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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

きもと

KIMOTO CO.,LTD.7908 · Standard · 化学

フィルム表面加工技術を核に高機能材料を世界展開し、デジタルツイン事業も手がける企業。

概要

きもとは、1961年に「株式会社きもと商会」として創業した機能性フィルムメーカーである。フィルムの表面加工技術を核に、多様な工業用材料を製造・販売する高機能材料事業と、3D空間データの作成・加工サービスを提供するデジタルツイン事業の2本柱で事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は105億円、営業利益10億円、従業員417名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、本社は三重県いなべ市に置く。日本、北米、東アジア、欧州の4地域に拠点を有するグローバル企業である。

二つの事業が支える収益の柱

当社グループの事業は、高機能材料事業とデジタルツイン事業に大別される。高機能材料事業は、フィルムを基材に遮光、粘着、ハードコートなどの機能を付加した製品を主力とする。通信機器向け遮光製品や粘着製品、産業機器向けハードコート製品が収益を牽引する一方、輸送機器向け拡散製品は自動車生産低迷の影響を受けている。デジタルツイン事業は、建設・インフラ分野向けに3D空間データ作成サービス「SPLAT TWIN」を提供し、大型案件の獲得が売上に貢献している。2026年3月期のセグメント別売上高は、日本が95億円と全体の約9割を占め、北米5億円、東アジア0.05億円、欧州4億円と続く。

四つの地域に広がるグループ体制

グループは、日本に本社と製造拠点を持ち、在外子会社3社で構成される。日本では、三重県いなべ市の工場群(三重第一~第四工場)で高機能材料を生産し、国内外に供給する。北米では、米国のKIMOTO TECH, INC.が製造・販売を担い、主に現地市場向けに製品を供給する。東アジアでは、中国の瀋陽木本実業有限公司がデジタルツイン事業の製品を製造し、日本などに供給。欧州では、スイスのKIMOTO AGが販売拠点として機能する。かつてはポーランドや上海にも拠点を置いたが、2014年と2018年にそれぞれ清算・閉鎖し、現在の体制に集約された。

売上高120億円から96億円へ縮小した10年

2013年3月期の売上高224億円をピークに、その後は減少傾向が続く。2016年3月期には156億円、2021年3月期には116億円まで低下し、2024年3月期には96億円と100億円を割り込んだ。2025年3月期に113億円へ回復したが、2026年3月期は105億円と再び減少した。営業利益は2015年3月期以降、1億円から13億円の範囲で変動し、赤字計上はないが、北米・東アジア・欧州の海外セグメントでは損失が継続している。当期純利益は2016年3月期に16億円の赤字を記録した他、2020年3月期にも8億円の赤字となり、収益の不安定さが特徴である。

ROE8%を目標とする第6次中期経営計画

当社は、2026年3月期から2028年3月期を対象とする第6次中期経営計画を策定し、ROE8%の達成を掲げる。経営指標として売上高、営業利益率、ROEを重視し、収益性と資本効率の向上を目指す。高機能材料事業では、異種基材製品や環境配慮型製品へのシフトを加速し、医療・半導体・エネルギー分野への展開を図る。デジタルツイン事業では、空間データの取得・編集・利活用サービスの高度化を進めるとともに、自社の工場DXの知見を活かしたコンサルティングも提供する。環境面では、2028年3月期までにCO2排出量を2013年度比65%削減する目標を掲げている。

業界の中での役割は工業用フィルム材料のグローバルメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
105億円
営業利益
11億円
営業利益率
10.5%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
高機能材料99億円94.3%
デジタルツイン4億円3.8%
その他2億円1.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01高機能材料(電子部品・ディスプレイ・自動車など)主力

フィルムを素材に表面加工技術を用いて多様な機能を付加した各種工業用材料を製造・販売している。日本で開発・製造し、在外子会社にも供給。北米、東アジア、欧州に販売拠点を持つ。

表面加工技術に強み

主な製品・サービス1
表面加工フィルム
反射防止、ハードコート、粘着など機能を付与した工業用フィルム。

02デジタルツイン(地図情報・画像処理など)準主力

デジタルデータ画像処理サービス、地理情報データ作成サービス、ソフトウェア開発受託、業務改善提案や関連機器販売を行っている。上海子会社で製造した製品を国内に供給する。

主な製品・サービス2
地理情報データ作成サービス
地図データや空間情報のデジタル化サービス。
デジタル画像処理サービス
画像データの補正・加工・解析などの受託サービス。

製品と技術

通信・産業・輸送を支える高機能材料

高機能材料事業では、フィルムに遮光性、粘着性、ハードコート性、拡散性などの機能を付与した製品を製造している。通信機器向けでは、スマートフォンやタブレットの内部で光を遮断する遮光フィルムや、部品を固定する粘着フィルムが主要製品であり、新機種採用により収益に貢献している。産業機器向けでは、表面の傷を防ぐハードコートフィルムが銘板やディスプレイ用途で順調に販売されている。輸送機器向けでは、光を拡散させる拡散フィルムを自動車内装に供給するが、欧州や東アジアの自動車生産低迷の影響で低調に推移している。また、バッテリー製造工程用製品も生産計画の見直しにより伸び悩んでいる。

建設・インフラのDXを支えるデジタルツイン

デジタルツイン事業は、3D空間データの作成・加工サービスを中核とする。主力サービス「SPLAT TWIN」は、建設現場やインフラ施設の3Dモデルを生成し、設計・施工・維持管理の効率化に貢献する。2026年3月期には、建設分野での大型案件継続に加え、インフラ分野でも大型案件を獲得し、売上を押し上げた。中国の子会社瀋陽木本実業有限公司では、LiDAR(光検出と測距)やBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)関連の案件を手掛けるが、受注は減少傾向にある。一方、3Dモデル作成技術の自社開発を進め、競争力強化を図っている。同事業は、高機能材料事業と連携し、工場DXの知見を活かしたコンサルティングも展開する。

長年培った塗布・加工技術が生む多様な機能

きもとの技術的な芯は、フィルムなどの基材表面に精密な塗布・加工を施す技術にある。1962年の埼玉工場設立以来、粘着剤やコーティング剤の配合、乾燥、硬化プロセスを最適化し、顧客の要求に応じた機能を実現してきた。これらの技術は、遮光性(光を完全に遮断)、粘着性(経年劣化が少ない)、ハードコート性(耐擦傷性)、拡散性(均一な光拡散)など多岐にわたる。近年では、異種基材(金属や樹脂)への対応や、環境配慮型の溶剤削減・再生可能エネルギー活用も技術開発の柱である。また、デジタルツイン事業で培った画像処理技術を高機能材料の品質検査に応用するなど、両事業の技術融合も進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 高機能材料(電子部品・ディスプレイ・自動車など)表面加工技術に強み

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

機能性フィルムで独自、業績変動

当社は化学セクターに属し、光学用・電子材料用の機能性フィルムを製造。同業の東洋紡やクラレと比較して売上規模は小さいが、高い営業利益率11.5%(2025年3月期)を維持。2026年3月期は売上高105億円(前期比7%減)、利益率10.48%へ微減予想。特定製品への依存が高く、需要変動の影響を受けやすい。差別化された製品群を持つが、市場開拓が成長の鍵。

強み

  • 光学フィルムなど独自技術で高収益を実現、競合他社との差別化。
  • 営業利益率10%超と化学業界平均を上回る収益力。
  • ディスプレイ関連などニッチ市場で高いシェアを獲得。
  • 機能性材料の研究開発に注力、新製品投入により成長を目指す。

課題

  • 2026年3月期は減収予想、主要顧客の需要減退が響く。
  • ディスプレイ関連など一部市場に偏り、市況変動の影響大。
  • 同業(東洋紡、クラレ)の参入や価格競争が利益率を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がきもと

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14627ナトコ156億円10.1倍
24093東邦アセチレン150億円11.6倍
34465ニイタカ142億円7.5倍
44366ダイトーケミックス141億円17.1倍
54978リプロセル140億円
67908きもと131億円19.1倍
74367広栄化学125億円
87940ウェーブロックホールディングス118億円29.6倍
94031片倉コープアグリ116億円
104235ウルトラファブリックス・ホールディングス115億円17.2倍
114234サンエー化研115億円10.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

フィルム加工事業への参入と埼玉工場新設

1961年2月、大阪府で株式会社きもと商会として創業した。当初からフィルム加工技術に関心を持ち、1962年3月には埼玉県与野市(現さいたま市)に埼玉工場を新設し、機能性フィルム事業部門の製造を本格化させた。その後、1966年10月に大阪営業所、1967年7月に商号を株式会社きもとに変更、1969年12月に茨城工場を新設するなど、関東・関西の両地域で生産・販売体制を整えた。1970年代に入ると、北海道や沖縄、名古屋、福岡へと営業拠点を拡大し、全国的な販売網を構築していった。

海外子会社設立で始まったグローバル展開

1973年11月、米国に販売会社KIMOTO USA INC.を設立したのを皮切りに、1974年2月にはスイスにKIMOTO AGを設立し、欧州市場への足がかりを築いた。1985年9月には米国に製造会社KIMOTO TECH, INC.を設立し、現地生産を開始。1987年11月にはアトランタ工場を完成させ、北米での製造能力を強化した。この時期、国内でも1979年7月に三重工場(現三重第一工場)、1987年5月に三重第二工場、1992年12月に三重第三工場を新設し、生産拠点を三重県に集約し始めた。また、1981年1月には中央研究所(後の技術開発センター)を埼玉県に開設し、研究開発体制を整えた。

バブル期の拡大と合併・組織再編

1989年10月、株式会社氏仁商会と合併し事業規模を拡大。同時期に株式会社東北きもとを設立し、1991年4月には東北きもとと沖縄きもとを合併。同年8月には中華人民共和国に瀋陽木本數据有限公司(現瀋陽木本実業有限公司)を設立し、東アジア進出を果たした。1994年1月には日本証券業協会に店頭登録し、株式公開への準備を進めた。1996年3月には本店を東京都新宿区に移転し、経営機能を首都圏に集中させた。この時期の積極投資が後の収益拡大の基盤となったが、同時にバブル崩壊後の業績低迷にもつながった。

店頭登録から東証一部へ、上場の歩み

1994年1月の店頭登録を経て、2004年12月にジャスダック証券取引所に株式を上場。翌2005年3月には東京証券取引所市場第二部に上場し、同年4月にはジャスダック上場を廃止した。2006年3月には東証市場第一部銘柄に指定され、時価総額を拡大した。上場と同時期、2004年7月には志村化研工業株式会社を株式会社キモトテクノに社名変更し、製造子会社を整理。2005年4月には米国のKIMOTO TECH, INC.とMTH CORPORATIONを合併し、北米事業の効率化を図った。2006年4月には中国子会社を瀋陽木本実業有限公司に社名変更し、販売機能を強化した。

グローバル網の拡大と撤退の繰り返し

2006年12月、ポーランドにKIMOTO POLAND Sp. z o.o.を設立し、欧州での製造・販売拠点を新設したが、2014年1月に清算。2007年8月には中国に稀本商貿(上海)有限公司を設立したが、2018年6月に清算。また、国内でも2013年6月に株式会社キモトテクノを清算し、同7月に本店を埼玉県さいたま市に移転。海外子会社の設立と清算を繰り返しながら、収益性の低い事業を整理し、現行の米国・中国・スイスの3拠点体制に絞り込んだ。この間、2013年5月には本社事務所を渋谷区に移転するなど、国内拠点の統廃合も進めた。

テレワーク全面移行と本店の三重県への回帰

2020年12月、新宿メインオフィスを閉鎖し、全国でテレワーク中心の働き方に完全移行。これに伴い、2020年8月から9月にかけて名古屋、大阪、札幌、福岡の各サテライトオフィスを閉鎖し、2019年12月には仙台サテライトオフィスも閉鎖した。2022年4月には東証の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2024年7月、登記上の本店所在地を三重県いなべ市の工場所在地に移転し、創業から60年以上を経て実質的な本社機能を生産拠点のある三重に戻した。この一連の動きは、固定費削減と事業の選択と集中を反映している。

年表48件を開く

1960年代

  • 1961年2月創業株式会社きもと商会を設立。
  • 1962年3月埼玉県与野市(現 さいたま市)に埼玉工場新設、機能性フィルム事業部門の製造を開始。
  • 1966年10月大阪府大阪市南区に大阪営業所(旧 中央区所在:大阪サテライトオフィス)を開設。
  • 1967年7月商号変更株式会社きもとに商号変更。
  • 1969年12月茨城県猿島郡総和町(現 古河市)に茨城工場新設。

1970年代

  • 1970年2月北海道札幌市中央区に札幌駐在所(旧 札幌サテライトオフィス)を開設。
  • 1970年3月創業那覇市に株式会社沖縄きもとを設立。
  • 1971年7月愛知県名古屋市熱田区に名古屋営業所(旧 中区所在:名古屋サテライトオフィス)を開設。
  • 1972年7月福岡県福岡市博多区に福岡営業所(旧 福岡サテライトオフィス)を開設。
  • 1973年11月創業KIMOTO USA INC.(販売会社)をアメリカに設立。
  • 1974年2月創業KIMOTO AG(販売会社)をスイスに設立。
  • 1979年7月三重県員弁郡北勢町(現 いなべ市)に三重工場(現 三重第一工場)新設。

1980年代

  • 1981年1月埼玉県与野市(現 さいたま市)に中央研究所(旧 技術開発センター)を開設。
  • 1985年9月創業KIMOTO TECH, INC.(製造会社)をアメリカに設立。
  • 1987年5月三重第二工場新設。
  • 1987年11月KIMOTO TECH, INC.アトランタ工場完成。
  • 1989年10月M&A株式会社氏仁商会と合併。
  • 1989年10月創業宮城県仙台市青葉区に株式会社東北きもとを設立。

1990年代

  • 1991年4月M&A株式会社東北きもと、株式会社沖縄きもとを合併。同時に宮城県仙台市青葉区に仙台事業所(旧 仙台サテライトオフィス)を、沖縄県那覇市に沖縄営業所を開設。
  • 1991年8月創業瀋陽木本數据有限公司(製造会社)(現 瀋陽木本実業有限公司)を中華人民共和国に設立。
  • 1992年12月三重第三工場新設。
  • 1994年1月社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録。
  • 1995年1月M&AKIMOTO USA INC.(販売会社)とKIMOTO TECH, INC.(製造会社)が合併。(存続会社 KIMOTO TECH, INC.)
  • 1996年3月東京都新宿区に本店を移転。
  • 1996年4月志村化研工業株式会社(製造会社)(旧 株式会社キモトテクノ)の株式を100%取得。

2000年代

  • 2003年4月KIMOTO TECH, INC.(製造・販売会社)がMTH CORPORATION(販売会社)の株式を100%取得。
  • 2004年7月商号変更志村化研工業株式会社(製造会社)を株式会社キモトテクノ(製造会社)へ社名変更。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2005年4月M&AKIMOTO TECH, INC.(製造・販売会社)とMTH CORPORATION(販売会社)が合併。(存続会社 KIMOTO TECH, INC.)
  • 2005年4月上場ジャスダック証券取引所への上場を廃止。
  • 2005年6月三重第四工場新設。
  • 2006年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 2006年4月商号変更瀋陽木本數据有限公司(製造会社)を瀋陽木本実業有限公司(製造・販売会社)へ社名変更。
  • 2006年12月創業KIMOTO POLAND Sp. z o.o.(製造・販売会社)をポーランド共和国に設立。
  • 2007年8月創業稀本商貿(上海)有限公司(販売会社)(旧 木本新技術(上海)有限公司)を中華人民共和国に設立。沖縄営業所を閉鎖。三重第四工場増設。稀本商貿(上海)有限公司(販売会社)を木本新技術(上海)有限公司(販売会社)へ社名変更。仙台支店を仙台サテライトオフィスへ名称変更。

2010年代

  • 2013年5月本社事務所を渋谷区に移転。
  • 2013年6月株式会社キモトテクノを清算結了。
  • 2013年7月埼玉県さいたま市中央区に本店を移転。
  • 2014年1月KIMOTO POLAND Sp. z o.o.を清算結了。
  • 2014年4月大阪支店、札幌支店、名古屋支店、福岡支店を各サテライトオフィスへ名称変更。
  • 2018年6月木本新技術(上海)有限公司を清算結了。
  • 2019年12月仙台サテライトオフィスを閉鎖。

2020年代

  • 2020年8月名古屋サテライトオフィス、大阪サテライトオフィスを閉鎖。
  • 2020年9月札幌サテライトオフィス、福岡サテライトオフィスを閉鎖。
  • 2020年12月新宿メインオフィスを閉鎖し、全国でテレワーク中心の働き方に移行。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所 スタンダード 市場に移行。
  • 2024年7月現在地(三重県いなべ市)に登記上の本店所在地を移転。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2028年3月期まで8%
  • CO2排出量削減率(2013年度比)2028年3月期まで65%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高付加価値ビジネスへのシフト

    高機能材料事業で、異種基材製品、高機能性液製品、環境配慮型製品など従来のフィルムの枠を超えた製品開発・供給を推進。医療、半導体、エネルギー関連などの成長市場へ展開を進める。

  2. 02

    デジタルツイン技術の高度化

    DX進展に対応し、空間情報を活用したデジタルツイン技術を磨き、データ取得・編集・利活用サービスの高度化を図る。自社の工場DXや働き方改革の知見を活かしたコンサルティング・ソリューション提供を通じて顧客の生産性向上に貢献。

  3. 03

    グローバル運営体制の強化

    2026年4月より新たな三部門体制で開発・製造・営業・社内業務の連携を強化。国内外拠点が一体となり、人材交流やセミナーを通じて人材育成に注力し、グローバル市場での対応力を高める。

  4. 04

    研究開発体制とプロセス最適化

    高機能材料とデジタルツインの開発・生産機能を統合し、両分野の知見を融合。全世界の開発テーマを共有し、研究開発体制強化と開発プロセス高度化により新製品創出力を高める。

  5. 05

    環境負荷低減への取り組み

    CO2排出量65%削減(2013年度比)を目標に、環境配慮型材料の活用、溶剤使用量低減、再生可能エネルギー拡大、3R推進、工場DX化などで環境負荷低減を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で417人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は552万円で、9期前と比べて+8.9%平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は24.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月733
2018年3月683
2019年3月50742.020.0629
2020年3月50443.020.0575
2021年3月49244.021.0546
2022年3月50144.022.0513
2023年3月51345.022.0492
2024年3月51046.023.0460
2025年3月52646.023.0432301
2026年3月55247.024.0417264

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率21.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)88.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
三重工場 — 三重県いなべ市2,116百万円
日本
茨城工場 — 茨城県古河市1,111百万円
日本
米国ジョージア州 シーダータウン44百万円
北米
中国 瀋陽市4百万円
東アジア
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和2年度調査区修正報告基準日における調査区境界データ等の整備業務及び令和3年経済センサス-活動調査に係る調査区地図等作成業務
    総務省 · 2020-04-24
    1.2億円
  • 調達
    平成30年度調査区修正報告基準日における調査区境界データ等の整備業務及び調査区地図等作成業務
    総務省 · 2018-05-28
    2,490万円
  • 調達
    2019年度調査区修正報告基準日における調査区境界データ等の整備業務
    総務省 · 2019-07-05
    2,488万円
  • 調達
    令和6年度都市再生街区基本調査及び都市部官民境界基本調査の成果の提供システムの運営業務
    国土交通省 · 2024-03-26
    910万円
  • 調達
    埋立・居住地名等の変化情報収集及び更新用資料作成業務
    国土交通省 · 2016-02-08
    888万円
  • 調達
    令和5年度都市再生街区基本調査及び都市部官民境界基本調査の成果の提供システムの運営業務
    国土交通省 · 2023-03-24
    880万円
  • 調達
    平成28年度 位置参照情報の更新に係る変化情報収集及び品質評価業務
    国土交通省 · 2016-04-27
    870万円
  • 調達
    令和7年度都市再生街区基本調査及び都市部官民境界基本調査の成果の提供システムの運営業務
    国土交通省 · 2025-03-26
    860万円
  • 調達
    令和4年度都市再生街区基本調査及び都市部官民境界基本調査の成果の提供システムの運営業務
    国土交通省 · 2022-03-25
    840万円
  • 調達
    令和3年度都市再生街区基本調査及び都市部官民境界基本調査の成果の提供システムの運営業務
    国土交通省 · 2021-03-26
    840万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は105億円営業利益11億円前期と比べると減収減益で、売上が-7.1%、利益が-15.4%。

売上高
-7.1%
105億円
営業利益
-15.4%
11億円
純利益
-40.0%
6億円
営業利益率
10.5%
前期比 -1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高116億円105億円
営業利益13億円11億円
純利益8億円6億円
1株あたり配当¥7¥7

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は29億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+38.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q19−5
2024年1Q21−3−14.3−2
2024年2Q2528.02
2024年3Q2627.71
2024年4Q272
2025年2Q58813.86
2025年4Q5559.14
2026年2Q56814.36
2026年4Q4936.10
2027年1Q29310.32

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は224億円から105億円へ47%に減った。直近期の営業利益率は10.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2242615
2014年3月2172718
2015年3月17421
2016年3月156−5−16
2017年3月15634
2018年3月14976
2019年3月13623
2020年3月120−1−8
2021年3月11655
2022年3月12287
2023年3月96−5−6
2024年3月9943
2025年3月113131411.510
2026年3月105111210.56

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高105億円のうち、営業利益として残るのは11億円10.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.0%64億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.6%30億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.5%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
39.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.2pt
10.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
5.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.9pt
3.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが6億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは−10億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は110億円で、売上の12.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月281−829119
2014年3月12−1−1011122
2015年3月15−16−6−1118
2016年3月12−14−5−2109
2017年3月29−511115
2018年3月23−15−28121
2019年3月11−2−69125
2020年3月5−7−4−2119
2021年3月13−3−410124
2022年3月160−216139
2023年3月−2−5−6−7128
2024年3月5−6−3−1126
2025年3月18−14−64125
2026年3月6−16−7−10110

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は232億円。このうち返さなくてよい自己資本が190億円で、自己資本比率は81.7%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2922019168.7
2014年3月2882147474.4
2015年3月2772185978.7
2016年3月2531926175.9
2017年3月2541926275.8
2018年3月2561966076.9
2019年3月2481905876.8
2020年3月2261774978.2
2021年3月2281804878.7
2022年3月2381875178.3
2023年3月2161773982.1
2024年3月2261824480.3
2025年3月2301884281.7
2026年3月2321904381.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
111億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
137億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
6億円
在庫として抱えている分
負債合計
43億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
91
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中23位あたり、逆に低いのは売上成長率203社中187位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.0%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.5%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.7%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-7.1%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥240で、1年前と比べて-4.8%過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。

¥240-2.0%1ヶ月+0.8%1年-4.8%時価総額131億円
過去52週の値幅
安値¥219高値¥301

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.1倍
PER (会社予想)13.1倍
PBR0.55倍
配当利回り2.92%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で横ばい(0%の変動)で、8月14日は243円。25日線(237円)を上回って推移し、75日線(233円)も上回って上昇基調。52週高値301円からは約19%下で、戻り待ちの状況。出来高は8月10日に200,600株と増加し、その後は落ち着いている。RSIは62.5とやや過熱感があるが、上げトレンドは継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは19.27倍と業界平均の18.77倍とほぼ同水準で、PBRは0.55倍と平均1.44倍を大幅に下回る。ROEは3%と低く、収益性は弱い。配当利回りは2.88%と平均2.63%を上回るが、配当性向は54.2%とやや高め。業績は2025年3月期に営業利益13億円と改善したが、2026年3月期は売上高・利益とも減少見込み。割安指標と収益性の低さが混在するが、PBRの低さが評価を支え、ほぼ妥当と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.1倍17.8倍
PER (予想)13.1倍
PBR0.55倍1.41倍
ROE3.0%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

需要サイクルと設備投資の判断が争点。強気派は、2025年3月期に売上高113億円、営業利益率11.5%と高収益を達成し、技術力が評価されている点を挙げる。特にスマートフォンやタブレットの高精細化が進み、需要が底堅いとみる。一方、弱気派は、2026年3月期に減収減益見込みである点を指摘し、市場の成熟化や競合の台頭による価格競争を懸念。さらに、2023年3月期に純損失を計上した実績から、業績の変動性を問題視する。強気派は技術優位性、弱気派は需要の先行き不透明感で対立。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    2025年3月期は営業利益率11.5%と高水準を達成。

  • 技術力の強み

    独自の塗布技術で高精細製品を実現。

  • 需要の下支え

    スマホ・タブレット向け高精細化が需要を支える。

  • 予想PER13.3倍、純利益10億円へ回復決算発表後影響

    実績PER19.27倍に対し予想PER13.3倍。純利益6億円から10億円規模の増益が想定される

  • 2024/3期比で純利益倍増通年影響

    純利益は2024/3期3億円→2026/3期6億円。売上高も99→105億円と着実に増加

  • 2025/3期の営業利益率11.5%が支え継続影響

    2025/3期は売上高113億円、営業利益13億円(率11.5%)。収益力の高さは実証済み

  • 株価下落率4.4%と底堅さ不定影響

    1年リターンは▲4.39%と小幅。大型安の中では相対的な底堅さがある

マイナスに働く材料7
  • 減収減益予想

    2026年3月期は売上高105億円、利益率10.48%と減益見込み。

  • 市場の成熟

    ディスプレイ市場の成長鈍化で需要減の恐れ。

  • 業績の変動性

    2023年3月期に純損失を計上した経緯。

  • 2026/3期は純利益4割減通年影響

    売上高113→105億円、営業利益13→11億円、純利益10→6億円(▲40%)。業績失速が鮮明

  • 売上高が7%減少不定影響

    2026/3期売上高105億円(前期比▲7.1%)。需要減が続けばさらなる減収リスク

  • ROE3%と資本効率が低い継続影響

    ROE3%は資本コストに届かず。PBR0.55倍の水準が正当化され、株価の戻りは限定的

  • 時価総額133億円で流動性は低位継続影響

    時価総額133億円、外国所有5.1%。売買高が細く株価の歪みを生みやすい

次の決算で確かめる点
カラーフィルタ販売数量
主力製品の需要動向を確認する指標。
営業利益率
高収益性の持続性と競争力を測る。
顧客別売上構成比
特定顧客への依存度を把握。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり7で、前期から12.5%いまの株価に対する利回りは2.92%。

年間配当
¥7
1株あたり
配当利回り
2.92%
いまの株価に対して
配当性向
54.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月476.3
2018年3月525.039.4
2019年3月50.072.0
2020年3月50.0
2021年3月50.043.2
2022年3月620.037.0
2023年3月60.0
2024年3月60.051.3
2025年3月833.348.9
2026年3月7−12.554.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥7

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,538人。区分でいちばん多いのは個人・その他73.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.8%を占め、残る81.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他64.265.369.768.473.073.8
自己株式13.913.915.715.717.720.3
事業法人17.517.714.915.314.714.1
外国法人2.42.22.12.83.55.0
金融機関13.813.111.28.44.54.7
証券会社2.11.72.04.94.22.4
外国人個人0.00.00.00.10.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01きもと共栄会12.22
02木本 和伸4.43
03株式会社精和3.89
04きもと従業員持株会3.34
05株式会社三菱UFJ銀行2.99
06井村 俊哉2.98
07東京中小企業投資育成株式会社2.71
08泉株式会社1.67
09合同会社センス1.59
10日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−55%、1株純資産は14期で+13%。直近期のROEは3.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月283857.614.123.5
2014年3月344148.610.427.1
2015年3月14220.2301.0
2016年3月−32376
2017年3月83832.128.176.3
2018年3月113922.927.639.4
2019年3月63871.528.972.0
2020年3月−17367
2021年3月103812.820.943.2
2022年3月153963.715.037.0
2023年3月−12383
2024年3月73931.932.051.3
2025年3月224185.413.248.9
2026年3月134353.020.754.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額156百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小林正一代表取締役 社長5916,000
引場孝代表取締役 常務5214,000
山田資子代表取締役 常務5113,000
木本和伸取締役会長692,429,000
紀暁東きしゃおとん取締役58
首藤宣幸取締役551,000
根來恒男取締役70
小野寺洋子取締役52
丸山光則常勤監査役5627,000
原口純一郎常勤監査役65
板東恵美監査役65
鹿野祐一取締役50
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
澁谷梨絵取締役48
金子理英監査役50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61083314124
監査役1821111
社外取締役5441

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容669字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社3社(全て在外子会社)で構成されており、日本、北米、東アジア及び欧州にセグメント分けしております。当社グループの事業内容に係る当社及び子会社の位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、次の4区分は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1) 日本 連結財務諸表提出会社(当社)の高機能材料事業は、フィルムを素材としてその表面に加工する数々の技術を開発し、多様な機能を付加した各種工業用材料を製造及び販売するとともに在外子会社に供給しております。デジタルツイン事業は、デジタルデータ画像処理サービス、地理情報データ作成サービス並びにソフト開発の受託業務、業務の改善に伴う提案や関連機器等の販売を行っております。 (2) 北米 米国に所在する製造・販売会社KIMOTO TECH,INC.は、高機能材料事業の製品を製造し、この製品を当社並びに東アジア及び欧州に所在する当社グループ販売拠点に供給するとともに、当社グループの製品を米国内外で販売しております。 (3) 東アジア 中国に所在する製造・販売会社瀋陽木本実業有限公司は、デジタルツイン事業の製品を製造し、当社に供給するとともに、当社グループの製品を中国内外で販売しております。 (4) 欧州 スイスに所在する販売会社KIMOTO AGは、当社グループの製品を欧州で販売しております。 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,302字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、企業理念に基づき経済情勢及び事業環境の変化に対応し、第6次中期経営計画のもと高機能材料事業及びデジタルツイン事業の成長を通じて、持続的な企業価値向上を目指しております。また、グローバル市場を見据えた事業展開及び運営体制の強化、高付加価値製品及びサービスの拡充、収益性の向上及び経営基盤の強化を推進し、100年先、その先も続く企業の実現に取り組んでまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、持続的な成長と企業価値向上を実現するため、売上高、営業利益率及びROE(自己資本利益率)を重要指標として意識した経営を行っております。第6次中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)においては、収益性及び資本効率を重視した経営を推進し、ROE8%の達成を目指しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、第6次中期経営計画において「新しい可能性への挑戦」をビジョンに掲げ、従来の枠組みを超え、化学技術、デジタル技術及び当社グループが培ってきたノウハウを融合させることで、社会課題の解決に貢献するとともに、持続的な企業価値向上を目指しております。また、グローバル市場における事業展開の強化及び高付加価値製品・サービスの提供を推進するとともに、グローバル運営体制の強化を通じて、事業環境の変化に迅速に対応し、収益性及び資本効率を意識した事業運営を進めてまいります。 <高機能材料事業> 長年培ってきた技術を活かし、従来のフィルムの枠を超える高付加価値ビジネスへのシフトを加速してまいります。異種基材製品、高機能性液製品及び環境配慮型製品などの高付加価値製品の開発及び供給を推進してまいります。また、通信、輸送及び産業分野を中心とした既存市場への対応を強化するとともに、医療、半導体及びエネルギー関連分野など成長市場への展開を進めてまいります。さらに、グローバル運営体制の強化を通じて、事業展開の加速及び収益基盤の強化を図ってまいります。 <デジタルツイン事業> DXの進展に伴い拡大する市場ニーズに対応し、空間情報をはじめとする各種データを活用したデジタルツイン技術に磨きをかけ、データ取得、編集・加工及び利活用に関するサービスの高度化を図ることで、社会課題の解決に貢献してまいります。また、これまで培ってきたデータ加工技術に加え、自社における工場DX及び働き方改革の実績・知見を活かしたコンサルティング及びソリューション提供を通じて、インフラ、建設、製造業など幅広い分野のお客様の生産性及び収益性向上に貢献してまいります。 (4) 経営環境及び対処すべき課題 国際情勢の変化や技術の進歩により、当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化しております。このような環境の中、KIMOTOグループは持続的な成長を実現してまいります。そのため、経営基盤の強化を進めるとともに、2026年4月より組織体制を再編・強化し、役割と責任をより明確にし、迅速な意思決定と業務の効率化を図ってまいります。 ① グローバル体制の強化 2026年4月より新たな三部門体制のもと、開発・製造・営業および社内業務の連携を一層強化し、事業を推進してまいります。各機能が横断的に結び付くことで、国内外の拠点が一体となって事業を推進し、グローバル市場における対応力の向上を図ってまいります。これにより、地域や業界の枠を超えた活動を展開し、世界に貢献できる企業体制の構築を目指してまいります。また、その基盤となる人材の確保と育成に注力し、国籍、学歴、性別、年齢の壁を超え、海外グループ会社との人材交流やセミナーの実施を通じて、幅広く活躍できる人材の育成に取り組んでまいります。 ② 新製品開発とプロセスの最適化 社会やお客様のニーズに応える高付加価値・高品質な製品を継続的に生み出していくことは、当社の重要な課題であります。新たな組織体制のもと、これまで別々に展開してきた高機能材料事業とデジタルツイン事業の開発・生産機能を統合し、両分野の知見を融合することで、当社の技術基盤を一層強化してまいります。全世界の開発テーマを共有し、研究開発体制の強化と開発プロセスの高度化を進めることで、新製品創出力を一層高め、市場変化を捉えた迅速な製品展開を実現してまいります。また、技術開発型企業として培ってきた化学技術、デジタル技術およびノウハウを結集し、品質の安定確保と収益力の向上を図りながら、新たな価値の創出と今後の持続的な成長につなげてまいります。 ③ 環境への対応 気候変動や資源の枯渇などの環境問題が深刻化する中、環境への影響の低減に取り組みながら事業活動を推進することは企業の持続的な成長にとって重要な課題であります。当社は2028年3月期にCO2排出量65%削減(2013年度比)を目指し、環境配慮型材料の活用、溶剤使用量の低減、再生可能エネルギーの活用拡大および3Rの推進に取り組むとともに、工場DX化や生産の効率化を通じて環境負荷の低減を図ってまいります。これらの取り組みを確実に推進し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上につなげてまいります。 100年のその先も継続するKIMOTOの実現に向け、技術向上とともに発展し、価値ある製品・サービスを提供することで、世の中に貢献してまいります。
事業等のリスク2,576字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 特定の取引先・製品・技術等への依存のリスク 高機能材料事業の新製品開発力 当社グループの収益の大部分は、多種多様な機能を有する各種工業材料を製造販売している高機能材料事業によっております。当社グループは継続して市場のニーズにこたえる新製品の開発ができると考えておりますが、当社グループが業界と市場の変化、技術の変化を十分に予測できずに新製品の投入が遅延した場合もしくは競合他社、異業種からの競合製品がより低価格で導入され価格競争が激化した場合、あるいは業界の技術の革新により従来の需要が激減した場合には、収益性を保つことが出来ない可能性があります。これらのリスクを軽減するため、競合情報及び市場情報の収集を強化し、付加価値の高い製品の開発を行い競合他社との差別化を行っております。 (2) 特有の法的規制・取引慣行の影響 ① 環境規制の強化 当社グループは、機能性フィルムの製造工程において有機溶剤を使用しております。この有機溶剤は取り扱いにおいて、労働安全衛生法、毒物及び劇物取締法、消防法、PRTR法等の法規制を受けております。当社グループは、法規制を遵守するとともに、工場におきましては、環境目標を設定し、環境汚染の防止、安全衛生の推進に努めております。特に有機溶剤及び有機溶剤ガスに関しましては、現在最高水準の技術を導入し、有機溶剤回収や熱回収を行っております。今後、これらの規制の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、新たな設備投資が必要となり、経営成績に影響を及ぼすことが考えられます。これらのリスクを軽減するため、環境に配慮した溶剤等の使用量の少ない製造プロセスを重点的に進めております。 ② 知的財産保護の限界 当社グループは、他社製品と差別化するべく、製品又は技術に関しては、特許等の知的財産権により積極的に権利の保護を図っております。しかしながら、特定の地域においては、そのような法的保護が不完全であることにより、当社グループ製品・技術が模倣又は解析調査等されることを防止できない可能性があります。 (3) 重要な訴訟事件等の発生の影響 ① 知的財産権侵害の可能性 当社は積極的な特許出願を行うとともに、第三者からの特許侵害訴訟を未然に防止するため、当社及び特許事務所を通じた特許調査を随時行っております。しかしながら、第三者の特許権を侵害していないことを完全に調査し確認することは極めて困難であり、現時点において当社グループが認識していない第三者の特許等の知的財産権が存在する可能性は完全には否定できず、また今後、当社グループが第三者より特許権その他知的財産権の侵害を理由として訴訟提起を受けないという保証はありません。当社グループが第三者から訴訟提起等を受けた場合には、当社は、弁理士・弁護士と相談のうえ、個別具体的な対応を行っていく方針でありますが、その対応において多大な費用と時間を要する可能性があります。その結果によっては、当社グループの事業戦略や経営成績に悪影響が及ぶ可能性があります。 ② その他の訴訟提起を受ける可能性 当社グループは、顧客満足度に重点を置いて製品の製造販売を行っておりますが欠陥等の不具合が発生した場合、損害賠償による利益の喪失、当社グループのブランドに対する信頼の喪失、補償費用あるいは保険料等の発生が予測されます。その結果、経営成績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 (4) 固定資産減損のリスク 当社グループは、複数の生産拠点を所有し、また設備投資を積極的に実施しております。収益性の低下による大幅な業績の悪化や固定資産の市場価格の下落があった場合、固定資産等についての減損損失が発生し、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 これらのリスクを軽減するため、以下の施策を進めてまいります。 a.新しい技術及び設備を活用した製造の歩留向上並びに廃棄物の削減による製造原価の低減。 b.マーケットの変化へ柔軟に対応するため、開発スピードの向上及びニーズに合わせた製造対応。 c.製造在庫リスクを低減させるため受注生産方式の採用。 (5) その他の事業等のリスクについて ① 天災、火災、事故等の発生が将来の業績に悪影響を及ぼす可能性 当社グループは国内外に所在するメーカーより原材料を調達し、三重県、茨城県、ジョージア州(米国)に分散所在する工場にてそれぞれ製品製造を行っております。原材料の調達先工場の所在する地域において地震等の天災あるいは、火災や爆発事故等が発生した場合は原材料調達に支障が発生し生産に影響を及ぼす可能性があります。また、同じく当社グループの工場所在地において地震等の天災が発生した場合あるいは、万一火災等が発生した場合、生産活動が停止することから経営成績に重大な影響が生じることになります。また電力不足による電力供給の調整が行われた場合、生産活動に影響を受ける可能性があります。これらのリスクを軽減させるため、主要製品の生産場所の複数化や、材料サプライヤーと連携強化を進めてまいります。 ② 情報セキュリティについて 当社グループは、デジタルツイン事業において個人情報を含む顧客情報を取り扱っておりますが、これらの情報が漏洩することがあれば、当社グループの信用が失墜し、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクを回避するためのマニュアルを作成し対応しております。 ③ 在庫評価の影響 当社グループは、国内、北米、東アジア及び欧州に高機能材料事業製品を安定かつ迅速に供給するため、原材料について一定量在庫にしております。そのため急激な市場動向の変化により原材料の評価損が発生するリスクがあります。これらを回避するため、営業、サプライヤーとの情報共有の強化、また材料品種、サイズの標準化を進め長期在庫リスクの低減を進めております。
経営成績の分析 (MD&A)5,347字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 2026年3月期において、世界経済は緩やかな回復基調が見られたものの米国の通商政策および金融政策を巡る不確実性、欧州における製造業の低迷に加え、中東情勢の緊張によるエネルギー価格の変動等の影響もあり、先行き不透明な状況が継続しました。 このような事業環境のもと、通信機器向け製品は、東アジア地域を中心に上期に受注が集中した反動により下期は低調に推移したものの、新機種採用等の影響もあり年間を通じて収益に貢献しました。電子部品製造工程用製品については、引き続き堅調に推移し売上および利益に寄与しました。一方、輸送機器向け製品は、欧州および東アジアにおける自動車生産低迷の影響を受け、低調に推移しました。また、バッテリー製造工程用製品についても、顧客の生産計画見直しの影響を受け、販売が伸び悩みました。産業機器向け製品については、銘板およびディスプレイ向けを中心に順調に推移し、売上に寄与しました。 このような事業環境の中、当連結会計年度における売上高は10,546百万円(前連結会計年度比6.6%減)、営業利益は1,064百万円(同20.5%減)、経常利益は1,212百万円(同12.0%減)、旧技術開発センター(さいたま市)に係る減損損失を特別損失として計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は565百万円(同42.9%減)となりました。 ① 売上高 【主な変動要因】↓自動車生産低迷の影響により、輸送機器向け拡散製品の販売が低調に推移。↓バッテリー製造工程用製品は、顧客による生産計画見直しの影響を受け、販売が伸び悩み。↑通信機器向け製品において、遮光製品および粘着製品による収益貢献。↑産業機器向けハードコート製品の販売が順調に推移。 ② 営業利益 【主な変動要因】↓高収益製品の販売が前期比で減少し、減益。↓輸送機器向け製品の販売低迷による収益悪化。↓米国における生産稼働率の低下および新規案件の失注により収益減。↑通信機器向け製品において、遮光製品および粘着製品による収益貢献。↑産業機器向けハードコート製品の順調な販売による収益寄与。 ↑:増加要因 ↓:減少要因 ③ トピックス・デジタルツイン事業では、建設分野における3D空間データ作成サービス「SPLAT TWIN」の受注継続や大型案件獲得に加え、インフラ分野における大型案件の獲得により売上に貢献しました。さらなる受注拡大に向けた展開を進めてまいります。・連結子会社のKIMOTO TECH, INC.(米国)では、市場環境の影響を受け生産量が減少する中、販売構成の見直しや新規顧客の開拓により収益改善に取り組んでおります。・連結子会社のKIMOTO AG(スイス)では、自動車産業および住宅市場の低迷の影響を受け、厳しい事業環境が継続しましたが、新規案件の立ち上げや市場開拓を進め、収益改善を目指します。・連結子会社の瀋陽木本実業有限公司(中国)では、LiDARやBIM関連案件の受注減が続いているものの、3Dモデル作成技術の開発により売上および利益に貢献するとともに、今後の競争力強化につながる取り組みを進めております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (日本) 当連結会計年度における売上高は9,534百万円(前連結会計年度比2.0%減)、営業利益は1,395百万円(3.5%減)となりました。 (北米) 当連結会計年度における売上高は531百万円(前連結会計年度比36.1%減)、営業損失は262百万円(前連結会計年度の営業損失は139百万円)となりました。 (東アジア) 当連結会計年度における売上高は5百万円(前連結会計年度比3.8%減)、営業損失は61百万円(前連結会計年度の営業損失は27百万円)となりました。 (欧州) 当連結会計年度における売上高は474百万円(前連結会計年度比35.2%減)、営業損失は24百万円(前連結会計年度の営業利益は52百万円)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期増減(%) 日本   9,718   △5.1 北米   422   △32.5 東アジア   124   △19.6 欧州   -   - 合      計   10,266   △6.9 (注)  金額は、販売価格によっております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注残高(百万円)   前年同期増減(%) 日本   2,190   29.6 北米   -   - 東アジア   -   - 欧州   -   - 合      計   2,190   29.6 (注)  日本における受注残高は高機能材料事業及びデジタルツイン事業の金額を記載しております。日本以外の受注残高につきましては、見込み生産を行っているため記載を省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期増減(%) 日本   9,534   △2.0 北米   531   △36.1 東アジア   5   △3.8 欧州   474   △35.2 合      計   10,546   △6.6 (注)  主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) 光陽オリエントジャパン株式会社   2,014   17.8   1,789   17.0 興和江守株式会社   ―   ―   1,275   12.1 (注)  前連結会計年度における興和江守株式会社への販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満のため、記載を省略しております。 ④ 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前年同期増減(%) 日本   188   △45.0 北米   1   △41.5 東アジア   -   - 欧州   -   - 合      計   189   △45.0 (注)  金額は、仕入価格によっております。 (2) 財政状態 当連結会計年度末における資産、負債、純資産の状況は以下のとおりであります。なお、比較増減額はすべて前連結会計年度末を基準としております。 (資産) 総資産は前連結会計年度末に比べ199百万円増加し、23,245百万円となりました。主な変動要因は、長期預金の増加1,565百万円、投資有価証券の増加175百万円、建物及び構築物(純額)の増加139百万円、現金及び預金の減少1,744百万円であります。 (負債) 負債は前連結会計年度末に比べ52百万円増加し、4,263百万円となりました。主な変動要因は、資産除去債務の増加338百万円、繰延税金負債の増加151百万円、電子記録債務の減少400百万円であります。 (純資産) 純資産は前連結会計年度末に比べ146百万円増加し、18,982百万円となりました。主な変動要因は、為替換算調整勘定の増加246百万円、利益剰余金の増加204百万円、自己株式の取得による減少386百万円であります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末と同じく、81.7%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に対して12.2%減少し、10,967百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、579百万円の資金の増加(前連結会計年度は1,838百万円の資金の増加)となりました。主な増加要因として、税金等調整前当期純利益1,100百万円、減価償却費547百万円があり、主な減少要因として、法人税等の支払額534百万円、仕入債務の減少425百万円がありました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、1,572百万円の資金の減少(前連結会計年度は1,378百万円の資金の減少)となりました。主な増加要因として、定期預金の払戻による収入428百万円があり、主な減少要因として、定期預金の預入による支出1,707百万円、有形固定資産の取得による支出265百万円がありました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、747百万円の資金の減少(前連結会計年度は573百万円の資金の減少)となりました。減少要因として、自己株式の取得による支出386百万円、配当金の支払額360百万円がありました。 当社グループの資本の財源および資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、材料の仕入れのほか、製造費、販売費および一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は設備投資、子会社株式の取得等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましても自己資金を基本としております。 (4) 重要な会計上の見積り、判断及び仮定 連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っております。見積り及び判断は、継続的に評価され、過去の経験及び他の要因(状況により合理的であると認められる将来事象の発生見込みを含む)に基づいております。 会計上の見積りの結果は、その定義上、通常は関連する実際の結果と一致することはありません。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下の通りです。 ① 繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産の認識に際して用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 従業員給付 当社グループが採用する退職給付制度は、数理計算上の仮定に基づいて算定されております。数理計算上の仮定には退職給付制度に係る確定給付債務の現在価値及び割引率等様々な変数についての見積り及び判断が求められます。 ③ 金融商品の公正価値 金融資産及び金融負債の公正価値は、金融商品の公正価値の見積りにおいて、市場価格が入手できる場合は、市場価格を用いております。市場価格が入手できない金融商品の公正価値に関しては、将来キャッシュ・フローを割り引く方法、またはその他の適切な評価方法により見積っております。 ④ 引当金 引当金は、過去の見積り実績の参照又は適切な場合には、専門家のアドバイス等を考慮して評価を行っております。賞与引当金は、当社グループの当連結会計年度末の業績値又は当連結会計年度末時点の業績予想値に基づき算定しております。 引当金の算定にあたっては慎重に検討しておりますが、予測不能な事象の発生や状況の変化等により、その見積の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、引当金の金額に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 固定資産の減損処理 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損損失の金額に影響を及ぼす可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。