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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ゲームカードホールディングス

Gamecard Holdings, Inc.6249 · Standard · 機械

パチンコホール向けプリペイドカードシステムの第三者発行型で主力のインフラ企業。

概要

ゲームカードホールディングスは、パチンコホール向けプリペイドカードシステムの開発・販売を中核事業とする持株会社である。2011年に日本ゲームカードとジョイコシステムズの共同株式移転で設立され、東京証券取引所スタンダード市場に上場する。2025年3月期の連結売上高は379億円、営業利益90億円を計上した。

パチンコプリペイドカードシステム事業を軸とする持株会社

当社グループは、持株会社である当社と、その完全子会社である日本ゲームカード株式会社から構成される。日本ゲームカードは、パチンコホール向けのプリペイドカードシステムを主力事業とし、カードユニット、券売入金機、精算機などの機器販売、ICカードやICコインの供給、システム使用料の徴収、工事・保守サービスを提供する。システムの特徴は、第三者発行型と呼ばれる方式で、カード発行会社が遊技者とホール間の決済を仲介する点にある。

収益の大半を機器販売が占める4本の収益源

売上高は機器、カード、システム使用料、工事・保守の四つに大別される。2026年3月期の連結決算では、機器販売が187億円(構成比73.6%)と最大の柱であるが、前期比36.4%減と大きく落ち込んだ。一方、システム使用料は39億円で安定した利益をもたらす。カード販売は24億円、その他(主に工事・保守)は4億円であった。営業利益は45億円、営業利益率17.9%と高い収益性を維持している。

縮小する遊技業界と対処すべき課題

遊技業界では市場規模の縮小が続くなか、当社グループは原材料調達難やコスト上昇への対応が急務と認識する。経営課題として、調達プロセスの見直し、DX化の推進、開発投資の選択と集中、新規事業領域への挑戦、人的資本への投資を掲げる。また、遊技業界の規制変化やスマートパチンコ普及の遅れが業績に影響を与えており、2026年3月期の売上高は前期比33.1%減の254億円と大幅減収を見込む。

業界の中での役割はパチンコ向けプリペイドカードシステムの提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
254億円
営業利益
45億円
営業利益率
17.7%
純利益
33億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01パチンコホール主力

パチンコホール向けに、プリペイドカードシステムを第三者発行型で提供。カードユニット、券売入金機、精算機などの機器販売に加え、ICカード・ICコインの販売、システム使用料、工事・保守サービスを展開している。

主な製品・サービス4
カードユニット
パチンコ玉貸機で、ICカード対応型。遊技者がプリペイドカードを使用して玉を借りるための装置。
券売入金機
入金された金額の額面のカードを発行する装置。現金を投入してプリペイドカードを購入するために使用される。
精算機
カード残高を精算する装置。遊技終了時に残高を現金に戻すために使用される。
ICカード・ICコイン
プリペイドカード媒体で、リサイクル可能な入金対応式。半永久的に使用可能で、遊技者の消費に応じて加盟店から情報管理料を徴収する。

製品と技術

第三者発行型プリペイドカードシステムの構成

当社グループの主力製品は、パチンコホール内で使用されるプリペイドカードシステム全体である。主要な機器として、各遊技台に設置されるカードユニット(ICカード対応の玉貸機)、現金を投入してカードを発行する券売入金機、カード残高を現金に交換する精算機がある。これら機器は代理店を通じてホールに販売される。カードユニットはICカード対応型が標準であり、券売入金機と連動して動作する。

リサイクル可能なICカードとICコイン

プリペイドカード媒体として、ICカードとICコインの二種類を提供する。いずれも券売入金機または入金機能付きカードユニットで何度でも入金可能であり、半永久的に使用できるリサイクル設計である。カード媒体の販売に加え、遊技者の消費金額に応じて加盟店から情報管理料を徴収する仕組みを持つ。この情報管理料はカードが使用されるたびに発生するため、継続的な収益源となっている。

システム使用料と保守サービスによる安定収入

当社グループは、プリペイドカードシステムの基幹インフラを運用するためのシステム使用料を加盟店から徴収する。これは機器販売とは別の継続収入であり、2026年3月期には39億円の売上を計上した。また、機器の保守や店内通信設備の工事も提供する。保守は主に代理店が直接契約するが、工事は委託業者を通じて行い、工事代金は代理店または日本ゲームカードが加盟店に請求する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

消火機器で国内3位、堅調な受注

同社は消火設備・防災機器メーカーで、消防法に基づく消火器・スプリンクラー等を手掛ける。国内市場では日本ドライケミカルが首位、次いで日本製鋼所(防災部門)などが続くとみられ、同社は第3位グループに位置する。売上高は2025/3期379億円、営業利益率23.75%と高水準だが、2026/3期は減収見通しで、大型案件の一巡が影響する。日本ドライケミカルとの差別化は難しく、価格競争に晒されやすい。内需依存度が高く、公共投資や建築需要の変動を受けやすい。

強み

  • 25/3期営業利益率23.75%と業界トップクラス。高付加価値製品・省力化で収益性を確保。
  • 消防法規制に基づく定期点検・交換需要が安定的に発生し、景気変動の影響を受けにくい。
  • 消火器の点検・補充などのアフターサービスが継続収益源となり、売上の下支えに貢献。
  • 消火器からスプリンクラーまで幅広い品揃えで、顧客のワンストップニーズに対応。

課題

  • 26/3期売上高254億円と前期比33%減の見通し。大型案件の剥落が業績を圧迫。
  • 日本ドライケミカルや日本製鋼所との価格競争が激しく、シェア拡大の壁が高い。
  • 国内建築投資に連動するため、公共事業削減や建設不況の影響を直接受ける。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がゲームカードホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16231木村工機482億円13.6倍
26310井関農機449億円17.1倍
36272レオン自動機440億円10.7倍
46145NITTOKU437億円11.8倍
56144西部電機430億円12.2倍
66249ゲームカードホールディングス415億円12.2倍
76238フリュー404億円18.3倍
86306日工401億円15.2倍
96369トーヨーカネツ391億円14.8倍
106223西部技研383億円8.2倍
116226守谷輸送機工業376億円18.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 9件

日本ゲームカードとジョイコシステムズが統合した2010年

2010年12月、日本ゲームカード株式会社と株式会社ジョイコシステムズは、共同株式移転により純粋持株会社を設立する契約を締結した。両社はともにパチンコプリペイドカード分野で事業を営んでおり、統合によって経営資源を集約し、競争力を高める目的があった。翌2011年1月の臨時株主総会で承認され、統合の準備が整った。

大阪証券取引所JASDAQに上場した2011年

2011年4月、持株会社が設立され、同時に大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2013年7月には大阪証券取引所の現物市場が東京証券取引所に統合されたことに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場市場を移した。2016年12月には本社を東京都台東区へ移転している。

子会社間の吸収合併でグループを簡素化した2021年

2021年4月、連結子会社間の吸収合併を実施した。存続会社は日本ゲームカード株式会社とし、株式会社ジョイコシステムズは消滅した。これによりグループの事業子会社は日本ゲームカードに一本化され、持株会社の傘下に単一のオペレーティングカンパニーが置かれるシンプルな体制へと移行した。

スタンダード市場移行と商号変更で新体制へ

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行した。2025年7月に本社を東京都新宿区へ移転し、同年10月には商号を株式会社ゲームカードホールディングスに変更した。これは純粋持株会社としての機能を明確に示すための改称である。

年表9件を開く

2010年代

  • 2010年12月創業日本ゲームカード株式会社及び株式会社ジョイコシステムズは、両社の株主総会による承認を前提として、当社を設立することを合意する共同株式移転契約を締結した。
  • 2011年1月創業日本ゲームカード株式会社及び株式会社ジョイコシステムズの臨時株主総会において当社設立が承認可決された。
  • 2011年4月創業当社設立。大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2016年12月本社を東京都台東区に移転。

2020年代

  • 2021年4月M&A日本ゲームカード株式会社を吸収合併存続子会社、株式会社ジョイコシステムズを吸収合併消滅子会社とする連結子会社間の吸収合併を行った。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。
  • 2025年7月本社を東京都新宿区に移転。
  • 2025年10月商号変更商号を株式会社ゲームカードホールディングスに変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    調達プロセス改善と生産体制強化

    原材料価格高騰や調達難に対応するため、複数購買など調達プロセスの見直しを行う。需要に応じた生産が可能となるよう生産体制も改善する。

  2. 02

    DX化推進による競争力強化

    パチンコホールのコスト意識の高まりに対応し、競争力強化のために社会的・市場ニーズを捉えた新製品・サービスへの開発投資を実施。業務プロセスを抜本的に見直しDX化を推進する。

  3. 03

    開発投資の選択と集中

    研究開発投資について、加盟店維持・獲得に資する投資と新事業構築に向けた投資の両方を実施。事業性検証のあり方を見直し、選択と集中を図る。

  4. 04

    新規事業領域への挑戦

    中長期的な成長のため、M&A、資本業務提携などを継続的に検討し、新たな事業領域を確立して継続的成長を目指す。

  5. 05

    人的資本への投資強化

    外部環境変化に対応できる人材の教育に注力し、外部人材の採用も進める。柔軟かつ機動的な組織力の強化に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で190人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は757万円で、9期前と比べて+17.5%平均年齢は53.0歳、平均勤続年数は13.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月279
2018年3月188
2019年3月64543.010.0194
2020年3月67643.011.0194
2021年3月71243.011.0198
2022年3月77746.011.0201
2023年3月84748.010.0208
2024年3月87147.012.0215
2025年3月83748.012.02114,265
2026年3月75753.013.01902,368

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率50.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
開発本部 — 東京都新宿区1,323百万円
本社 — 東京都新宿区659百万円
カードエンコードセンター — 川崎市幸区116百万円
情報管理センター — 東京都三鷹市43百万円
本社等 — 東京都新宿区24百万円
営業部 — 大阪市北区 他5ヶ所1百万円
主な関係会社
  • 国内
    日本ゲームカード㈱(注)2,4
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は254億円営業利益45億円前期と比べると減収減益で、売上が-33.0%、利益が-50.0%。

売上高
-33.0%
254億円
営業利益
-50.0%
45億円
純利益
-50.0%
33億円
営業利益率
17.7%
前期比 -6.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高210億円254億円
営業利益30億円45億円
純利益24億円33億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は51億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−48.5%、営業利益は−64.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q6218
2024年1Q993434.321
2024年2Q902730.021
2024年3Q993030.322
2024年4Q7512
2025年2Q2326025.944
2025年4Q1473020.422
2026年2Q1423625.426
2026年4Q11298.07
2027年1Q511223.59

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は395億円から254億円へ64%に減った。直近期の営業利益率は17.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月3952716
2014年3月342189
2015年3月25783
2016年3月239−14−21
2017年3月204190
2018年3月1693623
2019年3月1742414
2020年3月1662012
日本ゲームカード株式会社を吸収合併存続子会社、株式会社ジョイコシステムズを吸収合併消滅子会社とする連結子会社間の吸収合併を行った。
2021年3月106136
2022年3月1141313
2023年3月2174643
2024年3月36310876
商号を株式会社ゲームカードホールディングスに変更。
2025年3月379909423.766
2026年3月254455117.733

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高254億円のうち、営業利益として残るのは45億円17.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の13.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.5%146億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.8%63億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.7%45億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
42.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+9.1pt
17.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.0pt
13.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.2pt
5.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが35億円、投資CFが−40億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は203億円で、売上の9.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月5111−2462167
2014年3月46−11−2235180
2015年3月38−50−18−12150
2016年3月18−8−1510145
2017年3月2314−737175
2018年3月35−60−8−25141
2019年3月20−2−718152
2020年3月834−1042182
2021年3月5−51−12−46125
2022年3月15−40−2−2597
2023年3月1754371171
2024年3月62−14348222
2025年3月68−40−2728223
2026年3月35−40−15−5203

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は663億円。このうち返さなくてよい自己資本が604億円で、自己資本比率は91.0%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月65541823763.8
2014年3月64741822964.7
2015年3月59141317869.9
2016年3月54838316569.9
2017年3月50637912774.7
2018年3月49539510079.8
2019年3月5024059780.6
2020年3月4854067983.7
2021年3月4674016685.9
2022年3月4824226087.5
2023年3月5464608684.3
2024年3月65654411282.9
2025年3月6705868487.4
2026年3月6636045991.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
113億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
503億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
91億円
在庫として抱えている分
負債合計
59億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率209社中4位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中205位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.5%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.7%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
91.0%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-33.0%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,825で、1年前と比べて-2.1%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥2,825-0.1%1ヶ月+9.1%1年-2.1%時価総額415億円
過去52週の値幅
安値¥2,231高値¥3,180

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.2倍
PER (会社予想)16.5倍
PBR0.66倍
配当利回り3.54%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2757円。25日線(2647.56円)を約+4.1%上回り、75日線(2488.72円)の上で推移。8月7日に2696円まで上昇し、その後も高値圏。52週高値3180円からは約-13.3%の水準。52週安値2231円からは+23.6%の位置。RSIは63.53とやや強気。200日線(2696.44円)も上回っており、中期的なトレンドは堅調。出来高は8月20日に10800株と増加したが、全体的に低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PER11.85倍は業界平均23.16倍の半分以下で割安。PBR0.6393倍と平均1.54倍を大きく下回り、資産価値に対して極めて割安。ROE5.5%は低いが、配当利回り3.63%は平均2.66%を上回る。ただし配当性向103.2%と増配余地がなく、業績減速傾向(売上高減少)も見られ、割安感はあるが慎重な見極めが必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.2倍22.7倍
PER (予想)16.5倍
PBR0.66倍1.50倍
ROE5.5%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、既存の遊技機事業の収益改善と、アミューズメント事業などの新規分野が成長を牽引できるかどうか。強気派は、ニッチ市場での高いシェアと新事業への展開を評価し、業績回復の可能性を指摘する。一方、弱気派は、パチンコ業界の規制強化や遊技人口の減少で市場が縮小する中、主力事業の先行きが不透明とみる。また、2026/3期の大幅減収・減益見込み(売上高254億円、純利益33億円)は需要減の表れとする見方もある。

プラスに働く材料7
  • ニッチ市場での優位性

    遊技機向け機器で国内トップクラスのシェアを誇り、安定的な需要が見込める。

  • 新規事業の育成

    アミューズメント施設運営など、新たな収益源への投資を積極化している。

  • 財務健全性

    自己資本比率は高く、PBR 0.64倍と割安感がある。

  • PBR0.64倍と解散価値接近不定影響

    時価総額405億円に対し自己資本約633億円、PBR0.6393倍で下値リスク限定

  • 配当利回り3.63%の下支え継続影響

    株価2757円、配当利回り3.63%は相対的に高く株主還元が継続

  • 営業利益率17.72%を確保通年影響

    減収下でも2026/3期の営業利益率17.72%と2桁収益を維持

  • 外国人所有比率12.28%の安定需給継続影響

    外国人所有比率12.28%と一定程度あり、売り圧力は限定的

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小のリスク

    パチンコ業界は規制強化と遊技人口減少で、市場が縮小傾向にある。

  • 業績悪化の現実

    2026/3期は売上高・純利益ともに大幅減となる予想。

  • 新規分野の不確実性

    アミューズメント事業は競争が激しく、収益化には時間がかかる可能性。

  • 売上高が379億円から254億円へ33%減通年影響

    2026/3期売上高254億円、前年から125億円減収し前年比33%減少

  • 営業利益が90億円から45億円へ半減通年影響

    2025/3期90億円→2026/3期45億円、営業利益率も23.75%→17.72%

  • 純利益が66億円から33億円へ半減通年影響

    最終利益は前年比33億円減の33億円、2期連続減益

  • 予想PERは実績を36%上回る決算発表後影響

    予想PER16.1倍は実績11.85倍を36%上回り、更なる減益予想を示す

次の決算で確かめる点
遊技機関連売上高
主力事業の需要動向を直接反映する。
アミューズメント部門の売上高
新規事業の成長性を測る。
受注残高
将来の売上を占う指標となる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.54%。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
3.54%
いまの株価に対して
配当性向
103.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月30
2018年3月3516.7436.9
2019年3月350.061.4
2020年3月350.01290.4
2021年3月350.0187.4
2022年3月350.013.2
2023年3月350.0
2024年3月6071.470.0
2025年3月10066.7143.4
2026年3月1000.0103.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ14,675人。区分でいちばん多いのは事業法人66.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が66.3%を占め、残る33.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人73.373.673.271.166.566.1
個人・その他19.118.818.123.225.520.9
外国法人6.96.72.31.65.712.2
自己株式6.54.30.20.14.54.5
証券会社0.30.55.72.41.90.5
金融機関0.00.00.71.40.40.1
外国人個人0.30.30.00.30.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位12

順位株主持ち株比率 %
01株式会社SANKYO9.54
02マミヤ・オーピー株式会社8.96
03JEFFERIES LLC-SPEC CUST AC FBO CUSTOMER (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ)6.70
04株式会社平和4.17
05京楽産業. 株式会社4.16
06サミー株式会社4.16
07株式会社大一商会4.16
08株式会社ニューギン4.16
09株式会社藤商事4.16
10株式会社サンセイアールアンドディ3.15
11株式会社三洋物産3.15
12株式会社大都技研3.15

有価証券報告書の大株主の状況から、上位12者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-17
    レンジリー・キャピタル・エルエルシー(Rangeley Capital, LLC)
    変更報告
    7.05%
    +1.00pt
  • 2026-06-08
    レンジリー・キャピタル・エルエルシー(Rangeley Capital, LLC)
    新規の大量保有報告
    7.05%
    +1.00pt
  • 2026-05-21
    株式会社 三共
    新規の大量保有報告
    11.09%
    +1.26pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+108%、1株純資産は14期で+47%。直近期のROEは5.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1122,9313.913.673.6
2014年3月632,9332.223.988.6
2015年3月212,8940.781.482.9
2016年3月−1482,684−5.384.2
2017年3月22,6540.1639.8
2018年3月1632,7716.09.8436.9
2019年3月1002,8363.613.761.4
2020年3月872,9193.011.91290.4
2021年3月453,0101.527.2187.4
2022年3月943,0903.110.913.2
2023年3月3103,2339.714.1
2024年3月5283,70715.05.170.0
2025年3月4574,17911.75.2143.4
2026年3月2334,3045.511.4103.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額131百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鈴木聡代表取締役社長595,900
原明彦取締役64400
塚野信明取締役641,400
榎本善紀取締役57
小倉敏男取締役64
畑山悟常勤監査役65
堀内文隆監査役76
渡慶次憲彦監査役57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3894810234
監査役11411515
社外取締役5140143

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,236字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社(日本ゲームカード株式会社)により構成されており、パチンコプリペイドカードシステム関連事業を行っております。 日本ゲームカード株式会社の主な事業内容である、プリペイドカードシステムには、大きく分けて二つの種類があります。一つ目は第三者発行型と呼ばれる販売者と購入者との間の決済を第三者であるカード発行会社が担うもの、二つ目は自家発行型と呼ばれる発行者及びその関係者のみにおいて使用されるものであります。日本ゲームカード株式会社では、一部自家発行型システムを取り扱っておりますが、第三者発行型システムが主力事業となっております。 日本ゲームカード株式会社の事業における取扱品目は、(a)機器(b)カード(c)システム使用料(d)工事・保守の4品目に大別されます。それぞれの詳細につきましては、次のとおりであります。 a.機器について 機器はカードユニット、券売入金機、精算機等を主に代理店経由で販売しております。 カードユニットはICカード対応型となっております。券売入金機は入金された金額額面のカードを発行する装置、精算機はカード残高の精算を行う装置であります。 b.カードについて ICカード及びICコインは、券売入金機又は入金機能付カードユニットで入金できます。 リサイクル可能な入金対応式で半永久的に使用可能であり、カード及びコイン媒体の販売に加えて、遊技者の消費金額に応じて加盟店から「情報管理料」を徴収いたします。 c.システム使用料について 基幹的なインフラであるプリペイドカードシステムを運用するための費用として、システム使用料を徴収しております。 d.工事・保守について 機器の設置工事は、カードユニット等の販売と合わせて主に代理店が加盟店との契約に基づき行います。カードユニット等の機器の保守は、主に代理店が加盟店との直接契約により行います。 一方、加盟店に設置し貸与する店内通信設備の工事につきましては、委託業者に工事を委託し、工事代金につきましては主に代理店又は日本ゲームカード株式会社から加盟店に請求いたします。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 <日本ゲームカード株式会社> 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注1) カードユニットとは、パチンコ遊技用プリペイドカードを利用するパチンコ玉貸機のことであります。 (注2) カードとは、パチンコ遊技用プリペイドカードのことであり、生カードとは、プリペイドカードとして必要な情報が記録される前のカードのことであります。 (注3) 店内通信設備工事とは、カードユニット等の機器及び管理コンピューター等店内通信設備を設置する工事のことであります。
経営方針・対処すべき課題1,795字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、社会や市場のニーズに合致した商品・サービスを提供し、皆様により一層信頼される安全・安心ブランドへと確立・進化させていくため、以下の3点を使命と考え取り組んでまいります。 ① レジャー産業の健全な発展への貢献 遊技場向けプリペイドカードシステム事業は、遊技業界の透明性・健全性を高め、業界の近代化及び安定的地位の確保に貢献することを目指しスタートいたしました。 当社グループは、これからもプリペイドカードシステムの普及を通して国民の大衆娯楽としてのレジャー産業を、健全なエンターテイメント文化として定着させることに寄与することを社会的な使命と認識し、事業活動に取り組んでまいります。 ② 社会のニーズを的確に捉えたサービスや製品の提供 当社グループの強みを活かし、常にお客様本位に考え、変わりゆく社会のニーズを先取りし、既存の枠組みに捉われない新しいサービスや製品を提供し続けてまいります。 ③ 社会への貢献 企業の社会的責任(CSR)に対する要請がなされている今日、当社グループは、より良い社会の実現に向けて、社会への貢献活動にも注力してまいります。 (2)中長期的な経営戦略と指標 社会的ニーズや市場ニーズを的確に捉え、新たな商品やサービスを提供し、パチンコホール及びパチンコファンに一層信頼される安全・安心ブランドとして当社グループを進化・発展させ、遊技業界の健全な発展に貢献します。また、新たな事業分野に進出することにより、継続的な企業価値の向上に取り組んでまいりたいと考えております。 なお、客観的な経営指標として採用しておりますROE・ROAは、開発投資効果の検証及び資産の有効活用を図る指標として、また人材の育成効果とその効果の客観的な指標として採用しており、常に最大化を目指して取り組んでおります。 (3)対処すべき課題 当社グループが事業を展開する遊技業界では、規制環境や市場規模が大きく変化する中、市場規模は縮小傾向にあります。 このような環境下、当社グループが中長期的な成長を維持し、経営基盤を一層強固なものとするために、コーポレートガバナンスの強化を図るとともに、サステナビリティを推し進めていくため、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 調達プロセスの見直し及び生産体制の強化 原材料価格の高騰及び調達難への対応を最重要課題と認識しており、安定的な原材料調達が行えるよう、複数購買をはじめ、調達プロセスの改善を行ってまいります。また需要に応じた生産が可能となるよう、生産体制の見直しを行ってまいります。 ② 市場の変化に合わせたDX化の推進 コスト意識が一層高まるパチンコホールに対応するため、また競争力強化のために、社会的ニーズや市場ニーズを的確に捉えた新たな製品、サービスへの開発投資が不可欠となります。開発手法の改革や製造・購買・物流・システムの体制維持に関して最適化に努めるとともに、あらゆる業務を対象にその在り方を抜本的に見直し、DX化を推進してまいります。 ③ 開発投資の選択と集中 研究開発投資については、加盟店の維持・獲得に資する開発投資はもとより、あらたな事業の構築に向けた研究への投資も必要不可欠と考えております。開発投資に係る事業性検証のあり方をいま一度見直すとともに、選択と集中を図ってまいります。 ④ 新規事業領域への挑戦 今後中長期的に成長していくためには、新たな事業領域を構築していくことが不可欠であると考えており、 M&A、資本業務提携等、継続的に検討してまいります。新たな事業領域を確立することにより、継続的な成長を目指してまいります。 ⑤ 人的資本への投資 企業の継続性と価値向上を図っていく上で人材戦略は重要な経営タスクであると考えております。外部環境や内部環境の変化に対応できる人材の教育に注力するとともに、外部人材の採用を進めております。従来の業務の枠組みに捉われることなく、より柔軟かつ機動的な組織力の強化に努めてまいります。
事業等のリスク3,699字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 現在、当社及び連結子会社を含めた当社グループが認識しております事業等のリスクのうち主要なものは以下のとおりであります。このようなリスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)パチンコ業界の事業環境に関するリスク 当社グループは、パチンコ業界で事業を展開しており、主にパチンコホール向けにプリペイドカードシステム機器等の販売を行っております。従って、パチンコ業界の事業環境が大きく変化した場合には、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。主なリスクとしては以下のものが挙げられます。 ① パチンコ遊技人口の減少 パチンコ遊技は、わが国における大衆レジャーのひとつとして、多くの人に認められており、現在相当数の遊技人口を有しております。今後、人々の嗜好の変化等により、パチンコ遊技人口が大幅に減少した場合には、当社グループの顧客であるパチンコホールの経営を悪化させ、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 市場規模の縮小 警察庁生活安全局発表の2025年12月末の全国パチンコホール数は6,464店舗となっており、2024年12月末の店舗数6,706店舗から242店舗減少しております。全国パチンコホール数の急激な減少は、当社グループが事業を展開しておりますプリペイドカードシステム市場を大きく縮小させることになり、この場合には、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 加盟店舗数の減少 当社グループは、システムを提供する対価として、加盟店から毎月定額のシステム使用料をいただいております。この収益は、当社グループの大きな収益源となっております。当社グループの加盟店舗数が何らかの理由により大幅に減少した場合には、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)法的規制に関するリスク 当社グループの顧客であるパチンコホールは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」、「ギャンブル等依存症対策基本法」、「国家公安委員会規則」及び都道府県条例等の規制を直接受けており、カードユニットの使用にあたっては使用許可の取得又は使用届けが義務付けられております。従って各種法的規制の改正が行われた場合、カードユニット等のパチンコホールへの販売・設置に際して営業上の影響を受け、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社の子会社である、日本ゲームカード株式会社は、「資金決済に関する法律」に基づき第三者型の前払式支払手段発行者の登録を受け、パチンコプリペイドカードの発行を行っておりますが、今後の法改正により、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)技術革新に関するリスク 当社グループは、信頼性の高いシステムを有し、常に最先端の技術を追求しております。しかしながら、競合他社により、画期的な発明や新技術の急速な出現等、急激な技術革新により、当社グループのシステムや商品等が陳腐化する可能性があります。この場合、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)研究開発に関するリスク 当社グループの研究開発活動に係る情報は「第2 事業の状況 6研究開発活動」に記載しておりますが、実用化の機会の逸失や市場環境の急激な変化等により十分な収益を獲得できず、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (5)原材料の調達・生産に関するリスク 当社グループは昨今の部材調達難の中、部材の確保を進めた結果、調達の81%を1社に依存する結果となり、その1社の経営状況や生産能力に支障をきたした場合に、製品の販売が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)競合他社との競争に関するリスク 当社グループが事業を展開しておりますプリペイドカードシステム業界は、競合他社と激しい加盟店獲得競争を繰り広げております。競争に打ち勝つよう、全力を挙げて取り組んでおりますが、何らかの事情により競争力が低下する等競争上不利となった場合には、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)新規事業に関するリスク 当社グループは、現市場に限定することなく、新たな市場や新しいビジネスモデルを求め、新規事業に経営資源を投下しております。しかしながら、新規事業には不確定要素が多いこともあり、事業が当初の見込みどおりに推移しない場合には、累積された投資負担が回収できず、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (8)知的財産に関するリスク 当社グループの事業分野において第三者の特許が成立した場合や、当社グループの事業分野において当社グループが認識していない特許等が現在成立している場合、当該第三者より当該特許に関する対価(ロイヤリティ)の支払い請求、又は損害賠償及び使用差止等の訴えを起こされる可能性があります。このような場合、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (9)セキュリティに関するリスク 当社グループのプリペイドカードシステムは、カード製造からシステムの監視まで、万全なセキュリティ対策がカード媒体、システム全体に施されております。しかしながら、IT関連の技術革新により、プリペイドカードの偽変造、不正使用問題が、今後発生する可能性は否定できません。これらの事象が発生した場合、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (10)外部経営環境に関するリスク 当社グループのシステム運営の中枢ともいえる情報管理センターは、不測の事態に備え万全な管理体制及びバックアップ体制をとっておりますが、主力商品であるカードユニット等の生産については1社に依存しており、想定を超える地震・台風等の大規模自然災害や疫病の発生・蔓延、地域紛争、戦争、テロ攻撃等により情報管理センターや取引先が重大な被害を受け、システム障害や生産活動への影響が及ぶ場合には、事業活動に支障をきたし、当社グループの経営成績、財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (11)個人情報に関するリスク 2003年5月30日に「個人情報の保護に関する法律」が公布・施行され、2005年4月1日に全面施行されております。当社グループにおいては、個人情報の取扱いについて、「個人情報保護規程」を制定し法令及びその他の規範を遵守するとともに、「個人情報保護責任者」を任命し、厳重なセキュリティ対策の下で、個人情報の適切な管理を行っております。この他、個人情報相談窓口の設置や、社内における教育の徹底等、事故を未然に防ぐべく対策を講じております。 しかしながら、人為的過誤、ネットワーク及びシステムの不具合、ハッキング、その他何らかの原因により個人情報が流出した場合、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (12)引取保証に関するリスク 当社の子会社である、日本ゲームカード株式会社は、加盟店のリース契約に伴う債務に対して引取保証を行っております。この引取保証は、加盟店の支払能力等を十分に勘案したうえで実施しているものでありますが、加盟店において契約上の債務を履行できない状況が急激に増加した場合には、損失が発生し、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (13)固定資産の減損に関するリスク 当社グループの経営環境の急激な変化や収益状況の悪化等により、固定資産の減損損失を計上する必要が生じた場合には、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (14)繰延税金資産に関するリスク 当社グループは、税効果会計における繰延税金資産の回収可能性については、将来の課税所得に関する予測等に基づき判断しております。しかし収益力の低下等により課税所得が十分に確保されないとの判断により、繰延税金資産を取り崩すこととなった場合には、当社グループの経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (15)大規模災害に関するリスク 当社グループは、地震、風水害、パンデミック等各種災害に対して発生時の損失を最小限に抑えるため、事業継続計画の策定、緊急連絡体制の整備や訓練の実施等を進めています。しかし、このような各種災害による人的・物的被害の発生や資材調達の停滞及び物流網の寸断により、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があり、これらによる損害が損害保険等で十分にカバーされるという保証はありません。
経営成績の分析 (MD&A)2,978字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループと経営者の視点による財政状態及び経営成績並びにキャッシュ・フローの状況の概要に対する認識、分析、検討内容は次のとおりであります。 (1)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や、インバウンド消費の増加、企業の設備投資増加などを背景に緩やかな回復基調で推移しました。 一方で、米国の通商政策動向や為替変動の影響、継続的な物価上昇などに加え、ウクライナ情勢の長期化、期末にかけての中東情勢の悪化により、原油をはじめとするエネルギー・資源価格が高騰するなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 そうした中、遊技業界においては、光熱費や人件費の上昇などにより設備投資に慎重な姿勢が見られ、スマートパチスロの普及は底堅く推移したものの、スマートパチンコの普及は想定よりも低調に推移いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は25,385百万円(前年同期比33.1%減)、営業利益は4,534百万円(前年同期比49.7%減)、経常利益は5,083百万円(前年同期比45.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,262百万円(前年同期比50.5%減)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度におけるカードの生産実績は、次のとおりであります。 販売品目   生産高(百万円)   前年同期比(%) カード   1,207   100.9 (注) 金額は、製造原価によっております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績を販売品目別に示すと、次のとおりであります。 販売品目   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) ICカード   349   93.1   27   138.7 Luternaカード   381   95.8   37   117.9 合計   731   94.4   64   125.9 (注) 金額は、販売価格によっております。 ③ 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を販売品目別に示すと、次のとおりであります。 販売品目   仕入高(百万円)   前年同期比(%) 機器   10,351   51.7 カード   1,122   110.9 合計   11,474   54.5 (注) 金額は、仕入価格によっております。 ④ 販売実績 当連結会計年度における販売実績を販売品目別に示すと、次のとおりであります。 販売品目   販売高(百万円)   前年同期比(%) 機器   18,694   63.6 カード   2,388   93.4 システム使用料   3,903   93.9 その他   398   21.9 合計   25,385   66.9 (注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) コスモ・イーシー株式会社   6,277   16.5   4,101   16.2 株式会社エース電研   4,925   13.0   3,099   12.2 株式会社光新星   4,168   11.0   2,335   9.2 大都販売株式会社   3,829   10.1   1,887   7.4 (2)財政状態 (総資産) 当連結会計年度末の総資産は66,314百万円となり、前連結会計年度末と比較し699百万円減少いたしました。 これは主に、投資有価証券が5,493百万円増加した一方で、供託金が4,528百万円、売掛金が1,392百万円減少したことによるものであります。 (負債) 負債合計は5,938百万円となり、前連結会計年度末と比較し2,475百万円減少いたしました。 これは主に、支払手形及び買掛金1,970百万円、未払法人税等が885百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 純資産合計は60,376百万円となり、前連結会計年度末と比較し1,775百万円増加いたしました。 これは主に、利益剰余金が1,859百万円増加したことによるものであります。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末と比べて1,976百万円減少し20,321百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは3,512百万円の増加(前年同期比3,288百万円の減少)となりました。主な増減要因は、税金等調整前当期純利益4,765百万円による増加及び法人税等の支払額2,450百万円による減少であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは4,025百万円の減少(前年同期比20百万円の増加)となりました。主な増減要因は、有価証券の償還55,000百万円、供託金の返還4,528百万円による増加及び有価証券の取得57,000百万円、投資有価証券の取得7,186百万円による減少であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは1,463百万円の減少(前年同期比1,222百万円の増加)となりました。主な増減要因は、配当金の支払額1,402百万円による減少であります。 資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 当社グループの資金需要のうち主なものは、当社グループ商品の仕入及び新商品・新サービスにかかる研究開発や設備投資によるものであります。 なお、必要な運転資金及び設備投資資金について、現在は主に自己資金により調達することとしております。当社グループは財務の健全性を確保し、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出すことにより、将来必要となる運転資金及び設備投資資金を調達することが可能であると考えております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、連結会計年度末における資産・負債の金額及び連結会計期間における収益・費用の金額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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