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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

IMV

IMV CORPORATION7760 · Standard · 精密機器

振動試験装置の老舗メーカー。自動車や電子部品の信頼性試験に欠かせない振動環境を提供する。

概要

IMV株式会社は、1957年に創業した振動試験装置メーカーである。大阪市西淀川区に本社を置き、2013年7月に東京証券取引所(当時JASDAQ)に上場した。主力事業は振動シミュレーションシステム(振動試験装置)の製造・販売で、加えて振動試験の受託サービスや振動計測・監視装置も手掛ける。2025年9月期の連結売上高は179億円、営業利益23億円、従業員数は373名。欧州、米国、ASEANなど海外にも子会社を有する。

三つの事業品目で構成される単一セグメント

当社グループは「振動に関する事業」を単一の報告セグメントとしている。品目別には、振動シミュレーションシステム(振動試験装置及び複合環境試験装置)、テスト&ソリューションサービス(振動試験等の受託)、メジャリングシステム(振動計測装置、地震監視装置等)の三つに分類される。2025年9月期の売上高構成比は、振動シミュレーションシステムが13,021百万円(全体の72.6%)、テスト&ソリューションサービスが3,687百万円(20.6%)、メジャリングシステムが1,232百万円(6.9%)である。同社は特定のセグメントに依存せず、振動関連のハードウェアとサービスを一貫して提供する点が特徴である。

過去最高を更新した2025年9月期の収益構造

2025年9月期の連結業績は、売上高17,941百万円(前期比17.0%増)、営業利益2,315百万円(同25.1%増)と共に過去最高を更新した。営業利益率は12.9%に達し、前年の11.9%から改善している。経営指標として重視するROICは11.1%(目標8%以上)を達成した。財務面では、資産合計23,303百万円(前期比20.8%増)、負債11,419百万円、純資産11,884百万円である。キャッシュ・フローは明示されていないが、現預金が2,073百万円増加するなど資金調達力も強まっている。

国内にテストラボ、海外に販売・サービス子会社を配置

国内では大阪本社に加え、東京、名古屋、静岡、宇都宮、横浜に営業所を置く。また、大阪(鉄道車両用)、上野原(高度試験センター)、入間(日本高度信頼性評価試験センター)、春日井にテストラボを保有し、顧客の振動試験やEMC試験を受託する。海外では、タイ(IMV(THAILAND))、ベトナム(IMV TECHNO VIETNAM)、欧州(IMV EUROPE LIMITED、英国)、米国(IMV America, Inc.)に子会社を設立しており、各地域での販売・修理・保守を担う。さらに、1G DYNAMICS LIMITED(英国)が全世界向けの修理・保守サービスを提供している。

子会社群が支える開発・生産・サービス体制

連結子会社は5社ある。IMVプレシジョンワークス株式会社(旧日東精機)は当社製品の組立・加工を担当する。株式会社振研は振動試験装置及び複合環境試験装置の製造・販売・修理、国内での受託試験も行う。海外販売子会社としてIMV(THAILAND)CO.,LTD.、IMV EUROPE LIMITED、IMV America, Inc.があり、それぞれASEAN、欧州、米国市場をカバーする。また、IMV TECHNO VIETNAM CO.,LTD.はベトナムでの販売・サービスを担う。1G DYNAMICS LIMITEDは全世界の修理・保守に特化している。これらの子会社を通じてグローバルな事業基盤を構築している。

業界の中での役割は振動試験装置メーカー・試験サービス提供会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
179億円
営業利益
23億円
営業利益率
12.8%
純利益
19億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
振動シミュレーションシステム130億円72.6%
テスト&ソリューションサービス37億円20.7%
メジャリングシステム12億円6.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車・電子部品・電機などの製造業主力

自動車部品や電子部品などの信頼性試験に使用される振動試験装置を製造・販売。複合環境試験装置や受託試験サービスも提供し、製品開発や品質保証を支援する。

主な製品・サービス2
振動シミュレーションシステム
振動試験装置。製品の耐久性や信頼性を評価するために振動を再現する装置。
オールウェザーシミュレーションシステム
複合環境試験装置。温度・湿度・振動などを同時に再現し、より実環境に近い試験を可能にする。

02製造業・インフラ事業者準主力

工場の機械や構造物の異常振動を監視する装置を提供し、地震対策や予知保全に貢献する。

主な製品・サービス3
振動計測装置
振動を計測する装置。異常振動の検知や分析に用いる。
振動監視装置
機械や構造物の振動を常時監視し、異常を通知する装置。
地震監視装置
地震の揺れを検知し、二次災害を防止するための装置。

03試験サービス(受託試験)副次

顧客の供試品に対する振動試験や解析を請け負う。試験設備を持たない企業や専門的な評価が必要なケースに対応する。

製品と技術

振動シミュレーションシステム:主力の振動試験装置

振動シミュレーションシステムは、製品や部品に振動を与えて耐久性や信頼性を評価する振動試験装置である。連結子会社の株式会社振研も同様の製品を扱う。2025年9月期の売上高は13,021百万円(前期比19.7%増)で、全体の72.6%を占める。自動車関連や防衛産業向けの大型設備投資に加え、欧州の電気自動車関連、米国の航空宇宙向け需要が牽引した。サービス部門ではアンプ更新や保守点検も収益に貢献している。生産は子会社のIMVプレシジョンワークスが組立・加工を担当する。

テスト&ソリューションサービス:受託試験と解析

テスト&ソリューションサービスは、顧客から預かった供試品に対して振動試験やEMC試験を実施し、結果を分析・解析する事業である。国内では当社と株式会社振研が、ASEAN地域ではIMV(THAILAND)とIMV TECHNO VIETNAMがサービスを提供する。2025年9月期の売上高は3,687百万円(前期比17.1%増)。車載用バッテリーを中心とした電気自動車関連や航空宇宙関連の試験需要が堅調で、EMC試験設備の増強により大型案件も受注している。大阪本社に新設された多目的試験所もこのサービスの拡充に寄与している。

メジャリングシステム:振動計測・監視で安全に貢献

メジャリングシステムは、振動計測装置、振動監視装置、地震監視装置、環境信頼性評価システムを含む。主に工場機械の異常振動検知や地震による二次災害防止、予知保全の分野で用いられる。2025年9月期の売上高は1,232百万円(前期比6.0%減)と伸び悩んだ。国内では防災意識の高まりから公共インフラや民間施設向け需要が堅調だったが、海外市場の一部で受注が鈍化した。それでも、振動シミュレーションシステムとあわせて振動関連のトータルソリューションを提供する一翼を担っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

精密機器のなかでの位置

精密機器の中堅、振動試験で差別化

IMVは振動試験装置や計測機器を主力とする精密機器メーカー。同業のリガク・ホールディングス(X線分析)やジーエルテクノホールディングス(計測)と比較して、振動試験に特化したニッチ市場で存在感を示す。直近3期の売上高は137億→179億円と成長中で、2024/9期には営業利益率11.76%と収益性も改善。自動車や電子部品の品質試験需要を取り込み、業績を伸ばしている。ただし、主要顧客の設備投資動向に依存するため、景気変動の影響を受けやすい。

強み

  • 長年蓄積した振動試験技術で自動車や半導体向けに高いシェアを獲得。
  • 営業利益率が11.76%まで向上し、コスト管理と高付加価値化が進む。
  • 3期連続で増収、2025/9期には179億円と過去最高を予想。
  • 自動車メーカーや電子部品メーカーとの強固な取引基盤を構築。

課題

  • 自動車・電子部品向け売上比率が高く、需要変動の影響を受けやすい。
  • 低価格帯製品を投入する海外メーカーに対抗する必要がある。
  • 振動試験のデジタル化や新規技術開発への投資が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

精密機器の時価総額近傍。太字がIMV

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17717ブイ・テクノロジー539億円22.0倍
27749メディキット461億円14.0倍
37777スリー・ディー・マトリックス458億円11.0倍
47723愛知時計電機444億円
57774ジャパン・ティッシュエンジニアリング357億円
67760IMV336億円14.3倍
77769リズム330億円13.7倍
87779CYBERDYNE298億円297.3倍
97711助川電気工業291億円31.8倍
107743シード240億円21.1倍
11218ALiberaware221億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

1957年創業、振動研究所として出発

1957年4月、株式会社国際機械振動研究所(現IMV株式会社)として設立された。同年10月には大阪工場を兵庫県伊丹市に設置、1960年8月には東京工場を東京都八王子市に設置した。設立初期から振動に関する研究と機器製造に特化し、後の事業の基盤を築いた。1964年7月には東京工場を神奈川県津久井郡藤野町に移転するなど、生産体制を整えた。

1974年の会社更生法申請と再建への道

1974年10月、経営難により会社更生法を申請した。この時期、振動試験装置市場の競争激化や経営資源不足が影響したとみられる。その後、再建計画の下で事業を継続し、1985年7月に会社更生手続が終結した。11年にわたる再建期間を経て、経営の正常化を果たした。1987年4月には社名をアイエムブイ株式会社に変更し、新たなスタートを切った。

1994年から2005年、子会社化と上場で成長基盤を強化

1994年9月、日東精機株式会社(現IMVプレシジョンワークス株式会社)の株式を取得し100%子会社化した。これにより生産能力を拡大した。2003年1月には社名をIMV株式会社に変更。2005年5月に本社、大阪工場及び子会社を大阪市西淀川区竹島に集約移転し、生産効率を高めた。同年7月にはジャスダック証券取引所に株式を上場し、資本市場からの資金調達を可能にした。

2007年から2010年、テストラボ開設と体制拡充

2007年9月、名古屋テストラボを愛知県三好町に開設し、中部地区の顧客サービスを強化した。2009年3月には鉄道車両用テストラボを大阪本社内に開設し、鉄道産業向けの試験受託を本格化させた。同年12月には株式会社データ・テクノを子会社化し(後に2021年11月売却)、周辺技術を取り込んだ。2010年4月の証券取引所統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQに移行した。

2011年から2018年、海外展開を本格化

2011年10月に英国にIMV CORPORATION EUROPEAN TECHNICAL CENTREを設置、2013年2月にはこれを法人化してIMV EUROPE LIMITEDとした。同年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合により東証JASDAQ(スタンダード)に上場。2015年11月には東京テストラボ上野原サイト高度試験センターを開設。2016年2月に株式会社振研を子会社化、同年4月に米国子会社IMV America, Inc.を設立。2017年7月には英国で1G DYNAMICS LIMITEDを設立し(51%子会社、後に完全子会社化)、2018年4月にはベトナム子会社IMV TECHNO VIETNAMを設立した。

2021年以降、事業選択と集中、国内拠点の拡充

2021年1月、東京営業所を中央区築地へ移転。同年11月には子会社データ・テクノを売却し、事業の選択と集中を進めた。2022年3月、1G DYNAMICS LIMITEDの株式を追加取得して完全子会社化し、グローバル保守体制を強化。2022年4月の市場区分見直しにより東証スタンダード市場へ移行。2023年4月に静岡営業所、2024年4月に宇都宮営業所、2025年6月に横浜営業所を開設し、国内営業網を拡大した。2024年12月には大阪本社に多目的試験所を新設し、試験受託能力を高めている。

年表38件を開く

1950年代

  • 1957年4月創業株式会社国際機械振動研究所(現IMV株式会社)を設立
  • 1957年10月大阪工場を兵庫県伊丹市天津藤ノ木に設置

1960年代

  • 1960年8月東京工場を東京都八王子市中野町に設置
  • 1964年7月東京工場を神奈川県津久井郡藤野町に移転

1970年代

  • 1971年1月東京営業所を東京都千代田区三崎町に移転
  • 1974年10月会社更生法を申請

1980年代

  • 1980年7月本社を大阪市北区茶屋町に移転
  • 1985年7月会社更生手続終結
  • 1987年4月商号変更社名をアイエムブイ株式会社に商号変更

1990年代

  • 1994年9月日東精機株式会社(現IMVプレシジョンワークス株式会社)(現連結子会社)の株式を取得して、同社を100%子会社とする
  • 1997年12月名古屋営業所を名古屋市東区泉に移転

2000年代

  • 2003年1月商号変更社名をIMV株式会社に商号変更
  • 2005年5月本社、大阪工場及び連結子会社である日東精機株式会社(現IMVプレシジョンワークス株式会社)を大阪市西淀川区竹島に移転
  • 2005年7月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2007年9月名古屋テストラボを愛知県加茂郡三好町に開設及び名古屋営業所を移転
  • 2009年3月鉄道車両用テストラボを大阪市西淀川区竹島に開設
  • 2009年12月株式会社データ・テクノの株式を取得して、同社を100%子会社とする

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2011年10月IMV CORPORATION EUROPEAN TECHNICAL CENTREを英国に設置
  • 2011年11月IMV(THAILAND)CO.,LTD.(現連結子会社)を設立
  • 2013年2月IMV CORPORATION EUROPEAN TECHNICAL CENTREを法人化し、IMV EUROPE LIMITED(現連結子会社)を設立
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2015年11月東京テストラボ上野原サイト高度試験センターを山梨県上野原市に開設
  • 2016年2月株式会社振研(現連結子会社)の株式を取得して、同社を100%子会社とする
  • 2016年4月IMV America, Inc.(現連結子会社)を設立
  • 2017年7月1G DYNAMICS LIMITED(現連結子会社)を設立して、同社を51%子会社とする
  • 2018年4月IMV TECHNO VIETNAM CO.,LTD(現連結子会社)を設立
  • 2018年12月入間テストラボ日本高度信頼性評価試験センターを埼玉県入間市に開設
  • 2019年1月春日井テストラボを愛知県春日井市に開設

2020年代

  • 2021年1月東京営業所を中央区築地へ移転
  • 2021年11月株式会社データ・テクノを売却
  • 2022年3月1G DYNAMICS LIMITED(現連結子会社)の株式を追加取得して、同社を100%子会社とする
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行
  • 2023年4月静岡営業所を静岡県静岡市葵区に開設
  • 2024年4月宇都宮営業所を栃木県宇都宮市東宿郷に開設
  • 2024年12月大阪本社に多目的試験所を新設
  • 2025年1月IMV TECHNO VIETNAM Branch of Ho Chi Minh City をホーチミン市タンフー区に設置
  • 2025年6月横浜営業所を神奈川県横浜市港北区に開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 投下資本利益率(ROIC)8%以上
  • 売上高2026年9月期まで20,000百万円
  • 営業利益2026年9月期まで2,400百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    生産体制の強化と革新

    子会社や外部パートナーと連携し、生産技術の革新や計測技術の確立を進める。品質と生産効率を高め、顧客ニーズへの迅速な対応とリードタイム短縮を目指す。

  2. 02

    サプライチェーン全体のコスト削減

    エネルギーや原材料費の高騰に対応するため、外部パートナーとの連携を強化し、調達から生産までのサプライチェーン全体でコスト削減に取り組む。

  3. 03

    人材育成と組織文化の醸成

    人材を最も重要な資本と位置づけ、チャレンジ精神と自己実現を追求する組織文化を醸成する。適正な評価に基づく報酬制度や研修・スキル強化プログラムを充実させる。

  4. 04

    研究開発体制の強化

    内外の研究機関と協力して研究開発を進め、技術的優位性を確保する。新技術の探求と市場適応性に焦点を当て、既存顧客の新ニーズへの対応と新市場の開拓を図る。

  5. 05

    管理体制の強化とリスク管理

    株主や投資家などステークホルダーからの信頼に応えるため、透明性とコーポレート・ガバナンスを重視し、リスク管理に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で373人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は804万円で、9期前と比べて+28.1%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は12.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月251
2017年9月271
2018年9月289
2019年9月62842.212.1314
2020年9月67543.112.5315
2021年9月68043.612.9328
2022年9月70843.512.9323
2023年9月73943.513.1327
2024年9月76843.513.0341528
2025年9月80443.312.4373617

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)54.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 2 / 海外 5、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・大阪工場 — 大阪市西淀川区1,654百万円
日本高度信頼性評価試験センター — 埼玉県入間市1,487百万円
東京テストラボ上野原サイト — 山梨県上野原市824百万円
大阪テストラボ — 大阪市西淀川区732百万円
名古屋テストラボ — 愛知県みよし市379百万円
東京工場 — 相模原市緑区176百万円
東京テストラボ — 相模原市緑区36百万円
春日井テストラボ — 愛知県春日井市17百万円
名古屋営業所 — 愛知県みよし市9百万円
東京営業所 — 東京都中央区3百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    IMVプレシジョンワークス株式会社(注)1
    大阪市西淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社振研
    東京都八王子市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    IMV(THAILAND)CO.,LTD. (注)1
    Thailand · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    IMV EUROPE LIMITED (注)1、3
    United Kingdom · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    IMV America, Inc.
    United States of America · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    1G DYNAMICS LIMITED (注)1、2
    United Kingdom · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    IMV TECHNO VIETNAM CO.,LTD(注)1
    Vietnam · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    働き方改革推進支援助成金(テレワーク特例コース第2次)
    厚生労働省 · 2020-10-15
    22万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は179億円営業利益23億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.0%、利益が+27.8%。

売上高
+17.0%
179億円
営業利益
+27.8%
23億円
純利益
+35.7%
19億円
営業利益率
12.8%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高200億円179億円
営業利益24億円23億円
純利益19億円19億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は40億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+73.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q43614.05
2023年3Q23−1−4.30
2023年4Q445
2024年1Q2827.13
2024年2Q511019.68
2024年4Q7468.13
2025年2Q951515.812
2025年4Q8489.57
2026年2Q1151916.515
2026年3Q4012.50

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は59億円から179億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は12.8%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月5974
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年9月6174
2014年9月79127
東京テストラボ上野原サイト高度試験センターを山梨県上野原市に開設
2015年9月92149
IMV America, Inc.(現連結子会社)を設立
2016年9月104106
1G DYNAMICS LIMITED(現連結子会社)を設立して、同社を51%子会社とする
2017年9月109149
IMV TECHNO VIETNAM CO.,LTD(現連結子会社)を設立
2018年9月11096
春日井テストラボを愛知県春日井市に開設
2019年9月12374
2020年9月11353
2021年9月116139
2022年9月1191211
静岡営業所を静岡県静岡市葵区に開設
2023年9月1371611
宇都宮営業所を栃木県宇都宮市東宿郷に開設
2024年9月153181911.814
横浜営業所を神奈川県横浜市港北区に開設
2025年9月179232612.819

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高179億円のうち、営業利益として残るのは23億円12.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の10.6%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.6%112億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.6%44億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.8%23億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
12.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.7pt
10.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.3pt
17.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが38億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは26億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は49億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月8−4−149
2013年9月3−21111
2014年9月5−32215
2015年9月11−152−414
2016年9月8−1−6714
2017年9月12−7−2518
2018年9月0−1915−1914
2019年9月8−7−6110
2020年9月5−519028
2021年9月21−2−121937
2022年9月7−2−10533
2023年9月1−3−12−219
2024年9月20−10−41025
2025年9月38−12−32649

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は233億円。このうち返さなくてよい自己資本が119億円で、自己資本比率は51.0%(業種中央値66.2%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月75274835.9
2013年9月78314739.8
2014年9月94375739.9
2015年9月110456541.3
2016年9月116516543.5
2017年9月131607144.6
2018年9月154649040.7
2019年9月152658742.8
2020年9月162679541.3
2021年9月171759643.9
2022年9月170838748.8
2023年9月173928153.5
2024年9月1931029153.0
2025年9月23311911451.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
49億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
112億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
114億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率26 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

精密機器 52社との比較

同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE52社中3位あたり、逆に低いのは自己資本比率52社中39位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.5%/中央値 9.2%
P25 5.8%P75 12.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
12.8%/中央値 9.0%
P25 4.5%P75 14.5%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.0%/中央値 66.2%
P25 50.8%P75 76.4%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
17.0%/中央値 5.3%
P25 1.7%P75 10.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 2.1%
P25 1.4%P75 3.4%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,981で、1年前と比べて+16.4%過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。

¥1,981-4.6%1ヶ月-20.8%1年+16.4%時価総額336億円
過去52週の値幅
安値¥1,684高値¥4,255

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.3倍
PER (会社予想)17.0倍
PBR2.40倍
配当利回り1.51%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に1912円と、前日比8.34%の下落となりました。1カ月では19.02%下落し、25日移動平均線(2259円)を約15%下回っています。52週高値の4255円からは約55%下落しており、調整局面が続いています。一方、52週安値1684円からは約14%上昇しており、年初来上昇率は1.56%とほぼ横ばいです。出来高は8月19日に26万株と増加しており、売り圧力が強まっています。RSIは46と中立圏ですが、短期的な下落リスクが残ります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は堅調に拡大、2025年9月期も増収増益見通し。強気派はEV・半導体需要の追い風を評価。弱気派は競争激化と特定業界依存を懸念。成長持続性が焦点。

プラスに働く材料3
  • 需要拡大

    EVや半導体の品質検査需要が増加。

  • 高収益

    営業利益率11.76%と高い収益性を維持。

  • 増収基調

    2025年9月期売上高179億円、前期比17%増計画。

マイナスに働く材料3
  • 競争激化

    海外メーカーとの価格競争が激化する可能性。

  • 特定業界依存

    半導体・自動車業界の景気変動に影響されやすい。

  • 規模の小ささ

    時価総額387億円と小型で、流動性リスク。

次の決算で確かめる点
受注高
需要動向を示す先行指標。
営業利益率
収益性の維持を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは1.51%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
1.51%
いまの株価に対して
配当性向
31.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月766.3
2017年9月1042.918.0
2018年9月8−20.021.3
2019年9月96.328.0
2020年9月90.078.4
2021年9月90.021.1
2022年9月1017.617.1
2023年9月1220.017.2
2024年9月2066.728.2
2025年9月3050.031.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ4,150人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.1%を占め、残る70.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他71.270.471.470.667.158.0
事業法人26.026.325.825.825.825.6
外国法人0.21.21.41.02.810.9
自己株式3.93.93.93.96.26.2
金融機関0.60.60.50.50.83.5
証券会社2.01.60.82.03.51.9
外国人個人0.10.00.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社SEIKO17.65
02小嶋成夫7.47
03IMV取引先持株会6.89
04小嶋淳平6.12
05エスペック株式会社4.52
06IMV従業員持株会3.73
07BNPPARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURGFUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行)3.42
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.63
09BNY GCM CLIENT ACC OUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.89
10有限会社アフロ1.65

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.69%
    -1.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+452%、1株純資産は14期で+352%。直近期のROEは17.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月2216514.18.819.5
2013年9月2718915.514.816.6
2014年9月4422820.913.413.4
2015年9月5527821.88.710.5
2016年9月3631012.17.866.3
2017年9月5836117.312.218.0
2018年9月363869.611.821.3
2019年9月234015.715.328.0
2020年9月194114.815.778.4
2021年9月5846113.29.921.1
2022年9月6550813.56.617.1
2023年9月6956712.97.317.2
2024年9月8964214.77.828.2
2025年9月12274717.515.331.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/9期の役員報酬は総額249百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小嶋成夫取締役会長901,266,228
小嶋淳平代表取締役 社長兼CEO501,037,624
青木秀修取締役 最高技術責任者(CTO)兼技術推進統括本部長兼輸出管理室長6563,263
草野欽也取締役7350,542
小嶋健太郎取締役52242,864
酒井清取締役768,261
柿原正治取締役 経営企画本部長6123,972
溝本秀樹取締役 営業本部長547,605
髙橋祥子取締役38
白星政和常勤監査役6735,828
寺田康男監査役7743,079
堀田洋子監査役47

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6122593321436
社外取締役6250254
監査役11001010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,052字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは主に振動シミュレーションシステム、メジャリングシステムの製造・販売を行っております。また、テスト&ソリューションサービスとして振動試験を受託しております。 当社グループに関する事業の種類別セグメントについては、その事業全てが「振動に関する事業」であり、「振動に関する単一セグメント」としております。なお、当社グループの事業部門を品目別に記載しますと次のとおりであります。 (1) 振動シミュレーションシステム 振動シミュレーションシステム(振動試験装置)及びオールウェザーシミュレーションシステム(複合環境試験装置)の製造・販売及びこれらの修理・保守を行っております。連結子会社である株式会社振研でも同様に、振動試験装置及び複合環境試験装置の製造・販売及びこれらの修理・保守を行っております。また、IMVプレシジョンワークス株式会社では主に当社製品の組立・加工を行っている他、IMV(THAILAND)CO.,LTD.及びIMV TECHNO VIETNAM CO.,LTDがASEAN地域で、IMV EUROPE LIMITEDが欧州地域で、IMV America, Inc.が米国で、販売及びこれらの修理・保守を行っております。また、1G DYNAMICS LIMITEDが全世界を対象にこれらの修理・保守を行っております。 (2) テスト&ソリューションサービス 上記、製品の製造・販売以外に受託試験を行っております。これらは顧客からの振動試験及び解析の要請を 受け、供試品に対する振動を含む環境試験の実施及びその結果に基づく分析・解析を行っているものであります。当該事業は当社及び連結子会社である株式会社振研が国内で行っており、連結子会社であるIMV(THAILAND)CO.,LTD.及びIMV TECHNO VIETNAM CO.,LTDがASEAN地域にて行っております。 (3) メジャリングシステム メジャリングシステム(振動計測装置、振動監視装置、地震監視装置及び環境信頼性評価システムを含む)の 製造・販売及びこれらの修理・保守を行っております。これらは主に、地震や工業機械の磨耗又は劣化による異常振動を感知し、地震による二次災害の防止や予知保全の分野で用いられるものであります。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) IMVプレシジョンワークス株式会社は、部品を得意先に販売しておりますが、軽微であるため記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題1,714字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは“SECURE THE FUTURE”をスローガンに、社会の安全・快適・エコロジーに貢献することを責務と考えております。これからも世界トップレベルの「開発力」「提案力」そして「総合力」を強みに、経営基盤の強化を進めてまいります。 (2) 経営戦略等 当社グループは、長年にわたり振動に係る試験装置や計測装置の開発・製造・販売及び試験受託を行い、また振動問題に対するコンサルティング等も実施することで、総合環境シミュレーション業界のリーディングカンパニーとして確固たる地位を確立しておりますが、さらなる事業成長と顧客満足の向上のために、グローバルな展開を行ってまいります。 (3) 経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、グローバルでの法規制の強化と企業のESGやSDGsに対する取り組みへの評価の高まりとともに、人口や社会の変化による働き方の多様化とグローバル化や経済成長に伴う賃金上昇の加速、IoT、AI、自動運転などの技術進化の加速と業界の垣根を越えた連携や異業種自体の台頭など急速な変化を見せています。 また、国内や欧米におきましては、自動車、航空宇宙、防衛、エレクトロニクスといった主要産業での品質管理と耐久性評価のニーズの増加により、引き続き安定した需要が見込まれています。 このような中、当社グループはコンプライアンス遵守を基盤としつつ、高収益体質への変革を目指す各種施策を着実に実行してまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、投下資本利益率(ROIC)を8%以上で維持することを数値目標としております。また、2026年9月期の連結業績は、売上高20,000百万円、営業利益2,400百万円の計上を予想しております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 以下を優先的に対処すべき課題として認識し、対応してまいります。 ①生産体制 生産体制の強化、生産技術の革新、計測技術の確立に子会社、外部パートナーとともに取り組んでおります。品質および生産効率の向上により一層の実現を図り、顧客ニーズに迅速に応え、リードタイムの短縮を目指してまいります。 ②コスト削減 当社グループの生産形態は、重要部品を除く部品を外部パートナーに委託しております。エネルギー、原材料費の高騰に対して、サプライチェーン全体でコスト削減の取り組みが重要になっており、外部パートナーと連携を強化し、対策を実施してまいります。 ③人材育成 人的資本基本方針を定め、人材を最も重要な資本であると位置づけ、チャレンジ精神と自己実現を追求できる組織文化を醸成し、プロフェッショナルがチャレンジし続ける企業になることを目指します。適正な評価に基づく報酬とインセンティブ制度の構築、研修およびスキル強化プログラムの充実を実施してまいります。 ④研究開発体制 技術的優位性の確保のため内外の研究機関との幅広い協力を通して、研究開発を一段と取り組んでまいります。新たな技術の探求と市場への適応性に焦点を当て、既存顧客の新たなニーズへの対応と新たな市場の開拓を行ってまいります。 ⑤管理体制 株主や投資家など幅広いステークホルダーからの信頼に応えるため、管理体制の強化に取り組み、透明性、コーポレート・ガバナンスへの対応及びリスク管理に注力してまいります。 ⑥新規事業 事業環境の変化に対応し、今後の持続的な成長のために新規事業分野への展開が重要と認識しております。有力企業との提携、デジタル技術への投資、研究開発の強化、マーケティング戦略を通して、新規事業への進出に注力してまいります。 ⑦海外展開 欧州及び米国の航空宇宙向けの設備投資が堅調に推移しております。海外子会社や現地企業と緊密に連携し、販売、サービス及び生産体制の充実を進め、より一層の成長を探求し、市場での存在感を高めてまいります。
事業等のリスク1,406字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 生産における外注先の活用等について 当社グループでは製品製造にあたり製品の心臓部にあたる部品や工程は、振動シミュレーションシステムについては連結子会社を含めた当社グループ工場、メジャリングシステムについては当社工場で内製化しており、また、当社工場において、外注委託先から仕入れた部品の受入検査、部品組立、出荷検査を行っております。内製化する必要がない部品・工程に関しては、外注先を積極的に活用する方針としており、当社が策定した設計に則りその多くを外注委託しております。当社は、原則、外注委託先を複数確保し、調達リスクの軽減に努めておりますが、仮に外注先からの調達に支障が生じるなどの事態が生じた場合においては、当社グループの納期管理や品質管理等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 季節変動について 当社グループの振動シミュレーションシステムの売上高は、販売先の予算執行等の事情により、3月度及び9月度に集中する傾向があります。今後、官公庁向けの販売比率の増加によっては、こうした傾向が強まる可能性もあります。また、大型案件を計上するタイミングによっては、月次変動要因となる可能性があります。なお、当社グループの振動シミュレーションシステムの売上高のうち、据付及び動作確認作業を伴う製品の販売については、製品の引渡しと当該製品の据付及び動作確認が完了し、顧客が検収した時点で売上高を計上しており、検収遅延等によっては、期ずれにより経営成績の変動要因となる可能性があります。 (3) 内需の減少について 当社グループは、国内売上の比率が高く当連結会計年度において全体の約55%を占めております。このため、海外での売上拡大を積極的に進め、かつ国内においては次世代エネルギー等の新たな試験需要への対応を進めておりますが、既存の自動車産業等における内需の回復が想定よりも遅れた場合には、経営成績の変動要因となる可能性があります。 (4) 為替の変動リスクについて 当社グループは、海外売上比率の増加とともに外貨建ての取引が増加し、当初想定した為替レートと実勢レートに著しい乖離が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。さらに、海外子会社の財務諸表は現地通貨にて作成されるため、連結財務諸表作成時に円換算されることになり、為替相場の変動による円換算時の為替レートの変動が、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 気候変動に関するリスクについて 近年、気候変動の影響を受け、環境関連法規制の強化により、脱炭素社会に向けた地球環境保全に関連する費用が増加した場合は、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。また、脱炭素社会移行への要求の高まりに対して当社グループの対応が遅れた場合には、販売機会の損失等による企業価値低下が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,713字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における世界経済は、年明けから続くインフレ圧力の長期化懸念に加え、各国中央銀行による金融引き締め策の浸透が景気下押し要因として顕在化し、主要国の一部では成長の鈍化が見られました。特に、米国の相互関税政策は、グローバルサプライチェーンに継続的な影響を与え、国際貿易量の伸びを抑制する一因となっており、依然として不確実性の高い状況が続いております。 一方、国内経済においては、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)や脱炭素化に向けた投資が底堅く推移し、特に半導体関連や自動車分野での研究開発投資意欲は旺盛で、国内設備投資は、需要が継続いたしました。 このような環境下、当社グループの売上高は、17,941百万円(前年同期比2,600百万円増)となりました。 利益面では、部材の高騰や人的資本への投資に伴うコストの増加が見られたことにより、利益が圧迫される一方で、増収による影響に加えて生産プロセスの最適化や新サービスの提供等を積極的に推進し、採算性の向上に努めた結果、営業利益が、2,315百万円(前年同期比467百万円増)、経常利益が2,569百万円(前年同期比716百万円増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益が1,935百万円(前年同期比507百万円増)となり、売上高・利益の両面において過去最高を更新いたしました。 当社グループは、ROICを主要な経営指標として採り上げ、株主重視の経営を推進しております。中長期の観点でROIC8%以上の水準を意識し、経営資源を既存コア事業の拡大や新規事業の立ち上げに効率的に投入して収益性の向上に努めるとともに、資本効率のさらなる向上を目指しております。 当連結会計年度におけるROICは、営業利益が前年同期比467百万円増加し、2,315百万円となったことから11.1%(前年同期比1.3ポイント増加)となり、目標である8%以上の水準を上回りました。引き続き持続的な企業価値向上に取り組んでまいります。 ROIC=営業利益×(1-法定実効税率)÷(株主資本+借入金) ROICは法定実効税率を30.4%を前提として計算しております。 品目別の営業の概況は次のとおりであります。 ①振動シミュレーションシステム 振動試験機市場におきましては、国内市場の自動車関連や防衛産業向けの大型設備投資に恵まれたことに加え、欧州における電気自動車関連向けや米国の航空宇宙向けの設備投資が堅調に推移したことにより、受注高及び売上高が共に増加しました。サービス部門におきましては、海外代理店との関係強化や工事件数向上の取り組みにより、アンプ更新や保守点検・修理サービスともに前期同様に推移しました。 以上の結果、この品目の売上高は13,021百万円(前年同期比2,142百万円増)となりました。 ②テスト&ソリューションサービス 当連結会計年度におきましては、車載用バッテリーを中心に電気自動車関連や航空宇宙関連の振動試験及びEMC試験が共に堅調に推移し、前年同期を上回る結果となりました。また、EMC試験設備の増強により、高まる顧客ニーズに対応できる試験キャパシティが確保され、大型案件の受注が増加しました。 以上の結果、この品目の売上高は3,687百万円(前年同期比537百万円増)となりました。 ③メジャリングシステム 当連結会計年度におきましては、国内における、防災意識の高まりを背景に、公共インフラや民間施設における防災関連需要が堅調に推移しましたが、海外市場においては、主要な受注先であった地域の受注が鈍化傾向にあり、売上高は前年同期を下回りました。 以上の結果、この品目の売上高は1,232百万円(前年同期比79百万円減)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、品目別に記載しております。 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目   当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日) 生産高(百万円)   前期比(%) 振動シミュレーションシステム   14,048   130.3 テスト&ソリューションサービス   3,693   117.5 メジャリングシステム   1,232   93.9 合計   18,974   124.5 (注) 金額は販売価格によっております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目   当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日) 受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 振動シミュレーションシステム   16,760   112.1   14,420   135.0 テスト&ソリューションサービス   3,864   113.6   741   131.4 メジャリングシステム   1,133   94.8   301   75.2 合計   21,757   111.3   15,463   132.8 (注) 金額は販売価格によっております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目   当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日) 販売高(百万円)   前期比(%) 振動シミュレーションシステム   13,021   119.7 テスト&ソリューションサービス   3,687   117.1 メジャリングシステム   1,232   94.0 合計   17,941   117.0 (注) 金額は販売価格によっております。 (2) 財政状態 当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末と比べ4,019百万円増加し、23,303百万円となりました。流動資産は、現預金が2,073百万円、棚卸資産が972百万円増加したことから前連結会計年度末と比べ3,179百万円増加し、16,384百万円となりました。固定資産は主に、大阪本社の多目的試験所開設に伴う建物及び構築物が804百万円増加したことにより前連結会計年度末と比べ839百万円増加し、6,919百万円となりました。 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比べ2,352百万円増加し、11,419百万円となりました。流動負債は、短期借入金が340百万円減少しましたが、契約負債が2,036百万円増加したことにより、前連結会計年度末と比べ1,686百万円増加し、10,232百万円となりました。固定負債は、長期借入金が597百万円増加したことから前連結会計年度末と比べ665百万円増加し、1,186百万円となりました。 当連結会計年度末における純資産は、利益剰余金が1,617百万円増加したことにより、前連結会計年度末と比べ1,666百万円増加し、11,884百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比べ2ポイント減少し51.0%となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性に関する情報 営業活動によるキャッシュ・フローは、3,848百万円の資金が増加(前連結会計年度は2,006百万円増加)しました。これは、税金等調整前当期純利益2,585百万円、契約負債の増加1,919百万円の資金の増加要因が、棚卸資産の増加863百万円等の資金の減少要因を上回ったことによるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、1,202百万円の資金が減少(前連結会計年度は1,034百万円減少)しました。これは、有形固定資産の取得による支出1,401百万円の資金の減少要因によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、329百万円の資金が減少(前連結会計年度は360百万円減少)しました。これは主に短期借入金の減少340百万円、長期借入金の返済による支出764百万円、配当金の支払額319百万円の減少要因が、長期借入れによる収入1,100百万円の増加要因を上回ったことによるものであります。 これらの活動の結果、現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末の2,518百万円から2,358百万円増加し、4,876百万円となりました。 資本の財源及び資金の流動性について、当社グループの主な運転資金需要は製品製造の為の原材料購入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。当社グループは、事業の運営に必要な資金の調達について、調達手段の多様化を図ることで、低コストかつ安定的に資金を確保するよう努めております。また、グループ各社における余剰資金の一元管理を図り、資金効率の向上と金融費用の削減を目的として、国内外でキャッシュ・マネジメントを実施しております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りや判断を行っております。 連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は以下のとおりです。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。 減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては、経営環境などの外部要因に関する情報や当社グループが用いている内部の情報(事業計画等)に基づく合理的な仮定により検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化などにより、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損損失が発生する可能性があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産の回収可能性評価に際し、将来の課税所得を合理的に見積もっております。繰延税金資産の回収可能性の評価にあたっては、決算時点で入手可能な情報等に基づき合理的に判断しておりますが、将来の課税所得の見積りに依存するため、経営環境の変化などにより見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産が取り崩され、税金費用を計上する可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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