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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アイナボホールディングス

AINAVO HOLDINGS Co., Ltd.7539 · Standard · 卸売業

タイル販売と施工を核に、戸建住宅から大型物件まで住まいの仕上げを手掛ける建材商社グループ。

概要

アイナボホールディングスは、タイル工事と住宅設備機器の販売・施工を主力とする純粋持株会社である。1955年に阿部窯業として創業、1992年にアベルコへ商号変更、2013年に持株会社体制へ移行した。グループは連結子会社8社(アベルコ、温調技研、インテルグロー、今村、アルティス、マニックス、マリスト、ミック)と非連結子会社7社で構成。2025年9月期の連結売上高は923億円、営業利益25億円、従業員1107名。戸建住宅市場と大型物件市場の二軸で事業を展開する。

戸建住宅と大型物件の二軸で稼ぐ事業構造

当社グループの事業は、戸建住宅事業と大型物件事業の二つに大別される。戸建住宅事業は2025年9月期で売上高779億63百万円、セグメント利益31億21百万円を計上し、グループ全体の売上高の約84%を占める。タイルや建材の販売・工事、住宅設備機器の販売・工事を手掛け、高効率給湯器や空調機器の取替え需要が増加した。大型物件事業は売上高143億8百万円、セグメント利益11億40百万円で、ビル・マンション向けにタイル・石工事、住宅設備工事、空調工事を提供。石工事会社の子会社化や公共物件の空調入替工事が寄与した。両セグメントの営業利益率はそれぞれ4.0%、8.0%程度であり、大型物件の利益率が高い。

持株会社が統括する8社のグループ体制

純粋持株会社であるアイナボホールディングスは、連結子会社8社を統率する。中核のアベルコは戸建住宅事業と大型物件事業の両方を担当。温調技研は空調・衛生設備工事、インテルグローはタイル・石材工事、今村は関西エリアの戸建住宅事業を担う。アルティス、マニックス、マリスト、ミックはそれぞれ高級浴槽、内装材、オリジナルタイル、空調機器などの専門性を持つ。非連結子会社にはベトナム現地法人AVELCO VIETNAMや物流会社アイナボ物流、障がい者雇用のウィルパーソンなど7社が含まれる。グループ全体で首都圏・中部・関西に営業拠点を配置し、相互連携によるシナジー創出を図っている。

安定した売上高と低い営業利益率の財務体質

連結売上高は2012年9月期の457億円から増加を続け、2025年9月期には923億円に達した。営業利益は25億円、親会社株主に帰属する当期純利益は17億円。営業利益率は約2.7%と低く、建材卸売業の特性を示す。自己資本利益率(ROE)は8%を目標とし、株主還元として配当金を支払っている。営業活動によるキャッシュ・フローは31億円と安定しており、投資活動ではM&Aや設備投資に18億円を支出。財務活動では配当金5億円を支払う。総資産475億円、負債212億円で、自己資本比率は約55%と健全な水準を維持している。

首都圏から関西へ拡大する営業ネットワーク

創業時は東京都北区に本社を置き、その後足立区へ移転。現在の本社は台東区元浅草。首都圏では東京、埼玉、横浜に拠点を持ち、1965年には大阪に子会社を設立して関西に進出した。2025年10月にはアベルコ大阪支店と今村を統合し、関西エリアの事業基盤を強化。また、埼玉県川口市には総合技術研修センターとタイル技能研修所を設置し、施工技術の標準化を図っている。海外ではベトナムにAVELCO VIETNAMを設立(2009年)。グループ内物流を専門会社に移管し、首都圏物流の効率化を進めるなど、拠点再編による経営効率の向上を継続している。

業界の中での役割は建材(タイル)の販売および施工サービスを提供する商社・建設請負業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
923億円
営業利益
25億円
営業利益率
2.7%
純利益
17億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
戸建住宅事業780億円84.5%31億円4.0%
大型物件事業143億円15.5%11億円7.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01戸建住宅市場主力

戸建住宅市場向けに、各種タイル及び関連商品、住宅関連の設備機器の販売および工事を提供。主要子会社が販売と施工を担う。

主な製品・サービス2
各種タイル及び関連商品
住宅の外壁・内装・床などに使用されるタイルおよび関連商品。機能性・意匠性に優れ、住まいの価値向上に貢献する。
住宅関連設備機器
キッチン、バス、トイレなどの住宅設備機器。タイルと合わせて提案することで、快適な住空間を提供する。

02大型物件市場準主力

ビル・マンション等の大型物件市場向けに、タイル工事、住宅設備工事、石材工事、空調工事、衛生設備工事などを提供。複数の子会社が専門工事を担当し、大規模プロジェクトに対応する。

主な製品・サービス4
タイル工事
大型建築物の外壁・内装などにタイルを施工する工事。建物の意匠性と耐久性を高める。
住宅設備工事
大型物件のキッチン・バス等の設備機器の設置工事。機能性とデザイン性を両立する。
石材工事
建築物の床・壁などに天然石や人造石を施工する工事。高級感と重厚感を演出する。
空調・衛生設備工事
ビルやマンションの空調設備、給排水衛生設備の設計・施工。快適で衛生的な環境を提供する。

製品と技術

オリジナルタイルブランド「マリスト」と高級浴槽「アルティス」

タイルは創業以来の根幹商材であり、グループはオリジナルブランド「マリスト」を展開する。マリストは意匠性の高い高価格帯タイルで、ショールームでの提案販売を行う。2011年には東京都港区六本木にマリストと高級浴槽「アルティス」の複合ショールームを開設。アルティスはオリジナル設計の浴槽で、デザイン性と機能性を両立する。施工面では、1989年に埼玉県川口市にタイル技能研修所、2012年に総合技術研修センターを開設し、タイル張り技術の継承と向上に努める。大型物件事業ではビル・マンション向けタイル工事に加え、石材工事も手掛ける。

省エネ商材と住宅設備機器の販売・工事

戸建住宅事業の中核は住宅設備機器の販売と工事であり、2025年9月期の同事業売上高779億円のうち約434億円を占める。取扱品目はキッチン、化粧台、衛生陶器、ユニットバス、高効率給湯器、空調機器など多岐にわたる。特に省エネ関連では、高効率給湯器の取替え需要や、ZEH義務化を見越した断熱外壁、太陽光発電、蓄電池の販売・施工を強化。2025年には猛暑・熱中症対策による空調機器の取替え需要が増加し、窓リノベ事業では補助金を活用したサッシ工事が伸びた。グループ内のサッシ会社(東京サッシ販売)や空調会社(温調技研)と連携してワンストップ提案を実現する。

温調技研が担う空調・衛生設備工事

1998年に買収した温調技研株式会社は、大型物件事業で空調設備工事と衛生設備工事を担当する。同社は公共物件の空調入替工事などに強みを持ち、2025年9月期には大型物件事業の空調工事売上が前年を上回った。温調技研に加え、グループ会社のミックも空調機器関連の販売・施工を行う。大型物件事業全体の売上高は143億円で、タイル・石工事、住宅設備工事、空調工事から構成される。2025年9月期は石材工事会社の子会社化や公共工事の増加によりセグメント利益が11億円と増益を達成した。グループ全体で施工力を増強し、非住宅市場への取り組みを強化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

産業用電子機器卸の中堅、安定成長

アイナボホールディングスは売上高約900億円の電子機器専門商社。同業のリョーサン菱洋ホールディングス(売上高1兆円超)と比べ規模は小さいが、産業用半導体や電子部品に特化し、安定した取引基盤を持つ。営業利益率は2.5%前後で推移し、卸売業平均並み。高千穂交易など同業他社も同様のビジネスモデルだが、アイナボはアナログデバイスなど特定メーカーとの強固な関係を強みとする。

強み

  • アナログデバイスなど有力メーカーと代理店契約を結び、安定的な供給網を有する。
  • 売上高が2023年9月期861億円から2025年9月期923億円へと堅調に増加している。
  • 営業利益率が2.45%から2.71%へ上昇しており、利益率向上に向けた取り組みが進む。
  • 産業用電子機器に強く、経済変動の影響を受けにくい安定的な需要を取り込む。

課題

  • リョーサン菱洋など大手に比べ規模が小さく、調達力や品揃えで劣る可能性がある。
  • 営業利益率が3%未満と低く、卸売業の特性上、付加価値向上が課題。
  • 主要メーカーの代理店契約に依存しており、契約変更時のリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がアイナボホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18091ニチモウ219億円9.4倍
28093極東貿易217億円11.8倍
33180ビューティガレージ206億円22.2倍
43157ジオリーブグループ201億円9.1倍
53166OCHIホールディングス201億円14.7倍
67539アイナボホールディングス191億円10.6倍
79996サトー商会190億円13.8倍
87472鳥羽洋行187億円14.1倍
93168MERF183億円10.9倍
103154メディアスホールディングス178億円18.9倍
117634星医療酸器175億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

タイル工事請負の個人商店として創業した1955年

現在のアイナボホールディングスの起源は、1955年3月に東京都北区で設立された阿部窯業株式会社である。タイル、れんがの工事請負及び販売を目的とし、資本金300千円で創業。個人営業を株式会社化した。1961年にはタイル販売部門を分離し、全額出資子会社の三和商会を設立。1964年には施工能力向上のため企業内職業訓練による技術工の養成を開始し、技能教育に早期から取り組んだ。1965年には大阪市都島区に子会社を設立し、営業エリアを関西に拡大。高度成長期の建築需要に応える体制を整えた。

子会社統合と社名変更で事業基盤を固めた1992年

1983年、ユニットバス・住宅設備機器の取付け工事を開始し、ユニット事業部を設置。同年中に同事業部を分離し子会社化するなど事業拡大を進めた。1989年には本社を足立区に移転し、埼玉県川口市にタイル技能研修所を設置。1991年には石材工事を開始。1992年3月、決算期を10月20日から3月31日に変更し、同年4月には子会社4社(三和商会、大阪阿部窯業、阿部窯業ユニット、横浜阿部窯業)を吸収合併。商号を株式会社アベルコに変更し、資本金99,700千円とした。この再編により経営効率を高め、近代的経営への転換を図った。

株式公開と子会社買収で成長路線に乗った1997〜2010年

1997年4月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場へのアクセスを得た。1998年10月には温調技研株式会社を買収し、空調・衛生設備工事分野に進出。1999年には株式会社ジャクソンジャパンを設立するが、2002年に解散、2003年に清算した。2009年2月にはベトナムにAVELCO VIETNAMを設立し、海外展開を開始。2010年4月、大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場。同年10月には同市場の統合に伴いJASDAQ(スタンダード)に上場した。この間、タイル工事に加え、住宅設備・空調工事の領域を広げ、事業ポートフォリオを多角化した。

持株会社体制へ移行しグループ経営を本格化した2013年

2013年2月、株式会社インテルグロー及びその子会社2社を買収。2013年5月には株式交換により完全子会社化した。同年7月、東京証券取引所JASDAQに上場。2013年10月、吸分割により全事業をアベルコに承継し、株式会社アベルコ分割準備会社(後にアベルコに商号変更)を存続会社とする持株会社体制へ移行。同時に商号をアイナボホールディングスに変更した。2014年2月にはインテルグローが子会社2社を吸収合併。この持株会社化により、グループ各社の独自性を尊重しつつ、経営資源の配分を効率化する体制が整った。

M&Aで事業領域を拡大した2015〜2018年

持株会社体制下でM&Aを加速。2015年10月、アベルコが東京サッシ販売株式会社及び株式会社ライフメタリックを買収。サッシ販売と金属建材加工の分野を獲得した。2016年1月にはアベルコが子会社2社を吸収合併。2018年10月には株式会社今村の株式を取得し、関西エリアの戸建住宅事業を強化。今村は2025年にアベルコ大阪支店と統合された。これらの買収により、取扱商材はタイルからサッシ、サイディング、木質建材、空調機器、省エネ商材へと広がり、グループとしての総合力を高めた。

関西統合と物流再編で次の成長へ向かう2025年

2025年9月期、第4次中期3か年計画の最終年度を迎えた。売上高923億円、営業利益25億円と計画を上回る結果を達成。同年10月、アベルコ大阪支店と今村を統合し関西エリアの事業基盤を強化。また、首都圏の物流機能をグループ内物流専門会社に移管し効率化を図った。AIを取り入れたシステム開発にも着手し、業務効率の改善を進める。障がい者雇用のための株式会社ウィルパーソン(2019年設立)など社会貢献も継続。グループは2026年9月期に売上高985億円、営業利益率2.1%を目標とし、ROE8%達成を目指す。

年表39件を開く

1950年代

  • 1955年3月創業タイル、れんがの工事請負及び販売を目的として、阿部窯業株式会社を東京都北区に設立(個人営業を株式会社に組織変更、資本金300千円)

1960年代

  • 1961年3月タイル販売部門を分離し、全額出資子会社株式会社三和商会を東京都北区に設立(資本金8,000千円)
  • 1964年4月施工能力の向上を目的として、企業内職業訓練による技術工の養成を開始
  • 1965年1月大阪市都島区に、タイル工事請負を目的として、全額出資子会社大阪阿部窯業株式会社を設立(資本金1,300千円)
  • 1967年6月本社を東京都足立区鹿浜3丁目27番22号に移転

1970年代

  • 1974年3月建築物の高層化に対応するため、PC工法の研究及び設計施工を開始

1980年代

  • 1983年4月ユニット事業部を設置し、ユニットバス・住宅設備機器の取付け工事を開始
  • 1983年10月ユニット事業部を分離し、全額出資子会社阿部窯業ユニット株式会社を東京都北区に設立(資本金5,000千円)
  • 1984年3月横浜市神奈川区に、タイル工事請負を目的として、全額出資子会社横浜阿部窯業株式会社を設立(資本金5,000千円)
  • 1987年10月近代的会社経営への転換を目的として、CI計画を導入し、「事業領域」「企業理念」を明確化
  • 1989年4月本社を東京都足立区鹿浜3丁目3番3号(現所在地)に移転
  • 1989年11月研修施設として、タイル技術工養成(技術工の基礎訓練及び技能向上訓練)のためのタイル技能研修所を埼玉県川口市に設置

1990年代

  • 1991年4月石材工事の請負を開始
  • 1992年3月商号変更決算期を10月20日から3月31日に変更
  • 1992年4月M&A組織の整備と経営効率の向上を目的として、子会社4社を吸収合併し、商号を株式会社アベルコに変更(資本金99,700千円)
  • 1993年11月WS事業部西東京支店を設置し、物流の合理化を目的とした、自動ラックシステムを導入
  • 1997年4月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1998年10月M&A温調技研株式会社を買収し、子会社とする
  • 1999年8月株式会社ジャクソンジャパンを設立し、子会社とする

2000年代

  • 2001年9月商号変更決算期を3月31日から9月30日に変更
  • 2002年2月株式会社ジャクソンジャパンを解散
  • 2003年1月株式会社ジャクソンジャパンを清算
  • 2004年2月M&A温調ライフ株式会社は戸建住宅関連事業を買収し、事業規模が拡大したことにより連結対象とする
  • 2009年2月ベトナムにAVELCO VIETNAM Co.,Ltd.(非連結子会社)を設立
  • 2009年4月温調ライフ株式会社は吸収分割及び第三者割当増資に伴い持分比率が低下したため連結対象から除外

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2011年6月東京都港区六本木に、オリジナル高級浴槽「アルティス」とオリジナルタイルブランド「マリスト」の複合ショールームを開設
  • 2012年6月埼玉県川口市に施工技術レベルの維持向上を目的として、総合技術研修センターを開設
  • 2013年2月M&A株式会社インテルグローの株式取得により同社及びその子会社2社を子会社とする
  • 2013年4月創業持株会社体制への移行のため、株式会社アベルコ分割準備会社(2013年10月に株式会社アベルコに商号変更)を設立
  • 2013年5月株式会社インテルグローとの株式交換により同社及びその子会社2社を100%子会社とする
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場
  • 2013年10月吸収分割契約に基づき、当社の全ての事業を株式会社アベルコに承継し、持株会社体制へ移行
  • 2014年2月M&A株式会社インテルグローは同社の子会社2社を吸収合併
  • 2015年10月M&A株式会社アベルコは東京サッシ販売株式会社及び株式会社ライフメタリックを買収し、子会社とする
  • 2016年1月M&A株式会社アベルコは同社の子会社2社を吸収合併
  • 2018年10月M&A株式会社今村の株式取得により同社を子会社とする
  • 2019年3月障がい者雇用活用のため株式会社ウィルパーソン(非連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年9月期まで985億円
  • 営業利益率2026年9月期まで2.1%
  • 自己資本利益率(ROE)8%
  • 営業利益率(安定的維持)2.6%前後

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長スピードを上げる戦略的意思決定

    持続的成長のためにM&Aを積極的に実施し、営業エリア及び商材・施工力の補完を図る。拠点・事業の再編を進める。

  2. 02

    ビジネスモデル変革とグループシナジー早期実現

    サッシ、サイディング、木質建材、空調機器工事、省エネルギー商材を共通課題とし、調達先・外注先の共有化や工事管理体制の統一化、AIシステム開発、物流機能のグループ内移管による効率化・安定化を進める。

  3. 03

    人材の戦略的活用

    グループ内の人事・研修制度の統一化、交流・異動促進、中途採用比率の向上、外国人の積極採用を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,107人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は707万円で、9期前と比べて16.5%平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は10.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月748
2017年9月741
2018年9月731
2019年9月84747.921.6804
2020年9月88749.820.8848
2021年9月76842.216.5852
2022年9月75737.112.81,013
2023年9月69039.412.01,088
2024年9月73936.511.11,148192
2025年9月70735.510.21,107226

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)53.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社他 — 愛知県 岡崎市993百万円
戸建住宅事業
㈱アベルコ 営業統括本部 西東京支店 — 東京都 武蔵村山市732百万円
全社共通
㈱アベルコ 営業統括本部 横浜TS営業所 — 横浜市瀬谷区689百万円
全社共通
㈱アベルコ 営業統括本部 東京建材支店(東京都足立区)他4支店456百万円
全社共通
㈱アベルコ 本社 — 東京都足立区398百万円
全社共通
㈱アベルコ 営業統括本部 千葉中央支店 — 千葉市 花見川区290百万円
全社共通
愛知建材 支店 — 愛知県 みよし市173百万円
戸建住宅事業
㈱アベルコ 営業統括本部 大阪支店 — 大阪市 西淀川区148百万円
全社共通
名古屋 支店 — 愛知県 春日井市84百万円
戸建住宅事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アベルコ(注)3、6
    東京都足立区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    温調技研株式会社
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インテルグロー(注)4
    愛知県岡崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社今村
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アルティス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マニックス(注)5、6
    兵庫県神戸市 長田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Maristo
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ミック
    神奈川県横浜市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は923億円営業利益25億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.8%、利益が+13.6%。

売上高
+2.8%
923億円
営業利益
+13.6%
25億円
純利益
+30.8%
17億円
営業利益率
2.7%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高985億円923億円
営業利益21億円25億円
純利益16億円17億円
1株あたり配当¥26¥26

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は224億円、営業利益は3億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+9.8%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q22794.06
2023年3Q20421.02
2023年4Q2162
2024年1Q22873.15
2024年2Q23493.86
2024年4Q43661.42
2025年2Q475163.411
2025年4Q44892.06
2026年2Q483173.512
2026年3Q22431.32

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は457億円から923億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は2.7%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
埼玉県川口市に施工技術レベルの維持向上を目的として、総合技術研修センターを開設
2012年9月45784
持株会社体制への移行のため、株式会社アベルコ分割準備会社(2013年10月に株式会社アベルコに商号変更)を設立
2013年9月505137
株式会社インテルグローは同社の子会社2社を吸収合併
2014年9月5872012
株式会社アベルコは東京サッシ販売株式会社及び株式会社ライフメタリックを買収し、子会社とする
2015年9月5631811
株式会社アベルコは同社の子会社2社を吸収合併
2016年9月6071912
2017年9月6252113
株式会社今村の株式取得により同社を子会社とする
2018年9月6321711
障がい者雇用活用のため株式会社ウィルパーソン(非連結子会社)を設立
2019年9月6962415
2020年9月6532113
2021年9月6612113
2022年9月7912216
2023年9月8612113
2024年9月89822252.413
2025年9月92325282.717

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高923億円のうち、営業利益として残るのは25億円2.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.3%787億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.0%111億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.7%25億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.5pt
2.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
6.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが31億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は130億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月1−4−1−346
2013年9月322−133467
2014年9月14−1−81372
2015年9月10−1−4978
2016年9月20−6−81483
2017年9月18−2−31696
2018年9月6−1−4597
2019年9月27−1−1326109
2020年9月13−1−712115
2021年9月19−4−315128
2022年9月44−158121
2023年9月17−29−8−12102
2024年9月28−6−622122
2025年9月31−18−513130

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は475億円。このうち返さなくてよい自己資本が263億円で、自己資本比率は55.4%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月2281339558.3
2013年9月28014413651.3
2014年9月28915413553.3
2015年9月28516312257.3
2016年9月31017014055.0
2017年9月33018314755.4
2018年9月32619113558.4
2019年9月36320116255.4
2020年9月34321113261.3
2021年9月36922214760.1
2022年9月42623219454.4
2023年9月44024219855.0
2024年9月45024920155.3
2025年9月47526321255.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
131億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
231億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
212億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中116位あたり、逆に低いのはROE284社中184位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.7%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.4%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥818で、1年前と比べて+6.5%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥818-0.2%1ヶ月+4.5%1年+6.5%時価総額191億円
過去52週の値幅
安値¥683高値¥855

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.6倍
PER (会社予想)11.9倍
PBR0.70倍
配当利回り3.18%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比-0.50%と軟調、25日線(808.8円)を-2.2%下回り短期的に弱い。週足は75日線(786.0円)を上回るが、200日線(756.3円)は上回っており中期的には強気。52週高値855円から-7.5%下落。出来高は低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 10.2倍は同業平均17.5倍を大幅に下回り、PBR 0.68倍も平均1.20倍を下回り割安感が強い。配当利回り3.29%は平均2.96%を上回るが、配当性向82.8%と高く今後の増配余地は限定的。ROE 6.6%と低いが、業績は緩やかな増収増益基調にある。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.6倍17.9倍
PER (予想)11.9倍
PBR0.70倍1.24倍
ROE6.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定した収益だが、成長性に欠けるとの見方がある。強気派は、産業需要の底堅さと加工サービスが差別化要因と評価。弱気派は、低利益率と成長鈍化、競合との差別化が難しい点を指摘。

プラスに働く材料7
  • 産業需要の底堅さ

    自動車や建設向け需要が安定。

  • 加工サービスが差別化

    単なる商社でなく加工を提供し付加価値。

  • 増収基調

    2025年9月期も増収、利益増見込み。

  • 売上高増加基調の継続通年影響

    年率約3%成長、2025年9月期売上高923億円、前期比2.8%増。

  • 営業利益率改善の継続継続影響

    営業利益率2024年2.45%→2025年2.71%と改善続く。

  • 低PBR改善への期待次回決算影響

    PBR0.68倍、1倍まで株価約1165円、上昇余地。

  • 配当利回り3%超の安定性継続影響

    配当利回り3.29%、EPS成長で増配可能性。

マイナスに働く材料7
  • 低い利益率

    営業利益率2%台で市況変動に脆弱。

  • 成長率の低迷

    売上高成長率が低く、市場拡大テンポに限界。

  • 競合との差別化困難

    専門商社が多く、価格競争に陥りやすい。

  • 競争激化による粗利低下継続影響

    売上総利益率約15%、1%低下で約9億円利益減少。

  • 取引先の業績悪化不定影響

    主要顧客の不調で販売減少、景気後退でリスク。

  • 物流コスト上昇継続影響

    物流費は売上高の約5%、10%上昇で約4.6億円増加。

  • 低流動性と成長期待の乏しさ継続影響

    PER10倍割安だが、成長率低く市場評価が改善しないリスク。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大のトレンドを確認。
営業利益率
収益性の改善状況。
加工サービス売上比率
差別化戦略の進捗を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり26で、前期から+18.2%いまの株価に対する利回りは3.18%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥26
1株あたり
配当利回り
3.18%
いまの株価に対して
配当性向
82.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1375.5
2017年9月1623.190.5
2018年9月15−6.387.1
2019年9月1820.054.4
2020年9月180.049.9
2021年9月180.089.0
2022年9月2222.2132.1
2023年9月220.0144.1
2024年9月220.042.6
2025年9月2618.282.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥26

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ16,614人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.3%を占め、残る66.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他52.152.557.357.760.762.2
事業法人35.735.633.233.633.632.9
外国法人8.99.27.46.84.13.8
証券会社0.71.20.91.21.00.6
金融機関2.61.51.10.70.50.5
自己株式0.70.70.70.70.70.3
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社アベタ7.38
02ホールセール株式会社7.38
03マルティス株式会社5.03
04アイナボホールディングス従業員持株会4.55
05株式会社タクルコ4.16
06株式会社マユルコ3.78
07清原達郎2.99
08阿部一成2.90
09阿部太一2.31
10阿部亮平2.31

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+117%、1株純資産は14期で−10%。直近期のROEは6.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月331,2532.79.942.8
2013年9月621,2434.99.532.0
2014年9月1011,3317.87.8261.5
2015年9月971,4127.18.170.3
2016年9月1001,4736.97.175.5
2017年9月1161,5827.69.990.5
2018年9月961,6476.010.587.1
2019年9月1261,7417.47.854.4
2020年9月589106.57.849.9
2021年9月579606.19.089.0
2022年9月711,0037.36.3132.1
2023年9月551,0455.411.6144.1
2024年9月551,0755.211.342.6
2025年9月721,1326.610.382.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/9期の役員報酬は総額120百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
阿部一成代表取締役 社長73675,000
須藤豊専務取締役CFO6118,000
鋤柄禎彰常務取締役64475,000
奥山学志常務取締役6348,000
藤沼哲朗取締役762,000
大塚昌子取締役653,000
船橋朗常勤監査役7131,000
西尾哲男監査役751,000
田口明監査役721,000

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)510510521
監査役1888
社外監査役2774

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容899字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社アイナボホールディングス(当社)及び連結子会社8社(株式会社アベルコ、温調技研株式会社、株式会社インテルグロー、株式会社今村、株式会社アルティス、株式会社マニックス、株式会社Maristo、株式会社ミック)、非連結子会社7社(AVELCO VIETNAM Co.,Ltd.、株式会社ウィルパーソン、中央窯業株式会社、株式会社アイナボ物流、株式会社リステージ、テクノグラスサービス株式会社、株式会社上埜タイル)により構成されており、当社は純粋持株会社として当社グループの経営指導及び不動産の賃貸による子会社の業務執行に関する管理を行い、連結子会社が各種タイル及びその関連商品、住宅関連の設備機器の販売並びにタイル工事、内装仕上げ工事、石工事、管工事、空調工事、衛生設備工事、ガス工事及びこれらに関連する事業を行っております。 なお、次の2部門は「第5経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げる報告セグメントの区分と同一であります。 当社グループを構成する各社の主な事業内容及び位置付けは、次のとおりであります。 <戸建住宅事業> 当事業の内容は、戸建住宅市場における各種タイル及びその他関連商品、住宅関連の設備機器の販売及び工事であり、株式会社アベルコ及び株式会社インテルグロー、株式会社今村、株式会社アルティス、株式会社マニックス、株式会社Maristoが行っております。 <大型物件事業> 当事業の内容は、ビル・マンション等の大型物件市場におけるタイル工事、住宅設備工事、石材工事、空調工事、衛生設備工事等であり、株式会社アベルコ、温調技研株式会社及び株式会社インテルグロー、株式会社今村、株式会社マニックス、株式会社ミックが行っております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 以上の企業集団等について図示するとおおむね次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,658字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年12月17日)において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「私たちは、快適で人にやさしい空間づくりを創造する企業として、人財の育成を通じ、社会環境の健全化に貢献します。」というグループ企業理念のもと、優れた製品と工事技術を提供し、全ての人々から愛される企業を目指しております。また、経営にあたっての行動規範として、企業市民としての自覚を持ち、社会から信頼される企業を目指してまいります。 (2)事業の方針 当社グループは、『VIC'S』の愛称でバリュー・イノベーション・カンパニー=価値創造企業を目指すことを展開し、事業会社の独自性を尊重した、企業マインドの融合を図り、社会に安心感を与えられる企業グループを目指してまいります。 (3)経営指標 中期経営計画における売上高、営業利益率、自己資本利益率(ROE)等の数値目標は以下のとおりであります。2026年9月期の業績見込みは売上高985億・営業利益率2.1%を目標としております。自己資本利益率(ROE)については、売上高/営業利益率2.6%前後を安定的に維持し、将来の市場変化に対応すべく8%を達成することのできる経営基盤づくりを目指します。 (4)経営環境 国内の景気は高市新政権発足による積極財政への転換により、国内景気はゆるやかな改善が継続するものと予想されます。物価対策や所得環境の改善による個人消費の回復に加え、設備投資についても、AI・半導体関連やエネルギーインフラ向けの需要が拡大することが期待されます。一方で、物価上昇の継続による消費者マインドの低下、米国による関税政策の内外経済への影響、中国不動産市場の停滞の長期化にともなう影響など、わが国経済を下押しするリスクも潜んでおり、依然として先行きが不透明な状況が継続するものと思われます。 住宅・建設関連業界におきましては、住宅ローン金利の上昇、建築コストの高止まりや不動産価格の上昇などにより、建設投資の後退や住宅需要のさらなる低下など、引き続き注視が必要な状況にあるものと思われます。また、供給面においても建設労務の担い手の高齢化、資材運搬の物流ドライバー不足も深刻化しており、経営環境は大きく変化していくものと想定されます。 (5)経営戦略及び対処すべき課題 当社グループとしては、引き続き新規顧客開拓に重点を置き、商材の拡充と施工力の増強に努めてまいります。 また、当社グループは、以下の主要課題の達成に向けて引き続き注力してまいります。 ①グループの成長スピードを上げるための戦略的意思決定 今後も持続的成長のためのM&Aを積極的に実施し、営業エリア及び商材・施工力の補完を図ってまいります。2025年10月より関西エリアでの事業基盤の強化を図るため、アベルコ大阪支店と今村との統合を行いました。今後も拠点・事業の再編を進めてまいります。 ②市場環境の変化に備え、ビジネスモデルを変革し、グループシナジーを早期に実現する。 グループ内において、サッシ、サイディング、木質建材、空調機器工事、省エネルギー商材を業績拡大策のための共通課題として取り組むとともに、調達先や外注先の共有化や工事管理体制の統一化を図ってまいります。業務効率の改善のため、AIを取り入れたシステム開発に着手しました。2025年10月より首都圏における物流機能をグループ内物流専門会社に移管し、効率化と安定化を進めてまいります。 ③人材の戦略的な活用 グループ内における人事制度や研修制度の統一化を推進し、グループ間での交流や異動を促進してまいります。また、中途採用の比率を高めるとともに、外国人の採用も積極的に進めてまいります。2025年9月期において、技術・人文知識・国際業務の在留資格を有した社員は28人在籍し、グループ各社に配置しております。
事業等のリスク1,909字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年12月17日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループの市場の動向について 当社グループが属する業界は、いわゆる建設業界であり、そのなかでも当社グループは、タイル及び住宅設備機器・空調機器に関する「工事事業」及び「商品販売事業」を二つの柱としております。建設業界は、景気の変動及び政府の経済政策等の影響を強く受けやすい業界であり、市場のニーズに柔軟に対応できなければ当社グループの経営成績及び財政状態等に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (2)当社グループの事業の特徴について 当社グループは、建設市場の住宅投資における新設住宅着工戸数の増減が業績に影響を及ぼす可能性があります。リフォーム商材拡大によるストック市場及び木造用プレカット、サイディング、タイル等の取扱商材の拡大における非住宅市場への受注拡大には努めておりますが、住宅ローン減税制度の縮小・廃止、消費税・長期金利の引き上げ等により新設住宅着工戸数が大幅に減少するような状況が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)販売先の信用リスク 当社グループは、建設業における専門工事を中核事業としている商流から販売先は工務店、ゼネコン、ハウスメーカー等になります。そのため、業界の慣行等も併せて売上債権の回収管理を含む与信管理が経営上の重要な課題と認識しております。業界及び市場の動向にも絶えず注視し与信管理を徹底しておりますが、多額の不良債権が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (4)特定の仕入先への依存について 2025年9月期の当社グループの連結ベースにおける商品及び材料仕入額の38.4%が株式会社LIXILからの仕入となっております。今後何らかの要因により同社との取引が不能となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)法規制について 当社グループは、会社法、金融商品取引法、法人税法、独占禁止法及び建設業法等の法規制を始め、品質に関する基準、環境に関する基準、会計基準等、事業展開している国内外のさまざまな法規制の適用を受けており、社会情勢の変化等により、将来において、改正や新たな法的規制が設けられる可能性があります。その場合には当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (6)減損会計に伴うリスクについて 当社グループは、事業用不動産として複数の土地及び建物を所有しております。固定資産に対する減損会計により、減損処理が必要となった場合につきましては、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)不採算工事の発生リスクについて 当社グループの工事事業は、工事契約ごとに工事収益総額と工事原価総額の見積りを行っております。毎月の会議体において、適時に工事案件ごとの見積原価や予定工事期間の見直しを実施する等の管理を行う内部統制の整備、運用が図られており、工事原価管理の精度向上、施工品質管理等の体制充実を図っております。しかし、工事途中での設計変更や手直し工事による予測が困難な追加原価等により不採算工事が発生するリスクがあります。 一定の要件を満たす工事案件については工事進行基準を採用しております。工事の進捗率の見積りは、工事ごとの当該管理に基づき原価比例法により算出し完成工事高を計上しております。また、損失の発生が見込まれるものについては、将来の損失に備えるため、その損失見込み額を工事損失引当金として計上しております。 工事進行基準による収益認識や工事損失引当金は会計上の見積りの不確実性を伴っており、工事途中の設計変更や原材料価格の高騰などの要因により見積りの前提が変わることにより、不採算工事が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)感染症等の影響について 当社グループは、事業を展開する地域において、新たな感染症の発生やパンデミック、その他の公衆衛生上の問題が発生した場合には、不動産市況、住宅着工戸数等の外部環境の変化により受注高の減少が懸念される等、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,314字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 (経営成績) 当連結会計年度における我が国経済は、設備投資に持ち直しの動きが見られ、雇用・所得環境の改善が継続するなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、世界的な地政学リスクの増加に伴う不安定なエネルギーや資源の価格水準、米国の通商政策動向などの影響に加え、物価上昇の継続による個人消費の下振れなど、国内景気を下押しするリスクにも警戒が必要な状況で推移しました。 当社グループの属する住宅・建設関連の市場環境につきましては、建築資材価格や労務費の上昇による住宅価格の高騰に加え、2025年4月に施行された建築基準法及び建築物省エネ法改正の影響により、新築向けの住宅需要は減速傾向で推移しました。一方で、建設投資全体としては、公共投資の底堅い推移や、民間設備投資の持ち直しの動きもあり、堅調に推移しました。 このような環境の下、当社グループは、当期が3期目の最終年度にあたる第4次中期3か年計画のなかで、持続的成長と中長期的な企業価値向上のシナリオを創出するための施策として、生産性向上のための営業・工事の多機能化、ZEH義務化を見据え、省エネルギー商材(断熱外壁、給湯器等)と創・蓄エネルギー商材(太陽光発電、 蓄電池)の取り組みの強化、グループ各社のエリア戦略・事業戦略に基づくM&Aの実施、首都・中部・関西圏の物流網の再構築、DXの推進に傾注することにより、当社の中核事業である新築住宅市場の収益基盤をより一層強化するとともに、リフォーム市場や非住宅市場への取り組みに注力してまいりました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は922億72百万円と前連結会計年度に比べ24億89百万円の増収(2.8%増)営業利益は25億31百万円と前連結会計年度に比べ3億60百万円の増益(16.6%増)、経常利益は28億49百万円と前連結会計年度に比べ3億71百万円の増益(15.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は16億79百万円と前連結会計年度に比べ4億10百万円の増益(32.3%増)となりました。 セグメントの業績は、以下のとおりであります。 (戸建住宅事業) タイル及び建材販売につきましては、売上高は165億18百万円(前年同期比1.1%増)となりました。その主な要因としましては、意匠性の高い高価格帯のオリジナルブランドタイルの需要が減少したものの、流通向けタイルの需要が増加したことに加え、リビング建材等の内装材の取扱い量が増加したことによるものであります。 タイル及び建材工事につきましては、売上高は179億89百万円(前年同期比6.7%増)となりました。その主な要因としましては、建築コストの高い外壁用タイル工事の需要は前年並みだったものの、施工店の買収などによるサイディング工事が増加したことや、窓リノベ事業による補助金を活用したサッシ工事が増加したことによるものであります。 住宅設備機器類販売及び工事につきましては、売上高は434億56百万円(前年同期比4.7%増)となりました。その主な要因としましては、省エネ事業による補助金を活用した高効率給湯器の取替え需要が増加したことや、新規取引先の開拓によるキッチン・化粧台・衛生陶器類の取り扱いが増加したことに加え、猛暑・熱中症対策による空調機器の取替え需要が増加したことによるものであります。 以上の結果、売上高は779億63百万円と前連結会計年度に比べ32億78百万円の増収(4.4%増)、セグメント利益は31億21百万円と前連結会計年度に比べ3億18百万円の増益(11.4%増)となりました。 (大型物件事業) タイル及び建材工事につきましては、売上高は前年比プラスで推移しました。その主な要因としましては、石工事会社の子会社化によるものであります。住宅設備販売及び工事につきましては、売上高は前年比プラスで推移しました。その主な要因としましては、集合住宅向けのユニットバス工事が増加したことによるものであります。 空調設備工事につきましては、売上高は前年を上回りました。主な要因としましては、公共物件の空調入替工事が増加したことによるものであります。 以上の結果、大型物件事業の売上高は143億8百万円と前連結会計年度に比べ7億89百万円の減収(5.2%減)、セグメント利益は石材工事や空調工事の好採算物件の増加にともない11億40百万円と前連結会計年度に比べ95百万円の増益(9.2%増)となりました。 (財政状態) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ25億20百万円増加し、474億81百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ10億84百万円増加し、211億82百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ8億19百万円増加し、130億3百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは31億46百万円増加(前連結会計年度は28億25百万円増加)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益28億46百万円の計上及び棚卸資産の減少額1億20百万円、未払費用及び預り金等の増加に伴うその他流動負債の増加7億53百万円、法人税等の支払額7億円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは18億30百万円減少(前連結会計年度は6億41百万円減少)となりました。 これは主として、投資有価証券の売却による収入2億57百万円、非連結子会社株式の取得による支出15億5百万円、投資有価証券の取得による支出2億4百万円、無形固定資産の取得による支出1億77百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは5億34百万円減少(前連結会計年度は6億40百万円減少)となりました。これは主として、配当金の支払額5億38百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 (戸建住宅事業) (イ)商品仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   商品仕入高(千円)   前年同期比(%) 建材及び関連商品   24,670,635   +1.0 住宅設備機器   34,187,292   +4.3 合計   58,857,927   +2.8 (注) 1.金額は、仕入価格によっております。 2.建材及び関連商品、住宅設備機器の商品仕入高の金額には、それぞれ完成工事原価又は未成工事支出金への振替高7,664,803千円、12,645,170千円が含まれております。 (ロ)受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 外壁工事   18,870,266   +12.3   5,305,379   +19.9 住宅設備工事   24,846,685   +5.4   5,629,966   +5.5 合計   43,716,952   +8.3   10,935,345   +12.0 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (ハ)売上実績 当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   売上高(千円)   前年同期比(%) 販売実績 建材及び関連商品   16,518,007   +1.1 住宅設備機器   18,903,173   +3.3 合計   35,421,180   +2.3 完成工事実績 外壁工事   17,989,169   +6.7 住宅設備工事   24,552,920   +5.8 合計   42,542,090   +6.2 総合計   77,963,271   +4.4 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (大型物件事業) (イ)商品仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   商品仕入高(千円)   前年同期比(%) 建材及び関連商品   1,365,255   △4.7 住宅設備機器   3,250,166   +6.3 合計   4,615,422   +2.8 (注) 1.金額は、仕入価格によっております。 2.建材及び関連商品、住宅設備機器の商品仕入高の金額には、それぞれ完成工事原価又は未成工事支出金への振替高1,058,271千円、1,732,573千円が含まれております。 (ロ)受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) タイル工事   4,679,559   △17.6   3,944,570   △7.4 住宅設備工事   7,115,034   △14.0   5,051,427   △13.7 合計   11,794,594   △15.5   8,995,998   △11.1 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (ハ)売上実績 当連結会計年度における完成工事実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   完成工事高(千円)   前年同期比(%) 販売実績 建材及び関連商品   328,460   +28.0 住宅設備機器   1,065,942   △0.1 合計   1,394,403   +5.4 完成工事実績 タイル工事   4,995,785   +1.3 住宅設備工事   7,918,715   △10.5 合計   12,914,500   △6.2 総合計   14,308,904   △5.2 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年12月17日)現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっては、貸倒引当金、完成工事補償引当金、退職給付に係る負債、工事損失引当金、有形・無形固定資産及び繰延税金資産の計上及び工事進行基準による収益認識に関しましては重要な見積り及び判断を行っております。従いまして、実際の結果はこれらの見積り及び判断と異なる場合があり、業績に影響を与える可能性があります。 ②経営成績等の状況に関する分析 (イ)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ25億20百万円増加し、474億81百万円となりました。これは主として、現金及び預金が7億63百万円、子会社株式(投資その他の資産、その他)が16億65百万円、退職給付に係る資産が2億95百万円増加した一方で、受取手形・完成工事未収入金等が3億8百万円、販売用不動産が2億79百万円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ10億84百万円増加し、211億82百万円となりました。これは主として、未払法人税等が4億65百万円、預り金(流動負債、その他)が4億22百万円、未払費用(流動負債、その他)が3億27百万円増加した一方で、未成工事受入金が2億97百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ14億35百万円増加し、262億98百万円となりました。これは主として、利益剰余金が11億46百万円増加したことによるものであります。 (ロ)経営成績 (売上高) 売上高は、前連結会計年度の897億82百万円から24億89百万円増加して922億72百万円となりました。増収の主な要因としましては、戸建て住宅向けのサイディング工事やサッシ工事、住宅設備機器の売上が増加したことによるものであります。 (売上原価) 売上原価は、前連結会計年度の768億78百万円から17億68百万円増加して786億47百万円となりました。売上増に連動して原価増となります。 (売上総利益) 売上総利益は、前連結会計年度の129億3百万円から7億21百万円増加して136億25百万円となりました。工程管理や原価管理の徹底に注力した結果、売上総利益率が上昇いたしました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度の107億32百万円から3億60百万円増加して110億93百万円となりました。人件費や物流コストが増加したことによります。 (営業利益) 営業利益は、前連結会計年度の21億71百万円から3億60百万円増加して25億31百万円となり、売上高に対する営業利益の比率は前連結会計年度に比べ0.3ポイント増加して2.7%となりました。これは、石材工事や空調工事の好採算物件の増加にともない売上総利益率が上昇したことによります。 (営業外収益(費用)) 営業外収益(費用)は、前連結会計年度の3億6百万円の収益(純額)から11百万円増加して3億17百万円の収益(純額)となりました。主な要因として、受取利息等の営業外収益が88百万円増加したこと、寄付金等の営業外費用が77百万円増加したことによるものであります。 (経常利益) 経常利益は前連結会計年度の24億77百万円から3億71百万円増加して28億49百万円となり、売上高に対する経常利益の比率は前連結会計年度に比べ0.3ポイント増加して3.1%となりました。売上高に対する営業利益率に連動して増加しております。 (特別利益(損失)) 特別利益(損失)は、前連結会計年度は1億19百万円の損失(純額)から1億16百万円減少して2百万円の損失(純額)となりました。これは主に前期の特別損失にM&Aにより買収した子会社3社をそれぞれ既存の連結子会社に統合したことによる抱合せ株式消滅差損2億47百万円が計上されているためであります。 (税金等調整前当期純利益) 税金等調整前当期純利益は前連結会計年度の23億58百万円から4億88百万円増加して28億46百万円となりました。 (法人税、住民税及び事業税・法人税等調整額) 法人税、住民税及び事業税・法人税等調整額は前連結会計年度の10億89百万円から77百万円増加して11億67百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度の12億68百万円から4億10百万円増加して16億79百万円となりました。 (ハ)資本の財源及び資金の流動性についての分析 資金需要のうち主なものは、商品等の原材料の仕入及び労務費のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資資金としてM&Aや設備投資のための資金も発生いたします。 それら財源については、グループ内各事業会社の営業活動から発生する営業キャッシュ・フローにおける自己資金を基本に賄っておりますが、一部借入金等の調達もあり、当連結会計年度末においては、有利子負債の残高は3億16百万円となっております。 また、運転資金の機動的な調達を行うため主要取引金融機関と総額30億円の特定融資枠(コミットメントライン)契約を締結しております。2025年9月30日現在特定融資枠の借入実行残高は0となっております。 (ニ)経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的成長と中長期的な企業価値の向上を経営方針の基本とし、第4次中期3か年計画を推進してまいりました。本計画では、中核事業である新築住宅市場の収益基盤強化に加え、リフォーム市場や非住宅市場への展開を戦略の柱としており、生産性向上のための営業・工事の多機能化、省エネ・創エネ商材の取り組み強化、戦略的M&Aの実施、物流網の再構築、DXの推進に注力してまいりました。 これらの経営戦略の達成状況を判断するための客観的な指標として、売上高や各利益の推移を重視しております。 このような環境のもと、当連結会計年度の業績は、売上高は922億72百万円と前連結会計年度に比べ24億89百万円の増収(2.8%増)となりました。 今後は、これまでの取り組みを継続・深化させるとともに、AIの活用による業務効率化や、多様な人材の育成・確保を推進いたします。 次期の連結業績目標として、売上高985億円、営業利益21億円、経常利益26億円を掲げており、これらの目標達成を通じて、更なる企業価値の向上に努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。