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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

中央魚類

Chuo Gyorui Co., Ltd.8030 · Standard · 卸売業

豊洲市場を拠点に水産物卸売を中核とし、冷蔵倉庫や荷役まで手がける首都圏の水産流通グループ。

概要

中央魚類は、1947年7月に設立された水産物卸売企業である。東京都江東区の豊洲市場(旧築地市場)を主拠点とし、鮮魚・冷凍魚・加工品の仕入れ・販売を手掛ける。1964年に東京証券取引所市場第二部に上場。グループは連結子会社7社と持分法適用関連会社1社で構成され、水産物卸売事業を中核に、冷蔵倉庫事業、荷役事業、不動産賃貸事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は1,586億円、従業員数は794名である。

水産物卸売事業を中核としたグループ構造

当社グループは、中央魚類を中心に水産物卸売事業、冷蔵倉庫事業、不動産賃貸事業、荷役事業の四セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高1,586億円のうち、水産物卸売事業が1,493億円と約94%を占める。同事業は、豊洲市場で営業する中央魚類本体のほか、柏市公設総合地方卸売市場の柏魚市場、船橋市地方卸売市場の船橋魚市(持分法適用関連会社)、冷凍魚専門のホウスイ、リテールサポートの水産流通、練製品製造のせんにち、鮮魚卸の中央フーズで構成される。冷蔵倉庫事業は子会社ホウスイが首都圏に9施設を運営し、売上高80億円超を計上する。不動産賃貸事業はグループ各社が保有する物件の賃貸で5.9億円、荷役事業は子会社マルナカロジスティクスが豊洲市場内で荷役・運搬を行い6.9億円の売上をあげる。

首都圏の公設市場で営業する卸売拠点

中央魚類は、東京都中央卸売市場(豊洲市場)の水産物卸売業者として農林大臣許可を得ている。全国有数の消費地市場であり、全国の漁協や産地から集荷し、外食・小売向けに安定供給する。グループでは柏市公設総合地方卸売市場に柏魚市場、船橋市地方卸売市場に船橋魚市を有し、首都圏の複数市場で卸売事業を展開する。2026年3月期の水産物卸売事業のうち、受託品は14.9億円、買付品は1,477.9億円と買付品が大半を占める。同社は築地市場時代からの歴史を持ち、2018年10月の豊洲移転後も市場の中核卸としての地位を維持している。

冷蔵倉庫事業と荷役事業で支える物流基盤

冷蔵倉庫事業は、完全子会社のホウスイが首都圏に9つの冷蔵倉庫を運営する。保管料・荷役料の値上げにより収益性を改善し、2026年3月期のセグメント利益は7.8億円と前期比23.6%増加した。荷役事業はマルナカロジスティクス(旧中央小揚)が豊洲市場内で水産物の荷役・運搬を専属的に行う。2022年6月に社名変更し、ロジスティクス事業の新規顧客開拓も進める。両事業は水産物卸売事業を物流面で支えつつ、自立的な収益源となっている。

安定収益源としての不動産賃貸事業

不動産賃貸事業は、中央魚類本体および柏魚市場、株式会社豊海が所有する不動産の一部をグループ内外に賃貸する。2026年3月期の売上高は5.9億円とグループ全体の1%未満だが、セグメント利益は5.9億円と利益率が極めて高い。保有資産の有効活用によりグループ財務の健全化に寄与しており、賃貸物件のリノベーションによる物件価値向上にも取り組む。

業界の中での役割は公設市場における水産物卸売事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,586億円
営業利益
33億円
営業利益率
2.1%
純利益
29億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
水産物 卸売事業1,493億円94.1%19億円1.3%
冷蔵 倉庫事業80億円5.0%8億円10.0%
荷役事業7億円0.4%0億円0.0%
不動産 賃貸事業6億円0.4%6億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01水産物卸売主力

卸売市場法に基づき、東京都中央卸売市場の豊洲市場や柏市・船橋市の公設市場において水産物の卸売を主力事業として展開。グループ会社間で取引を行い、エビ・イカ・カニ等の冷凍魚に強みを持つほか、水産練製品や惣菜の製造販売、リテールサポートにも対応する。

主な製品・サービス3
水産物卸売サービス
豊洲市場において、仲卸業者や小売業者向けに鮮魚・冷凍魚などの水産物を卸売する。市場の公設機能を担う。
冷凍魚卸売
エビ・イカ・カニ等の冷凍魚を中心とした水産物の卸売事業。グループ会社のホウスイが担当し、全国に販売網を持つ。
水産練製品・惣菜製造販売
グループ会社のせんにちが水産練製品や惣菜を製造し、小売向けに販売する。

02冷蔵倉庫準主力

首都圏において冷蔵倉庫事業を展開し、水産物の低温保管ニーズに応える。グループ会社のホウスイが運営し、卸売事業とのシナジーを図る。

主な製品・サービス1
冷蔵倉庫
首都圏で水産物等の低温保管を提供する冷蔵倉庫。

03不動産賃貸副次

保有する不動産の一部を賃貸に供し、グループ会社や外部テナントに賃貸する。安定的な収益源として機能。

主な製品・サービス1
不動産賃貸
保有する不動産(豊海等)を賃貸し、賃貸収入を得る。

04荷役その他

豊洲市場において水産物の荷役・運搬作業を専属的に行う。グループ会社マルナカロジスティクスが担当し、卸売事業を物流面で支える。

主な製品・サービス1
荷役サービス
市場内での水産物の荷役・運搬作業を提供。

製品と技術

豊洲市場で取り扱う鮮魚・冷凍魚・加工品

主力の水産物卸売事業では、豊洲市場を拠点に鮮魚、冷凍魚、塩干加工品など多岐にわたる品目を取り扱う。2026年3月期の売上高1,493億円のうち、買付品が1,478億円、受託品が15億円。買付品では、エビ、カニ、サケ等の冷凍品が量販店や外食向けに好調であり、サンマや養殖魚などの生鮮魚も扱う。全国の漁協や産地とのネットワークを生かし、安定した品揃えを提供する。グループ会社間でも一部取引があり、ホウスイは冷凍魚専門、中央フーズは鮮魚中心と役割分担している。

首都圏9拠点の冷蔵倉庫で食品物流を支える

冷蔵倉庫事業は、子会社ホウスイが首都圏に9つの冷蔵倉庫を運営する。保管物は水産物に限らず、冷凍食品や冷蔵品も取り扱い、食品物流の拠点として機能する。2026年3月期の売上高は80億円、セグメント利益は7.8億円。入出庫量は減少傾向にあるが、保管料・荷役料の値上げにより収益性を改善している。施設の効率運用とコスト削減が課題である。

市場内の荷役とロジスティクス事業

荷役事業は、マルナカロジスティクスが豊洲市場内で水産物の荷役・運搬を専門に行う。2022年に中央小揚から社名変更し、荷役事業に加えてロジスティクス事業の新規顧客開拓を開始。売上高は6.9億円、セグメント利益は0.3億円と小規模だが、卸売事業の物流を支える重要な機能である。合理的な人員配置や経費削減に取り組み、収益性向上を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

生鮮水産物流通で国内シェア上位、卸売市場依存

東京都中央卸売市場を拠点に水産物の卸売を手掛ける。生鮮魚介類の取扱量で国内有数の規模。同業の高千穂交易やタビオとは異なり、食品(特に水産)に特化。2025/3期売上高1499億円に対し営業利益率2.13%。低マージンだが年間を通じて安定した需要がある。築地・豊洲市場での取引に強み。外食産業向けが多く、インバウンド消費の回復も追い風。

強み

  • 築地・豊洲市場で長年の取引実績。仲卸業者や飲食店とのネットワークが厚い。
  • 低温物流体制と鮮度管理技術に優れる。顧客からの信頼が高く、リピート率高い。
  • 魚介類は必需消費材のため経済変動の影響を受けにくい。業務用需要も底堅い。
  • 訪日外国人増加で外食・ホテル向け需要が拡大。高級魚の取扱いが増加傾向。

課題

  • 営業利益率2%前後と薄利。物流費上昇が利益を圧迫、収益力強化が急務。
  • 乱獲や気候変動で水産資源が減少。仕入れコスト上昇や品揃え低下の恐れ。
  • 市場外流通やネット取引の拡大で、卸売市場経由の取引シェアが低下傾向。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が中央魚類

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13168MERF183億円10.9倍
23154メディアスホールディングス178億円18.9倍
37634星医療酸器175億円11.6倍
45885ジーデップ・アドバンス174億円22.3倍
59857英和170億円8.0倍
68030中央魚類168億円5.3倍
77490日新商事166億円4.0倍
88142トーホー157億円10.0倍
99986蔵王産業155億円18.8倍
107460ヤギ155億円11.5倍
117505扶桑電通153億円7.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

中央魚類荷受組合から資本金300万円で会社設立した1947年

1947年2月、水産物流通の再開を目的に中央魚類荷受組合が発足。同年7月、資本金300万円をもって中央魚類株式会社を設立し、同組合の営業一切を継承した。本社を築地本場、支社を千住に設置。当初は統制経済下にあったが、1950年4月の生鮮・加工水産物配給規則廃止に伴い、中央卸売市場法に基づく東京都水産物卸売人として許可を取得。自由市場での営業基盤を確立した。

大松水産統合と卸売市場法改正に対応した1950年代

1953年4月、日本水産の出資会社である同業大松水産株式会社を統合。これにより取扱量が拡大し、築地市場内でのシェアを高めた。1956年9月の中央卸売市場法改正に伴い、農林大臣許可の水産物卸売人となり、公共性の高い事業者としての立場を固めた。1971年7月の卸売市場法施行後も同許可を継続し、公設市場における卸売業の形態を現在に至るまで維持している。

東証2部上場と子会社設立による事業拡大を進めた1960~70年代

1964年9月、東京証券取引所市場第二部に株式上場。資金調達力を背景に、1972年4月に船橋市中央卸売市場で子会社の船橋中央魚類を設立、1976年11月には柏市公設総合地方卸売市場で柏魚市場を設立。さらに1981年5月に千葉中央魚類を設立し、首都圏の複数市場に卸売拠点を拡大した。これらの子会社は各市場で独立した卸売事業を営み、グループ全体の集荷・販売網を広げた。

ホウスイとの合併でグループ再編した2008年

2008年4月、冷蔵倉庫子会社の中央冷凍が水産物卸売のホウスイと合併。存続会社はホウスイとなり、エビ・イカ・カニ等冷凍魚卸売と冷蔵倉庫事業を併せ持つ子会社グループが形成された。同年8月にはホウスイの子会社である水産流通が中央フーズを子会社化し、グループ体制が拡充。2001年設立の中央フーズを含め、連結対象が一気に増加し、卸売・加工・物流の垂直統合が進んだ。

築地から豊洲への移転を完了した2018年

2018年10月、東京都中央卸売市場が築地市場から豊洲市場へ移転。これに伴い、中央魚類本体および子会社のホウスイ、中央小揚、水産流通、中央フーズの本社が東京都江東区豊洲に移転した。新市場では衛生管理や物流効率が向上し、営業体制を継続。なお、移転に先立ち2012年には千住支社を廃止し、同支社の営業権を東京北魚に譲渡するなど、拠点整理も並行して進めた。

ホウスイ完全子会社化と子会社整理を進めた2020年代

2022年5月、全株式取得によりホウスイを完全子会社化し、グループ統制を強化。同年6月には中央小揚をマルナカロジスティクスに社名変更し、荷役事業からロジスティクス事業への拡大を図る。一方、2023年1月には千葉中央魚類を解散し、同年7月に清算結了。2024年6月には持分法適用関連会社のオーシャンステージも清算を終え、不採算事業の整理を進めた。グループの事業構造を再構築する動きが続いている。

年表32件を開く

1940年代

  • 1947年2月創業中央魚類荷受組合発足 東京都水産物集荷機関の指定を受ける。
  • 1947年7月創業資本金300万円をもって、水産物及びその加工製品の卸売業務を営むことを目的として中央魚類株式会社を設立し、中央魚類荷受組合の営業一切を継承する(築地本場に本社を、足立分場に千住支社を設置)。

1950年代

  • 1950年4月生鮮、加工水産物配給規則廃止に伴い復活した中央卸売市場法に基づき、東京都水産物卸売人として東京都知事の許可を受ける。
  • 1952年4月築地市場内で荷役業を営む中央小揚株式会社(連結子会社)を設立。
  • 1953年4月M&A日本水産株式会社の出資会社である同業大松水産株式会社を統合。
  • 1956年9月中央卸売市場法の一部改正により農林大臣許可の水産物卸売人となる。

1960年代

  • 1962年9月冷蔵倉庫業を営む中央冷凍株式会社(連結子会社)を設立。
  • 1964年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。

1970年代

  • 1971年7月卸売市場法の施行に伴い農林大臣許可の水産物卸売業者となる。
  • 1972年4月船橋市中央卸売市場において水産物卸売業を営む船橋中央魚類株式会社(連結子会社)を設立(業務開始 1972年6月20日)。
  • 1976年11月柏市公設総合地方卸売市場において水産物卸売業を営む柏魚市場株式会社(連結子会社)を設立(業務開始 1977年4月26日)。

1980年代

  • 1980年11月千葉市中央卸売市場に中央魚類株式会社千葉支社を設置(業務開始 1980年11月4日)。
  • 1981年5月千葉中央魚類株式会社(連結子会社)を設立。

2000年代

  • 2000年4月M&A冷蔵倉庫業を営む徳水冷蔵株式会社を買収。
  • 2001年12月M&A株式交換により船橋中央魚類株式会社(連結子会社)を完全子会社化。
  • 2007年2月M&A株式交換により中央小揚株式会社(連結子会社)を完全子会社化。
  • 2008年4月上場中央冷凍株式会社(連結子会社)は、東京証券取引所市場第一部に株式上場する株式会社ホウスイ(水産物の買付・加工・卸売業及び小売販売業)と合併し(2008年4月1日付)中央冷凍株式会社は解散し、存続会社となった株式会社ホウスイ(連結子会社)が連結子会社となる。株式会社ホウスイの子会社である水産物リテールサポートを営む株式会社水産流通(連結子会社)及び水産物小売販売業を営む恵光水産株式会社(連結子会社)も連結子会社となる。
  • 2008年8月M&A株式会社水産流通(連結子会社)は、当社の非連結子会社であった中央フーズ株式会社(連結子会社、2001年11月1日設立)を子会社化したことにより、中央フーズ株式会社は新たに当社の連結子会社(ひ孫会社)となる。

2010年代

  • 2012年1月創業大都魚類株式会社との共同出資により船橋市中央卸売市場において水産物卸売業を営む船橋魚市株式会社(持分法適用関連会社)を設立(業務開始 2012年4月2日)。
  • 2012年2月東京北魚株式会社の第三者割当増資を引受け、同社は当社の持分法適用関連会社となる。
  • 2012年4月千住支社を廃止し、同支社の営業権を東京北魚株式会社(持分法適用関連会社)に事業譲渡。船橋中央魚類株式会社(連結子会社)の営業権を船橋魚市株式会社(持分法適用関連会社)に事業譲渡し、船橋中央魚類株式会社を解散。
  • 2013年4月株式会社ホウスイ(連結子会社)は株式会社せんにち(連結子会社)を設立し、株式会社千日総本社より事業の一部を譲り受け水産煉製品、惣菜等の製造販売事業を行う。
  • 2013年7月株式会社ホウスイ(連結子会社)が恵光水産株式会社の株式を一部売却し持株比率が低下したため、恵光水産株式会社を連結の範囲から除外(2013年7月1日付)。
  • 2017年8月オーシャンステージ株式会社の株式を一部売却し持株比率が低下したため、同社は当社の持分法適用関連会社となる。
  • 2018年10月東京都中央卸売市場築地市場の東京都中央卸売市場豊洲市場への移転に伴い、当社、株式会社ホウスイ(連結子会社)、中央小揚株式会社(連結子会社)、株式会社水産流通(連結子会社)、中央フーズ株式会社(連結子会社)の本社が東京都江東区豊洲へ移転となる。

2020年代

  • 2021年9月当社の非連結子会社であった株式会社豊海(連結子会社、2020年2月4日設立)を連結の範囲に含める。
  • 2022年5月M&A全株式取得により株式会社ホウスイ(連結子会社)を完全子会社化。
  • 2022年6月商号変更中央小揚株式会社(連結子会社)がマルナカロジスティクス株式会社(連結子会社)に社名変更。
  • 2023年1月千葉中央魚類株式会社(連結子会社)が1月31日付で解散。
  • 2023年7月千葉中央魚類株式会社(連結子会社)が7月3日付で清算結了。
  • 2023年10月オーシャンステージ株式会社(持分法適用関連会社)が10月31日付で解散。
  • 2024年6月オーシャンステージ株式会社(持分法適用関連会社)が6月5日付で清算結了。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    価値訴求型営業の強化

    需給・相場を見極めた最適な商品提案、販売先オペレーションに対応する軽加工、消費者ニーズを満たす加工商品の開発を通じて、価値訴求型の営業を強化する。

  2. 02

    冷蔵倉庫の収益性向上

    保管スペースが逼迫した状況下で、限られた施設を前提にオペレーションの効率化とコスト構造の改善に取り組み収益性を高める。

  3. 03

    不動産賃貸事業の価値向上

    賃貸物件のリノベーションにより物件価値の向上を図り、賃貸収入の増加を進める。

  4. 04

    荷役・ロジスティクス事業の拡大と効率化

    荷役事業に加えてロジスティクス事業の新規顧客開拓により売上拡大を進めるとともに、合理的な人員配置および経費削減に取り組む。

  5. 05

    デジタル化推進とグループ連携

    デジタル化推進により情報連携の迅速化と品質管理を強化し、グループ各社とのシステム連携による業務効率向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で794人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は669万円で、9期前と比べて+6.7%平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は14.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月660
2018年3月656
2019年3月62644.117.0701
2020年3月63644.216.6756
2021年3月56845.016.8775
2022年3月57443.814.7799
2023年3月58144.313.8760
2024年3月64044.513.8782
2025年3月66644.614.7807397
2026年3月66944.214.8794416

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.2%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)64.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
川島物流センター — 埼玉県川島町6,675百万円
営業設備(冷蔵倉庫事業)
豊洲冷蔵庫 — 東京都江東区3,187百万円
営業設備(冷蔵倉庫事業)
市川物流センター — 千葉県市川市3,098百万円
営業設備(冷蔵倉庫事業)
豊海流通センター — 東京都中央区2,949百万円
営業設備(不動産賃貸事業)
厚木物流センター — 神奈川県伊勢原市2,124百万円
営業設備(冷蔵倉庫事業)
市川流通センター — 千葉県市川市1,165百万円
営業設備(冷蔵倉庫事業)
船橋冷蔵庫 — 千葉県船橋市737百万円
営業設備(冷蔵倉庫事業)
本社 — 東京都江東区696百万円
営業設備(水産物卸売事業 冷蔵倉庫事業)
本社工場 — 大阪府吹田市648百万円
営業設備(水産物卸売事業)
川島工場 — 埼玉県川島町539百万円
営業設備(水産物卸売事業)
ほか23件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    農山漁村6次産業化対策事業/流通・加工構造の改革/食品等流通合理化促進事業/輸出拠点・流通新技術導入モデル形成事業
    農林水産省 · 2020-05-22
    2,271万円
  • 補助金
    新事業創出・食品産業課題解決対策事業/食品等流通持続化モデル総合対策事業/デジタル化・データ連携による効率的食品流通モデル構築事業
    農林水産省 · 2022-05-20
    2,027万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,586億円営業利益33億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.8%、利益が+3.1%。

売上高
+5.8%
1,586億円
営業利益
+3.1%
33億円
純利益
+0.0%
29億円
営業利益率
2.1%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,590億円1,586億円
営業利益30億円33億円
純利益22億円29億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は407億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+24.8%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2981
2024年1Q32661.85
2024年2Q31761.97
2024年3Q42592.16
2024年4Q3083
2025年2Q730212.914
2025年4Q769111.415
2026年2Q770182.312
2026年4Q816151.817
2027年1Q40782.06

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,647億円から1,586億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.1%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社ホウスイ(連結子会社)は株式会社せんにち(連結子会社)を設立し、株式会社千日総本社より事業の一部を譲り受け水産煉製品、惣菜等の製造販売事業を行う。
2013年3月1,647151
2014年3月1,738107
2015年3月1,983115
2016年3月1,990139
2017年3月2,011135
2018年3月1,999113
2019年3月1,95754
2020年3月1,939127
当社の非連結子会社であった株式会社豊海(連結子会社、2020年2月4日設立)を連結の範囲に含める。
2021年3月1,8771713
全株式取得により株式会社ホウスイ(連結子会社)を完全子会社化。
2022年3月1,2182012
2023年3月1,3752114
2024年3月1,3762621
2025年3月1,49932352.129
2026年3月1,58633372.129

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,586億円のうち、営業利益として残るのは33億円2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.3%1,432億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.6%121億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%33億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
9.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.1pt
2.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.5pt
8.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは−6億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は74億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−7−5057−5753
2014年3月−1−6673−6759
2015年3月1010−102070
2016年3月36−6322−2765
2017年3月7−4741−4065
2018年3月41−1−344070
2019年3月16−5746−4175
2020年3月58−34−222476
2021年3月54−18−173696
2022年3月−8−8−5−1675
2023年3月33−7−192684
2024年3月36−6−423071
2025年3月394−594355
2026年3月1−725−674

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は831億円。このうち返さなくてよい自己資本が385億円で、自己資本比率は44.1%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月45321124240.4
2014年3月54421732734.7
2015年3月56723033735.9
2016年3月59923436534.4
2017年3月66524741832.4
2018年3月65625140533.1
2019年3月73525747830.2
2020年3月66324841531.9
2021年3月68927241733.6
2022年3月71629042634.1
2023年3月73326147233.4
2024年3月78431047437.4
2025年3月74833840942.9
2026年3月83138544644.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
74億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
255億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
145億円
在庫として抱えている分
負債合計
446億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中116位あたり、逆に低いのは営業利益率284社中200位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.1%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.1%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,900で、1年前と比べて+9.5%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥3,900+0.0%1ヶ月+8.0%1年+9.5%時価総額168億円
過去52週の値幅
安値¥3,360高値¥4,450

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.3倍
PER (会社予想)7.1倍
PBR0.41倍
配当利回り3.08%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月初旬の3,460円から緩やかに上昇し、7月13日には3,665円と52週高値4,450円からは18%安。週足では25日線(3,513円)を上回り、75日線(3,694円)をわずかに下回る。出来高は低水準で推移。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 4.97倍は業界平均16.30倍の約3分の1と極めて低く、PBR 0.40倍も平均1.21倍を下回る。ROE 8.6%は安定しているが無配当で還元がなく、利益は増加基調にあるものの市場は割安に放置している。配当がない点が懸念されるが、バリュエーション面では明らかな割安水準。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.3倍17.9倍
PER (予想)7.1倍
PBR0.41倍1.24倍
ROE8.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PER約5倍、PBR0.4倍と割安だが、成長性は低い。強気派は「低PBR・低PERの割安株」「水産物需要の安定性」「2025年3月期は増収増益見込み」を評価。弱気派は「低利益率・低成長」「卸売業のためバリューチェーン上での価格決定力が弱い」「無配当」を指摘。水産物市況と外食需要の動向がカギ。

プラスに働く材料7
  • 極めて割安なバリュエーション

    PER5倍、PBR0.4倍と解散価値割れ水準。

  • 安定した需要基盤

    水産物は生活必需品。景気変動に強い。

  • 業績回復傾向

    2025/3期は増収増益。2026/3期も増収予想。

  • PER5倍と割安、収益価値に比し低位継続影響

    PER4.97倍、同業比でも極めて割安

  • 売上高2桁成長、事業拡大継続2026年3月期予想影響

    売上高1376→1499→1586億円、2期連続増収

  • PBR0.4倍、解散価値接近継続影響

    PBR0.4倍、純資産価値の顕著な割安

  • 配当再開の可能性次回株主総会影響

    無配当だが、利益安定で株主還元期待

マイナスに働く材料7
  • 低収益性・低成長

    営業利益率2%台。売上高成長率も10%未満。

  • 価格決定力の弱さ

    卸売業のため仕入価格上昇を転嫁しにくい。

  • 無配当の継続

    配当なし。株主還元に無関心との見方も。

  • 営業利益横ばい、利益率低下2026年3月期予想影響

    営業利益32→33億円、利益率2.13%→2.08%

  • ROE8.6%、資本効率改善遅れ継続影響

    ROE8.6%、低収益体質が株価抑制

  • 無配当長期化の懸念継続影響

    配当利回り0%、株主還元不足で割安放置リスク

  • 外国人保有率低く需給薄継続影響

    外国人保有4.7%、流動性低く値動き荒い

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の兆しを見る。
売上高成長率
事業拡大のペースを確認。
水産物市況
仕入価格動向が利益に直結するため。
取扱数量
卸売事業の実質的な需要動向の指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.08%。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
3.08%
いまの株価に対して
配当性向
24.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月7039.9
2018年3月60−14.341.7
2019年3月600.083.8
2020年3月600.052.3
2021年3月600.029.0
2022年3月7016.728.7
2023年3月700.044.0
2024年3月8014.330.9
2025年3月12050.018.1
2026年3月1200.024.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,590人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.7%を占め、残る51.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他49.849.850.748.745.544.5
事業法人35.435.736.038.538.438.7
金融機関11.610.49.69.610.29.6
自己株式7.57.57.47.47.47.4
外国法人2.02.22.31.82.84.7
証券会社0.81.51.01.02.72.0
政府・自治体0.40.40.40.40.40.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ニッスイ11.10
02株式会社足利本店7.07
03株式会社極洋4.96
04株式会社三菱UFJ銀行4.17
05株式会社みずほ銀行(常任代理人(株)日本カストディ銀行)4.17
06東洋水産株式会社3.73
07株式会社築地蟹商2.50
08伊藤 裕康2.29
09INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.18
10株式会社ニチレイフレッシュ1.37

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+24154%、1株純資産は14期で+1955%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月34460.770.7
2014年3月174603.814.542.4
2015年3月134972.722.0
2016年3月245154.611.242.0
2017年3月1185,3922.223.639.9
2018年3月825,4321.533.641.7
2019年3月1105,5662.025.783.8
2020年3月1715,2943.214.552.3
2021年3月3155,7945.79.429.0
2022年3月2896,1174.810.328.7
2023年3月3476,1275.78.644.0
2024年3月5347,3427.95.930.9
2025年3月7268,0209.54.618.1
2026年3月7379,1748.65.524.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額220百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
今村忠如代表取締役 社長執行役員741,000
松本孝志取締役 専務執行役員71500
福元勝志取締役 執行役員671,500
三田薫取締役 執行役員772,200
中澤強志取締役 執行役員59
浜田晋吾取締役67
足利金兵衛取締役8412,000
木曽琢真取締役65
久光弘祐取締役60
渡邉淳子取締役69
池本新介常勤監査役76
澤野敬一監査役69
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
平尾嘉昭監査役48
市山勝一取締役 執行役員612,000
田中輝取締役63
服部篤取締役61
安西敏郎常勤監査役63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61391515426
社外取締役754548
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容981字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)は、当社、連結子会社7社及び持分法適用関連会社1社で構成され、主として水産物及びその加工製品の卸売事業を営むとともに、その事業に関連する冷蔵倉庫事業及び荷役事業等を展開しております。又、当社及び連結子会社が保有する不動産の一部を賃貸業務に供しております。 当社グループの事業内容及び当該事業における位置付けは次のとおりであります。 事業区分   会社名   事業の内容   事業における位置付け 水産物卸売事業     中央魚類(株)   卸売市場法に基づき東京都中央卸売市場の豊洲市場において水産物卸売事業を営んでおります。   公設市場において水産物卸売事業を営む各社はそれぞれ独立した市場において営業活動を行っており、グループ会社間に一部営業上の取引があります。 柏魚市場(株)   卸売市場法に基づき柏市公設総合地方卸売市場において水産物卸売事業を営んでおります。 船橋魚市(株)   卸売市場法に基づき船橋市地方卸売市場において水産物卸売事業を営んでおります。 (株)ホウスイ   エビ・イカ・カニ等冷凍魚を中心として水産物卸売事業を営んでおります。   グループ会社間に一部営業上の取引があります。 (株)水産流通   水産物のリテールサポート事業を営んでおります。 (株)せんにち   水産練製品、惣菜等の製造販売を営んでおります。 中央フーズ(株)   鮮魚を中心として水産物卸売事業を営んでおります。 冷蔵倉庫事業   (株)ホウスイ   首都圏において冷蔵倉庫事業を営んでおります。   グループ会社間に一部営業上の取引があります。 不動産賃貸事業   中央魚類(株)・柏魚市場(株)   保有する不動産の一部を賃貸業務に供しております。   グループ会社に一部賃貸しております。 (株)豊海   保有する不動産を賃貸業務に供しております。   グループ会社に一部賃貸しております。 荷役事業   マルナカロジスティクス(株)   東京都中央卸売市場の豊洲市場において水産物の荷役事業等を営んでおります。   主として水産物の荷役・運搬作業を当社専属で行っております。 (注) 事業区分は、セグメント情報の区分と同一であります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,885字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、東京都中央卸売市場に拠点を置く水産物卸売事業を中核として、全国各地や海外から生鮮・冷凍・塩干加工等の各水産物を集荷し販売するとともに冷蔵倉庫事業、不動産賃貸事業、荷役事業を営むグループを形成しております。 経営の基本理念として、堅実と信用を旨とし、株主、取引先、従業員そして地域社会に信頼されかつ貢献していくことを心掛けております。 水産物卸売事業におきましては、水産物の生産・加工両面での世界各地における状況や消費ニーズの変化を背景に、常に新しい商品や商材の開発を心掛け、豊富な品揃えに注力し、安全安心な商品の供給を担う卸売会社として責任を果たしてまいります。 冷蔵倉庫事業におきましては、首都圏における物流基幹各地に9施設を配置し、各種冷凍・冷蔵品の保管配送の拠点として食品物流の効率化に努めます。 不動産賃貸事業は保有する資産の有効活用を図りグループ企業の財務の健全化の一翼を担い、荷役事業は水産物卸売事業の市場内外での円滑かつ効率的な物流を担ってまいります。 (2)経営戦略等 国内外における生産需給事情の変化に即応しつつ取引先との連携を深め、広汎な情報収集と新商品開発への前向きな取組みによって集荷販売力を強化するとともに、信用力の根幹である財務体質とコンプライアンス体制の強化に努めてまいります。 また、グループ各社がもつそれぞれの機能を融合し相互に協働する仕組みを構築して、市場内外における水産物流通機能を強固なものとし、激しさ増す競争に勝ち残り続ける企業となることを目指します。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは経営方針に沿った持続的成長を目指しており連結ベースでの売上高、営業利益、経常利益、営業キャッシュ・フロー、売上高営業利益率といった経営指標を掲げております。 (4)経営環境 インバウンド消費の拡大、アメリカの通商政策、ウクライナ情勢及び為替の状況は、当社グループが取り扱う水産物をはじめとする食品全般の販売環境に影響を与えるものと思われます。 水産物卸売事業におきましては、天然水産物の漁獲量の減少、国際的な水産物の需要の高まりによる買付競争の激化、卸売市場外における水産物流通の多様化など、水産物卸売市場を取り巻く環境が大きく変化してきており、柔軟な対応が必要と思われます。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 水産物卸売事業では、需給・相場を見極めた最適な商品提案、販売先オペレーションに対応する軽加工、消費者ニーズを満たす加工商品の開発を通じ、価値訴求型の営業を強化してまいります。冷蔵倉庫事業においては、保管スペースが逼迫した状況が続き、取扱量の大幅な増加が見込みにくい環境にあります。このため、限られた施設を前提に収益性を高めるべく、オペレーションの効率化とコスト構造の改善に取り組んでまいります。不動産賃貸事業は、賃貸物件のリノベーションにより物件価値の向上を図り、賃貸収入の増加を進めてまいります。荷役事業においては、荷役事業に加えてロジスティクス事業の新規顧客開拓により売上拡大を進めるとともに、合理的な人員配置および経費削減に取り組んでまいります。 当社グループでは、業務の効率化を目指してコスト削減などの経営改善に取り組む所存です。また、指名・報酬委員会による役員人事・報酬の透明化を行い、今後もガバナンス強化に努めてまいります。 当社は、卸売市場における公共的使命を担う企業として食の安全・安心の重要性を従来にも増して強く認識し、消費者が安心して食することのできる安全な商品の取り扱いに最大限の努力をしてまいる所存です。また、デジタル化推進によって、情報連携の迅速化と品質管理の強化を図り、豊富な品揃えと産地情報を活用した集荷力、販売力の向上とともに、グループ各社とのシステム連携による業務効率の向上も目指してまいります。当社グループでは、グループ全体の効率的な会社運営を目指すとともに、引き続きコスト削減などの経営改善に取り組んでまいります。さらに、コンプライアンスの向上、社会規範の順守、債権管理強化等による健全な財務体質の構築、グループ会社を横断した人的資源の相互活用や人材教育の充実にも意を用い、取引先各位に信頼され、社会から必要とされる企業グループとして努力してまいります。
事業等のリスク2,701字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があると考えられる重要なリスクは以下のとおりです。 ① 市況変動等について 当社グループの主たる事業である水産物卸売事業においては、天候・海流等自然条件による漁獲量の変動、漁業資源に対する漁獲制限・輸出入制限、需給動向、海外情勢・為替相場などの要因により、水産物の市場入荷量や価格等、仕入面のみならず販売面でも大きな変動が生じる可能性があります。その頻度は不確定ではありますが、短期的に売上や利益に影響を与えます。その対応策としては、全国の荷主をはじめとする取引先とより緊密な関係を築くとともに、海外の荷主、買付先の開拓も含め、水産物の仕入先の多様化を図り、影響を最小限に抑えております。 ② 法的規制について 当社グループの主たる事業である水産物卸売事業は、市場流通面からは卸売市場法の規制を受け、食品取扱面からは食品衛生法及びJAS法等の規制を受けております。したがって、これらの法改正やこれらの法規制にかかる事故等が生じた場合は、市場業務や業績等に少なからぬ影響を与える可能性があります。 なお、卸売市場法が2020年6月に改正され、市場の活性化に向け、卸売市場がこれまでの「認可制」から「認定制」へ移行されたほか、これまで原則禁止とされてきた第三者販売、直荷引き等の取引ルールは市場ごとに定めることが可能となりました。 市場の活性化に向けた規制緩和は、市場業務や業績に中長期に渡り大きな影響を与えます。当社としては、規制緩和を脅威ではなくチャンスと捉え、グループ各社がもつそれぞれの機能を最大限に生かして、市場内外における水産物流通機能を強固なものにすることで対応いたします。 ③ 売掛債権等の貸倒れについて 当社グループでは、売掛債権等の貸倒れリスクについては与信管理の強化、貸倒引当金積み増しなどの対応策をとっておりますが、各市場における一部販売先にあってはコロナ禍に実施された無担保融資などの返済、海外情勢や為替相場による仕入コストの増加、市場外流通の増加などの影響により企業体力が低下し、売掛債権の貸倒れリスクが高まる可能性があります。一方、出荷者に対する前渡金債権についても、漁獲量の変動などの影響により、同様のリスクが高まる可能性があります。貸倒れ発生の頻度は予想できませんが、短期的な業績への影響を与えます。対策として情報収集、与信管理の強化、前渡金債権の圧縮、貸倒引当金の積増しなどの対応をとっております。 ④ コンピューターシステム障害について 当社グループ会社間は高品質なネットワークで結ばれており、保守管理やセキュリティには細心の注意を払っておりますが、外部要因を含めてこれらのシステムに何らかの障害が生じた場合は、当社グループ全体の事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。その頻度は推測できませんが、短期的な影響が予想され、拠点の分散化やセキュリティ等に対する対策を進めております。 ⑤ 自然災害について 当社グループの事業活動は首都圏に集中しているため、この地域において地震等大規模自然災害が生じた場合は、卸売市場設備、冷蔵倉庫設備、不動産設備等が毀損して、人的被害も含めて甚大な損失が生じる可能性があり、また、当社グループにおけるすべての事業又は一部の事業が一時的又は中長期的に中断される可能性があります。大規模自然災害は数十年に一度のことではありますが、短・中期に亘る業績への影響が予想され、事業拠点の分散化、耐震診断、耐震化や免震化などの対応策をとっております。また、自然災害が生じた際の事業継続計画についても策定しております。 ⑥衛生管理について 当社グループの取扱い商品は、温度管理が必要な生鮮食品、冷凍品が多いため、商品の温度管理や取扱い等をはじめとする衛生管理について厳格な注意を払っており、各種教育やマニュアルの整備を図るとともに、品質管理担当者を配置して指導、改善を行っております。しかしながら、衛生面において問題が生じ、営業に影響が及んだ場合には、業務の運営・業績に影響を与える恐れがあります。頻度については、数年に一度程度と認識しておりますが、短期業績に影響を与える可能性があります。 ⑦物流問題について 物流費増加や集荷が困難になることが予想され、当社グループの業績に一定程度の悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、デジタル化推進により情報連携の迅速化や物流ルートの再構築を図り、集荷力の強化や物流費用の抑制を進めていく予定です。また、冷蔵倉庫事業では、倉庫業務の省人化や自動化に向けた検証実験を進め、荷役作業等の効率化を図り、待機時間の短縮に努めてまいります。 ⑧訴訟等について 当社グループは国内外で事業を遂行する上で、訴訟やその他の法的手段の当事者となる可能性があり、重要な訴訟等が提起された場合や事業遂行の制限が加えられた場合は、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。頻度については予想できませんが、短期的に影響を与える可能性があり、コンプライアンス体制、リスク管理体制をさらに充実させるべく、努めております。 ⑨気候変動について 気候変動による海水温の上昇、海面上昇、異常気象などの発生が、水産資源の減少や、それに伴う漁業活動の困難化をもたらし、原材料の調達難や価格高騰につながります。また、気候変動は海洋汚染や赤潮発生のリスクを高め、食の安全性の低下にもつながり、当社グループの運営、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。対策として水産資源のトレーサビリティ強化のためのシステム開発を進めております。 ⑩労働力不足について 社員の高齢化に伴い定年退職者が増加し、一方で人口減少に伴い若年層の採用が厳しくなる中で、労働力不足となり、中長期にわたり当社グループの事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。対策として、女性、高齢者、中途採用者、障碍者、外国人といった多様な人材の登用を進めるべく、賃金格差の是正や幅広い層への人材育成の機会提供、育児介護休業制度の改定や定年再雇用制度の拡充等の働きやすい職場環境作りなどを進めております。 なお、上記事項は当連結会計年度末現在における判断であり、不確実要素が含まれております。また、当社グループにおける将来の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があると考えられる要因は上記事項に限定されるものではありません。
経営成績の分析 (MD&A)5,466字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や堅調なインバウンド需要を背景に、緩やかな回復基調を維持しました。一方で、食品や生活必需品の物価上昇による消費者の節約志向の高まりに加え、米国の政策に起因する国際情勢や世界経済の変動を背景として、原料相場の高止まりをはじめ各種コストの上昇が継続するなど、先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、売上高は当社グループの中核事業である水産物卸売事業において増加しました。単価高の影響とともに、数量面においても天然魚の水揚げ減少傾向が続くなか、サンマの水揚増、養殖魚の需要増により生鮮魚の取扱い数量は前年並みを確保したことや、冷凍加工業者向けの冷凍加工原料の取扱い数量は相場高により減少する一方、量販店、外食向けのエビ・カニ・サケ等の冷凍加工品の取扱い数量が増加したことにより、売上高は増加しました。営業利益は水産物卸売事業においては原材料高の影響があり、全体では若干減少となりました。冷蔵倉庫事業においては、人件費や営業費が増加しましたが、保管料・荷役料の値上げや業務の効率化に努め、利益は増加しました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ8,361百万円増加の83,121百万円となりました。これは主に現金及び預金の増加1,877百万円、売掛金の増加613百万円、商品及び製品の増加3,056百万円、投資有価証券の増加3,045百万円によるものです。 負債合計は、前連結会計年度末に比べ3,684百万円増加の44,633百万円となりました。これは主に短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加5,428百万円、長期借入金の減少1,983百万円によるものです。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ4,676百万円増加の38,488百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益2,945百万円の計上、非支配株主持分69百万円の増加、剰余金の配当479百万円、その他有価証券評価差額金の増加2,110百万円によるものです。その結果、自己資本比率は44.1%(前連結会計年度末42.9%)となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は、158,598百万円(前年同期比5.8%増)となり、営業利益は3,273百万円(前年同期比1.4%増)、経常利益は3,746百万円(前年同期比6.8%増)となりました。以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は2,945百万円(前年同期比1.5%増)となりました。 セグメント別の業績概況は次のとおりであります。 水産物卸売事業は、大衆魚の水揚が不安定でありましたが、サンマの水揚増や冷凍品の取扱い増により、セグメント売上高は149,281百万円(前年同期比6.2%増)となり、エビ・カニ・サケ等の商材を中心に、量販店や業務筋向けの販売が好調でした。一方、原材料の高騰や集荷販売経費等の増加によりセグメント利益は1,864百万円(前年同期比6.9%減)となりました。 冷蔵倉庫事業は、入出庫量の減少はありましたが、保管料等の値上げを行い、売上高は8,043百万円(前年同期比0.2%増)となりました。人件費や電力料が増加しましたが、業務の効率化に努め、セグメント利益は783百万円(前年同期比23.6%増)となりました。 不動産賃貸事業は、売上高586百万円(前年同期比2.6%減)となり、修繕費等が増加しましたが、セグメント利益は590百万円(前年同期比7.2%増)となりました。 荷役事業は、売上高は687百万円(前年同期比1.0%減)となりましたが、人件費の増加、トラックの入替による経費増により、セグメント利益は32百万円(前年同期比21.8%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び財務活動において増加したものの、投資活動において減少し、7,396百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、70百万円(前年同期3,919百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益4,309百万円、減価償却費2,408百万円、売上債権の増加額613百万円、棚卸資産の増加額3,063百万円、仕入債務の減少額205百万円、法人税等の支払額1,617百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、656百万円(前年同期397百万円の獲得)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,216百万円、無形固定資産の取得による支出231百万円、投資有価証券の売却による収入767 百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は、2,463百万円(前年同期5,894百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額3,861百万円、長期借入金の返済による支出1,449百万円等によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 (1)当連結会計年度の生産実績 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 水産物卸売事業   3,461   105.8 計   3,461   105.8 (注)金額は製造原価によっております。 (2)当連結会計年度の仕入実績 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 水産物卸売事業 買付品   135,278   105.4 計   135,278   105.4 (注)1 本表における仕入高は、仕入金額を記載しております。 2 セグメント間の取引については相殺消去しております。 (3)当連結会計年度の売上実績 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 水産物卸売事業 受託品   1,494   107.7 買付品   147,786   106.2 計   149,281   106.2 冷蔵倉庫事業   8,043   100.2 不動産賃貸事業   586   97.4 荷役事業   687   99.0 合計   158,598   105.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま す。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成され ています。なお、「重要な会計方針及び見積り」については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結 財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 売上高は、水揚げが不安定だったことにより生鮮魚の取扱量は減少しましたが、量販店や外食、インバウンド需要の回復基調により冷凍品の取扱いが増加し、売上高は前期比105.8%と増加しました。営業利益・経常利益はマグロ、エビ、カニ等の商材を中心に販売が好調だったことにより増加しました。 インバウンド消費の拡大など新たな環境によるサービス分野での回復が期待できる一方、漁獲量の減少や気候変動による漁場の変化、労働力不足による人件費等のコスト上昇、地政学的なリスクなど先行き不透明な状況の中、当社グループではグループ各社が持つ各機能を最大限に活かし、効率的な会社運営を目指すとともに、引き続きコスト削減などの経営改善に取り組んでまいります。さらに、コンプライアンスの向上、社会規範の順守、債権管理強化等による健全な財務体質の構築、グループ会社を横断した人的資源の相互活用や人材教育の充実にも注力し、取引先各位に信頼され、社会から必要とされる企業グループとして努力してまいります。 あわせて前述記載の「3 事業等のリスク」についても適時・迅速に対応し、リスク回避に努める所存であります。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは原料・商品の仕入資金のほか、集荷に伴う運搬費等の経費、冷蔵倉庫稼動に伴う経費、一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は設備投資、システム投資等によるものであります。 当社グループは事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としており、シンジケートローンや個別の銀行借入によって調達し、安定した資金繰りの確保に努めております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は23,858百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は7,396百万円となっております。 ④経営方針・経営戦略、経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営方針・経営戦略については「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)経営方針」及び「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略等」に記載のとおりであります。 また、当社グループは、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、連結ベースの売上高、営業利益、営業キャッシュ・フロー、売上高営業利益率を経営指標としており、業容拡大による利益確保とキャッシュ・フローや利益率を意識した効率的な経営を目指してまいります。 当連結会計年度の各指標の前年比較は以下のとおりであります。 経営指標   前連結会計年度 金額・率 (百万円・%)   当連結会計年度 金額・率 (百万円・%) 売上高   149,902   158,598 営業利益   3,229   3,273 営業キャッシュ・フロー   3,919   70 売上高営業利益率   2.15   2.10 売上高は、水産卸売事業において冷凍加工品の販売増加や単価高により増加しました。営業利益は冷蔵庫事業において保管料等の値上げにより増加しました。 営業利益率は、集荷販売経費等の販売費の増加により減少しました。 営業キャッシュフローにおいては、棚卸資産の増加により前年比で減少しました。 以上のとおり、売上高、営業利益は前年比で増加しましたが、営業キャッシュフローは減少しました。 当社グループは前掲の経営方針・経営戦略に基づき、引き続き各経営指標の改善に努めてまいります。 ⑤セグメントごとの財政状態及び経営成績に関する認識及び分析・検討内容 (水産物卸売事業) 大衆魚の水揚が不安定でありましたが、サンマの水揚増や冷凍品の取扱い増により、売上高は増加しました。営業利益は、エビ・カニ・サケ等の商材を中心に、量販店や業務筋向けの販売が好調でした。一方、原材料の高騰や集荷販売経費等の増加により利益は減少しました。高機能化された豊洲市場を活用しながら、需給・相場を見極めた最適な商品提案、販売先オペレーションに対応する軽加工、消費者ニーズを満たす加工商品の開発を通じ、価値訴求型の営業強化に注力しつつ、当社グループ会社が持つ冷蔵保管、リテールサポート、荷役、加工の各機能を最大限に活かし、サプライチェーンの拡充に努め、更なる水産物の集荷販売や商品開発に注力してまいります。 (冷蔵倉庫事業) 入出庫量の減少はありましたが、保管料等の値上げを行いました。また、人件費や電力料は増加しましたが、業務の効率化に努めたことにより、売上高、営業利益ともに増加しました。保管スペースが逼迫した状況が続いており、取扱量の増加が見込めない中、限られた施設を前提に収益性を高めるべく、オペレーションの効率化とコスト構造の改善に取り組んでまいります。 (不動産賃貸事業) 修繕費等が増加しましたが、利益は増加しました。賃貸物件のリノベーションにより物件価値を高め、賃貸収入の増加を進めてまいります。 (荷役事業) 取扱数量の減少により売上高は減少しましたが、人件費の増加、トラックの入替による経費増により、利益は減少しました。荷役事業に加えてロジスティクス事業の新規顧客開拓により売上拡大を進めるとともに、合理的な人員配置および経費削減に取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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