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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

川辺

T.KAWABE & CO., LTD.8123 · Standard · 卸売業

ハンカチーフ・スカーフなど身の回り品の老舗メーカー。直営店舗と卸売で展開し、香水事業も手がける。

概要

川辺は1923年にハンカチーフ製造卸売業として創業し、現在は身の回り品(ハンカチーフ、スカーフ、タオル、雑貨)とフレグランス(香水)の直営店舗販売および卸売を手がける企業である。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、2026年3月期の連結売上高は130億円、従業員数は213名。グループに製造子会社3社と上海の販売子会社を持ち、一広株式会社を親会社とする。

身の回り品とフレグランスの二本柱

川辺グループの事業は「身の回り品事業」と「フレグランス事業」で構成される。身の回り品事業ではハンカチーフ、スカーフ・マフラー、タオル、バッグなどの雑貨を百貨店や量販店向けに卸売するとともに、直営店でも販売する。フレグランス事業は2010年に香水販売事業を開始し、有名メゾンブランドやラグジュアリーブランドの商品を扱うが、2026年3月期時点では赤字基調である。グループ全体の売上高の大部分を身の回り品事業が占める。

グループ企業による一貫体制

川辺は製造から販売までをグループ内で完結する体制をとる。子会社のレインボーワールド株式会社はハンカチーフやスカーフの捺染製造を、株式会社ソルティーはハンカチーフ、スカーフ、タオル、雑貨の製造を担い、いずれも川辺に製品を販売する。また川辺(上海)商貿有限公司は中国市場向けにハンカチーフや雑貨を卸売する。親会社の一広株式会社はタオルを製造し川辺に供給する。

売上高は110億円台から130億円台で推移

川辺グループの連結売上高は2013年3月期の163億円をピークに減少傾向にあり、2021年3月期には113億円、2022年3月期には108億円まで落ち込んだ。その後回復し、2025年3月期は128億円、2026年3月期は130億円となった。営業利益は2026年3月期に3億円、当期純利益は4億円と低水準で推移している。中期経営計画では2029年3月期に売上高140億円、営業利益3.5億円を目標とする。

百貨店主体の販路とインバウンド依存

主要な販路は百貨店であり、インバウンド需要の動向に業績が左右される面がある。2026年3月期は中国人観光客の減少があったものの、他の地域からの訪日客需要が下支えし、都市部店舗を中心に堅調に推移した。一方、地方店舗は苦戦し、大型GMSの閉店や売場縮小の影響も受けた。EC販売ではPOLO RALPH LAURENのバッグが好調で、自社ECやZOZOTOWN、楽天ファッションで売上を伸ばした。

業界の中での役割は繊維製品・フレグランスの製造小売メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
130億円
営業利益
2億円
営業利益率
1.5%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
身の回り品事業109億円83.8%6億円5.5%
フレグランス事業21億円16.2%-2億円-9.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01身の回り品主力

ハンカチーフ、スカーフ、マフラー、タオル、雑貨等の製造・販売。直営店舗と卸売で展開。子会社が捺染製造や縫製を担い、親会社がタオルを製造。

主な製品・サービス4
ハンカチーフ
綿や麻のハンカチ。捺染による柄付けが特徴
スカーフ
シルクやポリエステルのスカーフ。捺染製造
マフラー
秋冬向けのニットや織物のマフラー
タオル
バスタオル、フェイスタオル等。親会社が製造

02フレグランス準主力

香水の直営店舗および卸売販売。身の回り品事業とは別の独立セグメントとして展開する。

主な製品・サービス1
香水
婦人向け・男性向け香水の輸入・販売

製品と技術

ハンカチーフ:創業以来の主力製品

ハンカチーフは川辺の原点であり、現在も売上高の約3割を占める主力アイテムである。日本製大判プリントハンカチーフが百貨店で好調で、2026年3月期のハンカチーフ全体の売上は前年比104.0%と伸長した。キャラクターIP商品や大阪・関西万博関連商品も販売し、ギフト需要の喚起に成功している。製造は子会社のレインボーワールドとソルティーが捺染加工を担当する。

スカーフ・マフラー:シルク商材が好調

スカーフとマフラーは戦後1951年に取扱いを開始した。年間を通じてシルク商材が好調に推移し、百貨店外商顧客特招会への参加などで新規売上を構築している。秋冬物としての需要に加え、インバウンド客向けの高級品需要もあり、価格見直しにより売上総利益率の向上に寄与した。

タオル:1980年から製造卸売

タオルは1980年3月に製造卸売を開始した。親会社の一広株式会社が製造し、川辺が販売する。タオル事業は身の回り品の一部として百貨店や量販店に供給されており、タオルケットやバスタオルなどのアイテムも含む。グループとしての製造・販売連携により、品質管理とコスト競争力を維持している。

フレグランス・香水:新規事業として育成中

2010年に香水等の販売事業を開始し、2026年現在も育成段階にある。有名メゾンブランドやラグジュアリーブランドとの契約を拡大し、直営店舗での販売と卸売を行う。2026年3月期は新規出店や人員体制強化に伴う費用が先行し赤字だが、出店効果の発現と販売拡大による黒字化を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

専門商社で小粒、利益率改善途上

川辺は繊維・アパレル関連を扱う専門商社であり、卸売業の中でも売上高130億円前後と小規模。同業のリョーサン菱洋ホールディングスやオルバヘルスケアホールディングスは数百億円規模で事業領域も異なり、直接競合というよりはニッチなポジションにある。収益面では営業利益率が2%台と低く、2026年3月期は1.54%へ低下見込みで、収益力改善が課題。業界内での差別化は明確でなく、規模の小ささから仕入れ交渉力も限定的と推察される。

強み

  • 繊維・アパレル専門商社として、特定分野に特化した商品知識と顧客基盤を持つ。
  • 過去3期の売上高が130億円前後で推移しており、大きな変動が少ない。
  • 同業他社と事業領域が重なりにくく、独自の取引関係が構築できている可能性。
  • 組織が小さいため、意思決定や市場変化への対応が迅速にできる。

課題

  • 営業利益率が2%前後と低く、2026年は1.54%に低下見込みで改善が必要。
  • 売上高が小規模で仕入れ交渉力が弱く、コスト競争で不利になる可能性。
  • 売上高が横ばい傾向で、収益拡大のきっかけが掴めていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が川辺

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19849共同紙販ホールディングス33億円80.3倍
27567栄電子31億円27.0倍
37464セフテック30億円18.8倍
47687ミクリード30億円10.7倍
53306日本製麻30億円5.6倍
68123川辺27億円14.0倍
78225タカチホ26億円7.6倍
83089テクノアルファ25億円4.7倍
99941太洋物産24億円15.6倍
109895コンセック24億円
117477ムラキ23億円34.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

ハンカチーフ問屋として創業した1923年

1923年2月、東京・日本橋橘町にて川辺富造商店を個人経営で創業した。当初はハンカチーフの製造卸売業を営んだ。1928年に日本橋横山町へ移転し、1940年には有限会社川辺富造商店を設立、資本金10万円とする。1942年には株式会社に改組し資本金19万5千円となった。戦後1951年にスカーフの製造卸売を開始し、1954年には大阪支店を開設するなど販売網を広げた。

スカーフとタオルに進出した高度成長期

1951年にスカーフの製造卸売を開始したのに続き、1961年には名古屋店と札幌店を開設。1964年には商号を「川辺株式会社」に変更した。1973年に福岡店を開設し、1974年に本社を新宿区新宿1丁目に移転。1977年に福岡店ビルが完成した。1980年にはタオルの製造卸売を開始し、取扱品目を拡大した。この間、大阪支店ビル(1967年)や福岡店ビル(1977年)を建設し、拠点を整備した。

株式公開と物流拠点の整備(1979~1992年)

1979年7月に店頭売買登録銘柄として承認され、同年8月に株式公開(日本証券業協会東京地区協会)を果たした。1990年には第二本社ビルを完成させ、1991年に大阪支店新社屋、1992年には物流拠点として川辺埼玉センターを開設した。1990年代は直営店舗の拡充と並行して物流基盤を強化し、全国展開を加速させた。

子会社化によるグループ拡大(2006~2009年)

2006年10月に株式会社モノライフを子会社化し、バッグ類の企画卸売を開始。2007年には生産拠点としてレインボーワールド株式会社と芝崎染工株式会社を子会社化し、同年10月にレインボーワールドがパロット株式会社と芝崎染工を吸収合併した。2009年4月には株式会社ソルティーを子会社化。同年9月には東西の物流拠点を統合した川辺今治センターを開設し、商品の一元管理を進めた。

上場市場の変遷とフレグランス事業参入(2004~2013年)

2004年12月に日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に上場。2010年4月には大阪証券取引所JASDAQ市場に移行、同年10月の市場統合でJASDAQスタンダードとなった。2013年7月には東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東証JASDAQスタンダードに上場した。2010年1月には香水等の販売事業を開始し、フレグランス事業に参入した。

中国進出と100周年を迎えた近年(2011~2024年)

2011年9月に上海子会社「川辺(上海)商貿有限公司」を設立し、中国市場での卸売を開始した。2014年には福岡支店を移転。2015年11月には本社ビルを購入し、現在地に定着した。2022年4月の市場区分見直しで東証スタンダード市場に移行。2023年2月に創業100周年を迎え、2024年8月には資本金を1億円に減資した。グループの再編と財務体質の強化を進めている。

年表40件を開く

1920年代

  • 1923年2月創業東京、日本橋橘町にてハンカチーフ製造卸売業の川辺富造商店を個人経営にて創業
  • 1928年2月東京、日本橋横山町に移転

1940年代

  • 1940年5月創業有限会社川辺富造商店設立 資本金10万円
  • 1942年11月株式会社川辺富造商店に改組 資本金19万5千円

1950年代

  • 1951年5月スカーフの製造卸売開始
  • 1954年6月大阪支店開設
  • 1959年9月東京、日本橋横山町に本社ビル完成

1960年代

  • 1961年4月名古屋店開設
  • 1961年5月札幌店開設
  • 1964年9月商号変更川辺株式会社に商号変更
  • 1967年1月大阪支店ビル完成

1970年代

  • 1973年4月福岡店開設
  • 1974年9月東京都新宿区新宿1丁目28番14号に本社ビル完成移転
  • 1977年6月福岡店ビル完成
  • 1979年7月店頭売買登録銘柄として、登録を承認される。
  • 1979年8月上場株式公開し、日本証券業協会東京地区協会より値段発表される。

1980年代

  • 1980年3月タオルの製造卸売開始

1990年代

  • 1990年10月第二本社ビル完成
  • 1991年5月大阪支店 新社屋建て替え完成
  • 1992年1月物流拠点として、川辺埼玉センター開設

2000年代

  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年4月物流拠点として、川辺西日本センターを今治市に開設
  • 2006年7月本社・東京支店 東京都新宿区四谷4丁目16番3号に移転
  • 2006年10月M&A株式会社モノライフを子会社化し、バッグ類等の企画卸売を開始
  • 2007年9月M&A生産拠点として、レインボーワールド株式会社及び芝崎染工株式会社を子会社化
  • 2007年10月M&Aレインボーワールド株式会社が、パロット株式会社及び芝崎染工株式会社を吸収合併
  • 2008年7月大阪支店 大阪市中央区南船場2丁目5番8号に移転
  • 2009年4月M&A株式会社ソルティーを子会社化
  • 2009年9月M&A東西物流拠点を統合し、商品の一元管理化を主な目的として川辺今治センターを開設

2010年代

  • 2010年1月事業の一部を譲受け、香水等の販売事業を開始
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2011年9月上海に子会社である川辺(上海)商貿有限公司を設立
  • 2012年4月M&A株式会社ソルティーが株式会社モノライフを吸収合併
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2014年2月福岡支店 福岡市中央区赤坂1丁目15番33号に移転
  • 2015年11月本社ビル 東京都新宿区四谷4丁目16番3号を購入

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2023年2月創業創業100周年を迎える
  • 2024年8月資本金1億円に減資

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで140億円
  • 営業利益2029年3月期まで3.5億円
  • 経常利益2029年3月期まで5億円
  • 経常利益率2029年3月期まで3.5%
  • ROE2029年3月期まで5.5%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新規販路と売上拡大

    キャラクター商品やブランド商品のIPを活用し、モール、アウトレット、駅・空港など最適な場所でイベントを実施。推し活消費を促進し、既存売場以外での販路を開拓する。

  2. 02

    新規事業展開(傘事業)

    婦人傘ブランドに加え、紳士傘「BOSS」の晴雨兼用傘を展開。キャラクターブランドのラインナップを充実させ、アライアンスやM&Aも活用して新たな価値創造を目指す。

  3. 03

    ECビジネス強化

    ブランディングを加速し、ライセンス・オリジナルブランドを強化。デジタルマーケティングと連動し、ECの購入導線を向上させる。

  4. 04

    デジタル戦略(マーケティング)

    SNS発信を強化して消費者との接点を深め、認知向上やファン拡大、LTV向上を図る。実績数値を迅速に把握し、システム導入やAI活用などDXを推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で213人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は497万円で、9期前と比べて+3.1%平均年齢は48.0歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月289
2018年3月315
2019年3月48244.016.0319
2020年3月48945.018.0298
2021年3月40845.016.0239
2022年3月43746.017.0222
2023年3月44547.018.0206
2024年3月49248.018.0203
2025年3月48948.017.0212142
2026年3月49748.016.021394

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.5%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)44.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本店 — 東京都新宿区2,734百万円
身の回り品事業 フレグランス事業
本社 — 秋田県能代市315百万円
身の回り品事業
川辺今治センター — 今治市南日吉308百万円
身の回り品事業 フレグランス事業
横浜営業所 — 横浜市南区216百万円
身の回り品事業
その他の設備161百万円
身の回り品事業 フレグランス事業
大阪支店 — 大阪市中央区3百万円
身の回り品事業 フレグランス事業
福岡支店 — 福岡市中央区2百万円
身の回り品事業 フレグランス事業
本社 — 東京都新宿区2百万円
身の回り品事業
鎌ヶ谷センター — 鎌ヶ谷市鎌ヶ谷1百万円
身の回り品事業
主な関係会社
  • 国内
    一広株式会社
    愛媛県今治市 · その他の関係会社
  • 国内
    レインボーワールド 株式会社(注)1
    秋田県能代市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ソルティー(注)1
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    川辺(上海)商貿有限公司(注)1
    中華人民共和国上海市 · 非連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は130億円営業利益2億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.6%、利益が-33.3%。

売上高
+1.6%
130億円
営業利益
-33.3%
2億円
純利益
-50.0%
2億円
営業利益率
1.5%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高131億円130億円
営業利益2億円2億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は28億円、営業利益は−2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q362
2024年1Q28−2−7.1−2
2024年2Q2913.41
2024年3Q3712.71
2024年4Q373
2025年2Q56−2−3.60
2025年4Q7256.94
2026年2Q6111.61
2026年4Q6911.41
2027年1Q28−2−7.1−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は163億円から130億円へ80%に減った。直近期の営業利益率は1.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月1638−1
2014年3月16753
2015年3月16234
2016年3月17174
2017年3月17286
2018年3月16353
2019年3月16243
2020年3月14900
2021年3月113−4−4
2022年3月108−1−4
創業100周年を迎える
2023年3月12621
2024年3月13143
2025年3月128342.34
2026年3月130231.52

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高130億円のうち、営業利益として残るのは2億円1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.9%74億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金41.5%54億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.5%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
43.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.7pt
1.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
1.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
2.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は18億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−2−26−46
2014年3月4−1−336
2015年3月44−3812
2016年3月8−3219−247
2017年3月810−121814
2018年3月−11−4010
2019年3月12−637
2020年3月10−117
2021年3月−67119
2022年3月−206−213
2023年3月82−81016
2024年3月3−3−1015
2025年3月4−1−4314
2026年3月7−2−1518

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は127億円。このうち返さなくてよい自己資本が74億円で、自己資本比率は58.4%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月126567044.8
2014年3月125596647.0
2015年3月130646649.3
2016年3月156669042.1
2017年3月153718246.5
2018年3月151747748.8
2019年3月140736752.2
2020年3月133696451.8
2021年3月125646150.9
2022年3月123616249.4
2023年3月122645852.6
2024年3月127695854.1
2025年3月124715357.1
2026年3月127745358.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
18億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
34億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
29億円
在庫として抱えている分
負債合計
53億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中101位あたり、逆に低いのはROE284社中250位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.5%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
58.4%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,437で、1年前と比べて+8.3%過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。

¥1,437-0.6%1ヶ月+6.1%1年+8.3%時価総額27億円
過去52週の値幅
安値¥1,309高値¥1,550

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.0倍
PER (会社予想)11.4倍
PBR0.35倍
配当利回り3.48%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+0.9%と小幅上昇、前年比+9.9%と緩やかな上昇です。25日線(1328円)を+1.7%上回るも、75日線(1345円)・200日線(1369円)を下回っており、上値重い展開。52週高値(1550円)からは-12.9%下落、52週安値(1270円)からは+6.3%の位置。出来高は低水準で、様子見姿勢が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 13.18倍は同業界平均17.34倍を下回り、PBR 0.33倍は平均1.20倍から大幅割安。配当利回り3.70%は平均2.96%を上回る。ROE 2.6%と収益性は低いが、バリュエーションの低さと安定配当が評価点。売上は横ばいで成長性は乏しいが、割安度は高い。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.0倍17.9倍
PER (予想)11.4倍
PBR0.35倍1.24倍
ROE2.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低収益体質から脱却できるかが最大の論点。2025年3月期は営業利益率わずか2.34%と低水準、2026年3月期はさらに低下予想。アパレル卸売市場の縮退が続く中、収益改善策(OEM強化やコスト削減)の成否が焦点。PBR0.33倍と解散価値以下だが、ROE2.6%と資本効率が悪く、株主還元も限定的。

プラスに働く材料7
  • 資産価値の底堅さ

    PBR0.33倍と解散価値割れで下値不安が少ない。

  • OEM事業への期待

    売上高横ばいでもOEM比率向上で利益率改善の可能性。

  • 配当利回り3.7%

    業績低迷下でも配当を維持しており、インカムゲイン狙い。

  • PBR0.33倍の極端な割安継続影響

    PBR0.33倍は解散価値の33%割れ、企業価値再評価余地

  • 配当利回り3.7%の安定継続影響

    配当利回り3.7%は市場平均超、下値支え

  • コスト削減による利益改善2026年下期影響

    営業利益2億円は前期比減だが、固定費削減で下げ止まり

  • M&Aや事業再編の可能性不定影響

    時価総額25億円、低PBRで買収対象となり得る

マイナスに働く材料7
  • 市場縮退トレンド

    アパレル卸売市場は縮小傾向で、売上成長が見込めない。

  • 収益性の低さ

    営業利益率2%前後と低く、2026/3期は1.54%に低下予想。

  • 資本効率の悪さ

    ROE2.6%と低く、PBR1倍未満でも価値創造できていない。

  • 営業利益減少トレンド2026年3月期影響

    営業利益2億円(前期比33%減)で収益悪化

  • 売上高130億円の頭打ち通年影響

    売上高130億円前後で停滞、成長見込み薄

  • ROE2.6%の低さ継続影響

    ROE2.6%は資本効率低く、投資魅力度低い

  • 小型株の流動性リスク継続影響

    時価総額25億円、売買高少ない

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場縮退下での収益力維持の目安。
営業利益率
低収益体質脱却の進捗を測る。
ROE
資本効率改善の有無を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.48%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
3.48%
いまの株価に対して
配当性向
57.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月7024.5
2018年3月50−28.650.1
2019年3月500.074.2
2020年3月30−40.0
2023年3月15−50.015.4
2024年3月80433.358.4
2025年3月50−37.525.4
2026年3月500.057.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,177人。区分でいちばん多いのは事業法人58.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.2%を占め、残る41.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人58.258.157.958.158.058.1
個人・その他40.240.040.139.940.140.5
自己株式1.91.91.91.91.91.9
証券会社0.80.40.90.71.30.7
外国法人0.71.30.81.20.50.5
外国人個人0.00.1
金融機関0.10.20.30.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01一広株式会社53.95
02丸山 三千夫2.96
03伊藤忠商事株式会社2.85
04松本 恒吉1.07
05越智 康行1.02
06大島 勇0.59
07岩澤 雅弥0.59
08大関 誠0.59
09川辺 浩子0.54
10越智 勲0.54

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1711%、1株純資産は14期で+1225%。直近期のROEは2.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−6308−2.1
2014年3月163215.29.368.6
2015年3月203515.98.328.5
2016年3月243606.86.529.0
2017年3月353909.46.024.5
2018年3月1774,0424.512.050.1
2019年3月1454,0003.610.374.2
2020年3月−73,766−0.2
2021年3月−2383,499−6.5
2022年3月−2003,328−5.9
2023年3月683,5102.013.815.4
2024年3月1463,7604.010.858.4
2025年3月2263,8845.96.225.4
2026年3月1024,0792.613.457.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岡野将之代表取締役社長 兼営業統括本部長572,000
越智康行代表取締役 経営企画室長5619,800
戸上太一取締役 グループ会社統括本部長兼 川辺(上海)商貿有限公司 董事長571,000
有田二郎取締役 経営管理統括本部長61900
貞末奈名子取締役54
梶原健司取締役65
安田裕二常勤監査役68300
洞敬監査役53
神崎時男監査役54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4484812
社外取締役410103
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容396字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 企業集団の概況 当社の企業集団は、当社、当社の親会社(一広株式会社)及び子会社3社(レインボーワールド株式会社・株式会社ソルティー・川辺(上海)商貿有限公司)で構成され、当社は、身の回り品事業としてハンカチーフ・スカーフ・マフラー・タオル・雑貨等の直営店舗及び卸売業を事業としており、フレグランス事業は、香水の直営店舗及び卸売業を事業としております。 親会社である一広株式会社は、当社身の回り品事業の商品(タオル)を製造し、当社に販売しております。子会社であるレインボーワールド株式会社は、当社身の回り品事業の商品(ハンカチーフ・スカーフ)を捺染製造し、株式会社ソルティーは、当社身の回り品事業の商品(ハンカチーフ・スカーフ・タオル・雑貨)を製造し、当社に販売しております。又川辺(上海)商貿有限公司は、当社身の回り品事業の商品(ハンカチーフ・雑貨)を卸売りしております。
経営方針・対処すべき課題2,881字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 <経営理念> 顧客第一主義を経営の根幹とし、「革新」的な発想に則った企業活動を通じて、一人でも多くの人々に「喜び」と「満足」を与えることで、より豊かで平和な社会の実現に貢献する。 <経営ビジョン> 人と人の繋がりを大切にするコト提案型企業を目指す。 <中期経営計画2026 スローガン> 心動かす企業になる。 心動かす人になる。 <行動指針> 1.「ありがとう」が常に言える(感謝) 2.  誠実でルールを守る(責任) 3.  常に挑戦する(改革) 4.  仲間を大事にする(協力) 5.  体を大事に健康である(健康) <5つの価値> 1.  お客様価値 2.  株主様価値 3.  取引先様価値 4.  従業員価値 5.  社会価値 5つ(ステークホルダー)の価値創造が私たちの価値となる。 (2)目標とする経営指標及び経営戦略 1.当社グループは、『中期経営計画2026』における経営指標の目標を以下のとおりに 置き、採算性の向上を最重要課題として、より強固な経営基盤の確立に努めます。 上記計画最終年度目標(2029年3月期 連結ベース) ① 売上高     140億円 ② 営業利益     3.5億円 ③ 経常利益       5億円 ④ 経常利益率       3.5% ⑤ ROE       5.5% ⑥ ROA       3.0% ⑦ ROIC       3.5% 2.基本方針 グループシナジーの最大化 ① 新規売上の獲得 ② コスト削減 ③ 生産性向上 ④ 収益拡大 セグメント事業別取り組み方針 ① 身の回り品事業  :ライセンスブランドとオリジナル強化 新規アイテム EC売上拡大 ② フレグランス事業:デジタル戦略 市場シェアアップ ③ グループ会社事業:設備投資 競争優位性 市場成長性、収益性・競争優位性を向上し、すべての事業を安定収益事業へ 3.基本方針を達成するための重点戦略 “好きだから買う”“欲しい”を創出 『商品を売る』から『世界観を売る』へ ① 重点戦略1:新規販路と新規売上拡大(イベント) ・新規販路・新規売上拡大    当社グループが保有するキャラクター商品やブランド商品、またオリジナル商品のIPを最適な場所でイベント等を行うことによって、『欲しいから買う』、『好きだから買う』、いわゆる推し活消費を推進既存の売場以外の、モール、アウトレット、駅・空港など、商品やコンテンツの最適な場所でのイベント強化 ② 重点戦略2:新規事業展開(傘事業) ・傘事業の本格的始動・新たな価値創造   現在展開中の婦人傘「ひびのこづえ」「ニコライ バーグマン」に加え、本年度より紳士傘「BOSS」の晴雨兼用傘を展開オリジナルに加え、キャラクターブランドのラインナップ充実新たな価値創造のため、「アライアンス」「M&A」の取り組みを積極的に実行し、新規事業へ繋げる ③ 重点戦略3:ECビジネス強化 ・ECビジネス強化   当社グループのブランディングを加速し、ライセンスブランド、オリジナルブランドの強化を図るデジタルマーケティングと連動し、ECにおける購入導線の向上 ④ 重点戦略4:デジタル戦略(デジタルマーケティング) ・SNS発信強化・数値分析管理   インスタグラムやXなどのSNS発信強化により、消費者との接点を深め、川辺の認知向上、ファンの増加、LTVの向上に努める実績数値の状況をスピーディー且つ、的確に把握し、将来の施策アクションへ導くため、システム導入やAIの活用など本格的なDXへの変革を推進 4.サステナビリティ戦略:ESG活動 ・E 環境   カシミヤ回収事業、無染色ナチュラルベーシック、絶滅危惧種保護募金活動、環境配慮型素材の活用 ・S 社会・人的資本   ダイバーシティ、従業員の健康労働環境配慮、人権の尊重、地域社会との繋がり ・G ガバナンス   IR力の強化、迅速な意思決定の環境、リスク管理、攻めのガバナンス 5.財務戦略:キャッシュアロケーション方針 当社は、3ヵ年で創出する営業キャッシュ・フローを原資に、成長投資と財務健全性の確保、株主還元 のバランスを重視した資本配分を行う。 営業キャッシュ・フロー約20億円       物流センター投資半自動化など約5~8億円       有利子負債の圧縮約3~5億円 +   ⇒ 保有資産の見直し(有価証券売却など)約3億円       M&Aアライアンス約3~5億円       株主還元約3~5億円 以上、『中期経営計画2026』の実行・推進により、安定収益構造の確立を図る。 (3)会社の対処すべき課題 企業を取り巻く経営環境は今後大きく変化するものと捉えています。背景には、地政学リスクや中東情勢をはじめとする各地の紛争、為替変動、世界的なインフレ、そして人手不足が大きく影響してくるものと捉えています。これらは、借入・調達・生産・販売における各所で大きな課題となり、従来のやり方、従来の延長線上の戦い方だけでは成長を維持することは非常に難しくなります。 今後企業価値を高めるには、より一層グループ一体となってグループ全体の付加価値を高めることが必要であると考えています。 「中期経営計画2023NEXT」では「当社グループしかできないグループ全体で連携したモノ作りと販売」を掲げ、製造から販売を自社グループで行うに徹してきたことで一定の成果が生まれました。 「中期経営計画2026」では「グループシナジーの最大化」をテーマに事業ポートフォリオ改革を行い経営資源の最適化を行います。各社の垣根を超え、柔軟な営業スタイルのもと「新規販路新規売上の構築」「新アイテムの取り組み」「デジタルマーケティング強化」「EC強化」「資本効率利益の最大化」を目標に企業価値向上と持続可能な成長を行っていきたいと考えます。 2026年度は、身の回り品事業におきましては、ライセンスブランド強化とオリジナル強化の2軸で行っていきます。また、推し活の影響で新たなマーケットが出来つつあるキャラクターIPの強化も進めてまいります。 フレグランス事業におきましては、新ブランドの契約はもとより、新規店舗の出店を行い、更にデジタルマーケティングでの認知を加速させ、売上へと繋げてまいります。 また新たなアイテム「傘パラソル」に取り組みます。2026年春夏より「BOSS」のパラソルをスタートし、従来の「ひびのこづえ」、「ニコライ バーグマン」と共に傘ビジネスを本格的にスタートする予定であります。 (4)その他、会社の経営上重要な事項 特記すべき事項はありません。
事業等のリスク2,426字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月26日)現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) ライセンス契約について 当社グループは数多くの日本国内外の著名ブランドの権利者と商標使用並びに技術提携に関する契約(以下「ライセンス契約」といいます)を締結しております。このライセンス契約により当社グループは様々なブランドの製造・販売権を得ることができ、著名ブランド商品を市場へ供給することが可能となっております。例えば当社グループが提携関係にあるブランドでは、「ポロ・ラルフローレン(米国)」、「ジル・スチュアート(米国)」など、著名なブランドとして数多くの人が知るところであり当社グループ商品の市場への供給・浸透に寄与するところも大きいものと考えます。 一方、上述のライセンス契約は慣例的に2年乃至3年の期間のものが多く、契約更新に伴う契約条件の改定や、これらライセンス供給側に起きるM&Aなどによる経営方針の転換など、ライセンス契約への影響も考えられます。当社グループはこのようなリスクを回避するため様々な方策を講じておりますが、当社グループがこれらの提携関係を維持できなくなった場合、若しくは契約に大きな変更が生じた場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 知的財産権及び訴訟の可能性について 当社グループは、提供する商品についてはライセンス契約によるものの外、自社企画商品もあり、これらに関連して特許・実用新案・意匠・商標など知的財産権に関する調査・出願・登録も行っております。 又当社グループでは、これら権利の調査・出願・登録などは専門的立場の特許事務所などを通じて随時行い、第三者の知的財産権を侵害しないよう留意しておりますが、当社グループの調査範囲・内容が将来にわたり十分かつ適当であるとは保証できないものと考えます。これら調査・確認は公示されている権利に市場調査の結果などを加味して判断を致しますが、そもそも権利の登録の有無を前提としない法もあることで知的財産権の調査・確認は煩雑化し、又意匠・商標権などの産業財産権は国の登録審査の結果如何に関わることなどから、当社グループが出願をしてもその権利を必ずしも取得できるとはいえないものと考えます。 なお、当社グループは現在において当社グループ商品による第三者の知的財産権の侵害は存在していないと認識しておりますが、一方上述の手続を行ったとしても全てを正確に想定することは困難であり、将来にわたり知的財産権の侵害を理由として第三者より損害賠償、差止などを求める訴えの提起を受ける可能性がないとは限りません。従いまして、係る事態が発生した場合には当社グループ商品の開発又は販売に支障が生じ、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 生産拠点について 当社グループは、中国・アジア地域を中心に商品の生産活動を行っておりますが、海外においては、予期しえない法律や規制の変更、産業基盤の脆弱性、テロ、戦争による地政学的又は政治的混乱等のリスクが存在しており、現実化する場合は当社グループの海外における生産活動に支障が生じ、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 又、海外における生産活動により、国内生産量の減少から生産拠点の統廃合を招くような場合には生産の一極集中という不都合が生じ、又他国における法の施行・改正、為替レートの変動などがあった場合には流通の再編や生産コストの上昇などの現象が起きないとも限らず、係る場合には当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 人材確保と人件費抑制との関連について 今日の流動的な経済社会の中において、当社グループが更に積極的な経営を推し進めていくには、経験と知識に基づいた指導力を有する人材の確保が不可欠と言えます。又当社グループの事業内容からは、ファッションという時代の流行をいち早く掴み、商品開発を行っていくためには広範囲な知識と専門技術を有する優秀なデザイナーや商品マーチャンダイザーの確保も同様に必要であります。 当社グループでは、こうした優秀な人材の確保と育成を行うことに加え社外への流出を防ぐことも企業の重要課題であると考えます。 当社グループでは、現在、優秀な従業員の確保はあるものの、余剰人員がいないのが現状であります。 このような状況により、多数の優秀な従業員の同時期における離職や適格な人材の確保が不十分であった場合は、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 個人情報管理について 当社グループは、店頭販売、EC販売等での顧客管理上、多くの個人情報を保有しており、その管理には万全を期しておりますが、今後、万が一お客様の情報が外部に漏洩する事態となった場合には、信用の低下等により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 自然災害、人的災害 当社グループは、国内外の物流網を通じて各店舗やお客様に商品を供給しておりますが、国内外において自然災害や戦争等の人的災害が発生した場合は、当社グループのサプライチェーンが影響を受け、事業や商品供給を停滞させる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,225字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針及び見積りの概要については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、67億59百万円(前連結会計年度末は、69億12百万円)となり、1億52百万円減少いたしました。現金及び預金の増加(13億60百万円から17億83百万円へ4億23百万円増)、受取手形及び売掛金の減少(21億44百万円から19億3百万円へ2億41百万円減)、棚卸資産の減少(31億48百万円から28億55百万円へ2億92百万円減)が主な要因です。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、59億86百万円(前連結会計年度末は、54億95百万円)となり、4億91百万円増加いたしました。建物(純額)の減少(7億81百万円から7億66百万円へ14百万円減)、機械装置及び運搬具(純額)の増加(68百万円から1億円へ32百万円増)、投資有価証券の増加(11億54百万円から16億50百万円へ4億96百万円増)、投資不動産(純額)の減少(15億67百万円から15億47百万円へ20百万円減)が主な要因です。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、42億48百万円(前連結会計年度末は、45億42百万円)となり、2億94百万円減少いたしました。支払手形及び買掛金の減少(18億36百万円から15億67百万円へ2億69百万円減)、短期借入金の減少(19億50百万円から18億円へ1億50百万円減)、1年内返済予定の長期借入金の増加(1億28百万円から1億88百万円へ59百万円増)、未払法人税等の増加(14百万円から75百万円へ60百万円増)が主な要因です。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、10億54百万円(前連結会計年度末は、7億77百万円)となり、2億76百万円増加いたしました。長期借入金の増加(1億95百万円から2億68百万円へ73百万円増)、繰延税金負債の増加(16百万円から2億13百万円へ1億97百万円増)が主な要因です。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、74億43百万円(前連結会計年度末は、70億87百万円)となり、3億56百万円増加いたしました。利益剰余金の増加(33億19百万円から34億15百万円へ95百万円増)、その他有価証券評価差額金の増加(2億69百万円から5億25百万円へ2億55百万円増)が主な要因です。 (2) 経営成績の状況 ① 事業全体及びセグメント情報に記載された区分ごとの状況 当期の経営成績 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における国内経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。加えて、大阪・関西万博の開催や円安の影響により訪日外国人客数は増加し、インバウンド需要は堅調に推移いたしました。 一方で、原材料価格の高止まりや為替変動、金利上昇に加え、2026年3月における中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇及び物流コストへの影響などにより、先行き不透明な状況が継続いたしました。個人消費につきましては、生活防衛意識が根強く、中高価格帯商品に対する慎重な購買姿勢が継続いたしました。 このような環境のもと、当社グループの主要販路である百貨店業態においては、一部中国人観光客の減少影響が見られたものの、その他地域からのインバウンド需要が下支えし、都市部店舗を中心に堅調に推移いたしました。一方で、国内需要は地域間格差が拡大し、地方店舗を中心に厳しい状況が継続いたしました。 当社におきましては、百貨店市場の動向に加え、大型GMSの店舗閉店や売場縮小などの影響を受けたものの、インバウンド需要の取り込みやキャラクターIP商品、万博関連商品の販売が堅調に推移いたしました。これにより、ハンカチーフを中心に既存取引先の環境変化に対応した売上確保に努めるとともに、新規売場の開拓を推進いたしました。 利益面におきましては、為替変動に伴う原材料コストの上昇や人件費の増加に加え、エネルギー価格上昇等の影響を受けたものの、生産拠点の効率化、在庫水準の適正化及び販管費のコントロールを継続したことにより、収益性の維持・改善を図りました。 また、フレグランス事業におきましては、有名メゾンブランド及びラグジュアリーブランドとの契約拡大により将来に向けた事業基盤の強化が進展しているものの、新規出店や人員体制の強化等に伴う費用が先行しており、当連結会計年度におきましては赤字基調で推移いたしました。一方で、今後は出店効果の発現及び販売拡大により収益改善が見込まれており、早期の黒字化に向けた取り組みを進めてまいります。 その結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高130億36百万円(前年同期比102.1%)、営業利益1億92百万円(前年同期比62.6%)、経常利益3億21百万円(前年同期比77.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益1億86百万円(前年同期比45.4%)となりました。 なお、当第4四半期連結会計期間(2026年1月1日~2026年3月31日)につきましては、営業利益57百万円、経常利益80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は33百万円の黒字となりました。 セグメントの業績は、以下のとおりであります。 身の回り品事業 ハンカチーフにつきましては、12月以降の中国人観光客の減少による影響等があったものの、日本製大判プリントハンカチーフや、ショッピングバッグ等が主力取引先百貨店において想定以上に推移したことと、3月のギフト繁忙期において都内及び郊外の主力百貨店において、回転什器を使用した「まわるハンカチ」の導入など新しい試みも行い、ギフト需要を喚起することが出来ました。また、大阪・関西万博の関連商品も10月の万博終了以降も人気が衰えることなく、オフィシャルショップを中心に売上を構築することが出来ました。 さらに、POLO RALPHLAURENのファッションバッグが自社EC、ZOZOTOWN、楽天ファッションで好調に推移し、EC市場においての売上を大きく牽引する結果となりました。 その結果、ハンカチーフアイテム全体の売上は前年比104.0%と伸長しました。また、商品の価格見直しが功を奏し、売上総利益率向上の結果となりました。 スカーフ・マフラーにつきましては、年間を通してシルク商材が好調に推移しました。秋冬の立ち上がりは、百貨店外商顧客特招会への積極的な参加による新たな売上の構築もできましたが、暖冬の影響は大きく、繁忙期である11月~12月商戦は全体的に厳しい状況でした。1月のクリアランス時期に冷え込みが重なり売上は伸長したものの、年間を通しての売上は前年比93.3%となりました。 タオル・雑貨につきましては、大型量販店のリビングタオルが好調に推移しました。また、テレビ通販部門におきましては、オンエア規模復調による効果が図れた結果、売上は前年比103.6%となりました。 その結果、当連結会計年度の身の回り品事業での売上は、前年比102.8%となりました。また身の回り品全アイテムにおいて原価削減策が功を奏し、売上総利益率は前年同期と比べ2.5ポイントの改善となりました。 フレグランス事業 フレグランス事業につきましては、地方百貨店を中心とした複数ブランド集積店の通期にわたる不振に加え、ACQUA DI PARMA GINZA SIX店の苦戦、及び2次流通卸売上の大幅な減少が全体に影響いたしました。 一方で、単一ブランド店は堅調に推移しました。CREEDやVan Cleef & Arpelsの既存店が好調を維持したほか、BVLGARI、ACQUA DI PARMA、CREEDの積極的な新店開設(2月に大阪髙島屋店の既存店をBVLGARI及びCREEDの2ブランド店へ改装)や、阪急メンズ東京でのCREEDポップアップ店(2025年11月末より約3ヶ月実施)が売上を牽引しました。また、新規卸先であるケリングジャパン向け売上の増加も寄与いたしました。 当第4四半期連結会計期間においては、これら増収要因により前年同期比116.0%と大きく伸長したものの、当連結会計年度では卸売及び地方百貨店の減収分を補うに至らず、前年をわずかに下回る前年比98.7%という結果となりました。 以上のことから全事業といたしましては、売上は前年同期と比べ102.1%と伸長いたしました。 売上総利益におきましては、前連結会計年度から継続しているグループ連携によるコスト対策及び商品価格の見直しを行った結果、売上総利益率は前年同期と比べ2.1ポイントを上回る結果となり、大幅な増加となりました。 一方、販売費及び一般管理費が増加した結果となりました。これは前連結会計年度に引き続き、新規出店などの案件に対しての先行投資によるものであります。 その結果、営業利益(前年同期比62.6%)、経常利益(前年同期比77.2%)は共に、前年同期と比べ減少となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益におきましては、前年同期比45.4%と減少の結果となりました。これは、前第2四半期連結会計期間に減資手続きを行い、繰延税金資産の計上を見直しし、法人税等調整額の戻し入れが発生したことに加え、当連結会計年度における繰越欠損金の一部使用により法人税等調整額を計上した影響によるものであります。 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、第2[事業の状況]3[事業等のリスク]に記載しております。 目標とする経営指標の達成状況等 当社グループは、より強固な経営基盤を確立する為、『川辺株式会社・中期経営計画2023 NEXT』における経営指標を採算性の向上とし最重要課題と認識しております。 当連結会計年度のROAは1.47%(前連結会計年度3.32%)、ROEは2.51%(前連結会計年度5.81%)の結果となりました。これは、主として販売費及び一般管理費の増加(49億51百万円から54億46百万円へ4億95百万円増加)の影響であります。 ② 生産、受注及び販売の状況 (1) 販売経路 販売経路   販売別売上構成比率(%) 2025年3月期   2026年3月期 百貨店   49.3   51.2 当社           量販店   10.8   9.4 専門店、小売店その他   39.9   39.4 合計   100.0   100.0 (2) 品目別販売実績 (単位:千円) 区分   2025年3月期   2026年3月期 数量   金額   数量   金額 千枚       千枚 ハンカチーフ   15,891   8,131,925   15,080   8,455,932 スカーフ・マフラー   228   1,153,578   204   1,076,082 タオル   505   568,259   483   508,786 その他   69   788,442   68   896,038 身の回り品事業計   16,694   10,642,206   15,836   10,936,840 千個       千個 フレグランス事業   416   2,127,020   315   2,099,564 合計   17,111   12,769,226   16,152   13,036,404 (3) 品目別仕入実績 (単位:千円) 区分   2025年3月期   2026年3月期 ハンカチーフ   4,726,167   4,412,604 スカーフ・マフラー   594,728   517,668 タオル   442,620   429,162 その他   417,566   444,976 身の回り品事業計   6,181,082   5,804,412 フレグランス事業   1,041,602   981,229 合計   7,222,684   6,785,641 (注) 金額は仕入価額によっております。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、4億23百万円増加し、17億83百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、7億10百万円(前年同期は3億84百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加、売上債権の減少額、棚卸資産の減少額、仕入債務の減少額等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、1億81百万円(前年同期は1億40百万円の減少)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出、有形固定資産の取得による支出、投資不動産の賃貸による収入と支出等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、1億9百万円(前年同期は3億64百万円の減少)となりました。これは主に短期借入金の純増減額、長期借入による収入、長期借入金の返済による支出、配当金の支払額等であります。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループは、事業運営上のリスク及び経済環境の急激な変化に備えるため、一定の流動性を確保することを基本方針としております。そのため資金の調達についても営業活動から得られたキャッシュ・フローに基づく内部資金を基本としつつ、金利状況、投資回収スケジュール、運転資金のポジションを勘案し、金融機関からの借入等外部調達を検討するなどして調達の多様化を図っております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 〔注記事項〕 (重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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