概要
DNホールディングスは、2021年7月に大日本コンサルタントとダイヤコンサルタントの共同株式移転で設立された純粋持株会社。連結子会社が建設コンサルタント、地質調査、測量、設計監理を担う。本社は東京都千代田区、連結従業員1,447名、売上高370億円(2025年6月期)。公共インフラ整備や防災・減災分野で事業を展開する。
大日本ダイヤコンサルタントを核とするグループ構成
当社グループは、純粋持株会社である当社の下に9社で構成される。中核の大日本ダイヤコンサルタント株式会社が建設コンサルタントと地質調査の両事業を担う。その他、ベトナム子会社のNippon Engineering-Vietnam、情報システム関連のNEテクノ、試錐専門の有限会社エーシーイー試錐工業、上下水道に強みを持つ株式会社ウエルアップを連結子会社として抱える。さらに、再生可能エネルギー事業に関連する合同会社ふじおやまパワーエナジーや北の森グリーンエナジーへの出資を行う。グループ全体で社会資本整備の上流から下流まで一貫したサービスを提供する。
売上高370億円、増収増益を続ける財務基盤
2025年6月期の連結売上高は369億75百万円(前年比108.3%)、営業利益は27億15百万円(同139.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は19億22百万円(同123.4%)と増収増益を達成した。過去3期の推移を見ると、売上高は321億円→326億円→341億円→370億円と年々拡大。営業利益は2024年6月期に19億円、2025年6月期に27億円と伸びている。自己資本比率は60.6%、ROEは13.3%と目標の10%以上を満たした。配当性向は33.9%で、株主還元にも配慮している。
公共投資の堅調を背景にした事業環境と経営課題
当社グループの主要市場は国土強靱化や防災・減災のための公共投資である。2024年に成立した改正国土強靱化基本法や5か年加速化対策により、老朽化した社会資本の維持・改修、激甚化する自然災害への対応需要が続く。一方、カーボンニュートラルへのGXやDXの推進といった新たなニーズも生まれている。中期経営計画2026では、サステナビリティ社会への対応、マーケットリーダーの地位強化、多様な働き方の実現、グループガバナンス強化の4つを基本方針に掲げ、DX戦略推進部の新設や基幹システム統合を進めている。
海外子会社の活用と人材多様化への取り組み
海外展開としては、ベトナムにNippon Engineering-Vietnam Co.,Ltd.を持ち、現地でのコンサルティング業務を担う。国内では、地域密着型の子会社として有限会社エーシーイー試錐工業(北海道)や株式会社ウエルアップ(奈良)を傘下に持つ。人材面では、女性採用比率が42.5%(2025年6月期)と高く、多様な働き方の実現を推進。テレワークの強化や社員の情報リテラシー向上にも取り組む。連結従業員数は1,447名で、社員一人当たりの生産性向上も課題である。
業界の中での役割は建設コンサルタントおよび地質調査サービス提供会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01総合建設コンサルタント主力
社会資本整備に関するコンサルタント業務として、調査、計画、設計、工事監理を実施。道路、河川、上下水道など公共インフラ整備を技術面で支えています。
主要顧客国土交通省、地方自治体など
- 建設コンサルタント事業
- 調査、計画、設計、工事監理などの技術サービス。
02地質調査準主力
地質・地盤・地下水・資源の調査・解析を実施。ボーリング調査や土質試験などを通じて、建設プロジェクトの基礎データを提供。
主要顧客建設会社、官公庁など
- 地質調査事業
- 地質・地盤・地下水・資源の調査・解析サービス。
製品と技術
総合建設コンサルタント:道路・橋梁から防災まで幅広いインフラ設計
大日本ダイヤコンサルタントは、社会資本整備に関するコンサルタント業務全般を手掛ける。具体的には、道路、橋梁、トンネル、河川、海岸、砂防、公園などの調査・計画・設計・工事監理を実施。国土強靱化に対応した防災・減災施設の設計や、老朽化インフラの維持・改修計画も主要業務である。公共事業の上流工程から下流工程まで一貫したサービスを提供し、官公庁や地方自治体を主な顧客とする。
地質調査事業:地盤調査・試錐から資源探査まで
地質調査事業では、地盤、地下水、資源の調査・解析を行う。有限会社エーシーイー試錐工業の試錐技術を活用し、ボーリング調査による地質情報の取得が強み。建設前の地盤調査や斜面安定評価、地下水調査に加え、資源探査にも対応する。大日本ダイヤコンサルタント内の地質・地盤部門と連携し、調査結果をもとにした設計提案が可能。地質リスクの低減に貢献する。
DX戦略推進部の新設と基幹システム統合による業務効率化
2025年6月期、大日本ダイヤコンサルタントは社長直轄のDX戦略推進部を新設し、全社的なデジタル変革を推進。具体的には、旧大日本コンサルタントと旧ダイヤコンサルタントで別々だった基幹システムの統合や拠点事務所のネットワーク統合を実施した。これにより、グループの業務プロセス標準化とデータ活用基盤の整備が進む。また、設計業務におけるBIM/CIMの導入など、建設コンサルタントのデジタル化に対応している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
広告・人材派遣で中堅、収益安定化が急務
広告事業と人材派遣事業を柱とする中堅企業。同業のジンジブ、イシンなどと比較しても、売上規模は中規模で、営業利益率は低水準。近年は売上は増加しているものの、営業利益率は低下傾向にあり、収益性の改善が課題。
強み
- 広告と人材派遣の2本柱で、景気変動の影響を分散。
- 売上高は前期比で増加しており、事業拡大の基盤がある。
- 広告・人材派遣の需要がある多様な業界にサービスを提供。
- 一定の顧客基盤と実績を持ち、安定した事業運営を継続。
課題
- 営業利益率は3%台で、コスト管理や高付加価値化が必要。
- 直近期の営業利益率は低下しており、収益性の悪化が懸念。
- 人材派遣事業で優秀な人材の確保と定着が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がDNホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9701東京會舘 | 149億円 | 14.3倍 |
| 2 | 4286CLホールディングス | 148億円 | 14.0倍 |
| 3 | 9249日本エコシステム | 146億円 | 31.6倍 |
| 4 | 9272ブティックス | 146億円 | 22.7倍 |
| 5 | 7068フィードフォースグループ | 146億円 | 10.3倍 |
| 6 | 7377DNホールディングス | 145億円 | 15.0倍 |
| 7 | 7081コーユーレンティア | 145億円 | 7.7倍 |
| 8 | 366Aウェルネス・コミュニケーションズ | 145億円 | 17.0倍 |
| 9 | 9343アイビス | 145億円 | 16.5倍 |
| 10 | 7373アイドマ・ホールディングス | 144億円 | 7.5倍 |
| 11 | 6176ブランジスタ | 144億円 | 6.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 6件
大日本コンサルタントとダイヤコンサルタントが共同株式移転で設立された2021年
2021年7月14日、大日本コンサルタント株式会社と株式会社ダイヤコンサルタントの2社が共同株式移転によりDNホールディングスを設立した。同日テクニカル上場により東京証券取引所市場第二部に上場。この経営統合により、両社の経営資源を集約し、建設コンサルタント分野での競争力強化を図った。持株会社体制とすることで、グループ全体の戦略立案と事業会社の独立性を両立させる形態をとった。
東京証券取引所スタンダード市場へ移行した2022年
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、DNホールディングスはスタンダード市場へ移行した。これにより、投資家にとっての上場市場の明確化が進み、同社の企業価値評価の基盤が整った。スタンダード市場は東証の中心的な市場の一つであり、中堅企業向けの位置づけである。
有限会社エーシーイー試錐工業を子会社化し地質調査力を強化
2023年5月、当時の株式会社ダイヤコンサルタント(現大日本ダイヤコンサルタント)が有限会社エーシーイー試錐工業の全株式を取得し子会社化した。同社は北海道札幌市に拠点を置き、地質調査のための試錐(ボーリング)工事を専門とする。この買収により、グループの地質調査事業における現地施工能力が向上し、北海道地域でのシェア拡大につながった。
大日本コンサルタントとダイヤコンサルタントを吸収合併し一本化
2023年7月、大日本コンサルタント株式会社を存続会社として株式会社ダイヤコンサルタントを消滅会社とする吸収合併を実施し、社名を大日本ダイヤコンサルタント株式会社に変更した。これにより、以前は別会社だった2つの建設コンサルタントが一つに統合され、グループの運営効率が向上。合併後は、事業会社として大日本ダイヤコンサルタントが中核的存在となった。
株式会社ウエルアップを子会社化し上下水道分野に進出
2024年4月、大日本ダイヤコンサルタント株式会社が株式会社ウエルアップ(奈良県奈良市)の全株式を取得し子会社化した。ウエルアップは上下水道施設の設計・施工管理を主業務としており、この買収によりグループは水インフラ分野に本格参入。既存の土木・建築技術とのシナジーが期待される。
北の森グリーンエナジーに出資し再生可能エネルギー事業に参入
2024年6月、大日本ダイヤコンサルタント株式会社が北の森グリーンエナジー株式会社(北海道上川郡下川町)の株式を取得し(出資比率33.2%)、関連会社とした。同社は再生可能エネルギー発電事業を営んでおり、カーボンニュートラル社会の実現に向けたGX分野への取り組みの一環。持分法非適用関連会社として、グループの事業ポートフォリオを多様化した。
年表6件を開く
2020年代
- 2021年7月創業7月14日付で大日本コンサルタント株式会社及び株式会社ダイヤコンサルタントが共同株式移転により当社を設立、同日テクニカル上場により東京証券取引所市場第二部に上場
- 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ移行
- 2023年5月M&A株式会社ダイヤコンサルタント(現大日本ダイヤコンサルタント株式会社)が有限会社エーシーイー試錐工業(北海道札幌市)の全株式を取得し子会社化(現連結子会社)
- 2023年7月M&A大日本コンサルタント株式会社を存続会社として株式会社ダイヤコンサルタントを消滅会社とする吸収合併を行い、社名を大日本ダイヤコンサルタント株式会社に変更
- 2024年4月M&A大日本ダイヤコンサルタント株式会社が株式会社ウエルアップ(奈良県奈良市)の全株式を取得し子会社化(現連結子会社)
- 2024年6月大日本ダイヤコンサルタント株式会社が北の森グリーンエナジー株式会社(北海道上川郡下川町)の株式を取得(出資比率33.2%)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 自己資本比率2026年6月期まで50%程度
- 自己資本利益率(ROE)2026年6月期まで10%以上
- 固定比率2026年6月期まで80%以下
- 女性採用比率2026年6月期まで30%以上
- 連結配当性向2026年6月期まで30%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
サステナビリティ社会の実現とDX推進
社会課題であるサステナビリティ社会の推進に向けて各分野で施策を進めるとともに、DXによる事業戦略の高度化と生産性向上を図る。
- 02
マーケットリーダーの地位強化と新領域創出
構造分野・地質地盤分野でマーケットリーダーとしての社会的責任を果たし地位を確固たるものにする。事業の絞り込みと主軸事業とのシナジーを活かし、新たなマーケットリーダー創出を目指す。
- 03
多様な働き方の実現と人材価値の最大化
旧大日本コンサルタントと旧ダイヤコンサルタントの融合を進め、テレワーク強化と人材価値の最大化に取り組む。
- 04
グループガバナンス体制の強化
資本コストや株価を意識した経営、株主との良好なコミュニケーション、女性取締役登用、情報リテラシー向上、サステナビリティ施策の立案・実施と適切な開示、リスクマネジメント推進を行う。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で1,447人が働いている。
| 決算期 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|
| 2022年6月 | 1,359 | — |
| 2023年6月 | 1,393 | — |
| 2024年6月 | 1,453 | 131 |
| 2025年6月 | 1,447 | 187 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内大日本ダイヤコンサルタント株式会社(注)2、4東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は381億円、営業利益は15億円。前期と比べると増収減益で、売上が+3.0%、利益が-44.4%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 395億円 | 381億円 |
| 営業利益 | 26億円 | 15億円 |
| 純利益 | 18億円 | 9億円 |
| 1株あたり配当 | ¥75 | ¥75 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は206億円、営業利益は10億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+5.1%、営業利益は−44.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 99 | 13 | 13.1 | 9 |
| 2023年4Q | 79 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 59 | −5 | −8.5 | −4 |
| 2024年2Q | 85 | −1 | −1.2 | 0 |
| 2024年3Q | 98 | 11 | 11.2 | 9 |
| 2024年4Q | 99 | 14 | 14.1 | 11 |
| 2025年2Q | 174 | 9 | 5.2 | 6 |
| 2025年4Q | 196 | 18 | 9.2 | 13 |
| 2026年2Q | 175 | 5 | 2.9 | 3 |
| 2026年4Q | 206 | 10 | 4.9 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2022年6月期からの5期で、売上は321億円から381億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.9%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 321 | — | 22 | — | 15 |
| 株式会社ダイヤコンサルタント(現大日本ダイヤコンサルタント株式会社)が有限会社エーシーイー試錐工業(北海道札幌市)の全株式を取得し子会社化(現連結子会社) | |||||
| 2023年6月 | 326 | — | 24 | — | 18 |
| 大日本ダイヤコンサルタント株式会社が株式会社ウエルアップ(奈良県奈良市)の全株式を取得し子会社化(現連結子会社) | |||||
| 2024年6月 | 341 | 19 | 20 | 5.6 | 16 |
| 2025年6月 | 370 | 27 | 27 | 7.3 | 19 |
| 2026年6月 | 381 | 15 | 15 | 3.9 | 9 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高381億円のうち、営業利益として残るのは15億円で3.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金96.1%366億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.9%15億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年6月期は営業CFが30億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは25億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は29億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 6 | −10 | −6 | −4 | 46 |
| 2023年6月 | 8 | −3 | −8 | 5 | 43 |
| 2024年6月 | −19 | −1 | −1 | −20 | 21 |
| 2025年6月 | 30 | −5 | −17 | 25 | 29 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2025年6月期の総資産は256億円。このうち返さなくてよい自己資本が155億円で、自己資本比率は60.6%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 196 | 99 | 97 | 50.6 |
| 2023年6月 | 210 | 119 | 91 | 56.3 |
| 2024年6月 | 241 | 135 | 106 | 55.9 |
| 2025年6月 | 256 | 155 | 101 | 60.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中107位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中384位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,727で、1年前と比べて-14.3%。過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.0倍 |
| PER (会社予想) | 7.7倍 |
| PBR | 0.83倍 |
| 配当利回り | 4.34% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月18日に1686円と、7月6日1784円から約5.5%下落。52週安値1646円に接近し、年初来-17.5%と弱含み。25日線1729円を2.5%下回り、75日線1760円からも乖離。直近では8月10日に1688円と急落、出来高は5.4万株と増加したがその後は低調。RSI14日が22.95と売られ過ぎ圏で、下値は限定的か。ただし、戻りは鈍く、週足では下値切り下げが続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERが14.6倍と予想PER7.5倍を踏まえ、成長期待を織り込んでもなお低水準。PBR0.81倍と1倍割れで、ROE13.3%を考慮すると株価は純資産価値を下回っている。配当利回りは4.45%と高く、同業界平均(PER22.98倍、PBR3.31倍、配当利回り2.31%)と比べても割安感は明確。ただし、直近の営業利益率が7.3%から3.94%へ低下しており、収益力の減速が懸念材料。配当性向90.45%と高く、今後の増配余地は限定的で、株主還元の持続性には注意が必要。総合的に割安と判断するが、収益悪化リスクを考慮し、スコアは80とした。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.0倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 7.7倍 | — |
| PBR | 0.83倍 | 3.51倍 |
| ROE | 13.3% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
労働需給の逼迫と派遣需要の拡大が追い風となる一方、景気後退時の雇用量調整がリスク。強気派は売上と営業利益の増加傾向を評価し、弱気派は2026/6期の利益率低下を懸念。特に人手不足への対応力と派遣従業員の稼働率が収益を左右する。利益変動性と業界の競争激化が争点。
- 労働需給の逼迫
人手不足が続き、派遣需要が堅調に推移。
- 売上高の拡大
売上は326億円から381億円へと着実に成長。
- 全国拠点網の強み
地域密着で顧客の需要に機動的に対応。
- 予想PER7.5倍は来期EPS倍増を暗示決算発表後影響強
実績PER14.6倍に対し予想PER7.5倍。市場は来期EPSが約2倍に増えるシナリオを織り込む。
- 配当利回り4.45%の高還元通年影響中
配当利回り4.45%は高く、株主還元の手厚さが投資判断に寄与する。
- PBR0.8063倍とROE13.3%の割安継続影響中
PBR0.81倍は純資産割れ、ROE13.3%と合わせれば修正余地が大きい。
- 売上高381億円と3期連続増収通年影響弱
売上高は341億円→370億円→381億円と増加。需要環境は安定している。
- 利益率の低下懸念
2026/6期の営業利益率が5.6%から3.9%へ急低下。
- 景気変動への感応度
不況時には雇用量が減り、売上が急減する恐れ。
- 競争激化
同業との価格競争で単価が低下する可能性。
- 営業利益27億円→15億円へ44%減決算発表後影響強
営業利益は27億円から15億円へ44%減少。採算悪化が株価の重しになる。
- 純利益19億円→9億円と半減決算発表後影響中
純利益は前年19億円から9億円へ約53%減。最終利益の大幅減がネガティブ材料。
- 営業利益率7.3%→3.94%と悪化決算発表後影響中
営業利益率は7.30%から3.94%へ3.36ポイント低下。コスト上昇が利益を圧縮。
- 株価1年で17.47%下落の負のモメンタム不定影響弱
前年比17.47%安。下げトレンドが続くと、買い手不在で需給が悪化する。
- 稼働率
- 派遣従業員の就業率が収益に直結するため。
- 売上高成長率
- 需要拡大の持続性を確認するため。
- 営業利益率
- 採算性の改善・悪化を測るため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり75円で、前期から+23.1%。いまの株価に対する利回りは4.34%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2023年6月 | 70 | — | 153.2 |
| 2024年6月 | 65 | −7.1 | 96.0 |
| 2025年6月 | 80 | 23.1 | 90.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥75
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ3,539人。区分でいちばん多いのは個人・その他で61.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.8%を占め、残る63.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 61.3 | 61.4 | 61.4 | 61.7 |
| 事業法人 | 23.9 | 23.9 | 24.0 | 23.7 |
| 金融機関 | 13.2 | 13.0 | 12.9 | 13.1 |
| 自己株式 | 5.0 | 4.4 | 3.8 | 3.1 |
| 証券会社 | 0.7 | 0.7 | 0.9 | 0.9 |
| 外国法人 | 1.0 | 1.0 | 0.8 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | DNホールディングス社員持株会 | 9.71 |
| 02 | 光通信株式会社 | 6.89 |
| 03 | DNホールディングス社友持株会 | 5.23 |
| 04 | 株式会社北陸銀行 | 3.86 |
| 05 | 株式会社UH Partners 2 | 3.49 |
| 06 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 | 3.25 |
| 07 | 古河機械金属株式会社 | 2.26 |
| 08 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.24 |
| 09 | 川田テクノシステム株式会社 | 2.04 |
| 10 | 富士前鋼業株式会社 | 1.96 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 5期分
1株利益は5期で−39%、1株純資産は4期で+53%。直近期のROEは13.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 188 | 1,240 | 15.2 | 5.7 | 72.7 |
| 2023年6月 | 219 | 1,471 | 16.1 | 6.3 | 153.2 |
| 2024年6月 | 193 | 1,664 | 12.3 | 8.4 | 96.0 |
| 2025年6月 | 236 | 1,898 | 13.3 | 8.8 | 90.5 |
| 2026年6月 | 115 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額169百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 新井伸博 | 代表取締役 | 70 | 83,000 |
| 野口泰彦 | 代表取締役 | 71 | 21,000 |
| 原田政彦 | 取締役 | 64 | 24,000 |
| 吉村実義 | 取締役(監査等委員) | 68 | 7,000 |
| 藤本弘之 | 代表取締役 | 68 | 9,000 |
| 吉野正行 | 取締役 | 66 | 9,000 |
| 井上毅 | 取締役(監査等委員) | 74 | — |
| 佐野みゆき | 取締役(監査等委員) | 64 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 98 | 17 | 13 | 128 | 32 |
| 取締役(社内) | 1 | 25 | — | 3 | 28 | 28 |
| 社外取締役 | 2 | 13 | — | — | 13 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容692字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,479字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,108字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,339字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第5期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-25
- 半期報告書半期報告書-第4期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-30
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第2期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-29
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第1期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-29
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