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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

扶桑電通

FUSO DENTSU CO., LTD.7505 · Standard · 卸売業

情報通信機器の施工から保守まで一貫提供するサービス企業。

概要

扶桑電通は、1948年に富士通信機製造(現富士通)の特約店として創業した情報通信機器の販売・施工・保守企業である。2025年9月期の売上高は547億円、従業員数は1,005人。東京都中央区に本社を置き、全国に支店網を持つ。ネットワーク、ソリューション、オフィス、サービスの4部門で構成され、自治体や電力、医療などの業種向けにシステムインテグレーションとサポートを一貫提供する。

4部門で構成する情報通信システムの総合サービス

扶桑電通の事業は、ネットワーク部門、ソリューション部門、オフィス部門、サービス部門の4つに分かれる。ネットワーク部門は防災・減災向け自治体ネットワークやWi-Fiアクセスポイント工事、ソリューション部門は電子カルテや医事会計などの医療情報システム、電力向けセキュリティPC販売、システム標準化を手掛ける。オフィス部門は民需向けパソコン・ソフトウエア販売、サービス部門はクラウドサービスや運行記録管理のデジタル化など、運用・保守を担う。これらを単一セグメントとして統合管理し、顧客のDX推進を支援する。

富士通グループとの連携と全国拠点網

同社は富士通の特約店として創業した経緯から、現在も富士通および富士通グループとの連携が収益の基盤にある。2025年9月期の売上高547億円のうち、ソリューション部門が167億円(前年比39.9%増)と最も伸びた。全国には北海道から九州までの8支店と複数の出張所を配置し、地域密着型の営業・保守体制を敷く。2025年1月には北海道システムエンジニアリングを完全子会社化し、自治体向けシステムの開発・運用能力を強化した。

収益構造と中計目標

2025年9月期の売上高は547億円、営業利益34億円(営業利益率6.3%)、当期純利益25億円。2027年9月期を最終年度とする第3期中期経営計画では、売上高550億円、営業利益22億円、ROE10%を目標に掲げる。M&AやDXソリューションの拡充により、業種区分を基軸とした価値提供を推進する。財務面では、2025年9月期末の自己資本153億円、自己資本比率38.7%。

グループ企業と関連会社

扶桑電通の子会社・関連会社には、電気通信工事の芙蓉電話工事、計装工事の扶桑電気工業、不動産管理の扶桑株式会社などがある。かつて富士通と共同出資していた扶桑ファコムセンター(現富士通Japan)は2007年に全株式を売却した。2025年に子会社化した北海道システムエンジニアリングは、自治体向け人事関連システムの開発・導入を専門とし、公共分野の拡大を担う。

業界の中での役割は情報通信機器の施工・販売・保守を担うサービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
547億円
営業利益
34億円
営業利益率
6.2%
純利益
25億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01情報通信主力

メーカーおよび商社の情報通信機器の施工、オフィス機器の販売、システムコンサルティング・ソフト開発およびこれらに関連する運用・保守サービスを一貫して提供しています。

主な製品・サービス4
情報通信機器施工
情報通信機器の設置工事を請け負います。
オフィス機器販売
オフィス機器の販売を行います。
システムコンサルティング・ソフト開発
システムの企画・設計・開発を行います。
運用・保守サービス
情報通信機器やシステムの運用・保守をサポートします。

製品と技術

自治体向け防災・減災ネットワーク

ネットワーク部門の中核製品は、地方自治体向けの防災行政無線や災害対策ネットワークである。同社は富士通製品を中心に、Wi-Fiアクセスポイントの設置や光ファイバー網の構築、保守運用を一括で請け負う。2025年9月期のネットワーク部門売上高は138億円だが、前年比4.6%減と横ばい。ただし、防災・減災関連の需要は依然として堅調で、全国の自治体からの更新案件が収益を下支えする。

医療情報システムと電力向けセキュリティPC

ソリューション部門は、医療機関向けの電子カルテや医事会計システムの導入が主力である。2025年9月期は同部門が167億円と前年比39.9%増と大幅に伸びた。また、電力業界向けにセキュリティを強化したパソコンとソフトウエアのバンドル販売も好調。システム標準化の流れを受けた自治体業務システムの更新も寄与した。同社はこれらのソリューションを個別案件ごとにカスタマイズして提供する。

ArmZシリーズによる独自DXソリューション

2024年10月、扶桑電通は自社開発のDXソリューション「ArmZ X」シリーズの第一弾として「ArmZ Cloud」をリリースした。これは電話機能(テレフォニー)とセキュリティを統合したクラウドサービスで、リモートワーク環境の安全確保を目的とする。2025年4月には「ArmZ Link」と「ArmZ Key」を追加し、シリーズを拡充。サービス部門のクラウドサービス収入を押し上げており、運輸業向け運行記録管理のデジタル化サービスとともに成長分野と位置づけられる。

オフィス向けパソコン・ソフトウエア販売

オフィス部門は主に民需向けのパソコン、ソフトウエアライセンス、周辺機器の販売を扱う。2025年9月期の売上高は121億円で前年比28.1%増。リモートワーク需要やWindows移行に伴う更新需要を取り込んだ。同社は富士通製PCに加え、他社製品も扱い、顧客の予算や用途に応じた提案を行う。プリンターやサーバー、ネットワーク機器も含めたトータルなオフィス環境の構築支援が強みである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子機器商社、高い成長と収益改善継続

同社は電子機器・半導体などを取り扱う専門商社。リョーサン菱洋ホールディングスが同業大手で、同社はやや小規模だが、高千穂交易などと競合。売上高は2023年411億円から2025年547億円へ急拡大、営業利益率も4.1%→6.2%と改善。半導体市場の成長や電子部品需要の増加を背景に、積極的に事業拡大。在庫リスク管理や仕入先との関係強化が成長を支える。

強み

  • 売上高が2年で33%増加。半導体・電子部品需要を取り込み成長。
  • 営業利益率が4.1%→6.2%と改善。高付加価値商材の拡大が寄与。
  • 大手メーカーと長期取引を構築。安定した仕入・販売網を有する。
  • 電子機器専門の知識と在庫管理能力。顧客ニーズに迅速対応。

課題

  • 半導体市況の変動が業績に直結。需要急減時の在庫リスクを抱える。
  • リョーサン菱洋など大手商社との競合。シェア拡大には差別化が必要。
  • 専門知識を持つ人材の確保・育成が急務。技術進歩に追随する必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が扶桑電通

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18030中央魚類168億円5.3倍
27490日新商事166億円4.0倍
38142トーホー157億円10.0倍
49986蔵王産業155億円18.8倍
57460ヤギ155億円11.5倍
67505扶桑電通153億円7.5倍
72700木徳神糧152億円5.7倍
87466SPK151億円10.8倍
97487小津産業151億円24.7倍
109888UEX150億円20.7倍
113140BRUNO150億円17.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

富士通特約店として創業した1948年

扶桑電通の起源は、1948年3月に資本金198千円で設立された扶桑通信工業株式会社である。本社は東京・八重洲に置き、富士通信機製造(現富士通)の特約店として通信機器の販売・施工を開始した。同年12月には蒲田工場を開設し、通信設備の製造にも乗り出した。創業時の役割は、富士通製品の販売網の一翼を担うことであり、この関係はその後も会社の軸足として続く。

全国に営業拠点を拡大した1950年代

1953年から1965年にかけて、扶桑通信工業は仙台、大阪、広島、名古屋、福岡、札幌、高松、横浜と次々に出張所を設置した。これは富士通の全国販売網の拡大に対応したもので、地域ごとに通信設備の需要を取り込む狙いがあった。1965年には横浜出張所を開設すると同時に、電子計算機(FACOMシリーズ)の販売部門を新設。これが後のソリューション事業の芽となる。

コンピュータ販売と子会社設立の1960〜70年代

1965年にFACOMシリーズの販売を開始した後、扶桑は情報処理分野へ本格的に進出する。1966年には富士通との共同出資で受託計算業務の扶桑ファコムセンターを設立。1970年には電子計算機販売部門を分離し子会社の扶桑電子を設立した。また、1968年には通信工事専門の芙蓉電話工事、1969年には扶桑通信工事を設立し、施工・保守の体制を整えた。1973年には蒲田工場を閉鎖し、製造から販売・サービスへ軸足を移した。

合併再編で扶桑電通に商号変更した1989年

1989年10月、扶桑電子と扶桑株式会社の2社を吸収合併し、商号を扶桑電通株式会社に変更した。これにより、ハードウェア販売、ソフトウェア開発、不動産管理を一つの会社に統合し、総合的な通信情報システム専門ディーラーとしての体制を確立した。翌1990年には扶桑通信工事も合併し、施工・保守の内部化を完了。同時に、自社開発ソリューションの強化にも乗り出し、顧客ニーズに応えるワンストップサービスを目指した。

株式公開と上場による成長資金の確保

1996年8月に日本証券業協会に株式を登録し、店頭公開を果たした。1999年8月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。2001年には有限会社榮豊興産を合併し、不動産事業も取り込んだ。2007年には富士通Japanの全株式を売却し、独立系の色彩を強めた。2008年には本社を築地に移転し、現在の経営基盤を固めた。

市場区分変更とM&Aによる新たな成長戦略

2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行した。2023年には創立75周年を迎え、「パーパス」と「スタイル」を制定。2025年には自治体ビジネス拡大を目的に、北海道システムエンジニアリングを完全子会社化した。同社は人事関連システムに強みを持ち、公共分野のシステム標準化需要を取り込む姿勢を鮮明にした。2025年9月期の売上高は547億円と過去最高を記録した。

年表29件を開く

1940年代

  • 1948年3月創業富士通信機製造株式会社(現富士通株式会社)の特約店として資本金198千円で扶桑通信工業株式会社を設立。本社を東京都中央区槇町三丁目5番地(現東京都中央区八重洲二丁目10番14号)に置く。

1950年代

  • 1953年1月東北地方の営業拠点として、仙台出張所を設置。(現東北支店)
  • 1954年6月通信設備である機器機材の製造を目的に蒲田工場を東京都大田区今泉町162番地(現東京都大田区矢口二丁目27番14号)に開設。
  • 1954年9月関西地方の営業拠点として、大阪営業所を設置。(現関西支店)
  • 1956年2月中国地方の営業拠点として、広島出張所を設置。(現中国支店)
  • 1956年10月中部地方の営業拠点として、名古屋出張所を設置。(現中部支店)
  • 1958年2月九州地方の営業拠点として、福岡出張所を設置。(現九州支店)
  • 1959年12月北海道地方の営業拠点として、札幌出張所を設置。(現北海道支店)

1960年代

  • 1962年11月四国地方の営業拠点として、高松出張所を設置。(現四国支店)
  • 1965年4月神奈川地区の営業拠点として、横浜出張所を設置。(現関東支店)電子計算機(富士通株式会社のFACOMシリーズ)の販売部門を設置し、販売活動開始。
  • 1966年3月創業富士通株式会社と共同出資により受託計算業務を主目的に、株式会社扶桑ファコムセンター(現富士通Japan株式会社)を設立。
  • 1968年10月創業広島地区の業務拡大に伴い、電気通信工事ならびに電気工事施工を目的に、関連会社として芙蓉電話工事株式会社を設立。
  • 1969年12月通信設備工事ならびに電気設備工事の設計施工による高度な技術サービス提供を目的に、子会社として扶桑通信工事株式会社を設立。

1970年代

  • 1970年2月電子計算機の積極的な導入が高まり顧客サービスの向上を図るため、電子計算機販売部門を分離し、子会社として扶桑電子株式会社を設立。
  • 1972年12月創業広島支店(現中国支店)計装部門の顧客サービス向上のため、関連会社として扶桑電気工業株式会社を設立。
  • 1973年1月不動産管理を主目的に、子会社として扶桑株式会社を設立。
  • 1973年3月富士通株式会社の協力工場として運営していた蒲田工場は、技術革新に伴う電子化への移行措置が必要なため閉鎖。

1980年代

  • 1989年10月M&A総合的な通信情報システムの専門ディーラーとして、顧客のニーズに適合したサービス提供を目的に、扶桑電子株式会社、扶桑株式会社を合併し、商号を扶桑電通株式会社に変更。

1990年代

  • 1990年9月M&A通信情報の総合サービス体制を確立するため、扶桑通信工事株式会社を合併。
  • 1996年8月日本証券業協会に株式を登録。
  • 1997年9月社員の資質向上のため、研修センターを東京都大田区矢口二丁目27番15号に開設。
  • 1999年8月上場東京証券取引所市場第二部に上場。

2000年代

  • 2001年2月M&A有限会社榮豊興産との合併。
  • 2007年2月出資会社である株式会社富士通ワイエフシー(現富士通Japan株式会社)の全株式を売却。
  • 2008年1月本社事務所を東京都中央区築地五丁目4番18号に移転。
  • 2008年8月本店土地・建物売却、本店所在地を東京都中央区築地五丁目4番18号へ変更。

2010年代

  • 2018年3月創業創立70周年を迎える。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部から スタンダード 市場に移行。
  • 2025年1月M&A自治体ビジネスの拡大を目的に、株式会社北海道システムエンジニアリングを完全子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は2つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年9月期まで55,000百万円
  • 営業利益2027年9月期まで2,200百万円
  • 営業利益率2027年9月期まで4.0%
  • ROE2027年9月期まで10.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    業種基軸の価値提供とDX推進

    6つの業種区分を基軸に顧客ニーズを深く理解し、伴走型の企画・コンサルティングを強化する。ビジネスアライアンスやM&Aにより注力領域の技術を拡充し、協業を推進する。

  2. 02

    経営基盤の強化による成長基盤構築

    人財活用、チャレンジ意欲向上の組織文化変革、先端技術研究、業務システム高度化、デジタルマーケティング・顧客満足度向上の5つの基盤強化を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,005人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は745万円で、9期前と比べて+11.6%平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は20.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月984
2017年9月960
2018年9月950
2019年9月66843.921.7959
2020年9月67444.221.2953
2021年9月68044.621.5946
2022年9月68945.121.6966
2023年9月69645.221.5954
2024年9月72245.321.3969196
2025年9月74545.220.71,005338

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都中央区552百万円
研修センター — 東京都大田区253百万円
社宅・寮 — 東京都大田区171百万円
関西支店 — 大阪市中央区29百万円
管内営業所 — 青森・盛岡・秋田・山形・福島・八戸18百万円
九州支店 — 福岡市博多区15百万円
東北支店 — 仙台市青葉区14百万円
管内営業所 — 松山・徳島・高知8百万円
管内営業所 — 岡山・松江・福山・山口・鳥取・周南7百万円
中部支店 — 名古屋市中区7百万円
ほか10件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    【関東地方整備局、本局】R5関東管内自動電話交換装置1式製造
    国土交通省 · 2023-12-11
    3.1億円
  • 調達
    令和2年度 松山局外統一河川情報システム製造
    国土交通省 · 2020-08-04
    2.4億円
  • 調達
    中国地方整備局管内河川簡易カメラ購入
    国土交通省 · 2019-07-01
    1.7億円
  • 調達
    広島刑務所支所等総合警備システム等更新整備
    法務省 · 2022-08-05
    1.6億円
  • 調達
    令和2年度 徳島局外統一河川情報システム製造
    国土交通省 · 2020-08-04
    1.5億円
  • 調達
    【関東地方整備局、本局】R3洪水予警報発表等支援ツール1式製造
    国土交通省 · 2022-08-05
    1.5億円
  • 調達
    【関東地方整備局、本局】R3自動電話交換装置1式製造(関東地整)
    国土交通省 · 2021-05-31
    1.4億円
  • 調達
    令和4年度山口自動電話交換装置製造
    国土交通省 · 2022-08-05
    1.1億円
  • 調達
    【国土技術政策総合研究所】R7国総研(旭)自動電話交換装置1式製造
    国土交通省 · 2025-11-20
    8,200万円
  • 調達
    令和2年度広島局外電話交換設備製造
    国土交通省 · 2020-07-27
    7,900万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は547億円営業利益34億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.9%、利益が+78.9%。

売上高
+16.9%
547億円
営業利益
+78.9%
34億円
純利益
+78.6%
25億円
営業利益率
6.2%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高593億円547億円
営業利益36億円34億円
純利益26億円25億円
1株あたり配当¥89¥89

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は122億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+64.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q150149.310
2023年3Q74−2−2.7−2
2023年4Q1032
2024年1Q10521.92
2024年2Q161169.911
2024年4Q20210.51
2025年2Q280217.515
2025年4Q267134.910
2026年2Q353349.624
2026年3Q12210.81

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は381億円から547億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.2%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月3813−3
2013年9月399107
2014年9月439149
2015年9月442125
2016年9月36563
2017年9月35953
創立70周年を迎える。
2018年9月350−11
2019年9月38996
2020年9月404117
2021年9月4341711
2022年9月36553
2023年9月4111410
2024年9月46819214.114
自治体ビジネスの拡大を目的に、株式会社北海道システムエンジニアリングを完全子会社化。
2025年9月54734376.225

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高547億円のうち、営業利益として残るのは34億円6.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.8%442億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.0%71億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.2%34億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
19.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.0pt
6.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.1pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+9.9pt
18.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが49億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは40億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は94億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月−62−1−419
2013年9月1214−32641
2014年9月93−11251
2015年9月119−12070
2016年9月3−11−1−860
2017年9月90−1968
2018年9月−52−1−364
2019年9月−29−2769
2020年9月150−31582
2021年9月25−22−3381
2022年9月−18−10−2−2851
2023年9月17−1−41663
2024年9月13−8−5563
2025年9月49−9−94094

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は397億円。このうち返さなくてよい自己資本が154億円で、自己資本比率は38.8%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月2174916822.4
2013年9月2115715426.9
2014年9月2316716429.0
2015年9月2316916229.7
2016年9月2206915131.3
2017年9月2277615133.6
2018年9月2217614534.3
2019年9月2507917131.6
2020年9月2458815735.8
2021年9月25910015938.7
2022年9月2459614939.1
2023年9月27211116140.7
2024年9月29712517142.2
2025年9月39715424338.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳単体ベース
現金及び預金
89億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
107億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
243億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中4位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中218位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.0%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.2%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
38.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
16.9%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,196で、1年前と比べて+38.5%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥2,196-2.2%1ヶ月-0.9%1年+38.5%時価総額153億円
過去52週の値幅
安値¥1,444高値¥2,450

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.5倍
PER (会社予想)9.9倍
PBR1.40倍
配当利回り4.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月12日に10.58%下落し2036円。1ヶ月で11.21%下落、1年では43.74%上昇。25日線2243.72円を約9%下回り、75日線2100.07円も下回る。52週高値2450円からは17%下落、安値1444円からは41%上昇。出来高は12日に12.41万株と急増しており、売りが加速。RSIは32.17と売られすぎ圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 7.98倍は業界平均16.31倍を下回り割安。PBR 1.65倍は同平均1.22倍を上回るが、収益力向上により高めのPBRも正当化可能。配当利回り0.33%は平均2.53%を大幅に下回り低水準。営業利益・ネット利益共に増加傾向で成長期待がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.5倍17.9倍
PER (予想)9.9倍
PBR1.40倍1.24倍
ROE18.0%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長軌道に乗り、売上高・利益が急拡大している。2024年9月期の営業利益率は4%から6%へ改善、2025年9月期も増収増益見通し。PERは8倍と割安感がある。一方、電子部品市況の変動や在庫リスク、競合との価格競争が懸念される。強気派は業績拡大と割安評価を、弱気派は市況依存と持続性の不透明さを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 業績急拡大と収益性改善

    直近3期で売上高365→468→547億円、営業利益率4%→6%へ向上。

  • PBR1.7倍、PER8倍の割安感

    成長を考慮すればバリュエーションは割安。同業比でも低水準。

  • 成長分野へのシフト

    IoT・EV関連の需要取り込みで更なる拡大余地。

  • 3期連続増収で成長加速通年影響

    FY2025/9売上高547億円、前期比17%増。営業利益34億円で過去最高。

  • 営業利益率改善基調継続影響

    営業利益率6.22%(前期4.06%)に上昇。利益体質強化が進む。

  • PER8倍割れの割安感継続影響

    PER7.98倍と東証平均比大幅割安。PBR1.65倍も改善余地。

  • 外国人持ち株比率0.08%の上昇余地不定影響

    外国人持ち株比率0.08%と極低く、買い増しによる需給改善期待。

マイナスに働く材料7
  • 電子部品市況の不確実性

    半導体サイクルや在庫調整の影響を受けやすい。

  • 競争激化によるマージン圧迫

    同業他社との価格競争で利益率が低下するリスク。

  • 在庫リスク

    需要変動で在庫評価損が発生する可能性。

  • 配当利回り0.33%と低水準継続影響

    配当利回り0.33%は業界平均を下回る。株主還元強化の必要性。

  • 株価1年で107%上昇の反動不定影響

    株価は1年間で107%上昇し、PERが業績成長に見合わない可能性。

  • 営業利益率改善の持続性不透明不定影響

    営業利益率6.22%は卸売業平均並み。競合激化で低下リスク。

  • 売上高成長鈍化リスク不定影響

    前期17%増収だが、市場環境悪化で減速の可能性。需要変動に依存。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市況動向と市場シェア拡大のバロメーター。
営業利益率
収益性改善トレンドの持続性を確認。
在庫回転率
在庫リスク管理の効率性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり89で、前期から+97.7%いまの株価に対する利回りは4.05%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥89
1株あたり
配当利回り
4.05%
いまの株価に対して
配当性向
40.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1039.2
2017年9月102.535.1
2018年9月1546.3175.7
2019年9月1712.535.2
2020年9月2227.435.2
2021年9月3455.835.1
2022年9月10−70.135.5
2023年9月35245.041.1
2024年9月4427.535.6
2025年9月8797.740.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥89

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ3,345人。区分でいちばん多いのは個人・その他87.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.2%を占め、残る88.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他84.085.186.187.787.687.8
自己株式12.212.011.913.012.812.7
金融機関9.59.58.98.28.17.8
事業法人3.43.43.43.33.33.3
外国法人2.91.51.30.40.70.6
証券会社0.20.50.30.30.30.4
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01扶桑電通従業員持株会13.70
02滝内裕子4.60
03太田雅子4.54
04株式会社みずほ銀行(常任代理人株式会社日本カストディ銀行)4.01
05株式会社日本カストディ銀行(信託E口)3.69
06吉田稔2.99
07HTホールディングス株式会社1.78
08加藤盛三0.86
09大平昭夫0.86
10山崎榮子0.86

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1298%、1株純資産は14期で+329%。直近期のROEは18.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月−18309
2013年9月4773,94813.54.318.9
2014年9月6294,66014.65.614.3
2015年9月3284,7697.18.430.5
2016年9月1022,3964.312.039.2
2017年9月581,3234.611.935.1
2018年9月171,3181.351.2175.7
2019年9月961,3657.28.835.2
2020年9月1221,5198.59.235.2
2021年9月9686211.88.135.1
2022年9月288213.322.235.5
2023年9月849619.49.341.1
2024年9月1241,08212.17.235.6
2025年9月2171,32418.07.540.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/9期の役員報酬は総額139百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
有冨英治代表取締役社長 社長執行役員67105,000
兼松良一取締役6742,000
山田均取締役 常務執行役員 ビジネス統轄本部長 代理兼関西支店長6624,000
小松昇取締役(常勤監査等委員)6519,000
泉澤大介取締役(監査等委員)6633,000
苫米地邦男取締役(監査等委員)7648,000
二宮麻里子取締役(監査等委員)581,000
江坂春彦71
奥田洋久取締役 専務執行役員 ビジネス統轄本部長6415,000
中出芳裕取締役 常務執行役員 コーポレート統轄 本部長6315,000

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3901310334
社外取締役319196
取締役(社内)217179

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容211字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の事業内容は主として、メーカーおよび商社の情報通信機器の施工、オフィス機器の販売、システムコンサルティング・ソフト開発およびこれらに関連する運用・保守サービスを一貫して提供しております。 当社は、情報通信機器の施工、オフィス機器の販売、システムソフト開発およびこれらに関連するサポートサービスの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,117字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は1948年の創業以来、企業理念「誠心誠意 お客様のお役に立つ愛される企業」のもと、ネットワークソリューションビジネスとSIソリューションビジネスを柱に社会の発展に貢献してまいりました。2023年3月に75周年を迎え、今後80周年(2028年)、100周年(2048年)に向けて、これまで以上に社会に貢献し社会から必要とされる企業であるために、私たち社員の意識変容と行動変容につなげられる言葉として、存在意義である「パーパス」と行動基準である「スタイル」を制定いたしました。企業理念、パーパス、経営ビジョン、スタイルの浸透を通して、社員一人ひとりのエンゲージメント向上と、事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献していくとともにさらなる企業価値の向上に努めてまいります。 <企業理念> 誠心誠意 お客様のお役に立つ愛される企業 <パーパス> <経営ビジョン> ココロ躍る未来を創造するICTデザインパートナー ~これからの時代変化を捉えICTを通じてお客様とともに成長するビジネスパートナーを目指します~ <スタイル> 1. 伸び伸び挑戦しよう 激しく変化する環境の中でお客様ニーズを察知し、新たな技術を積極的に取り込みます。 失敗を恐れず自由な発想でワクワクしながら挑戦を続けます。 2. スピードを意識しよう スピードはすべてに勝る価値です。 困難なことに直面しても立ち止まらず、常にスピード感をもって考え、行動します。 3. ゴールを想い描こう お客様や市場の動向をいち早くキャッチし、あるべき姿を想い描いてお客様を導きます。 高い視座で熱意をもって未来を語り、仲間・パートナー・お客様と一緒にゴールを目指していきます。 4. 仲間と共有しよう 一人ひとりの想いや情報には大きな価値があります。 想いや情報を社内で共有しながら、感謝される喜びを仲間と分かち合います。 5. 誠実にやりきろう お客様や仲間、パートナーが何を求めているかを常に意識し、心配りを忘れません。 何事も真摯に誠実に対応し、責任をもって粘り強くやり遂げます。 また、ステークホルダーへの約束・使命として4つのミッションを策定しております。 <ミッション> ・お客様 お客様とともに未来を見据えお客様の企業価値向上に貢献します。 ・社員 当社の社員であることに誇りを持ち、働き甲斐をもってイキイキと働ける企業を目指します。 ・パートナー ビジネスパートナーとともに固い信頼を結び合い、成長・発展する関係を築きます。 ・株主 安定的な利益還元に努めるとともに、迅速かつ適切なディスクロージャーにより経営の透明化を図ります。 (2) 目標とする経営指標および中長期的な会社の経営戦略ならびに対処すべき課題 当社は、2025年度を初年度とする第3期中期経営計画「FuSodentsu Vision 2027~ココロ躍る未来に向かって Challenge DX Movement~」を策定し、マーケット基軸への転換を加速させ、業種区分を基軸とした価値提供を推進するとともに、経営基盤の強化により事業・経営基盤の両面から持続的成長を図ってまいります。 第3期中期経営計画 FuSodentsu Vision 2027 ~ココロ躍る未来に向かって Challenge DX Movement~ 1. 事業成長戦略 以下の3つの事業戦略を組み合わせ、「6つの業種区分を基軸とした価値提供」を推進してまいります。 ① 業種区分を基軸にした顧客ニーズへの深い理解と的確な対応 ② お客様のDXを推進する伴走型企画・コンサルティングの強化 ③ ビジネスアライアンスやM&Aによる注力領域の技術拡充・協業の推進 2. 経営基盤の強化 事業成長を支える組織・仕組みの高度化を図る観点から、以下5つの経営基盤の強化を推進してまいります。 ① 人財を活かす経営の推進 ② チャレンジ意欲向上に向けた組織文化の変革 ③ 先端技術研究の推進 ④ 新業務システムへの移行・業務の高度化 ⑤ デジタルマーケティング・顧客満足度向上の取り組み 3. 第3期中期経営計画の最終年度(2027年9月期)における数値目標 2025年11月18日開催の取締役会において、2025年度を初年度とする3カ年の中期経営計画の最終年度の数値目標の変更について、以下のとおり決議いたしました。 売上高   営業利益   営業利益率   ROE 当初目標(A)   46,000百万円   1,840百万円   4.0%   9.0% 修正目標(B)   55,000百万円   2,200百万円   4.0%   10.0% B-A   9,000百万円   360百万円   ―   1.0% 増減率   19.6%   19.6%   ―   ―
事業等のリスク3,057字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社の事業遂行上において、投資者の判断に重大な影響を及ぼす可能性のある事項について、以下に記載したようなものがあります。当社は、これらのリスク発生の可能性を十分に認識し、発生の回避および発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。 (1) 特定の取引先への依存度や取引先の信用リスクについて 当社は富士通グループ販売パートナー契約を締結しております。当社の富士通株式会社および同社グループとの取引状況については、その売上高に占める割合は8.9%、仕入高に占める割合は31.4%であります。その取引関係については安定したものとなっておりますが、何らかの理由で取引に支障が生じた場合には、当社の業績に影響を与える恐れがあります。 また、当社の取引先の信用状況が悪化し多額の売上代金の回収が困難となった場合には、当社の業績や財務状態に影響を与える恐れがあります。こうしたリスクへの対策として、取引先の状況を定期的に把握し、回収懸念の早期発見や軽減を図るとともに、大口取引などのモニタリングを継続して実施し与信管理を徹底することで、貸倒リスクの低減に努めております。 (2) システム開発リスクについて 当社が請け負うシステム開発においては、販売部門と技術部門との連携を密にして商談推進時にお客様のニーズを綿密に検討し、お客様との認識一致を最重要課題とするとともに、商談段階でのリスクの明確化と対応策の検討や進捗管理の徹底を図っております。しかしながら、お客様との認識不一致、プロジェクト全体の体制問題、技術的な検証不足等の様々なトラブルが発生し、当該プロジェクトが予定された範囲、予算、納期、品質で実施できなかった場合は、損失等が発生するリスクがあります。 (3) 売上高の季節的変動について 当社の売上高は、お客様の決算期が3月に集中していることに伴い季節的変動があり、第2四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる傾向があります。売上高の偏りが起こらないよう保守サービスなどの安定的な収益の確保に努めております。 (4) 人財の育成と確保について 当社の事業の根幹は、技術・資格を有する人財の育成と確保にあります。商談獲得においては、該当する技術の資格者を有することが必須条件とされる時代になり、企業リスクの回避手段としても技術資格者確保の重要性が高まっている中で、当社は人財の育成を経営の最重要課題に位置付け、「自立型人財の育成」を基本方針とし必要な資格取得のための教育を積極的に推進しております。また、人財の確保につきましては、定期採用や中途採用を積極的に実施しておりますが、採用活動の不振や離職者の増加等により事業目的の達成が困難となる可能性があります。 (5) 金融商品の価格変動リスクについて 当社が保有しております上場株式の時価および非上場の株式の価値ならびに債券価格などの下落が生じた場合には、当社の業績や財政状態に影響を与える恐れがあります。 (6) 情報セキュリティに関するリスクについて 当社が位置するICT業界においては、業種の特性上お客様が取り扱う個人情報に触れる機会があり、万一個人情報が外部に流出等した場合、お客様の社会的信用が失墜し、お客様からの損害賠償請求等を受ける可能性があります。こうしたリスクへの対策として、コンプライアンス推進室を設置し、法令遵守に関する従業員教育を徹底しております。また、「個人情報保護マネジメントシステム」を制定するとともに、プライバシーマークの取得(2007年3月)により個人情報保護の周知徹底を図っております。 また、当社の情報システムに対するサイバー攻撃やウイルス感染、不正アクセスなどにより機密情報などが毀損・社外に流出した場合には、社会的信用の失墜やお客様からの損害賠償請求等により当社の業績や財政状態に影響を与える恐れがあります。こうしたリスクへの対策として、情報セキュリティ基本規程を制定し、適切に技術的な対策を講じるとともに、役員および従業員を対象とした社内教育を実施するなど情報管理を徹底する体制を構築し、情報セキュリティの強化に努めております。 (7) コンプライアンスリスクについて 企業の社会的責任に対する関心の高まり、企業活動に大きな影響を及ぼす新しい法制度の制定や改正などを背景として法令のみならず企業倫理も対象とするコンプライアンスに関連したリスクが増大しつつあります。こうしたリスクへの対策として、リスク・コンプライアンス委員会、コンプライアンス推進室を主体とする組織を通じ、体制の整備、従業員教育に努め、コンプライアンスの徹底に取り組んでおりますが、重大な法令違反や定款違反が発生した場合には、当社への社会的信頼性の低下や、多額の課徴金や損害賠償を請求されるなど、当社の業績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (8) 気候変動や自然災害等に関するリスクについて 大規模な地震や気候変動を背景とした風水害などの自然災害により全役職員とその家族・事務所・設備などに被害が発生した場合、当社の業績および財政状況に影響を与える可能性があります。 当社では、これらの被害を最小限とするために事業継続計画(BCP)の策定や防災訓練の実施、社員安否確認システムの整備などの対策を講じておりますが、被害を完全に回避できるものではなく、自然災害等により当社の主要な取引先に重大な被害が発生した場合には、取引先の営業・生産活動の停滞が当社の業績を悪化させる要因となる可能性があります。 (9) 調達(サプライチェーン)に関するリスクについて 当社は様々な仕入先や協力会社との取引を通じて業務を遂行しており、取引先の事故や経営状況の悪化、経営方針の変更などのほか、グローバルな半導体の需給動向や経済・流通環境の変化などにより、必要な製品・部品などの調達遅延やコストの上昇、システム開発や工事の遅延などにより当社の業績や財政状態に影響を与える可能性があります。こうしたリスクへの対策として、調達(サプライチェーン)に関する様々な情報の早期収集、仕入先や協力会社の拡充を図り連携の強化に努めております。 (10) 業界・競合他社の動向および技術革新への対応について 当社が位置するICT業界は、技術革新の進展に伴うお客様のニーズの変化や、異業種も含めた新規参入などによる業界の変化が激しく、競争が激化しやすい環境にあります。また、技術革新への対応の遅れや当社の技術力の低下、それに伴うサービス品質の低下により、当社の業績や財政状態に影響を与える可能性があり、こうしたリスクへの対策として、最新の技術動向やお客様のニーズの把握に努め、技術者においては継続的に新しい技術の習得を推進しております。 (11) 業務上の事故に関するリスクについて 当社は様々な電気通信に関連する工事に従事しており、業務上の事故により、被害に対する復旧作業や補償、業務遅延などが発生し、当社の業績や財政状態に影響を与える恐れがあります。こうしたリスクへの対策として、適切な労務管理や安全衛生・教育活動の全社的かつ継続的な推進を通じて、業務遂行における安全性の確保に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,361字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、企業の堅調な設備投資などを背景として緩やかな回復の動きが続いていますが、物価上昇や米国の貿易政策の動向、地政学リスクなどから、依然として注視が必要な状況が続くと見込まれております。 当社が位置するICT業界においては、業務効率化や生産性向上を目的としたシステム投資、デジタル技術の活用によりビジネスモデルを変革するDX関連投資などを中心に堅調な推移が見込まれています。 このような環境の中、当社は、2025年9月期より2027年9月期を対象とした第3期中期経営計画「FuSodentsu Vision 2027~ココロ躍る未来に向かって Challenge DX Movement~」を2024年11月に策定いたしました。当事業年度は、中期経営計画の初年度にあたり、事業を成長させる戦略として業種区分を基軸とした価値提供を推進するとともに、経営基盤の強化により事業・経営基盤の両面から持続的成長に努めております。 事業成長戦略については、業種別戦略、DX戦略、M&A戦略の3つの戦略を推進しております。業種別戦略では、各業種特有の課題やニーズに即した具体的なアクションプランの策定と実行に努めるとともに、業種横断的な課題に対してはワーキンググループを設置し、全社的な対応力の強化を図っております。 DX戦略においては、お客様のDXを推進する伴走型企画・コンサルティングの強化を目指し、DX提案ソリューションの標準化や生成AIの社内活用促進、DX人財育成のためのキャリアフレームワーク策定に取り組んでおります。これにより、提案力と生産性の向上を図るとともに、社内業務の効率化を推進しております。また、2024年10月にはテレフォニーとセキュリティを統合した当社独自のDXソリューション「ArmZ X」シリーズの第一弾として「ArmZ Cloud」の提供を開始しました。さらに、2025年4月には「ArmZ Link」および「ArmZ Key」を追加し、シリーズ製品の充実に努めております。 M&A戦略においては、自治体ビジネスの拡大を目的として、北海道内で自治体向け人事関連システムの開発・導入・運用保守を行う株式会社北海道システムエンジニアリングを子会社化し、公共分野における事業基盤の強化を図っております。 経営基盤の強化においては、プロジェクトマネージャー研修や企画力育成プログラムの実施により次世代リーダーを育成するとともに、働き方改革や多様性尊重の職場づくりを推進しました。また、セキュリティ商材の拡充、生成AIを活用した業務効率化ツールの導入、新業務システムへの移行などを通じ、業務の高度化と顧客満足度の向上を図っております。 当事業年度の受注高は、電力業および民需向けパソコン・ソフトウエア販売に加え、医療情報システム関連のヘルスケアビジネスや防災・減災ビジネスなどが好調に推移したことにより63,504百万円(前年同期比23.7%増)となりました。売上高につきましては、富士通株式会社および同社グループとの連携強化による新規商談が活性化したことや、防災・減災ビジネス、システム標準化などの自治体ビジネスに加えて、電力業および民需向けパソコン・ソフトウエア販売などが好調に推移したことにより54,684百万円(前年同期比16.9%増)となりました。利益につきましては、売上高の増加に加えオフィス部門やソリューション部門などで粗利益率も改善したことから営業利益3,428百万円(前年同期比83.8%増)、経常利益3,663百万円(前年同期比77.9%増)、当期純利益2,517百万円(前年同期比76.3%増)となりました。 [ネットワーク部門] ネットワーク部門は、防災・減災ビジネスなど自治体ビジネスが好調に推移したものの、小売業向けWi-Fiアクセスポイント設置工事減少の影響により、売上高は13,874百万円(前年同期比4.6%減)となりました。 [ソリューション部門] ソリューション部門は、電子カルテや医事会計などの医療情報システムの更新などヘルスケアビジネスが好調に推移し、加えて電力業向けにセキュリティを施したパソコン・ソフトウエア販売、システム標準化などの自治体ビジネスが好調に推移したことにより、売上高は16,730百万円(前年同期比39.9%増)となりました。 [オフィス部門] オフィス部門は、民需向けパソコン・ソフトウエア販売が好調に推移したことなどにより、売上高は12,139百万円(前年同期比28.1%増)となりました。 [サービス部門] サービス部門は、ソフトウエアサポートサービスなどの増加に加え、運輸業向け運行記録・管理のデジタル化サービスなど業務効率化や生産性向上を目的とした様々なクラウドサービスが好調に推移したことにより、売上高は11,938百万円(前年同期比10.5%増)となりました。 ② 財政状態の分析 当事業年度における総資産は、39,715百万円となり、前事業年度末に比べ10,040百万円増加となりました。主な増加理由といたしましては、現金及び預金が3,087百万円、売掛金が1,536百万円、仕掛品が2,787百万円、投資有価証券が2,354百万円増加したことによるものです。 負債につきましては、24,307百万円となり、前事業年度末に比べ7,161百万円増加となりました。主な増加理由といたしましては、買掛金が6,063百万円、契約負債が944百万円増加したことによるものです。 純資産につきましては、15,407百万円となり、前事業年度末に比べ2,879百万円増加となりました。主な増加理由といたしましては、当期純利益の計上により繰越利益剰余金が1,953百万円、その他有価証券評価差額金が900百万円増加したことによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前事業年度末に比べ3,068百万円増加し、9,381百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりであります。 〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕 営業活動で得た資金は、4,877百万円(前年同期は得た資金1,310百万円)となりました。主な要因は、棚卸資産の増加2,784百万円があったものの、仕入債務の増加6,063百万円によるものです。 〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕 投資活動で使用した資金は、931百万円(前年同期は使用した資金839百万円)となりました。主な要因は、有価証券の償還による収入500百万円がありますが、投資有価証券の取得による支出1,300百万円、無形固定資産の取得による支出185百万円によるものです。 〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕 財務活動で使用した資金は、877百万円(前年同期は使用した資金469百万円)となりました。主な要因は、社債の償還および配当金の支払によるものです。 ④ 受注及び販売の状況 当社は、情報通信機器の施工、オフィス機器の販売、システムソフト開発およびこれらに関連するサポートサービスの単一事業を営んでいるため、部門別に記載しております。 a. 受注実績 当事業年度における受注実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 部門   品目   受注高(千円)   前年同期比 (%)   受注残高(千円)   前年同期比 (%) ネットワーク   機器及び工事 ネットワーク機器設備   16,596,734   88.6   14,997,300   127.3 販売手数料   23,067   64.0   11,790   - 小計   16,619,801   88.6   15,009,090   127.4 ソリューション   機器及び工事 サーバー・コンピューター機器   17,639,312   214.1   9,468,833   243.6 システムソフト開発   4,494,513   116.6   2,401,909   103.4 販売手数料   8,489   79.7   -   - 小計   22,142,315   182.9   11,870,742   191.2 オフィス   商品 オフィス機器   12,235,283   134.4   2,751,158   132.0 サプライ用品   570,843   103.8   6,494   89.6 小計   12,806,127   132.7   2,757,652   131.9 サービス   機器及び工事 ネットワーク機器設備保守   1,451,562   102.3   -   - サーバー・コンピューター・ オフィス機器設備保守   10,484,910   111.7   -   - 小計   11,936,472   110.5   -   - 合計   63,504,717   123.7   29,637,486   147.6 (注) 上記のほかに、前事業年度以前の受注物件で、当期において受注取消をしたものが13,654千円あります。 b. 販売実績 当事業年度における販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 部門   品目   販売高(千円)   前年同期比(%) ネットワーク   機器及び工事 ネットワーク機器設備   13,863,691   95.6 販売手数料   11,276   31.3 小計   13,874,968   95.4 ソリューション   機器及び工事 サーバー・コンピューター機器   12,403,200   140.8 システムソフト開発   4,319,203   137.6 販売手数料   8,489   79.7 小計   16,730,893   139.9 オフィス   商品 オフィス機器   11,567,844   129.6 サプライ用品   571,601   103.8 小計   12,139,445   128.1 サービス   機器及び工事 ネットワーク機器設備保守   1,451,562   102.3 サーバー・コンピューター・ オフィス機器設備保守   10,487,154   111.7 小計   11,938,717   110.5 合計   54,684,025   116.9 (注) 主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10を超える相手先がないため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。財務諸表を構成する事業年度末日の資産・負債および事業年度における収益・費用の数値には、見積もり・判断を行って算出する必要があるものがあります。ただし、実際の結果は様々な要因により、これらの見積もりと異なる場合があります。当社は、特に以下の重要な会計方針が、財務諸表作成における重要な見積もり・判断に影響を及ぼすと考えております。 a. 収益の認識 「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 b. 引当金 「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 c. 繰延税金資産 繰延税金資産については、将来の利益計画に基づく課税所得の十分性や将来加算一時差異の十分性を慎重に検討し、回収可能性を判断した上で計上しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積もりに依存するため、その見積額が減少した場合は、繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。 ② 経営成績等の分析 当事業年度の経営成績等は、ネットワーク部門では、防災・減災ビジネスなど自治体ビジネスが好調に推移したものの、小売業向けWi-Fiアクセスポイント設置工事減少の影響により減収となりました。ソリューション部門では、電子カルテや医事会計などの医療情報システムの更新などヘルスケアビジネスが好調に推移し、加えて電力業向けにセキュリティを施したパソコン・ソフトウエア販売、システム標準化などの自治体ビジネスが好調に推移しました。オフィス部門では、民需向けパソコン・ソフトウエア販売が好調に推移し、サービス部門では、ソフトウエアサポートサービスなどの増加に加え、運輸業向け運行記録・管理のデジタル化サービスなど業務効率化や生産性向上を目的とした様々なクラウドサービスが好調に推移しました。その結果、売上高は54,684百万円(前年同期比16.9%増)となりました。利益につきましては、売上高の増加に加えオフィス部門やソリューション部門などで粗利益率も改善したことから営業利益3,428百万円(前年同期比83.8%増)、経常利益3,663百万円(前年同期比77.9%増)、当期純利益2,517百万円(前年同期比76.3%増)となりました。また、売上高営業利益率は6.3%となり前年同期に比べ2.3ポイント上昇しました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 a. 資金の需要 当社の運転資金需要の主なものは、販売に関する情報通信機器の商品および部品の購入のほか、ソフトウエア開発費、施設工事費、販売費及び一般管理費などの営業費用であります。ソフトウエア開発費は当社独自のオリジナル商品開発を含むシステム・エンジニアの人件費および外注費などであり、施設工事費はネットワーク・エンジニアの人件費および外注費などであります。設備投資需要の主なものは、事務合理化および営業支援のための情報設備拡充などであります。 b. 資金の源泉 当社の運転資金および設備投資資金は、通常の営業活動によるキャッシュ・フローなどによりまかなっております。 当事業年度のキャッシュ・フローの状況は、棚卸資産の増加2,784百万円があったものの、仕入債務の増加6,063百万円などにより営業活動によるキャッシュ・フローの増加4,877百万円、有価証券の償還による収入500百万円があったものの、投資有価証券の取得による支出1,300百万円、無形固定資産の取得による支出185百万円などにより投資活動によるキャッシュ・フローの減少931百万円、社債の償還および配当金の支払などにより財務活動によるキャッシュ・フローの減少877百万円となった結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前事業年度末に比べ3,068百万円増加し、9,381百万円となりました。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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