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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

パーカーコーポレーション

PARKER CORPORATION9845 · Standard · 化学

食品・化学・自動車など多業界に向けた機械、化成品、化学品、素材、化工品をグローバルに供給する総合商社的メーカー。

概要

パーカーコーポレーションは、1951年に日本パーカライジングの営業部門から独立して創業した化学系商社兼メーカーである。機械、化成品、化学品、産業用素材、化工品、その他の6部門で事業を展開し、自動車業界を主要顧客とする。連結従業員数2,045人、2026年3月期の売上高は733億円。1989年に店頭市場に登録し、東京都中央区に本社を置く。

機械・化成品など6部門で構成する事業ポートフォリオ

当社グループは、機械、化成品、化学品、産業用素材、化工品、その他の6つのセグメントで構成される。機械部門は食品・化学・製靴業界向け設備や自動車向け製造設備を扱う。化成品部門は自動車用ボディーシーラーやNVH対策製品、住宅用シール材を製造する。化学品部門は洗浄剤・防錆剤などの一般工業用ケミカルを提供。産業用素材部門では自動車・エアコン用の防音・防振材を手掛ける。化工品部門は電子産業用ファインケミカルやカーケアケミカルを開発する。各部門は国際基準に対応した製造拠点を世界各地に配置している。

日本・アジア・欧米に広がるグローバルネットワーク

当社グループは、子会社30社、関連会社5社を持ち、日本国内のみならず米国、メキシコ、欧州(オランダ、チェコ、トルコ)、アジア(中国、タイ、ベトナム、韓国、インド)に生産・販売拠点を配置する。1986年に米国現地法人PARKWOOD ENGINEERING DEVELOPMENT CORP.を設立、1990年にはオランダにPC INTERNATIONAL TRADING (EUROPE) B.V.を設立した。アジアでは1994年タイ、1996年韓国、2001年上海へ進出し、グローバルな供給体制を構築している。

自動車業界に強みを持つ顧客基盤

当社グループの主要取引先は自動車業界である。化成品部門のボディーシーラーやNVH対策製品、産業用素材部門の防音・防振材は自動車製造ラインで広く採用される。化学品部門の洗浄剤・防錆剤も自動車・電機メーカー向けに供給される。自動車業界の電動化に対応した製品開発を進め、国内外メーカーの次期車種への採用拡大を図っている。2026年3月期の売上高733億円のうち、化成品部門が318億円と最大の売上を占める。

増収増益を継続する収益構造

当社グループの売上高は2013年3月期の307億円から2026年3月期には733億円へと拡大した。営業利益は2026年3月期に65億円(営業利益率8.9%)を計上し、中長期目標であるROE8%以上、営業利益率8%以上を達成している。セグメント別では化成品部門の利益率改善が顕著で、2026年3月期は営業利益24億円と前期比73.7%増となった。キャッシュ・フローも堅調で、営業活動によるキャッシュ・フローは87億円の収入を確保している。

業界の中での役割は多業界向け産業資材・設備のサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
733億円
営業利益
65億円
営業利益率
8.9%
純利益
47億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車主力

自動車製造ライン向けの設備設計・製造、ボディーシーラー等の自動車用材料、NVH対策製品、防音・防振材などを供給。日本・中国・米国・メキシコ・インドなどに製造拠点を配置し、グローバルに供給体制を構築している。

主な製品・サービス3
ボディーシーラー
自動車製造ラインで使用される、車体の隙間を密封するための材料。塗装工程で用いられ、防錆・防水性能を高める。
NVH対策製品
騒音・振動・ハーシュネスを低減するための自動車用製品。剛性補助材などが含まれ、車内の快適性を向上させる。
防音・防振材
自動車やエアコン用に、騒音や振動を吸収・低減するための素材。ユーザーのニーズに基づき共同開発も行う。

02食品・化学・製靴準主力

食品・化学・製靴業界向けに設備や分析器の輸入販売を行う。

03自動車・電機等製造分野準主力

一般工業用ケミカル品(洗浄剤・防錆剤・バレルコンパウンド・塗装剥離剤等)の製造販売、バレル研磨機の設計販売、鉄鋼業界向けデスケーリング用ケミカルおよび関連装置の設計施工・販売を行う。

主な製品・サービス3
一般工業用ケミカル品
洗浄剤、防錆剤、バレルコンパウンド、塗装剥離剤など、工業プロセスで使用される化学品。
バレル研磨機
金属部品等の表面を研磨するための機械。ワークを回転させるバレル内で研磨材とともに処理する。
デスケーリング用ケミカル及び関連装置
鉄鋼業界で鋼材表面の酸化スケールを除去するための化学品と、その処理装置(ソルトバス等)。

04電子部品・半導体・ディスプレイ準主力

電子産業用ファインケミカルを開発・製造・販売。中国・台湾に製造拠点を配置し、アジア市場への供給体制を構築している。

主な製品・サービス1
電子産業用ファインケミカル
半導体やディスプレイ製造工程で使用される高純度化学品。エッチング液やレジストなどが含まれる。

05住宅副次

住宅向けに複層ガラス用シール材や新素材を応用した機能性製品を製造・販売している。

主な製品・サービス1
複層ガラス用シール材
複層ガラスの端部を密封するための材料。断熱性や結露防止に寄与する。

06カーケア・鉄道・航空機・船舶副次

カーケアケミカル(撥水剤・ワックス等)、鉄道・航空機・船舶整備向けケミカル、工業用熱風機、乾燥剤を開発・製造・販売する。

主な製品・サービス4
カーケアケミカル
自動車の手入れに使う撥水剤やワックスなど。
鉄道・航空機・船舶整備向けケミカル
各交通機関の整備・メンテナンスに使用される洗浄剤や潤滑剤など。
工業用熱風機
工業プロセスで加熱や乾燥に使用される機器。
乾燥剤
湿気を吸収して製品を保護するための薬剤。

07その他(貿易・生活資材・建設資材)副次

製商品や原材料の貿易業務を主体とし、生活資材や建設資材の製造販売を行う。

製品と技術

自動車ボディーシーラーとNVH対策製品

化成品部門の中核製品であるボディーシーラーは、自動車の車体接合部に塗布し、防音・防振・気密性を高める材料である。また、剛性補助材などのNVH(騒音・振動・ハーシュネス)対策製品も手掛け、自動車メーカーの要求に応じたカスタマイズを提供する。これらの製品は日本、中国、米国、メキシコ、インドの製造拠点で生産され、グローバルなサプライチェーンを形成している。

一般工業用ケミカルと特殊ケミカル

化学品部門は、自動車・電機・鉄鋼業界向けに洗浄剤、防錆剤、バレルコンパウンド、塗装剥離剤などを製造販売する。1963年のコリーン社との技術提携以来、独自のケミカル技術を蓄積してきた。鉄鋼業界向けにはデスケーリング用ケミカルやソルトバス関連装置も手掛ける。製造拠点は日本、中国、タイ、メキシコにあり、各地域の需要に即した供給を実現している。

静音・防振に貢献する産業用素材

産業用素材部門は、自動車やエアコン向けの防音・防振材を製造する。ユーザーとの共同開発により、車種ごとに最適化された形状・特性の部品を供給。製造拠点は日本、タイ、ベトナム、中国、チェコ、トルコ、メキシコと7カ国に広がり、世界的な自動車メーカーの需要に対応している。1996年に設立したパーカーアコウスティックがその中心的役割を担う。

電子産業からカーケアまでをカバーする化工品

化工品部門は、電子部品・半導体・ディスプレイ製造向けのファインケミカルを開発・販売する。中国・台湾に製造拠点を配置し、アジア市場へ供給する。また、撥水剤やワックスなどのカーケアケミカル、鉄道・航空機・船舶整備向けケミカル、工業用熱風機や乾燥剤も取り扱う。カール・ライスター社との代理店契約で培った熱風技術を応用した製品群が特長である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

化学で中堅規模、増収増益で安定成長

パーカーコーポレーションは化学セクターに属し、売上高は2024年3月期677億円から2026年3月期733億円と増加、営業利益率も7%から8.87%へ改善している。同業他社には東洋紡やクラレなどの大手が存在するが、パーカーは中堅ながらも収益性を高めており、特定の化学製品分野で強みを持つとみられる。国内市場中心で安定した需要があり、業界内でのポジションは堅実。一方で、同業他社との競争激化や素材価格変動の影響を受けやすい点が課題。

強み

  • 売上高と利益率がともに向上し堅調
  • 適合性ある規模で機動的な経営可能
  • 営業利益率8.9%まで改善、高効率
  • 国内需要が主軸で安定感がある

課題

  • 東洋紡など大手との競争が激化
  • 原材料価格変動で利益圧迫の恐れ
  • 海外比率が低く成長機会限定的

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がパーカーコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14249森六426億円17.3倍
27971東リ425億円9.2倍
34218ニチバン404億円24.0倍
44229群栄化学工業388億円14.5倍
54923コタ382億円25.1倍
69845パーカーコーポレーション377億円7.5倍
74112保土谷化学工業369億円11.4倍
87874レック366億円10.6倍
94463日華化学357億円9.6倍
104951エステー353億円19.8倍
114979OATアグリオ324億円10.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

日本パーカライジングから分離独立した1951年

1951年8月、日本パーカライジング株式会社の営業部門が分離独立し、パーカー商事株式会社が資本金1,000千円で設立された。当初は同社の総代理店として製品の販売を開始した。創業から間もない1952年には西独ブラベンダー社と代理店契約を結び、試験機器の輸入販売を手掛けるなど、早期から海外メーカーとの取引を拡大した。

海外代理店契約と販売網の拡充(1950年代)

1953年には米国マグナスケミカル社(現エコラブ)との代理店契約によりマグナス薬品の輸入販売を開始、同年には日本ゴム(現アサヒシューズ)とも契約し工業用接着剤を扱い始めた。1955年には西独ミアグ社(現ビューラー)と契約し食品機械の輸入販売に参入。販売拠点として1953年に大阪営業所、1960年に名古屋営業所、1961年に九州営業所を開設し、国内販売網を整備した。

製造業への進出と技術提携の推進

1956年にパーカー工業株式会社を設立し、製靴機械関連部品の製造を開始、グループ初の製造子会社となった。1963年には米国コリーン社との技術提携によりコリーン薬品の委託生産と販売を開始し、以降、防錆油塗布装置や亜鉛鋼板スパングル極少化装置など、技術契約に基づく製品を相次いで導入した。1968年にはスイスカール・ライスター社と契約し熱風溶接機の輸入販売も始めた。

商号変更と海外現地法人の設立(1980年代)

1988年8月、商号を株式会社パーカーコーポレーションに変更。これに先立ち1986年には米国にPARKWOOD ENGINEERING DEVELOPMENT CORP.を設立し、初の海外現地法人を設置した。1989年10月には社団法人日本証券業協会の店頭市場に株式を登録し、資本市場へのアクセスを実現した。1990年にはオランダにPC INTERNATIONAL TRADING (EUROPE) B.V.を設立し、欧州拠点を確保した。

アジア市場への本格進出(1990年代)

1994年にタイにPARKER INTERNATIONAL CORPORATION (THAILAND) LTD.を設立し、東南アジアでの事業基盤を構築。1996年には韓国にHANGUK PARKER CO., LTD.を50%出資で設立し、コリーン薬品の製造販売を開始した。同年、日本国内では株式会社ピーシーアコウスティック(現パーカーアコウスティック)を100%出資で設立し、産業用素材の製造販売に乗り出した。

中国拠点の拡充とグループ再編(2000年代以降)

2001年1月、上海にPARKER INTERNATIONAL TRADING (SHANGHAI) CO., LTD.を60%出資で設立し、中国における機械販売を開始。2002年にはSHANGHAI PARKER M&E PARTS CO., LTD.を設立し、産業用素材の現地生産に着手した。日本国内では2000年にアサヒゴム(現パーカーアサヒ)株式を取得しグループに組み入れるなど、製造機能の強化を続けている。

年表36件を開く

1950年代

  • 1951年8月創業日本パーカライジング株式会社の営業部門から分離独立し、パーカー商事株式会社を資本金1,000千円で設立。同社の総代理店となり、その製品の販売を開始。
  • 1952年6月ブラベンダー社(西独)と代理店契約を締結し、試験機器等の輸入販売を開始。
  • 1953年5月M&Aマグナスケミカル社(米国)(同社はエコノミックスラボラトリー社と合併し、現在はエコラブ・インコーポレーテッドに社名変更)と代理店契約を締結し、マグナス薬品の輸入販売を開始。
  • 1953年5月販売拠点の充実強化として大阪営業所を開設。
  • 1953年10月商号変更日本ゴム株式会社(社名変更し現在はアサヒシューズ株式会社)と代理店契約を締結し、工業用接着剤の販売を開始。
  • 1955年1月ミアグ社(西独)(現在はビューラー社)と代理店契約を締結し、食品機械等の輸入販売を開始。
  • 1956年12月パーカー工業株式会社(100%出資)を設立し、製靴機械関連部品の製造を開始。(現連結子会社)
  • 1958年11月油研工業株式会社と代理店契約を締結し、油圧機器の販売を開始。

1960年代

  • 1960年4月名古屋営業所を開設。
  • 1961年5月当社営業部門のうち日本パーカライジング株式会社の取扱商品販売を同社へ移管。
  • 1961年6月九州営業所を開設。
  • 1963年3月コリーン社(米国)との技術提携により、コリーン薬品を委託生産並びに販売。
  • 1967年10月コリーン薬品使用による請負加工(1985年7月より委託加工となる)を開始。
  • 1968年10月カール・ライスター社(スイス)と代理店契約を締結し、熱風溶接機等の輸入販売を開始。
  • 1969年5月M&A新日本マグナス株式会社(日本パーカライジング株式会社100%出資)を吸収合併。

1970年代

  • 1970年7月大阪営業所を大阪支店に改組。
  • 1974年7月大日本塗料株式会社と代理店契約を締結し、鋼管用粘着剤の販売を開始。
  • 1975年12月ビューラー社(スイス)と代理店契約を締結し、汎用機械等の輸入販売を開始。

1980年代

  • 1983年3月M&A東海化学工業株式会社(現株式会社ヘイセイコーポレーション)を買収(100%出資)。
  • 1983年4月創業パーカー油販株式会社(40%出資)を設立し、ガソリン・ガス等の販売を開始。
  • 1983年11月M&Aセールティルニー社(英国)(同社はジ・エフ・ジコーポレーションに買収され、現在はジ・エフ・ジコーポレーション)と技術契約による防錆油等の特殊静電塗布装置の販売を開始。
  • 1985年5月スタンハーティ社(仏国)と技術契約による亜鉛鋼板スパングル極少化装置の販売を開始。
  • 1986年6月PARKWOOD ENGINEERING DEVELOPMENT CORP. 米国現地法人設立。(現連結子会社)
  • 1988年8月商号の変更(パーカー商事株式会社から株式会社パーカーコーポレーションへ)。名古屋営業所を名古屋支店に改組。
  • 1989年10月社団法人日本証券業協会店頭市場に登録。

1990年代

  • 1990年6月株式会社ヘイセイコーポレーションは第三者割当増資により45%出資会社となる。(現連結子会社)
  • 1990年10月PC INTERNATIONAL TRADING (EUROPE) B.V. オランダ現地法人設立。(現連結子会社)
  • 1992年1月M&Aパーカーケミテック株式会社株式取得。(現連結子会社)
  • 1994年4月PARKER INTERNATIONAL CORPORATION (THAILAND) LTD. タイ現地法人設立。(現連結子会社)
  • 1994年9月現在地に本社事務所を移転。
  • 1996年7月株式会社ピーシーアコウスティック(現株式会社パーカーアコウスティック)(100%出資)を設立し、産業用素材の製造販売を開始。(現連結子会社)
  • 1996年8月HANGUK PARKER CO., LTD.(韓国)(50%出資)を設立し、当社との技術援助契約に基づきコリーンの薬品及びその装置の委託加工、製造販売を開始。(現連結子会社)

2000年代

  • 2000年6月アサヒゴム株式会社(現パーカーアサヒ株式会社)株式を取得(40%出資)。
  • 2001年1月PARKER INTERNATIONAL TRADING (SHANGHAI) CO., LTD.(60%出資)を設立し、上海において機械等の販売を開始。(現連結子会社)
  • 2001年6月創業株式会社群南テクノ(50%出資)を設立し、産業用素材の製造販売を開始。
  • 2002年9月SHANGHAI PARKER M&E PARTS CO., LTD.(90%出資)を設立し、上海において産業用素材製品を製造開始。(現連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,045人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は806万円で、9期前と比べて+13.9%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は16.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,665
2018年3月1,741
2019年3月70840.514.91,695
2020年3月72440.815.21,678
2021年3月71641.015.31,654
2022年3月72741.215.41,726
2023年3月73241.315.51,718
2024年3月74141.015.62,217
2025年3月77040.915.72,177225
2026年3月80641.016.12,045318

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社34(国内 14 / 海外 20、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・テクニカルセンター 他 — 東京都中央区他5,303百万円
機械部門 化成品部門 化学品部門 産業用素材部門 化工品部門 その他
本社工場他 — 埼玉県深谷市他2,322百万円
化成品部門 産業用素材部門 その他
メキシコ アグアスカリエンテス1,218百万円
化成品部門 化学品部門 産業用素材部門
アメリカ カンザスシティ他1,180百万円
化成品部門
中国 上海995百万円
化学品部門 化工品部門
タイ バンコク876百万円
化成品部門 化学品部門 産業用素材部門
メキシコ ヌエボ・レオン711百万円
化成品部門
本社工場他 — 愛知県豊田市他421百万円
化工品部門
埼玉県久喜市410百万円
化学品部門
埼玉県松伏町305百万円
機械部門
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    パーカーアサヒ㈱ ※1
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権91.0%
  • 国内
    パーカー工業㈱
    埼玉県北葛飾郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    パーカーケミテック㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱パーカーアコウ スティック
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヘイセイ コーポレーション
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権58.7%
  • 国内
    パーカー川上㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱佑光社
    埼玉県久喜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東海化学工業所
    愛知県豊田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    PNホールディングス(同)
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    PARKWOOD ENGINEERING DEVELOPMENT CORP. ※2
    アメリカ デトロイト · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PC INTERNATIONAL TRADING (EUROPE)B.V. ※3
    オランダ アムステルダム
    議決権100.0%
  • 海外
    SHANGHAI PARKER M&E PARTS CO.,LTD. ※4
    中国 上海
    議決権100.0%
残りのグループ会社22社を開く
  • PARKER INTERNATIONAL CORP. (THAILAND) LTD. ※5タイ バンコク80%
  • PARKER INTERNATIONAL TRADING (SHANGHAI) CO.,LTD. ※6中国 上海60%
  • PARKER INTERNATIONAL CZECH s.r.o. ※7チェコ プラハ100%
  • AO KAWAKAMI PARKERロシア モスクワ100%
  • HANGUK PARKER CO.,LTD. ※1、8韓国 慶州60%
  • PARKER INTERNATIONAL (TAIWAN) CORPORATION ※1、9台湾 新竹100%
  • PARKER M&E PARTS (FOSHAN) CO.,LTD. ※10中国 佛山100%
  • PARKER-PCP AUTO COMPONENTS PVT.LTD. ※11インド ラジャスタン74%
  • PARKER CORPORATION MEXICANA,S.A.de C.V. ※1、12メキシコ アグアスカリエンテス100%
  • SHANGHAI ASAHI CO.,LTD. ※1、13中国 上海71%
  • AK.PARKER (THAILAND) COMPANY LIMITED ※1、14タイ バンコク100%
  • PARKER M&E TECHNOLOGY (WUHAN) CO.,LTD. ※1、15中国 武漢100%
  • PARKER ADVANCED CHEMICAL (SHANGHAI) CO., LTD. ※1、16中国 上海100%
  • PARKER INTERNATIONAL CORPORATION (VIETNAM) LIMITED※17ベトナム ハナム100%
  • PARKER AMERICAS INC. ※1、19アメリカ カンザスシティ100%
  • PARKER AMERICAS de MEXICO S. de R.L. de C.V.※1、20メキシコ ヌエボ・レオン100%
  • 天津コンフォート自動車部品製造有限公司 ※1、21中国 天津100%
  • ㈱雄元東京都中央区20%
  • ニッキトライシステム㈱長野県松本市49%
  • GUANGZHOU PARKER AUTO PARTS CO.,LTD. ※22中国 広州24%
  • ZHEJIANG PARKER THERMO TECHNOLOGY CO., LTD. ※1、23中国 浙江41%
  • 日本パーカ ライジング㈱ ※24東京都中央区

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は733億円営業利益65億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.7%、利益が+32.7%。

売上高
+4.7%
733億円
営業利益
+32.7%
65億円
純利益
+67.9%
47億円
営業利益率
8.9%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高740億円733億円
営業利益58億円65億円
純利益44億円47億円
1株あたり配当¥53¥53

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は194億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+33.8%、営業利益は+45.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1365
2024年1Q145117.616
2024年2Q179105.67
2024年3Q191168.45
2024年4Q1628
2025年2Q351226.313
2025年4Q349277.715
2026年2Q348339.525
2026年4Q385328.322
2027年1Q194168.212

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は307億円から733億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は8.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月307137
2014年3月3962316
2015年3月5003221
2016年3月4562819
2017年3月4794026
2018年3月4953924
2019年3月5174227
2020年3月5083625
2021年3月4412924
2022年3月5003115
2023年3月5683825
2024年3月6775036
2025年3月70049457.028
2026年3月73365718.947

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高733億円のうち、営業利益として残るのは65億円8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は47億円、売上の6.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.1%536億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.0%132億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%65億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
8.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.0pt
6.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.8pt
9.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが87億円、投資CFが−48億円で、差し引きのフリーCFは39億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は214億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月17−10−8752
2014年3月19−3616−1756
2015年3月32−258763
2016年3月28−11−71772
2017年3月42−15−112786
2018年3月41−16−152597
2019年3月47−17−1830111
2020年3月38−19−1419116
2021年3月43−18−625134
2022年3月21−15−176134
2023年3月42−25−517152
2024年3月53−39−1714154
2025年3月57−14−1443187
2026年3月87−48−1639214

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は768億円。このうち返さなくてよい自己資本が541億円で、自己資本比率は66.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月31516315246.1
2014年3月42520222341.6
2015年3月44223021247.3
2016年3月43423519949.0
2017年3月47026420651.2
2018年3月51930321653.3
2019年3月51431220255.9
2020年3月51232818459.0
2021年3月53234718560.0
2022年3月54335518861.4
2023年3月60239021260.9
2024年3月69444325159.9
2025年3月70948522464.2
2026年3月76854122766.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
257億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
377億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
64億円
在庫として抱えている分
負債合計
227億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中43位あたり、逆に低いのは自己資本比率203社中87位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.7%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.9%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.2%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.7%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,408で、1年前と比べて+23.8%過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。

¥1,408-1.9%1ヶ月-1.7%1年+23.8%時価総額377億円
過去52週の値幅
安値¥1,054高値¥1,754

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.5倍
PER (会社予想)8.0倍
PBR0.68倍
配当利回り3.76%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月7日終値は1435円で、25日線(1499円)を4.3%下回る。1カ月では-1.37%と小幅安だが、1年では+26.35%と上昇。8月3日に1624円まで上昇したが、8月4日に1432円へ急落。出来高も急増し、需給の悪化が示唆される。75日線(1410円)は下回っておらず、支持線として機能。RSIは46.7と中立。週足では高値圏からの調整局面。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは7.65倍で業界平均18.77倍を大幅に下回り、PBRは0.69倍で同1.44倍を下回る。配当利回りは3.69%で業界平均2.7%を上回り、ROEは9.7%で適正水準。業界平均比で割安であり、高い配当利回りと相まって割安感が強いが、業績の変動には注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.5倍17.8倍
PER (予想)8.0倍
PBR0.68倍1.41倍
ROE9.7%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

化学品専門商社として、安定した収益基盤を持つが、業界の需要変動や原材料価格の変動が収益に影響しやすい。強気派は、ヘルスケアなど成長領域への展開と高機能材料の需要増を見込む。一方弱気派は、化学品の市況変動や国内市場の縮小、競争激化によるマージン低下を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高機能材料需要

    電子・ヘルスケア分野で高機能材料の需要が拡大。

  • 海外展開

    海外ネットワークを活かし、成長市場での売上拡大余地。

  • 堅実な財務

    低PER・高配当利回りで割安感がある。

  • 2026年3月期に営業利益65億円・純利益47億円へ増益2026年3月期影響

    営業利益49億円→65億円、純利益28億円→47億円。増益率33%・68%と高く業績拡大が続く

  • 営業利益率が7.00%から8.87%へ1.87ポイント改善2026年3月期影響

    売上高733億円に対し1.87ポイント改善は約14億円の営業増益効果に相当

  • PBR0.69倍と純資産に対して割安な水準継続影響

    PBR0.6914倍は1倍未満で、株価が解散価値割れ水準にある

  • 配当利回り3.69%が下支えする株主還元継続影響

    配当利回り3.69%は相対的に高く、利回り狙いの買いが入りやすい

マイナスに働く材料7
  • 市況依存

    化学品価格の変動により収益が左右されやすい。

  • 景気敏感

    自動車など主要顧客の景気後退で需要減の恐れ。

  • 競争激化

    同業他社との競争でマージンが縮小する可能性。

  • 2025年3月期は純利益28億円と前年比22%減益2025年3月期影響

    前期36億円から8億円減益。年度ごとの利益変動が大きい

  • 売上高の伸びが年4%前後と緩慢通年影響

    2024年3月期677億円から2026年3月期733億円、3期で8%増に留まる

  • 外国人保有比率18.7%が売り圧力に転じる可能性不定影響

    外国人保有18.7%はリスクオフ時に換金売りされやすい

  • 予想PER8.2倍は実績PER7.65倍から水準上昇継続影響

    予想ベースPER8.2倍に対し実績PER7.65倍。業績未達なら修正余地

次の決算で確かめる点
化学品売上高
主要事業の規模と成長性を確認する基本指標。
海外売上比率
海外展開の進捗と成長機会を測る。
在庫回転率
在庫管理の効率性が収益性に影響するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり53で、前期から+112.0%いまの株価に対する利回りは3.76%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥53
1株あたり
配当利回り
3.76%
いまの株価に対して
配当性向
60.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月926.8
2018年3月1017.624.8
2019年3月1325.022.5
2020年3月134.022.5
2021年3月9−30.823.0
2022年3月1455.630.6
2023年3月1828.630.9
2024年3月2222.231.0
2025年3月2513.618.6
2026年3月53112.060.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥53

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,058人。区分でいちばん多いのは事業法人40.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.6%を占め、残る54.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人40.640.540.540.540.540.5
個人・その他36.137.537.836.736.834.8
外国法人16.015.815.716.216.418.6
自己株式5.05.96.76.76.66.6
金融機関5.85.45.45.35.35.1
証券会社1.40.70.71.20.91.0
外国人個人0.10.10.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本パーカライジング株式会社22.60
02BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)7.55
03ユニベスト株式会社5.51
04株式会社日本パーカーライジング広島工場3.28
05里見 嘉重2.54
06公益財団法人里見奨学会2.41
07内藤 征吾2.37
08浜田 信2.18
09株式会社旭千代田ホールディング2.04
10BBH FOR FIDELITY TRUST EMPLOYEE BENEFIT PLANS LOW PRICED STOCK POOL(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.58

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    9.99%
    +1.04pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    9.99%
    +1.04pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.62%
    -1.37pt
  • 2026-04-08
    日本パーカライジング株式会社
    新規の大量保有報告
    22.61%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+607%、1株純資産は14期で+262%。直近期のROEは9.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月275615.07.246.1
2014年3月6468310.26.517.4
2015年3月8180710.97.037.7
2016年3月748239.04.126.9
2017年3月10192911.55.526.8
2018年3月941,0689.46.724.8
2019年3月1051,1189.64.922.5
2020年3月981,1778.54.122.5
2021年3月931,2567.65.523.0
2022年3月601,3244.77.830.6
2023年3月991,4657.16.130.9
2024年3月1441,6619.27.031.0
2025年3月1121,8196.57.118.6
2026年3月1882,0329.77.460.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額167百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
里見嘉重代表取締役社長 社長執行役員58682,000
内藤和美取締役 常務執行役員 化学品本部管掌 化工品本部管掌 業務本部管掌 財務経理本部管掌6710,000
中村光伸取締役 常務執行役員6426,000
片倉浩志取締役 常務執行役員 機械本部管掌 兼化成品本部長6413,000
村中正和取締役706,000
中野裕人取締役623,000
藤嶋稔常勤監査役711,000
目黒譲監査役63
鈴木和哉監査役67
和田康二64
大平隆昌取締役62
橋本一徳常勤監査役6127,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)412115113835
社外取締役41810205
監査役1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,099字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当グループは、当社、子会社30社及び関連会社5社並びにその他の関係会社1社で構成されております。 当グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、セグメントと同一の区分であります。 ① 機械部門 当部門は、食品・化学・製靴業界を主体とするユーザー向けの設備・分析器の輸入販売を行っております。また、自動車業界向け設備の設計・製造拠点を日本に配置し、各地域の海外子会社を活用しグローバルな供給体制を構築しております。 ② 化成品部門 当部門は、主として自動車製造ライン向けボディーシーラー等の自動車用材料や剛性補助材等のNVH対策製品及び住宅向け複層ガラス用シール材や新素材を応用した機能性製品をユーザーとの共同開発により製造・販売を行っております。 日本、中国、米国、メキシコ、インドに自動車部品の製造拠点を配置し、グローバルな供給体制を構築しております。 ③ 化学品部門 当部門は、自動車・電機等の広範囲な製造分野向けに、一般工業用ケミカル品(洗浄剤・防錆剤・バレルコンパウンド・塗装剥離剤等)の製造販売やバレル研磨機の設計販売を行うほか、鉄鋼業界向けにデスケーリング用ケミカルおよび関連装置(ソルトバス等)の設計施工・販売を行っております。 日本、中国、タイ、メキシコに一般工業用ケミカルの製造拠点を配置し、グローバルな供給体制を構築しております。 ④ 産業用素材部門 当部門は、自動車及びエアコン用の防音・防振材をユーザーニーズに基づきユーザーとの共同開発を含め製造・販売を行っております。 日本、タイ、ベトナム、中国、チェコ、トルコ、メキシコに製造拠点を配置し、グローバルな供給体制を推進しております。 ⑤ 化工品部門 当部門は、電子部品や半導体、ディスプレイ製造向けの電子産業用ファインケミカル、撥水剤やワックス等のカーケアケミカル、鉄道・航空機・船舶整備向けケミカル、工業用熱風機及び乾燥剤の開発・製造・販売を行っております。 電子産業用ファインケミカルにおいては、中国・台湾に製造拠点を配置し、アジア市場への供給体制を構築しております。 ⑥ その他 当部門は、製商品や原材料の貿易業務を主体とし、生活資材や建設資材の製造販売を行っております。 以上に述べたセグメントの系統図は次のとおりであります。 当社及び当社の関係会社は、当社グループである当社、子会社30社及び関連会社5社並びにその他の関係会社1社より構成され、当社グループは機械、化成品、化学品、産業用素材、化工品及びその他の6部門で事業を行っております。
経営方針・対処すべき課題1,929字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループの経営基本方針は、「国内外の顧客の発展と合理化に寄与するために当社グループの総合的な企画力・開発力、技術力を結集し、先進的商品を製造・供給すること」であります。 この総合力を更に発展させて自動車、電機、鉄鋼、化学、電子、食品など多岐に亘る業界及び市場からの顧客満足度を向上させるために、当社グループ内のカスタマイズ能力の向上と、より迅速な市場対応力の強化を図ってまいります。 当社グループは、この目的達成のために製造部門としての国内外のグループ各社へ積極的に投資を行いグローバルなネットワーク化による製販一貫体制を整えてまいります。また、江東区に構えるテクニカルセンターを新たな技術・新たな製品の発信基地として、更なる充実化を図ってまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、「堅実に収益力を持続する総合力」を今後もより強固に結集させ、常に先進的技術の研究開発を推し進め、グローバルな視点に立った市場への経営資源の効果的な投入を行い、業容の拡大を図ってまいります。 (3)経営環境 当社グループの事業を取り巻く市場環境は、雇用・所得環境の改善による個人消費の底堅さや、デジタル化や脱炭素関連の旺盛な設備投資に支えられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、海外の金融引き締めによる景気抑制や中東情勢等の地政学リスクに伴う供給網の混乱など、先行き不透明な状況が続きました。 当社グループの主要取引先である自動車業界におきましては、生産供給体制の正常化に伴い、主要顧客の稼働が安定的に推移した一方で、原材料価格・エネルギーコストの高止まりや主要国の通商政策の変化、さらには異業種からの参入による競争激化など、依然として厳しい状況が続いております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① グループ全体の持続的成長 将来を見据えた『事業の選択と集中』を計画的に進め、次代の収益基盤となる『新市場の創造』を推進し、グループ全体の持続的成長に繋げていきます。 ② 経営判断の更なる迅速化 経営環境の急激な変化に対応するため、月間2回実施の取締役会を継続し、情報の的確な把握による経営判断を迅速に行い、経営資源の最大限の有効活用を図ってまいります。 ③ 社会貢献 事業活動を通じて社会に貢献する企業として、『顧客から信頼と期待を得る会社』、『積極的提案の出る企業文化を持つ会社』、『従業員が誇りを持てる会社』を目指します。 ④ 価値ある製品と質の高いサービスの提供 提案型企業として、テクニカルセンターの研究開発機能を駆使して市場ニーズに即した製品開発に努め、『顧客が満足する価値ある製品と質の高いサービス』をタイムリーに提供します。 ⑤ タイムリーなグローバル戦略の展開 世界市場の動向を常に把握し、日本を含めた既存のグローバルネットワークを有機的に結合させ、適地生産体制の確立と新規市場の開拓を図ってまいります。 ⑥ 製造部門の強化と品質向上 顧客に対する開発から供給までの一貫したフォロー体制を向上させるため、グループ内製造部門の更なる整備と積極的な設備投資を行い、国際基準に準じた更なる品質の向上を図ってまいります。 ⑦ 収益向上 グループ各社との緊密な連携のもと、原価管理の徹底と生産の最適化を図り、限られた経営資源を有効かつ効率的に活かし、収益向上を目指します。 ⑧ 人材育成の促進 競争力の源泉は『人』であり、戦略的思考と発想を持ち、自ら率先して行動し問題解決能力を有したグローバルに活躍できる人材を中長期研修制度により育成してまいります。 ⑨ コーポレートガバナンスの強化 コーポレートガバナンスを強化し、法令遵守やリスク管理等の内部統制をグループ全体に周知徹底し、健全で活力あふれる職場環境を整備します。 会社法や金融商品取引法にも対応すべく、内部統制システムを当社グループ全体に展開しておりますが、今後一層コンプライアンスの充実・強化を図り、経営効率及び企業価値の向上、業務の透明性と公正性を重視し、ステークホルダーの皆様方への期待にお応えできる企業を目指す所存であります。 (5)目標とする経営指標 経営効率を持続的に追求し、当社グループ全体で株主資本利益率(ROE)8%以上、営業利益率8%以上を目標といたします。
事業等のリスク2,190字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループは以下のリスクに対応する為、リスク管理委員会を設置するとともに、リスク管理規程に従い、未然防止の観点からリスクの認識と対応策の整備・運用を行うとともに、リスク管理委員会はリスク管理の状況を取締役によって構成される内部統制委員会へ報告する体制を整えております。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済状況について 当社グループは、アジア、北米、欧州にて製品の製造又は販売を行っております。販売している国もしくは地域の経済状況が景気後退、大規模な震災・台風等の自然災害による操業の中断等、またはそれに伴う需要が縮小した場合には、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 自動車、電機、化学、鉄鋼、電子、食品等多岐に亘る業界のお客様に貢献して参りました各セグメント毎の強みを活かし、特定の業界・地域だけに依存しないことによりリスクの低減に努めております。 (2)為替レートの変動について 当社グループの事業は、グローバル展開しております。各地域における売上、費用、資産、負債を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表の作成において円換算されており、換算時のレートにより、換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 このため通貨価値の変動により材料調達及び製造コストが影響を受ける可能性があります。コストの増加は当社グループの利益率と価格競争力を低下させ、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 デリバティブ取引規程に基づく為替予約や、親会社を含めた為替変動リスクの低い国での資金調達によりリスクの管理・低減に努めております。 (3)商品競争力について 当社グループの事業は海外市場への更なる展開を考えておりますが、海外市場においてはより多くの競合他社が存在し得ると考えられます。当社グループは競争力ある製品の開発・販売をめざして海外に生産拠点を展開していますが、競合他社がより低コストの製品の供給が可能になった場合には、熾烈な価格競争になり当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、製品の研究開発部門も増強を図ってまいりますが、今後投資に見合う新製品・新技術の開発が出来ない可能性があります。商品性能など商品競争力が不足することにより、売上高が減少し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)製品の欠陥について 当社グループは、世界的な品質管理基準に従って製品を製造しておりますが、すべての製品に欠陥がなく、将来にわたってクレームが発生しないという保証はありません。また、製造物賠償責任については、保険に加入しておりますが、賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。大規模なクレームや製造物賠償責任につながるような製品の欠陥は、多額のコスト負担や当社グループの評価に悪影響を与え、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)人材の確保や育成について 「企業は人なり」の精神の下に、有能なエンジニアやキーパーソンの人材確保、育成には力をいれていきますが、有能な人材の確保又は育成が出来なかった場合には、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6)法的規制等について 当社グループは、事業展開する各国において、様々な政府規制の適用を受けております。将来において特許、為替管理、環境及びリサイクル関連の法規制の適用等を遵守できなかった場合には、営業活動が制限されることや、規制対応のためのコストが増加することが考えられ、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)カントリーリスクについて 当社グループの事業は、グローバル展開しております。事業拠点を置いている国または当社グループの事業が関連するその他の国において戦争やテロなどの不安定な社会情勢を含むカントリーリスクにより、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)固定資産の減損損失 当社グループが保有する土地・建物等について、時価が著しく下落した場合や事業の損失が継続するような場合には、固定資産の減損損失の計上により、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9)大規模災害・感染症等による影響について 2011年3月に発生いたしました東日本大震災のような想定を超える大規模災害が発生した場合や、2020年に発生した新型コロナウイルスのような感染症等が発生した場合は、営業活動が制限され、サプライチェーンの状況や電力供給不足・ロックダウン等による大手ユーザーの生産調整等により直接的・間接的に影響を被り、さらには災害等の発生に伴う消費動向の低下などが生じた場合は当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,840字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の我が国経済は、雇用・所得環境の改善による個人消費の底堅さや、デジタル化や脱炭素関連の旺盛な設備投資に支えられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、海外の金融引き締めによる景気抑制や中東情勢等の地政学リスクに伴う供給網の混乱など、先行き不透明な状況が続きました。 当社グループの主要取引先である自動車業界におきましては、生産供給体制の正常化に伴い、主要顧客の稼働が安定的に推移した一方で、原材料価格・エネルギーコストの高止まりや主要国の通商政策の変化、さらには異業種からの参入による競争激化など、依然として厳しい状況が続いております。 このような状況の下、当社グループは、社会情勢の変化や需要を的確に捉え、将来を見据えた幅広い視野を持ち、高い付加価値が込められた製品を提案すること、そのような付加価値を創出する「コト作り」に注力した製品開発に繋げるべく邁進してまいりました。 具体的には、自動車業界の変革期における電動化を見据えた製品開発・提案活動を強化し、国内外メーカーの次期開発車種への採用拡大に注力いたしました。また、持続的な成長に向けた経営基盤の強化として、不採算事業のポートフォリオの見直しやグローバル供給体制の最適化による収益性の向上を図り、顧客の信頼獲得に努めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は73,307百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は6,487百万円(同32.1%増)、経常利益は7,089百万円(同58.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,694百万円(同66.9%増)となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   前期比(%) 売上高   70,014   73,307   3,293   4.7 営業利益   4,910   6,487   1,577   32.1 経常利益   4,462   7,089   2,626   58.9 親会社株主に帰属する当期純利益   2,812   4,694   1,882   66.9 セグメントの経営成績につきましては、次のとおりであります。 ・機械部門 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   前期比(%) 売上高   2,726   3,412   685   25.1 営業利益   207   421   213   103.3 国内食品業界向けの輸入設備及び自動車業界向けの製造設備において、共に安定した需要に支えられ堅調に推移しました。加えて、前連結会計年度より継続していた案件の検収完了も寄与し、増収増益に貢献しております。 当部門の売上高は3,412百万円(同25.1%増)、営業利益は421百万円(同103.3%増)となりました。 ・化成品部門 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   前期比(%) 売上高   32,265   31,807   △457   △1.4 営業利益   1,392   2,418   1,025   73.7 主要事業の製造販売は、北米・中国市場の市況悪化により減収とはなりましたが、不採算部門の見直しによる事業効率化や原材料価格の安定化により収益構造が大きく改善し、増益を確保しております。 当部門の売上高は31,807百万円(同1.4%減)、営業利益は2,418百万円(同73.7%増)となりました。 ・化学品部門 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   前期比(%) 売上高   6,684   7,377   693   10.4 営業利益   485   626   141   29.2 国内市場では、一般工業用ケミカル及び特殊ケミカルの需要が穏やかに持ち直し、大型設備の販売も寄与したことで売上高を押し上げました。海外市場においては、原材料価格の安定化や原価改善努力が利益率の向上に繋がりました。 当部門の売上高は7,377百万円(同10.4%増)、営業利益は626百万円(同29.2%増)となりました。 ・産業用素材部門 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   前期比(%) 売上高   18,305   20,405   2,099   11.5 営業利益   1,764   1,890   126   7.2 自動車用防音材の製造販売は、主要顧客である自動車メーカー各社の好調な生産を背景に良好な受注環境が継続し、着実な成長を遂げました。また、家電用防音材も安定した需要を確保し、堅調に推移しております。 当部門の売上高は20,405百万円(同11.5%増)、営業利益は1,890百万円(同7.2%増)となりました。 ・化工品部門 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   前期比(%) 売上高   6,668   6,856   188   2.8 営業利益   822   892   70   8.6 国内外の電子産業用ファインケミカルや国内メンテナンス用ケミカルの需要が底堅く推移し、増収増益となりました。 当部門の売上高は6,856百万円(同2.8%増)、営業利益は892百万円(同8.6%増)となりました。 ・その他部門 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   前期比(%) 売上高   3,364   3,448   84   2.5 営業利益   238   237   △0   △0.4 化学原料を中心とした輸出入の取引の活発化・ゴム用品の受注増の影響により増収となりましたが、原材料価格の高騰等により前期並みの収益となりました。 当部門の売上高は3,448百万円(同2.5%増)、営業利益は237百万円(同0.4%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ、2,702百万円増加の21,431百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益7,113百万円(前期は4,002百万円)、減価償却費1,835百万円(前期は1,596百万円)、売上債権の減少による1,995百万円の増加(前期は941百万円の増加)、棚卸資産の増加による1,019百万円の減少(前期は565百万円の増加)、仕入債務の増加による649百万円の減少(前期は2,134百万円の減少)、法人税等の支払額による1,645百万円の減少(前期は1,437百万円の減少)等により、8,710百万円の収入(前期は5,714百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出2,620百万円(前期は1,795百万円の支出)、定期預金の増加による支出950百万円(前期は712百万円の収入)、有価証券及び投資有価証券の取得による支出1,212百万円(前期は10百万円の支出)等により、4,754百万円の支出(前期は1,379百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出1,529百万円(前期は266百万円の支出)、長期借入金による収入1,100百万円(前期は100百万円の収入)、リース債務の返済による支出513百万円(前期は507百万円の支出)、配当金の支払725百万円(前期は587百万円の支出)等により、1,632百万円の支出(前期は1,446百万円の支出)となりました。 ③ 受注及び販売の実績 a.受注実績 当連結会計年度における成約実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   受注残高 金額(百万円)   前年同期比(%)   金額(百万円)   前年同期比(%) 機械部門   2,983   65.3   2,287   84.2 化成品部門   31,836   98.6   238   113.6 化学品部門   7,537   107.4   951   120.2 産業用素材部門   20,680   111.8   2,184   114.4 化工品部門   6,864   103.0   108   107.1 その他   3,611   106.0   415   164.4 計   73,513   101.5   6,186   103.4 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 機械部門   3,412   125.1 化成品部門   31,807   98.6 化学品部門   7,377   110.4 産業用素材部門   20,405   111.5 化工品部門   6,856   102.8 その他   3,448   102.5 計   73,307   104.7 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比べ5,935百万円増加し、76,789百万円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金の減少(1,720百万円)、その他流動資産の減少(662百万円)がありましたが、現金及び預金の増加(3,811百万円)、商品及び製品の増加(1,215百万円)、有価証券の増加(601百万円)、有形固定資産の増加(1,255百万円)、投資有価証券の増加(1,631百万円)によるものです。 負債合計は、前連結会計年度末と比べ302百万円増加し、22,678百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の減少(510百万円)がありましたが、その他流動負債の増加(616百万円)、繰延税金負債の増加(611百万円)によるものです。 純資産合計は、前連結会計年度末と比べ5,633百万円増加し、54,111百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加(3,968百万円)、その他有価証券評価差額金の増加(676百万円)、為替換算調整勘定の増加(694百万円)によるものです。 当社グループは、「私たちは、お客様の価値向上に寄与し、未来創造のパートナーとなりたい」との経営理念のもと従業員一丸となり、今まで培ってきた顧客からの信頼を大切にし、顧客に対し「あ、それ良いね!」を提供する会社を目指して参ります。具体的には、「国内事業の競争力強化」と「海外収益の拡大」を経営の両輪として、継続的な成長と安定した収益体質の実現を経営の目標としております。自社の強みを磨き、過去の延長線上ではない新たなる可能性に挑戦していくことにより収益源の多様化を図り、市場環境に左右されない収益基盤の構築を目指して参ります。特に国内事業の収益拡大に向けては「製品力とコスト競争力」の強化のためのマーケットニーズに即した差別化製品の研究開発を強化し、顧客が満足する魅力ある製品と質の高いサービスの提供によって、「顧客満足度の最大化」を追求し、次の収益基盤となる「新市場の創造」に向けた事業戦略を立案し、実行推進していくことを目指しております。 当連結会計年度におきましては、主力販売先である自動車業界での生産正常化や、国内事業を中心とした収益力の改善が大きく寄与し、売上高および各段階の利益において過去最高を更新いたしました。当社グループは、継続的な成長と安定した収益体質の実現に向け、経営目標として「株主資本利益率(ROE)8%以上」および「売上高営業利益率8%以上」を掲げております。当連結会計年度は継続的なコスト改善や付加価値の高い製品提案を進めた結果、売上高営業利益率は前連結会計年度から1.8ポイント改善して8.8%となり、目標の8%を達成いたしました。また、親会社株主に帰属する当期純利益の大幅な増加に伴い、株主資本利益率(ROE)につきましても前連結会計年度から3.3ポイント改善の9.7%となり、こちらも目標を上回る水準を達成し、資本効率の大幅な向上を実現しております 連結業績損益(PL)の状況 各利益段階における増減要因は以下の通りです。 ・売上高 売上高は、前連結会計年度に比べ3,293百万円(4.7%)増加し、73,307百万円となりました。主な要因は、自動車業界において年間を通じた主要顧客の稼働が安定的に推移したことや、設備検収が増加したことによるものです。海外市場においては一部地域で低調な推移も見られましたが、円安による為替影響が売上高を1,369百万円押し上げ、全体の増収に寄与しております。 ・売上原価及び売上総利益 売上高の増加や原材料価格の高騰等の影響により、売上原価は前連結会計年度に比べ1,536百万円増加し53,574百万円となりましたが、国内事業における収益力改善の取り組みが奏功し、売上総利益率は前連結会計年度の25.7%から26.9%へと1.2%改善いたしました。この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ1,756百万円増加の19,733百万円となりました。 ・販売費及び一般管理費並びに営業利益 販売費及び一般管理費は、給与手当や賞与等の増加があったものの、北米や中国における人件費をはじめとする経費抑制効果により、前連結会計年度からの増加額を179百万円に留め、13,245百万円となりました。この結果、売上総利益の増加が販管費及び一般管理費の増加を大きく上回り、営業利益は前連結会計年度に比べ1,577百万円(32.1%)増加の6,487百万円となり、前述の通り目標である営業利益率8%を達成しました。 ・経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益 経常利益は、前連結会計年度に比べ2,626百万円(58.9%)増加し、7,089百万円となりました。本業の増益に加え、前連結会計年度に計上した海外子会社に対する外貨建貸付金等の為替差損(610百万円)の影響がなくなり為替差益(64百万円)を計上したことや、持分法による投資損益が赤字から黒字へ転じたことが大幅な増益に寄与しております。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に計上した減損損失(462百万円)がなくなったことにより、前連結会計年度に比べ1,882百万円(66.9%)増加の4,694百万円となり、1株当たり当期純利益は187円57銭(前連結会計年度は112円40銭)へと大幅に増加いたしました。 今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善が続く中で、緩やかな回復が期待されます。しかしながら、物価動向や為替相場の急激な変動、地政学リスクの長期化が景気を下押しする懸念もあり、不確実性の高い経営環境が継続すると思われます。 このような状況の下、当社グループとしましては、中東情勢をめぐる混乱、ホルムズ海峡の閉鎖等に伴う原材料の調達や価格高騰のリスクも留意しつつ、製品開発を積極的に推進してまいります。また、より高度な技術サービスの提供とグローバルな供給体制の最適化を図ることで、顧客の満足度向上を目指し、質の高い付加価値を備えた製品を引き続き提案してまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フロー分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当社グループの資金需要の主なものは、商品の仕入を始めとし、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用のための運転資金であります。投資目的の資金需要としましては、製造及び試験研究を目的とした設備投資や、子会社株式の取得等であります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の源泉を安定的に確保することと効率的な資金管理を基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は前連結会計年度末から727百万円減少し、4,581百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末から2,702百万円増加し21,431百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるためにこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項の(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 なお、中東情勢をめぐる混乱、ホルムズ海峡の閉鎖等に伴う原材料の調達や価格の高騰のリスクなど、世界経済の先行きは不透明な状況が続いておりますが、今後の経済情勢等の変化によって、見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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