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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

武蔵野興業

9635 · Standard · サービス業

映画館「新宿武蔵野館」を軸に、賃貸不動産や自動車教習所を運営する東京の企業。

概要

1920年に新宿で映画館「武蔵野館」を開業した武蔵野興業は、映画興行を中核としながら不動産賃貸、自動車教習所、飲食店経営などを手がける複合サービス企業である。従業員数は43名、連結売上高は約13億円(2026年3月期)。1949年に東京証券取引所に上場し、2022年4月にスタンダード市場へ移行、さらに2025年11月には福岡証券取引所にも上場した。「人々に夢と楽しみと感動を提供する」を経営理念とする。

映画事業を主軸とする経営の基本方針

武蔵野興業は1920年の創業以来、映画興行を事業の中心に据えてきた。現在は東京都新宿区の「新宿武蔵野館」(3スクリーン)を基幹劇場とし、ミニシアターとして良質な作品の上映に注力している。経営理念は「人々に夢と楽しみと感動を提供する」であり、映画文化の発展への寄与を基本方針とする。連結子会社の武蔵野エンタテインメント株式会社は映画配給事業を手がけ、映画館との相乗効果を図っている。映画事業の売上高は2026年3月期に4億2千4百万円で、セグメント利益は1千6百万円と黒字化した。

不動産・自動車教習所の収益構造

映画事業以外に不動産賃貸と自動車教習所が安定的な収益源である。不動産事業では埼玉県さいたま市大宮区の商業テナントビル(高島屋賃貸)、東京都杉並区の賃貸マンション、目黒区の商業ビルを保有し、関連会社の野和ビルにも敷地を賃貸している。不動産事業の売上高は5億7千5百万円、セグメント利益は3億1千6百万円(2026年3月期)。自動車教習事業は連結子会社の寄居武蔵野自動車教習所が埼玉県寄居町で運営し、売上高3億1千5百万円、セグメント利益2千5百万円。商事事業では目黒区の飲食店「ピーターラビットガーデンカフェ」の委託経営も行う。

グループ体制と地域展開

武蔵野興業グループは当社、連結子会社3社、関連会社2社で構成される。子会社は武蔵野エンタテインメント(映画配給)、自由ケ丘土地興業(不動産所有・飲食店経営)、寄居武蔵野自動車教習所。関連会社の野和ビルは商業テナントビルを経営する。拠点は東京都新宿区(本社・新宿武蔵野館)、目黒区、杉並区、埼玉県さいたま市大宮区(高島屋賃貸ビル)、同県寄居町(自動車教習所)に広がる。かつては中野区にホテル、甲府市に映画館も有したが、2000年代以降に閉鎖・売却し、現在の事業構造に再編された。

業界の中での役割は映画館運営を中心とした都市型レジャー・サービス事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
13億円
営業利益
1億円
営業利益率
7.7%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01映画興行主力

東京都新宿区に映画館「新宿武蔵野館」(3スクリーン)を経営。連結子会社と連携し、映画関連事業を展開。

主な製品・サービス1
映画館運営
新宿武蔵野館での映画上映、興行サービス。

02不動産準主力

埼玉県大宮区や東京都目黒区に商業テナントビル、杉並区に賃貸マンションを所有・運営。関連会社に敷地を賃貸する不動産賃貸事業も行う。

主な製品・サービス2
商業テナントビル
大宮区・目黒区にある商業用ビルの賃貸。
賃貸マンション
杉並区にある住宅用マンションの賃貸。

03自動車教習副次

埼玉県寄居町で自動車教習所を運営。

主な製品・サービス1
自動車教習所
普通自動車免許などの教習サービス。

04その他その他

軽飲食店の委託経営や自動販売機手数料等のその他事業。

製品と技術

新宿武蔵野館の上映作品選定とイベント運営

新宿武蔵野館は3スクリーンを有するミニシアターで、洋画・邦画の良質な作品を厳選して上映する。2025年度は『災 劇場版』『マーズ・エクスプレス』『落下の王国』『ロボット・ドリームズ』などが好調だった。また「新宿東口映画祭」を積極的に開催し、地元商圏との連携や映画ファンの裾野拡大に取り組んでいる。閉館したシネマカリテではメモリアルセレクションを実施し、全回ほぼ満席となる反響を呼んだ。

不動産賃貸事業の主要テナントと収入構造

不動産賃貸事業の収入は主に大宮区の商業ビル(高島屋への賃貸、年間約2億2千万円)と、新宿区の第二武蔵野ビル跡地を含む複数のテナントビルから得られる。主要な賃貸先は㈱高島屋(売上高の16.7%)と㈱野和ビル(同11.7%)である。また、杉並区の賃貸マンションや、自由ケ丘土地興業が所有する目黒区の商業ビルからの家賃収入も加わる。設備更新や防災管理に注力し、安定稼働を維持している。

自動車教習所のサービスと地域密着型運営

連結子会社の寄居武蔵野自動車教習所は、埼玉県寄居町で自動車教習事業を営む。普通自動車免許に加え、他車種の教習や高齢者講習などの委託業務にも注力している。2025年度は普通車教習料金の値上げや教習消化量の増加により営業収入が増加したが、教習車の買い替えや設備改修による減価償却費増で利益は減少した。送迎バスの利便性を高める施策を継続し、地域に密着した運営を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

サービス業で小規模、収益安定も成長が頭打ち

当社は売上高が2024年3月期の13億円から2026年3月期には13億円と横ばいで、市場規模は小さい。営業利益率は約7-8%と安定しているものの、成長性は乏しい。同業他社のジンジブやイシンが人材サービスで規模を拡大する一方、当社は特定のサービスに依存しており、市場の変化に対応しきれていない可能性がある。小規模ながらも収益を維持しているが、今後の成長には新規事業の開拓や業務効率化が不可欠であり、業界内での存在感は限定的である。

強み

  • 営業利益率7%前後を維持し、堅実な経営が強み
  • 小規模ならではの機動性で、顧客対応力が高い
  • 無理な拡大をせず、財務体質は安定している

課題

  • 売上高が数年横ばいで、成長戦略の欠如が顕在化
  • 業界内での競争に勝つには規模が小さく、存在感が薄い
  • 特定顧客やサービスへの依存が高く、需要変動に脆弱

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が武蔵野興業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

1920年:新宿に映画館「武蔵野館」を開業

武蔵野興業の起源は1920年5月、桜井新治ら8名が発起人となり資本金11万円で株式会社武蔵野館を設立し、東京都新宿区に映画館「武蔵野館」を開館したことに始まる。当初は映画興行を専業としていた。1928年12月には現在地の新宿三丁目に武蔵野館を移転し、近代的な洋画専門館として発足した。この立地が現在の新宿武蔵野館の基盤となっている。

1949年:合併と上場、社名変更

1949年6月、武蔵野館は旧帝都興業株式会社を吸収合併し、同年8月に商号を武蔵野映画劇場株式会社と変更した。同年9月には東京証券取引所に株式を上場。この合併により経営基盤を強化し、上場企業としての歩みを開始した。その後1951年には自由が丘、1955年には大宮へと映画館網を拡大した。

1968〜1973年:不動産事業への多角化開始

1968年12月、武蔵野ビルを改築し映画館に加えて貸店舗を設置したことが、不動産賃貸事業への本格的な着手となった。1970年7月には大宮武蔵野館を取り壊し、跡地に地上8階地下3階の賃貸ビルを建設して大宮高島屋に賃貸し、安定的な賃貸収入を得る体制を築いた。1973年6月には不動産部門を設置し、マンションや別荘地の分譲も開始した。

1981〜1986年:自動車教習所とホテル事業への進出

1981年1月、埼玉県寄居町に株式会社寄居武蔵野自動車教習所(現・連結子会社)を設立し、自動車教習事業に参入した。1985年12月には中野区に「中野武蔵野ホテル」と「中野武蔵野ホール」を開設し、宿泊・ホール事業を開始。1986年10月には商号を武蔵野興業株式会社に変更し、同時に自由が丘武蔵野館跡地に「自由が丘ミュー」を建設し、映画館とスポーツクラブを開設した。

1994〜1998年:シネマカリテ開館と映画館網の拡充

1994年10月、武蔵野ビル3階に「シネマ・カリテ」(3館)を開館(後に新宿武蔵野館に館名変更)。1998年9月には山梨県甲府市に「甲府武蔵野シネマ・ファイブ」(5館)を開館し、複数のスクリーンを備えた映画館網を拡大した。この時期にグループの映画興行能力は最大規模に達した。

2004〜2026年:事業縮小と再編、新たな上場

2000年代に入ると、2004年に自由が丘武蔵野館と中野武蔵野ホールを閉鎖、甲府シネマ・ファイブも2011年に閉鎖。第二武蔵野ビルを売却し、武蔵野ビルを流動化するなど資産の入れ替えを進めた。2012年には新宿に「シネマカリテ」を再開。2021年にリサ・パートナーズとの資本提携を解消。2022年4月に東証スタンダード市場へ移行、2025年11月に福岡証券取引所に上場。2026年1月にはシネマカリテを閉館し、現在の事業規模に収斂した。

年表36件を開く

1920年代

  • 1920年5月創業桜井新治以下8名が発起人となり、資本金11万円をもって東京都新宿区に於いて、映画興行を目的とする株式会社武蔵野館を設立し、映画館「武蔵野館」(現・「新宿武蔵野館」)を開館。
  • 1928年12月創業現在地新宿区新宿三丁目に「武蔵野館」を移転し、近代的な洋画専門館として発足。

1940年代

  • 1949年6月M&A旧帝都興業株式会社を吸収合併。
  • 1949年8月商号を武蔵野映画劇場株式会社と変更。
  • 1949年9月上場東京証券取引所に株式を上場。

1950年代

  • 1951年7月目黒区自由が丘に「自由が丘武蔵野館」を開館。
  • 1955年1月M&A大宮市所在の映画館を買収,「大宮武蔵野館」を開館。

1960年代

  • 1963年10月東京証券取引所市場第二部に指定替。
  • 1968年12月武蔵野ビルを改築し、映画館、貸店舗等経営の多角化に着手。

1970年代

  • 1970年7月「大宮武蔵野館」を取り壊し、跡地に地上8階、地下3階の賃貸ビルを建設、これを大宮高島屋に賃貸。
  • 1973年6月不動産部門を設置、マンション及び別荘地の分譲を開始。
  • 1978年3月資本金を5億円に増資。

1980年代

  • 1981年1月埼玉県大里郡寄居町に株式会社寄居武蔵野自動車教習所(現・連結子会社)を設立。
  • 1985年12月中野区に「中野武蔵野ホテル」及び「中野武蔵野ホール」を開設。
  • 1986年10月商号を武蔵野興業株式会社と変更。
  • 1986年10月「自由が丘武蔵野館」を取り壊し、跡地に総合レジャービル「自由が丘ミュー」を新築し、「自由が丘武蔵野館」・「エグザス自由が丘武蔵野ミュー」(2008年3月「コナミスポーツクラブ自由が丘」に名称を変更)をそれぞれ開設。
  • 1988年10月資本金を10億450万円に増資。

1990年代

  • 1992年9月第二武蔵野ビルを建設、これを株式会社丸井に賃貸。
  • 1994年10月武蔵野ビル3階に「シネマ・カリテ」(2002年1月「新宿武蔵野館」に館名変更)(3館)を開館。
  • 1996年4月株式会社野和ビル(テナント飲食店ビルの経営)を合弁会社として設立(現・関連会社)。
  • 1998年9月山梨県甲府市に「甲府武蔵野シネマ・ファイブ」(5館)を開館。

2000年代

  • 2003年9月「新宿武蔵野館」(4館)のうち武蔵野ビル7階(1館)を閉館。
  • 2004年2月「自由が丘武蔵野館」を閉館。
  • 2004年5月「中野武蔵野ホール」を閉館。
  • 2004年8月「中野武蔵野ホテル」を閉鎖。
  • 2004年12月「第二武蔵野ビル」を売却。
  • 2005年5月株式会社リサ・パートナーズと資本・業務提携。
  • 2005年5月「武蔵野ビル」を流動化。

2010年代

  • 2011年3月「甲府武蔵野シネマ・ファイブ」を閉鎖。
  • 2011年3月「コナミスポーツクラブ自由が丘」を閉鎖。
  • 2012年12月新宿区新宿に「シネマカリテ」を開館。
  • 2013年8月新宿区新宿に武蔵野エンタテインメント株式会社(現・連結子会社)を設立。

2020年代

  • 2021年5月株式会社リサ・パートナーズとの資本・業務提携を解消。
  • 2022年4月東京証券所の市場区分見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2025年11月上場福岡証券取引所本則市場に上場。
  • 2026年1月「シネマカリテ」を閉館。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    映画事業の黒字安定化

    集客力のある良質な作品の上映と収益性・コストを意識した運営により、中長期的に黒字安定を目指す。ミニシアターの強みを活かし、規模にこだわらず良作・話題作を選定する。

  2. 02

    映画ファン層の拡大とイベント強化

    「新宿東口映画祭」などのイベントを積極的に実施し、地元商圏との連携や映画ファンの裾野拡大に取り組む。また、自社買付配給では作品の規模や収益性を考慮し、映画興行との相乗効果を図る。

  3. 03

    不動産事業の安定収益確保

    収益物件の強化やテナントとの良好な関係構築により、安定した賃貸収入を確保する。不動産管理業務では安全性向上に努め、販売事業では消費者ニーズを見極めて仲介・販売を進める。

  4. 04

    自動車教習事業の安定化

    少子化や免許取得需要減少に対応し、他車種教習や高齢者講習を強化。地域との結びつきを重視し、送迎ルートの見直しなど利便性向上施策を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で43人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は455万円で、9期前と比べて+4.3%平均年齢は54.3歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月48
2018年3月47
2019年3月43748.917.144
2020年3月44545.915.049
2021年3月37643.111.748
2022年3月40247.313.245
2023年3月38946.811.248
2024年3月41949.911.948
2025年3月42549.812.848208
2026年3月45554.315.943233

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
大宮ビル — 埼玉県さいたま市大宮区1,837百万円
不動産 事業
信託受益権 — 東京都新宿区新宿151百万円
不動産 事業
寄居武蔵野自動車教習所 — 埼玉県大里郡寄居町136百万円
自動車 教習事業
自由が丘ミュービル — 東京都目黒区自由が丘98百万円
不動産 事業
新宿武蔵野館 — 東京都新宿区新宿33百万円
映画事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱寄居武蔵野 自動車教習所 ※1
    埼玉県大里郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    自由ケ丘土地興業㈱ ※2
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    武蔵野エンタテインメント㈱ ※3
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱野和ビル
    東京都新宿区 · 持分法適用会社
    議決権50.0%
  • 国内
    ㈱フラッグスビジョン
    東京都新宿区 · 持分法適用会社
    議決権33.3%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業
    文部科学省 · 2022-10-12
    600万円
  • 補助金
    コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業
    文部科学省 · 2021-08-05
    600万円
  • 補助金
    文化施設の感染拡大予防・活動支援環境整備事業
    文部科学省 · 2021-07-15
    51万円
  • 補助金
    文化施設の感染拡大予防・活動支援環境整備事業
    文部科学省 · 2021-07-15
    28万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は13億円営業利益1億円前期と比べると減収増益で、売上が-7.1%、利益が+0.0%。

売上高
-7.1%
13億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
+300.0%
4億円
営業利益率
7.7%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高12億円13億円
営業利益0億円1億円
純利益0億円4億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は3億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q50
2024年1Q300.00
2024年2Q300.00
2024年3Q300.00
2024年4Q40
2025年2Q700.00
2025年4Q7114.31
2026年2Q600.03
2026年4Q7114.31
2027年1Q300.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は15億円から13億円へ87%に減った。直近期の営業利益率は7.7%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
新宿区新宿に武蔵野エンタテインメント株式会社(現・連結子会社)を設立。
2013年3月1511
2014年3月1611
2015年3月1611
2016年3月1711
2017年3月1411
2018年3月1611
2019年3月1721
2020年3月150−1
2021年3月121−2
2022年3月1311
2023年3月1400
2024年3月1300
福岡証券取引所本則市場に上場。
2025年3月14117.11
2026年3月13117.74

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高13億円のうち、営業利益として残るのは1億円7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の30.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金46.2%6億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.8%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
53.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.1pt
7.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+25.7pt
30.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.3pt
9.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は12億円で、売上の11.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−11111
2014年3月20−2211
2015年3月2−3−2−18
2016年3月2−1−217
2017年3月2−31−16
2018年3月20−127
2019年3月20−127
2020年3月1−1007
2021年3月1−23−18
2022年3月10−118
2023年3月10−117
2024年3月00008
2025年3月2−1019
2026年3月04−1412

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は63億円。このうち返さなくてよい自己資本が40億円で、自己資本比率は62.8%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月62303247.7
2014年3月61313050.3
2015年3月60332754.4
2016年3月59352458.4
2017年3月62352756.6
2018年3月62362658.3
2019年3月65382758.0
2020年3月62372559.2
2021年3月61352657.5
2022年3月60352559.0
2023年3月60362460.1
2024年3月60362459.9
2025年3月61362559.5
2026年3月63402462.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
24億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
65
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中186位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中489位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.5%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.7%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-7.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,556で、1年前と比べて+7.2%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥2,556-1.2%1ヶ月-0.5%1年+7.2%時価総額27億円
過去52週の値幅
安値¥2,151高値¥2,700

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.4倍
PER (会社予想)89.1倍
PBR0.67倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で1.03%上昇し、8月21日には2,549円と25日移動平均線(2,546円)をほぼ同水準で推移。52週高値(2,783円)からは約8.4%下落し、52週安値(2,151円)からは約18.5%上昇。出来高は非常に低く、8月19日に300株、8月21日は200株と極端に少ない。全体的に値動きは乏しく、方向感に欠ける展開が続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが7.4倍と業界平均22.99倍を大きく下回り、PBRも0.67倍と割安です。ROEは9.5%で平均水準を下回るものの、2026年3月期に純利益が大幅に増加する見込みで、収益改善が期待できます。配当は無配ですが、業績回復局面で可能性があります。割安だが、配当利回りの低さと予想PERの高さが懸念材料です。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.4倍23.4倍
PER (予想)89.1倍
PBR0.67倍3.51倍
ROE9.5%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

提供データが限られており、事業の実態や成長性を評価するのが難しい。強気派は、高い営業利益率と財務の健全性(PBR0.67、ROE9.5%)を評価する。一方、弱気派は、売上高が横ばいで成長が停滞している点や、業界内での差別化要因が見えないことを懸念する。今後の開示情報の充実が投資判断の鍵となる。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率が7%台と安定しており、効率的な運営を示す

  • 財務の健全性

    PBRが0.67と割安感があり、ROEも9.5%と良好

  • 株主還元の可能性

    自己資本比率が高く、今後の配当や自社株買いの余地がある

  • PBR0.67倍と割安中長期影響

    PBR0.67倍。1株純資産は約3,818円で株価の1.5倍の価値

  • ROE9.5%と資本効率継続影響

    ROE9.5%。純利益4億円を稼ぐ資本効率の高さ

  • 営業利益率7.69%の高さ通年影響

    2026年3月期営業利益率7.69%(売上高13億円、営業利益1億円)

  • 時価総額27億円の小型株不定影響

    時価総額27億円と小型で、買い注文で株価が上昇しやすい

マイナスに働く材料6
  • 成長の停滞

    売上高が13〜14億円台で推移し、大きな成長が見られない

  • 情報開示の乏しさ

    事業モデルや競争環境が不明で、投資判断が難しい

  • 差別化の欠如

    同業他社との比較で明確な強みが見当たらない

  • 予想PER88.9倍と急減益決算発表後影響

    予想PER88.9倍は来期純利益約0.3億円を示唆、当期4億円から大幅減

  • 純利益の営業外依存通年影響

    2026年3月期純利益4億円に対し営業利益1億円。営業外収益に依存

  • 売上高の減少通年影響

    2025年3月期14億円から2026年3月期13億円へ減少

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業の成長性を確認するため
営業利益率
収益性の維持・改善を測るため
開示情報の充実度
投資判断に必要な事業内容の透明性を評価するため

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,015人。区分でいちばん多いのは個人・その他73.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.2%を占め、残る76.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他73.173.175.776.075.573.4
事業法人23.123.023.123.223.223.1
証券会社0.10.40.80.61.11.8
外国法人0.10.00.00.11.6
自己株式0.30.30.30.30.40.4
金融機関3.63.50.30.10.10.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01河野義勝30.71
02有限会社河野商事9.52
03株式会社リサ・パートナーズ9.51
04河野優子7.85
05株式会社小泉3.05
06河野勝樹2.80
07楽天証券株式会社共有口1.15
08HMG JAPAN FUND (常任代理人香港上海銀行東京支店)1.11
09長谷川際一0.97
10住田誠司0.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4835%、1株純資産は14期で+1239%。直近期のROEは9.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月72842.525.1
2014年3月1032,9423.618.4
2015年3月813,1362.732.4
2016年3月1033,2963.220.8
2017年3月753,3722.332.1
2018年3月983,4702.926.3
2019年3月1173,5873.321.5
2020年3月−493,537−1.4
2021年3月−2073,331−6.0
2022年3月483,3791.444.5
2023年3月393,4181.151.4
2024年3月43,4240.1460.1
2025年3月623,4561.834.0
2026年3月3443,8029.57.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額89百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
河野義勝代表取締役 社長68322,468
河野優子常務取締役 営業担当兼 内部統制担当6482,463
マッシュー・アイアトン取締役40
朝山英夫取締役77
谷口均常勤監査役72400
宇野昭秀監査役55
出口洋一監査役74
中野公一取締役 経理部長60100

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2666633
社外取締役413133
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容615字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社連結関係会社(子会社3社、関連会社2社)は映画事業を主力事業としてかかげるとともに、保有資産の活用をはかり、賃貸を主体とした不動産関連事業や自動車教習所等を運営しております。各セグメントにおける当社及び関係会社との位置付けは次のとおりです。 (映画事業) 当社が東京都新宿区に映画館「新宿武蔵野館」(3スクリーン)を経営しております。なお、連結子会社の武蔵野エンタテインメント㈱は、当社と連携し、映画関連事業を行っております。 (スポーツ・レジャー事業) 現在は営業中止中であります。 (不動産事業) 当社が埼玉県さいたま市大宮区に商業テナントビル、東京都杉並区に賃貸マンション、東京都目黒区に商業テナントビル(連結子会社の自由ケ丘土地興業㈱が所有する建物を賃借)をそれぞれ1棟経営しております。また、当社は関連会社㈱野和ビルに敷地を賃貸、㈱野和ビルは商業テナントビルを経営しております。不動産の仲介・販売につきましては、仲介関連業務を主体に活動し、当連結会計年度は不動産の仕入・販売等の活動は行っておりません。 (自動車教習事業) ㈱寄居武蔵野自動車教習所が、埼玉県大里郡寄居町において自動車教習所を経営しております。 (商事事業) 自由ケ丘土地興業㈱が東京都目黒区において軽飲食店の委託経営を行っております。 (その他) 当社と自由ケ丘土地興業㈱の自販機手数料等であります。 (事業系統図)
経営方針・対処すべき課題2,112字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は1920年に、東京都新宿区新宿に於いて映画館「武蔵野館」を開館させて以来、映画文化の多様性を通じて、「人々に夢と楽しみと感動を提供する」という経営理念のもと、映画興行事業を中心に、不動産賃貸事業や自動車教習事業等、お客様のニーズに応えられる複合的なサービス事業展開を念頭に企業経営を行っております。 今後も創業時の礎に沿い、「映画事業を通じて社会に健全な娯楽を提供するとともに、映画文化の発展に寄与すること」を経営の基本方針とし、お客様の期待に応えられる企業グループ経営を行ってまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループの主力事業である映画事業におきましては、経済環境やその時々の消費マインドが複雑に影響し、予想と実績の乖離が生じやすい事業内容となっております。そのため、特定の経営指標を用いた経営目標は定めておりませんが、資本コストや資本収益性を十分に意識したうえで、収益基盤の強化と中長期的な収益積み上げを目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 当社グループの事業は、個人の消費活動の動向に影響を受けるところが大きく、雇用や所得環境の改善等が下支えとなり景気は緩やかな回復基調で推移する一方、物価上昇がもたらす個人消費へのマイナス影響に加え、中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりや不安定な金融市場等、引き続き注視が必要な状況にあります。 このような状況のもと、当社グループは基幹事業である映画事業に重点を置きつつ、各事業部門において業績の向上に努めてまいりました。なお、2025年8月28日公表の「投資有価証券売却益(特別利益)の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」の通り、当連結会計年度に投資有価証券売却益(特別利益)を計上しています。加えて、2025年8月7日公表の「シネマカリテ閉館に関するお知らせ」の通り、2026年1月に「シネマカリテ」を閉館したことに伴い、事業所閉鎖損失(特別損失)を計上しています 主力事業である映画事業部門におきましては、集客力のある良質な作品の上映と収益性・コストを意識した事業運営を通じ、中長期的に事業の黒字安定化を目指してまいります。ミニシアターの存在意義を「映画文化の多様性をより多くの人々に楽しんでもらうこと」と位置づけ、作品の規模にこだわらず、良作・話題作に富んだ上映作品を選定してまいります。また、「新宿東口映画祭」等のイベントを積極的に行い、地元商圏との連携や映画ファンの裾野拡大に取り組んでまいります。なお、映画の自社買付配給につきましては、作品の規模や品質、収益性等のバランスを考慮し、より良い映画を買い付け公開していくことで、映画興行との相乗効果を図るとともに、全国の劇場、映画ファンの期待に応えてまいります。また、配信サービス等を活用し、映画との接点を気軽に作り、連動性のある新たな付加価値を構築してまいります。 不動産事業におきましては、安定的な収益確保を目指し、収益物件の強化等積極的に取り組んでまいります。不動産賃貸事業では、入居テナントとの情報共有等を通じ、互いに信頼できる良好な賃貸借環境を維持し、賃貸事業の安定的な賃貸収入の確保を図ってまいります。また、不動産管理業務につきましては、入居テナントのニーズへの対応や建物附属設備の安全管理及び防災設備の管理点検に細心の注意を払い、受託ビル全体の安全性の確保向上に努めてまいります。なお、不動産販売事業につきましては、消費者ニーズの変化を慎重に見極めつつ、個人向け住宅の仲介・販売に取り組んでまいります。 自動車教習事業におきましては、普通自動車免許取得需要の減少傾向や少子化の影響に留意しつつ、顧客のニーズに対応した他車種の教習部門や高齢者講習等への注力により、引き続き基幹事業の一つとして事業の安定化を目指します。特に新規運転免許取得者の減少への対応を重要な課題と認識し、安定した入所者の確保をはかるべく、地域社会との結び付きに重点を置き、地元で信頼され、親しみを持たれる自動車教習所を目指してまいります。教習内容につきましては、顧客の多様なニーズに対応した教習コンテンツを充実させ、今後も運転免許取得に係る法改正等に迅速に対応してまいります。また、送迎バスの利便性が教習所の選択に際しての重要なポイントとなることを踏まえ、逐次送迎ルート網の見直しを行い、教習生の利便性を高める営業施策を引き続き実行してまいります。 商事事業におきましては、東京都目黒区にて経営委託している飲食店「ピーターラビットガーデンカフェ」の営業成績が収益の中心となっておりますが、今後も経営委託先と情報を共有し、季節ごとのオリジナルメニューやキャラクターグッズ販売等、お客様のニーズに合った商品・サービスの提供に注力し、経営環境の変化に対応できる店舗作りを目指してまいります。
事業等のリスク1,428字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1)劇場用映画の興行成績に関するリスク 映画事業は上映する作品の集客力により興行成績が大きく左右される側面があります。映画ファンの嗜好も多様化している現在、作品のジャンルにとらわれることなく、劇場の立地・特性も考慮し、選択可能な作品の中からより集客力が見込め、かつ劇場の雰囲気に見合った作品をいかに選択していくかが番組編成の大きなテーマとなっております。また、映画配給事業においても、作品の公開状況や配給成績等が当初の計画と乖離した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)自然災害等の発生によるリスク 当社グループは、映画事業、不動産事業、自動車教習事業、商事事業等の事業を営んでおり、地震・台風等の自然災害や火災、事故等が発生した場合には、各設備の損害や人的被害、事業活動継続への影響を通じ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。お客様及び従業員の安全を第一に、防火防災訓練の実施等、防火防災管理体制を整備しています。 (3)経済状況・消費動向に関するリスク 当社グループは、各事業において主に個人顧客を対象とした事業活動を行っております。したがって、景気の悪化等による消費低迷が続いた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、自動車教習事業においては、社会情勢の変化により原油価格が高騰した場合、燃料費が増加するリスクがあります。経済状況・消費動向の影響をできるかぎり最小限に抑えるため、セグメント毎の財務の安定化を図り、バランスの取れた経営を目指してまいります。 (4)不動産賃貸に関するリスク 不動産賃貸事業においては、入居テナントの退去による賃料の減少により、当社の事業に影響を及ぼす可能性があります。また、設備の老朽化等に起因する維持管理費用の増加や新たな設備投資が財務面に与える影響、地震等の自然災害による損害の発生や予期せぬ事故・賃貸物件の契約不適合による信用力の低下等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。テナントビル等のプロパティ・マネジメントや入居テナントの動向に細心の注意を払い、状況に応じた対策を早期に実施してまいります。 (5)人材の確保及び育成に関するリスク 当社グループの持続的成長のためには人材の確保及び育成が必要となりますが、必要な人材の確保が困難な場合や人件費が急激に上昇した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。適切な労務管理や人事制度の見直し等を通じ、従業員が働きやすい職場環境づくりに努め、柔軟な採用活動により人材確保に努めてまいります。 (6)感染症拡大によるリスク 感染症の拡大は、個人消費の抑制や自治体からの休業要請等を通じ、当社グループの各事業活動に影響を及ぼす可能性があります。感染拡大を前提とした社会とその価値観の変化に対応するとともに、お客様と従業員の安全を第一に、政府や自治体の要請を踏まえた取り組みを行いながら、各事業セグメントの継続と収益の確保に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)4,571字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッ シュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、所得環境の改善やインバウンド消費増加等が下支えとなり景気は緩やかな回復基調で推移する一方、物価上昇に加えて、海外の不透明な政治情勢を受けた景気悪化リスクや不安定な金融市場等、引き続き注視が必要な状況にあります。 このような状況のもと、当社グループは基幹事業である映画事業に重点を置きつつ、各事業において業績の向上に努めてまいりました。その結果、全体として売上高は13億3千万円(前期比2.5%減)、営業利益は6千8百万円(前期比1.5%減)、経常利益は9千6百万円(前期比10.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億6千万円(前期比増454.8%増)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末における財政状態の状況については、次のとおりであります。 資産合計(千円)   負債合計(千円)   純資産合計(千円)   自己資本比率(%)   1株当たり純資産(円) 当連結会計年度末   6,337,398   2,359,999   3,977,399   62.8   3,802.20 前連結会計年度末   6,071,578   2,456,283   3,615,295   59.5   3,455.74 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)   投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)   財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)   現金及び現金同等物の期末残高(千円) 当連結会計年度   △4,836   366,000   △52,790   1,169,613 前連結会計年度   200,090   △69,369   △27,763   861,276 ④ 生産、受注及び販売の状況 当社はサービス業及び不動産賃貸・販売業を中心に業態を形成しており、受注・生産形式の営業活動は行っておりません。また、販売の状況については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析 ①経営成績の分析」に記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 経営成績の分析 ■セグメント別売上高 セグメント   前連結会計年度   当連結会計年度   増減額(千円) 映画事業   464,227   424,381   △39,845 不動産事業 (※1)   580,967   575,251   △5,715 自動車教習事業   304,468   315,574   11,106 商事事業 (※2)   7,445   7,489   43 その他   7,204   7,833   628 連結計   1,364,313   1,330,530   △33,783 ※1.主な相手先別の販売実績及び該当販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 売上高(千円)   割合(%)   売上高(千円)   割合(%) ㈱高島屋   221,592   16.2   221,592   16.7 ㈱野和ビル   155,028   11.3   155,028   11.7 ■セグメント別利益(△は損失) セグメント   前連結会計年度   当連結会計年度   増減額(千円) 映画事業   △28,929   16,979   45,908 不動産事業   325,820   316,355   △9,465 自動車教習事業   40,733   25,414   △15,318 商事事業   7,445   7,489   43 その他   6,975   7,604   628 全社・消去   △282,745   △305,554   △22,808 連結計   69,300   68,288   △1,012 (映画事業部門) 映画興行事業におきましては、「武蔵野館」の興行成績が前年実績を上回りました。「武蔵野館」では『災 劇場版』やフランス発SFアニメ『マーズ・エクスプレス』等が好調に推移しました。通年では、「武蔵野館」は『落下の王国 4Kデジタルリマスター』『「桐島です」』『ロボット・ドリームズ』『無名の人生』『《北欧の至宝》マッツ・ミケルセン生誕60周年祭』、「シネマカリテ」は『KNEECAP/ニーキャップ』『私たちが光と想うすべて』等が好調に推移しました。また2026年1月の「シネマカリテ」閉館に伴い、応援してくださったお客様に感謝の気持ちを込め、歴代興行収入上位作品中心の全13作品を上映する『カリテ メモリアルセレクション』を開催し、全回ほぼ満席となりました。 映画配給関連事業におきましては、連結子会社配給作品『Dr. カキゾエ 歩く処方箋~みちのく潮風トレイルを往く~』(邦画)が、本作の「震災」「希望」をテーマに、東北地方をはじめ全国数十カ所の劇場で上映されました。 その結果、部門全体の売上高は4億2千4百万円(前期比8.6%減)、セグメント利益は1千6百万円(前年同期は2千8百万円のセグメント損失)となりました。 (不動産事業部門) 不動産賃貸部門におきましては、主要テナントビルの設備更新等維持管理に努めつつ、テナント収入は概ね安定的に推移しましたが、修繕費等が若干増加しました。不動産販売部門におきましては、引き続き仲介取引の拡大に努めました。その結果、部門全体の売上高5億7千5百万円(前期比1.0%減)、セグメント利益は3億1千6百万円(前期比2.9%減)となりました。 (自動車教習事業部門) 自動車教習事業部門におきましては、通期での全車種合計入所者数は前年を下回りましたが、普通車教習料金の値上げ効果や入所後の教習消化量の増加、高齢者講習等委託料収入が堅調に推移したことにより営業収入は前年を上回りました。一方、教習車の買い替えや教習所設備の大規模改修工事による減価償却費の増加によって、セグメント利益は前年を下回りました。その結果、部門全体の売上高は3億1千5百万円(前期比3.6%増)、セグメント利益は2千5百万円(前期比37.6%減)となりました。 (商事事業部門) 当該事業部門の主軸である東京都目黒区において経営委託している飲食店につきましては、営業成績は安定的に推移し、前年同期の実績を上回りました。その結果、部門全体の売上高は7百万円(前期比0.6%増)セグメント利益は7百万円(前期比0.6%増)となりました。 (その他) 主として自販機手数料でありますが、部門全体の売上高は7百万円(前期比8.7%増)、セグメント利益は7百万円(前期比9.0%増)となりました。 ※ スポーツ・レジャー事業部門は営業中止中です。 ② 財政状態の分析 (総資産) 当連結会計年度末における総資産につきましては、現金及び預金の3億8百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ2億6千5百万円の増加となりました。 (負債) 負債につきましては、有利子負債の減少があったこと等から、前連結会計年度末に比べ9千6百万円の減少となりました。 (純資産) 純資産につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益の計上3億6千万円により、利益剰余金が増加し、前連結会計年度末に比べ3億6千2百万円の増加となりました。 以上のことから、当連結会計年度末残高は総資産63億3千7百万円、負債23億5千9百万円、純資産39億7千7百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、有利子負債の約定返済を進めた一方、投資活動によって得られた資金があったこと等から、11億6千9百万円(前期比35.8%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況の主な要因は次のとおりです。 〈営業活動によるキャッシュ・フロー〉 営業活動の結果、使用した資金は4百万円(前期に得られた資金は2億円)となりました。 主な内訳は法人税等の支払額1億7百万円による支出があったことによるものです。 〈投資活動によるキャッシュ・フロー〉 投資活動の結果、得られた資金は3億6千6百万円(前期に使用した資金は6千9百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入4億7千6百万円等があったことによるものです。 〈財務活動によるキャッシュ・フロー〉 財務活動の結果、使用した資金は5千2百万円(前期に使用した資金は2千7百万円)となりました。これは、長期借入金の返済による支出5千万円等があったことによるものです。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社は安定的な営業利益の積み上げによる復配の実現を経営課題としており、キャッシュ・フロー経営を徹底させることにより自己資本の増強に努めることが第一と考えております。 運転資金及び設備資金につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入金により資金を調達しております。当社の資金需要につきましては、運転資金需要は映画館や自動車教習所の運営費、テナントビルの維持管理費等、設備資金需要は映画館、自動車教習所、テナントビルにおける設備投資や固定資産の更新等であります。戦略的に経営資源を配分し持続的な企業価値向上と安定的な株主還元の充実に努めてまいります。 ⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な方法に基づき、また予測し有る偶発事象の影響値等も加味しながら、いくつかの重要な見積り及び仮定を用いております。しかしながら、見積りや仮定に特有の不確実性があるため、実際の結果がこれらの見積り及び仮定と異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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