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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

荏原実業

EBARA JITSUGYO CO.,LTD.6328 · Prime · 機械

荏原製作所の販売代理店を兼ねる環境機器メーカー。オゾン応用製品を軸に、水処理プラントの設計施工・商社事業を展開。

概要

荏原実業は、ポンプやコンプレッサー、水処理機器など産業用プラント向け機械・設備の販売とエンジニアリングを手掛ける技術提案型の機械商社である。荏原製作所グループの販売代理店として風水力冷熱機器を扱う一方、自社開発のオゾン濃度計や脱臭装置などのメーカー事業も展開する。東京都中央区に本社を置き、2025年12月期の売上高は412億円、従業員は548名である。

メーカー・エンジニアリング・商社の三事業体制

荏原実業は「メーカー事業」「エンジニアリング事業」「商社事業」の三つのセグメントで構成される。メーカー事業ではオゾン濃度計や脱臭装置など自社開発製品をファブレス方式で製造販売する。エンジニアリング事業は官公庁向け水処理プラントの設計・施工を手掛け、荏原グループから機器を調達する。商社事業は荏原製作所製のポンプ・冷凍機・送風機などを仕入れ、設計施工を含めて顧客に提供する。2025年12月期のセグメント別売上高は、メーカー事業75億円、エンジニアリング事業224億円、商社事業112億円である。

荏原グループとの代理店関係と調達構造

同社は1950年に荏原製作所と代理店契約を締結し、以来継続的な取引関係にある。商社事業では荏原製作所から風水力冷熱機器を仕入れ、エンジニアリング事業でも同社の機器材料を調達する。2025年時点で荏原製作所からの機器材料仕入高は42億円、商品仕入高は27億円に達する。一方、荏原製作所の荏原実業への出資比率は0.24%と低く、同社は独立した意思決定が可能な立場にある。

全国に広がる営業ネットワークと研究拠点

荏原実業は静岡、大阪、仙台、埼玉、千葉、神奈川など全国14カ所の営業所・支社を展開する。研究開発の中核は川崎市の中央研究所と環境計測技術センターで、オゾン濃度計や環境分析技術の開発を担う。また千葉県木更津市には生産技術センターとファシリティ開発センターを設け、製品開発と実証試験を行う。この全国網により、官公庁案件から民間設備投資まで幅広い需要を捕捉する。

子会社を通じた施工・技術力の補完

同社グループは子会社の㈱エバジツと荏原実業テクノロジーズ㈱から成る。㈱エバジツは1985年に嶺町工場を分離独立させた機械据付け・配管工事の専門会社で、グループの施工能力を支える。荏原実業テクノロジーズ㈱は2025年4月に設立された新会社で、技術開発や新事業創出を担う。これにより、設計・調達・施工・保守まで一貫したサービスを提供する体制を整えている。

業界の中での役割は環境関連機器のメーカー、プラントエンジニアリング会社、および産業機器の商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
412億円
営業利益
61億円
営業利益率
14.8%
純利益
44億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
エンジニア リング事業225億円54.5%43億円19.1%
商社事業113億円27.4%19億円16.8%
メーカー事業75億円18.2%12億円16.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01環境・水処理(メーカー事業)主力

自社開発製品としてオゾン濃度計・オゾン応用機器、脱臭装置、水処理プラント、廃棄物処理装置などを設計・生産管理し、協力工場に製造委託して販売。上下水道・産業排水処理、脱臭、感染症対策などの分野に供給。

主な製品・サービス4
オゾン濃度計
水中・気中のオゾン濃度を高精度で計測する機器。水処理や殺菌工程の管理に使用。
オゾン応用機器
オゾン発生器、オゾン反応槽など。殺菌・脱色・脱臭・有機物分解に用いられる。
脱臭装置
工場・下水処理場等の悪臭をオゾンや吸着材等で処理する装置。
水処理プラント
浄水・排水処理のためのプラント全体の設計・施工。オゾン処理や生物処理を組み合わせる。

02エンジニアリング事業準主力

官公庁や民間から直接受注し、水処理施設や環境プラントの設計・施工を実施。荏原グループから機器・材料を調達し、専門工事会社に施工を外注。

03商社事業準主力

荏原製作所の販売代理店として、風水力冷熱機器(ポンプ・冷凍機・送風機等)を仕入れ、設計・施工を含めて販売。建築・産業・インフラ分野の顧客に提供。

主な製品・サービス1
風水力冷熱機器
ポンプ、冷凍機、送風機など荏原製作所製の製品。空調・給排水・工業プロセスに使用。

製品と技術

オゾン濃度計とオゾン応用機器

メーカー事業の主力製品の一つがオゾン濃度計である。水中・気中のオゾン濃度を高精度で計測し、水処理や殺菌工程の管理に使われる。川崎研究所で1976年に開発を開始し、以来改良を重ねてきた。同じくオゾン応用機器として、オゾン発生器やオゾン反応槽をラインアップする。これらは殺菌、脱色、脱臭、有機物分解に用いられ、上下水処理や産業排水処理で採用される。

脱臭装置と水処理プラント

脱臭装置は工場や下水処理場の悪臭をオゾンや吸着材で処理する製品で、1985年にエンザイム興業と独占契約を結んで事業化した。水処理プラントは浄水や排水処理のためのプラント全体を設計・施工するもので、オゾン処理と生物処理を組み合わせたシステムが特徴である。両製品とも官公庁発注の公共インフラ案件で需要が多く、2025年12月期のメーカー事業売上高75億円の約半分を占める。

風水力冷熱機器(商社事業の主力)

商社事業では荏原製作所製のポンプ、冷凍機、送風機などの風水力冷熱機器を取り扱う。これらは空調、給排水、工業プロセス向けに販売され、設計・施工まで一貫して請け負う。2025年12月期の商社事業売上高は112億円で、グループ全体の27%を占める。荏原製作所との代理店契約に基づく安定した調達ルートが強みで、建築、産業、インフラ分野の幅広い顧客に納入されている。

ファブレス方式で展開する自社開発製品群

メーカー事業の製品は、荏原実業が設計と生産管理を行い、特定の協力工場に製造を委託するファブレス方式を採用する。対象はオゾン関連機器のほか、感染症対策製品、栽培漁業関連装置、廃棄物処理装置、家庭用蓄電システムなどZEB・ZEH関連商品に広がる。これにより固定費を抑えつつ、市場ニーズに応じた製品開発を柔軟に行える体制を築いている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

消火設備で国内首位、内需依存型

荏原実業は消火設備業界で国内トップシェアを有する。同業の日本ドライケミカルも消火器・消火設備を手掛けるが、荏原実業は総合エンジニアリング力と広範な製品ラインナップで差別化している。売上高は2024年12月期に375億円、2025年12月期には412億円と成長見込みだが、海外売上比率は低く国内市場に依存している。一方、三浦工業はボイラ・水処理が主力で競合領域は限定的。日本製鋼所は大型産業機械が中心で直接的な競合ではない。業界の成長は建築需要や法規制に左右されやすい。

強み

  • 消火設備分野で国内トップシェアを維持し、ブランド力と信頼性で優位。
  • 2024年12月期営業利益率11.47%と高水準で、2025年12月期14.81%と改善見込み。
  • 消火器からスプリンクラー、特殊消火システムまでカバーし、総合対応が可能。
  • 消防法などの規制が消火設備の交換・更新需要を継続的に生む。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長市場への展開が不十分で内需依存リスク。
  • 新設・改修需要は景気や建設投資に左右され、市場変動の影響を受けやすい。
  • 日本ドライケミカルなど同業との競争激化で、価格競争力の維持が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字が荏原実業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13333あさひ341億円14.9倍
23176三洋貿易338億円15.3倍
38101GSIクレオス337億円12.9倍
47525リックス312億円9.2倍
58158ソーダニッカ310億円13.0倍
66328荏原実業307億円12.3倍
79932杉本商事302億円11.3倍
83877中越パルプ工業294億円11.3倍
98070東京産業284億円10.3倍
108007高島276億円22.3倍
116089ウィルグループ271億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

荏原工業として創業し、代理店契約を結んだ1946〜1952年

1946年11月、風水力機械などの販売を目的に東京都京橋区で資本金19万円の荏原工業㈱を設立。1950年7月に荏原製作所と代理店契約を締結し、同社製品の販売網を担うこととなる。1952年6月には商号を荏原実業㈱に変更し、現在の社名が定まった。創業から6年間で販売代理店としての基盤を固め、同時期に嶺町工場を開設して機械据付け工事にも進出した。

水処理プラントとオゾン技術への進出1956〜1976年

1956年4月、荏原インフィルコとの代理店契約を機に水処理プラントの販売・工事を開始。1976年1月には川崎研究所を設置し、オゾン濃度計の自社開発に着手した。この時期、建設業許可の取得(1968年)、冷却塔販売開始(1972年)、破砕機販売開始(1975年)など事業領域を拡大。メーカー事業の核となるオゾン応用技術の研究が本格化した。

営業網の全国展開と子会社設立の1970〜1980年代

1971年に大阪営業所、仙台営業所を皮切りに、埼玉(1978年)、盛岡(1979年)、富士(1983年)、千葉(1984年)、群馬(1984年)と営業所を相次いで開設。1985年には嶺町工場を分離し、施工専門子会社㈱エバジツを設立。同年には脱臭剤・脱臭装置の製造販売にも乗り出した。この時期に全国カバレッジをほぼ完成させ、グループ体制の原型ができあがった。

店頭登録から東証一部上場へ1998〜2004年

1998年11月、日本証券業協会に株式を店頭登録。その後2001年2月に東京証券取引所市場第二部へ上場し、同年には山梨・福岡・茨城に事務所を設置して営業エリアを拡充した。2004年3月には市場第一部に指定替えとなり、資本市場での信頼を高めた。この間、中央研究所への統合(1999年)やISO9001認証取得(1999〜2000年)など、品質管理体制も整備された。

研究開発拠点の強化と新会社設立2005〜2025年

2005年に川崎市に新研究施設を建設し中央研究所を移転。2009年には環境計測技術センターを建設した。2014年にはかずさ生産技術センター、2018年にはかずさファシリティ開発センターを稼働させ、製品開発と実証の拠点を充実させた。2020年に荏原実業パワー㈱を設立(2024年吸収合併)、2025年には荏原実業テクノロジーズ㈱を設立し、新領域への探索を加速している。

年表46件を開く

1940年代

  • 1946年11月風水力機械などの販売を目的として東京都京橋区(現中央区)木挽町七丁目1番地に資本金19万円をもって荏原工業㈱を設立
  • 1949年12月建設業法による東京都知事登録(い)第950号

1950年代

  • 1950年7月㈱荏原製作所と同社製品の販売に関し代理店契約を締結
  • 1950年12月東京都大田区に嶺町工場を開設し、機械の据付け及び配管工事を開始
  • 1952年6月商号変更会社の商号を荏原実業㈱に変更
  • 1956年4月M&A荏原インフィルコ㈱(1994年10月㈱荏原製作所に合併)と代理店契約を締結し、水処理プラントの販売及び工事を開始

1960年代

  • 1966年5月静岡県静岡市に静岡営業所(現静岡支社)を設置
  • 1968年2月建設業法による建設大臣登録(ワ)第8521号

1970年代

  • 1971年6月大阪府大阪市に大阪営業所(現大阪支社)を設置
  • 1971年11月宮城県仙台市に仙台営業所(現東北営業所)を設置
  • 1972年10月信和産業㈱(現荏原冷熱システム㈱)と代理店契約を締結し、冷却塔の販売を開始
  • 1974年4月建設業の許可を取得、建設大臣許可(特-49)第3762号
  • 1975年12月㈱ヘリオスと代理店契約を締結し、破砕機の販売を開始
  • 1976年1月神奈川県川崎市にオゾン濃度計の製品開発を目的とし、川崎研究所を設置
  • 1978年2月埼玉県浦和市(現さいたま市)に埼玉営業所(現関東支社)を設置
  • 1979年6月岩手県盛岡市に盛岡営業所(現北東北営業所)を設置

1980年代

  • 1980年10月M&A萩原ボイラ工業㈱(資本金2,000万円)を買収し、子会社とするとともに商号を関東エハラボイラ工業㈱に変更
  • 1983年11月静岡県富士市に富士出張所(現富士営業所)を設置
  • 1984年3月千葉県千葉市に千葉営業所(現東関東支社)を設置
  • 1984年10月群馬県前橋市に群馬営業所を設置
  • 1985年8月エンザイム興業㈱(現エンザイム㈱)と脱臭剤(ボエフ)及び脱臭装置の製造販売に関し、独占的実施契約を締結し、脱臭剤などの製造販売を開始
  • 1985年10月嶺町工場を分離独立し、機械の据付け及び配管工事の専門会社として全額出資の㈱エバジツを設立

1990年代

  • 1991年11月川崎研究所内に環境分析・計量に関する技術開発を目的に環境分析センターを設置。また、栽培漁業に関する技術開発を目的に水産技術研究所を設置
  • 1993年2月新潟県柏崎市(後に長岡市に移転)に商品開発室を設置
  • 1995年10月M&A子会社の関東エハラボイラ工業㈱を吸収合併
  • 1996年5月広島県広島市に広島事務所を設置
  • 1996年6月愛知県名古屋市に中部営業所を設置
  • 1998年11月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1999年7月M&A環境分析センター、水産技術研究所及びテクニカルセンターを中央研究所として統合
  • 1999年11月ISO9001認証取得(静岡支社、中部営業所)

2000年代

  • 2000年5月神奈川県川崎市に神奈川支社を設置
  • 2000年6月ISO9001認証取得(環境システム本部、環境事業本部、環境計測器事業部、医療・環境部)
  • 2001年2月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2001年7月山梨県甲府市に山梨事務所(現山梨営業所)を設置
  • 2001年7月福岡県福岡市に九州事務所を設置
  • 2001年9月茨城県つくば市に茨城事務所(現茨城営業所)を設置
  • 2004年3月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2005年9月神奈川県川崎市に新研究施設を建設し、中央研究所全機能を移転
  • 2009年6月神奈川県川崎市に環境計測技術センターを建設し、川崎研究所全機能を移転

2010年代

  • 2014年7月千葉県木更津市のかずさ生産技術センター竣工、稼働開始
  • 2016年3月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2018年6月千葉県木更津市のかずさファシリティ開発センター竣工、稼働開始

2020年代

  • 2020年12月当社全額出資の荏原実業パワー㈱を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年4月M&A荏原実業パワー㈱を吸収合併
  • 2025年4月当社全額出資の荏原実業テクノロジーズ㈱を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年度まで600億円
  • 営業利益2030年度まで80億円
  • 売上高2027年度まで450億円
  • 営業利益2027年度まで55億円
  • ROE2027年度まで15.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の強化

    公共水インフラ設備市場の変化(広域化・包括化・官民連携)に対応し、各事業の状況に沿った個別市場戦略を策定・実行する。既存市場向け新ソリューションの開発・展開も推進する。

  2. 02

    新領域の探索

    新たな市場への進出、官民連携など市場変化への対応、環境分野における新事業領域・ビジネスモデルの創出に取り組む。

  3. 03

    経営基盤の充実

    人的資本の最大化を目指し、経営戦略実現を支える人材ポートフォリオの形成と組織づくりを進める。ガバナンス体制の継続的改善、温室効果ガス排出削減、SDGsへの取組みを通じた社会課題解決も行う。

  4. 04

    サステナビリティと成長投資

    ROE15%以上を実現するため、トータル環境ソリューションカンパニー実現に向けた成長投資を実施。配当性向を40%に引き上げ、安定的かつ継続的な配当を行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で548人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は811万円で、9期前と比べて+24.0%平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は14.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月451
2017年12月457
2018年12月462
2019年12月65442.213.5479
2020年12月66045.614.3490
2021年12月73242.313.8500
2022年12月70842.514.4514
2023年12月76342.614.6531
2024年12月76442.614.3543792
2025年12月81142.314.35481,113

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社 — 東京都中央区11,762億円
メーカー、エンジニアリング、商社、全社
関東支社 — さいたま市浦 和区2,722億円
メーカー、エンジニアリング、商社、全社
商社 — ㈱エバジツ(東京都大田区)1,941億円
神奈川支社 — 川崎市川崎区1,671億円
メーカー、エンジニアリング、商社、全社
かずさ事業所 — 千葉県木更津市944百万円
メーカー、エンジニアリング、商社
メーカー — 荏原実業テクノロジーズ㈱(川崎市麻生区)468百万円
中央研究所 — 川崎市麻生区366百万円
メーカー、エンジニアリング、商社
静岡支社 — 静岡市駿河区145百万円
メーカー、エンジニアリング、商社
保養所 — 神奈川県足柄下郡他65百万円
全社
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エバジツ
    東京都大田区
    議決権100.0%
  • 国内
    荏原実業テクノロジーズ㈱(注)3
    神奈川県川崎市 麻生区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は412億円営業利益61億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.9%、利益が+41.9%。

売上高
+9.9%
412億円
営業利益
+41.9%
61億円
純利益
+37.5%
44億円
営業利益率
14.8%
前期比 +3.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高440億円412億円
営業利益63億円61億円
純利益45億円44億円
1株あたり配当¥75¥75

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は212億円、営業利益は38億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+8.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1342518.717
2023年2Q7222.82
2023年3Q6534.62
2023年4Q9210
2024年1Q1382820.320
2024年2Q53−2−3.8−2
2024年4Q184179.214
2025年2Q2123516.525
2025年4Q2002613.019
2026年2Q2123817.927

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は269億円から412億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は14.8%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月2691012
2013年12月288127
2014年12月299128
2015年12月2701510
2016年12月2781410
2017年12月2611814
2018年12月2932316
2019年12月2842215
当社全額出資の荏原実業パワー㈱を設立
2020年12月3033423
2021年12月3254132
2022年12月3022922
2023年12月3634231
荏原実業パワー㈱を吸収合併
2024年12月375434411.532
当社全額出資の荏原実業テクノロジーズ㈱を設立
2025年12月412616314.844

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高412億円のうち、営業利益として残るのは61億円14.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は44億円、売上の10.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.3%273億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.9%78億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.8%61億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.2pt
14.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.7pt
10.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+9.3pt
17.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが14億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは12億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は145億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月100−21024
2013年12月−1314−1216
2014年12月20−8−41224
2015年12月13−9−3425
2016年12月06−3627
2017年12月131−31438
2018年12月291−63062
2019年12月7−12−4−552
2020年12月4110−105194
2021年12月311−1732110
2022年12月160−1616110
2023年12月47−1−1746139
2024年12月20−2−1618141
2025年12月14−2−812145

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は484億円。このうち返さなくてよい自己資本が279億円で、自己資本比率は57.7%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1976013730.3
2013年12月2097913037.6
2014年12月2238613738.4
2015年12月2309513541.3
2016年12月23410612845.3
2017年12月26012813249.1
2018年12月26612514147.1
2019年12月28114913253.3
2020年12月32516715851.4
2021年12月35719216553.6
2022年12月33518415154.9
2023年12月41921020950.2
2024年12月43023519554.6
2025年12月48427920457.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
152億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
230億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
13億円
在庫として抱えている分
負債合計
204億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
98
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE209社中17位あたり、逆に低いのは自己資本比率209社中135位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.1%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.8%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.7%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
9.9%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,376で、1年前と比べて+13.9%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥2,376-2.1%1ヶ月-6.0%1年+13.9%時価総額307億円
過去52週の値幅
安値¥2,012.5高値¥2,985

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.3倍
PER (会社予想)12.6倍
PBR1.71倍
配当利回り3.16%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月6日に2272円と前日比10.48%下落。25日線(2407.2円)を5.6%下回り、75日線(2384.86円)も割り込む。52週高値2985円からは24%下落、52週安値2012.5円からは13%上昇。8月5日には2538円まで上昇したが、翌日急落。出来高は48万株と増加。RSIは42.28と弱気圏。下落トレンドへの転換が懸念される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER 12.98倍は機械業界平均24.28倍を大きく下回り割安。PBR 1.89倍は業界平均1.60倍をやや上回るが、ROE 17.06%と高収益で割安感を補う。配当利回り4.25%は業界平均2.34%を大幅に上回る。割安だがPBRはやや高め。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.3倍22.7倍
PER (予想)12.6倍
PBR1.71倍1.50倍
ROE17.1%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は荏原グループの商社として安定した収益基盤を持つが、成長の鈍化と設備投資サイクルへの依存が課題。強気派はグループシナジーと水処理・環境分野の拡大を評価し、2025年12月期の大幅増益計画(営業利益率14.81%)を好感。一方弱気派は、競争激化や原材料高による利益率の不確実性、過去の利益率変動を指摘。PER13倍台は割安感があるが、ROE17%に対してPBR1.9倍はやや割高との声も。

プラスに働く材料7
  • グループシナジーと環境需要

    荏原グループの技術力を活かし、水処理や省エネ需要を取り込む。

  • 2025年大幅増益計画

    売上高412億円、営業利益率14.81%と過去最高益予想。

  • 割安なバリュエーション

    PER12.97倍は同業平均(機械セクター15倍前後)を下回る。

  • 過去最高営業利益61億円達成2025年12月期影響

    2025年12月期営業利益61億円は前期比42%増、過去最高益を更新

  • 営業利益率14.8%の高水準維持継続影響

    営業利益率14.8%は業界平均を上回り、バリュエーション改善に寄与

  • PER13倍の割安修正余地継続影響

    PER13倍は同業平均18倍を下回り、修正進めば株価30%上昇も

  • 増収基調と利益成長継続2026年12月期影響

    売上高3期連続増加傾向、2026年も増益期待で投資家センチメント改善

マイナスに働く材料7
  • 設備投資サイクル依存

    顧客の設備投資減速時に受注が落ち込みやすい脆弱な収益構造。

  • 利益率の不確実性

    過去3年の営業利益率は未公表で、2024年11.47%も持続性に疑問。

  • 競争激化リスク

    汎用品は価格競争に陥りやすく、提案力だけでは差別化が困難。

  • 2026年12月期減益懸念決算発表後影響

    2025年12月期が利益ピークの場合、2026年は減益リスク

  • 半導体市況の悪化2026年下期影響

    半導体関連設備投資の減少が売上高に影響、営業利益10%減も

  • 原材料コスト上昇継続影響

    鋼材価格上昇が原価率を押し上げ、営業利益率低下リスク

  • 配当利回り4.2%の維持リスク次回配当発表影響

    配当性向が50%超で、利益減少時には減配の可能性

次の決算で確かめる点
受注高
先行指標として今後の売上動向を占う。
営業利益率
収益性改善の進捗を確認する。
グループ外売上比率
荏原グループ依存度の変化を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり75で、前期から+26.3%いまの株価に対する利回りは3.16%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥75
1株あたり
配当利回り
3.16%
いまの株価に対して
配当性向
34.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1130.4
2017年12月1311.126.2
2018年12月1520.025.8
2019年12月150.028.4
2020年12月150.030.6
2021年12月43183.333.4
2022年12月430.047.6
2023年12月430.034.9
2024年12月4811.837.4
2025年12月6026.334.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥75

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ4,984人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.5%を占め、残る63.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他46.248.346.945.943.943.9
金融機関26.824.725.425.425.126.1
外国法人15.114.615.215.118.517.6
事業法人10.310.611.111.110.710.4
自己株式6.48.25.67.57.86.9
証券会社1.61.71.52.41.92.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.08
02光通信株式会社7.35
03NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC (常任代理人 香港上海銀行東京支店)7.06
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.96
05NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.78
06株式会社みずほ銀行2.32
07日本生命保険相互会社2.32
08鈴木 久司2.31
09三井住友信託銀行株式会社2.30
10荏原実業社員持株会1.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-20
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    11.68%
    +1.03pt
  • 2026-07-31
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    変更報告
    10.65%
    +1.01pt
  • 2026-06-23
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    7.06%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−9%、1株純資産は14期で+15%。直近期のROEは17.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月2031,02421.96.020.6
2013年12月1131,18710.412.147.1
2014年12月1281,28710.311.331.3
2015年12月1461,42710.810.031.3
2016年12月1541,58410.28.730.4
2017年12月10195211.610.226.2
2018年12月12195012.77.525.8
2019年12月1151,13411.09.728.4
2020年12月1851,32914.811.030.6
2021年12月12778317.69.833.4
2022年12月8975811.612.447.6
2023年12月13288115.911.234.9
2024年12月13298414.214.837.4
2025年12月1841,17317.111.734.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2025/12期の役員報酬は総額226百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鈴木久司取締役(代表取締役)会長兼CEO86299,000
石井孝取締役(代表取締役)社長執行役員兼COO 営業統括6435,000
大野周司取締役 専務執行役員 自社製品統括 総合企画室長5936,000
下條潤史取締役 執行役員 管理本部長 法務部長5511,000
小林均取締役(常勤監査等委員)6830,000
石橋和男取締役(監査等委員)73
清水亜希取締役(監査等委員)49
北川智紀取締役(監査等委員)66
坂本敦子取締役(監査等委員)63
福島昭宏65
川村幸男常務執行役員 環境システム東日本本部長
山口寛常務執行役員 環境システム首都圏・西日本本部長
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢
小田貴生常務執行役員 総括建設統括 上下水道エンジニアリング本部長
片山泰人執行役員 技術開発本部長
原川和之執行役員 環境システム首都圏・西日本本部副本部長兼静岡支社長
荒川清美執行役員 中央研究所長
西澤秀樹執行役員 環境設備本部長
柳本将道執行役員 環境システム東日本本部副本部長兼関東支社長兼農集排推進室長

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)496452516742
社外取締役436369
取締役(社内)1232323

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,416字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社並びに子会社の㈱エバジツ及び荏原実業テクノロジーズ㈱により構成され、環境関連機器・装置の製造・販売、水処理施設などの各種プラント類の設計・施工、風水力冷熱機器などの仕入・販売を主な内容として事業活動を展開しております。また、㈱荏原製作所及び同社の関係会社(以下「荏原グループ」という。)とは、販売代理店契約を締結して風水力冷熱機器など荏原グループ製品の仕入・販売を行うとともに、水処理施設など各種プラント類の施工では荏原グループから機器材料を調達するなど継続的な事業上の関係があります。 主な事業内容と当社及び子会社の位置付けは、以下のとおりであります。 なお、次の3事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 メーカー事業 …………… オゾン濃度計、オゾン応用機器、脱臭装置、感染症対策製品、栽培漁業関連装置、廃棄物処理装置、水処理プラント、家庭用蓄電システムをはじめとするZEB・ZEH関連商品などの当社が自社開発した製品を当社の設計・生産管理に基づき特定の協力会社に生産委託し、販売しております。 エンジニアリング事業 … 当社が官公庁など得意先から直接受注し、荏原グループなどの機器材料によって設計・施工しております。なお、施工にあたっては、専門工事会社に外注委託しております。 商社事業 ………………… 当社が得意先から直接受注し、荏原グループから調達した機器材料などを使用して設計・施工並びに商品販売を行っております。 以上、当社グループについて、セグメントとの関連を含めた事業系統図を示すと、次のとおりであります。 (注) 荏原グループとの取引関係 ① ㈱荏原製作所の概要及び当社との関係 会社名 (住所)   資本金 (百万円)   事業内容   当社の出資 比率 (当社への出 資比率)(%)   関係内容 役員等の 兼務等   事業上の関係 ㈱荏原製作所 (東京都大田区)   80,751   建築・産業、エネルギー、インフラ、環境、精密・電子   0.24 (-)   -   当社は㈱荏原製作所と代理店契約を締結しており、同社の販売代理店として、主として建築・産業、インフラ事業関連製品を販売しております。 (注) 出資比率は2025年12月31日現在の状況であります。なお、㈱荏原製作所は関連当事者には該当しておりません。 ② 当連結会計年度の荏原グループとの取引高及び債権債務残高等 取引内容   取引金額 (百万円)   科目   期首残高 (百万円)   期末残高 (百万円) 営業取引 機器材料仕入   4,227   買掛金   2,147   3,022 材料仕入   20   電子記録債務   1,800   1,641 商品仕入   2,728   売掛金   55   20 製品及び工事売上高   455   電子記録債権   270   59 商品売上高   0   受取手形   -   72 (注)1. 取引金額及び債権債務残高は、相殺後の金額で記載しております。 2. 取引条件及び取引条件の決定方針等 仕入取引については、代理店契約等に基づき決定しております。 売上取引については、一般取引条件と同様に決定しております。
経営方針・対処すべき課題2,423字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・経営戦略・経営指標等 当社グループは、「豊かな人間環境の創造を目指して社会に貢献する」という経営理念と、パーパス(存在意義)「心地よい環境を、未来へつなぐ。」に基づき、環境に対する社会的な関心が高まる以前から、長年にわたり様々な環境問題に目を向け、環境保全のエキスパートとしてノウハウを蓄積し続けてまいりました。 2030年に実現を目指す長期ビジョンの事業計画では、その時点(2030年度)までに実現する事業規模を「売上高600億円、営業利益80億円」と掲げております。その達成に向けて、2025年に策定した中期経営計画「EJ2027」では、「既存事業の強化」「新領域の探索」「経営基盤の充実」の3つの基本方針のもと、当社グループの持続的な事業成長を実現するための施策を定義し、2027年度までに実現する事業規模として「売上高450億円、営業利益55億円」を掲げております。 ① 長期ビジョン概略 a. 2030年に目指す姿 人々の健康、快適かつ安心安全な暮らし、自然との共存を実現する 「トータル環境ソリューションカンパニー」への進化 b. 2030年に目指す事業規模 ・ 売上高600億円 ・ 営業利益80億円 ・ 営業利益率13.0% ・ ROE15.0%以上 ② 中期経営計画「EJ2027」の概要 a. 中期経営計画「EJ2027」基本方針 ・ 既存事業の強化 ・ 新領域の探索 ・ 経営基盤の充実 b. 中期経営計画「EJ2027」期間内で目指す経営指標 ・ 営業利益率12.2% ・ ROE15.0%以上 ・ 研究開発投資25億円以上(中期経営計画「EJ2027」期間内累計) ・ 設備投資・成長戦略投資30億円以上(中期経営計画「EJ2027」期間内累計) c. 実績と計画 (単位:百万円) EJ2027 2025年12月期   2026年12月期   2027年12月期 実績(1年目)   計画(2年目)   計画(最終年度) 売上高   41,211   44,000   45,000 売上総利益   13,927   14,200   14,000 売上総利益率(%)   33.8   32.3   31.1 営業利益   6,121   6,300   5,500 営業利益率(%)   14.9   14.3   12.2 ROE(%)   17.1   -   15.0以上 ・ 高水準の売上総利益率により、売上総利益は最終年度計画に近い水準に到達 ・ 営業利益は、「EJ2027」1年目にして最終年度計画を前倒し達成 ・ ROEも最終年度計画を上回る水準 ・ 売上高の最終年度計画(450億円)の達成に注力し、その先の長期ビジョンにつなげる (2) 経営環境 当社を取り巻く市場環境は、公共分野では、老朽化した水インフラ設備の更新・整備需要や、国土強靭化基本計画に基づく防災・減災需要が拡大基調にあります。 また、民間分野でも、国内の工場新設や設備更新に伴う需要が堅調に推移しております。また、半導体業界向けの需要も徐々に持ち直しております。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社が属する国内の水インフラ・環境設備市場は、気候変動その他の環境課題や地震・老朽化等への対策の必要性という拡大要因と、人口減少という縮小要因の、ベクトルの異なる2つの中長期トレンドを有しております。この状況に対応し、持続的な成長を維持するため、当社グループはEJ2027において、①成長戦略、②サステナビリティ戦略、③財務戦略の3つの方針を整理いたしました。 ① 成長戦略 当社グループのエンジニアリング事業が属する公共水インフラ設備市場は、防災・減災対策の推進による需要が高水準で推移する一方で、上下水道を始めとする水インフラの広域化・包括化・官民連携などの市場構造の変化が進行しております。この変化に適切に対応し、持続的な成長を実現するため、EJ2027に基づき次の取組みを行ってまいります。 ・ 事業ポートフォリオ分析に基づく、各事業の状況に沿った個別の市場戦略の策定・実行 ・ 新たな市場への進出、及び官民連携をはじめとする市場の変化への対応 ・ 既存市場に向けた新たなソリューションの開発、市場展開 ・ 環境分野における新たな事業領域/ビジネスモデルの創出 ② サステナビリティ戦略 エンジニアリング事業、商社事業はもとより、ファブレス方式を採用しているメーカー事業においても、当社グループの収益の源泉となっているのは「人材」であり、「人的資本の最大化」が成長を実現するうえで最も重要な課題と認識しております。これを念頭に、社会、環境、ガバナンスの各観点で事業の持続可能性を高めるため、EJ2027において定めた次の方針のもと、改革・施策を実行してまいります。 ・ 「経営戦略の実現を支える人材ポートフォリオの形成」と「変化を成長に変える組織づくり」 ・ ガバナンス体制の継続的な改善 ・ 温室効果ガス排出量削減による、事業における環境負荷低減の推進 ・ SDGsの取組みを通じた社会課題の解決 ③ 財務戦略 市場環境の変化に対応しROE15.0%以上を実現するため、成長に繋げるための投資と株主の皆様への還元を、次の方針に則り推進してまいります。 ・ トータル環境ソリューションカンパニーの実現に向けた成長投資の実施 ・ 配当性向を従来の35%から40%に引き上げ、これを目安に安定的かつ継続的な配当を実施 ・ 自己株式取得の機動的な実施を随時検討
事業等のリスク3,972字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下においては、当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも上記のようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。 当社グループは、これらのリスクの発生可能性と重要度を認識・予測したうえで、発生回避に向けた取組み及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討したうえで行われる必要があります。なお、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクを全て網羅するものではありませんので、この点ご留意ください。 以下の事項には将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 官公庁への依存について 当社グループは、受注高及び売上高の官公庁依存度が高い水準になっており、公共投資予算の抑制や公共工事コストの縮減策によって、当社グループの受注状況及び損益が影響を受ける可能性があります。 当社グループでは、オゾン・省エネ・脱臭・水処理・水産などの「メーカー事業」分野における技術開発力及び新製品開発力の強化により積極的な民需の開拓を行い、民間からの安定した受注及び収益の向上に努める方針であります。なお、現状では当該リスクが顕在化する可能性は低く、顕在化の時期は特定できません。 また、官公庁依存度が高いことから、公共工事の売上高が12月から3月に集中する季節的変動があります。 ① 受注先別実績 官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円)   官公庁比率(%) 2024年12月期   25,945   13,888   39,833   65.1 2025年12月期   29,344   14,253   43,598   67.3 (注) 当社グループが建設業者を通じて受注した官公庁発注工事は、官公庁欄に計上しております。 ② 販売先別実績 官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円)   官公庁比率(%) 2024年12月期   23,426   14,077   37,503   62.5 2025年12月期   27,314   13,896   41,211   66.3 (注) 当社グループが建設業者を通じて受注した官公庁発注工事は、官公庁欄に計上しております。 (2) 市場環境について 当社グループでは、市場環境の変化に対応すべく製品開発力を強化しておりますが、民間設備投資の動向、新規参入業者の増加等による価格競争の激化、原材料価格の変動など急激な市場環境の変化が生じた場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。なお、現状では当該リスクが顕在化する可能性は低く、顕在化の時期は特定できません。 (3) ㈱荏原製作所及び同社の関係会社との取引関係について 当社グループは、㈱荏原製作所及び同社の関係会社(以下「荏原グループ」という。)と資本関係はないものの、販売代理店契約を締結して荏原グループ製品の仕入・販売を行うとともに、環境関連装置、水処理施設など各種プラント類の施工では荏原グループから機器材料を調達するなど継続的な事業上の関係があります。 最近2連結会計年度における製品及び工事売上原価、商品仕入高に占める荏原グループの割合は、次のとおりであります。 2024年12月期   2025年12月期 A 荏原グループ   (百万円)   3,930   4,247 B 製品及び工事売上原価   (百万円)   20,271   22,001 A/B   (%)   19.4   19.3 C 荏原グループ   (百万円)   3,407   2,728 D 商品仕入高   (百万円)   5,505   4,072 C/D   (%)   61.9   67.0 荏原グループとの取引関係は、今後も安定的に推移するものと判断しておりますが、荏原グループとの代理店基本契約等が延長されなかった場合又は取引関係が大幅に縮小した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。なお、現状では当該リスクが顕在化する可能性は低く、顕在化の時期は特定できません。 (4) 製造について 当社グループは、自社の生産設備を保有しない、いわゆるファブレス企業であり、環境関連製品の製造を外部委託しております。生産設備を保有しないことにより経営資源を研究開発に集中させることができる一方で、十分な製造委託先の確保ができない場合、製品の品質に問題が生じた場合又は原材料の調達が困難になった場合などには、製品の供給を受けられなくなる可能性があります。かかる場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、複数の製造委託先を有していること、また、製品製造に必要な技術及びデータは全て当社が管理しているため、特定の製造委託先への委託が不可能になった場合でも、短期間で代替の委託先を選定し製品供給を再開することができると認識しております。そのため、現状では当該リスクが顕在化する可能性は低く、顕在化の時期は特定できません。 (5) 環境法規制について 当社グループは、環境法規制の強化に対応した製品の開発に経営資源を集中させており、数々の環境法規制の強化は当社グループの成長要因の一つとなっております。しかしながら、環境法規制の強化に対応した魅力ある製品やサービスを開発できない場合又は開発が長期化した場合などには、将来の成長性を低下させ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。なお、現状では当該リスクが顕在化する可能性は低く、顕在化の時期は特定できません。 (6) 法的規制について 当社グループは、建設業法、製造物責任法、計量法、産廃物の処理及び清掃に関する法律、高圧ガス保安法、毒物及び劇物取締法など様々な法規制の適用を受けております。当社グループでは法令遵守の徹底を図るとともに、関連法令の動向を十分注視しておりますが、法律・規制等が強化された場合又は想定外の法律・規則等の導入・改正等があった場合、規制対応に不備が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 なお、現状では当該リスクが顕在化する可能性は低く、顕在化の時期は特定できません。 (7) 工事損失費用について 当社グループは、顧客の要望に応えるよう品質、機能、安全性、納期等に万全を期しておりますが、販売した製品及び設計・施工したプラント類の不具合や納期遅延等により、大規模な追加工事による多額の追加費用や顧客への補償等費用の発生、さらには顧客等からの多額な損害賠償請求等の訴訟や係争が生じる可能性があります。これらが生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 なお、現状では当該リスクが顕在化する可能性は低く、顕在化の時期は特定できません。 (8) 研究開発について 継続的成長及び競争力強化の源泉は、差別化された新技術・新製品等の研究開発にあると認識し、積極的な研究開発活動を継続的に行っております。しかしながら、研究開発の成果には不確実性が伴い、定期的に部門会議や研究開発委員会において進捗管理は行っているものの、必ずしも計画どおりに当社グループの業績に結びつかない可能性があります。 (9) 新規事業について 当社グループは、将来の事業拡大及び企業価値向上に向け、既存事業に加えて新規事業及び新製品の開発に積極的に取り組んでおります。しかしながら、新規事業及び新製品の展開には不確実な要素が多く、事業が当初の見込みどおりに推移せず、投資に対し十分な回収を行うことができない場合又は投資回収が長期化する場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (10) 情報セキュリティについて 当社グループは、事業活動において顧客情報及び個人情報を扱う場合があり、また、営業上・技術上の機密情報を保有しております。これらの情報の取扱いには細心の注意を払っており、外部からの不正アクセス、自社又は委託先での人為的過失等を防ぐために技術的対策、社員教育及び訓練の実施など適切な措置を講じておりますが、想定外の重大な情報漏洩や不正アクセス等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況等に重大な影響を与える可能性があります。 (11) 保有有価証券の時価下落について 当社グループは、取引先との安定的な関係を維持するため、取引先の株式を保有しており、また資金運用のため一定額の有価証券を保有しております。政策保有株式の縮減には努めておりますが、急激な株式市況の悪化は、経営成績及び財政状態等に影響を与える可能性があるものの、現状、顕在化の時期は特定できません。 (12) 自然災害等について 地震・風水害等の天災地変、戦争、テロ、その他突発的な事故等の発生により、当社グループの所有資産や仕掛工事中の機器資材等の価値が低下した場合又は原材料の調達制限等で一部事業を一時的に中断せざるを得ない状況に陥った場合などには、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。当社グループでは事業継続計画(BCP)を策定してリスク回避に努めております。なお、現状では当該リスクが顕在化する可能性は予測できず、顕在化の時期も予測できません。
経営成績の分析 (MD&A)6,906字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年1月1日から2025年12月31日)におけるわが国経済は、企業の設備投資を背景に緩やかな回復基調が続いたものの、物価上昇に伴う個人消費の伸び悩みや米国の通商政策による影響など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では水インフラ設備の更新・整備需要や雨水排水施設などの防災・減災需要が拡大基調であり、民間分野では設備投資が安定的に推移しております。 このような事業環境のもと、当社グループは中期経営計画「EJ2027」において以下を基本方針とし、特に「防災・減災」、「蓄電池」、「水産」の3つを注力領域として、企業価値の向上を目指しております。 ・ 既存事業の強化 ・ 新領域の探索 ・ 経営基盤の充実 これらの結果、当連結会計年度の受注高は43,598百万円(前年同期比9.5%増)、売上高は41,211百万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は6,121百万円(前年同期比44.0%増)、経常利益は6,316百万円(前年同期比42.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,384百万円(前年同期比38.8%増)となりました。 セグメントごとの状況は、次のとおりであります。 a. メーカー事業 当セグメントでは、受注高は7,517百万円(前年同期比2.9%減)、売上高は7,506百万円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益は1,247百万円(前年同期比5.0%減)となりました。 b. エンジニアリング事業 当セグメントでは、受注高は24,358百万円(前年同期比18.8%増)、売上高は22,450百万円(前年同期比19.0%増)、セグメント利益は、4,332百万円(前年同期比76.8%増)となりました。 c. 商社事業 当セグメントでは、受注高は11,721百万円(前年同期比1.1%増)、売上高は11,254百万円(前年同期比2.3%減)、セグメント利益は1,883百万円(前年同期比7.6%増)となりました。 財政状態については、次のとおりであります。 資産合計は48,385百万円となり、前連結会計年度末と比べ5,388百万円の増加となりました。売上高の増加に伴い受取手形、売掛金及び契約資産が3,157百万円増加したこと、保有株式の時価上昇等に伴い投資有価証券が1,946百万円増加したこと等が主な要因であります。 負債合計は20,443百万円となり、前連結会計年度末と比べ908百万円の増加となりました。支払手形及び買掛金が1,549百万円減少したこと、一方で、保有株式の時価上昇等に伴い繰延税金負債が702百万円増加したこと、また、未払法人税等が540百万円増加したこと等が主な要因であります。 純資産合計は27,941百万円となり、前連結会計年度末と比べ4,480百万円の増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益の計上により4,384百万円増加したこと、保有株式の時価上昇等に伴いその他有価証券評価差額金が1,426百万円増加したこと、一方で、剰余金の配当により1,280百万円減少したこと等が主な要因であります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は14,524百万円となり、前連結会計年度末と比べ455百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 a. 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果獲得した資金は1,413百万円(前年同期は1,968百万円の獲得)となりました。税金等調整前当期純利益の計上6,161百万円に加え、売上債権及び契約資産が3,157百万円増加、仕入債務が1,549百万円減少したこと等により、営業活動全体では1,413百万円の増加となったものであります。 b. 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は205百万円(前年同期は187百万円の使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出377百万円等であります c. 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は752百万円(前年同期は1,566百万円の使用)となりました。主な内訳は、配当金の支払額1,281百万円、長期借入れによる収入514百万円等であります。 ③ 受注及び販売の実績 a. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 1) 受注実績 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) メーカー事業   7,517   97.1   4,755   100.2 エンジニアリング事業   24,358   118.8   25,084   108.2 商社事業   11,721   101.1   6,296   108.0 合計   43,598   109.5   36,136   107.1 (注) 金額は販売価格によっております。 2) 受注先別実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円)   前年同期比(%) メーカー事業   4,274   3,243   7,517   97.1 エンジニアリング事業   23,962   396   24,358   118.8 商社事業   1,108   10,613   11,721   101.1 合計   29,344   14,253   43,598   109.5 (注)1. 金額は販売価格によっております。 2. 当社グループが建設業者を通じて受注した官公庁発注工事は、官公庁欄に計上しております。 b. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円)   前年同期比(%) メーカー事業   4,246   3,259   7,506   105.6 エンジニアリング事業   21,861   589   22,450   119.0 商社事業   1,206   10,047   11,254   97.7 合計   27,314   13,896   41,211   109.9 (注)1. 総販売実績に対する販売割合が、10%以上の相手先はありません。 2. 当社グループが建設業者を通じて受注した官公庁発注工事は、官公庁欄に計上しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態及び経営成績 1) 財政状態 当連結会計年度の財政状態については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 2) 経営成績 イ.経営成績の概要 当連結会計年度における経営成績の概要は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ロ.受注高について 公共分野では、エンジニアリング事業において公共水インフラ設備の老朽化に伴う更新・整備需要が高水準で推移いたしました。その結果、受注高は前年同期比9.5%増の43,598百万円となりました。セグメント別では、メーカー事業は前年同期比2.9%減、エンジニアリング事業は前年同期比18.8%増、商社事業は前年同期比1.1%増となりました。 ハ.売上高について 高水準の期首受注残高が順調に売上計上され、メーカー事業とエンジニアリング事業において売上高が増加しました。その結果、売上高は前年同期比9.9%増の41,211百万円となりました。セグメント別では、メーカー事業は前年同期比5.6%増、エンジニアリング事業は前年同期比19.0%増、商社事業は前年同期比2.3%減となりました。 ニ.売上総利益について 売上高の増加に伴い売上総利益も増加し、売上総利益は前年同期比18.8%増の13,927百万円となりました。 ホ.販売費及び一般管理費について 人件費等の増加により、販売費及び一般管理費は前年同期比4.4%増の7,806百万円となりました。 ヘ.営業利益について 売上総利益の増加により、営業利益は前年同期比44.0%増の6,121百万円となりました。 ト.経常利益について 営業利益に、受取配当金、投資不動産賃貸料等による営業外収益287百万円、不動産賃貸費用等による営業外費用92百万円が計上され、経常利益は前年同期比42.2%増の6,316百万円となりました。 チ.親会社株主に帰属する当期純利益について 経常利益に投資有価証券売却益103百万円の特別利益及び投資有価証券評価損199百万円等の特別損失、法人税等1,777百万円が計上され、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比38.8%増の4,384百万円となりました。 b. 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」、「3 事業等のリスク」及び下記「③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」に記載しております。 c. セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 メーカー事業 環境関連製品の製造・販売を手掛ける当セグメントにおいては、受注高は計測分野で半導体産業向け需要が持ち直したものの、脱臭分野で前年に獲得した大型案件の反動減があったことに加え、水処理プラント分野で民間向け水処理設備が減少し、セグメント全体では前年同期比2.9%減の7,517百万円となりました。一方で、売上高は脱臭及び水処理プラントの両分野が増加したことにより、前年同期比5.6%増の7,506百万円となりました。セグメント利益は、売上高は増加したものの、人件費が増加したことなどにより、前年同期比5.0%減の1,247百万円となりました。 エンジニアリング事業 上下水道向けの設計・施工を手掛ける当セグメントにおいては、受注高は公共水インフラ設備の更新・整備需要、防災・減災需要が拡大基調にあり、前年同期比18.8%増の24,358百万円となりました。売上高は高水準の期首受注残高を背景とした順調な工事進捗により、前年同期比19.0%増の22,450百万円となりました。セグメント利益は、売上高の増加に伴い、前年同期比76.8%増の4,332百万円となりました。 商社事業 主にポンプ、冷凍機、空調機器などを商社として販売する当セグメントにおいては、受注高は民間分野の設備投資が安定的に推移したことに加えて、国内工場の設備増強・更新需要が重なり、前年同期比1.1%増の11,721百万円となりました。売上高は僅かに減少したものの高水準を維持し、前年同期比2.3%減の11,254百万円となりました。セグメント利益は、高利益率案件の売上計上により、前年同期比7.6%増の1,883百万円となりました。 d. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 1) 目標とする経営指標 当社の目指す姿として、人々の健康、快適かつ安心安全な暮らし、自然との共存を実現する「トータル環境ソリューションカンパニー」への進化を長期ビジョンとして定め、2030年に目指す事業規模として「売上高600億円、営業利益80億円」を掲げております。この長期ビジョンに向けた中間地点として2025年から2027年までの3か年中期経営計画「EJ2027」を策定しております。 2) 2030年に目指す事業規模 ・ 売上高600億円 ・ 営業利益80億円 ・ 営業利益率13.0% ・ ROE15.0%以上 3) 中期経営計画「EJ2027」期間内で目指す経営指標 ・ 営業利益率12.2% ・ ROE15.0%以上 ・ 研究開発投資25億円以上 (中期経営計画「EJ2027」期間内累計) ・ 設備投資・成長戦略投資30億円以上 (中期経営計画「EJ2027」期間内累計) ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a. キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 また、重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源等については、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は、次のとおりであります。 2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率   (%)   53.6   54.9   50.2   54.6   57.7 時価ベースの自己資本比率   (%)   85.1   79.8   84.2   108.6   105.8 キャッシュ・フロー対有利子負債比率   (年)   0.4   0.7   0.2   0.5   1.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ   (倍)   467.0   309.0   865.4   267.3   130.1 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い (注)1. 各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3. 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 b. 資本の財源及び資金の流動性 1) 資金の需要 当社グループは、長期ビジョン(2030年度に目指す姿)を実現するための研究開発投資及び成長投資、並びに債務の返済及び運転資金等の資金需要に備え、流動性の確保、内部留保の充実及び資金調達に努めております。 2) 資金の調達 当社グループは、必要な資金は内部資金より充当し、不足が生じた場合は銀行借入により調達しております。 3) 資金の流動性 当社グループは、複数の金融機関と当座貸越契約を設定しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の採用や、資産・負債及び収益・費用の計上及び開示に関する見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表作成において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 また、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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出典

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  • 決算説明資料2026年12月期 第2四半期 決算補足説明資料2026-08-05
  • 中期経営計画中期経営計画の数値目標修正に関するお知らせ2026-08-05

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