概要
ゲームカードホールディングスは、パチンコホール向けプリペイドカードシステムの開発・販売を中核事業とする持株会社である。2011年に日本ゲームカードとジョイコシステムズの共同株式移転で設立され、東京証券取引所スタンダード市場に上場する。2025年3月期の連結売上高は379億円、営業利益90億円を計上した。
パチンコプリペイドカードシステム事業を軸とする持株会社
当社グループは、持株会社である当社と、その完全子会社である日本ゲームカード株式会社から構成される。日本ゲームカードは、パチンコホール向けのプリペイドカードシステムを主力事業とし、カードユニット、券売入金機、精算機などの機器販売、ICカードやICコインの供給、システム使用料の徴収、工事・保守サービスを提供する。システムの特徴は、第三者発行型と呼ばれる方式で、カード発行会社が遊技者とホール間の決済を仲介する点にある。
収益の大半を機器販売が占める4本の収益源
売上高は機器、カード、システム使用料、工事・保守の四つに大別される。2026年3月期の連結決算では、機器販売が187億円(構成比73.6%)と最大の柱であるが、前期比36.4%減と大きく落ち込んだ。一方、システム使用料は39億円で安定した利益をもたらす。カード販売は24億円、その他(主に工事・保守)は4億円であった。営業利益は45億円、営業利益率17.9%と高い収益性を維持している。
縮小する遊技業界と対処すべき課題
遊技業界では市場規模の縮小が続くなか、当社グループは原材料調達難やコスト上昇への対応が急務と認識する。経営課題として、調達プロセスの見直し、DX化の推進、開発投資の選択と集中、新規事業領域への挑戦、人的資本への投資を掲げる。また、遊技業界の規制変化やスマートパチンコ普及の遅れが業績に影響を与えており、2026年3月期の売上高は前期比33.1%減の254億円と大幅減収を見込む。
業界の中での役割はパチンコ向けプリペイドカードシステムの提供者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01パチンコホール主力
パチンコホール向けに、プリペイドカードシステムを第三者発行型で提供。カードユニット、券売入金機、精算機などの機器販売に加え、ICカード・ICコインの販売、システム使用料、工事・保守サービスを展開している。
- カードユニット
- パチンコ玉貸機で、ICカード対応型。遊技者がプリペイドカードを使用して玉を借りるための装置。
- 券売入金機
- 入金された金額の額面のカードを発行する装置。現金を投入してプリペイドカードを購入するために使用される。
- 精算機
- カード残高を精算する装置。遊技終了時に残高を現金に戻すために使用される。
- ICカード・ICコイン
- プリペイドカード媒体で、リサイクル可能な入金対応式。半永久的に使用可能で、遊技者の消費に応じて加盟店から情報管理料を徴収する。
製品と技術
第三者発行型プリペイドカードシステムの構成
当社グループの主力製品は、パチンコホール内で使用されるプリペイドカードシステム全体である。主要な機器として、各遊技台に設置されるカードユニット(ICカード対応の玉貸機)、現金を投入してカードを発行する券売入金機、カード残高を現金に交換する精算機がある。これら機器は代理店を通じてホールに販売される。カードユニットはICカード対応型が標準であり、券売入金機と連動して動作する。
リサイクル可能なICカードとICコイン
プリペイドカード媒体として、ICカードとICコインの二種類を提供する。いずれも券売入金機または入金機能付きカードユニットで何度でも入金可能であり、半永久的に使用できるリサイクル設計である。カード媒体の販売に加え、遊技者の消費金額に応じて加盟店から情報管理料を徴収する仕組みを持つ。この情報管理料はカードが使用されるたびに発生するため、継続的な収益源となっている。
システム使用料と保守サービスによる安定収入
当社グループは、プリペイドカードシステムの基幹インフラを運用するためのシステム使用料を加盟店から徴収する。これは機器販売とは別の継続収入であり、2026年3月期には39億円の売上を計上した。また、機器の保守や店内通信設備の工事も提供する。保守は主に代理店が直接契約するが、工事は委託業者を通じて行い、工事代金は代理店または日本ゲームカードが加盟店に請求する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
消火機器で国内3位、堅調な受注
同社は消火設備・防災機器メーカーで、消防法に基づく消火器・スプリンクラー等を手掛ける。国内市場では日本ドライケミカルが首位、次いで日本製鋼所(防災部門)などが続くとみられ、同社は第3位グループに位置する。売上高は2025/3期379億円、営業利益率23.75%と高水準だが、2026/3期は減収見通しで、大型案件の一巡が影響する。日本ドライケミカルとの差別化は難しく、価格競争に晒されやすい。内需依存度が高く、公共投資や建築需要の変動を受けやすい。
強み
- 25/3期営業利益率23.75%と業界トップクラス。高付加価値製品・省力化で収益性を確保。
- 消防法規制に基づく定期点検・交換需要が安定的に発生し、景気変動の影響を受けにくい。
- 消火器の点検・補充などのアフターサービスが継続収益源となり、売上の下支えに貢献。
- 消火器からスプリンクラーまで幅広い品揃えで、顧客のワンストップニーズに対応。
課題
- 26/3期売上高254億円と前期比33%減の見通し。大型案件の剥落が業績を圧迫。
- 日本ドライケミカルや日本製鋼所との価格競争が激しく、シェア拡大の壁が高い。
- 国内建築投資に連動するため、公共事業削減や建設不況の影響を直接受ける。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機械の時価総額近傍。太字がゲームカードホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6231木村工機 | 482億円 | 13.6倍 |
| 2 | 6310井関農機 | 449億円 | 17.1倍 |
| 3 | 6272レオン自動機 | 440億円 | 10.7倍 |
| 4 | 6145NITTOKU | 437億円 | 11.8倍 |
| 5 | 6144西部電機 | 430億円 | 12.2倍 |
| 6 | 6249ゲームカードホールディングス | 415億円 | 12.2倍 |
| 7 | 6238フリュー | 404億円 | 18.3倍 |
| 8 | 6306日工 | 401億円 | 15.2倍 |
| 9 | 6369トーヨーカネツ | 391億円 | 14.8倍 |
| 10 | 6223西部技研 | 383億円 | 8.2倍 |
| 11 | 6226守谷輸送機工業 | 376億円 | 18.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 9件
日本ゲームカードとジョイコシステムズが統合した2010年
2010年12月、日本ゲームカード株式会社と株式会社ジョイコシステムズは、共同株式移転により純粋持株会社を設立する契約を締結した。両社はともにパチンコプリペイドカード分野で事業を営んでおり、統合によって経営資源を集約し、競争力を高める目的があった。翌2011年1月の臨時株主総会で承認され、統合の準備が整った。
大阪証券取引所JASDAQに上場した2011年
2011年4月、持株会社が設立され、同時に大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2013年7月には大阪証券取引所の現物市場が東京証券取引所に統合されたことに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場市場を移した。2016年12月には本社を東京都台東区へ移転している。
子会社間の吸収合併でグループを簡素化した2021年
2021年4月、連結子会社間の吸収合併を実施した。存続会社は日本ゲームカード株式会社とし、株式会社ジョイコシステムズは消滅した。これによりグループの事業子会社は日本ゲームカードに一本化され、持株会社の傘下に単一のオペレーティングカンパニーが置かれるシンプルな体制へと移行した。
スタンダード市場移行と商号変更で新体制へ
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行した。2025年7月に本社を東京都新宿区へ移転し、同年10月には商号を株式会社ゲームカードホールディングスに変更した。これは純粋持株会社としての機能を明確に示すための改称である。
年表9件を開く
2010年代
- 2010年12月創業日本ゲームカード株式会社及び株式会社ジョイコシステムズは、両社の株主総会による承認を前提として、当社を設立することを合意する共同株式移転契約を締結した。
- 2011年1月創業日本ゲームカード株式会社及び株式会社ジョイコシステムズの臨時株主総会において当社設立が承認可決された。
- 2011年4月創業当社設立。大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
- 2013年7月上場大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
- 2016年12月本社を東京都台東区に移転。
2020年代
- 2021年4月M&A日本ゲームカード株式会社を吸収合併存続子会社、株式会社ジョイコシステムズを吸収合併消滅子会社とする連結子会社間の吸収合併を行った。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。
- 2025年7月本社を東京都新宿区に移転。
- 2025年10月商号変更商号を株式会社ゲームカードホールディングスに変更。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
調達プロセス改善と生産体制強化
原材料価格高騰や調達難に対応するため、複数購買など調達プロセスの見直しを行う。需要に応じた生産が可能となるよう生産体制も改善する。
- 02
DX化推進による競争力強化
パチンコホールのコスト意識の高まりに対応し、競争力強化のために社会的・市場ニーズを捉えた新製品・サービスへの開発投資を実施。業務プロセスを抜本的に見直しDX化を推進する。
- 03
開発投資の選択と集中
研究開発投資について、加盟店維持・獲得に資する投資と新事業構築に向けた投資の両方を実施。事業性検証のあり方を見直し、選択と集中を図る。
- 04
新規事業領域への挑戦
中長期的な成長のため、M&A、資本業務提携などを継続的に検討し、新たな事業領域を確立して継続的成長を目指す。
- 05
人的資本への投資強化
外部環境変化に対応できる人材の教育に注力し、外部人材の採用も進める。柔軟かつ機動的な組織力の強化に努める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で190人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は757万円で、9期前と比べて+17.5%。平均年齢は53.0歳、平均勤続年数は13.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 279 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 188 | — |
| 2019年3月 | 645 | 43.0 | 10.0 | 194 | — |
| 2020年3月 | 676 | 43.0 | 11.0 | 194 | — |
| 2021年3月 | 712 | 43.0 | 11.0 | 198 | — |
| 2022年3月 | 777 | 46.0 | 11.0 | 201 | — |
| 2023年3月 | 847 | 48.0 | 10.0 | 208 | — |
| 2024年3月 | 871 | 47.0 | 12.0 | 215 | — |
| 2025年3月 | 837 | 48.0 | 12.0 | 211 | 4,265 |
| 2026年3月 | 757 | 53.0 | 13.0 | 190 | 2,368 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内日本ゲームカード㈱(注)2,4東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は254億円、営業利益は45億円。前期と比べると減収減益で、売上が-33.0%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 210億円 | 254億円 |
| 営業利益 | 30億円 | 45億円 |
| 純利益 | 24億円 | 33億円 |
| 1株あたり配当 | ¥100 | ¥100 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は51億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−48.5%、営業利益は−64.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 62 | — | — | 18 |
| 2024年1Q | 99 | 34 | 34.3 | 21 |
| 2024年2Q | 90 | 27 | 30.0 | 21 |
| 2024年3Q | 99 | 30 | 30.3 | 22 |
| 2024年4Q | 75 | — | — | 12 |
| 2025年2Q | 232 | 60 | 25.9 | 44 |
| 2025年4Q | 147 | 30 | 20.4 | 22 |
| 2026年2Q | 142 | 36 | 25.4 | 26 |
| 2026年4Q | 112 | 9 | 8.0 | 7 |
| 2027年1Q | 51 | 12 | 23.5 | 9 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は395億円から254億円へ64%に減った。直近期の営業利益率は17.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 | |||||
| 2013年3月 | 395 | — | 27 | — | 16 |
| 2014年3月 | 342 | — | 18 | — | 9 |
| 2015年3月 | 257 | — | 8 | — | 3 |
| 2016年3月 | 239 | — | −14 | — | −21 |
| 2017年3月 | 204 | — | 19 | — | 0 |
| 2018年3月 | 169 | — | 36 | — | 23 |
| 2019年3月 | 174 | — | 24 | — | 14 |
| 2020年3月 | 166 | — | 20 | — | 12 |
| 日本ゲームカード株式会社を吸収合併存続子会社、株式会社ジョイコシステムズを吸収合併消滅子会社とする連結子会社間の吸収合併を行った。 | |||||
| 2021年3月 | 106 | — | 13 | — | 6 |
| 2022年3月 | 114 | — | 13 | — | 13 |
| 2023年3月 | 217 | — | 46 | — | 43 |
| 2024年3月 | 363 | — | 108 | — | 76 |
| 商号を株式会社ゲームカードホールディングスに変更。 | |||||
| 2025年3月 | 379 | 90 | 94 | 23.7 | 66 |
| 2026年3月 | 254 | 45 | 51 | 17.7 | 33 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高254億円のうち、営業利益として残るのは45億円で17.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の13.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.5%146億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.8%63億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.7%45億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが35億円、投資CFが−40億円で、差し引きのフリーCFは−5億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は203億円で、売上の9.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 51 | 11 | −24 | 62 | 167 |
| 2014年3月 | 46 | −11 | −22 | 35 | 180 |
| 2015年3月 | 38 | −50 | −18 | −12 | 150 |
| 2016年3月 | 18 | −8 | −15 | 10 | 145 |
| 2017年3月 | 23 | 14 | −7 | 37 | 175 |
| 2018年3月 | 35 | −60 | −8 | −25 | 141 |
| 2019年3月 | 20 | −2 | −7 | 18 | 152 |
| 2020年3月 | 8 | 34 | −10 | 42 | 182 |
| 2021年3月 | 5 | −51 | −12 | −46 | 125 |
| 2022年3月 | 15 | −40 | −2 | −25 | 97 |
| 2023年3月 | 17 | 54 | 3 | 71 | 171 |
| 2024年3月 | 62 | −14 | 3 | 48 | 222 |
| 2025年3月 | 68 | −40 | −27 | 28 | 223 |
| 2026年3月 | 35 | −40 | −15 | −5 | 203 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は663億円。このうち返さなくてよい自己資本が604億円で、自己資本比率は91.0%(業種中央値65.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 655 | 418 | 237 | 63.8 |
| 2014年3月 | 647 | 418 | 229 | 64.7 |
| 2015年3月 | 591 | 413 | 178 | 69.9 |
| 2016年3月 | 548 | 383 | 165 | 69.9 |
| 2017年3月 | 506 | 379 | 127 | 74.7 |
| 2018年3月 | 495 | 395 | 100 | 79.8 |
| 2019年3月 | 502 | 405 | 97 | 80.6 |
| 2020年3月 | 485 | 406 | 79 | 83.7 |
| 2021年3月 | 467 | 401 | 66 | 85.9 |
| 2022年3月 | 482 | 422 | 60 | 87.5 |
| 2023年3月 | 546 | 460 | 86 | 84.3 |
| 2024年3月 | 656 | 544 | 112 | 82.9 |
| 2025年3月 | 670 | 586 | 84 | 87.4 |
| 2026年3月 | 663 | 604 | 59 | 91.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で209社中4位あたり、逆に低いのは売上成長率で209社中205位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,825で、1年前と比べて-2.1%。過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.2倍 |
| PER (会社予想) | 16.5倍 |
| PBR | 0.66倍 |
| 配当利回り | 3.54% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2757円。25日線(2647.56円)を約+4.1%上回り、75日線(2488.72円)の上で推移。8月7日に2696円まで上昇し、その後も高値圏。52週高値3180円からは約-13.3%の水準。52週安値2231円からは+23.6%の位置。RSIは63.53とやや強気。200日線(2696.44円)も上回っており、中期的なトレンドは堅調。出来高は8月20日に10800株と増加したが、全体的に低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)。
PER11.85倍は業界平均23.16倍の半分以下で割安。PBR0.6393倍と平均1.54倍を大きく下回り、資産価値に対して極めて割安。ROE5.5%は低いが、配当利回り3.63%は平均2.66%を上回る。ただし配当性向103.2%と増配余地がなく、業績減速傾向(売上高減少)も見られ、割安感はあるが慎重な見極めが必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.2倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 16.5倍 | — |
| PBR | 0.66倍 | 1.50倍 |
| ROE | 5.5% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、既存の遊技機事業の収益改善と、アミューズメント事業などの新規分野が成長を牽引できるかどうか。強気派は、ニッチ市場での高いシェアと新事業への展開を評価し、業績回復の可能性を指摘する。一方、弱気派は、パチンコ業界の規制強化や遊技人口の減少で市場が縮小する中、主力事業の先行きが不透明とみる。また、2026/3期の大幅減収・減益見込み(売上高254億円、純利益33億円)は需要減の表れとする見方もある。
- ニッチ市場での優位性
遊技機向け機器で国内トップクラスのシェアを誇り、安定的な需要が見込める。
- 新規事業の育成
アミューズメント施設運営など、新たな収益源への投資を積極化している。
- 財務健全性
自己資本比率は高く、PBR 0.64倍と割安感がある。
- PBR0.64倍と解散価値接近不定影響中
時価総額405億円に対し自己資本約633億円、PBR0.6393倍で下値リスク限定
- 配当利回り3.63%の下支え継続影響弱
株価2757円、配当利回り3.63%は相対的に高く株主還元が継続
- 営業利益率17.72%を確保通年影響中
減収下でも2026/3期の営業利益率17.72%と2桁収益を維持
- 外国人所有比率12.28%の安定需給継続影響弱
外国人所有比率12.28%と一定程度あり、売り圧力は限定的
- 市場縮小のリスク
パチンコ業界は規制強化と遊技人口減少で、市場が縮小傾向にある。
- 業績悪化の現実
2026/3期は売上高・純利益ともに大幅減となる予想。
- 新規分野の不確実性
アミューズメント事業は競争が激しく、収益化には時間がかかる可能性。
- 売上高が379億円から254億円へ33%減通年影響強
2026/3期売上高254億円、前年から125億円減収し前年比33%減少
- 営業利益が90億円から45億円へ半減通年影響強
2025/3期90億円→2026/3期45億円、営業利益率も23.75%→17.72%
- 純利益が66億円から33億円へ半減通年影響中
最終利益は前年比33億円減の33億円、2期連続減益
- 予想PERは実績を36%上回る決算発表後影響弱
予想PER16.1倍は実績11.85倍を36%上回り、更なる減益予想を示す
- 遊技機関連売上高
- 主力事業の需要動向を直接反映する。
- アミューズメント部門の売上高
- 新規事業の成長性を測る。
- 受注残高
- 将来の売上を占う指標となる。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.54%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | — |
| 2018年3月 | 35 | 16.7 | 436.9 |
| 2019年3月 | 35 | 0.0 | 61.4 |
| 2020年3月 | 35 | 0.0 | 1290.4 |
| 2021年3月 | 35 | 0.0 | 187.4 |
| 2022年3月 | 35 | 0.0 | 13.2 |
| 2023年3月 | 35 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 60 | 71.4 | 70.0 |
| 2025年3月 | 100 | 66.7 | 143.4 |
| 2026年3月 | 100 | 0.0 | 103.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ14,675人。区分でいちばん多いのは事業法人で66.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が66.3%を占め、残る33.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 73.3 | 73.6 | 73.2 | 71.1 | 66.5 | 66.1 |
| 個人・その他 | 19.1 | 18.8 | 18.1 | 23.2 | 25.5 | 20.9 |
| 外国法人 | 6.9 | 6.7 | 2.3 | 1.6 | 5.7 | 12.2 |
| 自己株式 | 6.5 | 4.3 | 0.2 | 0.1 | 4.5 | 4.5 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.5 | 5.7 | 2.4 | 1.9 | 0.5 |
| 金融機関 | 0.0 | 0.0 | 0.7 | 1.4 | 0.4 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.3 | 0.3 | 0.0 | 0.3 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位12者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社SANKYO | 9.54 |
| 02 | マミヤ・オーピー株式会社 | 8.96 |
| 03 | JEFFERIES LLC-SPEC CUST AC FBO CUSTOMER (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ) | 6.70 |
| 04 | 株式会社平和 | 4.17 |
| 05 | 京楽産業. 株式会社 | 4.16 |
| 06 | サミー株式会社 | 4.16 |
| 07 | 株式会社大一商会 | 4.16 |
| 08 | 株式会社ニューギン | 4.16 |
| 09 | 株式会社藤商事 | 4.16 |
| 10 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 3.15 |
| 11 | 株式会社三洋物産 | 3.15 |
| 12 | 株式会社大都技研 | 3.15 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位12者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-17レンジリー・キャピタル・エルエルシー(Rangeley Capital, LLC)変更報告7.05%+1.00pt
- 2026-06-08レンジリー・キャピタル・エルエルシー(Rangeley Capital, LLC)新規の大量保有報告7.05%+1.00pt
- 2026-05-21株式会社 三共新規の大量保有報告11.09%+1.26pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+108%、1株純資産は14期で+47%。直近期のROEは5.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 112 | 2,931 | 3.9 | 13.6 | 73.6 |
| 2014年3月 | 63 | 2,933 | 2.2 | 23.9 | 88.6 |
| 2015年3月 | 21 | 2,894 | 0.7 | 81.4 | 82.9 |
| 2016年3月 | −148 | 2,684 | −5.3 | — | 84.2 |
| 2017年3月 | 2 | 2,654 | 0.1 | 639.8 | — |
| 2018年3月 | 163 | 2,771 | 6.0 | 9.8 | 436.9 |
| 2019年3月 | 100 | 2,836 | 3.6 | 13.7 | 61.4 |
| 2020年3月 | 87 | 2,919 | 3.0 | 11.9 | 1290.4 |
| 2021年3月 | 45 | 3,010 | 1.5 | 27.2 | 187.4 |
| 2022年3月 | 94 | 3,090 | 3.1 | 10.9 | 13.2 |
| 2023年3月 | 310 | 3,233 | 9.7 | 14.1 | — |
| 2024年3月 | 528 | 3,707 | 15.0 | 5.1 | 70.0 |
| 2025年3月 | 457 | 4,179 | 11.7 | 5.2 | 143.4 |
| 2026年3月 | 233 | 4,304 | 5.5 | 11.4 | 103.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額131百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鈴木聡 | 代表取締役社長 | 59 | 5,900 |
| 原明彦 | 取締役 | 64 | 400 |
| 塚野信明 | 取締役 | 64 | 1,400 |
| 榎本善紀 | 取締役 | 57 | — |
| 小倉敏男 | 取締役 | 64 | — |
| 畑山悟 | 常勤監査役 | 65 | — |
| 堀内文隆 | 監査役 | 76 | — |
| 渡慶次憲彦 | 監査役 | 57 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 89 | 4 | 8 | 102 | 34 |
| 監査役 | 1 | 14 | — | 1 | 15 | 15 |
| 社外取締役 | 5 | 14 | — | 0 | 14 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,236字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,795字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,699字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)2,978字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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