概要
蔵王産業株式会社は、1956年4月に設立された業務用・産業用クリーニング機器の輸入販売会社である。欧米・中国等のメーカーから自社仕様で製作させた環境クリーニング機器を国内全域に販売しており、主力商品は床洗浄機や高圧洗浄機など。東京証券取引所スタンダード市場に上場(2007年5月)。2026年3月期の売上高は約88億円、従業員238名。
環境クリーニング機器に特化した輸入商社
蔵王産業は、主に欧米や中国のメーカーと連携し、同社仕様で製作された業務用・産業用の清掃機器や洗浄機器を輸入し、全国の営業網を通じて販売する。品目は動力清掃機、真空掃除機、自動床洗浄機、カーペット洗浄機、高圧洗浄機など多岐にわたる。2026年3月期の売上高構成は、洗浄機器関連が約44%(38.4億円)、清掃機器関連が約20%(17.8億円)、その他(部品・メンテナンス・水質浄化剤等)が約36%(31.4億円)である。自社ブランドのほか、同業他社向けOEM供給も行い、ホームセンターやネット通販などコンシューマー市場にも展開する。
現場密着型の営業とアフターサービス
同社の営業の核は、顧客の現場で実演販売を行うことにある。市場ニーズを直接汲み取り、メーカーと共同で新商品を開発する提案力を強みとする。全国の営業拠点にサービス員を配置し、定期点検や迅速な修理対応でアフターサービスを充実させており、工賃とパーツの売上は堅調に推移している。2026年3月期の「その他」カテゴリにはこのサービス収入が含まれ、前年比5.9%増の31.4億円を計上した。
高い自己資本比率と安定した収益基盤
2026年3月期末の自己資本比率は85.9%と極めて高く、総資産152億円に対して負債は21億円にとどまる。現金及び現金同等物は68.8億円あり、財務体質は堅実である。売上高は2013年3月期の67億円から緩やかに成長し、2026年3月期には88億円(計画)を見込む。経常利益率は10%前後で推移しており、ROE(自己資本利益率)10%以上を目標に掲げる。配当性向は高く、2026年3月期には約5.4億円の配当を支払った。
子会社吸収合併とグループ再編
2006年3月、ホテル客室用品及び水質浄化剤を販売するエタニ産業株式会社を100%子会社化した。2021年7月にはこのエタニ産業を吸収合併しており、グループの運営を効率化した。現在は単一セグメントで事業を展開しており、報告セグメントの区分はない。また、1994年に店頭登録、2004年にジャスダック上場、2007年に東証二部上場、2015年に東証一部へ指定替え、2022年の市場区分見直しでスタンダード市場に移行するなど、資本市場との関わりを段階的に強めてきた。
業界の中での役割は海外メーカーから環境クリーニング機器を輸入し、国内市場へ提供する販売代理業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 洗浄機器 | 38億円 | 43.7% | — | — |
| その他 | 31億円 | 35.6% | — | — |
| 清掃機器 | 18億円 | 20.7% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01清掃・洗浄機器(全業界)主力
欧米・中国等のメーカーから当社仕様で製作させた清掃機器・洗浄機器を輸入し、国内全域で販売。動力清掃機や真空掃除機など清掃機器と、自動床洗浄機や高圧洗浄機など洗浄機器を幅広く取り扱う。各種施設・産業向けに製品を供給。
- 清掃機器
- 動力清掃機、真空掃除機、カーペット清掃機、泥層・氷層除去機、ロボット清掃機など。
- 洗浄機器
- 自動床洗浄機、カーペット洗浄機、高圧洗浄機、スチーム洗浄機、ロボット床洗浄機など。
- その他
- 強アルカリイオン電解水生成機、部品・メンテナンスサービス、消耗品、水質浄化剤、一般家電製品など。
製品と技術
清掃機器:搭乗式大型機からロボットまで
清掃機器部門は動力清掃機、真空掃除機、カーペット清掃機、泥層・氷層除去機、ロボット清掃機を扱う。2026年3月期の売上高は17.8億円(前年比21.1%増)と好調で、搭乗式大型清掃機の販売がけん引した。同社はこれらを主に欧米や中国のメーカーに自社仕様で発注し、国内向けに販売している。ロボット清掃機は新たな成長分野として投入されており、人手不足が進む製造業やビルメンテナンス業界で需要を捉えている。
洗浄機器:床洗浄機と高圧洗浄機が主力
洗浄機器部門は自動床洗浄機、カーペット洗浄機、カーペット濯ぎ洗い機、高圧洗浄機、スチーム洗浄機、振動式洗浄機、ロボット床洗浄機などを品ぞろえする。2026年3月期の売上高は38.4億円(前年比4.5%減)だが、前期に投入した床洗浄機の新商品はビルメンテナンス業界で好調だった。一方、コンシューマー向け家庭用リンサーは競合参入や新機種投入の遅れで減収。同社は自社ブランド商品の拡充とOEM供給により収益の安定化を図っている。
その他:水質浄化剤やサービスで収益を補完
その他部門には、強アルカリイオン電解水生成機、水質浄化剤、部品・消耗品、メンテナンスサービス、一般家電製品、ロボット水中清掃機が含まれる。2026年3月期の売上高は31.4億円(前年比5.9%増)。特に工賃とパーツの売上が堅調で、全国のサービス網を活用した定期点検や修理が収益を支える。水質浄化剤はもともと子会社エタニ産業が手掛けていた分野であり、吸収合併後も継続して販売している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
卸売業で高収益、規模は小さい
当社は卸売業に属し、リョーサン菱洋ホールディングス、オルバヘルスケアなどと競合する。売上高は94億円(2024年3月期)から84億円に減少したが、営業利益率は10.71%と高い。2026年3月期には売上高88億円、利益率11.36%と改善見込み。高収益だが規模が小さく、成長余地は限定的。
強み
- 営業利益率10%超と業界平均を上回る高水準。
- 少人数・低コストで高収益を実現している可能性。
- 特定商材に特化し、競合との差別化に成功。
- 利益率が高く、財務体質が良好と推測。
課題
- 2025年3月期に売上高が減少しており、成長鈍化が懸念。
- 大規模な競合企業に対し、価格交渉力や調達力で劣る。
- 取扱商材の市場が縮小すると業績に直撃。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字が蔵王産業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 18件
機械商社として創業した1956年
蔵王産業は1956年4月、東京都千代田区神田須田町にて、機械・鋼材その他物品の販売を目的に設立された。創業時は機械商社としてスタートし、1959年には大阪営業所を設置、本社営業部を東京営業所として独立させるなど、早期から全国展開の基盤を築いた。1960年には本社を同じ神田須田町内で移転し、営業所機能を強化している。
環境クリーニング機器販売に進出した1967年
1967年5月、業務用真空掃除機、自動床洗浄機などの環境クリーニング機器の販売を開始した。これが現在の主力事業の原点となる。1978年には葛飾区に配送・試験研究センターを設置し、商品のテストや物流体制を整備。1984年には千葉県船橋市に同センターを新築移転し、1991年には東京都江東区に自社ビルを新築、本社と東京営業所を移転して現在に至る。
営業拠点拡充と株式公開へ向けた1990年代
1990年12月に大阪営業所を東成区に新築移転、1993年12月には横浜営業所を戸塚区に新築移転し、首都圏と関西の拠点を強化した。1994年7月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達手段を拡大。その後、2004年12月にジャスダック証券取引所に上場、2007年5月には東京証券取引所市場第二部に上場し、ジャスダックを上場廃止した。
子会社化と東証一部昇格で成長加速した2000年代後半
2006年3月、ホテル客室用品・水質浄化剤販売のエタニ産業株式会社を完全子会社化。これにより取扱品目を拡大した。2007年5月の東証二部上場に続き、2015年3月には東京証券取引所市場第一部に指定替え。上場市場の格上げにより、株式の流動性と社会的信用が向上した。2016年9月には船橋の物流センターと船橋営業所の建替工事が完了し、物流効率を高めた。
子会社吸収と市場区分移行を経た近年
2021年7月、子会社のエタニ産業株式会社を吸収合併し、グループ経営を一本化した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からスタンダード市場に移行。直近の2026年3月期の売上高は84億円(計画)から88億円(計画)へと増加見込みであり、堅調な事業基盤を維持している。
年表18件を開く
1950年代
- 1956年4月創業機械、鋼材その他物品の販売を事業目的として、東京都千代田区神田須田町1丁目20番地に蔵王産業株式会社を設立。
- 1959年4月大阪市浪速区に大阪営業所を設置。同時に本社営業部を東京営業所として独立。
1960年代
- 1960年6月東京都千代田区神田須田町1丁目24番地に本社及び東京営業所を移転。
- 1967年5月業務用真空掃除機、自動床洗浄機等、環境クリーニング機器の販売開始。
1970年代
- 1978年7月東京都葛飾区に配送及び試験研究センターを設置。
1980年代
- 1984年4月千葉県船橋市に配送及び試験研究センターを新築移転。
1990年代
- 1990年12月大阪市東成区に大阪営業所を新築移転。
- 1991年1月東京都江東区毛利1丁目19番5号に本社社屋を新築。同所に本社及び東京営業所を移転。
- 1993年12月横浜市戸塚区に横浜営業所を新築移転。
- 1994年7月日本証券業協会に株式を店頭登録。
2000年代
- 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2006年3月M&Aホテル客室用品及び水質浄化剤を販売しているエタニ産業株式会社を100%子会社化。
- 2007年5月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 2007年6月上場ジャスダック証券取引所の株式を上場廃止。
2010年代
- 2015年3月東京証券取引所市場第一部に株式を指定受ける。
- 2016年9月千葉県船橋市の物流センター及び船橋営業所の建替完成。
2020年代
- 2021年7月M&A子会社のエタニ産業株式会社を吸収合併。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE(自己資本利益率)10%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
実演販売と商品提案力の強化
市場ニーズを汲み取り新商品投入・新市場開拓を行う。現場密着型の実演営業を主体に提案力を高めるとともに、代理店や大手ビルメンテナンス業者の開拓にも積極的に取り組む。
- 02
商事部の拡大
ホームセンター向け販売代理店との提携やSNS活用により業務用・産業用以外の商材に注力。海外メーカーとの関係を活かし、同業他社へOEM供給を積極的に行い販路を拡大する。
- 03
アフターサービス体制の充実
全国の営業拠点にサービス員を配置し、技術研修等で修理時間短縮や技術力向上を図り、サービスの質を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で238人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は607万円で、9期前と比べて+1.7%。平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は13.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 196 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 198 | — |
| 2019年3月 | 597 | 43.0 | 13.4 | 201 | — |
| 2020年3月 | 579 | 43.3 | 13.6 | 202 | — |
| 2021年3月 | 574 | 44.0 | 14.4 | 199 | — |
| 2022年3月 | 591 | 45.6 | 16.0 | 201 | — |
| 2023年3月 | 614 | 45.0 | 14.4 | 206 | — |
| 2024年3月 | 643 | 44.0 | 14.0 | 219 | — |
| 2025年3月 | 597 | 43.8 | 13.4 | 237 | 380 |
| 2026年3月 | 607 | 43.8 | 13.6 | 238 | 420 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内エタニ産業株式会社東京都目黒区 · 連結子会社議決権100.0%
- 補助金1,072万円災害時拠点強靱化緊急促進事業国土交通省 · 2019-11-27
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は88億円、営業利益は10億円。前期と比べると増収増益で、売上が+4.8%、利益が+11.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 93億円 | 88億円 |
| 営業利益 | 11億円 | 10億円 |
| 純利益 | 8億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥100 | ¥100 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は20億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+5.3%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 24 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 19 | 1 | 5.3 | 1 |
| 2024年2Q | 23 | 4 | 17.4 | 2 |
| 2024年3Q | 28 | 3 | 10.7 | 3 |
| 2024年4Q | 24 | — | — | 4 |
| 2025年2Q | 36 | 2 | 5.6 | 2 |
| 2025年4Q | 48 | 7 | 14.6 | 4 |
| 2026年2Q | 40 | 4 | 10.0 | 3 |
| 2026年4Q | 48 | 6 | 12.5 | 4 |
| 2027年1Q | 20 | 2 | 10.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は67億円から88億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は11.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 67 | — | 10 | — | 6 |
| 2014年3月 | 69 | — | 10 | — | 6 |
| 2015年3月 | 73 | — | 10 | — | 6 |
| 2016年3月 | 68 | — | 11 | — | 7 |
| 2017年3月 | 69 | — | 11 | — | 8 |
| 2018年3月 | 72 | — | 12 | — | 8 |
| 2019年3月 | 69 | — | 11 | — | 7 |
| 2020年3月 | 71 | — | 11 | — | 7 |
| 子会社のエタニ産業株式会社を吸収合併。 | |||||
| 2021年3月 | 71 | — | 10 | — | 8 |
| 2022年3月 | 89 | — | 13 | — | 12 |
| 2023年3月 | 96 | — | 14 | — | 11 |
| 2024年3月 | 94 | — | 12 | — | 10 |
| 2025年3月 | 84 | 9 | 9 | 10.7 | 6 |
| 2026年3月 | 88 | 10 | 10 | 11.4 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高88億円のうち、営業利益として残るのは10億円で11.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金52.3%46億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.4%32億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.4%10億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは7億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は69億円で、売上の9.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 6 | 0 | −2 | 6 | 36 |
| 2014年3月 | 5 | −2 | −3 | 3 | 36 |
| 2015年3月 | 7 | 3 | 3 | 10 | 48 |
| 2016年3月 | 6 | −2 | −3 | 4 | 48 |
| 2017年3月 | 9 | −5 | −4 | 4 | 49 |
| 2018年3月 | 8 | 0 | −3 | 8 | 54 |
| 2019年3月 | 8 | 0 | −4 | 8 | 58 |
| 2020年3月 | 9 | −2 | −4 | 7 | 61 |
| 2021年3月 | 8 | 9 | −11 | 17 | 67 |
| 2022年3月 | 13 | −1 | −4 | 12 | 75 |
| 2023年3月 | 2 | −1 | −5 | 1 | 72 |
| 2024年3月 | 12 | −2 | −14 | 10 | 67 |
| 2025年3月 | 5 | 1 | −5 | 6 | 68 |
| 2026年3月 | 11 | −4 | −6 | 7 | 69 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は152億円。このうち返さなくてよい自己資本が131億円で、自己資本比率は85.9%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 109 | 91 | 18 | 83.6 |
| 2014年3月 | 111 | 94 | 17 | 84.4 |
| 2015年3月 | 123 | 103 | 20 | 83.3 |
| 2016年3月 | 124 | 106 | 18 | 85.6 |
| 2017年3月 | 130 | 110 | 20 | 84.9 |
| 2018年3月 | 134 | 114 | 20 | 85.7 |
| 2019年3月 | 136 | 118 | 18 | 86.7 |
| 2020年3月 | 141 | 121 | 20 | 86.1 |
| 2021年3月 | 137 | 118 | 19 | 86.3 |
| 2022年3月 | 147 | 126 | 21 | 85.5 |
| 2023年3月 | 151 | 132 | 19 | 87.1 |
| 2024年3月 | 148 | 128 | 20 | 86.5 |
| 2025年3月 | 148 | 129 | 19 | 87.3 |
| 2026年3月 | 152 | 131 | 21 | 85.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中5位あたり、逆に低いのはROEで284社中215位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,480で、1年前と比べて+5.5%。過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 18.8倍 |
| PER (会社予想) | 17.9倍 |
| PBR | 1.20倍 |
| 配当利回り | 4.03% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月は+2.1%と小幅上昇にとどまり、横ばい圏の推移。株価は25日線(2485.84円)を0.6%上回るが、75日線(2537.76円)を下回り上値の重さが目立つ。52週高値2850円からは12.3%下落しており、レンジ相場継続。出来高は低調で、積極的な売買は乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PER18.9倍は業界平均17.4倍とほぼ同水準で、PBR1.21倍も業界平均1.21倍と一致。ROE5.5%は低いが、営業利益率は改善傾向で安定。配当利回り4.2%は業界平均2.95%を上回るが、業績横ばいで成長性に乏しいため、妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 18.8倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 17.9倍 | — |
| PBR | 1.20倍 | 1.24倍 |
| ROE | 5.5% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
高い利益率と堅実な業績が評価される一方、成長性と事業規模の小ささが課題。強気派は、営業利益率10%超という高収益体質と、安定したキャッシュフローを評価。設備投資需要は景気に左右されにくいメンテナンス需要も含まれており、比較的安定した収益基盤がある。さらに、配当利回り4.2%と株主還元も手厚い。弱気派は、売上高が過去3期で96億→94億→84億と減少トレンドにある点を指摘。2025年3月期は大型案件の減少が影響したが、今後の成長シナリオが不明確。純利益も11億→10億→6億と減少しており、収益力の低下が懸念される。また、事業規模が小さく、特定顧客や案件への依存度が高いリスクがある。
- 高収益体質が維持
営業利益率10.7%、業界平均を大きく上回る
- 配当利回りの高さ
予想配当利回り4.2%とインカムゲインが魅力
- 安定した需要基盤
メンテナンス需要など景気循環の影響を受けにくい収益
- 営業利益率の改善(10.7%→11.4%)通年影響中
営業利益率0.65pt上昇で営業利益9億→10億円
- 売上高の回復基調通年影響中
売上高84億円→88億円(+4.8%)で前年比増加
- 高配当利回りによる下支え継続影響中
配当利回り4.2%で株主還元姿勢評価
- 低PBRからの改善期待不定影響弱
PBR1.21倍と解散価値接近で買い材料
- 売上高の減少トレンド
売上高が3期連続減少、成長性に疑問
- 純利益の低下
純利益も11億→6億と半分近くに減少
- 事業規模の小ささ
売上高84億と小型、特定顧客への依存リスク
- 過去の減収リスク不定影響強
FY25売上高84億円(前年比-10.6%)の再発懸念
- 純利益の変動性継続影響中
純利益10億→6億(-40%)の変動が信用毀損
- 低いROE(5.5%)継続影響中
ROE5.5%と資本効率低く、成長期待乏しい
- 外国人保有比率の低さ継続影響弱
外国人保有2%で需給リスク
- 売上高成長率
- 減少トレンドが継続するか、回復の兆しがあるか。
- 営業利益率
- 高収益体質が維持できるか、コスト管理の指標。
- 受注残高
- 将来の収益の先行指標、案件の積み上げ状況。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から+5.0%。いまの株価に対する利回りは4.03%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 55 | — | 46.5 |
| 2018年3月 | 61 | 10.9 | 50.0 |
| 2019年3月 | 61 | 0.0 | 52.6 |
| 2020年3月 | 61 | 0.0 | 55.9 |
| 2021年3月 | 53 | −13.1 | 40.0 |
| 2022年3月 | 72 | 35.8 | 38.1 |
| 2023年3月 | 109 | 51.4 | 59.2 |
| 2024年3月 | 100 | −8.3 | 53.8 |
| 2025年3月 | 100 | 0.0 | 88.1 |
| 2026年3月 | 105 | 5.0 | 79.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ12,951人。区分でいちばん多いのは個人・その他で75.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.6%を占め、残る78.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 61.1 | 55.0 | 58.6 | 69.0 | 73.7 | 75.3 |
| 事業法人 | 11.3 | 16.6 | 16.8 | 11.0 | 11.0 | 13.3 |
| 自己株式 | 8.6 | 8.6 | 8.5 | 13.4 | 13.3 | 13.2 |
| 金融機関 | 20.3 | 20.9 | 17.4 | 14.2 | 10.4 | 8.3 |
| 外国法人 | 5.2 | 5.6 | 5.1 | 3.4 | 3.1 | 1.8 |
| 証券会社 | 2.1 | 1.8 | 2.1 | 2.4 | 1.7 | 1.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社三井住友銀行 | 3.93 |
| 02 | 株式会社千葉銀行 | 3.67 |
| 03 | 学校法人麻生塾 | 3.67 |
| 04 | 東京美装興業株式会社 | 2.52 |
| 05 | 土方 孝悦 | 2.46 |
| 06 | 蔵王産業社員持株会 | 2.06 |
| 07 | 株式会社ユシロ | 1.92 |
| 08 | 照井 雅夫 | 1.42 |
| 09 | オリックス自動車株式会社 | 0.96 |
| 10 | スーパー工業株式会社 | 0.80 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+38%、1株純資産は14期で+54%。直近期のROEは5.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 96 | 1,564 | 6.3 | 9.4 | 46.6 |
| 2014年3月 | 97 | 1,608 | 6.1 | 10.7 | 48.5 |
| 2015年3月 | 98 | 1,638 | 5.9 | 14.3 | 52.3 |
| 2016年3月 | 105 | 1,694 | 6.3 | 12.6 | 54.0 |
| 2017年3月 | 122 | 1,759 | 7.0 | 12.0 | 46.5 |
| 2018年3月 | 125 | 1,827 | 7.0 | 13.8 | 50.0 |
| 2019年3月 | 118 | 1,883 | 6.4 | 11.2 | 52.6 |
| 2020年3月 | 112 | 1,933 | 5.9 | 12.2 | 55.9 |
| 2021年3月 | 133 | 2,067 | 6.6 | 10.6 | 40.0 |
| 2022年3月 | 204 | 2,200 | 9.6 | 9.4 | 38.1 |
| 2023年3月 | 184 | 2,297 | 8.2 | 12.2 | 59.2 |
| 2024年3月 | 186 | 2,358 | 7.8 | 13.8 | 53.8 |
| 2025年3月 | 114 | 2,370 | 4.8 | 21.1 | 88.1 |
| 2026年3月 | 132 | 2,408 | 5.5 | 20.4 | 79.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額120百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 沓澤孝則 | 代表取締役社長 | 60 |
| 竹村洋 | 常務取締役 | 58 |
| 御幡純平 | 常務取締役 | 56 |
| 村上正俊 | 取締役 | 62 |
| 会田南 | 取締役 | 69 |
| 大山邦子 | 取締役 | 60 |
| 大沼源吉 | 常勤監査役 | 58 |
| 川添利賢 | 監査役 | 76 |
| 宮崎雅俊 | 監査役 | 54 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 57 | 27 | 13 | 97 | 32 |
| 社外取締役 | 5 | 14 | — | — | 14 | 3 |
| 監査役 | 1 | 9 | — | — | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容371字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,816字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,314字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,697字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第70期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第69期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第69期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第68期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第67期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第67期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第67期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第67期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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