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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

サトー商会

Satoh&Co.,Ltd.9996 · Standard · 卸売業

東北地方で業務用食品卸売と直売店を展開する、地域密着型の食品流通企業。

概要

サトー商会は、宮城県仙台市に本社を置く業務用食品の卸売業者である。1948年に創業、1950年に法人化。調理冷食を中心に、製菓材料、水産品、農産品、畜産品、調味料などを取り扱い、東北地方の製菓業、給食業、外食業、惣菜業などへ販売する。子会社には食肉加工、食品検査、物流受託、情報システム開発などがあり、グループ全体で食品関連の多角的なサービスを提供する。売上高508億円(2026年3月期)、従業員700名。

調理冷食を中核とする卸売業部門

当社グループの主力事業は卸売業部門であり、当社及び子会社の㈱アキタサトー商会が担う。2026年3月期の部門売上高は444億69百万円で、連結売上高の約87%を占める。取り扱い商品は調理冷食が140億12百万円(部門比31.5%)と最大のカテゴリーであり、以下製菓材料72億30百万円、調味料その他97億29百万円、農産品63億5百万円、水産品40億95百万円、畜産品30億95百万円と続く。主要な販売先は業種別に製菓業、弁当給食業、事業所給食業、メディカル給食業、学校給食業、外食業、惣菜業に分類され、最も売上の大きい製菓業は83億32百万円、次いで惣菜業82億1百万円、外食業78億54百万円、メディカル給食業63億36百万円である。業種横断的な顧客基盤が競合に対する強みとされる。

宮城・岩手・山形・福島・秋田に広がる小売業部門

小売業部門は、当社が運営する業務用食品直売センター21店舗から成る。店舗は宮城県、岩手県、山形県、福島県、秋田県の5県に所在し、一般消費者や小規模事業者向けに調理冷食を中心とした業務用食品を販売する。2026年3月期の部門売上高は63億44百万円で、前期比4.4%減少した。直売センターは卸売業部門とは異なり、個人客も対象とするため品揃えや販促活動に独自の戦略が必要となる。同社はローコストオペレーションの再構築や集客数増加のための営業販促活動を強化し、食の専門店としての魅力を高める方針である。

食肉加工・検査・物流・情報システムを担うグループ企業

連結子会社4社が卸売・小売以外の事業を展開する。㈱サトー食肉サービスは食肉等の加工・販売を行い、㈱サトーサービスは食品・水質等の検査を担当する。㈱エフ・ピー・エスはメニューデータベースや情報システムの企画・開発・販売を手がけ、㈱ジェフサ東北物流は業務用食品の物流受託サービスを提供する。これらの子会社はグループの機能を補完し、食品の加工から品質管理、物流、情報システムまで一貫したサービス体制を築いている。また関連会社として持分法適用会社が1社存在する。

東北6県をカバーする営業拠点ネットワーク

当社の営業拠点は東北地方に集中している。本社は仙台市宮城野区に置き、宮城県内には物流センターも併設する(建物総面積12,682㎡)。その他の主要営業所として、盛岡営業所(岩手県)、山形営業所(山形県)、福島営業所、郡山営業所、会津営業所(以上福島県)、宇都宮営業所(栃木県)、さらに子会社の㈱アキタサトー商会が秋田県を担当する。2025年11月には山形営業所を山形市蔵王松ヶ丘に移転し、自然冷媒や太陽光発電を導入した環境配慮型の社屋に刷新した。宇都宮営業所は北関東営業課を前身とし、栃木県にも展開するなど、東北を越えたエリア拡大の兆しも見られる。

業界の中での役割は業務用食品卸売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
508億円
営業利益
16億円
営業利益率
3.1%
純利益
13億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
卸売業部門445億円87.6%22億円4.9%
小売業部門63億円12.4%3億円4.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01外食・中食産業主力

調理冷食を中心に、各種業務用食品をレストランや給食施設などの外食・中食事業者へ卸売。冷凍食品の仕入れ・保存・配送のノウハウを持つ。

主な製品・サービス2
調理冷食
コロッケ、ハンバーグ、冷凍麺類など、加熱調理済みの冷凍食品。
各種業務用食品
生鮮・乾物・調味料など、業務用に大容量包装された食品。

02一般消費者(直売店)準主力

業務用食品を家庭でも購入できるよう、直売センターを宮城・岩手・山形・福島・秋田の5県で展開。小売部門として一般消費者に販売。

主な製品・サービス1
調理冷食
業務用と同じ大容量・低価格の冷凍食品を一般向けに小分けして販売。

03その他(加工・サービス)副次

関連子会社が食肉加工、食品検査、メニューデータベース、物流受託など周辺サービスを提供。本業の食品流通を物流・情報面でサポート。

製品と技術

調理冷食を軸とする業務用食品の品揃え

当社の取り扱い商品の最大カテゴリーは調理冷食であり、2026年3月期の卸売業部門売上高に占める割合は31.5%に達する。具体的には、冷凍弁当用おかず、冷凍麺類、冷凍野菜、冷凍デザートなど多岐にわたる。これらの製品は主に学校給食、事業所給食、メディカル給食、外食産業向けに販売される。また製菓材料(72億30百万円)は洋菓子・和菓子の原料として専門店や製菓工場に納入される。調味料その他(97億29百万円)にはソース、ドレッシング、調味料、油類などが含まれ、幅広い業種で使用される。農産品(63億5百万円)は国産・輸入の野菜・果物、水産品(40億95百万円)は魚介類、畜産品(30億95百万円)は肉類が主体である。

プライベートブランドと地産地消商品の開発

当社は自社開発のプライベートブランド商品に注力している。仕入先と連携したオリジナル商品の開発サイクルを強化し、市場ニーズに即した高付加価値品を投入する。特に、東北各地の原材料を活用した地産地消商品の開発を推進しており、地域の生産者や加工業者と顧客を結ぶ役割を担う。2025年度の経営方針でも、地元食材を使ったメニュー提案や商品化を重点項目に掲げている。また、高齢者向け配食サービスや完全調理品の開発・販売拡大にも取り組み、社会環境の変化に対応した商品ラインアップを整えている。

メニューデータベースと情報システムの提供

子会社の㈱エフ・ピー・エスは、メニューデータベースの企画・開発・販売を行っている。このデータベースは、顧客である給食事業者や外食事業者が献立作成や栄養計算を効率化するためのシステムである。また、同社は情報システム全般の開発も手がけ、グループ全体の業務効率化に寄与している。さらに、㈱ジェフサ東北物流が物流受託サービスを提供し、コールドチェーンを含む業務用食品の配送を支える。これらのサービスは、単なる物品販売にとどまらないソリューション型営業の一環として位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

中堅卸で売上堅調、収益改善は途上

卸売業界では、リョーサン菱洋ホールディングス、イメージワン、タビオ、高千穂交易、オルバヘルスケアホールディングスなどが競合。売上高は2024年3月期の476億円から2026年3月期には508億円と緩やかに増加。営業利益率は3.46%(2025年3月期)と低水準。規模は中堅で、業界大手と比べると存在感は小さい。地域密着や特定分野に強みがある可能性があるが、収益力の向上が急務。

強み

  • 売上高が2024年3月期の476億円から2026年3月期は508億円と堅調に推移。
  • 地域や特定分野での顧客関係が強固で、リピート需要が見込める。
  • 幅広い商品を取り扱い、リスク分散が図られている。
  • 大幅な業績悪化がなく、安定した経営を維持。

課題

  • 営業利益率が3%台と低く、改善が必要(2026年3月期)。
  • 卸売業界では価格競争が激しく、差別化が困難。
  • 売上成長率が緩やかで、今後の拡大が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がサトー商会

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18093極東貿易217億円11.8倍
23180ビューティガレージ206億円22.2倍
33157ジオリーブグループ201億円9.1倍
43166OCHIホールディングス201億円14.7倍
57539アイナボホールディングス191億円10.6倍
69996サトー商会190億円13.8倍
77472鳥羽洋行187億円14.1倍
83168MERF183億円10.9倍
93154メディアスホールディングス178億円18.9倍
107634星医療酸器175億円11.6倍
115885ジーデップ・アドバンス174億円22.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

東一公設市場の一店舗から法人化した1948〜1950年

1948年2月、佐藤正治が仙台市の東一公設市場96号において、製菓・製パン原料及び器具類の販売を目的に「サトー商会食品部銀座屋」を創業した。これが当社の原点である。2年後の1950年2月、製菓、冷菓、一般食品の加工材料及び器具の販売を目的として、仙台市名掛丁に資本金30万円で株式会社サトー商会を設立した。この時点では個人商店から法人組織への転換であり、以降の事業拡大の基盤が作られた。

福島営業所の分離と集団給食技術への進出(1952〜1956年)

1952年4月、福島県福島市に福島営業所を設置し、営業範囲を南に拡大した。しかし1954年5月には福島営業所を分離し、有限会社サトー商会(後に株式会社郡山サトー商会)として独立させた。この分離は、地域ごとに独立した経営体を作る戦略の第一歩だった。1956年3月には集団給食調理技術を開発し販売を開始した。これは学校や事業所の大量調理向けの技術で、業務用食品卸売業としての専門性を高める契機となった。

営業所網の拡大と関連子会社の設立(1976〜1991年)

1976年10月に岩手県盛岡市に盛岡営業所を設置し、東北北部への進出を開始した。1980年4月には秋田県秋田市に株式会社アキタサトー商会を設立し、子会社による地域密着型の営業体制を強化した。同年10月には本社を仙台市扇町(現宮城野区)に移転し、現在の本社所在地となった。1986年9月には山形県山形市に山形営業所を開設。さらに1991年4月には、日本外食流通サービス協会の事業部門を移管して株式会社ジェフサを設立し、外食産業向けサービスの基盤を整えた。

店頭登録からジャスダック上場への道(1994〜2004年)

1994年9月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場からの資金調達が可能となった。1995年4月には物流子会社の株式会社ジェフサ東北物流を設立し、物流機能を分離。2001年6月には株式会社エステー文下屋を吸収合併し、鶴岡営業所として開設した。2002年10月には株式会社郡山サトー商会を吸収合併し、郡山営業所・会津営業所とした。こうした組織再編を経て、2004年12月に店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。

東日本大震災の被害と復興(2011年)

2011年3月11日に発生した東日本大震災により、本社物流倉庫及び事務棟が甚大な被害を受けた。仙台市宮城野区にあった本社施設は津波の影響を強く受け、事業継続に重大な支障が生じた。しかし同社は復旧に全力を挙げ、震災後も営業を継続した。この経験は、後の防災体制強化や拠点分散の検討につながったと考えられる。震災後の2012年11月には北関東営業所を閉鎖し、栃木県壬生町に宇都宮営業所を設置するなど、拠点の再編も行われた。

東京証券取引所スタンダード市場への移行と山形営業所の移転(2013〜2025年)

2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、当社株式は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場された。2015年7月には創業者の佐藤正治が逝去し、経営の世代交代が進む。2016年6月には監査等委員会設置会社に移行し、コーポレートガバナンスを強化した。2022年4月の市場区分見直しでは、JASDAQスタンダードからスタンダード市場に移行した。2025年11月には山形営業所を山形市蔵王松ヶ丘に移転し、自然冷媒・太陽光発電を備えた新社屋での営業を開始した。

年表33件を開く

1940年代

  • 1948年2月創業東一公設市場96号(現仙台市青葉区一番町)において製菓、製パン原料及び器具類の販売を目的に「サトー商会食品部銀座屋」を創業

1950年代

  • 1950年2月製菓、冷菓、一般食品の加工材料及び器具の販売を目的として仙台市名掛丁33番地(現仙台市青葉区中央一丁目3番の1)に㈱サトー商会を設立(資本金30万円)
  • 1952年4月福島県福島市に福島営業所を設置
  • 1954年5月福島営業所を分離し、㈲サトー商会(後に㈱郡山サトー商会)を設立
  • 1956年3月集団給食調理技術を開発し販売を開始

1960年代

  • 1961年1月宮城県仙台市末無掃部丁(現仙台市青葉区花京院一丁目1番9号)に本社を移転
  • 1962年4月外食産業の冷凍食品の研究対応を目的として三栄会(現日本外食流通サービス協会)を組織
  • 1967年2月宮城県仙台市原町苦竹に本社を移転

1970年代

  • 1970年2月㈱サトーサービスを設立
  • 1975年8月㈱サトー食肉サービスを設立
  • 1976年10月岩手県紫波郡都南村(現岩手県盛岡市)に盛岡営業所を設置
  • 1978年4月福島営業所を㈲サトー商会より移管

1980年代

  • 1980年4月秋田県秋田市に㈱アキタサトー商会を設立
  • 1980年10月宮城県仙台市扇町(現宮城県仙台市宮城野区)に本社を移転
  • 1986年9月山形県山形市南館に山形営業所を設置

1990年代

  • 1991年4月日本外食流通サービス協会の事業部門を移管し、㈱ジェフサを設立
  • 1992年6月本社倉庫隣接地に物流センター及び営業部事務所棟を新設(建物総面積12,682㎡)
  • 1994年9月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1995年4月㈱ジェフサ東北物流を設立
  • 1997年8月㈱エフ・ピー・エスを設立

2000年代

  • 2001年6月M&A㈱エステー文下屋を吸収合併し鶴岡営業所として開設
  • 2002年6月栃木県下都賀郡国分寺町(現栃木県下野市)に惣菜部北関東営業課を開設
  • 2002年10月M&A㈱郡山サトー商会を吸収合併し、郡山営業所、会津営業所として開設
  • 2003年12月秋田市新屋鳥木町に事務所倉庫を新築、㈱アキタサトー商会が移転
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2011年3月東日本大震災により本社物流倉庫及び事務棟に甚大な被害を受ける
  • 2012年11月北関東営業所を閉鎖し、栃木県下都賀郡壬生町に宇都宮営業所を設置
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2015年7月創業創業者 佐藤正治 逝去
  • 2016年6月監査等委員会設置会社に移行

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2025年11月山形県山形市蔵王松ヶ丘に山形営業所を移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで525億円
  • 営業利益2027年3月期まで15億20百万円
  • 経常利益2027年3月期まで18億20百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで12億20百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    営業力の強化とソリューション型営業の拡大

    業務用食材の提供に加え、顧客の課題に向き合い商品開発、メニュー作り、店作りなどを総合的に提案する「ソリューション型営業スタイル」を強化し、競合との差別化と市場占有率向上を図る。また、業種×エリア別の営業戦略を立案実行できるマネジメント人材の育成にも注力する。

  2. 02

    商品開発力の強化と地産地消の推進

    プライベートブランドやJFSAブランドの高付加価値商品の開発サイクルを早期化し、発売と同時に販売開始できる体制を構築。東北地域の原材料を使った地産地消商品や、高齢者向け配食サービス、完全調理品の開発を拡大し、多様化するニーズに対応する。

  3. 03

    小売事業の生産性向上と店舗魅力最大化

    少人化オペレーションや販売員のマルチジョブ化、後方業務の本部移管により生産性を向上。顧客ニーズに応じた品揃え拡充、試食販売専門員の配置、デジタルチラシと折込チラシの併用など効果的な販売企画を実施し、食の専門店としての魅力を高める。

  4. 04

    組織改革と人材育成の強化

    機能分解とマーケティング機能の付加により業種×エリア別戦略を明確化し、最適な事業部体制へ変革。次世代を担う人材育成を最重要課題と位置づけ、従業員のステージに応じた自己啓発支援制度の充実や管理職向けマネジメント研修を実施する。

  5. 05

    持続可能な調達とリスク分散

    海外調達における為替変動や地政学リスクに備え、複数の仕入先・調達原産国を確保し、継続的な供給を保証。販売実績と将来予測に基づく在庫準備など、安定調達に向けた対策を講じる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で700人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は548万円で、9期前と比べて+23.3%平均年齢は42.2歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月794
2018年3月819
2019年3月44441.414.5829
2020年3月44141.915.1833
2021年3月46042.315.7696
2022年3月46241.615.4690
2023年3月48141.915.6687
2024年3月51842.315.3689
2025年3月52542.315.3696244
2026年3月54842.215.0700229

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 仙台市宮城野区1,900百万円
卸売業部門
山形営業所 — 山形県山形市1,217百万円
卸売業部門
業務用食品直売センター 21店787百万円
小売業部門
郡山営業所 — 福島県郡山市367百万円
卸売業部門
本社(仙台市宮城野区)(注)1.300百万円
卸売業部門
盛岡営業所 — 岩手県盛岡市243百万円
卸売業部門
宇都宮営業所 — 栃木県下都賀郡214百万円
卸売業部門
本社(仙台市宮城野区)(注)2.141百万円
卸売業部門
鶴岡営業所 — 山形県鶴岡市95百万円
卸売業部門
会津営業所 — 福島県会津若松市93百万円
卸売業部門
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱アキタサトー商会
    秋田県秋田市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジェフサ東北物流
    仙台市宮城野区
    議決権30.0%
  • 国内
    ㈱サトー興産
    仙台市宮城野区
    議決権24.8%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は508億円営業利益16億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.5%、利益が-5.9%。

売上高
+3.5%
508億円
営業利益
-5.9%
16億円
純利益
+0.0%
13億円
営業利益率
3.1%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高525億円508億円
営業利益15億円16億円
純利益12億円13億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は128億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+10.3%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1071
2024年1Q11643.43
2024年2Q11532.63
2024年3Q13264.54
2024年4Q1132
2025年2Q24183.36
2025年4Q25093.67
2026年2Q24883.26
2026年4Q26083.17
2027年1Q12832.33

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は445億円から508億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月445149
2014年3月452127
創業者 佐藤正治 逝去
2015年3月467139
2016年3月4821510
2017年3月4851610
2018年3月4991712
2019年3月4981712
2020年3月4961710
2021年3月384116
2022年3月389106
2023年3月4371410
2024年3月4761812
2025年3月49117193.513
2026年3月50816193.113

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高508億円のうち、営業利益として残るのは16億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.0%396億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.9%96億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.1pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.1pt
2.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.4pt
4.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが17億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は69億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月8−10−2−267
2014年3月−2−8−2−1055
2015年3月13−3−21062
2016年3月12−11−2161
2017年3月13−24−3−1147
2018年3月29−50−2−2123
2019年3月1631−24767
2020年3月−133−33297
2021年3月1113−324117
2022年3月8−1−117114
2023年3月13−22−3−9102
2024年3月35−19−316116
2025年3月−2−38−4−4072
2026年3月17−16−4169

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は369億円。このうち返さなくてよい自己資本が272億円で、自己資本比率は73.7%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2781849466.1
2014年3月2721888469.2
2015年3月2861978968.8
2016年3月2952049169.2
2017年3月3032129169.9
2018年3月33522111466.0
2019年3月34223011267.3
2020年3月3232378673.5
2021年3月3162417576.1
2022年3月3132367775.5
2023年3月3332439072.9
2024年3月37125311868.3
2025年3月3562639373.8
2026年3月3692729773.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
252億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
97億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中27位あたり、逆に低いのはROE284社中227位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.7%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.7%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.5%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,071で、1年前と比べて+3.1%過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。

¥2,071+1.5%1ヶ月-9.9%1年+3.1%時価総額190億円
過去52週の値幅
安値¥1,902高値¥2,479

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.8倍
PER (会社予想)14.2倍
PBR0.63倍
配当利回り2.32%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2105円で、直近1日で6.4%下落。1ヶ月では3.13%下落、1年では3.35%上昇。25日線(2204.64円)を下回るが、75日線(2118.37円)はほぼ同水準、200日線(2181.63円)は下回る。52週高値2479円からは約15%下落、安値1902円からは約10.7%上昇。出来高は直近で急増し、29,600株と活発。RSIは39.35と弱気圏。下落トレンドの兆し。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは14.85倍と業界平均の17.82倍を下回るが、PBRは0.68倍と低いものの、ROEが4.7%と低く、収益性が弱い。配当利回りは2.06%と業界平均の2.96%を下回り、配当の魅力も限定的。業界平均と比較するとPER、PBRは割安に見えるが、収益力の低さを考慮するとバリュエーションは正当化されにくく、実際はやや割高と判断される。業績は横ばいで、今後の成長期待も薄い。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.8倍17.9倍
PER (予想)14.2倍
PBR0.63倍1.24倍
ROE4.7%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

国内の住宅着工戸数が減少傾向にある中で、売上高は緩やかな増加を維持している。強気派は、リフォーム需要の拡大や防災需要の高まりで、新設住宅の減少を補うとみる。さらに、PBR0.68倍と割安感があり、配当利回りも2%台で、株主還元の余地があると期待する。弱気派は、建設市場の長期的な縮小が避けられず、売上高の成長は鈍い(2023年度から2026年度で16%増)と指摘。営業利益率も3%台で低下傾向にあり、収益力の改善が見込めないと懸念する。

プラスに働く材料7
  • 割安株

    PBR0.68倍と解散価値より割安、配当2.06%で下支え。

  • リフォーム需要

    既存住宅のリフォーム市場は堅調で、新設減を補う。

  • 売上高が増加

    売上高は437億円から508億円へ増加、安定成長。

  • 売上高3期連続増収、508億円に伸長通年影響

    売上高は476→491→508億円と3年連続増加、事業規模が着実に拡大

  • PBR0.68倍と純資産価値を大幅に下回る継続影響

    時価総額204億円に対し純資産は約300億円、PBR0.68倍で解散価値に対して32%割安

  • 配当性向約30%で安定配当、減配リスク低い通年影響

    EPS150円に対し配当46円、配当性向約30%で安定的

  • 外国持ち株比率1%と極端に低下、買い余地継続影響

    外国持ち株比率は1%と低く、海外マネー入りすれば需給が大きく改善する

マイナスに働く材料7
  • 低い利益率

    営業利益率3.46%→3.15%と低下、コスト競争が激化。

  • 市場縮小

    住宅着工戸数の減少で中期的な需要減は不可避。

  • 成長性が乏しい

    売上高成長率は緩やかで、新規事業の寄与も小さい。

  • 営業利益が17億円から16億円へ減益決算発表後影響

    2026/3期の営業利益は16億円、前期の17億円から約5.9%減益

  • 純利益は13億円で横ばい、増益期待乏しい通年影響

    純利益は2025/3期から2026/3期にかけて13億円で横ばい、EPS成長がない

  • ROE4.7%と資本コストを下回る経営継続影響

    ROE4.7%は株主資本コスト(8%想定)を下回り、PBR0.68倍の恒常化要因

  • 株価上昇率8.55%に対し業績は横ばい不定影響

    1年で株価は8.55%上昇したが純利益は横ばい、PER14.85倍は割高水準に

次の決算で確かめる点
売上高成長率
建設市場の動向と売上規模の拡大を確認。
営業利益率
価格競争やコスト変動の影響を測るため。
受注環境
住宅着工動向の先行指標として需要を予測。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48で、前期から+2.2%いまの株価に対する利回りは2.32%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
2.32%
いまの株価に対して
配当性向
33.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3030.2
2018年3月300.024.1
2019年3月300.024.1
2020年3月300.027.5
2021年3月300.050.3
2022年3月300.047.2
2023年3月313.329.9
2024年3月4029.030.1
2025年3月4512.530.1
2026年3月462.233.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,273人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.1%を占め、残る55.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他44.851.252.950.850.954.9
事業法人44.638.537.840.040.136.3
自己株式2.38.98.98.98.98.9
金融機関7.37.37.27.97.87.8
外国法人3.02.71.91.11.11.0
証券会社0.20.30.30.20.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱サトー興産22.62
02サトー商会取引先持株会11.37
03光通信KK投資事業有限責任組合3.94
04㈱サトー商会社員持株会2.79
05㈱三菱UFJ銀行2.38
06㈱七十七銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)2.36
07日東ベスト㈱1.94
08佐藤正之1.65
09高橋恵美子1.41
10佐藤典大1.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+42%、1株純資産は14期で+59%。直近期のROEは4.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1062,0555.38.623.6
2014年3月792,1053.811.731.8
2015年3月1012,2004.710.425.4
2016年3月1162,2835.29.325.8
2017年3月1082,3674.611.030.2
2018年3月1312,4735.411.924.1
2019年3月1332,5735.312.424.1
2020年3月1162,6524.411.927.5
2021年3月642,6942.423.450.3
2022年3月712,8332.618.647.2
2023年3月1162,9174.010.329.9
2024年3月1473,0354.912.930.1
2025年3月1583,1505.113.030.1
2026年3月1503,2624.715.433.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額186百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤正之取締役 会長77151,000
古山眞佐夫代表取締役 社長698,000
梶田雅仁専務取締役594,000
相原幸政取締役 営業本部長543,000
下山田信一取締役 管理本部長631,000
佐藤典大取締役45124,000
阿部徳章取締役 営業本部副本部長55
高貴一取締役 管理本部副本部長581,000
小林崇取締役(常勤監査等委員)502,000
阿部仁紀取締役(監査等委員)441,000
岡田哲男取締役(監査等委員)79
鈴木貴取締役(監査等委員)411,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)9129121715818
社外取締役31412176
取締役(社内)2911116

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容645字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び関係会社)は、当社、子会社4社及び関連会社1社により構成されており、事業内容と当社及び関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の卸売業部門・小売業部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 [卸売業部門]-会社数2社 当社及び㈱アキタサトー商会の2社が調理冷食を中心に各種業務用食品の販売を行っております。 [小売業部門]-会社数1社 当社の業務用食品直売センター21店舗が、宮城県、岩手県、山形県、福島県及び秋田県の各地域で調理冷食を中心に、各種業務用食品の販売を行っております。 [その他]-会社数4社 ㈱サトー食肉サービスが食肉等の加工・販売を行っております。 ㈱サトーサービスが食品・水質等の検査を行っております。 ㈱エフ・ピー・エスがメニューデーターベース、情報システムの企画・開発・販売を行っております。 ㈱ジェフサ東北物流が業務用食品の物流受託サービスを行っております。 当社グループの状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。 (注) 無印 連結子会社 ※1 非連結子会社で持分法適用会社 ※2 関連会社で持分法適用会社 なお、その他の関係会社には当社取締役会長である佐藤正之が代表取締役を務める資産管理会社として㈱サトー興産がありますが、重要な取引は存在していないため当社グループには位置付けされておりません。
経営方針・対処すべき課題5,688字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「会社の堅実な運営発展」と「社員の豊かな生活増進」を会社経営の二つの柱としております。「企業の社会的使命を自覚し社会の人々の幸福と利益のために働かなければならない」を「正直」に「誠実」に考え、お客様の商売と向き合い、業務用食品業界の発展に貢献することを経営理念としております。 また、長期目標「豊かな食づくりを通して世界に貢献する」とした思い(目標)は私たちが最も大切しているものであり、事業の目的と位置づけております。食シーンの魅力や、食に携わる人を豊かにしたい、地域密着の企業として、この地域の産業の活性化に貢献してまいりたいと思っております。 「豊かな食」とは、より便利で、安全で、安くて、美味しくて、美しくそれが常に変化成長を続けている状態です。一番難しいのは、おいしさを変化・成長させることです。そのために専門分野ごとにチームをつくり、豊かな食づくりをやり続けることを私たちの使命といたします。 (2) 経営戦略等 コロナ禍を経て、経済状況や社会情勢の変化もあり当社を取り巻く経営環境(事業を行う市場セグメントの状況、顧客基盤の優位性、競合他社との競争優位性など)も大きく変化しております。 当社グループでは、2030年を見据え「食をコアとしたマーケティング・ソリューションカンパニー~豊かな食文化の地方創生に貢献する企業へ~」をスローガンとして、事業基盤としている東北を中心とした地域のステークホルダーとの密着連携で新たな価値を生み出してまいります。東北の市場占有を圧倒的に高めるべく、営業力の強化を行い、更なる市場の深耕拡大をしていくため、お客様の課題を解決するためにニーズに合った付加価値のある商品開発力の強化を行い、潜在的な需要を引き出し市場の占有率を高めてまいります。 具体的には、以下の5点を重点項目として掲げております。 ① 競合他社との優位性 当社グループは製菓業種、給食業種、惣菜業種、C&C(小売り)など業種・業態バランスのよい事業構成となっていることから競合他社に比べて市場セグメントの優位性を有しております。コロナ禍以降従前から新生活様式への変化があり、加えて人口減少に伴う少子高齢化、それに伴うマーケットの減少など顕在的な課題も含め「選択と集中」にて、伸びしろ分野へのリソースの投入・顧客ロイヤリティの向上に努めてまいります。 ② 営業力の強化 当社の事業は、業務用食材の提供だけに留まらず「食のプロ」として、顧客の課題に向き合った提供価値化の強化と創造を行うべく、仕入・販売それぞれのお客様と連携して商品の開発、メニュー作り、店作りなど総合的に取り組む「ソリューション型の営業スタイル」を強化、拡大し競合他社との差別化を図り、市場占有を圧倒的に高めてまいります。併せて、得意先様との深耕を図るとともに新規得意先への販路開拓などについても積極的に取り組むとともに、業種業態別の専門性を磨き、チャネル別の顧客に適したサービスを提供し、業種×エリアの強力な営業戦略を立案、実行できるマネジメント人材の強化にも注力してまいります。 ③ 商品開発の推進 当社の最大の武器である商品づくりを徹底強化してまいります。商品開発のサイクルの土台を進化させ営業部門でのマーケットニーズの早期把握、開発スペックの練り上げ、プライベートブランドや当社独自の商品開発の早期化を目指し、発売と同時に販売開始というサイクルの強化をしてまいります。 当社が加盟している「JFSA」の高付加価値商品の開発を進めると同時に販売構成率を向上させ、市場占有率と競争力の相乗効果を図ってまいります。また、高齢化や生産年齢人口の減少による人手不足など社会環境の変化やお客様ニーズに沿った新商品の開発や地元生産者・加工業者と顧客を繋ぐ商品開発を推進してまいります。 また、地域ならではの食材やメニューを打ち出したオリジナリティの需要が高まっていることに適応するため、これまで以上に東北各地域の原材料を使用した地産地消商品の開発を更に進めてまいります。他にも、環境変化や多様化するニーズに対応していくため、高齢者向け配食サービス及び完全調理品の開発・販売拡大や、メニュー開発、売り場づくりのご提案、調理技術の支援など、お客様と共に市場環境への対応に取り組んでまいります。 ④ 小売事業の拡大 業務用食品の小売事業につきましては、顧客のニーズにフィットした定番商品の改良や核となる商品づくりによる品揃えの充実化を行ってまいります。ローコストオペレーションの仕組みを再構築し、営業販促活動の強化などによる集客数増加に向けた取り組みを進め、食の専門化による店舗の魅力最大化を目指します。 ⑤ 組織と人材育成 長期的に戦える組織体制を整えるため、まずは、機能を分解し、商品開発の人材育成、マーケティング機能を付加した業種×エリア別の戦略明確にすることでその役割について強化してまいります。当社は複数の業種の顧客を保有しているため、市場の情報収集によって業種別戦略の立案と実行力を高め、最適な事業部体制に変革し、業種別の専門チームを率いて一定裁量のもと事業推進を牽引できる人材を育成していく必要があります。そのためには、従業員の成長が会社の持続的な成長に繋がるものと考え、次世代を担う人材育成を最重要課題と捉え、人材育成プログラムとして継続的な業務別研修を実施してまいります。経営理念や経営方針の着実な実現に向けて従業員一人ひとりの成長・スキルアップが組織や企業全体の成長には不可欠です。従業員が同じ方向を見据えて働く意欲を高く持って業務を遂行していくため、各部門の牽引役を担う管理職や次期管理職候補を中心としたマネジメント能力を養成する教育訓練については、社員自ら学べる場の提供や従業員のステージに応じた自己啓発の支援制度の充実化を図り社内外の環境の変化に対応できる人材の育成に積極的に取り組んでまいります。 (3) 経営環境 今後の見通しにつきましては、賃上げの進展による所得環境の改善を背景に、個人消費は緩やかな回復基調を強めていくことが期待されます。一方で、物価上昇の影響は依然として残存しており、消費者の節約志向や低価格志向は継続するとともに、価格のみならず品質や利便性、価値を重視した選別的な消費行動が一層強まっていくものと見込まれます。また、足元では中東地域の緊迫化など地政学的リスクの高まりを背景に原油価格が上昇する等、エネルギーコストや物流コストへの影響が懸念され、依然として厳しい経営環境が続くものと思われます。また、当社グループのお客様であります、外食業種、製菓業種、弁当業種及び小売業部門におきましても各種経済対策の効果で雇用、所得環境が改善し経済活動の活発化により景気は持ち直しているものの人手不足を背景とした人件費の上昇、原材料価格やエネルギーコストの高騰は継続するものと考えられ、依然として厳しいものと思われます。 このような状況のもと、当社グループは2030年を見据え「食をコアとしたマーケティング・ソリューションカンパニーを目指して~豊かな食文化の地方創生に貢献する企業へ~」をスローガンとして、課題解決、アイデア提案など積極的に提案活動を行うことでお客様の信頼を得るための営業力、商品開発力の強化、価値向上に努めてまいります。また、引き続きお客様と一緒になって考え創り出す喜びと、感動をお届けするため、お客様は勿論、仕入先(地域の生産者含む)、物流関連事業者などを始めとするステークホルダーと共に環境変化に向き合い、業種・職種の枠を超えた総合力でお客様の期待に応えてまいります。 直近における2027年3月期の連結業績見通しにつきましては、売上高525億円(2026年3月期508億13百万円)、営業利益15億20百万円(2026年3月期15億71百万円)、経常利益18億20百万円(2026年3月期18億85百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益12億20百万円(2026年3月期12億52百万円)を見込んでおります。 なお、中東情勢の緊迫化が商品調達や経済状況に与える影響については、現時点での当社業績への影響は軽微であり、入手可能な情報に基づき業績予想を算定しております。しかしながら、外部環境の不透明感は依然として高く、今後の動向を継続して注視する必要があります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の国内経済におきましては、賃上げの進展による所得環境の改善を背景に、個人消費は緩やかな回復基調を強めていくことが期待されます。一方で、物価上昇の影響は依然として残存しており、消費者の節約志向や低価格志向は継続するとともに、価格のみならず品質や利便性、価値を重視した選別的な消費行動が一層強まっていくものと見込まれます。また、足元では中東地域の緊迫化など地政学的リスクの高まりを背景に原油価格が上昇する等、エネルギーコストや物流コストへの影響が懸念され、依然として厳しい経営環境が続くものと思われます。また、当社グループのお客様であります、外食業種、製菓業種、弁当業種及び小売業部門におきましても各種経済対策の効果で雇用、所得環境が改善し経済活動の活発化により景気は持ち直しているものの人手不足を背景とした人件費の上昇、原材料価格やエネルギーコストの高騰は継続するものと考えられ、依然として厳しいものと思われます。 このような状況のもと、当社グループは2030年を見据え「食をコアとしたマーケティング・ソリューションカンパニーを目指して~豊かな食文化の地方創生に貢献する企業へ~」をスローガンとして、課題解決、アイデア提案など積極的に提案活動を行うことでお客様の信頼を得るための営業力、商品開発力の強化、価値向上に努めてまいります。また、引き続きお客様と一緒になって考え創り出す喜びと、感動をお届けするため、お客様は勿論、仕入先(地域の生産者含む)、物流関連事業者などを始めとするステークホルダーと共に環境変化に向き合い、業種・職種の枠を超えた総合力でお客様の期待に応えてまいります。 このような経営環境を踏まえて、当社グループは以下の点に取り組んでまいります。 ①  市場環境への対応につきましては、引続きお客様と同じ目線で共に考え、商品開発や新たな調達先の開拓に努めてまいります。特に、これまでも一定の成果をあげてきた商品開発におきましてはお客様の現場の課題解決につながる「JFSA」ブランドを中心とする高付加価値のオリジナル商品に更なる磨きをかけてまいります。また、地域ならではの食材やメニューを打ち出したオリジナリティの需要が高まっていることに適応するため、これまで以上に東北各地域の原材料を使用した地産地消商品の開発や、環境変化や多様化するニーズに対応していくため、高齢者向け配食サービス及び完全調理品の開発・販売拡大や、メニュー開発、売場づくりのご提案、調理技術の支援など、お客様と共に市場環境への対応に取組んでまいります。さらには、循環型社会に貢献する取り組みとしてサステナブルフードの普及促進を進めてまいります。 ② 業務用食品の小売事業につきましては、物価上昇による節約志向が強まり、人手不足や賃上げにより人件費も増加していることもあり、店舗の少人化オペレーションを展開し生産性を向上させるため、販売員のマルチジョブ化を推進し店舗の作業量削減や後方業務の本部移管などをすすめてまいります。また、顧客のニーズに応えるため、業態別の需要に基づく品揃えの拡充や未購入の売れ筋商品の提案強化をするためエリア毎の試食販売専門人員の配置や、折込チラシとデジタルチラシ併用によるタイムセールなどの効果的な販売企画を積極的に行ってまいります。買上点数増加に向けた取り組みを進め、更なる食の専門化による店舗の魅力最大化を目指します。 ③ 商品調達につきましては、食材の一定量を海外の商社やメーカー経由にて調達しており、昨今の世界情勢を勘案し、為替の変動による調達価格の上昇、天候など農作物の作況等の情勢により食材の市況が変動や輸入規制措置が発令された場合等、食品の需給動向に大きな変化が生じる場合には、海外の社会情勢や業界の変化に常に注意し情報収集を行うとともに、可能な限り複数の仕入先を通じた調達原産国の複数化による持続可能な調達に努めております。また、販売実績及び将来の販売予想を慎重に分析し、商品の在庫を準備する等、継続的な供給を保証できる対策を講じてまいります。 ④ 人財の育成及び確保の対応につきましては、従業員の成長が会社の持続的な成長に繋がるものと考え、次世代を担う人財育成を最重要課題と捉えております。事業戦略を実現するために、チャレンジしやすい風土への変革を行います。そのためには、既存の枠組みにとらわれない柔軟な発想やそれに基づきチャレンジを奨励・称賛する風土と制度づくりとして、営業報酬制度の見直しやジョブリターン(再雇用)制度、物流職種のマルチスキル化やITシステム部門の専門職に対する処遇改善を行うなど、従業員が同じ方向を見据えて働く意欲を高く持って業務を遂行し、社員一人ひとりの個の力と組織力を高める施策を確実に実施してまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、成長性・収益性については売上高、営業利益及び売上高経常利益率を、資本効率についてはROA(総資産経常利益率)を経営の重点指標としており、これらの改善及び向上を行うことを目標としております。
事業等のリスク4,418字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 自然災害等のリスク 東日本大震災の被災経験を踏まえ、また、直近では台風の大型化や集中豪雨の頻発といった地球温暖化に伴う気候変動や地震等の大規模な自然災害の発生が断続的に発生しております。また、気象変動による水害もあり、長期に及ぶライフラインの停滞、物流網の寸断など、予想を上回る事態が発生する可能性があります。 当社グループでは、その他の不測の事態に備えるため、自家発電装置に加え燃料給油設備を設置し、備蓄を行っております。また、非常事態において各拠点間との相互の連携が十分取り合うことができる体制を構築しておりますが、自然災害等の影響が長期間にわたる場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 特に気候変動につきましては、政策・規制面、あるいは顧客の嗜好の変化など多方面での影響が懸念されます。当社グループでは、こうした気候変動による影響を経営上の重大リスクとして認識するとともに、それに適切に対応することで事業成長の機会に繋がると捉えています。気候変動への取組みにつきましては今後検討してまいります。 ② 情報セキュリティ 当社グループでは多くの取引先と消費者であるお客様を保有しており、事業を通じて取得した顧客情報及びお客様の個人情報について万一当社の人的オペレーションのミス、その他不測の事態等により情報漏洩が発生した場合には、当社が損害賠償責任等を負う可能性や顧客からの信用を失うことにより取引関係が悪化する可能性があります。当社では、不正アクセスや万一の事故に備え、バックアップ体制やシステムセキュリティの強化を行うなど、細心の注意を払っております。しかしながら、基幹システム及びネットワークの障害等を完全に回避することは困難であり、万が一障害等が発生した場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、個人情報保護法の趣旨に沿った社内規定やシステム関連の情報の取り扱いについては、システム管理規程を整備し適切な運用に努めております。情報の取り扱いについては、情報管理責任者を選任し社内規定に基づき管理・運用しておりますが、情報漏洩やサイバー攻撃によるシステム障害等の事態が発生した場合、当社グループの事業活動に支障をきたすとともに、当社グループの業績に影響を与え、また、社会的信用の低下を招く可能性があります。 ③ 為替の変動及び商品市況について 当社グループは、食材の一定量を海外の商社やメーカー経由にて調達しております。為替の変動により調達価格が変動することから、海外通貨に対し円安方向に進行した場合、調達価格が上昇し販売価格に転嫁できない場合があります。当社では、かかる事態に備え、継続的なコスト削減に取り組んでおりますが、企業努力によって仕入価格の上昇分を補いきれない場合、為替だけでなく天候など農作物の作況等の情勢により食材の市況が変動した場合や輸入規制措置が発令された場合等、食品の需給動向に大きな変化が生じた場合にも、同様に当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、海外の社会情勢や業界の変化に常に注意し情報収集を行うとともに、可能な限り複数の仕入先を通じた調達原産国の複数化による持続可能な調達に努めております。また、販売実績及び将来の販売予想を慎重に分析し、商品の在庫を準備する等、継続的な供給を保証するための対策を講じております。 ④ 減損会計 当社グループは、本社事務所に加え21店舗、9営業所の事務所設備、土地を保有しております。新規出店した店舗が当初の計画通り収益を計上できない場合や外的要因などによる業績の悪化や損失が発生した際に、経営努力による売上拡大や販管費の削減に努めても回復が図れない場合など、将来の事業計画などを考慮して、減損損失の認識の判定を行い、必要に応じて回収可能価額まで減損処理を行う可能性があります。 当社グループでは、日々予実報告がなされており、毎月の定例会議においても部門別の予実差異分析を行うとともに、適宜見直しを行っておりますが、有形固定資産の減損損失や、事業撤退損を計上することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、有価証券を余剰資金の有効活用するため保有すると同時に投資有価証券として債券、株式を保有しており、市場環境や投資先の経営・財務状況が悪化することにより有価証券の減損処理を行う可能性があります。当社グループでは、定期的に取締役会にて時価の推移、格付け状況のモニタリングを実施しております。しかしながら、それらに関する格付けなどの変化による当該債券の評価損の計上、並びに上場株式の株価下落などによる当該株式の評価損を計上することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 物流コスト 当社グループの主要な事業である卸売業部門においては、お客様への配送業務が日々発生しており、安定した物流体制の確保が重要な経営課題となっております。一方で、物流業界では人手不足、ドライバーの高齢化、労働時間規制への対応に加え、人件費・水道高熱費・燃料費等の上昇が継続しており、配送委託会社との委託契約についても定期的な見直しが必要となっております。また、2026年4月に施行される貨物自動車運送事業法の改正により、物流効率化への対応や、配送委託時における取引適正化への対応が求められるなど、今後も物流コストが上昇する可能性があります。 当社グループでは、自社車両における配車システムの導入や受付システムの活用等により、配送ルートの最適化、積載率の向上、荷待ち時間の短縮、受付業務の効率化など、物流全体の効率化に向けた業務改善を進めております。 しかしながら、想定を上回る物流コストの増加、配送委託契約の条件変更、または自社配送における人員確保が困難となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 信用リスク 当社グループの取引先は多岐にわたっており、取引先の倒産や大口取引先の急激な財務内容の悪化があった場合、それら取引先に対する信用リスクが発生します。 当社グループでは、売掛債権について取引先の経営状況に応じて債権保証サービスを導入するなどの管理をしており、不良債権の防止に努めております。また、売掛債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権及び破産更生債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しておりますが、債権保証の強化や貸倒引当金の積み増しが必要となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ コンプライアンス 企業におけるコンプライアンス違反事例が発覚した場合、長年培ってきた顧客との信頼は一気に冷え込み、規範抵触による雇用問題やハラスメントおよび人権侵害が発生する可能性があります。 当社グループではコンプライアンスの実践を行動規範の一つとし、体制の整備や維持に努めております。また、「コンプライアンス規程」に基づき、毎月1回、社長を委員長とする「コンプライアンス委員会」を開催し、当社の事業活動において法令、定款及び社内規定に反していないか、社会一般の規範に抵触していないかなど、多岐にわたり協議しております。同時に、通報者保護の観点から「内部通報者保護規程」を定め、情報の収集に努めておりますが、諸問題が発生した場合は当社グループの企業イメージは大きく低下し、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 食品の安全性 当社グループは、食に携わる事業を行っておりますので、賞味期限切れや食品アレルギー問題、また異物混入のような食品の安全などでトラブルが発生しその対応に不備がある場合や、食品の安全性において予期せぬ事態が発生する可能性があります。 当社グループでは、食品の衛生管理を徹底し、商品の安全対策を強化するために品質管理室を設置して、原料規格書の整備・基準マニュアルの作成及び現場指導によるチェック機能の改善に努めております。また、多温度管理など、安心・安全・健康を意識した商品管理に努め、万全の注意を払っておりますが、諸問題が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼすだけでなく、商品の調達面や信頼性にも影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 重大な事故の発生リスク 当社グループの事業においては、配送車両の運転、フォークリフト操作、荷役作業等、危険を伴う業務が含まれており、安全衛生管理を重要な経営課題として認識しております。 当社グループでは、業務上車両を運転する従業員に対し、定期的な安全運転教育を実施するとともに、車両事故に関する委員会を毎月開催し、事故原因の分析や安全教育の浸透、安全意識向上に取り組んでおります。また、ドライブレコーダー等を活用し、事故やお客様からのお申し出内容について正確な状況把握及び事実確認に努めております。 さらに、倉庫内においても、フォークリフト作業時の安全確認や、構内作業者に対する安全ルールの徹底など、労働災害防止に向けた取り組みを継続的に実施しております。 しかしながら、不測の事由により重大な交通事故、労働災害、商品事故等が発生する可能性があります。これらの事故等が重大事故や法令違反に起因する行政処分、損害賠償請求等に発展した場合には、当社グループの社会的信用及び顧客からの信頼低下を招き、事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 法的規制 当社グループの行っている事業は、我が国の食品安全基本法、食品衛生法、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)、容器包装リサイクル法、関税法、製造物責任法(PL法)、食品営業許可、酒税法といった法的規制の適用を受けており、特に食品衛生法の食品規格基準における不適合商品の取り扱いにより、営業停止などの処分を受けることがあります。 当社グループでは、これらの法令等を遵守し業務を行うための業務マニュアルを作成し社員教育を行い法的手続きによる権利の保全にも万全を期しており、法的な制度変更が発生した場合には、速やかに法的手続きなどに対応しておりますが、当社グループの事業活動や業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,513字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における我が国経済は、雇用・所得環境などの改善により、景気はゆるやかな回復基調で推移しております。一方で、不安定な国際情勢によるエネルギー・資源価格の高騰、人件費や物流費の上昇等によるインフレの進行、米国の通商政策、為替変動の影響など国際社会における不確実性が一段と高まりを見せております。当社が経営基盤としている東北におきましても、設備投資の増加や賃金上昇により景気は緩やかに持ち直していますが、物価上昇に伴う消費者の節約志向が一段と強まっており景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。 このような経営環境のもと当社グループは、2030年を見据え「食をコアとしたマーケティング・ソリューションカンパニー~豊かな食文化の地方創生に貢献する企業へ~」をスローガンとし、「強い営業力で更なる深耕拡大」を2025年度の経営方針として掲げ、顧客のニーズを満たすため、セグメント業種を超えた商品開発や東北地産品の継続した販売拡大とその他の地域の地産商材の活用と推進、加えて定期的な展示会や提案会を開催し営業力の強化を行ってまいりました。また、設備の老朽化もあり、山形地区の更なる営業力の深耕拡大を果たすべく2024年より建設工事を行っていた山形営業所を2025年11月に移転し、当社では初めての自然冷媒や太陽光発電設備を設置するなど環境に配慮した社屋が完成、移転後の営業活動も売上高で前期を上回るなど順調に推移しております。山形営業所の移転に伴う諸費用や減価償却費の計上、賃上げによる人件費の上昇もあり販売費及び一般管理費は増加しました。 この結果、売上高508億13百万円(前期比3.4%増)、営業利益は15億71百万円(同5.8%減)、経常利益は18億85百万円(同3.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億52百万円(同4.8%減)となりました。 売上高経常利益率は3.7%と前期よりも0.2ポイント減少しました。また、総資産経常利益率(ROA)についても5.2%と前期と比べ0.2ポイント減少しました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ3億45百万円減少し、68億75百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は16億50百万円(前期2億30百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は16億10百万円(前期37億80百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は3億85百万円(前期3億50百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 ア.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前期比(%) 卸売業部門 調理冷食 (千円)   10,784,742   100.8 製菓材料 (千円)   5,851,858   104.9 水産品 (千円)   3,200,565   99.5 農産品 (千円)   4,911,758   106.9 畜産品 (千円)   2,513,975   113.4 調味料その他(千円)   7,946,837   104.9 計  (千円)   35,209,737   103.9 小売業部門 (千円)   4,441,576   94.9 合計 (千円)   39,651,313   102.8 イ.受注実績 該当事項はありません。 ウ.販売実績 a.当連結会計年度の販売実績を商品別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前期比(%) 卸売業部門 調理冷食 (千円)   14,012,287   102.2 製菓材料 (千円)   7,230,714   106.2 水産品 (千円)   4,095,625   97.1 農産品 (千円)   6,305,751   105.5 畜産品 (千円)   3,095,065   113.8 調味料その他(千円)   9,729,890   107.3 計  (千円)   44,469,336   104.6 小売業部門 (千円)   6,344,419   95.6 合計 (千円)   50,813,755   103.4 b.当連結会計年度の販売実績を業種別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前期比(%) 卸売業部門 製菓業種 (千円)   8,332,885   105.6 弁当給食業種 (千円)   4,506,340   102.5 事業所給食業種 (千円)   3,634,439   100.7 メディカル給食業種(千円)   6,336,987   106.7 学校給食業種 (千円)   4,263,001   104.5 外食業種 (千円)   7,854,481   102.1 惣菜業種 (千円)   8,200,189   106.1 その他 (千円)   1,341,010   115.3 計  (千円)   44,469,336   104.6 小売業部門 (千円)   6,344,419   95.6 合計  (千円)   50,813,755   103.4 (注) 小売業部門の業種別は該当ありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 売上高は、卸売業部門は増加、小売業部門は減少しましたが結果、508億13百万円(前期比3.4%増)となりました。 営業利益は、売上総利益が売上高の増加に伴い増加した一方で販売費及び一般管理費は人件費等の増加や山形営業所の移転に伴う諸費用や減価償却費の増加もあり15億71百万円(同5.8%減)、前期差96百万円の減少となりました。 経常利益については、運用債券の増加に伴う有価証券利息の増加などで営業外収益が35百万円増加し18億85百万円(同3.1%減)、前期差59百万円の減少となりました。 減損損失90百万円など特別損失1億15百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、12億52百万円(同4.8%減)で、前期差62百万円の減少となりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 卸売業部門におきましては、継続的な物価上昇や人手不足とそれに伴う人件費コストの上昇傾向など当社の顧客を取り巻く経営環境は厳しい状況が続いております。そのような中、当社では、お客様の現場の課題を解決できる商品の開発や企画を推進し、人手不足対応商品(簡便性・時短調理)や、お客様の売上アップに貢献できる商品(こだわり、メニュー)の提案に注力してまいりました。また、今まで以上に業種セグメント毎の地域戦略の実行度を深め、各商品カテゴリーのシェアアップを目標に、業種別に伸びしろのある商品カテゴリーを集中販売し、新規商品の導入やお客様が求める商品の販売拡大につなげることが出来ました。 一方、賃上げによる人件費の増加や山形営業所の移転に伴う諸費用や減価償却費の増加などで販売管理費が増加しましたが、結果、売上高444億69百万円(前期比4.6%増)、セグメント利益(営業利益)は22億7百万円(同0.1%増)となりました。 小売業部門におきましては、継続的な物価上昇を背景に消費者の節約志向や選別購買の傾向は依然として強く、業種業態の垣根を越えた競争も激しさを増しており、経営環境は厳しい状況が続いております。また、店舗運営にかかる人件費や物流費等の上昇、人手不足の深刻化もあり、より生産性の高い店舗運営が求められております。主要顧客である中小飲食店様に対して、地産品を活用したメニューの企画・提案活動を積極的に展開いたしました。地域食材を活かした付加価値の高いメニュー提案は、取引先様の差別化支援に繋がるものとして大変好評を得ております。また、ツルハ店舗内店舗として、8月中仙店(秋田県)、10月北上店(岩手県)、12月横手平鹿病院前店(秋田県)の3店舗を新規開店し、当社のツルハ店舗内店舗数は合計17店舗となりました。当社の認知度の向上、新規顧客を獲得するなど近隣のお客様に利便性の高い店舗であることを認知いただき好評を得ております。 店舗の人員配置や、販促手法の費用対効果を見直すなどコスト削減につとめた結果、売上高63億44百万円(前期比4.4%減)、セグメント利益(営業利益)は2億65百万円(同2.0%増)となりました。 b.財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ13億13百万円増加し、369億11百万円となりました。これは主に、山形営業所新社屋取得による固定資産の増加によるものであります。なお、当連結会計年度に実施いたしました設備投資の総額は10億40百万円であります。 今後も企業体質強化のためにも生産性・効率性向上のための設備投資を行っていく考えであります。 セグメントごとの資産は、次のとおりであります。 卸売業部門の当連結会計年度末におけるセグメント資産は、129億86百万円(前期比8.8%増)となり、10億48百万円増加いたしました。これは主に、山形営業所新社屋取得によるものであります。 小売業部門の当連結会計年度末におけるセグメント資産は、16億34百万円(前期比17.7%減)となり、3億50百万円減少いたしました。これは主に、前連結会計年度の末日が銀行休業日となり、決済が月ずれとなったことに伴う現金及び預金残高の減少によるものであります。 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ3億74百万円増加し、97億3百万円となりました。これは主に、買掛金の増加や期末に各種設備工事完成案件が集中し建設未払金の増加によるものであります。 純資産は、前連結会計年度末と比べ9億39百万円増加し、272億7百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上によるものであります。 この結果、自己資本利益率は4.7%(前連結会計年度末は5.1%)、自己資本比率は73.7%(前連結会計年度末は73.8%)となり、健全な財政状態であると認識しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりです。 運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入代金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 運転資金は、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 経営資源の最適な配分については、地方拠点の整備やシステム投資を含む成長投資、継続的な賃上げを含めた人的資本への投資等を考えており、今後投資機会があることを認識しています。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。この連結財務諸表の作成に当たっては、期末日の資産・負債の計上および会計期間の収益・費用の適正な計上を行うため、見積りや仮定を行う必要があります。連結財務諸表に影響を与え、より重要な経営判断や見積りを必要とする会計方針は以下のとおりであります。 a.貸倒引当金 当社グループは売掛債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権および破産更生債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。相手先の財政状態が悪化し支払能力が低下した場合、追加の引当金を計上する可能性があります。 b.固定資産の減損 当社グループは、市場価格、営業活動から生ずる損益等から減損の兆候が識別された場合、将来の事業計画等を考慮して、減損損失の認識の判定を行い、必要に応じて回収可能価額まで減損処理を行うこととしております。将来の市況悪化等により事業計画が修正される場合、減損処理を行う可能性があります。 c.有価証券及び投資有価証券 当社グループは、満期保有目的の債券とその他有価証券を所有しております。 その他有価証券のうち市場価格のない株式等以外のものは、決算日の市場価格等に基づき時価評価を行い、税効果調整後の評価差額を純資産の部のその他有価証券評価差額金に計上しております。 また、期末における時価等が取得原価に比べ50%以上下落した場合には原則減損処理を行い、30%~50%未満下落した場合には、当該金額の重要性、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行うこととしております。一方、市場価格のない株式等は、実質価額が取得原価に比べ50%程度以上下落した場合には、回復可能性等を考慮して減損処理を行うこととしております。 なお、将来の市況悪化または投資先の業績不振等により、現在の帳簿価額に反映されていない損失が生じ、減損処理を行う可能性があります。 d.繰延税金資産 当社グループは、財務諸表と税務上の資産または負債の額に相違が発生する場合、将来減算一時差異に係る税効果について、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性については、将来の課税所得を合理的に見積り判断しており、その前提となる条件に変更が生じた場合には、繰延税金資産の取崩が発生し、税金費用が計上される可能性があります。 e.退職給付に係る資産及び負債 当社グループは、年金数理計算に基づいて退職給付に係る資産及び負債並びに退職給付費用を計上しております。年金数理計算は割引率、年金資産の長期期待運用収益率、昇給率等の前提条件に基づいて行われており、これらの前提条件の変更は連結財務諸表に影響を与えます。割引率の低下や年金資産運用における期待運用収益と実際運用収益の差異は、翌期以降の退職給付費用に影響を及ぼす可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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