本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

くろがね工作所

Kurogane Kosakusho Ltd.7997 · Standard · その他製品

家具と建築付帯設備の製造販売を手掛ける、歴史あるメーカー。

概要

株式会社くろがね工作所は、1927年に大阪で創業したスチール家具メーカーを源流とする。現在はオフィス家具や学習机などの家具関連事業と、病院向け設備やクリーンルーム機器などの建築付帯設備機器事業を二本柱とする。2025年11月期の連結売上高は63億円、従業員数は264名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

家具関連と建築付帯設備の二事業構成

連結売上高の約75%を家具関連事業が占め、残りを建築付帯設備機器事業が担う。家具関連は事務用家具と家庭用家具に分かれ、事務用家具では米国Steelcase社との提携によるシステム家具が主力である。建築付帯設備機器は医療福祉施設向けの設備ユニットとクリーンルーム関連機器が中心で、選別受注により利益率の改善を図っている。

グループ企業による製造・販売・物流の一体化

当社と子会社3社(ケイ・エス・エム㈱、ケイ・エフ・エス㈱、くろがね興産㈱)および関連会社1社(日本アキュライド㈱)でグループを構成する。製造は当社とケイ・エス・エム、ケイ・エフ・エスが分担し、販売は直接販売と代理店経由で行う。物流はくろがね興産が統括し、全国の需要家に製品を届ける体制を持つ。

関西発祥、首都圏と中部に生産拠点

本社は大阪市西区に置く。主力工場は三重県津市の津工場で、オフィス家具から特注什器、冷暖房機器まで一貫生産を行う。かつては寝屋川市や京都市にも工場があったが、2007年以降津工場へ順次集約し、生産効率を高めた。東京にはショールームを開設し、首都圏の営業拠点としている。

収益構造と経営課題

2025年11月期の連結業績は売上高63億円、営業損失1.2億円と8期連続の営業赤字だが、有価証券売却益により当期純利益4.0億円を計上した。中期経営計画『Revive2025』(2023〜2025年)で財務基盤改善と製造基盤強化を掲げ、引き続き『Power up 2028』で収益安定化を目指す。建築付帯設備では選別受注の徹底により粗利率が改善傾向にある。

業界の中での役割はオフィス・公共施設向けに家具や建築付帯設備(カウンター等)を供給するメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
63億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-1.6%
純利益
4億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
家具関連47億円74.6%3億円6.4%
建築付帯 設備機器16億円25.4%-1億円-6.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01家具関連主力

家具の製造販売を子会社や関連会社とともに行う。全国の需要家に直接販売や代理店経由で販売。

主な製品・サービス1
家具
オフィス家具や家庭用家具など。

02建築付帯設備機器主力

建築付帯設備機器(手すり、間仕切りなど)を製造し、ビル・工場・病院等に納入。OEMでも供給。

主な製品・サービス1
建築付帯設備
手すり、間仕切りなど、建物に付帯する設備機器。

03その他(物流・施工)副次

グループ会社が物流を担い、関連する施工やサービスも提供。

製品と技術

米国Steelcase社と連携したオフィスシステム家具

連結子会社ケイ・エス・エムを中心に、米国Steelcase社の製品知識とデザインを活用したオフィスシステム家具を提供する。可動間仕切り、チェア、デスクなどワークプレイス構築に必要な製品ラインアップを持ち、首都圏を中心にソリューションセールスを展開。働き方改革に対応したコミュニティベースのオフィス提案を強みとする。

病院病室用設備ユニット「メディ・ウォード・システム」

1984年より製造販売する病室用設備ユニット。医療ガスアウトレットと情報端末を内蔵し、患者の療養環境と医療スタッフの作業効率を両立する。建築付帯設備機器事業の主力製品であり、近年は改修需要の掘り起こしと医療福祉施設向け什器の提案強化を進めている。

精密スライドレールと日本アキュライド

関連会社である日本アキュライド株式会社が製造する精密スライドレールは、オフィス家具の引き出しや産業機器の摺動部に使用される。1974年に米国アキュライド社の技術導入で事業化。高精度なスライド動作が求められる分野で採用され、グループの技術基盤の一つとなっている。

物流施設向け特注什器とクリーンルーム機器

板金加工の強みを生かした特注製品は、中期経営計画で強化重点事業に位置づけられる。物流施設向けのラックや作業台などの受注が拡大。また、医療施設向けクリーンルーム機器として手術室用空調機や無菌室ユニットを製造し、建築付帯設備機器の一角を担う。2025年11月期には同部門の売上が前期を上回った。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

日用品金型製造の中小、低収益・縮小傾向

くろがね工作所は、日用品や雑貨向けの金型・プレス製品を主力とする小型精密加工企業である。売上高は70億円前後で推移してきたが2025年11月期は63億円に減少し、営業赤字に転落する見通し。国内顧客依存度が高く、同業の浅香工業は工具類で一定のブランド力を持つが、くろがね工作所は専ら受託生産型で差別化要因に乏しい。三井松島ホールディングスが石炭・不動産など多角化で収益基盤を固めているのに対し、当社は金型・プレス単体での事業構造であり、景気変動や顧客の海外シフトの影響を直接受けやすい。

強み

  • 国内日用品メーカーとの長年の関係を有し、安定受注につながっている可能性がある。
  • 金型・プレス加工の小型精密領域で一定の技術蓄積を持ち、品質に定評がある。
  • 無借金経営または低負債であれば、景気後退時の倒産リスクが低い。
  • 中小規模のため、顧客ニーズへの迅速な対応や試作・短納期対応が可能。

課題

  • 営業利益率が0%前後と極めて低く、2025年11月期は赤字転落見込み。
  • 売上高が減少トレンドにあり、成長市場へのシフトが急務。
  • データからは海外売上の記載がなく、内需依存で成長機会を逃している可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がくろがね工作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17850総合商研25億円11.2倍
27939研創24億円11.2倍
37896セブン工業24億円
47878光・彩23億円19.8倍
55962浅香工業21億円4.7倍
67997くろがね工作所20億円4.4倍
7168Aイタミアート16億円10.4倍
87946光陽社16億円11.7倍
97887南海プライウッド16億円4.2倍
107837アールシーコア15億円
117865ピープル15億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

板金加工業からスチール家具へ:1927年の創業

1927年3月、大阪市北区浜崎町でくろがね工作所を創業。当初は板金加工と焼付塗装を手がけ、スチール家具の製造に着手した。1936年3月に資本金30万円の株式会社へ改組し、商号を株式会社くろがね工作所に変更。これにより本格的な企業組織としてスタートした。

冷暖房機器とオフィス家具への進出:1937〜1961年

1937年3月、冷暖房機器の製造に着手し、事業領域を拡大。1958年5月には株式会社バイコ製作所(事務用紙工品製造)を吸収合併し、資本金1000万円に増資した。1961年6月、寝屋川市にオフィスデスクやファイリングキャビネットの量産ラインを持つ寝屋川工場を完成。同年10月、大阪証券取引所市場第二部に上場した。

合併と米国提携で事業基盤を強化:1963〜1974年

1963年12月、学習机やチェアなど家庭用家具の製造販売を開始。1971年6月にくろがね工業株式会社を吸収合併、資本金4億3500万円に増資。1972年6月には販売子会社を統合し製造販売の一元化を図った。1973年、米国スチールケース社との合弁でケイ・エス・エム株式会社を設立し、オフィスシステム家具事業に参入。同年、今津紙器工業(現ケイ・エフ・エス)も設立。1974年には米国アキュライド社との提携で日本アキュライド株式会社を設立し、精密スライドレールの製造を開始した。

病院設備とクリーンルームへ:1984〜2000年

1984年11月、病院病室用設備ユニット「メディ・ウォード・システム」の製造販売を開始。1985年6月には工業用・病院用クリーンルーム関連機器の製造に着手し、医療・ヘルスケア分野への本格参入を果たした。1989年10月に京都工場(チェア・間仕切り製造)が完成。1990年11月には三重県津市に津工場を建設し、スチール製品と木製品の総合家具生産拠点とした。2000年4月、津工場でISO14001の認証を取得した。

工場集約と環境対応の進展:2001〜2013年

2001年、京都工場もISO14001を取得。2004年3月、冷暖房機器の製造設備を寝屋川工場から津工場に移転。2007年5月には寝屋川工場のオフィス家具製造を津工場に集約し、生産の効率化を進めた。2008年3月に執行役員制度を導入。2012年6月、本社を現在の大阪市西区新町に移転。2013年7月、東京証券取引所市場第二部に上場した。

スタンダード市場移行と新たな中期計画:2022年以降

2022年4月、東証市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2023年8月、京都工場の製造を津工場に移転集約し、同年11月には子会社くろがねファシリティ創研を解散。2025年2月、監査等委員会設置会社へ移行した。中期経営計画『Revive2025』(2023〜2025年)で黒字化を目指し、2026年からの『Power up 2028』では収益基盤の拡充に取り組む。

年表35件を開く

1920年代

  • 1927年3月創業大阪市北区浜崎町18番地において、くろがね工作所を創立。板金加工及び焼付塗装の業務を開始(スチール家具の製造に着手)しました。

1930年代

  • 1936年3月商号変更資本金30万円の株式会社に改組。商号を株式会社くろがね工作所に変更しました。
  • 1937年3月冷暖房機器の製造に着手しました。

1950年代

  • 1958年5月M&A株式会社バイコ製作所(事務用紙工品の製造)を吸収合併し、資本金1,000万円に増資しました。

1960年代

  • 1961年6月寝屋川市日新町にオフィス・デスク、ファイリング・キャビネットの量産ラインをもつ寝屋川工場が完成しました。
  • 1961年10月上場大阪証券取引所の市場第二部に上場しました。
  • 1963年12月学習机、チェア、本棚等、家庭用家具の製造・販売をはじめました。

1970年代

  • 1971年6月M&Aくろがね工業株式会社を吸収合併し、資本金4億3,500万円に増資しました。
  • 1972年6月M&A株式会社くろがね(スチール家具の販売)を吸収合併し、製造・販売の一元化をはかりました。
  • 1973年2月今津紙器工業株式会社(現ケイ・エフ・エス株式会社)を設立し、紙工製品の製造・販売をはじめました。(現・連結子会社)
  • 1973年6月米国スチールケース社との提携による株式会社エス・ケイ(現ケイ・エス・エム株式会社)を設立し、オフィスシステム家具の製造・販売を開始しました。(現・連結子会社)
  • 1973年12月本社を大阪市北区浜崎町18番地より、大阪市西区新町1丁目4番26号に移転しました。
  • 1974年1月建築付帯設備事業に進出しました。
  • 1974年9月創業米国スタンダード・プレシジョン社(現 米国アキュライド・インターナショナル社)及び住友商事株式会社との提携による日本アキュライド株式会社を設立し、「精密スライドレール」の製造・販売を開始しました。(現・関連会社)
  • 1975年12月くろがね興産株式会社を設立し、物流部門の充実をはかりました。(現・連結子会社)

1980年代

  • 1984年11月病院病室用設備ユニット「メディ・ウォード・システム」の製造・販売をはじめました。
  • 1985年6月工業用、病院用クリーン・ルーム関連機器の製造をはじめました。
  • 1988年5月スイス・フラン建転換社債を発行しました。
  • 1989年10月京都府八幡市にチェア・間仕切等を製造する京都工場が完成しました。

1990年代

  • 1990年11月三重県津市にスチール製品工場と木製品工場を併設した総合家具生産工場である津工場が完成しました。
  • 1991年3月三重県津市に寮・研修センターが完成しました。
  • 1995年1月東京都渋谷区に東京ショールームを開設しました。(2004年7月東京都港区に移転)

2000年代

  • 2000年4月津工場においてISO14001(環境マネジメントシステム)の登録が承認されました。
  • 2001年5月京都工場においてISO14001の登録が承認されました。
  • 2001年9月津工場においてISO9001の登録が承認されました。
  • 2004年3月冷暖房機器の製造設備を寝屋川工場より津工場に移転し、操業しました。
  • 2007年5月寝屋川工場(オフィス家具の製造)を津工場に移転集約しました。
  • 2008年3月執行役員制度を導入しました。

2010年代

  • 2012年6月本社を大阪市西区新町1丁目4番26号より大阪市西区新町1丁目4番24号へ移転しました。
  • 2013年7月上場東京証券取引所の市場第二部に上場しました。
  • 2017年6月商号変更当社普通株式10株を1株に株式併合し、併せて単元株式数を1,000株から100株に変更しました。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行しました。
  • 2023年8月京都工場(ケイ・エス・エム株式会社及び、ケイ・エフ・エス株式会社の製造)を津工場に移転集約しました。
  • 2023年11月株式会社くろがねファシリティ創研を解散しました。
  • 2025年2月監査等委員会設置会社へ移行しました。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    収益基盤の拡充と安定黒字化

    中期経営計画『Power up 2028』(2026年11月期~2028年11月期)に基づき、収益基盤を更に拡充し、安定的な黒字維持を目指す。人材育成や外部事業者との協業・提携を柱とする。

  2. 02

    Steelcase製品活用と提案型営業強化

    米国Steelcase社の製品・知見を最大限活用し、オフィスデザイン・提案事業の拡大、内装工事への取組み強化、PM事業への本格参入を進める。働き方改革に応えるソリューションセールスを強化する。

  3. 03

    特注品製造の原価低減と収益拡大

    変種・変量生産の強みを活かし、物流施設向け特注什器の積極受注で売上拡大。設計提案力の増強と見積もり体制強化により取扱品目を増やし、収益管理を強化する。

  4. 04

    サーキュラーエコノミー対応と事業基盤整備

    環境配慮型製品・サービスの提供に加え、サーキュラーエコノミーへの対応を推進。人材基盤、ブランド基盤、グループ経営基盤の拡充を全社・各部門でPDCA管理する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で264人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は488万円で、9期前と比べて+8.0%平均年齢は47.5歳、平均勤続年数は20.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月317
2017年11月324
2018年11月308
2019年11月45246.119.2304
2020年11月45946.219.6291
2021年11月46247.220.6279
2022年11月47148.121.7264
2023年11月47748.221.7257
2024年11月48548.121.12540
2025年11月48847.520.3264−38

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
津工場 — 三重県 津市1,932百万円
家具関連 建築付帯設 備機器
主な関係会社
  • 国内
    ケイ・エス・エム㈱
    三重県津市 大阪府 寝屋川市(登記上)
    議決権100.0%
  • 国内
    ケイ・エフ・エス㈱
    三重県津市 大阪府 寝屋川市(登記上)
    議決権60.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は63億円営業利益-1億円前期と比べると減収で、売上が-12.5%。

売上高
-12.5%
63億円
営業利益
-1億円
純利益
+100.0%
4億円
営業利益率
-1.6%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高75億円63億円
営業利益1億円-1億円
純利益1億円4億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は35億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q17−1−5.92
2023年2Q2114.81
2023年3Q1700.00
2023年4Q179
2024年1Q1700.00
2024年2Q2314.31
2024年4Q32−1−3.11
2025年2Q3500.00
2025年4Q28−1−3.64
2026年2Q3500.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は107億円から63億円へ59%に減った。直近期の営業利益率は-1.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月10711
東京証券取引所の市場第二部に上場しました。
2013年11月10311
2014年11月10621
2015年11月10712
2016年11月10111
当社普通株式10株を1株に株式併合し、併せて単元株式数を1,000株から100株に変更しました。
2017年11月10211
2018年11月110−1−1
2019年11月96−2−3
2020年11月82−3−5
2021年11月84−10
2022年11月69−3−6
2023年11月72−212
2024年11月72000.02
2025年11月63−10−1.64

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高63億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-1.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の6.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.2%48億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.4%16億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.6%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.1pt
-1.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.1pt
6.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
8.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-1.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが1億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は10億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月0−22−211
2013年11月3−10213
2014年11月4−1−2314
2015年11月−1−1−3−28
2016年11月2−2−207
2017年11月3−1−128
2018年11月5−3−228
2019年11月5−10412
2020年11月−6−11−76
2021年11月30−138
2022年11月22−646
2023年11月−430−202612
2024年11月−2−1−1−38
2025年11月120310

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は85億円。このうち返さなくてよい自己資本が49億円で、自己資本比率は56.7%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月106367034.4
2013年11月114397534.3
2014年11月114407435.1
2015年11月112436938.5
2016年11月109446540.0
2017年11月113446938.9
2018年11月109426738.6
2019年11月102386437.6
2020年11月96346235.3
2021年11月96346235.0
2022年11月85295634.1
2023年11月82433952.1
2024年11月81463556.8
2025年11月85493756.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
15億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
6億円
在庫として抱えている分
負債合計
37億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
48
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE104社中43位あたり、逆に低いのは売上成長率104社中99位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.6%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-1.6%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.7%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-12.5%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,074で、1年前と比べて+22.5%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥1,074-0.6%1ヶ月+1.8%1年+22.5%時価総額20億円
過去52週の値幅
安値¥883高値¥1,194

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.4倍
PER (会社予想)19.9倍
PBR0.38倍
配当利回り3.72%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+4.3%上昇。25日線(1009円)を+2.8%上回り、75日線(987円)も突破。52週高値1194円からは-13%の水準。出来高は直近4,000株とやや増加傾向で、上値を試す動き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER4.4倍は業界平均18.2倍を大幅に下回り、PBR0.37倍も平均1.37倍を大きく下回る。配当利回り1.93%は平均2.19%を下回る。直近の業績は減収営業赤字と悪化しており、割安だが配当の維持懸念や収益回復の不透明感がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.4倍18.4倍
PER (予想)19.9倍
PBR0.38倍1.38倍
ROE8.6%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績のボラティリティが大きく、直近では減収・営業赤字転落が予想される中、株価はPBR0.37倍の割安感が意識される。強気派は資産価値(簿価)と過去の業績回復力を評価し、弱気派は収益力の劣化と需要変動リスクを警戒する。PERが4.4倍と低いのは、市場が来期の減益を織り込み済みのため。

プラスに働く材料7
  • PBR0.37倍の資産価値

    解散価値に比べて株価が大幅に割安。

  • 業績回復の可能性

    過去に赤字から黒字転換した実績がある。

  • 低PER・高配当利回り

    PER4.4倍、配当利回り1.93%とバリュー株としての妙味。

  • PBR0.37倍の解散価値割れ水準継続影響

    PBR0.37倍で資産価値が株価を上回る。企業価値再評価機会。

  • 株価1年で34.8%上昇のモメンタム継続影響

    過去1年株価上昇率34.8%。需給改善や期待先行の動き。

  • 業績改善への期待2026/11期影響

    FY26営業損失1億円だが、FY27以降の黒字転換期待。

  • 内需関連の安定需要不定影響

    工作機械需要回復の恩恵。具体的な契約情報なし。

マイナスに働く材料7
  • 収益力の低下

    2025/11期は営業赤字予想で利益率が悪化。

  • 需要変動リスク

    建設機械・自動車向け部品は景気敏感で不安定。

  • 明確な成長戦略なし

    新規事業やM&Aの発表がなく、成長期待が乏しい。

  • 営業損失1億円の赤字転落2025/11期影響

    営業損失△1億円(前期営業利益0円)。収益悪化が顕著。

  • 売上高63億円と前期比13%減2025/11期影響

    売上高63億円(前期72億円から▲9億円)。需要減少。

  • 収益基盤の脆弱性継続影響

    営業利益率▲1.59%と赤字。固定費負担が重い。

  • 配当利回り1.93%と低水準継続影響

    年間配当20円想定で利回り1.93%。株主還元魅力薄。

次の決算で確かめる点
売上高
需要動向を示す最重要指標。2025/11期は減収予想。
営業利益/損失
収益力の回復度合いを測る。
受注高
設備投資サイクルの先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは3.72%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.72%
いまの株価に対して
配当性向
23.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月4073.9
2017年11月25−37.545.2
2018年11月10−60.0
2024年11月30200.018.8
2025年11月4033.323.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ2,974人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.4%を占め、残る65.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他50.251.152.045.853.362.8
事業法人26.630.929.426.325.925.8
自己株式8.38.38.38.38.310.1
金融機関20.714.613.219.813.48.6
証券会社1.92.73.67.16.01.5
外国法人0.60.71.70.91.11.3
外国人個人0.00.00.10.40.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ワイ・ケイ株式会社7.97
02エイ・シイ工業株式会社7.49
03くろがね取引先持株会5.98
04くろがね従業員持株会3.93
05住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.39
06株式会社三菱UFJ銀行3.02
07神足尚孝2.53
08ワイ・テイ工業株式会社1.45
09株式会社スチールテック1.08
10岡本秀昭1.08

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-30
    エイ・シイ工業株式会社
    新規の大量保有報告
    3.74%
    -3.77pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3957%、1株純資産は14期で+1263%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月62132.811.1
2013年11月62302.819.3
2014年11月72362.820.3
2015年11月142535.514.9
2016年11月62572.435.673.9
2017年11月572,5832.226.345.2
2018年11月−352,462−1.4
2019年11月−1672,248−7.1
2020年11月−2981,994−14.1
2021年11月−31,980−0.2
2022年11月−3321,707−18.0
2023年11月7132,50833.81.2
2024年11月1232,6864.76.918.8
2025年11月2382,9048.64.223.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/11期の役員報酬は総額46百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田中成典代表取締役社長696,000
森吉武取締役595,000
大和資郎取締役(監査等委員)67
岩嵜理致取締役(監査等委員)76
太田克実取締役(監査等委員)73
中礒亜由美取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2262613
社外取締役3993
取締役(社内)1888
監査役1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容477字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社3社及び関連会社1社で構成され、家具関連及び建築付帯設備機器の製造販売を主な事業内容とし、更に各事業部門に関連する物流、施工及びその他のサービス等の事業活動を展開しております。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 家具関連は製造及び販売につきましては、当社及びケイ・エス・エム㈱、ケイ・エフ・エス㈱(子会社)、並びに日本アキュライド㈱(関連会社)により行っており、全国の需要家に対して、直接販売するほか、代理店を通じて販売しております。 建築付帯設備機器は当社及びケイ・エス・エム㈱、ケイ・エフ・エス㈱(子会社)が製造を行っております。また、販売につきましては、当社にて全国のビルディング、工場、病院等に納入するほか、OEM契約により、全国のビルディング、主要工場等に納入しております。 その他、当社グループの物流を行うくろがね興産㈱(子会社)があります。 以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,331字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社経営の基本理念は「人と環境にやさしい空間創造」です。 空間創造とは、人が生活し働く空間の健康的、快適かつ機能的、効率的な環境創りを推し進めることです。 当社はグループ役職員がこの理念に基づき、顧客満足度業界No.1を、そして地球環境に配慮した製品と関連サービスの提供を通じて、社会に貢献してまいるとともに、コンプライアンスの重視を最重要課題の一つとして、ステークホルダーの皆様の信頼が得られる経営をおこなってまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 2023年11月期から2025年11月期までの3ヵ年を対象とする中期経営計画『Revive2025』(以下『Revive2025』という。)を策定し、業績の黒字の定着化を確実なものとし、当社が考えるValue(企業価値)を極大化することで、本来あるべきValue(企業価値)の回復・向上することを目標としております。 当該目標を達成するために以下の4項目を基本方針として定め、全社及び各事業部門で目標達成のための具体的な施策を策定し、施策完遂のためのKPI及び活動項目を設定したうえで、PDCAによる進捗管理を定期的に行ってまいります。 Ⅰ.財務基盤の抜本的改善~経営資源の選択と集中 Ⅱ.製造基盤の抜本的強化~製造部門の収益センター化 Ⅲ.商品企画開発力の抜本的強化~商品企画開発部門の独立 Ⅳ.人材基盤の改善・強化の徹底~適正評価・適正処遇の徹底 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、当連結会計年度まで8期連続で営業損失を計上しておりますが、『Revive2025』の基本方針に基づき、事業の強化を図ることにより、個別決算においては前事業年度において7期ぶりに営業利益を計上するとともに復配を実施しました。当連結会計年度においては、特に規模の大きな案件において納入時期が大幅に遅延する状況が発生したこと等により営業損失を計上しましたが、翌連結会計年度の受注見込みは2024年11月期の受注見込みと比較して増加するなど、『Revive2025』を通じて事業力強化に向けた事業基盤整備は一定の進捗を図れたものと考えております。 新事業年度を迎えるにあたり、新3ヵ年中期経営計画『Power up 2028』(2026年11月期~2028年11月期)を策定しました。『Revive2025』において推進しました取組内容をベースとしつつ、収益基盤の更なる拡充による収益の安定的な拡大を目指し、下記の課題に取組むための人材の育成、外部事業者との協業・提携等の構築を柱としております。 ・米国Steelcase社の製品・知見利用の最大化 ・オフィスデザイン・提案事業の拡大 ・内装工事への取組み強化 ・PM事業への本格的な取組み ・サーキュラーエコノミーへの対応 家具関連事業の事務用家具部門においては、オフィスでの「新たなる働き方・ワークプレイスの役割」を模索する動きが経営層レベルで広がり、従業員のエンゲージメントの向上や社員間のコラボレーションの活性化をこれまで以上に進めるために、社員のオフィス回帰も含めた新たなワークプレイスの構築に対するオフィス投資需要は引き続き高い状況であり、働き方改革に対するソリューションセールスを一層強化することにより売上高の拡大を図ってまいります。 建築付帯設備機器事業の建築付帯設備機器他部門においては、選別受注の徹底により特に大口物件での受注案件が減少しておりますが、納入済み物件の改修、メンテナンス需要の掘り起こしを軸としたヘルスケアマーケットへの什器販売の強化等による売上高の増加を図るとともに、組織のスリム化を含めた収益改善を行ってまいります。 建築付帯設備機器事業のクリーン機器他設備機器部門の空調関連機器並びに強化重点収益事業としている特注什器の製造販売の強化については、『Revive2025』において大型の設備更新投資を行うとともに生産ラインを見直し、加えて、人材のマルチ化・流動化による生産工程における変種・変量体制への対応強化等により原価低減に取組んでおります。これらの取組みにより、変種・変量生産の強みを収益拡大に繋げるために特注製品の能動的且つ積極的な取り込みの拡大を図り、特に物流施設向け等の特注品について売上高が拡大しております。今後は更に、取り扱い品目の増強、拡大のために、人材育成による設計提案力の増強、これをベースにした設計・見積もり体制の強化に取組むことにより、取扱い品目の増強、拡大とともに収益管理を強化してまいります。 損益面では、原材料等の価格の高騰、円安基調による輸入製品価格の上昇に伴う製品原価の販売価格への転嫁については進捗しつつあり、粗利率は改善傾向にあります。建築付帯設備機器他部門においては、選別受注の徹底により同様に改善傾向にあります。営業力強化を企図した人員の増強や処遇改善に伴う人件費や事務効率化のためのIT関連費用については、引き続き増加する見込みです。 上記収益基盤の拡大に加え、人材基盤、ブランド基盤、グループ経営基盤の拡充、強化について、全社および各事業部門において目標達成のための活動項目の設定を行い、定期的にPDCAによる進捗管理を実施の上、活動を進めることにより、業容の拡大および安定的な業績黒字維持を図ってまいります。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
事業等のリスク3,224字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のようなものがありますが、これらに限定されるものではありません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況 当社グループの製品の販売については、オフィスビル、店舗、工場、病院、医療関連施設等の着工・完工件数の変化、あるいは顧客企業の業績状況の変化等、また個人消費における耐久消費財需要の変化等により当社グループの経営成績並びに財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 原材料価格の変動 当社グループで生産している製品の主要原材料である鋼板価格は内外需要の動向により相当の影響を受けております。当社グループとしてコストを吸収すべく努めておりますが、今後も価格・量の両面で影響を受ける可能性があり、その場合は当社グループの経営成績並びに財政状態にも影響を及ぼす可能性があります。 (3) 商品仕入価格の上昇 当社グループは、販売する商品の一部をグループ外から調達しておりますが、原材料の価格上昇等が長期化し、調達先より仕入価格の上昇圧力が強まった場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 製造物責任 当社グループは、社内で確立した厳しい品質基準をもとに製品を製造しておりますが、全ての製品において予期せぬ事情によりリコール等が発生する可能性があります。当社グループは製造物責任賠償保険に加入しておりますが、損失額を全て賄える保証はなく、結果として当社グループの経営成績並びに財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、このことにより、当社グループの製品に対する信頼性に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害等による影響について 当社グループの生産拠点を津工場(当社)(三重県津市)に統合・集中化し、高効率の生産体制を確立した結果、集中メリットは十分あると考えております。しかしながらこの地域に地震等の大規模な自然災害が発生した場合には、生産活動の停止や物流網への支障等が生じ、当社グループの経営成績並びに財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 有価証券の時価の変動 当社グループは、主要取引先、取引金融機関その他の有価証券を保有しております。これら有価証券のうち、時価を有するものについては、全て時価評価されており、市場における時価の変動が当社グループの経営成績並びに財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 為替レートの変動 当社グループは、海外市場からの製品・原材料等の調達を行っております。その決済について、一部先物予約等でその為替相場変動リスクを軽減させていますが、影響を全て排除できるものではありません。急激な為替レート変動等があった場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 重要事象等について 当社グループは、当連結会計年度まで8期連続で営業損失を計上していることから、継続企業の前提に重要な 疑義を生じさせるような状況が存在しております。 このため、当社グループでは、当該状況を解消するため、「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(3)経営環境及び対処すべき課題」に記載のとおり、業績の黒字の定着化を基礎とした中期経営計画『Revive2025』に基づき、当該状況の解消または改善に努めてまいりました。対応策の具体的な内容は以下のとおりであります。 ①収益基盤の整備及び拡大 定期訪問・インサイトセールスによる営業活動の質・量の更なる拡大を柱とし、当社顧客基盤の拡大・拡充への取り組みに加え、個々の営業活動の質的向上を図るために、営業管理の高度化・効率化を推進するとともに、顧客への訴求力の基盤となる商品企画開発力の抜本的な強化を図ってまいりました。新しい収益の柱として注力しております特注什器の受注・販売の拡大に向けた営業基盤の拡大にも取り組み、受注が拡大しております。また、原材料等の価格の高騰、急激な円安による輸入製品価格の上昇に伴う製品原価の販売価格への転嫁について、家具関連及び建築付帯設備機器のクリーン機器他設備機器部門についてはコストアップ分の販売価格への転嫁は、カタログ価格の改訂及びOEM製品の販売価格改訂等により進捗しつつあります。 ②製造部門の収益センター化による収益力強化 当社の板金メーカーとしての強みを極大化するために、製造部門を収益センターとして位置付け、当社が強みとする変種・変量生産の特注製品の能動的且つ積極的な取り込みの拡大を図るため、当連結会計年度において変種・変量生産のコスト競争力の強化ならびに老朽化した生産設備の戦略的設備更新の投資等を実施しました。今後も追加的な設備投資、営業人員増による体制強化等を含めた製造部門の更なる収益力強化を図ってまいります。 当連結会計年度においては、特に規模の大きな案件において納入時期が大幅に遅延する状況が発生したこと等により営業損失を計上しましたが、翌連結会計年度の受注見込みは2024年11月期の受注見込みと比較して増加するなど、『Revive2025』を通じて事業力強化に向けた収益基盤整備は一定の進捗を図れたものと考えております。 翌連結会計年度を迎えるにあたり、新3か年中期経営計画『Power Up 2028』を策定しました。 『Revive2025』において推進しました取組内容をベースとしつつ、収益基盤の更なる拡充による収益の安定的な拡大を目指し、下記の課題に取り組むための人材の育成、外部事業者との協業・提携等の構築を柱としております。 ・米国Steelcase社の製品・知見利用の最大化 ・オフィスデザイン・提案事業の拡大 ・内装工事への取り組み強化 ・PM事業への本格的な取り組み ・サーキュラーエコノミーへの対応 上記の取り組み等による収益基盤の拡大に加え、人材基盤、ブランド基盤、グループ経営基盤の拡充、強化について、全社及び各事業部門において目標達成のための活動項目の設定を行い、定期的にPDCAによる進捗管理を実施の上、活動を進めることにより、業容の拡大及び安定的な業績黒字維持を図ってまいります。 ③運転資金の確保 運転資金の確保につきましては、三菱UFJ銀行との当座貸越契約(4億円)を含めて充分な量を確保しております。加えて、手元流動性を厚くしておくために、当連結会計年度において新たに長期資金の借入2億円を実行するとともに、9月5日に株式会社商工組合中央金庫と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」に関する融資契約を締結し、2億円の借入を実施するなど借入金の長期安定化を進めており、株式市場の動向を踏まえて、担保提供している投資有価証券等の機動的売却による手元資金の更なる潤沢化も進めることも含めて、当社の運転資金の確保については懸念がないものと考えております。 よって、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、継続企業の前提に関する注記は記載しておりません。 (9) 情報システム 当社グループは、サイバーセキュリティの対応方針を策定し、全サーバー・パソコンの挙動監視、AI検知、ウィルス対策などサイバーセキュリティ体制を構築しております。しかしながら、当社を標的としたサイバー攻撃に対して完全な防御を保証することは困難であります。また、自然災害等の不測の事態によりネットワーク機能が停止した場合、受発注業務が不能となるリスクがあります。これらの事象が発生した場合には、当社グループの経営成績並びに財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,689字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度(2024年12月1日~2025年11月30日)におけるわが国経済は、トランプ大統領によるアメリカファースト政策が高関税政策に留まらない様相を見せ始めたこと、その結果地政学リスクが世界各地で高まりつつある中、国内の諸物価、人件費の上昇が続いていることを踏まえて、日銀は量的緩和の修正に加えて金利水準の修正に入ったが、尚為替円安の圧力が強く、円安による為替インフレの状況次第では更に金利水準を修正する懸念が残っており、長く超低金利に慣れた国民経済は金利耐性が低下していると思われることから、その先行きの不透明さ、不確実性は引き続き高いまま払拭されない状況で推移しました。 このような事業環境下、当社グループは、『Revive2025』に基づき、業績の回復ならびに安定的かつ継続的な配当を実施するため、経営資源の選択と集中、資産の収益性の強化の観点より、稼働効率の低い資産の売却等を含めた経営資源の有効活用等、抜本的な企業経営構造の改革を視野に取り組んでまいりました。 当連結会計年度においては、これら『Revive2025』の取り組みに基づき、事業部門別営業利益を確保するため、営業生産性の高度化、顧客基盤の維持・拡大、物流施設向け等の特注品について製造から搬入・設置に至る体制の構築、前連結会計年度において行った生産設備の戦略的設備更新による生産性の拡大及び新規受注拡大の取り組みを継続してまいりました。 売上面におきましては、特に規模の大きな案件において納入時期が大幅に遅延する状況が発生したことにより、売上の拡大を図ることが出来ませんでしたが、事務用家具関連部門においては、働き方改革に対するソリューションセールスの拡大により特に首都圏における受注は拡大傾向にあり、翌連結会計年度の受注見込みは2024年11月期の受注見込みと比較して増加しております。また、強化重点収益事業としている物流施設向け等の板金メーカーとしての強みを活かした特注製品についても、営業体制を強化したことから付帯工事も含めて受注は堅調に推移しております。 建築付帯設備機器においては、選択受注を進めることにより利益率の高い中小口案件・改修案件に受注を絞ったことから、受注量は前期と比較して大幅に減少しております。粗利面では原材料価格や円安による輸入製品価格のコストアップ分の販売価格への転嫁を引き続き進めるとともに、諸掛り等の付随費用の請求並びにコスト低減に取り組んだことや、建築付帯設備機器における選別受注による案件単位の利益率の改善もあり、粗利率が改善しました。また、販売費及び一般管理費につきましては、営業力強化を企図した人員の増強や処遇改善に伴う人件費の増加や事務効率化のためのIT関連費用の増加等より、前連結会計年度と比較して増加しました。 その結果、当連結会計年度の売上高は63億42百万円(前連結会計年度比12.0%減)となりました。損益面につきましては、営業損失は1億22百万円(前連結会計年度は営業損失27百万円)、経常損失は7百万円(前連結会計年度は経常利益19百万円)となりました。また、保有有価証券の売却により投資有価証券売却益5億63百万円を計上しました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は4億3百万円(前連結会計年度比92.5%増)となりました。 事業部門別の状況は、次のとおりであります。 [家具関連事業] (事務用家具部門) 事務用家具部門においては、オフィスにおける「働き方」が変化する中で、働く人の価値観も急速に変化しつつあり、オフィスワーカーの満足度・ウェルビーイングの向上という昨今の経営課題を解決する手段の一つとして、オフィスの「コミュニティ」に注目しております。「コミュニティ」には、「住む・働く場所」と「人間関係の構築」という2つの要素があると考えており、この両方の側面を念頭に設計されたコミュニティベースに、お客様毎の個別ニーズに合わせたオフィスデザインの提供を目指しております。また、米国Steelcase社との販売提携強化によるソリューションセールスを拡大することにより、顧客への提案活動に注力しております。首都圏における引き合い並びに受注は拡大しておりますが、大型案件の納入遅延等もあり売上高の増加には至りませんでした。物流施設向け等の特注品については、売上高が引き続き拡大しております。 しかしながら前連結会計年度においては、複数の大型案件の売上を計上していたこともあり、売上高は前連結会計年度を下回りました。 (家庭用家具部門) 就学児童数の減少やライフスタイルの変化等による学習家具市場の総需要が減少する中、円安による輸入調達価格上昇分の販売価格への転嫁が購買層の買い控えに繋がり、従来以上に厳しい市況が続いております。当社がこれまで積み上げてきたオフィス家具事業での実績と学習机で培ってきたノウハウを融合させた在宅ワークデスク「リニアミオ」を発売するほか、オンライン学習、ハイブリッドワークの進展による在宅勤務の拡大やリスキリング環境への対応等への取り組みに加え、置き配が進みつつある宅配についてスマートで安心な暮らしの実現に向けて、スチール家具製造で培ったノウハウを集約した「宅配ボックス」を新発売する等販売の拡大を進めておりますが、売上高は前連結会計年度を下回りました。 その結果、家具関連事業部門の売上高は47億21百万円(前連結会計年度比10.7%減)、セグメント利益(営業利益)は2億95百万円(前連結会計年度比12.2%減)となりました。 [建築付帯設備機器事業] (建築付帯設備他部門) 医療福祉施設市場向けの主力商品である懸垂式引戸「アキュドアユニット」、病院向けの医療ガスアウトレット/情報端末内蔵式設備「メディウォードユニット」については、建築資材が軒並み高騰する厳しい事業環境の中で、原材料価格や部品価格の高止まりの状況に加え、人件費も高騰する状況が尚続いております。物件ごとの収益管理を厳格化する中で、比較的収益性の高い中小口案件の取り込みに注力するとともに、メンテ・改修案件を切り口とした医療・福祉関連施設市場に対する什器関連の提案等による売上維持、利益拡大を図っておりますが、売上高は前連結会計年度を下回りました。 (クリーン機器他設備機器部門) 医療施設向けクリーン機器は、主力の手術室向けクリーン機器空調機が堅調に推移したことに加え、無菌室向けユニット、大型商業施設や工場向け空調機器の生産が増加したこと等により、売上高は前連結会計年度を上回りました。 その結果、建築付帯設備機器事業の売上高は16億21百万円(前連結会計年度比15.4%減)、セグメント損失(営業損失)は1億50百万円(前連結会計年度はセグメント損失(営業損失)1億23百万円)となりました。 (2) 財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産の残高は、85億46百万円(前連結会計年度末80億58百万円)となり、前連結会計年度末と比較して4億88百万円の増加となりました。 流動資産の残高は、当連結会計年度末47億55百万円(前連結会計年度末41億38百万円)となりました。受取手形、売掛金及び契約資産1億69百万円の減少等がありましたが、現金及び預金6億18百万円、電子記録債権2億11百万円の増加等により、前連結会計年度末に比べ6億16百万円増加となりました。 固定資産の残高は、当連結会計年度末37億91百万円(前連結会計年度末39億20百万円)となりました。建物及び構築物(純額)39百万円、機械装置及び運搬具(純額)67百万円、投資有価証券47百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ1億28百万円の減少となりました。 負債の残高は、当連結会計年度末36億95百万円(前連結会計年度末34億78百万円)となりました。支払手形及び買掛金2億25百万円、電子記録債務1億6百万円の減少等がありましたが、未払法人税等1億33百万円、流動負債その他2億71百万円、長短借入金71百万円、退職給付に係る負債72百万円の増加等により、前連結会計年度末に比べ2億17百万円の増加となりました。 純資産は、当連結会計年度末48億51百万円(前連結会計年度末45億80百万円)となりました。自己株式31百万円の増加(純資産の減少)、その他有価証券評価差額金63百万円の減少等がありましたが、利益剰余金3億69百万円の増加等により、前連結会計年度末に比べ2億71百万円の増加となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億68百万円の増加となり、当連結会計年度末は10億26百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券売却損益5億63百万円、仕入債務の減少額3億29百万円等の資金減少要因がありましたが、税金等調整前当期純利益5億47百万円、減価償却費1億56百万円、売上債権の減少額2億30百万円等の資金増加要因があり、差引76百万円の資金増加(前連結会計年度2億48百万円の減少)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出6億0百万円等の資金減少要因がありましたが、定期預金の払戻による収入2億50百万円、投資有価証券の売却による収入6億68百万円等の資金増加要因があり、差引2億8百万円の資金増加(前連結会計年度81百万円の減少)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の借入による収入9億50百万円等による資金増加要因がありましたが、借入金の返済による支出8億78百万円、自己株式の取得による支出31百万円、配当金の支払額33百万円等による資金減少要因があり、16百万円の資金減少(前連結会計年度61百万円の減少)となりました。 (4)資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金及び設備投資資金については、自己資金、金融機関からの借入金により資金調達を行っております。当期末において重要な資本的支出等の予定はありません。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は9億61百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は10億26百万円となっております。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行っており、そのうち重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (6)経営者の問題意識と今後の方針 当社グループは、8期連続の営業損失を計上し、厳しい業績になっております。現状において資金面に支障はないと判断しておりますが、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の対応の完遂により、早期に各ステークホルダーの信頼の回復を図り、営業基盤、財務基盤を確固とすることで営業利益の安定的な確保を目指す所存であります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 家具関連   2,330,529   +23.3 建築付帯設備機器   1,426,345   △13.2 合計   3,756,874   +6.4 (注) 金額は販売価格によっております。 (2) 受注状況 当連結会計年度における建築付帯設備機器の受注状況を示すと、次のとおりであります。 なお、家具関連にあってはほとんどが見込生産であり、受注生産は極めて僅少の為記載を省略しております。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 建築付帯設備機器   1,666,302   △13.2   604,406   +8.1 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 家具関連   4,721,127   △10.7 建築付帯設備機器   1,621,142   △15.4 合計   6,342,269   △12.0 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がいないため、記載を省略しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。