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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オーウエル

O-WELL CORPORATION7670 · Standard · 卸売業

塗料販売から塗装工事まで一貫対応するコーティング専業と、ホールIC専門商社を併せ持つ。

概要

オーウエルは、1943年に塗料統制会社の業務代行として創業した近江屋興業を前身とする。現在は塗料・表面処理剤を主力とするコーティング関連事業と、ホールIC等のエレクトロニクス関連事業の二本柱で構成される。大阪市西淀川区に本社を置き、従業員618名を擁する。2026年3月期の連結売上高は683億円、純利益は18億円。2018年12月に東証二部上場、現在はスタンダード市場に所属する。

コーティング関連が売上の7割を占める二事業体制

当社グループはコーティング関連事業とエレクトロニクス関連事業の二つの報告セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、コーティング関連事業が478億円(全体の70.1%)、エレクトロニクス関連事業が204億円(29.9%)である。コーティング関連では工業用塗料・汎用塗料・表面処理剤に加え、化成品(防音材、プラスチックシート等)、塗装・計測機器の販売、塗装工事や内外装リフォーム工事を手掛ける。エレクトロニクス関連ではホールIC、車載向けソフトウエア、LED照明製品を扱う。連結子会社15社、持分法適用関連会社4社を含むグループ全体で約3,000社の販売先と約2,000社の仕入先を持つ。

国内7拠点と海外8カ国に広がる事業網

当社グループは国内に本店・東京店・神奈川営業所等7拠点を有し、海外では中国(大連、上海、深圳)、韓国、インドネシア、ドイツ、タイ(49%子会社)、メキシコ、ベトナム、インドに現地法人を設立している。1970年にユニ電子を買収して始まったエレクトロニクス事業は、ホールICの専業代理店としてグローバル物流網を構築。国内外の複数拠点で在庫を保有し、災害時にも供給を続けるBCP対応を整える。コーティング関連事業でも北九州サービスステーションでの調色加工や、中国・インドネシアでの現地生産・販売を展開している。

提供価値を革新する中期経営計画MAP24-26

2024年3月、当社グループは2024年度から2026年度までの中期経営計画『MAP24-26』を公表した。10年後の目指す姿を『グローバルブランドO-Wellの樹立』と置き、ビジョンに『ものづくり現場の発展・進化をリードし、持続可能な世界の創造・実現に貢献する』を掲げる。中期方針は『提供価値を革新し、創造する』とし、従来の『商材提供』型から『ワンストップソリューション提供』型への転換を図る。最終年度の2026年度目標は売上高710億円、営業利益12.5億円、経常利益14.5億円、当期純利益16億円、ROE8.0%超である。

業界の中での役割は塗料・表面処理剤の総合商社(自動車・建設向け)、ホールICの専業代理店にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
683億円
営業利益
13億円
営業利益率
1.9%
純利益
18億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
コーティング 関連事業479億円70.1%23億円4.8%
エレクトロニクス 関連事業204億円29.9%8億円3.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コーティング関連(自動車・建設等)主力

自動車用などの工業用塗料と建築用の汎用塗料を販売。塗装機器・計測機器の販売、塗装ラインの設計・施工、内外装リフォーム工事も手がけ、顧客の生産課題を一貫支援。

主な製品・サービス5
工業用塗料
自動車生産ラインなどで連続量産される工業製品向けに設計された塗料。
汎用塗料
建築物など市場向けに開発された塗料。
塗装機器
塗装作業に必要な機器・装置。
計測機器
塗膜の厚さや色などを測定する機器。
完成工事
塗装ラインの設計・施工や内外装リフォーム工事。

02エレクトロニクス関連(自動車・民生)準主力

ホールICの専業代理店として国内外に展開。車載向け変速制御・ブレーキ制御などに採用。カーナビ向けソフトウエア販売やLED照明製品の自社ブランド開発・販売も行う。

主な製品・サービス3
ホールIC
磁気を検出して位置や回転を検知するセンサー。車載と民生用途がある。
ソフトウエア
カーナビゲーションなど車載向けソフトウエア。
LED照明製品
植物プラント向けや組み込み市場向けに設計・開発したLED照明。

製品と技術

工業用と汎用を網羅する塗料・表面処理剤

コーティング関連事業の中核をなす塗料は、自動車用に代表される工業用塗料と建築用等の汎用塗料に大別される。工業用塗料は顧客の生産ラインに合わせて設計・開発されるカスタム品であり、自動車メーカーの塗装工程で使用される。汎用塗料は塗料メーカーが企画・製造する既製品を扱う。当社グループは神奈川事業所の技術センターで、塗料選定から塗装仕様・工法・環境までトータルプランニングを提供。さらに北九州サービスステーション等で塗料調色加工を行い、少量多品種・短納期に対応している。

磁気センサー「ホールIC」を軸とするエレクトロニクス事業

エレクトロニクス関連事業の主力製品はホールICである。ホールICは磁界の変化を検出する磁気センサーで、車載用途では変速制御・ブレーキ制御・ステアリング制御・エンジン制御に採用される。当社グループはホールICの専業代理店として、品質管理・技術サポート・グローバル物流・外観検査を一貫して担う。国内外の複数拠点に在庫を保有し、災害時も安定供給できるBCP体制を構築。車載向けソフトウエア(カーナビ等)や、自社ブランドのLED照明製品(植物プラント向け・組み込み向け)も扱う。

塗装ライン工事からリフォームまで手掛ける請負サービス

当社グループは製品販売だけでなく、塗装ライン関連工事の設計・施工を請け負う。前処理から塗装・乾燥工程までの設備・機器・装置・搬送・制御を一貫して手掛けるのが特徴である。子会社のオー・エー・シー株式会社は外装建材や建設機械・産業用ロボットの塗装請負を専門とする。サンマルコ株式会社は内外装リフォーム工事(塗り替え、防水、ガラスフィルム・内装フィルム施工)を提供。塗装現場管理システムOLDASの実装を通じて塗装工程の省人化・高度化も推進している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子部品卸で業界中位、収益性課題

電子部品やデバイスの専門商社(卸売業)として、メーカーとユーザー間の流通を担う。同業にはリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易などがいる。売上高は710億円(2024/3)から683億円(2026/3)へ減少傾向。営業利益率は1.73%(2025/3)から1.9%へ微増も、依然低い。業界内では中位の規模。競合との差別化は限定的で、収益性改善が急務。

強み

  • 電子機器メーカーを中心に多くの取引先を持ち、安定的な受注基盤を確保。
  • 半導体からパッシブ部品まで幅広く取り扱い、顧客のニーズに対応。
  • 長年の営業実績により、メーカーとの関係構築が進んでいる。
  • 多品種を扱うことで特定製品の在庫リスクを分散。

課題

  • 営業利益率が1.7%程度と低く、価格競争やコスト増でさらに悪化の恐れ。
  • 売上高が減少傾向にあり、需要変動の影響を受けやすい。
  • 同業他社とのサービス内容が類似し、価格以外での差別化が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がオーウエル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13374内外テック144億円14.6倍
28152ソマール143億円9.5倍
37565萬世電機136億円12.1倍
43392デリカフーズホールディングス135億円8.8倍
53321ミタチ産業133億円6.2倍
67670オーウエル130億円6.9倍
73131シンデン・ハイテックス129億円32.8倍
89818大丸エナウィン125億円12.4倍
98104クワザワホールディングス119億円9.9倍
102689オルバヘルスケアホールディングス118億円10.1倍
117435ナ・デックス112億円15.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

塗料販売で創業、1967年に本店を西淀川区へ移転

1943年11月、塗料統制株式会社の業務代行を目的に近江屋興業株式会社を大阪市北区中之島に設立。戦後は一般塗料販売に転じ、1967年6月に大阪支店(後の本店)を大阪市西淀川区御幣島に新築移転し、1972年5月に本店登記も同地に移した。創業から約30年にわたり塗料販売と塗装工事請負を中心に事業を拡大した。

半導体代理店買収でエレクトロニクス事業に参入

1970年10月、ITT社半導体部門の日本代理店であった東導株式会社を買収して100%子会社化し、商号をユニ電子株式会社と改め、エレクトロニクス関連事業を開始。1985年2月には特定建設業(機械器具設置工事業)と一般建設業(塗装工事業)の建設大臣許可を取得し工事範囲を拡大。同年11月には相模営業所(現神奈川営業所)構内に技術センターを開設し、塗料と塗装設備のトータルプランニング研究を開始した。

商号変更と調色加工・子会社群の設立

1992年4月、商号を近江屋興業株式会社からオーウエル株式会社に変更。1989年8月には苅田営業所(現北九州営業所)に調色センターを設置し、九州日本ペイント販売から塗料調色加工の委託を受けていた。1996年から1999年にかけて、塗装請負専門のオー・エー・シー株式会社、土木工事等のオーウエルスーパービルド株式会社、塗料調色・塗板見本作成の株式会社オーウエルカラーセンターを設立し事業領域を拡大した。

ISO認証取得とエレクトロニクスプロジェクト

2001年8月、本店と東京店でISO14001(環境マネジメントシステム)を取得。2006年6月には本店と京滋営業所でISO9001(品質マネジメントシステム)を取得した。1998年8月にはエレクトロニクスプロジェクト(後のエレクトロニクス部)を設置し、半導体ビジネスのマーケティングを本格化。品質・環境管理体制を整えると同時にエレクトロニクス事業の拡大基盤を築いた。

アジア・欧州・北米へ海外拠点を拡充

2008年4月に中国・大連に100%子会社を設立したのを皮切りに、韓国(2011年)、インドネシア(2012年)、ドイツ(2013年)、中国・上海(2013年)、タイ(2014年、49%出資)、メキシコ(2017年)と海外拠点を相次いで設立。コーティング関連事業とエレクトロニクス関連事業の両面でグローバル展開を加速。2016年12月にはサンマルコ株式会社を子会社化し、ガラスフィルム・内装フィルム施工を新たな事業に加えた。

東証上場と航空宇宙品質認証の取得

2018年12月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2020年6月には東京店、栃木営業所で航空宇宙品質マネジメントシステム「AS/EN9120」の認証を取得し、航空宇宙分野への供給体制を整えた。2022年4月の市場区分見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行。2021年6月には中国・深圳に100%子会社を設立し、エレクトロニクス事業の中国拠点を強化した。

年表26件を開く

1940年代

  • 1943年11月創業塗料統制株式会社の業務代行並びに各種塗料・工業薬品等の販売並びに塗装工事の請負業を目的とし、近江屋興業株式会社を大阪市北区中之島に設立

1960年代

  • 1967年6月大阪支店(現:本店)を大阪市西淀川区御幣島に新築移転

1970年代

  • 1970年10月M&AITT社半導体部門日本代理店の東導株式会社を買収して100%子会社とし、商号をユニ電子株式会社と改め、エレクトロニクス関連事業を開始
  • 1972年5月本店を大阪市西淀川区御幣島五丁目13番9号に移転登記

1980年代

  • 1985年2月特定建設業(機械器具設置工事業)及び一般建設業(塗装工事業)の建設大臣許可取得
  • 1985年11月技術センターを相模営業所(現:神奈川営業所)構内に開設し、塗料と塗装設備・機器・装置等とのトータルプランニング研究を開始
  • 1989年8月苅田営業所(現:北九州営業所)に調色センター(現:北九州サービスステーション)を設置し、九州日本ペイント販売株式会社(現:日本ペイント株式会社)の委託、塗料調色加工を開始

1990年代

  • 1992年4月商号変更商号を近江屋興業株式会社からオーウエル株式会社に変更
  • 1996年2月100%子会社オーウエルスーパービルド株式会社を設立し、土木工事、とび・土工工事等の請負及び設計・監理を開始
  • 1996年7月100%子会社オー・エー・シー株式会社を設立し、外装建材、建設機械、産業用ロボット等の塗装請負を開始
  • 1998年8月エレクトロニクスプロジェクト(現:エレクトロニクス部)を設置し、半導体ビジネスのマーケティングを開始
  • 1999年2月100%子会社株式会社オーウエルカラーセンターを設立し、塗料調色・塗板見本作成塗料の調色請負・塗板見本の製作受託を開始

2000年代

  • 2001年8月本店、東京店にてISO14001認証取得
  • 2006年6月本店、京滋営業所にてISO9001認証取得
  • 2008年4月中国に100%子会社奥唯(大連)貿易有限公司を設立

2010年代

  • 2011年11月韓国に100%子会社O-WELL KOREA CORPORATIONを設立
  • 2012年12月インドネシアに100%子会社PT. O WELL INDONESIAを設立
  • 2013年5月ドイツに100%子会社O-WELL GERMANY GmbHを設立
  • 2013年10月中国に100%子会社奥唯(上海)貿易有限公司を設立
  • 2014年10月タイに49%子会社O-WELL (THAILAND) CO., LTD.を設立
  • 2016年12月サンマルコ株式会社を100%子会社とし、ガラスフィルム・内装フィルム施工を開始
  • 2017年9月メキシコに100%子会社O-WELL MEXICO COATINGS & ELECTRONICS S.A. DE C.V.を設立し、コーティング関連事業のマーケティングを開始
  • 2018年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2020年代

  • 2020年6月東京店(東日本販売部長、品質保証部)、栃木営業所にて航空宇宙品質マネジメントシステム「AS/EN9120」認証取得
  • 2021年6月中国に100%子会社奥唯(深圳)科技貿易有限公司を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで710億円
  • 営業利益2027年3月期まで12.5億円
  • 経常利益2027年3月期まで14.5億円
  • 当期純利益2027年3月期まで16億円
  • ROE2027年3月期まで8.0%超

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ワンストップソリューションへの転換

    商材提供型から、顧客の課題を広範囲に解決するワンストップソリューション提供型へと提供価値を強化する。

  2. 02

    コーティング事業:塗膜形成力のマネタイズ

    塗装現場管理システム(OLDAS)の実装による省人化・高度化や、請負範囲拡大により塗膜形成力を国内外で収益化する。

  3. 03

    エレクトロニクス事業:提供機能の拡大

    営業、物流、技術サポート、品質管理に加え、ソフトウエアや組込みなど新機能を付与し、新たなビジネスモデルを構築する。

  4. 04

    グローバルビジネスの創出・拡大

    顧客との対話を深め、現有のプレゼンスを活かして新たな価値を提供し、国内外でビジネスを拡大する。

  5. 05

    人的資本経営と新人事制度の策定

    人材の確保・育成・活躍に向け、必要な人物像と人的ポートフォリオを明確にし、等級・評価・報酬の新制度を策定する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で618人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は686万円で、7期前と比べて+6.3%平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月64542.513.1626
2020年3月64243.013.9660
2021年3月59943.014.0653
2022年3月63143.314.8646
2023年3月65043.915.3624
2024年3月66444.515.6637
2025年3月67844.615.9619194
2026年3月68645.115.9618210

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社20(国内 9 / 海外 11、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
野田事業所 — 千葉県野田市690百万円
コーティング関連事業
東京店 — 東京都品川区435百万円
コーティング関連事業 /エレクトロニクス 関連事業
君津営業所 — 千葉県木更津市312百万円
コーティング関連事業
三河営業所 — 愛知県安城市276百万円
コーティング関連事業/エレクトロニクス 関連事業
群馬・太田営業所 — 群馬県太田市230百万円
コーティング関連事業
千葉営業所 — 千葉市花見川区200百万円
コーティング関連事業
本店(大阪営業所含) — 大阪市西淀川区197百万円
コーティング関連事業 /エレクトロニクス 関連事業
浜松営業所 — 静岡県周智郡194百万円
コーティング関連事業
泉北営業所 — 大阪府泉大津市146百万円
コーティング関連事業
神奈川営業所・技術センター — 神奈川県座間市144百万円
コーティング関連事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    サンマルコ㈱
    神奈川県相模原市 緑区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オーウエルスーパー ビルド㈱
    岡山県岡山市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オー・エー・シー㈱
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱オーウエルカラー センター
    千葉県野田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    奥唯(大連)貿易有限公司(注)3
    中国大連市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. O WELL INDONESIA
    インドネシア西 ジャワ州ブカシ県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    O-WELL VIETNAM CO., LTD. (注)3
    ベトナムハノイ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    O-WELL MEXICO COATINGS & ELECTRONICS S.A.DE C.V. (注)3
    メキシコ グアナファト州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    O-WELL INDIA COATINGS & ELECTRONICS PRIVATE LIMITED (注)3
    インド共和国 ハリヤーナー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大洋ケミカル㈱
    千葉県船橋市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ユニ電子㈱(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    O-WELL KOREA CORPORATION
    韓国京畿道龍仁市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
  • O-WELL (THAILAND) CO., LTD. (注)4タイバンコク市49%
  • 奥唯(深圳)科技貿易 有限公司中国深圳市100%
  • UNI-ELECTRONICS (HONG KONG) LTD.中国香港100%
  • 明豊商事㈱(注)7茨城県水戸市100%
  • 山和塗装工業㈱東京都渋谷区28%
  • SOWELL VIETNAM CO.,LTDベトナムニョンチャッチ県43%
  • Micware North America, Inc.アメリカトーランス市30%
  • Micware Asia Pacific Co., Ltd.タイバンコク市29%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は683億円営業利益13億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.6%、利益が+8.3%。

売上高
-1.6%
683億円
営業利益
+8.3%
13億円
純利益
+0.0%
18億円
営業利益率
1.9%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高730億円683億円
営業利益16億円13億円
純利益19億円18億円
1株あたり配当¥55¥55

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は177億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.6%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1852
2024年1Q16621.22
2024年2Q16721.21
2024年3Q20042.04
2024年4Q1778
2025年2Q34241.24
2025年4Q35282.314
2026年2Q33241.24
2026年4Q35192.614
2027年1Q17742.33

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2015年3月期からの12期で、売上は553億円から683億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は1.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2015年3月553106
2016年3月54496
メキシコに100%子会社O-WELL MEXICO COATINGS & ELECTRONICS S.A. DE C.V.を設立し、コーティング関連事業のマーケティングを開始
2017年3月635138
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2018年3月638138
2019年3月6471410
2020年3月64595
中国に100%子会社奥唯(深圳)科技貿易有限公司を設立
2021年3月54614
2022年3月56953
2023年3月643107
2024年3月7101215
2025年3月69412161.718
2026年3月68313171.918

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高683億円のうち、営業利益として残るのは13億円1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.5%591億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.6%79億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.3pt
1.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.2pt
2.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.1pt
8.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2026年3月期は営業CFが−15億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−21億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は40億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年3月4−4−3033
2018年3月33−1−63260
2019年3月3−28170
2020年3月−16−4−5−2045
2021年3月172−21961
2022年3月−12−3−2−1544
2023年3月6−3−3344
2024年3月192−12164
2025年3月610−161665
2026年3月−15−6−4−2140

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2026年3月期の総資産は424億円。このうち返さなくてよい自己資本が228億円で、自己資本比率は53.4%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年3月36911825131.9
2016年3月36411524931.5
2017年3月41315026336.1
2018年3月45216428836.0
2019年3月44617527139.0
2020年3月41617324341.4
2021年3月44620224445.1
2022年3月41618123543.1
2023年3月45519326242.1
2024年3月48421027443.1
2025年3月45821524346.6
2026年3月42422819653.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
40億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
157億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
56億円
在庫として抱えている分
負債合計
196億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中34位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中238位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
1.9%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.4%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,236で、1年前と比べて+35.5%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥1,236-3.9%1ヶ月+15.9%1年+35.5%時価総額130億円
過去52週の値幅
安値¥940高値¥1,320

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.9倍
PER (会社予想)6.5倍
PBR0.52倍
配当利回り4.45%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月20日は1202円で、25日線1125円を6.8%上回る。75日線1058円、200日線1050円と順張り。52週高値1320円からは8.9%下落、安値940円からは27.9%上昇。RSIは72.4と買われ過ぎ圏。8月6日の出来高6.21万株をピークに、直近は4,200株と低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは6.7倍と業界平均17.9倍を大きく下回り、PBRも0.51倍で解散価値以下。配当利回り4.58%は業界平均2.94%を上回り、配当性向28%と余裕のある配当。ROEは8.2%と同業界に比べ高くはないが、資産効率は改善傾向。売上高は僅かに減少も利益は増加基調で、割安指標が並ぶ。ただし業界の卸売りは市況の影響を受けやすく、収益力の持続性には注意が必要。総合的に割安と評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.9倍17.9倍
PER (予想)6.5倍
PBR0.52倍1.24倍
ROE8.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

卸売業は競争が激しく、低い利益率で知られる。しかし、この会社は2025年3月期に営業利益率1.73%と改善した。潜在的な争点は、売上高が停滞している一方で、利益が伸びていることだ。強気派は、コスト削減や高付加価値商品の取り扱いにより、利益率が今後も改善するとみる。弱気派は、売上高が減少しており、競争激化により利益率の改善が限定的であると懸念する。

プラスに働く材料7
  • 利益率改善

    営業利益率が1.73%まで改善し、収益力が向上している。

  • 安定した配当

    配当利回り4.58%と高く、株主還元が充実している。

  • 株価上昇

    過去1年で株価が31.68%上昇し、市場からの期待が高い。

  • 営業利益13億円、前期比8%増で増益確保決算発表後影響

    営業利益は12億円→13億円、営業利益率は1.73%→1.9%と改善

  • 純利益18億円、2期連続で同額の安定通年影響

    純利益は2025年3月期・2026年3月期とも18億円。業績の変動が小さい

  • PBR0.5071倍、ROE8.2%で割安修正余地継続影響

    PBRは0.51倍と1倍割れ。ROE8.2%を踏まえると株価は純資産の半分以下

  • 配当利回り4.58%と高水準、下支え期待継続影響

    配当利回り4.58%は相対的に高く、業績安定により配当維持が期待される

マイナスに働く材料7
  • 売上高減少

    2025年3月期の売上高は前期比で減少しており、成長が停滞。

  • 低い利益率

    営業利益率は依然として低く、競争優位性に疑問がある。

  • 市場規模の縮小

    人口減少やEC化により、卸売市場の縮小が懸念される。

  • 売上高683億円、2期連続の減収通年影響

    売上高は710億円→694億円→683億円と減少。事業の縮小傾向が続く

  • 営業利益率1.9%と薄利、コスト増で利益急減不定影響

    営業利益率は1.9%と低く、仕入価格や人件費の上昇が利益を大きく圧迫する

  • 減収下の増益はコスト削減依存、効果は一巡2027年〜2028年影響

    売上高減少をコスト削減で補う構図。削減余地が狭まれば増益は期待できない

  • 時価総額126億円と小型、流動性リスク継続影響

    小型株で売買高が低く、市場環境悪化時に売り圧力が強まりやすい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
卸売業の成長性を示す基本指標であり、市場での競争力を測る。
営業利益率
卸売業は低い利益率が課題であり、改善が収益力向上の鍵。
棚卸資産回転率
在庫管理の効率性を表し、資金効率と廃棄ロスに影響する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり55で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.45%。

年間配当
¥55
1株あたり
配当利回り
4.45%
いまの株価に対して
配当性向
28.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年3月2247.5
2021年3月12−45.522.7
2022年3月1741.7494.7
2023年3月2758.858.8
2024年3月4255.628.3
2025年3月457.128.5
2026年3月450.028.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥55

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,209人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.1%を占め、残る64.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他47.350.054.558.961.362.5
事業法人34.034.029.128.729.828.4
金融機関17.014.411.29.67.16.7
自己株式1.53.12.82.64.34.2
外国法人0.80.71.11.90.51.7
証券会社0.90.84.00.91.10.6
外国人個人0.00.00.00.00.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01オーウエル従業員持株会12.93
02日本ペイント㈱8.57
03関西ペイント㈱6.67
04大日本塗料㈱5.24
05㈱三菱UFJ銀行3.05
06宮本 文義2.48
07光通信KK投資事業有限責任組合1.45
08飛戸 克治1.18
09豊田 みどり1.17
10片山 武宏1.08

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で+198%、1株純資産は12期で+65%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年3月601,3635.313.4
2016年3月711,3295.311.3
2017年3月891,7275.613.7
2018年3月951,8875.314.3
2019年3月1051,6805.76.724.0
2020年3月501,6643.011.547.5
2021年3月391,9412.116.522.7
2022年3月251,7651.421.1494.7
2023年3月641,8783.512.458.8
2024年3月1492,0387.67.828.3
2025年3月1742,1278.45.528.5
2026年3月1792,2528.25.928.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額180百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
川戸康晴代表取締役社長5552,603
原一裕専務取締役6581,364
大野善崇常務取締役5833,786
冠一基取締役5623,484
佐戸井麻美取締役67
植田祥裕取締役67
野口信治取締役(常勤監査等委員)6119,943
渡辺徹取締役(監査等委員)60
横山誠二取締役(監査等委員)66
野崎武取締役512,581
中嶋隆則取締役(監査等委員)44

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)587351113427
社外取締役527275
取締役(社内)1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,626字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社15社、非連結子会社1社、持分法適用関連会社4社の計21社で構成されており、コーティング関連事業、エレクトロニクス関連事業の2つの事業において、様々な商品・サービスを広範な産業に供給していることから、販売先は約3,000社、仕入先は約2,000社と取引があります。これら各事業の事業内容及びグループ各社の位置付けは以下のとおりであります。 なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 報告セグメント   製品カテゴリ   主要な商品・サービス   主な関係会社 コーティング関連事業   塗料・表面処理剤   工業用塗料   当社サンマルコ㈱オーウエルスーパービルド㈱オー・エー・シー㈱㈱オーウエルカラーセンター大洋ケミカル㈱明豊商事㈱奥唯(大連)貿易有限公司PT. O WELL INDONESIAO-WELL VIETNAM CO., LTD.O-WELL MEXICO COATINGS & ELECTRONICSS.A. DE C.V.O-WELL INDIA COATINGS & ELECTRONICS PRIVATE LIMITEDその他 持分法適用関連会社1社 汎用塗料 化成品・物資   防音材 プラスチックシート 接着剤 合成樹脂製品 塗装・計測機器   塗装機器 計測機器 完成工事   塗装ライン関連工事 内外装リフォーム関連工事 エレクトロニクス関連事業   ホールIC   ホールIC   当社ユニ電子㈱O-WELL KOREA CORPORATIONO-WELL (THAILAND) CO., LTD.奥唯(深圳)科技貿易有限公司UNI-ELECTRONICS (HONG KONG) LTD.その他 持分法適用関連会社3社 ソフトウエア   ソフトウエア LED照明製品   LED照明製品 (1) コーティング関連事業 ① 塗料・表面処理剤 a.当社グループの主力取扱商品である塗料は、その用途により「工業用塗料」と「汎用塗料」に大別されます。 工業用塗料:自動車用塗料に代表される、いわゆる生産ラインで連続的に量産される工業製品に使用される塗料であり、固有の条件に配慮して設計、開発した塗料です。 汎用塗料 :建築用塗料に代表される、塗料メーカーが市場分析し、自主的に企画、設計、開発、製造、販売する塗料です。 当社グループは、製品ごとに、塗膜になるまでのプロセス即ち塗料の選定、塗装仕様、塗装工法、塗装環境等について、様々な顧客の課題解決に寄与する商品、サービスの提供を行っております。 b.技術センター 神奈川事業所に技術センターを有し、塗料業界の中で最も高いレベルの品質が要求される自動車業界で培った塗膜形成技術を基盤として、塗料と塗装設備・機器・装置等とのトータルプランニング、提案をはじめ、新材料、新工法の開発等を行っております。 c.塗装請負 塗装・塗膜に対するお客様の高度な生産要求に対し、塗装請負専門の関係会社オー・エー・シー株式会社と共に、トータルなエンジニアリング機能を発揮し、QCD(品質・コスト・納期)の改善を実現致します。 d.塗料調色加工 塗料の調色工場にて、少量・多品種・短納期の対応を実現することで、塗料メーカーの課題を解決すると共に、お客様の効率的な生産に寄与します。 ② 化成品・物資 当社グループでは、塗料以外にも顧客の製品や生産現場における様々な課題解決に寄与する商品を提供しております。主な取扱商品につきましては、以下のとおりであります。 a.防音材:自動車ボディ及び自動車部品等に採用されております。 b.プラスチックシート:PCM鋼板(プレコートメタル鋼板の略称で、加工する前の鋼帯の状態で予め塗装された鋼板)、自動車ボディ、その他の保護資材として活用されております。 c.接着剤:建材関連、自動車関連等で使用されております。 d.合成樹脂製品:自動車部品の樹脂成形に使用される着色剤や建材関連で使用する発泡ウレタン等を取り扱っております。 e.その他:テープ類、インク、研磨剤等を取り扱っております。 ③ 塗装・計測機器 当社グループでは、塗料だけでなく、塗装機器及び塗装に関連する計測機器等の販売も行っております。塗装機器は、顧客の製品に使われる塗料、素材や生産現場、環境に合わせて、求められる最適な機器・装置の選定が必要となります。当社グループでは、長年にわたる塗料の販売を行うことに加えて、塗装技術に関するノウハウの蓄積も行っていることにより、顧客に対して適切な塗装・計測機器の提案が可能となっております。 ④ 完成工事 当社グループでは、塗料や機器の販売にとどまらず、顧客の塗装ラインに関連する工事の請負も行っております。塗装ラインにおける前処理から塗装、乾燥工程までの設備、機器、装置、搬送、制御の全て、または一部の設計・施工を請負います。また、グループ会社であるサンマルコ株式会社では、建物の内外装のリフォーム関連工事も行っております。塗り替え、防水工事から、ガラスフィルム、内装フィルム施工等の工事を請負います。 (2) エレクトロニクス関連事業 ① ホールIC ホールICは磁気センサーであり、磁界の変化や強さを検出し、被計測体の位置や回転等を検知するセンサーであります。その用途には車載向けと民生向けがありますが、車載向け用途では、変速制御やブレーキ制御、ステアリング制御、エンジン制御等に採用実績があります。 当社はホールICの専業的な代理店として事業拡大を行い、品質、技術、グローバル物流、外観検査に至るまで最適な役割を担い、BCP(Business Continuity Plan)対応も踏まえ、国内外の複数拠点で在庫を保有し、災害等が発生しても安定して供給できる体制を整えております。 ② ソフトウエア 主にカーナビゲーション等の車載向けソフトウエアの販売をしております。 ③ LED照明製品 LED照明製品は、植物プラント向け、組み込み市場に向けた製品を設計・開発し、協力会社にて製造し、当社ブランドで販売しております。 事業系統図につきましては、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,385字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、企業理念として「社会的使命」を「最適整合の創造」、「企業目標」を「意欲あふれる快心企業」と定め、その達成のためのポリシーとして「1.顧客志向の実践」「2.理と情との調和」「3.社会との共感」、行動指針として「1.違いをつくる思考」「2.先を行く元気」「3.あたたかい言動」のもとに、社会課題を解決し、株主の期待に応える企業グループを目指しております。 (2) 経営環境 当社グループのセグメントごとの経営環境の認識は、以下のとおりであります。 ① コーティング関連事業 地政学的なリスクは、米国政権の政治経済政策や中東情勢の影響等により引き続き高まっており、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)を特徴とするVUCAの時代が到来しています。日本国内においても、人口減少を背景とした市場縮小が進む中、成長が見込まれる産業や企業の選別、競争の激化等、我々を取り巻く国内外の経営環境は益々と不透明な状況が継続すると推測されます。ものづくり企業の持続的な発展と成長には、量から質へ、ハードウエアからソフトウエアへと新たな付加価値の付与・創造がこれまで以上に求められると考えております。 ② エレクトロニクス関連事業 ものづくりやAIを含むあらゆる産業において、従来の成果物やそれを生み出す方法や手段が、DXを中核とした「産業革命的進化」の過程に急速かつ劇的に突入していると認識しております。このようなデジタル技術の社会への浸透・実装は、日常生活からものづくり現場に至るまで、不可欠なサービスやアプリケーションが数多く創出され、既に活用されております。この活用はビジネスシーンに大きなインパクトを与えており、当社主力製品であるホールICをはじめとしたセンサーやソフトウエアの需要は今後も拡大していくものと見込んでおります。 (3) 中期経営戦略 当社グループは、2024年3月15日に、2024年度から2026年度までの中期経営計画「MAP24-26」を公表しております。当社グループでは、中期経営計画を、「My Action Plan=私の計画」の頭文字をとり、かつ、「進むべき地図=MAP」の意味を込めて「MAP」と称しています。また、「24-26」は2024年度から2026年度の3年間を表しています。 ① 10年後の目指す姿、ビジョン 「グローバルブランドO-Wellの樹立」を10年後の目指す姿とし、当社グループが主体者として、ビジョン「ものづくり現場の発展・進化をリードし、持続可能な世界の創造・実現に貢献する」の実現を目指してまいります。 ② 方針 世界のものづくり現場が、DXやSXといった社会的な概念が浸透・実現される中、当社グループは中期経営方針「提供価値を革新し、創造する」のもと、グローバルに展開するお客様の課題解決手段として、「商材提供」型から、「ワンストップソリューション提供」型へと提供価値を強化してまいります。 ワンストップで広範囲の課題を解決し、ビジネスを拡大していくことを踏まえて、2025年3月期よりセグメント名称を「塗料関連事業」「電気・電子部品事業」から、我々が事業を展開する分野・領域を表現した「コーティング関連事業」「エレクトロニクス関連事業」に変更致しました。 コーティング関連事業においては、中期重点方針「コーティングの未来を創る」のもと、培ってきた塗膜形成力を核(コア)とした機能拡大を図ると同時に、未来のものづくりのイノベーションの中においても、我々の新たな提供価値を創造してまいります。 エレクトロニクス関連事業においては、中期重点方針「提供価値を拡大する」のもと、これまで育んできたエレクトロニクス分野ビジネスで、我々の発揮する機能を、さらに付与し、さらに拡大してまいります。 (当社グループの事業領域) 経営基盤においては、中期重点方針「資本効率を向上する」のもと、今後も社会的責任を果たしながら、持続的な発展と成長を遂げるために、保有・調達する資源(人、もの、金、情報、時間、知的財産)を、適切かつ効率良く活用してまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、ROEを成長性と収益性の観点から、重要な経営指標としております。中期経営計画「MAP24-26」の最終年度である2026年度の目標値は売上高710億円、営業利益12.5億円、経常利益14.5億円、当期純利益16億円、ROE8.0%超であります。各数値については有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① コーティング関連事業「塗膜形成力をマネタイズする」 製造現場においては、働き手不足により、人財確保や技能伝承が困難になってきたことを背景として、これまで以上に急速かつ力強くDXに向けた具体的な取組が本格化しております。当社グループのコーティング関連事業における機能の核は「塗膜形成力の発揮=塗装工程の課題解決力」であります。その具現化であるOLDAS(塗装現場管理システム)の実装による塗装工程の省人化・高度化の実現や請負事業においては、塗装だけでなく、その周辺工程も取り込む等、請負範囲の拡大を図ることで、国内外において塗膜形成力をマネタイズしていかなければならないと考えております。 ② エレクトロニクス関連事業「考動の解像度を上げる」 エレクトロニクス関連事業においては、現在発揮している、営業、グローバル物流、技術サポート、品質管理について、取引先からの期待に応え続けることはもとより、今後はソフトウエアをはじめ、組合せや組込み等、新たな機能を付与・追加することにより、新たなビジネスモデルの構築をしていかなければなりません。そのためには、「どこの、誰に、どんな価値を、どうやって提供するのか?」について、考動の解像度を上げていくことで、我々が担う機能から果たす役割を拡大していく必要があると考えております。 ③ グローバルビジネスの創出・拡大 外部環境の変化~地域・政治・経済等のダイナミックかつ急激な変化に伴い、国内外のものづくり企業が抱える課題は、大きく見直され、変化し、新しい課題が設定されております。それに対して当社グループは、仮説構築~検証に向け、お客様の各部各層との対話や層別アクションをこれまで以上に高く、広く、深くすることでお客様の課題をしっかりと掴み、現有するプレゼンスを活かし、それぞれにソリューションを提供・創出することで新たな価値を提供し、新たなビジネスへとつなげてまいります。 ④ 投資計画の充実と実行 MAP24-26における10年後の目指す姿「グローバルブランドO-Wellの樹立」に向けて、企業価値の向上(PBR1倍超)と事業収益性・効率性の改善を推進します。その一環として、営業キャッシュ・フローと政策保有株式の縮減により得た資金を成長投資へ配分することで、持続的な成長を実現してまいります。 ⑤ 人的資本経営の実現に向けた、新しい人事制度の策定 働く人は、企業の主体者であり、資本であり、価値であると考えております。人財の獲得競争が苛烈化し、流動化が進む中、人財の確保~育成~活躍に向け、「必要な人物像~最適な人的ポートフォリオ」を描き、社内外に説明し、課題を明らかにし、その解決を計画から実行していく必要があります。新しい人事制度(等級、評価、報酬)の策定は、その方策の骨組みとして位置付けられるものであり、当社グループで働く人が持続的に「将来価値を生み出す資本」となり得る制度~運用となることを目指してまいります。
事業等のリスク3,520字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 分類   項目   概要   対応方針 事業活動   事業環境の変化 影響度:高 発生可能性:中   ・経済情勢や需給環境の変動、  取引先の購買方針の変更等により、 当社グループの納入品に対する需要 が減退し業績に影響を及ぼすリスク   ・中期経営計画「MAP24-26」に  沿った新たな需要創造活動  (注)2 仕入先や顧客の一極集中 影響度:高 発生可能性:中   ・特約店契約、非独占的代理店、販売 店契約を締結している仕入先との 契約維持や供給継続が困難となった 場合、代替品の確保や選定に時間を 要し、業績に影響を及ぼすリスク ・当社グループの売上高の大きな割合 を占める自動車業界の生産、販売動  向、需給環境の変化や取引先の購買  方針変更等により、当社グループの 納入品に対する需要が減退し、業績 に影響を及ぼすリスク 売上債権の回収 影響度:中 発生可能性:低   ・取引先の経営悪化や倒産等により、 売上債権の回収が困難となるリスク   ・取引先毎に個別に与信限度額を 設定した与信管理 海外展開(カントリー リスク) 影響度:中 発生可能性:低    ・顧客のグローバル展開に併せた 海外拠点の拡充方針に対し、顧客の 製造拠点移管や閉鎖、あるいは進出 先における政治、経済、社会情勢の 急変等により、事業運営や業績に 影響を及ぼすリスク   ・情報収集体制の構築 (顧客との関係強化、海外現地   コンサルの活用等) 財政   為替変動 影響度:高 発生可能性:高   ・外貨建取引における為替変動リスク   ・為替予約等によるヘッジ取引 株式市場の変動 影響度:中 発生可能性:中   ・事業上の関係強化を目的として  保有している時価のある有価証券に  おいて、株式市場の動向により  評価損が発生するリスク   ・保有している投資有価証券の  保有に関する意義と可否に 関する定期的な見直し 固定資産の減損 影響度:中 発生可能性:低   ・経営環境の著しい悪化による収益性 の低下等により、減損損失が発生  するリスク   ・中期経営計画「MAP24-26」に  沿った新たな需要創造活動  (注)2 投資関連(成長投資・維持 投資) 影響度:高 発生可能性:中   ・自己資金の使途として、設備  投資、子会社への融資、運転資金  及び借入金の返済に充当すること を予定しているが、想定した投資  効果の未達や、外部環境の急激な 変化により計画した資金使途以外の 目的に変更するリスク   ・中期経営計画「MAP24-26」に  沿った資本効率を向上させる  ための施策の実行(注)2 分類   項目   概要   対応方針 品質関連   自社ブランド製品の品質保証 影響度:中 発生可能性:低   ・当社ブランドで製造委託し、 販売している製品に製造物責任法に 関する問題が発生し、社会的評価や 企業イメージが低下するリスク   ・当社の品質方針に基づく品質  マネジメントシステムの運用 業務品質 影響度:中 発生可能性:低   ・顧客の需要予測に基づき保有した 在庫が、予測との乖離等により過剰 となり、評価損や廃棄損が生じる リスク・誤納品等の業務品質上の不備により 顧客の生産ライン停止等の損害を 与えた場合、多額の損害賠償等の コストが発生するリスク リーガルリスク   法規制対応 影響度:中 発生可能性:低   ・国内外で事業を展開するにあたり 各種法規制の適用を受けており、  法規制の変更や強化に伴う対応  コストの発生や法令違反等により  許認可の停止・取消しや更新不可の  事態が生じるリスク   ・事業に関連する法規制の動向を  網羅的に把握するための専門  モニタリングツールを活用・海外現地コンサルタントの活用 訴訟 影響度:中 発生可能性:低   ・何らかの要因により訴訟を提起され  た場合、損害賠償の発生や社会的  信用やブランドイメージが毀損され  ることで、事業活動の制限が余儀  なくされるリスク   ・コンプライアンス体制の構築・顧問弁護士と連携 情報セキュリティ・知的財産   機密情報サイバーセキュリティ 影響度:高 発生可能性:高   ・不測の情報漏洩やシステム障害が  発生することで、顧客や取引先に  対する損害賠償やシステム復旧、 再発防止のためのコストの発生、 社会的信用の失墜や事業活動が  停滞するリスク   ・情報管理に関する社内規程  の制定や教育・情報セキュリティ環境の構築 知的財産 影響度:中 発生可能性:中   ・知的財産権の権利化・維持管理 手続きの不備により、第三者による 不正利用や権利侵害が発生し、競争 優位性が損なわれるリスク   ・知的財産管理に関する社内規程  の制定・当社グループの知的財産を保護  するための管理体制を構築 人財関連   人財確保・育成・制度エンゲージメント 影響度:高 発生可能性:中   ・労働市場の流動化や競争激化により 必要な人財を確保できない、あるい はエンゲージメントの低下により、 組織の生産性低下や優秀な人財の 流出で業務遂行に必要なノウハウの  維持、継承に支障をきたし、事業  運営及び業績に影響を及ぼすリスク   ・人的ポートフォリオの構築・新人事制度の構築、運用(注3) 分類   項目   概要   対応方針 自然環境   環境法規制 影響度:中 発生可能性:低   ・環境規制の強化や気候変動への対応  要請がさらに高まる中で、適切な  対策を講じられなかったことによる 対応コストの発生や社会的信用が 失墜するリスク   ・当社の環境方針に基づく環境 マネジメントシステムの運用 ・サステナビリティ委員会に おいて、環境に関するマテリ アリティの特定及び課題解決に 向けた達成目標の設定を検討 環境汚染 影響度:中 発生可能性:低   ・取り扱っている危険物、毒物及び 劇物の在庫保管状況や配送時の積載 方法の不備等で化学物質が流出する 環境汚染事故が発生したことによる 損害賠償や社会的信用が失墜する  リスク サステナビリティ 影響度:中 発生可能性:低   ・カーボンニュートラルや循環型経済  の推進といったサステナビリティへ  の取組が不十分と判断され、  投資家や顧客からの評価低下により  事業継続及び競争力に悪影響を  及ぼすリスク グループガバナンス   ガバナンスコンプライアンス子会社管理 影響度:高 発生可能性:中   ・グループ各社において、ガバナン ス・コンプライアンス体制不備に 起因した管理・監督機能の不足に より不正や法令違反が発生し、 社会的信用の失墜や業績悪化を招く リスク   ・親会社から子会社へ役員を 派遣することで経営の監督機能 を強化・グループ全体でのモニタリング 体制を構築 災害   自然災害 影響度:高 発生可能性:低   ・事業活動を展開する国や地域に  おいて、自然災害が発生し、社会の  インフラ機能が低下し、業務の停止  を余儀なくされ、事業運営及び  業績に影響を及ぼすリスク   ・緊急事態対策要領や対策マニュ  アルに基づいた管理体制の構築 感染症 影響度:高 発生可能性:低   ・新型コロナウイルス、インフル  エンザ、ノロウイルス等の感染が  拡大した場合、一時的に操業を停止  するなど、事業運営及び業績に 影響を及ぼすリスク (注)1.各リスクの影響度及び発生可能性については、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの事業活動等に及ぼす影響の大きさ及び今後一定期間内における発生可能性を総合的に勘案し、「高」「中」「低」の3段階で評価しております。 2.中期経営計画「MAP24-26」につきましては、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 3.当社グループの人財戦略につきましては、「第4 提出会社の状況 5.従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載のとおりであります。
経営成績の分析 (MD&A)5,104字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復基調がみられたものの、米国の通商政策による自動車産業への影響や地政学的リスクの高まり等により、先行き不透明な状況にて推移しました。 当社グループが主に関連する塗料業界におきましては、日本塗料工業会の集計によりますと、2026年3月時点で出荷数量では前期比2.7%減の143万トン、出荷金額では前期比0.5%増の7,428億円となりました。 当社グループはこのような状況のもと、「商材提供」型から「ワンストップソリューション提供」型へと提供価値を革新すべく、コーティング関連事業においては、培ってきた塗膜形成力を核(コア)とした機能拡大を図り、我々の新たな提供価値の創造を推進してまいりました。エレクトロニクス関連事業においては、我々の発揮する機能を、さらに付与し、拡大することに取り組んでまいりました。また、これらの事業を展開する上で、社会的責任を果たしながら、持続的な発展と成長を遂げるために、人的資本を充実させ、保有・調達する資源を、適切かつ効率良く活用することに努めてまいりました。 その結果、財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。 a.財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末の29,945百万円に比べ4,652百万円(15.5%)減少し、25,292百万円となりました。その主な内訳は、現金及び預金が2,575百万円、売掛金が530百万円、電子記録債権が591百万円、棚卸資産が556百万円それぞれ減少したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末の15,874百万円に比べ1,248百万円(7.9%)増加し、17,123百万円となりました。その主な内訳は、出資金が1,009百万円、退職給付に係る資産が259百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末の19,710百万円に比べ3,802百万円(19.3%)減少し、15,907百万円となりました。その主な内訳は、支払手形及び買掛金が2,564百万円、電子記録債務が1,329百万円それぞれ減少したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末の4,569百万円に比べ886百万円(19.4%)減少し、3,683百万円となりました。その主な内訳は、長期借入金が900百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末の21,539百万円に比べ1,285百万円(6.0%)増加し、22,824百万円となりました。その主な内訳は、利益剰余金が1,346百万円、退職給付に係る調整累計額が102百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金が152百万円減少したことによるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は68,268百万円(前連結会計年度比1.7%減)、営業利益は1,261百万円(前連結会計年度比1.8%増)、経常利益は1,680百万円(前連結会計年度比5.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,798百万円(前連結会計年度比1.0%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (コーティング関連事業) コーティング関連事業では、主たるお客様である自動車メーカーの国内自動車生産台数や鉄鋼、建設機械等の生産が前連結会計年度と比較して減少した影響により、減収減益となりました。 その結果、コーティング関連事業の業績は、売上高は前連結会計年度比2.3%減の47,861百万円、セグメント利益は前連結会計年度比9.2%減の2,253百万円となりました。 (エレクトロニクス関連事業) エレクトロニクス関連事業では、前連結会計年度と比較してカーナビゲーション向けソフトウエアや車載用タッチパネルの販売が減少したこと等により、売上高は減少しましたが、車載向けセンサーやモーターコントローラの受注拡大等により、セグメント利益は増加しました。 その結果、エレクトロニクス関連事業の業績は、売上高は前連結会計年度比0.2%減の20,407百万円、セグメント利益は前連結会計年度比32.7%増の761百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べ2,575百万円(39.3%)減少し、3,970百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、1,515百万円の支出となりました。これは主に、売上債権の減少額1,457百万円、棚卸資産の減少額560百万円の収入、仕入債務の減少額3,877百万円の支出によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、640百万円の支出となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入1,015百万円、出資金の払込による支出1,010百万円、投資有価証券の取得による支出499百万円、固定資産の取得による支出158百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、432百万円の支出となりました。これは主に、配当金の支払452百万円によるものであります。 ③ 仕入、受注及び販売の実績 a.仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) コーティング関連事業   41,245   99.5 エレクトロニクス関連事業   18,016   96.2 合計   59,261   98.5 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.金額は、仕入価格によっております。 b.受注実績 受注と販売との差異は僅少であるため、受注高の記載は省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における商品販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) コーティング関連事業   47,861   97.7 エレクトロニクス関連事業   20,407   99.8 合計   68,268   98.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり、経営者によって一定の会計基準の範囲内で見積りを行い、その結果を資産・負債や収益・費用の数値に反映しておりますが、実際の結果はこの見積りと異なる場合があります。 重要な会計方針及び見積りの内容は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(注記事項)(連結財務諸表作成の基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」及び「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (注記事項) (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績は、売上高は68,268百万円(前連結会計年度比1.7%減)、営業利益は1,261百万円(前連結会計年度比1.8%増)、経常利益は1,680百万円(前連結会計年度比5.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,798百万円(前連結会計年度比1.0%増)となりました。 a.売上高及び売上総利益 主たるお客様である自動車メーカーの国内自動車生産台数や鉄鋼、建設機械等の生産が前連結会計年度と比較して減少した影響等により売上高は減少しましたが、車載向けセンサーやモーターコントローラの受注拡大等により売上総利益は増加しました。 その結果、売上高は68,268百万円(前連結会計年度比1.7%減)、売上総利益は9,174百万円(前連結会計年度比0.4%増)となりました。 b.販売費及び一般管理費、営業利益 販売費及び一般管理費は、7,913百万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。これは主に、研究開発費等が増加したことによるものであります。この結果、営業利益は1,261百万円(前連結会計年度比1.8%増)となりました。 c.営業外収益、営業外費用及び経常利益 営業外収益につきましては、受取配当金等の増加により、566百万円(前連結会計年度比26.2%増)となりました。営業外費用につきましては、為替差損等の増加により148百万円(前連結会計年度比54.2%増)となりました。その結果、経常利益は1,680百万円(前連結会計年度比5.5%増)となりました。 d.親会社株主に帰属する当期純利益 税金等調整前当期純利益が2,547百万円(前連結会計年度比0.4%減)となり、法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は1,798百万円(前連結会計年度比1.0%増)となりました。 e.キャッシュ・フローの状況の分析並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況の分析) 「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループの運転資金需要は、商品仕入の他、人件費、物流費等の販売費及び一般管理費が主なものであります。また、設備資金需要は、塗装技術開発機能の強化、営業所の維持管理・保守などを目的とした設備投資が主なものであります。今後、グローバルな事業展開の継続にあたり、成長市場への進出、事業拡大のための投資を行っていく予定であります。 当社グループは、事業活動のための適切な資金の調達及び適切な流動性を安定的に確保することを基本方針としております。短期的な運転資金の需要に対しては、主に自己資金やシンジケートローンによるコミットメントライン等により、また長期的な運転資金の需要に対しては、必要に応じて金融機関からの長期借入を行っております。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 経営戦略の現状と見通し 中期経営計画につきましては、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 2027年3月期の連結業績予想につきましては、売上高は71,000百万円(当連結会計年度比4.0%増)、営業利益は1,250百万円(当連結会計年度比0.9%減)、経常利益は1,450百万円(当連結会計年度比13.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,600百万円(当連結会計年度比11.0%減)を見込んでおります。 なお、中東情勢の緊迫化が当社業績に与える影響については、現時点において合理的に算定することが困難であるため、業績見通しには織り込んでおりません。業績予想の修正が必要となる場合には、速やかに開示致します。 ⑤ 経営者の問題意識と今後の方針 経営者の問題意識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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