本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

日本駐車場開発

NIPPON PARKING DEVELOPMENT Co.,Ltd.2353 · Prime · 不動産業

駐車場事業を核に、不稼動駐車場を借上げ・リーシング・運営代行。スキー場・テーマパークなど多角化。

概要

日本駐車場開発株式会社は、コインパーキング「タイムズ」ブランドで知られる駐車場運営の国内最大手である。1991年に大阪で創業、2004年に東証二部上場、2005年に東証一部に指定。主力の駐車場事業では、ビル附置の不稼働駐車場を借り上げる直営事業、優良顧客を誘致するリーシング事業、有人管理代行のマネジメント事業を展開。さらにスキー場事業とテーマパーク事業も運営する。2025年7月期の連結売上高は368億円、営業利益77億円、従業員1,120名。ノンアセット型のビジネスモデルで成長を続けている。

駐車場事業の三つの収益モデル

直営事業は生命保険会社やビルオーナーから不稼働駐車場を借り上げ、一般ユーザーに時間貸し提供する。リーシング事業は不稼働部分に優良顧客を誘致し契約代行を行う。マネジメント事業は大型施設等で有人管理運営、集金代行、バレーサービスを提供。2025年7月期の駐車場事業売上高は178億円、営業利益45億円。国内運営物件数は1,512物件、47,638台。月極駐車場検索サイトの掲載物件数1位を継続し、年間問合せ数25万件超。海外ではタイに52物件、14,073台を運営するが、韓国法人は清算した。

スキー場事業の中長期再生戦略

子会社日本スキー場開発等が運営するスキー場は、経営難に陥った施設を中長期的視点で再生する。冬季はリフト・ゴンドラ運営とレンタル・レストラン、夏季は展望テラスや大型遊具、キャンプフィールド等で通年営業。2025年7月期はグリーンシーズン・ウィンターシーズンとも過去最高の来場者数を達成。人工降雪機への投資で早期オープンと長期営業を実現。インバウンド需要も取り込み、地域経済活性化の素材として位置付ける。

テーマパーク事業と地方創生への取り組み

連結子会社日本テーマパーク開発等が遊園地運営、別荘管理受託、グランピング、レストランを展開。家族連れ、高齢者、ペット連れに配慮した施設づくり。2025年7月期は遊園地でインフルエンサーコラボやSNS販促によりグループ化以降最高の来場者数。別荘・宿泊事業は小学生以下無料キャンペーンと受託別荘増加で宿泊者数過去最高。地域の文化や特産品を活かし、地方創生のモデルケースを目指す。

グループ構成と海外展開の現状

当社グループは当社と連結子会社24社で構成。駐車場事業では国内子会社のほか、タイにNPD GLOBAL等、中国に邦駐(上海)を設立。スキー場事業は10子会社、テーマパーク事業は4子会社が運営。その他事業として人材教育のティー・シー・ケー・ワークショップ、エネルギー事業のスマートグリーンエネルギー等がある。海外はタイに重点投資、2025年7月期にはバンコク中心部で新規物件を開業したが、韓国法人は清算した。

業界の中での役割は駐車場運営・管理の専門会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
368億円
営業利益
77億円
営業利益率
20.9%
純利益
48億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
駐車場事業178億円49.4%45億円25.3%
スキー場事業105億円29.2%22億円21.0%
テーマパーク事業77億円21.4%13億円16.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01駐車場事業主力

直営事業では不稼動駐車場を借上げ、オーナーに収益増、ユーザーに駐車場を提供。リーシング事業では駐車場に優良顧客を誘致。マネジメント事業では有人管理・集金代行・バレーサービス等を提供。マンスリーレンタカー事業も行う。

主な製品・サービス4
直営駐車場事業
生命保険会社等の自社ビル所有者から不稼動駐車場を借上げ、一般ユーザーに駐車場を提供。
リーシング事業
不稼動部分の駐車場に優良顧客を誘致。ユーザー募集活動・契約代行を実施。
マネジメント事業
大型施設等の有人管理駐車場運営代行、集金・契約代行、バレーサービス等。
マンスリーレンタカー事業
駐車場・車・車検等をワンストップで提供。短期契約可能。法人向け車両稼働分析・コスト削減提案も実施。

02スキー場事業準主力

子会社運営のスキー場においてリフト索道、レンタル事業、レストラン運営などを展開。経営難のスキー場を中長期的視点で再生。

主な製品・サービス2
スキー場リフト・索道事業
スキー場のリフト・ゴンドラ運営。
スキー場レンタル・レストラン
スキー用品レンタル、スキー場内レストラン運営。

03テーマパーク事業準主力

遊園地運営、別荘管理受託・宿泊運営、グランピング、レストラン運営等。家族連れ・高齢者・ペット連れに配慮。地域活性化を目指す。

主な製品・サービス2
遊園地運営
安全な遊園地運営。
別荘地管理・宿泊運営
オーナー別荘の管理受託、宿泊施設運営、グランピング施設運営。

04その他事業その他

人材教育、エネルギー事業(スマートグリーンエネルギー株式会社)等。「ハッピートライアングル」理念のもと持続可能な経済発展に寄与。

製品と技術

直営駐車場事業「タイムズ」の借上げモデル

直営事業は、生命保険会社やビルオーナーから不稼働の機械式立体駐車場を一手に借り上げ、一般ユーザーに時間貸し提供する。オーナーは安定収益を得られ、ユーザーは安心して駐車可能。国内運営物件数は1,512物件、47,638台。東京・大阪・札幌・仙台・横浜・名古屋・広島・福岡等に拠点を置く。月極駐車場検索サイトの掲載物件数は業界1位で、年間25万件の問合せを集める。

リーシング事業とマネジメント事業の付加価値

リーシング事業は不稼働部分の駐車場に優良顧客を誘致し、契約代行や情報提供を行う。マネジメント事業は大型オフィスビルや商業施設、高級ホテル等で有人管理運営を代行。バレーサービス、集金・契約代行を提供し、施設全体の価値向上に貢献。さらに洗車サービスやコーティング等のプラスワンサービスも拡充。契約駐車場の運営ノウハウを活かした高付加価値事業である。

スキー場の通年運営と再生ノウハウ

連結子会社が運営するスキー場では、冬季はリフト・ゴンドラ、レンタル、レストランを運営。夏季は展望テラス、大型遊具、キャンプフィールド等で通年収益を確保。人工降雪機への投資で早期オープンと長期営業を実現。グリーンシーズンは地域の特性を活かした商品開発とインバウンド需要の取り込みで来場者数が伸長。経営難のスキー場を中長期的に再生する独自モデルを持つ。

テーマパーク事業の多様なサービス

遊園地運営では、安全に配慮した施設で家族連れや高齢者、ペット連れに対応。SNSやインフルエンサー活用の集客策で来場者数を伸ばす。別荘地管理受託ではオーナーの別荘を宿泊施設として運営、グランピング施設も展開。レストラン運営も行う。地域の特産品や文化を活かし、地方創生のモデルケースを目指す。2025年7月期は遊園地、宿泊ともに過去最高を記録。

マンスリーレンタカーと法人向けソリューション

マンスリーレンタカー事業は、駐車場、車両、車検・メンテナンス、保険をワンストップで提供。短期契約が可能で、期間内解約も柔軟に対応。法人顧客に対しては、車両の稼働状況分析によりコスト削減提案を行う。駐車場付きの月極レンタカーで法人のカーライフ全体を支援する。この事業は駐車場事業と連動し、さらなる収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

駐車場運営で国内首位級、高収益

日本駐車場開発は時間貸駐車場の運営・管理で国内有数の規模。売上高は増加傾向で、営業利益率は20%前後と非常に高い。同業の大東建託は建設・賃貸管理が中心でビジネスモデルが異なり、ファンタジスタは駐輪場など周辺領域。当社は都市部の好立地駐車場を多数保有し、高いブランド力と運営効率で競争優位を持つ。収益源が定期・時間貸に分散し安定しているが、新規出店競争やテクノロジー進化への対応が課題。

強み

  • 固定費が低く、立地次第で高い回転率を実現し、営業利益率20%超。
  • 「NPC」ブランドで認知度が高く、利用者・地権者からの信頼が厚い。
  • 都市部の駅前など好立地に多くの駐車場を保有し、安定稼働。
  • システム化による無人運営が進み、人件費を抑制し高収益を維持。

課題

  • 都市部では大手駐車場会社との競合が激しく、好立地の獲得が困難。
  • 自動運転車の普及で駐車場需要が減少する可能性があり、将来の脅威。
  • 一部の旗艦物件に収益が偏り、立地条件の悪化が業績に直結しやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字が日本駐車場開発

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18237松屋1,097億円49.1倍
28892エスコン1,080億円8.6倍
37943ニチハ1,060億円41.5倍
49997ベルーナ1,029億円8.8倍
59008京王電鉄941億円10.8倍
62353日本駐車場開発934億円17.6倍
77226極東開発工業925億円24.0倍
87931未来工業924億円12.4倍
94290プレステージ・インターナショナル886億円14.9倍
105851リョービ881億円8.3倍
113946トーモク863億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

創業から管理業務への展開1991〜1999年

1991年12月、大阪府寝屋川市に資本金1,000万円で日本駐車場開発株式会社を設立、駐車場コンサルティングを開始。1997年9月に有人の時間貸し駐車場管理業務を開始し、1998年10月にはビル附置立体駐車場の管理業務、1999年10月には管理人派遣型サブリース業務へと事業を拡大。不稼働駐車場に着目したノンアセット型モデルを構築した。

株式公開と東証一部上場2003〜2005年

2003年2月に日本証券業協会に株式を店頭登録。2004年2月に東京証券取引所市場第二部に上場し、2005年1月には市場第一部に指定された。同年3月にはジャスダック証券取引所にも上場。短期間での上場昇格は、駐車場事業の成長性が市場に評価された結果である。

スキー場事業に参入2005〜2006年

2005年12月、スキー場運営・管理を目的に日本スキー場開発株式会社を設立(資本金1,000万円)。2006年9月、同子会社が長野県のサンアルピナ鹿島槍スキー場(現HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ファミリーパーク)を5億5,000万円で購入。駐車場事業で培った不稼働資産再生のノウハウをスキー場に応用する基盤を築いた。

M&Aでスキー場を拡充2009〜2010年

2009年11月、日本スキー場開発が竜王スキーパーク運営の竜王観光株式会社の全株式を取得し連結子会社化(現株式会社北志賀竜王)。2010年10月には川場スキー場を運営する川場リゾート株式会社の株式99.9%を取得。これによりスキー場事業は複数施設を擁する体制となり、スケールメリットを追求した。

海外駐車場事業に進出2010〜2011年

2010年9月、タイ・バンコクに現地法人NPD GLOBAL CO., LTD.を設立。同年10月にNPD PARKING DEVELOPMENT (THAILAND) CO., LTD.を設立し、駐車場運営・管理・コンサルティングを開始。2011年6月には中国上海市に邦駐(上海)停車場管理有限公司を設立。日本国内のノウハウをアジアに展開した。

上場市場の一本化と成長基盤の確立2011年

2010年4月、ジャスダックと大証の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。2011年10月には大阪証券取引所JASDAQスタンダードにおける上場を廃止し、東証一部に一本化。以降、国内駐車場事業の物件数拡大とスキー場・テーマパークの再生に経営資源を集中。2025年7月期には売上高368億円、営業利益77億円と過去最高を達成した。

年表17件を開く

1990年代

  • 1991年12月創業大阪府寝屋川市に日本駐車場開発株式会社を資本金10,000千円で設立、駐車場に関するコンサルティング業務を開始
  • 1997年9月有人の時間貸し駐車場管理業務を開始
  • 1998年10月ビル附置の立体駐車場における駐車場管理業務を開始
  • 1999年10月ビル附置の立体駐車場における管理人派遣型サブリース業務を開始

2000年代

  • 2003年2月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2004年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2005年1月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 2005年3月上場ジャスダック証券取引所に上場
  • 2005年12月スキー場の運営・管理を目的として東京都千代田区に日本スキー場開発株式会社(連結子会社)を10,000千円で設立
  • 2006年9月日本スキー場開発株式会社がスキー場の運営を目的として、サンアルピナ鹿島槍スキー場(現HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ファミリーパーク)を550,000千円で購入
  • 2009年11月M&A日本スキー場開発株式会社が竜王スキーパークの運営を目的として竜王観光株式会社の全株式を取得し、竜王観光株式会社(現株式会社北志賀竜王)を連結子会社化

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2010年9月創業アジアにおける駐車場の運営・管理・コンサルティングを目的としてタイ国バンコクに現地法人NPD GLOBAL CO.,LTD.を設立
  • 2010年10月創業タイ国における駐車場の運営・管理・コンサルティングを目的としてNPD PARKING DEVELOPMENT(THAILAND)CO.,LTD.を設立
  • 2010年10月M&A日本スキー場開発株式会社が川場スキー場の運営を目的として川場リゾート株式会社の株式99.9%を取得し、川場リゾート株式会社を連結子会社化
  • 2011年6月創業中国における駐車場の運営・管理・コンサルティングを目的として邦駐(上海)停車場管理有限公司を設立
  • 2011年10月上場大阪証券取引所JASDAQスタンダードにおける当社株式を上場廃止

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    不稼働駐車場の有効活用と新規獲得強化

    附置義務駐車場を中心に、直営事業とマネジメント事業の新規契約獲得に注力。駐車場オーナーへ収益還元を行い、安全で快適なオペレーションにより施設の付加価値を向上させる。

  2. 02

    駐車場ユーザー向けソリューションの充実

    駐車場検索サイトの掲載物件拡充や利便性改善で需要と供給のギャップを解消。需要エリアでの新規開拓やスペック更新提案を行う。法人向けには車両管理の総合ソリューションを提供し、駐車場付マンスリーレンタカー販売を促進。

  3. 03

    スキー場・テーマパークの再生と地域活性化

    中長期的視点で施設を再生し、地域活性化の中心的存在を目指す。スキー場ではゲレンデやアクセス等を勘案した新規取得・経営支援(NSDアライアンス)を展開。テーマパークでは集客力や独自性等を考慮した取得と、屋内施設充実等の天候対策を実施。

  4. 04

    新規事業の創造と成長分野への進出

    少子高齢化や食料自給率問題等の社会課題、政府推進の成長産業分野で、不稼働資産やギャップを発見し新たな事業を創造。前例にとらわれず本質を追求し社会に便益を提供する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,120人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は428万円で、9期前と比べて+24.1%平均年齢は31.3歳、平均勤続年数は5.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年7月960
2017年7月1,053
2018年7月1,000
2019年7月34527.74.31,053
2020年7月34430.84.31,166
2021年7月35429.55.11,146
2022年7月36030.05.41,026
2023年7月37530.45.61,052
2024年7月39030.05.31,082601
2025年7月42831.35.81,120688

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)89.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社25(国内 20 / 海外 5、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
那須 ハイランドパーク — 栃木県那須郡那須町5,362百万円
テーマ パーク 事業
HAKUBA VALLEY 白馬岩岳 スノー フィールド — 長野県北安曇郡白馬村2,300百万円
スキー場事業
HAKUBA VALLEY つがいけマウンテンリゾート — 長野県北安曇郡小谷村745百万円
スキー場 事業
カウベルパーキング — 宮城県仙台市 青葉区668百万円
駐車場事業
竜王スキー パーク — 長野県下高井郡山ノ内町549百万円
スキー場事業
めいほう スキー場 — 岐阜県郡上市541百万円
スキー場事業
那須高原 りんどう湖ファミリー牧場 — 栃木県那須郡那須町489百万円
テーマ パーク 事業
本社事務所 — 長野県北安曇郡白馬村485百万円
スキー場事業
菅平高原 スノー リゾート — 長野県上田市440百万円
スキー場事業
川場 スキー場 — 群馬県利根郡川場村410百万円
スキー場事業
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日本スキー場開発㈱(注)1,4
    長野県北安曇郡白馬村 · 連結子会社
    議決権68.6%
  • 国内
    ㈱北志賀竜王
    長野県下高井郡 山ノ内町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱鹿島槍
    長野県大町市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    川場リゾート㈱(注)1
    群馬県利根郡川場村 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 国内
    白馬観光開発㈱(注)1
    長野県北安曇郡白馬村 · 連結子会社
    議決権99.2%
  • 国内
    栂池ゴンドラリフト㈱(注)1
    長野県北安曇郡小谷村 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    ㈱岩岳リゾート(注)1
    長野県北安曇郡白馬村 · 連結子会社
    議決権86.7%
  • 国内
    ㈱スパイシー
    長野県北安曇郡白馬村 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    めいほう高原開発㈱(注)1
    岐阜県郡上市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    ㈱ハーレスキーリゾート(注)1
    長野県上田市 · 連結子会社
    議決権83.9%
  • 海外
    NPD GLOBAL CO.,LTD.(注)2
    タイ王国バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    NIPPON PARKING DEVELOPMENT(THAILAND)CO.,LTD. (注)1
    タイ王国バンコク · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社13社を開く
  • SIAM NIPPON PARKING SOLUTIONS CO.,LTD.タイ王国バンコク94%
  • NPD Healthcare Service(THAILAND)CO.,LTD.(注)1タイ王国バンコク93%
  • PT. NPD SOLUTIONS INDONESIA(注)1インドネシア共和国 ジャカルタ97%
  • 日本自動車サービス開発㈱(注)1,3東京都千代田区100%
  • ㈱ティー・シー・ケー・ワークショップ東京都千代田区83%
  • 日本テーマパーク開発㈱(注)1東京都千代田区100%
  • 藤和那須リゾート㈱(注)1,3栃木県那須郡 那須町100%
  • 那須興業㈱(注)1栃木県那須郡 那須町100%
  • 那須牧場㈱栃木県那須郡 那須町100%
  • スマートグリーンエネルギー㈱(注)1東京都千代田区100%
  • スマートグリーンエネルギー那須㈱栃木県那須郡 那須町100%
  • スマートグリーンエネルギー片品㈱群馬県利根郡 片品村91%
  • ㈱巽商店大阪府寝屋川市

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は368億円営業利益77億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.5%、利益が+18.5%。

売上高
+12.5%
368億円
営業利益
+18.5%
77億円
純利益
-5.9%
48億円
営業利益率
20.9%
前期比 +1.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は199億円、営業利益は44億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+8.2%、営業利益は+4.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q741418.98
2023年3Q841720.210
2023年4Q688
2024年1Q771722.114
2024年2Q831619.39
2024年3Q912123.112
2024年4Q761114.516
2025年2Q1844222.826
2025年4Q1843519.022
2026年2Q1994422.127

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年7月期からの14期で、売上は106億円から368億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は20.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年7月106195
2013年7月1342214
2014年7月1512616
2015年7月1703035
2016年7月1812213
2017年7月2203222
2018年7月2283622
2019年7月2444228
2020年7月2302712
2021年7月2383523
2022年7月2634631
2023年7月3196244
2024年7月327656519.951
2025年7月368777820.948

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高368億円のうち、営業利益として残るのは77億円20.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は48億円、売上の13.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金60.1%221億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.3%71億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.9%77億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
40.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.4pt
20.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.9pt
13.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.8pt
27.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
19.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年7月期は営業CFが82億円、投資CFが−49億円で、差し引きのフリーCFは33億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は209億円で、売上の6.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年7月158−122328
2013年7月15−106538
2014年7月20−4−71647
2015年7月2014173498
2016年7月625331131
2017年7月38−31−67132
2018年7月29−29−280105
2019年7月42−18−2424106
2020年7月30−124118164
2021年7月34−22−4212134
2022年7月39−14−4525116
2023年7月61−26−4335110
2024年7月62−7465−12164
2025年7月82−491233209

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年7月期の総資産は500億円。このうち返さなくてよい自己資本が229億円で、自己資本比率は38.3%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年7月60233737.5
2013年7月91325933.6
2014年7月106446237.8
2015年7月178879138.0
2016年7月2138612731.2
2017年7月24010014032.5
2018年7月23411012436.3
2019年7月24611912737.0
2020年7月30611119527.4
2021年7月28710718029.4
2022年7月27611715934.2
2023年7月29014015039.3
2024年7月42118623636.7
2025年7月50022927138.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
217億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
211億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
20億円
在庫として抱えている分
負債合計
271億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE131社中14位あたり、逆に低いのは配当利回り131社中76位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
27.7%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.9%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
38.3%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
12.5%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥268で、1年前と比べて-5.0%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥268-1.1%1ヶ月+7.6%1年-5.0%時価総額934億円
過去52週の値幅
安値¥233高値¥304

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.6倍
PBR4.24倍
配当利回り2.99%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で1.4%上昇し、25日線(249円)を下回るが、75日線(245円)は上回る。7月29日に259円と直近高値を付けた後、下落し、7月31日は246円。52週高値304円からは約19%低い水準だが、52週安値233円からは約5.6%高と、安値圏でのもみ合い。出来高は7月29日に8百万株超と急増したが、その後減少し、7月31日は3.5百万株。RSIは47.5と中立圏で、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは16.11倍で業界平均14.13倍を上回る。PBRは3.89倍と業界平均1.69倍を大幅に上回り、割高感が強い。配当利回りは3.25%と業界平均3.12%を上回り、ROEは27.7%と非常に高水準。収益は増加傾向で、2025/7期の営業利益は前年比18.5%増を見込む。高ROEがPBRの高さを支えるが、PERは割高。成長性と収益性は良好。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.6倍14.9倍
PBR4.24倍1.84倍
ROE27.7%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

国内最大手のコインパーキング運営企業として、安定した収益基盤を持つ。強気派は、高い営業利益率(約20%)とROE(27.7%)を挙げ、既存駐車場の稼働率向上と新規出店による成長を評価する。一方、弱気派は、都市部の駐車場需要の頭打ちや、MaaS・自動運転の普及による長期的な需要減少リスクを懸念する。また、PBRが3.9倍と高く、株主還元(配当利回り3.25%)に依存した投資判断が必要。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率20%超、ROE27.7%と資本効率が高い

  • ブランド力

    「タイムズ」ブランドで集客力・稼働率が高い

  • 株主還元

    配当利回り3.25%と安定配当を実施

  • 売上高327→368億円と増収通年影響

    2025/7期売上高368億円、前期比+41億円。増収基調が続く

  • 営業利益77億円、前期比+12億円通年影響

    2025/7期営業利益77億円、前期比12億円増。営業利益率20.92%

  • ROE27.7%と高水準継続影響

    自己資本利益率27.7%。資本効率の高さが評価を支える

  • 配当利回り3.25%と安定継続影響

    配当利回り3.25%。純利益48億円を維持できれば還元も安定

マイナスに働く材料7
  • 需要減少リスク

    自動運転やライドシェア普及で駐車需要が長期的に減少

  • 評価の高さ

    PBR3.9倍と割高感があり、成長鈍化で修正リスク

  • 競争激化

    都市部の駐車場運営で新規参入や価格競争の可能性

  • 純利益51→48億円と減益通年影響

    2025/7期純利益48億円、前期比3億円減。増収増益でも純利益は目減り

  • PBR3.89倍と株価評価は割高継続影響

    PBR3.89倍、ROE27.7%。ROEが下がれば修正リスクがある

  • 株価1年で4.3%下落継続影響

    過去1年で株価4.3%下落。増収を好感する動きは限定的

  • 純利益率15.6%→13.0%に低下通年影響

    純利益率が15.6%から13.0%に低下。増収効果が純利益に反映されにくい

次の決算で確かめる点
駐車場稼働率
稼働率が収益の源泉であり、需要動向を反映する
管理受託台数
受託台数の増加が成長の指標となる
既存駐車場売上高
既存施設の売上動向が需要の強さを示す

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり8で、前期から+45.5%いまの株価に対する利回りは2.99%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥8
1株あたり
配当利回り
2.99%
いまの株価に対して
配当性向
71.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年7月489.1
2017年7月47.1110.9
2018年7月46.7105.5
2019年7月46.380.5
2020年7月55.982.1
2021年7月55.692.6
2022年7月55.359.1
2023年7月55.073.8
2024年7月64.859.6
2025年7月845.571.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥8

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ71,392人。区分でいちばん多いのは個人・その他37.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.1%を占め、残る53.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年7月%2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他42.540.841.641.341.237.4
事業法人34.234.030.633.133.032.9
外国法人11.19.79.38.311.314.7
金融機関10.614.315.613.312.813.2
自己株式5.16.67.99.18.88.3
証券会社1.71.12.74.01.61.7
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社巽商店30.31
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.27
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.93
04岡田商事株式会社1.55
05THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.51
06NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE UKAI AIF CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATYACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.44
07岡田 建二1.43
08川村 憲司1.42
09NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON TREATY ACCOUNT 15.315 PCT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.40
10巽 一久0.96

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+865%、1株純資産は14期で+787%。直近期のROEは27.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年7月2723.625.564.6
2013年7月4951.918.372.4
2014年7月51244.624.978.7
2015年7月112065.516.045.5
2016年7月42018.733.389.1
2017年7月72331.024.7110.9
2018年7月72527.226.9105.5
2019年7月82732.120.180.5
2020年7月42513.733.382.1
2021年7月72627.721.892.6
2022年7月102934.917.659.1
2023年7月143642.315.573.8
2024年7月164938.012.859.6
2025年7月156027.717.771.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/7期の役員報酬は総額208百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
巽一久代表取締役 社長583,342,562
川村憲司取締役 副社長614,963,488
窪田礼子取締役 財務経理部長4292,244
吉松裕樹取締役 西日本本部長4495,130
小野真路取締役74
烏野仁取締役6551,074
河野誠取締役6715,454
長谷川雅子取締役41
平野満常勤監査役6315,630
中山隆一郎監査役5614,942
岸田梨江監査役46
中村有沙40
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
渥美謙介常務取締役 管理本部長41277,316
藤井英介取締役61

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61263015626
社外取締役1052525

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,007字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社24社で構成されております。当社グループの事業における位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 [事業系統図] (1) 駐車場事業 駐車場事業は、当社及び連結子会社であるNPD GLOBAL CO.,LTD.、NIPPON PARKING DEVELOPMENT(THAILAND)CO.,LTD.、日本自動車サービス開発株式会社が行っており、直営事業、リーシング事業、マネジメント事業、マンスリーレンタカー事業等を行っております。 直営事業は、生命保険会社や損害保険会社等、自社ビルを所有している大手企業をはじめ、貸しビル会社、立体駐車場メーカーや個人のビルオーナーまで多岐にわたる駐車場オーナーを仕入先とし、不稼動駐車場を一手に借上げることにより、オーナーには収益の増加をもたらすとともに、駐車場を有効活用することにより、広く一般のユーザーに駐車場活用の機会を提供している事業であります。 リーシング事業は、当社グループが不稼動部分の駐車場を一手に借上げるのではなく、不稼動部分の駐車場に優良顧客を誘致する事業であります。駐車場周辺でのユーザー情報を整備し、ユーザーの募集活動を当社グループが責任を持って行っております。煩わしい契約業務に関しても当社グループが代行しております。また、インターネット上での駐車場紹介サービスも行っており、一般ユーザーが使用目的に応じた駐車場の検索ができるよう、情報整備を行っております。 マネジメント事業は、大型オフィスビル、商業施設、高級ホテル、ブティック等で有人管理駐車場運営を代行する事業及び駐車場オーナーに代わって、集金業務や契約業務を代行する事業であります。また、ホテル等のエントランスでお車を預かり、入出庫を行うバレーサービス等の高付加価値のオペレーションを行うことにより、駐車場を含む施設全体の価値向上に努めております。 マンスリーレンタカー事業は、駐車場、車、車検等メンテナンスや保険をワンストップで提供する事業であります。またリース契約と比較して、契約期間が短期で期間内解約も可能なため、ユーザーの車需要の変化に合わせた導入が可能です。さらに複数台の車両を利用している法人に対しては、車両の稼働状況分析を実施することで、コスト削減提案を行っております。 (2) スキー場事業 スキー場事業は、連結子会社である日本スキー場開発株式会社、株式会社北志賀竜王、株式会社鹿島槍、川場リゾート株式会社、白馬観光開発株式会社、栂池ゴンドラリフト株式会社、株式会社岩岳リゾート、株式会社スパイシー、めいほう高原開発株式会社、株式会社ハーレスキーリゾートがスキー場リフトの索道、レンタル事業やレストラン運営を行っております。スキー場を投資や投機対象の不動産としてではなく、地域経済活性化の素材として、中長期的な視点で再生に取り組んでいくことが重要と考えております。過去に莫大な設備投資をしたものの、利用客数が減少し、経営難に陥っているスキー場がある一方で、スキー場の施設やサービスに満足できずに自然とスキーから遠ざかる人がいる等、駐車場事業と同様、スキー場事業にも様々なギャップが存在しています。そこで、スキー場をビジネスの素材として捉え、ソフト面ハード面の改善を徹底的に行い、これらのギャップを解消していくことで適正な収益を上げ、駐車場事業同様、スキー場、利用者、そして地域社会の全てがハッピーになるようなスキー場再生を行っております。 (3) テーマパーク事業 テーマパーク事業は、連結子会社である日本テーマパーク開発株式会社、藤和那須リゾート株式会社、那須興業株式会社、那須牧場株式会社が行っております。お客様、地域社会との良好な関係を継続し、ご家族連れの方やご高齢の方、ワンちゃん連れの方が安全に過ごせる遊園地の運営や、オーナー様が保有する別荘の管理を受託し、別荘宿泊やグランピング施設の宿泊運営、レストラン運営等、別荘地の整備と魅力創出に励んでおります。また、地域の文化や特産品等の固有の資産を活かした地域経済の活性化や、広大な別荘地を活かした雇用や定住者の拡大を図る等、地方創生のモデルケースとなることを目指し、日本経済の活性化に貢献したいと考えております。 (4) その他事業 その他事業は、連結子会社である株式会社ティー・シー・ケー・ワークショップ、NPD Healthcare Service(THAILAND)CO.,LTD.、スマートグリーンエネルギー株式会社及びその子会社が行っております。「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という企業理念のもと、次世代の人材教育、持続可能な経済の発展、地域経済圏の再創出に資するよう、経営に邁進してまいります。
経営方針・対処すべき課題5,267字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という経営理念に基づき、不稼働な素材に着目し、これを活性化させることにより、関係者の満足を高めることに取り組んでおります。 駐車場事業においては、駐車場オーナー、駐車場ユーザー、そして社会にとってメリットのあるソリューションを提供することが自らの使命であるという認識のもと、常に先進的な駐車場サービスの提供に取り組んでいます。 スキー場事業においては、「自然、お客様、そして地域社会の全てがハッピーに」を経営理念として掲げ、「スキー場の運営に関するあらゆる問題を解決し、非日常的な時間と空間を演出することにより、1人でも多くの方に自然の素晴らしさ、ウィンタースポーツの楽しさを味わって頂くこと」をミッションとし、スキーをはじめとした雪上スポーツの醍醐味、自然の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたいという思いのもと、お客様の満足度を高めるべく、新たなソリューションを提供しております。 テーマパーク事業においては、少子高齢化を背景に、経営難に陥るテーマパーク・遊園地等の施設があり、業界大手や一部の施設に集客が偏る等、厳しい競争環境となっている一方で、日本全国には、地域の観光資源として底堅い集客力を有し、訪日外国人旅行客の需要等を取り込むことで地域振興の契機となり得る施設があり、大きなビジネスチャンスが存在します。子供の創造性や新たな価値観が育まれるような魅力的な空間を創造し、地域の文化や特産品等の固有の資産を活かし、地域経済の活性化に取り組んでまいります。 新規事業においては、日本社会が直面する変化や課題、日本政府が推進する成長産業の分野において、前例やしきたりに囚われることなく物事の本質を追求することで、社会のギャップを解消する事業を創造し、社会に新たな便益を提供してまいります。 (2) 経営環境及び経営戦略等 当社グループは、駐車場事業、スキー場事業、テーマパーク事業を展開しています。 主力の駐車場事業においては、ビルに附置された機械式立体駐車場を中心とした不稼働駐車場の有効活用を行い、駐車場オーナーへ収益還元を行うソリューションを提供し、また、大型オフィスビルや商業施設の出入り口となる駐車場において安全かつ快適なオペレーションを行うことで、施設の付加価値を向上させ、ノンアセットスタイルの経営により成長を遂げてまいりました。 当社グループが運営する駐車場は国内に1,512物件あり、出店地域のターゲットとしている10,000物件以上の附置義務駐車場や、未出店である政令指定都市・中核市を含めると全国的に新規運営駐車場の開拓余地は大きいと認識しています。また、これまでオフィスビルや商業施設を中心として駐車場の運営を行ってまいりましたが、これらの駐車場における、賃料保証等の収益化の需要とサービス・安全性向上の需要は今後も高い水準を維持していくと想定できるため、不稼働駐車スペースを借上げて運営する直営事業と有人管理の駐車場運営ノウハウを活かしたマネジメント事業の新規契約獲得に注力してまいります。 また、駐車場ユーザーに向けたソリューションとして、駐車場検索サイトの充実を図っています。掲載物件情報の拡充やサイトの利便性を改善することで、最適な駐車場のご提案をするだけでなく、需要と供給のギャップを見つけ、需要の多いエリアでの新規物件の開拓や、駐車場スペックの更新をオーナー様へ提案をする等、駐車場ミスマッチの課題解決を図ってまいります。 さらに、車を使う企業に向けて、車両管理業務の上流から下流までの総合的なソリューションを提供できる体制を構築することで、企業のトータルカーライフプランナーとして、ユーザーの利便性を追求してまいります。特に法人顧客においては、駐車場付マンスリーレンタカーの販売促進を展開してまいります。また、国内においては、機械式立体駐車場の修繕・建替えの時期を迎えており、駐車場の運営者として専門的な知見を駐車場オーナー等に提供することで、駐車場の設備に関するコンサルティングサービスや購入提案等を実施し、立体駐車場メーカーに対しては、修繕工事期間中の代替駐車場用地の確保における提案を実施してまいります。 海外展開においては、タイに進出しております。アジアにおいては、自動車保有台数が年々増加し、日本以上の厳しい駐車場附置義務が存在し、駐車場に関する付加価値のあるサービスが存在しない中、日本で培った駐車場オーナー・ユーザーへのソリューション提供のノウハウを活かし、サービス・安全性の向上と収益改善に取り組んでまいります。 これらの取り組みを行うことにより、国内及び海外に存在する都市部の駐車場において、社会のあらゆるニーズに対応し、駐車場の仕組み、イメージ、マーケットを大きく変革させることで、最大の幸福と利益を生み出し、更なる成長を目指してまいります。 スキー場事業においては、スキー場を投資や投機対象の不動産としてではなく、地域活性化の中心的な役割を担う存在として、中長期的な視点で再生に取り組んでいくことが重要と考えております。スキー場の持続的な成長を実現するため、ソフト面及びハード面の改善を徹底し、安全な運営、良質なサービスの提供及び適正な収益の獲得を心掛け、「自然、お客様、そして地域社会の全てがハッピーに」なるようなスキー場再生を行ってまいります。 新規スキー場や周辺事業の取得においては、ゲレンデの設計や規模、標高や降雪量、エリア自体の魅力や都市部からのアクセス状況、投資効率等を総合的に勘案し検討してまいります。さらに、M&Aによる取得だけでなく、当グループのノウハウを活用し経営支援する「NSDアライアンス」を積極的に展開します。 これらの取り組みを行うことにより、高い成長力と収益力を実現することで、日本のスキー場業界を牽引する存在を目指し、スキー場産業をはじめとしたアウトドアスポーツ業界及び地域経済の発展に貢献してまいります。 テーマパーク事業においても、スキー場事業同様に、地域活性化の中心的な役割を担う存在として、中長期的な視点で再生に取り組んでいくことが重要と考えております。子供の創造性や新たな価値観が育まれるような魅力的な空間を創造するとともに、対象顧客層を広げるようなコンテンツの企画、施設運営を展開してまいります。また、地域の文化や特産品等の固有の資産を活かし、地域経済の活性化に取り組んでまいります。 新規テーマパークの取得においては、施設の集客力、独自性、周辺施設との競争環境、エリア自体の魅力や都市部からのアクセス状況、グループ運営施設とのシナジー効果、投資効率等を総合的に勘案し、検討してまいります。 これらの取り組みを行うことにより、高い成長力と収益力を実現することで、地方創生のモデルケースとなることを目指し、地域経済ひいては日本経済の活性化に貢献したいと考えております。 以上により、当社グループは、駐車場事業、スキー場事業、テーマパーク事業を通じて、世の中の不稼働な資産を有効に活用し、社会を活性化することで、関わる人全てがハッピーなビジネスを展開してまいります。そして、新規事業として、少子・高齢化、企業の国際競争力の低下、食料自給率問題等の日本社会が直面する変化や課題、日本政府が推進する「環境・エネルギー」、「健康」、「観光・地域活性化」、「農業」、「教育・人材」等の成長産業の分野において、新たな不稼働資産やギャップを探し出し、次の事業の柱となる新規事業の創造に取り組んでまいります。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、高い収益性をもって成長し続けることを目標としています。目標とする指標に関しては、一部の偏った指標やトレンドに左右されることなく、成長性、収益性、健全性、効率性のバランスを重視し、安定的かつ効率的な高成長を目指すとともに、株主重視の経営を行ってまいります。具体的な指標として、営業利益成長率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、自己資本比率、自己資本当期純利益率を高水準で維持することを目標としています。 (4) 優先的に対処すべき課題 当社グループは、次に掲げる取り組みを強化してまいります。 ① 経営理念を実践できる人材の育成 当社グループは、「ハッピートライアングル」という経営理念の下、不稼動な資産に着目し、それらを効果的に活用しながら、不稼動な資産を持つオーナー、最適なサービスを受けられないユーザー、そしてその双方に貢献するソリューションを提供することで社会の役に立つという、三方一両得となる事業を実践し成長してまいりました。今後も、この経営理念と経営姿勢を追求し、駐車場事業における新ソリューションの開発、また、スキー場事業、テーマパーク事業に続く新規事業の立ち上げを行うべく、それらを実践する人材の育成と社員のチャレンジを促進する企業風土の醸成に注力してまいります。 ② 安全対策 安全・安心に施設をご利用頂くために、中長期計画に基づいたリフト、遊具整備を実施すると共に、安全教育・災害訓練を徹底してまいります。 (駐車場事業) ③ ソリューション力の強化 これまで蓄積した駐車場オーナー・ユーザー情報や、機械式駐車場の運営ノウハウをもとに、従業員の生産性向上と月極駐車場検索サイトで集めた駐車場需要情報の活用により駐車場オーナーに対して、資産の保全、リニューアル等による付加価値の向上、運営サービスレベルの向上、収益の改善といった、きめ細やかなサービスを提供できる営業体制を構築します。また、駐車場ユーザーに対して、車両台数や管理コストの削減、車両事故の低減、労務管理の強化等、時代の変化と共に変わるニーズを捉えたユーザーソリューションに特化した事業展開をしてまいります。 (スキー場事業) ④ 天候に対する対策 ウィンターシーズンにおいては十分な積雪のもとで、スキー場を開業することが事業の根幹をなすものであり、自然の積雪に恵まれない場合は、当社グループが保有する降雪機をフル活用することで、効率的かつ効果的な降雪を行い、ウィンターシーズン開始とともに満足してスキーを楽しんで頂ける状況にしてまいります。当社グループのスキー場の一部は標高が高い為、残雪を利用しウィンターシーズン終盤まで十分なコンディションを維持することで、当社グループの優位性を発揮させ、他のスキー場との差別化を図ってまいります。また、想定を超える豪雪や大雨が発生すると、お客様がスキー場へ来場できず、また、お客様が施設利用を取り止めるため、こうした事態に備え、施設やサービスの一層の充実を図ってまいります。 ⑤ グリーンシーズンの事業展開 ウィンターシーズンに業績が偏重することに対応するため、地域の特性を活かしたグリーンシーズン事業を強化し、一年を通じた営業体制を整えることで、安定したスキー場等の経営を目指してまいります。 ⑥ 今後のスキー場取得及びNSDアライアンス 創業以来、国内におけるスキー場において、強みや特徴を有するスキー場を取得してまいりました。スキー場の取得及び取得後の改善につながる活動を継続的に実施し、当社グループの企業価値を一層高めてまいります。また、魅力的なスキー場の取得やNSDアライアンスにより、事業拡大することを成長戦略の重要な要素と位置付けております。更に、スキー場の地元関係者や従業員と一体となって、スキー場を改善し、スキー場の価値を高めていくことで、地域の活性化に貢献してまいります。 (テーマパーク事業) ⑦ 天候に対する対策 当社が運営する遊園地は、現状屋外施設が多く、雨天時には来場を控えるお客様も多くいらっしゃいます。これまで、遊園地だけでなく、宿泊施設を充足させる等、天候に関係なく運営が出来る施設を増やしてまいりました。今後さらに、雨天でも遊園地を存分に楽しんでいただけるよう、屋内施設の充実等を図ってまいります。 ⑧ 今後のテーマパーク取得 日本全国には、地域の観光資源として底堅い集客力を有し、訪日外国人旅行客の需要等を取り込むことで地域振興の契機となり得るテーマパーク・遊園地等が複数あり、大きなビジネスチャンスが存在します。そのようなテーマパーク等を取得し、当社グループの企業価値を一層高めてまいります。また、スケールメリットを活かした集中購買、メンテナンス部品の取得等の費用面の改善や、運営ノウハウの共有化等により、シナジー効果を積極的に享受できるようにしてまいります。
事業等のリスク2,140字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当連結会計年度末現在において、当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及びその他の重要と考えられる事項を以下に記載しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクを全て網羅するものではありません。 (1)特定の規制の変更のリスク 当社グループは、我が国法令等の規制に従って事業を遂行するとともに、当社の事業が直接的に規制を受けていない分野においても、駐車場法、建築基準法等の特定の規制により間接的に当社の事業が影響を受ける可能性のある環境のもとで経営を行っております。これらの分野において、将来における法律、政策、解釈、実務慣行等の変更により、当社グループの業務遂行や業績等にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。 これに対し、関連法規情報の収集を積極的に行っております。 (2)駐車場需給の急激な緩和のリスク 自動運転車の実用化等により、国内の自動車保有台数が急激に減少する等の外的要因により駐車場需給が急激に緩和することとなった場合、当社グループの業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。 (3)自然災害、人災等によるリスク 地震、暴風雨、洪水、その他の天災地変、感染症の発生、事故、火災、戦争、暴動、テロその他の人災等が発生した場合、当社グループの業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。 当社グループが運営するスキー場及びテーマパークは、天候要因(天気・気温)により入場者数の変動を受けやすい事業です。台風・長雨・大雪をはじめとする悪天候や異常気象は、テーマパークでの一時的な入場者数の減少につながります。また、冬場の降雪量が著しく増加・減少する場合には、スキー場へのアクセスを阻害する道路事情の悪化に伴う来場者数の減少や営業日数の減少となる可能性があります。 台風や小雪による一時的な来場者数の減少においては、スキー場事業におけるグリーンシーズン集客によるオールシーズンリゾート化の推進や、冬場に繁忙期を迎えるスキー場と、夏場に繁忙期を迎えるテーマパーク事業の掛け合わせにより、どの季節に天候不順が起こったとしても、通期を通して補完できる事業ポートフォリオとしております。 また災害発生時には、事象の被害内容によって、社長を本部長とするBCP対策本部を設置し、グループ一体で対応を行ってまいります。 (4)海外での事業展開のリスク 当社グループは、タイにおいて駐車場事業等を展開しております。海外での事業展開において、政治・経済情勢の変化、法令や各種規制の制定・改正、地域的な労働環境の変化等が発生した場合、海外における当社グループの事業展開に支障をきたす可能性があります。 これに対して、海外出店現地の法的規制や慣習等へ適切に対応するために、現地情報の収集を積極的に行い、当社グループ内で情報共有しております。 (5)為替変動のリスク 当社グループは、海外関係会社の業績、資産及び負債において外貨建で発生したもの、また、外貨建投資及び外貨建取引について、円換算した上で連結財務諸表を作成しております。為替相場の変動により、当社グループ業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。 (6)保有有価証券における価格下落のリスク 当社グループは、事業戦略上及び資産運用上の効果に着目し、上場及び非上場の有価証券を保有しております。今後、国内外の株式市況が急激に悪化し、当社が保有する有価証券の時価下落を招いた場合、評価損や減損が発生し当社グループの業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。そのため、保有株式を継続的に見直し整理する等、リスクを軽減する施策を講じております。 (7)安全に関するリスク 当社グループは、駐車場事業、スキー場事業、テーマパーク事業を事業の柱として経営しておりますが、その提供するサービスの安全性確保については、最優先課題として取り組んでおります。しかしながら、当社グループの努力にもかかわらず、安全性に問題が生じる可能性があります。このような問題は、当社グループのブランド及び信用に悪影響を及ぼす可能性があります。 機械式駐車場や索道設備、遊具等において、監督官庁の監査や法定点検を実施し、適用される規制を遵守し、要求される全ての安全性・品質基準を満たすよう努めております。 (8)設備・固定資産に関するリスク 当社グループは、保有資産の将来キャッシュ・フロー等を算定し、減損損失の認識及び測定を実施した結果、固定資産の減損損失を計上することも予測され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。グループ内の業績管理において、減損の兆候が認められる資産については、回収可能価額が帳簿価額を下回った場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額することとし、随時適切に減損処理しております。
経営成績の分析 (MD&A)16,928字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、世界的な金融引き締めの影響や中国経済の減速懸念、原材料価格やエネルギーコストの高止まり、為替変動等、不透明な経済環境が続いております。一方で、堅調な企業収益や持ち直しつつある個人消費、雇用・所得環境の改善に支えられ、全体としては緩やかな回復基調が継続しました。 当社グループの駐車場事業に関連する不動産業界においては、オフィス回帰の動き等の底堅い需要を背景に空室率が改善傾向を示し、スキー場事業及びテーマパーク事業に関連するレジャー・観光業界においては、インバウンド需要の本格的な回復傾向が一段と強まりました。 このような事業環境の中、当社グループは「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という企業理念のもと、駐車場事業(国内・海外)、スキー場事業、テーマパーク事業の3つの主力事業において、環境変化に応じた顧客ニーズを追求し、常に斬新で、かつ期待を超えるサービスや商品を提供することにより、事業の改善に取り組んできました。 当連結会計年度の各事業の概況は以下の通りです。 駐車場事業(売上、営業利益ともに過去最高) ・月極駐車場検索サイトの掲載物件数1位を継続し、年間問合せ数は25万件を超過。 ・国内駐車場事業は113物件が純増(前期は63物件の純増)、堅調に推移。 スキー場事業(売上、営業利益ともに過去最高) ・グリーンシーズン:地域の特性を活かした商品開発の継続、インバウンドの来場者数が例年以上に増加したことにより、グループ全施設の来場者数は3年連続で過去最高を達成。 ・ウィンターシーズン:継続的な人工降雪機への投資と豊富な降雪により実現した、全コースの早期オープンと5月上旬までにおよぶ長期間営業の実現により、過去最高の来場者数を達成。 テーマパーク事業(売上、営業利益ともに過去最高) ・遊園地事業:若手社員が中心となって企画した、インフルエンサーとのコラボレーションをはじめとするイベントの積極活用やSNS活用による販促により、当社グループ化以降最高の来場者数を達成。 ・別荘・宿泊事業:小学生以下宿泊無料キャンペーンに加えて、受託別荘の増加による宿泊室数が伸長したことで、宿泊者数は順調に増加し、過去最高を達成。 これらの結果、当連結会計年度の当社グループの経営成績は、以下のとおり、売上高、営業利益及び経常利益において2ケタ成長を達成し、過去最高となりました。経常利益が前期比で20.3%増加している一方で、親会社株主に帰属する当期純利益が6.0%の減少となっている主な要因は、韓国法人の清算に伴う特別損失179百万円を計上したこと、及びグループ会社の税効果会計適用における一時差異等の解消に伴い、法人税等調整額が前期比で876百万円増加したことによるものです。 売上高 36,832百万円(前期比12.7%増) 営業利益   7,659百万円(前期比18.5%増) 経常利益  7,832百万円(前期比20.3%増) 親会社株主に帰属する当期純利益  4,799百万円(前期比6.0%減) セグメントの業績は次のとおりです。 各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部取引高を含んでいます。 (駐車場事業) 国内駐車場事業においては、当期も月極駐車場検索サイトの品質向上と利便性強化に継続的に取り組みました。具体的には、掲載情報量の拡充、物件写真や説明コメントの充実、検索画面の操作性改善を行い、ユーザーにとってより使いやすいプラットフォームへと進化させました。加えて、物件情報の定期的な更新により、空き情報をタイムリーに提供できる仕組みを構築したことで、利用者が希望する駐車場を迅速に見つけられる環境を整えました。これらの取り組みの成果として、年間を通じた問合せ件数は25万件を超過し(前期比28.9%増)、さらに問い合わせ時には成約にいたらなかったユーザーへの継続的な提案も可能となりました。 ユーザーに向けた施策に加え、蓄積された問合せデータの活用も並行して進めました。問い合わせデータを分析することで、既存物件の収益性改善や稼働率向上に結びつけるとともに、不動産オーナーに対しては地域ごとの需給ギャップに基づいた複合的な提案を行うことで、新規契約物件の獲得にも寄与しました。このようなデータドリブンな営業戦略を強化したことにより、ユーザーとオーナー双方にとって満足度の高いサービス提供が可能となりました。同時に、東京・大阪といった大都市圏に加え、札幌、仙台、横浜、名古屋、広島、福岡等全国主要都市に拠点開設を完了し、オペレーション体制を強化することで、注力エリアを拡大しております。 有人時間貸運営をしている駐車場においては、百貨店・ホテルにおけるバレーサービスに加えて、レジデンス向けサービスを加速させ、受注後の人材育成や品質管理に取り組みながら、ラグジュアリーサービスとしての価値向上を図っています。さらに、駐車場利用に付随する利便性を高めるため、洗車サービスやコーティング等の「プラスワン」サービスを拡充しました。車両利用に密接したサービスを提供することにより、利用者の利便性向上と新たな収益源の確保を両立しました。今後はカーコーティング技術を有する社員の育成や既存契約者への定額洗車プランの提案を通して、さらなるサービスの拡大と収益向上を目指してまいります。 これらの結果、当連結会計年度における国内駐車場事業の新規契約物件数は177物件、解約物件数は64物件、前連結会計年度末から113物件の純増となり、国内の運営物件数は1,512物件、運営総台数は47,638台となりました。 海外駐車場事業においては、グループ全体の経営効率の観点から、今後の利益成長が見込めない韓国法人を清算しました。一方、継続して注力しているタイではビルを多数所有する財閥トップへの営業を引き続き強化し、提案数を増加させたことで、西鉄グループのタイ2号物件である「Nishitetsu Croom(52台)」 や、バンコクの中心地に隣接する2物件「Ploenchit Center (292台)」「JW Marriott Hotel Bangkok (828台)」等、複数の物件を新規オープンしました。これらの結果、海外の運営物件数は52物件、運営総台数は14,073台となりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は17,847百万円(前期比3.6%増)、営業利益は4,490百万円(前期比6.2%増)となりました。 (スキー場事業) スキー場事業においては、ウィンターシーズンに業績が偏重する季節変動リスクを分散すべく、大自然の絶景を一望できる展望テラスの建設、大型遊具施設の導入、キャンプフィールドの展開等、地域の特性を活かした商品開発を継続し、一年を通じた営業体制を整えてきました。また、ウィンターシーズンにおいては、インバウンド集客や新たなチャネルであるノンスキーヤー向けの取り組みを重点的に行い、特にファミリーでスキー場へ遊びに行きやすい環境づくりを行うため、小学生及び未就学児のお子様を対象としたシーズン券が無料となる「NSDキッズプログラム」に取り組んできました。 当期のグリーンシーズン(2024年8月から同年11月中旬、2025年4月下旬から同年7月)においては、台風や連休の天候不順等の影響は一部で見られたものの、お盆期の盛況と10月の秋の紅葉期の好調、7月に梅雨の影響が少なく天候に恵まれました。 各施設の取り組みとして、HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートでは、長野県初出店となる「Soup Stock Tokyo」のオープンや人気アウトドアブランドの「THE NORTH FACE」のサポートを受け、山頂エリアの「森のオフィス」をリニューアルオープンしました。また、HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根ではペットと同伴でのゴンドラ乗車サービスを初めてスタートさせ、多数の愛犬家のお客様にご利用頂く等、来場者数は前年を大きく上回り、当連結会計年度のグループ全施設のグリーンシーズン来場者数は657千人と3年連続して過去最高を達成することができました。竜王マウンテンリゾートでは「SORA terrace cafe」内に訪れる人々に自由に演奏を楽しんでもらえるストリートピアノとして「雲海ピアノ」を設置し、10月にピアノをキャンバスとして、絶景とアートを融合した「雲海Live Paint」を開催し、多くのお客様にお越しいただきました。これらの結果、当グリーンシーズン(2024年8月から同年11月中旬、2025年4月下旬から同年7月)の来場者数合計は、657千人(前期比5.3%増)となりました。 当期のウィンターシーズン(2024年11月下旬から2025年4月)は、11月下旬の自然降雪及び継続投資してきた人工降雪機を稼働させることにより、当社グループの主なスキー場は例年より早いオープンとなり、12月中旬には積雪量がさらに増加し、早期に全コースをオープンすることができました。さらに、5月上旬まで豊富な積雪量を維持できたことで延長営業も行い、安定して春スキーをお楽しみいただけました。特に、白馬岩岳マウンテンリゾートにおいては、38年ぶりにゴンドラリフトを全面リニューアルし、更なる快適性・輸送能力の向上により、スキーヤーのお客様はもちろんスキーをしない観光目的のお客様にも多くご来場いただきました。また、白馬八方尾根スキー場では、朝一のゲレンデを独占できるファーストトラックサービスを開始する等、お客様の満足度向上に努め、インバウンドだけでなく国内のお客様にも多くご来場いただきました。 来場者動向について、白馬エリアを中心にインバウンドのお客様が大幅に増加したこと等により、インバウンドの来場者数は425千人と過去最高であった2023-2024シーズン(304千人)より39.7%上回る結果となりました。これらに加え、国内のスキー人口創出を目的とした長期的な取り組みとして、ファミリーでスキー場へ遊びに行きやすい環境づくりを行うため、小学生及び未就学児のお子様を対象としたシーズン券を発行する「NSDキッズプログラム」を今シーズンも継続し、当連結会計年度のグループスキー場の同プログラム利用者数は87千人(前期比46.3%増)となりました。これらの結果、当ウィンターシーズン(2024年11月下旬から2025年4月)の来場者数合計は、1,893千人(前期比11.5%増)となり、上場以来過去最高であった2023-2024シーズン(1,698千人)より195千人も上回る結果となりました。主要な業績の指標としている売上単価は、リフト券の値上げにより前年から上昇し、また、付帯売上についても継続的な料飲メニューの改善や有名レストランとのコラボレーション、専用ラウンジなどが利用できるS-Classなどスキー場サービスの高付加価値化に努めたことで、過去最高の水準となりました。 なお、当連結会計年度より不動産事業の本格化に伴い、当連結会計年度にて、白馬エリアの販売用不動産を、開発を目的とする事業者に対して売却し、売上高に計上しています。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は10,461百万円(前期比26.9%増)となり、営業利益は2,246百万円(前期比44.7%増)となりました。 (テーマパーク事業) テーマパーク事業においては、那須ハイランドパークは「わんこはかぞく」をコンセプトに、りんどう湖ファミリー牧場では「0歳から6歳のお子様ご家族が安心・安全に楽しめる公園」を目指し、安心して楽しめる空間づくりを進めるとともに、アトラクションの新規およびリニューアルオープン、新たなイベントの開催等による遊園地集客に取り組んでおります。また、宿泊事業においては、多様なニーズにお応えする魅力ある客室の増強、レストランの新規オープンやリニューアルによる滞在時間の魅力創出、「ナスコンバレー」における実証実験サイトとしての別荘地の活用に取り組んでおります。 遊園地事業においては、那須ハイランドパークでは、イベント開催による集客に継続して注力し、コラボ企画を積極的に展開しました。当期は、Youtubeチャンネル登録者数100万人超の人気インフルエンサー等によるステージイベントや、一定期間に渡ってオリジナルドリンクやスタンプラリー等を提供するコラボレーション型のイベントを開催するなど、若手社員が中心に企画したイベントを積極的に開催しました。また、「ハス祭」「白犬オフ会」「プードル祭」等ワンちゃん向けの人気イベントも継続したことにより、来場者数が前年を超過しました。りんどう湖ファミリー牧場では、開園60周年を記念して、地元栃木県や、近隣県のお客様を対象としたキャンペーンを行い、対象期間には前年を20%上回るお客様にご来場いただきました。また、那須町の町制施行70周年を記念したファミリー向けイベント「那須こども博」を一般社団法人日本玩具協会及び地元ホテル・レジャー施設連絡協議会と共催し、人気キャラクターのグリーティングや玩具メーカーによる体験コーナーなど、多彩なコンテンツにより楽しんでいただきました。これらの取り組みにより、当連結会計年度における来場者数は916千人(前期比6.7%増)となり、当社グループ化以降最高の来場者数となりました。 当期の宿泊事業においては、当社遊園地のオフィシャルホテル「那須高原TOWAピュアコテージ」において、ファミリー層をターゲットとしたプライベートプール付貸別荘、キッズルーム付貸別荘等を開業しました。更に、非日常を味わえるトレーラーハウスルームを拡充する等、新たな宿泊体験の創出に取り組みました。トレーラーハウスは、災害発生時に被災地へ移動して「動く避難所」として活用することも念頭に置き、災害時の社会貢献と新規事業創出の両面を見据えた取り組みとして位置づけています。また、受託別荘の受注も継続的に進めたことで貸出可能な客室数は、前期から40室増加し、339室から379室となりました。これらの取り組みに加え、小学生以下宿泊無料キャンペーンや、那須の自然を体感できる「カブトムシツアー」「暖炉満喫プラン」等の宿泊プランの拡充を進めた結果、当連結会計年度における宿泊者数は211千人(前期比30.0%増)となり、過去最高の宿泊者数を更新いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は7,690百万円(前期比16.6%増)、営業利益は1,342百万円(前期比22.1%増)となりました。 SDGsの取り組みにおいては、グループの「2030年カーボンマイナス100%」の実現を目指し、新会社スマートグリーンエネルギー㈱を中心に、環境負荷低減に向けた各種プロジェクトを推進しました。2023年7月の那須ハイランドにおける別荘地の間伐材を活用した地産地消の循環型バイオマス発電の本格稼働を皮切りに、それ以降も那須ハイランドパーク駐車場のカーポート型ソーラー発電や、りんどう湖ファミリー牧場でのバイオマス発電プロジェクトが進行しています。これまでに培ったノウハウを活かし、群馬県片品村におけるスキー場跡地を活用したバイオマス発電プロジェクトを受注する等、グループ事業地だけでなく、外部案件の受注を進めることで「2030年グループカーボンマイナス100%」の達成を目指します。 また、2017年より継続している保護犬の里親探しを行う「SOS活動」では、取り組み開始以来の累計里親譲渡数が310頭に達しました。JR東日本(東日本旅客鉄道㈱)との連携により、JR那須塩原駅高架下の子ども食堂にて、月間500食を超えるバイキング形式でのお食事の提供、グループ会社㈱ティー・シー・ケー・ワークショップによる子供向けの英会話教室・学習サポート等教育機会の提供を継続する等、幅広い活動を実施しました。 今後も、SDGsの取り組みを単なる社会貢献活動にとどめるのではなく、主体事業と一体化させることで、さらなる社会貢献に取り組みます。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比べて7,847百万円増加し、49,984百万円となりました。主な要因は、1,746百万円の配当を実施したものの、親会社株主に帰属する当期純利益を4,799百万円計上したこと等により現金及び預金が5,047百万円増加、さらにスキー場事業におけるゴンドラ・人工降雪機等の設備投資により有形固定資産が1,389百万円増加、株式の購入及び時価評価金額の上昇により投資有価証券が533百万円増加したこと等によるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比べて3,540百万円増加し、27,109百万円となりました。主な要因は、新規借り入れにより借入金が2,706百万円増加したこと等によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比べて4,307百万円増加し、22,875百万円となりました。主な要因は、1,746百万円の配当を実施したものの、親会社株主に帰属する当期純利益を4,799百万円計上したこと等により利益剰余金が3,053百万円増加、さらにスキー場事業における非支配株主に帰属する当期純利益の計上等により非支配株主持分が733百万円増加したこと等によるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて4,542百万円増加し、20,918百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、8,180百万円(前期は6,198百万円の収入)となりました。これは主に法人税等の支払1,843百万円があったものの、税金等調整前当期純利益7,718百万円、減価償却費1,966百万円を計上したこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、4,888百万円(前期は7,357百万円の支出)となりました。これは主に積極的な設備投資により有形固定資産の取得による支出が4,466百万円、投資有価証券の取得による支出680百万円を計上したこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、1,203百万円(前期は6,492百万円の収入)となりました。これは主に配当金の支払額1,746百万円があったものの、長期借入れによる収入5,770百万円と長期借入金の返済による支出3,063百万円を計上したこと等によるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 A.生産実績 該当事項はありません。 B.受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 C. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)   前期比(%) 駐車場事業(百万円)   17,801   103.7 スキー場事業(百万円)   10,456   128.2 テーマパーク事業(百万円)   7,662   116.8 その他事業(百万円)   911   113.9 合計   36,832   112.7 (注) 1.主たる販売先は不特定多数の一般消費者であり、相手先別販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先はありません。 2.上記の金額は、セグメント間取引を相殺消去しております。 3.当連結会計年度における駐車場事業の地域別、事業別売上高、地域別物件数、台数及び契約率を主たる地域別に示すと、次のとおりであります。 国内・海外駐車場事業の地域別、事業別売上高   (単位:百万円) 東日本   関東   東海   近畿   西日本   国内計 2024年7月期   直営   860   5,711   476   2,591   1,021   10,661 マネジメント   185   1,733   210   490   189   2,808 その他   68   930   59   600   190   1,849 合計   1,114   8,374   745   3,682   1,401   15,319 2025年7月期   直営   968   6,287   510   2,606   1,154   11,527 マネジメント   160   1,788   209   529   231   2,919 その他   87   931   66   595   215   1,897 合計   1,216   9,007   787   3,732   1,601   16,344 前期比   直営   112.5%   110.1%   107.3%   100.6%   113.0%   108.1% マネジメント   86.5%   103.2%   99.8%   108.0%   122.1%   103.9% その他   127.2%   100.1%   112.5%   99.2%   113.2%   102.6% 合計   109.1%   107.6%   105.6%   101.3%   114.2%   106.7% タイ   韓国   海外計   総合計 2024年7月期   直営   883   788   1,672   12,333 マネジメント   85   51   137   2,945 その他   98   -   98   1,948 合計   1,067   840   1,908   17,227 2025年7月期   直営   926   272   1,198   12,726 マネジメント   138   7   145   3,065 その他   158   -   158   2,055 合計   1,223   280   1,503   17,847 前期比   直営   104.8%   34.6%   71.7%   103.2% マネジメント   161.3%   14.9%   106.5%   104.1% その他   160.8%   -%   160.8%   105.5% 合計   114.6%   33.4%   78.8%   103.6% 国内・海外駐車場事業の地域別物件数、台数及び契約率 (月極専用直営物件) 東日本   関東   東海   近畿   西日本   国内計 2024年7月期   物件数(件)   101   630   59   255   132   1,177 借上台数(台)   1,792   10,960   938   4,692   2,617   20,999 貸付台数(台)   1,702   10,180   886   4,450   2,449   19,667 契約率   95.0%   92.9%   94.5%   94.8%   93.6%   93.7% 2025年7月期   物件数(件)   116   659   68   296   145   1,284 借上台数(台)   1,931   11,470   1,080   4,932   2,924   22,337 貸付台数(台)   1,830   10,554   1,022   4,529   2,658   20,593 契約率   94.8%   92.0%   94.6%   91.8%   90.9%   92.2% 前期比   物件数   114.9%   104.6%   115.3%   116.1%   109.8%   109.1% 借上台数   107.8%   104.7%   115.1%   105.1%   111.7%   106.4% 貸付台数   107.5%   103.7%   115.3%   101.8%   108.5%   104.7% タイ   韓国   海外計   総合計 2024年7月期   物件数(件)   35   2   37   1,214 借上台数(台)   1,582   138   1,720   22,719 貸付台数(台)   1,464   138   1,602   21,269 契約率   92.5%   100.0%   93.1%   93.6% 2025年7月期   物件数(件)   26   -   26   1,310 借上台数(台)   1,171   -   1,171   23,508 貸付台数(台)   1,084   -   1,084   21,677 契約率   92.6%   -%   92.6%   92.2% 前期比   物件数   74.3%   0.0%   70.3%   107.9% 借上台数   74.0%   0.0%   68.1%   103.5% 貸付台数   74.0%   0.0%   67.7%   101.9% (時間貸し併用直営物件) 東日本   関東   東海   近畿   西日本   国内計 2024年7月期   物件数(件)   20   43   13   33   13   122 借上台数(台)   953   3,697   2,597   2,037   929   10,213 2025年7月期   物件数(件)   19   44   13   33   14   123 借上台数(台)   912   3,819   2,591   1,836   977   10,135 前期比   物件数   95.0%   102.3%   100.0%   100.0%   107.7%   100.8% 借上台数   95.7%   103.3%   99.8%   90.1%   105.2%   99.2% タイ   韓国   海外計   総合計 2024年7月期   物件数(件)   15   16   31   153 借上台数(台)   7,743   2,243   9,986   20,199 2025年7月期   物件数(件)   15   -   15   138 借上台数(台)   8,247   -   8,247   18,382 前期比   物件数   100.0%   0.0%   48.4%   90.2% 借上台数   106.5%   0.0%   82.6%   91.0% (時間貸しマネジメント物件) 東日本   関東   東海   近畿   西日本   国内計 2024年7月期   物件数(件)   9   47   13   17   14   100 管理台数(台)   1,869   6,338   1,779   2,971   1,559   14,516 2025年7月期   物件数(件)   8   51   13   18   15   105 管理台数(台)   1,683   7,119   1,779   2,960   1,625   15,166 前期比   物件数   88.9%   108.5%   100.0%   105.9%   107.1%   105.0% 管理台数   90.0%   112.3%   100.0%   99.6%   104.2%   104.5% タイ   韓国   海外計   総合計 2024年7月期   物件数(件)   9   2   11   111 管理台数(台)   5,161   98   5,259   19,775 2025年7月期   物件数(件)   11   -   11   116 管理台数(台)   4,655   -   4,655   19,821 前期比   物件数   122.2%   0.0%   100.0%   104.5% 管理台数   90.2%   0.0%   88.5%   100.2% (合計) 東日本   関東   東海   近畿   西日本   国内計 2024年7月期   物件数(件)   130   720   85   305   159   1,399 総台数(台)   4,614   20,995   5,314   9,700   5,105   45,728 2025年7月期   物件数(件)   143   754   94   347   174   1,512 総台数(台)   4,526   22,408   5,450   9,728   5,526   47,638 前期比   物件数   110.0%   104.7%   110.6%   113.8%   109.4%   108.1% 総台数   98.1%   106.7%   102.6%   100.3%   108.2%   104.2% タイ   韓国   海外計   総合計 2024年7月期   物件数(件)   59   20   79   1,478 総台数(台)   14,486   2,479   16,965   62,693 2025年7月期   物件数(件)   52   -   52   1,564 総台数(台)   14,073   -   14,073   61,711 前期比   物件数   88.1%   0.0%   65.8%   105.8% 総台数   97.1%   0.0%   83.0%   98.4% ※ 『借上台数』・・・当社グループと駐車場オーナーとの間で賃貸借契約を締結している台数 『貸付台数』・・・月極専用直営物件において、当社グループと駐車場ユーザーとの間で賃貸借契約を締結している台数 『管理台数』・・・時間貸しマネジメント物件の総収容台数 『契約率』 ・・・月極専用直営物件において『貸付台数』を『借上台数』で除した比率 『総台数』 ・・・『借上台数』+『管理台数』 ≪駐車場付マンスリーレンタカー設置台数≫ (単位:台) 2024年7月末   2025年7月末   前期比 駐車場付マンスリーレンタカー設置台数   407   423   103.9   % ≪グリーンシーズン≫ ■索道を稼働した施設における来場者数 (単位:千人) 施設名   2024年7月末 累計   2025年7月末累計   前期比 HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根   97   114   117.6   % HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾート   228   260   114.1   % HAKUBA VALLEY栂池高原   76   81   107.1   % 竜王マウンテンパーク   72   64   89.3   % 計   473   520   109.9   % ■その他の施設における来場者数 (単位:千人) 会社名   2024年7月末累計   2025年7月末累計   前期比 ㈱鹿島槍   3   2   81.5   % 川場リゾート㈱    120   113   93.8   % めいほう高原開発㈱   26   20   79.2   % 計   150   136   90.9   % (注) 1.索道を稼働した施設における来場者数については、主にリフト券の販売数に基づいて記載しております。 索道とは、ゴンドラ、ロープウェイ及びリフトを指します。 2.その他の施設における来場者数は以下の合計となります。 ㈱鹿島槍:HAKUBA VALLEY鹿島槍スポーツヴィレッジの来場者数 川場リゾート㈱:HANETTAの来場者数及びおにぎり店の来場者数(レジ通過者数) めいほう高原開発㈱:キャンプ施設、ASOBOTの来場者数及びおにぎり店の来場者数(レジ通過者数) ≪ウインターシーズン≫ ■スキー場別来場者数 (単位:千人) 運営スキー場名   2024年7月末累計   2025年7月末累計   前期比 HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場   352   409   116.3   % HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド   147   208   141.1   % HAKUBA VALLEYつがいけマウンテンリゾート   350   368   105.4   % HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ファミリーパーク(※)   46   65   138.9   % 竜王スキーパーク   221   215   97.4   % 川場スキー場   153   157   103.0   % めいほうスキー場   197   210   106.8   % 菅平高原スノーリゾート   229   257   112.0   % 計   1,698   1,893   111.5   % ※当社子会社の㈱鹿島槍が運営するHAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ファミリーパークは、当社子会社の日本テーマパーク開発㈱に設備を賃貸し、㈱鹿島槍は索道事業の受託契約を結んでおります。 ■その他の施設における来場者数 (単位:千人) 会社名   2024年7月末累計   2025年7月末累計   前期比 川場リゾート㈱   46   38   83.1   % めいほう高原開発㈱   2   4   180.7   % 計   49   42   87.5   % (注) 1.スキー場の来場者数については、主にリフト券の販売数に基づいて記載しております。 2.菅平高原スノーリゾートの来場者数については、「TARO AREA・DAVOS AREA」の来場者数を表示しております。 3.その他の施設における来場者数は以下の合計となります。 川場リゾート㈱:おにぎり店の来場者数(レジ通過者数) めいほう高原開発㈱:おにぎり店の来場者数(レジ通過者数) ≪テーマパーク事業の来場者数≫ (単位:千人) 施設名   2024年7月末累計   2025年7月末累計   前期比 那須ハイランドパーク   554   609   109.9   % NOZARU   26   30   112.5   % 那須高原りんどう湖ファミリー牧場   277   277   99.8   % 計   858   916   106.7   % (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産及び負債または損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。また、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績等の分析 当連結会計年度における当社グループの売上高は前期比12.7%増の36,832百万円となりました。その要因について、セグメント毎に分析すると以下のとおりとなります。 (駐車場事業) 駐車場事業の売上高は前期比3.6%増の17,847百万円となりました。主な要因は、月極駐車場検索サイトの情報を充実させる等、サイトの利便性向上に努めたことで、オンラインによる問い合わせが年間累計250千件を超過し、月極契約の成約件数の増加だけでなく、その膨大な問合せデータを活用し、駐車場案件の受注が進んだこと。さらに、インバウンド等によりラグジュアリーホテルでの活発なバレーサービス受注が進んだ一方で、韓国現地法人の清算により、海外駐車場事業の売上高が減少したことによるものです。 (スキー場事業) スキー場事業の売上高は前期比26.9%増の10,461百万円となりました。主な要因は、自然降雪及び継続投資してきた人工降雪機を稼働させ、例年より早期オープンできたことにより、インバウンドの来場者数が増加したこと。さらに、新規顧客施策として進めてきたNSDキッズプログラムや、ノンスキーヤー向け施策による来場者数の増加もあり、ウィンターシーズンの来場者数が過去最高となったことによるものです。 (テーマパーク事業) テーマパーク事業の売上高は前期比16.6%増の7,690百万円となりました。主な要因は、インフルエンサーとのコラボ企画イベント等により、遊園地来場者数が増加したこと。また、継続投資をしてきた宿泊室数の増加と合わせて、小学生以下宿泊無料キャンペーン等の実施により、宿泊者数が大幅に増加したことによるものです。 (その他事業) その他事業の売上高は、前期比16.6%増の955百万円となりました。主な要因は、教育事業の授業数の増加およびヘルスケア事業の検査の増加によるものです。 当連結会計年度において、当社グループの営業利益は前期比18.5%増の7,659百万円となり、営業利益率は19.8%から20.8%へと1.0ポイント改善しました。主な要因は、スキー場事業において、来場者数が大幅に伸び、さらにリフト単価見直し等による単価改善もあり、売上高及び営業利益が大幅に改善したことによるものです。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループにおける運転資金需要の内、主なものは、各セグメントにおける仕入や運営人件費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資やM&Aにおける取得費用等であります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針とし、資金の源泉は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入による資金調達であります。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、高い収益性をもって成長し続けることを目標としており、成長性、収益性、健全性、効率性のバランスを重視し、安定的かつ効率的な高成長を目指すとともに、株主重視の経営を行ってまいります。具体的な指標として、営業利益成長率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、自己資本比率、自己資本当期純利益率(ROE)を高水準で維持することを目標としています。 当連結会計年度を含む直近3連結会計年度の指標の推移は以下のとおりです。 (単位:%) 2023年7月期   2024年7月期   2025年7月期   目標値 営業利益成長率   35.3   4.2   18.5   - 売上高営業利益率   19.5   19.8   20.8   25.0 売上高経常利益率   19.5   19.9   21.3   25.0 自己資本比率   39.3   36.7   38.3   40.0 自己資本 当期純利益率(ROE)   42.3   38.0   27.7   30.0 なお、営業利益成長率の過去3年平均は19.3%、過去5年平均は24.1%となっております。営業利益成長率については、当社グループの事業特性上、M&A等により大幅に変動する可能性があり、明確な目標値を定めておりませんが、現在の水準の維持向上に努めてまいります。また、その他の指標についても達成すべく、各セグメントにおける収益性及び資本効率の改善に取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。