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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

MrMaxHD

Mr Max Holdings Ltd.8203 · Prime · 小売業

九州・沖縄を地盤とするディスカウントストア運営企業。家電・日用雑貨・衣料・食品をセルフサービス方式で販売。持株会社がグループ全体を管理。

概要

株式会社ミスターマックス・ホールディングスは、福岡市東区に本社を置く持株会社である。家庭用電器製品、日用雑貨、衣料品、食品などをセルフサービス方式で販売するディスカウントストア「MrMax」を中核に、子会社を通じて物流事業(3PL)も手掛ける。2026年2月期の連結営業収益は1,476億円、営業利益44億円、期末店舗数は59店舗。東京証券取引所プライム市場に上場している。

ディスカウントストアを主力とする単一セグメント

当社グループは、小売及びこれに付随する事業を単一セグメントとして展開する。持株会社である当社がグループ全体の経営管理とショッピングセンター運営を担い、子会社の株式会社ミスターマックスがディスカウントストア事業を、同じく子会社の株式会社ロジディアが物流事業(3PL)を担当する。3PL事業はグループ店舗への商品配送を中心に在庫管理・倉庫運営・配送業務を一括受託するもので、サプライチェーン全体の効率化に寄与している。なお、2025年2月期時点で連結子会社は2社であり、持分法適用関連会社は存在しない。

「エブリデイ・ロープライス」を支えるローコスト運営

当社グループは経営理念に「普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」を掲げ、毎日低価格で商品を提供するエブリデイ・ロープライス(EDLP)を徹底する。その裏で、本部業務の削減や店舗での納品計画・陳列方法の見直しによるエブリデイ・ローコスト(EDLC)を推進してきた。2026年2月期の売上総利益率は前期と同じ21.9%だが、売上高の伸長により売上総利益は311億円と前期比108.3%を記録。人件費は賃金上昇の影響を受けたが、セルフレジの導入など業務効率化で増加を最小限に抑えた。

過去最高の全店売上高とPB商品の拡大

2026年2月期の全店売上高は1,421億円と過去最高となり、前期比108.2%の成長を遂げた。既存店売上高前期比は106.4%であり、米の価格高騰を受けた幅広い品揃えや、節約志向に対応した衣類用洗剤・ペットフード・加工食品の価格訴求が奏功した。プライベートブランド(PB)商品は、家電メーカー専用機種のエアコン・洗濯機・冷蔵庫が大きく伸び、食品やキッチン用品、アパレルなどの新商品・リニューアルも寄与。PB売上高は前期比114.7%、売上高構成比は22.2%(前期比1.3%増)に達した。

北部九州と首都圏へのドミナント出店戦略

中期経営計画(2025年2月期~2029年2月期)では、新規出店25店舗、2029年2月期に売上高2,000億円・営業利益100億円・営業利益率5.0%を目標とする。出店戦略の柱は、北部九州エリアと首都圏中心部へのドミナント化である。2025年7月には千葉県佐倉市に「MrMax Selectユーカリが丘店」、同年8月には大分県別府市に「MrMax別府店」をオープンし、期末店舗数は59店舗となった。また、既存店の収益力向上のため7店舗の改装を実施している。

物流拠点の再編と中国事業からの撤退

物流面では、2020年8月に埼玉物流センターを千葉県へ移設し「MrMax千葉物流センター」に名称変更した。既存の福岡物流センター、広島物流センターと合わせて3拠点体制で全国の店舗を支える。一方、2020年8月に中華人民共和国に設立した上海最高先生商貿有限公司は、2025年11月に清算が結了した。海外マーケットへの再進出は中期経営計画で「海外マーケットへの進出」を掲げつつも、当面は国内の店舗網強化とM&Aによる規模拡大に注力する方針である。

業界の中での役割はディスカウントストアチェーン運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,477億円
営業利益
44億円
営業利益率
3.0%
純利益
27億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
食品564億円39.6%
HBC277億円19.4%
家電202億円14.2%
ライフ スタイル188億円13.2%
ホーム リビング125億円8.8%
アパレル69億円4.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01小売(ディスカウントストア)主力

株式会社ミスターマックスが、家庭用電器製品、日用雑貨、衣料品、食品等をセルフサービス方式で販売するディスカウントストア事業を展開。低価格を訴求した店舗運営を行う。

主要顧客一般消費者

主な製品・サービス4
家庭用電器製品
テレビ、冷蔵庫、洗濯機等の白物家電、パソコン、スマートフォン等の情報家電を販売。
日用雑貨
洗剤、トイレットペーパー、台所用品等の日常消耗品を幅広く取り扱う。
衣料品
カジュアルウェア、肌着、靴下等の衣料品を販売。
食品
菓子、飲料、調味料、インスタント食品等の加工食品を中心に販売。

02物流(3PL)その他

子会社の株式会社ロジディアが、グループのサプライチェーンにおける物流業務(3PL)を担当。商品の保管・仕分け・配送等を効率的に運用。

主要顧客株式会社ミスターマックス

主な製品・サービス1
3PL物流サービス
グループ店舗への商品配送を中心に、在庫管理、倉庫運営、配送業務を一括受託。

製品と技術

家電:白物家電から情報家電までPB専用機種を投入

家庭用電器製品の品揃えは、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの白物家電に加え、パソコン、スマートフォンなどの情報家電に及ぶ。特にプライベートブランド(PB)商品では、家電メーカーの製品を当社専用機種として販売する戦略を採っており、エアコン、洗濯機、冷蔵庫が売上を大きく伸ばしている。2026年2月期の家電部門の仕入高は158億円(前期比104.7%)で、全仕入高の約17%を占める。PB商品全体の売上高構成比22.2%のうち、家電が主要な牽引役となっている。

食品:米の品揃えと加工食品が売上を牽引

食品部門は菓子、飲料、調味料、インスタント食品などの加工食品が中心だが、2026年2月期は米の価格高騰を受け、新米から備蓄米まで幅広く品揃えしたことで米の売上が大幅に増加した。食品部門の仕入高は467億円(前期比112.4%)と全部門で最も高い伸び率を記録し、全仕入高の約49%を占める。節約志向を背景に価格訴求を行った加工食品も好調で、グループ全体の売上増加に寄与した。

日用雑貨とアパレル:定番品の価格訴求で需要を獲得

日用雑貨部門(HBC、ライフスタイル、ホームリビング)では、洗剤、トイレットペーパー、台所用品などの日常消耗品に加え、ペットフードが好調だった。衣料品(アパレル)はカジュアルウェア、肌着、靴下などを販売し、2026年2月期のアパレル仕入高は45億円(前期比1%増)と横ばいだが、全体としては堅調に推移。HBC部門は218億円(前期比103.9%)、ライフスタイル部門は140億円(同109.6%)、ホームリビング部門は84億円(同101.3%)と、いずれも増加している。

3PL物流:グループ内物流を効率化する子会社業務

子会社の株式会社ロジディアは、グループのサプライチェーンにおける3PL事業を担当する。具体的には、MrMax福岡物流センター、MrMax広島物流センター、MrMax千葉物流センターの3拠点で商品の保管・仕分け・配送を一括運用し、59店舗への安定供給を支える。2020年8月に設立され、埼玉物流センターを千葉へ移設したことで首都圏の物流効率が向上した。将来的には他社物流業務の請負も視野に入れており、中期経営計画の成長戦略の一つに位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小売業界の中堅、ディスカウントで存在感

当社は小売業界において、家電・ホームセンターを中心としたディスカウントストアを展開し、中堅の地位を占めている。同業他社には、総合スーパーのトライアルホールディングスや、リサイクルショップのまんだらけなどがあり、業態は多様化している。当社は九州地方を地盤に、低価格戦略で顧客を獲得してきた。近年の業績は拡大傾向で、売上高は2024/2期の1,296億円から2026/2期には1,477億円まで増加した。営業利益率は2.78%から2.98%へとわずかに改善しており、増収効果が利益を押し上げている。

強み

  • 売上高が3期連続で増加し、出店効果や既存店の伸びが寄与している。
  • ディスカウントストアとして価格訴求力を強みとし、顧客の支持を得ている。
  • 九州地方での店舗網を強みに、地域のニーズにきめ細かく対応している。
  • 営業利益率がゆるやかに上昇し、収益性の向上が続いている。

課題

  • 営業利益率が3%未満で、収益性の低さが課題であり、効率化が急務。
  • 小売業界全体で競争が激化しており、価格維持と品質確保の両立が困難。
  • 九州中心の展開で、他の地域への拡大が限定的である。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がMrMaxHD

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17596魚力342億円25.0倍
23333あさひ341億円14.9倍
38217オークワ335億円123.7倍
47818トランザクション329億円15.4倍
57679薬王堂ホールディングス319億円7.8倍
68203MrMaxHD308億円9.5倍
79628燦ホールディングス304億円6.2倍
86535アイモバイル302億円12.0倍
97520エコス300億円10.9倍
104801セントラルスポーツ280億円21.3倍
117683ダブルエー267億円38.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

ラジオ電気商会から電機会社へ、1950年の創業

1950年1月、有限会社平野ラジオ電気商会として福岡で創業した。1961年3月に平野電機株式会社へ改組し、法人組織としての基盤を固める。当初はラジオや電気製品の販売が中心だったと推測される。その後、1979年8月に平野電機株式会社(旧商号 株式会社江東容器)と合併し、1980年8月には商号を株式会社ミスターマックスに変更。1984年8月にはさらに株式会社MrMaxに商号を改め、ディスカウントストアとしての現在のブランド名が定まった。

証券取引所への上場と本社移転、1986~1994年

1986年4月に福岡証券取引所へ上場し、翌1987年4月には大阪証券取引所市場第二部に上場した。1988年9月に福岡市東区へ本社を移転し、現在に至る。1991年11月には決算期を8月20日から3月31日に変更。1994年9月に大阪証券取引所市場第一部、同年12月に東京証券取引所市場第一部へ上場し、全国的な認知度を高めた。この間、1992年4月にはPOSシステム、1995年7月にはPOR(荷受け時点管理)システムを導入し、情報化による業務効率化を進めた。

環境認証取得と子会社設立、2000年代の拡大期

2000年9月に国際標準化規格ISO14001を取得し、環境マネジメント体制を整備。同年10月には子会社である株式会社ピーシーデポマックス(パソコン販売)と株式会社ネットマックス(EC事業)を設立した。2003年3月に西日本物流センター(現MrMax福岡物流センター)、同年10月には関東物流センター(MrMax埼玉物流センター)を開設し、物流インフラを強化。2003年9月には大阪証券取引所市場第一部の上場を廃止し、東京証券取引所に一本化した。

不採算事業の整理と持株会社体制への移行、2009~2017年

2009年7月にパソコン販売子会社の株式会社ピーシーデポマックスの持分を売却し、同年12月には株式会社ネットマックスを吸収合併した。EC事業を内部化する一方で、不採算事業を切り離した。2011年9月にMrMax広島物流センターを開設。2016年6月に決算期を3月31日から2月28日に変更。2017年9月には商号を株式会社ミスターマックス・ホールディングスに変更し、会社分割によりディスカウントストア事業を新設子会社の株式会社ミスターマックスに承継。純粋持株会社体制へ移行した。

中国進出と撤退、市場区分移行、2020年代

2020年8月、中華人民共和国に上海最高先生商貿有限公司を設立し、海外市場への足掛かりを築いたが、2025年11月に清算結了した。同じく2020年8月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、株式を市場第一部からプライム市場へ移行。同時に子会社の株式会社ロジディアを設立し、物流機能を分社化した。また、MrMax埼玉物流センターを千葉県へ移設し「MrMax千葉物流センター」と改称した。2025年2月期から5ヵ年の中期経営計画を策定し、売上高2,000億円・営業利益100億円を目標に掲げている。

2026年2月期:過去最高売上高とPB構成比22.2%

2026年2月期の連結営業収益は1,476億円(前期比108.1%)、営業利益44億円(同116.3%)、純利益27億円(同109.6%)と増収増益を達成した。全店売上高は1,421億円と過去最高を更新。PB商品の売上高構成比は22.2%に上昇し、家電専用機種の販売が大きく寄与した。期末店舗数は59店舗、既存店売上高前期比は106.4%となった。設備投資として新規出店2店舗と既存店改装7店舗を実施し、減価償却費の増加を伴ったが、営業利益は計画通り伸長した。

年表26件を開く

1950年代

  • 1950年1月創業有限会社平野ラジオ電気商会を設立

1960年代

  • 1961年3月平野電機株式会社に改組

1970年代

  • 1979年8月M&A平野電機株式会社(旧商号 株式会社江東容器)と合併

1980年代

  • 1980年8月商号変更平野電機株式会社を株式会社ミスターマックスに商号変更
  • 1984年8月商号変更株式会社ミスターマックスを株式会社MrMaxに商号変更
  • 1986年4月上場福岡証券取引所に上場
  • 1987年4月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1988年9月福岡市東区に本社移転

1990年代

  • 1991年11月商号変更決算期を8月20日から3月31日に変更
  • 1992年4月POSシステムの導入
  • 1994年9月上場大阪証券取引所市場第一部に上場
  • 1994年12月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1995年7月POR(荷受け時点管理)システムの導入
  • 1996年4月東京本部設置

2000年代

  • 2000年9月国際標準化規格ISO14001を取得
  • 2000年10月子会社2社(株式会社ピーシーデポマックス及び株式会社ネットマックス)を設立
  • 2003年3月西日本物流センター(現 MrMax福岡物流センター)開設
  • 2003年9月上場大阪証券取引所市場第一部上場を廃止
  • 2003年10月関東物流センター(MrMax埼玉物流センター)開設
  • 2007年9月関東物流センター(MrMax埼玉物流センター)移設
  • 2009年7月株式会社ピーシーデポマックスの持分を売却
  • 2009年12月M&A株式会社ネットマックスを吸収合併

2010年代

  • 2011年9月MrMax広島物流センター開設
  • 2016年6月商号変更決算期を3月31日から2月28日に変更
  • 2017年9月商号変更商号を株式会社ミスターマックス・ホールディングスに変更。会社分割により、当社ディスカウントストア事業を新設子会社の株式会社ミスターマックスに承継

2020年代

  • 2020年8月中華人民共和国に上海最高先生商貿有限公司を設立(2025年11月清算結了)東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、当社株式を市場第一部からプライム市場へ移行 子会社の株式会社ロジディアを設立 MrMax埼玉物流センターを千葉県へ移設し、名称を「MrMax千葉物流センター」へ変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年2月期まで2,000億円
  • 営業利益2029年2月期まで100億円
  • 営業利益率2029年2月期まで5.0%
  • 新規出店数2029年2月期まで25店
  • オムニチャネル売上高構成比2029年2月期まで10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    店舗出店によるドミナント化推進

    北部九州エリア及び首都圏中心部にドミナント出店を進め、規模拡大を図る。2029年2月期までに新規25店舗の出店を目指す。

  2. 02

    オムニチャネル戦略の強化

    リアル店舗とオンラインの融合により、実店舗に加えた品揃えの提供や実商圏を超えた集客を実現。2029年2月期に売上高構成比10%を目標とする。

  3. 03

    M&A及び新規事業の展開

    M&Aによる規模拡大、他社物流業務の請負、海外市場への進出を通じて、事業領域の拡大と成長を目指す。

  4. 04

    EDLP・EDLCの徹底

    品質と価格のバランスが取れた「価値ある安さ」を実現する商品調達・開発と、単品集中販売による低価格展開を行う。また、本部業務削減や店舗の生産性向上により低コスト運営を徹底する。

  5. 05

    DX推進による業務効率化

    デジタルトランスフォーメーションを推進し、オンラインストアとアプリの活用で顧客利便性を高めるとともに、本部・店舗業務の効率化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で719人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は644万円で、9期前と比べて0.2%平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は14.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月763
2018年2月745
2019年2月734
2020年2月64543.016.4724
2021年2月63744.518.3717
2022年2月70345.219.5727
2023年2月67545.118.8722
2024年2月68743.917.2708
2025年2月67043.616.7689552
2026年2月64441.814.6719612

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)88.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
九州地区309億円
関東地区9,229百万円
中国地区5,762百万円
本部 — 福岡市東区1,650百万円
九州地区1,227百万円
関東地区288百万円
中国地区157百万円
その他13百万円
九州地区11百万円
本部 — 福岡市東区10百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ロジディア
    福岡県福岡市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は1,477億円営業利益44億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.1%、利益が+15.8%。

売上高
+8.1%
1,477億円
営業利益
+15.8%
44億円
純利益
+8.0%
27億円
営業利益率
3.0%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高1,570億円1,477億円
営業利益49億円44億円
純利益31億円27億円
1株あたり配当¥29¥29

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は382億円、営業利益は16億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q1,1854
2019年4Q1,1875
2020年4Q1,2235
2021年4Q1,3188
2022年4Q1,2487
2023年4Q1,2698
2024年4Q1,2968
2025年4Q1,366161.210
2026年4Q1,477161.18
2027年1Q382164.210

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,062億円から1,477億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は3.0%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,06223
2014年3月1,13171
2015年3月1,143−8−30
決算期を3月31日から2月28日に変更
2016年3月1,1861410
商号を株式会社ミスターマックス・ホールディングスに変更。会社分割により、当社ディスカウントストア事業を新設子会社の株式会社ミスターマックスに承継
2017年2月1,0852418
2018年2月1,1853022
2019年2月1,1872722
中華人民共和国に上海最高先生商貿有限公司を設立(2025年11月清算結了)東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、当社株式を市場第一部からプライム市場へ移行 子会社の株式会社ロジディアを設立 MrMax埼玉物流センターを千葉県へ移設し、名称を「MrMax千葉物流センター」へ変更
2020年2月1,2232213
2021年2月1,3185735
2022年2月1,2484329
2023年2月1,2694534
2024年2月1,2962924
2025年2月1,36638382.825
2026年2月1,47744453.027

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高1,477億円のうち、営業利益として残るのは44億円3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は27億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.9%1,166億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.8%322億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.0%44億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.7pt
3.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.7pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
7.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが40億円、投資CFが−51億円で、差し引きのフリーCFは−11億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は21億円で、売上の0.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月5−2422−1918
2014年3月44−5115−727
2015年3月15−3411−1919
2016年3月38−12−292616
2017年2月35−10−292512
2018年2月50−15−343513
2019年2月28−5834−3017
2020年2月36−20−81625
2021年2月93−15−757829
2022年2月35−28−7729
2023年2月40−2−353831
2024年2月39−26−211324
2025年2月54−21−403318
2026年2月40−5114−1121

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は867億円。このうち返さなくてよい自己資本が384億円で、自己資本比率は44.2%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月75221653628.8
2014年3月78821457427.1
2015年3月78118359823.5
2016年3月77419258224.8
2017年2月72820752128.5
2018年2月73122450730.6
2019年2月80124056130.0
2020年2月83624758929.5
2021年2月82327954433.8
2022年2月82229752536.1
2023年2月81932549439.6
2024年2月83534149440.9
2025年2月83236147143.3
2026年2月86738448444.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
21億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
220億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
484億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
65
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中41位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中191位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥778で、1年前と比べて-4.4%過去52週の値幅のなかでは42%の位置にある。

¥778-1.8%1ヶ月+0.9%1年-4.4%時価総額308億円
過去52週の値幅
安値¥693高値¥897

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)8.1倍
PBR0.68倍
配当利回り3.73%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月26日の773円から7月7日に742円まで下落しましたが、7月9日に785円と急反発。その後は800円前後まで回復し、8月7日時点で779円と25日移動平均線(780.64円)に接近しています。52週高値914円からは約15%下落、52週安値693円からは約12%上昇した水準です。出来高は7月9日に44万株超と急増し、その後も平均7万株前後で推移しており、売買は活発です。RSIは41.0とやや弱く、25日線を上抜けるかが焦点です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 74/100)

PER が 9.56 倍と業界平均 41.81 倍を大きく下回り、予想 PER も 8.1 倍と割安水準。PBR は 0.68 倍で、業界平均 2.94 倍を大きく下回り、1 倍未満で解散価値以下。ROE は 7.3% と資本効率は同業他社と比べ良好であり、営業利益率は 2.78% から 2.98% と緩やかに改善。配当利回りは 3.72% と業界平均の 13.6% を下回るものの、配当性向 56.6% と高めながらも持続可能な水準。一方、業界平均の配当利回りが異常に高いため、相対的な魅力度は低下するが、PER・PBR の低さと収益改善傾向を踏まえ、総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.5倍39.6倍
PER (予想)8.1倍
PBR0.68倍2.44倍
ROE7.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

論点は順調に見える業績の先行きと、成長の限界にある。強気派は、売上高が1,300億円超で増益基調にあり、ディスカウント業態は景気低迷時に強みを発揮すると見る。また地域での安定した支持を根拠に、九州でのシェア拡大が続く可能性を挙げる。一方弱気派は、市場が成熟し成長余地が限定的であることや、競合の値下げ競争による利益率低下を懸念する。さらにPBRが0.68倍と低く、市場が成長性に疑問を持っていることを示す。

プラスに働く材料7
  • 安定成長

    売上高は2期連続増加傾向で、増収増益が続く。

  • 地域差別化

    九州に集中出店し、地元密着で安定的な売上確保。

  • ディスカウント人気

    節約志向の高まりで低価格店に需要が向く。

  • 売上高1477億円と3期連続の増収通年影響

    売上高は2026/2期1477億円と前期比111億円増加、3期連続増収

  • 営業利益44億円、増益率15.8%通年影響

    営業利益は44億円と前期38億円から6億円増、営業利益率2.98%

  • 予想PER8.1倍と増益期待決算発表後影響

    予想PER8.1倍は実績PER9.56倍を下回り、来期の増益期待

  • 配当利回り3.72%とPBR0.68倍継続影響

    配当利回り3.72%、PBR0.68倍と割安感が下値を支える

マイナスに働く材料7
  • 成長の限界

    九州市場が成熟し、新規出店余地が減少。

  • 競争激化

    大手ディスカウントとの競争で、価格競争が激化。

  • 低収益性

    営業利益率3%前後と低く、コスト上昇に弱い。

  • 営業利益率2.98%の低収益構造通年影響

    営業利益率2.98%は売上高1477億円に対して低水準

  • 純利益は27億円と増益率が低い通年影響

    純利益27億円は前期比2億円増、営業利益増の6億円を下回る

  • 株価1年で7.3%下落の需給悪化継続影響

    1年リターン-7.28%と軟調、需給悪化が重荷

  • ROE7.3%と資本効率の低さ継続影響

    ROE7.3%は低く、PBR0.68倍を支えるには不十分

次の決算で確かめる点
売上高成長率
店舗拡大と既存店の成長を測るため。
既存店売上高
出店効果と需要動向を分離するため。
営業利益率
低価格路線での収益性維持を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり29で、前期から+17.4%いまの株価に対する利回りは3.73%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥29
1株あたり
配当利回り
3.73%
いまの株価に対して
配当性向
56.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1425.6
2018年2月1721.427.3
2019年2月1911.832.1
2020年2月14−26.335.6
2021年2月157.177.3
2022年2月2780.066.7
2023年2月270.038.0
2024年2月18−33.329.0
2025年2月2327.852.1
2026年2月2717.456.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥29

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ11,728人。区分でいちばん多いのは個人・その他40.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.0%を占め、残る48.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他47.251.148.844.541.940.9
事業法人10.810.910.714.933.236.3
自己株式16.216.216.116.116.015.9
金融機関18.118.520.619.519.615.7
外国法人20.819.019.620.34.15.0
証券会社3.10.60.30.71.22.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社Waiz Holdings28.64
02ミスターマックス取引先持株会7.32
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.71
04株式会社福岡銀行3.57
05MrMaxHoldings 社員持株会3.07
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.54
07株式会社西日本シティ銀行1.29
08アイリスオーヤマ株式会社1.26
09株式会社INS1.26
10住友生命保険相互会社1.15

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+957%、1株純資産は14期で+77%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月86521.243.3129.7
2014年3月26430.3167.0492.6
2015年3月−90552
2016年3月305785.49.333.0
2017年2月556259.17.625.6
2018年2月6667510.111.127.3
2019年2月687249.77.132.1
2020年2月407445.49.335.6
2021年2月10783813.56.877.3
2022年2月868959.96.666.7
2023年2月10397711.06.338.0
2024年2月741,0267.38.329.0
2025年2月741,0837.19.052.1
2026年2月821,1527.39.856.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/2期の役員報酬は総額162百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平野能章代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)兼 最高執行責任者(COO)6835,000
小田康徳取締役 執行役員71130,100
宮崎隆取締役(常勤監査等委員)6737,300
家永由佳里取締役(監査等委員)51
西村豊取締役(監査等委員)70
岡部麻子取締役(監査等委員)56
鳥越寛5638,200

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)21121312663
社外取締役321217
取締役(社内)1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容430字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、小売及びこれに付随する事業を展開しており、当社(株式会社ミスターマックス・ホールディングス)及び子会社2社により構成されております。 当社グループは小売及びこれに付随する事業を行う単一セグメントであるため、セグメント別の記載を行っておりません。 当社グループの事業内容と、当社と子会社の当該事業に係る位置付け等は、次のとおりであります。 事業内容   会社名 持株会社   グループ会社の経営管理及びショッピングセンター運営事業   当社 小売業   家庭用電器製品、日用雑貨、衣料品、食品等をセルフサービス方式で販売するディスカウントストア事業   ㈱ミスターマックス 物流事業   当社グループのサプライチェーンにおける3PL事業   ㈱ロジディア なお、当社グループは小売及びこれに付随する事業を行っており、当該事業以外に事業別セグメントの種類がないため、事業系統図の記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題2,265字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」を経営理念として掲げています。 私たちが考える、豊かな暮らしとは「明日はもっといい日になる」という、希望と心のゆとりを感じられる日々のことです。 私たちはディスカウントストアを中心とした事業を通じ関わるすべての人に「より良い明日」をお届けすることで、豊かで、便利な、楽しい未来に近づくためのあと押しができると信じています。 “あした”を変える力になる。ミスターマックスは、「暮らしのエンパワメント(あと押し)・カンパニー」として、豊かで便利で楽しい未来の実現を目指してまいります。 (2) 経営戦略 当社グループは、2029年2月期を最終年度とする5ヵ年の中期経営計画を策定し、2029年2月期に「売上高2,000億円/営業利益100億円/営業利益率5.0%」の達成を目標としております。 この目標を達成するために、3つの成長戦略を柱に追求し、規模拡大を目指してまいります。 <成長戦略> 1.店舗出店(新規出店25店) ① 北部九州エリア、首都圏中心部にドミナント化を推進 2.オムニチャネル(2029年2月期目標 売上高構成比10%) ① リアル店舗+αの品揃えを提供 ② 実商圏を超えた集客 3.M&A及び新規事業戦略 ① M&Aによる規模拡大 ② 他社物流業務の請負 ③ 海外マーケットへの進出 中期経営計画を確実に実行し、中長期的に持続可能な成長を実現してまいります。 なお、中期経営計画の詳細は当社ホームページに掲載の「中期経営計画(2025年2月期~2029年2月期)」をご参照ください。(https://www.mrmaxhd.co.jp/ir/policy/plan/) (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社を取り巻く環境は、人口動態の変化、さらには小売業態の垣根を超えた企業間競争が厳しさを増しており、お客様の嗜好の変化に対応するとともに生産性の向上やコスト削減が重要となっています。 このような環境下で、当社グループは、経営理念である「普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」を実現するべく、毎日低価格で提供し続けるとともに売上高営業利益率を重要な経営指標と捉え、ローコスト運営に注力しています。 さらに、ミスターマックスに関わるすべてのステークホルダーに、「より良い明日」を届けるべく、「暮らしのエンパワメント(あと押し)・カンパニー」として、豊かで便利で楽しい未来の実現を目指してまいります。 ① エブリデイ・ロープライス(EDLP)及びエブリデイ・ローコスト(EDLC)の徹底 品質と価格のバランスがとれた「価値ある安さ」を実現する商品の調達と開発に加え、単品集中販売による圧倒的な低価格を実現し、「売れて儲かる商品」でEDLPを展開してまいります。また、本部業務の削減とともに、店舗においては、納品計画や商品の陳列方法の見直しにより、さらなる生産性の向上に努め、EDLPを支えるEDLCを徹底してまいります。 ② お客様に支持される店舗の開発 出店においては、店舗立地の特性に応じて、小型から大型までの多様な出店形態と最適な品揃えに対処できる店づくりを行ってまいります。改装においては、品揃えの見直しと販売什器の更新などを行い、買い物のしやすさを追求することに加え、従業員の店内作業の改善に注力してまいります。 ③ 市場の変化へ対応 市場の変化へ対応するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進めてまいります。その一環として、オンラインストアを既存店やアプリと組み合わせ、お客様の利便性向上を図っております。また、本部及び店舗においては、DXによる業務の効率化に取り組んでまいります。 ④ 中長期的な成長を支える人材育成 当社は人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことに注力しております。社外セミナーへの派遣や定期的な面談による従業員のモニタリング、さらに男性の育児休暇取得を推進するなどの働きやすい環境づくりを行い、当社と従業員の中長期的な成長を実現する取り組みを進めてまいります。 ⑤ 持続可能な社会づくりへの貢献 7つの重要課題(マテリアリティ)を特定し、資源保護、地域社会のインフラとしての価値提供、多様な人材の採用と育成、働きやすい企業風土、リスクマネジメントの強化などに取り組んでおります。持続可能な社会づくりに貢献する活動をさらに推進してまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高営業利益率を重要な経営指標と捉え、継続的な売上の増大を図るとともに、ローコスト運営の確立による営業利益高の拡大に努め、企業価値の向上に取り組んでまいります。 以上に加え、法令遵守への取り組みにつきましては、継続して、役員及び従業員一人一人が果たすべき行動指針をまとめた「ミスターマックス行動規範」及び各種法令の遵守状況について、弁護士と危機管理の専門家を社外委員とする「コンプライアンス委員会」を定期的に開催し、問題点の早期発見と改善策の徹底に努めてまいります。
事業等のリスク6,378字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの経営成績、株価、財政状態及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、「(2)当社グループにおける優先的に対応すべきリスク」に記載のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 2026年2月期におけるリスク評価 最新のリスク評価の実施結果において、当社グループは102項目のリスクを特定しました。その中でも「(2)当社グループにおける優先的に対応すべきリスク」に示す10個のリスク項目を特に重要度の高いリスクとして位置づけ、それらのリスクに対して軽減策の検討及び実施を行っております。 また、刻々と変化する事業環境に対応するため、モニタリングの結果や新たなリスクを識別した際には、リスク評価の見直しを行い、必要に応じて優先的に対応すべきリスクを更新しております。 (2) 当社グループにおける優先的に対応すべきリスク 当連結会計年度において優先的に対応すべきリスクと位置付けたもののうち、主なものを記載しておりますが、その他のリスクについても、それぞれ対応を進めております。 また、下記のリスクは有価証券報告書提出日現在における当社グループが判断したもので、将来の業績や財政状態に与えうるリスクや不確実性は、これらに限定されるものではありません。 分類   リスク項目 オペレーショナルリスク   ① 人事・労務関連のリスク ② PB商品の品質管理に関するリスク ③ 個人情報に関するリスク ハザードリスク   ④ 事業継続リスク ⑤ 情報セキュリティに関するリスク 戦略リスク   ⑥ 店舗開発に関するリスク ⑦ 人材確保に関するリスク ⑧ DXに関するリスク ガバナンスリスク   ⑨ 法務・倫理関連リスク ⑩ 法改正への対応に関するリスク (オペレーショナルリスク) ① 人事・労務関連のリスク リスク シナリオ   当社グループでは、小売業を営むにあたり、複数の地域に店舗及び物流拠点を展開しており、適切な労務管理及び働き方への対応が重要な課題であると認識しております。近年、労働関連法令の改正や社会的要請の高まりにより、企業に求められる労務管理の水準は高まっております。このような環境下において、労務管理体制の整備や運用が事業の拡大や業務の変化に十分対応できない場合、労務トラブルの発生や事業運営の円滑な遂行に支障を来し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、これらのリスクの低減に向け、適正な労務管理の実施及び働きやすい職場環境の整備に取り組んでおります。具体的には、労働時間の適正管理や長時間労働の削減、有給休暇の取得奨励など、法令遵守を前提とした労務マネジメントを行っております。 また、従業員の安全及び健康に配慮した職場環境の整備を進めるとともに、各種制度や運用の見直しを継続的に行い、事業運営の実態に即した労務管理体制の維持・改善に努めてまいります。 ② PB商品の品質管理に関するリスク リスク シナリオ   当社グループは取扱商品の一部においてPB商品を販売しております。商品の開発及び品質管理に万全を期しておりますが、製造過程や品質管理において予期せぬ事態が発生し、例えば食品への異物混入や商品の安全性の低下などの不備が生じた場合、商品のリコールや補償対応が必要となる可能性があります。これにより、当社グループは、多額の費用負担を強いられるだけでなく、顧客や市場からの信用が低下し、取り扱う商品の競争力や優位性が損なわれ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、PB商品の品質管理に対する対策を強化しています。製造委託業者の選定から、安全基準に基づく商品の設計・製造・検品のチェック体制を整備し、品質管理基準を設け、瑕疵が発生した場合の対応体制を整備しております。あわせて、PB商品の企画・調達担当者へ品質管理や関連法規に関する教育を継続的に実施しており、全社的な品質意識の向上に努めております。当社グループはこれらの取り組みを通じて、PB商品の品質に関するリスクの軽減を図り、お客様からの信頼を獲得するとともに、企業価値の向上を目指してまいります。 ③ 個人情報に関するリスク リスク シナリオ   当社グループは、事業を展開する上で、お客様から預かった個人情報を有しております。これらの情報は、外部流出や破壊、改ざん等が無いように、グループ全体で管理体制を構築し、適切な情報管理とITセキュリティの強化、従業員教育等の施策を実行しております。しかしながら、外部からの攻撃や、内部的過失や盗難、役員・従業員の故意的な行動等により、これらの情報の流出や漏えい等が生じる可能性があります。 このような事態が生じた場合には、信用低下、被害を受けた方への損害賠償等の費用の発生、当社グループが取り扱う商品やサービスの優位性の低下、または業務の停止等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループはプライバシーポリシーを掲げ、保有する個人情報を適切に管理するための指針を定めており、個人情報の取り扱いに関する対策の強化を図っております。また、当社グループの従業員への個人情報の取り扱いに関する教育の実施や業務委託先を含む情報セキュリティ水準の確認及びモニタリングを実施してまいります。 (ハザードリスク) ④ 事業継続リスク リスク シナリオ   当社グループが保有する本社や各店舗、物流センターにおいて、地震、台風及び津波等の自然災害、大規模火災、その他予期せぬ事件・事故等が発生した場合は、お客様または当社グループの従業員に対する人的被害、施設及び設備の損壊等が発生する可能性があります。また、当社グループが保有または外部の業務委託先であるITベンダーが保有するITシステムが停止する恐れがあります。 このような事態が発生した場合は、当社グループのサービス提供、事業運営に影響が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループはディスカウントストアを中心とした事業を通じ、関わる全ての人に『より良い明日』をお届けする事を目指しており、 お客様や従業員等の人命・安全を確保した上で早期の店舗復旧及び営業再開をできるように、あらゆる事象を想定した事業継続計画(BCP)を策定しております。 加えて、従業員等の安全確保・安否確認等の初動対応フローの見直し、当社の重要業務の復旧対応に関するマニュアルを策定した上で、 定期訓練や必要物資等の備蓄対策を実施するとともに、あらゆる事象を想定したリスク・影響度分析に基づく、継続的なPDCAサイクルを実施し、重要な事業の継続を図る体制の維持・強化を図り、各種危機に備えております。 ⑤ 情報セキュリティに関するリスク リスク シナリオ   当社グループは、事業活動を遂行するために多数のITシステムを保有しております。各種システムが適切に管理され安定的に稼働できるように、運用状況のモニタリング等を実施しております。また、サイバー攻撃の監視・対応及びセキュリティリスク評価、事業を継続するための体制の整備、グループ全体のシステムリスク管理状況の定期的な確認に取り組んでおります。 しかしながら、これらの対策を講じていたとしても、台風、地震等の自然災害、当社グループが利用するクラウドサービスにおける障害、高度なサイバー攻撃等の不測の事態やヒューマンエラーにより、システム障害やセキュリティインシデント等が起こり得ます。これらのシステムリスクが顕在化した場合、事業運営に支障を来すことになり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループは、情報セキュリティに関する重要性を認識しており、今後、情報セキュリティ基本方針及び基本規程に基づき、情報セキュリティ対策の強化に努めてまいります。具体的には、標的型メール、ランサムウェア、不正アクセス等の外部からのサイバー攻撃による情報漏えいやサービス停止を防止するための施策の検討、内部者による不適切利用や情報漏えいを防ぐための管理体制の整備、外部プラットフォームサービスを利用する際の選定基準や運用ルールの整備、ならびに監視体制の強化等を進めてまいります。これらの取り組みを通じて、当社グループの情報資産の保護及び事業継続性の向上を図ることを目指してまいります。 (戦略リスク) ⑥ 店舗開発に関するリスク リスク シナリオ   当社グループは、当連結会計年度末現在、九州・中国地方と関東地方に59店舗を展開し、家庭用品、家電品、衣料品等普段の暮らしに必要な商品を取り扱っておりますが、当社グループの出店エリアにおいて、それぞれの分野の専門店、大手スーパー、ホームセンター、ドラッグストア等様々な業態の店舗と競合しております。また、当社グループの出店エリアへの他業態の今後の新規出店によっては、競争が激化する可能性もあります。 加えて、個人消費動向の変化、出店地域の景気や雇用情勢、人口動態の変化により、一般消費者への商品販売収入及び当社グループが運営するショッピングセンターのテナントからの賃貸収入が当初の計画より見込めない状況が生じた場合は、出店計画の変更を余儀なくされる等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、新たな店舗やショッピングセンターの出店計画を策定する際にテクノロジーを活用した売上予測の精度向上に取り組み、出店後の計画変更に対するリスク対応を行っております。また、当初の売上予測と出店後の売上について予実管理体制を整備する等、継続的な出店計画の適切なモニタリングを行っております。 出店後のお客さまの価値観や消費行動の変容等のリスクに対しては、新常態(ニューノーマル)におけるコンセプトやサービス機能の提供を行う等、従来のビジネスモデルからの変革を進めていく好機ととらえ、社会変化に対応した店舗づくりに取り組んでおります。 ⑦ 人材確保に関するリスク リスク シナリオ   当社グループは、今後の事業拡大に向けて新規出店を進めていく方針であり、これに伴い、店舗運営及びマネジメントを担う社員の確保が重要となります。当社グループでは、計画的な採用活動に取り組んでおりますが、労働市場の競争激化や、社会情勢の変化等の外部環境の変化により、必要な人材を確保できない可能性があります。 このような場合、新規出店計画に支障を来すのみならず、既存店舗の運営体制、業務効率及びサービス水準の低下を通じて、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、こうしたリスクへの対応として、社員の採用及び育成体制の強化に取り組んでおります。具体的には、中期的な人材確保を目的として、人事部門の機能強化を図るとともに、計画的な採用活動を進めております。 また、今後の店舗展開を見据え、次期店舗管理職候補者を対象とした教育体制の充実を進めております。加えて、新規採用した社員がより早期に業務を担えるよう、研修内容の見直し及び現場における育成支援体制の整備を行っております。 ⑧ DXに関するリスク リスク シナリオ   当社グループは、デジタルデータを活用したサービス展開と業務変革を積極的に推進しております。特に、サービス展開においては、ミスターマックスオンラインストアを通じて、店舗と同等の圧倒的な品揃えを、常にリーズナブルな価格でご提供するECサービスを目指しております。 しかし、EC市場の今後の拡大に伴い、競合他社を含む多くの事業者がECサービスに更に注力することで、市場の競争が激化する可能性があります。 また、法令や制度の改正など、外部環境の変化により、利便性の高いサービスを通じた市場での差別化や、デジタル技術を利用した従業員の業務効率化が困難となる場合、これは当社グループのECサービス提供、事業運営、財政状態に影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループは、店舗、アプリ、オンラインストア、そしてネットスーパー(即配サービス)を統合し、相互に連携・補完することで、お客様が当社のサービスにアクセスできるチャネルを増やすオムニチャネル戦略を推進し、お客様の利便性を向上させております。今後も、オンラインストアの機能強化やアプリのリニューアル等を通じて、サービスの充実に取り組んでまいります。 また、デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務改革に関しては、DX人材の育成や業務プロセスの標準化を進め、従業員の属人性を排除することで業務効率の向上を目指します。これにより、デジタル技術を活用した効率的な業務運営とローコスト運営の実現に向けた体制を整備してまいります。 (ガバナンスリスク) ⑨ 法務・倫理関連リスク リスク シナリオ   当社グループが実施する各事業領域において、遵守すべき関連法令・規制等が多数あります。日々の業務遂行に当たり、細心の注意を払い関連法令・規制等の遵守に努めておりますが、関連法令・規制等の変更や強化に対応できず、法令・規制等の義務を実行できない事象が発生した場合、当社グループの事業活動、社会的信用及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの国内外の事業活動が、重要な訴訟等の対象となった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループは、コンプライアンス委員会を組織するなど、役員・従業員の法令遵守と倫理観向上に努めております。 また、コンプライアンス委員会が有するリスクマネジメント機能として実施されるリスクマネジメント活動の中で、関連法令・規制等への遵守に関するリスクを特定し、必要な対応を講じております。また、社内規程を定め、総務部が主導して従業員に対する教育を実施しております。 ⑩ 法改正への対応に関するリスク リスク シナリオ   当社グループは、事業を営むに当たり、各種法令や制度の適用を受けております。これらの法令及び制度改正に関する情報の収集や対応が適時・適切に行われない場合には、円滑な事業運営に支障を来す可能性があります。 また、法令改正への対応が不十分な場合、行政機関からの指導や処分を受ける可能性があるほか、対応コストの増加等を通じて、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、これらのリスクの低減に向け、法令及び制度改正に関する情報収集及び対応体制の整備に取り組んでおります。具体的には、法令改正に関する情報の把握や対応状況を確認する仕組みの整備を進めるとともに、関係部署間での連携を強化し、適切な対応が行われる体制づくりを進めております。 また、今後の事業環境や事業内容の変化を踏まえながら、法令改正への対応体制について継続的な見直しを行い、事業運営の実態に即した体制の構築に取り組んでおります。
経営成績の分析 (MD&A)6,320字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 また、当社グループは小売及びこれに付随する事業を行う単一セグメントであるため、セグメント別の記載を行っておりません。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)は1,476億84百万円(前期比108.1%)、営業利益は44億45百万円(前期比116.3%)、経常利益は44億99百万円(前期比119.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は27億15百万円(前期比109.6%)と増収増益となりました。 当社グループは「普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」という経営理念のもと、総合ディスカウントストアとして、生活必需品を中心とした商品を毎日低価格で販売するエブリデイ・ロープライス(EDLP)に注力し、EDLPを支えるエブリデイ・ローコスト(EDLC)を徹底してまいりました。さらに、ミスターマックスに関わるすべてのステークホルダーに、「より良い明日」を届けるべく、「暮らしのエンパワメント(あと押し)・カンパニー」として、豊かで便利で楽しい未来の実現を目指しています。 2025年7月には「MrMax Selectユーカリが丘店」(千葉県佐倉市)、2025年8月には「MrMax別府店」(大分県別府市)をオープンし、期末の店舗数は59店舗となりました。また、既存店の更なる収益力向上とお客様の利便性を高めるため、7店舗の改装を実施しました。 当期の全店売上高は1,421億34百万円(前期比108.2%)と過去最高となりました。商品別では、米の価格高騰が社会問題となる中、新米から備蓄米まで幅広く品揃えすることで、米の売上は大幅に増加しました。また、節約志向の高まりを反映し価格訴求を行った、衣類用洗剤、ペットフード、加工食品などの売上が好調に推移しました。さらにNintendo Switch 2や子どもを中心に人気のシール等の売上増も、全体の売上増加に寄与しました。 プライベートブランド(PB)商品については、家電メーカーの製品を当社専用機種として販売したエアコン・洗濯機・冷蔵庫などの家電製品が売上を大きく伸ばしました。さらに、食品やキッチン用品、アパレルなどの新商品の販売や既存商品のリニューアルに取り組んだ結果、PB商品の売上高は前期比114.7%となり、売上高構成比は前期に比べ1.3%増加し、22.2%となりました。これらの結果、既存店売上高前期比は106.4%となりました。 売上総利益率につきましては、食料品の売上高構成比が高まった影響で前期と同じ21.9%となりましたが、売上高の伸長により売上総利益は311億37百万円、前期比108.3%となりました。 コスト面では、賃金の上昇により人件費は増加しましたが、セルフレジの導入など業務効率化を進めたことで作業時間の増加を抑え、人件費の増加を最小限にとどめることができました。また、新規出店や改装に伴う設備投資により減価償却費が増加し、販売費及び一般管理費は322億41百万円(前期比106.9%)となりました。 これからも「暮らしを豊かにする企業」として挑戦を続け、ディスカウントストアの枠を超えた新たな価値を創造し、皆様の生活をより豊かで便利にする「暮らしのエンパワメント(あと押し)・カンパニー」を目指してまいります。 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、商品、建物及び構築物、建設仮勘定等が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ35億45百万円増加し、867億45百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、支払手形及び買掛金や電子記録債務等が減少した一方、短期借入金や社債が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ12億29百万円増加し、483億70百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、利益剰余金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ23億16百万円増加し、383億74百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)1,476億84百万円(前期比108.1%)、営業利益44億45百万円(前期比116.3%)、経常利益44億99百万円(前期比119.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益27億15百万円(前期比109.6%)となりました。売上高の伸長及び売上総利益の増加により営業利益が前年を上回り、増収増益となりました。 c.セグメントごとの経営成績 当社グループは、小売及びこれに付随する事業を行う単一セグメントであるため、記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が40億20百万円、仕入債務の減少、法人税等の支払、有形固定資産の取得による支出、長期借入れによる収入、社債の発行による収入などの要因により、前連結会計年度末に比べ3億55百万円増加し、当連結会計年度末には21億10百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益が40億20百万円となり、減価償却費30億44百万円、仕入債務の減少額13億59百万円、法人税等の支払額16億44百万円などにより、営業活動の結果得られた資金は40億21百万円(前期比73.9%)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得による支出41億62百万円、投資有価証券の取得による支出7億5百万円などにより、投資活動の結果使用した資金は50億91百万円(前期比245.1%)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 長期借入れによる収入65億円、長期借入金の返済による支出60億87百万円や社債の発行による収入15億円、短期借入金の純増12億円などにより、財務活動の結果得られた資金は14億30百万円(前期は39億94百万円の減少)となりました。 ③ 仕入及び販売の実績 当社グループは小売及びこれに付随する事業を行う単一セグメントであるため、セグメント別の記載を行っておりません。 a. 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績を部門別に示しますと、次のとおりであります。 部門別   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 仕入高(百万円)   前年同期比(%) 食品   46,762   112.4 HBC   21,822   103.9 家電   15,878   104.7 ライフスタイル   14,089   109.6 ホームリビング   8,420   101.3 アパレル   4,587   100.6 消去   △13   183.3 合計   111,547   107.8 b. 販売実績 1)地区別売上高 当連結会計年度の販売実績を地区別に示しますと、次のとおりであります。 地区別   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 売上高(百万円)   前年同期比(%) 九州地区   89,199   109.0 中国地区   15,964   105.6 関東地区   35,205   107.4 その他   1,782   112.1 消去   △17   183.4 合計   142,134   108.2 (注)1.当連結会計年度において、Selectユーカリが丘店(千葉県佐倉市)、別府店(大分県別府市)を開店 いたしました。 2.「その他」は、インターネット販売等の売上高です。 2)部門別売上高 当連結会計年度の販売実績を部門別に示しますと、次のとおりであります。 部門別   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 売上高(百万円)   前年同期比(%) 食品   56,386   113.2 HBC   27,714   104.7 家電   20,225   105.1 ライフスタイル   18,797   108.6 ホームリビング   12,504   104.4 アパレル   6,897   100.8 その他   0   74.8 消去   △391   118.7 合計   142,134   108.2 (注)「消去」は売上高全体より控除する変動対価等です。 3)単位当たり売上高 項目   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 売上高(百万円)   142,134   108.2 売場面積(㎡)   329,583   101.5 1㎡当たり売上高(百万円)   0.4   106.6 従業員数(人)   2,504   105.2 1人当たり売上高(百万円)   56   102.9 (注)1.従業員数には、パートタイマー、アルバイト、嘱託社員及び人材会社からの派遣社員を含んでおります。 2.売場面積及び従業員数は、いずれも期中平均であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績等 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ35億45百万円増加の867億45百万円(前連結会計年度末は831億99百万円)となりました。 流動資産は、206億28百万円(前連結会計年度末193億25百万円から当連結会計年度末206億28百万円)となりました。これは主として商品が5億50百万円増加したことなどによるものであります。 固定資産は、661億16百万円(前連結会計年度末638億73百万円から当連結会計年度末661億16百万円)となりました。これは主として建設仮勘定が7億35百万円増加したことなどによるものであります。 (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ12億29百万円増加の483億70百万円(前連結会計年度末は471億41百万円)となりました。 流動負債は、286億14百万円(前連結会計年度末278億65百万円から当連結会計年度末286億14百万円)となりました。これは主として短期借入金が12億円増加したことなどによるものであります。 固定負債は、197億55百万円(前連結会計年度末192億75百万円から当連結会計年度末197億55百万円)となりました。これは主として社債が6億14百万円増加したことなどによるものであります。 (純資産合計) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ23億16百万円増加の383億74百万円(前連結会計年度末は360億58百万円)となりました。 2)経営成績 (営業収益) 営業収益は、米の価格高騰が社会問題となる中、新米から備蓄米まで幅広く品揃えした米やEDLPを訴求した衣類用洗剤、ペットフード、加工食品が好調に推移したこと、またPB商品の売上が前期比114.7%と増加したことなどから1,476億84百万円(前期比108.1%)となりました。 (営業利益) 営業利益は、44億45百万円(前期比116.3%)となり、売上高営業利益率は、3.1%となりました。 (経常利益) 経常利益は、44億99百万円(前期比119.0%)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、27億15百万円(前期比109.6%)となり、1株当たり当期純利益は、81円51銭となりました。 b.経営成績等に重要な影響を与える要因について 経営成績等に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、小売及びこれに付随する事業を行う単一セグメントであるため、記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要のうち主なものは、商品の仕入ならびに販売費及び一般管理費等の営業費用のほか、店舗等の設備投資資金及びシステム投資資金であります。これらの資金需要に対する財源は、自己資金及び金融機関からの借入を基本としており、十分な手元流動性を確保しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。 連結財務諸表における報告数値のうち一部の数値については、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる見積りを基にその算出を行っておりますが、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等」の注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)に記載しております。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高営業利益率を重要な経営指標と考えております。当連結会計年度の売上高営業利益率は中期的な目標である5.0%を下回り3.1%となりました。 なお、当社グループは2029年2月期を最終年度とする5ヵ年の中期経営計画を策定いたしました。目標を達成するため「店舗出店」、「オムニチャネル」、「M&A及び新規事業戦略」の3つの成長戦略を柱に追求し、規模拡大を目指してまいります。また、売上高営業利益率のさらなる向上のために「エブリデイ・ロープライス(EDLP)及びエブリデイ・ローコスト(EDLC)の徹底」、「お客様に支持される店舗の開発」、「市場の変化へ対応」、「中長期的な成長を支える人材育成」、「持続可能な社会づくりへの貢献」、などの施策によって営業利益高の拡大に努めてまいります。詳細につきましては「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営戦略」に記載のとおりであります。

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