概要
リリカラ株式会社は、壁紙・床材・カーテンなど内装建材の専門商社である。1949年に新宿川吉紙店として創業し、1989年に現商号に変更。自社ブランド「リリカラ」を企画・開発し、メーカーに製造委託して代理店や工事業者に卸売する。2025年12月期の売上高は332億円、従業員545名。インテリア事業に加え、オフィス空間の設計施工(スペースソリューション事業)や2024年開始の不動産投資開発事業を展開する。2024年6月に株式会社ティーケーピーの連結子会社となった。
インテリア事業:壁紙・床材・カーテンの三本柱
インテリア事業は売上高の約75%を占める中核事業である。壁装材、カーテン、床材の三品目を中心に、自社ブランド「リリカラ」の商品を企画・開発し、メーカーに製造委託する。年間を通じて複数の見本帳(サンプル帳)を発行し、代理店や内装工事業者に販売する。2025年3月には床材見本帳「クッションフロア」、5月には壁装材見本帳「ライト」やカーテン見本帳「リエッタ」、6月には壁装材見本帳「XR」を発行した。同事業の2025年12月期売上高は247億2800万円、セグメント利益は2億9700万円で、前年比151%増の増益を達成した。
スペースソリューション事業:空間設計から施工まで一貫対応
スペースソリューション事業は、オフィスや施設のインテリア設計・施工、プロジェクト管理、家具・間仕切り・事務用品の提案・販売、さらには不動産売買・賃貸の仲介業務を手がける。同事業は1968年に事務機器部としてスタートし、現在は新しい働き方に対応したオフィス空間構築を強みとする。2025年12月期の売上高は74億3100万円と前期比22.1%減となったが、利益率改善によりセグメント利益は3億5200万円(前期比174.5%増)と増益。受注高は60億5000万円で前年比7.7%増、受注残は6億6100万円である。
不動産投資開発事業:2024年に新設した第三の柱
不動産投資開発事業は2024年1月に開始した新規事業である。買取再販(バリューアッド)による不動産価値の最大化、多様なアセットタイプの開発、東京都心の集合住宅・オフィスの保有・賃貸を行う。2025年12月期は第一号物件「リリーフォート板橋大山」の販売などにより売上高10億4600万円、セグメント利益1億5000万円を計上(前年は売上高1900万円、損失2400万円)。同事業はまだ立ち上げ段階だが、2025年には収益貢献し始めた。
2024年6月にティーケーピーの連結子会社に
リリカラは2024年6月、株式会社ティーケーピー(TKP)の連結子会社となった。TKPは会議室・イベントスペース運営を主力とする企業で、リリカラの内装商材・ノウハウとTKPの不動産・空間活用事業とのシナジーが期待される。リリカラは子会社化後も、インテリア事業・スペースソリューション事業・不動産投資開発事業を継続して展開する。経営体制の見直しや構造改革を進め、中期経営計画「Beyond-120」の目標である営業利益20億円(2026年12月期)の達成を目指すが、現状は10億円程度の見通しである。
全国に広がる営業拠点と流通センター
リリカラは全国主要都市に営業拠点を有する。1970年に大阪支店、1971年に札幌出張所(現札幌支店)、1974年に福岡出張所(現九州支店)、1976年に仙台出張所(現東北支店)、1980年に広島支店を開設。物流基盤として、1976年には東京流通センター、1983年には東大阪流通センターを稼働させた。これらの拠点を通じて、全国の代理店や工事業者へ内装材を供給する体制を整えている。従業員数は545名(2025年12月期)。
業界の中での役割は内装材の企画・供給と、空間デザイン・施工サービスのプロバイダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01住宅・非住宅・店舗主力
自社開発ブランド「リリカラ」の壁装材、カーテン、床材などの内装材を企画し、メーカーに製造委託のうえ、全国の代理店や内装工事業者を通じて販売している。住宅・オフィス・店舗などの内装需要に応える。
- リリカラ壁装材
- クロスなどの壁装材で、デザイン性と機能性に優れる。施工のしやすさや、消臭・抗ウイルスなどの機能を持つ製品も。
- カーテン
- 遮光、断熱、デザイン性など多様なニーズに対応したカーテンを提供。窓まわりの空間演出に寄与する。
- 床材
- フローリングやビニル床シートなどの床材を提供。耐久性やデザイン性に優れ、施工性も考慮している。
02オフィス・施設準主力
オフィス空間や施設のインテリア設計・施工、プロジェクト管理、家具・間仕切り・事務用品の提案・販売、不動産仲介を行う。内装材のノウハウを活かした空間ソリューションを提供している。
- インテリア設計・施工サービス
- オフィスや商業施設の内装設計から施工までを一括で請け負う。動線や快適性を考慮した空間を実現する。
- 家具・間仕切り・事務用品
- オフィス家具や間仕切り、事務用品を提案・販売。働きやすい環境構築を支援する。
03不動産副次
不動産の買取再販によるバリューアッドや、多様なアセットタイプの開発、都心の集合住宅・オフィスなどの保有・賃貸を行う。内装・空間デザインの強みを活かした不動産価値向上を図っている。
製品と技術
壁装材:自社ブランド「リリカラ」を中心に多彩な見本帳
リリカラの壁装材(壁紙)は、自社ブランド「リリカラ」の主力製品である。機能性やデザイン性に優れた商品を開発し、メーカーに製造委託する。見本帳(サンプル帳)は販売促進の核であり、2025年6月には「XR」、同5月には「ライト」、さらに「V-ウォール」「ウィル」「らくらくリフォーム」などの増冊を発行した。壁装材は住宅・非住宅双方に供給され、2025年12月期のインテリア事業売上高247億円の過半を占める。
床材:クッションフロアとエルワイタイル
床材事業では、クッションフロア(塩化ビニル系床材)やエルワイタイル(長尺シート・タイル)を展開する。2025年3月には床材見本帳「クッションフロア」を発行し、市場に投入した。床材は1985年の発売以来、壁装材・カーテンと並ぶ三本柱の一角に成長。住宅のリビングや商業施設など幅広い用途に対応し、インテリア事業の収益を支えている。
カーテン:見本帳「リエッタ」で提案力を強化
リリカラは1984年からカーテンの販売を開始し、現在ではインテリア事業の主要製品の一つである。2025年5月にはカーテン見本帳「リエッタ」を発行し、デザイン性と機能性を両立した商品を提案している。カーテンは壁装材・床材と組み合わせてトータルコーディネートの提案が可能で、住宅リフォームや新築物件で需要を獲得している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
インテリア卸でニッチ、収益低位
リリカラは卸売業(インテリア・ファブリック)に属し、カーテン・カーペット等の卸売を手掛ける。同業のタビオが靴下専門、高千穂交易が計測機器と異なる領域で事業展開する中、自社は住宅関連に特化するが、市場は成熟し競争が激しい。2024年12月期の営業利益率0.59%と低収益で、2025年12月期は2.41%に改善見込みだが、依然競合のイメージワン等と比べ規模が小さい。内需依存が高く、新築着工数の影響を受けやすい。差別化商品の開発や販路拡大が急務。
強み
- インテリア卸の分野で一定のブランド認知を持ち、専門性を発揮。
- 多様なデザイン・機能のカーテンやカーペットを揃え、顧客選択肢が多い。
- 国内外のメーカーと強固な関係を築き、安定した仕入れが可能。
- 2025年12月期の営業利益率は前期比で改善見込み。
課題
- 住宅着工減少により需要が縮小傾向で、成長機会が限られる。
- 同業他社と類似商品が多く、価格競争に陥りやすい。
- 営業利益率が依然低く、コスト管理と高付加価値化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がリリカラ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3160大光 | 86億円 | 147.5倍 |
| 2 | 8144デンキョーグループホールディングス | 85億円 | 24.4倍 |
| 3 | 7619田中商事 | 85億円 | 8.4倍 |
| 4 | 7624NaITO | 84億円 | 29.7倍 |
| 5 | 9827リリカラ | 81億円 | 13.6倍 |
| 6 | 8119三栄コーポレーション | 81億円 | 13.2倍 |
| 7 | 7434オータケ | 79億円 | 7.7倍 |
| 8 | 7677ヤシマキザイ | 79億円 | 15.7倍 |
| 9 | 8039築地魚市場 | 79億円 | 20.3倍 |
| 10 | 3323レカム | 78億円 | — |
| 11 | 9264ポエック | 77億円 | 25.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
内装材卸売業として創業した1949年
リリカラの起源は1949年7月、東京都新宿区で「株式会社新宿川吉紙店」として設立されたことにさかのぼる。当初は内装材商品の販売代理店および文房具等の小売業を営んだ。1955年4月には自社ブランド商品の販売を開始し、メーカーに製造を委託する現在のビジネスモデルの原型ができた。創業から約20年間は内装材商社として地盤を固める時期であった。
商号変更と事務機器事業への進出(1968年)
1968年5月、商号を「株式会社カワキチ」に変更。同時に同年9月、事務機器部(現スペースソリューション事業)を新設し、文房具に加えてオフィス家具や事務機器の販売を本格化した。これにより住宅用内装材だけでなく、オフィス向けの空間づくりにも事業領域を広げた。1973年4月には商品開発部門として商品企画室(現マーケティング本部)を設置し、自社商品の企画力を強化した。
全国支店網の整備(1970年代)
1970年4月の大阪支店開設を皮切りに、リリカラは全国展開を加速した。1971年5月に札幌出張所、1974年4月に福岡出張所、1976年3月に仙台出張所を開設。物流面では1976年8月に東京流通センター、1983年4月に東大阪流通センターを開設し、首都圏と関西圏の物流基盤を整えた。これにより全国の顧客への安定供給体制を構築し、商社としての競争力を高めた。
トータルインテリア企業への転換:カーテンと床材の発売(1984~1989年)
1984年5月、リリカラはトータルインテリア企業を目指してカーテンの販売を開始。1985年4月には床材の発売に踏み切り、壁紙・カーテン・床材の三品目をそろえた。1989年4月、商号を「リリカラ株式会社」に変更し、ブランド名と社名を統一した。これにより、内装材の総合卸売企業としての地位を確立した。
株式公開と市場変更(1991年、2004年、2022年)
1991年7月、リリカラは社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として株式を登録し、公開企業となった。2004年12月にはジャスダック証券取引所(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。2022年4月の東証市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場へ移行した。上場後も着実に事業を拡大し、2025年12月期の売上高は332億円に達している。
リノベーション事業と不動産投資開発事業への進出(2017年、2024年)
2017年1月、リリカラはスペースソリューション事業の一環としてリノベーション事業を開始。既存ビルの内装改修を通じて事業領域を拡大した。2024年1月には不動産投資開発事業を新設し、買取再販や物件開発に乗り出した。同年6月には株式会社ティーケーピーの連結子会社となり、グループの経営資源を活用した成長戦略へと舵を切った。
年表21件を開く
1940年代
- 1949年7月創業株式会社新宿川吉紙店設立、内装材商品の販売代理店及び文房具等の小売を開始。
1950年代
- 1955年4月自社ブランド商品の販売を開始。
1960年代
- 1968年5月商号変更商号を株式会社カワキチに変更。
- 1968年9月事務機器部(現スペースソリューション事業)を新設、文房具に加えオフィス家具及び事務機器の販売を本格的に開始。
1970年代
- 1970年4月関西・四国・北陸地区の営業拠点として大阪支店を開設。
- 1971年5月北海道地区の営業拠点として札幌出張所(現札幌支店)を開設。
- 1973年4月商品開発部門として商品企画室(現マーケティング本部)を新設。
- 1974年4月九州地区の営業拠点として福岡出張所(現九州支店)を開設。
- 1976年3月東北地区の営業拠点として仙台出張所(現東北支店)を開設。
- 1976年8月東京流通センターを開設。
1980年代
- 1980年3月中国地区の営業拠点として中国支店(現広島支店)を開設。
- 1983年4月東大阪流通センター(東大阪市)を開設。
- 1984年5月トータルインテリア企業を目指してカーテンを発売。
- 1985年4月カーテンに引続き床材を発売。
- 1989年4月商号変更商号をリリカラ株式会社に変更。
1990年代
- 1991年7月株式を社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。
2000年代
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。
2010年代
- 2017年1月事業領域の拡大を図るため、スペースソリューション事業の一環として、リノベーション事業を開始。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場へ移行。
- 2024年1月不動産投資開発事業を開始。
- 2024年6月株式会社ティーケーピーの連結子会社となる。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益20億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
固定費削減と生産性向上
固定費構造の見直しおよび徹底した生産性向上を図り、収益基盤を強化する。
- 02
事業ポートフォリオの再構築
利益率を重視した事業ポートフォリオの再構築により、収益性の高い事業に経営資源を集中する。
- 03
販売体制改善とスピード感ある施策実行
販売体制を改善し、生産性向上施策をスピード感を持って実施することで、収益力の早期回復を目指す。
- 04
経営体制の検証と機動的な組織運営
経営体制の在り方を検証し、機動的な組織運営を実行することで、意思決定の迅速化と経営効率の向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で545人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は569万円で、9期前と比べて+15.0%。平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 467 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 468 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 473 | — |
| 2019年12月 | 494 | 42.3 | 15.8 | 498 | — |
| 2020年12月 | 501 | 42.5 | 15.7 | 514 | — |
| 2021年12月 | 501 | 42.9 | 16.1 | 510 | — |
| 2022年12月 | 622 | 43.1 | 16.3 | 511 | — |
| 2023年12月 | 572 | 43.3 | 16.6 | 515 | — |
| 2024年12月 | 582 | 43.0 | 16.0 | 534 | 37 |
| 2025年12月 | 569 | 43.0 | 16.0 | 545 | 147 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は332億円、営業利益は8億円。前期と比べると減収増益で、売上が-1.8%、利益が+300.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 360億円 | 332億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 8億円 |
| 純利益 | 7億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥36 | ¥36 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は164億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+6.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 87 | 7 | 8.0 | 5 |
| 2023年2Q | 79 | 4 | 5.1 | 2 |
| 2023年3Q | 78 | 2 | 2.6 | 1 |
| 2023年4Q | 84 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 84 | 2 | 2.4 | 1 |
| 2024年2Q | 83 | −2 | −2.4 | −2 |
| 2024年4Q | 171 | 2 | 1.2 | 2 |
| 2025年2Q | 154 | −2 | −1.3 | −1 |
| 2025年4Q | 178 | 10 | 5.6 | 6 |
| 2026年2Q | 164 | 0 | 0.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は338億円から332億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 338 | — | −4 | — | −12 |
| 2013年12月 | 353 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年12月 | 348 | — | 1 | — | 1 |
| 2015年12月 | 365 | — | 7 | — | 4 |
| 2016年12月 | 330 | — | 1 | — | 1 |
| 2017年12月 | 331 | — | 0 | — | −3 |
| 2018年12月 | 340 | — | 1 | — | 0 |
| 2019年12月 | 364 | — | 6 | — | 4 |
| 2020年12月 | 328 | — | 0 | — | 1 |
| 2021年12月 | 324 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年12月 | 333 | — | 16 | — | 10 |
| 2023年12月 | 328 | — | 14 | — | 9 |
| 2024年12月 | 338 | 2 | 2 | 0.6 | 1 |
| 2025年12月 | 332 | 8 | 7 | 2.4 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高332億円のうち、営業利益として残るのは8億円で2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.6%221億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.0%103億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.4%8億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが16億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは17億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は40億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 3 | 1 | 0 | 4 | 46 |
| 2013年12月 | −1 | 1 | −3 | 0 | 43 |
| 2014年12月 | 0 | 2 | 1 | 2 | 46 |
| 2015年12月 | 11 | 0 | −3 | 11 | 54 |
| 2016年12月 | −18 | 6 | −5 | −12 | 36 |
| 2017年12月 | 8 | 0 | −4 | 8 | 40 |
| 2018年12月 | −16 | 1 | −3 | −15 | 21 |
| 2019年12月 | 9 | 4 | −1 | 13 | 34 |
| 2020年12月 | −9 | −1 | 5 | −10 | 29 |
| 2021年12月 | 16 | −1 | −4 | 15 | 40 |
| 2022年12月 | −12 | −2 | −3 | −14 | 24 |
| 2023年12月 | 12 | −3 | −5 | 9 | 28 |
| 2024年12月 | −8 | 1 | 12 | −7 | 33 |
| 2025年12月 | 16 | 1 | −9 | 17 | 40 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は203億円。このうち返さなくてよい自己資本が81億円で、自己資本比率は40.0%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 197 | 57 | 140 | 29.0 |
| 2013年12月 | 199 | 58 | 141 | 29.3 |
| 2014年12月 | 201 | 59 | 142 | 29.3 |
| 2015年12月 | 205 | 64 | 141 | 31.1 |
| 2016年12月 | 194 | 64 | 130 | 32.9 |
| 2017年12月 | 182 | 61 | 121 | 33.6 |
| 2018年12月 | 190 | 61 | 129 | 32.1 |
| 2019年12月 | 194 | 65 | 129 | 33.4 |
| 2020年12月 | 189 | 64 | 125 | 33.9 |
| 2021年12月 | 191 | 68 | 123 | 35.5 |
| 2022年12月 | 211 | 77 | 134 | 36.5 |
| 2023年12月 | 202 | 85 | 117 | 42.3 |
| 2024年12月 | 201 | 81 | 120 | 40.4 |
| 2025年12月 | 203 | 81 | 122 | 40.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで284社中7位あたり、逆に低いのは売上成長率で284社中240位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥641で、1年前と比べて+4.2%。過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.6倍 |
| PER (会社予想) | 11.8倍 |
| PBR | 1.04倍 |
| 配当利回り | 5.62% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価630円、前日比+1.8%。1ヶ月で+4.8%と上昇。25日線614円を上回る。52週高値732円からは-13.9%。週足では75日線620円も上回り、上昇トレンド。出来高は11,300株とまずまず。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PER14.8倍は業界平均17.4倍を下回り、PBR1.01倍は1倍近辺で割安感。ROE6.4%は平均的だが、配当利回り5.71%は業界平均2.95%を大きく上回る。配当性向84.8%と高いが、直近の業績回復により営業利益率改善傾向。割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.6倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 11.8倍 | — |
| PBR | 1.04倍 | 1.24倍 |
| ROE | 6.4% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
低収益体質からの脱却と、建設市場の変動に対する耐性が最大の争点。強気派は、2025年12月期に営業利益率が2.41%へ改善する見通しであり、リストラや高付加価値商品へのシフトが進めばさらに収益力が向上すると考える。また、住宅リフォーム需要の底堅さやDIY人気の継続を追い風と見る。一方、弱気派は、過去実績の営業利益率が0.6%と低水準であり、改善余地は限定的と指摘。建設コスト上昇や住宅着工減少が業績を圧迫するリスクを警戒する。さらに、2024年12月期の純利益が前期比88%減の1億円と急減しており、収益の不安定さが懸念材料。配当利回り5.71%は魅力的だが、減配リスクも考慮すべき。
- 収益改善の明確な計画
2025年12月期の営業利益率2.41%目標、前期比大幅改善
- リフォーム需要の安定
既存住宅のリフォーム需要は底堅く、新築変動の影響を受けにくい
- 高配当利回り
予想配当利回り5.71%と高い水準、株主還元姿勢は積極的
- 2025年12月期営業利益8億円へ大幅改善2025年12月期影響強
前期比4倍の増益、利益率0.59%→2.41%へ改善。
- 配当利回り5.71%と高水準継続影響中
減配なければ高利回り株として需要、株価下支え。
- PBR1.01倍で純資産接近継続影響中
株価が解散価値に近く、下値リスク限定的。
- コスト削減効果で利益率改善継続影響中
売上高332億円と微減も、経費削減で利益拡大。
- 低収益体質が継続
2024年実績営業利益率0.59%と限界利益水準
- 業績の不安定性
純利益が前期比88%減と急変動しやすく、安定収益とは言えない
- 市況リスクへの脆弱性
住宅着工減少や建設コスト上昇が直撃しやすい商材
- 売上高減少トレンド継続影響中
2025年12月期売上高332億円、前期比1.8%減、需要低迷。
- 小規模銘柄で流動性低い継続影響弱
時価総額80億円、外国人保有0.37%で需給脆弱。
- 利益改善が一時的リスク2026年12月期影響中
コスト削減効果一巡で利益伸び悩み、増益持続性に疑問。
- ROE6.4%と平凡、成長期待薄継続影響弱
自己資本利益率が低く、投資妙味限定的。
- 営業利益率
- 低収益体質からの脱却を測る最も重要な指標。
- 売上高成長率
- 建設市場の動向を反映し、事業の拡大/縮小を把握。
- 在庫回転率
- 在庫リスク管理の効率性を示し、資金繰りに影響。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり36円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは5.62%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 7 | — | 22.2 |
| 2021年12月 | 14 | 92.9 | 22.4 |
| 2022年12月 | 15 | 7.4 | 18.5 |
| 2023年12月 | 15 | 0.0 | 19.2 |
| 2024年12月 | 36 | 148.3 | 398.7 |
| 2025年12月 | 36 | 0.0 | 84.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥36
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ7,398人。区分でいちばん多いのは事業法人で57.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.4%を占め、残る41.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 8.4 | 10.2 | 14.0 | 33.9 | 57.0 | 57.2 |
| 個人・その他 | 78.2 | 77.4 | 72.0 | 55.8 | 32.9 | 40.5 |
| 自己株式 | 2.9 | 2.9 | 2.9 | 2.9 | 2.7 | 2.7 |
| 金融機関 | 3.6 | 4.2 | 4.0 | 4.0 | 3.5 | 1.2 |
| 証券会社 | 5.4 | 5.7 | 5.4 | 5.3 | 2.9 | 0.7 |
| 外国法人 | 4.3 | 2.5 | 4.4 | 0.9 | 3.7 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ティーケーピー | 51.56 |
| 02 | 株式会社本間 | 1.80 |
| 03 | リリカラ従業員持株会 | 1.21 |
| 04 | 東京中小企業投資育成株式会社 | 0.95 |
| 05 | 株式会社三井住友銀行 | 0.79 |
| 06 | 藤井俊秀 | 0.64 |
| 07 | 永島亮太郎 | 0.59 |
| 08 | 土山彬 | 0.41 |
| 09 | 楽天証券株式会社 | 0.41 |
| 10 | 片庭恵 | 0.32 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+145%、1株純資産は14期で+42%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −94 | 466 | −18.4 | — | — |
| 2013年12月 | 6 | 474 | 1.2 | 25.7 | — |
| 2014年12月 | 4 | 479 | 0.9 | 31.3 | — |
| 2015年12月 | 34 | 519 | 6.9 | 6.2 | — |
| 2016年12月 | 10 | 520 | 2.0 | 11.9 | — |
| 2017年12月 | −27 | 496 | −5.2 | — | — |
| 2018年12月 | 3 | 496 | 0.6 | 42.9 | — |
| 2019年12月 | 32 | 528 | 6.2 | 7.1 | 22.2 |
| 2020年12月 | 5 | 522 | 0.9 | 32.5 | — |
| 2021年12月 | 27 | 551 | 5.0 | 6.6 | 22.4 |
| 2022年12月 | 78 | 627 | 13.3 | 7.9 | 18.5 |
| 2023年12月 | 76 | 694 | 11.4 | 6.9 | 19.2 |
| 2024年12月 | 9 | 660 | 1.4 | 70.1 | 398.7 |
| 2025年12月 | 42 | 659 | 6.4 | 15.6 | 84.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額103百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 山田俊之 | 代表取締役 社長執行役員 | 63 | 15,000 |
| 末松博貴 | 取締役 副社長執行役員 | 55 | 9,000 |
| 岡田卓哉 | 取締役 副社長執行役員 | 50 | 5,000 |
| 平山雅也 | 取締役 専務執行役員 | 64 | 8,000 |
| 髙木寛 | 取締役 | 61 | — |
| 渋谷守浩 | 取締役 | 60 | — |
| 坂本晋 | 取締役(常勤監査等委員) | 62 | — |
| 原井武志 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
| 内田るみ子 | 取締役(監査等委員) | 48 | — |
| 菅弘一 | — | 62 | — |
| 原伸 | 取締役 常務執行役員 | 57 | 4,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 75 | 2 | 1 | 78 | 20 |
| 社外取締役 | 6 | 17 | — | — | 17 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 8 | — | — | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容539字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,303字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,029字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,708字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第86期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第85期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第84期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第82期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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