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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

リリカラ

Lilycolor Co., Ltd.9827 · Standard · 卸売業

壁装材・カーテンなど内装材の開発販売を核に、オフィス空間の設計施工や不動産投資開発まで手掛けるインテリア企業。

概要

リリカラ株式会社は、壁紙・床材・カーテンなど内装建材の専門商社である。1949年に新宿川吉紙店として創業し、1989年に現商号に変更。自社ブランド「リリカラ」を企画・開発し、メーカーに製造委託して代理店や工事業者に卸売する。2025年12月期の売上高は332億円、従業員545名。インテリア事業に加え、オフィス空間の設計施工(スペースソリューション事業)や2024年開始の不動産投資開発事業を展開する。2024年6月に株式会社ティーケーピーの連結子会社となった。

インテリア事業:壁紙・床材・カーテンの三本柱

インテリア事業は売上高の約75%を占める中核事業である。壁装材、カーテン、床材の三品目を中心に、自社ブランド「リリカラ」の商品を企画・開発し、メーカーに製造委託する。年間を通じて複数の見本帳(サンプル帳)を発行し、代理店や内装工事業者に販売する。2025年3月には床材見本帳「クッションフロア」、5月には壁装材見本帳「ライト」やカーテン見本帳「リエッタ」、6月には壁装材見本帳「XR」を発行した。同事業の2025年12月期売上高は247億2800万円、セグメント利益は2億9700万円で、前年比151%増の増益を達成した。

スペースソリューション事業:空間設計から施工まで一貫対応

スペースソリューション事業は、オフィスや施設のインテリア設計・施工、プロジェクト管理、家具・間仕切り・事務用品の提案・販売、さらには不動産売買・賃貸の仲介業務を手がける。同事業は1968年に事務機器部としてスタートし、現在は新しい働き方に対応したオフィス空間構築を強みとする。2025年12月期の売上高は74億3100万円と前期比22.1%減となったが、利益率改善によりセグメント利益は3億5200万円(前期比174.5%増)と増益。受注高は60億5000万円で前年比7.7%増、受注残は6億6100万円である。

不動産投資開発事業:2024年に新設した第三の柱

不動産投資開発事業は2024年1月に開始した新規事業である。買取再販(バリューアッド)による不動産価値の最大化、多様なアセットタイプの開発、東京都心の集合住宅・オフィスの保有・賃貸を行う。2025年12月期は第一号物件「リリーフォート板橋大山」の販売などにより売上高10億4600万円、セグメント利益1億5000万円を計上(前年は売上高1900万円、損失2400万円)。同事業はまだ立ち上げ段階だが、2025年には収益貢献し始めた。

2024年6月にティーケーピーの連結子会社に

リリカラは2024年6月、株式会社ティーケーピー(TKP)の連結子会社となった。TKPは会議室・イベントスペース運営を主力とする企業で、リリカラの内装商材・ノウハウとTKPの不動産・空間活用事業とのシナジーが期待される。リリカラは子会社化後も、インテリア事業・スペースソリューション事業・不動産投資開発事業を継続して展開する。経営体制の見直しや構造改革を進め、中期経営計画「Beyond-120」の目標である営業利益20億円(2026年12月期)の達成を目指すが、現状は10億円程度の見通しである。

全国に広がる営業拠点と流通センター

リリカラは全国主要都市に営業拠点を有する。1970年に大阪支店、1971年に札幌出張所(現札幌支店)、1974年に福岡出張所(現九州支店)、1976年に仙台出張所(現東北支店)、1980年に広島支店を開設。物流基盤として、1976年には東京流通センター、1983年には東大阪流通センターを稼働させた。これらの拠点を通じて、全国の代理店や工事業者へ内装材を供給する体制を整えている。従業員数は545名(2025年12月期)。

業界の中での役割は内装材の企画・供給と、空間デザイン・施工サービスのプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
332億円
営業利益
8億円
営業利益率
2.4%
純利益
5億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01住宅・非住宅・店舗主力

自社開発ブランド「リリカラ」の壁装材、カーテン、床材などの内装材を企画し、メーカーに製造委託のうえ、全国の代理店や内装工事業者を通じて販売している。住宅・オフィス・店舗などの内装需要に応える。

主な製品・サービス3
リリカラ壁装材
クロスなどの壁装材で、デザイン性と機能性に優れる。施工のしやすさや、消臭・抗ウイルスなどの機能を持つ製品も。
カーテン
遮光、断熱、デザイン性など多様なニーズに対応したカーテンを提供。窓まわりの空間演出に寄与する。
床材
フローリングやビニル床シートなどの床材を提供。耐久性やデザイン性に優れ、施工性も考慮している。

02オフィス・施設準主力

オフィス空間や施設のインテリア設計・施工、プロジェクト管理、家具・間仕切り・事務用品の提案・販売、不動産仲介を行う。内装材のノウハウを活かした空間ソリューションを提供している。

主な製品・サービス2
インテリア設計・施工サービス
オフィスや商業施設の内装設計から施工までを一括で請け負う。動線や快適性を考慮した空間を実現する。
家具・間仕切り・事務用品
オフィス家具や間仕切り、事務用品を提案・販売。働きやすい環境構築を支援する。

03不動産副次

不動産の買取再販によるバリューアッドや、多様なアセットタイプの開発、都心の集合住宅・オフィスなどの保有・賃貸を行う。内装・空間デザインの強みを活かした不動産価値向上を図っている。

製品と技術

壁装材:自社ブランド「リリカラ」を中心に多彩な見本帳

リリカラの壁装材(壁紙)は、自社ブランド「リリカラ」の主力製品である。機能性やデザイン性に優れた商品を開発し、メーカーに製造委託する。見本帳(サンプル帳)は販売促進の核であり、2025年6月には「XR」、同5月には「ライト」、さらに「V-ウォール」「ウィル」「らくらくリフォーム」などの増冊を発行した。壁装材は住宅・非住宅双方に供給され、2025年12月期のインテリア事業売上高247億円の過半を占める。

床材:クッションフロアとエルワイタイル

床材事業では、クッションフロア(塩化ビニル系床材)やエルワイタイル(長尺シート・タイル)を展開する。2025年3月には床材見本帳「クッションフロア」を発行し、市場に投入した。床材は1985年の発売以来、壁装材・カーテンと並ぶ三本柱の一角に成長。住宅のリビングや商業施設など幅広い用途に対応し、インテリア事業の収益を支えている。

カーテン:見本帳「リエッタ」で提案力を強化

リリカラは1984年からカーテンの販売を開始し、現在ではインテリア事業の主要製品の一つである。2025年5月にはカーテン見本帳「リエッタ」を発行し、デザイン性と機能性を両立した商品を提案している。カーテンは壁装材・床材と組み合わせてトータルコーディネートの提案が可能で、住宅リフォームや新築物件で需要を獲得している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

インテリア卸でニッチ、収益低位

リリカラは卸売業(インテリア・ファブリック)に属し、カーテン・カーペット等の卸売を手掛ける。同業のタビオが靴下専門、高千穂交易が計測機器と異なる領域で事業展開する中、自社は住宅関連に特化するが、市場は成熟し競争が激しい。2024年12月期の営業利益率0.59%と低収益で、2025年12月期は2.41%に改善見込みだが、依然競合のイメージワン等と比べ規模が小さい。内需依存が高く、新築着工数の影響を受けやすい。差別化商品の開発や販路拡大が急務。

強み

  • インテリア卸の分野で一定のブランド認知を持ち、専門性を発揮。
  • 多様なデザイン・機能のカーテンやカーペットを揃え、顧客選択肢が多い。
  • 国内外のメーカーと強固な関係を築き、安定した仕入れが可能。
  • 2025年12月期の営業利益率は前期比で改善見込み。

課題

  • 住宅着工減少により需要が縮小傾向で、成長機会が限られる。
  • 同業他社と類似商品が多く、価格競争に陥りやすい。
  • 営業利益率が依然低く、コスト管理と高付加価値化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がリリカラ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13160大光86億円147.5倍
28144デンキョーグループホールディングス85億円24.4倍
37619田中商事85億円8.4倍
47624NaITO84億円29.7倍
59827リリカラ81億円13.6倍
68119三栄コーポレーション81億円13.2倍
77434オータケ79億円7.7倍
87677ヤシマキザイ79億円15.7倍
98039築地魚市場79億円20.3倍
103323レカム78億円
119264ポエック77億円25.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

内装材卸売業として創業した1949年

リリカラの起源は1949年7月、東京都新宿区で「株式会社新宿川吉紙店」として設立されたことにさかのぼる。当初は内装材商品の販売代理店および文房具等の小売業を営んだ。1955年4月には自社ブランド商品の販売を開始し、メーカーに製造を委託する現在のビジネスモデルの原型ができた。創業から約20年間は内装材商社として地盤を固める時期であった。

商号変更と事務機器事業への進出(1968年)

1968年5月、商号を「株式会社カワキチ」に変更。同時に同年9月、事務機器部(現スペースソリューション事業)を新設し、文房具に加えてオフィス家具や事務機器の販売を本格化した。これにより住宅用内装材だけでなく、オフィス向けの空間づくりにも事業領域を広げた。1973年4月には商品開発部門として商品企画室(現マーケティング本部)を設置し、自社商品の企画力を強化した。

全国支店網の整備(1970年代)

1970年4月の大阪支店開設を皮切りに、リリカラは全国展開を加速した。1971年5月に札幌出張所、1974年4月に福岡出張所、1976年3月に仙台出張所を開設。物流面では1976年8月に東京流通センター、1983年4月に東大阪流通センターを開設し、首都圏と関西圏の物流基盤を整えた。これにより全国の顧客への安定供給体制を構築し、商社としての競争力を高めた。

トータルインテリア企業への転換:カーテンと床材の発売(1984~1989年)

1984年5月、リリカラはトータルインテリア企業を目指してカーテンの販売を開始。1985年4月には床材の発売に踏み切り、壁紙・カーテン・床材の三品目をそろえた。1989年4月、商号を「リリカラ株式会社」に変更し、ブランド名と社名を統一した。これにより、内装材の総合卸売企業としての地位を確立した。

株式公開と市場変更(1991年、2004年、2022年)

1991年7月、リリカラは社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として株式を登録し、公開企業となった。2004年12月にはジャスダック証券取引所(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。2022年4月の東証市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場へ移行した。上場後も着実に事業を拡大し、2025年12月期の売上高は332億円に達している。

リノベーション事業と不動産投資開発事業への進出(2017年、2024年)

2017年1月、リリカラはスペースソリューション事業の一環としてリノベーション事業を開始。既存ビルの内装改修を通じて事業領域を拡大した。2024年1月には不動産投資開発事業を新設し、買取再販や物件開発に乗り出した。同年6月には株式会社ティーケーピーの連結子会社となり、グループの経営資源を活用した成長戦略へと舵を切った。

年表21件を開く

1940年代

  • 1949年7月創業株式会社新宿川吉紙店設立、内装材商品の販売代理店及び文房具等の小売を開始。

1950年代

  • 1955年4月自社ブランド商品の販売を開始。

1960年代

  • 1968年5月商号変更商号を株式会社カワキチに変更。
  • 1968年9月事務機器部(現スペースソリューション事業)を新設、文房具に加えオフィス家具及び事務機器の販売を本格的に開始。

1970年代

  • 1970年4月関西・四国・北陸地区の営業拠点として大阪支店を開設。
  • 1971年5月北海道地区の営業拠点として札幌出張所(現札幌支店)を開設。
  • 1973年4月商品開発部門として商品企画室(現マーケティング本部)を新設。
  • 1974年4月九州地区の営業拠点として福岡出張所(現九州支店)を開設。
  • 1976年3月東北地区の営業拠点として仙台出張所(現東北支店)を開設。
  • 1976年8月東京流通センターを開設。

1980年代

  • 1980年3月中国地区の営業拠点として中国支店(現広島支店)を開設。
  • 1983年4月東大阪流通センター(東大阪市)を開設。
  • 1984年5月トータルインテリア企業を目指してカーテンを発売。
  • 1985年4月カーテンに引続き床材を発売。
  • 1989年4月商号変更商号をリリカラ株式会社に変更。

1990年代

  • 1991年7月株式を社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。

2000年代

  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。

2010年代

  • 2017年1月事業領域の拡大を図るため、スペースソリューション事業の一環として、リノベーション事業を開始。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場へ移行。
  • 2024年1月不動産投資開発事業を開始。
  • 2024年6月株式会社ティーケーピーの連結子会社となる。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益20億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    固定費削減と生産性向上

    固定費構造の見直しおよび徹底した生産性向上を図り、収益基盤を強化する。

  2. 02

    事業ポートフォリオの再構築

    利益率を重視した事業ポートフォリオの再構築により、収益性の高い事業に経営資源を集中する。

  3. 03

    販売体制改善とスピード感ある施策実行

    販売体制を改善し、生産性向上施策をスピード感を持って実施することで、収益力の早期回復を目指す。

  4. 04

    経営体制の検証と機動的な組織運営

    経営体制の在り方を検証し、機動的な組織運営を実行することで、意思決定の迅速化と経営効率の向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で545人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は569万円で、9期前と比べて+15.0%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月467
2017年12月468
2018年12月473
2019年12月49442.315.8498
2020年12月50142.515.7514
2021年12月50142.916.1510
2022年12月62243.116.3511
2023年12月57243.316.6515
2024年12月58243.016.053437
2025年12月56943.016.0545147

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率13.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率160.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
東大阪流通センター — 大阪府東大阪市735百万円
インテリア事業
札幌支店 — 札幌市西区356百万円
インテリア事業
本社 — 東京都新宿区100百万円
全社(共通)インテリア事業 不動産投資開発事業
東京流通センター — 東京都品川区97百万円
インテリア事業
スペースソリューション事業 — 東京都港区75百万円
スペースソリューション事業
九州支店 — 福岡市中央区15百万円
インテリア事業
大阪支店 — 大阪市西区13百万円
インテリア事業
社宅等福利厚生施設 — 滋賀県米原市ほか5百万円
全社(共通)
ほか9件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は332億円営業利益8億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.8%、利益が+300.0%。

売上高
-1.8%
332億円
営業利益
+300.0%
8億円
純利益
+400.0%
5億円
営業利益率
2.4%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高360億円332億円
営業利益10億円8億円
純利益7億円5億円
1株あたり配当¥36¥36

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は164億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+6.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q8778.05
2023年2Q7945.12
2023年3Q7822.61
2023年4Q841
2024年1Q8422.41
2024年2Q83−2−2.4−2
2024年4Q17121.22
2025年2Q154−2−1.3−1
2025年4Q178105.66
2026年2Q16400.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は338億円から332億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月338−4−12
2013年12月35311
2014年12月34811
2015年12月36574
2016年12月33011
2017年12月3310−3
2018年12月34010
2019年12月36464
2020年12月32801
2021年12月32453
2022年12月3331610
2023年12月328149
2024年12月338220.61
2025年12月332872.45

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高332億円のうち、営業利益として残るのは8億円2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.6%221億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.0%103億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.4%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
33.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
2.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
1.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.7pt
6.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが16億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは17億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は40億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月310446
2013年12月−11−3043
2014年12月021246
2015年12月110−31154
2016年12月−186−5−1236
2017年12月80−4840
2018年12月−161−3−1521
2019年12月94−11334
2020年12月−9−15−1029
2021年12月16−1−41540
2022年12月−12−2−3−1424
2023年12月12−3−5928
2024年12月−8112−733
2025年12月161−91740

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は203億円。このうち返さなくてよい自己資本が81億円で、自己資本比率は40.0%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1975714029.0
2013年12月1995814129.3
2014年12月2015914229.3
2015年12月2056414131.1
2016年12月1946413032.9
2017年12月1826112133.6
2018年12月1906112932.1
2019年12月1946512933.4
2020年12月1896412533.9
2021年12月1916812335.5
2022年12月2117713436.5
2023年12月2028511742.3
2024年12月2018112040.4
2025年12月2038112240.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳単体ベース
現金及び預金
40億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
24億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
122億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
52
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中7位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中240位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.6%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥641で、1年前と比べて+4.2%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥641-1.1%1ヶ月+2.7%1年+4.2%時価総額81億円
過去52週の値幅
安値¥580高値¥732

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.6倍
PER (会社予想)11.8倍
PBR1.04倍
配当利回り5.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価630円、前日比+1.8%。1ヶ月で+4.8%と上昇。25日線614円を上回る。52週高値732円からは-13.9%。週足では75日線620円も上回り、上昇トレンド。出来高は11,300株とまずまず。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER14.8倍は業界平均17.4倍を下回り、PBR1.01倍は1倍近辺で割安感。ROE6.4%は平均的だが、配当利回り5.71%は業界平均2.95%を大きく上回る。配当性向84.8%と高いが、直近の業績回復により営業利益率改善傾向。割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.6倍17.9倍
PER (予想)11.8倍
PBR1.04倍1.24倍
ROE6.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低収益体質からの脱却と、建設市場の変動に対する耐性が最大の争点。強気派は、2025年12月期に営業利益率が2.41%へ改善する見通しであり、リストラや高付加価値商品へのシフトが進めばさらに収益力が向上すると考える。また、住宅リフォーム需要の底堅さやDIY人気の継続を追い風と見る。一方、弱気派は、過去実績の営業利益率が0.6%と低水準であり、改善余地は限定的と指摘。建設コスト上昇や住宅着工減少が業績を圧迫するリスクを警戒する。さらに、2024年12月期の純利益が前期比88%減の1億円と急減しており、収益の不安定さが懸念材料。配当利回り5.71%は魅力的だが、減配リスクも考慮すべき。

プラスに働く材料7
  • 収益改善の明確な計画

    2025年12月期の営業利益率2.41%目標、前期比大幅改善

  • リフォーム需要の安定

    既存住宅のリフォーム需要は底堅く、新築変動の影響を受けにくい

  • 高配当利回り

    予想配当利回り5.71%と高い水準、株主還元姿勢は積極的

  • 2025年12月期営業利益8億円へ大幅改善2025年12月期影響

    前期比4倍の増益、利益率0.59%→2.41%へ改善。

  • 配当利回り5.71%と高水準継続影響

    減配なければ高利回り株として需要、株価下支え。

  • PBR1.01倍で純資産接近継続影響

    株価が解散価値に近く、下値リスク限定的。

  • コスト削減効果で利益率改善継続影響

    売上高332億円と微減も、経費削減で利益拡大。

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質が継続

    2024年実績営業利益率0.59%と限界利益水準

  • 業績の不安定性

    純利益が前期比88%減と急変動しやすく、安定収益とは言えない

  • 市況リスクへの脆弱性

    住宅着工減少や建設コスト上昇が直撃しやすい商材

  • 売上高減少トレンド継続影響

    2025年12月期売上高332億円、前期比1.8%減、需要低迷。

  • 小規模銘柄で流動性低い継続影響

    時価総額80億円、外国人保有0.37%で需給脆弱。

  • 利益改善が一時的リスク2026年12月期影響

    コスト削減効果一巡で利益伸び悩み、増益持続性に疑問。

  • ROE6.4%と平凡、成長期待薄継続影響

    自己資本利益率が低く、投資妙味限定的。

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益体質からの脱却を測る最も重要な指標。
売上高成長率
建設市場の動向を反映し、事業の拡大/縮小を把握。
在庫回転率
在庫リスク管理の効率性を示し、資金繰りに影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり36で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは5.62%。

年間配当
¥36
1株あたり
配当利回り
5.62%
いまの株価に対して
配当性向
84.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年12月722.2
2021年12月1492.922.4
2022年12月157.418.5
2023年12月150.019.2
2024年12月36148.3398.7
2025年12月360.084.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥36

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ7,398人。区分でいちばん多いのは事業法人57.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.4%を占め、残る41.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人8.410.214.033.957.057.2
個人・その他78.277.472.055.832.940.5
自己株式2.92.92.92.92.72.7
金融機関3.64.24.04.03.51.2
証券会社5.45.75.45.32.90.7
外国法人4.32.54.40.93.70.3
外国人個人0.10.10.10.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ティーケーピー51.56
02株式会社本間1.80
03リリカラ従業員持株会1.21
04東京中小企業投資育成株式会社0.95
05株式会社三井住友銀行0.79
06藤井俊秀0.64
07永島亮太郎0.59
08土山彬0.41
09楽天証券株式会社0.41
10片庭恵0.32

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+145%、1株純資産は14期で+42%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月−94466−18.4
2013年12月64741.225.7
2014年12月44790.931.3
2015年12月345196.96.2
2016年12月105202.011.9
2017年12月−27496−5.2
2018年12月34960.642.9
2019年12月325286.27.122.2
2020年12月55220.932.5
2021年12月275515.06.622.4
2022年12月7862713.37.918.5
2023年12月7669411.46.919.2
2024年12月96601.470.1398.7
2025年12月426596.415.684.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額103百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山田俊之代表取締役 社長執行役員6315,000
末松博貴取締役 副社長執行役員559,000
岡田卓哉取締役 副社長執行役員505,000
平山雅也取締役 専務執行役員648,000
髙木寛取締役61
渋谷守浩取締役60
坂本晋取締役(常勤監査等委員)62
原井武志取締役(監査等委員)56
内田るみ子取締役(監査等委員)48
菅弘一62
原伸取締役 常務執行役員574,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)475217820
社外取締役617173
取締役(社内)1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容539字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び親会社1社により構成されております。 当社はインテリア事業及びスペースソリューション事業、不動産投資開発事業を営んでおります。 インテリア事業は、壁装材、カーテン、床材を中心とする内装材商品の仕入及び販売を行っており、主として当社独自で開発した商品「リリカラ」をメーカーに製造委託し、代理店あるいは一部内装工事業者等に販売しております。 スペースソリューション事業は、オフィス空間及び施設のインテリア設計・施工、プロジェクト管理、家具、間仕切、事務用品等の提案・販売、不動産売買・賃貸の仲介業務を行っております。 不動産投資開発事業は、買取再販を通して不動産価値の最大化を図るバリューアッド、多様なアセットタイプの開発、都心の集合住宅・オフィスなど、市場ニーズに対応した物件の保有・賃貸を行っております。 なお、これらのセグメントは、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のセグメントの区分と同一であります。 以上述べた内容を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。 (注) 内装工事業者等への販売は関西地区を中心に僅少なため、破線で表示しております。
経営方針・対処すべき課題1,303字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、以下のとおり経営理念およびパーパスを定め、中長期的な企業価値向上を図る上での基礎としております。 経営理念 「快適な生活空間を創造し、提案する」 この理念のもと、 ・お客様に感動していただける空間の提供 ・インテリアという視点から空間をトータルにご提案 ・お客様の資産の付加価値を向上するご提案 を通じて快適空間をトータルにプロデュースし、 「お客様に豊かな生活を提案し、持続的な成長を実現する会社」 を目指しております。 また、自らの存在意義を示すパーパスとして以下を掲げています。 パーパス 「まだ誰も気づいていない空間の魅力で、人の心を彩り続ける。」 これらの経営理念およびパーパスを基軸に、様々なステークホルダーへの価値創造に配慮した経営を推進し、中長 期的な企業価値向上を図ってまいります。 (2)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2024年から2026年にかけての日本経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の終息により様々な規制の緩和がされ、経済活動が正常化した一方、地政学上のリスクによる原油、原材料価格の高騰や世界的な金融引き締めによる急激な為替変動等、先行きは依然として不透明な状況が続いております。半面、デジタル技術の社会への浸透や、新しい生活様式の定着、社会環境課題への意識の高まりなど、新たなビジネスチャンスも発生しております。 中期経営計画の基本方針 ・創業120周年に向けて、次世代につながる持続的な成長の基盤を作り、永続的な企業価値の向上に取り組んでおります。 当社は中期経営計画における最終年度である2026年12月期に営業利益20億円の達成を目標として掲げてまいりました。 しかしながら、新規住宅着工件数が想定を大きく下回って推移していること、ならびに当社の収益構造上の課題への対応の遅れ等により、最終年度の事業見通しは営業利益10億円程度にとどまる見込みとなっております。 当社といたしましては、今回の未達を単なる外部環境要因として捉えるのではなく、経営の執行体制および意 思決定プロセスを含めた構造的課題として真摯に受け止め、抜本的な改革に着手してまいります。 具体的には、 ・固定費構造の見直しおよび徹底した生産性向上 ・利益率を重視した事業ポートフォリオの再構築 ・販売体制改善および生産性向上施策のスピード感ある実施 ・経営体制の在り方の検証および機動的な組織運営の実行 等を速やかに推進してまいります。 株主還元につきましては、株主資本配当率(DOE)5%、配当性向40%、且つ1株当たり36円を下限とした配当を行うという中期経営計画「Beyond-120」の配当方針を維持する考えでありますが、財務健全性とのバランスを踏まえつつ、持続可能な利益体質の確立を最優先課題として取り組んでまいります。
事業等のリスク1,029字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の事業、経営成績及び財政状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、本項に含まれる将来に関する事項については、当事業年度末現在において当社が判断したものです。 (1)業績について 当社の業績は、需給の変化等に起因する市況変動の影響を受け、下期に利益が偏る傾向にあります。当事業年度及び前事業年度の売上高推移等は下表のとおりです。 前事業年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当事業年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 上期   下期   通期   上期   下期   通期 売上高 (百万円)   16,716   17,086   33,803   15,364   17,842   33,207 売上総利益 (百万円)   5,193   5,026   10,220   5,249   5,870   11,119 営業利益又は営業損失(△)(百万円)   △184   407   222   △177   978   800 (2)原料価格の変動について 当社がメーカーに製造委託している商品のうち、主力である壁装材のビニルは、石油化学関連製品の価格変動の影響を受けるものであります。原油価格については需給バランス等により価格の変動率が高いため、原油価格の上昇はコスト高の要因となり、当社の業績に影響を及ぼすおそれがあります。 (3)与信管理について 当社では、債権の貸倒れによる損失に備えるため、過去の貸倒実績率等に基づき、貸倒引当金を計上しております。また、債権管理に注力し販売先の業容、資力に応じた与信限度額を設定するとともに、必要に応じ保証人をつける等不良債権の発生を極力抑制するよう努めております。しかしながら、景気後退等により今後貸倒引当金の積み増しを要する事態が生じる可能性があります。 (4)大規模な自然災害や重大な伝染病等について 当社の本社及び主要な拠点は日本を本拠としております。地震、火災、洪水等の災害や伝染病等の発生により影響を受ける場合があり、これらの事象が発生した地域においては、当社の拠点の一部で活動が遅延や混乱及び停止する可能性があります。また、損害を被った設備等の修復により、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,708字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 当事業年度(2025年1月1日~2025年12月31日)より、「商品見本帳に係る会計処理」に関する会計方針の変更を行っております。これに伴い、遡及処理後の数値で比較分析を行っております。 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が進むなか景気は緩やかに回復しているものの、物価上昇や米国の対外政策動向、地政学リスクの高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 インテリア業界におきましては、重要な指標である新設住宅着工戸数は、2025年4月の建築基準法・建築物省エネ法改正前の駆け込みによる大幅反動減と建築確認審査の長期化により、依然として厳しい状況となっております。 このような事業環境のなか、当社は、中期経営計画「Beyond-120」の2年目として、事業ポートフォリオの再構築、資本コストを意識した経営、人財への積極的な投資を推進いたしました。 その結果、当社の売上高は前事業年度比1.8%減の33,207百万円、営業利益は前事業年度比259.3%増の800百万円、経常利益は前事業年度比356.3%増の727百万円、当期純利益は前事業年度比370.5%増の523百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 インテリア事業 3月に床材見本帳“クッションフロア”、5月に壁装材見本帳“ライト”、カーテン見本帳“リエッタ”、6月に壁装材見本帳“XR”等を発行した他、壁装材見本帳“V-ウォール”、“ウィル”、“らくらくリフォーム”、床材見本帳“エルワイタイル”等を増冊発行し拡販に努めました結果、売上高は前事業年度比2.0%増の24,728百万円となり、セグメント利益は前事業年度比151.3%増の297百万円となりました。 スペースソリューション事業 新しい働き方に対応したオフィス空間構築や、施設のバリューアップを検討する顧客企業に対し、顧客ニーズに寄り添った提案活動に注力いたしました。 この結果、売上高は前事業年度に大型案件があった影響により前事業年度比22.1%減の7,431百万円となりましたが、利益率の改善により、セグメント利益は前事業年度比174.5%増の352百万円となりました。 不動産投資開発事業 当社開発第一号物件のリリーフォート板橋大山の販売等により、売上高は1,046百万円(前事業年度は19百万円)、セグメント利益は150百万円(前事業年度はセグメント損失24百万円)となりました。 ② 財政状態の状況 (資産、負債及び純資産の状況) 当事業年度末の総資産は前事業年度末比176百万円増の20,315百万円となりました。 流動資産は前事業年度末比449百万円増の16,955百万円となりました。これは受取手形の減少(502百万円)がありましたが、現金及び預金の増加(690百万円)、見本帳製作仮勘定の増加(236百万円)などによるものであります。 固定資産は前事業年度末比272百万円減の3,360百万円となりました。これは主に投資有価証券の減少(153百万円)によるものであります。 負債総額は前事業年度末比183百万円増の12,193百万円となりました。 流動負債は前事業年度末比138百万円減の10,489百万円となりました。これは賞与引当金の増加(199百万円)、電子記録債務の増加(174百万円)、未払法人税等の増加(143百万円)などがありましたが、短期借入金の減少(827百万円)によるものであります。 固定負債は前事業年度末比321百万円増の1,703百万円となりました。これは主に長期借入金の増加(366百万円)によるものであります。 純資産は前事業年度末比6百万円減の8,122百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加(79百万円)がありましたが、その他有価証券評価差額金の減少(86百万円)によるものであります。 当事業年度末の自己資本比率は、前事業年度末の40.4%から40.0%に減少しました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。当事業年度の現金及び現金同等物(以下資金という。)は、前事業年度末と比較して690百万円増加し、当事業年度末は3,976百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 <営業活動によるキャッシュ・フロー> 当事業年度における営業活動により得た資金は、1,555百万円となりました。これは税引前当期純利益(845百万円)、売上債権及び契約資産の減少額(458百万円)などの増加要因によるものであります。 <投資活動によるキャッシュ・フロー> 当事業年度における投資活動により得た資金は、81百万円となりました。これは無形固定資産の取得による支出(83百万円)があったものの、主に投資有価証券の売却による収入(194百万円)によるものであります。 <財務活動によるキャッシュ・フロー> 当事業年度における財務活動により使用した資金は、947百万円となりました。これは主に借入の返済による支出(10,554百万円)が借入による収入(10,090百万円)を上回ったことによるものであります。 ④ 仕入、生産、受注及び販売の実績 イ.仕入実績 当事業年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) インテリア事業   15,961,463   103.5 スペースソリューション事業   1,232,868   120.9 合計   17,194,332   104.5 ロ.生産実績 当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) スペースソリューション事業    5,959,658   74.0 (注) 金額は販売金額によっております。 ハ.受注実績 当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) スペースソリューション事業    6,050,444   107.7    661,043   160.5 ニ.販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) インテリア事業   24,728,233   102.0 スペースソリューション事業   7,431,964   77.9 不動産投資開発事業   1,046,892   - 合計   33,207,091   98.2 (注) 当事業年度において、不動産投資開発事業の販売実績に著しい変動がありました。これは、当社開発第一号物件のリリーフォート板橋大山の販売等によるものであります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の当事業年度の経営成績の詳細は「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載のとおりであります。 当社の経営成績に重要な影響を与える要因は「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の当事業年度のキャッシュ・フローの状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 また、キャッシュ・フロー関連指標の推移は、次のとおりであります。 2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率(%)   35.5   36.5   42.3   40.4   40.0 時価ベースの自己資本比率 (%)   11.4   36.1   32.0   38.2   40.1 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   1.4   -   1.5   -   1.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   101.0   -   83.3   -   45.1 (注) 自己資本比率=自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率=株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率=有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ=キャッシュ・フロー/利払い 1 各指標は、いずれも財務数値により算出しております。 2 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3 キャッシュ・フローはキャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 4 有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ※ 2022年12月期及び2024年12月期は、営業キャッシュ・フローがマイナスであるため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは記載しておりません。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 資金需要 当社の事業活動における資金需要の主なものは運転資金需要であります。 設備資金需要については、既存設備の維持、改修に係る費用を主としており、重要性のある費用の発生は見込んでおりません。 財政政策 資金需要については、内部資金を使用することを基本としておりますが、当社における重要な販売促進手段 である商品見本帳の発行資金の一部については金融機関からの借入を行っております。 また、不動産投資開発事業における資金需要についても一部は金融機関からの借入を行っており、その他の資金需要についても、金融機関からの借入等、幅広く効率的な資金調達を実施しております。 金融機関に対しては十分な借入枠を有しており、事業規模の維持拡大に向けた資金の調達は今後も可能であると考えております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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