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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

三谷商事

MITANI CORPORATIN8066 · Standard · 卸売業

情報システム、企業サプライ、生活サービスを柱に、地域密着型の多角化を進める商社。

概要

三谷商事は1946年に福井市で設立された総合商社である。化学品、合成樹脂、電子材料、繊維、情報機器、建設資材など多岐にわたる商品を扱い、自動車部品や医療機器分野にも展開する。2025年3月期の売上高は3,390億円、従業員数は2,102人。連結子会社150社、持分法適用会社16社から成り、北陸地方を地盤としながらも海外事業を拡大している。

三つのセグメントで構成される事業ポートフォリオ

当社グループは情報システム関連事業、企業サプライ関連事業、生活・地域サービス関連事業の三つを報告セグメントとしている。情報システム関連事業は情報機器販売、ソフトウェア開発、保守サービスを手掛け、GIGAスクール特需や倉庫管理パッケージソフト販売が収益を牽引する。企業サプライ関連事業は建設資材、石油製品・LPガス、ゴンドラの製造・販売・レンタル、風力発電、プラスチック製品、スパイス加工販売、ガスケット加工、医療機器、タイヤ卸売などを包含し、売上高1,674億円(2025年3月期)と最大セグメントである。生活・地域サービス関連事業はケーブルテレビ、インターネット、介護、カーディーラー、生コンクリート、ガソリンスタンド、LPガス販売、サービスエリア運営など地域密着型の事業を展開し、売上高1,402億円を計上する。

北陸を起点とした全国・海外への事業拡大

本社を福井市に置き、北陸地方に強固な販売網を持つ。1990年には東京本社を開設し二本社体制を敷き、首都圏への販路を強化した。海外展開は2013年にシンガポールにMitani Singapore Holdings Pte.Ltd.を設立したことに始まり、その後Dama Trading(プラスチック製品販売・加工)、Pacific Basin Partnership(スパイス加工販売)、KLTグループ(ガスケット加工販売)、MJI UNIVERSAL(飼料原料)、LFA Global(バルブ輸入販売)、HGPKグループ(タイヤ卸売)と次々に買収を実行。2025年3月期時点で海外事業のEVは128億円、グループ全体のEVに占める比率は16%に達した。

多様な子会社150社が支えるグループ経営

三谷商事は連結子会社150社、持分法適用会社16社を傘下に持つ。主要な子会社として、情報システム分野では三谷コンピュータ、クワンタム・テクノロジー、ページワン。企業サプライ分野では日本ビソー(ゴンドラ)、ウィンド・パワー・いばらき、睦栄風力発電、フェニックスリース、ハート光学(眼鏡)、シリウス(医療機器・ODA商社)など。生活・地域サービス分野では福井ケーブルテレビ、ミテネインターネット、スプリングライフ金沢(介護)、ネッツトヨタ福井、鶴見石油、クリーンガス福井など。グループ全体で、卸売を核としながら製造、小売、サービスまで事業領域を広げている。

強固な財務体質と収益性の高い事業構造

2025年3月期の連結純資産は2,098億円、現預金は1,408億円と手元流動性が豊富である。一方、借入金は91億円と低く、実質現預金(現預金-借入金)は1,317億円となり、EV(純資産+借入金-現預金)の781億円を上回る。ROICは30%と高水準であり、営業利益は前期比2.8%増の323億円、親会社株主に帰属する当期純利益は23.3%増の234億円と増益を達成。ただし、EVの年平均成長率は直近3年間で0.2%と低く、総利益や営業利益の成長率に比べ課題があると認識し、TQM活動を通じた改善に取り組んでいる。

業界の中での役割は情報・エネルギー・生活インフラの提供を通じた地域総合商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,390億円
営業利益
324億円
営業利益率
9.6%
純利益
235億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
企業サプライ 関連事業1,674億円49.4%261億円15.6%
生活・地域 サービス 関連事業1,402億円41.4%41億円2.9%
情報システム 関連事業314億円9.3%53億円16.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01情報システム関連主力

情報機器販売、ソフトウェア開発、保守サービスを提供。子会社と連携し、企業のIT化を支援。また、ICソリューションや画像システムなど専門分野も展開。

主な製品・サービス2
情報システム関連機器
ハードウェア・ネットワーク機器等を販売。
ソフトウェア開発
顧客業務に合わせたソフトウェア開発・保守。

02企業サプライ関連準主力

建設資材、石油製品、LPガス、ゴンドラ、プラスチック製品、スパイス等を販売。風力発電事業やリース事業も手掛ける。多様な企業向けサプライで幅広い業界を支える。

主な製品・サービス3
建設資材
セメント、生コンクリート、骨材等。建設現場に必須の材料を供給。
石油製品・LPガス
揮発油、軽油、灯油、LPガス等を販売。エネルギー供給を担う。
ゴンドラ
建設用・工場用ゴンドラを製造・販売・レンタル。高所作業を支援。

03生活・地域サービス関連準主力

ケーブルテレビ、インターネット、介護、カーディーラー、生コン、ガソリンスタンド、家庭用LPガス、サービスエリア運営など地域住民の生活に密着したサービスを提供。

主な製品・サービス2
ケーブルテレビ・ネットサービス
ケーブルテレビ、インターネット接続、IP電話を提供。地域情報インフラを支える。
介護サービス
訪問介護、デイサービスなど。高齢者を支援。

製品と技術

情報システム関連:GIGAスクール特需とパッケージソフト販売

情報システム関連事業では、生徒児童1人に1台端末を整備するGIGAスクール構想の更新特需や、Windows 10サポート終了に伴うPC買い替え需要が売上を押し上げた。子会社の三谷コンピュータやクワンタム・テクノロジーを通じて、ソリューション開発、ソフトウェアプロダクト開発、画像システム開発を展開。倉庫管理パッケージソフトの販売が好調で、自治体のシステム標準化に伴うパッケージソフト改修需要も取り込んだ。一方、前期にあったPOSの新紙幣対応特需は一巡した。売上高314億円、営業利益52億円(2025年3月期)。

ゴンドラ事業:日本ビソーによる製造・販売・レンタルの一貫サービス

2005年12月に買収した日本ビソーがゴンドラ機械の製造、販売、レンタルを手掛ける。建設現場やビルメンテナンス向けのゴンドラが主力製品で、販売が好調に推移。2025年3月期のセグメント営業利益増加の一因となった。レンタル用ゴンドラへの投資も継続して行い、ストック収入を積み上げている。企業サプライ関連事業の一部として、建設資材や燃料卸とともに同セグメントの収益を支えている。

スパイス・ガスケット加工:海外子会社を活用した食品・工業材事業

2017年9月に買収したPacific Basin Partnership(ベトナム)でスパイスの加工販売を展開。仕入価格高騰に伴う売価上昇により売上高が増加し、価格転嫁も進んだ。同年12月に買収したKLTグループ(シンガポール)はガスケットの加工販売を行い、工業用シール材分野で事業を拡大。両社とも企業サプライ関連事業に属し、海外での製造・販売拠点として機能している。

風力発電事業:洋上風車を稼働させる再生可能エネルギー

2010年6月、洋上風力発電事業に参入。ウィンド・パワー・いばらき(茨城県)の第三者割当増資を引き受け連結子会社化し、現在風車7基を稼働。同年12月にはウィンド・パワーも連結子会社化し、風車8基を運転。2014年3月には睦栄風力発電を設立し、風車5基を稼働。合計20基の風車から電力を生み出している。企業サプライ関連事業の一部として、長期安定収益をもたらす事業に位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

独立系総合商社、自動車関連に強み

卸売業に属し、売上高は約3,390億円(2025/3期)。独立系総合商社として、自動車関連(タイヤ・部品)を主力に情報機器・産業資材など多岐にわたる。同業のリョーサン菱洋ホールディングス(電子機器専門)や高千穂交易(システム販売)に比べ、事業ポートフォリオが広い。営業利益率は9.3%と安定しており、独立系ながら収益力は高い。ただし、海外売上比率は低く内需依存度が高いと推察される。

強み

  • 自動車、情報機器、産業資材など幅広い商材を扱い、単一業種への依存を分散。
  • 営業利益率9%超と卸売業平均を上回り、安定した収益基盤を確保。
  • タイヤ・部品など自動車関連事業が核となり、メーカーとの強固な関係を構築。
  • 独立系ながら自己資本比率が高く、財務の健全性が評価されている。

課題

  • 海外売上比率が低く、国内市場縮小の影響を受けやすい構造。
  • 売上高が横ばい傾向で、新たな成長ドライバーが必要。
  • リョーサン菱洋など専門商社との競争が激しく、差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が三谷商事

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19987スズケン3,740億円9.5倍
29934因幡電機産業3,475億円14.8倍
33350メタプラネット3,427億円
43107ダイワボウホールディングス3,338億円10.4倍
58136サンリオ3,333億円29.1倍
68066三谷商事3,212億円12.6倍
78129東邦ホールディングス2,921億円15.3倍
88133伊藤忠エネクス2,730億円16.4倍
98154加賀電子2,572億円7.8倍
108098稲畑産業2,428億円11.7倍
119869加藤産業2,370億円14.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

農機具・日用金物の販売からスタートした創業期(1946年~1952年)

1946年3月、三谷商事株式会社を福井県福井市に資本金18万円で設立。当初は農機具や日用金物の販売を行っていた。戦時統制が解除された1948年12月にはセメントの販売を再開、1949年9月には石炭の販売を再開し、インフラ関連の商材を扱う商社として基盤を築いた。1952年7月には石油製品の販売を開始し、エネルギー分野への進出の第一歩を踏み出した。

上場と石油・エネルギー関連子会社の設立(1962年~1969年)

1962年8月に三谷石油販売(現 福井エネルギー)を設立し、LPガス販売(1959年5月開始)と合わせてエネルギー事業を本格化。1963年5月には三谷生コン(現 寺前生コン)を設立し、建設資材分野を拡充。同年12月に大阪証券取引所市場第二部に上場した。1966年3月にはアルプス石油販売(現 西日本エネルギー)を設立。1969年3月には福井情報処理センター(現 三谷コンピュータ)を設立し、情報処理分野に進出。上場資金を活かし、多角化を加速させた。

新規事業への進出と東京本社開設(1972年~1990年)

1972年1月に三谷住設機器(現 クリーンガス福井)を設立し、住宅設備機器販売に参入。1973年6月にはミタニオプチカル工業(現 ハート光学)を設立し、眼鏡事業を開始。1977年1月には石油化学原料・製品の販売を開始し、商材を拡大。同年12月には北陸自動車道南条サービスエリアでレストラン経営を始め、サービス業にも進出。1982年3月に電子機器事業部(後の情報システム事業部)を発足。1983年7月に福井ケーブルテレビを設立し、情報通信事業に参入。1990年6月には東京本社を開設し、二本社体制へ移行した。

東証上場とM&Aによる事業拡大(2000年~2010年)

2000年2月、東京証券取引所市場第二部に上場。2002年1月にはネット三谷(現 ミテネインターネット)を設立し、インターネットサービス事業に進出。2005年12月、ゴンドラ機械の製造・販売・レンタルを行う日本ビソーを買収し、企業サプライ事業を強化。2006年11月には有料老人ホーム運営の石川ライフクリエート(現 スプリングライフ金沢)を買収し、介護事業に参入。2007年9月にはガソリンスタンド運営の鶴見石油を買収。2010年6月には洋上風力発電事業に参入し、ウィンド・パワー・いばらきを連結子会社化した。風力発電はその後も睦栄風力発電の設立などで拡大した。

シンガポールを拠点とした海外買収の加速(2013年~2022年)

2013年9月、Mitani Singapore Holdings Pte.Ltd.をシンガポールに設立。同年11月にはDama Trading Pte.Ltd.を設立し、プラスチック製品販売・加工会社を買収。2017年9月、スパイスの加工販売を行うPacific Basin Partnershipを買収。同年12月にはガスケット加工販売のKLTグループを買収。2018年1月、医療機器・機材販売のODA商社であるシリウスを買収。2019年11月には飼料原料販売のMJI UNIVERSAL、2020年7月にはバルブ輸入販売のLFA Globalを買収。2022年12月にはマレーシアの自動車用タイヤ卸売会社HGPKグループを買収し、海外事業のポートフォリオを拡充した。

スタンダード市場移行と持続的成長への取り組み(2022年以降)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行。同年12月、マレーシアのタイヤ卸売会社HGPKグループを買収し、海外事業をさらに拡大。2025年3月期の売上高は3,390億円、営業利益は323億円と過去最高水準を達成。一方、EV(純資産+借入金-現預金)の成長率が低いことを課題と認識し、TQM活動を推進。既存事業の改善と買収後の統合(PMI)を通じ、付加価値の持続的成長を目指している。

年表37件を開く

1940年代

  • 1946年3月創業三谷商事株式会社を設立し、農機具、日用金物などの販売を開始(資本金18万円、所在地 福井県福井市)
  • 1948年12月戦時統制解除に伴い、セメントの販売を再開
  • 1949年9月戦時統制解除に伴い、石炭の販売を再開

1950年代

  • 1952年7月石油製品の販売開始
  • 1959年5月LPガスの販売開始

1960年代

  • 1962年8月三谷石油販売株式会社(現 株式会社福井エネルギー・現 連結子会社)設立
  • 1963年5月三谷生コン株式会社(現 寺前生コン株式会社・現 連結子会社)設立
  • 1963年12月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1966年3月アルプス石油販売株式会社(現 株式会社西日本エネルギー・現 連結子会社)設立
  • 1969年3月株式会社福井情報処理センター(現 三谷コンピュータ株式会社・現 連結子会社)設立

1970年代

  • 1972年1月三谷住設機器株式会社(現 クリーンガス福井株式会社・現 連結子会社)設立
  • 1973年6月ミタニオプチカル工業株式会社(現 ハート光学株式会社・現 連結子会社)設立、眼鏡の販売開始
  • 1975年8月本社社屋(三谷ビル)竣工
  • 1977年1月石油化学原料・製品の販売開始
  • 1977年12月北陸自動車道南条サービスエリアでレストラン経営開始

1980年代

  • 1982年3月創業電子機器事業部(現 情報システム事業部)発足
  • 1983年7月株式会社ネットワークサービス(現 福井ケーブルテレビ株式会社・現 連結子会社)設立

1990年代

  • 1990年6月東京本社開設、2本社体制スタート
  • 1997年3月M&A福井プロパンガス株式会社を買収(現 クリーンガス福井株式会社・現 連結子会社)

2000年代

  • 2000年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2002年1月株式会社ネット三谷(現 ミテネインターネット株式会社・現 連結子会社)設立
  • 2005年12月M&Aゴンドラ機械の製造・販売・レンタルの日本ビソー株式会社(現 連結子会社)を買収
  • 2006年11月M&A有料老人ホーム運営の石川ライフクリエート株式会社(現 スプリングライフ金沢株式会社・現 連結子会社)を買収
  • 2007年9月M&Aガソリンスタンド運営の鶴見石油株式会社(現 連結子会社)を買収

2010年代

  • 2010年6月M&A洋上風力発電事業に参入(株式会社ウィンド・パワー・いばらきの第三者割当増資を引き受け連結子会社化、現在風車7基稼働中)
  • 2010年9月東京の事務所(東京本社、東京支社、エネルギー本部)を日本橋から丸の内へ移転
  • 2010年12月M&A洋上風力発電事業の株式会社ウィンド・パワーの第三者割当増資を引き受け連結子会社化(現在風車8基稼働中)
  • 2013年9月Mitani Singapore Holdings Pte.Ltd.(現 連結子会社)をシンガポールに設立
  • 2013年11月M&ADama Trading Pte.Ltd.(現 連結子会社)をシンガポールに設立し、プラスチック製品販売・加工業の会社を買収
  • 2014年3月睦栄風力発電株式会社(現 連結子会社)を設立(現在風車5基稼働中)
  • 2017年9月M&Aスパイスの加工販売を行うPacific Basin Partnership, Inc.(現 連結子会社)を買収
  • 2017年12月M&Aガスケットの加工販売を行うKhong Lieng Trading Company Pte Ltd 他2社(KLTグループ)(現 連結子会社)を買収
  • 2018年1月M&A医療機器・機材等を販売するODA商社の株式会社シリウス(現 連結子会社)を買収
  • 2019年11月M&A飼料原料の販売を行うMJI UNIVERSAL PTE. LTD.(現 連結子会社)を買収

2020年代

  • 2020年7月M&Aバルブ製品の輸入販売を行うLFA Global Pte. Ltd.を買収
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行
  • 2022年12月M&A自動車用タイヤの卸売販売を行うHoe Guan Pin Kee Sdn. Bhd. 他2社(HGPKグループ)(現 連結子会社)を買収

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既存事業の戦略的成長投資と改善

    既存事業では、見える化や改善に加え、戦略的に成長投資を行い持続的な成長を目指す。

  2. 02

    新規事業領域への投資とPMI

    グローバルを含む新規事業領域にも投資・PMI(買収後の統合・改善)を行い、新しい成長領域の創出に挑戦する。

  3. 03

    投資地域の重点化

    GDPや人口が伸びている海外(環太平洋地域)や、日本の大都市部(東京等)に投資を集中する。

  4. 04

    投資事業の選定基準

    競争優位性のある事業、業界の勝ち組企業、グローバル事業、大都市部サービス業、勝ち組コア事業の補強、成長業種などに投資する。

  5. 05

    TQM活動による持続的成長

    事業の付加価値を見える化し、PDCAサイクルを回しながら持続的に成長するTQM(総合的品質管理)活動に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,102人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は923万円で、9期前と比べて+15.6%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は16.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,789
2018年3月2,205
2019年3月79842.218.62,233
2020年3月80442.218.42,222
2021年3月81042.218.41,990
2022年3月89541.617.71,997
2023年3月81942.017.72,056
2024年3月84142.217.92,065
2025年3月87542.017.32,0761,517
2026年3月92341.216.32,1021,541

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)52.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社23(国内 17 / 海外 6、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社等 — 福井市他137億円
情報システム 企業サプライ 生活・地域サービス
その他賃貸 資産等 — 東京都千代田区他6,849百万円
全社 情報システム 企業サプライ 生活・地域 サービス
長崎事業所他 — 長崎県西彼杵郡3,400百万円
企業サプライ
本社 — 福井市3,363百万円
生活・地域サービス
本社他 — 福井市1,976百万円
生活・地域サービス
ベトナム1,620百万円
企業サプライ
マレーシア1,000百万円
企業サプライ
本社他 — 横浜市鶴見区939百万円
生活・地域サービス
本社 — 石川県金沢市790百万円
生活・地域サービス
本社他 — 福井県坂井市547百万円
情報システム
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    三谷コンピュータ株式会社
    福井県坂井市 · 連結子会社
    議決権94.4%
  • 国内
    日本ビソー株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 国内
    フェニックスリース株式会社
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ウィンド・パワー・いばらき
    茨城県神栖市 · 連結子会社
    議決権66.7%
  • 国内
    株式会社ウィンド・パワー
    茨城県神栖市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    睦栄風力発電株式会社
    青森県上北郡 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    ハート光学株式会社
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Mitani Singapore Holdings Pte.Ltd.(注2)
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Dama Trading Pte.Ltd.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Pacific Basin Partnership, Inc.
    バハマ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Son Ha Spice & Flavorings Co., LTD.(注2)
    ベトナム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Khong Lieng Trading Company Pte Ltd
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
  • MJI UNIVERSAL PTE. LTD.(注2)シンガポール90%
  • Hoe Guan Pin Kee Sdn. Bhd.マレーシア95%
  • 株式会社シリウス東京都千代田区100%
  • 福井ケーブルテレビ株式会社(注2)福井県福井市86%
  • さかいケーブルテレビ株式会社福井県坂井市65%
  • ミテネインターネット株式会社福井県福井市86%
  • スプリングライフ金沢株式会社石川県金沢市100%
  • ネッツトヨタ福井株式会社福井県福井市50%
  • 鶴見石油株式会社神奈川県横浜市100%
  • クリーンガス福井株式会社福井県福井市100%
  • 三谷セキサン株式会社(注3)福井県福井市19%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    次期総合防災情報システム等機器調達・保守業務
    内閣府 · 2023-06-22
    5,750万円
  • 調達
    ISUTサイト閲覧用ノートパソコン及びOA機器類の購入
    内閣府 · 2022-02-18
    604万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,390億円営業利益324億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+2.9%。

売上高
+0.0%
3,390億円
営業利益
+2.9%
324億円
純利益
+23.7%
235億円
営業利益率
9.6%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,300億円3,390億円
営業利益314億円324億円
純利益212億円235億円
1株あたり配当¥88¥88

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は789億円、営業利益は74億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.8%、営業利益は+54.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q84646
2024年1Q753486.439
2024年2Q814647.947
2024年3Q845748.849
2024年4Q83647
2025年2Q1,5801439.197
2025年4Q1,8101729.593
2026年2Q1,5981469.1105
2026年4Q1,7921789.9130
2027年1Q789749.456

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は4,213億円から3,390億円へ80%に減った。直近期の営業利益率は9.6%。純利益は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
Dama Trading Pte.Ltd.(現 連結子会社)をシンガポールに設立し、プラスチック製品販売・加工業の会社を買収
2013年3月4,21313878
睦栄風力発電株式会社(現 連結子会社)を設立(現在風車5基稼働中)
2014年3月4,60816587
2015年3月4,620191106
2016年3月3,999209113
スパイスの加工販売を行うPacific Basin Partnership, Inc.(現 連結子会社)を買収
2017年3月3,614177105
医療機器・機材等を販売するODA商社の株式会社シリウス(現 連結子会社)を買収
2018年3月3,80017699
飼料原料の販売を行うMJI UNIVERSAL PTE. LTD.(現 連結子会社)を買収
2019年3月4,178204124
バルブ製品の輸入販売を行うLFA Global Pte. Ltd.を買収
2020年3月4,126201104
2021年3月3,970227125
自動車用タイヤの卸売販売を行うHoe Guan Pin Kee Sdn. Bhd. 他2社(HGPKグループ)(現 連結子会社)を買収
2022年3月2,994227131
2023年3月3,203243149
2024年3月3,248297182
2025年3月3,3903153369.3190
2026年3月3,3903243669.6235

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,390億円のうち、営業利益として残るのは324億円9.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は235億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.5%2,764億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.9%302億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.6%324億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.3pt
9.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.5pt
6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.1pt
13.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが279億円、投資CFが−94億円で、差し引きのフリーCFは185億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,161億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月132−592273551
2014年3月−26−87−11−113426
2015年3月109−56−1653462
2016年3月157−26−49131539
2017年3月13830−41168667
2018年3月263−108−48155774
2019年3月198−46−29152899
2020年3月114−79−3335901
2021年3月165−64−83101931
2022年3月168−55−153113898
2023年3月206−195−5511867
2024年3月316−112−82204999
2025年3月254−49−1502051,063
2026年3月279−94−911851,161

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,161億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,099億円で、自己資本比率は59.2%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,9098221,08738.7
2014年3月1,88891397543.6
2015年3月1,9591,00895146.4
2016年3月1,8991,09180851.9
2017年3月2,0241,18883652.7
2018年3月2,2481,27597350.6
2019年3月2,4211,3861,03551.0
2020年3月2,3201,47584556.3
2021年3月2,4351,54189455.8
2022年3月2,5031,56194254.5
2023年3月2,7101,6931,01754.4
2024年3月2,9911,8551,13654.1
2025年3月2,9901,9221,06855.9
2026年3月3,1612,0991,06259.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
1,409億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,812億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
95億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,062億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中30位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中217位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
9.6%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.2%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,530で、1年前と比べて+70.5%過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。

¥3,530+0.4%1ヶ月+22.4%1年+70.5%時価総額3,212億円
過去52週の値幅
安値¥2,074高値¥3,635

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.6倍
PER (会社予想)13.9倍
PBR1.57倍
配当利回り2.49%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月20日の終値は3200円で、前日比+2.4%と上昇。1か月では+14.24%と強い上昇基調で、1年では+54.13%と大幅高。25日線(2970円)や75日線(2712円)を大きく上回り、上昇トレンドが加速しています。52週高値3380円に近い水準で、高値更新が視野に入っています。出来高は8月に入り増加傾向で、8月13日には95千株と急増。RSI61.7とやや強気で、過熱感はまだありません。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 62/100)

PER 11.42倍は業界平均17.93倍を大幅に下回り、PBR 1.43倍は平均1.23倍を上回る。ROE 13.2%は良好で、配当利回り2.75%は平均2.94%とほぼ同等。ただし、予想PER 12.6倍は現状比でやや上昇見込み。割安感はあるが、PBRが平均を上回り、配当利回りも平均を下回るため、妥当ゾーンと判断。成長性を考慮すると、今後の業績拡大が鍵。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.6倍17.9倍
PER (予想)13.9倍
PBR1.57倍1.24倍
ROE13.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

多角的事業基盤で安定収益を誇るが、成長鈍化やエネルギー事業の需要変動が焦点。強気派は、高い営業利益率と安定した株主還元、情報通信・不動産など成長分野への投資効果を評価する。弱気派は、売上高成長の頭打ち感や、エネルギー価格変動の影響、北陸地方の人口減少による需要減少リスクを指摘する。また、株価上昇で評価が高まったことへの割高懸念もある。

プラスに働く材料7
  • 高収益性

    営業利益率9%超と総合商社として高い水準

  • 安定的な株主還元

    増配と安定配当で株主に利益を還元

  • 成長投資

    情報通信・不動産分野への投資が将来の利益を牽引

  • 純利益235億円と前期比23.7%増益2026年3月期影響

    純利益は190億円から235億円へ45億円増加。EPS成長でPER11.95倍を割安化

  • 営業利益率が9.56%へ改善2026年3月期影響

    営業利益率は9.29%→9.56%に0.27ポイント上昇。本業の収益性が向上

  • ROE13.2%とPBR1.5倍の組み合わせ通年影響

    ROE13.2%はPBR1.5倍・PER11.95倍に対し割安感があり、バリュエーション修正余地

  • 配当利回り2.63%が下値を支える継続影響

    配当利回り2.63%と安定感のある利回りが投資家の下値志向を支援

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化

    売上高はほぼ横ばいで成長力に欠ける

  • エネルギー変動

    石油・ガス価格の変動が収益を左右しやすい

  • 地域リスク

    北陸の人口減少で市場が縮小する懸念

  • 予想PER13.2倍は来期減益の暗示次回決算発表後影響

    実績PER11.95倍に対し予想PER13.2倍と逆転、一株利益の減少予想が示唆される

  • 売上高3,390億円で2年間横ばい通年影響

    2025/3期と2026/3期の売上高は同額の3,390億円。成長性の乏しさが重し

  • 純利益急増は営業利益との乖離が大きい2026年3月期影響

    純利益は45億円増だが営業利益は9億円増。利益の質や一過性要因に注意

  • 株価は1年で60.9%上昇し過熱感不定影響

    1年間の株価上昇率は60.91%。市場の期待先行による反動安リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
多角事業の収益性を総合的にチェック
エネルギー事業の売上
事業の柱の一つで市況感応度が高い
情報通信・不動産売上
成長分野の寄与を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり88で、前期から+47.0%いまの株価に対する利回りは2.49%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥88
1株あたり
配当利回り
2.49%
いまの株価に対して
配当性向
56.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1012.5
2018年3月1228.917.4
2019年3月1842.921.2
2020年3月2857.137.2
2021年3月25−9.128.7
2022年3月3436.033.3
2023年3月4017.635.2
2024年3月5537.540.7
2025年3月6620.051.4
2026年3月9747.056.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥88

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,004人。区分でいちばん多いのは事業法人55.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が63.9%を占め、残る36.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人41.738.041.741.855.055.0
個人・その他35.740.040.641.126.426.4
外国法人8.68.57.97.39.59.5
金融機関13.813.49.79.58.88.8
自己株式18.823.423.924.55.75.7
証券会社0.10.10.10.20.30.3
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三谷セキサン株式会社14.69
02一般財団法人三谷進一育英会9.89
03三谷土地ホーム株式会社8.32
04三親会7.42
05三谷滋子5.13
06三谷聡4.56
07BBH FOR FIDELITY LOW-PRICEDSTOCK FUND(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)2.92
08NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE FIDELITY FUNDS(常任代理人香港上海銀行東京支店)2.27
09UBE三菱セメント株式会社2.20
10東京セキサン株式会社2.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近9
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.32%
    +2.00pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.76%
    +1.11pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.61%
    -1.15pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.40%
    +0.79pt
  • 2026-06-10
    三谷聡
    変更報告
    7.93%
  • 2026-06-10
    三谷聡
    新規の大量保有報告
    10.32%
    +2.39pt
  • 2026-06-10
    三谷聡
    新規の大量保有報告
    11.98%
    +1.66pt
  • 2026-05-27
    三谷セキサン株式会社
    変更報告
    14.69%
    +3.55pt
  • 2026-04-22
    三谷セキサン株式会社
    新規の大量保有報告
    14.69%
    +3.55pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−1%、1株純資産は14期で−17%。直近期のROEは13.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2842,71111.16.112.1
2014年3月3203,02011.27.212.6
2015年3月3943,39012.36.69.3
2016年3月4273,77312.07.57.7
2017年3月4064,18310.29.012.5
2018年3月3934,5449.012.317.4
2019年3月4984,96410.511.421.2
2020年3月4215,2968.212.737.2
2021年3月1281,4159.313.428.7
2022年3月1391,5079.613.333.3
2023年3月1661,65110.58.135.2
2024年3月2041,82911.79.340.7
2025年3月2221,99811.68.951.4
2026年3月2802,23913.28.256.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額310百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
三谷聡取締役社長(代表取締役)644,148,000
三谷聡一郎常務取締役3317,000
佐野俊和取締役64
渡辺崇嗣取締役51
藤田知三取締役63
石井詩乃常勤監査役40
勝木重三監査役87
橋本征康監査役83

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)42523128371
社外取締役4133164
監査役11001111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,394字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社150社、関連会社16社で構成されており、ユーザーの視点に立った販売市場の類似性により、情報システム関連事業、企業サプライ関連事業、生活・地域サービス関連事業の3つのセグメントで構成されております。 情報システム関連事業におきましては、情報システム事業として情報機器の販売、ソフトウェアの開発、機器・設備等の保守サービスを行っております。 企業サプライ関連事業におきましては、企業間の取引を主としており、建設資材、石油製品・LPガスの販売、ゴンドラの製造・販売・レンタル、風力発電事業、プラスチック製品の販売・加工、スパイスの加工・販売、リース事業等を行っております。 生活・地域サービス関連事業におきましては、最終消費者への販売やサービスを主としており、ケーブルテレビやインターネットなどの情報通信サービス事業、介護事業、カーディーラー事業、生コンクリートの製造・販売、ガソリンスタンドの運営、LPガス・住宅設備機器の販売、サービスエリアの運営等を行っております。 当社グループの事業内容及び関係会社の当該事業に係る位置付けは以下のとおりであります。なお、次の3事業区分はセグメントと同一の区分であります。 事業区分   主要な商品又はサービスの内容   主要な会社 情報システム関連事業   ソリューション開発ソフトウェアプロダクト開発画像システム開発ハードウェア・ネットワーク保守サービスインターネット通販サイト、歌詞検索サイトの運営電子デバイス電気通信工事各種オリジナルパッケージソフト各種情報システム関連機器   当社三谷コンピュータ㈱クワンタム・テクノロジー㈱㈱ページワン(他1社) 企業サプライ関連事業   セメント、生コンクリート、地盤改良材、骨材、外壁材揮発油、軽油、灯油、重油、潤滑油、産業用LPガス、石油化学製品ゴンドラの製造・販売・レンタル風力発電事業プラスチック製品の販売・加工リース事業サングラス・老眼鏡スパイスの加工販売ガスケットの加工販売医療機器・機材の販売自動車用タイヤの卸売販売   当社日本ビソー㈱㈱ウィンド・パワー・いばらき㈱ウィンド・パワー睦栄風力発電㈱Mitani Singapore Holdings Pte.Ltd.Dama Trading Pte.Ltd.フェニックスリース㈱ハート光学㈱ Son Ha Spice & Flavorings Co., LTD.Khong Lieng Trading Company Pte Ltd㈱シリウスHoe Guan Pin Kee Sdn. Bhd.三谷セキサン㈱ ※(他34社) 生活・地域サービス関連事業   ケーブルテレビ事業インターネット、インターネット電話介護事業カーディーラー事業生コンクリートの製造・販売ガソリンスタンドの運営家庭用プロパンガス、住宅設備機器サービスエリアの運営   当社福井ケーブルテレビ㈱ミテネインターネット㈱スプリングライフ金沢㈱ネッツトヨタ福井㈱鶴見石油㈱クリーンガス福井㈱(他109社) (注)1.無印は連結子会社であります。 2.※は関連会社で持分法適用会社であります。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)1.無印は連結子会社であります。 2.※は関連会社で持分法適用会社であります。
経営方針・対処すべき課題1,992字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 付加価値* を創出し、成長し続けることで、未来のグローバル社会へ貢献します。 三谷商事は、お客様を第一に考え、「開拓者精神」、チームで働く、情熱を持ち自ら行動する、成長への計画を策定し実行する(PDCAを回し続ける)、グローバルな視点で思考する、優れた事例から学んで展開する、などをバリュー(成長への行動指針)に掲げ、これまで多くの付加価値を創出し成長してきました。 これからも既存事業では、見える化や改善に加え、戦略的に成長投資を行い持続的な成長を目指します。 加えて、グローバルを含む新規事業領域にも投資・PMI* を行い、新しい成長領域の創出にも挑戦します。 *付加価値:お客様が、私たちの製品・サービスから得る価値。 私たちの製品・サービスを選択する理由。≒総利益。 *PMI(Post Merger Integration):買収後の、事業見える化・統合・改善プロセス (2) 経営環境及び対処すべき課題 目標は、付加価値(≒総利益額)を増やし持続的に成長することです。 投資の効率については、事業で使っている金額(EV≒IC:純資産2,098億円+借入金91億円-現預金1,408億円=781億円)から生み出された純利益234億円の利回り(ROIC)は、今期は30%程度(234億円÷781億円)でありました。 また年平均成長率は、EVについては直近10年間で+1.6%直近3年間で+0.2%、総利益については直近10年間で+4.0%直近3年間で+8.1%、営業利益については直近10年間で+4.7%直近3年間で+14.3%となっております。投資の効率や営業利益の成長率に比べ、EVや総利益の成長率に課題があると考えます。 現在、事業の付加価値を見える化し、PDCAサイクルを回しながら持続的に成長し続けるTQM活動に取り組んでいます。付加価値を増やすためには既存事業の売上高を増やしたり、総利益率を向上させたり、新しく買収した事業をPMI等を通しきちんと成長させる実力が必要です。 投資する地域については、GDPや人口が伸びている海外(環太平洋地域:東南アジアや北米、豪州)や、日本では東京のような人口やサービス業が集中する大都市部を主に考えています。 投資する事業については、自分たちが事業内容を理解でき、自分たちが運営できる事業を投資利回りも考慮しながら決定しております。キーワードは、①競争する上で優位性を持った事業、②業界の勝ち組企業、③グローバルでの事業、④東京など大都市部でのサービス業、⑤勝ち組コア事業の補強、⑥今後成長が見込まれる業種・業界などです。 今期の投資は68億90百万円でした。既存事業の投資については、ケーブルテレビ事業の通信設備やゴンドラ事業のレンタル用ゴンドラなどを主なものとして投資しました。 また、海外事業のEVは128億円となりEV全体に占める比率は16%(128億円÷781億円)となりました。今後も外貨を獲得できる海外の比率を高めてゆきます。 また実質現預金は、1,317億円(現預金1,408億円-借入金91億円)となり、現在のEV781億円を上回っており課題です。EVを増やすには、投資を行い成長させてゆく実力(見える化、事業計画作成、持続的PDCAを基盤にし、TQMを行う仕組みや組織)をつけること、そしてその力を組織や事業に定着させることが必要です。数年前よりこの難題に取り組んでおり、進捗しています。 利益推移               (単位:億円) 1998年3月期(28年前)   2016年3月期(10年前)   2023年3月期(3年前)   2026年3月期(当期) EV   392   669   776   781 総利益   254   424   495   626 営業利益   28   203   216   323 年平均成長率 1998年3月期からの28年間   2016年3月期からの10年間   2023年3月期からの3年間 EV   +2.5%   +1.6%   +0.2% 総利益   +3.3%   +4.0%   +8.1% 営業利益   +9.1%   +4.7%   +14.3% ※EV≒IC…純資産+借入金-現預金 ROIC(Return on Invested Capital)…純利益÷(EV≒IC) TQM(Total Quality Management)…販売・管理・生産・開発の全部門が、仕事の品質価値を高めるために、問題を見える化し、計画、実施を定期的に確認する改善活動
事業等のリスク2,849字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)国内経済環境の変化のリスク 当社グループの事業の多くが、人口が減少したりGDPが低迷したりしている日本国内に集中しており、当社の国内の既存事業の多くは日本の環境に影響を受けます。特に主力商品である生コンクリート・セメントや石油製品は、需要の減少が続いており今後想定以上のスピードで需要が落ち込んだ場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)ガソリンスタンド事業の需要リスク 当社グループはガソリンスタンド事業を行っており、「脱炭素社会」を目指す近年の世界的な流れの中で、低燃費車やEV車普及の進度によって需要減少の影響を受け、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3)信用リスク 当社グループの取引先に対する売上債権については、貸倒れによる損失に備えて一定基準により貸倒引当金を計上しております。また、取引先ごとに取引限度額を定めるなど与信管理も十分行っておりますが、取引先の信用悪化や経営破綻等により債権の回収が困難となるリスクがあります。特に建設業関連の売上債権が多いことから、建設不況となれば取引先の信用悪化や経営破綻等により多額の貸倒費用が発生する可能性があり、その場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)事業投資リスク 当社グループは、M&Aを通して既存事業の拡大や強化を図り、また新規事業や海外事業への進出を目指しております。企業買収や事業譲受けを判断するに当たり、十分なデューデリジェンス等を実施しておりますが、想定外の要因により買収先の業績や財政状態が急激に悪化したり、期待する利益が上がらなかったり、また当該事業から撤退を余儀なくされるリスクがあります。その場合には、固定資産やのれんの減損損失など当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、のれんの償却については、その効果が発現すると見積られる期間で償却しております。 (5)製品の品質に関するリスク 当社グループが製造したり販売したりする生コンクリートの品質につきましては、JIS規格に対応し十分な品質管理体制をとっております。しかしながら、生コンクリートは半製品でありその強度は打設したあと4週間後の強度試験の結果が基準となることから、万一人為的ミスや想定外の要因により製品に欠陥があれば、使用した建物に強度不足やひび割れが発生し、多額の損害賠償を求められるリスクがあります。想定を超える損害賠償費用が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが製造し販売した食品の品質につきましては、商品の安全性を最重要課題とし、生産全般で発生が予見されるリスクへの予防措置を講じるなど十分な品質管理体制をとっております。しかしながら、偶発的な事由によるものを含めて製品不良が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)減損リスク 当社グループは、生コンクリート工場やガソリンスタンド等の事業用固定資産を保有しており、これらの事業の収益性の低下により投資した固定資産の回収ができないと見込まれる場合には、減損処理を行うことがあります。 また、M&A等により取得した株式やのれん等の価値が下落し投資が回収できないと見込まれる場合にも、減損処理を行うことがあります。これらの減損損失が多額に発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)土壌汚染に関するリスク 当社グループが運営するガソリンスタンドや油槽所につきましては、定期的に設備の点検や補修等を実施しており、石油製品の漏洩による土壌汚染の防止に努めております。しかしながら、予測できない要因によって石油製品が漏洩したことにより、汚染の除去費用や拡散防止費用、また住民に対する損害賠償費用等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)風力発電事業のリスク 当社グループが行う風力発電事業は、地震や落雷等により風力発電所が被害を受けるリスクがあります。また、自然災害以外にも不測かつ突発的に機械的(又は電気的)故障が発生した場合にも、風力発電機が停止するリスクがあります。損害保険により不測の事態への対応を講じておりますが、保険でカバーされない損失が発生するリスクがあります。 また、異常気象や温暖化など地球規模での環境の変動が起こり、風向きや風量が想定外に変化し発電量が減少した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)技術革新によるリスク 当社グループが行う情報システム事業やケーブルテレビ事業は、技術革新のスピードが極めて速く、その対応が遅れることにより、顧客からの注文の減少や商品・設備の陳腐化等が発生するリスクがあります。その場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、事業を行う上で必要な許認可や建設業法、揮発油業法、ガス保安法、消防法、放送法等の法令や規制の適用を受けております。しかしながら、これらの法規制に適切な対応ができなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、従業員に対するコンプライアンス教育は適時実施しており、法令や社内規程の遵守を徹底するよう指導しておりますが、万一従業員による不正行為があった場合には、その内容次第では当社の業績や社会的な信用に影響を及ぼす可能性があります。 (11)納期遅延リスク 当社グループが製造したり販売したりする生コンクリートの原材料の一つである骨材は毎月の生産能力に限界があります。当社は、骨材の供給能力と製品の納期を勘案して顧客に見積りをしていますが、想定外の工期の短縮により生コンクリートの需要が集中した場合、骨材の調達不足により生コンクリートの供給が困難となる可能性があります。特に大型プロジェクト工事の場合、納期遅延による多額の損害賠償が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)カントリーリスク 当社グループが行うODA事業はミャンマー等、様々な国・地域において取引及び事業活動を行っており、これらの国・地域の政治・経済・社会情勢に起因して生じる予期せぬ事態、プロジェクトの停止や遅延等のカントリーリスクを有しております。リスクが顕在化し、債権回収や事業遂行の遅延・不能等により損失が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,424字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度の業績については、売上高は3,390億31百万円(前期比0.0%増)となりました。 増加要因としては、情報システム関連事業において生徒児童1人に1台パソコンやタブレット端末を整備する「GIGAスクール」の更新特需があったこと、Windows 10サポート終了に伴うPCの買い替え特需があったこと、スパイス事業において仕入価格高騰に伴う売価の上昇があったこと、ゴンドラ事業において販売が好調であったことなどがありました。 減少要因としては、情報システム関連事業において前期あったPOSの新紙幣対応の特需が今期はなかったこと、燃料卸事業において中東情勢の影響を受け仕入・販売量が減少したこと、建設資材事業において販売量が減少したこと、ODA事業において前期に販売が集中した反動があったことなどがありました。以上のことにより、売上高は前期並みとなりました。 営業利益については、323億87百万円(前期比2.8%増)となりました。 増加要因としては、ゴンドラ事業において販売が好調であったこと、建設資材事業やスパイス事業において価格転嫁が進んだこと、情報関連事業において生徒児童1人に1台パソコンやタブレット端末を整備する「GIGAスクール」の更新特需があったこと、Windows 10サポート終了に伴うPCの買い替え特需があったこと、ケーブルテレビ事業において設備費用が減少したこと、燃料卸事業において事業改善の取り組みにより収益が回復したことなどがありました。 減少要因としては、ODA事業において前期に販売が集中した反動があったこと、年金運用利回り低下により退職給付費用が増加したこと、ガソリンスタンド事業やタイヤ卸売事業において価格競争が激化したことなどがありました。以上のことにより、営業利益は増益となりました。 営業外損益においては、持分法による投資利益が増加したこと、為替差益が発生したことなどの増加要因がありました。以上のことにより、経常利益は366億34百万円(前期比9.0%増)となりました。 この結果、税金等調整前当期純利益は367億50百万円(前期比17.0%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は234億53百万円(前期比23.3%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 <情報システム関連事業> 情報システム関連事業においては、売上高は314億8百万円(前期比7.5%増)となり、営業利益は52億89百万円(前期比7.7%増)となりました。 売上高、営業利益については、増加要因として生徒児童1人に1台パソコンやタブレット端末を整備する「GIGAスクール」の更新特需があったこと、Windows 10サポート終了に伴うPCの買い替え特需があったこと、倉庫管理パッケージソフトの販売が好調だったこと、自治体のシステム標準化に伴い当社パッケージソフトの改修需要があったことなどがありました。 減少要因としては、前期あったPOSの新紙幣対応の特需が今期はなかったことなどがありました。 以上のことにより、売上高・営業利益は増加しました。 <企業サプライ関連事業> 企業サプライ関連事業においては、売上高は1,674億11百万円(前期比0.1%減)となり、営業利益は260億74百万円(前期比3.1%増)となりました。 売上高については、増加要因としてスパイス事業において仕入価格高騰に伴う売価の上昇があったこと、ゴンドラ事業において販売が好調であったことなどがありました。 減少要因としては、燃料卸事業において中東情勢の影響を受け仕入・販売量が減少したこと、建設資材事業において販売量が減少したこと、ODA事業において前期に販売が集中した反動があったことなどがありました。以上のことにより、売上高は減少しました。 営業利益については、増加要因としてゴンドラ事業において販売が好調であったこと、建設資材事業やスパイス事業において価格転嫁が進んだこと、燃料卸事業において事業改善の取り組みにより収益が回復したことなどがありました。 減少要因としては、ODA事業において前期に販売が集中した反動があったこと、タイヤ卸売事業において価格競争が激化したことなどがありました。以上のことにより、営業利益は増益となりました。 <生活・地域サービス関連事業> 生活・地域サービス関連事業においては、売上高は1,402億11百万円(前期比1.4%減)となり、営業利益は40億74百万円(前期比3.5%増)となりました。 売上高については、減少要因として暫定税率廃止によりガソリン単価が低下したこと、建設資材の販売量が減少したことなどがありました。 営業利益については、増加要因としてケーブルテレビ事業において設備工事費用が減少したことなどがあり、減少要因としては、ガソリンスタンド事業において価格競争が激化したことがありました。以上のことにより、営業利益は増益となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末における資産合計は3,160億73百万円となり、前連結会計年度末と比べて170億84百万円増加しました。 流動資産は2,534億75百万円となり、前連結会計年度末と比べて125億77百万円増加しました。 固定資産は625億97百万円となり、前連結会計年度末と比べて45億7百万円増加しました。 負債合計は1,061億80百万円となり、前連結会計年度末と比べて6億46百万円減少しました。 純資産合計は2,098億92百万円となり、前連結会計年度末と比べて177億31百万円増加しました。 ③ キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは279億円となり、前連結会計年度に比べて24億85百万円増加しました。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは△94億24百万円となりました。これは主に、定期預金への預け入れや、ケーブルテレビ事業の通信設備やゴンドラ事業のレンタル用ゴンドラなどへの投資による支出などであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは△90億59百万円となりました。これは主に、配当金の支払いによる支出などであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 受注実績は、生産実績と概ね連動しているため記載を省略しております。 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期増減比(%) 情報システム関連事業   3,985   7.2 企業サプライ関連事業   18,564   18.3 生活・地域サービス関連事業   38,173   △4.8 合計   60,724   2.1 b. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期増減比(%) 情報システム関連事業   31,408   7.5 企業サプライ関連事業   167,411   △0.1 生活・地域サービス関連事業   140,211   △1.4 合計   339,031   0.0 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。 a. 投資有価証券 当社グループの保有する投資有価証券について、従来より減損処理に関する基準を設けており、これに基づいて処理を実施しております。市場価格のある投資有価証券については、期末日における被投資会社の株価が取得価額に比べ50%以上下落している場合は原則として減損処理を行っております。市場価格のない投資有価証券については、被投資会社の純資産額を基にした1株当たりの実質価額を見積り、株価の代わりに用いて検討することで市場価格のある投資有価証券と同等の減損処理を行っております。 被投資会社の株価もしくは業績の著しい低迷があった場合には、投資有価証券の減損処理が必要となる可能性があります。 b. 固定資産 当社グループの保有する固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき適時に処理を実施しております。減損の測定に至った場合に見積ることになる回収可能価額は、事業に供している資産については正味売却価額もしくは使用価値を使用し、遊休及び休止資産については主として正味売却価額を使用しております。使用価値を算定するために利用した将来キャッシュ・フローについては、予算等社内における管理会計の計画数値を基に見積りを行っております。当社グループにおいては、減損リスクの管理として、新たな案件発生の可能性の把握と対応及び既に減損処理した案件についての定期的な回収可能価額の見直しを行っております。 事業損益の見込の悪化、新たな遊休及び休止資産の発生等があった場合には、回収可能価額を見積ることになり、減損損失を計上する可能性があります。 c. 退職給付に係る負債 当社グループの従業員の退職給付債務及び退職給付費用は、簡便法を採用している連結子会社を除き、割引率、退職率、昇給率、長期期待運用収益率等の計算基礎を決定の上、数理計算結果に基づき算定しております。会計数値の計算上重要な要素となる計算基礎については、当社の割引率を長期国債の実績利回りに基づき決定している他、それぞれ基準を設定の上、定期的に見直しを行っております。この見直しの結果、計算基礎を変更する場合の他、年金資産の期待運用収益と実際の運用成果との差など予め定めた基礎率と実際の数値とに差が生じる場合には、数理計算上の差異が発生し、売上原価及び一般管理費を増減させる可能性があります。また、数理計算上の差異については、主に1年で費用処理することとしております。 未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績の分析 経営成績の分析については、4「経営者による財政状態、経営成績等及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 b. 財政状態の分析 財政状態の分析については、4「経営者による財政状態、経営成績等及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 c. キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、4「経営者による財政状態、経営成績等及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 d. 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、3「事業等のリスク」をご参照ください。 e. 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、主として内部資金により充当することとしております。当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,160億85百万円であります。資金の流動性については、4「経営者による財政状態、経営成績等及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、4「経営者による財政状態、経営成績等及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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