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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

燦ホールディングス

SAN HOLDINGS,INC.9628 · Prime · サービス業

関西・首都圏・中国地方を中心に、複数の葬儀ブランドを展開する葬祭事業持株会社。M&Aで規模を拡大し、全国展開を進める。

概要

燦ホールディングスは、大阪市中央区に本店を置く持株会社である。1943年に霊柩運送と葬儀請負を目的とした株式会社公営社として発足し、その後グループ企業を再編し2004年に持株会社体制へ移行した。2025年3月期の連結営業収益は320億円、従業員数は1,153人。関西圏・首都圏を中心に、北海道から九州までの16都道府県で葬祭サービスを展開し、グループ全体で年間約33,000件の葬儀を取り扱う。子会社には公益社、葬仙、タルイ、きずなホールディングスなどがあり、葬儀関連商品の販売や警備・清掃、介護サービス、終活WEBプラットフォーム運営も手がける。

葬儀事業を中核とする4つのグループ体制

当社グループは、持株会社である燦ホールディングスの傘下に、公益社グループ、葬仙グループ、タルイグループ、きずなグループの4つの報告セグメントを持つ。公益社グループは関西圏と首都圏を地盤とし、中核の株式会社公益社が葬儀施行と付随サービスを提供する。葬仙グループは鳥取県・島根県、タルイグループは兵庫県明石市周辺で事業を展開する。2024年9月に連結子会社化したきずなグループは、子会社の家族葬のファミーユ、花駒、備前屋を通じて北海道から九州まで広域に葬祭サービスを提供する。各グループは地域密着型のブランド運営を行い、グループ全体の自社会館数は267会館(2025年3月末時点)に達する。

持株会社が担う不動産賃貸とグループ管理機能

持株会社グループは、グループ各社が使用する葬儀会館等の不動産を賃貸(一部転貸を含む)するほか、子会社に対して総務・人事・経理・情報システムの事務受託や経営指導を行う。具体的には、公益社、葬仙、タルイ、エクセル・サポート・サービス、ライフフォワードの各社から業務委託を受け、グループ全体の効率運営を支える。また、持分法適用関連会社の株式会社グランセレモ東京(東京都)にも出資しており、同社は葬祭サービスを提供する。持株会社自体は直接的な葬儀施行を行わず、グループの資産管理と経営支援に特化している。

連結売上高320億円、収益構造と成長戦略

2025年3月期の連結営業収益は319億84百万円(前期比42.5%増)、営業利益45億21百万円(同19.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は47億21百万円(同99.8%増)であった。大幅な増収増益は、きずなホールディングスの連結子会社化(みなし取得日2024年8月31日)による寄与が大きい。一方、のれん償却額3億57百万円を計上した。グループ全体の葬儀施行件数は前期比61.9%増加したが、家族葬比率の上昇により施行単価は7.4%下落した。同社は2031年度までに葬儀会館550会館、ライフエンディングサポート事業で売上100億円を目標に掲げ、M&Aと自社出店を併用した成長戦略を推進する。

16都道府県に広がる全国展開の足取り

従来の地盤は関西圏(大阪府、兵庫県、奈良県)と首都圏(東京都、神奈川県、千葉県)であったが、2005年に鳥取県・島根県の葬仙、2006年に兵庫県明石市のタルイを子会社化し、エリアを拡大した。2024年9月にはきずなホールディングスを連結子会社化し、北海道、千葉、埼玉、群馬、愛知、熊本、宮崎(家族葬のファミーユ)、京都・大阪・奈良(花駒)、岡山(備前屋)が加わり、一挙に16都道府県に事業範囲が広がった。また、2010年には東京・大阪両本社制を導入し、2024年には株式会社東京セレモニーを取得・統合するなど、首都圏でのプレゼンス強化を進めている。

業界の中での役割は葬祭サービス事業者(持株会社体制)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
320億円
営業利益
45億円
営業利益率
14.1%
純利益
47億円
2025/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/3
事業売上構成比利益利益率
公益社 グループ204億円63.7%31億円15.2%
きずな グループ75億円23.4%4億円5.3%
タルイ グループ21億円6.6%5億円23.8%
葬仙 グループ16億円5.0%2億円12.5%
持株会社グループ4億円1.3%23億円575.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01葬儀(葬祭サービス)主力

関西圏(大阪府、兵庫県、奈良県)、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県)、鳥取県・島根県、兵庫県明石市、北海道・千葉・神奈川・埼玉・群馬・愛知・熊本・宮崎、京都・大阪・奈良、岡山県など広域で葬儀を受注し、付随する商品・サービス(料理、生花、警備等)を含めた葬祭サービスを提供。複数のグループ会社が各地域でブランドを展開する。

主な製品・サービス5
葬祭サービス(葬儀の施行・運営)
家族葬、一般葬、社葬など、顧客の意向に沿った葬儀の企画・施行。式場の手配、祭壇の設営、進行管理、火葬・収骨の手配などを行う。
葬儀関連商品(料理、生花、返礼品、仏壇等)
葬儀に付随する料理、生花、返礼品、仏壇などの販売。グループ内で調達・製造する。
警備・清掃サービス
子会社エクセル・サポート・サービスによる葬儀会館の警備・清掃業務。
介護サービス
エクセル・サポート・サービスによる介護サービスの提供。
終活関連WEBプラットフォーム
子会社ライフフォワードによる終活情報の提供、返礼品・仏壇等のオンライン販売。

02不動産(持株会社グループ内)副次

当社が、グループ各社が使用する葬儀会館等の不動産を賃貸(一部転貸含む)。また、グループ会社に対して経営指導や総務・人事・経理等の業務受託を行う持株会社機能。

製品と技術

家族葬から一般葬まで幅広い葬儀施行サービス

グループ各社は、顧客の意向に沿った葬儀の企画・施行を提供する。主要ブランドとして、公益社グループの「エンディングハウス」(家族葬ブランド)、きずなグループの「家族葬のファミーユ」があり、リーズナブルでありながら高品質なサービスを掲げる。一方で一般葬や社葬にも対応し、式場の手配、祭壇の設営、進行管理、火葬・収骨の手配まで一貫して行う。2024年度には単身者向け新商品「喪主のいらないお葬式」を発売し、行政書士・司法書士による法務サービスを組み合わせた。葬儀施行単価は家族葬比率の上昇により低下傾向にあるが、施行件数の増加でカバーしている。

葬儀に付随する料理・生花・返礼品・仏壇の販売

葬儀には付随する商品の需要が多く、グループ内で料理、生花、返礼品、仏壇・仏具を調達・製造・販売している。エクセル・サポート・サービスが料理等の葬祭関連商品を販売し、同社は警備・清掃業務も担う。株式会社ユーアイ(後に公益社に吸収合併)は返礼品販売と仏壇・仏具販売を統合した。ライフフォワードは終活WEBプラットフォーム上で返礼品や仏壇のオンライン販売も行う。葬儀件数の増加に伴い、これらの商品売上も増加傾向にある。

警備・清掃・介護サービスによる多角化

連結子会社のエクセル・サポート・サービスは、葬儀会館の警備・清掃業務をグループ各社から受託するほか、一般向けの介護サービスも提供する。介護事業ではリハビリ特化型デイサービス施設を開設し、高齢者のQOL向上を目指す。同社はもともとエクセル・スタッフ・サービスとして1999年に設立され、その後東京公益社の吸収合併や料理事業の承継を経て、グループ内のサポート機能を集約している。警備・清掃・介護の3本柱で、葬儀事業を間接的に支えるとともに、独自の収益源となっている。

終活関連WEBプラットフォーム「ライフフォワード」

2020年4月に設立したライフフォワードは、終活に関する情報提供やサービス予約、返礼品・仏壇等のオンライン販売を行うWEBプラットフォームを運営する。同社は「ライフエンディングサポート事業」の中核と位置づけられ、シニア世代の終末期の準備をサポートする。具体的には、エンディングノートの作成支援、葬儀社の紹介、遺品整理・不動産仲介などのサービスもラインナップする。2024年度には公益社のカスタマーサービス事業を吸収分割により承継し、機能を強化した。売上100億円を目標に、グループの新たな事業の柱として育成されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

空調・住宅設備で独自技術、売上急拡大中

空調設備や省エネ関連を中心に手掛け、独自技術で差別化。同業のジンジブやイシンと比較し、売上規模は同程度だが、近年は売上高が急拡大しており、成長性が高い。営業利益率は高水準を維持し、収益性も良好。

強み

  • 省エネ・空調分野で独自の技術を持ち、競争優位性を確保。
  • 営業利益率が14%と高く、効率的な事業運営を実現。
  • 売上高が前期比で約4割増加し、成長軌道に乗っている。
  • 特定の分野に特化し、大手との競争を回避しながら収益を獲得。

課題

  • 売上高は300億円規模で、事業拡大には限界がある。
  • 特定の顧客や業界に依存しており、需要変動の影響を受けやすい。
  • 国内中心の事業で、海外市場での成長機会を掴めていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字が燦ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13333あさひ341億円14.9倍
28217オークワ335億円123.7倍
37818トランザクション329億円15.4倍
47679薬王堂ホールディングス319億円7.8倍
58203MrMaxHD308億円9.5倍
69628燦ホールディングス304億円6.2倍
76535アイモバイル302億円12.0倍
87520エコス300億円10.9倍
94801セントラルスポーツ280億円21.3倍
107683ダブルエー267億円38.9倍
113199綿半ホールディングス265億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

霊柩運送会社として発足した1943年

1943年10月、霊柩運送と葬儀請負を主目的とする株式会社公営社が発足し、1944年10月に設立登記が完了した。戦時中であったが、亡くなった方を運ぶ需要に応える形で事業を開始した。翌1945年10月には社名を株式会社公益社に変更し、以降「公益社」のブランドで葬儀業を展開する基盤ができた。この時期の事業は、霊柩車の運行と葬儀の請負が中心であり、現在のような総合葬祭サービスには至っていない。

事業多角化と分社化を進めた1950~60年代

1953年7月、旅客自動車運送事業を目的に関西自動車販売株式会社(のちの関西自動車株式会社)を設立。1956年5月には装飾・物品賃貸業の林工芸株式会社を設立した。1963年9月には葬儀部門を分離独立させ、全額出資で株式会社公益社(葬儀請負子会社)を設立。1964年1月には倉庫事業と一般貸切貨物運送事業を分離し、守口倉庫株式会社を設立した。このように、成長する事業を次々と子会社化することで、各事業の専門性を高めるとともに、グループ全体の管理体制を整えた。

上場と持株会社体制への移行(1994~2004年)

1994年3月、大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に上場。1999年7月にはエクセル・スタッフ・サービス株式会社(現エクセル・サポート・サービス)を設立し、警備・清掃・介護事業に参入。2000年12月には東京証券取引所市場第二部に上場し、2001年9月には両取引所の市場第一部に昇格した。2004年10月、会社分割により公益社の事業を新設の株式会社公益社に承継させ、持株会社に移行。商号を燦ホールディングス株式会社に変更し、グループ統括機能を明確にした。

M&Aによる地域拡大と子会社再編(2005~2013年)

2005年4月、鳥取・島根を地盤とする株式会社葬仙の全株式を取得。2006年10月には兵庫県明石市の株式会社タルイを子会社化し、関西圏内でのプレゼンスを強化した。2008年10月には公益社がエクセル・ロジ株式会社を吸収合併し、物流機能を統合。2010年4月にはエクセル・スタッフ・サービスが東京公益社を吸収合併。2011年10月には公益社が関西自動車とユーアイを吸収合併し、葬儀関連のグループ内再編を進めた。2013年10月には株式会社デフィの料理事業と生花事業を分割・統合し、グループ内の事業整理を完了した。

ライフエンディング事業への進出と10年ビジョン(2020~2024年)

2020年4月、終活関連WEBプラットフォーム事業を目的にライフフォワード株式会社を設立。2022年4月の東証市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。同年、2032年の創業100年に向けた「10年ビジョン」を策定し、葬儀会館210会館とライフエンディングサポート事業の売上100億円を掲げた。2024年1月には株式会社東京セレモニーを完全子会社化し、同年4月に公益社に吸収合併。さらに2024年9月には株式会社きずなホールディングスをTOBで連結子会社化し、グループ会館数は267に急増、目標を前倒しで達成した。

きずなグループ統合による全国16都道府県展開(2024年)

2024年9月、株式会社きずなホールディングスとその子会社(家族葬のファミーユ、花駒、備前屋)を連結子会社化した。これにより、北海道、千葉、埼玉、群馬、愛知、熊本、宮崎、京都、大阪、奈良、岡山という新たなエリアがグループに加わり、事業展開地域は一挙に16都道府県に拡大した。きずなグループは家族葬に特化したノウハウを持ち、同社の中期経営計画では、このノウハウをグループ全体の品質向上に活用する方針が示された。同年4月には東京セレモニーの統合も完了し、グループの一体運営が加速している。

年表32件を開く

1940年代

  • 1943年10月創業霊柩運送と葬儀請負を主目的とした「株式会社公営社」を発足
  • 1944年10月創業株式会社公営社設立登記
  • 1945年10月商号変更社名を株式会社公益社に変更

1950年代

  • 1953年7月創業旅客自動車運送事業を目的として、全額出資により関西自動車販売株式会社(関西自動車株式会社)を設立
  • 1956年5月創業装飾および物品の賃貸業を目的として、全額出資により林工芸株式会社を設立

1960年代

  • 1963年9月葬儀部門を分離独立させ、全額出資により同名の株式会社公益社(以下、株式会社公益社(葬儀請負子会社)という)を設立
  • 1964年1月創業倉庫事業部門および一般貸切貨物自動車運送事業部門を分離独立させ、全額出資により守口倉庫株式会社を設立
  • 1965年8月「株式会社公益社」の社名の書体と社章の商標登録を特許庁に出願し、公告・登録完了

1990年代

  • 1994年3月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に上場
  • 1995年9月大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄の指定を解除
  • 1999年7月エクセル・スタッフ・サービス株式会社(現 エクセル・サポート・サービス株式会社)を設立(現 連結子会社)

2000年代

  • 2000年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2001年4月創業株式会社東京公益社を設立
  • 2001年9月上場東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部に上場
  • 2001年10月創業株式会社公益社の物流および資材・倉庫部門と守口倉庫株式会社の倉庫事業を会社分割により分離・統合し、エクセル・ロジ株式会社を設立
  • 2002年4月株式会社公益社の霊柩運送事業と守口倉庫株式会社の貨物運送事業を会社分割し、関西自動車株式会社に承継
  • 2002年7月M&A守口倉庫株式会社を吸収合併
  • 2003年4月創業株式会社公益社の返礼品販売事業と株式会社デフィの仏壇・仏具販売事業を会社分割により分離・統合し、株式会社ユーアイを設立
  • 2004年10月商号変更葬祭事業と運輸事業を会社分割により新設の「株式会社公益社」に承継させ、持株会社に移行、「燦ホールディングス株式会社」に商号変更
  • 2005年4月株式会社葬仙の全株式を取得(現 連結子会社)
  • 2006年10月株式会社タルイの全株式を取得(現 連結子会社)
  • 2008年10月M&A株式会社公益社が、エクセル・ロジ株式会社を吸収合併

2010年代

  • 2010年1月東京・大阪両本社制に移行し、東京本社を東京都港区に移転
  • 2010年4月M&Aエクセル・スタッフ・サービス株式会社(現 エクセル・サポート・サービス株式会社)が、株式会社東京公益社を吸収合併
  • 2011年10月M&A株式会社公益社が、関西自動車株式会社および株式会社ユ-アイを吸収合併
  • 2013年10月M&A株式会社デフィの料理事業をエクセル・サポート・サービス株式会社(エクセル・スタッフ・サービス株式会社より商号変更)に吸収分割し、残る生花事業を株式会社公益社に吸収合併
  • 2015年12月当社および株式会社公益社の大阪本社・本部機能ならびにエクセル・サポート・サービス株式会社の本社を大阪市北区に移転、集約

2020年代

  • 2020年4月ライフフォワード株式会社を設立(現 連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年1月M&A株式会社東京セレモニーの全株式を取得、完全子会社化
  • 2024年4月M&A株式会社東京セレモニーを株式会社公益社に吸収合併し、株式会社公益社のカスタマーサービス事業をライフフォワード株式会社に吸収分割
  • 2024年9月M&A株式会社きずなホールディングスの株式を取得により、株式会社きずなホールディングスおよびその子会社(株式会社家族葬のファミーユ、株式会社花駒、株式会社備前屋)を連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で1,153人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は805万円で、8期前と比べて+1.9%平均年齢は49.7歳、平均勤続年数は10.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月648
2018年3月651
2019年3月79049.19.0670
2020年3月81548.99.0700
2021年3月76849.09.0690
2022年3月78550.611.0681
2023年3月79251.411.0670
2024年3月75849.510.0709536
2025年3月80549.710.01,153390

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.1%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)68.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
公益社 西宮山手会館 — 兵庫県西宮市2,694百万円
持株会社 グループ
公益社 千里会館 — 大阪府吹田市2,543百万円
持株会社 グループ
大阪本社 — 大阪市北区1,448百万円
持株会社 グループ
公益社 吉祥寺会館 — 東京都武蔵野市1,002百万円
持株会社 グループ
公益社会館 たまプラーザ — 横浜市青葉区915百万円
持株会社 グループ
公益社 富雄会館 — 奈良県奈良市901百万円
持株会社 グループ
公益社 吹田会館 — 大阪府吹田市791百万円
持株会社 グループ
公益社 用賀会館 — 東京都世田谷区791百万円
持株会社 グループ
公益社 枚方会館 — 大阪府枚方市761百万円
持株会社 グループ
公益社 豊中会館 — 大阪府豊中市573百万円
持株会社 グループ
ほか29件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年3月期の売上高は320億円営業利益45億円前期と比べると増収増益で、売上が+42.9%、利益が+18.4%。

売上高
+42.9%
320億円
営業利益
+18.4%
45億円
純利益
+95.8%
47億円
営業利益率
14.1%
前期比 -2.9%pt

半期ごとの推移

9期分

直近は2025年下期で、売上は320億円、営業利益は30億円。前年の2024年下期と比べると、売上は+42.9%、営業利益は+150.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2017年下期1875
2018年下期2015
2019年下期2085
2020年下期2133
2021年下期1895
2022年下期2003
2023年下期2179
2024年下期224125.47
2025年下期320309.438

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2013年3月期からの13期で、売上は180億円から320億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は14.1%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社デフィの料理事業をエクセル・サポート・サービス株式会社(エクセル・スタッフ・サービス株式会社より商号変更)に吸収分割し、残る生花事業を株式会社公益社に吸収合併
2013年3月180168
2014年3月1811610
2015年3月1842010
2016年3月185174
2017年3月1872113
2018年3月2012716
2019年3月2082921
ライフフォワード株式会社を設立(現 連結子会社)
2020年3月2133119
2021年3月1892516
2022年3月2003420
2023年3月2173828
株式会社東京セレモニーの全株式を取得、完全子会社化
2024年3月224383817.024
2025年3月320454414.147

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年3月期

売上高320億円のうち、営業利益として残るのは45億円14.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は47億円、売上の14.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金75.9%243億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.0%32億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.1%45億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+6.5pt
14.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.6pt
14.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.7pt
13.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年3月期は営業CFが55億円、投資CFが−121億円で、差し引きのフリーCFは−66億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は126億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月17−4−91336
2014年3月16−3−91340
2015年3月26−17−11938
2016年3月20−24−5−428
2017年3月22−21−4126
2018年3月36−10−42648
2019年3月27−13−61456
2020年3月33−8−172564
2021年3月21−10−51170
2022年3月30−15−111574
2023年3月33−6−92792
2024年3月32−14−121897
2025年3月55−12195−66126

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年3月期の総資産は631億円。このうち返さなくてよい自己資本が372億円で、自己資本比率は59.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2642026276.4
2014年3月2622095379.8
2015年3月2672175081.1
2016年3月2702185280.8
2017年3月2802295182.1
2018年3月3022435980.4
2019年3月3132615283.2
2020年3月3192734685.7
2021年3月3242853988.1
2022年3月3382964287.5
2023年3月3623164687.3
2024年3月3763294787.5
2025年3月63137225959.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年3月期の内訳
現金及び預金
127億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
310億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
259億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
97
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率28 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中23位あたり、逆に低いのはROE534社中228位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.5%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
42.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,322で、1年前と比べて-4.9%過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。

¥1,322-1.3%1ヶ月-1.0%1年-4.9%時価総額304億円
過去52週の値幅
安値¥1,288高値¥1,650

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.2倍
PBR0.70倍
配当利回り2.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1375円で、25日線(1425.32円)を下回り、軟調な展開が続く。7月29日に1521円まで上昇した後、急落し、8月4日には1364円まで下落した。その後は横ばい圏で推移している。52週高値1650円からは17%下落しており、調整局面にある。75日線(1382.76円)も下回っており、中期のトレンドは弱含み。RSIは34.57と弱気圏で、下値余地はある。出来高は8月17日に増加したが、現在は落ち着いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 89/100)

PERが6.44倍と極めて低く、PBRも0.73倍と1倍未満。ROEは13.5%と高く、同業界平均(PER22.98倍、PBR3.31倍、配当利回り2.31%)と比べ、いずれの指標も大幅に割安。配当利回り2.69%は平均を上回り、配当性向16.7%と低いため、増配余地もある。直近の売上高は217億円から320億円へ拡大し、営業利益率も14.06%と高水準を維持。利益成長も継続しており、バリュエーションの割安感は顕著。ただし、業績の変動リスクや業界環境の不透明感から、過度な楽観は避けたい。総合的に強く割安と判断し、スコアは89とした。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.2倍23.4倍
PBR0.70倍3.51倍
ROE13.5%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

燦ホールディングスの投資論点は、急成長の持続性と収益力の安定性です。強気派は、外食産業の回復と、同社のワンストップ支援が評価され、売上高が2024年3月期から2025年3月期に約43%増加したことを指摘します。また、ROEが13.5%と高く、成長性と収益性を両立していると主張します。一方、弱気派は、成長の割に営業利益率が14%と低下している点や、急拡大に伴う内部統制リスク、景気変動による外食需要の影響を受けやすい点を懸念します。PERは6.4倍と割安に見えるが、成長鈍化リスクを織り込む必要があります。

プラスに働く材料7
  • 売上高の急拡大

    2024/3期から2025/3期で売上高が224億円から320億円へと大幅増。

  • 高いROE

    ROE13.5%は資本効率が高く、株主価値の創出に優れる。

  • 割安な株価

    PER6.4倍、PBR0.73倍と割安で、上昇余地がある。

  • PBR0.73倍の解散価値割れ継続影響

    PBR0.7285倍は純資産比で2割超の割安水準

  • 純利益47億円と前期比23億円増決算発表後影響

    純利益は24億円から47億円へ約2倍に拡大

  • ROE13.5%と資本効率が高い継続影響

    ROE13.5%はPBR0.73倍と組み合わされ割安感

  • 売上高320億円へ3期連続増収継続影響

    売上高は217、224、320億円と拡大基調

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低下

    営業利益率が17%から14%へ低下し、収益性が悪化傾向。

  • 成長の持続性に疑問

    急拡大の要因が一時的でないか、外食需要の変動に左右される。

  • 特定セクター依存

    外食産業向けが中心で、この業界が不況になると業績が悪化する。

  • 営業利益率14.06%と2.9ポイント低下決算発表後影響

    営業利益率は16.96%から14.06%へ低下

  • 増収下も営業利益増は7億円継続影響

    営業利益は38億円から45億円と7億円増に留まる

  • 株価1年で10.09%下落継続影響

    過去1年で10.09%下落し、需給が弱い

  • 予想PER非開示で透明性不足不定影響

    予想PERが開示されず、成長期待を測りにくい

次の決算で確かめる点
営業利益率
売上拡大に伴い利益率が維持・改善するか、収益性の質を示す。
既存顧客の継続率
リピート率が高ければビジネスの安定性と成長性の裏付けになる。
売上高成長率
急成長が持続するか、市場拡大のペースを確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり37で、前期から+57.4%いまの株価に対する利回りは2.80%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥37
1株あたり
配当利回り
2.80%
いまの株価に対して
配当性向
16.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1116.7
2018年3月1311.122.8
2019年3月1414.018.8
2020年3月168.820.5
2021年3月163.234.6
2022年3月1918.821.5
2023年3月2215.819.5
2024年3月246.820.2
2025年3月3757.416.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥37

株主

有価証券報告書より

2025年3月期末の株主数は延べ3,543人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.7%を占め、残る68.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年3月%2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%
個人・その他56.757.758.756.757.457.2
金融機関20.919.619.520.419.620.3
事業法人11.812.011.411.911.411.4
自己株式8.07.811.29.311.79.9
外国法人7.87.78.18.08.99.0
証券会社1.41.81.31.91.61.1
外国人個人1.41.11.11.11.11.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社9.59
02株式会社日本カストディ銀行5.53
03銀泉株式会社4.86
04株式会社公益社(京都)3.97
05久後 陽子3.45
06久後 吉孝2.78
07久後 隆司2.65
08小西 光治2.05
09住友生命保険相互会社2.02
10株式会社SMBC信託銀行1.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で+61%、1株純資産は13期で−50%。直近期のROEは13.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1433,5974.09.919.8
2014年3月1703,7274.68.017.4
2015年3月1753,8624.610.249.6
2016年3月331,9441.721.228.8
2017年3月1202,0436.06.816.7
2018年3月1402,1596.79.222.8
2019年3月1882,3218.46.618.8
2020年3月831,2367.07.220.5
2021年3月711,2895.67.834.6
2022年3月941,3896.98.321.5
2023年3月1321,5089.18.519.5
2024年3月1141,6117.39.320.2
2025年3月2311,81613.55.116.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/3期の役員報酬は総額232百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
野呂裕一代表取締役会長64119,000
播島聡代表取締役社長63380,000
宮島康子取締役専務執行役員 マーケティング企画部・システム&オペレーション部・情報システム部 管掌兼担当、マーケティング企画部長6067,000
横田善行取締役執行役員 総務部・人事部管掌、経理部管掌兼担当、経営企画部担当、経営企画部長5426,000
横見瀬薫取締役68
根岸千尋取締役57
秦一二三常勤監査役67
本間千雅監査役692,000
三上祐人監査役71

役員報酬の内訳2025/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)411152333319749
社外取締役422226
監査役1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,437字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社9社および持分法適用関連会社1社で構成され、葬儀請負とこれに付随する商品・サービスを提供する葬儀事業を主な事業としております。 当連結会計年度に、㈱きずなホールディングスの連結子会社化により、「きずなグループ」を新たに追加しております。 なお、次の5部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1) 公益社グループ…………㈱公益社が、営業地盤とする関西圏(大阪府、兵庫県および奈良県の一部)ならびに首都圏(東京都、神奈川県および千葉県の一部)において、顧客から葬儀施行の依頼を受け、付随する商品・サービスを含めた葬祭サービスを顧客に提供いたします。その際、連結子会社であるエクセル・サポート・サービス㈱へ警備、清掃等の業務を委託し、同社から料理等を購入しております。 エクセル・サポート・サービス㈱は、料理等の葬祭関連商品を販売しております。また、介護サービスを顧客に提供しております。 ライフフォワード㈱は、終活関連WEBプラットフォーム事業を運営し、ライフエンディングに関するサービスの提供、返礼品および仏壇等の販売事業をしております。 (2) 葬仙グループ……………㈱葬仙が、鳥取県米子市、鳥取市および島根県松江市とこれらの周辺地域を営業地盤として、葬儀を受注し、付随する商品・サービスを含めた葬祭サービスを顧客に提供しております。その際、㈱公益社は、生花を㈱葬仙に納入しております。 (3) タルイグループ…………㈱タルイが、兵庫県明石市とその周辺地域を営業地盤として、葬儀を受注し、付随する商品・サービスを含めた葬祭サービスを顧客に提供しております。 (4) きずなグループ…………㈱きずなホールディングスが、子会社である㈱家族葬のファミーユ、㈱花駒、㈱備前屋の経営指導、事務等の受託をしております。 ㈱家族葬のファミーユが、北海道、千葉県、神奈川県、埼玉県、群馬県、愛知県、熊本県、宮崎県において、㈱花駒が、京都府、大阪府、奈良県において、㈱備前屋が、岡山県において、葬儀を受注し、付随する商品・サービスを含めた葬祭サービスを顧客に提供しております。 (5) 持株会社グループ………当社は、㈱公益社、㈱葬仙および㈱タルイが使用する葬儀会館等の不動産を賃貸(一部転貸を含む)するほか、エクセル・サポート・サービス㈱およびライフフォワード㈱に対しても事業所・駐車場等を賃貸しております。 また㈱公益社、㈱葬仙、㈱タルイ、エクセル・サポート・サービス㈱、ライフフォワード㈱および㈱きずなホールディングスに対して役員を通じて経営指導を行うほか、㈱公益社、㈱葬仙、㈱タルイ、エクセル・サポート・サービス㈱およびライフフォワード㈱から総務、人事、経理、情報システムの事務等を受託しております。 ㈱グランセレモ東京(持分法適用関連会社)は東京都を営業地盤として、葬儀を受注し、付随する商品・サービスを含めた葬祭サービスを顧客に提供しております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (事業系統図)
経営方針・対処すべき課題3,370字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 2019年4月に改定した経営理念は、ミッション(使命)、ビジョン(未来・目指す姿)、バリュー(価値観)の3つから成る、以下のような体系です。 ※燦ホールディングスグループ経営理念 燦ホールディングスグループ経営理念のミッション「人生に潤いと豊かさを。よりよく生きる喜びを。」は、葬儀事業からライフエンディングのトータルサポート企業へ、また新規事業の展開へと新しい価値を創り出すことに挑戦しつづける当社が、商品やサービスを通じてお客様と地域の人々の人生に潤いと豊かさを感じてもらうこと、よりよく生きる喜びを感じてもらうことが社会に果たすべき使命であるということを意味しています。 ビジョンは、当社の目指すべき未来の姿として、人の心に寄り添い、人生の喜びと幸せを創出する企業、新しい価値、高い付加価値を創造し、持続的に安定成長していく企業、一人ひとりが情熱を持って、主体的に行動し挑戦しつづける企業になることを掲げました。 バリューは、ミッション、ビジョンを実現するために、当社グループとして大切にすべきこと、価値観をまとめました。 それに加えて、2022年4月に私たちの社会に対しての存在意義、存在価値をあらためて定義し、当社グループのパーパスを制定しました。 ※燦ホールディングスグループパーパス このパーパスと経営理念のもとに、人生100年時代の社会に貢献する取組みを進めていきます。 (2)経営環境と経営戦略 昨今、エンディング業界では同業他社に加えて異業種からの新規参入が相次ぎ、また、人口減少や超高齢社会の進行に伴い、お客様の価値観やニーズが大きく変化しています。こうした事業環境の変化を踏まえ、当社は2022年に、2032年の創業100年に向けた将来像として「10年ビジョン」を策定いたしました。本ビジョンでは、(1)全国規模での出店拡大による事業基盤の強化、(2)ライフエンディングサポート事業の拡大による新たな価値提供の実現、の2点を重点方針として掲げております。具体的には、2031年度までにグループ全体で葬儀会館210会館体制の構築を目指すとともに、ライフエンディングサポート事業においては、シニア世代とそのご家族のクオリティ・オブ・ライフ向上に資するサービスを拡充し、同年度に売上100億円規模への成長を見込んでおりました。 2024年度においては、葬儀会館の自社出店に加え、㈱きずなホールディングスの連結子会社化により、グループ全体の葬儀会館数は267会館に達し、葬儀事業の拡大目標については計画を前倒しで達成いたしました。この実績を踏まえ、当社は新たな目標として「葬儀会館数550会館」へと引き上げ、更なる成長と拡大を目指してまいります。 ① 当社は葬祭業界のリーディングカンパニーとして、現状より幅広い層のお客様にご満足いただけるサービスを提供するために、出店エリアを全国規模に広げ、葬儀会館数は2031年度にはグループ全体で550会館を目指します。 ② ライフエンディングサポート事業(注)をさらに拡大させ、シニア世代のライフエンディング・ステージを通じて様々な価値を提供することで、多くのシニア世代とそのご家族のクオリティ・オブ・ライフ向上に貢献します。2031年度には売上100億円を目指し、当社グループの事業の柱へと育てます。 (注)ライフエンディングサポート事業:ライフエンディング・ステージにおいて必要とされる、日常生活や、人生の「終末期」の準備サポート等、安心して心豊かな老後の時間を過ごすために必要とされるサービスや商品を提供することで、社会に貢献する事業。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 葬儀事業拡大の目標達成の実績を踏まえ、2025年度からは、「10年ビジョン」の実現に向けた次なるステップとして、「中期経営計画(2025年度~2027年度)」を策定いたしました。本計画では、「10年ビジョンの実現に向け、次なるステップへ! 変化を恐れず、新たなチャレンジ!」という方針のもと、引き続き、企業価値の一層の向上と更なる成長に向けた取り組みを強化し、「10年ビジョン」の着実な実現を目指してまいります。 「中期経営計画(2025年度~2027年度)」では、以下の4つの重点テーマに取り組んでまいります。 ① Growth(成長) 事業基盤の拡大に向けて、引き続き全国主要都市への出店を積極的に推進してまいります。出店施策においては、家族葬ブランドの「エンディングハウス」および「家族葬のファミーユ」を中心とした自社展開を加速するとともに、M&Aや他事業者との提携も活用し、グループ全体の成長を図ってまいります。 また、ライフエンディングサポート事業においても、新規サービス事業の開拓や、既存事業の拡充、グリーフケアサポート活動の拡大を通じ、売上拡大と事業領域の拡張を推進してまいります。 ② Quality(品質) ㈱きずなホールディングスが有する家族葬のノウハウを活用し、家族葬領域における品質向上とサービス力の強化を図ってまいります。これにより、高まるニーズに的確に対応しながら、当社全体の品質水準をさらに引き上げてまいります。 また、企業価値の源泉である高品質・高付加価値なサービスを安定的に提供するため、クオリティマネジメントの仕組みを強化し、当社の強みであるサービス品質を一層磨いてまいります。あわせて、事業拡大に向けて、葬儀サービスを担う人財の早期育成と品質確保にも注力してまいります。 「日本一満足・感動いただけるサービス」の提供を継続することで、他社との差別化を図り、持続的な競争優位性の確立を目指します。 ③ Change(変革) 変革の取り組みとして、㈱きずなホールディングスとの経営統合(PMI)を推進し、機能・ノウハウの共有および重複機能の統合・最適化を進めてまいります。これにより経営効率を向上させるとともに、グループ全体のガバナンス体制の一層の向上を目指します。さらに、㈱きずなホールディングスとの統合を機に、決算期(3月末)を8月末に変更し、営業収益等の季節変動に伴う事業運営への影響を緩和するとともに、事業運営の効率化を図ってまいります。 ④ Sustainability(持続可能性) 持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するため、資本コストや資本収益性を意識した経営の実践を通じて企業価値向上を図り、早期にPBR1倍超となることを目指してまいります。資本収益性指標としてROEを採用し、効率改善を図るとともに、キャッシュ創出力を表す「EBITDA」を重要指標に追加いたします。また、キャピタルアロケーション方針の開示や、IR機能の強化、配当については累進配当方針に基づく株主還元の強化を推進してまいります。 さらに、人的資本経営に注力し、ビジョン達成に必要なスキル・専門性を備える人財の採用・育成を進めてまいります。グループ内外を対象とした教育機関「燦ビジネスアカデミア」を設立し、人財育成基盤の強化を図るとともに、エンゲージメント向上施策を継続的に実施し、組織力の強化を図ってまいります。さらに、ESG・SDGsへの積極的な取り組みを通じて、社会課題の解決と企業価値向上の両立を目指してまいります。 これらの取り組みを通じて、当社は変化する社会ニーズに応えながら、ライフエンディング領域におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立し持続的な企業価値向上を実現してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 資本収益性指標としてROEを採用し、中長期的に安定して8%以上にすることを目指し、効率改善を図るとともに、キャッシュ創出力を表す「EBITDA」を重要指標に追加いたします。詳細については、2025年8月を目途に公表いたします。
事業等のリスク2,617字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年6月26日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)葬儀需要の変動に関するリスク (死亡者数) 葬儀需要の数量的側面は死亡者数によって決定され、葬儀事業における所与の条件となります。死亡者数の中長期予測として、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」(2023年4月推計)における死亡者数の中位推計に依拠すれば、向こう10年間、年平均1%弱の伸び率で死亡者数が増加するとの予測が得られます。しかし年度毎に見ると、実績値は上記推定値から乖離した動きを示します。 したがって、仮にマーケット・シェアおよび葬儀1件当たりの平均単価が変わらないとしても、(当社グループ営業エリアの)死亡者数の変動によって、葬儀およびその関連事業を中核事業とする当社グループの単年度業績が、少なからず変動する可能性があります。 (季節的変動) 年間死亡者数の発生に季節性があるため、特に12月~2月が当社グループの葬儀施行件数が相対的に多い繁忙期となります。したがって、葬儀およびその関連事業を中核事業とする当社グループでは、上期よりも下期の営業収益が多くなっています。 また、この繁忙期(とりわけ1月~2月)はインフルエンザの罹患者の発生が多くなる時期でもありますので、その年のインフルエンザ流行の程度によって、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (2)大規模葬儀の変動に関するリスク 当社グループでは、社葬・お別れの会・合同葬といった企業・団体・学校法人などが執り行う追悼セレモニーについて、豊富な施行実績に基づく運営のノウハウを有します。個人の方の葬儀(一般葬儀)と比較すると、参列者数の多い規模の大きな葬儀となる一方、限られた件数となりますので、年によって受託件数・金額の変動を生じます。したがって、追悼セレモニーという相対的に規模の大きな葬儀の受託件数・金額の多寡により当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。(金額5百万円超の葬儀を大規模葬儀と定義した場合、主に受託する㈱公益社の葬儀施行収入全体の1割前後を占めます。) (3)規制と競争環境に関するリスク 葬祭業界は法的規制、行政指導のない業界ですが、それは裏を返せば事業への参入障壁が低いことを意味します。 業界内には地域密着型で家業的な中小零細業者を圧倒的多数とする葬儀専業者と、広域展開している一部大手事業者を含む冠婚葬祭互助会とがあります。これまで婚礼を中核事業としてきた冠婚葬祭互助会が葬儀に注力しているほか、成長産業としての認識から、仏事関連産業はもとより異業種(電鉄、流通、生協、農協、ホテル等)からの参入が全国規模で進んでいます。また、インターネットによる葬儀紹介事業者の進出もあり一段と競争激化に拍車をかけています。参入障壁の低さが、今後新たな新規参入を招き、当社グループの業績に影響を与えるような競争環境の変化をもたらす可能性も否定できません。 (4)自然災害、感染症等の発生に関するリスク (自然災害) 台風や豪雨、大規模な地震等の自然災害の発生は、当社グループが所有または運営する施設(主に葬儀会館)に損害を及ぼす可能性があります。これに伴う葬儀会館の一時的な稼働停止リスクに対しては、グループ内の他の葬儀会館や外部施設の利用により、葬儀施行への影響を最小限に抑えます。また、施設に係る経済的損害のリスクについては損害保険の付保により転嫁を図ります。しかし、それらの対応で十分に事業への影響や損失がカバーされる保証はありません。 (感染症等) 感染症の発生・蔓延は、人びとの移動や集いに大きな制約をもたらします。最悪の場合は、故人との対面でのお別れができないなど、葬儀形態そのものが制約を受けることも生じます。こうした事態は、葬儀の参列者の減少、小規模化をもたらし、また、社葬やお別れの会などの大規模葬儀の施行を困難にすることを通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)固定資産の減損に関するリスク 当社グループは、葬儀会館に係る有形固定資産を中心に固定資産を保有しています。経営環境や事業の状況の変化等により収益性が低下し、十分なキャッシュ・フローを創出できないと判断される場合は、対象資産に対する減損損失の計上により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、多額ののれんを計上しております。当該のれんは、主に2024年9月に㈱きずなホールディングスの株式を取得したことにより生じたものです。のれんの対象となる事業の収益力が低下した場合には、減損損失を計上する可能性があります。事業の収益力の向上に努めておりますが、減損損失を計上するに至った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)法的規制に関するリスク (食品衛生法) 当社グループの料理・飲料事業については食品衛生法により規制を受けています。当社グループが飲食店を営業するために、都道府県知事が定める基準により食品衛生責任者を置くことはもとより、厳格な衛生管理を実施することによって、食中毒の回避に万全を期しています。しかしながら、万が一食中毒を起こした場合、食品等の廃棄処分、営業許可の取り消し、営業の禁止、一定期間の営業停止等を命じられ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (個人情報保護法) 当社グループでは、葬儀の請負等を通じて多くの個人情報を所有することから、2005年4月より施行された個人情報保護法の遵守体制構築を経営の最重要課題の一つと位置づけ、プライバシーマークの認証を取得いたしました。 しかしながら、予期せぬ事態により個人情報が流出した場合、当社グループの社会的信用に影響を与え、その対応のための多額の費用負担や企業イメージの低下が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)11,590字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(以下、当期)におけるわが国経済は、一部に弱めの動きもみられますが、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復等により緩やかに回復しています。一方で、アメリカの政策動向や長期化する不安定な国際情勢など、経済と物価をめぐる不確実性は高い状況が続いております。 当社が事業展開をしている葬儀業界では、65歳以上の高齢者人口の増加を背景に、葬儀に関する潜在ニーズは2040年まで継続的な増加が見込まれております。一方で、故人との大切な最後のお別れの場である葬儀の本質は変わりませんが、家族を中心に近しい人だけで行う家族葬のほか一日葬など、葬儀の形態が多様化しており葬儀施行単価の下落に繋がっております。加えて、葬儀事業者による葬祭会館の新規出店やインターネットによる葬儀紹介会社の台頭により、特に小規模葬儀のサービス提供をめぐる競争が激化しております。 当社は2032年に迎える創業100年に向けて当社グループが進むべき方向、ありたい姿を定めた「10年ビジョン(2022年5月公表)」において「葬儀事業の拡大」および「ライフエンディングサポート事業の拡大」の目標を掲げました。当期は、「10年ビジョン」に沿って推進しております「中期経営計画(2022年度~2024年度)」の最終年度となっております。 上記、中期経営計画の重点項目である「葬儀事業の拡大」の中核として、「リーズナブルでありながら高い品質のサービス」を提供する家族葬ブランド「エンディングハウス(ENDING HAUS)」を立ち上げ、当期は、首都圏に7会館、近畿圏に3会館を新規出店し、2023年のブランド立ち上げ以来合計18会館となりました。加えて当社グループは、2024年9月に株式公開買付け(TOB)により㈱きずなホールディングスの連結子会社化を実施いたしました。今回の連結子会社化により当社グループの事業展開エリアは、北海道から九州まで16都道府県に広がり、日本全国で安心と信頼のサービス提供が可能になりました。葬儀取扱い件数はおよそ年間33,000件、自社会館数は267会館(2025年3月末時点)となり、「10年ビジョン」で掲げた2031年度の目標会館数210会館を達成いたしました。今後も、日本最大の上場葬儀事業会社として、さらなる成長を目指してまいります。 もう一つの重点項目である「ライフエンディングサポート事業の拡大」では、単身高齢者向けの新商品「喪主のいらないお葬式」の販売を開始しました。これは、葬儀サービスと行政書士・司法書士による法務サービスを組み合わせた新しいサービスです。さらに、葬儀施行件数の増加に伴い、返礼品や仏壇・仏具の販売、不動産仲介など、葬儀後の支援も拡充しています。加えて、地域社会のニーズを踏まえ、リハビリ特化型デイサービス施設を開設し、高品質なケアを通じて、安心な暮らしの実現を目指しています。 当期の連結業績は、燦ホールディングス㈱の2024年4月~2025年3月までの連結業績と、㈱きずなホールディングスの2024年9月~2025年2月を合算したものとなります。当期の営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益には、㈱きずなホールディングスの連結子会社化(みなし取得日:2024年8月31日)に伴い発生した、のれん償却額3億57百万円が含まれております。(㈱きずなホールディングスを含む、きずなグループセグメントの業績については、セグメント情報等の注記をご覧ください。) 当期の営業収益は319億84百万円となり、前連結会計年度(以下、前期)比42.5%の増収、営業利益は45億21百万円と前期比19.3%の増益となりました。 経常利益については43億63百万円と前期比14.8%の増益となりました。特別利益として、ノンコア事業用資産である「北浜エクセルビル」の土地および建物に関する不動産信託受益権の譲渡による固定資産売却益を34億3百万円計上しました。特別損失として、減損損失3億19百万円を計上しました。税金費用を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は47億21百万円と前期比99.8%の増益となりました。 当期のグループ葬祭各社の葬儀施行収入は、前期比49.9%の増収となりました。当期より㈱きずなホールディングスの2024年9月から2025年2月の損益を、連結業績の対象範囲に含めております。グループ全体の葬儀施行件数は、葬祭3社の件数が前期比増加したことに加え、㈱きずなホールディングスの連結子会社化により前期比61.9%増加しました。葬儀施行単価は、家族葬の割合が増えたため、前期比7.4%減少しました。葬儀に付随する商品の販売やサービス提供による収入は、料理販売と、不動産仲介等の手数料収入を中心に前期比増収となりました。 費用については、㈱きずなホールディングスを連結子会社化した影響により、営業費用は前期比41.6%の増加となりました。(㈱きずなホールディングスを含む、きずなグループセグメントの業績については、セグメント情報等の注記をご覧ください。)また、販売費及び一般管理費は、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う一過性の諸費用の発生と、将来の事業成長に備えた人員採用に係る採用費の増加、人件費等により増加いたしました。㈱きずなホールディングスの連結子会社化による、のれん償却額(償却期間16年)については、当期は6か月分を計上しております。以上により販売費及び一般管理費は前期比110.3%増加しました。 なお、2022年4月に設立した葬祭会社「㈱グランセレモ東京」(㈱広済堂ホールディングス51%、当社49%の出資による合弁会社)に係る持分法による投資利益は64百万円となり、好調に推移しております。 従来当社グループでは、葬祭3社および当社を中心とした会社グループ別の4つのセグメント、「公益社グループ」、「葬仙グループ」、「タルイグループ」、「持株会社グループ」を報告セグメントとしておりました。当期に、㈱きずなホールディングスの連結子会社化により、報告セグメント「きずなグループ」を新たに追加しております。 なお、「公益社グループ」には、㈱公益社に加え、㈱公益社の葬儀サービスのサポートのほか、介護サービス事業や高齢者施設での食事の提供等を行うエクセル・サポート・サービス㈱および、終活関連WEBプラットフォーム事業を行うライフフォワード㈱を含んでおります。 当期のセグメント別の経営成績は次の通りです。 ア 公益社グループ 公益社グループの中核会社である㈱公益社においては、新規出店効果により一般葬儀(金額5百万円以下の葬儀)の葬儀施行件数が増加し、葬儀施行単価が前期並みに推移したことにより、葬儀施行収入は全体で前期比10.7%の増収となりました。また、葬儀に付随する商品の販売やサービス提供による収入は、料理販売と、不動産仲介等の手数料収入を中心に前期比増収となりました。 費用については、将来の事業成長に備えた人員採用に係る採用費の増加、売上拡大に伴う人件費の増加、新規出店に伴う地代家賃等の増加により、前期比増加しました。 この結果、当セグメントの売上高は204億27百万円(前期比10.4%増)、セグメント利益は30億91百万円(前期比31.6%増)となりました。 イ 葬仙グループ ㈱葬仙を中心とする葬仙グループにおいては、直葬(火葬のみ)の割合が増え葬儀施行単価は微減したものの、一般葬儀を中心に葬儀施行件数が増加し、葬儀施行収入は前期比6.1%の増収となりました。葬儀に付随する商品の販売やサービス提供による収入については、後日返礼品販売が低調であったため、前期比減収となりました。 この結果、当セグメントの売上高は16億23百万円(前期比4.0%増)、セグメント利益は2億4百万円(前期比31.1%増)となりました。 ウ タルイグループ タルイグループの㈱タルイにおいては、一般葬の葬儀施行単価が微減したものの、葬儀施行件数が好調に推移したため、葬儀施行収入は前期比6.3%の増収となりました。葬儀に付随する商品の販売やサービス提供による収入は、法事法要サービスが増加したため、前期比増収となりました。 この結果、当セグメントの売上高は21億13百万円(前期比6.0%増)、セグメント利益は5億12百万円(前期比13.2%増)となりました。 エ きずなグループ 当期から新たな報告セグメントとして追加したきずなグループは、当社子会社の㈱きずなホールディングスおよびその子会社である㈱家族葬のファミーユ、㈱花駒、㈱備前屋にて構成されております。 当セグメントの売上高は74億59百万円、セグメント利益は、子会社化に伴う一過性の公開買付関連費用約2億26百万円、およびのれん償却額を3億57百万円計上したため、3億66百万円となりました。 オ 持株会社グループ 持株会社グループの燦ホールディングス㈱においては、配当金収入が減少したものの、不動産管理収入が増加し、前期比1.5%の増収となりました。 営業費用は、主に新規出店に伴う地代家賃等の固定費が増加しました。 販売費及び一般管理費においても、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う一過性の諸費用が発生したほか、人件費や新システムの減価償却費等が増加しました。 この結果、当セグメントの売上高は67億83百万円(前期比1.5%増)、セグメント利益は23億円(前期比24.0%減)となりました。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末(以下、当期末)における流動資産は152億67百万円となり、前連結会計年度末(以下、前期末)比34億31百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が28億73百万円増加したことによるものです。 また、固定資産は477億86百万円となり、前期末比220億36百万円増加しました。これは主に、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う建物及び構築物、ならびにリース資産の増加により、有形固定資産が90億91百万円増加したことと、のれんが110億45百万円増加したことによるものです。 この結果、総資産は630億53百万円となり、前期末比254億67百万円増加しました。 (負債) 当期末における流動負債は96億64百万円となり、前期末比60億27百万円増加しました。これは主に、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴い短期借入金が5億円、1年内返済予定の長期借入金が25億31百万円増加したこと等によるものです。 また、固定負債は162億17百万円となり、前期末比151億45百万円増加しました。これは主に、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に要した長期借入金の増加によるものです。 この結果、負債合計は258億81百万円となり、前期末比211億73百万円増加しました。 (純資産) 当期末における純資産合計は371億72百万円となり、前期末比42億94百万円増加しました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益47億21百万円を計上する一方、剰余金の配当4億96百万円を支払ったことによるものです。 この結果、自己資本比率は前期末比28.5ポイント低下し、59.0%となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当期末における現金及び現金同等物は、前期末より28億92百万円増加し、126億40百万円となりました。 当期における各キャッシュ・フローの状況と増減要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは54億76百万円の増加(前期は31億70百万円の増加)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益74億35百万円、減価償却費14億75百万円、有形固定資産売却益34億4百万円により資金が増加し、法人税等の支払額14億円などにより減少したことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは121億2百万円の減少(前期は14億42百万円の減少)となりました。 これは主に、有形固定資産売却による収入38億11百万円により資金が増加したものの、有形固定資産の取得による支出22億1百万円、ならびに㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う、子会社株式の取得による支出130億61百万円等により、資金が減少したことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは95億18百万円の増加(前期は11億59百万円の減少)となりました。 これは、配当金の支払額4億96百万円により資金が減少した一方で、主に㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う長期借入れによる収入108億51百万円により資金が増加いたしました。 ④営業の実績 ア 営業売上実績 当連結会計年度における営業売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 公益社グループ   20,427   110.4 葬仙グループ   1,623   104.0 タルイグループ   2,113   106.0 きずなグループ   7,459   - 持株会社グループ   6,783   101.5 合計   38,407   133.6 (注)1.上記の金額については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。 2.きずなグループは2024年9月~2025年2月の業績の売上実績を記載しております。 イ 葬儀請負の実績 当社グループのセグメントのうち主な事業である葬儀請負事業に係わる葬儀施行件数の、当連結会計年度における実績は次のとおりであります。 区分   セグメント   会社   拠点   主な対象   会館数   2025年3月期 (件)   前年同期比 (%) 葬儀施行件数   公益社 グループ   ㈱公益社   大阪本社   大阪府 兵庫県 奈良県   47   9,915   108.0 東京本社   千葉県 東京都 神奈川県   27   4,357   117.5 葬仙 グループ   ㈱葬仙   -   鳥取県 島根県   14   1,638   107.0 タルイ グループ   ㈱タルイ   -   兵庫県   13   1,851   108.1 きずな グループ   ㈱家族葬の ファミーユ   北海道支社   北海道   26   1,057   - 千葉支社   千葉県   28   1,354   - 愛知支社   愛知県   25   1,161   - 熊本支社   熊本県   26   1,013   - 宮崎支社   宮崎県   34   1,304   - 都市総合支社   埼玉県 神奈川県 群馬県   5   927   - ㈱花駒   -   京都府 大阪府 奈良県   12   829   - ㈱備前屋   -   岡山県   10   709   - 合計   267   26,115   161.9 (注)1.葬儀施行件数は、法事・法要件数を除いた件数を記載しております。 2.きずなグループは2024年9月~2025年2月の業績による葬儀施行件数を記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社が事業展開をしている葬儀業界では、65歳以上の高齢者人口の増加を背景に、葬儀に関する潜在ニーズは2040年まで継続的な増加が見込まれております。一方で、故人との大切な最後のお別れの場である葬儀の本質は変わりませんが、家族を中心に近しい人だけで行う家族葬のほか一日葬など、葬儀の形態が多様化しており葬儀施行単価の下落に繋がっております。加えて、葬儀事業者による葬祭会館の新規出店やインターネットによる葬儀紹介会社の台頭により、特に小規模葬儀のサービス提供をめぐる競争が激化しております。 当社は2032年に迎える創業100年に向けて当社グループが進むべき方向、ありたい姿を定めた「10年ビジョン(2022年5月公表)」において「葬儀事業の拡大」および「ライフエンディングサポート事業の拡大」の目標を掲げました。当期は、「10年ビジョン」に沿って推進しております「中期経営計画(2022年度~2024年度)」の最終年度となっております。 上記、中期経営計画の重点項目である「葬儀事業の拡大」の中核として、「リーズナブルでありながら高い品質のサービス」を提供する家族葬ブランド「エンディングハウス(ENDING HAUS)」を立ち上げ、当期は、首都圏に7会館、近畿圏に3会館を新規出店し、2023年のブランド立ち上げ以来合計18会館となりました。加えて当社グループは、2024年9月に株式公開買付け(TOB)により㈱きずなホールディングスの連結子会社化を実施いたしました。今回の連結子会社化により当社グループの事業展開エリアは、北海道から九州まで16都道府県に広がり、日本全国で安心と信頼のサービス提供が可能になりました。葬儀取扱い件数はおよそ年間33,000件、自社会館数は267会館(2025年3月末時点)となり、「10年ビジョン」で掲げた2031年度の目標会館数210会館を達成いたしました。今後も、日本最大の上場葬儀事業会社として、さらなる成長を目指してまいります。 もう一つの重点項目である「ライフエンディングサポート事業の拡大」では、単身高齢者向けの新商品「喪主のいらないお葬式」の販売を開始しました。これは、葬儀サービスと行政書士・司法書士による法務サービスを組み合わせた新しいサービスです。さらに、葬儀施行件数の増加に伴い、返礼品や仏壇・仏具の販売、不動産仲介など、葬儀後の支援も拡充しています。加えて、地域社会のニーズを踏まえ、リハビリ特化型デイサービス施設を開設し、高品質なケアを通じて、安心な暮らしの実現を目指しています。 当連結会計年度(以下、当期)の連結業績は、燦ホールディングス㈱の2024年4月~2025年3月までの連結業績と、㈱きずなホールディングスの2024年9月~2025年2月を合算したものとなります。当期の営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益には、㈱きずなホールディングスの連結子会社化(みなし取得日:2024年8月31日)に伴い発生した、のれん償却額3億57百万円が含まれております。(㈱きずなホールディングスを含む、きずなグループセグメントの業績については、セグメント情報等の注記をご覧ください。) 当期の営業収益は319億84百万円となり、前連結会計年度(以下、前期)比42.5%の増収、営業利益は45億21百万円と前期比19.3%の増益となりました。 経常利益については43億63百万円と前期比14.8%の増益となりました。特別利益として、ノンコア事業用資産である「北浜エクセルビル」の土地および建物に関する不動産信託受益権の譲渡による固定資産売却益を34億3百万円計上しました。特別損失として、減損損失3億19百万円を計上しました。税金費用を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は47億21百万円と前期比99.8%の増益となりました。 当期のグループ葬祭各社の葬儀施行収入は、前期比49.9%の増収となりました。当期より㈱きずなホールディングスの2024年9月から2025年2月の損益を、連結業績の対象範囲に含めております。グループ全体の葬儀施行件数は、葬祭3社の件数が前期比増加したことに加え、㈱きずなホールディングスの連結子会社化により前期比61.9%増加しました。葬儀施行単価は、家族葬の割合が増えたため、前期比7.4%減少しました。葬儀に付随する商品の販売やサービス提供による収入は、料理販売と、不動産仲介等の手数料収入を中心に前期比増収となりました。 費用については、㈱きずなホールディングスを連結子会社化した影響により、営業費用は前期比41.6%の増加となりました。(㈱きずなホールディングスを含む、きずなグループセグメントの業績については、セグメント情報等の注記をご覧ください。)また、販売費及び一般管理費は、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う一過性の諸費用の発生と、将来の事業成長に備えた人員採用に係る採用費の増加、人件費等により増加いたしました。㈱きずなホールディングスの連結子会社化による、のれん償却額(償却期間16年)については、当期は6か月分を計上しております。以上により販売費及び一般管理費は前期比110.3%増加しました。 (財政状態) 流動資産は152億67百万円となり、前連結会計年度末(以下、前期末)比34億31百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が28億73百万円増加したことによるものです。固定資産は477億86百万円となり、前期末比220億36百万円増加しました。これは主に、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う建物及び構築物、ならびにリース資産の増加により、有形固定資産が90億91百万円増加したことと、のれんが110億45百万円増加したことによるものです。この結果、総資産は630億53百万円となり、前期末比254億67百万円増加しました。 流動負債は96億64百万円となり、前期末比60億27百万円増加しました。これは主に、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴い短期借入金が5億円、1年内返済予定の長期借入金が25億31百万円増加したこと等によるものです。固定負債は162億17百万円となり、前期末比151億45百万円増加しました。これは主に、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に要した長期借入金の増加によるものです。この結果、負債合計は258億81百万円となり、前期末比211億73百万円増加しました。 純資産合計は371億72百万円となり、前期末比42億94百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益47億21百万円を計上する一方、剰余金の配当4億96百万円を支払ったことによるものです。 この結果、自己資本比率は前期末比28.5ポイント低下し59.0%となりました。当社の重要業績評価指標(KPI)である資本効率目標「投下資本利益率(ROIC)」は6.1%となり、目標とする7.0%を下回りました。これは、㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う一過性の諸費用の発生と借入金の増加によるものです。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 営業活動によるキャッシュ・フローは54億76百万円の増加(前期は31億70百万円の増加)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益74億35百万円、減価償却費14億75百万円、有形固定資産売却益34億4百万円により資金が増加し、法人税等の支払額14億円などにより減少したことによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローは121億2百万円の減少(前期は14億42百万円の減少)となりました。 これは主に、有形固定資産売却による収入38億11百万円により資金が増加したものの、有形固定資産の取得による支出22億1百万円、ならびに㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う、子会社株式の取得による支出130億61百万円等により、資金が減少したことによるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは95億18百万円の増加(前期は11億59百万円の減少)となりました。 これは、配当金の支払額4億96百万円により資金が減少した一方で、主に㈱きずなホールディングスの連結子会社化に伴う長期借入れによる収入108億51百万円により資金が増加いたしました。 この結果、現金及び現金同等物は前期末より28億92百万円増加し、126億40百万円となりました。 これにより、以下の資金使途や資金需要に対する原資の一部として、資金の流動性は十分に確保できていると判断しております。 当社は現在取り組んでいる中期経営計画(2022年度~2024年度)において、強固な財務基盤をベースに成長のための積極的な投資を行うことを明らかにし、営業キャッシュ・フローをまず、《既存設備への投資》と《成長投資》とに配分し、その余を株主還元に充当するという、キャピタル・アロケーションの枠組みを示しました。 ここで《既存設備への投資》とは葬儀会館を中心とする既存設備のリニューアルや改修であり、減価償却費の範囲内を基本とします。《成長投資》とは、葬儀会館の積極的な新規出店やライフエンディングサポート事業の強化といったオーガニックな成長のための投資とM&Aやアライアンスによるインオーガニックな成長のための投資からなります。 ※ここでのオーガニックな成長とは、自社が有する技術や資産、人材等の資源を活用して成長することを意味し、インオーガニックな成長とは、社外に存在するそれらの資源を提携や買収などにより獲得し成長することを意味します。 葬儀の小規模化や家族葬ニーズの高まりという外部環境をふまえ、成長のための新規出店は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の「(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおり、家族葬ブランドの「エンディングハウス(ENDING HAUS)」および「家族葬のファミーユ」を中心とした自社展開を加速させる計画ですが、それに要する投資資金は、営業キャッシュ・フローを中心とした自己資金でまかなうことができる見込みです。ライフエンディングサポート事業に係る投資資金に関しても、同様と考えております。 なお、会館用地については賃借(事業用定期借地)を原則とする中で、首都圏においては元々候補物件自体が少ないことから、稀少な好物件については土地の取得という判断をすることもあり得ます。その場合、土地を賃借する場合と比べて、一時的に多額の投資資金を要する可能性があります。また、M&Aやアライアンスに係る投資においては、当社グループの企業価値向上への寄与が見込まれる場合には、資金調達に起因する機会損失を回避することが重要であると考えます。 これらのケースを含む緊急多額の資金需要に対しては、内部資金の活用と状況に応じて銀行借入を利用していく方針であります。また、取引銀行3行と総額10億円のコミットメントライン契約を締結することで、流動性の補完にも対応可能とし、グループ全体の借入金等の削減も図っております。 当社グループは健全な財務体質、継続的な営業活動によるキャッシュ・フローの創出により、今後も事業成長を確保する目的で手元流動性を高める資金調達は可能であると考えております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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