概要
あいちフィナンシャルグループは、2022年10月に愛知銀行と中京銀行の共同株式移転により設立された銀行持株会社である。傘下にあいち銀行、あいちFGリースなど11社の連結子会社を持ち、預金・貸出・為替・証券・信託代理店・リース・クレジットカードなど地域密着型の総合金融サービスを提供する。本社は名古屋市中区に置き、2026年3月期の連結経常収益は1,251億円、純利益218億円、総資産は7兆1,683億円に達する。
銀行業を中核とする3セグメント構成
当社グループは、銀行業、リース業、その他の3セグメントで構成される。中核の銀行業は株式会社あいち銀行が担い、預金・貸出・為替に加え、証券業務(有価証券売買・社債受託)や信託代理店業務(遺言代用信託・年金信託)も行う。リース業は株式会社あいちFGリースが総合リースを提供する。その他にはクレジットカード(愛銀ディーシーカード、中京カード)、信用保証、集金代行、コンサルティング、銀行事務サービス、投資ファンド運営、ソフトウェア開発、広告代理業など11社が含まれる。2025年度の銀行業セグメント経常収益は1,133億円、リース業は71億円であった。
資金運用収支を中心とした収益構造
収益の大部分は銀行業の資金運用収支から生じる。2025年度の資金運用収支は525億円で、うち国内業務部門が515億円、国際業務部門が10億円である。貸出金の平均残高は4兆9,174億円で利回り1.06%、有価証券の平均残高は1兆1,017億円で利回り1.53%であった。預金等の調達コストは0.33%と低く、安定的な利ざやを確保している。一方、役務取引等収支は120億円と前期比減少し、その他業務収支は61億円の損失となった。連結当期純利益は218億円、ROEは5.56%である。
愛知県を核とする地域密着型営業基盤
主要営業基盤は愛知県を中心とする東海地域である。当地域は自動車関連産業を核とし、EV化やソフトウェア化に向けた設備投資が活発である。また非製造業でも省人化投資が見込まれる。住宅投資は弱含むが、個人消費は雇用・所得の改善で緩やかに回復している。こうした環境下、グループは「地域社会の繁栄に貢献する」をビジョンに掲げ、愛知県No.1の地域金融グループを目指す。店舗網はあいち銀行の本店・支店を通じて地域に密着し、預金残高5兆9,893億円、貸出金残高4兆9,411億円を有する。
グループ子会社による多様な金融サービス
グループ傘下の子会社は、銀行業務を補完する多様な金融サービスを提供する。愛銀ディーシーカードと中京カードはクレジットカードの発行・加盟店管理を行い、中京カードは信用保証業務も手掛ける。あいちFGファイナンスは公共料金等の集金代行、栄町リサーチ&コンサルティングは経営コンサルティング、愛知キャピタルは投資ファンドの運営・管理、エイエイエスティはソフトウェア開発、あいちFGマーケティングは広告代理業をそれぞれ担当する。これらの子会社を活用し、法人・個人の多様なニーズに応える「トータルサポートグループ」を標榜する。
業界の中での役割は地域銀行を中心とする金融サービスコングロマリット。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01銀行業主力
株式会社あいち銀行が預金、貸出、内国為替、外国為替、投資信託・保険の窓口販売など、地域密着型の銀行業務を提供。また、証券業務(有価証券売買、社債受託等)および信託代理店業務(遺言代用信託、年金信託等)も行う。
- 預金業務
- 普通預金、定期預金等の預金商品。
- 貸出業務
- 事業性貸出、住宅ローン等の融資。
- 内国為替業務
- 国内の送金・振込サービス。
- 外国為替業務
- 外貨預金、海外送金等の国際業務。
- 投資信託・保険窓販
- 投資信託および生命保険商品の販売。
02リース業準主力
株式会社あいちFGリースが総合リース業務を提供。企業の設備投資等をリースで支援。
- 総合リース
- 機械設備、車両、事務機器等のリース。
03その他副次
クレジットカード業務(愛銀ディーシーカード、中京カード)、信用保証業務(中京カード)、集金代行業務(あいちFGファイナンス)、コンサルティング業務(栄町リサーチ&コンサルティング)、銀行事務サービス(愛銀ビジネスサービス)、投資ファンド運営(愛知キャピタル)、ソフトウェア開発(エイエイエスティ他)、広告代理業(あいちFGマーケティング)等、グループ各社が多様な金融関連サービスを提供。
- クレジットカード業務
- クレジットカードの発行・加盟店管理。
- 信用保証業務
- 住宅ローン等の信用保証。
- 集金代行業務
- 公共料金等の集金代行。
製品と技術
預金・貸出・為替の銀行基本商品
銀行業務の中核をなすのは、普通預金や定期預金といった預金商品、事業性貸出や住宅ローンなどの貸出商品、国内送金・振込サービス、外貨預金や海外送金を含む外国為替業務である。これらの基本商品がグループ収益の基盤を形成し、2025年度の貸出金平均残高は4兆9,174億円、預金平均残高は5兆9,893億円に達する。
投資信託・保険販売と証券・信託業務
店頭では投資信託および生命保険商品の窓口販売を行う。証券業務として有価証券売買、社債受託・管理、金融商品仲介を手掛ける。信託代理店業務では全店で遺言代用信託や暦年贈与型信託を提供し、本店では年金信託、遺言関連業務、証券代行業務を扱う。これらのフィービジネスがグループ収益の多様化に寄与する。
リース・クレジットカード・保証・その他サービス
あいちFGリースが機械設備、車両、事務機器などの総合リースを提供。クレジットカード業務は愛銀ディーシーカードと中京カードが行い、同社は住宅ローン等の信用保証も担う。あいちFGファイナンスは公共料金等の集金代行、栄町リサーチ&コンサルティングは経営相談、愛知キャピタルは投資ファンド運営を手掛ける。また、グループ内のソフトウェア開発会社や広告代理店も存在する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
銀行業のなかでの位置
地方銀行、再編効果で成長途上
あいちフィナンシャルグループは、愛知県を地盤とする地方銀行グループ。売上高はFY24/3の887億円からFY26/3には1,251億円と大幅増の見込みで、再編による規模拡大が寄与。同業のいよぎんHD(5830)やしずおかFG(5831)と比較し、愛知県という自動車産業依存の地域特性が強み。営業利益率は提供データなし。銀行業界では地銀再編が進む中、同社は規模拡大で競争力強化を目指す。ただし、低金利環境や地域経済の影響を受けやすく、収益源の多様化が課題。
強み
- 売上高が約1.4倍に成長、再編効果と業務拡大が寄与。
- 愛知県という製造業集積地で、融資需要が堅調。
- グループ化で経営基盤強化、コスト削減期待。
- 地域密着型で中小企業・個人顧客との関係強固。
課題
- 長引く低金利で利ざやが縮小、収益圧迫。
- 自動車産業の変動に連動、地域外への分散が必要。
- 貸出金利息中心、非金利収入の拡大が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
銀行の時価総額近傍。太字があいちフィナンシャルグループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7384プロクレアホールディングス | 1,328億円 | 34.7倍 |
| 2 | 8541愛媛銀行 | 1,210億円 | 16.6倍 |
| 3 | 8550栃木銀行 | 1,187億円 | 13.6倍 |
| 4 | 8395佐賀銀行 | 1,104億円 | 12.9倍 |
| 5 | 7380十六フィナンシャルグループ | 997億円 | 17.2倍 |
| 6 | 7389あいちフィナンシャルグループ | 959億円 | 21.9倍 |
| 7 | 8336武蔵野銀行 | 940億円 | 18.1倍 |
| 8 | 8386百十四銀行 | 890億円 | 18.7倍 |
| 9 | 8551北日本銀行 | 662億円 | 14.8倍 |
| 10 | 8367南都銀行 | 650億円 | 18.1倍 |
| 11 | 8338筑波銀行 | 614億円 | 9.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。
会社の歴史
沿革 7件
経営統合の基本合意から設立準備へ(2021-2022年)
2021年12月、愛知銀行と中京銀行が経営統合の基本合意書を締結した。翌2022年5月には共同持株会社設立に関する経営統合契約書を締結し、株式移転計画書を作成。同年6月、両行の定時株主総会において持株会社設立が決議され、統合に向けた準備が整った。
共同株式移転による持株会社設立(2022年10月)
2022年10月3日、愛知銀行と中京銀行が共同株式移転の方式により、株式会社あいちフィナンシャルグループを設立した。両行は完全子会社となり、持株会社体制がスタート。これによりグループ経営の一体化とシナジー創出が目指され、2025年の合併に向けた基盤が築かれた。
合併契約の締結と当局認可の取得(2024年)
2024年10月、両行の取締役会で合併契約が承認され、合併契約を締結。同年12月には関係当局から合併認可を取得した。これにより、愛知銀行と中京銀行の統合は最終段階に入り、システム統合や事務手続きが本格化した。
あいち銀行への合併と新体制開始(2025年1月)
2025年1月1日、愛知銀行と中京銀行が合併し、株式会社あいち銀行に商号変更した。同時にシステム事務統合を完了し、新銀行としての営業を開始。グループは2025年4月から第2次中期経営計画をスタートさせ、「銀行業を超えたトータルサポートグループ」を掲げ、コンサルティング強化やDX加速に取り組む。
年表7件を開く
2020年代
- 2021年12月M&A株式会社愛知銀行及び株式会社中京銀行の経営統合に関する基本合意書締結
- 2022年5月創業株式会社愛知銀行と株式会社中京銀行の共同持株会社設立に関する経営統合契約書の締結及び株式移転計画書の作成
- 2022年6月創業株式会社愛知銀行と株式会社中京銀行が、定時株主総会において当社の設立を決議
- 2022年10月創業株式会社愛知銀行と株式会社中京銀行が、共同株式移転の方式により当社を設立
- 2024年10月M&A株式会社愛知銀行と株式会社中京銀行の取締役会で合併契約が承認され、合併契約を締結
- 2024年12月M&A関係当局の合併認可取得
- 2025年1月M&A株式会社愛知銀行と株式会社中京銀行が合併し、株式会社あいち銀行に商号変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結当期純利益2027年度まで270億円以上
- ROE2027年度まで6.0%以上
- コアOHR2027年度まで65%未満
- 連結自己資本比率2027年度まで9.0%程度
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コンサルティング・ソリューション型ビジネスモデルの深化
グループのノウハウ・ネットワークを融合し、コンサルティング機能強化や新商品・サービスの共同開発に取り組み、法人・個人の多様なニーズに応えるビジネスモデルを提供する。
- 02
グループ経営基盤の強化
店舗チャネルや人財の体制を再構築・強化し、経営体質の強化を推進する。
- 03
DX戦略の加速化
基本戦略Ⅰ・Ⅱを効率的・効果的に推進するため、DX戦略を加速する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で2,562人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,067万円で、3期前と比べて+9.1%。平均年齢は47.2歳、平均勤続年数は23.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 978 | 49.8 | 26.5 | 2,308 |
| 2024年3月 | 977 | 50.5 | 26.7 | 2,351 |
| 2025年3月 | 1,044 | 49.9 | 26.3 | 2,575 |
| 2026年3月 | 1,067 | 47.2 | 23.0 | 2,562 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,251億円、経常利益は309億円。前期と比べると増収増益で、売上が+23.9%、利益が+200.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 1,251億円 |
| 純利益 | 230億円 | 218億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は399億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+66.9%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 187 | — | — | −65 |
| 2024年1Q | 239 | 63 | 26.4 | 45 |
| 2024年2Q | 202 | −38 | −18.8 | 10 |
| 2024年3Q | 223 | 84 | 37.7 | 22 |
| 2024年4Q | 223 | — | — | 6 |
| 2025年2Q | 474 | 25 | 5.3 | 71 |
| 2025年4Q | 536 | — | — | 20 |
| 2026年2Q | 560 | 30 | 5.4 | 100 |
| 2026年4Q | 691 | — | — | 118 |
| 2027年1Q | 399 | — | — | 145 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 4期分
2023年3月期からの4期で、経常収益は729億円から1,251億円へ1.7倍に増えた。経常利益率は7.1%から24.7%になった。経常収益は3期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 729 | 52 | 7.1 | 818 |
| 株式会社愛知銀行と株式会社中京銀行の取締役会で合併契約が承認され、合併契約を締結 | ||||
| 2024年3月 | 887 | 126 | 14.2 | 83 |
| 株式会社愛知銀行と株式会社中京銀行が合併し、株式会社あいち銀行に商号変更 | ||||
| 2025年3月 | 1,010 | 103 | 10.2 | 91 |
| 2026年3月 | 1,251 | 309 | 24.7 | 218 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益1,251億円のうち、経常利益として残るのは309億円で24.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は218億円、売上の17.4%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金75.3%942億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.7%309億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2026年3月期は営業CFが1,822億円、投資CFが39億円で、差し引きのフリーCFは1,861億円。期末の手元現金は7,879億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 288 | 330 | −65 | 7,086 |
| 2024年3月 | −1,606 | 648 | −121 | 6,007 |
| 2025年3月 | −1,051 | 1,176 | −50 | 6,083 |
| 2026年3月 | 1,822 | 39 | −66 | 7,879 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2026年3月期の総資産は7.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が4,310億円で、自己資本比率は6.0%(業種中央値4.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 6.79 | 3,235 | 6.46 | 4.7 |
| 2024年3月 | 6.83 | 3,795 | 6.45 | 5.5 |
| 2025年3月 | 6.80 | 3,538 | 6.45 | 5.2 |
| 2026年3月 | 7.17 | 4,310 | 6.74 | 6.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で79社中15位あたり、逆に低いのは配当利回りで79社中67位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,953で、1年前と比べて+230.9%。過去52週の値幅のなかでは97%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 21.9倍 |
| PER (会社予想) | 20.7倍 |
| PBR | 1.03倍 |
| 配当利回り | 1.54% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1868円で、52週高値(1885円)に迫る。直近1カ月では12.67%上昇、年初来では230%超の上昇となり、急ピッチな値上がりが続く。25日線(1690.68円)を約10%上回り、上昇トレンドは明確。8月14日の出来高は207万株と直近の倍以上に増加し、買いが殺到。RSIは52.43と中立圏で、まだ上昇余地があると見る向きも。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PER 18.94倍は業界平均15.27倍をやや上回るが、PBR 0.95倍は業界平均0.91倍と同水準で、銀行業の常態的なPBR1倍未満を考慮すれば妥当圏。ROE 5.56%は低めだが、配当利回り1.55%は業界平均2.13%を下回り、配当性向92.6%は高く、増配余地に乏しい。経常収益は増加傾向にあるが、収益力改善が課題。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 21.9倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 20.7倍 | — |
| PBR | 1.03倍 | 1.01倍 |
| ROE | 5.6% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
地銀再編の流れで、同行は地域密着型として安定した収益基盤を持つが、低金利環境や人口減少による貸出需要の低下が課題。強気派は愛知県の自動車産業など堅調な経済を背景に、貸出増加と利ざや改善を期待。弱気派は超低金利継続や競争激化で本業の収益力が伸び悩み、株式市場の変動による有価証券含み損リスクを指摘。
- 地元経済の堅調さ
愛知県はトヨタ関連など製造業が好調で、融資需要が底堅い。
- 収益改善の兆し
2026/3期は経常増益見込みで、収益力向上が期待される。
- PBR1倍割れの割安感
PBR0.95倍と解散価値割れで、株主還元や自己資本効率改善の余地。
- FY2026純利益218億円と大幅増益2026年3月期影響強
純利益91億→218億円、前期比140%増、収益急拡大
- PBR0.95倍と解散価値接近・改善余地継続影響中
PBR0.95倍は1倍割れだが純資産接近、改善期待
- 外国人保有21%と高い機関投資家関心継続影響弱
外国人20.87%は東証平均超、需給良好
- ROE5.6%から改善・資本効率向上2027年〜2028年影響中
ROE5.56%は業界平均並み、利益増で更なる上昇
- 低金利の長期化リスク
日銀の金融緩和が長期化し、貸出利ざやが縮小しやすい。
- 人口減少による需要減
愛知県でも人口減少が進行し、長期的な貸出需要の減少が懸念。
- 有価証券の価格変動リスク
保有する有価証券の含み損が拡大すると、自己資本を毀損する可能性。
- 株価1年で227%上昇・過熱感継続影響強
急騰後の利益確定売りリスク、PER18.9倍は割高域
- 金利上昇による貸出資産劣化リスク継続影響中
急激な金利上昇で不良債権増加の可能性
- 地銀業界の競争・統合リスク継続影響中
地域銀行再編の中、競争激化で収益圧迫
- 配当利回り1.6%と低水準継続影響弱
配当利回り1.55%は大型株に劣後、魅力限定的
- 貸出金利回り
- 収益性を示す核心指標。低位での推移は懸念材料。
- 有価証券含み損益
- 自己資本や配当に影響するため。
- 預貸率
- 資金効率と貸出意欲を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+22.7%。いまの株価に対する利回りは1.54%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 20 | — | 70.1 |
| 2025年3月 | 22 | 10.0 | 110.1 |
| 2026年3月 | 27 | 22.7 | 92.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ15,686人。区分でいちばん多いのは事業法人で34.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.6%を占め、残る44.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 36.3 | 37.1 | 36.4 | 34.3 |
| 金融機関 | 26.1 | 26.7 | 25.5 | 21.3 |
| 個人・その他 | 22.4 | 22.3 | 22.9 | 21.3 |
| 外国法人 | 13.6 | 12.0 | 13.0 | 20.9 |
| 証券会社 | 1.6 | 1.9 | 2.3 | 2.3 |
| 自己株式 | 0.4 | 0.3 | 0.0 | 0.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.31 |
| 02 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL | 8.12 |
| 03 | ミソノサービス株式会社 | 7.12 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.70 |
| 05 | あいちフィナンシャルグループ従業員持株会 | 2.13 |
| 06 | 日本生命保険相互会社 | 1.88 |
| 07 | 東邦瓦斯株式会社 | 1.86 |
| 08 | ARIAKE MASTER FUND | 1.72 |
| 09 | 住友生命保険相互会社 | 1.43 |
| 10 | アーク証券株式會社 | 1.19 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-13ありあけキャピタル株式会社新規の大量保有報告10.93%+0.44pt
- 2026-04-20ありあけキャピタル株式会社新規の大量保有報告10.49%+1.11pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 4期分
1株利益は4期で−77%、1株純資産は4期で+36%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 386 | 1,302 | 29.6 | 1.1 | 77.6 |
| 2024年3月 | 34 | 1,547 | 2.4 | 15.7 | 70.1 |
| 2025年3月 | 37 | 1,440 | 2.5 | 15.4 | 110.1 |
| 2026年3月 | 89 | 1,767 | 5.6 | 15.3 | 92.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額401百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 伊藤行記 | 代表取締役社長執行役員 グループ事業戦略部担当 | 68 | 93,805 |
| 早川誠 | 代表取締役常務執行役員 グループ経営監査部担当 | 63 | 55,075 |
| 吉川浩明 | 代表取締役常務執行役員 グループDX・業務改革統括部担当 | 64 | 55,645 |
| 川井博史 | 取締役常務執行役員 | 64 | 38,500 |
| 伊藤謙二 | 取締役常務執行役員 | 61 | 53,810 |
| 鈴木武裕 | 取締役執行役員 グループ経営企画部、グループサステナビリティ経営統括部担当 | 61 | 45,160 |
| 加藤政宏 | 取締役 監査等委員(常勤) | 64 | 25,645 |
| 江本泰敏 | 取締役 監査等委員(社外) | 71 | 8,995 |
| 柴田雄己 | 取締役 監査等委員(社外) | 76 | — |
| 村田知英子 | 取締役 監査等委員(社外) | 66 | — |
| 我妻巧 | 取締役 監査等委員(社外) | 68 | — |
| 板倉麻子 | 取締役 監査等委員(社外) | 65 | — |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 石川恵一 | 取締役執行役員 グループ人事戦略部、グループ総務部担当 | 60 | 34,150 |
| 北川敏之 | 取締役執行役員 グループ経営企画部、グループサステナビリティ経営統括部担当 | 58 | 7,990 |
| 松野恒博 | 取締役(社外) | 68 | 4,500 |
| 拝郷寿夫 | 取締役(社外) | 68 | — |
| 織立敏博 | 取締役(社外) | 68 | — |
| 岡庭隆志 | 取締役 監査等委員(常勤) | 57 | 24,975 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 193 | 101 | 47 | 47 | 342 | 38 |
| 社外取締役 | 5 | 38 | — | — | — | 38 | 8 |
| 取締役(社内) | 1 | 21 | — | — | — | 21 | 21 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,016字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,172字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,762字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)13,693字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第4期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-25
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第3期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-27
- 有価証券報告書有価証券報告書-第2期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-28
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第1期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第1期第3四半期(2022/10/03-2022/12/31)2023-02-14
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