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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

愛知時計電機

7723 · Prime · 精密機器

ガス・水道メーターで国内トップクラス。社会インフラ計測の老舗。

概要

愛知時計電機は、水道メーターを主力とする計量器メーカーである。1898年に時計製造会社として創業し、1927年に水道メーター、1950年にガスメーターの製造を開始した。現在は水道・ガス関連機器に加え、産業用流量計・センサーや公共インフラ向け計装システム、精密金型も手掛ける。国内水道メーター市場で高いシェアを持ち、官公庁向けの安定需要が特徴。2026年3月期の連結売上高は591億円、従業員数は1719人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

水道メーターを核にした製品構成と市場

愛知時計電機の売上高の約35%を水道関連機器が占める(2026年3月期)。上水道用メーターのほか、工業用水・下水道用メーター、自動検針システム、料金管理システムなど、上水道から下水道まで一貫した計測・管理ソリューションを提供する。顧客は全国の水道事業体が中心で、公共工事に付随する更新需要が安定的な収益基盤となっている。近年はスマートメーターの導入が進み、通信機能を備えた製品やデータ配信サービスとの組み合わせで需要を拡大している。

ガス関連機器とスマート化への対応

ガス関連機器は売上高の約46%を占める最大セグメントである(2026年3月期)。都市ガス用・LPガス用メーターに加え、ガバナ圧力監視システムやガス用検針システムを手掛ける。LPガス市場ではデータ配信サービス「アイチクラウド」と連携したスマートメーターの普及が進み、更新需要が堅調に推移している。都市ガス向けは国内需要が減少傾向にある一方、2024年に設立した合弁会社を通じた中国向け輸出が増加しており、海外展開が成長を牽引している。

産業用計測と公共インフラ計装の2つの柱

民需センサー・システム部門では、工場向け電磁流量計や超音波流量計、機器組込用流量センサーを供給する。省エネ・省資源管理や環境対策のニーズを取り込み、欧米向け輸出が増加している。計装部門は官需市場向けで、ダム・河川管理などの公共インフラ向け流量計や監視制御システムを手掛ける。2026年3月期は大型物件の工事進行により売上高が前年比34%増の84億円と大幅に伸びた。両部門あわせて売上の約19%を構成する。

グループ体制と海外生産拠点の拡大

愛知時計電機は連結子会社6社、関連会社2社で構成される。国内では株式会社アイセイテック(愛媛県)やアイチ木曽岬精工(三重県)が製造の一部を担い、アイチ梱包運輸が物流を担当する。海外では中国・大連に大連愛知時計科技、ベトナム・ハイフォンに愛知時計電機ベトナムを設立し、台湾の関連会社と合わせてアジアでの生産・販売網を構築している。2020年にはベトナム子会社ガーベラ精工を清算するなど、拠点の整理も進めてきた。

業界の中での役割はガス・水道メーター、流量計メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
591億円
営業利益
47億円
営業利益率
8.0%
純利益
48億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ガス供給事業(都市ガス・LPガス)主力

都市ガス用・LPガス用メーター、工業用ガスメーター、ガバナ圧力監視システム、ガス用検針システム等を供給。ガス事業者のインフラ計測を支える。

主要顧客東京ガス等都市ガス事業者

主な製品・サービス3
ガスメーター国内シェア上位
都市ガス・LPガス用のメーター。
ガバナ圧力監視システム
ガス圧力の監視システム。
ガス用検針システム
ガスメーターの自動検針システム。

02水道事業(上水道・工業用水・下水道)主力

各種上水道用メーター、工業用水・下水道用メーター、水道用検針システム、料金管理システム、高齢者住宅向け緊急通報システム等を供給。水道事業者の計測・管理を支援。

主な製品・サービス4
水道メーター国内シェア上位
上水道・工業用水・下水道用メーター。
水道用検針システム
水道メーターの自動検針システム。
料金管理システム
水道料金の管理システム。
高齢者向け緊急通報システム
高齢者住宅向けの緊急通報システム。

03工場・民需市場(流量計・センサー)準主力

工場民需市場向け各種流量計や機器組込用流量センサーを供給。プロセス計測・制御に貢献。

主な製品・サービス2
流量計
工場向け各種流量計。
流量センサー
機器組込用の流量センサー。

04官需市場(計装システム)準主力

官需市場向け流量計、計測・監視・制御システムを供給。ダム・河川管理等のインフラ監視に活用。

主な製品・サービス2
官需向け流量計
公共インフラ向け流量計。
計測・監視・制御システム
河川・ダム等の監視制御システム。

05精密金型(特機)副次

精密金型の製造・修理・販売。

主な製品・サービス1
精密金型
各種精密金型の製造販売。

製品と技術

水道メーター:小型軽量化とスマート化で進化

愛知時計電機の水道メーターは、上水道用・工業用水用・下水道用の3系統をカバーする。家庭用から大口需要家まで幅広い口径に対応し、国内水道事業体への高い納入実績を持つ。近年は通信モジュールを内蔵したスマートメーターの開発を進め、遠隔検針システムと連携することで検針業務の効率化に貢献している。また、小型軽量化による環境負荷低減も推進しており、リユース・リサイクルを促進する取り組みも行っている。2026年3月期の水道関連機器売上高は204億円で、前年比8.6%増加した。

ガスメーターとアイチクラウドによるデータサービス

家庭用LPガスメーターでは、検針データを自動収集する「アイチクラウド」対応製品が主力となっている。スマートメーター化によりガス事業者は遠隔での閉開栓や使用量監視が可能になり、需要家向けのきめ細かいサービス提供を支援する。都市ガス用メーターは国内市場が成熟する中、中国向け輸出を強化。工業用ガスメーターやガバナ圧力監視システムもラインアップに含まれる。2026年3月期のガス関連機器売上高は274億円で、同3.8%増となった。

産業用流量計・センサーと計装システム

民需センサー・システム部門では、電磁流量計と超音波流量計を中心に、液体・気体の流量測定に対応する。工場の省エネ管理や環境対策向けとして、欧米市場への輸出が増加している。官需市場向けの計装部門では、河川・ダムの水位・流量監視システムや、上下水道施設の制御システムを納入。2026年3月期には大口物件の工事が進み、計装部門の売上高は前年比34%増の84億円と大きく伸びた。両部門を合わせた売上高は約111億円。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

精密機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア上位ガスメーター国内シェア上位ガス供給事業(都市ガス・LPガス)
  • 国内シェア上位水道メーター国内シェア上位水道事業(上水道・工業用水・下水道)

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

精密機器で国内老舗、安定成長と収益改善図る

精密機器セクターに属し、売上高は2025年3月期に543億円、2026年3月期には591億円と増収が見込まれ、営業利益率も7.18%から7.95%へと改善する計画だ。同業他社にはリガク・ホールディングスやLiberawareがあり、いずれも精密機器で事業を展開する。当社は売上高規模が500億円を超え、業界内では中規模ながら、老舗としての信頼性が強みと考えられる。収益率は一桁台と高くはないが、安定した需要に支えられている。

強み

  • 売上高が3期連続で増加見込み。継続的な事業拡大が期待できる。
  • 営業利益率が7.18%から7.95%に向上。業務効率化が進んでいる。
  • 精密機器分野での長い歴史があり、顧客からの信頼が厚いと推測。
  • 精密機器は景気変動の影響を受けにくい業種であり、安定性がある。

課題

  • 営業利益率が一桁台で、同業他社と比較して低い可能性がある。
  • 売上高の伸び率は5%前後で、高い成長とは言えない。
  • リガクなどと競争が激しく、差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が愛知時計電機

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17102日本車輌製造524億円4.4倍
26333TEIKOKU523億円12.5倍
36247日阪製作所500億円13.4倍
46310井関農機449億円17.1倍
55074テスホールディングス445億円21.0倍
67723愛知時計電機444億円
76272レオン自動機440億円10.7倍
86306日工401億円15.2倍
96369トーヨーカネツ391億円14.8倍
106240ヤマシンフィルタ373億円21.7倍
116151日東工器333億円15.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

時計製造から水道メーターへ転換した創業期

1898年7月、各種時計の製造を目的に愛知時計製造株式会社を名古屋市東橘町で設立した。1912年7月に愛知時計電機株式会社へ商号変更。1923年7月、本社を現在の所在地である名古屋市熱田区へ移転した。1927年12月には水道メーターの製造を開始し、計測機器メーカーとしての第一歩を踏み出した。第二次世界大戦中の1945年6月、本社船方工場は空襲で全焼したが、1946年1月には時計と水道メーターの製造を再開し、戦後復興に着手した。

企業再建とともにガスメーター事業に参入

1949年6月、企業再建整備法に基づき新愛知時計電機株式会社を設立。同年12月には名古屋証券取引所市場第一部に上場した。1950年4月、ガスメーターの製造を開始し、事業領域を拡大。1952年7月に旧会社を吸収合併し、同年12月に現在の商号である愛知時計電機株式会社に戻した。1959年7月には本社工場を熱田区千年に建設移転し、生産能力を向上させた。1961年10月には東京証券取引所市場第一部に上場し、資本市場での認知を高めた。

国内生産拠点の拡充と量産体制の確立

1960年代から1970年代にかけて、愛知時計電機は国内各地に工場を建設した。1966年4月には岡崎工場(岡崎市)を開設し、ガスメーター製造部門を拡張移転。続いて1968年12月に北海道工場(札幌市)、1969年12月に仙台工場(仙台市)を建設し、寒冷地仕様製品の生産を始めた。1995年4月には九州工場(福岡市)、1996年4月には瑞穂工場(名古屋市瑞穂区)を建設。こうした拠点網により、全国の水道・ガス事業者への安定供給体制を整えた。

中国とベトナムへの生産シフトで国際化

2010年代に入り、愛知時計電機は積極的に海外生産を拡大した。2010年9月、中国・大連市に大連愛知時計科技を設立。翌2010年10月にはベトナム・ハイフォン市にガーベラ精工ベトナムを設立した(2020年清算)。2014年12月には愛知時計電機ベトナムを同じくハイフォン市に設立し、メーター生産の海外シフトを加速。2011年には三重県にアイチ木曽岬精工を設立し、国内でも部品製造体制を強化した。また、2019年にはバンコクとホーチミンに駐在員事務所を開設し、ASEAN地域への販路拡大を図っている。

スマートメーターとデータ配信で成長へ

2019年9月、データ配信サービス「アイチクラウド」の運用を開始し、メーター単体販売からサービスの付加価値を高める戦略へ転換した。LPガス市場ではスマートメーターとクラウドの組み合わせが普及し、更新需要を喚起。2022年4月にはカーボンニュートラルチャレンジ2050を策定し、製品ライフサイクルでの環境負荷低減に着手。2024年度からの中期経営計画では、売上高600億円、ROE8%を目標に掲げ、水素計測技術の開発やグローバル展開の加速を打ち出している。

年表35件を開く

1890年代

  • 1898年7月創業各種時計の製造を目的として愛知時計製造株式会社を設立。
  • 名古屋市東橘町にて営業を開始。

1910年代

  • 1912年7月商号変更商号を愛知時計電機株式会社に変更。

1920年代

  • 1923年7月本社を名古屋市南区千年字船方15番地(現:熱田区千年一丁目2番70号)に移転。
  • 1927年12月水道メーターの製造を開始。

1940年代

  • 1945年6月本社船方工場空襲により全工場破壊焼失。
  • 1946年1月時計及び水道メーターの製造を再開。
  • 1949年6月創業企業再建整備法に基づき、愛知時計電機株式会社の第二会社として「新愛知時計電機株式会社」を設立。本社を名古屋市瑞穂区堀田通に置く。
  • 1949年12月上場名古屋証券取引所市場第一部に上場。

1950年代

  • 1950年4月ガスメーターの製造を開始。
  • 1952年7月M&A旧会社愛知時計電機株式会社を吸収合併。
  • 1952年12月商号変更商号を「愛知時計電機株式会社」に変更。
  • 1959年7月本社工場を名古屋市熱田区千年字船方15番地(現:千年一丁目2番70号)に建設移転。

1960年代

  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1966年4月岡崎工場を岡崎市に建設、ガスメーター製造部門を拡張移転。
  • 1968年12月北海道工場を札幌市に建設。
  • 1969年12月仙台工場を仙台市に建設。

1990年代

  • 1993年4月株式会社アイセイテック(現:連結子会社)を愛媛県今治市に設立。
  • 1995年4月九州工場を福岡市に建設。
  • 1996年4月瑞穂工場を名古屋市瑞穂区に建設。

2000年代

  • 2002年4月組織改編を行い建設業に本格参入。

2010年代

  • 2010年9月大連愛知時計科技有限公司(現:連結子会社)を中国・大連市に設立。
  • 2010年10月創業ガーベラ精工ベトナム有限会社をベトナム・ハイフォン市に設立。
  • 2011年8月創業アイレックス株式会社を名古屋市瑞穂区に設立。
  • 2011年11月アイチ木曽岬精工株式会社(現:連結子会社)を三重県木曽岬町に設立。
  • 2013年6月本社新社屋を建設。瑞穂工場及びアイレックス㈱本社を集約。
  • 2014年11月商号変更大兼組運送㈱の商号変更を行い、アイチ梱包運輸㈱(現:連結子会社)とする。
  • 2014年12月愛知時計電機ベトナム有限会社(現:連結子会社)をベトナム・ハイフォン市に設立。
  • 2015年10月M&A連結子会社アイレックス株式会社を吸収合併。
  • 2019年4月バンコク駐在員事務所を開設。
  • 2019年9月データ配信サービス アイチクラウドの運用開始。
  • 2019年10月ホーチミン駐在員事務所を開設。

2020年代

  • 2020年2月ガーベラ精工ベトナム有限会社を清算結了。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年4月名古屋証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプレミア市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで600億円
  • 経常利益2027年3月期まで50億円
  • 当期純利益2027年3月期まで37億円
  • ROE2027年3月期まで8.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    市場・事業領域の拡大

    計測分野でデータ配信サービスとAI技術を活用し計測データの価値を最大化。水素計測技術を進化させ、製品の環境負荷低減を推進。グローバル展開では顧客ニーズに基づく製品開発と既存市場の深耕により優位性を高める。

  2. 02

    基盤事業の競争力強化

    生産拠点リソースの最大活用や生産設備の自動化・省人化による収益力向上。全社でのDX推進により業務改革を実現する。

  3. 03

    企業価値の向上

    環境課題への取り組み強化や人的資本経営の推進、コンプライアンス徹底とコーポレートガバナンスの高度化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,719人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は609万円で、9期前と比べて+8.0%平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は17.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,882
2018年3月1,879
2019年3月56443.614.71,847
2020年3月56444.015.41,815
2021年3月57543.916.21,794
2022年3月56943.715.71,780
2023年3月57543.716.61,783
2024年3月57044.917.01,739
2025年3月58645.017.31,704229
2026年3月60945.217.51,719273

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率92.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 3 / 海外 2、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社工場 — 名古屋市 熱田区3,422百万円
計測器 関連事業 その他
岡崎工場 — 愛知県 岡崎市1,386百万円
計測器 関連事業
㈱アイセイテック — 愛媛県 今治市1,106百万円
計測器 関連事業
九州工場他 2工場 — 福岡市 博多区他746百万円
計測器 関連事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱アイセイテック
    愛媛県今治市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アイチ梱包運輸㈱
    愛知県名古屋市 熱田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    大連愛知時計科技有限公司
    中国・大連市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アイチ木曽岬精工㈱
    三重県木曽岬町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    愛知時計電機ベトナム有限会社
    ベトナム・ハイフォン市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は591億円営業利益47億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.8%、利益が+20.5%。

売上高
+8.8%
591億円
営業利益
+20.5%
47億円
純利益
+37.1%
48億円
営業利益率
8.0%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高605億円591億円
営業利益37億円47億円
純利益36億円48億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は138億円、営業利益は−7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+25.5%、営業利益は−200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q14917
2024年1Q11076.47
2024年2Q138118.09
2024年3Q125129.69
2024年4Q1397
2025年2Q256145.511
2025年4Q287258.724
2026年2Q275165.814
2026年4Q316319.834
2027年1Q138−7−5.1−4

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は446億円から591億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4462617
大兼組運送㈱の商号変更を行い、アイチ梱包運輸㈱(現:連結子会社)とする。
2014年3月4322616
連結子会社アイレックス株式会社を吸収合併。
2015年3月4161912
2016年3月4181914
2017年3月4483022
2018年3月4733928
バンコク駐在員事務所を開設。
2019年3月4673828
2020年3月4813224
2021年3月4623330
2022年3月4653828
2023年3月5024735
2024年3月5124332
2025年3月54339487.235
2026年3月59147528.048

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高591億円のうち、営業利益として残るのは47億円8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は48億円、売上の8.1%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.1%444億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.9%100億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%47億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.1pt
8.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
8.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.5pt
9.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが28億円、投資CFが−24億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は89億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月12−3324−2151
2014年3月21−13−8853
2015年3月31−8−202358
2016年3月22−1141173
2017年3月24−14−191064
2018年3月26−25−8157
2019年3月38−23−81565
2020年3月37−9−192876
2021年3月42−24−101883
2022年3月3126−595783
2023年3月19−7−81288
2024年3月17−11−12686
2025年3月197−1326100
2026年3月28−24−16489

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は703億円。このうち返さなくてよい自己資本が526億円で、自己資本比率は74.8%(業種中央値66.2%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月43820123745.0
2014年3月43620023645.2
2015年3月43621721948.9
2016年3月46222024246.8
2017年3月48024323750.0
2018年3月51127323853.2
2019年3月52929223755.1
2020年3月52430322157.6
2021年3月57234422860.1
2022年3月52235217067.4
2023年3月56338417968.2
2024年3月61444217271.9
2025年3月62746815974.6
2026年3月70352617774.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
92億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
403億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
177億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

精密機器 52社との比較

同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り52社中7位あたり、逆に低いのは営業利益率52社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.7%/中央値 9.2%
P25 5.8%P75 12.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.0%/中央値 9.0%
P25 4.5%P75 14.5%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.8%/中央値 66.2%
P25 50.8%P75 76.4%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.8%/中央値 5.3%
P25 1.7%P75 10.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 2.1%
P25 1.4%P75 3.4%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,880で、1年前と比べて+5.9%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥2,880-2.0%1ヶ月+4.7%1年+5.9%時価総額444億円
過去52週の値幅
安値¥2,520高値¥3,340

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)12.4倍
PBR0.87倍
配当利回り4.17%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月末に急落し、7月30日には2797円まで下落、8月3日には2770円と直近安値を付けました。その後は反発基調に転じ、8月18日には2870円まで回復しています。ただし25日移動平均線(2925.76円)を下回っており、上値は重い状態です。52週高値3340円からは14%下落した水準にあり、出来高は急落時に膨らみ、その後も高水準が続いています。RSIは35.17と売られすぎ圏に近く、自律反発の可能性はあるものの、トレンドは弱含みです。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER予想は12.3倍と同業界平均の32.37倍を大幅に下回ります。PBRは0.86倍で平均2.81倍を大きく下回り、資産価値に対して割安です。配当利回りは4.18%と平均1.98%を上回り、インカムゲインも期待できます。ROEは9.7%と収益性は良好で、配当性向36.2%と余裕があります。業績は増収増益傾向であり、バリュエーションは魅力的な水準です。

指標この会社業種平均
PER (予想)12.4倍
PBR0.87倍2.49倍
ROE9.7%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は安定成長しており、2026年3月期は増収増益の見通し。強気派は、スマートメーターの交換需要や老朽化したインフラ更新が長期に続くこと、また高いシェアと安定的な収益を評価する。弱気派は、国内の人口減少による水需要の低下や、通信機能付きメーターへの移行で競争が激化する可能性を懸念する。ROEは10%弱と改善余地があり、株主還元の増加も焦点。

プラスに働く材料7
  • インフラ更新需要

    水道メーターは法定交換があり、老朽化した設備の更新が継続する

  • スマートメーター普及

    遠隔検針システムの需要拡大で、単価向上が期待できる

  • 安定した配当

    配当利回り4%超と高く、株主還元が手厚い

  • 3期連続増収で売上高591億円通年影響

    売上高は512→543→591億円と増加。2026/3期は前期比8.8%増

  • 営業利益47億円と前期比8億円増決算発表後影響

    2026/3期の営業利益は47億円、利益率7.95%と改善

  • 純利益48億円で実績PER9倍台通年影響

    純利益は35→48億円と13億円増。現在株価でPER約9倍と割安

  • 配当利回り4.16%の高利回り継続影響

    配当利回り4.16%。株主還元姿勢が株価を下支え

マイナスに働く材料7
  • 人口減少

    国内の水需要は長期的に減少し、メーターの取替え頻度も低下する可能性

  • 競争激化

    新規参入や海外メーカーとの競争で、価格低下やシェア低下のリスク

  • ROEの低さ

    現状ROE9.7%と資本効率は高くなく、改善余地がある

  • 予想PER12.4倍は減益予想示唆決算発表後影響

    実績PER約9倍に対し予想PER12.4倍。純利益が48億→36億円減の示唆

  • PBR0.87倍と市場評価が低い継続影響

    PBR0.8685倍と1倍割れ。成長に対する信任が不十分

  • ROE9.7%は資本コストに届かない継続影響

    ROE9.7%と資本コスト10%前後に未達。PBR改善にはROE向上が必要

  • 外国人保有14.47%で海外売りリスク継続影響

    外国人持ち株比率14.47%と高く、グローバルな選別売りを受けやすい

次の決算で確かめる点
売上高のうち官公需比率
行政の予算動向が業績に影響するため
スマートメーター関連売上
成長分野であり、収益貢献を測るため
受注残
将来の売上見通しと需要の持続性を確認するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+50.7%いまの株価に対する利回りは4.17%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
4.17%
いまの株価に対して
配当性向
36.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3726.5
2018年3月409.122.6
2019年3月438.325.1
2020年3月40−7.731.7
2021年3月438.324.4
2022年3月43−1.523.9
2023年3月5528.924.4
2024年3月6416.428.8
2025年3月7517.231.4
2026年3月11350.736.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,861人。区分でいちばん多いのは個人・その他32.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.4%を占め、残る48.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他31.331.030.129.732.232.3
金融機関36.836.133.731.230.828.1
事業法人22.822.922.924.023.023.3
外国法人7.78.111.013.312.714.4
証券会社0.71.41.81.81.31.9
自己株式0.30.60.80.40.20.5
外国人個人0.60.50.50.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD‐SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENTS A/C 8221‐623793(常任代理人 香港上海銀行東京支店)9.17
02日本生命保険相互会社7.50
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.01
04東邦瓦斯株式会社4.48
05明治安田生命保険相互会社3.91
06愛知時計電機共栄会3.79
07愛知時計電機社員持株会3.22
08みずほリース株式会社3.19
09日本車輌製造株式会社3.11
10御法川 法男2.60

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−14%、1株純資産は14期で−11%。直近期のROEは9.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月3643,8419.57.328.0
2014年3月3173,8328.39.332.0
2015年3月2264,1565.714.340.7
2016年3月2754,2156.611.136.1
2017年3月4364,6719.88.626.5
2018年3月1821,77110.97.622.6
2019年3月1841,89310.17.425.1
2020年3月1531,9597.98.931.7
2021年3月1952,2349.37.424.4
2022年3月1812,2968.08.623.9
2023年3月2252,5109.46.624.4
2024年3月2072,8757.711.728.8
2025年3月2303,0427.88.531.4
2026年3月3123,4289.79.336.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額270百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
星加俊之取締役会長(代表取締役)7053,800
國島賢治取締役社長(代表取締役)社長執行役員6226,900
吉田豊取締役 常務執行役員 技術担当6720,400
森和久取締役 常務執行役員 営業本部長638,100
岡田千絵取締役55
笠野雅嗣取締役65
板倉麻子取締役65
折笠洋一常勤監査役62
渡邊昌徳常勤監査役632,600
加藤博昭監査役64
齋藤勉74

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5122512920240
社外取締役650508
監査役218189

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容829字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社6社及び関連会社2社で構成され、計測器関連事業(ガス関連機器、水道関連機器、民需センサー・システム、計装)及びその他(特機)の製造及び販売を行っております。 当社グループの事業内容は次のとおりであります。 計測器関連事業   ガス関連機器   ……   都市ガス用メーター、LPガス用メーター、工業用ガスメーター、圧力機器、ガバナ圧力監視システム、ガス用検針システム等 水道関連機器   ……   各種上水道用メーター、工業用水・下水道用メーター、水道用検針システム、料金管理システム、高齢者住宅向け緊急通報システム等 民需センサー・ システム   ……   工場民需市場向け各種流量計、機器組込用流量センサー等 計装   ……   官需市場向け各種流量計並びに計測・監視・制御システム等 その他   特機   ……   精密金型等 当社グループの事業に係る位置づけは次のとおりであります。 計測器関連事業   ガス関連機器及び水道関連機器   ……   当社が製造・販売を行うほか、製造の一部については連結子会社㈱アイセイテック及びアイチ木曽岬精工㈱に委託しております。また、台湾において関連会社台湾愛知儀錶科技股份有限公司が製造・販売を行っております。さらに、ベトナムにおいて連結子会社愛知時計電機ベトナム有限会社、中国において連結子会社大連愛知時計科技有限公司、関連会社深圳愛知思度儀器儀表有限公司が製造・販売を行っております。 民需センサー・ システム及び計装   ……   当社が製造・販売を行っております。製造・販売の一部については非連結子会社アイテックス㈱が行っております。 その他   特機   ……   当社が製造、修理及び販売を行っております。 当社グループの製品の荷造梱包及び輸送については連結子会社アイチ梱包運輸㈱が主として行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,151字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社は「信頼・創造・奉仕」の企業理念のもと、センサーを核としてシステム、サービスをお客さまに提供することにより社会生活・産業の発展に貢献し、お客さまや社会の信頼を得て永続的に発展できるよう努力しております。 事業環境が激しく変化するこの時代を勝ち抜くためには、自社の強みであるコア技術を進化させるのはもちろんのこと、絶えず自らを振り返り、リファインされた姿でお客さまと向き合うことが大切だと考えております。そのためには、開発・製造・販売をはじめとした全部門が、お客さまの課題を共有することが、欠くことのできない必須条件と考えております。そして、全社一丸となってその課題を解決し、新しい価値をお客さまへ提供することで社会に貢献してまいります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略や目標とする経営指標 当社は、2024年5月10日に2024年度から2026年度の3カ年を対象期間とした「中期経営計画2026」を策定いたしました。 -ミッション- 当社のミッション(使命)は、次のとおりです。 人と地球にやさしい明日をつくる -ビジョン- 当社の目指すべき姿としては次のとおりです。 はかる技術とつなぐ技術でサステナブルな社会づくりに貢献する -基本戦略- 「ビジョン」を実現するための基本戦略は以下の3点です。 ・市場、事業領域の拡大 ・基盤事業の競争力強化 ・企業価値の向上 -経営目標- 「中期経営計画2026」 (単位:億円) 2025年3月期   2026年3月期   2027年3月期 項目   計画   実績   計画   実績   計画 売上高   530   542   570   591   600 経常利益   43   47   45   52   50 当期純利益   31   35   33   48   37 ROE   7.0%   7.8%   7.5%   9.7%   8.0% -重点施策- 上記目標達成のため、以下のような重点施策を行ってまいります。 ①市場、事業領域の拡大 (1)計測分野における新しい価値の創出 ・データ配信サービスでの付帯サービス連携拡大とAI技術の活用による計測データ価値の最大化 ・脱炭素社会に向けた水素計測技術の進化 ・ライフサイクルの視点から見た製品の環境負荷低減(リユース・リサイクル促進) (2)グローバル展開の加速 ・顧客ニーズに基づく製品開発の実現による市場での優位性向上 ・既存市場、既存顧客の深耕による垂直的な拡大 ②基盤事業の競争力強化 (1)収益力向上 ・生産性を高めるため生産拠点リソースの最大限活用 ・生産設備の自動化、省人化の推進によるコスト競争力の向上 (2)DX推進による業務改革 ・全社でのDX推進による業務改革の実現 ③企業価値の向上 (1)サステナビリティへの取り組み推進 ・環境課題への取り組み強化 ・人的資本経営の推進 (2)ガバナンスの高度化 ・コンプライアンスの徹底 ・コーポレートガバナンスコード、上場維持基準等への持続的な対応 (3) 当社グループが対処すべき課題 部品・原材料価格やエネルギーコスト、人件費についてさらなる上昇が見込まれ、収益力の向上が課題となっております。引き続き自動化や省人化を進め、中でも生産性の向上につながるDXをさらに推進し、お客さまにご満足いただける品質、コストを目指してまいります。 また、これまではプロパンガス市場でスマート化が比較的早期に進み、データ配信サービス「アイチクラウド」の拡大を牽引してきましたが、今後は都市ガス市場や水道市場でもスマート化が本格化していくことに伴い、IoT技術の活用を一層進め、スマートメーターやデータ配信サービスの拡販を推進いたします。 環境面においては、2022年4月に「カーボンニュートラルチャレンジ2050」を策定し、事業及び製品・サービスが社会に及ぼす影響を分析し、「温室効果ガス排出の抑制」「製品のライフサイクルにおける環境負荷の低減」「サプライチェーン全体の連携」を推進してまいりました。今後も、製品の開発・製造における環境への負荷低減を目指し、都市ガスメーターのリユースや水道メーターの小型軽量化などの取り組みを推進いたします。 グローバル展開につきましては、中国、台湾、ASEAN地域、北米を中心に製品の市場競争力を高め、拡大を加速させてまいります。それとともに、パートナーとの協力関係をさらに深めることで販路を広げ、お客さまのニーズに合致した製品の開発や生産体制の構築を進めてまいります。 積極的な海外展開やスマート化への取り組み、DXやカーボンニュートラルといった課題を解決するためには、主導的な役割を果たせる人材の育成が重要になります。そこで、社内外の教育を通じて人材を育成すると同時に、キャリア人材の採用も拡充してまいります。環境や社会情勢が急激に変化する中で、私たちは、はかる技術、IoT技術を融合させ、社会をより良い方向へ変えていくことに貢献し、ステークホルダーの皆様との価値共有を図ってまいります。
事業等のリスク2,311字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの業績や財務状況などに影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、事業等のリスクがこれらに限られるものではありません。 (1) 品質リスク 当社グループは、国際的な品質マネジメントシステムに従い各種の製品を製造しております。しかしながら、すべての製品に欠陥がないという保証はありません。製品の欠陥が発生した場合は、迅速な対応と抜本的な対策により損害額の極小化と信用失墜の防止に努めますが、欠陥の内容によってはリコールが避けられず、業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (2) 市場環境リスク 当社グループは、国内外の様々な市場に事業を展開しており、各国・各市場におけるニーズの変化や、競争環境、法規制・規格・認証の改定、通信インフラの動向などに迅速に対応していく必要があり、これらの市場環境の変化を事前に察知し迅速に対応すべく、営業部門、技術部門による積極的な情報収集と連携を図っております。しかしながら、想定していた市場環境と実際の変化が異なっていた場合には、業績に悪影響が及ぶ可能性があります。また、当社グループの主要購入原材料としては、銅・アルミニウム・石油化学製品等があります。これらの原材料は国際市況の影響を受けやすく、予想を上回る原材料価格の高騰が起こった場合、生産性向上やコストダウンでは吸収しきれず、業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (3) 海外事業リスク 当社グループは、アジア諸国に生産拠点を展開しておりますが、予期しない法規制の変更、政治変動、戦争・テロなど不可避のリスクを内在しております。これらのリスクが発生した場合、事業の遂行に問題が生じ、業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (4) 情報通信リスク 当社グループは、事業活動を通じて、取引先等の個人情報あるいは機密情報を入手することがあり、また、これらに加え、技術、契約、人事等に関する当社グループの機密情報を保有しています。当社グループでは、これらの情報についての厳格な管理体制を構築し、情報の取り扱いに関する規程などの整備・充実や従業員などへの周知・徹底を図るなど、情報セキュリティを強化しております。しかしながら、サイバー攻撃等による不正アクセスや保存情報の破壊、漏洩等が発生した場合には、当社グループの事業継続に支障が生じる等により、業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (5) 財務リスク 当社グループは、当連結会計年度末現在において、時価のある有価証券を帳簿価額ベースで121億9千7百万円保有し、総資産の17.4%を占めており、退職給付信託資産も当連結会計年度末の時価ベースで47億7千2百万円保有しております。経済情勢の悪化などにより、株価が急激に下落した場合、多額の評価損失の発生や自己資本比率の低下、退職給付費用の増加などにつながり業績及び財政状態に悪影響が及ぶ可能性があります。 (6) 環境リスク 当社グループは、大気汚染、水質汚染、有害物質、廃棄物、商品リサイクル及び土壌・地下水の汚染、気候変動等に関する種々の環境関連法令及び規制等の適用を受けておりますが、自然災害や事故等による環境汚染が発生する可能性、また、将来的に環境規制への適応が極めて困難な事象や不測の事態が発生する可能性があります。当社グループでは、環境関連法令及び規制等に従った商品の開発や製造を行い、チェック体制の整備や監査実施等、グループを挙げ環境保全の対応を行っておりますが、このような事態が生じた場合、信用低下、損害賠償等の費用発生、業務停止等により当社グループの業績及び財政状態に悪影響が及ぶ可能性があります。 (7) 災害リスク 当社グループの主要な生産拠点や関連企業の多くが所在している愛知県は、南海トラフ地震の防災対策強化地域に指定されておりますように、地震による多大な被害の発生が予想されております。当社グループといたしましては、建物やその他の設備などハード面の地震対策を講ずる一方、地震対策マニュアルの作成や地震訓練の実施などソフト面での対応を進めるなど、被害を最小限にとどめるべく対策を講じております。しかしながら、想定外の大地震やそのほか台風など予想を超える自然災害によっては、業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (8) 人材リスク 当社グループの持続的成長には、人材の獲得、確保及び育成が重要な要素と考えており、等級や役割に応じた階層別教育に加えて、職種別の専門教育、キャリアステージに応じた各種教育プログラムを実施するほか、DXの推進や優秀な人材の確保に向けて中途採用を必要に応じて実施しています。また、多様な働き方に必要な環境や制度の整備も進めており、ワーク・ライフ・バランスを重視し、ライフステージに合わせた働き方の実現に向けて取り組んでいます。しかしながら、人材の確保及び育成が進まない場合には、業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (9) コンプライアンスリスク 当社グループは、企業の社会的責任を重視し、内部統制の体制を整え、コンプライアンス意識の向上に努めております。しかしながら、役職員が法令その他諸規則等を遵守できなかった場合や、予防策が効果を発揮せず役職員による不正行為が発生した場合には、監督官庁等からの処分、訴訟の提起や社会的信用の失墜等により、当社グループの事業活動が制限され、業績及び財政状態に悪影響が及ぶ可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,824字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における国内経済は、個人消費や設備投資を中心に持ち直しの動きがみられました。しかしながら、物価上昇の継続に加え、地政学リスクの高まり、中国経済の先行き懸念、米国の通商政策による影響など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループを取り巻く環境は、公共投資及び民間設備投資は底堅く推移したものの、新設住宅着工戸数は減少傾向がみられました。 このような状況のもと、当社グループは、2024年5月に公表しました2024年度から2026年度までの3カ年を対象期間とした「中期経営計画2026」の基本戦略「市場・事業領域の拡大」、「基盤事業の競争力強化」及び「企業価値の向上」に基づき、各重点施策を推進してまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ75億6千3百万円増加し、702億8千4百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ17億6千9百万円増加し、177億円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ57億9千4百万円増加し、525億8千3百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高591億1千6百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益47億1千万円(同19.5%増)、経常利益52億8百万円(同9.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益48億1百万円(同35.9%増)となりました。 事業部門別の状況は次のとおりであります。 (計測器関連事業) 売上高は、前期比8.9%増の590億6千1百万円となりました。各分野別の状況は次のとおりであります。 ガス関連機器 LPガス関連は、家庭用LPガスメーターの更新需要が回復期に入ったほか、データ配信サービス「アイチクラウド」関連製品も引き続き堅調に推移したことから増加となりました。都市ガス関連は、2024年4月に設立した合弁会社の効果もあり中国向け輸出が増加したものの、国内市場は減少となりました。その結果、ガス関連機器の売上高は前期比3.8%増の274億8千4百万円となりました。 水道関連機器 国内は官需市場・民間市場ともに堅調に推移したほか、スマートメーター関連製品も加わり前期を上回りました。輸出も北米向け水道メーターを中心に増加しました。その結果、水道関連機器の売上高は前期比8.6%増の204億7千万円となりました。 民需センサー・システム 当社のコア技術を活かした電磁流量計や超音波流量計を中心とした液体・気体の各種センサーとシステムを、工場における省エネ・省資源管理や環境対策に向けて拡販を進めました。国内市場は減少したものの、欧米向けの流量センサーが増加し、民需センサー・システムの売上高は前期比2.9%増の27億6百万円となりました。 計 装 大口物件の確保により受注拡大を図るべく、営業体制の充実や提案力・施工能力の強化などを従前から推し進めてまいりました。前期からの年度またぎ物件の工事が進行し、売上高は前期比34.1%増の83億9千9百万円となりました。 (その他) 特 機 売上高は、前期比1.3%減収の5千4百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて10億9千4百万円減少し、89億1千5百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 売上債権及び契約資産の増加や棚卸資産の増加による支出などがあったものの、税金等調整前当期純利益と減価償却費合わせて75億4千2百万円の収入があったことなどにより、28億1千9百万円の収入(前期比9億6千3百万円の収入増)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資有価証券の売却による収入があったものの、有価証券の取得や有形固定資産の取得による支出などにより、23億7千4百万円の支出(前期比31億1千2百万円の支出増)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払いや自己株式の取得などにより、15億8千1百万円の支出(前期比2億3千4百万円の支出増)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   対前年増減率(%) 計測器関連事業   59,223       9.2 その他   54       △1.3 合計   59,278       9.2 (注) 金額は、販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   対前年増減率(%)   受注残高(百万円)   対前年増減率(%) 計測器関連事業   57,011   △1.4   7,605   △21.2 その他   54   △1.3   -   - 合計   57,066   △1.4   7,605   △21.2 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   対前年増減率(%) 計測器関連事業   59,061       8.9 その他   54       △1.3 合計   59,116       8.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産) 流動資産は、現預金が減少したものの売掛金及び棚卸資産などが増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて10.5%増加し、421億8千6百万円となりました。 固定資産は、有形固定資産及び退職給付に係る資産が増加したことに加え、株価上昇により投資有価証券が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて14.5%増加し、280億9千8百万円となりました。 この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて12.1%増加し、702億8千4百万円となりました。 (負債) 負債は、退職給付に係る負債及び電子記録債務が減少したものの製品保証引当金を計上したことや支払手形及び買掛金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて11.1%増加し、177億円となりました。 (純資産) 純資産は、利益剰余金に加え、その他有価証券評価差額金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて12.4%増加し、525億8千3百万円となりました。 この結果、自己資本比率は74.8%となり、前連結会計年度末と比べて0.2ポイント増となりました。 b.経営成績の分析 当連結会計年度の業績は、増収・増益となり、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益すべてで過去最高となりました。 2026年3月期は、前期の中東向け水道メーター大型受注の反動減があったものの、中国合弁会社向け都市ガスメーターなどが増加、北米向け水道メーター、欧州及び北米向け流量センサーなども販売増となったことで海外市場は増収。また、国内経済は、個人消費や設備投資を中心に消費が回復基調にあることに加え、公共投資、民間設備投資も底堅く推移したことで国内販売も堅調に推移しました。 当社グループの売上高は、上記のとおり需要が堅調に推移したことから、前期比8.9%増収の591億1千6百万円となりました。 利益面につきましては、一部製品の不具合対策費用を計上したものの、増収効果に加え、売上製品構成がプラスに寄与したことなどから、営業利益は前期比19.5%増益の47億1千万円、経常利益は前期比9.3%増益の52億8百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益を特別利益に計上したことなどから、前期比35.9%増益の48億1百万円となりました。 また、当期の経営成績は前述のとおり増収増益となり、「中期経営計画2026」における計画値との比較では、売上高は計画値「570億円」に対し「591億円」、経常利益は、計画値「45億円」に対して「52億円」、当期純利益は計画値「33億円」に対して「48億円」といずれも計画を達成しました。また、これらの結果、ROE(自己資本利益率)では、計画値「7.5%」に対して「9.7%」と計画を大きく上回る結果となりました。 (単位:億円) 2025年3月期   2026年3月期   2027年3月期 項目   計画   実績   計画   実績   計画 売上高   530   542   570   591   600 経常利益   43   47   45   52   50 当期純利益   31   35   33   48   37 ROE   7.0%   7.8%   7.5%   9.7%   8.0% ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、内部資金又は借入により資金調達することとしており、借入による資金調達に関しましては、市場の金利状況や資金使途等を勘案し短期借入金や固定金利の長期借入金で信頼性の高い銀行等金融機関から調達しております。 当連結会計年度末における現金及び預金の残高は91億7千4百万円、短期借入金の残高は6億6千6百万円となりました。 なお、長期化しているウクライナ情勢による地政学リスクなど、今後の業績への影響は予測困難ではありますが、手許資金を確保しつつ、IT/設備/開発の各計画に基づいた成長投資、業績に応じた利益還元と安定的な配当の継続を重視した株主還元など、これらを反映した年度資金計画に基づき、適切に管理しております。 なお、金融機関と総額40億円のコミットメントライン契約を締結しており、不測の事態に備え、資金の流動性を確保しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における資産、負債の報告数値及び収益、費用の報告数値について影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は過去の実績や合理的であると判断する一定の前提に基づき、継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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