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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

小津産業

ozu corporation7487 · Standard · 卸売業

不織布の加工・販売で多様な産業に供給。エレクトロニクスからメディカル、除染まで、用途に応じた機能性不織布を扱う専門商社。

概要

小津産業は1939年創業の不織布専門商社である。紙卸業から出発し、不織布の加工・販売に特化した。連結売上高は約102億円(2025年5月期)。グループ7社でエレクトロニクス向け清浄用ワイパー、コスメ用シート、農業資材などを手がける。中国やタイにも拠点を持ち、自ら製品を企画・開発する「機能を備えた商社」への転換を目指している。

不織布事業が連結売上の97%を占める

2025年5月期の不織布事業売上高は99億61百万円で、連結売上高102億20百万円の約97.5%を占める。同事業はクリーン分野(電子・食品・製薬)、ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメ)、エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設)、コンシューマー分野(一般消費者向け)、アグリ分野に分かれる。製品は産業用ワイパー、コスメ用不織布シート、除菌ウェット製品、農業用資材など多岐にわたる。各分野の収益動向は市況に左右されやすく、2025年5月期はエコプロダクツ分野が原材料高騰により減収減益となった一方、クリーン分野はAI関連需要の好調で増収増益となった。

グループ7社と持分法適用会社で構成

連結子会社はオヅテクノ(不織布加工)、株式会社旭小津(旭化成との合弁、2024年に連結子会社化)、株式会社ディプロ(ウェットティッシュ等製造販売)、日本プラントシーダー(農業用資材・機材)、小津(上海)貿易有限公司(中国向け販売)、エンビロテックジャパン(過酢酸製剤販売)の6社に加え、Ozu(Thailand) Co., Ltd.がある。持分法適用関連会社としてアズフィット(家庭紙・日用雑貨)がある。2021年2月にアズフィット株式の80%をセンコーグループホールディングスに譲渡したため、現在は持分法適用となっている。

売上高はアズフィット譲渡で縮小、その後横ばい

2021年5月期まではアズフィットを含み連結売上高約339億円だったが、2022年2月にアズフィット株式の80%を譲渡した結果、2022年5月期の売上高は106億円と約3分の1に縮小した。以後、2025年5月期まで101〜107億円の範囲で推移している。収益性は安定しており、経常利益は4〜6億円、当期純利益は4〜6億円。自己資本比率は72.8%(2025年5月期)と財務体質は良好だが、成長のための投資余力は限定的である。

中国・タイ・シンガポールに海外拠点

1999年にシンガポール駐在員事務所を開設し、翌年支店に昇格。2011年には中国上海市に小津(上海)貿易有限公司を設立し、不織布製品の中国市場向け販売を開始した。2014年にはタイ・バンコクにOzu(Thailand) Co., Ltd.を設立。これらの海外拠点は主にクリーン分野とウェルネスケア分野の現地販売を担う。国内の物流拠点は埼玉第一〜第三物流センター(さいたま市)と神奈川物流センター(愛川町)の4カ所で、在庫管理と効率的な配送を支えている。

長期計画で「製造機能を持つ商社」へ転換中

2024年7月、長期ビジョン「OZU Innovation 2034」を策定した。目標は連結売上高150億円(現状の約1.5倍)。その達成のため、2024年6月から2027年5月までの第一次中期経営計画2027では、土台作りとして人材確保、市場調査、研究開発費への戦略的投資を掲げる。注力分野は製造現場向け機構部品・ユニット品、衛生材料・フェムケア・ウェルネスケア。新規事業の探索領域として農漁業、予防医療、在宅医療、防災、先端技術、環境対策を挙げている。

業界の中での役割は不織布サプライチェーンの中流に位置し、多業界向けに機能性不織布を加工・供給する専門商社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
107億円
営業利益
6億円
営業利益率
5.6%
純利益
6億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2026/5
事業売上構成比利益利益率
不織布105億円97.2%5億円4.8%
その他(注)13億円2.8%1億円33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01エレクトロニクス用主力

半導体製造や電子部品の製造工程で使用されるクリーン用途向け不織布製品を供給。精密な拭き取りや工程管理に必要な高品質な不織布を加工・販売。

主な製品・サービス1
クリーン用途不織布(製品名は有報に明記なし)
半導体や電子部品の製造工程で、クリーンルーム内の拭き取りや液搬送に使われる高機能不織布。ゴミや発塵が少なく、工程の品質維持に貢献。

02コスメティック用準主力

化粧品・スキンケア用途向けに、フェイスマスクやコットンなどの不織布製品を供給。肌触りや吸収性に優れた素材を加工し、化粧品メーカーへ販売。

主な製品・サービス1
フェイスマスク用不織布
化粧品用途のフェイスマスク基材。肌への密着性と美容液の保持性に優れ、化粧品メーカーに供給される。

03メディカル用準主力

手術衣、滅菌包装材など医療現場で使われる不織布製品を供給。衛生性やバリア性が求められる用途に対応し、医療機関や医療材料メーカーに販売。

主な製品・サービス1
手術衣用不織布
医療現場で使用される手術衣。バリア性と通気性を両立し、感染防止に貢献する。

04産業資材用準主力

フィルター、断熱材、吸音材など産業用の幅広い用途に不織布製品を供給。各産業のニーズに応じた機能性素材を加工・販売。

主な製品・サービス1
フィルター用不織布
空調・産業用フィルターに使われる不織布。集塵性能や通気性を調整し、多様な分野で使用される。

05除染用副次

放射性物質の除染作業や原発関連施設で使われる不織布製品を供給。高い捕集効率と耐久性を持ち、安全な除染作業を支援。

主な製品・サービス1
除染用不織布
放射性物質の拭き取り除去に使う高機能不織布。高い捕集効率で除染作業の効率化に貢献。

06農業副次

子会社の日本プラントシーダーを通じ、農業用資材や機材を製造・販売。不織布を活用した農業用カバーや育苗資材などを供給。

主な製品・サービス1
農業用不織布
霜や害虫から作物を守る農業用カバー。透光性と通気性を備え、生育を促進する。

07環境浄化副次

子会社エンビロテックジャパンで過酢酸製剤の販売・輸入を展開。殺菌・消毒用途で環境衛生分野に貢献。

主な製品・サービス1
過酢酸製剤
殺菌・消毒用途の薬剤。食品工場や医療現場などで使用され、衛生管理に貢献。

08不動産賃貸その他

当社で不動産賃貸事業を展開。遊休資産の有効活用として、オフィスビルや倉庫等の賃貸を行い、安定収益を確保。

製品と技術

電子・食品・製薬向けクリーン分野の不織布ワイパー

クリーン分野の主力製品は、半導体や液晶パネル工場、食品工場、製薬工場などで使用される清浄用不織布ワイパーである。製品は「OZU Clean Wiper」シリーズとして展開。AI関連需要の拡大に伴い、国内および海外(中国・東南アジア)での販売が好調である。2025年5月期は同分野の売上が前期を上回った。ワイパーには低発塵性や吸液性など多様な仕様があり、顧客のクリーンルーム等級に応じて供給される。加工はオヅテクノと旭小津が担当する。

医療・介護・コスメ向けウェルネスケア製品

ウェルネスケア分野では、医療・介護施設向けの除菌ウェット製品、コスメティック向けの化粧水含侵シートやマスク基材などを扱う。子会社のエンビロテックジャパンは過酢酸製剤「エンビロテック」を販売。これは食品工場の殺菌や防疫対策に使用される。また、子会社ディプロは一般消費者向けウェットティッシュの製造販売を行う。2025年5月期はコスメ国内需要が堅調で、除菌ウェット製品も引き続き好調であった。

産業資材・除染・農業向けの不織布製品

エコプロダクツ分野では、鉄鋼、電力、建設業界向けに除染用不織布シートを供給する。これは放射性物質や有害物質の拭き取りに用いられる。アグリ分野では、日本プラントシーダーが農業用不織布(防草シート、育苗マット、トンネル用被覆材)や育苗システム、農業機材を販売。2025年5月期は除染関連製品の販売実績があったが、原材料・労務費高騰の影響で全体的な需要は低迷し、両分野とも減収減益となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子部品商社、売上安定も収益力やや低下

小津産業は電子部品・デバイスを中心とした専門商社。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易に比べ売上規模は1桁台と小粒だが、安定した売上基盤を持つ。近年は営業利益率が4~5%台で推移しており、利益率ではリョーサン菱洋に及ばない。パソコン・スマホ向け需要の変動を受けやすい品目を扱うため、収益の振幅が小さい分、成長性は限定的。内需依存度が高く海外展開の余地がある。

強み

  • 過去3期の売上高は101~107億円と安定しており、大幅な変動が少ない。
  • 電子部品業界で培った顧客ネットワークにより、リピート受注が期待できる。
  • 自己資本比率が高く、財務安定性に優れ、景気後退時のリスクが低い。
  • 特定の電子部品に強みを持ち、大手商社がカバーしない領域で存在感を発揮。

課題

  • 営業利益率が4%前後と低く、コスト削減や高付加価値販売による収益力向上が必要。
  • 同業他社と比較して売上高が1/10以下と小さく、規模の経済が働きにくい。
  • エレクトロニクス市場の需給変動や価格競争の影響を受けやすい構造。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が小津産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19986蔵王産業155億円18.8倍
27460ヤギ155億円11.5倍
37505扶桑電通153億円7.5倍
42700木徳神糧152億円5.7倍
57487小津産業151億円24.7倍
67466SPK151億円10.8倍
79888UEX150億円20.7倍
83140BRUNO150億円17.8倍
98045横浜丸魚148億円20.7倍
103417大木ヘルスケアホールディングス146億円10.6倍
117115アルファパーチェス145億円14.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

紙卸業から不織布商社への転換:1939〜1957年

1939年12月、小津商事株式会社として設立。1944年12月に現商号の小津産業株式会社に変更。1946年11月、合資会社小津商店から国内紙の営業権を譲受し、紙卸業としての基盤を固める。1957年10月、洋紙部門を本町商事株式会社(後の小津紙商事)に譲渡。この分離により、小津産業は紙専門商社としての性格を強め、後の不織布事業への集中を準備した。当初は和紙や洋紙の卸売が中心であった。

旭化成との合弁で不織布加工に参入:1973〜1984年

1973年11月、株式会社小津洋紙店と旭化成工業(現旭化成)の合弁で株式会社旭小津を設立(出資比率50%)。不織布製品の加工を目的とした。1984年6月、小津紙商事株式会社と合併し、大阪支店を開設。この合併により不織布加工能力と販路が統合された。旭小津は後に不織布事業の中核加工拠点となる。1983年には大宮第一物流センターを開設し、物流体制を整備した。

子会社設立と事業拡大、物流網の整備:1989〜1998年

1989年12月、産業用特殊不織布の加工を目的に子会社オヅテクノ株式会社を設立。1990年には轟紙業と互励から和紙・家庭用薄葉紙の営業権を譲受し、品揃えを拡大。1992年、株式会社大成洋紙店と合併し、株式会社小津商店から和紙文化センターを譲受。1993年、大宮第二物流センター開設。1996年2月、日本証券協会に株式を店頭登録。1998年12月、本栄株式会社と合併し、規模を拡大した。

海外展開と東証上場:1999〜2001年

1999年3月、オヅテクノが日本プラントシーダー株式会社の全株式を取得し、農業資材分野に進出。同年5月にシンガポール駐在員事務所を開設、2000年5月に支店に昇格。2000年9月、神奈川物流センターを開設。2001年6月、東京証券取引所市場第二部に株式上場。この時期に海外拠点の基礎を築き、上場による資金調達力を得た。2003年には埼玉第三物流センターを追加開設した。

グループ再編と家庭紙事業の切り離し:2006〜2021年

2006年9月、株式会社紙叶の全株式を取得。2007年12月、家庭紙・日用雑貨事業を紙叶に吸収分割し、アズフィット株式会社に商号変更。2009年12月、和紙事業を株式会社小津商店に譲渡。2011年2月、小津(上海)貿易有限公司を設立。2013年5月、株式会社ディプロの全株式を取得(ウェットティッシュ製造)。2014年7月、Ozu(Thailand) Co., Ltd.を設立。2017年3月、エンビロテックジャパン株式会社を設立。2021年2月、アズフィット株式の80%をセンコーグループホールディングスに譲渡し、グループの事業構造が大きく変化した。

プライムからスタンダードへ変更:2022〜2023年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。しかし2023年10月には、プライム市場からスタンダード市場へ移行した。この理由は有価証券報告書に明示されていないが、流通株式時価総額などの基準を満たせなかった可能性がある。2024年1月には旭化成から株式会社旭小津の一部株式を取得し、同社を連結子会社化(出資比率66%)。旭小津の経営権を強化し、不織布加工の内製化を進めた。

年表36件を開く

1930年代

  • 1939年12月創業小津商事株式会社を設立

1940年代

  • 1944年12月商号変更現商号の小津産業株式会社に商号変更
  • 1946年11月合資会社小津商店より、国内の紙の営業権を譲受

1950年代

  • 1957年10月商号変更洋紙部門を本町商事株式会社に譲渡し、同社商号を株式会社小津洋紙店(1979年6月小津紙商事株式会社に商号変更)に変更

1960年代

  • 1967年12月大阪営業所を大阪府大阪市東区(現中央区)に開設(1974年6月本社営業部に移管)

1970年代

  • 1973年11月不織布製品の加工を目的として、株式会社小津洋紙店と旭化成工業株式会社(現 旭化成株式会社)の合弁により株式会社旭小津(出資比率50%)を東京都中央区に設立

1980年代

  • 1983年9月大宮第一物流センター(現 埼玉第一物流センター)を埼玉県大宮市(現 さいたま市)の埼玉県南卸売団地内に開設
  • 1984年6月M&A小津紙商事株式会社と合併(合併にともない大阪支店を開設)
  • 1989年12月産業用特殊紙(不織布)商品の加工を目的として、子会社オヅテクノ株式会社を東京都中央区に設立

1990年代

  • 1990年1月轟紙業株式会社より和紙卸売業の営業権を譲受
  • 1990年2月互励株式会社より家庭用薄葉紙卸売業の営業権を譲受
  • 1992年6月M&A株式会社大成洋紙店と合併
  • 1992年6月株式会社小津商店より和紙文化センター(和紙小売業)の営業権を譲受
  • 1993年1月大宮第二物流センター(現 埼玉第二物流センター)を埼玉県大宮市(現 さいたま市)の埼玉県南卸売団地内に開設
  • 1996年2月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1998年12月M&A本栄株式会社と合併
  • 1999年3月オヅテクノ株式会社が日本プラントシーダー株式会社の全株式を取得
  • 1999年5月シンガポールに駐在員事務所を開設(2000年5月支店に昇格)

2000年代

  • 2000年9月神奈川物流センターを神奈川県愛甲郡愛川町に開設
  • 2001年6月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2003年9月埼玉第三物流センターを埼玉県さいたま市埼玉県南卸売団地内に開設
  • 2005年1月「小津和紙」を小津本館ビルへ移転、開設
  • 2005年2月日本プラントシーダー株式会社九州営業所開設
  • 2006年9月株式会社紙叶の全株式を取得
  • 2007年4月品質マネジメントシステムISO9001認証取得
  • 2007年12月商号変更家庭紙・日用雑貨事業を子会社である株式会社紙叶に吸収分割し、アズフィット株式会社に商号変更
  • 2009年12月和紙事業を株式会社小津商店に譲渡

2010年代

  • 2011年2月創業小津(上海)貿易有限公司を中国上海市に設立
  • 2013年5月株式会社ディプロの全株式を取得
  • 2014年7月創業Ozu(Thailand)Co.,Ltd.をタイ・バンコク市に設立
  • 2017年3月創業エンビロテックジャパン株式会社を東京都中央区に設立

2020年代

  • 2021年2月アズフィット株式会社の発行済株式の80%をセンコーグループホールディングス株式会社に譲渡
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、同取引所市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年10月東京証券取引所プライム市場から同取引所スタンダード市場へ移行
  • 2024年1月M&A旭化成株式会社より株式会社旭小津の一部株式を取得し、同社を連結子会社化(出資比率66%)
  • 2026年5月アズフィット株式会社の当社が保有する全株式をセンコーグループホールディングス株式会社に譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高(長期)2034年期まで150億円
  • 売上高(第一次中期経営計画2027)2027年5月期まで105億円
  • 営業利益(第一次中期経営計画2027)2027年5月期まで3億円
  • 事業拡大戦略1の拡大目標30億円
  • 事業拡大戦略2の拡大目標20億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    自ら開発する商社への発展

    お客さまのニーズに応え深耕するため、自社で企画・開発・生産する機能を備えた商社に発展する。製品・サービスを通じて社会に貢献する。

  2. 02

    既存事業の深耕と新機能開発

    現在の商品・顧客を軸に、新規顧客開拓や新用途・新機能開発により拡大を図る。注力分野は産業分野(製造現場・機構部品)と医療・美容分野(衛生材料・フェムケア等)。

  3. 03

    新規事業の探索

    農漁業、予防医療、在宅医療、防災、先端技術、環境対策などの領域で新規事業を探索し、事業化を目指す。提携・買収も積極活用する。

  4. 04

    中期経営計画の土台づくり

    第一次中期経営計画2027では、長期ビジョン実現に向けた土台づくりに注力。人材確保、市場調査、研究開発費に戦略的に投資し、経営基盤を再構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で245人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は697万円で、10期前と比べて+9.0%平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は14.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月348
2017年5月342
2018年5月340
2019年5月63942.015.3342
2020年5月63543.816.0343
2021年5月66544.316.1260
2022年5月67643.615.4262
2023年5月67342.414.5259
2024年5月66142.914.7289173
2025年5月67742.914.9285140
2026年5月69742.314.5245245

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 6 / 海外 1、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社工場 — 愛媛県四国中央市1,761百万円
不織布
本社 — 東京都中央区611百万円
不織布、その他
埼玉第一物流センター — さいたま市見沼区413百万円
不織布
埼玉第三物流センター — さいたま市見沼区311百万円
その他
埼玉第二物流センター — さいたま市見沼区160百万円
不織布
土居工場 — 愛媛県四国中央市108百万円
不織布
主な関係会社
  • 国内
    オヅテクノ㈱
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本プラントシーダー㈱
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ディプロ
    愛媛県 四国中央市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    小津(上海)貿易有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エンビロテックジャパン㈱
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権45.0%
  • 国内
    ㈱旭小津
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権66.0%
  • 国内
    ㈱小津商店
    東京都中央区 · その他の関係会社
    議決権28.9%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和6年度不正薬物・爆発物探知装置用消耗品(不正薬物用ワイプ材)の調達
    財務省 · 2024-04-18
    121万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は107億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.9%、利益が+50.0%。

売上高
+4.9%
107億円
営業利益
+50.0%
6億円
純利益
+50.0%
6億円
営業利益率
5.6%
前期比 +1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高108億円107億円
営業利益6億円6億円
純利益4億円6億円
1株あたり配当¥27¥27

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は52億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+6.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2600.01
2023年4Q240
2024年1Q2514.02
2024年2Q27311.11
2024年3Q2514.02
2024年4Q2400.00
2025年2Q5347.53
2025年4Q4900.01
2026年2Q5547.34
2026年4Q5223.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は359億円から107億円へ30%に減った。直近期の営業利益率は5.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月35953
2013年5月35342
Ozu(Thailand)Co.,Ltd.をタイ・バンコク市に設立
2014年5月39253
2015年5月38455
2016年5月38864
エンビロテックジャパン株式会社を東京都中央区に設立
2017年5月40275
2018年5月40486
2019年5月41174
2020年5月40966
2021年5月339107
2022年5月10676
2023年5月10464
旭化成株式会社より株式会社旭小津の一部株式を取得し、同社を連結子会社化(出資比率66%)
2024年5月101575.05
2025年5月102463.94
2026年5月107685.66

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高107億円のうち、営業利益として残るのは6億円5.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.4%71億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.0%30億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.6%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.4pt
5.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.2pt
5.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.9pt
3.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが10億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは14億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は96億円で、売上の10.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月6−1−2535
2013年5月5−5−1034
2014年5月6−6−1033
2015年5月73−21042
2016年5月7−2−1546
2017年5月110−11156
2018年5月3−2−2155
2019年5月4−12−2−846
2020年5月3−231−2026
2021年5月1331−44466
2022年5月9−2−2771
2023年5月8−2−2675
2024年5月5−4−2174
2025年5月83−21184
2026年5月104−21496

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は256億円。このうち返さなくてよい自己資本が192億円で、自己資本比率は74.5%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月1891107958.3
2013年5月1971158258.3
2014年5月2061178956.9
2015年5月2201269457.3
2016年5月2191348561.0
2017年5月2271388960.7
2018年5月2411519062.5
2019年5月2261418562.6
2020年5月25014910159.6
2021年5月2231606371.6
2022年5月2251656073.3
2023年5月2461806673.1
2024年5月2471826573.3
2025年5月2641927272.4
2026年5月2561926474.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
96億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
125億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
12億円
在庫として抱えている分
負債合計
64億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中24位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中256位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
5.6%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.5%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.9%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,793で、1年前と比べて+8.7%過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。

¥1,793-0.3%1ヶ月+1.0%1年+8.7%時価総額151億円
過去52週の値幅
安値¥1,669高値¥2,016

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.7倍
PER (会社予想)34.3倍
PBR0.79倍
配当利回り1.51%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1790円は25日線(1793円)とほぼ同水準。75日線(1810円)を下回る。1ヶ月で横ばい、52週高値2016円から11%下落。出来高は7/1に33600株と急増後、減少。週足はもみ合い。RSI38とやや弱い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは24.6倍で業界平均17.3倍を上回るが、PBRは0.79倍と業界平均1.21倍を下回る。配当利回り1.51%は業界平均2.99%を下回る。ROE2.14%と低水準で収益性は課題だが、25/5期以降増収増益基調。割高要素と割安要素が混在し、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.7倍17.9倍
PER (予想)34.3倍
PBR0.79倍1.24倍
ROE3.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は横ばいで成長性は乏しいが、配当利回り1.51%と安定的な株主還元を行っている。ROE2.14%と低く、資本効率の改善が課題。PBR0.79倍と解散価値に近いが、収益成長の明確なドライバーが見えず、株価は停滞している。安定性を評価する投資家と、低成長・低収益を問題視する投資家の間で評価が分かれる。

プラスに働く材料7
  • PBR0.79倍の割安感

    純資産に対して約2割の割安、下値は限定的

  • 安定配当の継続

    過去3期連続で増配、配当性向も36%と余裕あり

  • 収益安定性

    商社モデルで市況変動の影響を受けにくい

  • 営業利益6億円への回復2026年5月期影響

    営業利益6億円(前期比+50%増)。収益改善でEPS向上

  • 売上高107億円の過去最高更新2026年5月期影響

    売上高107億円(前期比+4.9%)は過去最高。卸売事業の拡大基調

  • PBR0.79倍の割安感継続影響

    時価151億円に対し純資産約191億円。1倍割れは投資妙味

  • 配当性向向上の可能性次回決算影響

    配当利回り1.51%と低位。増収増益で増配余地あり

マイナスに働く材料7
  • 低ROE2.14%

    資本を有効活用できておらず、企業価値向上が乏しい

  • 売上高の伸び悩み

    2023年5月期以降、売上高は100億円前後で停滞

  • 競争激化・マージン低下

    商社業界は競合が多く、値上げが難しい環境

  • ROE2.14%の低収益性継続影響

    ROE2%超と資本効率低い。改善傾向が見られずバリュエーション割高に

  • 予想PER34.2倍の割高感2027年5月期影響

    フォワードPER34.2倍は同業比割高。成長期待の剥落で調整リスク

  • 外国人持ち株比率0.26%の需給リスク継続影響

    外国人投資家の関心薄く、需給改善に時間。上値の重し

  • 前期の営業利益減少の再現リスク不定影響

    2025年5月期は営業利益4億円(前期比-20%)。一過性なら良いが再発警戒

次の決算で確かめる点
営業利益率
低マージン商社の収益性を示す重要指標
配当性向
株主還元の持続可能性を判断
自己資本比率
バランスシートの健全性と割安株の安全域

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり27で、前期から+12.0%いまの株価に対する利回りは1.51%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥27
1株あたり
配当利回り
1.51%
いまの株価に対して
配当性向
62.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月1751.4
2018年5月1911.835.6
2019年5月190.054.1
2020年5月2110.536.0
2021年5月210.0
2022年5月239.531.3
2023年5月258.754.0
2024年5月250.057.5
2025年5月250.062.8
2026年5月2812.062.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥27

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ14,533人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.8%を占め、残る65.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他50.750.557.761.565.464.8
事業法人39.039.436.935.834.134.6
外国法人0.60.60.50.10.20.2
自己株式0.60.60.50.40.30.2
金融機関9.69.24.71.90.10.2
証券会社0.10.30.20.60.10.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社小津商店28.82
02小津取引先持株会3.37
03日本製紙クレシア株式会社1.02
04植田 真理子0.81
05田中 寛子0.79
06川上 勢津子0.78
07中田 範三0.64
08北村 純夫0.63
09江口 三代0.60
10株式会社ロッテ0.60

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-29
    株式会社小津商店
    新規の大量保有報告
    30.54%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+91%、1株純資産は15期で+72%。直近期のROEは3.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月381,3202.928.854.1
2013年5月261,3701.955.064.3
2014年5月411,3992.932.857.0
2015年5月611,5104.036.340.1
2016年5月441,5972.845.552.0
2017年5月571,6463.537.951.4
2018年5月731,7984.130.135.6
2019年5月511,6883.032.954.1
2020年5月681,7833.826.536.0
2021年5月861,9074.522.4
2022年5月661,9713.429.231.3
2023年5月462,1452.136.054.0
2024年5月652,1583.025.157.5
2025年5月492,2752.134.162.8
2026年5月732,2663.223.962.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/5期の役員報酬は総額171百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
柴﨑治代表取締役社長 社長執行役員525,000
村尾茂取締役 常務執行役員 生産本部長586,000
三﨑剛志取締役 常務執行役員 管理本部長606,000
立野智之取締役 上席執行役員 営業本部長553,000
山下俊史取締役82
阿部光伸取締役72
青木常子取締役67
近藤聡常勤監査役649,000
深山徹監査役62
山本千鶴子監査役60
白石信彦644,000
本井克樹64
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
齋藤友孝監査役65

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5107121313126
社外取締役628285
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容479字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社(小津産業株式会社)、連結子会社6社、非連結子会社1社およびその他の関係会社1社より構成されており、不織布製品の加工・販売を主たる事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 (不織布事業) 当社では、エレクトロニクス用、コスメティック用、メディカル用、産業資材用、除染用の不織布製品の販売等を行っております。また、連結子会社5社において、次のような事業を行っております。 オヅテクノ株式会社 不織布製品の加工 日本プラントシーダー株式会社 農業用資材・機材の製造・販売 株式会社ディプロ 不織布製品の製造・販売 小津(上海)貿易有限公司 中国向けの不織布製品の販売等 旭小津株式会社 不織布製品の加工 (その他の事業) 当社において、不動産賃貸事業等を行っております。 連結子会社であるエンビロテックジャパン株式会社では、過酢酸製剤の販売・輸入等を行っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,861字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)運営方針及び中長期的な経営戦略 当社を取り巻く事業環境は、ロシアのウクライナ侵攻の長期化や中東情勢の緊迫化等によるエネルギー・原材料価格の高止まり、中国経済の低迷等、目まぐるしく変化し、その変化の速度は年々加速化しております。また、当社は、新用途・新機能の開発、新規事業の探索強化等による事業拡大の具体化が経営課題であると認識しております。 かかる状況下、経営陣とグループ従業員が同じ目線で目指す姿・目標・課題を共有し、グループ一丸となって業務への取組みを推進し、企業価値の向上を実現するため、『長期ビジョン:OZU Innovation2034』を策定いたしました。 『長期ビジョン:OZU Innovation2034』は、2021年2月に家庭紙・日用雑貨事業を営むアズフィット株式会社の発行済株式の80%をセンコーグループホールディングス株式会社に譲渡し、事業構造の転換を進めるなかで、今後のありたい姿を構想し事業の戦略的転換を推進しようとするものです。 ①『長期ビジョン:OZU Innovation2034』の骨子 目標 ・わたしたちは「より清潔・より快適」を提供する会社を目指します。 ・わたしたちは、社会のニーズに応え、お客さまの利便性、快適性、生産性の向上に寄与する「製品・サービス」を生み出し、提供することによって、健全な社会の発展に貢献します。 目指す姿・事業像 お客さまのニーズに具体的に応え一層の深耕を図るため、かつお客さまへの最適な提案を可能にするため、“自ら製品を企画・開発・生産する機能を備えた商社”への発展を目指します。 数値目標 ・連結売上高:150億円(現状の1.5倍の規模を目指します) 事業拡大戦略の具体化 当初公表の事業拡大戦略(事業拡大戦略1:新規のお客さま開拓、新用途・新機能開発による拡大、事業拡大戦略2:新規事業による拡大)に関して具体化を行い、2026年2月12日に『長期ビジョン OZU Innovation2034~事業拡大戦略の具体化と投資の考え方~』を公表いたしました。具体化の概略は次のとおりです。 <コア・コンピタンス戦略(既存事業の強化・拡大)> 当社の「強み・優位性」を活かし、今後も成長が期待できるクリーンルーム関連領域において、業容の拡大・収益力の向上を実現し、他社の追随を許さない圧倒的なポジションの確立を目指すものです。 <SEEDs戦略(新規事業の創造)> 当社が有する素材(繊維・不織布)に関する技術・経験・ノウハウを基盤に、外部の技術を融合させ、市場ニーズに合致する新たな製品・サービスの創造を目指すものです。 <両戦略の推進と相互作用> <コア・コンピタンス戦略>、<SEEDs戦略>は各々独立した戦略ではなく、相互が有益に作用するように推進してまいります。すなわち、<コア・コンピタンス戦略>による投資が、新規事業(製品・サービス)の探索・創造に繋がるように、また<SEEDs戦略>による投資が、既存事業の強化・拡大に繋がるように推進してまいります。 ②『第一次 中期経営計画2027』の骨子 基本方針 ・『長期ビジョン:OZU Innovation2034』で掲げた目標達成、発展のための土台づくりと位置付けます。 ⇒着手準備、体制構築、経営基盤の再構築、調査重点設定、展開推進判断等を行います。 ・発展を支える地道な活動を実施します。 ⇒お客さまニーズ等の情報収集活動の展開や、外部環境変化に的確・迅速に対応してまいります。 数値目標 連結売上高 105億円→108億円 営業利益  3億円→5.5億円 この期間は長期ビジョンで掲げた目標達成に向け、人材確保、市場調査、研究開発費等に戦略的に予算を充当してまいります。また、結実までのタイムラグもあることから、当該計画期間中の業績寄与は限定的であると見込んでおります。なお、数値目標については当期実績を踏まえ、2026年7月10日に上方修正を行っております。 (2)『第一次 中期経営計画2027』の取組み状況 当該中期経営計画の2年目である2026年5月期においては、次の取組みを行いました。 ①事業拡大戦略の具体化 当社の事業特性を多角的に分析し、自社の「強み・優位性」を再定義いたしました。今後の成長が期待できる重点事業領域を選定するとともに、新規事業創出に向けて獲得すべき外部技術や機能の絞り込みを検討いたしました。 <コア・コンピタンス戦略>に基づく投資を新規事業の探索・創造へつなげ、同時に<SEEDs戦略>に基づく投資による既存事業の基盤の強化を図っております。この2つの戦略を両輪として相互作用(シナジー)の発揮をはかり、持続的な事業拡大を目指しております。 ②新体制の本格稼働と施策の実行推進 当社の各営業部で「目指す姿」を設定したことにより、現状の課題認識とその共有が深化いたしました。 課題克服に向けた具体的な取組みを推進するとともに、次期中期経営計画を見据えた「選択と集中」への意識改革と基盤構築が進展いたしました。 ③海外生産体制の最適化と国内基盤の再整備 再配置を完了した海外加工場の安定運用を徹底し、生産効率の一層の向上を推進しております。 また、グループ共同購買機能の導入にあたっての課題抽出と仕組みづくりの検討を進めております。 ④業務の効率化 人的資源の適切な配置や育成を通じて成果の最大化を図っております。 ⑤人事制度の変更 『長期ビジョン:OZU Innovation2034』で掲げた目標・目指す姿・事業像を実現するための重要な基盤と位置付ける新人事制度を2025年6月1日より導入しております。新人事制度の目的である変化を起こす人材を育成し、適正に評価し、「働きやすい職場」と「やりがいのある業務」の両立を実現すべく、適宜、見直し・修正を実施しております。新人事制度の骨子に関しましては、「第2 事業の状況 2.サステナビリティに関する考え方及び取組 (3)人的資本・多様性」をご参照ください。 (3)経営環境及び対処すべき課題 各事業分野における2027年5月期の見通しおよび取組み事項は次のとおりです。 (不織布事業) クリーン分野(電子・食品・製薬等)におきましては、AI・データセンター関連領域向けを中心に需要が好調に推移すると予想されます。当該領域を中心に従来以上にお客さまとのコミュニケーションを強化し、提案力を高め、拡販を進めます。また、<コア・コンピタンス戦略>に基づき、取扱い商材の拡充を目指し、新製品・サービスの探索に注力してまいります。海外においても、海外日系企業へのアプローチ強化を図り、国内外一体となった営業活動を実施してまいります。 ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメティック等)におきましては、国内コスメティック製品の販売減少が見込まれるものの、株式会社ディプロの製造機能を活用し、在宅医療や防災備蓄に関連した製品開発および新規顧客の開拓を進めてまいります。また、従来のメディカルやコスメティックのカテゴリーにとらわれず、人々のウェルネスケア(心身両面の健康)に寄与する製品の販売に努めてまいります。 エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設等)におきましては、不採算、低成長分野の見直しによる体質改善を図るとともに、環境対応製品であるオイルテイカー(油吸着材)の拡販を軸とし、環境に配慮した製品販売とともに食・エコに関わる新製品開発も推進してまいります。 コンシューマー分野(一般消費者向け)におきましては、株式会社ディプロ製造のウェット製品、マスク製品の販売を軸に一般消費者向け製品の開発、拡販を行ってまいります。また、ECサイトの立ち上げによる新規販路の拡大にも努めてまいります。 小津(上海)貿易有限公司におきましては、好調に推移すると見込まれるAI・データセンター関連領域や光学関連企業を中心に営業活動を進めてまいります。 日本プラントシーダー株式会社におきましては、近年多く見られる天候不順、自然災害等の影響が懸念されるものの、新製品開発のスピードを飛躍的に高め、シーダー農法対象作物を迅速に展開していくことを成長の牽引軸といたします。さらに、きめ細かいお客さま対応による主力製品の拡販を並行して推進し、売上高の増強と収益拡大に努めてまいります。 株式会社ディプロにおきましては、当社との連携を一層強め、既存顧客における製品ラインナップの拡充や新規顧客の獲得を目指します。製造機能の活用・拡充を図り高機能商品の開発を進めるとともに、生産性向上策等にも積極的に取り組み、品質の向上と原価低減の実現を図ってまいります。 (その他事業) 除菌関連事業を営むエンビロテックジャパン株式会社におきましては、食品殺菌用途および畜産分野の防疫対策用途として過酢酸製剤の販促活動を積極的に行うとともに、小津グループ各社との連携を一層強化し、販路の拡大に注力してまいります。 当社を取り巻く環境は厳しいものの、長期ビジョンで掲げる目指す姿・事業像実現のための土台づくりを着実に進めるとともに、営業力強化等、戦略性を優先した事業運営を実施してまいります。
事業等のリスク1,598字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態等に影響を与える可能性のあるリスク、および投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を次のとおり記載いたします。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)株式会社小津商店との関係 株式会社小津商店は、1653年創業の「紙商小津屋」を嚆矢としており、同社の紙事業分野が分離し発展してきたのが当社グループです。株式会社小津商店の当社持株比率は、低下してまいりましたが、現在、当社の議決権の28.9%を保有する主要株主となっております。 当社グループは独立性、自主性に基づき企業運営を行っておりますが、株式会社小津商店の当社に対する基本方針等に変更が生じた場合には、当社グループの事業および業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは不織布、除菌製剤等を扱う事業会社、株式会社小津商店は不動産事業と和紙文化事業・和紙販売事業に特化した会社との棲み分けになっております。この棲み分けは、今後も継続する方針であります。 (2)販売先が属する業界の需要動向、市況による影響および業績の季節変動 当社グループの不織布事業における主力製品は、エレクトロニクス・半導体業界、医療業界およびコスメティック業界向けであり、これらの業界の需要動向、市況などは業績に大きな影響を与えます。また、日本プラントシーダー株式会社において第2四半期である6月~8月の夏場に販売がピークになることから、不織布事業の営業利益は第2四半期に集中して計上される傾向があります。 (3)素材調達 当社グループは、国内外の多くの取引先から不織布原料・製品を調達し、加工および製品化しております。 取引先からの調達が、何らかの理由で滞った場合、製品やサービスを得意先に提供できないという事態が発生し、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)製品品質 当社グループは、関係会社3社および国内外の協力工場で不織布製品を生産しております。 各加工場では充分な品質管理を行っておりますが、製品やサービスに関する不良欠陥により、大規模な製品クレームが発生した場合、製品回収や製造物責任賠償などに関する費用が発生し、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)災害による影響 当社グループが保有する物流センターのほか、素材の仕入先、または当社グループの加工関係会社3社もしくは海外の協力工場が、大規模な地震などの災害により損害を被った場合、物流センターの稼働率が一時的に低下したり、加工場における製品の生産能力が減退することにより、売上高、利益が減少いたします。 また、設備の修復のための費用の増加により、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 アグリ分野を担当する日本プラントシーダー株式会社においては、天候不順・自然災害が発生した場合には、売上高・利益が減少いたします。 (6)カントリーリスク 不織布事業におけるエレクトロニクス用ワイパーは、国内の加工関係会社3社以外に海外の協力工場においても生産を行い、中国、台湾、その他の東南アジア地区などを中心に販売を行っております。 当社が販売を行っている各国において政治、経済、社会情勢の変化などの予期せぬ事象が発生し、販売活動に支障が生じた場合、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)為替相場の変動による影響 当社グループは、大きな市場であるアジア地区における仕入および販売体制の確立と強化を図っており、今後も海外取引の比重は高まる傾向にあります。輸出または輸入取引の一部は外貨建で行っているため、為替相場の変動による影響を受けます。
経営成績の分析 (MD&A)4,899字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度(2025年6月1日~2026年5月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直し、インバウンド需要の拡大等により、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしその一方で、米国の関税政策、ウクライナ情勢の長期化、中東情勢の緊迫化等の不安定な国際情勢の影響のもと、エネルギーおよび原材料価格の高騰や継続的な物価上昇等、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループは、2024年6月から2027年5月までの『第一次 中期経営計画2027』を、2024年7月11日に公表いたしました『長期ビジョン:OZU Innovation2034』で掲げた目標達成、発展のための土台づくりの期間と位置づけ、体制構築や経営基盤の再構築を進めてまいりました。 また、2026年2月12日に公表いたしました『長期ビジョン:OZU Innovation2034~事業拡大戦略の具体化と投資の考え方~』でお示しした戦略に基づき、お客さまの開拓と新規事業の創造にグループ一丸となって取り組んでまいりました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は107億39百万円(前期比5.1%増)、経常利益8億8百万円(前期比44.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6億10百万円(前期比49.4%増)となりました。 当連結会計年度におけるセグメント別の状況は次のとおりであります。 (不織布事業) 売上高は104億81百万円(前期比5.2%増)、セグメント利益は5億10百万円(前期比41.1%増)となりました。 クリーン分野(電子・食品・製薬等)では、国内AI関連需要の取り込みが奏功したこと、期末にかけて製薬関連需要が拡大したことに加え、中東情勢の影響により、資材確保を優先する動きもあり、需要が増加いたしました。また、海外における光学関連需要も好調に推移した結果、売上高、利益面ともに前期を上回りました。 ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメティック等)では、国内コスメティック製品の需要が好調に推移したこと、およびウェット製品の需要等が期末にかけて拡大した結果、売上高、利益面ともに前期を上回りました。 エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設等)では、除染布(五大力)の受注が当初計画を下回ったものの、環境対応製品が堅調に推移したこと等により、売上高は前期を下回るものの、利益面は上回りました。 コンシューマー分野(一般消費者向け)では、ドラッグストア等向けの除菌ウェット製品やメガネクリーナーの販売が堅調に推移したことから、売上高は前期を上回り、利益面も改善いたしました。 小津(上海)貿易有限公司では、光学関連需要が好調に推移し、売上高、利益面ともに前期を上回りました。 アグリ分野を担う日本プラントシーダー株式会社では、海外への資材販売が苦戦したものの、国内の資材販売および機械販売が好調に推移したことにより、前期に比べ売上高は横ばい、利益面は上回りました。 ウェットティシュ等の製造販売を営む株式会社ディプロでは、OEM品の販売が伸び悩んだことに加え、業務基盤の整備、安定供給体制の確保といった将来に向けた体制構築への投資を行ったことから、売上高、利益面ともに前期を下回りました。 (その他の事業) 除菌関連事業を営むエンビロテックジャパン株式会社では、過酢酸製剤の知名度を上げるwebセミナーや新規顧客獲得のための商品説明会などの活動と、販売代理店への販促活動ならびに食品殺菌用途および防疫対策用途に向けた拡販に注力したことにより、売上高は前期を上回るものの、人件費等の販管費が増加したことにより、利益面は横ばいとなりました。不動産賃貸事業につきましては、テナントの退去があり、売上高は前期を下回るものの、利益面は上回りました。 これらの結果、売上高は2億58百万円(前期比0.4%減)、セグメント利益は74百万円(前期比12.5%増)となりました。 (注)日本プラントシーダー株式会社の決算期は2月末日のため、当連結会計年度には2025年3月から2026年2月の実績を、株式会社ディプロ、エンビロテックジャパン株式会社および株式会社旭小津の決算期は3月末日のため、当連結会計年度には各社の2025年4月から2026年3月の実績を反映しております。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、「現金及び預金」12億55百万円の増加、「電子記録債権」3億56百万円の減少等により、前期比5億81百万円増加の145億68百万円となりました。固定資産は、「投資有価証券」14億44百万円の減少等により、前期比14億3百万円減少の110億24百万円となりました。 この結果、資産合計は前期比8億21百万円減少の255億93百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、「1年内返済予定の長期借入金」8億円の増加、「1年内償還予定の社債」5億円の増加、「支払手形及び買掛金」4億13百万円の減少等により、前期比6億86百万円増加の45億64百万円となりました。固定負債は、「長期借入金」8億円の減少、「社債」5億円の減少等により、前期比14億74百万円減少の18億42百万円となりました。 この結果、負債合計は前期比7億87百万円減少の64億7百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前期比33百万円減少の191億85百万円となりました。これは「利益剰余金」4億の増加、「その他有価証券評価差額金」4億93百万円の減少等によるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ12億55百万円増加し、96億17百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と、それらの増減の要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は10億47百万円(前期比1億98百万円増)となりました。収入の主な内訳は、「税金等調整前当期純利益」8億17百万円、「売上債権の増減額」6億15百万円、支出の主なものは、「仕入債務の増減額」4億13百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は3億64百万円(前期比48百万円増)となりました。収入の主なものは、「投資有価証券の売却による収入」6億38百万円、支出の主なものは、「長期前払費用による支出」1億22百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は2億9百万円(前期比0百万円減)となりました。支出の内訳は、「配当金の支払額」2億9百万円であります。 ④生産、受注及び販売の実績 1.生産の実績 該当事項はありません。 2.受注の実績 該当事項はありません。 3.販売の実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日)   前年同期比(%) 不織布(千円)   10,481,586   105.2 報告セグメント計(千円)   10,481,586   105.2 その他(千円)   258,317   99.6 合計(千円)   10,739,904   105.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当連結会計年度における経営成績の分析は、次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前期比5.1%増の107億39百万円となりました。 不織布事業につきましては、エコプロダクツ部門(鉄鋼・電力・建設等)の販売が前期比減少したものの、クリーン分野(電子・食品・製薬等)、ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメ等)コンシューマー分野(一般消費者向け)の販売が前期比増加したことにより、売上高は前期比増加となりました。 小津(上海)貿易有限公司では、販売が前期比増加いたしました。 株式会社ディプロでは、販売が前期比減少いたしました。 日本プラントシーダー株式会社では、販売が前期比横ばいとなりました。 これらの結果、不織布事業の売上高は、前期比5.2%増の104億81百万円となりました。 その他の事業において除菌関連事業を営むエンビロテックジャパン株式会社では、地道な営業活動等を展開した結果、売上高は前期比増加いたしました。 不動産賃貸事業につきましては、テナントの退去があり、売上高は前期比減少いたしました。 これらの結果、その他の事業の売上高は、前期比0.4%減の2億58百万円となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、前期比36.5%増の5億87百万円となりました。売上高営業利益率は5.5%となりました。 不織布事業につきましては、エコプロダクツ分野の販売が減少したものの、クリーン分野、ウェルネスケア分野およびコンシューマー分野の販売が前期比増加した結果、営業利益は前期比増加いたしました。 小津(上海)貿易有限公司では、販売が増加したため、営業利益は前期比増加いたしました。 株式会社ディプロでは、販売が減少したため、営業利益が前期比減少いたしました。 日本プラントシーダー株式会社では、販売が前期比横ばいとなるも、営業利益は前期比増加いたしました。 これらの結果、不織布事業のセグメント利益は、前期比41.1%増の5億10百万円となりました。 その他の事業において除菌関連事業を営むエンビロテックジャパン株式会社では、売上高が増加、営業利益は前期比横ばいとなりました。 不動産賃貸事業につきましては、売上高が減少するも、営業利益は前期比増加いたしました。 これらの結果、その他の事業のセグメント利益は、前期比12.5%増の74百万円となりました。 (注)報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であり、報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、前期比44.5%増の8億8百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比49.4%増の6億10百万円となりました。 ②資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品及び製品、原材料の購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資を目的とした資金需要は、主に設備投資等によるものであります。運転資金及び設備投資資金は、自己資金及び金融機関からの借入等により調達しております。 なお、当連結会計年度末における借入金及び社債を含む有利子負債の残高は25億70百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は96億17百万円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

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開示資料

出典

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  • 中期経営計画中期経営計画の修正に関するお知らせ2026-07-10
  • 決算説明資料2026年5月期 決算説明資料2026-07-10

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