本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

山口フィナンシャルグループ

Yamaguchi Finacial Group,Inc.8418 · Prime · 銀行業

山口銀行・もみじ銀行・北九州銀行を中核とする広域地銀グループ。銀行業務を軸に証券・クレジット・リース等を展開。

概要

山口フィナンシャルグループは、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行を中核とする銀行持株会社である。本社を山口県下関市に置き、中国地方から九州北部を地盤とする。2025年3月期の経常収益は2,134億円、親会社株主に帰属する当期純利益は353億円。グループの従業員数は3,459人(2026年3月現在)で、地域密着型の金融サービスを提供する。預金・貸出・為替に加え、証券、クレジットカード、リース、コンサルティングなど多角的な事業を展開する。

三銀行体制で中国・九州をカバーする事業構成

グループの中核は山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の3行である。山口銀行は山口県全域、もみじ銀行は広島県を中心に、北九州銀行は福岡県北九州市を地盤とする。3行合わせて約200の店舗網を持ち、預金業務、貸出業務、内国為替・外国為替業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務などを提供する。2025年3月期の連結経常収益2,134億円のうち、銀行業からの収益が大部分を占める。グループ全体の預金残高は約10兆円(2026年3月時点)に達し、地域の個人・法人顧客の資金運用と融資需要に応える。

38社で構成する多様な金融サービス群

銀行以外に、証券業務(ワイエム証券)、クレジットカード業務(やまぎんカード、もみじカード)、リース業務(ワイエムリース)、コンサルティング業務(ワイエムコンサルティングなど)を手がける連結子会社17社と持分法適用関連会社1社で構成される。2025年7月にはコンサルティング関連4社(ワイエムコンサルティング、YMキャリア、データ・キュービック、ワイエムライフプランニング)を統合し、株式会社YMFGグロースパートナーズ(YMGP)を設立。顧客の経営課題をワンストップで支援する体制を整えた。また、2022年には地域活性化ファンドを運営する山口キャピタルを子会社化し、エクイティ出資も強化している。

中国・九州の地域経済に特化した営業基盤

グループ3行の営業エリアは山口県、広島県、福岡県を中心に、島根県、鳥取県、岡山県、大分県にも及ぶ。地域密着型の金融機関として、地元中小企業向け融資、個人向け住宅ローン、相続・資産運用コンサルティングに強みを持つ。北九州銀行は2011年10月に山口銀行の九州事業を承継して開業し、福岡県でのプレゼンスを高めた。海外拠点としては山口銀行が中国青島と大連に支店を有していたが、2025年11月に駐在員事務所への変更を決議し、国際統一基準行から国内基準行への移行を目指している。

長期ビジョンに基づく中期経営計画の推進

2025年度を初年度とする「YMFG中期経営計画(2025年度~2029年度)」では、パーパス「地域の豊かな未来を共創する」のもと、「同舟共命型ビジネスモデル」への転換を掲げる。これは融資・エクイティ・ソリューションを複合的に組み合わせ、顧客の経営課題を総合サポートするモデルである。2029年度の目標として、親会社株主に帰属する当期純利益600億円、ROE8.0%程度(純資産ベース)、配当性向50%程度を設定。同時に、マルチバンク・シングルプラットフォームの深化として勘定系システム統合を進め、グループ経営の効率化を図る。

業界の中での役割はリテール・法人向け金融サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,619億円
経常利益
450億円
利益率
17.2%
純利益
330億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行が、預金業務、貸出業務、内国為替・外国為替業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務などを提供。グループの中核事業。

主な製品・サービス3
預金業務
普通預金、定期預金など、個人・法人からの預金受け入れ。
貸出業務
企業向け融資、個人向けローン(住宅ローン、カードローン等)の提供。
為替業務
国内・外国為替取引(送金、両替等)のサービス。

02その他金融サービス準主力

証券業務(投資信託・株式売買等)、クレジットカード業務、リース業務、コンサルティング業務など、銀行業務以外の金融関連サービスを提供。

主な製品・サービス3
証券業務
株式・債券の売買、投資信託の販売、M&Aアドバイザリー等。
クレジットカード
信販・クレジットカード発行、加盟店管理など。
リース業務
各種設備・機械のリース・レンタル。

製品と技術

預金・貸出業務で個人・法人の資金ニーズに対応

傘下3行が提供する預金業務は、普通預金、定期預金、当座預金など多岐にわたる。2025年3月期の預金残高は約10兆円。貸出業務では、企業向け融資(設備資金・運転資金)、個人向けローン(住宅ローン、カードローン、教育ローン)を主力とする。特に地元中小企業向け融資に強みを持ち、事業性評価に基づく融資を展開。2025年11月には下関市の脱炭素先行地域向けに「しものせき脱炭素経営支援ローン」の取り扱いを開始するなど、サステナビリティ・リンク・ローンも導入している。

為替・証券・資産運用で多様な金融ニーズをカバー

内国為替業務では、振込・送金サービスを提供。外国為替業務では、輸出入企業向けの為替決済や両替、デリバティブ商品を扱う。証券業務は子会社ワイエム証券が担当し、株式・債券の売買、投資信託の販売、M&Aアドバイザリーを行う。また、ワイエムアセットマネジメントが投資運用業務を手がけ、地域企業へのエクイティ出資も実施。2025年7月に発足したYMFGグロースパートナーズは、コンサルティングと組み合わせた総合的な経営支援を提供する。

リース・クレジットカード・保険など周辺金融サービス

リース業務はワイエムリースが担当し、機械設備・車両・IT機器のリース・レンタルを提供。クレジットカード業務はやまぎんカードともみじカードが発行・加盟店管理を行い、個人向けキャッシングやショッピングクレジットも扱う。2025年9月に保険ひろばを譲渡するまで、ワイエムライフプランニングを通じて保険販売も行っていた。これらの非銀行業務は、グループの収益源を多様化し、顧客のライフステージに応じた金融サービスをワンストップで提供する役割を果たす。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地域金融で中堅、山口県で首位級

山口フィナンシャルグループは、山口銀行などを傘下に持つ地域金融グループで、山口県内で最大手の銀行グループである。地元企業や個人への融資を中心に、地域密着型のビジネスを展開している。同業他社にはいよぎんホールディングスやしずおかフィナンシャルグループなどがあるが、山口FGは山口県という限られた市場で競争優位を持つ。一方で、人口減少や低金利環境の長期化で収益環境は厳しく、収益力の強化が課題。また、地方創生や事業承継など地域課題への対応が求められ、グループ全体での戦略的な取り組みが不可欠である。

強み

  • 山口県内で最大の融資残高を誇り、地域経済と深く結びついている。
  • 支店網を活用した対面営業で、地域顧客のニーズを捉える。
  • 傘下銀行を統合し、グループでの総合金融サービスを提供。
  • 地域経済を背景に、安定的な預金・貸出基盤を持っている。

課題

  • 山口県の人口減少で市場が縮小し、融資需要が減退する懸念。
  • 日銀の金利政策で長く低金利が続き、利ざやの縮小が続く。
  • 法人向け手数料ビジネスなど新たな収益源の開発が進んでいない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が山口フィナンシャルグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

2005年からの業務資本提携を経て共同株式移転で発足

2005年3月、山口銀行ともみじホールディングス(もみじ銀行の持株会社)が業務資本提携の基本合意書を締結。同年12月には経営統合に関する基本合意に進み、2006年5月に共同株式移転契約を締結した。両社の株主総会承認を経て、2006年10月1日に共同株式移転により山口フィナンシャルグループを設立。山口銀行ともみじホールディングスは完全子会社となり、持株会社体制がスタートした。この統合により、山口県と広島県を地盤とする2つの金融グループが一つの経営傘下に集まった。

もみじホールディングス解散とグループ会社の拡充(2007年)

2007年4月、もみじホールディングスはもみじ銀行を存続会社とする吸収合併により解散。もみじ銀行は直接の連結子会社となった。同年7月には東海東京証券との共同出資でワイエム証券を設立し、証券業務に参入。8月にはクレディセゾンとワイエムセゾンを設立し、クレジット・信販事業を開始した。これらの動きにより、グループは銀行業務に加え、証券・消費者金融分野へ事業領域を拡大した。

北九州銀行設立で九州進出を本格化(2010〜2011年)

2010年10月、北九州金融準備株式会社を設立(2011年9月に北九州銀行へ商号変更)。翌2011年10月、山口銀行の九州域内における事業を会社分割により承継し、北九州銀行が営業を開始した。福岡県北九州市に本店を置く同行は、山口銀行の既存顧客を引き継ぎつつ、新規開拓を進めた。これによりグループは山口・広島に加え、福岡県にも強固な拠点を得て、中国―九州間のビジネス需要を取り込む体制を整えた。

子会社の完全子会社化と新規事業への投資(2014〜2016年)

2014年12月、ワイエムリースの株式を追加取得し連結子会社化。2015年10月にはやまぎんカードホールディングスとやまぎん信用保証が合併し、ワイエム保証に商号変更。2016年2月に簡易株式交換でワイエム保証を完全子会社とした。同年6月には住友生命保険との共同出資でワイエムライフプランニングを設立し、保険販売事業に進出。10月には同社を通じて保険ひろばを完全子会社化した。一連の動きで、リース、保証、保険といった周辺金融サービスをグループ内に取り込んだ。

プライム市場移行と新たな子会社統合(2022年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行。同月、データ・キュービックの発行済株式全株を取得し連結子会社化、さらに山口キャピタルの株式を取得し子会社化(同年8月に全株取得)。これに伴い、地域活性化ファンドや地域商社やまぐちを傘下に収めた。12月にはやまぎんカードの全株を取得し完全子会社化。2023年3月にはワイエムリース、もみじカードを相次いで完全子会社化し、グループの支配力を強化した。

事業ポートフォリオの見直しとグループ再編(2024〜2025年)

2024年4月、ドリームインキュベータの株式20.07%を取得し持分法適用関連会社化。2025年4月、山口銀行と三友、もみじ銀行ともみじ地所がそれぞれ吸収合併され、グループの法人形態を簡素化。同年7月にはコンサルティング4社を統合しYMFGグロースパートナーズを発足。9月には保険ひろばの全株式をほけんの窓口グループへ譲渡し、保険事業から撤退。10月にはワイエムセゾンを清算するなど、選択と集中を加速させた。これらの再編は中期経営計画の一環として、経営資源をコア事業に集中させる狙いがある。

年表37件を開く

2000年代

  • 2005年3月株式会社山口銀行と株式会社もみじホールディングス及びその子会社である株式会社もみじ銀行は「業務資本提携に関する基本合意書」を締結
  • 2005年12月M&A株式会社山口銀行と株式会社もみじホールディングス(以下、総称して「両社」という。)は「経営統合に関する基本合意書」を締結
  • 2006年3月両社は「共同株式移転に関する合意書」を締結
  • 2006年5月両社は「共同株式移転契約」を締結
  • 2006年6月M&A両社の定時株主総会及び各種種類株主総会において、両社が共同株式移転により当社を設立し、両社がその完全子会社となることについて承認決議
  • 2006年9月両社が、金融庁より銀行及び銀行持株会社を子会社とする銀行持株会社の設立等に係わる認可を取得
  • 2006年10月創業両社が共同株式移転により当社を設立
  • 2007年4月M&A株式会社もみじホールディングスは、2007年4月1日に株式会社もみじ銀行を存続会社とする吸収合併方式により合併し解散
  • 2007年7月東海東京証券株式会社との共同出資によりワイエム証券株式会社(連結子会社)を設立
  • 2007年8月創業株式会社クレディセゾンとの共同出資によりワイエムセゾン株式会社(持分法適用関連会社)を設立
  • 2009年4月株式会社井筒屋ウィズカード(連結子会社)の発行済株式全株を取得

2010年代

  • 2010年10月商号変更北九州金融準備株式会社(2011年9月に株式会社北九州銀行に商号変更、連結子会社)を設立
  • 2011年3月商号変更もみじコンサルティング株式会社(2011年4月にワイエムコンサルティング株式会社に商号変更、連結子会社)の発行済株式全株を取得
  • 2011年10月株式会社北九州銀行は、株式会社山口銀行の九州域内における事業を会社分割により承継し、2011年10月3日に営業を開始
  • 2014年12月M&A株式の追加取得によりワイエムリース株式会社を連結子会社化
  • 2015年7月株式会社YMFG ZONEプラニング(連結子会社)を設立
  • 2015年10月M&A株式会社やまぎんカードホールディングスと株式会社やまぎん信用保証が合併し、株式会社ワイエム保証(連結子会社)に商号変更
  • 2016年1月株式会社大和証券グループ本社との共同出資によりワイエムアセットマネジメント株式会社(連結子会社)を設立
  • 2016年2月簡易株式交換により株式会社ワイエム保証(連結子会社)の発行済株式全株を取得
  • 2016年6月住友生命保険相互会社との共同出資により株式会社ワイエムライフプランニング(連結子会社)を設立
  • 2016年10月株式会社ワイエムライフプランニングを通じて株式会社保険ひろば(連結子会社)の発行済株式全株を取得
  • 2018年6月株式会社データ・キュービック(連結子会社)を設立
  • 2018年10月株式会社ワイエムライフプランニングより株式会社保険ひろばの発行済株式の90%を取得
  • 2019年6月M&A株式会社YMFG ZONEプラニングと株式会社北九州経済研究所が、株式会社YMFG ZONEプラニングを存続会社として合併
  • 2019年7月株式会社YMキャリア(連結子会社)を設立

2020年代

  • 2020年12月株式会社愛媛銀行との共同出資によりにしせと地域共創債権回収株式会社(連結子会社)を設立
  • 2021年1月株式会社イネサス(連結子会社)を設立
  • 2021年7月創業株式会社愛媛銀行との共同出資により株式会社西瀬戸マリンパートナーズ(持分法適用関連会社)を設立
  • 2022年4月M&A東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 株式会社データ・キュービックの発行済株式全株を取得 山口キャピタル株式会社の株式を取得し連結子会社化(2022年8月に発行済株式全株を取得)山口キャピタル株式会社の連結子会社化に伴い、UNICORNファンド投資事業有限責任組合及び地域商社やまぐち株式会社を連結子会社化
  • 2022年12月株式会社やまぎんカード(連結子会社)の発行済株式全株を取得
  • 2023年3月M&Aワイエムリース株式会社(連結子会社)の発行済株式全株を取得 もみじカード株式会社(持分法適用関連会社)の発行済株式全株を取得し連結子会社化
  • 2024年4月株式会社ドリームインキュベータの発行済株式の20.07%を取得し持分法適用関連会社化
  • 2025年4月M&A株式会社山口銀行と三友株式会社(連結子会社)が、株式会社山口銀行を存続会社として合併 株式会社もみじ銀行ともみじ地所株式会社(連結子会社)が、株式会社もみじ銀行を存続会社として合併
  • 2025年6月株式会社西瀬戸マリンパートナーズの保有株式全株を株式会社愛媛銀行へ譲渡
  • 2025年7月商号変更山口キャピタル株式会社が株式会社YMFGキャピタルに商号変更
  • 2025年9月株式会社保険ひろばの保有株式全株をほけんの窓口グループ株式会社へ譲渡
  • 2025年10月ワイエムセゾン株式会社を清算

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2029年度まで600億円
  • ROE(純資産ベース)2029年度まで8.0%程度
  • ROE(株主資本ベース)2029年度まで8.5%程度
  • RORA2029年度まで1.0%以上
  • OHR2029年度まで50%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    同舟共命型ビジネスモデルの確立

    地域企業と事業リスクを共有し、融資・エクイティ・ソリューションを複合的に組み合わせた総合サポートを提供することで、地域企業の事業成長に貢献する。

  2. 02

    金融ビジネスの高度化

    資本効率を重視したRORAマネジメントを実践し、顧客の事業成長とグループの経済的価値を両立させる。

  3. 03

    マルチバンク・シングルプラットフォームの深化

    DX投資や勘定系システム統合により効率性を高めるとともに、グループの事業成長を支える人材ポートフォリオを構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,459人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は837万円で、9期前と比べて+23.0%平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は19.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月4,543
2018年3月4,484
2019年3月68141.816.94,549
2020年3月53038.915.84,541
2021年3月52839.416.74,415
2022年3月53740.317.13,979
2023年3月72845.420.53,797
2024年3月73245.019.83,761
2025年3月78744.919.13,745
2026年3月83745.119.33,459

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)51.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 18 / 海外 0、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 山口県239億円
銀行業 — 広島県169億円
銀行業 — 福岡県110億円
銀行業 — 山口県他8,196百万円
銀行業 — 福岡県他3,429百万円
銀行業 — 広島県1,957百万円
銀行業 — 山口県1,538百万円
銀行業 — 広島県他1,360百万円
銀行業 — 大分県861百万円
銀行業 — 長崎県546百万円
ほか14件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 山口銀行
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 もみじ銀行
    広島県 広島市 中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 北九州銀行
    福岡県 北九州市小倉北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ワイエム証券 株式会社
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 国内
    株式会社 井筒屋ウィズカード
    福岡県 北九州市小倉北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 YMFG ZONEプラニング
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 ワイエム保証
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ワイエムアセットマネジメント株式会社
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    株式会社YMFGグロースパートナーズ
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ワイエムリース株式会社
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 やまぎんカード
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    にしせと 地域共創債権 回収株式会社
    山口県 下関市 · 連結子会社
    議決権90.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • 株式会社 イネサス山口県 下関市100%
  • 株式会社YMFGキャピタル山口県 下関市100%
  • UNICORN ファンド投資事業有限責任組合山口県 下関市
  • 地域商社 やまぐち 株式会社山口県 下関市81%
  • もみじカード 株式会社広島県 広島市 中区100%
  • 株式会社ドリームインキュベータ東京都 千代田区22%
国際子会社 (GLEIF登録 3社)
  • JP株式会社北九州銀行
  • JP株式会社もみじ銀行
  • JP株式会社山口銀行

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,619億円経常利益450億円前期と比べると増収減益で、売上が+22.7%、利益が-14.1%。

売上高
+22.7%
2,619億円
経常利益
-14.1%
450億円
純利益
-6.5%
330億円
利益率
17.2%
前期比 -7.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,619億円
純利益450億円330億円
1株あたり配当¥96¥96

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は732億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+60.2%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q371215.747
2023年3Q40165
2023年4Q429−9
2024年1Q45788
2024年2Q438214.848
2024年3Q45880
2024年4Q49536
2025年2Q1,068928.6162
2025年4Q1,066191
2027年1Q732141

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は1,580億円から2,619億円へ1.7倍に増えた。経常利益率は27.7%から17.2%になった。経常収益は4期連続で増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月1,58043827.7272
株式の追加取得によりワイエムリース株式会社を連結子会社化
2014年3月1,61249830.9312
株式会社やまぎんカードホールディングスと株式会社やまぎん信用保証が合併し、株式会社ワイエム保証(連結子会社)に商号変更
2015年3月1,59047329.7305
株式会社大和証券グループ本社との共同出資によりワイエムアセットマネジメント株式会社(連結子会社)を設立
2016年3月1,65549730.0323
2017年3月1,63646828.6316
株式会社データ・キュービック(連結子会社)を設立
2018年3月1,61347829.6329
株式会社YMFG ZONEプラニングと株式会社北九州経済研究所が、株式会社YMFG ZONEプラニングを存続会社として合併
2019年3月1,62633420.5231
株式会社愛媛銀行との共同出資によりにしせと地域共創債権回収株式会社(連結子会社)を設立
2020年3月1,75436620.9254
株式会社愛媛銀行との共同出資により株式会社西瀬戸マリンパートナーズ(持分法適用関連会社)を設立
2021年3月1,83337020.2250
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 株式会社データ・キュービックの発行済株式全株を取得 山口キャピタル株式会社の株式を取得し連結子会社化(2022年8月に発行済株式全株を取得)山口キャピタル株式会社の連結子会社化に伴い、UNICORNファンド投資事業有限責任組合及び地域商社やまぐち株式会社を連結子会社化
2022年3月1,470−76−5.2−130
ワイエムリース株式会社(連結子会社)の発行済株式全株を取得 もみじカード株式会社(持分法適用関連会社)の発行済株式全株を取得し連結子会社化
2023年3月1,57325716.3179
2024年3月1,84837320.2252
株式会社山口銀行と三友株式会社(連結子会社)が、株式会社山口銀行を存続会社として合併 株式会社もみじ銀行ともみじ地所株式会社(連結子会社)が、株式会社もみじ銀行を存続会社として合併
2025年3月2,13452424.6353
2026年3月2,61945017.2330

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益2,619億円のうち、経常利益として残るのは450億円17.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は330億円、売上の12.6%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金82.8%2,169億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.2%450億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
17.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
12.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
5.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−2,451億円、投資CFが929億円で、差し引きのフリーCFは−1,522億円期末の手元現金は1.6兆円

決算期営業CF兆円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2013年3月0.12−167−290.31
2014年3月0.53549−2010.87
2015年3月0.23−1,7711870.94
2016年3月0.022,219−2801.16
2017年3月−0.472,540−350.94
2018年3月−0.141,639−340.96
2019年3月−0.253,397−3371.02
2020年3月0.13−1,658−3910.94
2021年3月1.12−2,927881.78
2022年3月−0.084,620−1322.15
2023年3月−0.14−1,556181.85
2024年3月0.03−4,937−1841.37
2025年3月0.62−1,466361.85
2026年3月−0.25929−4641.65

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は13.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が6,702億円で、自己資本比率は5.1%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月9.335,2148.815.5
2014年3月9.635,2159.115.4
2015年3月10.205,7849.625.6
2016年3月10.445,8329.855.5
2017年3月10.236,1719.616.0
2018年3月10.376,6059.716.3
2019年3月10.306,6109.646.4
2020年3月10.616,3029.985.9
2021年3月11.996,81111.315.6
2022年3月12.186,36311.555.2
2023年3月12.216,14711.605.0
2024年3月12.556,55711.895.2
2025年3月12.996,22212.374.8
2026年3月13.186,70212.515.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
5,848億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
12.5兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り79社中8位あたり、逆に低いのはROE79社中55位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.1%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
5.1%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
22.7%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,196で、1年前と比べて+82.2%過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。

¥3,196-1.8%1ヶ月+8.2%1年+82.2%時価総額7,503億円
過去52週の値幅
安値¥1,637.5高値¥3,279

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.3倍
PER (会社予想)14.4倍
PBR0.94倍
配当利回り3.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3106円と、25日移動平均線(3066.12円)を1.3%上回り、75日線(2930.17円)も上回る。1ヶ月で-0.54%とほぼ横ばいだが、年初来では+76.81%と大幅高。52週高値(3279円)には約5%の距離。直近では8月13日〜14日に3200円台へ上昇したが、その後は3000円台前半で推移。出来高は4月に136万株を記録した後、直近は26万〜80万株と変動。RSIは59.54で中立。地方銀行セクターへの資金流入が続き、底堅い動き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)

PERは19.77倍と業界平均16.97倍を上回るが、予想PER14倍と改善見込み。PBRは0.9172倍と1倍割れで、銀行業界の平均0.9769倍とほぼ同水準。ROEは5.1%と低いが、配当利回り3.09%は平均2.38%を上回る。PBRが1倍未満は銀行の常態を考慮すれば割安感はないが、配当利回りの高さが下支えし、妥当な範囲と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.3倍17.5倍
PER (予想)14.4倍
PBR0.94倍1.01倍
ROE5.1%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地銀再編の流れの中、地域経済の活性化と金利上昇による利ざや改善が期待される。強気派は、人口減少下でも地域シェア向上とデジタル化によるコスト削減で収益力を高めるとみる。弱気派は、低金利環境の長期化と地域経済の縮小で、融資需要の伸び悩みを懸念。また、株価上昇率が高い点を割高とみる向きもある。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇による利ざや改善

    政策金利の引き上げが貸出金利に反映。

  • 地域シェアの拡大

    積極的なM&Aで地盤を強化。

  • デジタル化の進展

    業務効率化で経費率が低下。

  • 経常収益が3年で42%増通年影響

    経常収益はFY2024/3の1848億円からFY2026/3の2619億円へ

  • 予想PER13.8倍と増益期待で割安決算発表後影響

    実績PER19.57倍から予想PER13.8倍へ大きく低下

  • PBR0.95倍と純資産割れ目前継続影響

    PBR0.9482倍が1倍を回復すれば、約5%の株価上昇余地

  • 3.12%の配当利回りで下支え次回株主総会影響

    配当利回り3.12%、純利益330億円で安定的な還元が期待

マイナスに働く材料7
  • 低金利の長期化

    預貸金利ざやが縮小し収益が圧迫。

  • 地域経済の縮小

    人口減少で融資需要が減退。

  • 競争激化

    地銀同士の競合で貸出金利が低下。

  • 純利益がピークから減少通年影響

    純利益はFY2025/3の353億円をピークにFY2026/3は330億円へ減益

  • ROE5.1%と低く収益性が課題継続影響

    ROE5.1%と低位で、PBR1倍回復の原動力になるほどの利益成長が見込めない

  • 株価が1年で82%上昇し反動懸念不定影響

    1年間で81.82%上昇、短期的な調整のリスク

  • 山口県経済の下振れで貸倒費用が増加不定影響

    純利益330億円に対し、地盤沈下による貸倒引当金の積み増しが減益要因

次の決算で確かめる点
預貸金利ざや
銀行の収益性の核心指標。
中小企業向け融資残高
地盤の需要動向を示す。
経費率
デジタル化の効果を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり96で、前期から+6.7%いまの株価に対する利回りは3.00%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥96
1株あたり
配当利回り
3.00%
いまの株価に対して
配当性向
55.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1874.9
2018年3月2011.1
2019年3月2210.070.2
2020年3月249.1112.7
2021年3月268.3286.9
2022年3月287.7
2023年3月3110.7322.2
2024年3月4338.7255.2
2025年3月6039.577.2
2026年3月646.755.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥96

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ31,703人。区分でいちばん多いのは個人・その他28.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.4%を占め、残る48.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他20.726.330.424.126.528.4
金融機関35.729.227.629.128.826.9
事業法人27.827.426.228.126.024.5
外国法人14.715.414.517.016.816.9
自己株式6.19.814.67.09.511.7
証券会社1.11.71.31.72.03.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.52
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.24
03明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.45
04株式会社山田事務所2.35
05住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.72
06日本マスタートラスト信託銀行株式会社(UBE株式会社退職給付信託口)1.70
07株式会社トクヤマ1.61
08山口フィナンシャルグループ従業員持株会1.47
09日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.34
10株式会社中電工1.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+53%、1株純資産は14期で+71%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1021,9015.59.3104.3
2014年3月1212,0406.07.718.0
2015年3月1212,3475.611.425.5
2016年3月1322,3585.67.791.6
2017年3月1292,4865.39.474.9
2018年3月1342,6545.29.6
2019年3月952,5813.59.970.2
2020年3月1002,4593.96.1112.7
2021年3月1002,7303.87.4286.9
2022年3月−532,652−2.0
2023年3月772,7182.910.5322.2
2024年3月1143,0094.013.6255.2
2025年3月1652,9345.610.677.2
2026年3月1573,2435.115.355.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額147百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
椋梨敬介代表取締役社長 CEO5637,000
曽我德將取締役6336,000
平中啓文取締役583,000
嘉藤晃玉取締役6516,000
山本謙取締役735,000
小城武彦取締役65
齋藤美帆取締役63
岡田直子取締役48
金子丈毅取締役(監査等委員)618,000
永沢裕美子取締役(監査等委員)661,000
敷地健康取締役(監査等委員)58
藤井大祐51
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
古堂達也取締役 執行役員492,000
横田浩取締役64
濱謙太郎取締役(監査等委員)55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)121367979
社外取締役840405
取締役(社内)1282828

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容458字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社17社及び持分法適用関連会社1社で構成(2026年3月31日現在)され、銀行業務を中心に、証券業務、クレジットカード業務、リース業務、コンサルティング業務等を行っております。 当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業にかかわる位置付けは次のとおりであります。 (銀行業) 山口銀行、もみじ銀行及び北九州銀行において、本店のほか支店等においては、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務のほか、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務などを行い、当社グループの中核事業と位置付けております。 (その他) 証券業務、クレジットカード業務、リース業務、コンサルティング業務などの事業に取組んでおります。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。(2026年3月31日現在)
経営方針・対処すべき課題3,822字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社は、グループ役職員一同の力を結集して企業価値を高めていくため、当社グループの全ての事業活動の基軸となる「使命・存在意義(パーパス)」及び使命・存在意義を追求する中であるべき当社グループの姿として「将来のあるべき姿(ビジョン)」を策定しております。 当社グループが使命・存在意義(パーパス)を中心とした事業活動に取組む上での基本的な取組み姿勢(経営方針)として掲げている「健全なる積極進取」に基づき、経営の透明・公正かつ迅速・果断な意思決定により、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 [使命・存在意義(パーパス)] 地域の豊かな未来を共創する [将来のあるべき姿(ビジョン)] 地域に選ばれ、地域の信頼に応える、地域価値向上企業グループ (2)中長期的な経営戦略及び目標とする経営指標 ① 「YMFG中期経営計画(2025年度~2029年度)」の概要 「YMFG中期経営計画(2025年度~2029年度)」は、当社グループの使命・存在意義(パーパス)『地域の豊かな未来を共創する』を軸として、将来のあるべき姿(ビジョン)『地域に選ばれ、地域の信頼に応える、地域価値向上企業グループ』からバックキャスティングで策定しております。 当社グループでは、計画期間を「“地域課題解決のプラットフォーマー※”への進化へ向けた“同舟共命型ビジネスモデル※”の確立を目指す5年間」と位置付けるとともに、成長領域見直し・合理化(選択と集中)を実行することで、資本コストを上回るROE水準を目指してまいります。なお、新たなビジネスモデルへの転換を最重要課題とし、その転換に必要な期間を勘案して計画期間を5年としております。 当社グループは地域・お客さまと同じ舟に乗り、地域・お客さまの課題解決に邁進する「地域課題解決のプラットフォーマー※」への進化を通じて、地域の豊かな未来を共創してまいります。 ※地域課題解決のプラットフォーマー/同舟共命型ビジネスモデル:お客さまに対する総合サポート(融資・エ クイティ・ソリューションを複合的に組み合わせたご支援)による複雑化した経営課題解決を最大の提供価値と するビジネスを展開する事業体のことをいい、このビジネスモデルを「同舟共命型ビジネスモデル」と定義して おります。 ② 3つの基本目標 「地域課題解決のプラットフォーマー」への進化に向けたエンジン(基本目標)として、基本目標①「同舟共命型ビジネスモデルの確立」、基本目標②「金融ビジネスの高度化」、基本目標③「マルチバンク・シングルプラットフォーム※の深化」を定めております。これら3つのエンジンを連動させていくことで、当社グループの企業価値向上を目指してまいります。 基本目標①:同舟共命型ビジネスモデルの確立 地域企業と事業リスクの共有を通じた「総合サポート」を収益の源泉とするビジネスモデルを確立 することで、地域企業の事業成長に貢献 基本目標②:金融ビジネスの高度化 資本の効率性を志向したRORAマネジメントの実践により、お客さまの事業成長と当社グループ の経済的価値を両立 基本目標③:マルチバンク・シングルプラットフォーム※の深化 DX投資や勘定系システムの統合を進め、更に効率性に磨きをかけるとともに、当社グループの事 業成長を支える人財ポートフォリオを構築 ※マルチバンク・シングルプラットフォーム:グループ内に銀行を複数有する場合に、各銀行における人事制度 の一体化やシステムの統合・統一化、各種本部機能の持株会社への集約・一元的な運用を通じて、グループ経営 の一体化・効率化を追求する経営体制のことを指します。 ③ 目標経営指標 経営指標   2025年度 (実績)   2029年度 (最終年度) 親会社株主に帰属する当期純利益   330億円   600億円 ROE(純資産ベース)   5.1%   8.0%程度 ROE(株主資本ベース)   5.3%   8.5%程度 RORA(注1)   0.65%   1.0%以上 OHR(注2)   54.3%   50%程度 (注)1 親会社株主に帰属する当期純利益ベース 2 OHR=経費/コア業務粗利益(投資信託解約損益・金利スワップ解約損益除く) ④ 資本運営方針 イ.適切な資本水準 「株主還元」「成長投資」のバランスを取りつつ、「健全性」を確保していく観点から、普通株式等Tier1比率(CET1比率)の目標水準を11.5%程度としております。 ロ.株主還元 1株当たり配当金は維持・増加(累進配当)を基本とし、配当性向は2029年度までに50%程度へ引き上げてまいります。また、事業環境、資本の状況等を踏まえ、柔軟かつ機動的な自己株式の取得を実施してまいります。 (年間配当金及び配当性向) 2025年度 (実績)   2026年度 (予想) 1株当たり年間配当金   64円   96円 (前年度比増減)   (+4円)   (+32円) 配当性向(連結)   40.7%   44.0% (自己株式の取得) 2025年度 (実績) 自己株式取得数   5,044千株 取得価額総額   12,081百万円 (注)1 2025年11月26日開催の取締役会において決議された自己株式取得(取得株式総数10,000千株(上限)・取得価額総数150億円(上限))につきましては、2026年4月をもって終了しております。取得した自己株式は、2025年度に取得した自己株式との合計で、自己株式取得数6,138千株・取得価額総額14,999百万円となっております。 2 2026年5月8日開催の取締役会において、取得株式総数5,000千株(上限)・取得価額総数100億円(上限)の自己株式取得を決議しております。 ハ.政策投資株式の縮減 2030年3月末までに簿価残高350億円未満へ縮減し、連結純資産比(時価ベース)10%未満を目指してまいります。政策投資株式の縮減状況につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (5)株式の保有状況」をご参照ください。 (3)経営環境及び対処すべき課題 今後の金融経済環境を展望しますと、国内経済は、安定的な物価上昇とそれを上回る持続的な賃金上昇のもと、「成長型経済」への転換が進む中、高水準の賃上げによる個人消費の拡大や旺盛なインバウンド需要などにより、緩やかな成長が見込まれます。また、AIや半導体分野への投資拡大やデジタル化の進展による労働生産性の向上により国内経済は更なる発展と成長が期待されております。一方で、足元は米国の関税引き上げをはじめとする各国の通商政策の変化や中東情勢の緊迫化など各国の政策運営の不確実性が高まる中で、金融資本市場の変動等の影響には十分注意する必要があります。また、日本銀行の政策調整に伴い「金利のある世界」が定着しつつある中、金融機関を取り巻く事業環境は大きな転換点を迎えております。 地元経済は、依然として人口減少や少子高齢化、事業の後継者不足等の深刻な悩みを抱えております。いかに地域の企業、産業の活性化を図り、雇用の確保と地域経済の持続性を高めていくかが課題となっており、地域金融機関が地域創生、地域経済活性化の実現に向け、当社グループの果たすべき役割及び地域の皆さまからのご期待は益々大きくなっていると認識しております。とりわけ、地域の企業やお客さまが抱える課題は資金調達のみならず、事業承継や人材確保、DX対応やカーボンニュートラルへの対応等、多様化・複雑化しており、従来の金融仲介機能にとどまらない総合的な課題解決力が強く求められております。 こうした環境下において、当社グループは、当事業年度より開始した「YMFG中期経営計画(2025年度~2029年度)」のもと、「地域の豊かな未来を共創する」という使命・存在意義(パーパス)を実現すべく、「地域に選ばれ、地域の信頼に応える、地域価値向上企業グループ」として、お客さまとの事業リスクの共有を通じた総合サポートに重点を置く「地域課題解決のプラットフォーマー」を目指してまいります。そのための戦略として、お客さまが抱える様々な経営課題の解決を通じた事業成長支援、経済的インパクトにつながる地域課題の解決、ウェルスマネジメントやファイナンシャル・ウェルビーイングの視点に立ったお客さまの資産サポートに注力してまいります。 また、企業グループとして安定的で実効性の高いコーポレート・ガバナンス体制を構築し、グループ経営の透明性を高めることで、皆さまへの説明責任を十分に果たしていくことに加え、グループ経営管理の高度化やサイバーセキュリティを含むリスク管理態勢の強化を通じて、変化に強い経営基盤の構築を図ってまいります。 今後も、地域の皆さまをはじめとするステークホルダーの方々との対話を重視し、付加価値ある最高のサービスを提供できるように努め、地域経済の発展を通じて、企業価値の向上を図ってまいります。
事業等のリスク9,838字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努めてまいります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。 (リスク管理体制の概要) 当社グループは、使命・存在意義(パーパス)「地域の豊かな未来を共創する」を経営の基軸に据えた地域金融機関として、お客さまからお預かりした預金を貸出金や有価証券等で運用していることから、信用リスク及び市場リスクに晒されております。経済環境の悪化に伴い、取引先の経営状況が悪化することによる当社グループの与信関係費用の増加(信用リスクの顕在化)や、金融市場の混乱などから、有価証券運用における評価損又は減損の発生(市場リスクの顕在化)などの事象が当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクが顕在化した場合に備え、当社グループが直面する全てのリスクに関して、それぞれにリスク・カテゴリーごとに評価したリスクを可能な限り総体的にとらえ、リスクを自己資本の範囲内に収めることを統合的リスク管理の基本方針として「リスク管理規程」に定めております。リスク管理統括部署並びに各種リスクごとのリスク管理部署を設置し、当社グループにおけるリスクを組織横断的に分析・評価する態勢を構築しております。 各種リスクをⅤaR(一定の保有期間及び特定の確率の範囲内で想定される最大損失額)等の統一的な尺度で計量化し、各種リスク量を合算して、リスクを自己資本の範囲内に収めるリスク資本配賦運営を、統合的リスク管理の中核と位置付けております。リスク資本運営では、業務計画遂行にあたり、当社グループの各部門のリスクが顕在化しても健全性を確保できるように、中核的な自己資本の範囲内でリスク資本を配賦しております。信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスクの各リスク・カテゴリー、取引等に資本を配賦するとともに、バッファー資本として定量化が困難なリスクへの備えを確保しております。各リスク・カテゴリー、取引等への資本の配賦額については、業務計画の策定において、グループ経営執行会議にて審議・決議しております。また、グループALM委員会において、リスク資本の使用状況・遵守状況のモニタリングを行っております。 (重要リスク) 当社グループを取り巻く事業環境は、経済・金融情勢、人口動態、技術革新等の変化により不確実性が高まってお り、これらの変化は当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「事業等のリスク」のうち、顕在化した場合に当社グループに重大な影響を及ぼす可能性があ るものを「重要リスク」として特定しております。 重要リスクの特定にあたっては、内部・外部環境の変化を踏まえたリスクの洗い出し及び評価を行い、グループ経 営執行会議での決議を経て取締役会に報告しております。 特定した重要リスクに対しては、年度経営計画やリスク管理方針等において対応方針を策定し各種戦略・施策を展 開するとともに、指標(KPI/KRI)を用いたモニタリングを通じて進捗状況及びリスク状況の把握を行ってお ります。 これらの重要リスクの状況及び対応の進捗は、定期的にグループ経営執行会議及び取締役会に報告され、取締役 会は当該報告に基づき、リスク管理の有効性及び適切性について監督を行うとともに、必要に応じて対応方針の見 直し等を指示する体制としております。 さらに、重要リスクについては、事業環境の変化やリスクプロファイルの変動を踏まえ、定期的に見直しを行う体 制としております。 なお、以下に記載する重要リスクは、当社グループが認識しているリスクの全てを網羅するものではなく、記載以 外のリスクによっても当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 重要リスク   リスク事象の例 顧客基盤の縮小   地域の人口動態や産業構造の変化、顧客行動の変容等により 顧客基盤が縮小し、収益構造に影響が生じる DX(AIを含む)活用の遅れ   デジタル技術やAIの進展、競争環境の変化に十分対応できない場合、サービス競争力の低下や業務効率の停滞を通じて、成長に影響が生じる スタグフレーションによる景気後退   物価上昇と景気後退が同時に進行した場合、企業収益の悪化や信用コストの増加、市場環境の変動等を通じて、経営成績及び財政状態に影響が生じる 重要リスク   リスク事象の例 財政悪化懸念による金利上昇   財政悪化懸念や市場環境の変化を背景に金利が急激に上昇した場合、保有有価証券の評価や金利感応度を通じて、経営成績及び財政状態に影響が生じる 国内景気悪化による市場調達困難化・預金流出(円貨)   国内経済の悪化や金融市場の不安定化等により、預金流出や資金調達環境の悪化が生じ、資金繰りに影響が生じる グローバルな景気後退による市場調達困難化 (外貨)   グローバルな景気後退や市場混乱により外貨流動性が低下した場合、外貨資金調達や資金繰りに影響が生じる 人権問題への重大な対応不備(ハラスメント等)   人権問題への対応が不十分な場合、社会的信用の毀損や組織運営への影響を通じて、経営に影響が生じる サイバー攻撃(ランサムウェア)   サイバー攻撃や不正アクセス、情報漏えい等の発生により、業務停止や顧客情報への影響を通じて、経営に重大な影響が生じる。 フロンティアAIの進展等により攻撃の高度化・自動化が進み、発生頻度の増加や外部委託先の経由による波及効果を受け、影響が拡大する 大規模自然災害(地震等)   大規模な地震や風水害等の自然災害により、事業活動の停止やインフラ制約が生じ、経営や財政状態に影響が生じる 経営人財の不足   必要な経営人財や専門人財の確保・育成が進まない場合、戦略遂行や業務運営に影響が生じる 気候変動への対応不備   気候変動に伴う自然災害の激甚化や規制・市場環境の変化への対応が不十分な場合、事業活動や投融資先を通じて経営成績及び財政状態に影響が生じる (個別のリスク) (1)信用リスク 信用リスクとは、信用供与先の財務内容の悪化などにより、保有する資産の価値が減少あるいは消滅し、損失を被るリスクであります。信用リスクが顕在化した場合、当社グループにおける経営の健全性に大きな影響を及ぼすため、大部分の信用リスクを有する貸出資産について、特に厳正な管理を行っております。その主なリスク事象、要因及び対応策は以下のとおりであります。 リスク事象   主な要因   対応策 ① 不良債権に対しては十分な引当金を確保し資産の健全性を維持しているものの、今後の本邦及び地元地域の景気の動向、不動産価格及び株価の変動、当社グループの融資先の経営状況等によっては、不良債権及び与信関係費用が増加するおそれがあり、その結果、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・国内外(※特に山口県、広島県及び北九州市)の景気悪化 ・経済情勢全般の悪化 ・震災、台風等の自然災害発生   ・経済情勢全般の悪化、担保価値の下落、その他予期せざる事由等、信用リスクの高まりが懸念される兆候が表れた場合は、貸倒等の損失が顕在化する前に、貸倒引当金を積み増しし、自己資本の急激な変動を抑制 ② 貸倒引当金は、取引先の状況、債権の保全状況、経済全般に関する見通しに基づく予想損失率の算出等により、十分な引当金を確保しているものの、前提条件と比較して、著しい経済情勢の悪化、担保価値の下落、その他予期せざる事由が生じた場合は、貸倒引当金の積み増しが必要となり、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 貸出先に債務不履行等が生じた場合であっても、追加貸出等の支援や再起に向けた協力を行うことがあります。また回収の効率・実効性その他の観点から、当社グループが債権者として有する法的な権利を行使しない場合があります。このような貸出先の信用状況の悪化や支援により、与信関係費用が増加することで、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・債務不履行等が生じ、経営課題を抱える企業に対しては、早めに対応策を協議することや対応策を実行支援することにより、与信関係費用の顕在化を予防 ※ 当社グループは山口県、広島県及び北九州市を主たる営業基盤としており、地域経済の影響を特に強く受ける傾 向にあります。そのため当該地域の経済状況により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性がありま す。 (2)市場リスク 市場リスクとは、金利、有価証券等の価格、為替相場等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、保有する資産、負債、及びオフバランス取引の価値が変動し、損失を被るリスクであります。その主なリスク事象、要因及び対応策は以下のとおりであります。 リスク事象   主な要因   対応策 ① 当社グループは銀行業を主たる業務としており、資金運用手段である貸出金の貸出金利、債券投資等の利回り、資金調達手段である預金の金利等は、市場金利の動向の影響を受けております。資金運用と資金調達との金額または期間等のミスマッチが生じている状況において、予期せぬ金利変動が生じる場合、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・世界の経済金融情勢の変動 ・国内外の財政、金融政策の変更 ・政変、紛争の勃発等 ・震災、台風等の自然災害発生   ・有価証券の残高に限度額を設定 ・有価証券の総合損益や評価損益に協議基準を設定 ・リスクの定量化とモニタリング ・必要に応じて、保有資産の売却やヘッジ取引等によるポジションの圧縮 ② 投資等を目的として市場性のある有価証券を大量に保有しております。全般的かつ大幅な価格下落が続く場合には、保有有価証券に減損または評価損が発生し、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 当社グループは、資産及び負債の一部を外貨建てで保有しております。これらの外貨建資産と負債の額が通貨毎に同額で相殺されない場合、又は適切にヘッジされていない場合には、為替相場の不利な変動によって、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)流動性リスク 流動性リスクとは、銀行の財務内容の悪化等により必要な資金が確保できなくなり、資金繰りがつかなくなる場合や、資金の確保に通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)と、市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされたりすることにより、損失を被るリスク(市場流動性リスク)であります。主なリスク事象、要因及び対応策は以下のとおりであります。 リスク事象   主な要因   対応策 ① 当社グループの信用力低下や、市場環境の著しい悪化により、資金流出の発生や市場での調達が困難となり、通常よりも著しく割高な金利で資金調達を余儀なくされることにより損失が発生する可能性があります。   ・金融市場の混乱 ・金融機能の低下 ・当社グループの信用不安   ・運用と調達のバランスや大口資金調達状況等のモニタリング ・市場性資金ギャップに限度額を設定 ・流動性準備の要確保額の設定 ② 保有する有価証券等の売却が円滑にできず、通常よりも不利な価格での売却を余儀なくされることにより損失が発生する可能性があります。   ・低流動性資産の保有限度額の設定 (4)オペレーショナル・リスク オペレーショナル・リスクとは、内部の不正、外部からの不正、労働環境における不適切な対応(法令に抵触する行為等)、顧客との取引における不適切な対応(顧客に対する過失による義務違反、商品設計における問題等)、自然災害、事故、システム障害、不適切な取引処理、並びにプロセス管理の不備等、業務運営において問題となる事象が発生することにより、損失を被るリスクであります。 当社グループでは、オペレーショナル・リスクを以下の8つのリスク・カテゴリーに区分し、管理しております。 リスク・カテゴリー   想定されるシナリオ   対応策 ①事務リスク   役職員が正確な事務を怠るなど、事故・不正等を起こした場合には、直接的な損失の発生だけではなく、社会的信用の失墜等により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・標準手続に基づく事務処理  の徹底 ・事務検査及び改善策の実施 ②システムリスク   コンピュータシステムの停止、誤作動等のシステムの不備、またはコンピュータの不正使用等が発生した場合には、業務停止に伴う損害賠償負担の発生や社会的信用の失墜等により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・システム管理対策基準に基  づく、安全管理措置の実施 ・リスクが顕在化した際の被  害範囲や影響を最小化する  ための態勢整備 ③サイバーセキュリ  ティリスク   情報通信ネットワークや情報システム等の悪用により、サイバー空間を経由して行われる不正侵入、情報の窃取、改ざんや破壊、情報システムの動作停止や誤作動、不正プログラムの実行やDDoS攻撃等の、いわゆる「サイバー攻撃」が発生した場合には、業務停止に伴う損害賠償負担の発生や社会的信用の失墜等により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・サイバーセキュリティ対策 基準に基づく、サイバー攻 撃の動向等を踏まえた対 応策の整備 ・リスクが顕在化した際の被  害範囲や影響を最小化する   ための態勢整備 ④情報リスク   お客さまの情報や社内の機密情報について漏洩、紛失、改ざん、及び不適切な取り扱い等が発生した場合、社会的責任を問われるだけでなく、損害賠償負担の発生などにより、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・情報管理対策基準に基づ  く、情報管理態勢の整備 ・役職員教育の徹底 ⑤法務リスク   法令の改正等への対応が不十分である、または取引等における法律関係が不完全であることで行政処分や重大な訴訟などが発生した場合、社会的信用の失墜等により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・法令の改正や契約にかかる  リーガルチェック体制の整  備 ⑥マネロン・テロ資金  供与リスク   マネー・ローンダリングやテロ活動に資金を提供する行為への対策の不備が発生した場合、巨額の制裁金やコルレス契約の解消を求められる等、業務運営に支障をきたすのみならず、社会的な信用の失墜等により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・リスクの適時・適切な特定  ・評価と、リスクに見合っ  た低減措置の実施 ・営業部門、管理部門、監査  部門の各部門の役割・責任  を明確にし、組織的な対応  を実施 ⑦有形資産リスク   自然災害、犯罪または資産管理の瑕疵等により、有形資産の毀損や執務環境等の質の低下が発生した場合には、有形資産の再構築費用の発生等により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・自然災害等への対策の実施 ・老朽化した施設・設備の更  改や維持管理の実施 ⑧人的リスク   不適切な就労・職場・安全環境や、人財の確保や育成が不十分となることにより、当社グループの競争力や効率性が低下することにより、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・人事制度の見直しや中途採  用の強化等による多様な人  財の活躍促進 (5)自己資本に関するリスク ① 自己資本比率 当社グループは海外営業拠点を有しておりますので、「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第20号)に基づき、国際統一基準により連結自己資本比率を算出しており、総自己資本比率8%以上、Tier1比率6%以上、普通株式等Tier1比率4.5%以上の最低所要水準を維持する必要があります。自己資本比率は、現在、この水準を上回っておりますが、資本金、利益剰余金、保有有価証券の評価差額等の増減、リスク・アセット等が変動した場合には、自己資本比率に影響を及ぼす可能性があります。 また、国際統一基準では、資本保全バッファー(各最低所要水準+2.5%)を備える必要があります。現在、このバッファー水準を上回っておりますが、一定水準を下回り、配当等の社外流出について制限を受ける場合には、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、銀行業を営む連結子会社におきましては、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に基づき、山口銀行は国際統一基準により、もみじ銀行及び北九州銀行は国内基準により、それぞれ単体自己資本比率を算出しております。 ② 繰延税金資産 当連結会計年度末現在の本邦の会計基準では、ある一定の状況において、将来実現すると見込まれる税務上の便益を繰延税金資産として計上することが認められております。 国際統一基準においては、一時差異に係る繰延税金資産について一定の限度額まで自己資本の額に含めてよいこととされており、2012年金融庁告示第28号に従って計算した額を自己資本の額に含めております。 繰延税金資産の貸借対照表計上額は、将来の課税所得に関するものを含めた様々な予測・仮定に基づいているため、繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断した場合、繰延税金資産は減額され、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼすとともに、自己資本比率の低下を招くおそれがあります。 (6)コンプライアンス・リスク 役職員全員によりコンプライアンス体制の強化を図るため、毎年コンプライアンス・プログラム重点項目を策定し、様々な取組みを行っておりますが、コンプライアンス上の問題が発生した場合には、直接的な損失の発生だけではなく、永年培ってきたお客さまからの信頼失墜に繋がる可能性があり、結果として経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)風評リスク 当社グループや金融業界に関するネガティブな報道や風評が発生した場合、それが事実であるか否かにかかわらず、経営成績、財政状態及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)事業に関するリスク ① 競争に関するリスク 近年、金融制度の大幅な規制緩和に加え、地域金融機関の再編や他業態による金融分野への参入などにより、金融業界の競争環境が激化しております。この結果、当社グループの営業基盤において、他金融機関などに対して競争優位を得られない場合、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② ビジネス戦略が奏功しないリスク 当社グループは、銀行業務を中心として、証券業務、クレジットカード業務など、地域密着型の総合金融サービスを展開しているため、企業価値の向上を目指して様々なビジネス戦略を実施しておりますが、想定を上回る経営環境の変化等により、想定したとおりの収益が計上できない場合、あるいは想定を上回るコスト等が発生した場合、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、「YMFG中期経営計画(2025年度~2029年度)」に基づき展開する経営戦略が奏功しない場合、当初想定した結果が得られない可能性があります。 ③ 持株会社のリスク 当社は、銀行持株会社であり、収益の大宗は完全子会社である山口銀行、もみじ銀行及び北九州銀行が当社に対して支払う配当からなっております。一定の状況下では、銀行法及び会社法上の規制等により、山口銀行、もみじ銀行及び北九州銀行が当社に支払う配当の金額が制限される場合があります。また、山口銀行、もみじ銀行及び北九州銀行が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当を支払えない状況等が生じた場合は、当社株主に対する配当の支払いが不可能となる可能性があります。 ④ 業務範囲の拡大に伴うリスク 法令等の規制緩和に伴い、新たな収益機会を得るために業務範囲を拡大することがあります。業務範囲を拡大することに伴い、新たなリスクに晒されるほか、当該業務の拡大が予想どおりに進展しない場合、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9)その他リスク ① 年金債務に関するリスク 年金資産の時価が下落した場合や運用利回りが低下した場合、または退職給付債務を計算する前提となる基礎率に変更等があった場合には、損失が発生する可能性があります。年金制度の変更により過去勤務費用の償却費用が発生する可能性があります。また、金利環境の変動その他の要因により退職給付債務の未積立額に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 固定資産の減損に関するリスク 保有する固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」を適用し、保有する固定資産の使用目的の変更、収益性の低下及び価額の下落などにより評価減が発生した場合には、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 金融犯罪に関するリスク キャッシュカードの偽造・盗難や振り込め詐欺・サイバー犯罪等の金融機関を狙った犯罪が多発している状況を踏まえ、金融犯罪による被害発生を未然に防止するため、セキュリティ強化に向けた対策を講じております。しかしながら、高度化する金融犯罪等の発生により、不公正・不適切な取引を未然に防止できなかった場合には、不測の損失の発生や信用失墜等により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 規制変更のリスク 当社は、銀行持株会社であり、銀行法によって規制及び監督されており、また、当連結会計年度末現在の規制(法律、規則、政策、実務慣行等)に従って業務を遂行しております。このため、将来における規制の変更によって、業務遂行や経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 格付低下のリスク 格付機関が当社の格付を引き下げた場合、取引において不利な条件を承諾せざるを得ない可能性や、または一定の取引を行うことができなくなり、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 気候変動に係るリスク 気候変動リスクとは、脱炭素社会への移行に伴う規制、技術、市場環境等の変化によって引き起こされるリスク(移行リスク)や、自然災害の激甚化、気温・降水変化、海面上昇等によって引き起こされるリスク(物理的リスク)であります。 気候変動リスクは、信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナル・リスクといった各リスク・カテゴリーに波及し、そのリスク・カテゴリーのリスクとして顕在化するという特徴があります。 当社グループでは、統合的リスク管理の枠組みの中に気候変動リスクを組入れた上で、顕在化するリスクに応じて、各リスク・カテゴリーにおいて管理する体制の構築を進めておりますが、気候変動に係るリスクへの取組みが不十分である場合には、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)23,472字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の業務運営、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (業務運営) 当連結会計年度における我が国経済は、円安や賃金上昇等による物価上昇、米国の関税引き上げによる影響がみられたものの、雇用・所得環境の改善や物価上昇に対する各種政策効果などもあり、緩やかな回復基調で推移しました。また、日本銀行が金融政策正常化に向けて政策金利の追加引上げを実施し、株式市場では政府の政策期待や円安などを背景に日経平均株価が最高値を更新しました。しかし、足元では米国・イスラエルによるイラン攻撃の影響で原油価格が高騰しており、国内外の景気下振れリスクや物価上昇の継続等により、先行きは不透明な状況が続いております。 地元経済においては、設備投資は増加しましたが、住宅投資が弱めの動きとなり、輸出も米国の関税引き上げの影響などから減少しました。生産活動は自動車が弱めの動きとなる一方で、電気機械が増加し、一部に持ち直しの動きがみられ、個人消費は雇用・所得環境の改善により、物価上昇の影響を受けながらも緩やかに回復しており、全体では緩やかな回復基調で推移しました。 当社グループは、当連結会計年度より「YMFG中期経営計画(2025年度~2029年度)」をスタートさせており、計画期間を「“地域課題解決のプラットフォーマー※1”への進化へ向けた“同舟共命型ビジネスモデル※1”の確立を目指す5年間」と位置付けるとともに、成長領域見直し・選択と集中を実行することで、資本コストを上回るROE水準を目指しております。本中期経営計画では、地域のお客さまが抱える多様かつ複雑な経営課題の解決を最大の提供価値とし、個別のお客さまの課題解決に留まらず、地域全体を俯瞰し、まちづくりのような「面」の視点での課題解決にも取組む「地域課題解決のプラットフォーマー」への進化を通じて、地域の豊かな未来を共創してまいります。 「地域課題解決のプラットフォーマー」への進化に向けたエンジン(基本目標)として、①同舟共命型ビジネスモデルの確立、②金融ビジネスの高度化、③マルチバンク・シングルプラットフォーム※2の深化を定め、これら3つのエンジンを連動させていくことで、当社グループの企業価値向上に取組んでおります。 ※1地域課題解決のプラットフォーマー/同舟共命型ビジネスモデル お客さまに対する総合サポート(融資・エクイティ・ソリューションを複合的に組み合わせたご支援)による複雑化した経営課題解決を最大の提供価値とするビジネスを展開する事業体のことをいい、このビジネスモデルを「同舟共命型ビジネスモデル」と定義しております。 ※2マルチバンク・シングルプラットフォーム グループ内に銀行を複数有する場合に、各銀行における人事制度の一体化やシステムの統合・統一化、各種本部機能の持株会社への集約・一元的な運用を通じて、グループ経営の一体化・効率化を追求する経営体制のことを指します。 中期経営計画の初年度である当連結会計年度は、将来の持続的成長及び資本コストを上回る価値創出を実現するため、ビジネスモデルの転換に着手いたしました。地域企業の成長支援や地域の課題解決を通じた地域価値向上に資する領域へ経営資源を再配分する一方、戦略的重要性や収益性が相対的に低下した事業・拠点の整理・合理化を図っております。 同舟共命型ビジネスモデルへの転換・確立に向けては、お客さまの事業成長を総合的に支援する体制強化を目的に、2025年7月に当社子会社であるワイエムコンサルティング、YMキャリア、データ・キュービック、ワイエムライフプランニングの4社を再編し、「株式会社YMFGグロースパートナーズ」(以下、「YMGP」)として新たに始動いたしました。これまで4社に分散していたお客さまの経営課題に関する情報や知見を集約することで、複雑化した経営課題に対する固有の最適解をワンストップかつ機動的に提供する体制を構築し、更なるサービス品質の向上を目指しております。新たに始動したYMGPを中心に、当社グループ会社が共同で、地域経済を牽引するお客さまへのエクイティ出資を含む成長支援を実施するなど、地域企業が抱える自社固有の経営課題解決に向けて、当社グループの多様なリソースを活用した伴走型支援を展開しております。 地域課題解決の取組みとしては、地域産業の創出・育成による生産性向上に資する分野を重点領域と位置付け、2025年8月にGX戦略地域の選定に向けて山口県が設置した「新事業創出・育成タスクフォース」の構成企業として参画し、山口県の産業創出やGDPの向上を目指した施策の方向性を示すとともに、山口県産業の国際競争力の維持・強化を図っております。10月には、地域観光の新たな価値創出に向けて、山口・広島・福岡を中心にインバウンド富裕層市場の拡大と地域活性化を目指すプロジェクトを本格的に始動いたしました。また、官民連携による課題解決手法であるソーシャル・インパクト・ボンド事業において、地域金融グループとして全国初となるサービス提供事業者を取りまとめる受託者として山口市から選定されました。加えて、地域医療の持続性向上に貢献することを目的として、高度医療提供体制の充実や医師の育成等に資する取組みに活用される寄附を実施しております。 地域社会の脱炭素化に向けては、2025年10月に下関市脱炭素先行地域における金融施策として、しものせき脱炭素経営支援ローン(サステナビリティ・リンク・ローン)の取り扱いを開始いたしました。本取組みは、地方公共団体が持つ独自の制度と連携し、金融機関の融資フレームワークを脱炭素先行地域の推進施策として活用した全国初の事例となります。11月には山口県の産業分野の脱炭素化に向け、県内企業の取組支援等を推進するため、山口県と連携協定を締結しております。 マルチバンク・シングルプラットフォームの深化に向けては、グループ経営の効率化と持続的な収益基盤の構築を目的として、グループ内銀行の勘定系システム統合を本格始動いたしました。グループ全体のスケールメリットを最大限に生かしつつ、システムの運用・管理を効率化することで経営の最適化を実現してまいります。 成長領域見直し・選択と集中の取組みとしては、事業ポートフォリオ経営の観点から、2025年9月に、当社子会社である保険ひろばの全株式をほけんの窓口グループ株式会社へ譲渡いたしました。11月には当社グループ全体の国際業務見直しとして、日本及び中国の金融監督庁からの認可取得を前提に、山口銀行青島支店及び大連支店の組織形態を駐在員事務所へ変更することについて決議いたしました。今後認可を取得し組織形態の変更を実施することにより、当社及び山口銀行は国際統一基準行から国内基準行へ移行することとなり、更なる資本の有効活用やグループシナジーの最大化等を通じた企業価値の向上に努めてまいります。 (財政状態) 預金は、お客さまの多様化するニーズにお応えすべく商品やサービスの充実とともに、地域に根ざした着実な営業展開を進めてまいりました結果、譲渡性預金と合わせますと、前連結会計年度末比2,348億円増加して11兆2,181億円となりました。 貸出金は、金融仲介機能を通じて地域金融機関としての責務を果たし、お取引先の信頼にお応えすべく資金需要に積極的姿勢で取組んでまいりました結果、前連結会計年度末比3,688億円増加して8兆9,409億円となりました。 有価証券は、有価証券運用における安定的な収益構造への転換を進めてまいりました結果、外国債券や投資信託の減少を主因として、前連結会計年度末比822億円減少して2兆463億円となりました。 総資産は、預金及び譲渡性預金の増加を背景に、貸出金が増加したこと等により、前連結会計年度末比1,870億円増加して13兆1,804億円となりました。 純資産は、利益の積み上げにより利益剰余金が201億円増加し、有価証券ポートフォリオの改善によりその他有価証券評価差額金が358億円増加、自己株式の取得により自己株式が120億円増加した結果、前連結会計年度末比481億円増加して6,702億円となりました。 (経営成績) 経常収益は、貸出金利息や有価証券利息配当金、株式等売却益の増加等を主因として、前連結会計年度比485億6百万円増加して2,619億41百万円となりました。一方、経常費用は、資金調達費用や国債等債券売却損の増加等を主因として、前連結会計年度比559億16百万円増加して2,169億15百万円となりました。その結果、経常利益は前連結会計年度比74億10百万円減少して450億26百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比23億37百万円減少して330億8百万円となりました。 また、包括利益は、当期純利益が23億51百万円減少し、その他有価証券評価差額金が783億71百万円増加、退職給付に係る調整額が78億45百万円増加、繰延ヘッジ損益が26億79百万円増加した結果、前連結会計年度比868億35百万円増加して744億84百万円となりました。 なお、当社グループは、銀行業の単一セグメントであるため、セグメントの業績は記載しておりません。 (キャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等から、前連結会計年度比8,600億円減少して△2,450億円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入の増加等から、前連結会計年度比2,394億円増加して928億円となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付社債の期限前償還を行ったこと等から、前連結会計年度比499億円減少して△464億円となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は期中1,986億円減少して1兆6,479億円となりました。 (参考) (1)国内・海外別収支 資金運用収支は、国内1,293億87百万円、海外7億62百万円、合計1,301億50百万円となりました。 役務取引等収支は、国内170億61百万円、海外△2百万円、合計170億59百万円となりました。 特定取引収支は、国内のみの取扱いで、7億98百万円となりました。 また、その他業務収支は、国内△648億43百万円、海外29百万円、合計△648億14百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額 (△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   113,198   857   -   114,055 当連結会計年度   129,387   762   -   130,150 うち資金運用収益   前連結会計年度   148,515   968   325   149,158 当連結会計年度   173,805   923   333   174,395 うち資金調達費用   前連結会計年度   35,317   111   325   35,103 当連結会計年度   44,417   160   333   44,244 役務取引等収支   前連結会計年度   18,659   △2   -   18,657 当連結会計年度   17,061   △2   -   17,059 うち役務取引等収益   前連結会計年度   28,727   11   -   28,738 当連結会計年度   27,597   10   -   27,607 うち役務取引等費用   前連結会計年度   10,067   13   -   10,080 当連結会計年度   10,535   12   -   10,547 特定取引収支   前連結会計年度   482   -   -   482 当連結会計年度   798   -   -   798 うち特定取引収益   前連結会計年度   482   -   -   482 当連結会計年度   798   -   -   798 うち特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - その他業務収支   前連結会計年度   △28,066   26   -   △28,040 当連結会計年度   △64,843   29   -   △64,814 うちその他業務収益   前連結会計年度   17,987   26   -   18,014 当連結会計年度   21,475   29   -   21,505 うちその他業務費用   前連結会計年度   46,054   -   -   46,054 当連結会計年度   86,319   -   -   86,319 (注)1 「国内」とは、当社、銀行業を営む連結子会社(海外店を除く)及び国内に本店を有する銀行業以外の連結子会社であります。 2 「海外」とは、銀行業を営む連結子会社の海外店であります。 3 相殺消去額は、銀行業を営む連結子会社の海外店に係る本支店間の資金貸借の利息であります。 4 資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。 (参考) (2)国内・海外別資金運用/調達の状況 資金運用勘定は、国内が平均残高12兆6,587億円、利回り1.37%、海外が平均残高278億円、利回り3.32%、合計平均残高12兆6,733億円、利回り1.37%となり、利息は1,743億95百万円となりました。 資金調達勘定は、国内が平均残高12兆2,884億円、利回り0.36%、海外が平均残高272億円、利回り0.58%、合計平均残高12兆3,025億円、利回り0.35%となり、利息は442億44百万円となりました。 ① 国内 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   12,329,917   148,515   1.20 当連結会計年度   12,658,758   173,805   1.37 うち貸出金   前連結会計年度   8,565,654   112,847   1.31 当連結会計年度   8,720,737   122,644   1.40 うち有価証券   前連結会計年度   2,158,868   31,114   1.44 当連結会計年度   2,162,832   38,567   1.78 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   36,619   340   0.93 当連結会計年度   51,296   616   1.20 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   1,545,443   4,095   0.26 当連結会計年度   1,682,151   9,327   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   11,988,452   35,317   0.29 当連結会計年度   12,288,435   44,417   0.36 うち預金   前連結会計年度   10,089,502   11,517   0.11 当連結会計年度   10,253,234   26,829   0.26 うち譲渡性預金   前連結会計年度   425,423   1,128   0.26 当連結会計年度   726,845   4,976   0.68 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   329,278   4,182   1.27 当連結会計年度   197,858   2,344   1.18 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   439,324   9,538   2.17 当連結会計年度   437,468   7,573   1.73 うち借用金   前連結会計年度   690,258   371   0.05 当連結会計年度   679,879   1,499   0.22 (注)1 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しております。 2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、当社及び銀行業以外の国内連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高等を利用しております。 3 「国内」とは、当社、銀行業を営む連結子会社(海外店を除く)及び国内に本店を有する銀行業以外の連結子会社であります。 ② 海外 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   26,322   968   3.68 当連結会計年度   27,806   923   3.32 うち貸出金   前連結会計年度   16,383   553   3.37 当連結会計年度   12,492   413   3.31 うち有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   5,059   98   1.93 当連結会計年度   9,913   173   1.74 資金調達勘定   前連結会計年度   25,861   111   0.43 当連結会計年度   27,291   160   0.58 うち預金   前連結会計年度   6,865   47   0.69 当連結会計年度   9,341   141   1.51 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   2,474   63   2.58 当連結会計年度   1,055   19   1.81 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注)1 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。 2 「海外」とは、銀行業を営む連結子会社の海外店であります。 ③ 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺消去額 (△)   合計   小計   相殺消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   12,356,240   12,893   12,343,346   149,484   325   149,158   1.20 当連結会計年度   12,686,564   13,199   12,673,365   174,729   333   174,395   1.37 うち貸出金   前連結会計年度   8,582,037   -   8,582,037   113,400   -   113,400   1.32 当連結会計年度   8,733,229   -   8,733,229   123,058   -   123,058   1.40 うち有価証券   前連結会計年度   2,158,868   -   2,158,868   31,114   -   31,114   1.44 当連結会計年度   2,162,832   -   2,162,832   38,567   -   38,567   1.78 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   36,619   -   36,619   340   -   340   0.93 当連結会計年度   51,296   -   51,296   616   -   616   1.20 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   1,550,502   -   1,550,502   4,193   -   4,193   0.27 当連結会計年度   1,692,065   -   1,692,065   9,500   -   9,500   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   12,014,313   12,893   12,001,420   35,429   325   35,103   0.29 当連結会計年度   12,315,726   13,199   12,302,526   44,578   333   44,244   0.35 うち預金   前連結会計年度   10,096,368   -   10,096,368   11,565   -   11,565   0.11 当連結会計年度   10,262,575   -   10,262,575   26,971   -   26,971   0.26 うち譲渡性預金   前連結会計年度   425,423   -   425,423   1,128   -   1,128   0.26 当連結会計年度   726,845   -   726,845   4,976   -   4,976   0.68 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   331,753   -   331,753   4,246   -   4,246   1.28 当連結会計年度   198,913   -   198,913   2,363   -   2,363   1.18 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   439,324   -   439,324   9,538   -   9,538   2.17 当連結会計年度   437,468   -   437,468   7,573   -   7,573   1.73 うち借用金   前連結会計年度   690,258   -   690,258   371   -   371   0.05 当連結会計年度   679,879   -   679,879   1,499   -   1,499   0.22 (注)1 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しております。 2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、当社及び銀行業以外の国内連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高等を利用しております。 3 相殺消去額は、銀行業を営む連結子会社の海外店に係る本支店間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 (参考) (3)国内・海外別役務取引の状況 役務取引等収益は、預金・貸出業務、為替業務及び証券関連業務を中心として、国内275億97百万円、海外10百万円、合計で276億7百万円となりました。 一方、役務取引等費用は、国内105億35百万円、海外12百万円、合計で105億47百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額 (△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   28,727   11   -   28,738 当連結会計年度   27,597   10   -   27,607 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   7,223   -   -   7,223 当連結会計年度   7,703   -   -   7,703 うち為替業務   前連結会計年度   5,051   11   -   5,062 当連結会計年度   5,310   9   -   5,320 うち証券関連業務   前連結会計年度   5,085   -   -   5,085 当連結会計年度   5,326   -   -   5,326 うち代理業務   前連結会計年度   192   -   -   192 当連結会計年度   186   -   -   186 うち保護預り・貸金庫 業務   前連結会計年度   181   -   -   181 当連結会計年度   171   -   -   171 うち保証業務   前連結会計年度   461   -   -   461 当連結会計年度   434   -   -   434 役務取引等費用   前連結会計年度   10,067   13   -   10,080 当連結会計年度   10,535   12   -   10,547 うち為替業務   前連結会計年度   518   4   -   523 当連結会計年度   624   4   -   629 (注)1 「国内」とは、当社、銀行業を営む連結子会社(海外店を除く)及び国内に本店を有する銀行業以外の連結子会社であります。 2 「海外」とは、銀行業を営む連結子会社の海外店であります。 (参考) (4)国内・海外別特定取引の状況 ① 特定取引収益・費用の内訳 特定取引収益は、特定金融派生商品収益など7億98百万円を計上しました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額 (△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 特定取引収益   前連結会計年度   482   -   -   482 当連結会計年度   798   -   -   798 うち商品有価証券収益   前連結会計年度   265   -   -   265 当連結会計年度   194   -   -   194 うち特定取引有価証券 収益   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融派生商品 収益   前連結会計年度   217   -   -   217 当連結会計年度   603   -   -   603 うちその他の特定取引 収益   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - 特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち商品有価証券費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引有価証券 費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融派生商品 費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うちその他の特定取引 費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - (注)1 「国内」とは、当社、銀行業を営む連結子会社(海外店を除く)及び国内に本店を有する銀行業以外の連結子会社であります。 2 「海外」とは、銀行業を営む連結子会社の海外店であります。 ② 特定取引資産・負債の内訳(末残) 特定取引の資産残高は、特定金融派生商品32億48百万円のほか、合計38億70百万円となりました。 一方、特定取引の負債残高は、特定金融派生商品の15億66百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額 (△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 特定取引資産   前連結会計年度   3,293   -   -   3,293 当連結会計年度   3,870   -   -   3,870 うち商品有価証券   前連結会計年度   677   -   -   677 当連結会計年度   622   -   -   622 うち商品有価証券派生 商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引有価証券   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引有価証券 派生商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融派生商品   前連結会計年度   2,615   -   -   2,615 当連結会計年度   3,248   -   -   3,248 うちその他の特定取引 資産   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - 特定取引負債   前連結会計年度   1,235   -   -   1,235 当連結会計年度   1,566   -   -   1,566 うち売付商品債券   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち商品有価証券派生 商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引売付債券   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引有価証券 派生商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融派生商品   前連結会計年度   1,235   -   -   1,235 当連結会計年度   1,566   -   -   1,566 うちその他の特定取引 負債   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - (注)1 「国内」とは、当社、銀行業を営む連結子会社(海外店を除く)及び国内に本店を有する銀行業以外の連結子会社であります。 2 「海外」とは、銀行業を営む連結子会社の海外店であります。 (参考) (5)国内・海外別預金残高の状況 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額 (△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   10,361,613   8,612   -   10,370,225 当連結会計年度   10,240,443   1,941   -   10,242,385 うち流動性預金   前連結会計年度   6,284,857   4,163   -   6,289,021 当連結会計年度   6,292,789   1,005   -   6,293,794 うち定期性預金   前連結会計年度   3,764,245   4,448   -   3,768,694 当連結会計年度   3,634,050   936   -   3,634,986 うちその他   前連結会計年度   312,510   -   -   312,510 当連結会計年度   313,604   -   -   313,604 譲渡性預金   前連結会計年度   613,170   -   -   613,170 当連結会計年度   975,778   -   -   975,778 総合計   前連結会計年度   10,974,783   8,612   -   10,983,395 当連結会計年度   11,216,222   1,941   -   11,218,163 (注)1 「国内」とは、当社、銀行業を営む連結子会社(海外店を除く)及び国内に本店を有する銀行業以外の連結子会社であります。 2 「海外」とは、銀行業を営む連結子会社の海外店であります。 3 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 4 定期性預金=定期預金 (参考) (6)国内・海外別貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内 (除く特別国際金融取引勘定分)   8,558,286   100.00   8,932,695   100.00 製造業   1,067,990   12.48   1,151,420   12.89 農業,林業   7,697   0.09   8,193   0.09 漁業   4,895   0.06   4,400   0.05 鉱業,採石業,砂利採取業   7,840   0.09   12,599   0.14 建設業   289,568   3.38   303,786   3.40 電気・ガス・熱供給・水道業   588,460   6.87   570,166   6.38 情報通信業   27,242   0.32   39,983   0.45 運輸業,郵便業   1,090,152   12.74   1,233,008   13.80 卸売業,小売業   765,634   8.95   773,193   8.66 金融業,保険業   630,618   7.37   660,505   7.40 不動産業,物品賃貸業   1,469,394   17.17   1,487,135   16.65 その他サービス業   564,923   6.60   566,419   6.34 地方公共団体   755,964   8.83   776,409   8.69 その他   1,287,904   15.05   1,345,472   15.06 海外及び特別国際金融取引勘定分   13,831   100.00   8,281   100.00 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   13,831   100.00   8,281   100.00 合計   8,572,118   -   8,940,977   - (注)1 「国内」とは、当社、銀行業を営む連結子会社(海外店を除く)及び国内に本店を有する銀行業以外の連結子会社であります。 2 「海外」とは、銀行業を営む連結子会社の海外店であります。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度末及び当連結会計年度末の外国政府等向け債権残高は該当ありません。 (参考) (7)国内・海外別有価証券の状況 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   590,424   -   -   590,424 当連結会計年度   646,148   -   -   646,148 地方債   前連結会計年度   449,038   -   -   449,038 当連結会計年度   448,981   -   -   448,981 短期社債   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - 社債   前連結会計年度   269,194   -   -   269,194 当連結会計年度   240,830   -   -   240,830 株式   前連結会計年度   106,029   -   -   106,029 当連結会計年度   115,772   -   -   115,772 その他の証券   前連結会計年度   713,875   -   -   713,875 当連結会計年度   594,587   -   -   594,587 合計   前連結会計年度   2,128,562   -   -   2,128,562 当連結会計年度   2,046,320   -   -   2,046,320 (注)1 「国内」とは、当社、銀行業を営む連結子会社(海外店を除く)及び国内に本店を有する銀行業以外の連結子会社であります。 2 「海外」とは、銀行業を営む連結子会社の海外店であります。 3 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 当社は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法を採用しております。また、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の計算は、標準的計測手法を採用しております。 自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準」(2019年金融庁告示第12号)に定められた算式に基づき、算出しております。 連結自己資本比率(国際統一基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結総自己資本比率(4/7)   13.39 2.連結Tier1比率(5/7)   12.34 3.連結普通株式等Tier1比率(6/7)   12.34 4.連結における総自己資本の額   6,702 5.連結におけるTier1資本の額   6,175 6.連結における普通株式等Tier1資本の額   6,175 7.リスク・アセットの額   50,032 8.連結総所要自己資本額   4,002 連結総自己資本比率(国際統一基準)は13.39%、連結Tier1比率は12.34%、連結普通株式等Tier1比率は12.34%となりました。 なお、各子銀行の自己資本比率、Tier1比率は以下のとおりとなりました。 山口銀行の単体総自己資本比率(国際統一基準)は15.23%、単体Tier1比率は15.23%、単体普通株式等Tier1比率は15.23%となりました。 もみじ銀行の単体自己資本比率(国内基準)は10.60%となりました。 北九州銀行の単体自己資本比率(国内基準)は11.92%となりました。 持株レバレッジ比率(国際統一基準) (単位:%) 2026年3月31日 持株レバレッジ比率   5.27 持株レバレッジ比率(国際統一基準)は、5.27%となりました。 なお、山口銀行の単体レバレッジ比率(国際統一基準)は、6.61%となりました。 (生産、受注及び販売の状況) 「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、株式会社山口銀行、株式会社もみじ銀行及び株式会社北九州銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 ① 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 ② 危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 ③ 要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 ④ 正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記①から③までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 株式会社山口銀行の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   64   64 危険債権   509   470 要管理債権   34   55 正常債権   46,465   48,358 株式会社もみじ銀行の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   81   108 危険債権   479   401 要管理債権   56   88 正常債権   25,110   25,966 株式会社北九州銀行の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   51   30 危険債権   156   168 要管理債権   38   38 正常債権   14,245   15,137 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の分析) イ.預金(譲渡性預金含む) お客さまの多様化するニーズにお応えすべく商品やサービスの充実とともに、地域に根ざした着実な営業展開を進めてまいりました結果、山口銀行は前事業年度末比920億円増加して6兆4,711億円、もみじ銀行は前事業年度末比793億円増加して3兆3,280億円、北九州銀行は前事業年度末比527億円増加して1兆4,414億円となりました。その結果として、当社グループ連結では前連結会計年度末比2,348億円増加して11兆2,181億円となりました。 ロ.貸出金 金融仲介機能を通じて地域金融機関としての責務を果たし、お取引先の信頼にお応えすべく資金需要に積極的姿勢で取組んでまいりました結果、山口銀行は前事業年度末比1,934億円増加して4兆8,547億円、もみじ銀行は前事業年度末比853億円増加して2兆6,369億円、北九州銀行は前事業年度末比892億円増加して1兆5,153億円となりました。その結果として、当社グループ連結では前連結会計年度末比3,688億円増加して8兆9,409億円となりました。 ハ.有価証券 山口銀行ともみじ銀行は、有価証券運用における安定的な収益構造への転換を進めてまいりました結果、外国債券や投資信託の減少を主因として、山口銀行は前事業年度末比183億円減少して1兆3,395億円、もみじ銀行は前事業年度末比524億円減少して6,536億円となりました。北九州銀行は、株式の減少を主因として、前事業年度末比26億円減少して445億円となりました。その結果として、当社グループ連結では前連結会計年度末比822億円減少して2兆463億円となりました。 ニ.総資産 主要勘定等の増減により、山口銀行は前事業年度末比706億円増加して7兆6,357億円、もみじ銀行は前事業年度末比48億円増加して3兆7,149億円、北九州銀行は前事業年度末比1,023億円増加して1兆8,930億円となりました。その結果として、当社グループ連結では前連結会計年度末比1,870億円増加して13兆1,804億円となりました。 ホ.純資産 当社グループ連結の純資産は、利益の積み上げによる利益剰余金の増加及び有価証券ポートフォリオの改善によるその他有価証券評価差額金の増加等を主因として、前連結会計年度末比481億円増加して6,702億円となりました。 なお、「YMFG中期経営計画(2025年度~2029年度」において目標とした連結経営指標及び2026年3月期実績につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中長期的な経営戦略及び目標とする経営指標」に記載しております。 (経営成績の分析) 当社グループ連結につきましては、資金調達費用や国債等債券売却損等が増加したものの、貸出金利息や有価証券利息配当金、株式等売却益の増加等を主因に、経常利益は前連結会計年度比74億10百万円減少して450億26百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比23億37百万円減少して330億8百万円となりました。 山口銀行につきましては、資金調達費用や国債等債券売却損等が増加したものの、有価証券利息配当金や株式等売却益の増加等を主因に、経常利益は前事業年度比9億88百万円増加して404億74百万円、当期純利益は前事業年度比5億17百万円増加して292億21百万円となりました。 もみじ銀行につきましては、貸出金利息や株式等売却益が増加したものの、資金調達費用や国債等債券売却損の増加等を主因に、経常利益は前事業年度比50億87百万円減少して59億89百万円、当期純利益は前事業年度比31億30百万円減少して42億6百万円となりました。 北九州銀行につきましては、貸出金利息や株式等売却益が増加したものの、資金調達費用や与信関係費用の増加等を主因に、経常利益は前事業年度比13億98百万円減少して65億20百万円、当期純利益は前事業年度比17億33百万円減少して47億26百万円となりました。 「YMFG中期経営計画(2025年度~2029年度)」の初年度となる当連結会計年度は、将来の持続的成長及び資本コストを上回る価値創出を実現するため、ビジネスモデルの転換に着手するとともに、着実な目標経営指標の達成を目指してまいりました。2025年度の当社グループ連結業績予想に対する当連結会計年度の実績につきましては、経常利益は計画比+26百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は計画比+15億8百万円となり、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに、計画を達成いたしました。 中期経営計画2年目となる2026年度の業績予想につきましては、中期経営計画3年目の目標値を1年前倒しし、経常利益は675億円、親会社株主に帰属する当期純利益は450億円、ともに過去最高益を予想しております。 2025年度 計画 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   計画比 (百万円) 経常利益   45,000   45,026   26 親会社株主に帰属する当期純利益   31,500   33,008   1,508 2026年度予想 (百万円) 経常利益   67,500 親会社株主に帰属する当期純利益   45,000 (経営成績に重要な影響を与える要因についての分析) イ.連結コア業務純益(除く投資信託解約損益及び金利スワップ解約損益) 資金利益は、邦貨預金利回りの上昇を主因に、預金利息が増加した一方で、邦貨貸出金利回りの上昇を主因とした貸出金利息の増加や有価証券運用における安定的な収益構造への転換を進めたことによる有価証券利息配当金の増加等により、前連結会計年度比160億95百万円増加して1,301億50百万円となりました。 役務取引等利益は、当社子会社であった株式会社保険ひろばの全株式をほけんの窓口グループ株式会社へ譲渡した影響を主因に、前連結会計年度比15億98百万円減少して170億59百万円となりました。 経費(除く臨時処理分)は、ベア等による人件費の増加やシステム関連投資に伴う物件費の増加等により、前連結会計年度比26億34百万円増加して676億3百万円となりました。 この結果、連結コア業務純益(除く投資信託解約損益及び金利スワップ解約損益)は前連結会計年度比61億16百万円増加して567億79百万円となりました。OHR(除く投資信託解約損益及び金利スワップ解約損益)につきましても、経費(除く臨時処理分)が増加した一方で、資金利益を中心に連結業務粗利益が増加した結果、前連結会計年度比1.9%改善し、54.3%となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   前連結会計年度比 (百万円)   (百万円)   (百万円) 連結業務粗利益   ⅰ   105,155   83,194   △21,961 資金利益       114,055   130,150   16,095 貸出金利息       113,400   123,058   9,658 預金利息(含む譲渡性預金利息)(△)       12,694   31,947   19,253 有価証券利息配当金       31,114   38,567   7,453 投資信託解約損益   ⅱ   1,117   5,682   4,565 預け金利息       4,193   9,500   5,307 金利スワップ解約損益   ⅲ   10,225   17,896   7,671 役務取引等利益       18,657   17,059   △1,598 特定取引利益       482   798   316 その他業務利益       △28,040   △64,814   △36,774 国債等債券損益   ⅳ   △21,820   △64,767   △42,947 経費(除く臨時処理分)(△)   ⅴ   64,969   67,603   2,634 連結コア業務純益  (除く投資信託解約損益及び金利スワップ解約損益) (ⅰ-ⅱ-ⅲ-ⅳ-ⅴ)   50,663   56,779   6,116 OHR  (除く投資信託解約損益及び金利スワップ解約損益) (ⅴ/(ⅰ-ⅱ-ⅲ-ⅳ))   56.2%   54.3%   △1.9% ロ.与信関係費用 与信関係費用は、前期に実施したグループ引当戻入の反動等により、前連結会計年度比12億2百万円増加して28億67百万円となりました。グループ引当とは、2021年度に行った新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けたお客さまに対する抜本的な事業再生の推進を目的とした引当で、新型コロナウイルスの影響が収束したことに伴い、前期戻入を実施しております。 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   前連結会計年度比 (百万円) 与信関係費用   ⅰ+ⅱ-ⅲ-ⅳ-ⅴ   1,665   2,867   1,202 一般貸倒引当金繰入額   ⅰ   △7,801   544   8,345 不良債権処理額   ⅱ   9,485   2,653   △6,832 貸倒引当金戻入益   ⅲ   -   -   - 不良債権売却益   ⅳ   3   326   323 償却債権取立益   ⅴ   14   4   △10 ハ.国債等債券損益 国債等債券損益は、安定的な収益構造への転換を進める中、国内債券の売却損の増加等を主因に、前連結会計年度比429億47百万円減少して△647億67百万円となりました。 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   前連結会計年度比 (百万円) 国債等債券損益   ⅰ+ⅱ-ⅲ-ⅳ-ⅴ   △21,820   △64,767   △42,947 売却益   ⅰ   673   1,186   513 償還益   ⅱ   -   -   - 売却損   ⅲ   18,462   52,084   33,622 償還損   ⅳ   4,031   13,869   9,838 償却   ⅴ   -   -   - ニ.株式等関係損益 株式等関係損益は、上場投資信託の売却益の増加等を主因に、前連結会計年度比197億76百万円増加して317億18百万円となりました。 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   前連結会計年度比 (百万円) 株式等関係損益   ⅰ-ⅱ-ⅲ   11,942   31,718   19,776 売却益   ⅰ   13,130   33,080   19,950 売却損   ⅱ   1,101   1,300   199 償却   ⅲ   85   61   △24 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は以下の通りであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等から、前連結会計年度比8,600億円減少して△2,450億円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入の増加等から、前連結会計年度比2,394億円増加して928億円となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付社債の期限前償還を行ったこと等から、前連結会計年度比499億円減少して△464億円となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は期中1,986億円減少して1兆6,479億円となりました。 当連結会計年度における、資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりであります。 当社グループの中核事業は銀行業であり、主に本店ほか支店が立地する地域のお客さまから預け入れいただいた預金を貸出金や有価証券で運用しております。 固定資産の取得等の資本的支出につきましては、自己資金にて対応しております。また、今後の固定資産の取得や各事業分野への投資等、並びに株主還元等についても自己資金にて対応する予定であります。 なお、期間損益や自己資本の安定成長を図るべく、これら資本の財源及び資金の流動性等については、リスクの状況等を把握の上、適切な管理を行っております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。