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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ミライト・ワン

MIRAIT ONE Corporation1417 · Prime · 建設業

通信インフラと社会インフラの両軸で展開する総合エンジニアリング企業。NTTとキャリア双方に強い。

概要

ミライト・ワンはNTTグループの通信インフラ工事を中核とする建設会社である。光ファイバー網や携帯基地局の設計・施工・保守を全国規模で手掛け、NTT東西の設備工事を主要顧客とする。近年はデータセンター建設や5G関連工事、非NTT向けの官公庁・民間工事にも事業を拡大。2026年3月期の連結売上高は6,024億円、営業利益343億円、従業員約17,700人を擁する。

四つの事業セグメントで構成される収益構造

ミライト・ワン・グループはNTT向け通信設備工事、マルチキャリア向け通信設備工事、ICTソリューション、環境・社会イノベーションの四つの事業を柱とする。NTT向けでは加入者系・中継系の光ファイバー網や基地局工事を手掛け、グループ売上の約半分を占める。マルチキャリア向けではKDDIやソフトバンク等の5G基地局建設を担う。ICTソリューションは企業・官公庁向けネットワーク構築やクラウドサービス、環境・社会イノベーションは再生可能エネルギーや土木・電気設備工事をカバーする。

持株会社体制と83社のグループ企業

ミライト・ワンは事業持株会社として、2026年3月時点で連結子会社83社を統括する。主要子会社にはアクセス工事を担うミライト・ワン・ネクスト、シンガポールを拠点にアジア展開するLantrovision (S) Ltd、東日本・西日本で通信工事を行うTTK、ソルコム、四国通建がある。2022年には西武建設を、2023年には国際航業を傘下に加え、社会インフラ領域を拡充。2025年にはY2Sを子会社化しO&M事業を強化した。

売上高が10年で2倍に拡大した成長軌道

ミライト・ワンの連結売上高は2013年3月期の2,710億円から2026年3月期には6,024億円へと約2.2倍に成長した。2026年3月期の営業利益は343億円、営業利益率5.7%、親会社株主帰属当期純利益は233億円。中期経営計画では2026年度に売上高7,200億円以上、営業利益率6.5%以上を目標とする。成長分野の「みらいドメイン」比率を45%以上に引き上げ、データセンター、グリーンエネルギー、ソフトウェア事業の拡大を掲げる。

NTT依存から脱却し官公庁・民間・海外へ展開

創業以来の主力顧客はNTT東日本・西日本だが、近年は顧客基盤の多様化が進む。マルチキャリア事業ではKDDI、ソフトバンク、楽天モバイル向け基地局工事を拡大。ICTソリューション事業では官公庁や一般企業向けにDX支援を強化。海外ではシンガポールのLantrovisionを通じアジア各国でデータセンター工事を受注。2023年に買収した国際航業は測量・地図情報で公共インフラ分野を補完し、西武建設と合わせ総合インフラ企業への転換を目指す。

業界の中での役割は通信キャリア向け基地局・光ファイバー工事、社会インフラ向け電気・土木工事、ICTソリューション提供にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,024億円
営業利益
343億円
営業利益率
5.7%
純利益
233億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
通信インフラ事業2,352億円39.1%
環境・社会イノベーション事業1,933億円32.1%
ICTソリューション事業1,738億円28.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01NTT向け通信設備工事主力

NTT東西の通信設備(加入者系、中継系)の設計・建設・保守工事を担う。光ファイバー網、基地局、伝送路などの構築が中心。

主要顧客NTT東日本、NTT西日本

主な製品・サービス1
通信設備工事(加入者系・中継系)
一般家庭や企業向け光回線の引込工事、局内設備工事、基幹伝送路の建設・保守。

02マルチキャリア向け通信設備工事準主力

NTT以外の通信キャリア(KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル等)向けに基地局建設、光ファイバー敷設、整備工事を提供。モバイルネットワークの拡充需要に対応。

主な製品・サービス1
携帯電話基地局工事
携帯電話基地局の設計、設置、アンテナ工事、電波測定等。5G基地局の建設も含む。

03ICTソリューション(情報通信システム)準主力

通信事業者以外の企業・官公庁向けにネットワーク構築、サーバー・クラウドシステムの設計・構築・保守、セキュリティ対策等のICTソリューションを提供。

主な製品・サービス2
ネットワーク構築サービス
LAN/WAN構築、データセンター設計・構築、ネットワーク機器販売・設定。
クラウド・サーバー構築サービス
プライベートクラウド、パブリッククラウド環境の設計・構築・運用保守。

04環境・社会イノベーション(社会インフラ関連)準主力

電力・ガス・上下水道等のライフライン工事、再生可能エネルギー関連設備工事、道路・橋梁等の土木工事、ビル・工場の電気設備工事など、社会インフラ全般のエンジニアリングを提供。

主な製品・サービス2
電気設備工事
ビル・工場の受変電設備、配電盤、照明、空調等の電気設備の設計・施工。
土木工事
道路、橋梁、トンネル、上下水道等の土木構造物の建設・補修工事。

製品と技術

光ファイバー網と5G基地局を支える通信設備工事

ミライト・ワンの核心技術は通信インフラの設計・施工・保守にある。NTT向けでは一般家庭や企業への光回線引込工事(加入者系)と、基幹伝送路や局内設備(中継系)を手掛ける。マルチキャリア向けでは携帯電話基地局の設計、アンテナ設置、電波測定を一貫して提供。特に5G基地局の建設工事では、高周波数帯に対応する高密度な基地局設置が求められ、同社の全国ネットワークが強みとなる。

データセンターとクラウド基盤を構築するICTソリューション

ICTソリューション事業では、企業や官公庁向けにネットワーク構築、サーバー・クラウドシステムの設計・構築・保守を提供する。データセンターの設計・建設では、冷却設備や電源・配線の最適化が必要であり、同社は通信工事で培ったノウハウを応用。また、プライベートクラウドやパブリッククラウド環境の構築、セキュリティ対策なども手掛ける。2025年にはY2Sを買収し、O&M(運用・保守)事業を強化した。

電気設備・土木・再生可能エネルギーをカバーする社会インフラ

環境・社会イノベーション事業では、ビルや工場の受変電設備、配電盤、照明、空調などの電気設備工事に加え、道路・橋梁・トンネル・上下水道の土木工事を手掛ける。再生可能エネルギー関連では太陽光発電設備の設置工事が増加。西武建設や国際航業の買収により、建設・測量の機能をグループ内に取り込み、群マネ(地域インフラ群再生戦略マネジメント)のような複合的なインフラ再生事業にも参入している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

通信インフラ工事で国内主力、安定成長

ミライト・ワンは、通信設備工事や電気工事を手掛け、国内のインフラ整備で重要な役割を担う。同業のウエストホールディングスやショーボンドホールディングスと比較し、売上高は約6000億円と規模で優位で、営業利益率も改善傾向にある。通信キャリア向けの設備投資が収益を支え、5Gや光ファイバー関連の需要が追い風となっている。しかし、公共工事の減少や、競争環境の変化にどう対応するかが今後の焦点だ。

強み

  • 売上高約6000億円と業界内で群を抜く規模
  • 5Gや光回線の普及で通信設備工事の需要が堅調
  • 営業利益率が4.8%から5.7%へと向上し、収益性が改善
  • 高度な施工技術と安全対策で大手顧客からの信頼を獲得

課題

  • 公共投資の動向次第で受注量が変動し、業績に影響が出る
  • 建設業界全体の人手不足が進行し、施工能力に制約が生じる
  • 材料費や人件費の高騰が利益率を圧迫する可能性

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字がミライト・ワン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15076インフロニア・ホールディングス7,832億円11.0倍
21721コムシスホールディングス6,391億円17.5倍
31969高砂熱学工業6,011億円15.0倍
41959クラフティア5,737億円14.3倍
51951エクシオグループ5,398億円17.4倍
61417ミライト・ワン3,286億円13.7倍
71941中電工3,000億円15.1倍
81979大氣社2,459億円15.8倍
91950日本電設工業2,446億円12.8倍
106703沖電気工業2,400億円11.1倍
116013タクマ2,233億円15.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

大明、コミューチュア、東電通の3社統合で発足した2010年

ミライト・ワンの前身は2009年11月に大明、コミューチュア、東電通の3社が経営統合の基本覚書を締結したことに始まる。大明は東日本、コミューチュアは西日本、東電通は東京電力系の通信工事会社としてそれぞれ地盤を持っていた。2010年6月に各社の株主総会で承認され、同年10月に株式移転により共同持株会社を設立。同時に東京証券取引所と大阪証券取引所の市場第一部に上場した。統合により全国展開が可能となり、光ファイバー敷設工事の効率化が進んだ。

合併と商号変更でグループ再編した2012年

2012年1月、東電通が日設の株式を取得し連結子会社化。同年10月には大明が東電通を吸収合併し、商号をミライトに変更。同時にコミューチュアはミライト・テクノロジーズに改称した。2013年10月には子会社間の統合が進み、大明ネクスト、東電通テクノス、レナット東京が合併してエムズフロンティアに、レナット関西、大明エンジニアリング、東電通エンジニアリング西日本が合併してアストエンジに生まれ変わった。これによりグループ内の事業整理が進んだ。

オーストラリア・シンガポール企業買収で海外進出

2014年7月、ミライト・テクノロジーズがオーストラリアのCCTS Telecommunications Construction社を買収し、連結子会社化。2016年6月にはシンガポールに現地法人Mirait Singaporeを設立し、同年Lantrovision (S) Ltdの株式を取得。2017年6月にはLantrovisionがMirait Singaporeを吸収合併し、東南アジアでの事業基盤を確立した。2020年にはYL Integratedや上海長陵通信設備を買収し、アジア全域に通信工事ネットワークを広げた。

TTK、ソルコム、四国通建との経営統合で規模拡大

2018年10月、ミライト・ワンはTTKとの株式交換による経営統合を実施。TTKとその連結子会社8社を傘下に収めた。2019年1月にはソルコム(子会社7社)と四国通建(子会社1社)も同様に統合。これによりグループの売上高は2018年3月期の3,130億円から2019年3月期には3,759億円へと急増した。統合効果として、NTT向け工事のエリア補完と非NTT事業の拡大が期待された。

3社合併と商号変更でミライト・ワンが誕生

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。同年7月、ミライトとミライト・テクノロジーズ、および当会社の3社が合併し、商号をミライト・ワンに変更した。これにより持株会社と事業会社が一体化し、ガバナンスの強化と意思決定の迅速化を図った。同時に子会社ミライト・ワン・システムズを設立し、ICTソリューション事業を集約する体制を整えた。

国際航業・光陽HD・Y2S買収でインフラ領域を拡充

2023年12月、ミライト・ワンは国際航業の株式を取得し、同社と子会社10社を連結子会社化。国際航業は測量・地図情報・コンサルティングを強みとし、公共インフラ分野での相乗効果が期待された。2024年7月には光陽ホールディングスを、2025年10月にはY2Sを買収。さらに2025年1月にはアクセス系子会社5社を合併しミライト・ワン・ネクストを発足。M&Aと再編を繰り返し、総合インフラ企業への変貌を遂げた。

年表24件を開く

2000年代

  • 2009年11月M&A大明㈱、㈱コミューチュア及び㈱東電通(以下「3社」といいます。)は、共同持株会社設立(株式移転)による経営統合に関する基本覚書を締結

2010年代

  • 2010年5月創業3社は、それぞれの定時株主総会での承認等を前提として、株式移転により共同で持株会社を設立することについて合意。株式移転計画を作成し、統合契約書を締結
  • 2010年6月M&A3社の定時株主総会において、3社が共同で株式移転の方法により当社を設立し、3社がその完全子会社となることについて承認決議
  • 2010年10月創業3社が株式移転の方法により当社を設立 当社の普通株式を株式会社東京証券取引所及び株式会社大阪証券取引所の市場第一部に上場
  • 2012年1月M&A㈱東電通が㈱日設の株式を取得し連結子会社化
  • 2012年10月M&A大明㈱が㈱東電通と合併し、㈱ミライトに商号変更 ㈱コミューチュアが、㈱ミライト・テクノロジーズに商号変更
  • 2013年10月M&A大明ネクスト㈱、東電通テクノス㈱及び㈱レナット東京が合併し、㈱エムズフロンティアに商号変更 ㈱レナット関西、大明エンジニアリング㈱及び㈱東電通エンジニアリング西日本が合併し、㈱アストエンジに商号変更
  • 2014年7月M&A㈱ミライト・テクノロジーズがオーストラリア企業 CCTS Telecommunications Construction Pty.Limited(現商号:MIRAIT Technologies Australia Pty.Limited)の株式を取得し連結子会社化
  • 2015年10月商号変更㈱IPテクノサービスがオリックス㈱からの出資を受け入れ、㈱ミライト・エックスに商号変更
  • 2016年6月M&AMirait Singapore Pte.Ltdがシンガポール企業 Lantrovision(S)Ltdの株式を取得し連結子会社化
  • 2016年12月2021年満期円貨建取得条項付転換社債型新株予約権付社債を発行(総額165億円)
  • 2017年6月M&ALantrovision(S)LtdがMirait Singapore Pte.Ltdを吸収合併
  • 2018年10月M&A当社は㈱TTKとの株式交換による経営統合を実施し、同社並びに同社の連結子会社8社を連結子会社化
  • 2019年1月M&A当社は㈱ソルコムとの株式交換による経営統合を実施し、同社並びに同社の連結子会社7社を連結子会社化 当社は四国通建㈱との株式交換による経営統合を実施し、同社並びに同社の連結子会社1社を連結子会社化
  • 2019年12月2016年12月発行の2021年満期円貨建取得条項付転換社債型新株予約権付社債を全て繰上償還

2020年代

  • 2020年3月M&ALantrovision(S)Ltdが YL Integrated Pte Ltdの株式を取得し 連結子会社化
  • 2020年6月M&ALantrovision(S)Ltdが Shanghai Changling Communication Equipment Co.,Ltd の株式を取得し連結子会社化
  • 2022年3月M&A西武建設㈱の株式を取得し連結子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2022年7月M&A㈱ミライト・ワン・システムズを設立 当社は㈱ミライト及び㈱ミライト・テクノロジーズと合併し、㈱ミライト・ワンに商号変更
  • 2023年12月M&A国際航業㈱の株式を取得し、同社並びに同社の連結子会社10社を連結子会社化
  • 2024年7月M&A光陽ホールディングス㈱の株式を取得し、同社並びに同社の連結子会社3社を連結子会社化
  • 2025年1月M&A東邦建㈱、㈱エムズフロンティア、東電通アクセス㈱、㈱リガーレ及び㈱エーライズが合併し、㈱ミライト・ワン・ネクストに商号変更
  • 2025年10月M&A㈱Y2Sの株式を取得し連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年度まで7,200億円以上
  • みらいドメイン比率2026年度まで45%以上
  • 営業利益率2026年度まで6.5%以上
  • EBITDA率2026年度まで8.5%以上
  • ROE2026年度まで10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人間中心経営の推進

    社員の学びとつながりを提供する「みらいカレッジ」の運営、健康経営の推進、ワーク・ライフバランスに対応した働き方改革を実施し、人財の成長を支える。

  2. 02

    成長分野へのリソース集中

    街づくり・里づくり、企業DX・GX、グリーンエネルギー、SI事業、データセンター関連、グローバル事業など「みらいドメイン」にグループリソースを結集し、事業成長を加速する。

  3. 03

    利益性向上と効率化

    3社統合による集約・効率化、データインサイトや生成AI活用による業務見直し、グループ連携によるコスト削減を進め、利益率トップクラスを目指す。

  4. 04

    DXとデータ活用の推進

    ナレッジベースのデータ環境整備、営業最適化(攻めのDX)、バリューチェーン改革・スマート施工(守りのDX)、DX人財の育成により、データインサイトマネジメントを実現する。

  5. 05

    ESG経営基盤の強化

    温室効果ガス削減目標(SBT)達成、パートナー会との社会価値共創、監査体制充実、グループマネジメント体制強化により、サステナビリティとコンプライアンスを重視した経営を徹底する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で17,709人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は773万円で、9期前と比べて+14.4%平均年齢は44.9歳、平均勤続年数は17.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月8,675
2018年3月9,010
2019年3月67542.416.812,361
2020年3月66941.215.812,580
2021年3月64942.116.912,882
2022年3月70742.716.614,006
2023年3月69743.516.414,350
2024年3月69843.816.816,985
2025年3月72544.216.717,115164
2026年3月77344.917.817,709194

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率68.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社96(国内 73 / 海外 23、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関西地区支店・工事事務所 — 大阪府大阪市他6ヶ所231億円
ミライト・ワン
関東地区支店・工事事務所 — 東京都江東区他10ヶ所181億円
ミライト・ワン
本社・事業本部 — 広島市中区他1ヶ所3,113百万円
ソルコム
中華人民共和国 上海市3,085百万円
ラントロビジョン
太陽光発電施設22箇所 — 宮城県岩沼市他2,948百万円
国際航業
広島支店 — 広島市中区他1ヶ所2,938百万円
ソルコム
本社 — 仙台市若林区2,629百万円
TTK
宮城支店 — 仙台市若林区2,088百万円
TTK
本社 — 東京都港区1,819百万円
ミライト・ワン
本社 — 愛媛県今治市1,668百万円
四国通建
ほか33件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱アストエンジ
    大阪府 松原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    インフライズ㈱
    東京都 江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱沖創工(注)3
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権45.1%
  • 国内
    片倉建設㈱
    東京都 世田谷区 · 連結子会社
    議決権99.3%
  • 国内
    近畿電機㈱
    大阪府 和泉市 · 連結子会社
    議決権54.7%
  • 国内
    ㈱グランドクリエイト
    大阪市 西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    光陽エンジニアリング㈱(注)2
    栃木県 宇都宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    光陽送電サービス㈱(注)2
    栃木県 宇都宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コトネット エンジニアリング
    京都市 下京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コムリード
    大阪市 浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    新光電機㈱
    兵庫県 尼崎市 · 連結子会社
    議決権88.9%
  • 国内
    大明通産㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社84社を開く
  • 東電通ネットワーク㈱東京都 江東区100%
  • 西日本電工㈱熊本市 南区99%
  • ㈱日設東京都 港区100%
  • ㈱ミライト・エックス東京都 江東区67%
  • ㈱ミライト・ソリューションズ東京都 新宿区100%
  • ㈱ミライト・モバイル・イースト東京都 江東区100%
  • ㈱ミライト・モバイル・ウエスト大阪市 浪速区100%
  • ㈱ミライト・ワン・ネクスト東京都 江東区100%
  • ㈱ミライト・ワン・ビジネスパートナーズ東京都 千代田区100%
  • ㈱ミラテクドローン東京都 品川区100%
  • 明成通信㈱(注)3東京都 調布市40%
  • ㈱ラインコネクト(注)2千葉県 流山市100%
  • ㈱ラピスネット神戸市 東灘区100%
  • ㈱リブネット三重県 伊勢市100%
  • ㈱Y2S東京都 港区80%
  • MIRAIT Technologies Australia Pty.Limitedオーストラリア国 ニューサウスウェールズ州59%
  • Lantrovision (S) Ltd (注)1シンガポール国100%
  • Lantro (Malaysia) Sdn Bhd (注)2マレーシア国 クアラルンプール市100%
  • Lantro (Penang) Sdn Bhd (注)2マレーシア国 ペナン州100%
  • Lantro (HK) Limited (注)2香港 九龍市100%
  • Lantrovision Korea Co. Ltd (注)2大韓民国 ソウル特別市100%
  • Lantro (Shanghai) Co. Ltd (注)2中華人民共和国 上海市70%
  • Lantro (Taiwan) Ltd (注)2中華民国 台北市85%
  • Lantro Technologies India Private Limited (注)2インド国 バンガロール市100%
  • LANTRO NE Pte Ltd (注)2シンガポール国100%
  • Appsilan Asia Pte Ltd (注)2シンガポール国100%
  • Lantro (S) Pte Ltd (注)2シンガポール国100%
  • Lantro Phils. Inc. (注)2フィリピン国 パシッグ市100%
  • Innovative Energy Systems & Technology Pte. Ltd. (注)2シンガポール国60%
  • PT. Lantro Technologies Indonesia (注)2インドネシア国 ジャカルタ市60%
  • YL Integrated Pte Ltd (注)2シンガポール国85%
  • Nectric Engineering Pte Ltd (注)2、3シンガポール国48%
  • Sun Power Electrical Pte Ltd (注)2、3シンガポール国47%
  • Shanghai Changling Communication Equipment Co.,Ltd. (注)2中華人民共和国 上海市50%
  • ㈱TTK(注)1仙台市 若林区100%
  • ㈱TTKエンジ宮城(注)2仙台市 若林区100%
  • ㈱HOKUBU (注)2仙台市 若林区100%
  • ㈱TTKエンジ岩手(注)2岩手県 矢巾町100%
  • ㈱TTKエンジ青森(注)2青森県 青森市100%
  • ㈱TTKエンジ秋田(注)2秋田県 秋田市100%
  • ㈱TTKエンジ山形(注)2山形県 山形市100%
  • ㈱TTKエンジ福島(注)2福島県 福島市100%
  • 塚田電気工事㈱(注)2仙台市 青葉区100%
  • ㈱ソルコム(注)1広島市 中区100%
  • ㈱ソルコムマイスタ(注)2広島県 安芸郡100%
  • 友和工業㈱(注)2広島市 西区100%
  • 成建工業㈱(注)2山口県 宇部市100%
  • ㈱ソルコムビジネス サービス(注)2広島市 南区100%
  • 中国通信資材㈱(注)2広島県 東広島市100%
  • ㈱電通資材(注)2広島県 安芸郡63%
  • 四国通建㈱愛媛県 今治市100%
  • 越智電気工事㈱(注)2愛媛県 今治市100%
  • STKテクノ㈱(注)2愛媛県 今治市100%
  • 西武建設㈱(注)1、4埼玉県 所沢市95%
  • ㈱ミライト・ワン・システムズ東京都 港区100%
  • ㈱アクティス(注)2東京都 千代田区85%
  • ㈱CREiST (注)2東京都 品川区71%
  • タイムテック㈱(注)2大阪府 吹田市100%
  • ㈱トラストシステム(注)2東京都 千代田区100%
  • 国際航業㈱(注)1東京都 新宿区100%
  • KKCシステムズ㈱(注)2東京都 府中市100%
  • ㈱TDS(注)2東京都 府中市100%
  • ㈱国際データプロダクションセンター(注)2東京都 府中市100%
  • 琉球国際航業㈱(注)2沖縄県 那覇市100%
  • 明治コンサルタント㈱(注)2札幌市 中央区100%
  • ㈱北杜設計(注)2北海道 網走市100%
  • ㈱ノキシタ(注)2仙台市 宮城野区100%
  • ㈱三郷ひまわりエナジー(注)2奈良県生駒郡 三郷町100%
  • ㈱ソルコム(2026年4月1日付でKKCソルコム㈱へ社名変更) (注)2東京都 港区100%
  • Kokusai Taiwan Limited (注)2台湾 台北市100%
  • ThinkTron Limited (注)2台湾 台北市87%
  • 住電通信 エンジニアリング㈱横浜市 戸塚区49%
  • 日本産業㈱埼玉県 入間郡50%
  • MIRAIT PHILIPPINES INC.フィリピン国 ケソン市100%
  • Altro Solutions Pte Ltd (注)2シンガポール国50%
  • Lantrovision Inc. (注)2フィリピン国 パシッグ市40%
  • Lantro (Thailand) Co.Ltd (注)2タイ国 バンコク市49%
  • Lantro (Vietnam) Co.Ltd (注)2ベトナム国 ホーチミン市42%
  • Lantro (Cambodia) Co.Ltd (注)2カンボジア国 プノンペン市49%
  • ㈱ネオ・セック(注)2山口県 下関市20%
  • ㈱ハイエレコン(注)2広島市 西区28%
  • LBS Digital Infrastructure Corp.フィリピン国 タギッグ市25%
  • ㈱ミッドマップ東京(注)2東京都 目黒区40%
  • ㈱RTi-cast (注)2仙台市 青葉区44%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    本館ほか電灯設備改修工事(25)
    参議院 · 2025-07-09
    9,790万円
  • 調達
    大阪国際空港場内航空保安施設用光通信設備工事
    国土交通省 · 2025-01-28
    9,760万円
  • 調達
    中央合同庁舎第4号館自動火災報知設備整備
    財務省 · 2023-07-25
    8,770万円
  • 調達
    中央合同庁舎第4号館自動火災報知設備整備
    財務省 · 2025-10-14
    8,350万円
  • 調達
    中央合同庁舎第4号館自動火災報知設備整備
    財務省 · 2024-12-05
    8,000万円
  • 調達
    麹町議員宿舎ほか電灯設備改修工事
    参議院 · 2026-05-15
    7,000万円
  • 調達
    衆議院議員会館電話交換設備幹線ケーブル増設工事
    衆議院 · 2025-01-16
    4,268万円
  • 調達
    令和8年度高松サンポート合同庁舎北館照明器具LED化工事
    財務省 · 2026-06-29
    4,125万円
  • 調達
    能登RCAG装置更新その他工事
    国土交通省 · 2023-09-08
    3,380万円
  • 調達
    衆議院議員会館電話交換設備幹線ケーブル増設工事
    衆議院 · 2023-11-28
    3,095万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は6,024億円営業利益343億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.1%、利益が+22.5%。

売上高
+4.1%
6,024億円
営業利益
+22.5%
343億円
純利益
+35.5%
233億円
営業利益率
5.7%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高6,600億円6,024億円
営業利益400億円343億円
純利益255億円233億円
1株あたり配当¥95¥95

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,300億円、営業利益は28億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+29.4%、営業利益は+211.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,633115
2024年1Q1,00590.9−6
2024年2Q1,161151.38
2024年3Q1,273262.07
2024年4Q1,745116
2025年2Q2,499471.914
2025年4Q3,2872337.1158
2026年2Q2,588793.146
2026年4Q3,4362647.7187
2027年1Q1,300282.219

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,710億円から6,024億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。売上は10期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大明ネクスト㈱、東電通テクノス㈱及び㈱レナット東京が合併し、㈱エムズフロンティアに商号変更 ㈱レナット関西、大明エンジニアリング㈱及び㈱東電通エンジニアリング西日本が合併し、㈱アストエンジに商号変更
2013年3月2,71011842
㈱ミライト・テクノロジーズがオーストラリア企業 CCTS Telecommunications Construction Pty.Limited(現商号:MIRAIT Technologies Australia Pty.Limited)の株式を取得し連結子会社化
2014年3月2,77712372
㈱IPテクノサービスがオリックス㈱からの出資を受け入れ、㈱ミライト・エックスに商号変更
2015年3月2,837148111
Mirait Singapore Pte.Ltdがシンガポール企業 Lantrovision(S)Ltdの株式を取得し連結子会社化
2016年3月2,6956736
Lantrovision(S)LtdがMirait Singapore Pte.Ltdを吸収合併
2017年3月2,83210664
当社は㈱TTKとの株式交換による経営統合を実施し、同社並びに同社の連結子会社8社を連結子会社化
2018年3月3,130178115
当社は㈱ソルコムとの株式交換による経営統合を実施し、同社並びに同社の連結子会社7社を連結子会社化 当社は四国通建㈱との株式交換による経営統合を実施し、同社並びに同社の連結子会社1社を連結子会社化
2019年3月3,759220257
Lantrovision(S)Ltdが YL Integrated Pte Ltdの株式を取得し 連結子会社化
2020年3月4,412232152
2021年3月4,637317242
西武建設㈱の株式を取得し連結子会社化
2022年3月4,704342252
国際航業㈱の株式を取得し、同社並びに同社の連結子会社10社を連結子会社化
2023年3月4,840224148
光陽ホールディングス㈱の株式を取得し、同社並びに同社の連結子会社3社を連結子会社化
2024年3月5,184187125
東邦建㈱、㈱エムズフロンティア、東電通アクセス㈱、㈱リガーレ及び㈱エーライズが合併し、㈱ミライト・ワン・ネクストに商号変更
2025年3月5,7862802754.8172
2026年3月6,0243433655.7233

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高6,024億円のうち、営業利益として残るのは343億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は233億円、売上の3.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.6%5,094億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.7%587億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%343億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.6pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.6pt
3.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.3pt
8.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが241億円、投資CFが−112億円で、差し引きのフリーCFは129億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は571億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−17−15−25−32140
2014年3月91−27−3564168
2015年3月187−39−22148293
2016年3月62−37−2725291
2017年3月48−111105−63332
2018年3月126−100−3726322
2019年3月65−135−19−70357
2020年3月79−92−28−13316
2021年3月41619−322435429
2022年3月130−462384−332489
2023年3月53−123−126−70304
2024年3月336−555388−219480
2025年3月180−94−6486514
2026年3月241−112−67129571

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は5,734億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,884億円で、自己資本比率は48.7%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,7281,06666260.0
2014年3月1,7601,14261863.0
2015年3月1,9091,26264764.4
2016年3月1,9271,26666163.8
2017年3月2,1611,28887357.4
2018年3月2,3451,40793858.5
2019年3月3,3151,9961,31959.3
2020年3月3,5212,1871,33461.2
2021年3月3,5882,3131,27563.1
2022年3月4,3582,4921,86655.6
2023年3月4,3682,5431,82556.5
2024年3月5,2002,6012,59948.5
2025年3月5,3772,6992,67948.6
2026年3月5,7342,8842,84948.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
598億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,176億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2,849億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率140社中72位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中103位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.6%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.7%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.1%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,598で、1年前と比べて+27.9%過去52週の値幅のなかでは52%の位置にある。

¥3,598-2.7%1ヶ月+5.1%1年+27.9%時価総額3,286億円
過去52週の値幅
安値¥2,768.5高値¥4,351

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.7倍
PER (会社予想)12.4倍
PBR1.15倍
配当利回り2.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月高値の3760円から下落し、3520円前後で推移。25日線を0.3%下回り、75日線を6.3%下回る。52週高値の4351円からは18.8%下落し、調整局面が続く。ただし、200日線は上回っており、中期的な上昇トレンドは維持。8月21日には上昇に転じ、下値では買いが入る展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは13.45倍と同業界平均の13.74倍とほぼ同等で、予想PERは12.1倍とやや低めです。PBRは1.12倍と平均の1.53倍を下回り、配当利回りは2.7%と平均の3.4%を下回ります。ROEは8.6%と平均的です。収益は増加傾向で、バリュエーションは妥当な水準と判断します。配当利回りはやや低いですが、今後の業績拡大が期待されます。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.7倍14.4倍
PER (予想)12.4倍
PBR1.15倍1.55倍
ROE8.6%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

通信インフラ工事でNTT東西に依存する収益構造が課題とされる一方、5Gやデータセンター需要の拡大で成長余地を指摘する声もある。強気派は非NTT向け受注拡大と高収益なデータセンター工事の増加を評価し、弱気派はNTT依存からの脱却が遅く、建設業界の人手不足やコスト増が利益を圧迫すると見る。

プラスに働く材料7
  • 5G・DC投資拡大

    5G基地局やデータセンター建設で通信工事の需要が増加

  • 非NTT受注比率向上

    官公庁や民間工事を獲得し収益源を多様化

  • 中期計画の増収増益

    2026/3期も増収増益予想で安定成長

  • 2026年3月期は営業利益343億円と増益2026年3月期影響

    営業利益280→343億円、純利益172→233億円と増益基調

  • 予想PER11.9倍と実績比で割安通年影響

    実績PER13.25倍に対し予想11.9倍、EPS約11%増が見込まれる

  • 売上高6,024億円と3期連続増収2026年3月期影響

    売上高5,184→5,786→6,024億円、増収基調が続く

  • 配当利回り2.74%とPBR1.11倍通年影響

    配当利回り2.74%、PBR1.11倍と割安感が強い

マイナスに働く材料7
  • NTT依存の高さ

    売上の多くをNTT東西に依存し、経営の自由度が低い

  • 人手不足とコスト増

    建設業界全体で職人不足が深刻化し人件費が膨張

  • 低い収益性

    営業利益率は5%台で、他業態と比べて資本効率が低い

  • 営業利益率5.69%と人件費高騰に弱い通年影響

    売上高6,024億円に対し営業利益343億円、人件費率1%上昇で約60億円減益

  • 1年で21.79%上昇し高値警戒継続影響

    上昇率21.79%で予想PER11.9倍まで進み、短期の利益確定売りが出やすい

  • 外国人保有27.53%と高い売り圧力継続影響

    外国人保有比率27.53%と3割接近、リスクオフ時に換金売りされやすい

  • ROE8.6%と資本効率の改善遅れ通年影響

    ROE8.6%に対しPBR1.11倍、資本効率の改善がなければ評価は据え置き

次の決算で確かめる点
非NTT受注比率
収益多様化の進捗を測る指標
データセンター関連売上
成長分野としての寄与度を確認
営業利益率
工事採算の改善度合いを確認
従業員数・確保状況
人手不足が受注能力を制約しないか

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり95で、前期から+13.3%いまの株価に対する利回りは2.64%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥95
1株あたり
配当利回り
2.64%
いまの株価に対して
配当性向
61.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3094.9
2018年3月3516.7107.0
2019年3月4014.379.3
2020年3月400.050.7
2021年3月400.038.6
2022年3月5537.538.3
2023年3月609.18.6
2024年3月658.3133.4
2025年3月7515.469.2
2026年3月8513.361.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥95

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ33,192人。区分でいちばん多いのは金融機関32.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.9%を占め、残る57.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関36.434.533.035.534.632.4
個人・その他27.629.232.227.326.927.6
外国法人22.624.622.324.825.327.5
事業法人11.510.711.410.711.010.6
自己株式6.08.36.91.81.22.4
証券会社1.81.11.11.82.12.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)13.66
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.27
03住友電気工業株式会社4.02
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.60
05ミライト・ワン従業員持株会2.42
06住友電設株式会社2.18
07GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク)1.65
08株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.42
09JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.29
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-12
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    1.42%
    +0.16pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+414%、1株純資産は14期で+151%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月511,2584.119.051.1
2014年3月871,3636.710.295.3
2015年3月1371,5119.59.890.6
2016年3月451,5123.020.192.8
2017年3月801,5715.213.494.9
2018年3月1451,7338.811.7107.0
2019年3月2951,93415.46.479.3
2020年3月1502,0067.49.550.7
2021年3月2302,23211.07.738.6
2022年3月2512,44710.77.738.3
2023年3月1512,5746.010.78.6
2024年3月1332,7365.014.0133.4
2025年3月1892,9156.711.469.2
2026年3月2623,1528.613.661.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額364百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中山俊樹代表取締役会長68250
菅原英宗代表取締役社長6495
遠竹泰代表取締役 専務執行役員65148
髙屋洋一郎取締役 専務執行役員6167
脇本祐史取締役 常務執行役員6293
三ツ矢高章取締役 常務執行役員6180
高岡宏昌取締役 常務執行役員6117
山本眞弓取締役(社外)7011
瓦谷晋一取締役(社外)7145
塚﨑裕子取締役(社外)6522
瀬尾真二取締役 監査等委員64170
早川治取締役 監査等委員(社外)62
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
水谷翠取締役 監査等委員(社外)463
紺野秀之72
水間克之取締役 監査等委員(社外)66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)82136327635
社外取締役6585810
取締役(社内)1303030

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容660字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社を事業持株会社とする「ミライト・ワン グループ」は、当社並びにLantrovision (S) Ltd、㈱TTK、 ㈱ソルコム、四国通建㈱、西武建設㈱、㈱ミライト・ワン・システムズ、国際航業㈱を含む連結子会社83社等で構成されており、環境・社会イノベーション事業、ICTソリューション事業、NTT事業、マルチキャリア事業を展開しております。 事業の系統図は概ね以下のとおりであります。 (2026年3月31日現在) (注)国際航業㈱の子会社の㈱ソルコムは2026年4月1日付でKKCソルコム㈱に社名変更しております。 関係会社の異動は、以下のとおりであります。 ・光陽ホールディングス㈱は、光陽エンジニアリング㈱を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。 ・㈱フューコムは、㈱ホープネット(2025年10月1日付で㈱ミライト・ワン・ビジネスパートナーズに商号変更)を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。 ・当社が㈱Y2Sの株式を取得したことに伴い、同社を連結の範囲に含めております。 ・連結子会社である国際航業㈱がソルコムホールディングス㈱の発行済株式の全部を取得したことに伴い、同社並びに同社の子会社である㈱ソルコム(2026年4月1日付でKKCソルコム㈱に商号変更)を連結の範囲に含めております。なお、ソルコムホールディングス㈱は㈱ソルコムを存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
経営方針・対処すべき課題3,395字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、Purpose(存在意義)とMission(社会的使命)を次のとおり定義しております。 Purpose(存在意義) 技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する Mission(社会的使命) ・ お客様の期待にお応えし、豊かな社会の実現に貢献する ・ 常に技術とビジネスモデルを磨き、高い付加価値を創造する ・ パートナー会社と協力し合い 「みらいのインフラ」を創り守り続ける ・ 多様な社員がいきいきと働く「魅力的な企業グループ」であり続ける ・ サステナビリティとコンプライアンスを重視し、社会の信頼に応える これらを踏まえ、従来の事業やサービスをしっかり育てながら、今後の成長分野を「みらいドメイン」と定め、街づくり・里づくり/企業DX・GX、グリーンエネルギー事業、ソフトウェア事業、グローバル事業の拡大などにグループのリソースを結集し一層の事業成長の加速を図りつつ、お客様や社会の課題解決、地域活性化の支援に取り組むことで、企業価値の向上と持続的な成長を目指してまいります。 (2) 会社の経営環境と中長期的な経営戦略 当社グループを取り巻く事業環境は、大きく変化しています。当社の主力事業である「通信基盤ドメイン」については、足元は堅調に推移しているものの、主要顧客である通信キャリアの投資は、通信インフラの建設から通信品質の向上や新たなサービス分野へとシフトしており、中長期的には縮小傾向となることが見込まれます。 一方、「企業/環境社会基盤ドメイン」については、デジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIの急速な普及等に伴うクラウドサービスやデータセンター(DC)需要の急拡大、道路、橋梁、上下水道管などのインフラ老朽化対策、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組み、気候変動に伴う自然災害への対応など、今後の更なる成長機会が生まれています。 このような環境のなか、当社グループは、幅広い社会インフラ領域における様々な社会課題の解決に貢献し続ける企業グループへ進化していくことを目指しております。未来の社会インフラを「創り・守る」、信頼ある企業グループであり続けるため、当社グループは2030年に向けた事業ビジョンとして、『MIRAIT ONE Group Vision 2030』及び2026年度を最終年度とする5ヶ年の第5次中期経営計画を推進しています。 〔『MIRAIT ONE Group Vision 2030』における経営戦略の概要〕 『MIRAIT ONE Group Vision 2030』においては、我々が「変わり」、未来が「変わる」をキーワードに、成長戦略として5つの事業変革(5Changes)を柱としております。 ◇ Change1「人間中心経営」 ・みらいカレッジ (「学び」と「つながり」を提供する“事業構造改革の原動力”) ・社員にとって働きやすい職場づくりと心身の健康を守る「健康経営」 ・ワーク・ライフバランスに対応した“ミライト・ワン流”働き方改革 ◇ Change2「事業成長の加速」 ・人財成長による事業成長に戦略的に取り組み、成長分野である「みらいドメイン」にグループ内のリソースを有機的に組み合わせて結集(フルバリュー型モデルへの事業構造改革の推進) ◆街づくり・里づくり事業や、企業のDX とグリーン化推進事業(GX)の加速 ◆脱炭素化に貢献するグリーンエネルギー事業の拡大 ◆顧客のDX に貢献するSI 事業の強化 ◆国内外のデータセンター関連事業、並びにインフラシェア事業を推進するグローバル事業の強化 ・既存事業の顧客基盤を強化 (顧客の拡大、顧客の成長への対応) ◇ Change3「利益性トップクラス」 ・3社統合による徹底した集約・効率化による経営基盤の強化 ・データインサイト及び生成AI等の活用による業務運営の抜本的な見直しと効率化 ・グループ連携の推進による既存オペレーションとコストの見直し ◇ Change4「データインサイトマネジメント」 ・ナレッジベースのデータ環境整備、営業アプローチの最適化(攻めのDX) ・バリューチェーン改革、スマート施工、BPO/RPA・ロボティクス活用(守りのDX) ・エキスパートおよびコア人財の育成、全社リテラシーの向上(DX 人財の育成) ◇ Change5「ESG 経営基盤強化」 ・温室効果ガス削減目標(SBT)の達成に向けた取り組み ・ミライト・ワン パートナー会による社会価値の共創 ・監査体制充実と三線ディフェンスによる監査機能強化 ・新たなグループマネジメント体制によるコーポレートガバナンス強化 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標(以下、「KPI」という。)として、第5次中期経営計画において、売上高、みらいドメイン比率(※1)、営業利益(率)、EBITDA(率)(※2)、ROE(自己資本利益率)、EPS(1株当たり当期純利益)を採用し、2026年度における目標を売上高7,200億円以上、みらいドメイン比率45%以上、営業利益(率)6.5%以上、EBITDA(率)8.5%以上、ROE10%以上、EPS年成長率10%以上に設定しております。 なお、非財務目標については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載の通りであります。 (※1)売上高に占めるみらいドメイン(事業成長を目指す分野)の比率 (※2)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額の合計 当該KPIを採用しているのは、株主をはじめとする全てのステークホルダーが、当社グループの経営方針・経営戦略等を理解する上で重要な指標であるとともに、その進捗状況や、実現可能性の評価等を行うことが可能であるとの認識によるものであります。 また、連結営業利益、EBITDA及びROE、並びに非財務目標の「温室効果ガス排出量」については、グループ会社の業績並びに企業価値向上への貢献意識を高めるため、導入している業績連動型株式報酬制度「株式給付信託」における付与ポイント算定のための指標にも採用しております。 (注)当該KPIの各数値については、本報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、「(2) 会社の経営環境と中長期的な経営戦略」に記載のとおり、事業環境の変化に対応した事業運営を推進していく必要があります。 2026年度は、第5次中期計画の最終年度として、データセンター関連事業において営業から保守運用までをワンストップで提供する体制を構築し、データセンターの投資拡大にスピーディに対応していくことに加えて、モバイルの基地局の拡充などの需要増に対して柔軟で強力な施工体制を構築すること等により、中期経営計画の目標達成に向けて最大限の挑戦を続けてまいります。また、「安全第一」と「コンプライアンス」を最優先する組織風土の醸成にも全社を挙げて取り組んでまいります。 あわせて、2030年に向けた礎づくりとして、以下の三つの軸による「掛け算の連結経営」を推進します。 ・顧客軸: CMOを中心としたフロント機能強化によるクロスセルの推進 ・技術軸: AI利活用の定着と「イノベーションセンター」による新ビジネスの創出 ・制度軸: 専門人財を確保する人事制度改革やグループ連携を推進する管理会計整備 加えて、急速な事業環境変化(AI等の技術革新とお客様需要の変化)に対応するため、グループ子会社の株式会社ミライト・ワン・システムズの吸収合併を行うほか、西武建設や国際航業等との「三位一体の事業シナジー」の最大化を図ること等により、グループ全体の付加価値の創造と生産性向上に邁進し、中期的な成長を目指します。
事業等のリスク3,133字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には次のようなものがあります。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 ①特定取引先への依存に関するリスク 当社グループの主たる取引先は、NTTグループをはじめとする通信事業各社であり売上高に占める割合が高く、通信事業各社の設備投資動向や技術革新等によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、通信キャリア事業からソリューション事業への事業構造の転換と新たな成長分野として位置付ける「みらいドメイン」へのシフトを加速し、従来の事業分野や技術の枠組みを超えた新たな事業機会の創出に向けた取り組みを進めております。 ②新たな分野への取り組みに関するリスク 新たな分野へのチャレンジにより想定外の重大なリスクが発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは個別案件に関するリスクチェックの徹底とリスクマネジメントの円滑な推進、及びリスクをマネジメントするための事例とノウハウの共有を図ることを目的として、「ビジネスリスク管理室」を設置して最適なリスクマネジメントに努めております。 ③安全・品質に関するリスク 重大な事故等による不測の事態や品質に重大な問題を発生させた場合、取引先からの信用を失うとともに営業活動に制約を受けるなど当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは安全や品質に関する統合マネジメントシステム等を活用し、お客様に信頼、評価される高品質なエンジニアリングとサービスをお届けできるよう安全・品質管理にグループ一体となって取り組んでおります。 ④重要な情報の管理に関するリスク 事業活動を通して、取引先からの技術データ・個人情報等の重要な情報を入手することがあります。予期せぬ事態により情報が流出や悪用された場合には、取引先からの信用を失うとともに損害賠償責任の発生等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループではISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を活用し、グループ一体となって情報漏洩防止を徹底しております。 ⑤取引先の信用不安に関するリスク 取引先の信用不安が発生した場合は、工事代金の回収不能や工事の施工遅延等が生じ当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは外部調査機関等を利用した取引先の与信管理と、法務担当による契約書審査を行う等により信用不安リスクの回避に取り組んでおります。 ⑥資材の調達・価格上昇に関するリスク 自然災害、戦争やテロ、新型の感染症の流行などにより、資材の供給が困難または納入遅延の発生のほか、原材料や資機材、エネルギーの価格高騰や為替変動等により建設コストが上昇した場合は、工事が中断または遅延するなどの影響のほか、発注者による投資抑制や判断の先送りなどにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 そのため、当社グループでは物品不足が生じていない工程を優先的に進めるなど、工期延伸を最小化するための工程管理を綿密に行っています。また、建設コストの上昇については、原材料価格上昇時の条件の契約条項への盛り込み、工事価格への転嫁等の対策を実施し、リスクの低減に努めております。 ⑦保有資産に関するリスク 事業運営上の必要性から有価証券等の資産を保有しておりますが、著しい時価の変動等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、定量的・定性的検証を通じ保有意義が希薄と考えられる有価証券等は段階的に縮減し、時価変動リスクの回避に取り組んでおります。 ⑧自然災害等に関するリスク 大規模災害や感染症の大流行等により当社グループの従業員、協働者、設備等への直接被害のほか、ライフラインの停止、燃料の不足等、不測の事態が発生した場合は、工事が中断または遅延するなど当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは地震等の自然災害や感染症が発生した場合に備え、BCP(事業継続計画)の策定、社員安否確認システムの構築、防災訓練や新しいワークスタイルへの移行等各種対策を講じております。 ⑨海外事業に関するリスク 当社グループでは、アジア、オセアニアを中心とした諸外国で事業を展開しており、進出国での政治・経済情勢、為替や法的規制等に著しい変化、感染症の大流行や資材価格の高騰及び労務単価の著しい上昇等が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、グループ内での情報収集、進出国の適度な分散等により、その予防・回避に努めております。 ⑩気候変動に関するリスク 地球規模での気候変動による問題が顕在化してきており、企業においても温室効果ガス排出量の削減、産業廃棄物の低減等、環境に対する配慮が求められています。このような配慮は、自社のみならず、サプライチェーンを構成する企業群に亘って要請される傾向であり、当社グループ、パートナー企業等が適切な対応を行えない場合、取引先各社との取引が制限される等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは重要課題(マテリアリティ)において「環境にやさしい社会をつくる、まもる」ことを明確にしており、「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同、そのフレームワークに沿った当社グループの事業におけるリスクと機会の分析や、事業活動を通して排出する温室効果ガスの把握とその低減に向けた取り組み、産業廃棄物の一層の低減に向けた取り組み等を進めております。 ⑪M&Aに関するリスク 当社グループは、事業領域の拡大およびビジネスモデルの変革に向けて、シナジー効果が期待できるM&Aを実践していくことでグループの企業価値向上を目指しておりますが、M&A対象会社に期待する利益成長やシナジー効果等が実現できなかった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループではM&Aの実施の際に当社グループの成長戦略と整合しているか、また今後の市場動向の見通しや事業計画、当社グループとのシナジー効果を慎重に検討するとともに、買収後の統合プロセスにおいては、実施すべき事項とその達成時期を定めモニタリングを強化し、シナジー効果の最大化に取り組んでまいります。 ⑫法令遵守に関するリスク 当社グループは、建設業法、電気通信事業法、電波法等の法令に基づく許認可等を受けるとともに、事業の遂行に関連する各種の法令に則り事業活動を行っておりますが、万一これらにおいて違反が発生した場合は、当社グループの業績と信用に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループでは社内関係部署において法改正等の動向を注視し、速やかにグループ内への共有を図り必要に応じて社内規程の見直しを行うと共に、当社グループおよびパートナー企業の社員へ向けた啓発活動の実施と実効性のある内部監査や相談体制を構築することにより、法令遵守に継続的に取り組んでおります。
経営成績の分析 (MD&A)6,871字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績 2025年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善の動きが続き、緩やかな回復基調を維持しました。一方、地政学リスクの高まりや米国の通商政策の動向、継続的な物価上昇など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループを取り巻く事業環境については、DX(デジタルトランスフォーメーション)や生成AIの普及等によるクラウドサービスやデータセンター需要の拡大が継続しております。さらに、近年激甚化する自然災害等に対する防災、減災、国土強靭化が推進されております。また、広域的な道路、上下水道といった複数自治体・多分野のインフラを群として捉えた群マネ(地域インフラ群再生戦略マネジメント)が進展しております。加えて、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けた再生可能エネルギーの利用や水素の活用が期待されております。 こうしたなか、当社グループは、Purpose(存在意義)、Mission(社会的使命)のもと、従来の事業やサービスをしっかり育てながら、今後の成長分野を「みらいドメイン」と定め、街づくり・里づくり/企業DX・GX、グリーンエネルギー事業、ソフトウェア事業、グローバル事業の拡大などにグループのリソースを結集し一層の事業成長の加速を図り、未来の社会インフラを「創り・守る」、信頼ある企業グループであり続けるため、2030年に向けた事業ビジョンとして、『MIRAIT ONE Group Vision 2030』及び2026年度を最終年度とする5ヶ年の第5次中期経営計画を推進しています。 2025年度は、中期計画の達成に向けてグループの成長基盤を確立する年として、事業成長を支える人財成長戦略の推進とリスクマネジメントを始めとする経営基盤の継続的な強化により、データセンター関連事業のさらなる拡大や西武建設㈱、国際航業㈱との三位一体の事業シナジーなどによるトップラインの拡大に取り組んでまいりました。 また、「超・通建」へ更なる成長に向けて、これまでM&Aなど事業拡大を図った「足し算」の連結経営から、各社・各カンパニーの事業間でのシナジーを生み出すために「掛け算」の連結経営を加速し、顧客志向へのシフトによる顧客価値の拡大や新規顧客開拓や急拡大するコンテナ型データセンタービジネスに取り組んでまいりました。加えて、AI活用による抜本的業務変革をはじめとするデータインサイト経営の推進等による現場力・生産性の更なる向上にも取り組んでまいりました。 環境・社会イノベーション事業においては、再生可能エネルギー関連工事、土木・水道工事で受注が増加したものの、建築・リノベーション工事の受注減があり受注高は減少しました。売上高においても電気・照明工事で売上が増加したものの、前期大型案件の反動により減少となりました。 ICTソリューション事業においては、グローバル事業や、NEXT GIGA関連を中心に物販が拡大したのに加えて、ソフトウェア事業やストック事業が堅調に増加したことにより、受注高・売上高ともに増加となりました。また、㈱Y2Sの子会社化によるO&M(オペレーション&マネジメント)事業の拡大に取り組みました。 NTT事業においては、アクセス工事・モバイル工事等の受注高・売上高が堅調に推移したのに加えて、2025年1月にアクセス系グループ会社5社を合併して発足した㈱ミライト・ワン・ネクストにより生産性の向上、新たなビジネス領域の拡大、ガバナンス強化に取り組みました。 マルチキャリア事業においては、設備投資抑制による減少等があったものの、業務集約や業務分担最適化に継続的に取り組み、利益率の向上に努めました。 以上の結果、当期の連結業績につきましては、 受注高   6,587億1千8百万円   (前期比4.7%増) 売上高   6,023億7千7百万円   (前期比4.1%増) 営業利益   342億6千7百万円   (前期比22.4%増) 経常利益   365億1千7百万円   (前期比32.9%増) 親会社株主に帰属する当期純利益   232億8千2百万円   (前期比35.5%増) となりました。 また、営業利益率は5.7%、EBITDAは8.0%、ROEは8.6%となりました。 報告セグメント別の業績の概況は以下のとおりです。 [ミライト・ワンの業績] ミライト・ワンは、マルチキャリア事業の設備投資抑制による減少等はあったものの、NTT事業の堅調な推移とグループ内の事業運営体制の効率化等により収益性の向上を図りました。また、成長分野であるデータセンター関連事業やグリーンエネルギー事業の拡大に注力するとともに、不採算案件の防止に向けた継続的なリスクマネジメント強化に取り組み、受注高は3,412億1千3百万円(前期比10.3%増)、売上高は3,077億4千5百万円(前期比0.9%増)、営業利益は181億4千万円(前期比18.9%増)となりました。 [ラントロビジョンの業績] ラントロビジョンは、世界的なインフレと労働者不足に伴うコストの増加、市場競争の激化による影響があったものの、クラウド事業者などによるシンガポール、インド、香港、マレーシア、インドネシアなどのアジア圏におけるデータセンター需要の取り込み、およびシンガポールでの電設事業の堅調な推移により、受注高は476億3千万円(前期比9.7%増)、売上高は443億1千7百万円(前期比29.1%増)、営業利益は26億9千7百万円(前期比91.0%増)となりました。 [TTKの業績] TTKは、環境・社会イノベーション事業において、太陽光発電工事等の受注高、売上高が減少したものの、NTT事業におけるアクセス工事とモバイル工事の増加、事業エリアの拡大に加え、積極的な保全提案と生産性向上の取り組みにより、受注高は508億3千万円(前期比28.3%増)、売上高は453億6千2百万円(前期比19.6%増)、営業利益は33億6千2百万円(前期比39.1%増)となりました。 [ソルコムの業績] ソルコムは、環境・社会イノベーション事業における太陽光工事の受注減少、ICTソリューション事業における道路情報化工事で発生した不採算案件の影響があったものの、繰越工事の完成や、堅調に推移したNTT事業の拡大と生産性向上の取り組みにより、受注高は399億1千1百万円(前期比1.8%減)、売上高は372億4千5百万円(前期比11.5%増)、営業利益は14億2千6百万円(前期比1.4%増)となりました。 [四国通建の業績] 四国通建は、NTT事業における工事延伸や環境・社会イノベーション事業における大型公共案件等の失注があったものの、NEXT GIGAスクール案件を中心にICTソリューション事業での受注高・売上高が大きく拡大したことにより、受注高は365億9千9百万円(前期比32.8%増)、売上高は378億1千6百万円(前期比50.7%増)、営業利益は40億3千3百万円(前期比32.7%増)となりました。 [西武建設の業績] 西武建設は、堅調な受注環境のもと、土木・リノベーションを中心に民間受注が増加したものの、建築工事において適正な施工人員を踏まえた受注活動に取り組んだことにより、受注高は減少いたしました。また、前期大型案件の反動により売上高が減少したものの、工事採算の改善等により収益性は向上し、受注高は753億8千2百万円(前期比23.8%減)、売上高は616億1千2百万円(前期比13.9%減)、営業利益は15億5千4百万円(前期比17.4%増)となりました。 [ミライト・ワン・システムズの業績] ミライト・ワン・システムズは、前期に完成した大型案件による反動減により売上高や営業利益が減少、受注高は期ずれ案件の影響により微減となりました。一方、生産性向上によるコスト削減、リスク管理強化の取り組みにより営業利益率は改善し、受注高は302億6千8百万円(前期比0.4%減)、売上高は297億7千5百万円(前期比0.7%減)、営業利益は20億2千2百万円(前期比0.5%減)となりました。 [国際航業の業績] 国際航業は、空間情報技術をベースにした脱炭素や国土強靭化分野、インフラ維持管理DX等に注力し、先進的な技術に積極的に取り組み、グループシナジー効果の高いインフラの包括民間管理や公共施設の脱炭素化等の事業を受注したことにより、受注高は493億8千7百万円(前期比3.0%増)、売上高は496億4千4百万円(前期比0.2%増)、営業利益は18億4千4百万円(前期比19.6%増)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 なお、当社グループが営んでいる事業の大部分を占める情報通信エンジニアリング事業においては生産実績を定義することが困難であるため、「生産実績」は記載しておりません。 また、「受注実績」及び「売上実績」については、当社の連結での受注及び売上の状況をセグメント別に記載しております。 a. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%) ミライト・ワン   334,750   8.8 ラントロビジョン   47,630   9.7 TTK   50,282   27.6 ソルコム   39,911   △ 1.8 四国通建   36,552   32.8 西武建設   73,726   △ 24.1 ミライト・ワン・システムズ   26,509   4.3 国際航業   49,355   2.9 合計   658,718   4.7 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 b. 売上実績 当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   売上高(百万円)   前年同期比(%) ミライト・ワン   304,819   0.9 ラントロビジョン   44,317   29.1 TTK   44,291   17.6 ソルコム   37,128   11.4 四国通建   37,765   50.6 西武建設   58,148   △ 18.3 ミライト・ワン・システムズ   26,290   3.8 国際航業   49,616   0.2 合計   602,377   4.1 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 売上高 (百万円)   割合(%)   売上高 (百万円)   割合(%) NTT東日本株式会社(旧 東日本電信電話株式会社)   86,964   15.0   91,494   15.2 NTT西日本株式会社(旧 西日本電信電話株式会社)   60,149   10.4   61,591   10.2 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、5,733億9千3百万円で前連結会計年度末比356億5千4百万円の増加となりました。内訳は、流動資産で前連結会計年度末比258億7千9百万円増加し、固定資産で前連結会計年度末比97億7千4百万円増加しております。主な要因は、流動資産は完成工事高の増加に伴い受取手形・完成工事未収入金等が増加し、固定資産は建物及び構築物、投資有価証券が増加したことによるものであります。 負債は、2,849億4千6百万円で前連結会計年度末比170億8千3百万円の増加となりました。内訳は、流動負債で前連結会計年度末比152億9千3百万円増加し、固定負債で前連結会計年度末比17億9千万円増加しております。主な要因は、流動負債は短期借入金及び未成工事受入金が増加し、固定負債はリース債務が増加したことによるものであります。 純資産は、2,884億4千7百万円で前連結会計年度末比185億7千万円の増加となりました。これは配当金の支払いや、自己株式の取得があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益232億8千2百万円の計上等により利益剰余金が161億8百万円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は48.7%(前連結会計年度末は48.6%)となり、1株当たり純資産は3,151.61円となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度と比較して57億3千4百万円増加し、570億8千4百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額121億2千9百万円があったものの、税金等調整前当期純利益367億2百万円を計上したこと等により、240億8千1百万円の増加(前連結会計年度は180億4千9百万円の増加)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出86億4百万円及び無形固定資産の取得による支出24億5千8百万円があったこと等により、112億2百万円の減少(前連結会計年度は93億7千万円の減少)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金が70億円増加したものの、自己株式の取得による支出30億2百万円及び配当金の支払額71億7千8百万円があったこと等により、67億3千1百万円の減少(前連結会計年度は64億1千2百万円の減少)となりました。 (4) 資本の財源、資金の流動性に係る情報 ①財務政策 当社グループは、安定した財務基盤と資本効率の両立を基本方針とし、新たな事業機会を創出するとともに事業構造の転換を加速させ、企業価値向上に努めます。そのため、健全な財務体質を維持しつつ資本コストを意識し、戦略的に経営資源を配分してまいります。また、株主還元については、総還元性向50%~70%をターゲットレンジとして、資本政策および業績・資金状況等を勘案し総合的に判断してまいります。 ②資金需要 当社グループの資金需要は、経常運転資金として工事に係る材料費・外注費及び労務費等があり、投資活動に関する支出として、事業用資産取得にかかる設備投資資金、今後の成長に向けたM&A等の投融資資金があります。 また、総還元性向50%~70%をターゲットレンジとし、安定的・継続的な配当の成長と機動的な資本政策として自己株式取得を行う等、株主還元にも当社グループのキャッシュフローを充当してまいります。 ③資金調達の方法・状況 資金調達については、内部資金を基本としており、キャッシュマネジメントシステム(CMS)導入によってグループ資金の有効活用を図っておりますが、一時的に必要となる資金については、金融機関からの短期資金調達にて対応しております。また、大型のM&Aや設備投資等の資金については、財務規律の維持と市場環境を勘案し、社債発行やシンジケートローンなどさまざまな調達手段から最適な方法により調達することとしております。 このため、緊急時やM&A等の成長投資に向けた資金需要に備え、適正な手元現預金の確保に努めるとともに、金融機関とのリレーションを維持強化し短期資金借入枠を設定しているほか、外部格付の取得を行う等、資金調達体制の構築に努めております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、損益又は資産の状況に影響を与える見積り及び判断は、過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づいた合理的と考えられる様々な要因を考慮した上で行っております。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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