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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

東リ

TOLI Corporation7971 · Standard · 化学

床材・内装材の国内トップメーカー。インテリア事業とグローバル事業を軸に、建材その他事業を展開。

概要

東リは、ビニル床材やカーペット、カーテン、壁紙などのインテリア資材を製造・販売する企業である。1919年に兵庫県伊丹市でアメリカンリノリューム社と技術提携して創業し、1949年に東京・大阪証券取引所に上場した。連結売上高は1,123億円(2026年3月期)、従業員数1,940人。住宅・非住宅向けに製品を提供し、床材で国内トップクラスのシェアを持つ。

3つの報告セグメントで構成される事業ポートフォリオ

東リグループは、当社と子会社17社、関連会社1社の計19社で構成される。2026年3月期より報告セグメントを「インテリア事業」「グローバル事業」「建材その他事業」の3区分に変更した。インテリア事業は国内におけるブランド製品の製造販売とインテリア商材の仕入販売・内装工事を担当し、売上高の大半を占める。グローバル事業は輸出販売と海外子会社を通じた販売、建材その他事業は建材・住設機器の仕入販売や産業資材向け製品を扱う。

インテリア事業が連結売上の95%を占める収益構造

2026年3月期の連結売上高1,123億円のうち、インテリア事業が1,072億円(構成比95.4%)を占める。同事業のセグメント利益は51億円で、営業利益率は4.8%である。ビニル系床材、カーペット、壁装材、ウィンドウトリートメントの4製品群が主力で、いずれも国内市場で高いシェアを持つ。グローバル事業は売上23億円と小規模だが、北米や中国に拠点を置き将来的な成長を狙う。建材その他事業は浴室用床シートやスポーツ向け製品などを展開する。

国内生産と物流の基盤は伊丹・厚木・滋賀に集中

主要な生産拠点は兵庫県伊丹市の本社工場、神奈川県厚木市の厚木工場、滋賀県の滋賀東リ株式会社(旧大平染工)である。伊丹工場と厚木工場はISO9001を取得。カーペット生産部門ではISO14001の認証も得ている。物流は子会社の東リ物流株式会社が一貫して担い、入出庫・荷役・加工を行う。さらに、中国の江蘇長隆装飾材料科技有限公司とビニル床タイルの合弁事業を展開しており、グローバル生産体制を補完する。

北米と中国に販売拠点を置くグローバル展開

グローバル事業では、中国の東璃(上海)貿易有限公司と米国のTOLI North America Corporationが主要な販売子会社である。東璃は2014年に設立され、Eコマース開拓や新製品説明会を実施するが、2026年3月期は中国の不動産不況の影響で販売が減少した。北米現地法人は2024年7月に営業を開始し、代理店施策と在庫戦略を推進中である。また、シンガポール駐在員事務所(2019年設立)を通じてASEAN地域にも販路を広げている。

業界の中での役割は建築資材メーカー(内装材・床材)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,123億円
営業利益
51億円
営業利益率
4.5%
純利益
45億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
インテリア 事業1,050億円93.5%52億円5.0%
建材その他 事業50億円4.5%2億円4.0%
グローバル 事業23億円2.0%-3億円-13.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01インテリア事業(国内住宅・非住居向け)主力

日本国内において、当社ブランドの床材・内装材等を製造販売。インテリア商材の仕入販売や内装工事も手掛け、住宅・非住居の内装需要に応える。

主な製品・サービス2
床材
ビニル床タイル、長尺シート、カーペット等。住宅・商業施設などに幅広く採用される。
内装材
壁材、天井材、カーテン等。内装トータルコーディネートを提供。

02グローバル事業(海外向け)準主力

当社ブランド製品および関連するインテリア商材の輸出販売、仕入販売。海外市場での販売網を展開し、グローバルに事業を拡大。

主な製品・サービス1
床材・内装材
日本製の高品質な床材・内装材を海外へ輸出。現地法人が販売。

03建材その他事業(国内建材・産業資材)副次

日本国内で建材や住設機器の仕入販売、業際・産業資材用途の当社ブランド製品の製造販売。新規事業も展開。

主な製品・サービス1
産業資材
床材の技術を活かした産業用シート材等。工場や施設の床材として使用。

製品と技術

ビニル床タイルと床シートが中核の床材事業

ビニル系床材は東リの主力製品である。ビニル床タイルでは、総合見本帳「タイルコレクション」やワックス不要の置き敷きタイプ「ルースレイタイルシリーズ」が売上を伸ばしている。ビニル床シートでは「シートコレクションNW」が市場に浸透。さらに、浴室向けの「バスナシリーズ」やプールサイド向けの「NS遮熱ガーデント」など、業際用途にも展開する。これらの製品は、自社の要素技術研究と設備投資による製造原価低減で競争力を高めている。

環境配慮型カーペット「サスティブバック」を採用

カーペット事業では、ナイロンタイルカーペットが主力である。「GA-3600 サスティブバック」は自社内製糸を使用し、裏面のバッキングにリサイクルシステムを採用している。この「サスティブバック」は独自技術で、2025年度グッドデザイン賞を受賞した。また、汎用品の「GA-100シリーズ」のラインアップも拡充。一方で、輸入品との競争が激化しており、差別化のために環境配慮型製品の開発を進めている。

壁装材とカーテンで内装のトータルコーディネート

壁装材では、新ブランド見本帳「TOLI GRAND WALLCOLLECTION(グランウォールコレクション)」や汎用ビニル壁紙「東リウォールVS」、全点不燃認定壁紙「DECOPOWER」を展開。2025年2月には特殊印刷技法でリアルな質感を表現した不燃化粧仕上げ材「リアルデコ」を発売した。カーテンでは「fuful(フフル)」ブランドを立ち上げ、「えらべるって、楽しい!」をコンセプトに販促を強化。学校・医療福祉施設向けのコントラクトカーテンも手がける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

化成品内装材メーカー、堅調

床材や壁材などの化学品内装材メーカー。売上高約1100億円。営業利益率4.54%(2026/3期見込)と改善。同業にはクラレ(3405)などがあるが、東リは内装材特化。住宅投資やリフォーム需要の影響を受ける。海外展開も模索中。原材料価格変動の影響に留意。

強み

  • 内装材で国内トップ級。ブランド力、シェア高い。販売網も強固。顧客基盤広い。
  • 営業利益率4%台で推移。コスト削減や製品構成改善。増収効果も。収益性向上傾向。
  • ビニル床材、カーペットなど幅広いラインアップ。ニーズに合わせた提案。リフォーム需要も取り込む。
  • 環境配慮製品や機能性素材の開発。差別化につながる。競争力の源泉。

課題

  • 原油由来の原料価格変動リスク。収益を圧迫。価格転嫁のタイムラグ。収益変動大きい。
  • 新築・リフォーム需要に左右。住宅市場の低迷が打撃。需要変動リスク。市場開拓必要。
  • 海外売上高比率低い。グローバル展開が課題。競合は海外進出先行。成長機会逃す恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字が東リ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14094日本化学産業465億円19.5倍
24931新日本製薬448億円13.4倍
34462石原ケミカル441億円13.4倍
44968荒川化学工業432億円18.8倍
54249森六426億円17.3倍
67971東リ425億円9.2倍
74218ニチバン404億円24.0倍
84229群栄化学工業388億円14.5倍
94923コタ382億円25.1倍
109845パーカーコーポレーション377億円7.5倍
114112保土谷化学工業369億円11.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

アメリカンリノリュームとの提携で創業した1919年

1919年12月、資本金60万円で兵庫県伊丹町(現伊丹市)に東洋リノリユーム株式会社を設立。アメリカンリノリューム会社と技術提携し、リノリューム類の製造を目的とした。当時、リノリュームは欧米で普及していた床材であり、日本での国産化を目指した。1949年5月には東京・大阪証券取引所に上場し、市場第一部に指定された。

ビニル床タイルで本格的な樹脂床材に参入した1957年

1957年11月、ビニル床タイルの製造販売を開始。従来のリノリュームに代わる新素材として、ビニル系樹脂を使った床材を製品化した。1963年6月には厚木工場を完成させ、ビニル床タイルと軟質高級ビニル床タイルの生産を始めた。この時期に樹脂床材の製造技術を確立し、後の主力製品群の基盤を築いた。

カーペット・カーテン・壁紙へ事業拡大した1967~1986年

1967年6月にニードルパンチカーペットの販売を開始し、カーペット事業に参入。1969年3月には製造子会社グレース・カーペットを設立(2012年に吸収合併)。1984年3月には東リカーテンの販売を始め、カーテン事業に進出。1986年3月には東リウォールとして壁装材事業を開始した。この間、1980年には大平染工(現滋賀東リ)を子会社化し、生産・物流拠点を拡充した。

社名変更とグループ再編を進めた1990年代

1991年10月、社名を東リ株式会社に変更。1992年10月にはカーペットメンテナンス会社として東リオフロケ(現東リインテリアサービス)を設立。1998年10月に伊丹・厚木工場と本社部門でISO9001認証を取得した。1999年4月には販売子会社3社(亀井、東工、松井甚)が合併し、リック株式会社が発足。物流子会社(1990年設立)や施工会社(1995年設立)も加わり、グループ体制を整えた。

2000年代以降の海外展開と市場区分変更

2006年12月に岐阜東リ(旧MRM岐阜)を子会社化。2014年2月には中国に東璃(上海)貿易有限公司を設立。2019年にはシンガポール駐在員事務所を開設し、同年12月に創業100年を迎えた。2020年6月には台湾企業グループとの合弁で江蘇長隆装飾材料科技有限公司に資本参加。2022年4月に東証プライム市場へ移行したが、2023年10月にスタンダード市場へ再選択した。2024年1月には北米現地法人TOLI North America Corporationを設立した。

年表35件を開く

1910年代

  • 1919年12月創業資本金60万円をもって兵庫県伊丹町(現・伊丹市)にアメリカンリノリューム会社と技術提携によるリノリューム類の製造を目的として設立。社名を東洋リノリユーム株式会社とする。

1940年代

  • 1949年5月上場東京・大阪証券取引所に上場(市場第一部に指定)。

1950年代

  • 1957年11月ビニル床タイルの製造販売開始。

1960年代

  • 1963年6月厚木工場完成。ビニル床タイル・軟質高級ビニル床タイルの製造販売開始。
  • 1967年6月ニードルパンチカーペットの販売開始。カーペット事業分野に進出。
  • 1969年3月M&Aカーペットの製造会社として㈱グレース・カーペットを設立(2012年3月、当社に吸収合併)。

1980年代

  • 1980年4月カーペットの生産・物流拠点として活用するため、大平染工㈱(現社名・滋賀東リ㈱)に資本参加(現・連結子会社)。
  • 1984年3月東リカーテンの販売開始。カーテン事業分野に進出。
  • 1984年12月ビニル床シートの製造会社として広化東リフロア㈱を設立(現・連結子会社)。
  • 1985年11月カーテンの縫製、企画を目的に㈱東リインテリア企画を設立(現・連結子会社)。
  • 1986年3月東リウォールの販売開始。壁装材事業分野に進出。
  • 1986年10月販売会社として北海道東リ㈱を設立(現・連結子会社)。
  • 1987年9月壁装材の製造会社である山天加工㈱(現社名・山天東リ㈱)に資本参加(現・連結子会社)。

1990年代

  • 1990年4月製品等の入出庫・荷役・加工を行うため、東リ物流㈱を設立(現・連結子会社)。
  • 1991年10月商号変更社名を東リ株式会社に変更。
  • 1992年10月カーペットのメンテナンス会社として東リオフロケ㈱(現社名・東リインテリアサービス㈱)を設立(現・連結子会社)。
  • 1995年12月内装材の施工会社として㈱テクノカメイを設立(現・連結子会社)。
  • 1998年10月伊丹工場、厚木工場及び本社部門において「ISO9001」(品質マネジメントシステム)の認証を取得。
  • 1999年4月M&A販売子会社である亀井㈱・東工㈱・松井甚㈱が亀井㈱を存続会社として合併し、リック㈱に商号変更(現・連結子会社)。

2000年代

  • 2002年12月情報処理システムの企画・開発会社として㈱インテリアシステムサポートを設立(現・非連結子会社)。
  • 2006年4月カーテン事業最適化の一環として、㈱キロニーを設立(現・連結子会社)(2007年3月、㈱キロニー(旧会社)は清算結了)。
  • 2006年10月カーペットを中心とするインテリア商材の販売会社としてダイヤ・カーペット㈱を設立(2019年8月、清算結了)。
  • 2006年12月カーペット事業の生産拠点として活用するため、MRM岐阜㈱(現社名・岐阜東リ㈱)の株式を取得(現・連結子会社)。
  • 2007年11月伊丹本社の「東リ旧本館事務所(東リ インテリア歴史館)」が伊丹市により景観重要建造物に指定(2020年8月、国の「登録有形文化財(建造物)」に登録)。
  • 2009年1月伊丹本社に研修センターを新設。

2010年代

  • 2014年2月中国における販路拡大を目的として東璃(上海)貿易有限公司を設立(現・連結子会社)。
  • 2015年11月カーペット生産部門において「ISO14001」(環境マネジメントシステム)の認証を取得。
  • 2016年11月商号変更単元株式数を1,000株から100株に変更。
  • 2019年1月創業シンガポール駐在員事務所を設立(同年11月、シンガポール Branch Officeとして登記)。
  • 2019年12月創業『創業百年』を迎える。

2020年代

  • 2020年6月江蘇長隆装飾材料科技有限公司(台湾企業グループとのビニル床タイル合弁事業)に資本参加(現・持分法適用関連会社)。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2023年2月M&A内装材の施工会社である東洋インテリアサービス㈱の株式を取得(2023年3月、東リオフロケ㈱(現社名・東リインテリアサービス㈱)に吸収合併)。
  • 2023年10月東京証券取引所の市場区分の再選択により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行。
  • 2024年1月創業北米における販路拡大を目的として米国現地法人「TOLI North America Corporation」を設立(同年7月営業開始)。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2028年3月期まで1,130億円以上
  • 連結売上高2031年3月期まで1,200億円以上
  • 連結営業利益2028年3月期まで50億円以上
  • 連結営業利益2031年3月期まで60億円以上
  • ROE2028年3月期まで8.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    製品競争力の強化

    国内建設市場の縮小に対し、機能性強化に向けた要素技術研究や製造原価低減のための設備投資を積極的に行い、インテリア製品の競争力を高める。

  2. 02

    事業領域の拡大

    既存事業の強化に加え、ユーザーニーズの深掘りや産学官連携による研究開発を推進し、新たな事業領域への挑戦を通じて事業ポートフォリオの多様化を図る。

  3. 03

    グローバル事業の推進

    北米や中国のグループ販売会社を中心に販売網を拡充し、ビニル床タイル合弁事業での技術開発力を高め、グローバル市場でのブランド存在感を強化する。

  4. 04

    ESG経営の推進

    環境・社会・ガバナンスへの取り組みを強化し、経済的価値と社会的価値の両立を目指す。長期的な環境負荷低減目標を掲げ、サーキュラーエコノミー型事業活動を構築する。

  5. 05

    人材確保と物流再構築

    少子高齢化に対応し、柔軟な働き方や人事制度見直しで従業員エンゲージメントを向上。物流効率化のため運行便見直しや在庫拠点拡充を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,940人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は639万円で、9期前と比べて+10.4%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,774
2018年3月1,801
2019年3月57940.816.11,833
2020年3月56541.116.11,849
2021年3月56441.716.51,869
2022年3月55541.716.51,874
2023年3月56242.216.71,856
2024年3月59242.416.61,883
2025年3月63043.017.11,910230
2026年3月63943.017.01,940263

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 11 / 海外 3、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
インテリア事業 — 滋賀東リ㈱(滋賀県蒲生郡日野町)5,680百万円
関東物流センター — 千葉県船橋市3,672百万円
インテリア事業
厚木工場 — 神奈川県厚木市2,937百万円
インテリア事業
伊丹本社 — 兵庫県伊丹市2,656百万円
インテリア事業
東京事務所 — 東京都港区2,577百万円
インテリア事業
伊丹工場 — 兵庫県伊丹市2,435百万円
インテリア事業
インテリア事業 — 広化東リフロア㈱(滋賀県蒲生郡日野町)2,224百万円
インテリア事業 — リック㈱(大阪府吹田市)1,268百万円
インテリア事業 — 岐阜東リ㈱(岐阜県養老郡養老町)999百万円
中央物流センター — 滋賀県蒲生郡日野町655百万円
インテリア事業
主な関係会社
  • 国内
    リック㈱(注)2,4
    大阪府 吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱キロニー
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北海道東リ㈱
    札幌市 豊平区 · 連結子会社
    議決権56.0%
  • 国内
    ㈱テクノカメイ
    大阪府 東大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東リインテリアサービス㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    滋賀東リ㈱(注)2
    滋賀県 蒲生郡 日野町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    岐阜東リ㈱
    岐阜県 養老郡 養老町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    広化東リフロア㈱(注)1,2
    滋賀県 蒲生郡 日野町 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    山天東リ㈱
    富山県 南砺市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東リ物流㈱
    兵庫県 伊丹市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東リインテリア企画
    兵庫県 伊丹市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    東璃(上海)貿易 有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • TOLI North America Corporation米国カリフォルニア州100%
  • 江蘇長隆装飾材料科技 有限公司(注)3中国江蘇省 海安市45%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,123億円営業利益51億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.2%、利益が+15.9%。

売上高
+6.2%
1,123億円
営業利益
+15.9%
51億円
純利益
+28.6%
45億円
営業利益率
4.5%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,120億円1,123億円
営業利益41億円51億円
純利益34億円45億円
1株あたり配当¥34¥34

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は257億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.2%、営業利益は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q27817
2024年1Q22352.24
2024年2Q24183.35
2024年3Q268166.010
2024年4Q29318
2025年2Q474102.17
2025年4Q583345.828
2026年2Q523142.711
2026年4Q600376.234
2027年1Q25762.36

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は849億円から1,123億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8491910
中国における販路拡大を目的として東璃(上海)貿易有限公司を設立(現・連結子会社)。
2014年3月8972613
2015年3月9083320
単元株式数を1,000株から100株に変更。
2016年3月9183924
2017年3月9154430
2018年3月9133725
シンガポール駐在員事務所を設立(同年11月、シンガポール Branch Officeとして登記)。
2019年3月9042213
2020年3月9472621
2021年3月8592014
2022年3月885127
内装材の施工会社である東洋インテリアサービス㈱の株式を取得(2023年3月、東リオフロケ㈱(現社名・東リインテリアサービス㈱)に吸収合併)。
2023年3月9523626
北米における販路拡大を目的として米国現地法人「TOLI North America Corporation」を設立(同年7月営業開始)。
2024年3月1,0255237
2025年3月1,05744474.235
2026年3月1,12351574.545

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,123億円のうち、営業利益として残るのは51億円4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は45億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.1%787億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.4%285億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%51億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.7pt
4.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.0pt
8.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが91億円、投資CFが−44億円で、差し引きのフリーCFは47億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は100億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月17−7−81062
2014年3月40−13−122778
2015年3月33−17−121683
2016年3月44−26−111890
2017年3月52−23−1529104
2018年3月27−27−12092
2019年3月23−26−12−377
2020年3月51−12−1539102
2021年3月42−31−1011103
2022年3月50−40−1110102
2023年3月36−33−9396
2024年3月53−39−161495
2025年3月25−488−2380
2026年3月91−44−2947100

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は996億円。このうち返さなくてよい自己資本が522億円で、自己資本比率は52.0%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月66925641337.9
2014年3月68826042837.7
2015年3月72028743339.6
2016年3月72930342641.4
2017年3月75533641944.2
2018年3月77735941845.9
2019年3月77736041746.1
2020年3月78436442046.1
2021年3月76838138749.2
2022年3月80038341747.5
2023年3月84840943947.9
2024年3月90845845050.0
2025年3月94148445751.1
2026年3月99652247552.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
101億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
344億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
103億円
在庫として抱えている分
負債合計
475億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中10位あたり、逆に低いのは自己資本比率203社中148位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.9%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.0%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
6.2%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥706で、1年前と比べて+27.8%過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。

¥706-1.9%1ヶ月+6.3%1年+27.8%時価総額425億円
過去52週の値幅
安値¥551高値¥822

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.2倍
PER (会社予想)11.8倍
PBR0.77倍
配当利回り4.82%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月18日に697円と、前日比0.72%上昇しました。25日移動平均線(667.4円)を上回り、7月30日には695円と前月比で大きく上昇しましたが、その後は高値圏で揉み合っています。52週高値822円に対しては約15%下の水準で、上値には抵抗があります。出来高は7月30日に66万株超と急増しましたが、その後は落ち着いています。RSIは62.89と中立圏で、方向感はまだ明確ではありません。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが9.07倍と業界平均17.98倍を大きく下回り、PBRも0.7588倍で平均1.44倍の約半分。配当利回りは4.88%と平均2.63%を超過し、ROE8.9%は良好。業績は増収増益で、割安だが配当性向が59.6%と高めで今後の成長余地には注意。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.2倍17.8倍
PER (予想)11.8倍
PBR0.77倍1.41倍
ROE8.9%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、住宅市場の落ち着きの中で、リフォーム需要やオフィス向け需要の動向が業績をどう左右するかである。強気派は、リフォーム市場の堅調さ、非住宅需要の回復、株主還元の高さ(配当利回り4.91%)を評価する。弱気派は、建築着工戸数の減少懸念、競争激化による価格競争、原材料コストの上昇が利益を圧迫するリスクを指摘する。PBRは0.75倍と低く、資本効率の改善も課題。

プラスに働く材料7
  • リフォーム需要の堅調

    既存住宅の老朽化で市場は安定成長

  • 高配当利回り

    4.91%の配当は株式市場で魅力的

  • 海外展開の余地

    アジア中心に需要拡大の可能性

  • 営業利益は前期比15.9%増の51億円決算発表後影響

    営業利益は44億円から51億円に増加、営業利益率も4.54%に改善。

  • 売上高1123億円と前期比6.2%増加決算発表後影響

    売上高は1057億円から1123億円に拡大、増収基調が持続。

  • 純利益45億円と前期比28.6%増加決算発表後影響

    純利益は35億円から45億円に増加、最終損益も拡大。

  • 高配当利回り4.91%が株主を魅了継続影響

    配当利回り4.91%、PBR0.75倍と割安感もあり配当目的の需要。

マイナスに働く材料7
  • 新築着工の減少

    国内住宅着工戸数は減少傾向

  • コスト上昇

    原材料やエネルギー価格の高騰が収益を圧迫

  • 競争激化

    海外メーカーの参入で価格競争が激化

  • 予想PER11.6倍は実績9.02倍から上昇通年影響

    予想PER11.6倍は実績PER9.02倍を上回り、来期の減益予想が示唆される。

  • 株価は1年で24.19%上昇し過熱感継続影響

    株価上昇率24.19%、短期的な過熱感が警戒される。

  • 外国人保有比率16.78%の売り圧力リスク継続影響

    外国人保有比率16.78%、市場変動時に売り圧力となり得る。

  • 営業利益率4.54%の低い収益力継続影響

    営業利益率4.54%、売上高の割に収益力が弱く改善余地。

次の決算で確かめる点
リフォーム売上高
ストック需要の動向を把握する
非住宅向け売上高
オフィス需要の回復を見る
原材料価格の影響
コスト変動が利益率に直結する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり34で、前期から+61.9%いまの株価に対する利回りは4.82%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥34
1株あたり
配当利回り
4.82%
いまの株価に対して
配当性向
59.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1025.7
2018年3月100.029.9
2019年3月100.071.6
2020年3月1330.069.4
2021年3月8−38.542.3
2022年3月80.0144.6
2023年3月1025.031.3
2024年3月1990.041.9
2025年3月2110.546.7
2026年3月3461.959.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥34

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,745人。区分でいちばん多いのは個人・その他40.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.8%を占め、残る60.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他33.636.440.032.336.940.4
事業法人28.526.724.125.026.524.0
外国法人7.87.48.114.815.716.8
金融機関28.328.525.924.918.215.8
自己株式8.49.79.91.63.15.6
証券会社1.60.91.93.02.83.1
外国人個人0.10.10.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本生命保険相互会社6.06
02株式会社トクヤマ4.62
03東親会持株会3.74
04株式会社三菱UFJ銀行2.96
05三信株式会社2.88
06THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.54
07東リ社員持株会2.18
08株式会社池田泉州銀行2.03
09三菱UFJ信託銀行株式会社1.94
10DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.55

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+360%、1株純資産は14期で+124%。直近期のROEは8.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月174084.212.954.6
2014年3月224205.29.542.7
2015年3月324637.38.631.0
2016年3月394898.27.331.8
2017年3月495419.57.725.7
2018年3月405797.29.729.9
2019年3月225813.812.271.6
2020年3月335905.77.869.4
2021年3月236183.811.042.3
2022年3月126301.918.7144.6
2023年3月436756.56.431.3
2024年3月627688.66.841.9
2025年3月608257.57.946.7
2026年3月779138.98.659.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額214百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
永嶋元博取締役社長 代表取締役66
天野宏文取締役 専務執行役員 事業本部長66
橋本昌幸取締役 常務執行役員 グローバル戦略 推進担当 気候変動対応 プロジェクト マネージャー66
加藤晃朗取締役 執行役員 経営企画部長54
竹川政克取締役 執行役員 技術開発部長51
横田絵理取締役66
関根近子取締役72
藤井秀延取締役70
木村麻子取締役48
松本渉常勤監査役68
中野洋二常勤監査役66
森川拓監査役51
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
渡沼照夫監査役73

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51271113928
社外取締役641417
監査役3343411

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容573字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社17社及び関連会社1社の計19社により構成されており、事業ポートフォリオ戦略をより明確なものとすべく、当連結会計年度から「インテリア事業」、「グローバル事業」、「建材その他事業」の3つの報告セグメントに変更しております。 当社及び関係会社の位置付け並びに報告セグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、事業の種類はセグメントと同一の区分であります。 事業の名称   事業の概要   主要な会社名 インテリア事業   日本国内における当社ブランド製品の製造販売とインテリア商材やサービス等の仕入販売、および内装工事等の業務を行っております。   当社 リック株式会社 滋賀東リ株式会社 グローバル事業   当社ブランド製品およびそれに関連するインテリア商材の輸出販売、ならびに仕入販売の業務を行っております。   当社 東璃(上海)貿易有限公司 TOLI North America Corporation 建材その他事業   日本国内における建材や住設機器等の仕入販売、業際・産業資材用途での当社ブランド製品の製造販売、ならびに新しく展開する事業の業務を行っております。   当社 リック株式会社 北海道東リ株式会社 以上に述べた、グループ各社の主な役割と取引関係は、下図のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,529字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 <東リグループ経営理念> 私たちは「信頼」を糧として新たな価値を創造し、世界の人々の心豊かな空間環境づくりに貢献します。 <東リグループバリュー> 1.「確かな品質と技術」を信頼に繋げる。 2.「お客様目線のモノづくり」で共創の精神を貫く。 3.「グローバルな進化」を目指す。 <東リグループ経営理念>は企業グループとしての使命・あるべき姿を掲げています。 <東リグループバリュー>は、事業活動において大切にすべき価値観・ものさし(基準)を示しています。 経営理念のもと、「モノづくり」企業として、常に「品質と技術」に裏付けられた事業活動を実践し、お客様目線とグローバル視点をその中心に据えて、企業価値向上に取り組んでおります。また、法令を遵守することはもちろん、地球環境保全にも配慮するなど社会に対する責任を果たすべく、良識ある健全な企業活動に徹し、世の中から信頼され期待される企業グループを目指しております。 (2) 目標とする経営指標 重点目標指標   2028年3月期まで   2031年3月期まで 連結売上高   1,130億円以上   1,200億円以上 連結営業利益   50億円以上   60億円以上 ROE(自己資本当期純利益率)   8.0%以上   10.0%以上 CO2排出量(スコープ1・2)※1   -   30%以上削減(2020年度比) リサイクル率 ※2   88.5%以上   90%以上 産業廃棄物排出量 ※3   58%以上削減(2019年度比)   60%以上削減(2019年度比) ※1 スコープ1:東リグループの燃料使用にともなう直接排出 スコープ2:東リグループが他社から購入した電気の使用にともなう間接排出 ※2 リサイクル率:東リグループ国内主要生産拠点・東リ物流㈱および本社の排出物に占める グループ内リサイクル+有価リサイクルの割合 ※3 産業廃棄物排出量:東リグループ国内主要生産拠点・東リ物流㈱および本社の排出物のうち、 グループ内リサイクル+有価リサイクル以外の排出物 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2030年度のあるべき姿として長期ビジョン<TOLI VISION 2030>を掲げ、その実現に向けた第Ⅱフェーズとなる中期経営計画「SHINKA Plus ONE 2.0」を推進しております。「SHINKA Plus ONE 2.0」は <TOLI VISION 2030>の実現に向けた“さらなる進化への挑戦”フェーズと位置付け、前中期経営計画「SHINKA Plus ONE」で実行した投資効果の最大化と共に、新たな成長戦略を展開し、東リグループの持続的成長(バリューアップ)を目指してまいります。 詳細はこちらをご覧ください。 (https://www.toli.co.jp/ir/plan/) (4) 経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、中長期的な国内建設市場の縮小リスクが鮮明となりつつある中、競争環境の激化がさらに加速していくものと予想されます。当社グループは、中長期的な事業成長に向けて優先的に取り組むべき対処すべき課題を次のように認識しております。 <国内人口減少・少子高齢化> 製品競争力の強化 国内建設市場の中長期的な縮小に対し、当社グループの競争優位性を高めることが最重要課題の一つです。機能性強化に向けた要素技術研究やさらなる製造原価低減に向けた設備投資などに積極的に取り組み、お客様に選ばれる製品開発を通じて、インテリア製品の競争力を強化してまいります。 事業領域の拡大 持続的成長の実現に向けて、既存事業のさらなる強化とともに、次代を支える新たな事業領域への挑戦は欠かすことができません。ユーザー視点でのニーズの深掘りや産学官連携による研究開発を推進することで、新たな成長のタネを数多く創出し、事業ポートフォリオの多様化に努めてまいります。 グローバル事業の推進 当社グループの成長において、グローバル事業の質的量的拡大は重要なキーポイントとなります。カントリーリスク・事業採算性を十分検証した上で、北米や中国に拠点を構えるグループ販売会社を中心にグローバル販売網の拡充を図るとともに、ビニル床タイル合弁事業を展開する江蘇長隆装飾材料科技有限公司(中国)での技術開発力を高め、グローバル市場における「JAPAN TOLI」ブランドの存在感を高めてまいります。 <原材料調達環境の変化> サプライチェーンマネジメントの推進 当社グループは原材料調達から製造・販売に至るまで幅広いサプライチェーンを構築しており、サプライチェーンの最適化は重要課題の一つです。在庫量の最適化やリードタイムの短縮をはじめとした取り組みに加え、サプライチェーン全体において市場の変化に迅速に対応すべく、リスク管理の強化にも努めてまいります。 <社会的課題に対する意識の高まり> ESG経営の推進 「東リグループ経営理念」・「東リグループESG基本方針」を制定し、E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)経営を推進しております。あらゆる事業活動においてESG への取り組みを強化し、経済的価値と社会的価値の両立を目指しております。当社グループの企業価値向上を持続可能な社会の実現に繋げてまいります。 コーポレート・ガバナンスの強化 持続的な企業価値の向上を目指すためには、適正なコーポレート・ガバナンスの確保が重要と認識しております。より一層のガバナンス強化を図ることで経営の透明性、客観性の向上に努めてまいります。 <気候変動リスクの高まり> 安心・安全のモノづくり 主要原材料に各種化学物質を取り扱うメーカーの責任として、安心・安全のモノづくりを推進しております。環境・化学物質に関する諸法規・諸規制を遵守するとともに、品質不正・改ざん等の未然防止体制、及び適正な情報提供体制を構築し、お客様に安心・安全をお届けする取り組みに努めてまいります。 事業活動における地球環境保全への取り組み 心豊かな住空間づくりに貢献する企業グループとして、地球環境保全は重要な企業責任と認識しています。長期的な環境負荷低減目標(CO₂排出量削減、リサイクル率向上、産業廃棄物排出量削減)を掲げ、産業廃棄物削減に向けたリサイクル技術の確立などに取り組み、サーキュラーエコノミー型の事業活動の構築を目指しています。そして、統合報告書やホームページなどを通じて、気候変動に対する取り組み状況や結果についても積極的に開示してまいります。 BCP(事業継続計画)の推進 近年、大規模な自然災害や感染症・伝染病等の流行などが、事業活動に影響を及ぼすリスクが高まっております。様々なリスクに対してBCP(事業継続計画)に基づくリスクマネジメント強化に取り組んでまいります。 <労働人口の減少> 人材の確保 少子高齢化や働き方の多様化などを背景に労働市場の流動化が進む中、人材の質的量的確保は重要課題です。多様化する社員の働き方に柔軟に対応し、個人の能力を最大限に高める「TOLIワークスタイル」の実現に向け、人事制度の見直しや職場の環境整備を進め、従業員エンゲージメントの向上を推進してまいります。また、当社グループでは、建設業界における深刻な人手不足に対して、国内代理店向け技能士育成支援制度を継続的に推進し、建設インテリア業界への入職を支援しております。 物流体制の再構築 物流業界の労働時間規制や人手不足の影響に、物流体制の効率化は喫緊の課題です。原材料調達からお客様への配送に至る物流体制の最適化を目指し、運行便の見直しや在庫拠点の拡充等を図り、適切なサプライチェーンマネジメントを推進してまいります。 <サイバー攻撃の高度化> 情報セキュリティの強化 近年、サイバー攻撃の脅威が増大していることから、システム障害により事業活動が停止するリスクや、重要機密情報が漏洩するリスクが高まっております。閉域網での基幹システムの運営や標的型攻撃メールに対する予防訓練の実施などを通じて、役員社員のITリテラシー向上やリスク管理体制の強化を図ってまいります。
事業等のリスク3,049字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、記載内容のうち、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績の下期偏重 当社グループの経営成績は、年度末竣工物件での受注等により下半期に偏る傾向があります。最近2連結会計年度の上半期及び下半期の経営成績の推移は以下のとおりとなっております。 (連結)   (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 上半期   下半期   通期   上半期   下半期   通期 売上高   47,418   58,290   105,709   52,292   60,045   112,337 (構成比)   44.9%   55.1%   100.0%   46.5%   53.5%   100.0% 売上総利益   13,668   16,990   30,659   15,314   18,295   33,610 (構成比)   44.6%   55.4%   100.0%   45.6%   54.4%   100.0% 営業利益   1,012   3,364   4,376   1,399   3,701   5,100 (構成比)   23.1%   76.9%   100.0%   27.4%   72.6%   100.0% (2) 原材料の調達環境の変化 当社グループで生産する製品の原材料は、その多くが石油化学製品であり、原油市況や為替動向と深く関係しております。需給バランスの変化や地政学リスク等に起因した原油価格の高騰、川上原材料の不足、為替変動等により、製造コストの上昇や生産・供給の調整など、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。原材料価格の変動及び調達・生産状況については、取締役会・経営会議等において定期的な報告及び確認を行い、適宜安定供給並びに利益改善について検討しております。 (3) 販売価格の動向 当社グループで販売する製品の多くは、他社製品との熾烈な競合状態にあります。従って、市場価格の動向により当社グループ製品の販売価格が下落したり、販売量が減少する場合、売上高・利益が減少する等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。販売価格動向については、取締役会・経営会議等において競合状況、並びに需要と実勢価格のバランスについて精査しております。また、販売価格の階層別管理等を徹底し、売上・利益目標の管理に努めております。 (4) 貸倒れリスク 当社グループは、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、貸倒引当金を計上しております。しかしながら、重要な取引先が破綻した場合、貸倒引当金を大幅に超える貸倒損失が発生する等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、与信管理制度のもと取引先別に取引限度額を設定する等、与信リスクを軽減させるための対応策をとっております。 (5) 研究開発 当社グループは、将来にわたる競争力強化のため、新素材、新加工技術等の基礎研究を行っております。しかしながら、研究開発活動はその性格から、成果が不確実なものであるため、十分に競争力のある新製品を開発できない可能性があります。そのような場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。重要な研究開発案件については、取締役会・経営会議等において投資の審議を行うとともに、開発状況の進捗報告を定期的に実施し、事業等へのリスク軽減に努めております。 (6) 環境負荷低減に向けた規制 当社グループは、原材料として各種の化学物質を取り扱っており、国内外の環境負荷低減に向けた規制等を遵守して、事業活動を行っております。しかしながら、これらの規制強化等により、多額の対応コストの発生や事業活動が制限される等の事態が生じる可能性があります。そのような場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは環境負荷低減に向けた規制に関する法令を遵守するとともに、情報の早期把握に努め、リスクを最小限にする取り組みを進めております。 (7) 固定資産の減損リスク 当社グループが保有する固定資産については着実な事業展開により収益をもたらしていますが、経営環境の著しい悪化により、事業の収益性が低下した場合や、市場価格が著しく下落した場合等には、固定資産の減損会計の適用による減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 株価の大幅な下落 当社グループは、市場性のある株式を保有しております。株価が大幅に下落した場合、保有する株式に評価損が発生する等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。保有する株式については、取締役会・経営会議等において保有意義や株価等の点検を定期的に実施しております。 (9) 退職給付債務及び退職給付費用 当社グループは、従業員の退職給付債務及び費用について、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づいて計算を行っております。このため、実際の金利水準の変動や年金資産の運用利回りが悪化した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、年金資産については、その運用状況を定期的にモニタリングすることを通じ、積立金の適切な運用環境の整備に努めております。 (10) 自然災害 当社グループは、国内に多くの事業拠点を保有しております。大規模な自然災害の発生により、生産・物流設備や情報システム等が多大な被害を受けた場合、生産活動の停止や多額の復旧費用の発生等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは災害リスクに対する事業継続計画を立案し、全方位的な点検を継続的に実施しております。事業継続計画に則り、現在、生産・物流施設を中心とした災害リスク対策を進行しております。 (11) 疫病の発生・蔓延 当社グループは疫病の発生・蔓延により需要が変化し、売上高が減少する可能性があります。また、長期化した場合は生産及びサプライチェーンへの影響が懸念されます。疫病拡大が懸念される場面では、訪問による営業活動の自粛や在宅勤務等により拡大防止に努める一方、事業継続計画に則り業務品質やお客様への対応を維持するための方策を推進してまいります。 (12) システム障害 当社グループのホームページや基幹システムに対してサイバー攻撃等を受けた場合、システム障害により事業活動が停止することや、重要機密が漏洩する可能性があります。近年、サイバー攻撃の脅威が増大していることから、閉域網の構築やWEBサイトの閲覧制限等の防御力を強化するとともに、「情報セキュリティポリシー」の策定や標的型攻撃メール訓練の実施など、役員社員のリテラシー向上を推進しております。
経営成績の分析 (MD&A)7,915字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調となりました。一方、物価高の影響が家計を圧迫するなど、景気の下押し圧力も強まり、2月末以降の中東情勢の急激な緊迫化によって、先行きの不透明感がさらに深まる状況となっております。 当社グループの事業と関連性の深い建設業界では、インバウンド需要に対応した宿泊施設向けやオフィスリニューアル需要が堅調に推移しました。一方、建設コストの高止まりや人手不足、並びに金利上昇などを背景に住宅・非住宅の新設建築着工量は共に低調に推移しており、今後も楽観の許されない状況が続くものと思われます。 このような状況の下、当社グループは長期ビジョン<TOLI VISION 2030>の実現に向けた第Ⅱフェーズとする中期経営計画『SHINKA Plus ONE 2.0』を推進しております。前中期経営計画で実行した投資効果の最大化と新たな成長戦略を展開する“さらなる進化への挑戦”フェーズと位置付け、3つの事業セグメント(①インテリア事業、②グローバル事業、③建材その他事業)における実行戦略、並びにその成長を支える経営基盤の強化(④バリューアップドライバー戦略)を推進し、東リグループの持続的成長を目指しております。当期につきましては、前中期経営計画で実行した大型投資案件を活用し、競争力の高い新製品の発売や製造原価低減に注力するなど、投資効果を最大限に生み出すべく各施策を推進しました。 これらの結果、当連結会計年度における連結業績は、売上高112,337百万円(前期比6.3%増)、営業利益5,100百万円(前期比16.5%増)、経常利益5,733百万円(前期比22.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,459百万円(前期比27.1%増)となりました。 セグメントに基づく業績は、次のとおりであります。尚、当連結会計年度より報告セグメントを「インテリア事業」・「グローバル事業」・「建材その他事業」の3区分に改訂し、前期の数値についても改訂後の区分に組み替えた数値として比較を行っております。また、セグメント間の取引を含めて表示しております。 <インテリア事業> インテリア事業では、当社独自の技術を活かした新製品開発や高付加価値製品の販促活動に注力しました。 ビニル系床材では、当期に発売したビニル床タイルの総合見本帳「タイルコレクション」やワックスメンテナンス不要の置き敷きビニル床タイル「ルースレイタイルシリーズ」が売上を伸ばしました。また、前期発売のビニル床シート見本帳「シートコレクションNW」の市場浸透が一層進んだことにより、ビニル系床材の売上高は前年を大幅に上回りました。 カーペットでは、汎用品ナイロンタイルカーペットのラインアップを拡充すべく、10月に「GA-3600 サスティブバック」(全点自社内製糸使用)の新柄投入や「GA-100 シリーズ」のリニューアルを行い、カーペットの売上高は前年を上回る結果となりました。また、環境対応型タイルカーペットを構成するバッキング「サスティブバック」は、独自技術から生まれるリサイクルシステムに高い評価をいただき、2025年度グッドデザイン賞を受賞するなど、製品設計に基づく持続可能な社会への取り組みにも注力いたしました。 壁装材では、足元の新設住宅市場が低調に推移する中、前期に発売した新ブランド見本帳「TOLI GRAND WALLCOLLECTION(グランウォールコレクション)」や汎用ビニル壁紙「東リウォールVS」、並びに全点不燃認定壁紙「DECOPOWER」が数量ベースで好調に推移しました。また、2月には特殊印刷技法で素材のリアルな質感を表現した不燃化粧仕上げ材「リアルデコ」をアイテム増強で発売するなど、壁装材全体の売上高は大きく伸長しました。 ウィンドウトリートメントでは、当期に発売した「えらべるって、楽しい!」をコンセプトとする東リカーテン「fuful(フフル)」の販促活動に加え、学校・医療福祉施設向けコントラクトカーテンやグループ販売会社による窓回り製品の販促活動に注力したことで、ウィンドウトリートメント全体の売上高は前年を上回りました。 これらの結果、インテリア事業の売上高は107,231百万円(前期比6.5%増)となりました。利益面では、大型設備投資の実行に伴う減価償却費や物流コスト・人件費などが増加したものの、ビニル系床材と壁装材を中心とした販売数量の増加や製造原価の低減効果に加え、一部製品の上代価格改定による販売価格の底上げが進展し、セグメント利益は5,156百万円(前期比17.8%増)となりました。 <グローバル事業> グローバル事業では、グローバル戦略商品の販促活動及び各国現地代理店との取組みに注力し、TOLI ブランドのさらなる浸透に努めました。なお、海外関係会社(連結子会社2社)の2025年1月~12月までの実績を、当連結会計年度の業績に算入しております。 中国市場では、不動産不況により住宅及びオフィス需要の低迷が続くなど、厳しい市場環境となりました。中国国内の販売業務を担う東璃(上海)貿易有限公司では、Eコマース市場の開拓や新製品説明会開催などの販促活動に注力しましたが、日系プロジェクト案件が減少し、販売数量は弱含みで推移しました。 北米市場では、インフレや雇用環境悪化を背景に住宅やオフィス等の建設投資は伸び悩みました。そのような中、2024年7月に営業を開始した米国現地法人のTOLI North America Corporationでは、エリア別代理店施策や現地在庫戦略を推進し、ビニル系床材を中心とした販促活動に注力しました。 また、ASEAN地域、オセアニア、中東・インドにおいては、各国のマーケット事情に応じた代理店施策と販売戦略の推進、並びに新規顧客の開拓に注力しましたが、各エリアにおける建設投資は弱含みで推移し、売上は伸び悩む結果となりました。 以上のような状況のもと、グローバル事業の売上高は2,321百万円(前期比5.8%減)となりました。利益面では、売上高の減少、並びに輸送コストの上昇が影響し、セグメント損失は275百万円(前期 セグメント損失218百万円)となりました。 <建材その他事業> 業際分野及び産業資材向け東リブランド製品の製造販売では、独自技術を活かした浴室・浴場向けビニル床シート「バスナシリーズ」が好調に推移しました。10月には、プールサイドや半屋外での用途向け防滑性ビニル床シート「NS遮熱ガーデント」を発売するなど、業際市場向け製品は好調に推移しました。また、スポーツ分野への取り組みとして、卓球リーグ「Tリーグ」とのオフィシャルフロアマットパートナー契約に続き、カーリング練習用シート「スウィバリーシート」を発売するなど、新分野における製品開発や販売チャネルの開拓といった取り組みが進展いたしました。 建材及び住設機器等のグループ販売会社による仕入れ販売では、新設住宅市場が低調に推移したことにより、売上高は前年を下回る結果となりました。 これらの結果、建材その他事業の売上高は4,993百万円(前期比1.8%増)となりました。利益面では、製品販売に係る物流コストや人件費の増加がありましたが、高付加価値製品が堅調に推移したことにより、セグメント利益は219百万円(前期比0.1%減)と前年並みを維持しました。 (注)セグメントの業績は、セグメント間の取引を含めて表示しております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前期末に比べ1,975百万円増加し、10,001百万円(前期末8,026百万円)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、9,115百万円の収入(前期 2,469百万円の収入)となりました。税金等調整前当期純利益の増加及び仕入債務の減少額の減少等により、前期に比べ収入が増加しております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、4,351百万円の支出(前期 4,769百万円の支出)となりました。有形固定資産の売却による収入の増加等により、前期に比べ支出が減少しております。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、2,862百万円の支出(前期 842百万円の収入)となりました。借入れによる収入の減少等により、前期の収入から支出へと転じております。 ③生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しているため、対前期増減率については変更後のセグメント区分の数値と比較しております。報告セグメントの変更の詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   対前期増減率(%) インテリア事業   44,653   8.5 グローバル事業   -   - 建材その他事業   -   - 合計   44,653   8.5 (注)1 金額は仕入価格によっております。 2 当連結会計年度より報告セグメントを変更したことに伴い、金額の算出方法を変更しております。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   対前期増減率(%) インテリア事業   31,539   △1.1 グローバル事業   1,658   △10.6 建材その他事業   3,560   2.1 内部取引消去   △2,209   △6.2 合計   34,549   △1.0 (注)1 金額は仕入価格によっております。 2 当連結会計年度より報告セグメントを変更したことに伴い、金額の算出方法を変更しております。 3 セグメント間の取引を含めて表示しております。 c.受注実績 各事業は概ね見込生産を行っているため、該当事項はありません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   対前期増減率(%) インテリア事業   107,231   6.5 グローバル事業   2,321   △5.8 建材その他事業   4,993   1.8 内部取引消去   △2,209   △6.2 合計   112,337   6.3 (注)セグメント間の取引を含めて表示しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 <資 産> 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,349百万円増加し、54,083百万円となりました。これは主に、営業活動によるキャッシュ・フローの改善に伴う現金及び預金の増加等によるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べ4,226百万円増加し、45,556百万円となりました。これは主に、製造設備増強に伴い機械装置及び運搬具が増加したことによるものです。 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ5,576百万円増加し、99,639百万円となりました。 <負 債> 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,475百万円増加し、34,237百万円となりました。これは主に、増益に伴う未払法人税等の増加によるものです。固定負債は、前連結会計年度末に比べ289百万円増加し、13,214百万円となりました。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,765百万円増加し、47,451百万円となりました。 <純資産> 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,810百万円増加し、52,188百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。 b.経営成績の分析 <売上高> 当連結会計年度における売上高は、インバウンド需要に対応した宿泊施設向けやオフィスリニューアル需要が堅調に推移したことに加え、当社独自の技術を活かした新製品開発や高付加価値製品の販促活動に注力したことにより、売上高は好調に推移いたしました。また、当社グループの“伸びしろ”である壁装材が数量ベースで拡大するなど、大幅な増収となりました。 <利 益> 当社グループの主要な原材料である塩ビ樹脂やナイロン原糸をはじめとする各種原材料価格やエネルギーコストの高止まり状況が続き、大型設備投資の実行に伴う減価償却費や物流コスト・人件費の増加など、事業活動におけるコスト上昇圧力がより強まることとなりました。そのような中、ビニル系床材と壁装材を中心とした販売数量の増加や製造原価の低減効果に加え、一部製品の上代価格改定による販売価格の底上げが進展し、利益は前年を上回る結果となりました。 なお、セグメント別の売上高及びセグメント利益の概況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 <今後の見通し> 今後の見通しにつきましては、緊迫する中東情勢が長期化すれば、様々な側面で経済活動への深刻な影響が懸念され、サプライチェーンの混乱を伴う企業収益の悪化や物価上昇による個人消費の落ち込みなど、先行き不透明な状況が続くものと予想されます。当社グループの事業環境では、建設コスト高や人手不足などを背景とする住宅・非住宅の新設建築着工量の伸び悩みに加え、地政学リスクの高まりによる原材料調達環境の悪化が大きな懸念事項であり、その対応策が急務となっております。 このような状況の中、中期経営計画『SHINKA Plus ONE 2.0』の2年目となる2027年3月期は、前中期経営計画で実行した投資効果を最大限に活かして持続的な成長を目指し、中期連結経営指標(連結売上高1,130億円以上、連結営業利益50億円以上、ROE8.0%以上、リサイクル率88.5%以上、産業廃棄物排出量58%以上削減(2019年度比))達成に向けた取り組みを推進してまいります。 2027年3月期は、インテリア事業におけるシェア拡大並びに、グローバル市場におけるTOLIブランドの浸透を目指すべく、きめ細かな販促活動に注力いたします。一方で、経済社会環境は極めて不安定な状況であり、売上高は前年と同水準を想定しております。利益面では、3大設備投資案件(広化東リフロア3号ライン・タイルカーペットリサイクルプラント・カーペット用ナイロン紡糸設備)による製造原価低減が進展する一方、減価償却費の増加や賃上げを伴う人件費の増加等を見込んでおります。また、中東情勢の緊迫化により4月以降の原材料価格は急騰しており、収益環境は悪化する見通しとなっております。このような事業環境の急激な変化に対応すべく、当社グループは販売価格の改定(7月27日受注分より)を予定しておりますが、後追いの改定によりタイムラグが生じ、当期における減益要因となります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標は次のとおりであります。 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率 (%)   47.9   50.0   51.1   52.0 時価ベースの自己資本比率 (%)   19.4   27.2   29.2   37.5 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 (年)   2.5   1.7   4.9   1.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ (倍)   56.5   82.2   34.4   68.1 (注) 自己資本比率 : 自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い 1. 各指標は、何れも連結ベースの財務数値により計算しております。 2. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3. 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主要な資金需要は、運転資金及び設備投資資金等であり、これらの資金調達は、主に営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入により行っております。また、当社と一部の関係会社は、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を通じて当社グループ企業相互間で余剰・不足資金を融通し、資金の効率化を図っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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  • 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算補足説明資料2026-07-30

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