本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

日東工業

NITTO KOGYO CORPORATION6651 · Prime · 電気機器

配電盤と情報通信機器の製造・販売で社会インフラを支え、電子部品も手掛ける。

概要

日東工業は1948年に愛知県瀬戸市で設立された配電盤・制御盤メーカーである。本社を長久手市に置き、2026年3月期の連結売上高は1958億円、従業員数は5358人。配電盤や分電盤、情報配線盤などの電気・情報インフラ機器の製造・工事・サービスを中核とし、情報通信機器の流通、電磁波ノイズ対策部品や精密機械部品の製造も手がける。東京・名古屋の証券取引所プライム市場に上場する。

3セグメントで構成される事業体系

日東工業グループは33社の子会社で構成され、大きく3つのセグメントに分かれる。「電気・情報インフラ関連製造・工事・サービス事業」が売上の約61%を占め、配電盤・分電盤・制御盤・情報配線盤などを自社製造し、情報通信ネットワークや電気設備の設計・施工・保守も提供する。次いで「電気・情報インフラ関連流通事業」が約31%で、情報通信機器(電話機、PBX、ネットワーク機器、セキュリティカメラ)を仕入れ企業や官公庁に販売する。「電子部品関連製造事業」は約8%を占め、フェライトコアなどの電磁波環境コンポーネントやリニアガイドなどの精密エンジニアリングコンポーネントを製造する。

経営指標と中期計画が示す成長軌道

日東工業は「連結営業利益」と「ROE」を最重要KPIに設定する。2026年3月期の連結売上高は1958億円(前期比6.0%増)、営業利益は154億円(同15.0%増)、ROEは9.6%と、中期経営計画目標(売上高2000億円、営業利益150億円、ROE9.0%以上)を上回った。2027年3月期の見通しは売上高2100億円、営業利益167億円と更なる成長を見込む。データセンター投資の加速や企業の設備投資需要、価格改定効果が増収増益をけん引した。一方で、前期に計上した子会社株式取得に伴う特別利益の剥落により、親会社株主帰属当期純利益は115億円と5.0%減益となった。

全国に広がる生産拠点と海外子会社網

国内には名古屋工場(長久手市)、菊川工場(静岡県)、浜松工場(磐田市)、中津川工場(岐阜県)、唐津工場(佐賀県)、花巻工場(岩手県)、栃木野木工場、掛川工場など複数の製造拠点を持つ。2010年には日東エンジニアリングを吸収合併し、生産子会社の再編を進めた。海外では中国浙江省に日東工業(中国)有限公司、タイ王国にELETTO(THAILAND)CO.,LTD.とNITTO KOGYO BM(THAILAND)CO.,LTD.、シンガポールにGathergates Group Pte Ltdを設立。またベトナムではサンテレホンの子会社SAO NAM AN TRADING SERVICE CORPORATIONが流通事業を展開する。これらの海外拠点は主にアジア市場向けの製造・販売を担う。

グループ子会社による事業補完とM&Aの歴史

日東工業グループは、製造子会社や工事・サービス子会社、販売子会社など33社で構成される。主要な子会社として、配電盤製造の株式会社新愛知電機製作所(2007年子会社化)、キャビネット製造のテンパール工業、情報通信工事の南海電設、EMソリューションズ、電子部品の北川工業(9社の子会社を含む)がある。販売子会社のサンテレホンは情報通信機器の流通を担う。1994年には東名保険サービス(保険代理業)を設立し、グループ内のリスク管理も手がける。これらの子会社はM&Aや新設によりグループに加わり、事業領域の拡大と補完を実現してきた。

業界の中での役割は電気・情報インフラ関連機器の総合メーカー兼商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,958億円
営業利益
154億円
営業利益率
7.9%
純利益
115億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業1,199億円61.2%113億円9.4%
電気・情報インフラ関連 流通事業600億円30.6%26億円4.3%
電子部品関連 製造事業159億円8.1%14億円8.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電気・情報インフラ関連製造・工事・サービス事業主力

配電盤、分電盤、制御盤、情報配線盤などの電気・情報インフラ機器を自社製造。公共施設・ビル・工場向けに販売するほか、情報通信ネットワークや電気設備の設計・施工・保守サービスも提供。

主な製品・サービス3
配電盤・分電盤
電力会社からの高圧受電を低圧に変換し、建物内の各回路に分配する盤。工場・ビル・学校などあらゆる施設で使用。
情報配線盤(LANパッチパネル等)
オフィスやデータセンター内のLANケーブルを集約・管理する配線盤。通信インフラの基盤設備。
電気設備工事・情報通信工事
グループ会社が行う、配電盤設置やLAN配線、ネットワーク構築等の工事・保守サービス。

02電気・情報インフラ関連流通事業準主力

情報通信機器(電話機、PBX、ネットワーク機器、セキュリティカメラ等)を仕入れ、企業・官公庁・通信事業者に販売。グループ会社がベトナム等でも展開。

主な製品・サービス2
情報通信機器(電話機・PBX等)
ビジネスフォン、IP電話システム、ボタン電話装置など企業向け通信機器の販売。
セキュリティ・監視カメラ
防犯・監視用途のネットワークカメラ、録画装置など。店舗・オフィス・工場向け。

03電子部品関連 製造事業準主力

電磁波ノイズ対策部品(フェライトコア、ノイズフィルタ等)や精密機械部品(リニアガイド等)を製造・販売。家電・OA機器・自動車・産業機器メーカー向けに供給。

主な製品・サービス2
電磁波環境コンポーネント(フェライトコア等)
電子機器から放射される不要電磁波を吸収・低減する部品。スマートフォン・テレビ・パソコン等のノイズ対策に必須。
精密エンジニアリングコンポーネント(リニアガイド等)
直線運動を案内する精密機械要素部品。半導体製造装置・工作機械・FA機器など高精度が要求される装置に使用。

製品と技術

配電盤・分電盤:高圧から低圧までの電力分配を担う基幹製品

配電盤・分電盤は日東工業の最大の製品群である。高圧受電設備(キュービクル式)は電力会社からの6.6kV電源を変圧・分配し、工場やビルに電力を供給する。標準分電盤は1993年から生産するロングセラーで、家庭用のホーム分電盤から産業用の大型盤まで品揃えが幅広い。制御盤は工場の生産設備を自動制御するために使われる。これらの製品は全て自社工場で設計・製造され、顧客の仕様に応じた特注品にも対応する。2026年3月期の同事業売上高は1199億円で、企業の設備投資需要や規格変更前の駆け込み需要が追い風となった。

システムラックと情報配線盤:データセンターの根幹を支える

1980年から製造するシステムラックは、サーバーやネットワーク機器を収納するキャビネットで、データセンターの基盤設備である。日東工業はOCP(Open Compute Project)の規格に準拠した最新ラックを開発し、AIインフラ向け需要に応える。情報配線盤(LANパッチパネル)はオフィスやデータセンター内のLANケーブルを集約・管理する。これらの製品は電気・情報インフラ関連流通事業でも取り扱われ、グループ全体でデータセンター建設ブームを捉えている。2026年3月期の流通事業売上高は600億円で、IT投資意欲の高まりが増収を牽引した。

電磁波環境コンポーネント:ノイズ対策で電子機器の信頼性を向上

電子部品関連製造事業の主力は、フェライトコアやノイズフィルタなどの電磁波環境コンポーネントである。これらは電子機器から放射される不要な電磁波を吸収・低減し、機器の誤動作や通信障害を防ぐ。スマートフォン、テレビ、パソコン、自動車の電装品など幅広い製品に組み込まれる。同事業は子会社の北川工業が担当し、国内外に9つの子会社を持つ。2026年3月期の同事業売上高は159億円で、国内自動車市場での案件獲得やエアコン関連市場の堅調な需要により増収増益となった。

精密エンジニアリングコンポーネント:半導体製造装置を支える直動案内部品

リニアガイドに代表される精密エンジニアリングコンポーネントは、直線運動を高精度で案内する機械要素部品である。半導体製造装置、工作機械、FA(ファクトリーオートメーション)機器など、位置決め精度が要求される装置に使用される。電子部品関連事業のもう一つの柱であり、高い摺動性と耐久性が求められる。これらの部品は主に北川工業グループで製造され、国内外の産業機器メーカーに供給される。同事業は全社売上の約8%と規模は小さいが、成長分野である半導体業界の設備投資動向に業績が連動する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

配電盤・産業機器で国内主力、アフター需要堅調

電気機器、特に配電盤や産業用電気設備の有力メーカー。売上高は約1,600億円から1,900億円に拡大、業界内で確固たる地位を築く。営業利益率は7%前後で安定しており、国内の設備投資需要を取り込んでいる。同業の日清紡やイビデンは電子部品に強みを持つが、当社は電力インフラ関連で差別化。データセンター投資や省エネ需要が追い風と見られる。

強み

  • 3期で売上高が約350億円増加、旺盛な設備需要を捉えている。
  • 営業利益率7%台を維持、価格競争に晒されにくい事業構造。
  • 電力・社会インフラ需要に強く、景気変動の影響を受けにくい。
  • 配電盤分野で高い技術力と信頼を有し、国内シェアを確保。

課題

  • 海外メーカーとの競争が激化、海外展開の強化が必要。
  • 原材料価格高騰が利益率を圧迫するリスクがある。
  • 技術者の高齢化や人手不足への対応が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字が日東工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17994オカムラ2,414億円10.1倍
26703沖電気工業2,400億円11.1倍
36516山洋電気2,020億円21.3倍
46996ニチコン1,821億円27.7倍
56740ジャパンディスプレイ1,785億円
66651日東工業1,744億円14.2倍
73156レスター1,606億円19.5倍
86737EIZO1,333億円17.4倍
93110日東紡績1,185億円13.7倍
105208有沢製作所869億円17.2倍
117613シークス811億円19.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

コンセントとスイッチから始まった1948年の創業

日東工業は1948年11月、愛知県瀬戸市に資本金100万円で設立された。創業時の製品はコンセントとカットアウトスイッチであった。1951年にカバー付ナイフスイッチ、1954年に配電函と鉄箱開閉器の製造を開始し、電気配線器具のラインアップを拡充していく。当時は戦後復興期で電力インフラ需要が高く、これらの製品は建物の電気設備に不可欠な部品として着実に販路を広げた。

1963年、分電盤と制御盤の量産で事業の基盤を固める

1963年6月、標準分電盤・制御盤の製造販売を開始した。同年7月にはホーム分電盤も投入し、一般家庭向けにも製品を拡大。1966年にはキュービクル式高圧受電設備の製造を始め、産業施設向けの高圧電力設備に参入した。1967年に名古屋工場(長久手市)を新設し、生産能力を増強。1969年には樹脂製ボックスも追加し、製品の多様化を進めた。1970年には本社を瀬戸市から長久手市の現在地に移転し、同年11月には販売会社として日東販売株式会社を設立(後に吸収合併)して販売網を強化した。

1975〜1980年、ブレーカとシステムラックで新市場を開拓

1975年1月に安全ブレーカ、1976年4月に漏電ブレーカ、1978年4月にサーキットブレーカと、配電盤の保護機器を自社開発・製造するようになる。これにより、配電盤のキーコンポーネントを内製化し、コスト競争力と信頼性を高めた。1980年1月にはシステムラックの製造を開始し、情報通信機器を収納するキャビネット事業に進出。この製品群は後のデータセンター向けラックへと発展する。1981年1月には名古屋証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力も強化した。

1983〜2000年、工場増設と試験設備で品質基盤を整備

1983年に浜松工場(現磐田工場)、1988年に菊川物流センター、1992年に中津川工場と佐賀厳木工場(現唐津工場)、1997年に花巻工場、1999年に栃木野木工場と、相次いで生産拠点を新設した。1992年には研究開発センターを長久手市に開設し、製品開発の中核とした。1987年に短絡試験設備、1998年に菊川ラボラトリの試験研究棟を設け、配電盤の安全性評価体制を強化。1996年には東京・名古屋両取引所の市場第一部に指定替えされ、企業としての格付けが向上した。

2004〜2010年、中国・タイ進出とグループ再編

2004年7月、中国浙江省に日東工業(嘉興)電機有限公司を設立(2011年に日東工業(中国)有限公司に商号変更)。2008年3月にはタイ王国にELETTO(THAILAND)CO.,LTD.を設立し、東南アジアでの生産拠点を確保した。同年3月には掛川工場も新設。2007年2月には株式会社新愛知電機製作所を子会社化し、配電盤の製造能力を拡張。2010年6月には日東エンジニアリング株式会社を吸収合併し、グループ内の事業再編を進めた。これらの動きは、海外需要の取り込みと国内生産の効率化を同時に進める戦略の一環である。

2020年代、データセンター需要に応える生産設備投資

2025年3月期の売上高は1847億円、2026年3月期は1958億円と成長を続ける。中期経営計画ではデータセンター向けシステムラックの生産能力増強を掲げ、栃木野木工場第2工場の建設を決定した。2025年度には次世代AIインフラに対応するOCP ORV3準拠のシステムラックを開発し、高速大容量の情報通信インフラ需要を取り込む。瀬戸工場をスマートファクトリー化し、DXを活用した「スマートオーダー」システムで特注キャビネットの生産効率を高めている。

年表42件を開く

1940年代

  • 1948年11月創業愛知県瀬戸市において資本金100万円にて日東工業株式会社を設立 コンセント、カットアウトスイッチ等の製造販売を開始

1950年代

  • 1951年6月カバー付ナイフスイッチの製造販売を開始
  • 1954年6月配電函、鉄箱開閉器の製造販売を開始

1960年代

  • 1963年6月標準分電盤・制御盤の製造販売を開始
  • 1963年7月ホーム分電盤の製造販売を開始
  • 1966年1月キュービクル式高圧受電設備の製造販売を開始
  • 1967年5月名古屋工場(愛知県長久手市)新設
  • 1967年7月鉄製ボックスの製造販売を開始
  • 1969年2月樹脂製ボックスの製造販売を開始

1970年代

  • 1970年8月本社を愛知県瀬戸市より現在地の愛知県長久手市に移転
  • 1970年11月販売会社として日東販売株式会社が営業を開始
  • 1974年4月菊川工場(静岡県菊川市)新設
  • 1975年1月安全ブレーカの製造販売を開始
  • 1976年4月漏電ブレーカの製造販売を開始
  • 1978年4月サーキットブレーカの製造販売を開始
  • 1979年6月M&A日東販売株式会社を吸収合併

1980年代

  • 1980年1月システムラックの製造販売を開始
  • 1981年1月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 1983年3月浜松工場(静岡県磐田市)新設(現:磐田工場)
  • 1984年8月盤用熱交換器の製造販売を開始
  • 1985年7月地中配線関連機器の製造販売を開始
  • 1986年6月創業瀬戸日東株式会社を設立(1994年9月、日東エンジニアリング株式会社へ商号変更)
  • 1987年6月短絡試験設備新設
  • 1988年2月菊川物流センター(静岡県菊川市)新設

1990年代

  • 1990年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1992年2月研究開発センター(愛知県長久手市)新設
  • 1992年3月中津川工場(岐阜県中津川市)新設
  • 1992年6月佐賀厳木工場(佐賀県唐津市)新設(現:唐津工場)
  • 1994年9月創業東名保険サービス株式会社を設立
  • 1996年9月東京証券取引所並びに名古屋証券取引所市場第一部に指定替え
  • 1997年1月創業株式会社キャドテックを設立
  • 1997年3月花巻工場(岩手県花巻市)新設
  • 1998年1月菊川ラボラトリ「試験研究棟」(静岡県菊川市)新設
  • 1999年3月栃木野木工場(栃木県下都賀郡)新設

2000年代

  • 2001年4月創業日東テクノサービス株式会社を設立
  • 2004年7月商号変更日東工業(嘉興)電機有限公司(中国浙江省)を設立(2011年3月、日東工業(中国)有限公司へ商号変更(現:連結子会社))
  • 2006年4月創業日東スタッフ株式会社を設立(日東テクノサービス株式会社より会社分割)
  • 2006年10月創業東北日東工業株式会社を設立(当社花巻工場を会社分割)
  • 2007年2月M&A株式会社新愛知電機製作所の株式取得、同社を子会社化(現:連結子会社)
  • 2008年3月ELETTO(THAILAND)CO.,LTD(タイ王国)を設立(現:連結子会社)
  • 2008年3月掛川工場(静岡県掛川市)新設

2010年代

  • 2010年6月M&A日東エンジニアリング株式会社を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(自己資本利益率)2026年度末まで9.0%以上
  • 連結売上高2026年度末まで2,000億円
  • 連結営業利益2026年度末まで150億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業の基盤強化

    配電盤、キャビネット、情報通信関連といった中核事業の競争力を強化する。生産自動化やグループ会社間の連携を進め、データセンター向けシステムラックの生産能力を増強するため栃木野木工場に第2工場を建設する。

  2. 02

    戦略事業の推進

    グローバル化と事業・技術領域の拡大を推進する。海外拠点の経営基盤強化や環境関連製品事業の基盤構築、EV充電器「Pit-QCシリーズ」の発売など新ビジネスを創出し、将来の事業の柱を築く。

  3. 03

    流通事業のソリューション強化

    電気・情報インフラ関連の流通事業において、ソリューション提案の強化とサプライチェーンマネジメントの進化により市場・サービスの領域を広げ、事業規模の拡大を目指す。

  4. 04

    電子部品事業のグローバル展開

    電子部品関連製造事業で海外ビジネスを拡大し、非日系メーカーの開拓やEMC対策支援体制の構築、コア技術を活かした新機能部材の開発によりグローバルに稼ぐ力を高める。

  5. 05

    グループ経営基盤の強化

    人的資本の最大化、DX推進、研究開発の強化に取り組む。自律的な人財育成、データドリブン経営の基盤構築、カーボンニュートラルや社会インフラ進化をテーマにした技術獲得を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,358人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は721万円で、9期前と比べて+24.9%平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,168
2018年3月3,100
2019年3月57740.516.63,700
2020年3月61340.116.03,942
2021年3月60640.116.04,062
2022年3月60040.116.04,120
2023年3月60040.115.14,261
2024年3月61540.115.14,528
2025年3月64540.115.15,338251
2026年3月72140.115.05,358287

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
瀬戸工場 — 愛知県 瀬戸市245億円
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業
電子部品関連 製造事業 — 北川工業㈱(愛知県稲沢市)5,736百万円
菊川工場 — 静岡県 菊川市3,967百万円
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業
栃木野木工場 — 栃木県下都賀 郡野木町3,034百万円
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業
掛川工場 — 静岡県 掛川市3,025百万円
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業 — テンパール工業㈱(広島県広島市)2,904百万円
花巻工場 — 岩手県 花巻市2,470百万円
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業
本社 — 愛知県 長久手市2,170百万円
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業
磐田工場 — 静岡県 磐田市1,791百万円
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業
唐津工場 — 佐賀県 唐津市1,570百万円
電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業
ほか6件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,958億円営業利益154億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.0%、利益が+14.9%。

売上高
+6.0%
1,958億円
営業利益
+14.9%
154億円
純利益
-5.0%
115億円
営業利益率
7.9%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,100億円1,958億円
営業利益167億円154億円
純利益116億円115億円
1株あたり配当¥154¥154

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は455億円、営業利益は30億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+32.3%、営業利益は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q41717
2024年1Q344185.214
2024年2Q388307.722
2024年3Q437429.630
2024年4Q43821
2025年2Q820415.052
2025年4Q1,027939.169
2026年2Q890536.034
2026年4Q1,0681019.581
2027年1Q455306.616

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は772億円から1,958億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月7728951
2014年3月1,01211472
2015年3月1,09814174
2016年3月1,08510974
2017年3月1,0666445
2018年3月1,0815629
2019年3月1,1706440
2020年3月1,39412080
2021年3月1,37912788
2022年3月1,3279466
2023年3月1,4679155
2024年3月1,60712687
2025年3月1,8471341357.3121
2026年3月1,9581541637.9115

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,958億円のうち、営業利益として残るのは154億円7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は115億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.6%1,422億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.5%381億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%154億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
7.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.1pt
5.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.6pt
9.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが183億円、投資CFが−72億円で、差し引きのフリーCFは111億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は344億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月108−78−253098
2014年3月79−32−1747136
2015年3月139−63−2476188
2016年3月82−29−2553216
2017年3月98−43−1855251
2018年3月66−19−1747283
2019年3月80−133160−53389
2020年3月12649−269175296
2021年3月123−39−3984343
2022年3月85−50−10035283
2023年3月38−13914−101201
2024年3月123−14469−21254
2025年3月186−1241062331
2026年3月183−72−104111344

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,853億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,252億円で、自己資本比率は66.8%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月83864519376.0
2014年3月89370418977.7
2015年3月95674920778.4
2016年3月1,00179121079.1
2017年3月1,01982219780.6
2018年3月1,03983120879.9
2019年3月1,42098643459.9
2020年3月1,23290932373.6
2021年3月1,27898729177.1
2022年3月1,24399225179.7
2023年3月1,3561,01434274.6
2024年3月1,6171,08753067.1
2025年3月1,8391,16567462.6
2026年3月1,8531,25260166.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
354億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,009億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
112億円
在庫として抱えている分
負債合計
601億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中45位あたり、逆に低いのは営業利益率224社中103位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.6%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.9%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.8%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.0%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,310で、1年前と比べて+30.0%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥4,310-2.4%1ヶ月-2.3%1年+30.0%時価総額1,744億円
過去52週の値幅
安値¥3,410高値¥5,090

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.2倍
PER (会社予想)14.1倍
PBR1.33倍
配当利回り3.57%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1か月で株価は4620円と上昇基調。6月末の4775円から7月17日に4290円まで下落したが、その後は反発し、8月5日には4620円まで回復。25日線(4457円)を上回り、RSIは57.55とやや強気。52週高値5090円対比では約9%下で、高値圏での推移。75日線(4583円)は上回っており、中期的なトレンドも強い。出来高は直近10.6万株と高水準。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは15.24倍で業界平均29.43倍を大きく下回り、PBRも1.42倍で平均2.12倍を下回る。配当利回りは3.33%と平均2.27%を上回り、ROEは9.6%と安定。業績も増収増益基調で、割安ながらも配当は伸び悩みの兆しがある。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.2倍30.8倍
PER (予想)14.1倍
PBR1.33倍2.58倍
ROE9.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

電力インフラの老朽化更新や再生可能エネルギー導入に伴う配電盤需要の拡大が期待される一方、国内市場の成熟による成長鈍化や、競争激化による価格低下リスクが議論の焦点。強気派は、省エネ・再エネ関連投資の追い風や安定した収益基盤を評価する。弱気派は、売上高は伸びているものの営業利益率が7%台と低く、原材料高や人件費増によるコスト圧力が懸念。さらに、海外展開が限定的で成長のけん引役に欠けるとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 再エネ需要が追い風

    発電所や変電所の新設・更新で配電盤需要が拡大

  • 安定収益基盤

    電力会社などとの長期取引で収益が安定しやすい

  • 財務健全性

    自己資本比率が高く、配当利回り3%超で株主還元も堅調

  • 2026年3月期営業利益154億円、前期比14.9%増2026年3月期影響

    営業利益は前期比20億円増の154億円、売上高1958億円が支え

  • 営業利益率7.87%へ0.61ポイント改善2026年3月期影響

    営業利益率は前期7.26%から7.87%へ改善、増収効果で収益性向上

  • 配当利回り3.33%と株主還元が厚い通年影響

    配当利回り3.33%と高く、予想PER15.1倍と合わせ投資妙味

  • 売上高1958億円、前期比111億円増収2026年3月期影響

    売上高は前期比111億円増の1958億円、6.0%増収

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率7%台で原材料高などで圧迫されやすい

  • 国内市場の成熟

    国内需要は伸び悩み、海外展開も限定的

  • 競争激化

    新興メーカーの参入で価格競争が激化する恐れ

  • 純利益115億円、前期比5.0%減益2026年3月期影響

    純利益は121億円から115億円へ6億円減、営業増益でも最終減益

  • ROE9.6%と自己資本利益率が1ケタ継続影響

    ROE9.6%と1ケタにとどまり、PBR1.42倍の評価は伸び悩む

  • 株価1年で41.23%上昇、高値警戒継続影響

    過去1年で41.23%上昇しており、利益確定売りが出やすい

  • 外国人保有14.18%とリスクオフ時の流出懸念継続影響

    外国持株比率14.18%と高く、リスクオフ局面では売りが膨らむ

次の決算で確かめる点
受注高
電力設備投資の動向を示し、将来売上の先行指標となる
営業利益率
コスト管理と価格競争力の変化を把握するため
海外売上比率
成長市場へのシフト度合いを確認するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり154で、前期から5.0%いまの株価に対する利回りは3.57%。

年間配当
¥154
1株あたり
配当利回り
3.57%
いまの株価に対して
配当性向
50.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5063.8
2018年3月40−20.0189.2
2019年3月400.045.2
2020年3月6050.037.3
2021年3月46−23.336.8
2022年3月508.737.2
2023年3月145190.055.1
2024年3月23058.6141.6
2025年3月160−30.486.6
2026年3月152−5.050.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥154

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,989人。区分でいちばん多いのは個人・その他33.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.7%を占め、残る48.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他28.031.934.537.637.633.6
事業法人27.229.129.229.630.029.5
金融機関29.921.721.420.623.122.2
外国法人14.016.013.710.98.414.2
自己株式5.76.06.06.06.05.3
証券会社0.91.31.21.30.90.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01名東興産株式会社17.10
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.62
03日東工業取引先持株会6.24
04明治安田生命保険相互会社3.92
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.75
06有限会社伸和興産2.60
07日東工業グループ社員持株会2.16
08公益財団法人日東学術振興財団1.93
09株式会社名古屋銀行1.45
10有限会社横山不動産1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-27
    名東興産株式会社
    変更報告
    17.10%
    +1.01pt
  • 2026-05-11
    名東興産株式会社 代表取締役 加藤 千惠子
    新規の大量保有報告
    17.10%
    +1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+135%、1株純資産は14期で+105%。直近期のROEは9.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1291,5928.410.826.9
2014年3月1781,72510.712.233.2
2015年3月1831,85510.212.234.4
2016年3月1831,9569.69.834.6
2017年3月1112,0305.613.863.8
2018年3月712,0523.523.2189.2
2019年3月1002,1024.822.145.2
2020年3月1992,2409.28.737.3
2021年3月2182,4359.39.336.8
2022年3月1652,6126.79.637.2
2023年3月1442,6675.518.355.1
2024年3月2302,8608.318.0141.6
2025年3月3193,03510.89.886.6
2026年3月3033,2619.613.950.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額407百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
加藤時夫取締役会長 Chairman・CEO(代表取締役)7322,000
黒野透取締役社長 COO(代表取締役)6718,000
里康一郎常務取締役639,000
手嶋晶隆常務取締役617,000
竹中浩一取締役644,000
小林祐輔取締役571,000
河路勝彦取締役602,000
末廣和史取締役(監査等委員)634,000
中川深雪取締役(監査等委員)611,000
浅野幹雄取締役(監査等委員)741,000
久保雅子取締役(監査等委員)661,000
小山秀市取締役(監査等委員)69
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
鈴木健一取締役591,000
佐藤嘉高取締役576,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8205727635444
社外取締役434349
取締役(社内)1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容663字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社33社で構成され、主に配電盤関連機器の製造・販売、情報通信機器の仕入・販売及び電子部品の製造・販売事業を中心に、事業活動を展開しています。 各事業における当社グループの位置づけ及びセグメント等は、次のとおりです。 電気・情報インフラ関連製造・工事・サービス事業   当社が製造・販売を行うほか、㈱新愛知電機製作所、㈱大洋電機製作所、日東工業(中国)有限公司及びその子会社(1社)、Gathergates Group Pte Ltd及びその子会社(7社)、ELETTO(THAILAND)CO.,LTD、NITTO KOGYO BM(THAILAND)CO.,LTD、テンパール工業㈱及びその子会社(1社)が製造・販売を、㈱ECADソリューションズがソフトウェアの開発・販売を、南海電設㈱、EMソリューションズ㈱が情報通信ネットワーク、電気設備の工事等を行っており、一部の製品・部品等について当社との直接取引があります。 電気・情報インフラ関連流通事業   サンテレホン㈱及びその子会社SAO NAM AN TRADING SERVICE CORPORATIONほか2社が仕入・販売を行っており、一部の製品について当社との直接取引があります。 電子部品関連 製造事業   北川工業㈱及びその子会社(9社)が電磁波環境コンポーネント・精密エンジニアリングコンポーネント等の製造・販売を行っています。 (事業系統図) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題4,507字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、経営理念を以下のとおり定め、お客様にご満足いただける新たな価値を提供していきます。 ① お客様にご満足いただける新たな価値を創造し続けます。 日東工業グループは、お客様にとっての価値を理解し、満足いただける製品やサービスを提供していきます。 われわれは価値創造を継続的に行うことにより、お客様との信頼関係を築き、強化していくことを大切にします。 ② 人間尊重の精神に基づいた企業活動を進めます。 従業員一人ひとりの個性を尊重し、能力を生かし、育てることにより、新しい価値を創造する組織への更なる進化を図ります。 公正公平な人事評価と適材適所の人材配置により、従業員が職務を通じて自己実現を果せる会社であることを誓います。 ③ 高い倫理観、道徳観に根ざしたコンプライアンス経営を実践します。 日東工業グループは、社会規範に則った公明正大な経営を常に行います。 誠実な行動と日々のたゆまぬ努力の積み重ねによって、安全・安心な、より高い品質の製品・サービスを提供します。 ④ 美しい地球を次世代へつなぐことに貢献します。 電気と情報を主な事業領域とする日東工業グループは、企業市民として環境保護に努めていきます。 また同時に、再生可能エネルギーの活用を促進する技術等を通じ、持続可能性を高めることに貢献する価値を創造します。 ⑤ 株主価値を高める経営を常に行います。 過去の成功を守ることや目先の利益を追うことを優先し、未来への投資を後回しにするようなことはしません。 株主価値を最大化する中長期的な成長と持続的な利益の創出を経営目標として、変わらず良い会社であり続けるために改善・改革を日々積み重ねます。 (2) 当社グループの経営環境 当社グループは、コア事業である配・分電盤やキャビネット等において、標準品から特注品まで幅広く対応できる製品ラインアップを有しています。また、全国を網羅する強固な販売網と、最新の試験設備・評価技術に裏打ちされた高度な生産体制を強みとしています。これらを活かしたソリューション提案力と高品質により、確固たる顧客基盤と、市場における優位な地位を構築しています。 ①  経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、企業価値の持続的な向上を図るため、“本業で稼ぐ力”を示す「連結営業利益」と資本効率を測る「ROE(自己資本利益率)」を最重要の客観的な指標(KPI)として設定しています。「2026中期経営計画」の遂行による収益を伴う着実な事業成長は、有利子負債の活用により財務レバレッジを高め、ROE目標を9.0%以上と掲げることで株主資本コストを上回る資本収益性を確保していきます。 <経営指標推移> 2025年3月期実績   2026年3月期実績   2027年3月期見通し   2026中期経営計画目標 連結売上高   1,846億円   1,957億円   2,100億円   2,000億円 連結営業利益   134億円   154億円   167億円   150億円 RОE   10.8%   9.6%   ―   9.0%以上 「2026中期経営計画」の2年目である当連結会計年度は、企業の底堅い設備投資需要や規格変更前の駆け込み需要による高圧受電設備の売上増加、データセンター建設の加速によるIT投資意欲の高まりを背景とした関連部材の売上増加、ならびに価格改定効果等により、連結売上高、連結営業利益、ROEは想定を上回る結果となりました。 なお、2027年3月期については、引き続き「2026中期経営計画」の各事業戦略や各施策の実行により、当連結会計年度の実績および2026中期経営計画目標を上回るよう邁進してまいります。 ②  中長期的な会社の経営戦略および対処すべき課題 当社グループの基本戦略は、グループミッションである「地球の未来に『信頼と安心』を届ける」のもと、「誠実に問題解決にとりくみ 新たな価値創造に挑戦しつづける」をビジョンとし、お客様の困りごとや社会の問題を解決し続けることで、美しい地球を次世代につなぐために事業を展開していくことです。 長期経営構想のもと「2026中期経営計画」を推進し、社会課題を解決することで社会的価値と経済的価値の両立により企業価値の向上に取り組んでいます。 <長期成長ストーリー> <2026中期経営計画> 基本方針 「2026中期経営計画」の取り組みは以下のとおりです。 (イ) 電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業 (a) コア事業の基盤強化 当社グループの中核である配電盤、キャビネット、情報通信関連事業といったコア事業の競争力強化に注力します。 2025年度は、企業における底堅い設備投資需要や規格変更前の駆け込み需要を確実に取り込み、高圧受電設備の受注を拡大させました。また、DXを駆使したスマートファクトリーである瀬戸工場が本格稼働し、「スマートオーダー」システムを活用した自立キャビネット等のさらなる普及、進展を積極的に図りました。また、次世代AIインフラを支える最新仕様のOCP ORV3に準拠したシステムラックを開発し、効率的なデータセンター構築に貢献する取り組みを進めました。 今後も、生産自動化等の効率化や、テンパール工業㈱をはじめとするグループ会社間の「設計・開発・生産」における連携を強化し、事業体制の拡大と強靭化を推進します。また、旺盛なデータセンター需要に対応するため、栃木野木工場第2工場建設によって生産能力を増強し、システムラックをはじめとした情報通信関連製品の生産体制の再編を図ります。 (b) 戦略事業の推進 グローバル化、事業・技術領域の拡大を推進する戦略事業は、成長が期待できる市場への積極参入により規模を拡大し、将来の事業の柱を築くことを目指します。 2025年度は、グローバル化の推進において、アライアンス先との共同セミナーの開催やスペックイン活動の強化を行いました。事業・技術領域の拡大においては、国内充電インフラの充実およびエネルギーマネジメント技術を活用したカーボンニュートラルの実現に向けて、EV・PHEV用充電設備の中速充電器「Pit-QC シリーズ」の発売を開始しました。また、施設園芸に使用する電気設備において実証実験を開始し、施設内の環境制御や自動化などの効率的なエネルギーマネジメントを実現し、社会課題の解決に貢献していきます。 今後も、海外拠点の経営基盤およびマーケティング機能の強化、環境関連製品事業の基盤構築、社会課題を見据えた新たなビジネスの創出を図ります。 (ロ) 電気・情報インフラ関連 流通事業 電気・情報インフラ関連 流通事業では、ソリューション事業の強化およびサプライチェーンマネジメントの進化により市場およびサービスの領域を広げることで、事業規模の拡大を目指します。 2025年度は、加速するデータセンター建設など、企業におけるIT投資意欲の高まりに伴う情報通信インフラ市場の成長をとらえるため、ソリューション提案の強化と拡大を図りました。また、サプライチェーンの進化に向けたデータベースの整備を実施しました。 今後も、ソリューション事業の強化では、提案商材・ターゲット商材の拡充、ビジネス領域の拡張、海外販売拠点でのソリューションビジネス拡大を進めます。また、サプライチェーンマネジメントの進化では、取引先との販売プロセスのデジタル化推進、仕入先との連携強化を図ります。 (ハ) 電子部品関連 製造事業 電子部品関連 製造事業では、海外ビジネスの拡大およびソリューションの強化により、グローバルに稼ぐ力を高め、まずは規模の拡大を図り、長期的に収益性を高めることを目指します。 2025年度は、国内自動車市場における案件獲得やエアコン関連市場の需要持ち直しに対応し、事業や収益の拡大に取り組みました。また、積極的に海外顧客向けのセミナーを開催しました。 今後も、海外ビジネス拡大に向けては、日系メーカー海外現地法人との関係深化、非日系メーカーの開拓、EMC対策支援体制の構築を図ります。また、ソリューションの強化に向けては、高度化が進む電動・電子化に対応したコア技術の深耕、成長市場への部材供給範囲の拡大、コア技術を活かした新機能部材の開発を図ります。 (ニ) グループ経営基盤 「2026中期経営計画」の最終年度に向け、「挑戦」と「変革」を素早く繰り返すことで企業として進化し、環境貢献を通じて企業価値を高めていくため、以下の取り組みを進めていきます。 (a) 人的資本 次代を見据え人的資本の極大化を図っていくことで、グループの持続的・永続的発展につなげます。また、自ら課題を抽出し、改善案を考え、実行に移せる自律的な人財の育成を目指します。 2025年度は、自立的なキャリア形成の支援やグループ会社間の人財交流を進め、キータレントの育成・獲得を行うことで経営人財・技術人財・グローバル人財・DX人財などの人財育成に取り組みました。また、人財の多様化、エンゲージメント向上の取り組みを通じて、グループ社員として誇りと働きがいを感じながらいきいきと働き続けられる組織風土作りにも取り組んでいます。 (b) DX デジタル技術を最大限活用できるようになることで、ビジネスプロセスの変革やイノベーションの推進へとつなげ、短時間で高い成果を上げる働き方を目指します。 2025年度は、データドリブン経営に向け、データ活用基盤の構築を行いました。今後も、柔軟性と拡張性を備えた安全安心なICTインフラ構築を目指し、当社グループのICTインフラ基盤を盤石なものとします。また、DXの教育体制を通じてDX人財の確保と育成、デジタル技術の利活用を促進していきます。 (c) 研究開発 未来社会を想見しグループの技術価値を高めることで、持続可能な社会の実現に対する貢献度を高めます。 2025年度は、必要とされる技術的知見やノウハウの取得をリスキリングによって内部創出するとともに、外部の企業・団体・大学と技術・知識の融合を積極的に図りました。また、海外事業における知的財産権の確保、知的資本活用を最大化するための当社グループ間の交流を行いました。 今後も、「カーボンニュートラルの実現」「社会インフラの進化」「自動化・省人化の進展」をテーマに、新たな技術の獲得と研究開発基盤の強化を重点施策に掲げ、グループ全体の付加価値創出力の向上を目指します。 当社グループはこうした施策により、地球の未来に「信頼と安心」を届ける企業グループとして、より多くのお客様のニーズにお応えし、企業価値の向上に努めていきます。
事業等のリスク3,869字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループは、「内部統制委員会」を設置し、取締役社長の下にリスク管理体制を構築しています。平時においては、各委員会および各本部において「経営リスク管理規程」に従いリスクの軽減等に取り組むとともに、有事においては「緊急時対応要領」に基づき対応する体制を整備し、リスク管理体制の推進を図っています。また主要な各グループ会社からもリスク管理活動に係る報告を受けています。 当社グループの財政状態および経営成績等に影響を及ぼす可能性のある主なリスクは以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)時点において当社グループが判断したものです。当社グループは、これらのリスクを認識したうえで、発生の回避および発生したときの対応に万全を尽くす所存です。 (1) 事業活動に係るリスク リスク   リスクの内容   リスクに対する対応策 事業環境   当社グループの製品需要は、国内の民間非居住建築物棟数や機械受注に関連するものが多く、最終的には国内の景気動向の影響を大きく受けます。また、情報通信分野および電子部品分野の製品は、技術革新が早いことから保有在庫の陳腐化等のリスクがあります。さらに、国際的な政治や経済情勢、市況の動向に起因する間接的な事業環境等の悪化についても当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・当社グループの事業環境では、当該リスクが顕在化する可能性は常にあると認識しています。コア事業の基盤をより一層高めるとともに、事業領域の拡大、東南アジアを中心とした海外事業基盤の確立や新規ビジネスの確立などの諸施策を推し進めています。 品質   当社グループは、適切に管理された製造工程のもとで製品を製造しています。万が一、当社グループの製品が顧客要求事項、法規制等の要求事項を満たさない事態が発生した場合、費用の支払いや社会的信用の低下等により、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・製品の品質を確実なものとするため、設計品質の更なる向上、生産工程の管理ならびに検査体制の拡充を図っています。・品質方針および品質管理に関する教育体制を整備しています。 情報システム、情報セキュリティ   当社グループは、事業活動において情報システムを利用しており、取引先や役職員等に関する機密情報および個人情報等を保有、管理しています。サイバー攻撃、マルウェア等による情報システム障害、内外的要因による情報システムの長期間停止、機密情報および個人情報の漏えい等が発生した場合、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・高度化する脅威から情報システムおよび機密情報等を保護するため、各種セキュリティ対策を講じています。・役職員に対し、サイバー攻撃等に対する注意喚起を行いつつ情報管理および情報システムの利用に関する教育、訓練を定期的に実施しています。 労働環境   人員の継続的な不足や労働環境を起因とする労働災害、労務コンプライアンス問題等が発生した場合、社会的評価の低下、損害賠償の発生、役職員のモラル低下等により、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・グループで「働きがい改革」を掲げ、エンゲージメント向上に向けた諸施策を実施しています。・労働災害および健康障害の未然防止に向け、安全衛生管理や職場環境の改善等に取り組んでいます。・相談窓口を設置し、問題の早期発見および是正を行うための体制を整備しています。 サプライチェーン   当社グループは、鋼材、ステンレス材、樹脂材、伸銅材等の原材料ならびに購入機器等を使用した製品の製造や情報通信機器等の仕入、販売をしています。国際的な政治や経済情勢、市況の動向により、原材料、部材ならびに製品等の調達において価格の高騰や確保が困難となった場合、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・海外調達を含め購買先の分散、機動的な在庫確保や使用部材の仕様変更等の施策を進めています。・市況動向の継続的なモニタリングと、調達先との連携強化を通じた安定調達に努めています。・当社グループとして購買力を高めることを目的としてグループ間の調達連携を推進しています。・環境に配慮した調達、「日東工業グループ人権方針」などを考慮しつつ、持続可能なサプライチェーンの構築に努めています。・物流では、配送の効率化等の諸施策を進めています。 (2) 経営戦略や中長期に顕在化する可能性のあるリスク リスク   リスクの内容   リスクに対する対応策 人財確保、人財育成   当社グループの持続的な成長には、優秀な人財の確保や人財の育成が必要不可欠です。事業展開に必要な人財の確保が困難となった場合、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・自律的なキャリア形成を支援する教育・研修体制の充実を図っています。・人財の多様化、エンゲージメント向上の取り組み、働きやすい職場環境の整備や魅力ある処遇の実現等を推進しています。 デジタル技術の 進化   デジタル革命の流れは、迅速な経営判断やビジネスの競争力等へ、より一層の影響を及ぼすものと認識しています。これらへの対応が遅れ、現在の競争優位の維持が困難となった場合、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・デジタル技術の活用を推進し、優位性のある販売システムや製造における生産効率化の推進等により事業の競争優位性の維持に努めています。・強固なICTインフラ基盤の構築を通じてグループ経営基盤の強化を進めていきます。・AIの活用に伴いそのリスクを未然に防ぐことを目的に全社安全基準を設け、またAI活用の推進・教育・監視を図るための機構改革を進めています。 事業 ポートフォリオ   当社グループは、電気・情報関連において製造・工事・サービス事業と流通事業、電子部品関連において製造事業の3セグメントがあり、それぞれのセグメントで個別に事業戦略を推進しています。それぞれのセグメントにおける事業の低迷は、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・各セグメントおよび個別の事業戦略を事業ポートフォリオとして業績をモニタリング・分析し、適切なリソースの配分を通じて各セグメントの事業の成長戦略を推進しています。・各セグメントのコア事業戦略の他に海外事業や事業・技術領域拡大戦略を推進し、投資を通して新たな成長の柱を育成しています。 海外事業展開   当社グループは、東南アジアを中心に海外事業を展開しています。展開先における事業の低迷ならびに国際的な政治や経済情勢、戦争、テロ、大規模自然災害等の発生により、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・海外事業におけるグループ間での連携、マーケティング機能の強化を推進しています。・グループガバナンス体制を強化し、海外拠点における経営基盤の一層の強化を図るための取り組みを推進しています。 知的財産   当社グループは、知的財産権を保有し活用しています。万が一、これらが十分に保護されない場合や、他者との間で知的財産権侵害の問題が発生した場合、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・他者の知的財産権の侵害を回避することは国内外の事業活動において不可欠と認識しており、管理体制を整備し、知的財産権に関する調査等によりリスクの低減に努めています。・事業の一層の推進を図るため、事業領域に係る知的財産権に関する分析を強化しています。 環境問題   当社グループは、環境への取り組みとして事業活動におけるエネルギー使用の合理化や製品に含有する有害な化学物質の規制に伴う対応、再生可能エネルギーへの切り替え等を推進しています。こうした環境、特に気候変動リスクの取り組みへの評価等は、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・「サステナビリティ委員会」を設置し、気候変動に関するリスクと機会のモニタリングを行い、課題に対する戦略を策定して取り組みを推進しています。・グループとしてGHG排出量削減目標を掲げ、サプライチェーン全体で削減の取り組みを推進しています。・製造工程における廃棄物削減、環境にやさしい製品開発等の取り組みを推進しています。 (3) その他 リスク   リスクの内容   リスクに対する対応策 大規模自然災害   地震、水害等による大規模自然災害が発生した場合、役職員およびその家族の安全を脅かし、工場建屋や生産設備の被災、サプライチェーンの寸断、ライフラインの停止等により生産能力および物流機能等に大きな支障をきたし、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   ・防災訓練および役職員に対する安否確認訓練、事業所および生産設備等に被害軽減を目的とした防災対策を推進しています。・事業継続計画を策定のうえ、有事の際の迅速な復旧体制を整備しています。・サプライチェーンにおける事業継続計画策定に関する支援等を推進しています。
経営成績の分析 (MD&A)8,188字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により緩やかに回復しているものの、緊迫化する中東情勢の影響や金融資本市場の変動の影響、米国通商政策をめぐる動向などに引き続き注意が必要な状況にあります。 当業界におきましては、設備投資や機械受注には持ち直しの動きがみられる一方、新設住宅着工戸数や民間非居住建築物棟数は弱含んでいます。また、工事現場の人手不足の恒常化や一部部材の規格変更に伴う需給混乱に加え、中東情勢の緊迫化が資材調達に影響をみせ始めるなど、先行きが不透明な事業環境となりました。 このような情勢下にあって当社グループは、前期にスタートした「2026中期経営計画」に基づき、事業拡大への挑戦、積極的な成長投資、盤石な事業・経営基盤の構築を推し進めるべく、各種施策に取り組みました。 当連結会計年度においては、企業における底堅い設備投資需要により、電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業の売上が増加しました。また、企業におけるIT投資意欲の高まりを背景に電気・情報インフラ関連 流通事業の売上が増加したほか、国内自動車市場における案件獲得により、電子部品関連 製造事業の売上が増加しました。 以上の結果、売上高は195,783百万円と前年同期比6.0%の増収、営業利益は15,446百万円と同15.0%の増益、経常利益は16,260百万円と同20.3%の増益となりました。一方、前期計上した子会社株式の取得に伴う特別利益が剥落したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は11,493百万円と同5.0%の減益となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりです。 (電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業) (イ) 配電盤部門 配電盤部門につきましては、企業における底堅い設備投資需要や規格変更前の駆け込み需要により高圧受電設備の売上が増加した結果、売上高は72,981百万円と同6.3%の増収となりました。 (ロ) キャビネット部門 キャビネット部門につきましては、前期に計上した案件の剥落があった一方、価格改定効果により売上が増加した結果、売上高は24,009百万円と同2.9%の増収となりました。 (ハ) 遮断器・開閉器・パーツ・その他部門 遮断器・開閉器・パーツ・その他部門につきましては、価格改定効果により売上が増加した結果、売上高は17,607百万円と同4.2%の増収となりました。 (ニ) 工事・サービス部門 工事・サービス部門につきましては、再生可能エネルギー導入工事案件が増加したものの、前期に計上したネットワーク工事関係の大型案件の剥落により、売上高は5,278百万円と同0.5%の減収となりました。 以上の結果、電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業の売上高は119,877百万円と同4.9%の増収、セグメント利益(営業利益)は11,306百万円と同10.3%の増益となりました。 (電気・情報インフラ関連 流通事業) 電気・情報インフラ関連 流通事業につきましては、加速するデータセンター建設等企業におけるIT投資意欲の高まりに伴い関連部材の売上が増加した結果、売上高は59,956百万円と同7.0%の増収、セグメント利益(営業利益)は2,628百万円と同25.8%の増益となりました。 (電子部品関連 製造事業) 電子部品関連 製造事業につきましては、国内自動車市場における案件獲得のほかエアコン関連市場の需要が堅調に推移した結果、売上高は15,949百万円と同10.7%の増収、セグメント利益(営業利益)は1,379百万円と同43.8%の増益となりました。 当期の財政状態の概況は、次のとおりです。 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて1.4%減少し、105,390百万円となりました。これは現金及び預金の増加1,347百万円などの一方で、売上債権の減少562百万円や棚卸資産の減少2,418百万円などによるものです。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて3.7%増加し、79,908百万円となりました。これは建物及び構築物の減少1,121百万円などの一方で、投資有価証券の増加1,947百万円や退職給付に係る資産の増加2,076百万円などによるものです。 この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて0.8%増加し、185,299百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて11.7%減少し、35,249百万円となりました。これは仕入債務の減少1,372百万円、建物解体費用引当金の取崩及び資産除去債務の減少1,226百万円などによるものです。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて9.7%減少し、24,811百万円となりました。これは長期借入金の減少4,010百万円などによるものです。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて10.9%減少し、60,060百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、剰余金の配当6,009百万円などによる減少がある一方、親会社株主に帰属する当期純利益の計上11,493百万円やその他の包括利益累計額の増加3,102百万円などにより、前連結会計年度末に比べて7.5%増加し、125,238百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,284百万円増加の34,417百万円となりました。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは18,347百万円(前連結会計年度18,637百万円)となりました。これは、税金等調整前当期純利益15,532百万円の計上に対し、法人税等の支払額4,181百万円などによる資金の減少があった一方で、減価償却費の計上6,423百万円や棚卸資産の減少額2,600百万円などによる資金の増加があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動によるキャッシュ・フローは△7,190百万円(前連結会計年度△12,450百万円)となりました。これは、固定資産の取得による支出5,757百万円や資産除去債務の履行による支出588百万円などによる資金の減少があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動によるキャッシュ・フローは△10,374百万円(前連結会計年度974百万円)となりました。これは、配当金の支払額6,021百万円、長期借入金の返済による支出4,022百万円などによる資金の減少があったことによるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは「電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業」「電気・情報インフラ関連 流通事業」「電子部品関連 製造事業」の事業活動を展開しています。 当連結会計年度の「生産、受注及び販売の実績」をセグメント別に示すと以下のとおりです。なお、「電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業」については部門別の実績を記載していますが、「工事・サービス」部門については、生産実績及び商品仕入実績を定義することが困難であるため記載していません。 (イ) 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。 セグメント別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   対前期 増減率(%) 電気・情報インフラ関連製造・工事・サービス事業   配電盤   76,209   6.3 キャビネット   27,189   1.1 遮断器・開閉器・パーツ・その他   16,461   0.7 小計   119,861   4.3 電子部品関連 製造事業   10,303   3.3 合計   130,164   4.2 (注)  1 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっています。 2 上記の金額には、消費税等は含まれていません。 (ロ) 商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。 セグメント別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   対前期 増減率(%) 電気・情報インフラ関連 流通事業   52,246   5.8 (注)  金額は仕入価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっています。 (ハ) 受注実績 当社グループは製品の性質上、原則として需要予測による見込生産方式をとっているため、記載を省略しています。 (ニ) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。 セグメント別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   対前期 増減率(%) 電気・情報インフラ関連製造・工事・サービス事業   配電盤   72,981   6.3 キャビネット   24,009   2.9 遮断器・開閉器パーツ・その他   17,607   4.2 工事・サービス   5,278   △0.5 小計   119,877   4.9 電気・情報インフラ関連 流通事業   59,956   7.0 電子部品関連 製造事業   15,949   10.7 合計   195,783   6.0 (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しています。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (イ) 財政状態 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて0.8%増加し、185,299百万円となりました。これは、主に当社の銀行借入返済による負債の減少の一方で、当期純利益の計上などに伴う純資産の増加などによるものです。 (ロ) 経営成績 (売上高) 当連結会計年度においては、企業における底堅い設備投資需要により、電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業の売上が増加しました。また、企業におけるIT投資意欲の高まりを背景に電気・情報インフラ関連流通事業の売上が増加したほか、国内自動車市場における案件獲得により、電子部品関連 製造事業の売上が増加しました。 以上の結果、売上高は195,783百万円と前期比6.0%の増収となりました。 セグメント別の売上高及び営業利益は以下のとおりです。 (単位:百万円) セグメント別   2025年3月期   2026年3月期 実績   実績   対前期 増減率(%) 売上高    電気・情報インフラ関連製造・工事・サービス事業   114,230   119,877   4.9 電気・情報インフラ関連流通事業   56,046   59,956   7.0 電子部品関連 製造事業   14,406   15,949   10.7 合計   184,683   195,783   6.0 営業利益   電気・情報インフラ関連製造・工事・サービス事業   10,253   11,306   10.3 電気・情報インフラ関連流通事業   2,089   2,628   25.8 電子部品関連 製造事業   959   1,379   43.8 セグメント間取引消去   131   132   ― 合計   13,432   15,446   15.0 (注) 1 売上高におけるセグメント間の取引については相殺消去しています。 2 営業利益の各セグメントの金額は、セグメント間の内部振替前の数値によっています。 3 セグメント別業績についての分析は「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 (営業利益) 営業利益は15,446百万円と前期比15.0%の増益となりました。主に、価格改定や案件価格効果によるものです。 (経常利益) 経常利益は16,260百万円と前期比20.3%の増益となりました。主に、減価償却費が減少したことに加え、営業利益が増加したことによるものです。 (税金等調整前当期純利益) 税金等調整前当期純利益は15,532百万円と前期比1.3%の減益となりました。主に、前期計上した子会社株式の取得に伴う特別利益が剥落したことによるものです。なお、連結子会社であるEMソリューションズにおけるのれんの減損損失224百万円を計上しています。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は11,493百万円と前期比5.0%の減益となりました。1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の318円91銭から302円97銭に減少しました。 2025年3月期から2027年3月期の3年間を対象とする「2026中期経営計画」の実績と計画は以下のとおりです。 (単位:億円) 2026中期経営計画 2025年3月期(初年度)(注)1   2026年3月期(中間年度)(注)2   2027年3月期(最終年度)(注)3 計画   実績   計画   実績   計画 連結売上高   1,800   1,846   1,920   1,957   2,000 連結営業利益   125   134   136   154   150 連結ROE   ―   10.8%   ―   9.6%   9.0%以上 (注) 1 計画については2024年5月15日、実績については2025年5月15日に公表したものです。 2 計画については2025年5月15日、実績については2026年5月15日に公表したものです。 3 2024年5月15日に公表したものです。 当社グループは長期経営構想を踏まえ2026年度を最終年度とする中期経営計画「2026中期経営計画」を策定し、最終年度である2026年度の財務目標を連結売上高2,000億円、連結営業利益150億円、連結ROE9.0%以上としました。 企業価値の持続的な向上を図るため、“本業で稼ぐ力”を示す「連結営業利益」と資本効率を測る「ROE(自己資本利益率)」を最重要の客観的な指標(KPI)として設定しています。「2026中期経営計画」の遂行による収益を伴う着実な事業成長は、有利子負債の活用により財務レバレッジを高め、ROE目標を9.0%以上と掲げることで株主資本コストを上回る資本収益性を確保していきます。「2026中期経営計画」は、前中期経営計画で築き上げた足場[基盤]を使い事業進化を加速させる3年間とし、コア事業の更なる強靭化ならびに成長事業への果敢な挑戦を通じ、過去最高の売上高・営業利益の達成を目指します。また、資金を積極的に成長投資へと振り向け収益力強化を目指すとともに、自己資本をコントロールしROEの持続的向上を実現させていきます。 「2026中期経営計画」の中間年度である2026年3月期の実績につきましては、企業の底堅い設備投資需要や規格変更前の駆け込み需要による高圧受電設備の売上増加、データセンター建設の加速によるIT投資意欲の高まりを背景とした関連部材の売上増加、ならびに価格改定効果等により、連結売上高、連結営業利益、ROEは想定を上回る結果となりました。 「2026中期経営計画」の最終年度となる2027年3月期の計画につきましても、各種部材コスト等の大幅な増加が見込まれるほか、工事現場における人手不足の恒常化の影響なども懸念されますが、各事業戦略の推進や前連結会計年度実施した価格改定の効果や規格変更に伴う高圧受電設備の売上増加等により、連結売上高210,000百万円(前期比7.3%の増収)、営業利益16,700百万円(同8.1%の増益)、経常利益17,000百万円(同4.5%の増益)、親会社株主に帰属する当期純利益11,600百万円(同0.9%増益)を見込んでおり、当連結会計年度の実績および2026中期経営計画目標を上回るよう邁進してまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが18,347百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが△7,190百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△10,374百万円となりました。当連結会計年度末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末の33,132百万円から1,284百万円増加し、34,417百万円となりました。 当社グループの資金需要のうち主なものは、部材購入費、人件費及び新製品並びに合理化・省力化用の設備投資にかかるものです。また、市場優位性確保のための研究開発投資についても積極的に行っています。 当社グループの運転資金及び設備資金については、主に自己資金及び銀行借入を充当しています。当連結会計年度においては、生産設備の取得・更新のほか、脱炭素社会の実現に向けた設備投資などの支出があり、キャッシュ・フローが減少する主な要因となっていますが、投資活動による支出は、営業活動によるキャッシュ・フローの範囲内に収まっています。今後の運転資金、設備資金及び研究開発投資資金については、グループ各社における成長投資、配当原資などの資金需要が見込まれており、必要に応じて最適な資金調達方法を検討しています。 また、世界情勢を取り巻く貿易摩擦リスクや円安の進行などの影響による物価高や金利の上昇、人材獲得競争の激化や、物流費用および各種部材コスト等の増加が見込まれるため、想定以上に事態が悪化した場合に備え、グループ資金の効率化の推進や新たな資金調達方法の検討など、資金の流動性を確保するための取り組みを進めています。 当連結会計年度における借入金残高は24,000百万円となっていますが、本借入金額は当社グループの資産額を鑑みるに十分返済可能な額であると考えています。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表の作成にあたり、棚卸資産、有価証券、有形・無形固定資産、各引当金等の計上に関しては、一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠した当社グループ会計方針及び見積り基準に基づき計上しています。上記の会計上の見積りは、期末日現在の資産・負債の金額、偶発的な資産・負債の開示及び報告対象期間の収益・費用の金額に影響を与える様々な見積りや仮定を用いており、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。