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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

佐賀銀行

THE BANK OF SAGA LTD.8395 · Prime · 銀行業

佐賀県を地盤とする地方銀行。預金・貸出・為替等の銀行業務を中核に、リース・信用保証等の金融サービスをグループで提供。

概要

佐賀銀行は1955年に佐賀興業銀行と佐賀中央銀行の合併で設立された地方銀行である。佐賀県と福岡県を主な営業基盤とし、預金・貸出を中核に、リース・信用保証・情報処理などグループ6社で総合金融サービスを提供する。2026年3月期の総預金残高は3兆9億円、総貸出残高は2兆3,569億円、当期純利益は85億85百万円と6期連続の増益を達成した。従業員数は1,286名。

佐賀・福岡に75店舗を構える地域密着型営業網

佐賀銀行の営業基盤は佐賀県と福岡県である。2026年3月末時点で本支店75店、出張所28所、無人現金自動設備61か所を有する。総預金残高は3兆9億円、総貸出金残高は2兆3,569億円。貸出先は地域の中小企業や個人が中心で、住宅ローンや事業性融資を積極的に提供する。不良債権比率は1.87%と低水準を維持し、地域との信用関係を強みとする。

銀行業を含む6社によるグループ経営

連結子会社6社が銀行業務を補完する。佐銀リース(リース業)、佐銀信用保証(信用保証業)、佐銀デジタルパートナーズ(情報処理)、佐銀ビジネスサービス(事務代行・人材派遣)、佐銀キャピタル&コンサルティング(ベンチャーキャピタル)、さぎんコネクト(地域商社)。2026年3月期連結経常収益は718億46百万円で、銀行業が631億円と8割以上を占める。リース業79億円、信用保証業7億円、その他12億円。

増収増益を続ける収益構造

連結経常収益は2025年度552億円から2026年度718億円へ増加。増加要因は貸出金利息や役務取引等収益の増加、地元企業の株式公開買付け応募に伴う株式等売却益の計上。連結経常利益は123億7百万円、親会社株主帰属当期純利益は85億85百万円と6期連続増益を達成。自己資本比率(国内基準)は7.81%。有価証券残高は4,965億円で、ポートフォリオ再構築を実施した。

地域医療連携や電子化推進による地域貢献

地方創生の一環として、2025年11月に佐賀県医師会・佐賀県医師信用組合と地域医療に関する包括連携協定を締結。また、自治体手続き等をオンライン化するプラットフォーム「ペンリィ」に参画し、転出手続きや金融機関の住所変更をワンストップ化。2025年10月には佐賀県内金融機関と共同で手形・小切手の全面電子化を開始。グループのさぎんブリッジファンドにより地元企業・スタートアップへの資金供給も行う。

業界の中での役割は地域金融機関にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
718億円
経常利益
123億円
利益率
17.1%
純利益
86億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務など、地域密着型の総合金融サービスを提供。地域の個人・法人顧客の資金需要に応える。

主な製品・サービス2
預金業務
普通預金、定期預金等の預金商品を提供。地域の個人・法人の資金預託を受け入れる。
貸出業務
事業性融資、住宅ローン、消費者ローン等の貸出を実施。地域経済の活性化を支援。

02リース業準主力

連結子会社の佐銀リース株式会社が、機械設備・情報機器等のリース業務を展開。銀行の顧客基盤を活かし、リースニーズに応える。

主な製品・サービス1
リース業務
各種機械・設備・情報機器等のリースを提供。企業の設備投資をリースで支援。

03信用保証業準主力

連結子会社の佐銀信用保証株式会社が、住宅ローン等の保証業務を提供。銀行の融資に付随する信用補完を行う。

主な製品・サービス1
信用保証業務
住宅ローン等の債務保証を提供。借り手の信用力を補完し、融資の円滑化に寄与。

04その他副次

情報処理業務、事務代行業務、ベンチャーキャピタル業務、地域商社業務等を連結子会社が展開。銀行業務と連携し、多様な金融サービスを提供。

製品と技術

預金・貸出を核とする地域金融サービス

佐賀銀行の基幹業務は預金と貸出である。預金業務では普通預金、定期預金などの商品を個人・法人に提供し、地域の資金を集める。貸出業務では事業性融資、住宅ローン、消費者ローンなどを通じて地域経済の資金需要に応える。2026年3月末の総貸出金残高は2兆3,569億円。貸出先の多くは佐賀・福岡の中小企業であり、取引先との長期的な関係を重視した事業性評価に取り組む。

リース・信用保証による金融周辺サービス

連結子会社の佐銀リース株式会社は、機械設備・情報機器等のリース業務を展開。銀行の顧客基盤を活用し、企業の設備投資を支援する。佐銀信用保証株式会社は住宅ローン等の債務保証を提供し、借り手の信用力を補完する。2026年3月期のリース業の経常収益は79億円、信用保証業は7億円。両社とも銀行業と連携し、グループ全体の収益源として機能する。

デジタル化推進とDXによる顧客利便性向上

佐賀銀行はデジタル技術を活用した顧客サービスの向上に取り組む。2025年度には「さぎんアプリ」に定期預金や住宅ローン一部繰上返済機能を追加し、口座開設や振込に加え主要取引をアプリで完結できる環境を整備。また、自治体手続きと金融機関の住所変更をワンストップ化するプラットフォーム「ペンリィ」に参画した。さらに、佐賀県内金融機関と共同で手形・小切手の全面電子化を推進。これらの取り組みにより、地域のDX化と業務効率化を支援する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

佐賀地盤の地銀、規模はやや小

佐賀県を基盤とする地方銀行で、売上高は約550億円(2025/3期)と宮崎銀行よりやや小規模。peersの中ではいよぎんHDやしずおかFGが大規模なのに対し、地域特化型。楽天銀行のようなネット銀行とは異なる。2026/3期の売上高が718億円と大きく伸びる見通しだが、収益性は非開示。地域密着で低リスクの融資を行う一方、人口減少や競合激化が課題。

強み

  • 佐賀県に密着した営業基盤、地域とのリレーションが厚い。
  • 不良債権比率が低く、リスク管理がしっかりしていると推測。
  • 売上高が大幅増(2026/3期)、地域経済活性化の恩恵を受けやすい。
  • 自治体関連の取引が安定収益を支えている。

課題

  • 佐賀県の経済規模は小さく、貸出先拡大に限界がある。
  • 県内人口減少で預金・貸出需要の先細りが避けられない。
  • いよぎんHDなど大手と比べ規模・サービス面で劣位、競争が厳しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が佐賀銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18399琉球銀行1,392億円14.6倍
28366滋賀銀行1,350億円30.4倍
37384プロクレアホールディングス1,328億円34.7倍
48541愛媛銀行1,210億円16.6倍
58550栃木銀行1,187億円13.6倍
68395佐賀銀行1,104億円12.9倍
77380十六フィナンシャルグループ997億円17.2倍
87389あいちフィナンシャルグループ959億円21.9倍
98336武蔵野銀行940億円18.1倍
108386百十四銀行890億円18.7倍
118551北日本銀行662億円14.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

佐賀興業銀行と佐賀中央銀行の合併で発足した1955年

1955年7月11日、佐賀市に本店を置く佐賀興業銀行と佐賀中央銀行が合併し、株式会社佐賀銀行が設立された。資本金258,000千円、本店は佐賀市。その後、1961年4月に外国為替業務を開始し、国際業務への第一歩を踏み出した。1965年4月には東京支店を開設し、首都圏への営業拠点を確保した。1971年10月に事務センターが完成し、事務処理の効率化を図った。

オンラインシステム完成と1970年代の基盤整備

1974年10月、当行株式が福岡証券取引所に上場。1975年10月に新本店(現在地)が完成し、業務の中心拠点となった。1976年7月には全店オンラインシステムが完成し、預金・為替業務の迅速化を実現。1983年1月には第二次総合オンラインシステムが稼働し、さらなるシステム強化を図った。1978年6月には佐銀ビジネスサービス株式会社を設立し、事務代行・人材派遣業務に進出した。

子会社設立による業務多角化と上場(1979-1985年)

1979年4月、佐銀信用保証株式会社を設立し、住宅ローン等の信用保証業務を開始。1984年7月には佐銀コンピュータサービス株式会社を設立し、情報処理業務に参入。1985年6月には債券ディーリング業務を開始し、市場運用の幅を広げた。また、時期は不明だが東京証券取引所市場第一部への上場を果たし、資本市場での資金調達力を高めた。

金融商品の多様化とリスク管理の拡充(1992-2007年)

1992年3月、さぎん福岡ビルが完成。1994年4月に信託業務の取扱を開始。1998年12月に投資信託窓販、2001年4月に損害保険、2002年10月に生命保険の取扱を順次開始し、個人向け金融商品を拡充。2007年3月には金融先物取引業務(店頭)を開始し、デリバティブ取引への対応を進めた。

新オンラインシステム稼働と完全子会社化(2010-2017年)

2010年5月、新オンラインシステムが稼働し、システム基盤を刷新。2017年11月には株式追加取得により、佐銀リース、佐銀信用保証、佐銀コンピュータサービス、佐銀キャピタル&コンサルティングの4社を完全子会社化。グループの一体運営を強化し、経営資源を集中できる体制を整えた。

地域商社設立とプライム市場移行(2021-2024年)

2021年10月、地域商社業務を行うさぎんコネクト株式会社を設立。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。同時に監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を変更。2024年3月、TOKYO PRO Market上場を支援するJ-Adviser資格およびFUKUOKA PRO MarketのF-Adviser資格を取得。また、佐銀コンピュータサービスを佐銀デジタルパートナーズ株式会社へ商号変更し、デジタル戦略を強化した。

年表27件を開く

1950年代

  • 1955年7月創業佐賀市に本店を置く佐賀興業銀行と佐賀中央銀行が合併し、現在の株式会社佐賀銀行設立(設立7月11日、資本金258,000千円、本店佐賀市)。

1960年代

  • 1961年4月外国為替業務取扱開始。
  • 1965年4月東京支店を開設。

1970年代

  • 1971年10月事務センター完成。
  • 1974年10月上場当行株式福岡証券取引所に上場。
  • 1975年10月新本店(現在地)完成。
  • 1976年7月全店オンラインシステム完成(1983年1月第二次総合オンラインシステム稼働)。
  • 1978年6月創業佐賀市に事務代行業務・人材派遣業務等を行う佐銀ビジネスサービス株式会社を設立。
  • 1979年4月創業佐賀市に信用保証業務を行う佐銀信用保証株式会社を設立。

1980年代

  • 1984年7月創業佐賀市に情報処理業務等を行う佐銀コンピュータサービス株式会社を設立。
  • 1985年6月債券ディーリング業務開始。
  • 上場当行株式東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1987年8月新事務センター完成。

1990年代

  • 1992年3月さぎん福岡ビル完成。
  • 1994年4月信託業務の取扱を開始。
  • 1998年12月投資信託窓販の取扱を開始。

2000年代

  • 2001年4月損害保険業務の取扱を開始。
  • 2002年10月生命保険業務の取扱を開始。
  • 2007年3月金融先物取引業務(店頭)の取扱を開始。

2010年代

  • 2010年5月新オンラインシステム稼働。
  • 2017年11月M&A株式追加取得により、佐銀リース株式会社、佐銀信用保証株式会社、佐銀コンピュータサービス株式会社、株式会社佐銀キャピタル&コンサルティングを完全子会社化。

2020年代

  • 2021年10月創業佐賀市に地域商社業務等を行うさぎんコネクト株式会社を設立。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。
  • 2024年3月上場TOKYO PRO Marketへの上場を支援する「J-Adviser」資格を取得。
  • 佐銀コンピュータサービス株式会社の商号を佐銀デジタルパートナーズ株式会社へ変更。
  • 上場FUKUOKA PRO Marketへの上場を支援する「F-Adviser」資格を取得。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    総合サービス企業グループへの転換

    第18次中期経営計画に基づき、金融を核にグループ会社の垣根を超えた地域貢献により、地域の持続的発展とともにグループも成長するビジネスモデルを目指す。

  2. 02

    デジタルチャネルとアプリ機能の拡充

    さぎんアプリの機能拡充により、将来的に全ての銀行取引をアプリで完結できる環境を構築。口座開設、振込、定期預金、住宅ローン繰上返済機能を実装済み。

  3. 03

    事業性評価とコンサルティングの強化

    取引先との対話を通じて企業実態や課題を把握し、M&A、事業承継、海外販路拡大などグループ一体のコンサルティングサービスで地域経済を活性化。

  4. 04

    サステナビリティと脱炭素経営の推進

    SDGs宣言支援やCO2排出量算定システム「炭削くん」を導入し、地域企業の脱炭素経営を支援。自社の社宅・寮を木造にするなどカーボンニュートラルを目指す。

  5. 05

    店舗ネットワークの最適化と相談機能強化

    有人店舗の見直しやフルバンキング店舗への再整備、コンサルプラザ新設により、個人顧客向け相談機能を強化し、人生100年時代のライフコンサルタントを目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,286人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は644万円で、9期前と比べて+18.1%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は17.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月1,565
2018年3月1,557
2019年3月54540.117.71,516
2020年3月58640.417.91,464
2021年3月59440.918.31,389
2022年3月59140.918.21,351
2023年3月59741.118.01,308
2024年3月61141.018.01,294
2025年3月61040.718.11,284
2026年3月64440.217.81,286

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率13.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率96.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
259億円
銀行業 — 佐賀県(佐賀市内地区)7,004百万円
〃 — 佐賀県 佐賀市ほか6,192百万円
〃 — 佐賀県(除く佐賀市内地区)4,574百万円
〃 — 長崎県(長崎市ほか)2,780百万円
〃 — 福岡県(福岡市中央区ほか)2,073百万円
〃 — ―1,735百万円
〃 — 佐賀県佐賀市1,115百万円
リース業 — 佐賀県佐賀市151百万円
その他 — 〃82百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    佐銀リース株式会社
    佐賀県 佐賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    佐銀信用保証 株式会社
    佐賀県 佐賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    佐銀デジタルパートナーズ株式会社
    佐賀県 佐賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング
    佐賀県 佐賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    佐銀ビジネスサービス株式会社
    佐賀県 佐賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    さぎんコネクト 株式会社
    佐賀県 佐賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(平成31年10月25日支給分)
    内閣府 · 2019-10-15
    394万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和03年4月26日支給分)
    内閣府 · 2021-03-25
    369万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和2年4月27日支給分)
    内閣府 · 2020-04-15
    369万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和3年10月25日支給分)
    内閣府 · 2021-10-11
    340万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和4年4月25日支給分)
    内閣府 · 2022-04-07
    273万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和4年10月25日支給分)
    内閣府 · 2022-10-12
    260万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和5年4月25日支給分)
    内閣府 · 2023-04-11
    165万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は718億円経常利益123億円前期と比べると増収増益で、売上が+30.1%、利益が+11.8%。

売上高
+30.1%
718億円
経常利益
+11.8%
123億円
純利益
+14.7%
86億円
利益率
17.1%
前期比 -2.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高660億円718億円
純利益93億円86億円
1株あたり配当¥110¥110

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は179億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+27.9%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q118−6
2024年1Q14017
2024年2Q12820
2024年3Q1319
2024年4Q13116
2025年2Q29143
2025年4Q26132
2026年2Q29850
2026年4Q42036
2027年1Q17929

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は426億円から718億円へ1.7倍に増えた。経常利益率は14.1%から17.1%になった。経常収益は5期、純利益は6期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月4266014.122
2014年3月4268018.850
2015年3月4196716.033
2016年3月4906212.732
株式追加取得により、佐銀リース株式会社、佐銀信用保証株式会社、佐銀コンピュータサービス株式会社、株式会社佐銀キャピタル&コンサルティングを完全子会社化。
2017年3月441419.329
2018年3月396358.867
2019年3月467347.326
2020年3月4144611.124
佐賀市に地域商社業務等を行うさぎんコネクト株式会社を設立。
2021年3月4124210.225
2022年3月4397015.941
2023年3月4777315.355
TOKYO PRO Marketへの上場を支援する「J-Adviser」資格を取得。
2024年3月5307614.362
2025年3月55211019.975
2026年3月71812317.186

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益718億円のうち、経常利益として残るのは123億円17.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は86億円、売上の12.0%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金82.9%595億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.1%123億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
17.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
12.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
7.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−754億円、投資CFが845億円で、差し引きのフリーCFは91億円期末の手元現金は2,778億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月517305−111,529
2014年3月1,408−361−252,552
2015年3月71−249−122,362
2016年3月−61865−131,796
2017年3月276−241−1371,694
2018年3月2241,347−433,223
2019年3月−1,509588−372,265
2020年3月509−687−122,076
2021年3月2,322−679−123,707
2022年3月−20−674−123,001
2023年3月−1,888−437−12664
2024年3月1,131219−122,002
2025年3月−237954−142,704
2026年3月−754845−172,778

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,265億円で、自己資本比率は3.9%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月2.121,0222.024.7
2014年3月2.221,0612.124.6
2015年3月2.301,1912.195.0
2016年3月2.291,1932.175.0
2017年3月2.341,2072.215.0
2018年3月2.421,2662.295.2
2019年3月2.471,2052.354.9
2020年3月2.561,1472.454.5
2021年3月3.051,2672.924.1
2022年3月3.161,1613.053.7
2023年3月3.011,0902.903.6
2024年3月3.161,2283.043.9
2025年3月3.181,1643.063.6
2026年3月3.221,2653.093.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
984億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3.1兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率79社中16位あたり、逆に低いのは配当利回り79社中65位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.1%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
3.9%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率上位前期からの売上の伸び
30.1%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,520で、1年前と比べて+126.7%過去52週の値幅のなかでは92%の位置にある。

¥6,520+0.0%1ヶ月+18.5%1年+126.7%時価総額1,104億円
過去52週の値幅
安値¥2,891高値¥6,820

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.9倍
PER (会社予想)11.8倍
PBR0.84倍
配当利回り1.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月21日終値6460円で、25日線(5928.8円)を約9%上回り、上昇トレンドが継続。52週高値6820円に近い水準で推移し、1カ月で11.19%上昇。8月14日に6380円、18日に6750円と高値圏での出来高増加が見られ、需給が活発。RSIは71.5と過熱感があるものの、上値追いの展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)

PER 12.8倍、PBR 0.8302倍、ROE 7.08%、配当利回り1.7%です。銀行業界ではPBR 1倍未満が常態的なことを踏まえると、PBR 0.83倍は業界平均0.9769倍を下回りやや割安です。PERは業界平均16.97倍を下回り、割安感がありますが、配当利回りは業界平均2.38%を下回り、ROEも低水準です。経常収益は増加傾向で収益改善が見られますが、収益性と配当の面から総合的にほぼ妥当と判断しました。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.9倍17.5倍
PER (予想)11.8倍
PBR0.84倍1.01倍
ROE7.1%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地方銀行再編や金利上昇への思惑から、株価が過去1年で大きく上昇した。強気派は、金利上昇による貸出利ざや改善と、地域金融機関への再編期待を評価し、PBR1倍割れの是正が進むとみる。一方弱気派は、人口減少による貸出需要の長期的な縮小と、低金利環境の継続で収益の大幅な拡大は見込みにくいと指摘する。また、株価上昇でバリュエーションの妙味が薄れたとの見方もあり、今後の金利政策と貸出動向が争点。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇による利ざや改善

    日銀の利上げで貸出金利が上昇し、預金金利の上昇幅が限定的なら収益拡大につながる

  • 再編・合理化への期待

    地銀再編の流れで、経営統合や業務提携による効率化・生き残りのシナリオがある

  • PBR1倍割れ修正の余地

    現在のPBRは0.83倍と1倍を下回り、資本効率改善で見直し余地がある

  • 3期連続増益で純利益86億円通年影響

    純利益は62億円→75億円→86億円と3期連続増益。前期比14.7%増

  • 売上高718億円と前期比30%増加通年影響

    売上高は552億円から718億円へ30.1%増。収益拡大が利益を牽引

  • 予想PER11.7倍と現在12.8倍を下回る決算発表後影響

    実績PER12.8倍、予想PER11.7倍。来期の増益を折り込み割安感が強まる

  • 配当利回り1.7%と継続的な株主還元継続影響

    配当利回り1.7%は安定。純利益86億円を踏まえた増配余地も

マイナスに働く材料7
  • 人口減少で貸出先が縮小

    佐賀県の人口減少・高齢化で、地元企業や個人の資金需要構造悪化が続く

  • 低金利下での収益力

    仮に利上げが緩やかでも、預金金利競争で利ざやの改善は限定的となり得る

  • 株価上昇で割高感

    1年で株価が1.3倍を超える上昇で、業績の伸び以上に値動きが先行した

  • 株価1年で133.89%上昇し過熱感不定影響

    1年で+133.89%と急伸。高値圏で利益確定売りが出やすい

  • 増益率が21%から14.7%へ減速通年影響

    純利益増益率は前期21%から14.7%に鈍化。成長ピークアウト懸念

  • PBR0.83倍と1倍割れの低評価が続く継続影響

    PBR0.83倍、ROE7.08%。資本効率改善が遅れれば割安修正も滞る

  • 外国人保有12.36%が売りに転じるリスク不定影響

    外国人保有12.36%と一定のシェア。リスクオフ時は売り圧力となる

次の決算で確かめる点
貸出金利回り
利ざや改善がどこまで進むかを確認する指標
預貸率
預金を貸出に回す度合いで収益性の高さが分かる
コア業務純益
本業の儲けが増えているかを示す
ROE
資本効率の改善ペースを測る代表指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり110で、前期から+22.2%いまの株価に対する利回りは1.69%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥110
1株あたり
配当利回り
1.69%
いまの株価に対して
配当性向
23.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月7040.9
2018年3月39−45.09.3
2019年3月7081.844.5
2020年3月700.050.7
2021年3月700.050.7
2022年3月700.029.1
2023年3月700.021.1
2024年3月8014.322.1
2025年3月9012.521.9
2026年3月11022.223.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥110

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,791人。区分でいちばん多いのは金融機関33.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.2%を占め、残る47.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関43.842.441.438.635.633.0
個人・その他28.530.130.731.931.430.8
事業法人18.118.518.519.219.819.2
外国法人7.47.36.97.59.410.6
証券会社2.31.72.52.73.94.7
外国人個人0.00.00.00.10.01.8
自己株式2.12.12.01.90.30.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.27
02佐賀銀行行員持株会3.74
03株式会社十八親和銀行3.08
04明治安田生命保険相互会社2.88
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.64
06株式会社肥後銀行2.05
07野村證券株式会社1.97
08野田 政信1.94
09高橋 慧1.93
10株式会社福岡銀行1.81

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-07-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.89%
    -0.14pt
  • 2026-06-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.03%
  • 2026-06-03
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.05%
    -1.19pt
  • 2026-05-12
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.24%
    -0.03pt
  • 2026-04-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.27%
    +1.79pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3723%、1株純資産は14期で+1158%。直近期のROEは7.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月135942.318.045.9
2014年3月306154.97.523.6
2015年3月206903.015.235.8
2016年3月196882.810.936.3
2017年3月1746,9332.517.640.9
2018年3月3987,5575.55.89.3
2019年3月1587,1842.112.144.5
2020年3月1466,8382.17.950.7
2021年3月1477,5382.010.050.7
2022年3月2436,9053.46.029.1
2023年3月3276,4794.95.021.1
2024年3月3707,2925.45.822.1
2025年3月4446,8796.35.221.9
2026年3月5087,4727.19.223.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

21名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は21名。2026/3期の役員報酬は総額257百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
坂井秀明代表取締役頭取677,700
鵜池徹代表取締役専務 営業統括本部長645,100
城野吉章常務取締役605,400
野口誠常務取締役 業務統括本部長603,200
口石洋一郎常務取締役591,400
金ヶ江浩二取締役 営業統括本部営業統括部長572,900
坂井貞樹取締役 佐賀南ブロック長 兼本店営業部長 兼呉服町支店長592,700
中島秀樹取締役572,700
荒津賢取締役561,400
白濱和也取締役551,300
富吉賢太郎取締役76
河野圭志取締役68100
残りの役員9名を開く
氏名役職年齢保有株数
三好浩一郎取締役監査等委員573,200
田中俊章取締役監査等委員76
池田巧取締役監査等委員76
福田恵巳取締役監査等委員52
田村浩司取締役監査等委員60
槇公見恵取締役 業務統括本部業務統括部長591,353
熊本輝之取締役 唐津ブロック長 兼唐津支店長 兼唐津駅前支店長542,413
草津康文取締役 福岡中央ブロック長 兼福岡支店長 兼渡辺通支店長 兼天神支店長551,995
秋吉慎也取締役監査等委員66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)111615221319
社外取締役623234
取締役(社内)1212121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容440字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当行及び当行の関係会社は、当行、連結子会社6社で構成され、銀行業務を中心に金融サービスに係る事業を行っております。 当行及び当行の関係会社の事業に係る位置づけは次のとおりであります。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 [銀行業] 当行の本店ほか支店74か店、出張所28か所において、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務などを行い、地域金融機関としての優良な金融サービス提供に積極的に取り組んでおります。 [リース業] 連結子会社である佐銀リース株式会社においては、リース業務等を行っております。 [信用保証業] 連結子会社である佐銀信用保証株式会社においては、信用保証業務等を行っております。 [その他] その他の連結子会社においては、情報処理業務、事務代行業務、ベンチャーキャピタル業務、地域商社業務等を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,568字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 以下の内容は、当行グループの主体であります提出会社(当行)についてのものであります。 また、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、提出会社(当行)が判断したものであります。 (1) 経営方針 経営の基本方針 当行は「地域密着と健全経営」を経営理念に掲げております。 佐賀・福岡を中心とした地域の銀行として地場産業の振興・発展をお手伝いし、地域社会の皆さまの豊かな生活づくりに奉仕すること、さらには、お客さまにご満足いただける質の高いサービスを提供することで、株主の皆さま、お客さま、そして地域の皆さまのご期待に応えていくことが当行の使命と考えております。 近年においては、佐賀・福岡経済圏に県境という垣根が無くなりつつある中、当行は経営理念を踏まえ、地域の皆さまとの末永い信頼関係を築いていけるよう、着実に歩みを進めてまいります。 中長期的な経営戦略 ①第18次中期経営計画 2025年4月1日よりスタートいたしました第18次中期経営計画では、地域になくてはならない存在であり続けるために、金融を『核』にグループ会社の垣根を超えた地域貢献により、“総合サービス企業グループ”へ向けて着実に歩みを進めております。地域の持続的な発展とともに、当行グループも成長できるビジネスモデルの実現のために、「このまちで、あなたと・・・地域を繋ぎ、人を繋ぎ、地域の豊かな未来をつくる銀行グループ」となることを目指し、当行グループ全役職員が一丸となって取組んだ結果、2025年度においては当期純利益ベースで6期連続の増益となりました。 ②2025年度に行った主な施策 ○店舗・チャネル 店舗チャネルにつきましては、お客さまの利便性を維持しつつ、老朽化が進んでいる店舗やお客さまのニーズ及び動向を踏まえた上で、地域環境に見合った店舗の見直しを実施いたしました。 有人店舗につきましては、2025年4月に佐賀県内3ヶ所の出張所(犬井道出張所、中原出張所、楠久出張所)を支店に昇格させ、新たな営業体制といたしました。また、箱崎支店の新築建替えのため、箱崎支店を土井支店内に仮店舗移転いたしました。この結果、当事業年度末の有人店舗数は本支店75カ店、出張所28カ所、無人店舗(店舗外現金自動設備)は61カ所となりました。 ○地方創生及び事業性評価に向けた取組み 地方創生に向けた取組みにつきましては、当行の主要営業エリアである佐賀県、福岡県および長崎県における人口減少や産業構造の変化といった地域課題を踏まえ、従来の金融仲介機能にとどまらず、地域課題の解決に資する付加価値の高い支援に取組んでおります。 2025年11月には、佐賀県医師会、佐賀県医師信用組合との三者間において、「地域医療の維持及び活性化に関する包括連携協定」を締結いたしました。 医療機関が抱える経営・人材・設備面等の課題に対し、三者が連携して支援を行い、地域医療という社会インフラの維持・向上を目指してまいります。 デジタル化・DXを通じた地域支援においては、自治体や銀行における各種手続きをオンラインで完結できるプラットフォームサービス「ペンリィ」へ参画いたしました。これは、転出・転入に伴う行政手続きや複数金融機関における住所変更手続きをワンストップで行える仕組みを整備するもので、地域の方々の負担軽減と行政・金融機関双方の業務効率化の両立を実現しております。 地域との連携に関しましては、2025年10月より、佐賀県内の金融機関と共同で「手形・小切手の全面電子化」に向けた取組みを開始いたしました。共同リーフレットの作成や、共同セミナーの開催を通じ、地域全体での電子化推進を図ることで、お客さまのDX化促進および紙使用削減による環境負荷低減に貢献してまいります。 事業性評価に向けた取組みにつきましては、日頃よりお取引先さまとのコミュニケーションを通じて、財務面では評価しきれない企業実態や経営上の課題の把握に努め、「目利き力」を発揮することで、お取引先さまが抱える課題やニーズを的確に捉えつつ、成長の芽や技術力、将来性を適切に評価しております。 なお、グループ会社との共同出資によるさぎんブリッジファンドを起点とした地元企業やスタートアップへの資金供給に加え、事業承継・M&A、海外販路拡大支援といった各種コンサルティングサービスのご提供を通じて、お取引先さまの様々な経営課題の解決を図り、グループ一体となって地域経済の活性化を後押ししてまいります。 今後も当行グループはこのようなお客さまの付加価値向上、地域の価値向上への取り組みを通じ、持続可能な地域社会の形成に深く関わってまいります。 ○取扱商品・サービスなどの拡充 まず、海外展開支援として、2025年8月に香港で開催された、アジア最大級の総合食品見本市「Food Expo Pro 」に出展し、現地ブースの出展や市場視察を中心とした視察ミッションにより計22社の事業者さまを支援いたしました。会期中にはバイヤーの関心が特に高かった出展企業に贈られる「MOST SCANNED EXHIBITOR」を受賞し、また、香港貿易発展局と相互協力に関する覚書を締結するなど、今後の海外販路開拓支援体制の強化につなげております。 次に、顧客サービスおよび商品提供の充実に向けた取組みとして、2025年9月には定期預金金利上乗せと資産運用商品を組み合わせた「さぎんプレミアムパック ハーモニー」の取扱いを開始し、資産形成支援の充実を図りました。また、住宅価格の高騰や金利環境の変化を踏まえ、同年10月より融資手数料型住宅ローンの取り扱いを開始するなど、多様なニーズに対応した商品提供を行っております。さらに、「さぎんアプリ」の機能拡充にも取組んでおり、口座開設や振込に加え、定期預金や住宅ローン一部繰上返済機能を実装いたしました。将来的には全ての銀行取引を「さぎんアプリ」で完結できる環境の構築を目指してまいります。 兵庫支店(さぎんパーソナルプラザ佐賀)を中心として住宅資金や資産形成、相続など専門性を要する相談ニーズをサポートしております。同店は、キャッシュレス店舗として営業してまいりましたが、2026年7月に移転を予定しており、現金取扱いおよび法人融資業務が可能なフルバンキング店舗として再整備いたします。また、現在の兵庫支店所在地には「コンサルプラザ佐賀支店」を新設し、個人のお客さまを中心とした相談機能の強化、充実を図ってまいります。 当行グループは「人生100年時代のライフコンサルタント」を目指し、ゴールベースアプローチの考えを羅針盤としてグループ一体となった質の高い金融サービスの提供に取組んでまいります。 ○サステナビリティへの取組み 佐賀銀行グループは、地域の社会、経済が持続的に成長・発展することに貢献するため、国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)の趣旨に賛同し、全役職員が高い責任感を持って取組むことを宣言しております。 地域企業のサステナビリティ経営を支援するために2022年1月より取扱いを開始しております「さぎんSDGs取組支援・宣言サポートサービス」につきましては、2025年度新たに78社の事業者さまから受託いたしました。本サービスはお客さまの現状の取組み評価に基づいて対話を行い、今後のSDGsの取組みを表明する「SDGs宣言」の策定及び実行を支援するもので、2026年3月末までに累計735社の事業者さまのSDGsへの取組みを支援しております。 また、SDGs私募債「地域の芽 未来の芽・育む債」につきましては、当事業年度新たに87件/66億円をお引き受けし、SDGsの普及拡大や社会的課題解決への取組みを行う団体への寄付、寄贈を行っております。 環境・資源分野では、地域の自然資本を活用した持続可能な経済循環の構築を目的に、伴走支援を実施しております。なお、環境省が実施する「ESG地域金融の普及・促進事業」の中において、当行が取組んでまいりました「地域の森林資源を活用した木材産業サプライチェーンの構築支援」が昨年度に引き続き本年度も採択されております。これらの取組みを通じて、森林管理の効率化や地域資源の付加価値向上を図るとともに、環境負荷抑制と地域産業の持続的発展の両立を目指しております。 なお、2026年3月には地域の事業者さまの脱炭素経営を支援するため、「さぎん脱炭素経営支援サービス」の機能を拡充するとともに、新たにCO2排出量算定システム「炭削くん」を導入することで、脱炭素への対応を検討される初期段階から本格的な取組段階まで幅広く支援しております。 また、脱炭素に向けた当行の取組みとして、第17次中期経営計画期間中に、所有する社宅・寮を木造で建設いたしました。これにより、RC造(鉄筋コンクリート造)で建設した場合と比べて、二酸化炭素排出量を1,104トン削減しております。今後も、環境に配慮したエネルギーの利用促進などを通じて、カーボンニュートラルの実現を目指してまいります。 加えて、資源循環および廃棄物削減に向けた取組みとして、当行では、スマートバンキングプロジェクトの推進によるペーパーレス化および店舗内文書の整理を進めております。これに伴い、不要となった机やキャビネットなどのオフィス備品について、地域の公共団体や福祉施設、教育機関等への寄付を実施しております。 (2)経営環境及び対処すべき課題 2025年4月よりスタートいたしました第18次中期経営計画では、「金利のある世界」の中で、地域銀行グループとして金融を核としたグループ一体での地域貢献により、地域の豊かな未来をつくる銀行グループを目指してまいります。 日本国内では大企業を中心に中小企業においても賃上げの動きが広がる一方で、物価高騰の影響等もあり、景気の好循環の実現には時間がかかる見通しです。佐賀県をはじめとする地域では、人口減少や人手不足、事業承継問題などの問題が顕在化していることに加え、海外における地政学リスクや国際情勢といった外部環境の不確実性が増しております。このような中、当行は地域経済の持続的発展を支える金融機関としての役割を今後とも果たしてまいります。 また、長らく続いた低金利時代から「金利のある世界」へ転換し、このように変化する時代の中においても、銀行の根幹となる預金・貸出業務は、引き続き当行グループが地域において信頼を得るための証しであり、その重要性については改めて認識しております。一方、デジタル化の進展による金融アプリ等の充実により、どこにいても金融取引ができる時代となっており、地方のお客さま=地域銀行という絶対的な基盤が揺らぎつつあると考えております。 デジタルチャネルの充実をはじめ、ゴールベースアプローチを軸としたコンサルティング機能の強化や地域の隅々の決済インフラ充実の支援を続けていくことで預金の集まる仕組みづくりを行い、地域経済の好循環を創出してまいります。
事業等のリスク2,701字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。 金融業務が一段と多様化、高度化するなかで、取り巻くリスクも多岐にわたり複雑化しております。当行では、現実に存在するリスクを的確に把握し、発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努めております。 当行では、リスクを要因別に信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナルリスクの4つのカテゴリーに分類し、それぞれにリスク主管部を定め、各々のリスク特性に応じた適切なリスク管理を行うとともに、リスク統括部がこれらのリスクを統合的に管理しております。具体的には、統計的手法等によりリスク量の計測を行い、信用リスク、市場リスク、オペレーショナルリスクについてリスク資本を配賦し、経営として許容できる範囲にリスクを制御しております。統合的リスクの状況は毎月開催している経営会議、ALM会議等に報告し、必要な施策を機動的に実施する態勢としております。 (ア)信用リスク 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により元本や利息が回収できなくなるリスクをいいます。 当行の債権中に占める金融再生法開示債権の比率、いわゆる不良債権比率は2025年3月末の1.99%が2026年3月末には1.87%となりました。 業績への影響(損失の発生)は、貸倒引当金の追加、貸出金の償却及び債権の売却損の計上でありますが、当行は事前に損失が予測される部分に十分な引当を行っており、その影響は限定的なものになります。 しかしながら、取引先の経営状況の悪化や担保価格の下落等が発生した場合には、追加引当が必要になるなど、当行の業績に影響を与える可能性があります。 (イ)市場リスク 市場リスクとは金利、為替、有価証券価格等の変動により、保有するオフバランスを含む資産・負債等の価値が変動し損失を被るリスクをいいます。 当行は、国債等の債券、株式、投資信託等、また外貨建取引による資産及び負債を保有しており、将来の債券価格や株価の下落あるいは為替レートの変動等により損失が発生し、当行の業績に影響を与える可能性があります。また、貸出金・有価証券や預金などの資産・負債には金利または期間のミスマッチが存在しているため、将来の金利変動などによって資金利益が減少する可能性があります。 当行におきましては、リスクを適正にコントロールし、収益性と健全性の両立を目指した適切な対策を講じるため、総合企画部において、市場動向、資産・負債状況の把握・分析などALM(資産・負債の総合管理)の充実に注力しております。 (ウ)流動性リスク 当行の財務内容の悪化等により必要な資金が確保できなかったり、通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク、および市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格で取引を余儀なくされることにより損失を被るリスクがあります。 (エ)オペレーショナルリスク ① 事務リスク 銀行では、預金、融資、為替等多くの事務処理を正確にかつ迅速に行うとともに、マネー・ローンダリング、テロ資金供与・拡散金融を防止する必要があります。事務ミスによる事故を回避するため、当行では規程、マニュアル等の一層の充実を図るとともに本部集合研修や臨店指導による営業現場の指導を通して、絶えず管理能力向上と事務レベルアップに努めております。 ② システムリスク 金融機関において、情報システムの停止は決済機能の停滞等により社会的に大きな影響を及ぼす可能性があります。当行は、システム障害や災害等に備え、バックアップ体制の整備、通信回線の冗長化、サイバーセキュリティ対策の強化等により、リスク管理体制の高度化に努めております。 しかしながら、システム障害、不正使用、外部からのサイバー攻撃、委託先の障害等により、重大なシステム停止が発生した場合には、当行の信用低下、復旧費用の発生等によって、当行の業務運営、業績及び財務状況に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ③ リーガルリスク 当行グループは各種法令等に則り業務を遂行していますが、各種取引等において法律関係に不確実性、不備が発生した場合やコンプライアンスの欠如により、信用の毀損や損失が発生する可能性があります。 ④ イベントリスク 犯罪・自然災害・感染症等の発生により、店舗等の損傷による損失の他、当行グループの業務運営に支障が生じる可能性があります。 ⑤ レピュテーショナルリスク レピュテーショナルリスクとは経営内容が誤って伝えられる風評等により損失を被るリスクをいいます。 当行のような金融機関にとって、特に信用を損なう風評は不測の損失を発生させる可能性があるものと認識しております。 ⑥ 人的リスク 人事運営上の不公平・不公正(報酬・手当・解雇等の問題)や差別的行為(パワーハラスメント・セクシャルハラスメント・マタニティハラスメント等)により、信用の毀損や損失が発生する可能性があります。 (オ)自己資本比率 当行の連結自己資本比率及び単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく2006年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しており、当行は国内基準を採用しております。 当行の自己資本比率が要求される基準(4%)を下回った場合には、金融庁長官から、自己資本比率の状況に応じた業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなります。当行の自己資本比率に影響を与える要因としては以下のもの等が含まれております。 a.有価証券ポートフォリオの価値の低下等(上記(イ)市場リスク) b.債務者の信用力の悪化等(上記(ア)信用リスク)に際して生じうる与信関係費用の増加 c.繰延税金資産の資産性低下又は算入制限(※) d.自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ※  繰延税金資産の計上は、将来の課税所得など様々な予測・仮定に基づくものであるため、当行が将来繰延税金資産の一部が回収できないと判断した場合、その一部は取り崩され、自己資本比率の低下につながる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)16,353字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループ(当行、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当行グループの2026年3月末の財政状態につきましては、総預金残高が前連結会計年度末比348億円増加し3 兆9億円、総貸出金残高が前連結会計年度末比1,086億円増加し2兆3,569億円、有価証券残高が前連結会計年 度末比823億円減少し4,965億円となりました。 当行グループの連結経営成績につきまして、連結経常収益は、貸出金利息や役務取引等収益の増加に加え、地元企業の株式公開買付けに応募したことに伴う株式等売却益の計上により、前連結会計年度比166億15百万円増加し718億46百万円となりました。 連結経常費用は、上記株式等売却益を原資とする有価証券ポートフォリオ再構築に伴う国債等債券売却損の計上を主因に、前連結会計年度比153億8百万円増加し595億38百万円となりました。 この結果、連結経常利益は前連結会計年度比13億6百万円増加し123億7百万円となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比10億89百万円増加し85億85百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 a.銀行業 経常収益は、前連結会計年度比162億61百万円増加し631億19百万円となり、セグメント利益は、前連結会計年度比13億21百万円増加し114億61百万円となりました。 b.リース業 経常収益は前連結会計年度比1億94百万円増加し79億29百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比7百万円増加し3億19百万円となりました。 c.信用保証業 経常収益は前連結会計年度比53百万円増加し7億63百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比99百万円減少し3億45百万円となりました。 d.その他 銀行業、リース業、信用保証業を除くその他の経常収益は前連結会計年度比1億59百万円増加し12億46百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比34百万円増加し1億38百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの状況に関しましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、 預金の増加による555億48百万円の増加等があったものの、貸出金の増加による1,086億43百万円の減少等によ り、合計で754億46百万円のマイナスとなりました。なお、前連結会計年度比では517億20百万円減少しており ます。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出1,364億35百万円の減少等があったもの の、有価証券の売却による収入1,483億円の増加や、有価証券の償還による収入778億82百万円の増加等により、 合計で845億34百万円のプラスとなりました。なお、前連結会計年度比では108億73百万円減少しております。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払16億86百万円を主因に、合計で16億91百万円のマイナ スとなりました。なお、前連結会計年度比では2億58百万円減少しております。 以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末比73億97百万円増加して 2,778億23百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 [金融経済環境] 2025年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、賃金上昇が個人消費を下支えし、企業収益や設備投資も底堅く推移するなど、緩やかな回復基調が続きました。 当行の主要基盤である北部九州の経済につきましても、雇用情勢の改善を背景に、個人消費も底堅く推移し、総じて緩やかな景気回復が続いております。 金融業界につきましては、日本銀行が金融政策の正常化を段階的に進める中、市場金利は上昇基調で推移し、長らく続いた低金利環境から、「金利のある世界」への移行が進展しております。これに伴い、各行においては預金金利や貸出金利の見直しが進むなど、経営環境は大きな転換期を迎えております。 一方、米国を始めとする各国の通商政策や金融政策の動向及び中東情勢等が与える影響については、引き続き注視していく必要があります。 [財政状態] 当行グループの2026年3月末の財政状態につきましては、総預金残高が前連結会計年度末比348億円増加し3兆9億円、総貸出金残高が前連結会計年度末比1,086億円増加し2兆3,569億円、有価証券残高が前連結会計年度末比823億円減少し4,965億円となりました。 セグメントごとの財政状態は次のとおりであります。 a.銀行業 セグメント資産は、前連結会計年度末比413億円増加し3兆2,142億円となり、セグメント負債は前連結会計年度末比333億円増加し3兆900億円となりました。 銀行業である当行単体の財政状態につきましては、2026年3月末の総預金残高は、前事業年度末比354億円増加し3兆78億円となりました。 総貸出金残高は、前事業年度末比1,117億円増加し2兆3,691億円となりました。 有価証券残高につきましては、前事業年度末比823億円減少し5,039億円となりました。 なお、自己資本比率(国内基準)は、前事業年度末比0.32ポイント減少し7.81%となりました。 不良債権(金融再生法開示債権)比率は、2025年3月末の1.99%が2026年3月末には1.87%となりました。 b.リース業 セグメント資産は、前連結会計年度末比14億円増加し212億円となり、セグメント負債は前連結会計年度末比12億円増加し184億円となりました。 c.信用保証業 セグメント資産は、前連結会計年度末比3億円増加し51億円となり、セグメント負債は前連結会計年度末比92百万円増加し28億円となりました。 d.その他 その他の事業の主なものは、情報処理業務等であります。セグメント資産は、前連結会計年度末比1億円増加し13億円となり、セグメント負債は前連結会計年度末比75百万円増加し3億円となりました。 [経営成績] 当行グループの連結経営成績につきまして、連結経常収益は、貸出金利息や役務取引等収益の増加に加え、地元企業の株式公開買付けに応募したことに伴う株式等売却益の計上により、前連結会計年度比166億15百万円増加し718億46百万円となりました。 連結経常費用は、上記株式等売却益を原資とする有価証券ポートフォリオ再構築に伴う国債等債券売却損の計上を主因に、前連結会計年度比153億8百万円増加し595億38百万円となりました。 この結果、連結経常利益は前連結会計年度比13億6百万円増加し123億7百万円となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比10億89百万円増加し85億85百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 a.銀行業 経常収益は、前連結会計年度比162億61百万円増加し631億19百万円となり、セグメント利益は前連結会計 年度比13億21百万円増加し114億61百万円となりました。 銀行業である当行単体の業績につきまして、経常収益は、貸出金利息や役務取引等収益の増加に加え、地 元企業の株式公開買付けに応募したことに伴う株式等売却益の計上により、前事業年度比162億61百万円増加 し631億19百万円となりました。 経常費用につきましては、上記株式等売却益を原資とする有価証券ポートフォリオ再構築に伴う国債等債 券売却損の計上を主因に、前事業年度比149億40百万円増加し516億58百万円となりました。 この結果、経常利益につきましては、前事業年度比13億21百万円増加し114億61百万円となりました。 また、当期純利益につきましては、前事業年度比10億76百万円増加し80億8百万円となりました。 b.リース業 経常収益は前連結会計年度比1億94百万円増加し79億29百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度 比7百万円増加し3億19百万円となりました。 c.信用保証業 経常収益は前連結会計年度比53百万円増加し7億63百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比99 百万円減少し3億45百万円となりました。 d.その他 銀行業、リース業、信用保証業を除くその他の経常収益は前連結会計年度比1億59百万円増加し12億46百 万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比34百万円増加し1億38百万円となりました。 [経営成績に重要な影響を与える要因] 当行グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 [資本の財源及び資金の流動性] 当行グループの中核事業は銀行業であり、主に本店ほか支店が立地する地域のお客さまから預入れいただいた預金を貸出金や有価証券で運用しております。 今後につきましても、銀行経営の公共性に鑑み、長期にわたる安定的な経営基盤の確保に努め、当行が地域とともに成長するため、地域の資金需要等に今まで以上に積極的に応えていく体制を強化してまいります。地域金融機関として、お客さまに良質な金融サービスをご提供していく為には、相応の自己資本を有しておく必要性を認識しており、内部留保につきましては、効率的な資金運用を行い、経営体質の一層の強化と業績向上に努めてまいりたいと考えております。 なお、当面の設備資金、成長分野への投資並びに株主還元等は自己資金で対応する予定であります。 [重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定] 当行の連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、会計上の見積りにおいて特に重要なものとして貸倒引当金があげられます。貸倒引当金は、すべての債権について資産の自己査定基準に基づく資産査定を実施し、自己査定の区分に応じて必要と認める額を計上しております。しかしながら、取引先の財務状況は常に変動するため、貸倒引当金の見積りは不確実性があり、将来的に損失額が増減する可能性があります。 ② 目標とする経営指標 当行は2025年4月から2028年3月までの3年間を計画期間とする第18次中期経営計画において、KGI(経営目 標達成指標)を次のとおりとしており、初年度(2025年度)の実績は次のとおりとなりました。 a.「第18次中期経営計画」の目標とする経営指標とその実績 目標とする経営指標   2027年度目標(2028年3月期)   2025年度目標(2026年3月期)   2025年度実績(2026年3月期) (ア)連結当期純利益   100億円   80億円   85億円 (イ)連結ROE(※)   8.00%超   ―   7.08% (ウ)連結自己資本比率   8.00%超   8.0%   7.74% ※ROE:資本の効率性を示す指標。ROE=当期純利益÷純資産平均残高(除く新株予約権) 上記目標の達成状況につきましては、以下のとおり評価しております。 (ア)連結当期純利益 連結当期純利益につきましては対顧客利益の増加等により、目標を上回る結果となりました。 (イ)連結ROE 連結ROEについては中期経営計画において最終年度の達成目標として設定している指標であり、各年度における個別の目標値は設定しておりませんが、当期純利益の増加等により、概ね計画に沿って進捗しております。 (ウ)連結自己資本比率 自己資本比率につきましては、リスクアセットの増加が想定を上回ったこともあり、目標を下回る結果となりました。 第18次中期経営計画の策定にあたり、地域においては人口減少や人手不足といった課題を抱える中、佐賀を中心 とする北部九州の産業や人を繋ぐ役割を果たし、お客さまが北部九州はもちろん広く国内外へ進出する支援を続け ることにより、地域の将来にわたる持続的な成長に貢献したいと考えています。「金利のある世界」の中で、地域 銀行グループとして金融を核としたグループ一体での地域貢献により、2032年2月の創業150周年に向けて、総合 サービス企業グループとしての歩みを着実に進めてまいります。 (参考) (1) 国内業務部門・国際業務部門別収支 当連結会計年度の資金運用収支は300億69百万円、役務取引等収支は68億39百万円、その他業務収支は△154億24百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   25,258   3,045   ―   28,303 当連結会計年度   28,080   1,988   ―   30,069 うち資金運用収益   前連結会計年度   27,061   5,048   50   32,059 当連結会計年度   34,216   3,594   202   37,608 うち資金調達費用   前連結会計年度   1,803   2,003   50   3,756 当連結会計年度   6,135   1,605   202   7,539 信託報酬   前連結会計年度   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ― 役務取引等収支   前連結会計年度   6,166   40   ―   6,207 当連結会計年度   6,814   25   ―   6,839 うち役務取引等収益   前連結会計年度   9,558   76   ―   9,635 当連結会計年度   10,330   60   ―   10,391 うち役務取引等費用   前連結会計年度   3,391   35   ―   3,427 当連結会計年度   3,516   35   ―   3,552 その他業務収支   前連結会計年度   △2,054   △5,103   ―   △7,158 当連結会計年度   △12,429   △2,994   ―   △15,424 うちその他業務収益   前連結会計年度   8,562   266   ―   8,828 当連結会計年度   8,254   190   ―   8,445 うちその他業務費用   前連結会計年度   10,617   5,369   ―   15,986 当連結会計年度   20,684   3,184   ―   23,869 (注) 1.「国内業務部門」は、当行の円建取引並びに連結子会社の取引、「国際業務部門」は、当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 2.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度5百万円、当連結会計年度9百万円)を控除して表示しております。 3.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門との間における、資金貸借の利息であります。 (2) 国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況 ①  国内業務部門 貸出金を中心に、資金運用勘定は、平均残高2兆9,822億99百万円、利息340億17百万円、利回り1.14%となりました。一方、預金を中心に、資金調達勘定は、平均残高2兆9,373億51百万円、利息60億77百万円、利回り0.20%となりました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (77,146)2,905,021   (3)27,014   0.92 当連結会計年度   (77,146)2,982,299   (3)34,017   1.14 うち貸出金   前連結会計年度   2,150,194   21,793   1.01 当連結会計年度   2,283,909   27,919   1.22 うち商品有価証券   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち有価証券   前連結会計年度   504,759   4,772   0.94 当連結会計年度   451,852   5,148   1.13 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   4,986   42   0.85 うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   170,697   441   0.25 当連結会計年度   162,109   895   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   2,855,885   1,761   0.06 当連結会計年度   2,937,351   6,077   0.20 うち預金   前連結会計年度   2,797,690   1,531   0.05 当連結会計年度   2,820,815   5,364   0.19 うち譲渡性預金   前連結会計年度   102,385   73   0.07 当連結会計年度   100,350   543   0.54 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   16,640   205   1.23 うち売現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   6,501   32   0.50 当連結会計年度   5,582   40   0.71 (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2.「国内業務部門」は、当行の円建取引並びに連結子会社の取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 3.(    )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ②  国際業務部門 有価証券を中心に、資金運用勘定は、平均残高1,204億79百万円、利息35億94百万円、利回り2.98%となりました。一方、債券貸借取引受入担保金を中心に、資金調達勘定は、平均残高1,167億69百万円、利息14億75百万円、利回り1.26%となりました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   156,712   5,048   3.22 当連結会計年度   120,479   3,594   2.98 うち貸出金   前連結会計年度   5,269   268   5.09 当連結会計年度   4,499   219   4.88 うち商品有価証券   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち有価証券   前連結会計年度   148,580   4,772   3.21 当連結会計年度   113,831   3,371   2.96 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   202   0   0.12 当連結会計年度   ―   ―   ― 資金調達勘定   前連結会計年度   (77,146)162,347   (3)2,003   1.23 当連結会計年度   (77,146)116,769   (3)1,475   1.26 うち預金   前連結会計年度   3,369   30   0.89 当連結会計年度   3,336   20   0.60 うち譲渡性預金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   3,022   ―   0.00 うち売現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   40,604   1,922   4.73 当連結会計年度   35,723   1,252   3.50 うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2.「国際業務部門」は、当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 3.(    )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 4.国際業務部門の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 ③  合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺 消去額 (△)   合計   小計   相殺 消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   3,061,733   77,146   2,984,586   32,063   3   32,059   1.07 当連結会計年度   3,102,779   77,146   3,025,632   37,612   3   37,608   1.24 うち貸出金   前連結会計年度   2,155,464   ―   2,155,464   22,062   ―   22,062   1.02 当連結会計年度   2,288,408   ―   2,288,408   28,139   ―   28,139   1.22 うち商品有価証券   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うち有価証券   前連結会計年度   653,340   ―   653,340   9,544   ―   9,544   1.46 当連結会計年度   565,683   ―   565,683   8,519   ―   8,519   1.50 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   4,986   ―   4,986   42   ―   42   0.85 うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   170,899   ―   170,899   441   ―   441   0.25 当連結会計年度   162,109   ―   162,109   895   ―   895   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   3,018,233   77,146   2,941,086   3,765   3   3,761   0.12 当連結会計年度   3,054,121   77,146   2,976,974   7,552   3   7,548   0.25 うち預金   前連結会計年度   2,801,059   ―   2,801,059   1,561   ―   1,561   0.05 当連結会計年度   2,824,151   ―   2,824,151   5,384   ―   5,384   0.19 うち譲渡性預金   前連結会計年度   102,385   ―   102,385   73   ―   73   0.07 当連結会計年度   100,350   ―   100,350   543   ―   543   0.54 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   19,663   ―   19,663   205   ―   205   1.04 うち売現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   40,604   ―   40,604   1,922   ―   1,922   4.73 当連結会計年度   35,723   ―   35,723   1,252   ―   1,252   3.50 うちコマーシャル ・ペーパー   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   6,501   ―   6,501   32   ―   32   0.50 当連結会計年度   5,582   ―   5,582   40   ―   40   0.71 (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門との間における、資金貸借の平均残高及び利息であります。 (3) 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況 当連結会計年度の役務取引等収益は、国内業務部門で103億30百万円、国際業務部門で60百万円、合計で103億91百万円となりました。その主なものは為替業務の22億19百万円であります。 役務取引等費用は35億52百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   9,558   76   ―   9,635 当連結会計年度   10,330   60   ―   10,391 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   2,428   ―   ―   2,428 当連結会計年度   2,059   ―   ―   2,059 うち為替業務   前連結会計年度   2,070   72   ―   2,143 当連結会計年度   2,161   57   ―   2,219 うち証券関連業務   前連結会計年度   170   ―   ―   170 当連結会計年度   164   ―   ―   164 うち代理業務   前連結会計年度   451   ―   ―   451 当連結会計年度   573   ―   ―   573 うち保護預り貸金庫業務   前連結会計年度   82   ―   ―   82 当連結会計年度   76   ―   ―   76 うち保証業務   前連結会計年度   510   4   ―   514 当連結会計年度   530   3   ―   534 役務取引等費用   前連結会計年度   3,391   35   ―   3,427 当連結会計年度   3,516   35   ―   3,552 うち為替業務   前連結会計年度   470   20   ―   490 当連結会計年度   518   23   ―   541 (注) 1.「国内業務部門」は、当行の円建取引並びに連結子会社の取引、「国際業務部門」は、当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 2.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門との間における、部門間取引の額であります。 (4) 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況 ○  預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   2,907,969   3,645   ―   2,911,614 当連結会計年度   2,964,050   3,112   ―   2,967,163 うち流動性預金   前連結会計年度   2,205,974   ―   ―   2,205,974 当連結会計年度   2,121,618   ―   ―   2,121,618 うち定期性預金   前連結会計年度   682,609   ―   ―   682,609 当連結会計年度   824,396   ―   ―   824,396 うちその他   前連結会計年度   19,384   3,645   ―   23,030 当連結会計年度   18,035   3,112   ―   21,148 譲渡性預金   前連結会計年度   54,539   ―   ―   54,539 当連結会計年度   33,821   ―   ―   33,821 総合計   前連結会計年度   2,962,508   3,645   ―   2,966,154 当連結会計年度   2,997,872   3,112   ―   3,000,984 (注) 1.「国内業務部門」は、当行の円建取引、「国際業務部門」は、当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3.定期性預金=定期預金 4.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門との間における、部門間取引の額であります。 (5) 国内業務部門・国際業務部門別貸出金残高の状況 ①  業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   2,248,279   100.00   2,356,922   100.00 製造業   144,994   6.45   157,142   6.67 農業、林業   3,567   0.16   3,631   0.15 漁業   2,746   0.12   3,028   0.13 鉱業、採石業、砂利採取業   5,741   0.26   6,307   0.27 建設業   95,621   4.25   99,738   4.23 電気・ガス・熱供給・水道業   46,504   2.07   45,831   1.94 情報通信業   12,096   0.54   11,665   0.49 運輸業、郵便業   87,738   3.90   99,773   4.23 卸売業、小売業   199,221   8.86   205,009   8.70 金融業、保険業   139,252   6.19   157,624   6.69 不動産業、物品賃貸業   380,506   16.93   423,907   17.99 各種サービス業   239,184   10.64   244,592   10.38 地方公共団体   314,373   13.98   333,312   14.14 その他   576,729   25.65   565,355   23.99 特別国際金融取引勘定分   ―   ―   ―   ― 政府等   ―   ―   ―   ― 金融機関   ―   ―   ―   ― その他   ―   ―   ―   ― 合計   2,248,279   ―   2,356,922   ― (注)「国内」とは、当行及び連結子会社であります。 ②  外国政府等向け債権残高(国別) 前連結会計年度及び当連結会計年度とも、該当事項はありません。 (6) 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況 ○  有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   38,796   ―   38,796 当連結会計年度   45,783   ―   45,783 地方債   前連結会計年度   184,135   ―   184,135 当連結会計年度   150,139   ―   150,139 短期社債   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― 社債   前連結会計年度   129,809   ―   129,809 当連結会計年度   109,359   ―   109,359 株式   前連結会計年度   29,771   ―   29,771 当連結会計年度   27,234   ―   27,234 その他の証券   前連結会計年度   63,737   132,650   196,387 当連結会計年度   64,335   99,685   164,021 合計   前連結会計年度   446,250   132,650   578,901 当連結会計年度   396,853   99,685   496,538 (注) 1.「国内業務部門」は、当行の円建取引並びに連結子会社の取引、「国際業務部門」は、当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 2.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (7) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。 なお、前連結会計年度末及び当連結会計年度末においては、信託財産額はありません。 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率 (2/3)   7.74 2.連結における自己資本の額   1,252 3.リスク・アセットの額   16,160 4.連結総所要自己資本額   646 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.自己資本比率 (2/3)   7.81 2.単体における自己資本の額   1,253 3.リスク・アセットの額   16,039 4.単体総所要自己資本額   641 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金並びに支払承諾見返の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   95   117 危険債権   197   184 要管理債権   164   149 正常債権   22,543   23,615

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