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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ウェーブロックホールディングス

7940 · Standard · 化学

プラスチックと繊維の複合素材を軸に、建設・農業・包装・自動車など多分野へソリューションを提供する持株会社。

概要

ウェーブロックホールディングスは、産業用粘着テープや包装資材を中心に、建設・農業・自動車・電子向けの樹脂関連製品を手掛ける化学メーカーである。1964年にイタリアの特許技術を導入して創業、現在は純粋持株会社として11の連結子会社を統括する。2026年3月期の連結売上高は251億円、営業利益4億円を見込む。

持株会社体制と3つの事業基盤

当社は2005年に純粋持株会社へ移行し、グループ全体の経営管理を担う。連結子会社11社、非連結子会社1社、関連会社2社で構成される。事業は大きくマテリアルソリューション事業とアドバンストテクノロジー事業に二分される。前者は建設・農業・包装向けのシートやネットを手掛け、売上高198億円(2026年3月期実績)とグループの約8割を占める。後者は自動車・家電向けの加飾フィルムや高透明シートを扱い、売上高は53億円と規模は小さいが高付加価値領域に特化する。

マテリアルソリューション事業の5つの分野

同事業は「ビルディング」「アグリ」「リビング」「パッケージング」「環境ビジネス」の5つのソリューション営業部で構成される。ビルディングでは工事用メッシュシートや間仕切用シート、アグリでは遮光ネットや防虫ネット、リビングでは網戸用替え網や防虫網をホームセンター向けに供給する。パッケージングでは食品容器や電子部品用パッケージ、環境ビジネスでは地中熱を利用した再生可能エネルギー関連の製品・工事を手掛ける。これらは子会社の(株)イノベックスや大連嘉欧農業科技有限公司などが担当する。

アドバンストテクノロジー事業のグローバル展開

同事業は金属調加飾フィルムと高透明多層シートが主力製品である。金属調加飾フィルムは自動車外装のエンブレムや加飾部品に採用され、欧州市場では大型パーツの量産が進行、インド市場でも新規需要が増加する。一方、中国市場では採用車種の生産調整により販売が減少した。高透明多層シートは車載ディスプレーやHUDカバー、EV充電スタンドカバーに採用される。子会社の(株)ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーを中心に、韓国・米国・ドイツ・インドに現地法人を置き、グローバルな販売網を構築している。

収益構造と財務の特徴

連結売上高は2021年3月期の292億円をピークに減少傾向にあるが、2026年3月期は251億円と前年比1.7%減の見通し。営業利益は4億円と低水準だが黒字を維持する。利益率が低い要因として、原材料(樹脂)価格の高騰やナフサ価格の高止まり、国内成熟市場での価格競争がある。資産合計は300億円、純資産は167億円と財務基盤は安定している。キャッシュ・フローは営業活動で12億円の収入を得る一方、投資活動に11億円を使用し、設備投資を継続している。

業界の中での役割は産業素材の総合メーカー(建設・農業・包装・自動車向け)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
251億円
営業利益
4億円
営業利益率
1.6%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
マテリアル ソリューション198億円78.9%10億円5.1%
アドバンスト テクノロジー53億円21.1%1億円1.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設・住宅主力

仮設建設資材(工事用シート、メッシュ)や間仕切り用カーテン、防草フェンスなどを提供。建設現場の安全・効率化に貢献する。

主な製品・サービス3
工事用シート・メッシュ
建設現場で使用する仮設資材。防塵・防風・目隠しなどの用途で、安全な施工環境を確保する。
防草フェンス
道路や敷地の雑草の発生を抑えるためのフェンス。メッシュ状の素材で日光を遮り、植生を制御する。
カーテン・シートシャッター
工場や倉庫の間仕切り用カーテンや、店舗のシャッターに使用されるシート。空間を効率的に仕切る。

02自動車主力

自動車外装用の金属調テープや加飾フィルムを提供。車両のデザイン性と塗装代替によるコスト削減に貢献する。

主な製品・サービス2
金属調テープ
特殊金属を蒸着したフィルムで、自動車外装の加飾用として広く使用される。塗装に代わり軽量化やコスト削減を実現する。
金属調加飾フィルム
金属調の外観を持つ加飾フィルム。自動車・自動二輪の内外装部品や家電、雑貨の外装に用いられる。

03農業準主力

遮光ネット、防虫ネット、保温シートなどの農業用被覆資材を提供。農作物を厳しい環境から守り、生育をサポートする。

主な製品・サービス3
遮光・遮熱ネット
農作物の日差しを調整するネット。過度な日射や高温から作物を保護し、品質を維持する。
防虫ネット
害虫の侵入を防ぐネット。農薬の使用を減らし、安全な農作物の生産に寄与する。
保温シート
霜や寒さから農作物を守るシート。保温効果で生育を促進し、収穫量を安定させる。

04家電準主力

家電製品の外装用加飾フィルムやディスプレー向け高透明二層シートを提供。家電のデザインと機能性を向上させる。

主な製品・サービス1
高透明二層シート
ディスプレー前面に使用される高透明シート。光の透過性が高く、画面の視認性を損なわない。

05リビング・ホームセンター副次

網戸用の替え網や防虫網、農園芸用被覆資材などをホームセンター向けに提供。一般消費者向けに販売する。

主な製品・サービス2
網戸用替え網
網戸の張り替え用のネット。ホームセンターで販売され、家庭で簡単に網戸を修繕できる。
防虫網
サッシと組み合わせて網戸として住宅に設置されるネット。虫の侵入。

06食品パッケージ副次

乳製品、菓子、コンビニ弁当容器などの食品用パッケージを提供。食品の保存・輸送を支える。

主な製品・サービス1
食品用パッケージ
乳製品カップ、弁当容器、菓子包装など幅広い食品パッケージ。食材の鮮度を保ち、消費者の手に届ける。

07医療その他

医療用湿布基材への特殊印刷加工を提供。医薬品の品質表示やデザインに貢献する。

主な製品・サービス1
医療用湿布基材
湿布の基材(貼付用シート)に印刷加工を施したもの。薬効成分の保持や表示に寄与する。

製品と技術

金属調加飾フィルム:自動車外装から家電まで

アドバンストテクノロジー事業の主力製品が金属調加飾フィルムである。特殊金属を蒸着したフィルムを使用し、自動車外装のエンブレムや加飾部品、自動二輪部品、家電・雑貨の外装部品に用いられる。欧州市場では車両外装大型パーツの量産が進行中で、インド市場でも新規エンブレム用途の需要が増加している。ただし、中国市場では採用車種の生産調整により販売が減少した。

高透明多層シート:車載ディスプレーとEV充電スタンド

同じくアドバンストテクノロジー事業で手掛ける高透明多層シートは、車両内装ディスプレー、加飾パーツ、ヘッドアップディスプレー(HUD)カバー、EV充電スタンドカバーなどに採用される。高い透明性と耐候性が求められる用途向けで、採用車種の量産化が進んだが、一部の減産影響により販売は低調に推移している。

建設・農業向けメッシュシートとネット

マテリアルソリューション事業のビルディングソリューションでは、工事用メッシュシートが主力製品である。仮設建設資材として足場カバーや養生シートに使用される。アグリソリューションでは、遮光・遮熱ネット、防虫ネット、保温シートなどを展開。猛暑の影響で遮光網の需要が高水準となり、同事業の売上を押し上げた。リビングソリューションでは網戸用替え網や防虫網をホームセンター向けに供給する。

食品容器向けパッケージと開封テープ

パッケージングソリューションでは、乳製品・菓子・コンビニ弁当向けの食品容器用シートや、電子部品用パッケージを製造する。また、消費財や段ボールの簡易開封を可能にする開封テープも販売する。物価高の影響でコンビニ向け食品容器の需要は低下したが、生産効率向上やコスト削減により利益確保に努めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

機能性化学品メーカー、収益力は低位

ウェーブロックホールディングスは化学業界に属し、機能性化学品や樹脂製品を手掛ける。同業のクラレや東洋紡は高機能素材で世界的に展開するが、当社は規模が小さく、売上高250億円程度。営業利益率は1.5%前後と低く、収益力向上が課題。ニッチな用途向け製品に強みを持つが、競合が多く差別化が難しい。研究開発による新製品投入が成長の鍵。

強み

  • 特定用途向け機能性化学品でシェアを獲得し、顧客との関係が強固。
  • 子会社との連携により、生産・販売面での効率化を図る。
  • 幅広い樹脂・化学品を扱い、需要変動リスクを分散。
  • 国内工場による安定供給と品質管理が強み。

課題

  • 営業利益率が低く、コスト競争力や高付加価値化が必要。
  • 石油由来原料の価格高騰が収益を圧迫する可能性。
  • 同業他社との競合が激しく、差別化が困難な分野がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がウェーブロックホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14465ニイタカ142億円7.5倍
24366ダイトーケミックス141億円17.1倍
34978リプロセル140億円
47908きもと131億円19.1倍
54367広栄化学125億円
67940ウェーブロックホールディングス118億円29.6倍
74031片倉コープアグリ116億円
84235ウルトラファブリックス・ホールディングス115億円17.2倍
94234サンエー化研115億円10.2倍
104113田岡化学工業115億円7.4倍
114248竹本容器111億円12.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

イタリア特許技術の導入で創業した1964年

1964年6月、日商(現双日)、日本カーバイド工業、丸登化成工業(現龍田化学)の3社が均等出資し、資本金6千万円で日本ウェーブロック(株)を設立した。創業のきっかけは、イタリアのT.C.M.社が持つ「ウェーブロック」と呼ばれる糸強化プラスチックシートに関する特許技術の導入である。1965年2月にはウェーブロック製品の生産を開始し、産業資材・農業資材分野への販売をスタートした。

インテリア・包材分野への進出と上場(1979~1996年)

1979年、壁紙業界に参入し塩化ビニル壁紙原反の生産・販売を開始。1980年には金属蒸着フィルムやフッ素樹脂フィルムの多層ラミネートシートの生産を始め、車両・家電向け光輝テープの販売を手掛けた。1987年には真空成型用巻物シート「パディオ」を発売し包材分野に参入。1990年10月に店頭公開を経て、1996年12月に東京証券取引所市場第二部に上場した。

M&Aと純粋持株会社化によるグループ再編(2003~2008年)

2003年、公開買付けによりダイオ化成(株)を連結子会社化し、編織事業を開始。2005年4月、商号をウェーブロックホールディングスに変更し、新設の日本ウェーブロックに事業を承継、純粋持株会社へ移行した。同時にダイオ化成を完全子会社化。2006年にはヤマト化学工業(株)(現クレアネイト)を子会社化し、インテリア事業を強化。2008年にはインテリア事業の統括会社としてクレアネイトを設立した。

MBOによる上場廃止と再上場への道(2009年)

2009年3月、買収目的会社ウェーブロックインベストメントが当社株式の91.7%を取得する公開買付けが成立し、同年7月に東京証券取引所の上場を廃止した。同年10月にはウェーブロックインベストメントを吸収合併し、経営体制を再構築した。これにより一時的に非上場化したが、その後も事業拡大を続け、現在は再度上場企業として運営されている(ただし入力データに再上場時期の記載はない)。

事業再編と海外拠点の拡充(2010~2015年)

2010年、日本ウェーブロックからアドバンストテクノロジー部門を分離し、(株)ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーを設立。2012年には韓国にWavelock Korea、中国に大連嘉欧農業科技を設立し、海外生産・販売拠点を拡充。2013年には産業資材・包材事業の販売部門を(株)イノベックスに統合。2015年10月、インテリア事業の強化を目的に(株)サンゲツと業務資本提携し、同社が当社株式の22.2%を保有する持分法適用関連会社となった。

年表24件を開く

1960年代

  • 1964年6月創業イタリアT.C.M.社のブルーノ・ロマーニン氏より糸強化プラスチックシートに関する特許"ウェーブロック"技術を導入するために、日商(株)(現 双日(株))、日本カーバイド工業(株)、丸登化成工業(株)(現 龍田化学(株))の3社が均等出資し資本金6千万円の日本ウェーブロック(株)(現 当社)を設立(本社:東京都千代田区神田神保町、工場:茨城県猿島郡総和町(現、茨城県古河市))
  • 1965年2月ウェーブロック製品の生産、産業資材、農業資材分野に販売を開始

1970年代

  • 1979年11月インテリア事業として壁紙業界に参入、塩化ビニル壁紙原反の生産、販売を開始

1980年代

  • 1980年6月金属蒸着ポリエステルフィルム、フッ素樹脂フィルム、塩ビフィルム等の多層ラミネートシートの生産を開始。車両及び家電向けに光輝テープの販売を開始
  • 1987年9月真空成型で食品容器を作るための巻物シート「パディオ」の生産、販売を開始し、包材分野に参入

1990年代

  • 1990年10月日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録、当社株式を公開
  • 1991年9月岩手県一関市東台に一関工場(現一関事業所)を竣工し、コーティング設備を新設。産業資材分野に建築工事用メッシュシートの生産、販売を開始
  • 1995年8月M&Aインテリア事業において、壁紙最終製品市場に参入するためチバグラビヤ(株)(後のサクラポリマー(株))に資本参加し、同社より工場、生産設備、営業権を取得(1998年7月、同社を完全子会社化)
  • 1996年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場

2000年代

  • 2003年12月上場公開買付けにより、ダイオ化成(株)(当時、東証市場第二部上場)の発行済株式の50.1%を取得し、同社を連結子会社化。編織事業の開始
  • 2005年4月M&A商号をウェーブロックホールディングス(株)に変更、新設会社の日本ウェーブロック(株)に事業の全てを承継し、純粋持株会社化。同時に株式交換によりダイオ化成(株)を完全子会社化
  • 2006年4月M&Aインテリア事業の基盤強化のため、ヤマト化学工業(株)(現:クレアネイト(株))の発行済株式の60.0%を取得し、同社を連結子会社化(2007年5月、同社を完全子会社化)
  • 2006年4月M&A完全子会社として(株)シャインテクノを設立。高機能多層シートを、自動車や家電分野のディスプレイならびに筐体用に生産、販売を開始
  • 2008年4月M&Aインテリア事業の更なる強化のため、ヤマト化学工業(株)を(株)ウェーブロックインテリア(現:クレアネイト(株))に商号変更の上、インテリア事業の統括管理運営会社とし、サクラポリマー(株)と新設したヤマト化学工業(株)を同社の子会社化
  • 2009年3月創業買収目的会社として設立されたウェーブロックインベストメント(株)による当社株式等の公開買付けが成立し、同社が当社普通株式の91.7%を保有する筆頭株主となる。同年7月東京証券取引所上場廃止
  • 2009年10月M&A親会社であるウェーブロックインベストメント(株)を当社が吸収合併

2010年代

  • 2010年4月日本ウェーブロック(株)から新設会社(株)ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーに、金属調加飾シート分野などの一部事業、ならびに機能性樹脂シート分野の子会社(株)シャインテクノの株式などを承継し、アドバンストテクノロジー事業の中核子会社とする
  • 2012年3月アドバンストテクノロジー事業の強化のため、韓国において、各種電子材料、プラスチック製品等の販売を行うWavelock Korea Co.,Ltd.を(株)ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーの子会社として設立
  • 2012年4月アドバンストテクノロジー事業の強化のため、穎台科技股份有限公司(英語社名:Entire Technology Co.,Ltd.)と業務資本提携し、製造・開発・販売の相互協力、及び株式の保有について合意(現在は株式の相互保有は解消。)
  • 2012年6月編織事業の製造機能強化のため、中国において、ダイオ化成(株)が普通株式の93.4%を保有する合弁会社大連嘉欧農業科技有限公司を設立
  • 2012年7月編織事業の物流、貿易機能の強化のため、ダイオ化成(株)が中国の威海精誠物流有限公司の株式49.0%を取得
  • 2013年3月グループのアジア地域における商社機能の強化のため、(株)ウェーブロックインテリア(現:クレアネイト(株))の子会社として、香港にWavelock International Asia Co.,Ltd.を設立
  • 2013年4月創業産業資材・包材事業の更なる強化のため、日本ウェーブロック(株)を製販分離、その販売部門とダイオ化成(株)の産業資材営業部門を(株)イノベックス(2013年2月設立)に統合
  • 2015年10月インテリア事業のバリューチェーン上の効率化や更なる品質向上、新たな製品開発等を目指すため、(株)サンゲツと業務資本提携。同社が当社株式の22.2%を保有し、当社は同社の持分法適用会社に

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マテリアルシナジーによる価値創造

    樹脂、紙、糸、金属などの素材と接着、溶着、ラミネート、印刷などの技術を組み合わせ、新たな付加価値を生み出す。中間加工製品として前後工程のパートナー企業との連携を重視し、協力関係を強化する。

  2. 02

    バランスの取れた事業ポートフォリオ

    複数の異なる事業を組み合わせ、一つの業界や市場の趨勢に依存しない事業構成を構築。成熟事業のキャッシュフローを成長分野に投入し、安定成長を目指す。

  3. 03

    内外成長手段の組み合わせ

    M&Aや事業提携、JVなどの外的成長と、雇用創出や士気向上につながる内的成長をバランスよく組み合わせ、スピードある成長と組織基盤強化を同時に追求する。

  4. 04

    地域分散によるリスク低減

    工場や事業所、海外子会社を日本国内だけでなく海外でも一つの国や地域に集中させず、地理的に分散配置することでリスクを低減し、安定した事業運営を図る。

  5. 05

    多角化と新規事業探索

    マテリアルソリューション事業とアドバンストテクノロジー事業の既存領域を深化させつつ、新規領域を探索。樹脂加工にこだわらず、新たな事業機会を追求する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で628人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は813万円で、9期前と比べて+17.5%平均年齢は48.2歳、平均勤続年数は16.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月744
2018年3月744
2019年3月69245.113.6762
2020年3月67644.314.3769
2021年3月69945.214.5572
2022年3月71646.815.5587
2023年3月74347.415.7607
2024年3月78548.215.6606
2025年3月81749.117.061665
2026年3月81348.216.262864

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)63.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 6 / 海外 3、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
古河工場 — 茨城県古河市2,670百万円
マテリアル ソリューション アドバンストテクノロジー
ダイオ袋井工場 — 静岡県袋井市2,077百万円
マテリアル ソリューション
一関工場 — 岩手県一関市1,594百万円
アドバンストテクノロジー
ダイオ掛川工場 — 静岡県掛川市1,578百万円
マテリアル ソリューション
オハイオ工場 — アメリカ合衆国285百万円
アドバンストテクノロジー
名古屋工場 — 愛知県名古屋市199百万円
アドバンストテクノロジー
大連工場 — 中華人民共和国107百万円
マテリアル ソリューション
本社他 — 東京都中央区他26百万円
主な関係会社
  • 国内
    掛川ソーイング(株)(注)3
    静岡県掛川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大連嘉欧農業科技有限公司(注)2、3
    中華人民共和国 遼寧省大連市 · 連結子会社
    議決権93.4%
  • 海外
    Wavelock International (Thailand) Co., Ltd. (注)3
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Wavelock Korea Co., Ltd. (注)3
    大韓民国 京畿道平澤市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Wavelock Advanced Technology Inc. (注)3
    アメリカ ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Wavelock Advanced Technology GmbH. (注)3
    ドイツ デュッセルドルフ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Wavelock Advanced Technology India Private. Ltd. (注)3
    インド ハリヤーナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    威海精誠物流有限公司(注)3
    中華人民共和国 山東省威海市 · 持分法適用会社
    議決権49.0%
  • 国内
    アァルピィ東プラ株式会社
    大阪府吹田市 · 持分法適用会社
    議決権20.3%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は251億円営業利益4億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.0%、利益が+0.0%。

売上高
-2.0%
251億円
営業利益
+0.0%
4億円
純利益
-40.0%
3億円
営業利益率
1.6%
前期比 +0.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は120億円、営業利益は−1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−5.5%、営業利益は−200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q5100.00
2023年4Q610
2024年1Q6158.23
2024年2Q5700.01
2024年3Q5500.01
2024年4Q630
2025年2Q12932.34
2025年4Q12710.81
2026年2Q13153.83
2026年4Q120−1−0.80

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は10億円から251億円へ25.1倍に増えた。直近期の営業利益率は1.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
産業資材・包材事業の更なる強化のため、日本ウェーブロック(株)を製販分離、その販売部門とダイオ化成(株)の産業資材営業部門を(株)イノベックス(2013年2月設立)に統合
2013年3月10−9−7
2014年3月8−14−13
2015年3月2471310
2016年3月25194
2017年3月2691711
2018年3月2772116
2019年3月2821914
2020年3月2931611
2021年3月2921424
2022年3月21097
2023年3月226723
2024年3月23675
2025年3月256471.65
2026年3月251471.63

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高251億円のうち、営業利益として残るのは4億円1.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.9%193億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.1%53億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.6%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.7pt
1.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.2pt
1.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.1pt
1.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は41億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年3月7−52220
2016年3月89−191718
2017年3月32−22−81021
2018年3月19−8−71125
2019年3月15−9−11620
2020年3月29−5−212424
2021年3月2113−93449
2022年3月1−9−22−820
2023年3月114−101525
2024年3月1−1616−1526
2025年3月22−14−2832
2026年3月12−129041

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は300億円。このうち返さなくてよい自己資本が167億円で、自己資本比率は55.4%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1795912032.8
2014年3月1664512127.3
2015年3月3079121629.4
2016年3月2878420329.2
2017年3月2859019531.2
2018年3月29810719135.8
2019年3月29511318238.2
2020年3月29112117041.4
2021年3月26114311854.6
2022年3月24313810556.5
2023年3月26315810560.1
2024年3月28516112456.4
2025年3月29216712556.9
2026年3月30016713355.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
41億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
152億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
133億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中97位あたり、逆に低いのは営業利益率203社中190位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.8%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.6%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.4%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.9%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

7月8日の終値

直近の終値は¥1,057で、1年前と比べて+73.8%過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。

¥1,057+0.0%1ヶ月+1.1%1年+73.8%時価総額118億円
過去52週の値幅
安値¥602高値¥1,412

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)29.6倍
PBR0.54倍
配当利回り2.84%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+1.1%と小幅上昇、前年比+73.8%の大幅高ですが、52週高値(1412円)からは-25.1%下落しています。25日線(1051円)を下回る場面もあり、直近は25日線近辺で推移。200日線(1073円)を下回っており、長期トレンドは弱含み。出来高は6月29日に急増後、減少しました。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PER29.6倍は業界平均18.4倍を大幅に上回り割高。PBR0.54倍は純資産割れで割安に見えるが、ROE1.82%と収益性が極めて低く、PBR低水準は正当化される。配当利回り2.84%は業界平均2.73%と同水準。利益成長も乏しく、割高な株価水準にある。

指標この会社業種平均
PER (実績)29.6倍17.8倍
PBR0.54倍1.41倍
ROE1.8%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、株価が73%上昇(1年間)の勢いと、PBR0.54倍の割安感を評価。売上高は安定しており、黒字を維持している点も安心材料。弱気派は、営業利益率1.6%と極めて低く、利益率改善の兆しがないこと、ROE1.82%と資本効率が悪いことを問題視。業績が停滞しており、株価上昇は一時的なテーマ投資の可能性が高いと見る。

プラスに働く材料7
  • PBR0.5倍の割安感

    PBR0.54倍と解散価値に近く、下値不安が少ない

  • 株価上昇モメンタム

    過去1年で73%上昇、強気トレンド継続の可能性

  • 安定した売上高

    売上高は220億円超で安定、赤字リスクは低い

  • 営業利益4億円維持で収益安定化2026年3月期影響

    営業利益4億円は前期並み、減益懸念払拭

  • PBR0.54倍の割安修正継続影響

    PBR0.54倍は純資産比で割安、同業平均0.7倍なら株価30%上昇

  • 配当利回り2.84%の下支え継続影響

    配当利回り2.84%は安定的な株主還元

  • 増収基調への回帰期待2027年3月期影響

    2025年3月期の増収傾向を評価、2026年は減収も一時的

マイナスに働く材料7
  • 低収益・低ROE

    営業利益率1.6%、ROE1.82%と資本効率・収益性が低い

  • 成長期待乏しい

    売上高が横ばいで成長が見込めず、株価上昇のファンダメンタル欠如

  • 高PER評価

    PER29.6倍と低収益ながら割高、利益成長の裏付けなし

  • 営業利益4億円の伸び悩み通年影響

    営業利益4億円が2期連続、成長停滞

  • 純利益3億円への減少2026年3月期影響

    純利益3億円(前期比40%減)でEPS低下

  • ROE1.82%の低水準継続影響

    ROE1.82%は資本効率悪く、投資魅力度低下

  • 高PER29.6倍の割高リスク決算発表後影響

    PER29.6倍は成長鈍化で割高感、調整リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
利益率改善がなければ株価上昇は持続不可能
ROE
資本効率の改善が持続可能な成長の鍵

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.84%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.84%
いまの株価に対して
配当性向
10.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月2867.6
2019年3月280.038.7
2020年3月307.189.3
2021年3月300.014.8
2022年3月300.0
2023年3月300.010.3
2024年3月300.0
2025年3月300.0

配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,580人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.4%を占め、残る71.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他53.857.765.870.481.956.0
事業法人18.615.213.79.14.227.2
自己株式11.623.823.823.823.823.8
証券会社4.82.54.35.25.99.5
外国法人7.59.06.16.44.46.0
金融機関14.815.510.08.73.31.2
外国人個人0.40.10.10.20.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ATRA7.46
02株式会社シティインデックスファースト7.37
03野村 絢(常任代理人 三田証券株式会社)7.36
04株式会社レノ6.82
05上田八木短資株式会社4.11
06INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)3.45
07楽天証券株式会社共有口2.90
08東海東京証券株式会社2.25
09株式会社SBI証券1.56
10野村證券株式会社1.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-10
    株式会社スノーボールキャピタル
    新規の大量保有報告
    7.37%
    +1.36pt
  • 2026-07-06
    株式会社スノーボールキャピタル
    新規の大量保有報告
    6.01%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+161%、1株純資産は14期で+273%。直近期のROEは1.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−59528
2014年3月−121408
2015年3月9381612.6
2016年3月337544.2
2017年3月10691312.8
2018年3月1621,06716.310.367.6
2019年3月1461,18013.15.838.7
2020年3月1161,2639.54.389.3
2021年3月2451,45818.13.014.8
2022年3月701,6264.79.7
2023年3月2751,87115.72.210.3
2024年3月541,9022.913.0
2025年3月621,9683.29.5
2026年3月361,9701.829.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額93百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石原智憲代表取締役 執行役員社長6160,000
山木浩取締役(常勤監査等委員)68
岡野真也取締役(監査等委員)58
萩原邦章取締役(監査等委員)73
原澤三夏取締役(監査等委員)57
柚木憲一取締役(監査等委員)72
島田康太郎取締役 執行役員512,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
社外取締役5494910
取締役(社内)1251094444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,876字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業グループは、当社および連結子会社11社、非連結子会社1社、関連会社2社の合計15社で構成されております。当社は持株会社として、事業会社である各子会社の事業活動を管理・統括することおよびそれに附帯する事業を行うことを主たる業務としております。事業会社は各種プラスチックと繊維等を原材料とした複合素材の製造および販売を主たる業務としております。 当連結会計年度末時点での当社グループ各社の事業内容および報告セグメントとその関連は次のとおりです。 (注)1.関連会社で持分法適用会社です。その他は全て連結子会社です。 2.持分法適用会社のアァルピィ東プラ株式会社は、当連結会計年度末時点において特定の事業セグメントに帰属していないため、上記に記載しておりません。 3.非連結子会社の中央プラスチック工業協同組合は、重要性が乏しいため上記に記載しておりません。 (マテリアルソリューション事業) 当事業は、独自の技術による高品質な各種合成樹脂製品(シート、フィルム、メッシュ、ネット等)を建設資材・住宅資材・産業資材・農業資材・日用雑貨・食品包材等幅広い分野に向け販促を行っており、業界別・製品群別に編成された下記のソリューション営業部に分けることで、市場の変化に対応し、最適なソリューションを提供しております。 ①ビルディングソリューション:主な製品として、工事用シート・メッシュといった仮設建設資材や、土木・林業資材として利用される植生網や防草フェンス、また、間仕切用資材となるカーテン・シートシャッター等を提供しております。 ②アグリソリューション:主に農業用向け製品として、厳しい日差しや害虫から農作物を守る遮光・遮熱ネット、防虫ネットや、霜や寒さ対策の保温シート等の各種被覆資材から土壌改良材までを幅広く提供しております。 ③リビングソリューション:全国のホームセンターを中心に網戸用の替え網や住宅廻りのネット資材、サッシと組合わされ網戸として住宅等に設置される防虫網、農園芸用の被覆資材、関連商品などを提供しております。 ④パッケージングソリューション:乳製品、菓子、コンビニエンスストア等での弁当容器などの各種食品用パッケージから電子部品用パッケージまでの幅広い製品を提供しております。 ⑤環境ビジネス(再生可能エネルギー活用ソリューション):お客様の熱エネルギーの課題に対し、地中熱をはじめとした再生可能エネルギー活用に関する製品、商品、関連施工工事を提供しております。 当事業は、(株)イノベックス、(株)エイゼンコーポレーション、大連嘉欧農業科技有限公司、Wavelock International (Thailand)Co.,Ltd.、(有)ミネ、掛川ソーイング(株)、威海精誠物流有限公司が担当しております。 以上で述べたマテリアルソリューション事業の事業系統図は以下のとおりです。 (アドバンストテクノロジー事業) 当事業は、金属調加飾フィルム分野として、特殊金属を蒸着したフィルムを使用した金属調テープを自動車外装用に、同じく特殊金属蒸着フィルムを使用した金属調加飾フィルムを自動車・自動二輪向け、家電、雑貨向け部品外装用に製造・販売しております。また、自動車や家電分野のディスプレー向け高透明二層シートの製造・販売、医療用湿布基材に対する特殊印刷加工、および、消費財用包装材や段ボールなどの包装材を簡易に開封できる開封テープの販売等を行っております。 当事業の製品は、自動車、家電業界の2次加工メーカーや1次サプライヤーでの加工、組み立てを経て、最終メーカーでの製品化の後、最終ユーザーに提供され、商流には商社等が介在する場合もあります。 当事業は、(株)ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー、Wavelock Korea Co.,Ltd.、Wavelock Advanced Technology Inc.、Wavelock Advanced Technology GmbH.、Wavelock Advanced Technology India Pvt Ltd.が担当しております。 以上で述べたアドバンストテクノロジー事業の事業系統図は以下のとおりです。 なお、当社は、「有価証券の取引等の規制に関する内閣府令」第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
経営方針・対処すべき課題2,764字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社は、安定的且つ継続的な成長を長期的目標とし、中長期的視野に立った事業ポートフォリオの構築を重視し、既存事業の強化と新規事業の確立を車の両輪と捉え、バランスの取れた資源配分・事業展開を目指しております。 この方針を明確化するために、2021年4月にグループのビジョン・ミッション・バリューズを新たに制定いたしました。 「ビジョン」とは、実現を目指す、将来のありたい姿であり、ウェーブロックグループのステークホルダーの幸せを最大化するために、業界の中でも世界トップクラスの収益性を誇る存在感のある企業になることを目指します。 「ミッション」とは、企業が果たすべき使命・存在意義であり、ウェーブロックグループの製造技術、ノウハウ、ビジネス上のリレーションやネットワークを駆使して、社会が抱えるさまざまな「不」を解決することを目指します。 「バリューズ」とは、組織の共通の価値観であり、個人を尊重し、正直であり誠実に行動し、前向きな失敗は問わない、とするものです。 このような方針のもと、当社グループは、安定的成長を前提とした長期利益の獲得を企図し、利益率やROE、ROIC等、収益性や効率性を重視した経営を行っていくことを目指します。 (2)経営戦略等 当社グループは「異なる特徴を持つモノを複数組み合わせることで新たな価値を生み出すこと」すなわち『マテリアルシナジー』を事業キーワードとして、売上の伸張、収益性の向上、および事業領域の拡大に取り組んでおります。 当社グループが特に重視している「組み合わせ」は以下の5つです。 第一に、技術や素材の「組み合わせ」です。当社グループの製品は樹脂を中心に、異なる性質を持つ素材の組み合わせや、複数の加工を加えることで付加価値を提供しています。素材としては樹脂、紙、糸、金属等、技術としては接着、溶着、ラミネート、表面加工、印刷、エンボス加工、編織、蒸着、発泡等であり、それらを複数組み合わせて製商品を提供しております。 第二に、事業の「組み合わせ」です。複数の異なる事業を組み合わせることで、1つの業界、1つの市場の趨勢だけで会社全体の命運が左右されないような事業ポートフォリオの構築に努めております。また、事業の成熟度・成長性のステージが違う事業を組み合わせることで、成熟した事業が生み出すキャッシュ・フローを、成長が期待できる分野へ投入することも可能となります。 第三に、成長手段の「組み合わせ」です。スピードある成長を可能にするM&Aやパートナー企業との事業提携、JVの設立などの外的成長と、雇用の創出・士気高揚につながる内的成長(オーガニックグロース)の組み合わせをバランス良く取り入れることが重要だと考えています。 第四に、ジオグラフィック上の「組み合わせ」です。事業を展開する地域に関しても、特定地域に集中せずバランスが重要と考えております。工場および事業所、海外子会社等は、日本国内においてのみならず、海外においても1つの国や地域に集中しないよう意識しております。 第五に、パートナー企業の「組み合わせ」です。当社グループの製品の多くは中間加工製品です。このため、前工程(材料メーカー、シートメーカー等)、後工程(加工メーカー、最終メーカー等)に携わる企業との継続的な協力関係が極めて重要と考えております。単なる取引先という関係ではなく「パートナー」としての友好関係が重要であり、分野ごとに、国内・国外を問わず、パートナー企業との関係作り、関係強化は当社グループの業績の成否に直結します。 また、多角化戦略として、マテリアルソリューション事業、アドバンストテクノロジー事業それぞれの事業領域において、既存領域分野における深化と新規領域分野の探索を通じて、多角化を実現するとともに、2既存事業以外の分野における新規事業の探索も「樹脂の加工」に拘らず行っていく所存です。 (3)経営環境 当社グループの事業領域の中心である日本国内の樹脂製品、樹脂加工業界および当社グループは、近年、以下にあげる構造的な状況に直面しております。 第一に、当社グループの事業は、主として建設資材、住宅資材、農業資材等の国内の成熟市場に依拠しており、今後の人口減少に伴い、市場全体の成長性が乏しいことがあげられます。 第二に、成熟した国内市場に海外からの廉価品が輸入され、価格競争が激化しております。 第三に、当社グループの製品は、原材料に占める樹脂依存度が高く、その収益性を樹脂材料の価格に大きく依存しております。とりわけ、昨今のナフサ価格の高騰と高止まりは当社製品製造における原価上昇に直結し、利益率を下げる要因となっております。近年におきましても、世界における樹脂の需給状況や為替等により原材料価格の動向は極めて変動的であり、加えて、主要原材料メーカーの統合により当社グループの価格交渉力が低下していることが、収益性に大きく影響する可能性があります。 このような経営環境の下で、当社グループは、上述した経営方針・経営戦略のもと、売上の伸長、収益性の向上、および事業領域の拡大に取り組んでおります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、以下のような課題に優先的に取り組んでまいります。 ①事業戦略の見直し:事業ポートフォリオのゼロベースでの見直しと製品の取捨選択 ②ハード(製品)だけでなく、ソフトやサービスとの三位一体化による差別化、収益化 ③生産合理化による継続的なコストダウン ④原材料価格上昇に伴う製造原価上昇をカバーする製品価格への転嫁 ⑤海外関連ビジネスの強化:日本依存度の低減 ⑥組織の再編と人材強化 マテリアルソリューション事業においては、生産性の向上・資材調達の見直し等による全般的なコスト削減を進め、同時に、一定の利益率を維持するために、原材料価格の上昇に伴う製品原価上昇をカバーする製品価格への転嫁など、機動的に対応することで競争力を強化しつつ、成熟した国内市場でのプレゼンスの向上に努めます。また、採算性の良い製品の一層の充実を図るための商材の選択と集中に努めつつ、市場のニーズを捉えた新製品を投入するため、技術開発や海外の廉価原材料の調達、海外企業への技術指導や提携等による高品質な製商品の輸入等、海外への積極的な展開を図ります。 アドバンストテクノロジー事業においては、成長が見込まれる金属調加飾フィルム分野への経営資源の重点投入と収益の拡大を最優先課題として取り組みながら、世界市場に対応できる独自の差別化された高付加価値製品の開発や新商材の発掘を進めてまいります。
事業等のリスク3,714字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。これらのリスクについては、その発生可能性を認識した上で、発生の回避および発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針に係る事項 ① 原材料等の仕入について 当社グループの一部の原材料はある特定メーカーに供給を依存しており、何らかの事情により、希望する納期、数量の原材料調達が不可能な場合には、代替原材料の使用によるコスト上昇のリスクが存在します。また、即時に代替品の調達が難しい場合、長期間製品販売が不可能となるリスクがあり、これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、一部の樹脂材料価格は、原油やナフサの相場価格に連動して上下しますが、短期間での高騰が起きたにもかかわらず、当社の製品価格への転嫁が進まなかった場合、粗利が大幅に低下する恐れがあります。 ② 生産設備について 当社グループの一部製品の生産においては、当面の需要予測および経済性に鑑み、専用生産設備の重複化が図られていないものがあります。かかる設備を含め全ての生産設備について、適宜必要なメンテナンスを行っておりますが、何らかの事情により当該生産設備の長期停止を余儀なくされた場合、当該製品の供給が一時的に停止し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、製品供給の拡大・安定化を目指し、新規設備投資・設置の計画がありますが、外部環境等の変化により、その設備設置に遅れが生じる可能性があります。 ③ 自然災害の影響について 当社グループの生産工場や外注加工場は、分散されて設置されておりますが、マテリアルソリューション事業の生産工場や外注加工工場は東海・東南海地震の震源地に想定されている静岡県西部に集中しております。主要設備の建屋に関しては、耐震構造を有しておりますが、震災の被害を完全に防止できない可能性があります。同地区での震災発生により、マテリアルソリューション事業の工場が甚大な被害を被った場合、製品生産能力が低下するリスクがあります。また、同工場は浜岡原子力発電所からおよそ20kmの圏内にあり、何らかの理由により同発電所で災害が発生し避難区域等に指定された場合、長期間製造が不可能になる可能性があります。 上記を含め、不測の大規模地震や台風等の自然災害の発生により、当社グループの生産設備への被害、製品輸送時や外部倉庫保管中の被害等が生じた場合、工場の操業や顧客への製品供給に支障が生じ、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 在庫等の状況について 当社グループのうち、マテリアルソリューション事業における編織製品は計画生産を行っており、実際の販売が計画から乖離した場合、一時的に製商品在庫が増加する可能性があります。編織製品以外は受注生産を行っており、製品在庫リスクは基本的にありませんが、生産ロットや歩留りの兼ね合いで受注数量以上に製品が製造され、過剰生産分に関して一般条件と異なる条件での販売による損失計上や破棄等の処分による在庫処分損計上等を余儀なくされた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に係る事項 ① 財政構造について 当社グループの売上高は手形による回収が多く、仕入決済は現金決済がほとんどであります。よって、急速に売上高が伸長した場合は、必要な運転資金が増加する可能性があり、資金繰りに支障を来した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 固定資産の減損について 当社グループは、固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。将来、当社グループが保有する固定資産について、経営環境の著しい悪化等による収益性の低下や市場価格の下落等により、減損損失が発生し、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 繰延税金資産について 当社グループは将来の課税所得に関する予測・仮定に基づき、繰延税金資産の回収可能性の判断を行っております。将来の課税所得の予測・仮定が変更され、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 退職給付債務について 当社グループの退職給付債務および退職給付費用は、年金数理計算上使用される各種の基礎率と年金資産の運用利回り等に基づき算出しております。金利環境の変動、退職給付制度の変更等に伴い、退職給付費用が変動した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 原材料費の変動について 当社グループの主原料は石化原料であり、原材料費はナフサ価格や為替の変動により影響を受けます。この原材料費の変動は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 為替レートの変動について 当社グループは、韓国、中国、北米、欧州その他の地域における事業活動を展開しております。今後、海外企業への投資および海外での事業展開に伴い外貨建資産および外貨建取引が増加し、為替相場が大きく変動した場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、マテリアルソリューション事業の編織製品における輸入商品およびアドバンストテクノロジー事業における輸出製品においては、取扱いが多いため、為替変動リスクをヘッジする目的で、為替予約取引を行っております。ただし、この為替予約取引はデリバティブに該当し、時価評価の対象となっているため、今後の為替変動によっては、為替評価損の計上により当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 海外展開について 海外展開においては、為替リスクに加え、地域特性によるビジネスリスクや法規制等が多岐にわたり存在し、当社グループはこれらのリスクを最小限にすべく十分な対策を講じた上で海外展開を進めますが、予測困難なビジネスリスクや法規制等によるリスクが発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また昨今の東欧圏における紛争により、原油価格上昇による原材料価格への影響や国際物流に対するリスクが発生することが考えられます。 ⑧ 特定の取引先への依存について 当社グループは多数の販売先を有しておりますが、当連結会計年度においては連結売上高の34.4%を上位10社に依存しております。これら依存度の高い取引先とは現在良好な関係を維持しておりますが、何らかの事情によりこれら販売先との商権を逸失した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)法的規制、規則、取引慣行等に係る事項 ① 石化原料に関する規制及びその他の一般的法規制等について 当社グループの事業は、石化原料を主たる材料としている関係から「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」の適用を受けており、一部の製品に関しては「建築基準法」、「食品衛生法」等様々な法令、政令、省令等の規制を受けております。これらの規制を遵守できなかった場合、当社グループの事業活動が制限される可能性、および製造方法の変更等によりコストが増加し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 製品の欠陥に伴う損害賠償等について 当社グループは厳格な品質管理の基に製品製造を行っており、製品の品質検査についても一般的に妥当とされる基準に則り実施しておりますが、製品の性格上、全数検査は極めて困難であるため抜き取り検査によっております。出荷済み製品に対して重大な欠陥によるクレームが発生し、保険による補償額を超えた損害賠償を請求された場合、賠償金支払いにより業績に影響を与える可能性があります。また、このような欠陥が発生した場合、材料・製造方法の転換や、これに伴う設備投資が発生する可能性もあります。加えて、これら改善策の実行に時間が掛かる場合、当該製品の売上を喪失するリスクも想定されます。 ③ 従業員による発明の対価について 当社グループは従業員の発明等に対する社内報奨制度を採用しております。該当する発明等には当該制度に則り報奨金の支払い等を行っておりますが、今後何らかの事情により従業員等から訴えられ、当該裁判の結果、多額の発明対価を支払うこととなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,829字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、米国の通商政策等の影響が一部にみられたほか、物価高騰の影響等により個人消費の持ち直しに鈍さがみられたものの、雇用・所得環境の改善等を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、資源価格や原材料価格が高水準で推移しているほか、円安基調の継続や金利上昇への警戒感、米国の関税等の政策動向の影響に加えて、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格への影響懸念等もあり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループでは、原材料価格やエネルギーコストの高止まり、EV市場の成長鈍化、米国通商政策の不透明感等、厳しい事業環境の中、生産効率の向上、低収益製商品の戦略見直し、高付加価値製品の開発や新規事業の開拓等に積極的に取り組んでまいりました。また、マテリアルソリューション事業では有限会社ミネのグループ化、アドバンストテクノロジー事業でのインド現地法人Wavelock Advanced Technology India Pvt Ltd.の営業開始等、収益基盤の強化を図ってまいりました。 この結果、当社グループ全体の売上高は251億37百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は4億45百万円(前年同期比9.9%増)、経常利益は6億65百万円(前年同期比4.6%減)、公開買付関連費用等の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は3億2百万円(前年同期比42.0%減)となりました。 当連結会計年度における各セグメントの経営成績は以下のとおりであります。 なお、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて記載しております。 (マテリアルソリューション事業) マテリアルソリューション事業については、ビルディングソリューション分野において、仮設資材用ターポリン、雑貨用フィルムおよび衣料用途については低調に推移したものの、仮設資材用メッシュシートおよび間仕切用シート等の販売が好調に推移しました。アグリソリューション分野においては、猛暑の影響に加え、お茶事業の好調などを背景に、遮光網等の需要が高水準で推移しました。リビングソリューション分野においては、防虫網の販売がホームセンターおよびサッシメーカー向けにおいて、前年度同様低調に推移しました。パッケージングソリューション分野においては、物価高を背景にコンビニ向け食品容器の需要が低下し、販売数量が減少しました。この結果、事業全体の売上高は198億54百万円(前年同期比1.7%増)となりました。また、原材料価格やユーティリティコストの高騰を受けて、販売価格への転嫁に注力したことや、生産効率の向上による原価低減や継続的なコスト削減に努め、セグメント利益は10億1百万円(前年同期比10.0%増)となりました。 (アドバンストテクノロジー事業) アドバンストテクノロジー事業については、拡大するインド市場に注力することを目的として現地に営業拠点を設立し、2025年4月より活動を開始いたしました。デコレーション&ディスプレー分野において、金属調加飾フィルムおよび高透明多層フィルムともに既存製品の量産供給を継続する一方、新規案件については車載エンブレム用途を中心に量産供給を開始しました。金属調加飾フィルムは、欧州市場における車両外装大型パーツの量産移行や、インド市場での新規車載エンブレム用途の需要増加等により一部地域においては好調に推移したものの、中国市場では採用車種の生産調整の影響によりエンブレム用途の販売が大幅に減少しました。また北米市場においては追加関税措置やEV車優遇政策の打ち切り等の影響により、車載向け金属調加飾フィルムおよび成形加工品の販売が減少しました。高透明多層フィルムについては、車両内装ディスプレー、加飾パーツ、HUD(ヘッドアップディスプレー)カバーおよびEV充電スタンドカバー等に採用され量産化が進みましたが、採用車種の一部における減産等の影響を受け、販売は低調に推移しました。この結果、事業全体の売上高は53億23百万円(前年同期比12.7%減)となりました。また、品質の安定化と生産効率の向上やコスト削減に努めたものの、セグメント利益は60百万円(前年同期比50.2%減)となりました。 ②財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ8億48百万円増加し、300億35百万円となりました。 流動資産は3億7百万円増加し、180億76百万円となりました。これは主に受取手形が1億48百万円、電子記録債権が1億73百万円、製品が4億97百万円減少したものの、現金及び預金が8億93百万円、原材料が1億62百万円、仕掛品が1億52百万円増加したことによるものであります。 固定資産は5億41百万円増加し、119億59百万円となりました。これは主に有形固定資産が3億66百万円、無形固定資産が67百万円、投資有価証券が86百万円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ8億18百万円増加し、133億2百万円となりました。 流動負債は15億88百万円増加し、82億89百万円となりました。これは主に短期借入金が17億円増加したことによるものであります。 固定負債は7億70百万円減少し、50億12百万円となりました。これは主に長期借入金が8億4百万円減少した ことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ30百万円増加し、167億33百万円となりました。これは主に退職給付に係る調整累計額が1億91百万円減少したものの、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により1億74百万円、為替換算調整勘定が22百万円、その他有価証券評価差額金が9百万円増加したことによるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して8億90百万円増加し41億12百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。 営業活動の結果得られた資金は12億23百万円(前年同期は22億28百万円の収入)となりました。これは、持分法による投資損益2億61百万円、仕入債務の減少額3億36百万円、法人税等の支払額1億94百万円等の資金の減少要因があったものの、税金等調整前当期純利益5億6百万円、減価償却費8億94百万円、売上債権の減少額5億37百万円の資金の増加要因があったことによるものであります。 投資活動の結果使用した資金は11億91百万円(前年同期は13億66百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出11億36百万円の資金の減少要因があったことによるものであります。 財務活動の結果得られた資金は8億72百万円(前年同期は1億72百万円の支出)となりました。これは、短期借入金の返済による支出85億円、長期借入金の返済による支出13億78百万円等の資金の減少要因があったものの、短期借入れによる収入102億円、長期借入れによる収入7億円等の資金の増加要因があったことによるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) マテリアルソリューション   11,382,126   99.2 アドバンストテクノロジー   3,085,583   94.9 合計   14,467,709   98.2 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.金額は、実際原価によっております。 b.仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) マテリアルソリューション   3,677,079   106.4 アドバンストテクノロジー   1,226,098   69.6 合計   4,903,178   93.9 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.金額は、仕入価格によっております。 c.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) マテリアルソリューション   9,774,481   111.6   1,434,995   126.0 アドバンストテクノロジー   4,251,352   85.7   81,755   69.4 合計   14,025,834   102.2   1,516,751   120.7 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.金額は標準原価によっております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) マテリアルソリューション   19,814,060   101.8 アドバンストテクノロジー   5,323,012   87.3 合計   25,137,073   98.3 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、当連結会計年度においては、販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) (株)エフピコ   2,610,855   10.2   -   - (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、マテリアルソリューション事業においては、生産性の向上、資材調達の見直し、生産設備の改造、生産工程計画の見直し等を通じてコスト削減を進め、競争力を強化しつつ、市場ニーズに合った新製品を上市することで、市場でのプレゼンスの向上や収益改善に努めてまいりました。さらに、一定の利益率を維持するため、原材料価格の上昇に伴う製品価格への適切な価格転嫁を引き続き進めてまいりました。また、アドバンストテクノロジー事業においては、自動車、家電等の注力する業界の世界的なニーズに臨機応変に対応し、販売面においては自ら積極的に市場開拓するとともに、製造面においては製品品質の安定化を図り、収益の拡大を目指してまいりました。 この結果、当社グループ全体の売上高は251億37百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は4億45百万円(前年同期比9.9%増)、経常利益は6億65百万円(前年同期比4.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億2百万円(前年同期比42.0%減)となりました。 売上高については、農業向け遮熱・遮光網等が堅調に推移したものの、自動車向け製品において、中国市場での生産調整および北米市場での追加関税措置やEV車優遇政策の打ち切り等の影響を受け販売が減少したことにより、減収となりました。営業利益については、自動車向け製品の販売数量減少の影響を受けましたが、生産効率向上やコスト削減、原材料価格等の上昇分の価格転嫁に注力し、グループ全体としては営業増益となりました。 なお、セグメントごとの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 (マテリアルソリューション事業) マテリアルソリューション事業については、ホームセンターやサッシメーカー向け防虫網の販売は低調に推移したものの、園芸用品については堅調に推移しました。また、全国的な猛暑の影響により農業向け遮熱・遮光網等が堅調に推移したことに加えて、抹茶人気を背景とした茶葉生産用遮光網の需要も好調に推移しました。一方、食品容器については、コンビニ向け弁当容器の需要が物価高を背景に低調に推移しました。このような事業環境の中、生産効率向上やコスト削減等による原価低減に努め、原材料価格およびユーティリティコスト上昇分の価格転嫁に注力した結果、増収増益となりました。 また、新たな成長分野として地中熱事業に取り組んでおり、当連結会計年度においては、大口施工案件の受注獲得に向けた体制強化および実績の積み上げを進めました。次年度以降は営業活動をさらに強化することで、更なる成長を見込んでおります。 (アドバンストテクノロジー事業) アドバンストテクノロジー事業については、高透明多層フィルムは、採用車種の一部における減産等の影響を受け販売が低調に推移しました、金属調加飾フィルムについては、インド市場での新規車載エンブレム用途における需要増加等があったものの、中国市場では、採用車種の生産調整の影響等によりエンブレム用途での販売が大幅に減少しました。また、北米市場においては、追加関税措置やEV車優遇政策の打ち切り等の影響により、車載向け金属調加飾フィルムおよび成形加工品の販売が大幅に減少しました。 こうした販売数量の減少による影響に対し、生産工程の見直し等による生産効率の改善、収率の向上やコスト削減に努めてまいりましたが、前事業年度比で減収減益となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料および商品の購入費用、製品製造のための費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、M&A等によるものであります。 当社グループは、運転資金および設備投資資金につきましては、自己資金または金融機関からの借入によって調達することとしております。 このうち、金融機関からの借入による資金調達に関しましては、基本的に固定金利によって調達しております。長期借入金以外の資金調達については、金融機関の借入枠の実行によるものがあります。 当連結会計年度末における資金は、前連結会計年度末に比べ8億90百万円増加し、41億12百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが12億23百万円の収入(前年同期は22億28百万円の収入)、投資活動によるキャッシュ・フローが11億91百万円の支出(前年同期は13億66百万円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローが8億72百万円の収入(前年同期は1億72百万円の支出)であります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   56.4   56.9   55.4 時価ベースの自己資本比率(%)   20.8   17.0   29.3 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   38.2   2.9   5.3 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   3.8   44.2   18.5 自己資本比率 :自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ :キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。これら連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告数値および報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび仮定設定を行わねばなりません。経営者は、債権、棚卸資産、投資、繰延税金資産、退職給付等に関する見積りおよび判断について、継続して評価を行っており、過去の実績や状況に応じて合理的と思われる様々な要因に基づき、見積りおよび判断を行っております。また、その結果は資産・負債の簿価および収益・費用の報告数字についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性のため、これら見積りと異なる場合があります。 特に以下の重要な会計方針が、連結財務諸表の作成において使用される当社グループの重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 a.貸倒引当金 当社グループは、一般債権については貸倒実績率等による計算の結果、合理的に引当金額を算定しております。また、貸倒懸念債権等特定の債権に関しては個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を算定しております。 b.棚卸資産 当社グループの保有する棚卸資産について、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号)に基づき、処理を実施しております。回収可能価額の評価を行うに当たっては、製品、商品について正味売却価額に基づき収益性の低下を検討しております。将来における実際の需要または市況が見積りより悪化した場合は、追加の評価損の計上が必要となる可能性があります。 c.固定資産の減損 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会))および「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第6号)を適用しております。将来、企業収益が大幅に低下する場合、経済環境の著しい悪化および市場価格の著しい下落等により、固定資産の減損処理が必要となる可能性があります。 d.投資有価証券、関係会社株式の減損 当社グループは、長期的かつ戦略的な取引関係維持を目的に特定の取引先の株式を所有しております。これら株式には上場株式と非上場株式が存在します。当社グループは投資価値の下落が一時的ではないと判断した場合、減損処理を行っております。上場株式については、時価が取得原価の50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、当該金額の重要性、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。非上場株式および関係会社株式については、実質価額が取得原価の50%以上下落した場合に、当該金額の重要性、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。 e.繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について将来の課税所得および税務計画につき検討し、繰延税金資産の全部または一部について、回収可能性がないものと判断した場合は、当該判断を行った期間に繰延税金資産の取り崩しを行います。 f.退職給付費用 当社グループは、従業員退職給付費用および退職給付に係る債務を数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しております。これら前提条件には、割引率、将来の報酬水準、退職率、死亡率等が含まれます。割引率は日本の国債の市場利回りを参考に決定しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は累積され将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される費用および計上される債務に影響を及ぼします。当社グループの当連結会計年度末における退職給付に係る負債は17億27百万円であり、当連結会計年度の退職給付費用は△1億22百万円です。当連結会計年度末に発生した数理計算上の差異は23百万円であり、翌連結会計年度に一括収益処理いたします。現在、当社グループの割引率は1.54%を適用しております。

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開示資料

出典

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