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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

タムロン

Tamron Co.,Ltd.7740 · Prime · 精密機器

交換レンズで名を轟かせる光学専門メーカー。ミラーレス用を軸に監視・FA・車載へ展開。

概要

タムロンは、一眼レフカメラ用交換レンズで世界有数のシェアを持つ光学精密機器メーカーである。埼玉県さいたま市に本社を置き、連結従業員数は4,977人。ミラーレスカメラ用レンズでも強みを持ち、監視カメラ用レンズ、FA/マシンビジョン用レンズ、車載カメラ用レンズなど多岐にわたる事業を展開する。2024年12月期の売上高は885億円、営業利益192億円と過去最高益を更新した。

写真関連を中核とする3つの事業セグメント

タムロンの事業は、写真関連、監視&FA関連、モビリティ&ヘルスケア・その他の3セグメントで構成される。写真関連事業は売上高の約7割を占める中核で、ミラーレスカメラ用交換レンズと一眼レフカメラ用交換レンズを自社ブランドおよびOEMで供給する。監視&FA関連事業は監視カメラ用レンズ、FA/マシンビジョン用レンズ、TV会議用レンズ、カメラモジュールを扱い、2025年12月期の売上高は120億91百万円、営業利益16億75百万円と増益を達成した。モビリティ&ヘルスケア・その他事業は車載カメラ用レンズ、医療用レンズ、ドローン用レンズなどを含み、同123億36百万円と前期比8.9%増収、営業利益26億99百万円と2桁増益を記録した。特に車載用レンズは初の100億円、医療用レンズは初の10億円を超えた。3セグメントとも収益性は高く、2025年12月期の連結営業利益率は19.5%である。

世界3極生産体制とグローバル販売網

タムロンは日本、中国、ベトナムの3極で生産拠点を構築する。日本国内にはさいたま市の本社・大宮工場、青森県の弘前工場・浪岡工場・大鰐工場を持つ。海外では中国広東省仏山市にタムロン光学仏山有限公司、上海市にタムロン光学上海有限公司、ベトナムにTAMRON OPTICAL (VIETNAM) CO., LTD.を設立し、2017年にはビンフック工場を増設した。販売子会社は米国(TAMRON USA, INC.)、欧州(独TAMRON Europe GmbH、仏TAMRON France EURL)、ロシア(Tamron (Russia) LLC)、インド(TAMRON INDIA PRIVATE LIMITED)、香港(タムロン工業香港有限公司)に配置されている。2025年12月期の平均為替レートは1ドル約2円の円高、1ユーロ約5円の円安で、為替変動が業績に影響を与えている。

高収益体質と中期経営計画「Value Creation 26」

タムロンは高い収益性を特徴とし、2024年12月期には売上高885億円、営業利益192億円(営業利益率21.7%)、当期純利益145億円と過去最高を更新した。2025年12月期は売上高851億円(前期比3.8%減)、営業利益166億円(同13.4%減)と減少したが、依然として20%近い営業利益率を維持している。2024年から2026年を最終年度とする中期経営計画「Value Creation 26」を掲げ、初年度で目標を達成したため、上方修正した「ver2.0」を策定。新たな目標は売上高950億円、営業利益205億円(営業利益率21.6%)、ROE16%以上、総還元性向60%程度。3つの基本戦略(事業戦略、財務戦略、ESG/サステナビリティ戦略)を推進し、既存事業のグローバル展開加速、新規事業育成、人的資本投資などを優先課題としている。

業界の中での役割は光学レンズ・モジュールメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
851億円
営業利益
166億円
営業利益率
19.5%
純利益
118億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
写真関連事業606億円71.3%156億円25.7%
モビリティ&ヘルスケア、その他事業123億円14.5%27億円22.0%
監視&FA関連事業121億円14.2%17億円14.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01写真関連主力

ミラーレスカメラや一眼レフカメラ向け交換レンズを中心に、高性能レンズをカメラメーカーや一般消費者へ供給。高い光学技術と豊富な製品ラインアップでアマチュアからプロまで幅広いユーザーに支持されている。

主な製品・サービス2
ミラーレスカメラ用交換レンズ
ミラーレスカメラ用の高性能交換レンズ。大口径・高倍率ズームなど多様な製品を揃える。
一眼レフカメラ用交換レンズ
一眼レフカメラ用の交換レンズ。AF性能や描写性能に優れる。

02監視&FA関連準主力

監視カメラやFA(工場自動化)/マシンビジョン向けレンズ、TV会議用レンズ、カメラモジュールなどを供給。高精細・小型化ニーズに対応し、セキュリティや産業用画像処理分野で需要を獲得している。

主な製品・サービス4
監視カメラ用レンズ
防犯・監視用途向けの高解像度レンズ。昼夜対応や広角・望遠など多様なバリエーションを持つ。
FA/マシンビジョン用レンズ
工場自動化や検査工程で使用される産業用カメラ用レンズ。高精度で歪みの少ない性能が特徴。
TV会議用レンズ
遠隔会議システム向けの広角レンズ。クリアな映像伝送を実現する。
カメラモジュール
複数の光学部品をモジュール化した製品。組み込み用途などに供給。

03モビリティ&ヘルスケア、その他副次

車載カメラ用レンズ、ビデオカメラ・デジタルカメラ用レンズ、ドローン用レンズ、医療用レンズ、各種光学用デバイス部品などを提供。自動運転や医療機器など成長市場を狙う。

主な製品・サービス6
車載カメラ用レンズ
自動車の前方監視や周辺視認用カメラ向けレンズ。耐環境性と高解像度を両立。
ビデオカメラ用レンズ
民生用・業務用ビデオカメラ用交換レンズ。
デジタルカメラ用レンズ
コンパクトデジタルカメラやミラーレスカメラ用のレンズ。
ドローン用レンズ
ドローン搭載カメラ向けの軽量・高画質レンズ。
医療用レンズ
内視鏡や手術用顕微鏡など医療機器向けの特殊レンズ。
各種光学用デバイス部品
光学フィルターやプリズムなど光学機器に組み込まれる部品。

製品と技術

写真用交換レンズ:マウントを拡大するミラーレス対応

タムロンの主力製品はミラーレスカメラ用および一眼レフカメラ用交換レンズである。自社ブランド製品では、ソニーEマウント、ニコンZマウント、キヤノンRFマウントに対応する製品ラインナップを揃え、2024年には7機種、2025年には6機種の新製品を投入した。特に18-300mm F/3.5-6.3(B061)はRFマウントおよびZマウントで初の高倍率ズームレンズとなった。これらの製品は高い光学性能とAF速度を特徴とし、アマチュアからプロまで幅広いユーザーに支持されている。OEM供給も行っており、カメラメーカー向けにレンズを提供している。2025年12月期の写真関連事業売上高は606億43百万円(前期比6.5%減)だが、自社ブランドは前期並みを維持し、日本・米国・インド市場では2桁増収を達成した。

監視・FA用レンズ:高精細化と多様化に対応

監視カメラ用レンズでは、高精細化・高解像化ニーズや用途の多様化を背景に市場が堅調に推移し、増収を達成。FA/マシンビジョン用レンズは工場自動化や検査工程向けに高精度で歪みの少ない製品を提供するが、2025年は顧客の在庫調整により減収となった。TV会議用レンズは市場低迷の中でも前期並みを維持。カメラモジュールは新機種開発遅れの影響で減収。セグメント全体の売上高は120億91百万円(前期比1.8%減)ながら、売上総利益率改善と販管費抑制により営業利益は16億75百万円(同7.0%増)と増益を確保した。これらの製品はセキュリティ、産業用画像処理、遠隔会議など多様な分野で需要を獲得している。

車載・医療用レンズ:成長市場を開拓する光学技術

モビリティ&ヘルスケア事業は車載カメラ用レンズを主力とする。中国市場の自動車販売伸び悩みの影響を受けつつも、ADAS(安全運転支援システム)の普及に伴うセンシング用途拡大により増収を続け、売上高は初の100億円を達成。医療用レンズでは、極小径・薄膜技術を活かした低侵襲手術向け製品のラインアップ拡充により売上高が前期比約1.5倍となり、初の10億円を超えた。ドローン用レンズも増収。一方、コンパクトデジタルカメラやビデオカメラ用レンズは市場縮小により減収。同事業の売上高は123億36百万円(前期比8.9%増)、営業利益26億99百万円(同9.0%増)と好調で、全社の成長を牽引している。技術戦略「“撮る”から“測る”へ」に基づき、新たな光学応用分野を開発中である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

精密機器のなかでの位置

光学機器メーカー、高収益で成長

当社はカメラ用レンズ等の光学機器メーカーで、売上高は2024/12期885億円、営業利益率21.7%と高収益。2025/12期は売上高851億円、利益率19.5%とやや減収見込み。同業のリガクHDやジーエルテクノHDと比較して規模は大きく、収益性も高い。市場ではミラーレスカメラ向け需要が堅調だが、スマホカメラの進化が脅威。技術力で差別化を図っている。

強み

  • 営業利益率20%前後を達成し、収益力は業界トップクラス
  • 売上高が714億→885億と大幅に増加し、成長軌道にある
  • 光学レンズ分野での高度な技術力を持ち、高品質製品を提供
  • タムロンブランドはカメラ愛好家に広く認知されている

課題

  • 2025/12期は減収見込みで、市場需要の鈍化が懸念される
  • スマートフォンカメラの性能向上により、デジカメ市場が縮小傾向
  • キヤノンやニコン等大手との競争が激しく、差別化が課題

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

受動部品・センサの時価総額近傍。太字がタムロン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15344MARUWA6,275億円33.3倍
28050セイコーグループ4,422億円39.7倍
37966リンテック3,878億円20.2倍
49934因幡電機産業3,475億円14.8倍
56814古野電気2,440億円14.4倍
67740タムロン2,347億円20.0倍
76592マブチモーター2,263億円14.2倍
87744ノーリツ鋼機2,220億円10.7倍
96516山洋電気2,020億円21.3倍
106996ニチコン1,821億円27.7倍
117970信越ポリマー1,814億円18.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(受動部品・センサ)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

光学工業メーカーとして創業した1952年

タムロンの歴史は1952年10月、埼玉県浦和市に資本金2,500千円で設立された「泰成光学工業株式会社」に始まる。1959年9月には本社及び工場を埼玉県大宮市蓮沼1385番地(現さいたま市見沼区)に新設移転し、現在の本社所在地となった。1966年6月には資本金6,000万円に増資。1969年5月には青森県弘前市に弘前工場を建設し、生産能力を拡大した。1970年4月、商号を「株式会社タムロン」に変更し、同時に弘前工場を「泰成光学工業株式会社」として分離した。1971年4月には販売子会社「タムロン商事株式会社」を東京都板橋区に設立し、販売機能を独立させた。創業期のこの間、写真用レンズの製造基盤を固めた。

国内統合と海外進出を進めた1970年代~1980年代

1976年9月、本社を東京都北区滝野川に移転。1978年12月には株式額面変更のため「株式会社杉本商店」に吸収合併され、再度「株式会社タムロン」に商号変更した。1979年4月、米国にTAMRON INDUSTRIES, INC.(現TAMRON USA, INC.)を設立し、海外販売拠点を初めて構築。1981年1月には泰成光学工業、タムロン商事、和宏光機を吸収合併し、資本金4億5,250万円に増資。1982年7月には西ドイツにTAMRON Vertriebs Ges.m.b.H.(現TAMRON Europe GmbH)を設立。1984年2月、青森県浪岡町に「株式会社オプテック・タムロン」を設立し、同年に社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式公開した。大宮工場内に技術開発センターを新設し、研究開発体制を強化。1985年12月には金型会社「株式会社ファイン技研」を買収し、生産技術を内製化した。

ブロニカ買収と中国・ベトナム生産拡大の1990年代~2000年代

1995年4月、イギリスにTAMRON U.K. Ltd.を設立(後の清算)。同年中判カメラメーカーのブロニカ株式会社を買収し子会社化、1996年に営業譲受、1998年に吸収合併した。1997年5月には中国香港にタムロン工業香港有限公司、中国広東省仏山市にタムロン光学仏山有限公司を設立し、中国生産を開始。2000年5月にはフランスにTAMRON France EURLを設立。2002年6月にはTAMRON U.K.を清算した。2004年4月には資本金を69億2,307万5千円に増資し、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2005年4月には本社を現在のさいたま市見沼区に移転し、中国上海市にタムロン光学上海有限公司を設立した。2006年11月、東京証券取引所市場第一部に株式を上場し、ジャスダック上場を廃止した。

新興国拠点の拡充とプライム市場移行の2010年代

2012年3月、ロシアにTamron (Russia) LLC、ベトナムにTAMRON OPTICAL (VIETNAM) CO., LTD.を設立。2013年3月にはインドにTAMRON INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、不動産管理会社「株式会社宏友興産」を買収・吸収合併。2017年5月には「東明技研株式会社」を買収し子会社化、同時に「株式会社ニューウェル」を買収・清算した。2017年にはベトナムに第2工場となるビンフック工場を建設し、生産能力を増強。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行した。これにより、日本、中国、ベトナムの世界3極生産体制が確立され、地政学リスクへの対応力を高めた。

過去最高益とミラーレス・車載分野の成長

2024年12月期、タムロンは売上高885億円、営業利益192億円、当期純利益145億円と過去最高を達成した。写真関連事業ではミラーレスカメラ用交換レンズの投入が加速し、ソニーEマウント、ニコンZマウントに加え、初のキヤノンRFマウント用レンズを発売。モビリティ&ヘルスケア事業では車載カメラ用レンズが初の100億円、医療用レンズが初の10億円を超えた。しかし2025年12月期は円高やOEM出荷減などの影響で減収減益となり、売上高851億円、営業利益166億円、当期純利益117億61百万円に減少した。それでも営業利益率は19.5%と高水準を維持し、中期経営計画「Value Creation 26 ver2.0」で上方修正した目標(売上高950億円、営業利益205億円)の達成を目指している。

年表42件を開く

1950年代

  • 1952年10月創業埼玉県浦和市大字上木崎に資本金2,500千円をもって「泰成光学工業株式会社」を設立。
  • 1959年9月本社及び工場を埼玉県大宮市蓮沼1385番地に新設移転。

1960年代

  • 1966年6月資本金6,000万円に増資。
  • 創業埼玉県大宮市に「和宏光機株式会社」を設立。
  • 1969年5月青森県弘前市に弘前工場建設。

1970年代

  • 1970年4月商号変更商号を「株式会社タムロン」に変更。
  • 弘前工場を「泰成光学工業株式会社」として分離。
  • 1971年4月創業東京都板橋区に「タムロン商事株式会社」を東京都板橋区小豆沢に設立。
  • 1976年9月東京都北区滝野川7丁目17番11号に本社移転。
  • 1978年12月M&A株式額面金額を変更するため、「株式会社杉本商店」(東京都北区所在、形式上の存続会社)に吸収合併、「株式会社タムロン」に商号変更。
  • 1979年4月創業アメリカに「タムロン,インダストリーズ,INC.」(現「TAMRON USA, INC.」)設立。

1980年代

  • 1981年1月M&A「泰成光学工業株式会社」、「タムロン商事株式会社」、「和宏光機株式会社」を吸収合併。
  • 資本金4億5,250万円に増資。
  • 1982年7月資本金5億2,037万5千円に増資。
  • 創業西ドイツに「タムロン,フェアトリーブス,Ges.m.b.H.」(現「TAMRON Europe GmbH.」)を設立。
  • 1984年2月創業青森県南津軽郡浪岡町に「株式会社オプテック・タムロン」を設立。
  • 上場社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭登録銘柄として登録、株式公開する。
  • 大宮工場内に技術開発センターを新設、併せて本社管理部門移転。
  • 資本金38億3,557万5千円に増資。
  • 1985年12月M&A金型の設計・製作会社「株式会社ファイン技研」を買収し、子会社とする。
  • 1986年1月青森県南津軽郡大鰐町に成形工場建設。

1990年代

  • 1991年7月M&A「株式会社オプテック・タムロン」を吸収合併し、浪岡工場となる。
  • 1995年4月創業イギリスに「TAMRON U.K.Ltd.」を設立。
  • M&A中判カメラの製造、販売会社「ブロニカ株式会社」を買収し、子会社とする。
  • 1996年1月「ブロニカ株式会社」より中判カメラの営業の譲受けを行う。
  • 1997年5月創業中国香港に「タムロン工業香港有限公司」を設立。
  • 創業中国広東省仏山市に「タムロン光学仏山有限公司」を設立。
  • 1998年7月M&A「ブロニカ株式会社」を吸収合併。

2000年代

  • 2000年5月創業フランスに「TAMRON France EURL.」を設立。
  • 「株式会社ファイン技研」から、営業全部の譲受けを行う。
  • 2002年6月「TAMRON U.K.Ltd.」を清算。
  • 2004年4月資本金65億5,257万5千円に増資。
  • 資本金69億2,307万5千円に増資。
  • 上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年4月埼玉県さいたま市見沼区蓮沼1385番地に本社移転。
  • 創業中国上海市に「タムロン光学上海有限公司」を設立。
  • 2006年11月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 上場ジャスダック証券取引所の株式上場を廃止。

2010年代

  • 2012年3月創業ロシアに「Tamron(Russia)LLC.」を設立。
  • 創業ベトナムに「TAMRON OPTICAL(VIETNAM)CO.,LTD.」を設立。
  • 2013年3月M&Aインドに「TAMRON INDIA PRIVATE LIMITED」を設立。「株式会社宏友興産」を買収し、子会社とする。「株式会社宏友興産」を吸収合併。
  • 2017年5月M&A「東明技研株式会社」を買収し、子会社とする。「株式会社ニューウェル」を買収し、子会社とする。「株式会社ニューウェル」を清算。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。ベトナムに第2工場「ビンフック工場」を建設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで950億円
  • 営業利益2026年12月期まで205億円
  • EBITDA率2026年12月期まで24%以上
  • ROE2026年12月期まで16%以上
  • 総還元性向2026年12月期まで60%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオ最適化の深化

    既存事業のグローバル展開を加速し、マーケティング力・商品企画力・営業力を強化。米州/欧州市場の挽回を最優先に新興国市場の需要を取り込み、収益性向上を図る。

  2. 02

    新規事業の育成・創出加速

    社内推進体制を構築し、M&A、アライアンス、オープンイノベーションを加速。光学技術を中心とした技術戦略「“撮る”から“測る”へ」を推進し、新たな技術領域での研究開発を進める。

  3. 03

    財務戦略と株主還元の拡充

    効率的かつ安定性を確保した経営を構築し、株主還元政策を拡充する。総還元性向60%程度を目標とする。

  4. 04

    ESG/サステナビリティ戦略の推進

    コーポレート・ガバナンス体制の変革、人的資本拡充、カーボンニュートラル・環境負荷低減に取り組む。環境ビジョン2050に基づき持続可能な社会づくりに貢献。

  5. 05

    DXと生産性向上・サプライチェーン強化

    全社的にDX推進会議を展開し、AI活用の業務改革で生産性向上。ベトナム新工場を含む世界3極生産体制を強化し、自動化・省力化を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,977人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は828万円で、9期前と比べて+15.8%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は16.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月4,728
2017年12月4,640
2018年12月5,046
2019年12月71541.715.84,609
2020年12月65842.216.44,070
2021年12月73842.015.94,098
2022年12月75242.716.44,448
2023年12月79243.016.84,604
2024年12月87643.216.84,820398
2025年12月82843.316.74,977334

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率95.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 1 / 海外 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
写真関連 監視&FA関連 モビリティ&ヘルスケア、その他 — TAMRON OPTICAL(VIETNAM)CO.,LTD.(ベトナムハノイ市)6,368百万円
写真関連 監視&FA関連 モビリティ&ヘルスケア、その他 — タムロン光学仏山有限公司(中国広東省仏山市)4,432百万円
本社 — 埼玉県さいたま市見沼区4,127百万円
写真関連 監視&FA関連 モビリティ&ヘルスケア、その他
青森工場 浪岡サイト — 青森県青森市1,452百万円
写真関連 監視&FA関連 モビリティ&ヘルスケア、その他
青森工場 弘前サイト — 青森県弘前市1,039百万円
写真関連 監視&FA関連 モビリティ&ヘルスケア、その他
写真関連 監視&FA関連 モビリティ&ヘルスケア、その他 — TAMRON Europe GmbH. (ドイツケルン市)334百万円
写真関連 監視&FA関連 — TAMRON USA, INC. (アメリカニューヨーク州)296百万円
写真関連 監視&FA関連 — タムロン光学上海有限公司(中国上海市)71百万円
主な関係会社
  • 国内
    TAMRON USA,INC.
    アメリカ ニューヨーク州
    議決権100.0%
  • 海外
    TAMRON Europe GmbH.
    ドイツ ケルン市
    議決権100.0%
  • 海外
    TAMRON France EURL.(注)2
    フランス ル・プレシベルヴィル市
    議決権100.0%
  • 海外
    Tamron(Russia)LLC.
    ロシア モスクワ市
    議決権100.0%
  • 海外
    TAMRON OPTICAL(VIETNAM)CO.,LTD. (注)1
    ベトナム ハノイ市
    議決権100.0%
  • 海外
    TAMRON INDIA PRIVATE LIMITED(注)2
    インド ハリヤーナー州 グルガオン市
    議決権100.0%
  • 海外
    タムロン工業香港有限公司(注)1
    中国香港
    議決権100.0%
  • 海外
    タムロン光学仏山有限公司(注)1
    中国広東省仏山市
    議決権100.0%
  • 海外
    タムロン光学上海有限公司(注)3
    中国上海市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は851億円営業利益166億円前期と比べると減収減益で、売上が-3.8%、利益が-13.5%。

売上高
-3.8%
851億円
営業利益
-13.5%
166億円
純利益
-18.6%
118億円
営業利益率
19.5%
前期比 -2.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高930億円851億円
営業利益185億円166億円
純利益137億円118億円
1株あたり配当¥51¥51

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は433億円、営業利益は77億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+3.8%、営業利益は−16.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1452617.923
2023年2Q1833921.330
2023年3Q1903719.527
2023年4Q19628
2024年1Q1984522.733
2024年2Q2516325.147
2024年4Q4368419.365
2025年2Q4179222.169
2025年4Q4347417.149
2026年2Q4337717.862

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は644億円から851億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は19.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ロシアに「Tamron(Russia)LLC.」を設立。
2012年12月6445439
インドに「TAMRON INDIA PRIVATE LIMITED」を設立。「株式会社宏友興産」を買収し、子会社とする。「株式会社宏友興産」を吸収合併。
2013年12月6855232
2014年12月7366238
2015年12月7195140
2016年12月5992915
「東明技研株式会社」を買収し、子会社とする。「株式会社ニューウェル」を買収し、子会社とする。「株式会社ニューウェル」を清算。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。ベトナムに第2工場「ビンフック工場」を建設。
2017年12月6054128
2018年12月6185943
2019年12月6337453
2020年12月4843820
2021年12月5757552
2022年12月63411584
2023年12月714140108
2024年12月88519219321.7145
2025年12月85116616719.5118

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高851億円のうち、営業利益として残るのは166億円19.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は118億円、売上の13.9%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.1%477億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.4%208億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.5%166億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
44.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+10.5pt
19.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.0pt
13.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.8pt
14.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが151億円、投資CFが−73億円で、差し引きのフリーCFは78億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は354億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月37−38−24−1108
2013年12月96−60−1336143
2014年12月62−24−3038159
2015年12月62−26−5236142
2016年12月65−25−1540160
2017年12月77−22−2455194
2018年12月75−22−1953224
2019年12月109−29−1980284
2020年12月76−123−21−47214
2021年12月87−38−1249258
2022年12月92−39−2053299
2023年12月100−51−2849326
2024年12月176−67−60109384
2025年12月151−73−11178354

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,060億円。このうち返さなくてよい自己資本が859億円で、自己資本比率は81.0%(業種中央値66.2%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月58140817370.3
2013年12月64747117672.8
2014年12月69952017974.4
2015年12月66049017074.2
2016年12月60947313677.7
2017年12月63949914078.2
2018年12月64750913878.6
2019年12月69354514878.7
2020年12月58245812478.7
2021年12月67152514678.3
2022年12月75660615080.2
2023年12月87170716481.2
2024年12月1,02282319980.6
2025年12月1,06085920181.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
354億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
625億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
201億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

精密機器 52社との比較

同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率52社中6位あたり、逆に低いのは売上成長率52社中45位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.0%/中央値 9.2%
P25 5.8%P75 12.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
19.5%/中央値 9.0%
P25 4.5%P75 14.5%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.0%/中央値 66.2%
P25 50.8%P75 76.4%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.8%/中央値 5.3%
P25 1.7%P75 10.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 2.1%
P25 1.4%P75 3.4%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,374で、1年前と比べて+42.7%過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。

¥1,374+0.4%1ヶ月-3.3%1年+42.7%時価総額2,347億円
過去52週の値幅
安値¥962高値¥1,463

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.0倍
PER (会社予想)16.2倍
PBR2.48倍
配当利回り3.71%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/30に1434円と急騰し、52週高値を更新。前日比+26.5%の大幅高で、出来高も753,800株と直近平均を大きく上回る。週足では25日線(1151円)を+24.6%上回る強い上昇。RSIは86.2と買われすぎ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER15.5倍は業界平均29.1倍を大幅に下回る。PBR2.14倍も業界平均3.60倍を下回る。ROE14%は良好で配当利回り3.22%と業界平均1.52%を大きく上回る。割安かつ高配当だが、減益予想で利益成長が鈍化懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.0倍30.1倍
PER (予想)16.2倍
PBR2.48倍2.49倍
ROE14.0%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

カメラ市場のミラーレスシフトとスマホの台頭で、需要構造が変化。強気派は同社の技術力とシェア拡大で増収増益を評価、2024年12月期は過去最高益。弱気派はミラーレス成長の頭打ちやスマホのカメラ進化による需要縮小を懸念。

プラスに働く材料7
  • 過去最高益更新

    2024年12月期営業利益率21.7%

  • ミラーレス需要取り込み

    ソニー、キヤノン等大手向けOEMで恩恵

  • 高いROE・配当利回り

    ROE14%、配当利回り3.2%

  • 新製品ミラーレス用レンズのヒット2026年Q3影響

    大口径ズームレンズで売上100億円増、営業利益20億円寄与

  • 車載カメラ用レンズの受注拡大2026年下期影響

    ADAS向けレンズ受注で売上50億円増加

  • 円安進行による輸出採算改善継続影響

    1円安で営業利益約20億円改善の試算

  • 配当増加による株主還元強化2026年Q2影響

    配当性向50%から60%に引上げ、増配率20%

マイナスに働く材料7
  • カメラ市場の縮小懸念

    スマートフォンのカメラ性能向上で需要減少

  • 成長鈍化予想

    2025年12月期は売上高・利益減の会社計画

  • 顧客依存リスク

    大口カメラメーカーの動向に左右される

  • カメラ市場縮小による需要減退2026年通年影響

    市場5%縮小で売上50億円減、営業利益10億円減少

  • スマホカメラ性能向上による代替需要低下継続影響

    高級コンパクトカメラ需要減で売上30億円減少

  • 中国景気減速による販売低迷2026年上期影響

    中国売上15%減で売上40億円減少

  • 為替変動による評価損リスク不定影響

    10円の円高で営業利益約200億円減少

次の決算で確かめる点
ミラーレス用レンズ売上高
主力の成長分野の動向
営業利益率
高収益体質の持続性確認
OEM受注動向
主要顧客の需要変化を察知

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり51で、前期から+3.6%いまの株価に対する利回りは3.71%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥51
1株あたり
配当利回り
3.71%
いまの株価に対して
配当性向
68.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月796.7
2017年12月6−9.225.1
2018年12月820.044.0
2019年12月913.339.4
2020年12月6−26.540.7
2021年12月1064.027.1
2022年12月1546.327.6
2023年12月2141.732.8
2024年12月3564.742.8
2025年12月363.668.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥51

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ14,717人。区分でいちばん多いのは金融機関43.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.3%を占め、残る49.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
金融機関40.841.939.940.940.143.5
外国法人21.224.724.327.828.028.0
個人・その他32.326.727.121.721.920.3
事業法人3.45.96.77.27.36.8
自己株式19.015.415.49.79.24.5
証券会社2.40.91.92.32.61.4
外国人個人0.00.00.10.10.00.1
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ソニーグループ株式会社14.66
02Suntera (Cayman) Limited as trustee of ECM Master Fund(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)10.27
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.86
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.74
05株式会社埼玉りそな銀行4.70
06GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)3.57
07日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスター トラスト信託銀行株式会社)3.14
08株式会社アルゴグラフィックス2.53
09株式会社三菱UFJ銀行1.22
10タムロン協力会社持株会1.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー(Effissimo Capital Management Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    17.38%
    +1.04pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−49%、1株純資産は14期で−64%。直近期のROEは14.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月1421,48710.117.263.5
2013年12月1161,7157.321.961.6
2014年12月1401,8947.817.027.8
2015年12月1541,8908.014.649.1
2016年12月571,8263.133.996.7
2017年12月1101,9275.822.125.1
2018年12月1681,9768.69.444.0
2019年12月2072,11910.112.239.4
2020年12月441,0983.920.640.7
2021年12月3131510.511.527.1
2022年12月5036214.87.427.6
2023年12月6542316.510.332.8
2024年12月8849919.012.842.8
2025年12月7353314.014.268.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

29名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は29名。2025/12期の役員報酬は総額468百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢
桜庭省吾代表取締役社長 管理本部及びコンプライアンス担当68
岡安朋英取締役副社長 映像事業本部、特機事業本部、調達統括本部、経営戦略本部及びCSR担当51
張勝海専務取締役 生産部門(青森工場、中国工場、ベトナム工場)、モールドテクノセンター及びリスクマネジメント担当66
大谷真人専務取締役 コンポーネント機器事業本部、品質管理本部、光学開発センター、R&D技術センター及び情報マネジメント担当64
片桐春美社外取締役57
石井絵梨子社外取締役45
白川靖浩社外取締役63
山口貴裕取締役(常勤監査等委員)64
平山隆志社外取締役(常勤監査等委員)69
奈良正哉社外取締役(監査等委員)67
植田高志社外取締役(監査等委員)69
木村美喜雄上席執行役員
残りの役員17名を開く
氏名役職年齢
加藤昌和上席執行役員
小金谷伸夫上席執行役員
安藤稔上席執行役員
江森道真執行役員
大関孝利執行役員
グレッグ・マニアッチ執行役員
ミヒャエル・ディッケル執行役員
陳潔執行役員
張凱執行役員
斎田明執行役員
國定照房執行役員
岡部明取締役 管理本部、経営戦略本部及びコンプライアンス担当61
池田正道執行役員
淺沼次郎執行役員
野崎浩成社外取締役62
西村加代子社外取締役(常勤監査等委員)66
横田顕社外取締役(監査等委員)64

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)42339138596
社外取締役867678
取締役(社内)1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容863字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社タムロン)、連結子会社9社、非連結子会社1社及び関連会社1社により構成されており、主な事業の内容は写真関連と監視&FA関連並びにモビリティ&ヘルスケア、その他の製造及び販売であります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 セグメントの名称   主 要 製 品   主要な関係会社名 写真関連事業   ミラーレスカメラ用交換レンズ 一眼レフカメラ用交換レンズ等   当社 TAMRON USA, INC. TAMRON Europe GmbH. TAMRON France EURL. Tamron(Russia)LLC. TAMRON INDIA PRIVATE LIMITED TAMRON OPTICAL (VIETNAM)CO.,LTD. タムロン工業香港有限公司 タムロン光学仏山有限公司 タムロン光学上海有限公司 監視&FA関連事業   監視カメラ用レンズ FA/マシンビジョン用レンズ TV会議用レンズ カメラモジュール等   当社 TAMRON USA, INC. TAMRON Europe GmbH. TAMRON INDIA PRIVATE LIMITED TAMRON OPTICAL (VIETNAM)CO.,LTD. タムロン工業香港有限公司 タムロン光学仏山有限公司 タムロン光学上海有限公司 モビリティ&ヘルスケア、その他事業   車載カメラ用レンズ ビデオカメラ用レンズ デジタルカメラ用レンズ ドローン用レンズ 医療用レンズ 各種光学用デバイス部品等   当社 TAMRON Europe GmbH. TAMRON OPTICAL (VIETNAM)CO.,LTD. タムロン工業香港有限公司 タムロン光学仏山有限公司 以上に述べた企業集団の概要は、次のとおりであります。 なお、東明技研株式会社は非連結子会社であり、重要性が乏しいため記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題1,904字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、経営理念「光を究め、感動と安心を創造し、心豊かな社会の実現に貢献します。」のもと、あらゆるステークホルダーとの良好な関係を築き、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、経済価値だけでなく、社会価値・非財務価値も高め、企業価値の最大化を図ることで株主・投資家の皆さまのご期待に応えるとともに、当社の持続的な成長とサステナブルな社会の実現を目指しています。 2024年より2026年12月期を最終年度とする新中期経営計画「Value Creation26」を掲げ、新たにスタートをしましたが、2026年の経営数値目標の全てについて初年度で達成することができました。現在はこの大きな成果を踏まえ、「Value Creation26 ver2.0」として進化させ、目標を上方修正し、更なる飛躍を目指しています。 その目標とする経営指標は以下のとおりです。 ①売上高       950億円 ②営業利益    205億円 (営業利益率21.6%) ③EBITDA率   24%以上 ④ROE     16%以上 ⑤株主還元        総還元性向60%程度 (3)中長期的な会社の経営戦略、経営環境及び優先的に対処すべき課題 当社を取り巻く経営環境は、地政学リスクの高まりやインフレの長期化懸念等により依然として不確実性は高い状況です。加えて、サプライチェーンの安定性、デジタル化、脱炭素等の多様化・複雑化する社会・産業・個人のニーズに対して、先見性をもち、変化に迅速かつ柔軟に対応し、企業として様々な価値を創出・提供していくことが重要と考えています。 これらを実現するため、「Value Creation26 ver2.0」では、「事業戦略」「財務戦略」「ESG/サステナビリティ戦略」の3つを基本戦略とし、実行することにより「持続可能な事業基盤」を構築し、「質の高い飛躍、企業価値最大化」を実現していきます。 <事業戦略> ①事業ポートフォリオ最適化の深化 ②新規事業の育成・創出の加速 <財務戦略> ①効率的かつ安定性を確保した経営の構築 ②株主還元政策の拡充 <ESG/サステナビリティ戦略> ①コーポレート・ガバナンス体制の変革 ②経営インフラ/人的資本拡充 ③カーボンニュートラル・環境負荷低減 <対処すべき課題> ①既存事業のグローバル展開を加速させ、マーケティング力・商品企画力・営業力を強化し、米州/欧州市場の挽回を最優先に新興国市場の需要の取り込み、収益性の向上を図り、事業基盤を強化する。 ②市場毎の顧客ニーズに応じた新製品をタイムリーに提供できるよう、関係部門が連携し、全社一丸(チームタムロン)で開発体制を強化する。 ③技術戦略「“撮る”から“測る”へ」を推進し、コア技術である光学技術を中心とし、要素技術開発と新たな技術領域での研究開発を、技術革新で創造していく。 ④DX推進会議を全社的に展開し、AIも活用した業務改革を推進し、全社的に生産性向上を図る。 ⑤地政学リスクへ対応するため、ベトナム新工場を含む世界3極生産体制・サプライチェーンを強化し、工場の自動化・省力化・省人化を推進する。 ⑥新規事業の育成と創出を実現するため、社内推進体制の構築とともに、財務戦略に基づきM&A、アライアンス、オープンイノベーションを加速させ、戦略投資を積極化する。 ⑦監督機能の強化と迅速な意思決定を図り、実効性の高いコーポレート・ガバナンス体制を構築する。 ⑧「環境ビジョン2050」に基づき、心豊かな社会を実現するため、持続可能な社会づくりに貢献していく。 ⑨E&Iの推進、人的資本投資の拡充、健康経営の推進、エンゲージメント活動の拡充等を図り、社員が創造性を発揮できる「働きがいのある会社」を目指す。 これらにより、写真関連事業では「人々に感動を、心を豊かに」をテーマに、中核事業としての高収益体質を向上させ安定的な収益確保を目指します。監視&FA関連事業では「安心・安全な社会づくりに」をテーマに、成長事業への再転換、営業利益率10%以上の確保を目指します。モビリティ&ヘルスケア、その他事業では「安全な暮らしと健康を」をテーマに、車載事業、医療事業の更なる成長を図り、新規事業の創出を加速します。 (4)その他、会社の経営上重要な事項 該当事項はありません。
事業等のリスク5,809字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 <リスクマネジメントの仕組みと体制> 当社グループは、短期・中期・長期にわたるリスクを防止又は計画的に軽減する等の対策を実施するリスクマネジメントを通じて、企業の安定した成長に資することを目的として「リスクマネジメント規程」を制定し、リスクマネジメント推進のための基本事項・方針の決定、審議を行う「リスクマネジメント委員会」、その下部組織である「リスクマネジメント検討委員会」を設置しております。毎年、タムロングループ全体を対象範囲として気候変動や人的資本経営を含むリスクの抽出、影響度と発生可能性の観点からのリスク評価、対応策の策定・モニタリング等を行っております。また、企業経営に重大な影響が想定されるリスクは重点対策テーマとして特定し、対応策を検討・実行しております。進捗状況はリスクマネジメント委員会並びにリスクマネジメント検討委員会にて定期モニタリングを通じ確認がなされ、必要に応じて対応策等を見直すこととしております。 <リスクマネジメント体制図> <事業等のリスク> (1)デジタルカメラ業界の市場環境におけるリスク リスクシナリオ   スマートフォンカメラの性能向上と写真撮影の手軽さにより、スマートフォン市場が全世界的に拡大していること等により、デジタルカメラ市場は縮小傾向が続いており、それに伴い当社の主要製品である交換レンズ市場も縮小傾向が続いています。今後もスマートフォンカメラとの比較等において、デジタルカメラが優位性を訴求できない場合、市場縮小が進み、結果として、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、ミラーレスカメラへとシフトする市場環境を考慮し、ミラーレスカメラ用の交換レンズの新製品投入を積極的に進めております。 (2)需要に合わせた生産・販売ができないことによるリスク リスクシナリオ   製品供給が実際の需要を超過する場合、過剰在庫となり、それにより値下げや資金効率の低下を引き起こし、収益の減少につながる可能性があります。一方で、実際の製品需要が当社の供給を超過する場合、全ての注文に対応ができないことで、結果として売上の機会損失をもたらし、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、全社横断による在庫状況、見通しに関する会議を定期的に開催し、適正な在庫管理に努めております。 (3)自然災害などによるリスク リスクシナリオ   大地震・火災・洪水等の自然災害の発生により、当社グループの開発・製造拠点並びに調達先等に壊滅的な損害が生じた場合、操業が中断し、生産や出荷に遅延が生じるおそれがあります。これにより、売上高が減少し、事業の復旧に多大な費用が生じた場合、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、国内外における事業継続計画(BCP)による対応とその継続的改善を行っております。 (4)気候変動に関するリスク リスクシナリオ   気候変動は国・地域を超えて世界に影響を与える問題であり、グローバルに活動する当社グループにとって重要な課題であると認識し、対策を実施しておりますが、対応の不足や遅れにより以下の移行リスクと物理的リスクが顕在化する可能性があります。 (移行リスク) 炭素税負担と再生可能エネルギー購入による費用増加や、脱炭素社会への想定外の急速な移行に対応できず、企業ブランドが棄損され、当社グループの企業価値の低下を招く可能性があります。 (物理的リスク) 異常気象による原材料の高騰や異常気象による罹災への対処が遅れ工場操業停止やサプライチェーンの寸断による製品サービス供給停止が起こることで、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、2050年までのCO₂排出量ゼロ等を掲げた「環境ビジョン2050」を策定し、気候変動対策に取り組んでおります。 (5)写真関連事業への依存へのリスク リスクシナリオ   当社グループは、写真関連事業の売上高構成比が約71.3%(2025年12月期)を占めており、ミラーレスカメラやデジタル一眼レフカメラ等のレンズ交換式カメラ市場の変動が、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、監視カメラや車載カメラ等の産業向けでの事業拡大、医療等の新規分野への事業展開を進めております。 (6)特定顧客への依存リスク リスクシナリオ   当社グループは、ソニーグループ各社に対する売上高が連結売上高の約23.1%(2025年12月期)を占めております。従って同社グループの戦略・方針の変更及び取引関係等に変更が生じた場合には、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、その他顧客とのパートナーシップ強化、新規顧客開拓を進めております。 (7)特定の仕入先への依存リスク リスクシナリオ   当社グループは、多数の外部の取引先から原材料、部品等を調達しておりますが、特に硝子材料につきましては、限られた取引先に依存しております。これら原材料、部品等が、何らかの理由により当社グループが計画していた数量や価格で入手できず、予定していた数量の生産ができない場合等には、得意先への納品責任を果たせなくなる可能性があり、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、複数購買や代替調達先候補の把握、設計変更等による代替措置の早期実施等を図っております。 (8)カメラとのアンマッチングによる不具合発生リスク リスクシナリオ   当社デジタルカメラ用交換レンズは十分な品質保証検査を実施し、出荷を行っていますが、各カメラメーカーの新製品モデルの内蔵する規格の変更等によりカメラの一部機能が動作しない場合があります。その場合、購入を見送る顧客が増えることで、売上の機会損失をもたらし、当社グループの業績の変動要因となる可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、品質保証検査の更なる充実、出荷済み製品に対してはファームアップ等の書き換えを無償サービスで行う等の対応をしております。 (9)新規事業についてのリスク リスクシナリオ   当社グループは、新規事業の育成・拡大を図っていく方針ですが、価格競争の激化、急速な技術革新、市場ニーズの急激な変化等により新規事業の縮小や撤退を決断した場合には、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、社内リソースの柔軟なシフト、社外リソースの効率的活用を行っております。 (10)技術革新等による影響リスク リスクシナリオ   当社グループの事業分野においては、新しい光学技術が急速に発展していますが、技術革新を継続的に進め、製品に適用することは、当社の成長のために不可欠です。そのため、研究開発に対する多大な努力が必要となりますが、当社グループの先端技術の開発又は製品への適用が予定どおり進展しなかった場合は当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、中長期的な技術ロードマップに基づく技術開発、オープンイノベーションの推進等を図っております。 (11)業務提携及び企業買収に関連するリスク リスクシナリオ   当社グループの成長のための施策として、業務提携を始めとした様々な形態で、他社との関係を構築しております。また事業拡大を目的として企業買収も検討しております。しかし、景気動向の悪化や、対象会社もしくはパートナーの業績不振により、期待していた事業拡大を実現できない可能性があります。また、有力な提携先との提携が解消になった場合、事業計画に支障をきたし、投資に対する回収が遅れる可能性が生じることや、回収可能性が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす恐れがあります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、業務提携等の実施前において戦略や事業計画の整合性や妥当性、投資内容や潜在リスク等、様々な視点での検証を行い、実施後も定期的な評価による進捗管理と早期課題解決に努めております。 (12)製品の欠陥リスク リスクシナリオ   当社グループは、高度な品質保証体制を構築しておりますが、万一、大規模な製造物責任につながるような製品の欠陥が発生した場合には、多額の費用の発生あるいは当社グループの信用低下等を招き、それらが当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、品質保証体制の継続的な強化、品質不良発生時の対策と流出防止の徹底を図っております。 (13)優秀な人材の確保と主要な知識の流出リスク リスクシナリオ   当社グループは、レンズ加工での特殊技能などの高度な技術及び能力を有する社員によって支えられていますが、これらの主要な人材が退職し、その知識・ノウハウが社外に流出する可能性があります。また、有能な人材を採用・育成し、実力ある従業員の雇用の維持を図ることが当社の将来の経営成績に影響してくると考えておりますが、有能な人材を採用・育成できず、また有能な人材の流出が生じた場合、開発や生産の遅れなどをもたらし、主要な知識・ノウハウが流出するリスクが発生します。これらの結果、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす恐れがあります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、職種別採用制度、役割等級制度、社内公募制度等の人事制度の充実、ワークライフバランスやダイバーシティの推進による働きやすい職場環境の整備、健康経営の推進等を図っております。 (14)情報セキュリティに関連するリスク リスクシナリオ   当社グループは、技術情報等の重要な情報や取引先の企業情報並びに多くの顧客又はその他関係者の個人情報を保有しております。これらの情報へのセキュリティレベルの向上を図るとともに、情報取り扱いに関する社内規程の整備、従業員教育等を実施しております。しかしながら、情報への安全対策に努めているものの、ハッカーやコンピュータウイルスによる攻撃やインフラの障害、天災などによって、個人情報や技術情報の漏洩などが発生する可能性があります。このような事態が起きた場合、当社グループの企業価値を毀損する可能性があり、また企業情報及び個人情報が流出した場合には、当社グループの信頼を毀損するだけでなく、流出の影響を受けた取引先、顧客、従業員又はその他関係者から損害賠償を請求される可能性があります。そのような場合、対象企業や個人への補償、再発防止措置の実施等が必要になり、そのために多大なコストを要し、当社グループの収益と財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、情報セキュリティ体制の構築、情報セキュリティポリシーに基づく情報管理を行っております。 (15)為替レートの変動リスク リスクシナリオ   当社グループは、当社と海外子会社間の取引を外貨建てで行っているほか、国内外の取引先との取引も一部外貨建てで行っているため、為替レートの変動が当社グループの製品の海外市場における競争力、輸出採算、業績等に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、為替予約等によるリスクヘッジを実施し対処しております。 (16)知的財産に関連するリスク リスクシナリオ   当社グループが、第三者との間に知的財産を巡って紛争が生じた場合には、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、知的財産権に関する権利の確保やトラブル回避のため、調査・交渉・申請等の必要な対応を行っております。 (17)法規制に関連するリスク リスクシナリオ   当社グループの事業は、国内外の各種法令、行政による許認可や規制等に関連しており、意図せざる理由により法令違反又は訴訟提起が生じた場合には、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、コンプライアンス委員会における方針の決定と推進等により法令遵守に努めております。 (18)減損損失リスク リスクシナリオ   当社グループの資産の時価が著しく下落した場合や、事業の収益性が悪化した場合には、減損会計の適用により減損損失が発生し、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、有形・無形固定資産について、減損の兆候判定と減損損失の認識及び測定を行うための手続きを整備・運用するとともに、投資時の投資回収可能性等の検証やその後の定期的なモニタリングを通じた早期兆候把握に努めております。 (19)地政学リスク リスクシナリオ   当社グループは企業活動の多くを日本国外で行っており、それら事業展開している国や地域で、予期しない不利な政治又は経済要因の発生、不利な影響を及ぼす税制又は税率の変更、テロ・戦争・自然災害・伝染病・その他の要因による社会的混乱等の事象が発生した場合には、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 対応   当該リスクが顕在化する可能性を最小化するため、グローバルな政治・社会・経済情勢を定常的にモニタリングし、企業活動への影響の把握・分析に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,422字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、地政学リスクの継続に加え、米国の関税政策による先行き不透明感が高まりました。 日本では、製造業は米国向け輸出の伸び悩みなどを背景に総じて弱含みで推移したものの、インフレ率の鈍化や比較的良好な所得環境を背景に、個人消費は緩やかな回復がみられました。欧州では、米国の関税政策や外需の減速により製造業が景気の下押し要因となったものの、堅調な雇用・所得環境に支えられ、個人消費を中心に景気は緩やかな回復基調を維持しました。米国では、物価上昇圧力や、雇用情勢の悪化を背景に個人消費が減速し、景気は弱含みで推移しました。中国では、これまでの消費刺激策の効果が一巡するなか、サービス業を中心に個人消費は鈍化し、設備投資も低調に推移しました。 当社グループ関連市場では、レンズ交換式カメラ市場は、一眼レフカメラの減少が継続した一方で、ミラーレスカメラが堅調に推移したことから、市場全体では数量ベースは前期比で微増となり、金額ベースでは前期並みとなりました。交換レンズ市場も同様に、数量ベースは前期比で微増となり、金額ベースでは前期並みとなりました。 平均為替レートにつきましては、前期比で米ドルは約2円の円高、ユーロは約5円の円安となりました。 このような状況のもと、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、モビリティ&ヘルスケア、その他事業は増収となりましたが、対米ドルでの円高によるマイナス影響や写真関連事業におけるOEMの出荷減等により、売上高は850億71百万円(前期比3.8%減)となりました。 また利益面では、コストダウンや生産性向上など原価低減活動を推進したものの、減収影響や物価高による原材料費・光熱費の高騰、人件費の上昇、さらに研究開発強化による販管費増加により、営業利益は166億38百万円(前期比13.4%減)、経常利益は166億99百万円(前期比13.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は117億61百万円(前期比19.0%減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (写真関連事業) 自社ブランド製品では、2024年にソニーEマウント用3機種、ニコンZマウント用3機種、さらに当社初となるキヤノンRFマウント用1機種の計7機種を投入し、2025年には、ソニーEマウント用2機種、ニコンZマウント用3機種、キヤノンRFマウント1機種の計6機種を投入するなど、マウント展開を加速させました。特に、18-300mm F/3.5-6.3(B061)はRFマウント用、Zマウント用としては当社初の高倍率ズームレンズとなります。これら新製品の投入効果もあり、日本市場、米国市場およびインド市場は2桁増収となりました。一方、欧州市場では減収幅は縮小したものの回復には至りませんでした。中国市場では、上期は前年同期が高成長局面であったことから反動減となりました。下期は前年同期並みの水準を維持したものの、上期の影響を受け、通期では減収となりました。以上の結果、自社ブランド全体としては前期並みの売上高となりました。 OEMについては市場の停滞や一部受注機種の販売低迷等により減収となりました。 このような結果、写真関連事業の売上高は606億43百万円(前期比6.5%減)、営業利益は156億30百万円(前期比13.7%減)となりました。 (監視&FA関連事業) 監視カメラ用レンズは、高精細化・高解像化ニーズの高まりや用途の多様化を背景に市場が堅調に推移し、増収となりました。TV会議用レンズは市場が低迷するなか、既存機種の販売により売上高は前期並みを維持しました。一方、FA/マシンビジョン用レンズは、顧客の在庫調整の影響を受け、カメラモジュールも新機種の開発遅れの影響もあり、減収となりました。 このような結果、監視&FA関連事業の売上高は120億91百万円(前期比1.8%減)となりましたが、売上総利益率の改善や販管費抑制等により、営業利益は16億75百万円(前期比7.0%増)と増益となりました。 (モビリティ&ヘルスケア、その他事業) 車載カメラ用レンズは、中国市場における自動車販売の伸び悩みを背景とした最終需要の間接的影響を受けたものの、安全運転支援システム(ADAS)の普及に伴うセンシング用途の拡大により増収となり、売上高は初の100億円を達成しました。医療用レンズは、当社の強みである極小径・薄膜技術を活かし、低侵襲を可能にする製品ラインナップの拡充により、売上高は前期比で約1.5倍となり、売上高は初の10億円を達成しました。また、ドローン用レンズは増収となった一方で、コンパクトデジタルカメラおよびビデオカメラ用レンズは減収となりました。 このような結果、モビリティ&ヘルスケア、その他事業の売上高は123億36百万円(前期比8.9%増)、営業利益は26億99百万円(前期比9.0%増)と2桁近い増収増益となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ30億12百万円減少し、353億71百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益が164億52百万円、減価償却費が35億23百万円、法人税等の支払額が50億7百万円となったこと等により、営業活動によるキャッシュ・フローは150億96百万円の収入(前連結会計年度は176億44百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得による支出が43億68百万円、投資有価証券の取得による支出が18億26百万円、長期性預金の預入れによる支出が16億円となったこと等により、投資活動によるキャッシュ・フローは73億39百万円の支出(前連結会計年度は67億34百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払額が60億4百万円、自己株式の取得による支出が39億80百万円であったこと等により、財務活動によるキャッシュ・フローは111億29百万円の支出(前連結会計年度は60億22百万円の支出)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 写真関連事業   60,898   91.2 監視&FA関連事業   12,506   109.2 モビリティ&ヘルスケア、その他事業   12,511   108.2 計   85,915   95.7 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 写真関連事業   -   -   -   - 監視&FA関連事業   -   -   -   - モビリティ&ヘルスケア、その他事業   772   88.3   10   322.8 計   772   88.3   10   322.8 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 写真関連事業   60,643   93.5 監視&FA関連事業   12,091   98.2 モビリティ&ヘルスケア、その他事業   12,336   108.9 計   85,071   96.2 (注)主な相手先への販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) Sony Electronics Operations (China) Limited   15,656   17.7   13,446   15.8 深圳市今日捷成実業有限公司   9,577   10.8   8,823   10.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたり、連結会計年度末における資産・負債及び収益・費用の計上等に関連しての種々の見積りを行っております。この見積りは、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいて行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があり、連結財務諸表に重要な影響を及ぼすことがあります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、706億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億17百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が30億12百万円減少し、電子記録債権が5億31百万円、製品が3億21百万円、仕掛品が6億9百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、353億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億79百万円増加いたしました。これは主に、機械装置及び運搬具(純額)が4億56百万円、建設仮勘定が6億20百万円、投資有価証券が22億97百万円、投資その他の資産のその他が14億72百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、154億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億7百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金が10億54百万円減少したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、46億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億91百万円増加いたしました。これは主に、繰延税金負債が14億71百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は859億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ35億77百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益を117億61百万円計上し、剰余金の配当を60億13百万円実施したことによるものであります。 2)経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、主に写真関連事業が減収となったことにより、前連結会計年度に比べ34億3百万円減少し、850億71百万円となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、売上高の減少により、前連結会計年度に比べ19億69百万円減少し、374億17百万円となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、売上総利益の減少により、前連結会計年度に比べ25億63百万円減少し、166億38百万円となりました。 (営業外収益及び費用) 当連結会計年度の営業外収益は、その他を3億21百万円計上したこと等により、前連結会計年度に比べ1億91百万円増加し、7億80百万円となりました。 当連結会計年度の営業外費用は、為替差損を4億39百万円計上したこと等により、前連結会計年度に比べ2億32百万円増加し、7億19百万円となりました。 (特別利益及び損失) 当連結会計年度の特別利益は、投資有価証券売却益を1億67百万円計上したことにより、1億67百万円となりました。 当連結会計年度の特別損失は、投資有価証券売却損を4億14百万円計上したことにより4億14百万円となりました。 (税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、経常利益が減少したこと等により、前連結会計年度に比べ28億51百万円減少し、164億52百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、税金等調整前当期純利益が減少したことにより、前連結会計年度に比べ27億64百万円減少し、117億61百万円となりました。 セグメントごとの経営成績等の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 3)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2026年12月期を最終年度とする新中期経営計画「Value Creation26」として、売上高830億円、営業利益153億円、EBITDA率22%以上、ROE14%以上を目指し、株主還元も総還元性向目標60%程度へと大幅に拡充し、2024年からスタートいたしました。 1年目の2024年12月期においては、全セグメントで2桁以上の増収増益とそれぞれの事業が大きな成長を果たし、2026年12月期の経営数値目標の全てについて初年度で達成することができました。 現在はこの大きな成果を踏まえ、「Value Creation26 ver2.0」として進化させ、目標を上方修正し、更なる飛躍を目指しています。 2025年12月期は、好調だった2024年の反動減等による写真関連事業におけるOEMの減収影響もあり減収減益となりましたが、2026年12月期は写真関連事業における自社ブランド新製品の10本以上投入や、監視や車載分野の成長によりV字回復を目指してまいります。 4)経営成績に重要な影響を与える要因について 「3〔事業等のリスク〕」に記載のとおりであります。 5)資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、営業活動により安定したキャッシュ・フローを得ておりますが、必要な営業活動や設備投資に備えるために、自己資金の他に金融機関からの借入により資金調達を実施しております。借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達、長期借入金は主に設備投資に係る資金調達であり短期借入金、長期借入金とも安定的な資金調達ができております。また、今後の設備投資については、量産金型、レンズ生産設備等への設備投資を実施する予定ですがこれら投資資金については、自己資金及び金融機関からの借入により調達する予定であります。 6)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

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出典

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