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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

日阪製作所

HISAKA WORKS,LTD.6247 · Prime · 機械

プレート式熱交換器の日本大手。化学・造船・空調から食品・医薬まで幅広い産業向けに熱交換器やプロセス機器を供給するエンジニアリング企業。

概要

日阪製作所は、大阪市北区に本社を置く機械メーカーである。1942年の創業以来、プレート式熱交換器やボールバルブ、食品・医薬向けプロセス機器などを手がけ、2026年3月期の連結売上高は449億円、従業員数は1,063人。東京証券取引所プライム市場に上場し、国内外に製造・販売拠点を広げる。主要3事業(熱交換器、プロセスエンジニアリング、バルブ)で構成され、独自技術による省エネ・省人化製品で産業界に貢献している。

プレート式熱交換器、プロセス機器、バルブの3本柱

日阪製作所の事業は3つのセグメントで構成される。熱交換器事業は、化学・造船・食品・空調・発電設備向けのプレート式熱交換器(PHE)を中心に、ブレージング式(BHE)や全溶接型など多品種を供給する。プロセスエンジニアリング事業は、食品向けレトルト調理殺菌装置や無菌米飯製造プラント、医薬向け滅菌装置、染色仕上機器など、プロセス全体をカバーする機器とエンジニアリングを提供する。バルブ事業は、ボールバルブやダイヤフラムバルブなど流体制御製品を幅広い産業に供給する。2026年3月期のセグメント別売上高は、熱交換器が172億円、プロセスエンジニアリングが224億円、バルブが51億円と、プロセスエンジニアリングが全体の約半分を占める。それぞれの事業は独自の技術蓄積を持ち、顧客の省エネ・省人化ニーズに応える。

国内製造拠点と38拠点に広がる海外ネットワーク

国内の主要製造拠点は、大阪府東大阪市の鴻池事業所である。2008年にマスタープランが完了し、製造機能を鴻池に集約。その後も設備増強を進め、2024年には奈良県生駒市に生駒事業所を新設し、プロセスエンジニアリング事業の強化を図った。また埼玉県さいたま市や広島県尾道市など各地に営業所を配置する。海外は、マレーシア、タイ、シンガポール、中国、韓国、中東、インドネシア、ベトナムなどに子会社・関連会社を設立。2014年にはマレーシアでPHEの製造工場を新設し、2016年には大型プレス機を導入して一貫製造体制を構築した。現在、グループ全体で38の国と地域に拠点を持ち、現地生産とメンテナンスサービスを展開している。

堅調な収益基盤と資本効率の改善

日阪製作所の売上高は、2013年3月期の237億円から2026年3月期には449億円へと約1.9倍に成長した。営業利益率は2026年3月期に7.4%と、安定的な収益性を示している。利益率は前期の5.6%から改善したが、中期経営計画で掲げた9.0%には届かず、原材料高や固定費増加が影響した。純利益は政策保有株式の売却益などにより、2026年3月期は34億円と計画を上回った。自己資本当期純利益率(ROE)は5.6%で、目標とする8%以上に向けて資本効率の改善を進めている。財務面では、現金等価物が119億円と潤沢で、自己資本比率は約60%と健全である。

業界の中での役割は産業用熱交換器およびプロセス機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
449億円
営業利益
33億円
営業利益率
7.3%
純利益
34億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
プロセス エンジニアリング224億円49.9%
熱交換器172億円38.3%
バルブ52億円11.6%
その他1億円0.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01化学・造船・空調・発電設備主力

プレート式熱交換器(PHE)を中心に、超大型集中冷却システム、大容量加湿器、熱回収装置などを供給。幅広い産業プラント向けに標準型から特殊仕様まで揃える。

主な製品・サービス3
プレート式熱交換器(PHE)
化学・造船・食品・空調・発電設備向けに、超大型集中冷却システム用、スラリー用異間隙、汎用型など多品種をラインアップ。
ブレージングプレート式熱交換器(BHE)
冷凍機用蒸発・凝縮器、集合住宅用給湯器、吸収式冷温水器用大型BHE、スチーム専用BHEなど。
全溶接型プレート式熱交換器
溶接シール型PHEなど高温高圧・強度が必要な用途向け。

02食品準主力

レトルト調理殺菌装置、無菌米飯製造プラント、液体連続殺菌装置、各種エキス用抽出・濃縮・乾燥プラント、サニタリーバルブ、導電率センサーなどを供給。食品・乳業向けに一貫したプロセス機器を提供。

主な製品・サービス3
レトルト調理殺菌装置
レトルトパウチ・缶詰などの調理殺菌・滅菌用装置。短時間調理殺菌装置、連続濃縮浸漬装置、真空ベルト乾燥機なども含む。
無菌米飯製造プラント
米飯を無菌状態で製造するプラント。
サニタリーバルブ
食品・乳業向けの衛生的なバルブ。導電率センサー、全自動連続殺菌冷却装置なども提供。

03医薬準主力

医療用滅菌装置、バイオ・医薬機器、抽出・調合・濃縮・滅菌・乾燥装置、医薬用ピュアスチーム発生装置、調剤設備、バイオハザード用滅菌装置などを供給。厳格な規制に対応した機器を展開。

主な製品・サービス2
医療用滅菌装置
病院や医薬品工場向けの滅菌装置。バイオハザード用滅菌装置、医薬向けサニタリーバルブ、導電率センサーなども含む。
バイオ・医薬機器装置
抽出・調合・濃縮・滅菌・乾燥装置、医薬用ピュアスチーム発生装置など。

04染色仕上副次

高温高圧液流染色機、超低浴比気流式染色加工機、不織布用拡布染色機、オゾン漂白加工機、超臨界技術利用装置などを供給。繊維・不織布・衛生材料向けに省力化FA染色工場設備も提供。

主な製品・サービス2
高温高圧液流染色機
糸や布の高温高圧染色に用いる装置。超低浴比気流式染色加工機、多目的特殊加工機などもラインアップ。
超臨界技術利用装置
超臨界流体を利用した染色・加工装置。

05一般産業(バルブ)副次

ボールバルブ(標準型、高温高圧用、超低温用、耐スラリー用など)、ダイヤフラムバルブ、シールドバルブを幅広い産業向けに供給。

主な製品・サービス2
ボールバルブ
標準型、三方型、自動型、高温高圧用メタルタッチ、PFAライニング、超低温用、耐スラリー用など多様な仕様を提供。
ダイヤフラムバルブ
ダイヤフラム式のバルブ。

製品と技術

多様な産業に対応するプレート式熱交換器

日阪製作所のプレート式熱交換器(PHE)は、化学・造船・食品・空調・発電設備など幅広い産業で使用される。標準型から超大型集中冷却システム用、スラリー用異間隙タイプまで多品種をラインアップ。BHE(ブレージングプレート式熱交換器)は、冷凍機用蒸発・凝縮器や集合住宅用給湯器、吸収式冷温水器用大型機、スチーム専用機などを展開する。さらに、溶接シール型など全溶接型PHEも製造し、高温高圧・強度が必要な用途にも対応。2014年にマレーシア工場でPHEの本格生産を開始し、2016年には大型プレス機導入により一貫製造体制を確立。グローバルに供給力を高めている。

食品・医薬のプロセスを支える殺菌・滅菌装置

プロセスエンジニアリング事業の中核は、食品と医薬向けの機器である。食品分野では、レトルト調理殺菌装置がパウチ・缶詰の調理殺菌に用いられる。短時間調理殺菌装置や連続濃縮浸漬装置、真空ベルト乾燥機なども提供。無菌米飯製造プラントは、米飯を無菌状態で製造するシステムで、国内大手食品メーカーに採用されている。医薬分野では、医療用滅菌装置やバイオハザード用滅菌装置のほか、抽出・調合・濃縮・乾燥装置、ピュアスチーム発生装置などを供給。サニタリーバルブや導電率センサーなど周辺機器も含めて一貫したプロセスを提案する。近年は全自動連続殺菌冷却装置が省エネ・省人化ニーズを捉え、売上を伸ばしている。

流体制御の多様な要求に応えるバルブ製品群

バルブ事業では、ボールバルブを主力とする。標準型から高温高圧用メタルタッチ、PFAライニング、超低温用、耐スラリー用、切り出し用など用途に応じた多様なバリエーションを揃える。ダイヤフラムバルブやシールドバルブも製造。顧客の要求に応じて自動型、三方型、ポケットレス型など特殊仕様も対応する。これらのバルブは化学プラントや上下水道処理設備、半導体製造装置、二次電池製造ラインなどで使用される。2026年3月期の売上高は51億円と全社の約11%を占める。原材料価格の上昇に直面しながらも、需要が堅調な二次電池向けや半導体向けが成長を牽引している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

熱交換器で国内トップクラスだが、成長は緩やか

日阪製作所は、熱交換器やバルブを主力とする機械メーカー。同業他社には三浦工業(ボイラ・熱機器)や日本製鋼所(大型機械)がいる。日阪は熱交換器分野で国内トップクラスのシェアを持ち、産業用・プラント向けに強み。売上高は2025/3期384億円、営業利益率7.55%と堅調。2026/3期は449億円、営業利益率7.35%と増収ながら利益率は微減。内需中心で、海外展開は限定的。三浦工業と比較すると、規模は小さいが、特定分野での競争力は高い。

強み

  • 国内熱交換器市場でトップクラスのシェアを有し、ブランド力と技術力で優位。
  • 売上高300億円超で安定成長。営業利益率7%台と業界平均並みの収益性。
  • 長年の技術蓄積により、信頼性の高い製品を供給。リピート需要が堅調。
  • 2026/3期も売上高増加見込み。設備投資需要を取り込んでいる。

課題

  • 売上の大半が国内向けで、海外市場への展開が遅れている。成長機会を逃す可能性。
  • 営業利益率が7%前後で横ばい。コスト競争力向上や高付加価値化が必要。
  • 新素材や新方式の熱交換器が登場。技術革新への対応が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が日阪製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17245大同メタル工業554億円12.4倍
27989立川ブラインド工業549億円16.2倍
36745ホーチキ533億円16.1倍
47102日本車輌製造524億円4.4倍
56333TEIKOKU523億円12.5倍
66247日阪製作所500億円13.4倍
76310井関農機449億円17.1倍
85074テスホールディングス445億円21.0倍
97723愛知時計電機444億円
106272レオン自動機440億円10.7倍
116306日工401億円15.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

鋳造・加工業から染色機械メーカーへ(1942~1951年)

1942年5月、東京都に三石工業株式会社として創業。各種鋳造品の加工や工作機械の修理を手がけた。戦後、1946年に溶接を主体としたステンレス製品の製造販売を開始し、1947年には株式会社櫻製作所に商号変更。1948年に大阪市東淀川区へ本店を移転し、1951年8月には株式会社日阪製作所と改称した。同年、染色機械の開発に乗り出し、これが後のプロセスエンジニアリング事業の原点となる。1953年にはプレート式熱交換器を開発し、翌1954年に堀上工場を新設するなど、設備投資を加速させた。この時期に、機械加工から自社製品の開発・製造へと事業の軸足をシフトした。

熱交換器とバルブの製品化、上場へ(1953~1971年)

1953年のプレート式熱交換器開発に続き、1958年にはボールバルブを開発。これらは現在も主力製品である。1962年には鴻池工場を新設し生産能力を拡大。1965年に本店を東大阪市鴻池へ移転し、1969年には鴻池工場に大型プレス機を導入した。1970年には大阪市東区へ本店を移転した。1971年11月、大阪証券取引所市場第二部に上場。続いて1973年に名古屋証券取引所市場第二部に上場し、1985年には東京証券取引所市場第二部に上場した。1987年には3取引所すべてで市場第一部銘柄に指定され、株式市場での評価を高めた。

食品・医薬分野への進出と品質マネジメント(1975~1998年)

1975年3月、食品機械としてレトルト調理殺菌装置を開発。これにより食品加工分野に本格参入し、後に無菌米飯製造プラントなどへ展開する基礎を築いた。1985年には東京証券取引所市場第二部に上場し、1987年には全部の取引所で市場第一部に指定された。1998年9月、品質マネジメントシステムISO9001認証を取得。これ以降、品質管理体制を国際標準に沿って整備し、医薬向け滅菌装置など規制の厳しい分野への展開を加速させた。同年の認証取得は、後のグローバル事業拡大における信頼性確保の基盤となった。

海外生産拠点の拡充と事業本部制への移行(2004~2010年)

2004年、鴻池事業所のマスタープランを開始し、同年マレーシアにHISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.を設立。これが初の海外生産拠点となる。2006年には3事業本部体制(熱交換器・生活産業機器・バルブ)へ移行し、事業ごとの自律的な運営を強化した。2007年にはタイと上海に、2009年にはシンガポールと中国・常熟に子会社を設立。2008年にはマスタープランが完了し、製造拠点を鴻池事業所に集約、淀川工場を閉鎖した。2009年にはマイクロゼロ株式会社を子会社化し、計測機器事業を取り込んだ。海外展開と国内再編を同時に進めた時期である。

グループ再編と新たな成長戦略(2013~2017年)

2013年から2015年にかけて韓国、インドネシアなどに次々と拠点を設立。2014年にはマレーシア工場でPHEの製造を開始し、2016年には大型プレス機を導入して一貫製造を実現した。2015年に本店を大阪市北区に移転。2016年には旭工業株式会社を子会社化し、2017年には小松川化工機株式会社を子会社化、さらにマイクロゼロと旭工業を統合して株式会社日阪プロダクツを発足。同年、生活産業機器事業本部をプロセスエンジニアリング事業本部に名称変更し、埼玉や広島などに営業所を開設。監査等委員会設置会社へ移行した。2017年だけで複数の子会社化・統合・新拠点開設を実行し、事業基盤を抜本的に強化した。

年表44件を開く

1940年代

  • 1942年5月創業東京都に三石工業株式会社を創立、各種鋳造品の加工、工作機械の修理業を開始
  • 1946年11月溶接を主体としたステンレス製品の製造販売を開始
  • 1947年4月商号変更株式会社櫻製作所に商号変更
  • 1948年10月大阪市東淀川区(現大阪市淀川区)に本店を移転

1950年代

  • 1951年8月商号変更株式会社日阪製作所に商号変更、染色機械を開発
  • 1953年12月プレート式熱交換器を開発
  • 1954年2月堀上工場(旧淀川工場)を新設
  • 1958年7月ボールバルブを開発
  • 1959年3月東京都中央区に東京事務所(現東京支店)を開設

1960年代

  • 1962年3月鴻池工場(現鴻池事業所)を新設
  • 1965年1月東大阪市鴻池に本店を移転
  • 1969年11月鴻池工場に大型プレス機を導入

1970年代

  • 1970年12月大阪市東区(現大阪市中央区)に本店を移転
  • 1971年11月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1973年3月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 1975年3月食品機械(レトルト調理殺菌装置)を開発

1980年代

  • 1985年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1987年9月東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所の市場第一部銘柄に指定

1990年代

  • 1998年9月品質マネジメントシステム(ISO9001)認証を取得

2000年代

  • 2003年10月上場名古屋証券取引所上場取り止め
  • 2004年4月鴻池事業所のマスタープランを開始
  • 2004年10月創業マレーシアにHISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.を設立
  • 2006年4月3事業本部体制(熱交換器・生活産業機器・バルブ)に移行
  • 2006年8月創業中国・上海に日阪(上海)商貿有限公司を設立
  • 2007年10月創業HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.がタイにHISAKA WORKS (THAILAND) CO.,LTD.を設立
  • 2007年12月環境マネジメントシステム(ISO14001)認証を取得
  • 2008年3月鴻池事業所のマスタープランが完了、製造拠点を鴻池事業所に集約、淀川工場の操業終了
  • 2009年4月創業HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.がシンガポールにHISAKAWORKS SINGAPORE PTE. LTD.を設立
  • 2009年8月創業中国・常熟に日阪(常熟)机械科技有限公司(現日阪(中国)机械科技有限公司)を設立
  • 2009年10月M&Aマイクロゼロ株式会社を子会社化

2010年代

  • 2010年10月日阪(中国)机械科技有限公司がプレート式熱交換器の製造工場を新設
  • 2012年3月創業サウジアラビア・ダンマンにHISAKA MIDDLE EAST CO.,LTD.を設立
  • 2013年7月日阪(中国)机械科技有限公司が染色仕上機器の製造工場を新設
  • 2013年10月創業韓国・ソウルにHISAKA KOREA CO., LTD.を設立
  • 2014年3月HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.がプレート式熱交換器の製造工場を新設
  • 2014年4月名古屋市中区に名古屋支店を開設
  • 2014年11月M&A日阪(中国)机械科技有限公司が日阪(上海)商貿有限公司を吸収合併
  • 2015年1月M&A日阪(中国)机械科技有限公司が中川工程顧問(上海)有限公司を子会社化
  • 2015年5月大阪市北区に本店を移転
  • 2015年9月創業HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.がインドネシアにPT. HISAKA WORKS INDONESIAを設立
  • 2015年10月福岡市博多区に九州支店、北九州市小倉北区に北九州支店を開設
  • 2016年6月HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.が大型プレス機を導入、プレート式熱交換器の一貫製造体制構築
  • 2016年11月M&A旭工業株式会社を子会社化
  • 2017年4月M&A生活産業機器事業本部をプロセスエンジニアリング事業本部に名称変更 札幌市白石区に北海道営業所、千葉県市原市に千葉営業所を開設 小松川化工機株式会社を子会社化 青梅事業所を新設 広島県尾道市に尾道営業所を開設 監査等委員会設置会社に移行 埼玉県さいたま市にさいたま営業所を開設 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 マイクロゼロ株式会社と旭工業株式会社を統合し、株式会社日阪プロダクツを発足 奈良県生駒市に生駒事業所を開設 アラブ首長国連邦・アブダビにHISAKA ARABIA HEAT EXCHANGER TRADING - L.L.C - O.P.Cを設立 HISAKA MIDDLE EAST CO., LTD.がカタールにHISAKA ALSHARQ ALAWSAT TRADING AND MAINTENANCE LLCを設立 HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.がベトナムにHISAKAWORKS VIETNAM CO., LTD.を設立 小松川化工機株式会社が株式会社オートマチック・システムリサーチを吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2029年3月期まで50億円以上
  • ROE2029年3月期まで7%以上
  • ROE2031年3月期まで8%以上
  • PBR2031年3月期まで1倍以上
  • 政策保有株式の連結純資産比率2031年3月末まで15%以下

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    気候変動への挑戦の実践

    経営ビジョン「気候変動への挑戦」に基づき、CO2回収や廃熱回収の熱交換器提供などでカーボンニュートラル社会実現に貢献する。

  2. 02

    既存事業の収益力・競争力強化

    既存製品の改良開発、新製品開発、顧客との長期的関係強化、価格戦略・コスト競争力強化により収益基盤を固める。

  3. 03

    事業ポートフォリオの最適化

    新規事業創出、新市場開拓、経営資源の重点領域への再配分を推進する。

  4. 04

    資本効率と企業価値の向上

    資本コストや株価を意識した経営を実践し、ROE8%以上、PBR1倍以上を目指す。政策保有株式の縮減や株主還元強化も進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,063人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は724万円で、9期前と比べて+9.0%平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は15.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月663
2018年3月691
2019年3月66438.415.1749
2020年3月64738.814.5906
2021年3月65139.314.8925
2022年3月64340.015.2919
2023年3月64440.115.1940
2024年3月65540.415.31,011
2025年3月68940.615.31,032281
2026年3月72440.815.21,063310

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 4 / 海外 4、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
生駒事業所 — 奈良県生駒市125億円
プロセスエンジニアリング事業 全社(共通)
鴻池事業所 — 大阪府東大阪市113億円
熱交換器事業 プロセスエンジニアリング事業 バルブ事業 その他 全社(共通)
青梅事業所 — 東京都青梅市1,222百万円
プロセスエンジニアリング事業 全社(共通)
三郷事業所 — 埼玉県三郷市699百万円
プロセスエンジニアリング事業 全社(共通)
香取事業所 — 千葉県成田市103百万円
プロセスエンジニアリング事業 全社(共通)
本社(大阪市北区)他93百万円
熱交換器事業 バルブ事業 全社(共通)
本社 — 東京都青梅市83百万円
プロセスエンジニアリング事業 全社(共通)
本社 — 東京都千代田区29百万円
プロセスエンジニアリング事業 その他 全社(共通)
東京支店 — 東京都中央区9百万円
熱交換器事業 プロセスエンジニアリング事業 バルブ事業 全社(共通)
九州支店 — 福岡市博多区5百万円
プロセスエンジニアリング事業
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 日阪プロダクツ
    東京都青梅市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    小松川化工機 株式会社(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権94.6%
  • 国内
    株式会社 オートマチック・システムリサーチ(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権94.6%
  • 海外
    HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD. (注)2
    マレーシア、セランゴール州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HISAKAWORKS SINGAPORE PTE. LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HISAKAWORKS VIETNAM CO., LTD.
    ベトナム、ホーチミン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    日阪(中国)机械科技 有限公司(注)2
    中国、江蘇省常熟市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    HISAKA MIDDLE EAST CO., LTD.
    サウジアラビア、ダンマン · 連結子会社
    議決権90.1%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム無水・CO2無排出染色加工技術の開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-07
    452万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は449億円営業利益33億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.9%、利益が+13.8%。

売上高
+16.9%
449億円
営業利益
+13.8%
33億円
純利益
-10.5%
34億円
営業利益率
7.3%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高440億円449億円
営業利益33億円33億円
純利益24億円34億円
1株あたり配当¥55¥55

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は102億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+25.9%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q900
2024年1Q8144.95
2024年2Q8456.03
2024年3Q7534.07
2024年4Q1029
2025年2Q180116.110
2025年4Q204188.828
2026年2Q219188.214
2026年4Q230156.520
2027年1Q10287.88

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は237億円から449億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は7.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
韓国・ソウルにHISAKA KOREA CO., LTD.を設立
2013年3月2372517
日阪(中国)机械科技有限公司が日阪(上海)商貿有限公司を吸収合併
2014年3月2322315
HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.がインドネシアにPT. HISAKA WORKS INDONESIAを設立
2015年3月2441813
旭工業株式会社を子会社化
2016年3月2541527
生活産業機器事業本部をプロセスエンジニアリング事業本部に名称変更 札幌市白石区に北海道営業所、千葉県市原市に千葉営業所を開設 小松川化工機株式会社を子会社化 青梅事業所を新設 広島県尾道市に尾道営業所を開設 監査等委員会設置会社に移行 埼玉県さいたま市にさいたま営業所を開設 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 マイクロゼロ株式会社と旭工業株式会社を統合し、株式会社日阪プロダクツを発足 奈良県生駒市に生駒事業所を開設 アラブ首長国連邦・アブダビにHISAKA ARABIA HEAT EXCHANGER TRADING - L.L.C - O.P.Cを設立 HISAKA MIDDLE EAST CO., LTD.がカタールにHISAKA ALSHARQ ALAWSAT TRADING AND MAINTENANCE LLCを設立 HISAKAWORKS S.E.A. SDN. BHD.がベトナムにHISAKAWORKS VIETNAM CO., LTD.を設立 小松川化工機株式会社が株式会社オートマチック・システムリサーチを吸収合併
2017年3月2501422
2018年3月2692019
2019年3月3092316
2020年3月3252621
2021年3月2841812
2022年3月3012321
2023年3月3412420
2024年3月3422924
2025年3月38429347.638
2026年3月44933367.334

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高449億円のうち、営業利益として残るのは33億円7.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は34億円、売上の7.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.8%345億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.8%71億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.3%33億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.3pt
7.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
7.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.1pt
5.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが17億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは21億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は119億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月75−131282
2014年3月34−28−16674
2015年3月194−52391
2016年3月532−737121
2017年3月−57−82115
2018年3月305−635143
2019年3月20−14−66146
2020年3月20−30−22−10113
2021年3月39−6−833139
2022年3月31−2−929161
2023年3月15−28−10−13139
2024年3月−5−3838−43137
2025年3月47−33−2414128
2026年3月174−3121119

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は831億円。このうち返さなくてよい自己資本が633億円で、自己資本比率は75.9%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月5074327585.2
2014年3月5514609183.4
2015年3月63351012380.5
2016年3月58547211380.7
2017年3月5564837386.8
2018年3月6035109384.6
2019年3月63051711382.0
2020年3月6065089883.7
2021年3月65253311981.6
2022年3月67354412980.6
2023年3月71056314779.1
2024年3月82060321773.1
2025年3月82760022772.1
2026年3月83163319875.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
120億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
465億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
36億円
在庫として抱えている分
負債合計
198億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
75
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中23位あたり、逆に低いのはROE209社中144位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.6%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.3%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.9%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
16.9%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,741で、1年前と比べて+31.1%過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。

¥1,741-4.6%1ヶ月+5.6%1年+31.1%時価総額500億円
過去52週の値幅
安値¥1,302高値¥1,872

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.4倍
PER (会社予想)19.0倍
PBR0.71倍
配当利回り3.16%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で-4.3%下落し、1660円と25日線(1721円)を-3.6%下回る。52週高値1838円からは-9.7%の水準。6月下旬に1803円まで上昇したが、その後反落。RSI34.7と売られ過ぎ圏に近く、反発の可能性がある。出来高は直近3.4万株とやや低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 12.75倍は同業平均24.77倍を大幅に下回り割安。PBR 0.69倍も平均1.64倍を大きく下回る。配当利回り3.22%は平均2.17%を上回り高水準。ROE 5.6%と低いが、割安で配当も魅力的。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.4倍22.7倍
PER (予想)19.0倍
PBR0.71倍1.50倍
ROE5.6%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

円安や海外需要回復が業績を押し上げているが、受注の変動や原材料高が懸念。強気派は過去最高の受注残を評価し、弱気派は一過性の需要増とROE低迷を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 過去最高の受注残高

    2025/3期は売上高384億円、2026/3期見通し449億円と大幅増収。

  • 海外需要の拡大

    円安を追い風に海外売上比率が上昇。アジア向けが好調。

  • 安定したキャッシュフロー

    機械業界ながら営業利益率7.6%を維持し、長期にわたり安定配当。

  • 3期連続の増収基調2026/3期影響

    売上高342→384→449億円、年率約14%増加

  • PBR0.69倍の解散価値割れ継続影響

    PBR1倍割れ、資産価値に比べ株価割安、M&Aや自社株買い期待

  • 配当利回り3.22%の安定配当継続影響

    3期連続配当実施、株主還元姿勢が評価

  • 営業利益29→33億円と増益継続2026/3期影響

    営業利益が過去最高更新、収益力向上

マイナスに働く材料7
  • 受注の周期性リスク

    プラント投資は一時的な大型案件に依存し、年度ごとの変動が大きい。

  • 収益性の低さ

    営業利益率7.6%は中小機械メーカー平均並み。ROE5.6%と資本効率悪い。

  • 原材料高・人手不足

    鋼材価格高騰や技術者不足がコスト増圧力に。

  • 営業利益率が7.55%→7.35%と低下2026/3期影響

    売上増も営業利益率微減、コスト増加懸念

  • ROE5.6%と低収益性継続影響

    ROEが低く、資本効率の改善が見られない

  • 2026/3期は純利益が34億円と減益予想2026/3期影響

    38→34億円に減少、特別損失や税金増加の可能性

  • 機械セクターの景気後退リスク不定影響

    設備投資サイクルの減速で受注減少の恐れ

次の決算で確かめる点
受注高と受注残高
将来の売上を先読みする先行指標。
海外売上比率
円安メリットの継続性と収益源の分散度を確認。
営業利益率
原材料高などのコスト転嫁力を見極める。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり55で、前期から+22.2%いまの株価に対する利回りは3.16%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥55
1株あたり
配当利回り
3.16%
いまの株価に対して
配当性向
47.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2027.5
2018年3月200.032.4
2019年3月200.039.9
2020年3月200.032.8
2021年3月3050.090.1
2022年3月300.044.8
2023年3月4033.358.8
2024年3月425.060.8
2025年3月457.139.7
2026年3月5522.247.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥55

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,330人。区分でいちばん多いのは個人・その他37.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.6%を占め、残る52.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他34.036.439.441.037.337.9
事業法人26.226.025.624.424.526.4
金融機関26.825.621.820.124.621.2
外国法人11.910.612.213.012.013.3
自己株式14.114.013.913.85.18.5
証券会社1.11.41.01.51.61.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.97
02日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.34
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.27
04因幡電機産業株式会社3.17
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.76
06BNYMSANV RE BNYMIL RE WS ZENNOR JAPAN EQUITY INCOME FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.74
07日阪製作所協力業者持株会2.46
08株式会社三菱UFJ銀行2.40
09日阪製作所従業員持株会2.26
10株式会社タクマ2.23

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+138%、1株純資産は14期で+71%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月551,3984.116.239.3
2014年3月491,5403.320.641.4
2015年3月441,7072.723.948.0
2016年3月901,5805.59.126.0
2017年3月731,6164.612.427.5
2018年3月651,7093.916.032.4
2019年3月531,7313.117.139.9
2020年3月731,8044.110.132.8
2021年3月431,8932.319.790.1
2022年3月731,9273.810.844.8
2023年3月721,9933.712.358.8
2024年3月862,1264.211.960.8
2025年3月1362,1886.37.339.7
2026年3月1302,3985.611.847.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額196百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宇佐美俊哉代表取締役社長 社長執行役員6668,000
足立昭仁取締役 専務執行役員 技術開発担当6553,300
波多野浩史取締役 上席執行役員 管理、経営戦略、 IR担当兼青梅事業所、東京支店管掌6120,300
水元公二取締役71
角野佑子取締役44
生越栄美子取締役66
服部直人取締役(監査等委員)666,800
仲井晃取締役(監査等委員)45
藤田典之取締役(監査等委員)68
山内俊之61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)466922815840
社外取締役522224
取締役(社内)1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,068字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、プレート式熱交換器(PHE)、ブレージングプレート式熱交換器(BHE)、レトルト調理殺菌装置、無菌米飯製造プラント、サニタリーバルブ、全自動連続殺菌冷却装置、食品・化学機械装置、医療用滅菌装置、バイオ・医薬機器装置、電子計測機器、高温高圧染色機、超臨界技術利用装置、ボールバルブ等の製造販売及びエンジニアリング事業を主な事業としております。 セグメント毎の主な製品は次のとおりであります。 セグメント区分   製品内容 熱交換器事業   プレート式熱交換器(化学・造船・食品・空調・発電設備用・超大型集中冷却システム用・スラリー用異間隙・汎用型等)、溶接シール型PHE、プレート式コンデンサー、大容量加湿器、その他熱回収装置、ブレージングプレート式熱交換器(冷凍機用蒸発・凝縮器、集合住宅用給湯器等)、吸収式冷温水器用大型BHE、スチーム専用BHE、全溶接型プレート式熱交換器等 プロセスエンジニアリング 事 業   食品機器   レトルト調理殺菌装置、短時間調理殺菌装置、連続濃縮浸漬装置、真空ベルト乾燥機、真空冷却装置、その他殺菌・滅菌装置用FAシステム、無菌米飯製造プラント、プレート式・チューブ式液体連続殺菌装置、スピンジェクション式・インジェクション式液体連続殺菌装置、食品専用PHE、各種エキス用抽出・濃縮・殺菌・乾燥プラント、液体・乳業向けサニタリーバルブ、導電率センサー、プラント施工、全自動連続殺菌冷却装置、食品・化学機械装置、電子計測機器等 医薬機器   医療用滅菌装置、抽出・調合・グローバル濃縮・滅菌・乾燥装置、医薬用ピュアスチーム発生装置、調剤設備、バイオハザード用滅菌装置、医薬向けサニタリーバルブ、導電率センサー、バイオ・医薬機器装置、電子計測機器等 染色仕上機器   高温高圧液流染色機、高温高圧糸染・乾燥装置、常圧液流染色機、超低浴比気流式染色加工機、不織布用拡布染色機、多目的(風合出し)特殊加工機、衛生材料用殺菌晒加工機、オゾン漂白加工機、真空加圧含浸装置、高温湿熱(形態安定)処理装置、超臨界技術利用装置、その他省力化FA染色工場設備等 バルブ事業   ボールバルブ(標準型、三方型、自動型、高温高圧用メタルタッチ、PFAライニング、ジャケット型、タンク底型、ポケットレス型、エフレス型、バンブー型、デュアックス型(摺動しない)、超低温用、耐スラリー用、切り出し用等)、ダイヤフラムバルブ、シールドバルブ等 当社グループの事業系統の概要は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,517字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社は、経営理念、存在意義を軸に、経営ビジョン、マテリアリティ(重要課題)を踏まえて3か年の中期経営計画を策定・実行することで持続的な成長を目指しております。また、企業価値の向上を目的として、資本コストや株価を意識した経営にも取り組んでおります。これらの概要は以下のとおりです。 なお、新中期経営計画の詳細については、2026年5月15日公表の「新中期経営計画「Challenge2028」の概要に関するお知らせ」を、資本コストや株価を意識した経営の詳細については同日公表の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(進捗報告)」をご覧ください。 ①前中期経営計画「G-23」の総括 前中期経営計画「G-23」(2024年3月期~2026年3月期)では、新事業所を開設したほか既存事業所の再構築に着手するなど、事業基盤の拡充を進めました。あわせて、「省エネ」「省人化」に貢献する製品・サービスの開発や販売を推進するとともに、メンテナンス事業の拡大にも注力しました。また、企業価値の向上を図るため、政策保有株式の縮減やキャッシュ・アロケーションの開示、株主還元の強化などにも取り組みました。一方で、想定を上回るコスト上昇により、営業利益及び経常利益は計画を下回りましたが、政策保有株式の縮減に伴う株式の売却益が発生し、親会社株主に帰属する当期純利益は計画を上回りました。 ⅰ.主な取り組みと成果 ●プロセスエンジニアリング事業強化を目的とした新事業所「生駒事業所」の新設・稼働 ●熱交換器事業、バルブ事業の強化を目的とした既存事業所「鴻池事業所」の再構築に着手 ●海外でメンテナンスサービスを強化するため東南アジア、中東に新拠点を新設 ●省エネ型食品殺菌装置など、省エネ・省人化ニーズに対応する製品の開発推進 ●株主還元強化のため、配当水準を引き上げるとともに自己株式の取得・消却を実施 ⅱ.「G-23」連結業績目標とその結果 (単位:百万円) 前々中期経営計画 「G-20」最終年度 2023年3月期 実績   前中期経営計画 「G-23」最終年度 2026年3月期 当初目標   実績 受注高   34,621   41,000   42,591 売上高   34,074   40,000   44,890 営業利益   1,912   3,600   3,303 経常利益   2,392   3,800   3,620 親会社株主に帰属する当期純利益   2,040   2,600   3,449 営業利益率   5.6%   9.0%   7.4% ROA(総資産経常利益率)   3.5%   4.9%   4.4% ROE(自己資本当期純利益率)   3.7%   4.5%   5.6% ②新中期経営計画「Challenge2028」(2027年3月期~2029年3月期)の概要 ⅰ.経営方針 経営理念、当社の存在意義を軸に、経営ビジョンや、マテリアリティ(重要課題)を踏まえて中期経営計画を策定し、経営方針としております。 経営理念   「HISAKA MIND」(社訓、社是、五原則、行動指針) 存在意義   社会課題を解決できる「省エネ」「省人化」を実現する良質な 「機械」や「サービス」を安定して供給できるメーカーであること 経営ビジョン (目指す姿)   「気候変動への挑戦」 “Challenge for Climate Change” マテリアリティ   ●気候変動への対応 ●責任ある製品・サービスの提供 ●安全安心で働きがいのある職場環境 ●経営基盤の強化 中期経営計画   「Challenge2028」 ⅱ.新中期経営計画 ●経営ビジョン「気候変動への挑戦」の実践 ●持続的成長と企業価値向上の実現 ●2029年3月期 営業利益50億円以上の達成 ●2031年3月期 ROE8%以上実現、早期にPBR1倍以上を目指す ⅲ.重点戦略 <成長戦略> 既存事業の収益力・競争力強化       事業ポートフォリオの最適化 ●既存製品の改良開発、新製品開発 ●顧客との長期的関係強化 ●価格戦略・コスト競争力強化       ●新規事業創出、新市場開拓 ●経営資源を重点領域に再配分 <基盤強化> 人的資本の戦略的強化       生産性向上       資本効率と企業価値の向上 ●人材の確保と育成 ●経営理念浸透と実行力強化       ●KPI管理の強化 ●デジタル化等による  業務効率化       ●資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応 ●ガバナンスの強化 ⅳ.各事業の重点戦略 熱交換器事業   プロセスエンジニアリング 事業   バルブ事業 提供価値   ●プレート式熱交換器を核に熱の利活用をソリューションとして提案 ●顧客ニーズに合わせた価格・仕様の製品を提供   ●SDGsやESG経営に貢献する省エネ・環境製品の提供 ●生産性向上とコスト低減に貢献する自動化・効率化及びトータルコスト低減設備やサービスの提供   ●流体制御に関する高機能製品の提供、用途別の最適化提案・対応を通じ、最適な生産ラインを実現 事業方針   ●熱交換器単体でのビジネスモデルの明確化と収益基盤の再構築 ●重点市場での競争力強化による、安定的な事業運営の実現   ●顧客価値を起点とした提案力・対応力の高度化による事業領域拡張 ●事業成長に向けた課題対応を通じた、安定的な収益基盤の確立   ●事業環境や市場構造の変化を踏まえた事業展開の見直し ●新製品創出の加速に向けた開発プロセスおよび組織連携の高度化 主な 取り組み   ●CO2回収や廃熱回収に関する熱交換器提供によるカーボンニュートラル社会実現への貢献 ●次世代汎用機種の開発、市場定着 ●メンテナンス事業強化 ●生産性向上、CCC改善 ●他社協業推進   ●省エネ・省人化に資する製品・サービスの提供による社会課題解決への貢献 ●アフターサービスの拡充、アフター需要の喚起 ●基盤機種標準化による効率化、製造原価低減 ●生産性向上、CCC改善 ●グループ会社協業推進   ●新エネルギーに関する新製品開発・提供 ●重点市場に向けた新製品開発 ●既存製品の改良開発によるコスト削減 ●生産性向上、CCC改善 ●グループ会社協業推進 ⅴ.数値目標 (単位:百万円) 前々中期経営計画 「G-20」最終年度 2023年3月期 実績   前中期経営計画 「G-23」最終年度 2026年3月期 実績   新中期経営計画 「Challenge2028」 最終年度 2029年3月期 計画 受注高   34,621   42,591   54,000 売上高   34,074   44,890   55,000 営業利益   1,912   3,303   5,000 営業利益率   5.6%   7.4%   9.1% 経常利益   2,392   3,620   5,300 親会社株主に帰属する当期純利益   2,040   3,449   4,200 ROA (総資産経常利益率)   3.5%   4.4%   6.8% ROE (自己資本当期純利益率)   3.7%   5.6%   7.0% ROIC(投下資本利益率)   2.4%   3.4%   5.5% ③資本コストや株価を意識した経営の実現への対応 ⅰ.現状認識 当社のPBRは、2026年3月期において0.64倍となり、従来の0.4倍台から上昇しました。これは、政策保有株式の縮減や増配及び自己株式の取得等の株主還元に加え、収益性改善に向けた各種施策が一定の成果を上げたものと認識しております。一方で、PBRは依然として1倍を下回る水準にとどまっております。その要因として、ROEが株主資本コストに対して低水準にあり、エクイティ・スプレッドが限定的であることが要因のひとつと認識しております。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 PBR(倍)   0.41   0.45   0.47   0.45   0.64 ROE(%)   3.8   3.7   4.2   6.3   5.6 配当性向(%)   41.0   55.2   48.9   33.1   42.2 DOE(%)   1.6   2.0   2.0   2.1   2.4 ⅱ.成長戦略及び投資 当社は、コア技術である流体の熱と圧力を制御する技術を駆使し、カーボンニュートラルや食品ロス削減、省エネ・省人化などの社会課題解決に貢献することで、持続的成長と企業価値向上を図ります。また、事業ポートフォリオ見直しや海外展開、新規事業・新製品開発を推進するとともに、部品・メンテナンス事業及び生産体制強化等を通じて収益性向上を目指します。 2026年4月より新中期経営計画「Challenge2028」(以下、新中計)を開始し、前中期経営計画「G-23」(以下、前中計)に基づく投資成果の収益化と、事業ポートフォリオ最適化や成長分野への重点投資を通じて、収益性及び資本効率の向上に取り組んでまいります。新中計最終年度となる2029年3月期には営業利益50億円以上、ROE7%以上、さらに2031年3月期にはROE8%以上及びPBR1倍以上の達成を目指しております。 ⅲ.政策保有株式の縮減 当社は、前中計において、政策保有株式の縮減を重要施策と位置付け、資本効率向上及びバランスシート最適化の観点から継続的に見直しを進めてまいりました。2026年3月期には約12億円を縮減し、2026年3月末時点の保有額は11,912百万円(純投資目的を除く)、連結純資産比率は18.9%となりました。 今後も保有の妥当性を継続的に検証するとともに、さらなる縮減を進めることで2031年3月末までに政策保有株式の連結純資産比率15%以下を目指します。なお、創出された資金は成長投資及び株主還元に活用し、資本効率向上を図ってまいります。 政策保有株式の保有状況の推移 ⅳ.株主還元の強化 当社は資本政策の基本方針として、「内部留保とのバランスを考慮しつつ、連結純資産及び連結業績の状況を勘案し、連結純資産配当率(DOE)2.0%を下限とするとともに、配当性向30%以上を目途に継続的・安定的な配当に努める」こととしております。また、自己株式取得につきましても、弾力的・機動的に実施してまいります。 2026年3月期の配当につきましては、創業以来初の 400 億円超の売上高を達成したことなどを踏まえ、1株当たり45円から55円に増配しました。2027年3月期の配当につきましても、安定的かつ継続的な株主還元を実現するため、増配を行った前期の配当額を据え置き、1株当たり55円(配当性向60%)とする計画です。 新中計の3か年におきましては、株主還元を強化するため、成長投資等とのバランスを考慮した上で、自己株式取得を含めた総還元額は前中計の60億円を上回る80億円から110億円とする計画です。当社は今後も、業績・財務状況及び成長投資の機会等を総合的に勘案し、株主還元の充実と資本効率向上に取り組んでまいります。 配当金の推移 ⅴ.IRへの取り組み 当社は、投資家との建設的な対話を重視し、決算説明会の実施や説明会資料のウェブサイト公開、統合報告書の発刊、工場見学会の開催等を通じて、情報開示及び事業理解の促進に努めてまいりました。 今後も、投資家との対話及び情報開示のさらなる充実に努めるとともに、対話を通じて得られた意見・提案を経営戦略や資本政策へ適切に反映させることで、企業価値向上及びPBR改善につなげてまいります。 ④中期経営計画期間におけるキャッシュ・アロケーション 当社は、持続的成長と企業価値向上に向け、成長投資を優先しつつ、株主還元の充実及び財務基盤強化とのバランスを意識した資金配分を行っております。 前中計における3か年のキャッシュ・アロケーションは、営業キャッシュ・フローによる収入が59億円あったほか、成長投資のため社債及び借入による資金調達50億円を実施しました。また、政策保有株式の縮減に取り組んだ結果、株式売却による48億円の収入がありました。一方、株主還元を強化し60億円を支出したほか、生駒事業所の開設、鴻池事業所の再構築等の成長投資に125億円を使用しました。 新中計における3か年のキャッシュ・アロケーションでは、前中計での成長投資による売上拡大の効果から、営業キャッシュ・フローが改善し135億円以上の収入を見込むほか、政策保有株式の縮減にも引き続き取り組み40億円以上の収入を見込んでおります。支出面においては成長投資と株主還元強化のバランスを考慮し、成長投資等に95億円から125億円以上を、配当と自己株式取得を合わせた株主還元に80億円から110億円以上を支出することを計画しております。 キャッシュ・アロケーション
事業等のリスク2,173字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経済状況について 当社グループは日本、アジア、欧米など多くの国々で事業展開をしており、世界経済や各国の景気変動及び為替変動などにより、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②原材料・資材価格の変動について 当社グループの主な原材料であるステンレスやチタン材などの原材料・資材価格の下落は、製品価格の下落圧力や、当社グループ棚卸資産の評価額への影響により、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また原材料・資材価格の高騰は、在庫状況如何では、製造原価が上昇することにより、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③為替相場の変動について 当社グループの外貨建ての取引に関しては、原則として契約締結と同時に為替予約によるヘッジを行い、契約後の為替変動リスクを極力回避しておりますが、契約条件の変更などによる影響や、引き合い段階での外国企業との価格競争上で不利となる可能性があり、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④退職給付債務について 当社グループの退職給付費用は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待収益率に基づいて算出しており、割引率の低下や年金資産の時価下落は、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤減損会計の影響について 当社グループが保有しております固定資産及び有価証券に関して、収益性や価格が著しく低下し減損処理が必要となった場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥M&A及び事業提携に係るリスクについて 当社グループは、各事業分野において、新技術や新製品の開発及び競争力強化のためM&Aを実施することがあります。当社グループでは、企業買収や事業提携を行う際、事前にリスクを把握・回避するために、対象となる企業の財務内容や事業についてデューデリジェンスを実施しております。しかしながら、買収後に予期しない債務が発覚する可能性や、事業環境及び競合状況の変化等により当社グループの事業計画に支障をきたす可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦製造物責任について 当社グループはその事業及びその製品のために、品質管理規定を制定し品質向上に努めておりますが、万が一予期せぬ不具合や事故が発生した場合は、製造物・品質責任の責めを負うことになる可能性があり、この費用が保険等でカバーできない場合は、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧訴訟その他の法的手続について 当社グループは、事業を遂行する上で、取引先や第三者から訴訟等が提起される又は規制当局より法的手続がとられるリスクを有しております。これらにより、当社グループに対して巨額かつ予想困難な損害賠償の請求がなされた場合又は事業遂行上の制限が加えられた場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨公的規制及び政治情勢について 当社グループの事業活動は、事業を行う各国の政治や多様な規制の影響を受けております。このような規制には、投資、貿易、競争、知的財産権、税、為替、環境、リサイクル、食品衛生、労働安全、生産技術上の制約等に関する規制を含んでおり、政治情勢や規制に関する重大な変更は、当社グループの事業活動を制限する若しくはコストを増加させるなど、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩環境問題 当社グループは、環境基本法、大気汚染防止法及び水質汚濁防止法等の環境法令を遵守するとともに、環境問題に配慮する姿勢を明確にするため「環境方針」「環境宣言」「行動指針」を策定しております。これらにより「顧客・市場・株主・購買先・協力社・地域社会」から「安心」「安全」「信頼」を受ける会社として成長して行きたいと考えております。当社グループでは、有害物質が社外に流出しないよう万全の対策をとっておりますが、万一流出した場合には、社会的信用の失墜、補償・対策費用の支出あるいは生産停止等の事態が発生する可能性があります。 また、将来環境に対する規制が一層厳しくなり、現行法令の改正又は新たな立法による規制などにより、有害物質を処理するための設備投資等に多額の費用が発生することも考えられ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪自然災害・戦争・テロ・事故等について 当社グループの拠点において、地震・水害等の自然災害、感染症の流行、戦争、テロ等の各種災害が発生した場合は、甚大な被害を被る可能性があります。また、当社グループに直接損害がなくとも、電力・ガス等の供給網の混乱や、サプライチェーンの寸断などにより、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,276字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、金利及び為替の変動に加え、各国における通商政策の動向や地政学的リスクの高まりなどの影響を受け、不安定な状況が一層深まりました。 国内経済は、製造業を中心に企業収益が底堅く推移したものの、労働市場の動向やコスト上昇の影響などから、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような環境のもと、当社グループは中長期的な成長を見据え、事業基盤の強化に取り組みました。 2024年に開設した生駒事業所の安定稼働や鴻池事業所の再構築などにより生産能力の増強を図るとともに、「省エネ」「省人化」といった顧客ニーズへの対応を強化し、エネルギー、食品、医薬関連分野における販売拡大及びメンテナンス需要の取り込みを推進しました。 この結果、当連結会計年度における当社グループの受注高は、プロセスエンジニアリング事業において大口案件の反動減があったものの、熱交換器事業及びバルブ事業が好調に推移したことにより、前年度に比べ0.8%増加し42,591百万円となりました。 売上高は、熱交換器事業及びバルブ事業が堅調に推移したことに加え、プロセスエンジニアリング事業において複数の大口案件を納入したことにより、前年度に比べ17.0%増加し、過去最高となる44,890百万円となりました。 利益面では、減価償却費や人件費などの固定費が増加したものの、プロセスエンジニアリング事業の売上増加などにより、営業利益は前年度に比べ12.7%増加し3,303百万円となり、経常利益は前年度に比べ6.8%増加の3,620百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度に引き続き特別利益に政策保有株式の売却益などを計上したものの、特別損失に工場再構築費用や環境対策関連費用などを計上したことにより、前年度に比べ8.8%減少し3,449百万円となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりです。 『熱交換器事業』 熱交換器事業は、様々な産業で不可欠となる流体の加熱・冷却を行うプレート式熱交換器などを製造・販売する事業です。 受注高は、前年度に好調であった船舶向けの反動減や化学業界の設備投資抑制の影響を受けたものの、国内のメンテナンス案件が好調に推移するとともに、海外向けCO2回収プラントや電力向けの大口案件などが寄与し、前年度に比べ2.4%増加し17,193百万円となりました。 売上高は、LNG関連の海外大口案件が寄与したほか、国内のメンテナンスが好調に推移したことなどにより、前年度に比べ6.7%増加し17,229百万円となりました。 セグメント利益は、売上高の増加があったものの、鴻池事業所の再構築関連費用及び営業戦略上の引当金計上などにより、前年度に比べ26.4%減少し988百万円となりました。 『プロセスエンジニアリング事業』 プロセスエンジニアリング事業は、レトルト食品などの調理殺菌装置、医薬品の滅菌装置や培養装置及び繊維製品の染色仕上機器などを製造・販売する事業です。 受注高は、医薬向けの培養プラントや滅菌装置、東南アジア向けの染色仕上機器の大口案件があったものの、食品機器において無菌包装米飯製造プラントなど前年度に受注した大口案件の反動減があり、前年度に比べ0.8%減少し20,000百万円となりました。 売上高は、無菌包装米飯製造プラントや医薬向け培養プラントなどの大口案件を納入したことや、「省エネ」「省人化」ニーズに対応した食品向けの全自動連続殺菌冷却装置の販売が好調に推移したことなどにより、前年度に比べ30.6%増加し22,405百万円となりました。 セグメント利益は、売上高が増加したことに加え、メンテナンス案件が好調に推移したことや、好採算案件の計上などにより、前年度に比べ50.2%増加し2,129百万円となりました。 『バルブ事業』 バルブ事業は、様々な流体の制御に使われるボールバルブなどを製造・販売する事業です。 受注高は、化学業界の設備投資抑制の影響を受けたものの、二次電池向けや半導体向けなどが好調に推移したことにより、前年度に比べ2.0%増加し、5,324百万円となりました。 売上高は、受注同様に化学業界向けが減少したものの、上下水道処理設備向けや土木工事向けなどが好調に推移したことにより、前年度に比べ4.6%増加し5,183百万円となりました。 セグメント利益は、原材料価格の上昇による影響を受けたものの、売上が増加したことなどにより、前年度に比べ25.3%増加し366百万円となりました。 『セグメント別業績』                                          (単位:百万円/(%)前年度比増減率) 熱交換器事業   プロセスエンジニアリング事業   バルブ事業   その他事業 受注高   17,193( +2.4%)   20,000( △0.8%)   5,324( +2.0%)   72(△18.3%) 売上高   17,229( +6.7%)   22,405(+30.6%)   5,183( +4.6%)   72(△18.3%) セグメント利益   988(△26.4%)   2,129(+50.2%)   366(+25.3%)   52(△19.4%) ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益の計上4,783百万円や投資有価証券の売却による収入1,676百万円等の増加要因があったものの、固定資産の取得による支出2,839百万円や契約負債の減少2,787百万円等の減少要因があったことにより、前連結会計年度末の12,824百万円から905百万円減少し、当連結会計年度末では11,918百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は1,706百万円(前年度は4,720百万円の収入)となりました。 これは、契約負債の減少があったものの、税金等調整前当期純利益の計上や棚卸資産の減少が上回ったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、得られた資金は363百万円(前年度は3,299百万円の支出)となりました。 これは、固定資産の取得による支出があったものの、投資有価証券や固定資産の売却による収入が上回ったためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、支出した資金は3,144百万円(前年度は2,396百万円の支出)となりました。 これは主に、配当金の支払や自己株式の取得による支出によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年比(%) 熱交換器事業   12,500   101.7 プロセスエンジニアリング事業   16,509   107.9 バルブ事業   3,958   103.3 報告セグメント計   32,969   104.9 その他   19   84.9 合計   32,989   104.9 (注)上記金額は、総製造費用に基づいております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年比(%)   受注残高(百万円)   前年比(%) 熱交換器事業   17,193   102.4   7,558   99.5 プロセスエンジニアリング事業   20,000   99.2   15,742   86.7 バルブ事業   5,324   102.0   1,735   108.9 報告セグメント計   42,519   100.8   25,036   91.6 その他   72   81.7   -   - 合計   42,591   100.8   25,036   91.6 (注)上記金額は、販売価額で表示しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年比(%) 熱交換器事業   17,229   106.7 プロセスエンジニアリング事業   22,405   130.6 バルブ事業   5,183   104.6 報告セグメント計   44,818   117.1 その他   72   81.7 合計   44,890   117.0 (注)1.上記金額は、販売価額で表示しております。 2.総販売実績に対し、10%以上に該当する販売先はありません。 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの財政状態、経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日現在)において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (資産) 当連結会計年度末の資産は83,082百万円となり、前連結会計年度末82,697百万円から385百万円の増加となりました。 流動資産は35,832百万円となり、前連結会計年度末38,651百万円から2,819百万円の減少となりました。主な内訳は、現金及び預金12,009百万円、売上債権11,711百万円及び棚卸資産11,642百万円であります。主な減少要因は、棚卸資産1,745百万円であります。 固定資産は47,250百万円となり、前連結会計年度末44,045百万円から3,205百万円の増加となりました。主な内訳は、建物及び構築物15,209百万円、土地6,571百万円及び投資有価証券15,239百万円であります。主な増加要因は、投資有価証券2,851百万円であります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は19,802百万円となり、前連結会計年度末22,677百万円から2,875百万円の減少となりました。 流動負債は12,363百万円となり、前連結会計年度末14,779百万円から2,415百万円の減少となりました。主な内訳は、仕入債務3,770百万円及び契約負債3,059百万円であります。主な減少要因は、契約負債2,781百万円であります。 固定負債は7,438百万円となり、前連結会計年度末7,898百万円から459百万円の減少となりました。主な内訳は、社債2,668百万円及び繰延税金負債3,491百万円であります。主な減少要因は、社債1,332百万円であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は63,280百万円となり、前連結会計年度末60,019百万円から3,260百万円の増加となりました。主な内訳は、資本金4,150百万円、資本剰余金5,224百万円、利益剰余金46,454百万円及びその他有価証券評価差額金7,854百万円であります。主な増加要因は、利益剰余金2,085百万円及びその他有価証券評価差額金2,029百万円であります。 (受注高) 当連結会計年度における受注高は、前年度から0.8%増加の42,591百万円となりました。 当年度は、プロセスエンジニアリング事業において大口案件の反動減があったものの、熱交換器事業及びバルブ事業が好調に推移したことにより、前年度を上回る結果となりました。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前年度から17.0%増加の44,890百万円となりました。 当年度は、熱交換器事業及びバルブ事業が堅調に推移したことに加え、プロセスエンジニアリング事業において複数の大口案件を納入したことにより、前年度を上回る結果となりました。 (利益) 当連結会計年度における営業利益は、減価償却費や人件費などの固定費が増加したものの、プロセスエンジニアリング事業の売上増加などにより、営業利益は前年度に比べ12.7%増加し3,303百万円となり、経常利益は前年度に比べ6.8%増加の3,620百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度に引き続き特別利益に政策保有株式の売却益などを計上したものの、特別損失に工場再構築費用や環境対策関連費用などを計上したことにより、前年度に比べ8.8%減少し3,449百万円となりました。 (経営成績に重要な影響を与える要因) 今後の見通しにつきましては、世界経済においては、地政学的リスクの長期化に加え、金利動向や為替変動、通商政策を巡る不確実性などにより、引き続き先行き不透明な状況が継続するものと予想されます。 一方、国内経済につきましては、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移することが期待されますが、原材料費、労務費、物流費などのコスト上昇が、引き続き企業収益に影響を及ぼすものと見込まれます。 このような状況下で、当社グループは、2026年度よりスタートした新中期経営計画「Challenge2028」で経営ビジョンを「気候変動への挑戦」とし、事業活動を通じて、社会課題の解決に貢献してまいります。 また、気候変動への対応を社会的課題の解決に資する取り組みと位置づけ、環境配慮型製品・サービスの強化、事業ポートフォリオの最適化および生産性向上を着実に進めることで、持続的な成長と企業価値の向上を実現し、最終年度である2028年度に営業利益50億円の達成を目指してまいります。 (経営戦略の現状と見通し) 当社グループが推進する経営戦略は、第2「事業の状況」の1「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 また、経営戦略に掲げる中期経営計画「Challenge2028」における最終年度(2029年3月期)の連結業績目標に対する現状と見通しは次のとおりであります。 (単位:百万円) 「G-20」 最終年度   「G-23」 最終年度   「Challenge2028」 最終年度   増減率(※) 2023年3月期 実績   2026年3月期 実績(A)   2029年3月期 目標(B)   (B-A/A) 受注高   34,621   42,591   54,000   26.8% 売上高   34,074   44,890   55,000   22.5% 営業利益   1,912   3,303   5,000   51.3% 営業利益率   5.6%   7.4%   9.1%   1.7% 経常利益   2,392   3,620   5,300   46.4% 親会社株主に帰属する 当期純利益   2,040   3,449   4,200   21.7% ROA   3.5%   4.4%   6.8%   2.4% ROE   3.7%   5.6%   7.0%   1.4% ROIC   2.4%   3.4%   5.5%   2.1% (※)営業利益率、ROA、ROE及びROICは増減を表しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性についての分析の内、キャッシュ・フローの状況に関しましては、4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 今後の資本の財源及び資金の流動性に関しましては、製造業である当社グループにとって重要な設備投資、研究開発投資には多額の資金が必要となり、その資本の財源は、当社グループの自己資金で賄うことを基本としつつ、金融機関からの借入等による調達も考慮してまいります。また、現在保有する資金に関しては、設備の刷新、事業の拡大、海外進出、M&A、株主還元等の課題に対し、適宜検討して資金の適切な運用を図っていきます。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況」の「1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。 連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目・事象は「第5 経理の状況」の「1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。