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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ナカニシ

NAKANISHI INC.7716 · Standard · 精密機器

歯科医療機器の精密なハンドピースで世界をリード。脳神経外科用骨切削機器や産業用スピンドルも展開。

概要

ナカニシは歯科用ハンドピースで世界トップクラスのシェアを持つ精密機器メーカーである。超高速タービンや電動ハンドピースの開発・製造・販売を手がけ、歯科医療に不可欠な製品を提供する。小型モーター技術と精密加工技術を強みとし、外科用骨切削機器や産業用スピンドルにも展開する。2025年12月期の連結売上高は812億円、従業員数は2204名。

歯科・外科・機工・DCIの4事業体制

当社グループは4つの報告セグメントで構成される。歯科事業は治療用ハンドピースや技工用マイクロモーター、滅菌器などを手がけ、連結売上高の約6割を占める中核事業である。2025年12月期の売上高は481億円。DCI事業は歯科チェア等を製造し、売上高205億円。外科事業は脳神経外科などで使われる骨切削機器を扱い、売上高55億円。機工事業は手作業用グラインダーや機械装着用スピンドルを提供し、売上高69億円。いずれのセグメントも増収となった。

世界135カ国以上に広がる販売網

当社グループは28社の子会社で構成され、世界各地に販売・サービス拠点を置く。北米ではイリノイ州のNSK-AMERICA CORP.、欧州ではドイツのNSK EUROPE GmbHやフランスのNSK FRANCE S.A.S.、英国のNSK UNITED KINGDOM LTD.などが拠点となる。アジアでは中国上海に上海弩速克国際貿易有限公司、シンガポールにNSK NAKANISHI ASIA PTE.LTD.を設立。オセアニアではオーストラリアとニュージーランドに子会社を持つ。このネットワークを通じて135カ国以上に製品を供給する。

堅調な売上成長と収益構造

2012年12月期の連結売上高は226億円だったが、2025年12月期には812億円へと約3.6倍に成長した。特に2021年以降は449億円から812億円へと加速的に拡大している。営業利益は2025年12月期に141億円(営業利益率17.4%)を計上したが、親会社株主に帰属する当期純損失は24億円となった。これはのれんの減少や特別損失の計上によるものである。総資産は1601億円、純資産は1140億円、自己資本比率は約71%と財務基盤は安定している。

業界の中での役割は歯科医療機器の世界的なニッチトップメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
812億円
営業利益
141億円
営業利益率
17.4%
純利益
-24億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
歯科事業482億円59.4%169億円35.1%
DCI事業205億円25.3%-5億円-2.4%
機工事業69億円8.5%8億円11.6%
外科事業55億円6.8%27億円49.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01歯科医療(歯科医院・技工所)主力

治療用ハンドピース、技工用マイクロモーター、滅菌器などを製造・販売。世界市場で高いシェアを持つ。

主な製品・サービス3
治療用ハンドピース世界シェア首位
歯科治療に使用する切削・研磨器具。高速回転で精密な処置を可能にする。
技工用マイクロモーター&ハンドピース
歯科技工士向けの精密加工機器。義歯の製作などに使用される。
滅菌器
歯科用器具の滅菌に使用。院内感染予防に貢献。

02歯科チェア市場準主力

子会社DCI International, LLCを通じて歯科チェアを製造・販売。治療・診察のための設備を提供。

主な製品・サービス1
歯科チェア
患者が座る診療用チェア。電動で位置調整可能。

03外科(脳神経外科など)準主力

脳神経外科などで必須の骨切削機器を製造・販売。精密な手術を支援。

主な製品・サービス1
骨切削機器
頭蓋骨などを切削・穿孔するための手術用機器。高精度な操作が特徴。

04産業機械・金型副次

手作業用グラインダーや機械装着用スピンドルを提供。工業製品の切削・研磨などに使用。

主な製品・サービス2
手作業用グラインダー
携帯型の研磨・切削工具。金型仕上げなどに使用。
機械装着用スピンドル
工作機械などに組み込む高速回転軸。精密加工に貢献。

製品と技術

歯科用ハンドピース:超高速タービンと電動式

当社の主力製品は歯科治療に用いるハンドピースである。超高速タービンハンドピースは圧縮空気で回転し、毎分30万回転以上の速度で切削を行う。電動式マイクロモーターハンドピースは低速から高速まで幅広い回転数をカバーし、精密な研磨や切削に使用される。これらの製品は、歯科医師の操作性や耐久性に優れ、世界の歯科医療現場で高いシェアを誇る。技工所用のハンドピースやマイクロモーターも製品ラインアップに含まれる。

外科用骨切削機器と産業用スピンドル

外科事業では、脳神経外科や整形外科で使用される骨切削機器を提供する。高速回転する切削工具で骨を精密に削ることができ、手術の安全性と効率を向上させる。機工事業では、手作業用グラインダーや工作機械に装着するスピンドルを製造する。これらの製品は、精密・微細加工分野に特化しており、金型製作や航空機部品加工など産業用途で使用される。高精度・高回転を実現するモーター技術が共通の基盤となっている。

DCI事業による歯科チェアと滅菌器

DCI事業は子会社DCI International, LLCを通じて歯科チェアを製造・販売する。歯科チェアは治療時の患者の姿勢を調整し、医師の作業効率を高める。また、治療器具の滅菌に必要な滅菌器もラインナップしている。2025年12月期のDCI事業売上高は205億円で、歯科ハンドピースとのバンドル販売による相乗効果を狙う。米国市場向けの販売が中心であり、DSO( Dental Service Organization)への販売も拡大している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

精密機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位治療用ハンドピース世界シェア約50%歯科医療(歯科医院・技工所)

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

工作機械用工具で国内首位級、内需安定で収益基盤固める

同社は精密機器セクターに属し、工作機械用の回転工具などで高い国内シェアを持つ。同業のLiberawareやジーエルテクノロジーがドローンや検査機器など新領域に注力する一方、同社は切削工具の專門性で差別化し、自動車や航空宇宙など製造業の設備投資需要を捉える。直近の売上高は2023年12月期の597億円から2025年12月期に812億円へ拡大し、営業利益率は17%台を維持する高い収益性を示す。国内製造業の堅調な需要に支えられた内需依存型の事業モデルで、海外展開の余地を残す。リガクHDのような分析機器メーカーとは異なるニッチ分野で存在感を発揮する。

強み

  • 工作機械用工具で国内シェア上位を確保し、ブランド力と技術力で競争優位を築く。
  • 営業利益率は17%超と高く、安定した収益基盤を持ち、投資余力がある。
  • 国内製造業の設備投資需要を捉え、売上高は3期連続で増加している。
  • 切削工具の專門技術で顧客の加工ニーズに応え、長年の実績を持つ。

課題

  • 内需依存が強く、海外売上比率が低い。成長には海外市場開拓が課題。
  • 同業他社が新領域に進出する中、工具分野でも価格競争が激しくなる可能性。
  • 製造業の設備投資に左右されやすく、景気後退時には需要が落ち込むリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

精密機器の時価総額近傍。太字がナカニシ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17729東京精密7,116億円27.8倍
27762シチズン時計6,711億円21.4倍
37731ニコン6,311億円
48050セイコーグループ4,422億円39.7倍
5268Aリガク・ホールディングス3,497億円38.0倍
67716ナカニシ2,896億円113.0倍
78086ニプロ2,610億円20.8倍
86376日機装2,511億円14.1倍
97740タムロン2,347億円20.0倍
107744ノーリツ鋼機2,220億円10.7倍
11278ATerra Drone1,916億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

歯科器械製作所から株式会社へ(1981年~1988年)

1981年6月、有限会社中西歯科器械製作所を株式会社に改組した。翌1982年6月には工業用高速回転機器の製造・販売を開始し、事業領域を拡大。1984年7月、米国市場への販売・サービス拠点としてイリノイ州にNSK-AMERICA CORP.を設立した。生産能力の増強が必要となり、1988年2月に栃木県鹿沼市に下日向工場を新設。1990年には同工場に1棟(1650㎡)を増築し、さらなる規模拡大を図った。

社名変更と販売代理店の統合(1995年~1996年)

1995年1月、下日向工場に設計・開発・生産技術強化のための棟(3200㎡)を増築。1996年1月、工業用高速回転機器の営業規模拡大に伴い、商号を株式会社ナカニシに変更した。同時に販売代理店であった株式会社ナカニシは株式会社エヌエスケーナカニシに社名変更。同年7月には製造・販売の統合による効率向上を目的に、株式会社エヌエスケーナカニシを吸収合併した。これにより一貫した事業体制が整った。

品質認証取得と店頭公開(1997年~2004年)

1997年4月、国際標準化機構の品質マネジメントシステム規格ISO9001の認証を取得。1999年1月には環境マネジメントシステムISO14001の認証も取得し、品質と環境への取り組みを強化した。2000年7月、日本証券業協会に株式を店頭登録。2004年12月には店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。この間、2001年7月には新本社工場を下日向工場敷地内に建設し、一貫生産体制を完成させた。

欧州・中国への販売拠点拡充(2003年~2007年)

2003年3月、西日本地域の販売強化のため大阪事務所を開設。同時にドイツ・フランクフルトにNSK EUROPE GmbHを設立し、欧州販売拠点とした。2004年11月にはルクセンブルクに欧州子会社統括会社NSK EURO HOLDINGS S.A.を設立。2005年3月、中国上海市に上海弩速克国際貿易有限公司を設立し、代理店支援を開始。同年6月にはフランスの販売代理店の株式を取得しNSK FRANCE S.A.S.に変更。2006年9月にはオセアニアに、2007年1月には英国に販売子会社を設立した。

アジア・中南米への展開と上場市場の変遷(2008年~2012年)

2008年1月、スペイン・マドリッドにNSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A.を設立。2010年4月の取引所統合に伴い、同年10月には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場した。2012年3月、シンガポールにNSK NAKANISHI ASIA PTE.LTD.を設立し、アジア市場の販売・サービス拠点を拡大。同年には米国子会社NSK-AMERICAがイリノイ州ホフマン・エステイト市に新社屋を建設し、倉庫機能を拡充した。

年表28件を開く

1980年代

  • 1981年6月有限会社中西歯科器械製作所を株式会社に改組
  • 1982年6月工業用高速回転機器の製造・販売を開始
  • 1984年7月アメリカ合衆国における販売網、及びサービスの拠点としてNSK-AMERICA CORP.をイリノイ州シャンバーグ市(シカゴ近郊)に設立(現・連結子会社)
  • 1988年2月生産品目及び数量の増大に伴い、生産設備の増強を図るため、下日向工場を鹿沼市下日向に新設

1990年代

  • 1990年2月下日向工場に1棟(1,650㎡)を増築
  • 1995年1月設計・開発・生産技術の強化を図るため、下日向工場に1棟(3,200㎡)を増築
  • 1996年1月商号変更工業用高速回転機器の営業規模の拡大に伴い、株式会社中西歯科器械製作所の社名を株式会社ナカニシに変更するとともに、当社の販売代理店である株式会社ナカニシの社名を株式会社エヌエスケーナカニシに変更
  • 1996年7月M&A製造・販売を統合し、効率向上を図るため、株式会社エヌエスケーナカニシを吸収合併
  • 1997年4月品質管理の徹底を図るため、国際標準化機構(ISO9001)の認証を取得
  • 1999年1月環境に配慮した企業活動の定着を図るため、環境マネジメントシステムの国際規格(ISO14001)の認証を取得

2000年代

  • 2000年7月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2001年7月製品の部品加工から組立、出荷までの一貫生産と物流における生産性向上を目的に、新本社工場を下日向工場の敷地内に建設
  • 2003年3月西日本地域の販売体制の強化ならびにサービス部門の充実を図るため大阪市に大阪事務所を開設 ドイツ、ベネルクス及び東欧諸国における販売ならびにサービスの拠点としてNSK EUROPE GmbHをドイツ連邦共和国ヘッセン州フランクフルト市に設立(現・連結子会社)
  • 2004年11月ルクセンブルク大公国に欧州子会社を統括するNSK EURO HOLDINGS S.A.を設立(現・連結子会社)
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年3月中国における代理店への販売支援、情報収集サービス業務を目的に中華人民共和国上海市に上海弩速克国際貿易有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2005年6月商号変更フランス市場における当社製品の販売を当社主導にて行うため、販売代理店の株式を取得し、社名をNSK FRANCE S.A.S.に変更(現・連結子会社)
  • 2005年9月部品の一次加工の設備増強と生産性の向上を図るためCNC工場を本社工場敷地内に建設
  • 2005年12月決算期を2月21日から12月31日へ変更を行い、当社グループの決算期を12月31日に統一
  • 2006年9月オセアニア市場における販売ならびにサービスの拠点としてNSK OCEANIA PTY.LTD.(現・連結子会社)をオーストラリア連邦シドニー市に、NSK OCEANIA LTD.をニュージーランドオークランドに設立
  • 2007年1月イギリス、スコットランド、アイルランドにおける販売及びアフターサービスの拠点としてNSK UNITED KINGDOM LTD.をイギリスに設立(現・連結子会社)
  • 2007年5月ロシアにNSK RUS & CIS駐在員事務所を開設
  • 2008年1月スペイン、ポルトガルにおける歯科製品の販売を促進するため、スペイン国マドリッド州にNSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A.を設立(現・連結子会社)
  • 2008年3月創業欧州市場へ迅速かつ効率的な製品供給を目的にNSK EURO HOLDINGS S.A.がドイツ連邦共和国ヘッセン州エッシュボーン市に集中倉庫を設立し、NSK EUROPE GmbHが同市に移転し事務所を併設

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に株式上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2011年6月NSK-AMERICA CORP.は、倉庫機能の拡大のため、イリノイ州ホフマン・エステイト市(シカゴ近郊)に新社屋を建設し移転
  • 2012年3月創業シンガポール共和国にNSK NAKANISHI ASIA PTE.LTD.を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年まで880億円~950億円
  • EBITDA2027年まで220億円~250億円
  • 連結売上高2030年まで1,000億円~1,200億円
  • EBITDA2030年まで250億円~330億円
  • ROE12%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    歯科事業のブランド力強化と拡販

    歯科用ハンドピース等の主力製品のブランド力・販売力を強化し、OEMやDSOビジネスの拡大で安定的な収益を確保。予防歯科・訪問診療関連製品の拡充や新興国向けコスト競争力のある製品展開、グローバルアフターサービス体制の強化を進める。

  2. 02

    DCI事業の製品拡充と販路多様化

    競争力のあるデジタル歯科製品ラインアップを拡充し、DSOを含む販売チャネルの多様化で市場プレゼンスを向上。歯科用ハンドピースとのバンドル販売による相乗効果を最大化する。

  3. 03

    外科事業の製品強化と販売体制拡充

    既存製品の改良と新製品投入で競争力のある製品群を構築し、国内・北米市場を中心に販売体制を強化。外部提携やM&Aも視野に入れた事業拡大を図る。

  4. 04

    機工事業の高付加価値化とグローバル展開

    精密・微細加工分野に特化した高付加価値スピンドル製品の開発・販売を強化。既存製品の更新と用途拡張で安定基盤を維持し、欧州中心のグローバル展開とグループ内シナジーを創出する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,204人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は568万円で、9期前と比べて1.2%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は11.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月954
2017年12月1,014
2018年12月1,083
2019年12月57540.210.41,159
2020年12月54140.310.81,184
2021年12月57740.611.01,239
2022年12月65840.610.81,478
2023年12月62840.310.82,049
2024年12月56140.510.92,180670
2025年12月56841.011.82,204640

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率87.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 11 / 海外 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・工場 — 栃木県 鹿沼市203億円
歯科事業 外科事業 機工事業
ドイツ連邦共和国 ヘッセン州1,476百万円
歯科事業 外科事業
アメリカ合衆国 イリノイ州1,338百万円
歯科事業 外科事業 機工事業
ドイツ連邦共和国 ヘッセン州892百万円
機工事業
中華人民共和国 桂林市776百万円
歯科事業
アメリカ合衆国 オレゴン州714百万円
DCI事業
イギリス ハートフォードシール州651百万円
歯科事業外科事業
オーストラリア連邦 ニューサウスウェールズ州215百万円
歯科事業
フランス共和国 パリ市153百万円
歯科事業
イタリア共和国 ヴィツェンツァ市107百万円
歯科事業
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    NSK EUROPE GmbH (注)2
    ドイツ連邦共和国 ヘッセン州 エッシュボーン市
    議決権100.0%
  • 国内
    NSK EURO HOLDINGS S.A.
    ルクセンブルク大公国
    議決権100.0%
  • 海外
    NSK FRANCE S.A.S. (注)2
    フランス共和国 パリ市
    議決権100.0%
  • 国内
    NSK UNITED KINGDOM LTD.
    イギリス ハートフォードシール州
    議決権100.0%
  • 国内
    上海弩速克国際貿易有限公司(注)2
    中華人民共和国 上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    NSK OCEANIA PTY.LTD.
    オーストラリア連邦 ニューサウスウェールズ州
    議決権100.0%
  • 国内
    NSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A. (注)2
    スペイン国 マドリード州
    議決権100.0%
  • 国内
    NSK Dental Italy s.r.l. (注)2
    イタリア共和国 ヴィツェンツァ市
    議決権100.0%
  • 国内
    NSK DENTAL KOREA CO.,LTD.
    大韓民国 ソウル市
    議決権100.0%
  • 海外
    NSK NAKANISHI AMERICA LATINA LTDA.
    ブラジル連邦共和国 サンタカタリーナ州ジョインヴィレ市
    議決権99.0%
  • 国内
    Integration Diagnostics Sweden AB (注)2
    スウェーデン王国 ヨーテボリ市
    議決権100.0%
  • 国内
    NSK America Holdings inc. (注)2
    アメリカ合衆国 デラウェア州
    議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • Nakanishi Jaeger GmbH (注)2ドイツ連邦共和国 ヘッセン州100%
  • DCI International, LLC (注)2、5アメリカ合衆国 オレゴン州100%
  • 四川中西歯科設備制造有限公司中華人民共和国 四川省100%
  • 桂林市鋭鋒医療器械有限公司中華人民共和国 桂林市100%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • GBNSK UNITED KINGDOM LIMITED

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は812億円営業利益141億円前期と比べると増収減益で、売上が+5.5%、利益が-3.4%。

売上高
+5.5%
812億円
営業利益
-3.4%
141億円
純利益
-127.9%
-24億円
営業利益率
17.4%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高945億円812億円
営業利益186億円141億円
純利益135億円-24億円
1株あたり配当¥54

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は472億円、営業利益は100億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+20.4%、営業利益は+31.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1364029.433
2023年2Q1474228.648
2023年3Q1293627.9143
2023年4Q1854
2024年1Q1824022.034
2024年2Q2044321.136
2024年4Q3846316.416
2025年2Q3927619.435
2025年4Q4206515.5−59
2026年2Q47210021.281

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は226億円から812億円へ3.6倍に増えた。直近期の営業利益率は17.4%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
シンガポール共和国にNSK NAKANISHI ASIA PTE.LTD.を設立
2012年12月2267043
2013年12月2628347
2014年12月30910870
2015年12月3199962
2016年12月3187653
2017年12月34310473
2018年12月36510776
2019年12月3549871
2020年12月3318665
2021年12月449140101
2022年12月487176125
2023年12月597172228
2024年12月77014617319.086
2025年12月81214116917.4−24

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高812億円のうち、営業利益として残るのは141億円17.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-24億円、売上の-3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.2%351億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金39.4%320億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.4%141億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
56.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.4pt
17.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比9.8pt
-3.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比11.2pt
-2.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-1.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが166億円、投資CFが−87億円で、差し引きのフリーCFは79億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は460億円で、売上の6.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月44−17−1527104
2013年12月61−54−97109
2014年12月77−6−2371157
2015年12月58−26−2432157
2016年12月548−1662207
2017年12月65−53−1812208
2018年12月87−17−2570249
2019年12月70−43−2827247
2020年12月92−14−2778300
2021年12月120−41−4079349
2022年12月78−63−6115316
2023年12月86−19134−105260
2024年12月153−79674352
2025年12月166−87779460

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,602億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,141億円で、自己資本比率は71.0%(業種中央値66.2%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月4293884190.2
2013年12月5074466187.3
2014年12月5595005989.1
2015年12月5855285790.2
2016年12月6195596090.0
2017年12月6956306590.4
2018年12月7336716291.4
2019年12月7757255093.2
2020年12月8257636292.3
2021年12月94582911687.5
2022年12月1,02691011688.4
2023年12月1,4081,13227680.1
2024年12月1,5831,21237176.3
2025年12月1,6021,14146171.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
613億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,100億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
137億円
在庫として抱えている分
負債合計
461億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

精密機器 52社との比較

同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率52社中10位あたり、逆に低いのはROE52社中48位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-2.0%/中央値 9.2%
P25 5.8%P75 12.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.4%/中央値 9.0%
P25 4.5%P75 14.5%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.0%/中央値 66.2%
P25 50.8%P75 76.4%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.5%/中央値 5.3%
P25 1.7%P75 10.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.1%
P25 1.4%P75 3.4%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,100で、1年前と比べて+51.3%過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。

¥3,100-2.8%1ヶ月+0.2%1年+51.3%時価総額2,896億円
過去52週の値幅
安値¥1,915高値¥3,385

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)113.0倍
PER (会社予想)38.0倍
PBR2.11倍
配当利回り1.74%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で0.49%上昇し、25日線(3123円)を下回る。8月7日に73.86万株の急増商いがあり、株価は3245円まで上昇したが、その後は調整。52週高値3385円からは8.7%下の3090円で推移。200日線(2565.38円)からは20%上にあり、中期トレンドは上向き。RSIは58.5で買われ過ぎ圏にはない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 28/100)

PERは112.81倍と業界平均31.43倍の3倍以上に達し、割高感が際立ちます。PBRは2.2倍で業界平均2.75倍を下回りますが、PERの過度な高さが全体の評価を押し上げています。配当利回りは1.75%で平均2.03%を下回り、ROEはマイナス2%と収益性が低迷しています。直近の経常利益は赤字に転落しており、業績不振が長引く可能性があります。業界平均と比較してもPERの乖離が大きく、現時点では割高と判断せざるを得ません。ただし、将来の業績回復期待が織り込まれている可能性もあり、慎重な見極めが必要です。

指標この会社業種平均
PER (実績)113.0倍30.1倍
PER (予想)38.0倍
PBR2.11倍2.49倍
ROE-2.0%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、高収益基盤の持続と新分野への成長投資。強気派は、歯科市場での支配的な地位と、医療機器への展開で成長を期待。弱気派は、市場の成熟と競争激化による成長鈍化、そして最近の財務悪化を懸念。

プラスに働く材料7
  • 高い市場シェア

    歯科用ハンドピースで世界シェア約50%と圧倒的で、価格決定力がある。

  • 技術力の強み

    超高速回転技術と精密加工で、高い品質と信頼性を実現している。

  • 市場拡大

    歯科医療の需要は高齢化で堅調で、新興国でも歯科医院が増加している。

  • 来期黒字転換でV字回復決算発表後影響

    予想PER39.8倍は来期純利益約76億円を示唆し、前期24億円の赤字から大幅改善

  • 売上高3期連続で過去最高通年影響

    2025/12期売上812億は前期比5.5%増、3期連続で過去最高

  • 外国人保有40.8%が需給下支え継続影響

    外国人保有比率40.79%と高水準、株式需給の底堅さにつながる

  • 営業利益率17%台の高収益維持通年影響

    2025/12期の営業利益率は17.36%と2期連続で17%超を確保

マイナスに働く材料7
  • 市場の成熟

    歯科用ハンドピースの世界市場は成長が限られており、他の事業の発展が必要。

  • 収益悪化

    2025/12期は最終赤字に転落し、収益悪化の兆候が見られる。

  • 高バリュエーション

    PER119倍と高く、業績悪化が続けば株価調整のリスクがある。

  • 最終赤字転落で業績悪化決算発表後影響

    2025/12期の純利益は24億円の赤字、前期86億円の黒字から大幅悪化

  • 実績PER119倍の高バリュエーション継続影響

    PERは119.04倍、予想でも39.8倍と市場平均を大きく上回り割高

  • 営業利益率の低下傾向通年影響

    営業利益率は18.96%から17.36%へ1.6pt低下、収益性が悪化傾向

  • ROEマイナスで資本効率悪化通年影響

    ROEは-2%とマイナス圏、自己資本の運用が課題

次の決算で確かめる点
ハンドピース販売台数
コア製品の需要動向を直接示す指標。
海外売上高比率
海外市場での競争力と成長性を測るため。
研究開発費率
技術競争力を維持するための投資水準を確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり54で、前期から+3.8%いまの株価に対する利回りは1.74%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥54
1株あたり
配当利回り
1.74%
いまの株価に対して
配当性向
41.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月2038.2
2017年12月2630.036.1
2018年12月3119.236.7
2019年12月30−3.254.1
2020年12月300.055.1
2021年12月3723.344.6
2022年12月4624.333.5
2023年12月508.735.3
2024年12月524.070.5
2025年12月543.841.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥54

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ8,401人。区分でいちばん多いのは外国法人40.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.4%を占め、残る74.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
外国法人40.040.237.738.540.540.8
個人・その他25.926.727.228.128.130.1
事業法人14.014.014.014.815.015.1
自己株式8.18.69.79.59.611.1
金融機関19.118.018.816.414.610.3
証券会社1.01.12.32.11.83.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ナカニシE&N株式会社4.85
02中西千代4.67
03公益財団法人NSKナカニシ財団3.98
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.48
05株式会社オフィスナカニシ3.34
06ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント(常任代理人 株式会社みずほ銀 行決済営業部)3.16
07中西英一3.00
08中西賢介2.97
09株式会社足利銀行2.42
10ザ バンク オブ ニューヨーク メロン 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀 行決済営業部)2.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−120%、1株純資産は14期で+4%。直近期のROEは-2.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月1451,31211.811.915.9
2013年12月1611,51011.418.717.9
2014年12月7957114.821.524.1
2015年12月7160912.122.025.8
2016年12月616439.824.638.2
2017年12月8572512.423.136.1
2018年12月8877311.721.336.7
2019年12月8283410.225.454.1
2020年12月748788.730.455.1
2021年12月11796012.718.144.6
2022年12月1451,06614.417.633.5
2023年12月2681,32322.48.935.3
2024年12月1011,4317.323.670.5
2025年12月−291,369−2.041.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額336百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約18倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中西英一代表取締役 社長執行役員622,802,000
中西賢介代表取締役 副社長執行役員602,774,000
鈴木正孝取締役 専務執行役員7511,000
野長瀬裕二取締役65
荒木由季子取締役65
汐見千佳取締役54
播田仁監査役 常勤58
澤田雄二監査役 非常勤581,000
馬来義弘監査役 非常勤781,000
矢崎弘直監査役 非常勤64

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31967233301100
社外取締役630305
監査役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容953字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社28社で構成されており、歯科医療用機器、歯科チェア、一般産業用切削・研削器の製造・販売を主たる業務としております。 当社グループの事業における位置付け及び報告セグメントとの関連は、次のとおりであります。 歯科事業 当事業においては、治療用ハンドピース、技工用マイクロモーター&ハンドピース、外科用ハンドピース及び滅菌器等の製造・販売をしております。 [主な関係会社]   当社、NSK-AMERICA CORP.、NSK EUROPE GmbH、NSK FRANCE S.A.S.、上海弩速克国際貿易有限公司、NSK OCEANIA PTY.LTD.、NSK UNITED KINGDOM LTD.、NSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A.、NSK Dental Italy s.r.l.、NSK DENTAL KOREA CO.,LTD.、NSK NAKANISHI AMERICA LATINA LTDA.、Integration Diagnostics Sweden AB、四川中西歯科制造有限公司及び桂林市鋭鋒医療器械有限公司 DCI事業 当事業においては、歯科チェア等の製造・販売をしております。 [主な関係会社]   DCI International, LLC 外科事業 当事業においては、脳神経外科をはじめとする外科領域で必需品となっている骨切削機器等の製造・販売をしております。 [主な関係会社]   当社、NSK-AMERICA CORP.、NSK EUROPE GmbH、上海弩速克国際貿易有限公司、NSK UNITED KINGDOM LTD.、NSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A.及び四川中西歯科制造有限公司 機工事業 当事業においては、手作業用グラインダー及び機械装着用スピンドル等の製造・販売をしております。 [主な関係会社]   当社、NSK-AMERICA CORP.及びNakanishi Jaeger GmbH 事業の系統図は、次の通りであります。 (注) ※印は非連結子会社で持分法非適用会社であります。 その他に連結子会社3社、非連結子会社10社あります。
経営方針・対処すべき課題2,312字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、1930年の創業以来「顧客のニーズにより新製品を開発し、堅牢、優美にして廉価な製品づくりで社会の信頼に応える」を経営の基本に据え、歯科医療分野、外科医療分野及び一般産業分野において、常に新しいニーズを的確に把握し新製品の開発を行い、国内はもとより世界135ヵ国以上でご愛顧いただいております。 また品質基本方針として、「品質第一を基本とし全員参加の品質管理により顧客の満足と信頼に応える」を掲げ1997年にISO9001(品質マネジメントシステムに関する国際規格)の認証を取得すると共に1999年にはISO14001(環境マネジメントシステムに関する国際規格)の認証も取得し、全社員による徹底した品質保証体制と顧客満足を第一とする設計開発・製造・サービス体制を図っております。更に製品の生産、使用、廃棄に至るまでの各段階において地球にやさしい環境への配慮をし、また、欧州の廃棄電気・電子機器(WEEE)指令、電気電子機器含有特定危険物質制限(ROHS)指令に適応させると共に、欧米における販売・サービスの強化を図り、今後も世界のナカニシとしてブランド力のアップへと邁進してまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、創業100周年を迎える2030年に向け、グローバル市場において、革新的「削るテクノロジー」による新製品を次々と生み出し、全世界の人々の健康寿命の延伸に大きく貢献できるONLY ONEの医療機器メーカーになることを目指しています。 当社グループの長期ビジョンにおける事業展開のキーワードは、「超高齢化」です。超高齢社会において、「健康寿命の延伸」が最重要課題であり、その解は「歯の健康」と「体の健康」にあります。また、超高齢化により「労働人口の減少」が、日本、欧州、中国などの経済成長のボトルネックになりつつあり、その解の一つは「工場の自動化」にあると考えています。これらの社会ニーズに対して、ナカニシの“革新的「削るテクノロジー」”により、革新的な新製品とサービスを生み出し、大きく社会に貢献し、企業価値を高めて参ります。 また、当社グループは、長期ビジョンに基づき、持続的な成長を実現するために、2025年より中期経営計画NV2030(2025年~2030年)をスタートさせております。NV2030では、以下の重点施策を推進しています。 1.歯科事業 ・歯科用ハンドピース等の主力製品におけるブランド力および販売力の一層の強化 ・OEMおよびDSOビジネスの拡大を通じた、安定的かつ継続的な収益の確保 ・予防歯科・訪問診療関連製品等の拡充による、製品ラインアップの強化 ・新興国市場における価格競争を見据えた、コスト競争力を意識した製品展開 ・グローバルアフターサービス体制の強化による、顧客満足度向上 2. DCI事業 ・競争力のある製品ラインアップの拡充 ・DSOを含む販売チャネルの多様化を通じた、市場プレゼンスの向上 ・歯科用ハンドピースとのバンドル販売相乗効果の最大化 3.外科事業 ・既存製品の改良および新製品投入を通じた、競争力のある製品群の構築 ・国内および北米市場を中心とした販売体制の強化 ・外部経営資源の活用(提携・M&A等)も視野に入れた事業拡大 4.機工事業 ・精密・微細加工分野に特化した、高付加価値スピンドル製品の開発・販売強化 ・既存製品の更新および用途拡張による、安定的な事業基盤の維持 ・欧州を中心としたグローバル展開の推進と、グループ内技術・販売シナジーの創出 (3)目標とする経営指標 当社グループでは、創業100周年を見据えた中期経営計画において、2027年および2030年を目標年次として、売上高、EBITDA、収益性および資本効率等を重要な経営指標として位置付けております。具体的には、 2027年を目標として、連結売上高880億円~950億円、EBITDA220億円~250億円 2030年を目標として、連結売上高1,000億円~1,200億円、EBITDA250億円~330億円 を目指しております。 また、資本効率の観点からROE12%を目標水準とし、株主還元については総還元性向70%を基本方針としております。加えて、事業環境の変化に柔軟に対応するため、手元流動性比率については概ね8カ月程度を目安とした財務運営を行ってまいります。 (4)経営環境及び会社の対処すべき課題 今後の見通しにつきましては、地政学的リスクの高まりや為替相場の変動、各国における医療機器規制の動向等により、事業環境の不透明感が継続しております。また、設備投資や医療機器需要については、地域や市場分野によって回復の度合いに差がみられるなど、先行きには引き続き不確実性が残る状況にあります。このような経営環境の中で、当社グループは、国内外の経済動向や市場環境を注視しつつ、事業ポートフォリオの最適化、競争力のある製品の継続的な投入およびグローバルオペレーションの高度化を通じて、変化に柔軟に対応できる経営体制の構築に取り組んでまいります。 あわせて、品質・安全性の確保、コスト競争力の強化および人材基盤の充実を図ることで、グローバルな競争環境において持続的な成長を目指してまいります。
事業等のリスク2,824字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があるリスクの一部を以下に挙げていますが、全てのリスクを網羅している訳ではありません。当社グループの事業は、現時点では未知であったり、特筆すべき又は重要と認識していない他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります。 なお、以下に挙げた事項は、当連結会計年度末現在入手し得る情報に基づいて当社が判断したものであります。 (1)輸出比率が高いことによるリスク 当社グループはグローバルに事業を展開しており、海外売上高の比率が相対的に高い傾向にあります。当社グループの外貨建取引及び外貨建資産等は、連結財務諸表作成時に円換算するため、為替レートの変動は、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)法的規制 当社グループの主力製品である医療機器は、日本国内では医薬品医療機器等法、欧州ではMDR(欧州医療機器規則)、米国ではFDA(米国食品医薬品局)規制といったように、各国にて医療面および環境面などにおける法的規制を受けております。従いまして、今後これらの規制が変更された場合に、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)品質問題 当社グループは、製品の特性に応じて最適な品質を確保できるよう、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001に基づいた品質保証体制を確立し、更に医療機器につきましては、ISO13485(医療機器に関する品質マネジメントシステム)やGMP(製造管理及び品質管理規則)などの規格にも対応し、厳格な品質管理のもと生産活動を行っております。しかしながら、将来的に予期せぬ不具合が発生する可能性は皆無ではなく、この場合において、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)企業買収に関するリスク 当社グループでは、事業の持続的な成長の実現のために、既存事業とのシナジー効果が期待できる企業に対するM&Aを実施しております。M&Aにあたっては、市場動向や顧客のニーズに加えて、対象企業の財務内容や契約関係等について、詳細なデュー・ディリジェンスを通じた事前調査を行い、十分にリスクを検討した上で決定しておりますが、事業環境の悪化等により予想どおりの収益が得られない場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)訴訟に関するリスク 当社グループにかかわる訴訟リスクとして大きく分けて知的財産にかかわるリスクと医療事故・製造者責任にかかわるリスクがあり、それらを通じて財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 知的財産に関しましては、自社の知的財産を権利化することにより第三者から防護するとともに、情報セキュリティを推進し、秘匿すべきノウハウ等の社外への流出防止を図る一方、第三者の知的財産権については、継続的に調査を行うことにより侵害の予防に努めておりますが、以下に掲げるようなリスクがあります。 ・特定の国、地域においては、知的財産権に対する意識の欠如などの固有の理由により、第三者の侵害行為を効果的に取締まることができず、これによる売上低下、価格競争など、当社グループの業績及び財務状況に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループの製品について、予期しない第三者から知的財産権の侵害を理由に訴訟を提起され、当社グループの主張が認められなかった場合、当社グループは多額の損害賠償金、製造差止めなどの不利益を受ける可能性があります。 ・当社グループの保有する知的財産権が、第三者から異議申立てなどの法的手段により無効にされ、第三者が同一事業分野へ参入してきた場合、当社グループの売上低下、価格競争など、業績及び財務状況に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループは、第三者が、当社グループの保有する知的財産権を侵害した場合、訴訟等に多額の費用を費やす可能性があるとともに、当社グループの主張が認められなかった場合、以後の事業展開に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループの製品の中には、第三者から許諾された特許の使用を前提にした製品がありますが、今後も、当社グループが許容できる条件で、第三者から使用許諾を受けられる保証はなく、不利な条件で和解したり、事業展開に大きな影響を及ぼす可能性があります。 医療事故訴訟、製造者責任にかかわる訴訟リスクに関しましては、当社グループは医療機器の設計、開発、製造段階で製品の安全性の確保に全力で努めておりますが、使用時の偶発的な不具合などにより他者に損害を与え賠償責任を請求されるリスクがあります。将来的に法令もしくは規制による訴訟等のリスクにさらされることも考えられ、その際も当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (6)情報セキュリティに関するリスク 当社グループでは情報セキュリティ基本方針を策定し、情報セキュリティ管理のための組織体制を構築するとともに、各リスクへの対策を運用し、情報セキュリティの確保と維持に努めております。さらに、従業員への教育を継続的に実施し、情報セキュリティへの意識向上に取り組んでおります。しかしながら、これらの取り組み及ばず、サイバー攻撃やウイルス感染等による業務システムの停止、情報の漏洩、情報システムの障害等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)大規模な自然災害・感染症等に関するリスク 当社グループでは、有事に備えた危機管理体制の整備に努め対策を講じておりますが、台風、地震、津波等の自然災害及び新型コロナウイルスや新型インフルエンザ等の感染症が想定を大きく上回る規模で発生及び流行し、当該地域の工場及び事務所の稼働が長期にわたって困難になった場合及び顧客の属する業界に影響を及ぼした場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を与える可能性があります。 (8)地政学的リスクおよび経済安全保障に関するリスク 当社グループは、グローバルに事業を展開していることから、特定地域における地政学的緊張の高まり、テロ行為、政権交代による政策変更等の影響を受ける可能性があります。 また、近年強化されつつある経済安全保障の観点からの各国規制や制裁措置、戦略物資に係る輸出規制、調達制限等により、原材料や部品の安定調達、生産活動、販売活動に影響が生じる可能性があります。これらの事象が顕在化した場合には、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,363字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、アメリカでは緩やかな成長が続いているものの、物価高や政策の不透明さの影響により、企業や消費者の景気に対する不安が強まっています。ヨーロッパにおいても回復傾向は見られるものの、ドイツやフランスなど主要国の低迷、地政学的リスク、政策の不透明さが成長の足かせとなっています。 一方、国内経済は設備投資が堅調に推移しているものの、個人消費は弱く、物価高の影響により停滞が続いています。 このような事業環境の中、売上高については4つの事業すべて増収となりました。また、利益面については、EBITDA、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも減益となりました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は、81,179,143千円(前年同期比5.4%増)、EBITDAは、19,899,423千円(前年同期比2.7%減)、営業利益は、14,089,536千円(前年同期比3.5%減)、経常利益は、16,933,969千円(前年同期比2.0%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は、2,398,213千円(前年同期8,577,872千円の利益)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (歯科事業) 歯科事業の売上高については、国内、北米及びアジアで減収となったものの、欧州において増収となり、前年同期に比べて増収となりました。利益面については、セグメントEBITDA及びセグメント営業利益ともに、前年同期に比べて減益となりました。 この結果、売上高は、48,197,285千円(前年同期比3.6%増)、セグメントEBITDAは、19,238,663千円(前年同期比0.5%減)、セグメント営業利益は、16,852,762千円(前年同期比1.3%減)となりました。 (DCI事業) DCI事業の売上高については、DSO(Dental Service Organization)への販売が一服したものの、前年同期に比べて増収となりました。利益面については、セグメントEBITDA及びセグメント営業利益ともに、前年同期に比べて減益となりました。 この結果、売上高は20,538,007千円(前年同期比5.6%増)、セグメントEBITDAは1,866,563千円(前年同期比23.7%減)、セグメント営業損失は490,483千円(前年同期90,106千円の利益)となりました。 (外科事業) 外科事業の売上高については、国内、北米、欧州及びアジアの全ての地域で、前年同期に比べて増収となりました。利益面についても、セグメントEBITDA及びセグメント営業利益ともに、前年同期に比べて増益となりました。 この結果、売上高は、5,537,559千円(前年同期比28.1%増)、セグメントEBITDAは、2,837,091千円(前年同期比19.2%増)、セグメント営業利益は、2,667,290千円(前年同期比18.5%増)となりました。 (機工事業) 機工事業の売上高については、国内及び欧州で減収となったものの、北米及びアジアで増収となり、前年同期に比べて増収となりました。利益面については、セグメントEBITDA及びセグメント営業利益ともに、前年同期に比べて減益となりました。 この結果、売上高は、6,906,290千円(前年同期比2.5%増)、セグメントEBITDAは、1,180,483千円(前年同期比17.7%減)、セグメント営業利益は、817,321千円(前年同期比1.0%減)となりました。 ② 資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末の総資産の残高は、160,155,463千円で、前連結会計年度末に比べ1,855,920千円増加いたしました。主な要因は、現金及び預金が15,266,774千円並びに建物及び構築物が2,348,840千円増加した一方で、のれんが15,998,745千円減少したこと等によるものです。 負債の残高は、46,081,022千円で、前連結会計年度末に比べ8,980,841千円増加いたしました。主な要因は、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が14,192,705千円増加した一方で、短期借入金が6,148,430千円減少したこと等によるものです。 純資産の残高は、114,074,441千円で、前連結会計年度末に比べ7,124,920千円減少いたしました。主な要因は、利益剰余金が6,547,017千円減少し、並びに自己株式が2,921,187千円増加したこと等によるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高(以下、「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ10,740,004千円増加し、45,964,061千円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、16,649,420千円の収入(前年同期は15,302,565千円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益3,278,621千円の計上により資金が増加した一方で、法人税等の支払額5,721,196千円により資金を支出したこと等によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、8,682,539千円の支出(前年同期は7,941,650千円の支出)となりました。主な支出は、有形固定資産の取得による支出4,394,084千円等であります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、679,155千円の収入(前年同期は598,510千円の収入)となりました。主な収入は、長期借入れによる収入18,000,000千円であります。主な支出は、短期借入金の返済による支出13,500,000千円であります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 歯科事業(本)   2,810,967   118.8 DCI事業 (台)   8,491   103.1 外科事業(本)   25,629   194.9 機工事業(本)   82,978   103.8 合計   -   - (注) 生産実績は、生産本数及び台数で表示しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 歯科事業   50,755,032   114.0   9,016,452   139.6 DCI事業   20,966,655   109.3   1,805,872   131.1 外科事業   5,779,194   136.0   508,521   190.5 機工事業   7,421,452   112.5   899,914   233.9 合計   84,922,335   113.9   12,230,760   144.1 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 歯科事業(千円)   48,197,285   103.6 DCI事業 (千円)   20,538,007   105.6 外科事業(千円)   5,537,559   128.1 機工事業(千円)   6,906,290   102.5 合計(千円)   81,179,143   105.4 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) Henry Schein, Inc.   12,439,142   16.1   10,653,180   13.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループ経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針及び見積りについては、第5[経理の状況]-1[連結財務諸表等]-(1)[連結財務諸表]-[注記事項]-「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご参照ください。 ② 経営成績等の分析 当社グループの当連結会計年度の売上高は、81,179,143千円(前年同期比5.4%増)となりました。 当社グループの海外売上高の比率は、前連結会計年度87.9%、当連結会計年度88.4%と、高い比率となっております。そのため、為替の変動が当社グループの経営成績に影響を及ぼします。当社グループが採用した前連結会計年度の平均為替レートは、1米ドル151.44円、1ユーロ163.80円であり、当連結会計年度の平均為替レートは、1米ドル150.43円、1ユーロ169.18円であり、それぞれ、1.01円の円高(前年同期比0.7%円高)、5.38円の円安(前年同期比3.3%円安)となっております。この影響により、当社グループの当連結会計年度の売上高は、275,072千円増加しております(前年同期比4.0%増の影響)。 下記は、実績レートと前連結会計年度の平均為替レートを採用した場合の比較であります。 (実績レートの売上高) セグメントの名称   前連結会計年度 (千円)   当連結会計年度 (千円)   増減 (千円)   前年同期比 (%) 歯科事業   46,527,008   48,197,285   1,670,276   3.6 DCI事業   19,454,753   20,538,007   1,083,254   5.6 外科事業   4,321,679   5,537,559   1,215,879   28.1 機工事業   6,738,004   6,906,290   168,285   2.5 合計   77,041,446   81,179,143   4,137,696   5.4 (当連結会計年度の平均為替レートを前連結会計年度で採用した場合の売上高) セグメントの名称   前連結会計年度 (千円)   当連結会計年度 (千円)   増減 (千円)   前年同期比 (%) 歯科事業   46,852,968   48,197,285   1,344,316   2.9 DCI事業   19,325,003   20,538,007   1,213,004   6.3 外科事業   4,332,149   5,537,559   1,205,409   27.8 機工事業   6,806,397   6,906,290   99,892   1.5 為替の影響   △275,072   -   275,072   - 合計   77,041,446   81,179,143   4,137,696   5.4 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資等によるものであります。 当社グループの資金運営は、営業キャッシュ・フローで獲得した資金を主な財源としております。また、当社グループは、事業活動を行うための資金の調達に際し、低コストで安定的な資金の確保を重視しております。 なお、当連結会計年度末における借入金等の有利子負債の残高は、26,772,785千円であります。 また、当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、45,964,061千円であります。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、2030年12月を最終年度とする中期経営計画「NV2030」を推進しており、同計画において売上高1,000億円~1,200億円、EBITDA250億円~330億円の達成を目指してまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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