には信愛トータルサービス株式会社を持分法適用関連会社化し、地域サービス網を拡大した。

新子会社設立と中期計画策定(2024年)

2024年1月、保険販売やライフプラン支援を目的とするひろぎんライフパートナーズ株式会社を設立。同年4月には、2024年度から2028年度までの5か年を計画期間とする中期計画2024を策定し、地域活性化指標と経営指標を掲げた。金利上昇環境を追い風に、連結ROEの目標を段階的に上方修正していった。

過去最高益の更新と将来への布石(2024~2026年)

2025年3月期の連結当期純利益は358億円、2026年3月期は437億円と2年連続で過去最高を更新。2026年4月には、子会社のひろぎんエリアデザイン株式会社がひろぎんリージョナルアドバイザーズ株式会社を設立する計画を開示し、地域開発・再生可能エネルギー事業への参入を視野に入れる。グループは引き続き非金融分野への事業拡大を進めている。

年表14件を開く

2020年代

  • 2020年5月創業株式会社広島銀行の単独株式移転の方法による持株会社設立に向けて「株式移転計画書」を作成
  • 2020年6月創業株式会社広島銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議
  • 2020年10月M&A株式会社広島銀行が単独株式移転により当社を設立し、同行がその完全子会社となる
  • 2021年1月M&AひろぎんITソリューションズ株式会社を子会社化
  • 2021年3月M&Aひろぎんリース株式会社を子会社化
  • 2021年4月本社を広島市中区紙屋町へ移転
  • 2022年3月M&A子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを子会社化
  • 2022年4月M&A子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを吸収合併
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年4月M&A子会社のひろぎん保証株式会社とひろぎんカードサービス株式会社を合併し、名称をひろぎんクレジットサービス株式会社に変更
  • 2023年9月信愛トータルサービス株式会社を持分法適用関連会社化
  • 2024年1月子会社のひろぎんライフパートナーズ株式会社を設立
  • 2024年4月「中期計画2024」を策定
  • 2026年4月子会社のひろぎんエリアデザイン株式会社がひろぎんリージョナルアドバイザーズ株式会社を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結ROE2028年度まで11.0%以上
  • 女性管理職比率2030年度まで25%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    地元4県での地域課題解決

    広島県を中心とする地元4県において、地域社会・顧客のあらゆる課題解決に取り組み、地域活性化へ積極的にコミットすることでグループの持続的成長を図る。

  2. 02

    業務軸の深化と拡大による新事業投資

    既存業務のクオリティ向上に加え、ストラクチャー見直しや新事業への積極的投資など新たなリスクテイクを行い、地域活性化に取り組む。

  3. 03

    地域開発ビジネスの強化

    不動産関連ファイナンスや行政・再開発事業者へのコンサルティングを軸に、企画・資金調達・融資・出資・REIT組入れまで一貫提供する体制を構築し収益成長を図る。

  4. 04

    3つのX(SX・DX・AX)への取組み

    SXではカーボンニュートラルとサステナブルファイナンス、DXでは生成AI活用や基幹系システム移行、AXでは楽天グループなどとの協業による事業拡大を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で3,708人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,118万円で、5期前と比べて+2.0%平均年齢は50.4歳、平均勤続年数は25.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2021年3月1,09646.023.13,813
2022年3月1,21846.723.73,798
2023年3月96246.721.23,739
2024年3月89246.720.73,682
2025年3月1,04048.122.93,689
2026年3月1,11850.425.43,708

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 13 / 海外 0、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 広島市中区373億円
銀行業 — 広島県233億円
銀行業 — 広島市中区 ほか189億円
銀行業 — 広島市西区7,080百万円
リース業 — 広島市中区 ほか5,792百万円
銀行業 — 岡山県4,222百万円
銀行業 — 山口県2,377百万円
銀行業 — 広島市中区 ほか20ヵ所2,247百万円
銀行業 — 愛媛県1,930百万円
銀行業 — 広島市中区1,623百万円
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱広島銀行
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎん証券㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎんリース㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    しまなみ債権回収㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎん ヒューマンリソース㈱
    広島市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎん エリアデザイン㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎんキャピタル パートナーズ㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎん ITソリューションズ㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    ひろぎん ライフパートナーズ㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎん クレジットサービス㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎん ビジネスサービス㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ひろぎん リートマネジメント㈱
    広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • 信愛トータルサービス㈱広島市中区40%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,512億円経常利益620億円前期と比べると増収増益で、売上が+24.7%、利益が+18.8%。

売上高
+24.7%
2,512億円
経常利益
+18.8%
620億円
純利益
+22.1%
437億円
利益率
24.7%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,512億円
純利益510億円437億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は742億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+59.6%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q420−17
2024年1Q46597
2024年2Q4756513.769
2024年3Q46867
2024年4Q45344
2025年2Q959727.5184
2025年4Q1,055174
2026年2Q1,104696.3204
2026年4Q1,408233
2027年1Q742141

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 6期分

2021年3月期からの6期で、経常収益は1,155億円から2,512億円へ2.2倍に増えた。経常利益率は26.8%から24.7%になった。経常収益は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
ひろぎんITソリューションズ株式会社を子会社化
2021年3月1,15531026.8216
子会社のひろぎんヒューマンリソース株式会社が株式会社マイティネットプラスを子会社化
2022年3月1,46127118.5229
子会社のひろぎん保証株式会社とひろぎんカードサービス株式会社を合併し、名称をひろぎんクレジットサービス株式会社に変更
2023年3月1,60218811.7125
子会社のひろぎんライフパートナーズ株式会社を設立
2024年3月1,86134218.4277
2025年3月2,01452225.9358
子会社のひろぎんエリアデザイン株式会社がひろぎんリージョナルアドバイザーズ株式会社を設立
2026年3月2,51262024.7437

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益2,512億円のうち、経常利益として残るのは620億円24.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は437億円、売上の17.4%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金75.3%1,892億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.7%620億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
24.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.9pt
17.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.3pt
8.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2026年3月期は営業CFが−3,452億円、投資CFが−2,028億円で、差し引きのフリーCFは−5,480億円期末の手元現金は1.1兆円

決算期営業CF兆円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2021年3月1.49−3,704−932.57
2022年3月0.22−1,983−2262.57
2023年3月−0.47658−812.15
2024年3月0.78−1,194−1592.80
2025年3月−0.90−2,025−1771.69
2026年3月−0.35−2,028−2091.12

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 6期分

2026年3月期の総資産は12.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が5,688億円で、自己資本比率は4.7%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2021年3月11.015,16910.494.7
2022年3月11.604,96211.114.3
2023年3月11.504,98611.004.3
2024年3月12.795,35212.264.2
2025年3月12.135,04611.634.2
2026年3月12.215,68811.644.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
4,522億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
11.6兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り79社中10位あたり、逆に低いのは自己資本比率79社中48位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.2%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.7%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
24.7%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,389.5で、1年前と比べて+72.8%過去52週の値幅のなかでは96%の位置にある。

¥2,389.5-1.3%1ヶ月+10.1%1年+72.8%時価総額7,296億円
過去52週の値幅
安値¥1,347高値¥2,429

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.4倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR1.17倍
配当利回り2.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2300.5円と、25日移動平均線(2266.42円)を1.5%上回り、75日線(2141.53円)も上回る。1ヶ月で+1.32%、年初来では+68.98%の上昇。52週高値(2406.5円)には約4%の距離。8月18日に2394.5円まで上昇したが、その後は調整し、8月21日は+1.37%と反発。出来高は直近は54万株と、8月4日の153万株から減少しているが、安定した商い。RSIは59.25で中立。地方銀行セクターへの資金流入が続き、堅調な推移。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 58/100)

PER 15.79倍は業界平均16.97倍を下回り、PBR 1.13倍は平均0.98倍を上回る。銀行業ではPBR1倍超はやや割高感があるが、ROE 8.15%は同業他社と比べ高い。配当利回り3.04%は平均2.38%を上回り魅力的。ただし配当性向259.46%と異常に高く、持続可能性に懸念。今期予想PER 13.3倍と収益改善期待もあり、総合的にはほぼ妥当。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.4倍17.5倍
PER (予想)13.8倍
PBR1.17倍1.01倍
ROE8.2%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地銀再編や金利上昇を背景に、収益改善期待が高まる一方、地方経済の縮小や競争激化、日銀のマイナス金利解除による恩恵の持続性が課題となる。強気派は、貸出金利の上昇と業務効率化による収益拡大、さらに再編・提携による規模メリットを評価する。弱気派は、人口減少による貸出需要の低迷や、競争激化による貸出スプレッド縮小、株式市場の変動による含み益リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇で利ざや改善

    マイナス金利解除に伴い貸出金利が上昇し、預貸金利ざやの拡大が見込める

  • 再編で規模メリット

    地域他行との経営統合や提携によるコスト削減・収益基盤強化の可能性がある

  • 株主還元の強化

    増配や自社株買いによる株主還元策が評価され、株価上昇につながっている

  • 2026/3期純利益437億円と2期連続の増益決算発表後影響

    純利益は358億円→437億円で前期比22%増、増益継続により予想PER13.1倍が視野

  • ROE8.15%の改善でPBR1.19倍の再評価余地通年影響

    ROE8.15%、PBR1.19倍。ROE改善が進めばPBR1.2倍超への修正が期待される

  • 予想PER13.1倍の低さが相対的な割安感継続影響

    実績PER15.55倍に対し予想PER13.1倍。相対的な低PERが買いを誘う

  • 配当利回り3.09%が株価下支え通年影響

    配当利回り3.09%で、安定配当が下値支えとなる

マイナスに働く材料7
  • 地方経済の縮小

    人口減少や企業の東京集中で、貸出需要の長期的な減少が避けられない

  • 競争激化で利ざや縮小

    ネット銀行や大手行の地方進出により、貸出金利の低下圧力が続く

  • 外部環境に敏感

    日銀の政策変更や市場変動で、保有有価証券の評価損が発生する恐れがある

  • 株価は1年で73%上昇、過熱感不定影響

    1年間で73.22%上昇。高値警戒の利益確定売りで調整リスク

  • 純利益増益率の鈍化が失望材料決算発表後影響

    純利益は277→358→437億円と増加も、伸び率は29%→22%へ鈍化

  • ROE8.15%ではPBR1.19倍が割高通年影響

    PBR1.19倍に対しROE8.15%。ROE改善が無ければバリュエーション修正は進みにくい

  • 外国人持ち株比率17.7%で需給が薄い継続影響

    外国人保有比率17.7%と低く、売り圧力がかかると需給ギャップが拡大しやすい

次の決算で確かめる点
貸出金利回り
金利上昇が収益に与える影響を測る重要な指標
預貸率
資金運用効率の変化を把握するため
有価証券評価損益
金利変動による財務への影響を確認するため
自己資本比率
リスク耐性と資本の健全性を評価するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+20.8%いまの株価に対する利回りは2.93%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
2.93%
いまの株価に対して
配当性向
259.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年3月2490.8
2023年3月2712.553.0
2024年3月3737.058.9
2025年3月4829.766.6
2026年3月5820.8259.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ106,206人。区分でいちばん多いのは金融機関28.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.5%を占め、残る44.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関40.139.635.936.135.728.8
事業法人29.429.127.626.425.826.6
個人・その他15.817.920.721.422.523.3
外国法人13.011.613.312.913.317.7
証券会社1.81.92.63.22.63.5
自己株式0.60.60.52.72.62.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.80
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.85
03明治安田生命保険相互会社2.69
04シーピー化成株式会社2.44
05住友生命保険相互会社1.98
06ひろぎんホールディングス従業員持株会1.94
07日本生命保険相互会社1.58
08株式会社伊予鉄グループ1.42
09JP MORGAN CHASE BANK 3857811.30
10白牡丹酒造株式会社1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 6期分

1株利益は6期で+111%、1株純資産は6期で+14%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2021年3月691,6644.39.839.6
2022年3月741,5974.58.890.8
2023年3月401,6032.515.653.0
2024年3月901,7615.312.158.9
2025年3月1191,6796.910.266.6
2026年3月1461,9058.211.8259.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額230百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
池田晃治代表取締役 会長73
部谷俊雄代表取締役 社長66
清宗一男取締役 専務執行役員63
横見真一取締役 専務執行役員61
廣江裕治取締役 専務執行役員59
新免慶憲取締役69
松村はるみ取締役72
青木龍一取締役(監査等委員)59
谷宏子取締役(監査等委員)71
北村俊明取締役(監査等委員)70
大隈郁仁取締役(監査等委員)68

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5318715030
社外取締役5515110
監査等委員2292915

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容681字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社24社及び関連会社4社で構成され、銀行業務を中心にリース業務、金融商品取引業務、債権の管理・回収業務、コンサルティング業務、投資業務、IT関連業務、信用保証業務、クレジットカード業務等を行っております。 当社は、当社の子会社に係る経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。 当社グループの事業の内容は次のとおりであります。事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (銀行業) 株式会社広島銀行の本店ほか支店等において、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務及び為替業務等を行っております。 (リース業) ひろぎんリース株式会社において、リース業務等を行っております。 (その他) その他の当社の子会社・関連会社において、金融商品取引業務、債権の管理・回収業務、コンサルティング業務、投資業務、IT関連業務、信用保証業務、クレジットカード業務等を行っております。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。 〔事業系統図〕                                                                       2026年3月31日現在
経営方針・対処すべき課題5,510字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、2020年10月1日に、広島銀行の単独株式移転により設立されました。 当社グループは、パーパス、経営理念及びブランドスローガンを以下のとおりとし、グループ一体経営及びグループ内連携を更に強化するとともに、グループ各社の特長・強みを活かすことで、グループシナジーの最大化を図り、「地域社会および地域のお客さまへの更なる貢献」と「当社グループの持続的成長および企業価値の向上」の実現を図ってまいります。 〔当社グループの理念体系〕 〔ブランドスローガン〕 (2) 中長期的な会社の経営戦略 地域経済、金融機関を取り巻く環境がより一層変容していく転換期に差し掛かっており、<地域総合サービスグループ>として、地域活性化につながる取組みを、従来以上に強化していく必要があると認識しております。 そのため、当社グループが経営基盤を置く地域の「10年後の求められる地域像」を考えるとともに、「10年後の当社グループの目指す姿」を定めました。この「目指す姿」の実現に向け、バックキャスティングの考え方のもと、前半の5年間(2024年4月から2029年3月まで)を計画期間とする「中期計画2024」を策定しました。 「中期計画2024」では、広島県を中心とした地元4県(岡山県、山口県、愛媛県)マーケットにおいて、地域社会・お客さまのあらゆる課題の解決に徹底的に取り組み、地域の発展に積極的にコミットすることで、グループの持続的成長を図ってまいります。 当社グループでは、「10年後の求められる地域像」(=活力ある地域)の実現に向け、取り組むべき事項を整理するにあたり、マテリアリティ(地域の優先取組課題)を明確化しております。 マテリアリティに対して、以下の戦略を展開することで、社会課題の解決(インパクト創出)・当社グループの持続的成長(企業価値向上)につなげてまいります。 具体的には、既存業務のクオリティ向上(業務軸の深化)に加え、地域・お客さまのニーズに対応すべく、ストラクチャーの見直し・新事業への積極的な投資(業務軸の拡大)等、新たなリスクテイクを行い、地域活性化に取り組んでまいります。これらの取組みを通じて当社グループとして「地力」をつけ、「成長投資」「健全性」「株主還元」をバランスさせる中、企業価値の向上を図ってまいります。 (3) 目標とする経営指標 「中期計画2024」では、マテリアリティのうち、特に注力すべき事項について、「地域活性化指標」を定め、行政・地域社会と連携し取り組むこととしております。 「地域活性化指標」の達成に向けた当社グループの取組みとして、5項目を掲げ取り組んでおりますが、当初計画を上回って進捗している「街づくり・地域開発への関与件数」「環境ファイナンス実行額」について、2025年5月に上方修正し、2026年5月には「人材紹介の件数」を上方修正いたしました。 また、継続的かつ着実な利益(内部留保)の積上げと株主還元のバランスの取れた経営を展開する中、2028年度における当社グループの「経営指標」を掲げております。 2025年5月には、「中期計画2024」策定時に比べ国内市場金利が大きく変化していることなどを踏まえ、「連結ROE」について上方修正いたしました。更に、2025年12月に実施した社債発行及び広島銀行への増資によるリスクテイク余力の拡大を背景にした貸出金残高の増加、有価証券ポートフォリオの入れ替えによる有価証券運用の収益力強化など、「中期計画2024」における各種取組みが順調に進捗していることに加え、今後の国内市場金利などの市場環境も勘案し、2026年5月に「連結ROE」について再度上方修正するとともに、「連結BPS」についても上方修正いたしました。 (参考) 「中期計画2024」における金利シナリオは、日本銀行政策金利1.00%としておりましたが、今後の市場環境を踏まえ、日本銀行の政策金利が段階的に1.50%へ上昇するシナリオに見直しました。 貸出金残高の増加、有価証券運用の収益力強化など、「中期計画2024」における各種取組みが順調に進捗していることに加え、上記マーケットシナリオの見直しも踏まえ、以下に記載の利益水準を目指してまいります。 (4) 経営環境 2025年度のわが国経済は、米国の関税政策等の影響を受けて、輸出や生産が横這い圏内の動きにとどまったものの、底堅い企業業績と人手不足を背景に設備投資が増加したほか、所得改善の中で個人消費が持ち直しつつあるなど、緩やかながら回復基調を辿りました。この間、日本銀行は利上げを実施するなど、金融政策の正常化に向けた動きが進展しました。 ただし、中東情勢の緊迫化に伴う物価上昇の再加速や景気の下振れ懸念、米国の通商政策や日中関係の行方、さらには為替動向など、先行きの不確実性は高まっています。 当地方の経済は、物価上昇の中で個人消費は足踏み感の強い展開が続いたものの、設備投資が高水準で推移し、主力の自動車産業を中心に輸出や生産が上向きつつあるなど、持ち直しに向けた動きがみられました。 (5) 対処すべき課題 国内では「金利のある世界」が定着する中、当社グループの収益環境にとって確かな追い風となっています。こうした環境を受け、2025年度は過去最高益を2年連続で更新するなど、収益力は着実に向上しています。 当社グループは、「地域の成長なくして、当社グループの成長なし」との考えのもと、「中期計画2024」において「活力ある地域の実現」を掲げ、地域とともに成長することで、持続的な企業価値の向上を目指しています。その実現に向け、<地域総合サービスグループ>として、金融分野にとどまらず、非金融分野も含め、お客さまの多様なニーズに応える態勢を構築してきました。 2026年度は、中期計画の折り返しとなる3年目にあたります。これまでの2年間で整備してきた態勢を最大限に活用し、地域社会やお客さまの課題解決を通じて、地域経済及び当社グループの成長に向けた確かな成果へとつなげてまいります。 ①価値創造に向けた取組み 当社グループは、「お客さま本位の業務運営」を基本とし、「活力ある地域の実現」及び「お客さまの成長・発展」に向けて各種施策に取り組んでいます。 個人分野においては、お客さまの豊かな将来の実現に向けた資産形成を支援しています。ファンドラップや積立投資信託といった継続的な資産運用は広島銀行が担い、株式や投資信託を中心とした対面での高度なコンサルティングはひろぎん証券が提供するなど、より高度な資産運用サービスを提供してまいります。 法人分野においては、貸出金やエクイティによる資金供給に加え、広島銀行の強みである事業性評価を起点としたソリューション提案を強化し、M&Aや事業承継支援などの取組みを拡充しています。地元の基幹産業である造船業は、日本政府の「17の成長戦略分野」の一つとして、2035年までに国内の船舶建造量を2024年比の約2倍(約1,800万総トン)に引き上げる目標が掲げられています。今後官民による1兆円規模の投資が見込まれており、こうした事業機会の拡大を背景に、長年培ってきた実績と高度な専門性を活かし、地元企業の成長を積極的に支援してまいります。 また、不動産関連ファイナンスや行政・再開発事業者等へのコンサルティング等を軸とした「地域開発ビジネス」を注力分野と位置づけ、取組みを強化しています。企画・構想段階ではひろぎんエリアデザインが行政と連携のうえ、事業構想の具体化を支援しています。加えて、2026年4月に新設したひろぎんリージョナルアドバイザーズが資金調達設計等を担い、広島銀行、ひろぎんキャピタルパートナーズ、ひろぎんリートマネジメントがそれぞれ融資・エクイティ出資・REIT組入れを担うことで、ワンストップでの対応が可能となっています。さらに、2026年4月には当社内に「地域開発ビジネス統括グループ」を新設し、グループ横断での推進体制を強化しました。入口から出口まで一貫したサービス提供を強みとして、地域の持続的な発展への貢献とともに、収益成長を支える分野として取り組んでまいります。 ②経営基盤強化に向けた取組み 企業価値の向上に向けて、資本を効果的に活用し収益性を高めていくことの重要性が一層高まる中、当社グループでは、リスク・アセット対比収益性(RORA)を重視した経営管理を徹底しています。 特に、「法人ソリューション」、「船舶ファイナンス」、「地域開発ビジネス」、「有価証券運用」といった注力分野に対し、ヒト・モノ・カネといった経営資源を重点的に配分しています。なかでも「人財」は、特に重要な経営資源の一つと位置づけ、現中期計画では人的資本投資額を従来比で約2倍に拡大する計画としています。各種研修の充実やリスキリング支援の強化、外部トレーニーへの派遣などを通じて、人財の成長を促進し、組織の持続的な成長につなげてまいります。 また、貸出金の持続的な伸びを支えるため、預金の安定的な積上げにも注力しています。 個人分野では、ひろぎんアプリを軸とした非対面取引の強化や、土日も営業している「〈ひろぎん〉ライフコンサルプラザ」を通じて、お客さまとの接点拡大を図っています。加えて、遺言信託や遺産整理業務などを通じて資産承継ニーズに対応し、相続預金の都市部への流出防止につなげています。 法人分野においては、「〈ひろぎん〉ビジネスポータル」などを活用し、各種取引のデジタル化による決済口座の利用拡大を図るとともに、お取引先企業の従業員の給与振込口座の獲得を通じて安定的な預金獲得に努めています。 ③各種X(トランスフォーメーション:変革)への取組み 当社グループは、持続的な成長を実現するために3つのXへの取組みを強化しています。 SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)においては、自社のカーボンニュートラルへの取組みを加速するとともに、サステナブルファイナンスの提供に加え、お取引先企業とのエンゲージメントを通じて、脱炭素化に向けた取組みを後押ししています。 また、当社グループのDE&Iへの取組みとして、性別、年齢にとらわれない配置・登用を進めることで、2030年度に女性管理職比率25%程度の実現を目指しています。 加えて、広島県における転出超過という地域課題の解消に向け、当社グループが主体となって立ち上げた地元企業ネットワーク「HATAful(はたフル)」の活動を拡大しています。2026年4月に正式組織化し30社超が参画する中、各社との連携を強化し、多様な人財の活躍機会の創出や魅力ある働き方の実現に取り組んでいます。 DX(デジタル・トランスフォーメーション)においては、生産性の高い組織の構築に向けて、DX・IT投資を進めています。広島銀行では、生成AIの活用により融資業務における稟議書作成を効率化し、年間約5,200時間の業務削減効果を見込んでいます。加えて、IT基盤の高度化としてMEJAR※基幹系システムへの移行(2031年1月稼働予定)に向けた取組みを進めています。 AX(アライアンス・トランスフォーメーション)においては、楽天グループとの連携をはじめとした他社との協業を通じて、事業領域の拡大とサービスの高度化を図っています。また、ちゅうぎんフィナンシャルグループとのパートナーシップ協定のもと、カーボンニュートラルやDE&Iなど、地域の共通課題への取組みを同社と連携して進めてまいります。 現状、「中期計画2024」における各種取組みが順調に進捗していることに加え、今後の国内市場金利などの市場環境も勘案し、収益性の経営指標である連結ROE目標を見直しました。中期計画の最終年度である2028年度においては、従来の9.5%以上から引き上げ、11.0%以上の達成を目指してまいります。リスク・アセット対比収益性(RORA)を意識した経営を進める中、2026年3月末のROEは8.2%を達成し、連結PBRは1倍近傍まで改善しております。 一方で、この水準は到達点ではなく、新たな成長ステージへの出発点と位置づけています。 今後も、収益力の向上と資本効率の改善を通じて、PBR1倍超水準の安定的な維持・向上と持続的な企業価値の向上を図るとともに、ステークホルダーの方々の未来をひろげることに注力してまいります。 (※)「MEJAR」とは 「Most Efficient Joint Advanced Regional banking-system(最も効率的な先進的地方銀行共同システム)」の略。2022年11月、クラウド化を志向した次世代基幹系システムの構築に向け、横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行、七十七銀行、東日本銀行及びエヌ・ティ・ティ・データとの間で2010年1月から稼働を開始している共同利用システム(MEJAR)に参加し、6行によるシステム共同利用に向けた詳細検討を行うことで基本合意を実施。
事業等のリスク7,909字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (当社グループのリスク管理) 当社グループでは、グループ統合的リスク管理委員会及びグループ経営会議において、各種のリスクシナリオが顕在化する蓋然性並びに当社グループの経営成績及び財務状況等への影響度の評価を行い、取締役会において、今後1年間で最も注意すべきリスク事象をトップリスクとして認識しております。 2026年3月開催の取締役会にて選定した「トップリスク」は次のとおりです。 項目   リスク事象 気候変動による社会・環境等の変化   ・脱炭素社会への移行の対応費用増加等に伴う地元取引先の経営悪化による与信費用やリスク・アセットの増加・社会的要請への対応遅延等による社会的信用低下・異常気象の影響(設備毀損やサプライチェーン寸断等)に伴う地元取引先の経営悪化による与信費用やリスク・アセットの増加 等 米国の関税引き上げ   ・各国の対米輸出減少影響に伴う経済活動停滞や取引先企業等の業績悪化による与信費用やリスク・アセットの増加 急速なデジタル化   ・デジタルプラットフォーマーをはじめとした他業態の業務侵食による収益機会喪失・デジタル転換への対応が遅れることによる成長機会喪失 世界的な物価上昇の高止まりに伴う金融引締め強化による景気後退(スタグフレーション)   ・インフレに伴う経済活動停滞や取引先企業等の業績悪化による与信費用やリスク・アセットの増加並びに投資マインド低下による収益機会喪失・市場環境悪化による有価証券運用の収益悪化 地政学リスクの顕在化   ・エネルギー価格上昇に起因する物価上昇に伴う景気後退や取引先企業等の業績悪化による与信費用やリスク・アセットの増加並びに市場環境悪化による有価証券運用の収益悪化 ・サプライチェーン寸断等に伴う景気後退や取引先企業等の業績悪化による与信費用やリスク・アセットの増加並びに市場環境悪化による有価証券運用の収益悪化 人口減少   ・事業所数減少、産業構造転換、人財確保難等による収益機会喪失 システム障害(システム開発・設計ミス等)、サイバー攻撃発生   ・顧客に多大な影響を与える情報漏洩やシステム停止による社会的信用低下 AML(アンチ・マネー・ローンダリング)違反発生   ・マネー・ローンダリングやテロ資金供与対策の不備等による業務停止命令、課徴金支払、外貨資金ラインの喪失による社会的信用低下 (注)上記は認識しているリスクの一部であり、上記以外のリスクによっても経営上、特に重大な悪影響が生ずる可能性があります 当該トップリスクに関しては、経営計画におけるリスクアペタイト方針やリスク管理方針等において対応方針を定め、その対応方針に基づき当社及びその子会社において各種戦略・施策を展開するとともに、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要」に記載のリスク管理体制に基づき、リスク管理及び危機対応の体制を整備しております。 また、以下に記載したリスクのうち、信用リスク及び市場リスクについては、統計的手法であるバリュー・アット・リスクを用いて、一定の確率(信頼区間99.9%)のもと、一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を計測し、把握しております。 これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績・業務運営に影響を及ぼす可能性があるため、各リスクカテゴリー毎にリスクリミットを設定し、その合計額が自己資本の範囲内に収まるよう管理を行っております。 (特に重要なリスク) ・気候変動リスク 近年、国際機関や日本を含む世界各国政府が「脱炭素化社会への移行」に向けた取組みを加速させるなど、気候変動リスクへの対応は重要な課題となっております。 気候変動の影響による台風・豪雨等の自然災害は、その頻度及び損害が急速に増大しており、こうした「物理的リスク」が地域社会・経済にとって大きな脅威となっております。また、政府が地球温暖化対策として環境規制を導入する等、法務・税務面での規制強化に加え、当社グループが環境配意を怠ることでステークホルダーから見放されるといった「移行リスク」への対応が必要となっております。 こうした社会情勢の変化を受け、以下のリスクが顕在化する可能性があります。 ・当社グループの貸出先等における本社・工場等の被災や、低炭素社会への移行の対応の遅れ等による競争力の低下等に起因する経営状況の悪化等に伴う信用リスク ・各ステークホルダーが当社グループに期待する環境問題への取組みに係る基準を下回った場合等における、当社グループの資本・資金調達等ができなくなる、不利な条件での取引を余儀なくされる又は一定の取引を行うことができなくなる流動性リスク及び当社グループに対するネガティブな報道に起因する当社株価に悪影響を及ぼす風評リスク ・大規模な自然災害が発生し、当社グループの役職員や店舗等が被災した場合における、営業活動の停滞等による営業戦略が奏功しないリスク、業務継続に必要な人財が確保できない人的リスク及び有形資産リスク ・上記リスクの顕在化に起因する自己資本比率低下のリスク 当社グループでは、こうした気候変動リスクが経営に与える定量的な影響を把握するための取組みを行うとともに、地域のカーボンニュートラル実現に向けて、温室効果ガス排出量削減とサステナブルファイナンスの中長期目標を設定し、<地域総合サービスグループ>として本業を通じた取組みを進めております。 また、「SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)」に係る統括機能を強化するとともに、気候変動リスクへの対応等に係る開示・取組内容の拡充・高度化を図るため、「サステナビリティ統括部」を設置しております。 詳しくは、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 (その他重要なリスク) (1) 信用リスク 当社グループの不良債権は世界経済の変動、国内景気の動向、業種の盛衰、不動産価格、原材料価格高騰並びに株価・為替の変動及び貸出先の経営状況等によって増加する可能性があります。 当社グループでは不良債権に対し、貸出先の状況、差入れられた担保の価値及び経済全体に関する前提及び見積りに基づいて貸倒引当金を計上しております。また、大口債務者のうち、将来キャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、キャッシュ・フロー見積法により貸倒引当金を計上しております。 しかし、貸出先の経営状況の悪化、担保価値の下落等が貸倒引当金計上時の前提と大きく乖離する場合、貸倒引当金が不十分となり貸倒引当金の積み増しをせざるを得なくなる可能性があります。 また、経営状況が悪化した先に対し、債権放棄又は追加貸出等を行って支援をすることもありえます。さらに、担保権を設定した不動産又は有価証券等に対し、流動性の欠如や価格の著しい下落等を要因として担保権の執行が事実上できない可能性があります。 このような事態が生じた場合には当社グループの与信費用が増加し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループにおいては、こうしたリスクに対し、厳正な審査を実施するとともに、経営改善が必要となった取引先に対して、営業店と本店部の連携による資金繰り支援や各種補助金等の活用サポートに加え、広島銀行の「経営サポート室」を中心とした本業支援強化などの総合的な伴走型支援を行っております。また、広島銀行においては、貸出金ポートフォリオに占める割合を勘案する中、一定の業種に係るモニタリングを強化しております。 (2) 市場リスク 当社グループでは市場取引関連業務において、有価証券投資をはじめ様々な金融商品での運用を行っています。こうした活動には金利、為替レート、株価及び債券価格の変動等のリスクがあり、例えば以下のようなリスクが顕在化した場合には当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 項目   リスクシナリオ   対応策 金利変動のリスク   ・当社グループは国債等市場性のある債券を保有しています。国内外の金利が上昇した場合、当社グループが保有する国債をはじめとする債券のポートフォリオの価値が低下し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。加えて、金利が著しく低下した場合、適切な利回りが確保できない可能性があります。   ・流動性が高く安全性の高い資産への分散投資を基本とした適切な有価証券ポートフォリオ管理を徹底するほか、各種保有限度額や評価損益に対する損失管理ポイントの設定等による管理を徹底しております。・預貸金業務を含めた銀行全体の市場リスクの管理については、金利リスク量等の多面的なリスク分析を行い、統合的リスク管理委員会及びALM戦略委員会において、資産・負債の総合的な管理という観点から議論のうえ、運用・調達・リスクヘッジ方針の検討を行っております。 為替変動のリスク   ・当社グループの業務は為替レート変動の影響を受けます。円高が進行した場合には外貨建て取引の円換算額が目減りすることになります。さらに、資産及び負債の一部は外貨建てで表示されており、外貨建ての資産と負債の額が各通貨毎に同額で相殺されない場合又は適切にヘッジされていない場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 株価下落のリスク   ・当社グループは市場性のある株式を保有しています。株価が大幅に下落する場合には保有株式に減損又は評価損が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 流動性リスク 格付機関により当社及び広島銀行の格付けが引き下げられた場合、当社グループを含む日本の銀行及びその他の金融機関の財政状態が悪化した場合又は市場環境が悪化した場合、予期せぬ資金の流出等により、当社グループの資本・資金調達等ができなくなる、不利な条件での取引を余儀なくされる又は一定の取引を行うことができなくなる可能性があります。 このような事態が生じた場合には当社グループは資金調達費用の増加等により、市場取引関連業務及び他の業務の収益性が低下し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループでは、こうしたリスクに対し、一定の資金流出を前提とした運用・調達コントロールの実施や、市場性資金の調達状況及び市場からの評価等のモニタリングによる管理を徹底しております。 (4) オペレーショナルリスク 項目   リスクシナリオ   対応策 事務リスク   ・当社グループにおいて、大きな賠償につながるような事務事故が発生した場合、当社グループの評価に重大な影響を及ぼすとともに、当社グループの業績及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・事務規定に基づき厳正な事務処理を徹底し、事務事故の未然防止に努めております。 システムリスク   ・当社グループはコンピュータシステムの停止・誤作動又は外部からのサイバー攻撃、その他の不正アクセス、コンピューターウイルス感染が発生する等、重大なシステム障害が発生した場合、業務の停止や情報流出、それに伴う損害賠償の負担等が発生する可能性があります。その結果、当社グループの業績及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・グループシステムリスク管理規程に基づき、システムの安定稼働やセキュリティ対策に万全を期すほか、厳格な情報管理を行うなど運用面での対策を実施しております。・「システム企画課」を設置し、基盤システム・ネットワークの企画・運営・管理機能を一元化するとともに、「セキュリティ統括課」を設置し、巧妙化するサイバー攻撃に対するサイバーセキュリティ対応強化等のITガバナンスの高度化を進めております。 人的リスク   ・当社グループは多数の従業員を雇用しておりますが、人財の確保や育成が不十分である場合、当社グループの競争力や効率性が低下する等、当社グループの業績及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・グループ一体となった採用活動及び研修体系の構築を行うとともに、グループ内の人財交流、シニア人財の活用、DE&Iの推進、他業態等からの専門性の高いキャリア人財の採用等により、人財の戦略的配置を実施しております。・DE&Iに係る開示・取組内容の拡充・高度化を図るため、サステナビリティ統括グループ内に「DE&I統括室」を設置しております。・2025年7月から、グループ各社の魅力や従事者の働きがいの向上に向け、人事制度を大幅に改定しております。 コンプライアンスリスク   ・当社グループはコンプライアンスを経営の最重要課題の一つとして位置付け、態勢強化に努めておりますが、法令及び社会的規範等の遵守が十分でなかった場合や、それに起因する訴訟等が提起された場合、当社グループの評価に重大な影響を及ぼすとともに、当社グループの業績及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。また、マネー・ローンダリング、テロ資金供与及び拡散金融等の金融犯罪防止に係る態勢強化に努めておりますが、想定の範囲を超える大規模な金融犯罪等に利用された場合、業務の停止及び不測の損失等が発生するとともに、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・各種研修をはじめとした社内啓発を実施すること等により、法令及び社会的規範並びに各種ルール等遵守の徹底を図っております。 有形資産リスク   ・当社グループは、店舗等の有形資産を保有及び賃借しておりますが、自然災害や不法行為、不適切な資産管理等により、毀損、焼失又は劣化した場合、当社グループの業務遂行に支障をきたす可能性があります。また、保有する固定資産の使用目的の変更、収益性の低下及び価額の下落等が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・台風・水災や大地震・津波等を想定した対策の実施に加え、老朽化店舗や設備等への計画的な対応を行っております。 項目   リスクシナリオ   対応策 風評リスク   ・銀行業界及び当社グループに対するネガティブな報道、悪質な風説が流布された場合、それが正確かどうかにかかわらず又は当社グループに該当するか否かにかかわらず、当社の株価に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・透明性の高いディスクロージャーの実施に加え、風評リスクに関する情報の管理徹底を行っております。 (5) その他当社グループの業績等に影響しうる他のリスク ①自己資本比率低下のリスク 当社の連結自己資本比率並びに広島銀行の連結自己資本比率及び単体自己資本比率について、国内基準(4%)の維持が必要となります。 当社グループの自己資本比率は現在、要求される水準を上回っておりますが、要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなります。 当社グループの自己資本比率は以下のような要因により影響を受ける可能性があります。 ・株式を含む有価証券ポートフォリオ価値の下落 ・不良債権増加に伴う与信費用の増加 ・自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ・本項記載のその他の不利益な展開 ②退職給付債務等に関するリスク 当社グループの年金資産は現在、年金資産が退職給付債務に対して大幅な資産超過の状況にありますが、年金資産の時価が下落した場合、当社グループの年金資産の運用利回りが低下した場合又は予定給付債務を計算する前提となる数理上の前提・仮定に変更があった場合には損失が発生する可能性があります。また、年金制度の変更により過去勤務費用が発生する可能性があります。金利環境の変動その他の要因も年金の未積立債務及び年間積立額にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。 なお、将来の財政悪化リスクに備えるため、2022年度よりリスク対応掛金の拠出を開始しております。 ③規制変動リスク 当社グループは現時点の規制(法律、規則、政策、実務慣行、解釈等を含む)に従って業務を遂行しております。将来これらの規制の変更並びにそれらによって発生する事態が当社グループの業務遂行や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、どのような影響が発生しうるかについて、その種類・内容・程度等を予測することは困難であります。 ④競争に関するリスク 近年金融機関の業務における大幅な規制緩和やデジタル化の進展等により業態を超えた競争が激化してきております。また、当社グループの営業基盤である広島県ではメガバンク・近隣他行等の営業攻勢から競争が激化しております。 当社グループがこうした事業環境において競争優位を得られない場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤当社グループの営業戦略が奏功しないリスク 当社グループは収益基盤の強化のために様々な営業戦略を実施していますが、以下に述べるものをはじめとする様々な要因が生じた場合にはこれら戦略が功を奏しないか、当初想定していた結果をもたらさない可能性があります。 ・優良な貸出金の量の増大が進まないこと ・デジタル化への対応の遅れ等により金融仲介機能の源泉となる預金が十分に確保できないこと ・貸出金について適切な利回りが確保できないこと ・手数料収入の増加が期待通りの結果とならないこと ・デジタル化をはじめとした経費削減等の効率化を図る戦略が期待通りに進まないこと ・取引先への経営改善支援が期待通りに進まないこと ⑥地域の経済動向に影響を受けるリスク 当社グループは、広島県を中心とした地元4県(岡山県、山口県、愛媛県)を主要な営業基盤としていることから、これら地域経済の動向が当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦自然災害・感染症の発生によるリスク 当社グループは主に国内に営業拠点を有しており、各拠点において、豪雨災害をはじめとした自然災害や感染症等に係る想定をはるかに超える状況が発生し、当社グループの役職員、店舗等の設備及び取引先が被害を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧持株会社のリスク 当社は銀行持株会社であるため、その収入の大部分を傘下の銀行子会社から受領する配当金等に依存しております。一定の状況下で、様々な規制上又は契約上の制限により、その金額が制限される場合があります。また、銀行子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が生じた場合には、当社株主に対する配当の支払いが不可能となる可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 ・経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財務状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (経営成績) 連結経常収益は、貸出金利息及び有価証券利息配当金の増加により資金運用収益が増加したことから、前年度比499億円増加の2,512億円となりました。連結経常費用は、資金調達費用の増加に加え、国債等債券売却損の増加によりその他業務費用が増加したことから、前年度比400億円増加の1,891億円となりました。その結果、連結経常利益は前年度比99億円増加の620億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度比79億円増加の437億円となり、2年連続で過去最高益を更新しました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりとなりました。 「銀行業」の経常収益は前年度比471億円増加して2,157億円、セグメント利益は前年度比92億円増加して569億円となりました。 「リース業」の経常収益は前年度比7億円増加して237億円、セグメント利益は前年度並みの14億円となりました。 報告セグメントに含まれない「その他」の経常収益は前年度比128億円減少して288億円、セグメント利益は前年度比142億円減少して107億円となりました。 (財政状態) 総資産は前年度末比786億円増加の12兆2,105億円となり、負債は前年度末比145億円増加の11兆6,417億円となりました。また、純資産は前年度末比642億円増加の5,688億円となりました。 主要勘定の期末残高は、貸出金が前年度末比2,585億円増加の8兆1,930億円、預金等(譲渡性預金を含む)が前年度末比1,901億円増加の9兆6,273億円となりました。 (キャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、借用金の減少や貸出金の増加などから、3,451億円の支出超過(前年度は8,974億円の支出超過)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が売却・償還による収入を上回ったことなどから、2,027億円の支出超過(前年度は2,025億円の支出超過)となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などから、209億円の支出超過(前年度は177億円の支出超過)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前年度末比5,688億円減少の1兆1,165億円となりました。 (1) 国内・海外別収支 資金運用収支は、104,237百万円となりました。 役務取引等収支は、27,644百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   107,539   -   21,767   85,771 当連結会計年度   111,154   -   6,916   104,237 うち資金運用収益   前連結会計年度   146,816   -   22,101   124,714 当連結会計年度   164,640   -   7,351   157,289 うち資金調達費用   前連結会計年度   39,276   -   334   38,942 当連結会計年度   53,486   -   434   53,051 信託報酬   前連結会計年度   149   -   -   149 当連結会計年度   246   -   -   246 役務取引等収支   前連結会計年度   30,873   -   4,964   25,908 当連結会計年度   33,208   -   5,564   27,644 うち役務取引等収益   前連結会計年度   46,392   -   8,158   38,233 当連結会計年度   49,840   -   8,468   41,372 うち役務取引等費用   前連結会計年度   15,518   -   3,194   12,324 当連結会計年度   16,632   -   2,904   13,728 特定取引収支   前連結会計年度   2,357   -   -   2,357 当連結会計年度   2,486   -   -   2,486 うち特定取引収益   前連結会計年度   2,357   -   -   2,357 当連結会計年度   2,486   -   -   2,486 うち特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - その他業務収支   前連結会計年度   △1,087   -   257   △1,344 当連結会計年度   △12,758   -   248   △13,006 うちその他業務収益   前連結会計年度   27,753   -   318   27,434 当連結会計年度   29,546   -   298   29,247 うちその他業務費用   前連結会計年度   28,840   -   61   28,778 当連結会計年度   42,304   -   50   42,254 (注) 1. 「国内」とは、当社及び国内に本店を有する(連結)子会社(以下、「国内(連結)子会社」という。)であります。 2. 「海外」とは、海外に本店を有する(連結)子会社(以下、「海外(連結)子会社」という。)であります。 3. 「相殺消去額」とは、連結会社間に係る相殺消去額であります。 4.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。 (2) 国内・海外別資金運用/調達の状況 資金運用勘定は、平均残高が11,730,481百万円、利息が157,289百万円、利回りが1.34%となりました。 資金調達勘定は、平均残高が11,541,276百万円、利息が53,051百万円、利回りが0.45%となりました。 ① 国内 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   12,199,118   146,816   1.20 当連結会計年度   12,271,336   164,640   1.34 うち貸出金   前連結会計年度   8,242,577   91,120   1.10 当連結会計年度   8,292,345   105,414   1.27 うち有価証券   前連結会計年度   2,321,565   50,443   2.17 当連結会計年度   2,532,430   45,887   1.81 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   83,109   641   0.77 当連結会計年度   133,669   1,179   0.88 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   1,480,531   3,177   0.21 当連結会計年度   1,225,345   6,806   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   11,555,285   39,276   0.33 当連結会計年度   11,632,501   53,486   0.45 うち預金   前連結会計年度   9,132,747   10,235   0.11 当連結会計年度   9,318,027   22,945   0.24 うち譲渡性預金   前連結会計年度   220,257   282   0.12 当連結会計年度   195,875   951   0.48 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   12,306   22   0.18 当連結会計年度   70,211   390   0.55 うち売現先勘定   前連結会計年度   229,967   11,823   5.14 当連結会計年度   261,115   11,339   4.34 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   466,733   1,275   0.27 当連結会計年度   453,935   2,517   0.55 うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   1,501,489   862   0.05 当連結会計年度   1,330,552   1,248   0.09 (注) 1. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、当社及び広島銀行以外の国内(連結)子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2. 「国内」とは、当社及び国内(連結)子会社であります。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しております。 ② 海外 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち貸出金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 資金調達勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注) 1. 海外(連結)子会社の平均残高は、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2. 「海外」とは、海外(連結)子会社であります。 ③ 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺消去額(△)   合計   小計   相殺消去額(△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   12,199,118   539,098   11,660,020   146,816   22,101   124,714   1.06 当連結会計年度   12,271,336   540,855   11,730,481   164,640   7,351   157,289   1.34 うち貸出金   前連結会計年度   8,242,577   63,763   8,178,814   91,120   319   90,801   1.11 当連結会計年度   8,292,345   59,846   8,232,499   105,414   365   105,049   1.27 うち有価証券   前連結会計年度   2,321,565   445,585   1,875,979   50,443   21,768   28,675   1.52 当連結会計年度   2,532,430   453,021   2,079,408   45,887   6,917   38,970   1.87 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   83,109   -   83,109   641   -   641   0.77 当連結会計年度   133,669   -   133,669   1,179   -   1,179   0.88 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   1,480,531   29,749   1,450,781   3,177   11   3,166   0.21 当連結会計年度   1,225,345   27,986   1,197,358   6,806   63   6,742   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   11,555,285   100,448   11,454,836   39,276   334   38,942   0.33 当連結会計年度   11,632,501   91,225   11,541,276   53,486   434   53,051   0.45 うち預金   前連結会計年度   9,132,747   30,870   9,101,877   10,235   9   10,226   0.11 当連結会計年度   9,318,027   25,557   9,292,469   22,945   47   22,898   0.24 うち譲渡性預金   前連結会計年度   220,257   5,815   214,442   282   4   278   0.12 当連結会計年度   195,875   5,820   190,054   951   21   930   0.48 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   12,306   -   12,306   22   -   22   0.18 当連結会計年度   70,211   -   70,211   390   -   390   0.55 うち売現先勘定   前連結会計年度   229,967   -   229,967   11,823   -   11,823   5.14 当連結会計年度   261,115   -   261,115   11,339   -   11,339   4.34 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   466,733   -   466,733   1,275   -   1,275   0.27 当連結会計年度   453,935   -   453,935   2,517   -   2,517   0.55 うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   1,501,489   63,763   1,437,725   862   319   543   0.03 当連結会計年度   1,330,552   59,846   1,270,705   1,248   366   882   0.06 (注) 1.「相殺消去額」とは、連結会社間に係る相殺消去額であります。 2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しております。 (3) 国内・海外別役務取引の状況 役務取引等収益は、41,372百万円となりました。 役務取引等費用は、13,728百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   46,392   -   8,158   38,233 当連結会計年度   49,840   -   8,468   41,372 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   8,165   -   -   8,165 当連結会計年度   8,316   -   -   8,316 うち為替業務   前連結会計年度   6,545   -   -   6,545 当連結会計年度   6,587   -   -   6,587 うち信託関連業務   前連結会計年度   503   -   -   503 当連結会計年度   546   -   -   546 うち証券関連業務   前連結会計年度   4,928   -   -   4,928 当連結会計年度   5,747   -   -   5,747 うち投資信託関連業務   前連結会計年度   1,109   -   -   1,109 当連結会計年度   1,471   -   -   1,471 うち代理業務   前連結会計年度   276   -   -   276 当連結会計年度   271   -   -   271 うち保護預り ・貸金庫業務   前連結会計年度   142   -   -   142 当連結会計年度   131   -   -   131 うち保証業務   前連結会計年度   3,239   -   2,116   1,123 当連結会計年度   3,316   -   2,252   1,064 役務取引等費用   前連結会計年度   15,518   -   3,194   12,324 当連結会計年度   16,632   -   2,904   13,728 うち為替業務   前連結会計年度   2,261   -   -   2,261 当連結会計年度   2,566   -   -   2,566 (注) 1.「国内」とは、当社及び国内(連結)子会社であります。 2.「海外」とは、海外(連結)子会社であります。 3.「相殺消去額」とは、連結会社間に係る相殺消去額であります。 4.当連結会計年度より、信託関連業務収益の計上方法を変更しており、前連結会計年度についても変更後の数値を記載しております。 (4) 国内・海外別特定取引の状況 ① 特定取引収益・費用の内訳 特定取引収益は、2,486百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 特定取引収益   前連結会計年度   2,357   -   -   2,357 当連結会計年度   2,486   -   -   2,486 うち商品 有価証券収益   前連結会計年度   789   -   -   789 当連結会計年度   816   -   -   816 うち特定取引 有価証券収益   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融 派生商品収益   前連結会計年度   1,567   -   -   1,567 当連結会計年度   1,669   -   -   1,669 うちその他の 特定取引収益   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - 特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち商品 有価証券費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引 有価証券費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融 派生商品費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うちその他の 特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - (注) 1.「国内」とは、当社及び国内(連結)子会社であります。 2.「海外」とは、海外(連結)子会社であります。 3.「相殺消去額」とは、連結会社間に係る相殺消去額であります。 ② 特定取引資産・負債の内訳(末残) 特定取引資産は、10,072百万円となりました。 特定取引負債は、7,561百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 特定取引資産   前連結会計年度   8,645   -   -   8,645 当連結会計年度   10,072   -   -   10,072 うち商品有価証券   前連結会計年度   1,527   -   -   1,527 当連結会計年度   1,485   -   -   1,485 うち商品有価証券 派生商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引 有価証券   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引 有価証券派生商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融派生 商品   前連結会計年度   7,118   -   -   7,118 当連結会計年度   8,586   -   -   8,586 うちその他の 特定取引資産   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - 特定取引負債   前連結会計年度   6,122   -   -   6,122 当連結会計年度   7,561   -   -   7,561 うち売付商品債券   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち商品有価証券 派生商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引 売付債券   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引 有価証券派生商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融派生 商品   前連結会計年度   6,122   -   -   6,122 当連結会計年度   7,561   -   -   7,561 うちその他の 特定取引負債   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - (注) 1.「国内」とは、当社及び国内(連結)子会社であります。 2.「海外」とは、海外(連結)子会社であります。 3.「相殺消去額」とは、連結会社間に係る相殺消去額であります。 (5) 国内・海外別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   9,305,930   -   28,873   9,277,057 当連結会計年度   9,496,433   -   15,007   9,481,425 うち流動性預金   前連結会計年度   6,601,867   -   25,904   6,575,963 当連結会計年度   6,739,711   -   12,306   6,727,404 うち定期性預金   前連結会計年度   2,168,555   -   1,240   2,167,315 当連結会計年度   2,275,317   -   1,241   2,274,075 うちその他   前連結会計年度   535,507   -   1,728   533,778 当連結会計年度   481,404   -   1,459   479,945 譲渡性預金   前連結会計年度   166,059   -   5,816   160,242 当連結会計年度   151,733   -   5,827   145,905 総合計   前連結会計年度   9,471,989   -   34,690   9,437,299 当連結会計年度   9,648,166   -   20,835   9,627,331 (注) 1.「国内」とは、当社及び国内(連結)子会社であります。 2.「海外」とは、海外(連結)子会社であります。 3.「相殺消去額」とは、連結会社間に係る相殺消去額であります。 4.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 5.定期性預金=定期預金+定期積金 (6) 国内・海外別貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   7,934,540   100.00   8,193,073   100.00 製造業   790,140   9.96   885,565   10.81 農業,林業   4,542   0.06   4,254   0.05 漁業   1,103   0.01   1,009   0.01 鉱業,採石業,砂利採取業   1,099   0.01   1,394   0.02 建設業   190,017   2.40   205,209   2.50 電気・ガス・熱供給・水道業   257,854   3.25   281,443   3.44 情報通信業   20,095   0.25   22,029   0.27 運輸業,郵便業   558,536   7.04   615,240   7.51 卸売業,小売業   623,573   7.86   638,719   7.80 金融業,保険業   489,054   6.16   511,063   6.24 不動産業,物品賃貸業   1,267,190   15.97   1,371,948   16.75 各種サービス業   459,381   5.79   504,143   6.15 国,地方公共団体   1,292,736   16.29   965,256   11.78 その他   1,979,210   24.95   2,185,790   26.67 海外及び特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合計   7,934,540   -   8,193,073   - (注) 1.「国内」とは、当社及び国内(連結)子会社であります。 2.「海外」とは、海外(連結)子会社であります。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、2025年3月31日現在及び2026年3月31日現在の外国政府等向け債権残高は該当ありません。 (7) 国内・海外別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   593,795   -   -   593,795 当連結会計年度   589,482   -   -   589,482 地方債   前連結会計年度   283,736   -   -   283,736 当連結会計年度   238,269   -   -   238,269 短期社債   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - 社債   前連結会計年度   291,568   -   -   291,568 当連結会計年度   359,143   -   -   359,143 株式   前連結会計年度   567,342   -   445,875   121,466 当連結会計年度   609,290   -   475,975   133,314 その他の証券   前連結会計年度   626,136   -   -   626,136 当連結会計年度   726,807   -   -   726,807 合計   前連結会計年度   2,362,579   -   445,875   1,916,703 当連結会計年度   2,522,994   -   475,975   2,047,018 (注) 1.「国内」とは、当社及び国内(連結)子会社であります。 2.「海外」とは、海外(連結)子会社であります。 3.「相殺消去額」とは、連結会社間の資本連結に伴い相殺消去した金額を記載しております。 4.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (8) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は広島銀行1社です。 ①信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結) 資産 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 信託受益権   38,683   39.50   45,194   44.42 有形固定資産   629   0.64   629   0.62 銀行勘定貸   79   0.08   127   0.12 現金預け金   58,545   59.78   55,797   54.84 合計   97,937   100.00   101,749   100.00 負債 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 金銭信託   97,201   99.25   101,025   99.29 包括信託   736   0.75   724   0.71 合計   97,937   100.00   101,749   100.00 (注) 共同信託他社管理財産については、前連結会計年度及び当連結会計年度の取扱残高はありません。 ②元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円)   金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円) 現金預け金   17,903   -   17,903   16,787   -   16,787 資産計   17,903   -   17,903   16,787   -   16,787 元本   17,903   -   17,903   16,787   -   16,787 負債計   17,903   -   17,903   16,787   -   16,787 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2025年3月31日   2026年3月31日 1.連結自己資本比率 (2/3)   11.04   10.86 2.連結における自己資本の額   4,512   4,635 3.リスク・アセットの額   40,852   42,657 4.連結総所要自己資本額   1,634   1,706 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、広島銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1. 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2. 危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3. 要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4. 正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 広島銀行(単体)の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   80   72 危険債権   452   575 要管理債権   290   286 正常債権   80,111   82,644 (注)「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」に基づき、単位未満を四捨五入しております。 ・経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当連結会計年度における当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1) 当連結会計年度の経営成績 ①連結粗利益(除く国債等債券関係損益) 地元を中心とした残高の積上げと預貸金利回り差の改善による貸出金収支の増加や、有価証券運用における収益力強化により、広島銀行の資金利益は大幅に増加しました。加えて、ひろぎん証券を中心にグループ会社の増益も寄与し、役務取引等利益も増加したことにより、連結粗利益(除く国債等債券関係損益)は前年比207億円増加の1,398億円となりました。 ②国債等債券関係損益/株式等関係損益 株式等の売却益を計上した一方で、ポートフォリオ改善に向け、低利回りの債券を約3,000億円処分したことから、国債等債券関係損益及び株式等関係損益は前年比46億円減少の△53億円となりました。 ③営業経費 人的資本投資やDX・IT投資を中心とした、成長投資へ積極的に投入したことから、営業経費は前年比54億円増加の695億円となりました。一方で、トップラインの伸長により営業経費率は大幅に改善しました。 ④親会社株主に帰属する当期純利益、連結ROE 親会社株主に帰属する当期純利益は前年比79億円増益の437億円となり、2年連続で過去最高益を更新しました。 連結ROEは、前年比1.3ポイント上昇の8.2%となりました。 (億円) 2025年度 前年比   (増減率) 連結粗利益   1,215   87   (7.7%) (除く国債等債券関係損益)①   1,398   207 資金利益   1,042   185 役務取引等利益   278   18 特定取引・その他業務利益   △105   △115 (うち国債等債券関係損益)②   △183   △121 営業経費 ③ (△)   695   54 与信費用  (△)   33   4 株式等関係損益 ②   129   74 持分法による投資損益   0   0 その他   2   △6 経常利益   620   99   (18.9%) 特別損益   △5   6 法人税等合計   (△)   177   26 非支配株主に帰属する当期純利益 (△)   0   0 親会社株主に帰属する当期純利益 ④   437   79   (22.0%) 営業経費率 (※)   49.7%   △4.2% 連結ROE ④   8.2%   1.3% (※)営業経費率=営業経費÷(連結粗利益-国債等債券関係損益) (2) 「中期計画2024」の進捗状況 「中期計画2024」では、計画最終年度である2028年度において達成すべき経営目標として、以下の指標を掲げており、概ね計画通り順調に推移しております。 なお、「中期計画2024」における「経営指標」等について、2026年5月に上方修正しております。詳細については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」をご参照ください。 ①地域活性化指標と当社グループの取組み ②当社グループの経営指標 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性についての情報 (キャッシュ・フローの状況) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの概要については、「・経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (設備投資) 当連結会計年度における主なものは既存店舗の改修・設備更新やシステム投資等であり、全て自己資金でまかなっております。翌連結会計年度以降の見通しについては、引き続き店舗設備の更新やシステム投資等を行っていき、これらに必要な資金は自己資金でまかなう予定であります。 (株主還元) 株主還元については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりであります。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (貸倒引当金の計上) 銀行業を営む連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証等による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下、「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証等による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。 破綻懸念先及び貸出条件緩和債権等を有する債務者で与信額のうち無担保与信額が一定額以上の債務者のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フロー見積法)により計上しております。 上記以外の債権については、主として今後1年間の予想損失額又は今後3年間の予想損失額を見込んで計上しており、予想損失額は、1年間又は3年間の貸倒実績を基礎とした貸倒実績率の過去の一定期間における平均値に基づき損失率を求め、将来見込み等必要な修正の検討を行い、算定しております。ただし、破綻懸念先及び貸出条件緩和債権等を有する債務者に係る債権の予想損失額については、3年間の貸倒実績を基礎とした貸倒実績率の過去の一定期間(決算日から5年又は10年)の平均値に加え、景気循環を勘案した長期にわたる貸倒実績率の平均値を比較して損失率を求め、将来見込み等必要な修正の検討を行い、算定しております。 全ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証等による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しております。 その他の連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。 しかし、外部環境の著しい変化、貸出先等の経営状況の悪化、経営改善計画等の履行状況、担保価値の下落等が貸倒引当金計上時の前提と大きく乖離する場合には、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ・生産、受注及び販売の状況 「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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