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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

コンセック

CONSEC CORPORATION9895 · Standard · 卸売業

建設現場の穿孔・切断機器とダイヤモンド工具を軸に、特殊工事まで手掛ける建設関連メーカー。

概要

コンセックは、建設現場向けの穿孔・切断機器やダイヤモンド工具の製造販売、特殊工事請負を主力とする企業グループである。1967年に広島市で創業、2013年に東京証券取引所JASDAQに上場し、現在はスタンダード市場に所属する。連結売上高は約100億円(2026年3月期)、従業員324名。切削機具、特殊工事、建設・生活関連品、工場設備関連の4セグメントで構成され、自社ブランド「モーリーアンカー」を持つ。

四つの事業セグメントで構成される収益構造

コンセックグループは、報告セグメントとして切削機具事業、特殊工事事業、建設・生活関連品事業、工場設備関連事業の4区分を設定している。切削機具事業ではコアドリル、ウォールカッター、ワイヤーソーなどの穿孔・切断機器と、ダイヤモンドコアビット、ダイヤモンドブレードなどの消耗品を製造・販売する。特殊工事事業ではアンカー工事、ダイヤ穿孔・切断工事、ワイヤーソー工事、ジベル工事などを請け負う。建設・生活関連品事業は建設機械・工具(コンプレッサー、ホイスト、グラインダー等)や建設資材(コンクリートアンカー、ケミカルアンカー、ボルト・ナット類)、さらには住宅用物置やOA機器、生活関連品まで扱う。工場設備関連事業は自動制御盤、配電盤、精密板金加工を手がける。2024年3月期のセグメント別売上高は、切削機具36億円、特殊工事16億円、建設・生活関連品37億円、工場設備関連10億円となっている。

国内外の子会社で構成されるグループ体制

当社グループは、株式会社コンセック(当社)と9社の子会社、1社の関連会社で構成される。海外子会社は台湾の祥建企業股份有限公司、中国の南通康賽克工程工具有限公司(穿孔・切断機器製造)、南通康賽克半導体工具有限公司(ダイヤモンド切削消耗品製造)の3社。国内子会社は北斗電気工業株式会社(自動制御盤・配電盤製造)、株式会社木戸ボルト(ボルト・ナット販売)、ダーリン産業株式会社(塗装請負)、山陰建設サービス株式会社、建設サービス島根株式会社、株式会社丸金建設(いずれも特殊工事請負)の6社。また、関連会社として南通偉秀精密机械有限公司(中国、穿孔・切断機器製造)を持つ。2023年7月には株式会社デンサンの全株式を譲渡し、同年10月には株式会社丸金建設を新たに子会社化、2024年9月には介護事業を手がけていた株式会社サンライフの全株式を売却し、グループの選択と集中を進めている。

全国に広がる営業拠点と生産拠点

本社は広島市西区商工センターに所在し、広島営業所、大阪営業所、東京営業所、岡山営業所、札幌営業所、水島営業所などの国内営業網を持つ。1989年には広島配送センターを開設し、物流基盤を整備した。製造拠点としては、1991年に広島工場(電動工具等製造)を新設、海外では中国の南通市に2つの製造子会社を置く。また、台湾の祥建企業股份有限公司も製造・販売機能を持つ。これにより、国内の需要に加えてアジア市場への供給体制を構築している。2022年には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行している。

中期経営計画2029が掲げる目標

コンセックグループは「中期経営計画2029」(第59期~第63期)を策定し、2029年度(第63期)に数値目標を設定している。財務目標は売上高116億円、営業利益率4.2%、ROE4.5%。非財務目標として、CO2排出量を2022年度比46%削減、女性管理職比率10%以上、経験者採用率50%以上、有給休暇取得率80%以上を掲げる。全社戦略としては、公共工事を中心とした修繕維持工事市場の拡大を成長領域と捉え、特殊工事事業での受注領域拡大や、新製品・エリアへの経営資源集中を図る。また、サステナビリティ経営の推進や人的資本投資、設備投資による経営基盤強化を目指している。

業界の中での役割は建設機材・工具メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
99億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
建設・生活 関連品事業37億円37.4%1億円2.7%
切削機具事業36億円36.4%2億円5.6%
特殊工事事業16億円16.2%1億円6.3%
工場設備 関連事業10億円10.1%1億円10.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設業界(切削機具)主力

コンクリートや金属の穿孔・切断に使う機器とダイヤモンド工具を製造・販売。国内外の建設現場に直接、または販売店を通じて供給。

主な製品・サービス5
コアドリル
コンクリートに穴を開ける装置。
ウォールカッター
壁面の切断に使用する。
ダイヤモンドコアビット
コアドリル用の刃先で、ダイヤモンドを焼結した交換可能な工具。
ダイヤモンドブレード
コンクリートやアスファルトを切断する円盤状の工具。
ワイヤーソー
大規模なコンクリート構造物を切断するためのワイヤー状工具。

02建設業界(特殊工事)準主力

アンカー工事、コンクリート穿孔・切断、防水工事等の特殊工事を請け負う。切削機具のノウハウを活かし、現場施工まで一貫対応。

主な製品・サービス2
アンカー工事
コンクリートに金物を固定するための穴あけと埋設を行う工事。
ダイヤ穿孔・切断工事
ダイヤモンド工具を用いてコンクリートに穴や開口部を設ける工事。

03産業・建設資材(建設・生活関連品)準主力

コンプレッサー、ホイスト等の建設機械・工具や、コンクリートアンカー、ボルト等の建設資材、さらには住宅・OA機器・生活関連品まで幅広く販売。

主な製品・サービス2
コンプレッサー
空気圧縮機で、建設現場の工具動力源として使用。
建設資材
コンクリートアンカー、ボルト、安全用品など。

04工場設備副次

子会社が自動制御盤・配電盤の製造、ボルト・ナット販売、塗装請負を担当。工場の設備保全・生産ラインに関連する製品・サービスを提供。

主な製品・サービス2
自動制御盤
工場の自動化設備を制御する盤。
配電盤
電気を各設備に分配するための盤。

製品と技術

自社ブランド「モーリーアンカー」を軸とする切削機具

コンセックは1984年から自社ブランド「モーリーアンカー」の卸販売を開始し、穿孔・切断機器の主力製品として展開している。主要製品はコアドリル、ウォールカッター、ハンドカッター、ワイヤーソー、プランジカッター。これらはコンクリート構造物の穴あけや切断に使用される。特注機として自動送り装置、油圧ユニット、ハードトランス、光ファイバーケーブル敷設ロボット、路面研削機、グルービングカッターなども手がける。これらの製品は中国の南通康賽克工程工具有限公司でも製造され、国内外の建設現場に供給されている。

ダイヤモンド工具と消耗品の製造・販売

切削機具事業のもう一つの柱はダイヤモンド切削消耗品である。ダイヤモンドコアビット、ダイヤモンドブレード、ダイヤモンドワイヤーなど、コンクリートや石材の切断・穿孔に用いる工具を自社開発・製造する。これらの消耗品は、ワイヤーソー工事やダイヤ穿孔・切断工事と組み合わせて提供されることが多い。南通康賽克半導体工具有限公司ではダイヤモンド切削消耗品の専業製造を行っており、国内の需要に加えてアジア市場にも出荷している。消耗品の売上は安定しており、2024年3月期の切削機具事業売上高36億円の大半を占める。

建設資材から工場設備まで幅広い商品群

建設・生活関連品事業では、コンクリートアンカー類、ケミカルアンカー、ボルト・ナット類、ビス、ドライバー、ハンマー、安全靴、保護メガネ、砥石、タップ、チップ、スケール、ゲージ、ノギス、レーザーレベルなど、建設現場で使用される多種多様な工具・資材を販売する。また、コンプレッサー、ホイスト、チェーンブロック、グラインダー、パンチャー、ボール盤、レーザー加工機、フライス盤、NC旋盤などの建設機械・工作機械も取り扱う。工場設備関連事業では、北斗電気工業が自動制御盤、配電盤、製缶、精密板金加工を手がけ、製造業向けの設備を提供している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

独立系の中小専門商社、収益性低く規模劣後

コンセックは独立系の産業機械・工具商社として中堅規模に位置する。同業のリョーサン菱洋ホールディングス(電子部品、半導体)や高千穂交易(計測機器)ほどの事業規模や収益性はなく、売上高100億円強で推移する。営業利益率は0%前後と低く、競合との価格競争や販管費圧迫が続いている。ニッチな製品・顧客への特化が差別化要因となるが、市場での存在感は小さい。

強み

  • 特定資本に依存せず、柔軟な商品調達・販売戦略が可能。
  • 大手が扱わない専門性の高い製品群で差別化を図る。
  • 長期取引先とのリレーションにより一定の売上を維持。
  • 組織が小さく、顧客ニーズへの迅速な対応が可能。

課題

  • 営業利益率が0%前後で推移し、コスト削減や高付加価値化が必要。
  • 売上高100億円台で競合に対し規模の優位性が乏しい。
  • 新たな成長分野への進出や事業の多角化が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がコンセック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13306日本製麻30億円5.6倍
28123川辺27億円14.0倍
38225タカチホ26億円7.6倍
43089テクノアルファ25億円4.7倍
59895コンセック24億円
69941太洋物産24億円15.6倍
77477ムラキ23億円34.0倍
83559ピーバンドットコム23億円20.4倍
93041ビューティカダンホールディングス21億円
107413創健社19億円111.2倍
117422東邦レマック19億円80.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

アンカー工事と建設資材販売で創業した1967年

1967年11月、広島市河原町に資本金50万円で建設サービス株式会社(現コンセック)が設立された。創業当初はアンカー工事と建設資材の販売を主業務とした。1969年には水島営業所、1971年には岡山営業所を開設し、中国地方を中心に営業基盤を広げた。1972年には本社を広島市舟入中町に移転し、事業拡大の準備を進めた。この時期は、建設業界の需要増加に対応して、地場密着型のサービスを展開していた。

スタッドジベル工法の採用と事業領域の拡大

1970年10月、スタッドジベル工法を採用し、橋桁H鋼および建築鉄鋼へのジベル筋瞬間溶接工事を開始した。これにより、インフラ工事分野への本格参入を果たす。1976年10月には建設機械の製造販売を目的として発研株式会社を設立し、同時に資本参加して関係会社化。1979年には東京営業所を開設し、首都圏市場に進出。1980年には本社を広島市西区商工センターに新築移転し、広島営業所も開設。この時点で営業所は10店舗に達した。1983年には大阪営業所を開設し、貿易部門も併設した。

自社ブランド「モーリーアンカー」の投入と発研の吸収合併

1984年8月、当社ブランド名「モーリーアンカー」の卸販売を開始した。これにより、自社製品の差別化と収益基盤の強化を図る。1988年10月には発研株式会社を吸収合併し、建設機械の製造機能を内部化。1989年12月には広島配送センターを開設し、物流効率を向上させた。1990年4月には社名を株式会社コンセックに変更し、企業イメージの統一を図った。同年11月には株式を店頭登録により公開し、資金調達の道を開いた。

転換社債発行と増資で資本基盤を強化した1990年代

1990年の株式公開後、1991年には札幌営業所を新築移転、同年12月には広島工場を新設し電動工具等の製造を開始。1993年には広島営業所を新築移転した。1995年3月にはスイス・フラン建転換社債を発行(発行総額25百万スイス・フラン)。1996年10月には2百万株の公募増資を実施し、転換社債の転換も完了。これにより資本金は40億90百万円に増加した。この時期は積極的な設備投資と資本増強により、成長のための財務基盤を築いた。

台湾・中国への海外展開と子会社化の加速

1999年2月、台湾の祥建企業股份有限公司に資本参加し関係会社化。2004年6月には中国江蘇省南通市に南通康賽克工程工具有限公司を設立し、穿孔・切断機器の製造拠点を確保。2012年4月には同じく南通に南通康賽克半導体工具有限公司を設立し、ダイヤモンド切削消耗品の製造を開始。国内では2001年に北斗電気工業株式会社に資本参加、2004年には介護事業の株式会社サンライフを設立、2006年には株式会社デンサンに資本参加。これにより、事業ポートフォリオを多角化した。

上場市場の変遷と不採算事業の整理

2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に上場。2010年4月には大阪証券取引所JASDAQに移行、2013年7月の取引所統合で東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行した。近年は選択と集中を推進し、2023年7月に株式会社デンサンの全株式を譲渡、2024年9月には株式会社サンライフの全株式を売却して介護事業から撤退。一方、2023年10月には株式会社丸金建設を取得し、特殊工事事業の強化を図っている。

年表34件を開く

1960年代

  • 1967年11月創業広島市河原町に資本金50万円で建設サービス株式会社(現、株式会社コンセック)を設立し、アンカー工事と建設資材の販売を開始。
  • 1969年6月水島営業所を開設。

1970年代

  • 1970年10月スタッドジベル工法を採用し、橋桁H鋼および建築鉄鋼へのジベル筋瞬間溶接工事を開始。
  • 1971年8月岡山営業所を開設。
  • 1972年3月本社を広島市舟入中町に移転。
  • 1976年10月創業建設機械の製造販売を目的とした発研株式会社を設立、同時に資本参加し関係会社とする。
  • 1979年2月東京営業所を開設。

1980年代

  • 1980年8月本社社屋を広島市西区商工センターに新築移転。
  • 1980年8月広島営業所を開設。営業所店舗は10店舗となった。
  • 1983年12月大阪営業所を開設、貿易部門を併設。
  • 1984年8月当社ブランド名「モーリーアンカー」の卸販売を開始。
  • 1988年10月M&A発研株式会社を吸収合併。
  • 1989年12月広島配送センターを開設。

1990年代

  • 1990年4月商号変更社名を株式会社コンセックに変更。
  • 1990年11月株式を店頭登録により公開。
  • 1991年7月札幌営業所を新築移転。
  • 1991年12月広島工場を新設。(電動工具等の製造)
  • 1993年4月広島営業所を新築移転。
  • 1995年3月スイス・フラン建転換社債発行。(発行総額25百万スイス・フラン)
  • 1996年10月2百万株の公募増資実施。スイス・フラン建転換社債の転換完了。(資本金4,090百万円)
  • 1999年2月祥建企業股份有限公司(台湾)に資本参加し関係会社とする。

2000年代

  • 2001年12月北斗電気工業株式会社に資本参加し関係会社とする。
  • 2004年6月創業南通康賽克工程工具有限公司(中国)を設立し関係会社とする。
  • 2004年7月創業株式会社サンライフを設立し関係会社とする。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2006年4月株式会社デンサンに資本参加し関係会社とする。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。
  • 2012年4月創業南通康賽克半導体工具有限公司(中国)を設立し関係会社とする。
  • 2013年1月M&A山陰建設サービス株式会社の株式取得により関係会社とする。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
  • 2023年7月株式会社デンサンの保有株式全株を株式会社コンピュータシステム研究所に譲渡し、連結子会社から除外。
  • 2023年10月M&A株式会社丸金建設の株式取得により関係会社とする。
  • 2024年9月株式会社サンライフの保有株式全株を株式会社元気な介護に譲渡し、連結子会社から除外。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年度まで116億円
  • 営業利益率2029年度まで4.2%
  • ROE2029年度まで4.5%
  • CO2排出量削減率(2022年度比)2029年度まで▲46%
  • 女性管理職比率2029年度まで10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業領域の拡大と選択と集中

    培ってきた技術力・提案力を活かし、市場ニーズに合わせた体制見直しと新事業領域への挑戦を行う。公共工事の修繕維持市場を成長市場と捉え、特殊工事事業の受注領域拡大と、顧客ニーズの高い新製品・エリアへの経営資源集中により競争力を強化する。

  2. 02

    切削機具事業の競争力強化

    既存市場で主力製品のリニューアル・新製品投入、新規市場で営業による市場情報収集と研究開発投資拡大により新製品カテゴリー創出を図る。都市部の営業体制強化や業務IT化により生産性向上を推進する。

  3. 03

    特殊工事事業の受注能力強化

    インフラ修繕維持工事市場の拡大に対応し、切断穿孔工事に付帯する工事領域の一括受注に挑戦。工事営業社員増員による提案営業推進、M&A、施工管理技士資格取得推進、事務IT化により受注量確保を目指す。

  4. 04

    建設・生活関連品事業の収益性改善

    EC系企業との競争激化や人手不足・賃金上昇の中、工作機械等の設備投資ニーズを取り込む。商材情報収集機能強化や提案プロセス高度化、営業ネットワーク最適化・業務IT化により営業コストを削減し収益性向上を図る。

  5. 05

    工場設備関連事業の収益安定化

    特定取引先への依存度が高く、工場老朽化対策が必要。鉄工部門で原価管理高度化と新規受注先開拓、電気部門でグループ一貫生産体制を活かした製缶・塗装領域の受注拡大により受注ポートフォリオを分散する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で324人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は492万円で、9期前と比べて+9.7%平均年齢は46.3歳、平均勤続年数は18.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月450
2018年3月425
2019年3月44945.017.9423
2020年3月45045.217.7418
2021年3月45445.518.0422
2022年3月46144.917.6406
2023年3月45744.417.0426
2024年3月46744.817.3387
2025年3月49245.217.63300
2026年3月49246.318.63240

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率20.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 9 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
小計3,827百万円
切削機具事業1,687百万円
建設・生活関連品事業1,665百万円
不動産賃貸 — 広島市西区他1,149百万円
建設・生活関連品事業
発研グループ — 東京都江戸川区他992百万円
切削機具事業
販売グループ — 広島市西区他516百万円
建設・生活関連品事業
技術製造部 — 広島市佐伯区379百万円
切削機具事業
特殊工事事業322百万円
全社資産218百万円
本社 — 広島市西区218百万円
全社資産
ほか10件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    祥建企業股份有限公司
    台湾新北市
    議決権91.9%
  • 国内
    北斗電気工業株式会社
    広島県呉市
    議決権89.7%
  • 国内
    株式会社木戸ボルト
    広島県呉市
    議決権100.0%
  • 国内
    ダーリン産業株式会社
    広島県東広島市
    議決権100.0%
  • 国内
    南通康賽克工程工具有限公司
    中華人民共和国江蘇省南通市
    議決権77.3%
  • 国内
    南通康賽克半導体工具有限公司
    中華人民共和国江蘇省南通市
    議決権80.0%
  • 国内
    山陰建設サービス株式会社
    鳥取県米子市
    議決権95.0%
  • 国内
    建設サービス島根株式会社
    島根県松江市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社丸金建設
    岡山県倉敷市
    議決権100.0%
  • 国内
    南通偉秀精密机械有限公司
    中華人民共和国江蘇省南通市
    議決権24.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は99億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-3.9%。

売上高
-3.9%
99億円
営業利益
0億円
純利益
-1億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高104億円99億円
営業利益1億円0億円
純利益1億円-1億円
1株あたり配当¥27¥27

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は22億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−4.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q260
2024年1Q23−1−4.3−1
2024年2Q2700.02
2024年3Q2613.81
2024年4Q280
2025年2Q5100.00
2025年4Q5200.0−2
2026年2Q47−1−2.10
2026年4Q5211.9−1
2027年1Q22−1−4.5−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は87億円から99億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年3月8711
2014年3月10333
2015年3月10233
2016年3月10121
2017年3月10121
2018年3月9910
2019年3月10020
2020年3月10831
2021年3月9821
2022年3月10141
株式会社丸金建設の株式取得により関係会社とする。
2023年3月9710
2024年3月10412
2025年3月103000.0−2
2026年3月99010.0−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高99億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.8%75億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.2%24億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.2pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.5pt
-1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比9.9pt
-1.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-0.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は18億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月1−21−110
2014年3月100111
2015年3月5−2−4310
2016年3月3−2−1111
2017年3月21−3310
2018年3月210314
2019年3月3−30013
2020年3月−1−1−1−211
2021年3月4−21215
2022年3月20−2215
2023年3月1−1−2013
2024年3月70−1719
2025年3月−5−23−715
2026年3月202218

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は124億円。このうち返さなくてよい自己資本が81億円で、自己資本比率は64.0%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月112694360.3
2014年3月116734361.5
2015年3月119784164.0
2016年3月116773964.6
2017年3月115773865.3
2018年3月118774164.1
2019年3月119754461.6
2020年3月114744063.9
2021年3月117764163.8
2022年3月118774164.6
2023年3月116773965.0
2024年3月126824464.2
2025年3月120813866.3
2026年3月124814264.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
20億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
11億円
在庫として抱えている分
負債合計
42億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中67位あたり、逆に低いのはROE284社中277位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-1.8%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
64.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.9%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,284で、1年前と比べて+2.0%過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。

¥1,284+0.3%1ヶ月+1.3%1年+2.0%時価総額24億円
過去52週の値幅
安値¥1,210高値¥1,485

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)22.6倍
PBR0.29倍
配当利回り2.10%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+1.4%の小幅上昇。52週安値1210円からの戻りは依然限定的で、高値1485円からは約14%下回る。週足では25日線(1263円)をやや上回る形だが、75日線(1259円)とほぼ同水準で推移し、方向感は定まっていない。出来高は7月に入り500~2000株と低調で、大きな材料なくもみ合いが続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PBRは0.28倍と資産価値から大きく割安に見えるが、ROEが-1.8%と赤字で高収益を望めず、割安の理由は低収益性にある。配当利回り2.13%は業界平均2.96%を下回り、配当性向32.3%は維持可能だが、収益悪化で減配リスクも。業界平均PERは開示されず比較不能だが、PBRは同業平均1.20倍を大きく下回る。割安指標と収益悪化が相殺し、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)22.6倍
PBR0.29倍1.24倍
ROE-1.8%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は半導体市況に連動し、2025/3期は減収・営業赤字に転落。直近のPBRは0.28倍と低水準だが、ROEはマイナスで割安株の罠の可能性もある。強気派は、半導体需要回復に伴う業績改善と、含み損益の改善による株主還元拡大を期待。弱気派は、赤字続きで配当維持が困難なこと、独自の競争優位が薄く市況悪化時に業績が急落するリスクを懸念。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要回復の追い風

    2025年以降の半導体市場回復で設備投資増加が見込める。

  • 低PBRと株主還元

    PBR0.28倍と解散価値割れ。配当利回り2.13%と底堅い。

  • 保守収入の安定性

    納入後のメンテナンス収入が底支えし、赤字幅は限定的。

  • 配当利回り2.13%の継続継続影響

    時価総額24億円に対し配当総額約0.5億円。インカムゲイン期待。

  • 2024/3期の黒字実績過去影響

    純利益2億円達成。同水準の業績回復が株価材料に。

  • 低PBR0.28倍の修正期待2026年上期影響

    PBR0.28倍は解散価値以下。資本効率改善策で是正余地。

  • 売上高100億円維持の安定性通年影響

    売上高約100億円は変動少なく、急激な悪化リスク軽減。

マイナスに働く材料7
  • 赤字継続とROE悪化

    直近2期連続赤字でROEマイナス。収益力改善の兆しなし。

  • 配当維持リスク

    赤字でも配当継続中だが、減配・無配転落の懸念あり。

  • 競争優位の不明瞭さ

    大手に比べ規模が小さく、技術差別化も限定的。

  • 売上高減少傾向の持続2026年Q3影響

    FY2026予想売上高99億円は前期比3.9%減。需要減退続く。

  • 営業損益の黒字化不透明通年影響

    FY2025・FY2026とも営業利益0円予想。収益力改善の兆しなし。

  • 純利益赤字転落の継続2026年Q1影響

    FY2026純利益▲1億円。EPS悪化で投資家離れリスク。

  • 時価総額24億円の流動性低下継続影響

    小型株ゆえ出来高減少で売買コスト上昇。需給悪化懸念。

次の決算で確かめる点
売上高
半導体設備投資動向を反映し、業績転換の先行指標。
営業利益率
赤字脱却の鍵。黒字転換が確認できるかどうか。
配当性向
赤字配当の持続性を測る。自己資本比率も注視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり27で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.10%。

年間配当
¥27
1株あたり
配当利回り
2.10%
いまの株価に対して
配当性向
32.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月30127.7
2018年3月4033.3888.9
2019年3月30−25.0
2020年3月25−16.751.3
2021年3月250.070.2
2022年3月3020.067.8
2023年3月25−16.7
2024年3月250.032.3
2025年3月278.0
2026年3月270.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥27

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,371人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.4%を占め、残る69.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他62.062.063.566.069.065.5
事業法人24.524.524.224.924.926.6
自己株式3.83.83.83.85.65.7
金融機関10.710.79.57.23.83.8
外国法人1.51.51.40.91.02.6
証券会社1.21.21.30.91.21.6
外国人個人0.00.00.10.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01佐々木 秀隆10.84
02日本鉱泉株式会社9.07
03公益財団法人秀里会8.10
04株式会社ライフステージやまと6.97
05コンセック従業員持株会4.08
06朝日生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.66
07肥田 亘1.61
08HMG JAPAN FUND(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.61
09松浦 行子1.56
10明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-17
    日本鉱泉株式会社
    新規の大量保有報告
    9.11%
  • 2026-04-22
    みずほ証券 株式会社
    新規の大量保有報告
    6.97%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−2834%、1株純資産は14期で+1119%。直近期のROEは-1.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月33690.835.0
2014年3月183924.77.012.8
2015年3月1554,1693.815.916.3
2016年3月354,1120.843.8
2017年3月464,1991.134.0127.7
2018年3月154,2110.3149.3888.9
2019年3月64,0910.1250.4
2020年3月684,0621.717.651.3
2021年3月404,1721.031.370.2
2022年3月334,2320.838.967.8
2023年3月−14,2200.0
2024年3月1174,5072.710.632.3
2025年3月−1174,507−2.6
2026年3月−804,501−1.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額101百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
福田多喜二代表取締役社長703,900
三中達雄専務取締役 第二事業本部長741,400
岡本浩一取締役 管理本部長661,000
野田隆取締役 工事事業本部長66200
藤原光広取締役73
藤森敏彦取締役69
竹本敏範常勤監査役78600
小松節子監査役66
日野真裕美監査役50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)57798617
社外取締役4882
監査役16177

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,356字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は株式会社コンセック(当社)、子会社9社(祥建企業股份有限公司(在外子会社)、南通康賽克工程工具有限公司(在外子会社)、南通康賽克半導体工具有限公司(在外子会社)、北斗電気工業株式会社(国内子会社)、株式会社木戸ボルト(国内子会社)、ダーリン産業株式会社(国内子会社)、山陰建設サービス株式会社(国内子会社)、建設サービス島根株式会社(国内子会社)、株式会社丸金建設(国内子会社))及び関連会社1社(南通偉秀精密机械有限公司(在外関連会社)で構成されております。 主たる業務は、当社及び祥建企業股份有限公司は穿孔・切断機器、ダイヤモンド切削消耗品の製造、販売及び建設資材・工具の販売並びに建設特殊工事請負、南通康賽克工程工具有限公司及び南通偉秀精密机械有限公司は、穿孔・切断機器の製造・販売、南通康賽克半導体工具有限公司はダイヤモンド切削消耗品の製造・販売、北斗電気工業株式会社は自動制御盤、配電盤の製造・販売、株式会社木戸ボルトは工場設備向けボルト・ナットの販売、ダーリン産業株式会社は工場設備向けの塗装請負、山陰建設サービス株式会社、建設サービス島根株式会社及び株式会社丸金建設は建設特殊工事請負であります。 事業内容及び当社と各子会社・関連会社の当該事業に係る位置付け並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。また、前連結会計年度において「介護事業」に区分されておりました株式会社サンライフの全株式を売却し、連結の範囲から除外したことに伴い、当連結会計年度より「介護事業」の区分を廃止しております。 なお、事業区分はセグメントと同一であります。 区分   主要品目   会社 切削機具事業   穿孔・切断機器   コアドリル、ウォールカッター、ハンドカッター、ワイヤーソー、プランジカッター   当社・在外子会社 ・在外関連会社 ダイヤモンド切削消耗品   ダイヤモンドコアビット、ダイヤモンドブレード、ダイヤモンドワイヤー   当社・在外子会社 特注機及び切削関連機具   自動送り装置、油圧ユニット、ハードトランス、光ファイバーケーブル敷設ロボット、路面研削機、グルービングカッター   当社・在外子会社 ・在外関連会社 特殊工事事業   アンカー工事、ダイヤ穿孔・切断工事、ワイヤーソー工事、ジベル工事、防水工事、研削工事、防煙工事   当社・国内子会社 ・在外子会社 建設・生活関連品事業   建設機械・工具   コンプレッサー、ホイスト、チェーンブロック、グラインダー、パンチャー、鈑金工作機、ボール盤、レーザー加工機、フライス盤、NC旋盤   当社 建設資材   コンクリートアンカー類、ケミカルアンカー類、ボルト・ナット類、ビス、ドライバー、ハンマー、安全靴、保護メガネ、砥石、タップ、チップ、スケール、ゲージ、ノギス、レーザーレベル   当社・在外子会社 住宅、OA機器及び生活関連機器・施設賃貸   物置、カーポート、パソコン、ファクシミリ、テレビ、エアコン、衣料品、寝具、皮革製品、貴金属製品、不動産の賃貸   当社・在外子会社 工場設備関連事業   自動制御盤、配電盤、製缶、精密板金加工   国内子会社 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,837字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは「最高の信用」「最高の技術」「最高の品格」の企業理念のもと、各グループ会社の事業分野において安全性と生活環境等に留意した新製品・新技術の開発・サービスを「最適提案」いたします。また、社会の一員として法令遵守に努め、かつ安定的な適正利益を生み出し続ける事により、株主・取引先・従業員の皆様とともに喜びを分かちあい、社会の繁栄に貢献することを基本方針としております。 (2) 経営戦略 当社グループは培ってきた技術力・提案力を活かして、市場ニーズに合わせた体制の見直しと新たな事業領域への挑戦を行い、100年企業に向けて経営基盤を強化してまいります。 そのため、「中期経営計画2029」(第59期~第63期)を基に、「事業領域の拡大」と一層の「選択と集中の推進」に取り組み、社会・顧客ニーズへの対応力を高めてまいります。 全社戦略としては、公共工事を中心とした修繕維持工事市場の拡大を成長市場と捉え、特殊工事事業における受注領域を拡大し、工事受注力を高めるとともに、顧客ニーズの高い新製品やエリアに経営資源を集中することで、競争力の強化を目指します。 加えて、サステナビリティ経営の推進による持続可能社会への貢献、戦略的な人的資本投資や設備投資による強固な経営基盤の確立を通じて、目標経営指標の達成を目指します。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、「チャレンジ2029~新たな価値の創造」をスローガンに、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向けた全社戦略を推進することにより、2029年度に向けて以下の目標経営指標の達成を目指してまいります。 (財務目標) 売上高116億円、営業利益率4.2%、ROE4.5% (非財務目標) CO2排出量 ▲46%(2022年度比)、女性管理職比率 10%以上 経験者採用(中途採用)率 50%以上、有給休暇取得率 80%以上 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの置かれている建設業界においては、資材・原材料価格の上昇や人手不足の常態化などマイナス材料に加えて、国際化・デジタル化の進展による流通構造・競争環境の変化並びに国際情勢の不安定化など、大変厳しい経営環境が続くものと予想されます。 このような経営環境のなか、当社グループは引き続き「中期経営計画2029」に基づいて、グループ企業全体の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、以下のとおり対処すべき事業上及び財務上の課題を設定し対処してまいります。 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①切削機具事業 インフラの老朽化を背景に今後もコンクリートの穴あけ・切断工事向けに使用するコアドリル・ワイヤーソー等のニーズは継続すると見込まれるため、今後は、既存市場における競争力の強化と更なる成長に向けた基盤づくりを推進することを基本方針として取り組んでまいります。 戦略方向性としては、経営基盤である「「技術・顧客・拠点」を最大限に活用して、既存市場においてはコアドリル・ワイヤーソー等主力製品のリニューアル・新製品を計画的に投入、新規市場においては営業がマーケティング機能を担い情報収集を推進するとともに、研究開発に係る人員の増員・投資拡大を行うことで新たな製品カテゴリーの創出を図って行きます。 また、都市部における営業体制の強化(拠点集約化)・情報発信機能の強化による営業リソースの集中化と各種業務のIT化等を通じて、販売・開発における生産性の向上を図り計画の推進力を高めることで、既存市場における競争力の強化と更なる成長に向けた基盤づくりを推進してまいります ②特殊工事事業 インフラの老朽化を背景に修繕維持工事市場は拡大すると予想されるところ、一方で、顧客であるゼネコン等元請先は慢性的な人手不足・働き方改革等の影響により、下請企業に期待する役割が変化し、今までの受注領域・受注プロセスでは競争優位性が発揮できない状況となっており、今後は、事業領域の拡大による受注能力の強化と受注量の確保を基本方針として取り組んでまいります。 戦略方向性としては、インフラの修繕維持工事の受注力を高めるために、切断穿孔工事に付帯する工事領域の一括受注に挑戦するとともに、工事営業社員を増員することで元請先に対する提案営業を推進して行きます。 加えて、M&Aの実施、施工管理技士の資格取得推進や工事に関する事務のIT化・集約化により計画の推進力を高めることで、受注能力の強化と受注量の確保を図ることとしております。 ③建設・生活関連品事業 建設資材等に関するEC系企業の台頭により、消耗品等は厳しい競争環境が続いており、事業の収益性は低下している状況にあります。また、建設・製造現場では人手不足・最低賃金の上昇・資材価格の上昇のマイナス影響がある中で、国・県等による設備投資関連補助金の拡充により、工作機械等への設備投資ニーズは続くと予想され、今後は、営業効率の改善による収益性の向上を基本方針として取り組んでまいります。 戦略方向性としては、工作機械等を中心にお客様の課題解決に繋がる商材・サービスの販売力を高めるために、商材の情報収集機能の強化と提案プロセスの高度化を推進するほか、営業ネットワークの最適化、業務のIT化・事務処理の集中化検討を通じて営業関連コストのスリム化を推進すること収益性の改善を図ってまいります。 ④工場設備関連事業 特定の取引先に対する受注依存度が高く収益力は不安定な中で、本社工場が老朽化しており設備投資の必要性が高まっている状況にあるなか、将来的な工場の移転を見据えて収益の安定化を図る必要があります。そのため、鉄工部門については原価管理プロセスの高度化により受注当たりの収益性を高めるとともに、新規受注先の開拓を推進いたします。また、電気部門についてはグループ一貫生産体制の強みを活かして製缶・塗装領域における受注の拡大を推進することで、受注ポートフォリオの分散を図ってまいります。 ⑤財務戦略 中期経営計画期間で捻出する営業CFを含めた財務リソースを安定的収益基盤の確立と持続的な成長に向けて、戦略的・機動的に分配致します。 成長投資については、新たな成長分野・領域の拡大に資する投資と経営基盤の強化に資する投資を実行いたします。また、中期経営計画期間中に各投資効果を検証したうえで、具体的な投資対象を選定し都度実行していく予定としております。 株主還元については、株主利益の最大化を意識する中で、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するため、安定的かつ継続的な配当還元に努めてまいります。
事業等のリスク1,222字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 特殊工事の安全対策及び施工管理者の人手不足について 当社はダイヤモンド切削機具を用いて、耐震工法・免震工法などによる構造物の切断解体を行っており、特殊工事は重量物の搬送・移動が伴うため、工事に際して十分な指導と安全対策を実施しておりますが、工事内容は個々に異なりすべての点で安全を保障できるものではありません。そのための損害保険等に加入するなどの対応をしておりますが、当該保険の免責事項や限度額超過に該当する損害が発生した場合は、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、建設業界に従事する施工管理者不足が問題化しております。労働者不足による人件費の高騰や、人手不足による工事進捗の遅れなど、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 工事現場等での事故原因の多くは、安全確認や作業手順の不遵守にあります。安全意識の向上を常に図るための社員教育を定期的に行ってまいります。 人材につきましては常に幅広く優秀な方を求人するとともに、資格取得等を奨励してまいります。 (2) 製品・部品の海外生産による経営成績への影響について 当社グループは、中国江蘇省南通市に設立した子会社2社において、ダイヤモンド切削関連機具、切削消耗品の製造・販売を行い厳格な品質管理を行っておりますが、中国国内で調達する部品等が必要完成度に達していないこと並びに当該国の政治的変動や法令の規制等が発生したことにより、製造の遅れが発生した場合は、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社はダイヤモンド切削機具に関わる工業所有権を有しており、その一部は米国・台湾・韓国等にも登録済であり、今後も拡大していく方針でありますが、中国をはじめとする新興地域国における申請・登録が当局の事情等により円滑に進まない場合は、将来の経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 中国での政治的変動や法令の規制に対する対応は、部品調達先の変更及び日本国内及び他国の企業へ生産を切り替え、リスクを最小限度に抑えることに努めてまいります。 (3) 顧客情報管理について 当社グループは製品・商品の製造・販売及び特殊工事業における顧客情報を有しております。顧客情報の管理には万全を期しておりますが、万一それらの情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの信用低下により、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 万一それらの情報が外部に漏洩した場合は、原因究明調査を行い、再発防止及び防御の最適化の体制作りを行ってまいります。
経営成績の分析 (MD&A)10,735字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態 資産、負債及び純資産の状況 (資 産) 流動資産は、前連結会計年度に比べて、3億85百万円増加し、56億56百万円となりました。主な要因として、現金及び預金の増加4億円などによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度に比べて、20百万円増加し、67億12百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の増加1億59百万円、退職給付に係る資産の増加1億77百万円などに対し、減損損失を要因とする土地などの減少3億40百万円などによるものであります。 この結果、総資産は、前連結会計年度に比べて4億5百万円増の123億67百万円となりました。 (負 債) 流動負債は、前連結会計年度に比べて、2億66百万円増加し、29億62百万円となりました。主な要因として、短期借入金の増加1億92百万円、未払法人税等の増加48百万円などによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度に比べて、1億37百万円増加し、12億63百万円となりました。主な要因として、長期借入金の増加88百万円、繰延税金負債の増加80百万円などによるものであります。なお、長期借入金、短期借入金は合わせて、2億80百万円増加しました。 この結果、負債合計は、前連結会計年度に比べて4億3百万円増の42億25百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、81億42百万円と前連結会計年度に比べて、2百万円増加しました。 株主資本は、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純損失1億41百万円、配当金の支払47百万円により、1億89百万円減少し、4億15百万円となり、株主資本合計で1億89百万円減少し、69億47百万円となりました。 その他の包括利益累計額は、その他有価証券評価差額金が64百万円の増加、為替換算調整勘定が26百万円の増加、退職給付に係る調整累計額が87百万円の増加となり、合計で前連結会計年度に比べて、1億76百万円増加し、9億69百万円となりました。 非支配株主持分は15百万円増加し、2億27百万円となりました。 ②経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は持ち直しの動きが見られ、設備投資も企業収益の改善やデジタル化・省力化投資の需要を受けて底堅く推移いたしました。一方で、物価上昇の継続や為替相場の変動、海外経済の減速懸念などが下押し要因として作用し、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループが主として属する土木建設業界においては、高速道路、ダム関連、橋梁関連のインフラ整備等の需要は引き続き堅調に推移しましたが、一方で人手不足や原材料の高騰等の影響が継続しており、厳しい経営環境が続いております。 このような環境のなか、当社グループは各事業分野において、2025年5月に発表した中期経営計画に基づき改革も合わせ事業推進を行ってまいりました。今持てる力を最大限に発揮しつつ、「100年企業」を目指し、人的資本経営及びDX化に向けた投資等も行ってまいりました。また、昨年度譲渡した介護事業の売上減少分については挽回までには至りませんでした。 この結果、当連結会計年度の売上高は98億90百万円(前連結会計年度比4.0%減)となりました。営業損失は8百万円(前連結会計年度は営業損失3百万円)、経常利益は92百万円(前連結会計年度比128.2%増)となりました。特別利益として投資有価証券売却益など2億35百万円(前連結会計年度は投資有価証券売却益など76百万円)、また、特別損失として減損損失など3億42百万円(前連結会計年度は減損損失など2億20百万円)を計上したため、親会社株主に帰属する当期純損失は、1億41百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失2億8百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメント間の内部売上高は含めておりません。) [切削機具事業] 消耗品の売上が順調に推移し、売上高は36億41百万円(前連結会計年度比1.3%増)となりました。原材料等の高騰はあるものの、原価低減にも努め、セグメント利益(営業利益)は2億15百万円(前連結会計年度比3.7%増)となりました。 [特殊工事事業] 大型案件の受注が低調に推移したことなどが影響し、売上高は15億51百万円(前連結会計年度比5.2%減)となりました。原価低減に努め、セグメント利益(営業利益)は72百万円(前連結会計年度比69.8%増)となりました。 [建設・生活関連品事業] 提案営業活動と大口案件受注に注力しましたが、建築関連工事等が低調に推移したことの影響により、売上高は37億46百万円(前連結会計年度比2.4%減)となりました。原価高騰はあるものの、販売費及び一般管理費等の低減に努め、セグメント利益(営業利益)は1億41百万円(前連結会計年度比2.5%増)となりました。 [工場設備関連事業] 主要顧客からの受注が前年を下回り、またグループ化した子会社の売上も一部低調に推移したことにより、売上高は9億52百万円(前連結会計年度比9.8%減)となりました。原価低減に努めたものの、販売費及び一般管理費の高騰により、セグメント利益(営業利益)は67百万円(前連結会計年度比22.3%減)となりました。 なお、前連結会計年度において、報告セグメントの「介護事業」に区分されておりました株式会社サンライフの全株式を売却し、連結の範囲から除外したことに伴い、当連結会計年度より「介護事業」の区分を廃止しております。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、資金という)は前連結会計年度末に比べて、3億44百万円増加し、18億26百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は1億53百万円(前連結会計年度は5億39百万円の資金使用)となりました。 減価償却費1億37百万円、減損損失3億40百万円等収入の一方で、税金等調整前当期純損失14百万円、投資有価証券売却益2億35百万円、法人税等の支払額65百万円等に使用したことが主な要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は45百万円(前連結会計年度は2億円の資金使用)となりました。 これは主に投資有価証券の売却による収入が取得による支出を1億67百万円上回ったこと、定期預金の払戻による収入が預入による支出を55百万円下回ったこと、有形固定資産の売却による収入が取得による支出を1億32百万円下回ったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は2億29百万円(前連結会計年度は3億31百万円の資金獲得)となりました。 これは主に長期借入金の返済による支出が借入による収入を1億25百万円上回ったこと、短期借入金の純増加額1億55百万円、配当金の支払額47百万円等によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 切削機具事業(千円)   1,036,943   1,063,946   102.6 特殊工事事業(千円)   -   -   - 建設・生活関連品事業(千円)   -   -   - 工場設備関連事業(千円)   706,625   610,198   86.4 介護事業(千円)   -   -   - 合計(千円)   1,743,568   1,674,144   96.0 (注)1.上記金額は製造原価によっており、セグメント間の取引は相殺消去しております。 2.当連結会計年度より報告セグメントの「介護事業」を廃止しております。 b.商品・製品仕入実績 当連結会計年度の商品・製品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 切削機具事業(千円)   1,512,130   1,664,926   110.1 特殊工事事業(千円)   -   -   - 建設・生活関連品事業(千円)   3,077,878   3,023,573   98.2 工場設備関連事業(千円)   135,919   143,209   105.4 介護事業(千円)   -   -   - 合計(千円)   4,725,927   4,831,708   102.2 (注)1.上記金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.当連結会計年度より報告セグメントの「介護事業」を廃止しております。 c.受注実績 当社グループは製品については、見込生産を中心に行っているため、また、特殊工事事業において、施工工事は工期が短く1件当たりの受注金額が僅少であるため、受注高の総合的な把握は行っておらず、記載を省略しております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 切削機具事業(千円)   3,595,731   3,641,452   101.3 特殊工事事業(千円)   1,635,394   1,550,716   94.8 建設・生活関連品事業(千円)   3,837,887   3,745,959   97.6 工場設備関連事業(千円)   1,054,819   951,858   90.2 介護事業(千円)   173,473   -   - 合計(千円)   10,297,303   9,889,984   96.0 (注)1.上記金額は外部顧客に対する売上高であり、セグメント間の内部売上高は含まれておりません。 2.当連結会計年度より報告セグメントの「介護事業」を廃止しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 (総資産) 当連結会計年度の総資産は、前連結会計年度に比べ、4億5百万円増加し123億67百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加4億円などで流動資産が3億85百万円増加したこと、投資有価証券の増加1億59百万円、退職給付に係る資産の増加1億77百万円などに対し、減損損失を要因とする土地などの減少3億40百万円などにより固定資産が20百万円増加したことなどによるものであります。 (負 債) 負債は、前連結会計年度に比べ、4億3百万円増加し42億25百万円となりました。主な要因は、前連結会計年度に比べ、短期借入金の増加1億92百万円、未払法人税等の増加48百万円などで流動負債が2億66百万円増加したこと、長期借入金の増加88百万円、繰延税金負債の増加80百万円などにより固定負債が1億37百万円増加したことなどによるものであります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度に比べ、2百万円増加し81億42百万円となりました。 株主資本は、親会社株主に帰属する当期純損失1億41百万円、配当金の支払47百万円などにより1億89百万円減少し、69億47百万円となりました。 その他の包括利益累計額は、その他有価証券評価差額金の増加64百万円、為替換算調整勘定の増加26百万円、退職給付に係る調整累計額の増加87百万円などにより9億69百万円となりました。 非支配株主持分は、15百万円増加し2億27百万円となりました。 この結果、自己資本比率は、64.0%となりました。 b.経営成績の状況 当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ4億7百万円減少し98億90百万円となりました。利益面では前連結会計年度に比べ営業損失は5百万円増加し営業損失8百万円、経常利益は52百万円増加し92百万円となり、親会社株主に帰属する当期純損失は67百万円減少し親会社株主に帰属する当期純損失1億41百万円となりました。 1.売上高 当連結会計年度のセグメント別売上高は、「切削機具事業」では、消耗品の売上が順調に推移し、前連結会計年度に比べ46百万円増加し36億41百万円となりました。「特殊工事事業」は、大型案件の受注が低調に推移したことなどが影響し、前連結会計年度に比べ85百万円減少し15億51百万円となりました。「建設・生活関連品事業」は、建築関連工事等が低調に推移したことの影響により、前連結会計年度に比べ92百万円減少し37億46百万円となりました。「工場設備関連事業」は、主要顧客からの受注が前年を下回り、またグループ化した子会社の売上も一部低調に推移したことにより、前連結会計年度に比べ1億3百万円減少し9億52百万円となりました。 2.売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は、売上高に対する売上原価の比率が77.2%から75.5%と1.7ポイント改善し、74億71百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ76百万円増加し24億27百万円となりました。売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は、22.8%から24.5%となりました。 3.営業損失 営業損失は、売上総利益が70百万円増加し、販売費及び一般管理費が76百万円増加したため、前連結会計年度に比べ5百万円増加し営業損失8百万円となりました。 4.営業外収益、営業外費用 営業外収益は、前連結会計年度の75百万円から当連結会計年度は1億22百万円となりました。営業外費用は、前連結会計年度の32百万円から当連結会計年度は22百万円となりました。これは、受取配当金が27百万円増加したことなどによるものであります。前連結会計年度の43百万円の純収益が当連結会計年度は1億円の純収益となりました。 5.経常利益 経常利益は、前連結会計年度に比べ52百万円増加し92百万円となりました。 6.税金等調整前当期純損失 特別利益は、前連結会計年度において投資有価証券売却益などにより76百万円計上しましたが、当連結会計年度は投資有価証券売却益などにより2億35百万円となりました。また特別損失は、前連結会計年度は減損損失2億円など2億20百万円計上しましたが、当連結会計年度は、減損損失3億40百万円など3億42百万円計上したことにより、税金等調整前当期純損失は前連結会計年度に比べ90百万円減少し税金等調整前当期純損失14百万円となりました。 7.法人税等 法人税等合計は、前連結会計年度に比べ14百万円増加し1億18百万円となりました。 8.非支配株主に帰属する当期純利益 前連結会計年度の非支配株主に帰属する当期純損失1百万円から、当連結会計年度は非支配株主に帰属する当期純利益9百万円となりました。 9.親会社株主に帰属する当期純損失 この結果、親会社株主に帰属する当期純損失は前連結会計年度に比べ、67百万円減少し親会社株主に帰属する当期純損失1億41百万円となりました。 当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては、「切削機具事業」での製品の海外生産に係るリスク、「特殊工事事業」の安全性に係るリスク及び施工管理者の人手不足に係るリスクがあります。 「切削機具事業」での製品の海外生産に係るリスクについては、日本国内の工場及び中国に設立した子会社2社において製造を行っていますが、中国内で調達する部品等が必要完成度に達していないこと並びに当該国の政治的変動や法令の規制等が発生したことにより、製造の遅れが発生した場合は、経営成績に悪影響を及ぼすと認識しております。 これらのリスクを回避するため、中国生産を短期間のうちに日本での国内生産へ切換えができるよう国内部品メーカーとの関係を一層強化していきます。 「特殊工事事業」での安全性に係るリスクについては、現場作業に携わる作業員の安全教育等により継続的な意識改革に努めていきます。施工管理者の人手不足に係るリスクについては、資格取得に必要な教育に努め、資格取得者に対しては、資格手当を支給するなど、資格取得者を社内で育成していきます。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、1億53百万円の資金獲得(前連結会計年度は5億39百万円の資金使用)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、45百万円の資金使用(前連結会計年度は2億円の資金使用)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、2億29百万円の資金獲得(前連結会計年度は3億31百万円の資金獲得)となりました。 これらの活動の結果、現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度から3億44百万円増加し、18億26百万円となりました。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標のトレンドは次のとおりです。 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%) (自己資本/総資産)   64.2   66.3   64.0 時価ベースの自己資本比率(%) (株式時価総額/総資産)   17.7   18.1   18.0 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) (有利子負債/営業キャッシュ・フロー)   1.6   -   11.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ (営業キャッシュ・フロー/利払い)   182.9   -   10.4 (注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により計算しております。 3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 4.キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオの2025年3月期については、マイナス表示となるため、記載しておりません。 b.資金需要 当社グループの運転資金のうち主なものは、材料・商品の購入の他、製造費、完成工事費用、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。営業費用の主なものは人件費及び荷造・運搬費、通信費、家賃等の設備費用であります。 c.財務政策 当社グループは現在、運転資金及び設備投資資金につきましては、自己資金又は銀行借入れにより資金調達することとしております。借入れによる資金調達に関しては、原則として運転資金については期限が1年以内の短期借入金で、設備投資資金については固定金利の長期借入金で調達しております。当連結会計年度においてグループ全体の所要資金として、金融機関より長期借入金として3億95百万円の調達を実施しました。当連結会計年度末の短期借入金の残高は前連結会計年度末より1億92百万円増加し12億13百万円、長期借入金の残高は前連結会計年度末より88百万円増加し、5億26百万円となり合計17億39百万円(前連結会計年度末は14億59百万円)となっております。 当社グループは、健全な財政状態、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力及び不動産の担保余力等により将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達することが可能と考えております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されており、財政状態及び経営成績に関する以下の分析が行われております。 当社グループ経営陣は、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを行わなければなりません。経営陣は、貸倒引当金、棚卸資産、固定資産、退職給付に係る負債等に関する見積り及び判断に対して、継続的に評価を行っております。経営陣は過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要素に基づき、見積り及び判断を行っております。 実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループでは、特に以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表の作成において使用される当社グループの重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 a.収益の認識 当社グループの売上高は通常は顧客に対して商・製品が出荷された時点、工事売上に関しては一定期間にわたり収益計上されます。特定のケースでは、注文書で顧客の検査に合格することが要求されており、その場合は顧客が当社グループの商・製品を検収した時点で売上を計上しております。不動産賃貸収入は、契約書に基づき、月単位で収益を計上しております。 b.貸倒引当金 当社グループは顧客の支払不能時に発生する損失の見積額に対して、貸倒引当金を計上しております。顧客の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。 c.棚卸資産 当社グループは、棚卸資産の市場状況に基づく時価の見積額と取得原価との差額に相当する額について、評価損を計上しております。実際の将来需要又は市場状態が見積りより悪化した場合、追加の評価損が必要となる可能性があります。 d.投資有価証券の減損 当社グループは、余資運用の一環として、純投資目的の株式を所有しております。これらの株式には価格変動性が高い上場会社の株式と、市場価格のない非上場会社の株式が含まれております。当社グループでは上場会社の株式への投資の場合、期末日における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30%~50%未満の下落の場合、下落継続期間等を総合的に検討し著しい下落と判断した場合、時価の回復可能性を考慮した上で減損処理を行っております。非上場会社への投資の場合、実質価額が取得原価に比べて50%程度以上低下し回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除き、減損処理を行っております。将来の市況悪化又は投資先の経営成績の不振により、現在の簿価に反映されていない損失又は、簿価の回収不能が発生した場合、評価損の計上が必要となる可能性があります。 e.繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について、当該資産が将来の税金負担額を軽減する効果を評価するにあたっては、将来の課税所得及び慎重かつ実現可能性の高い継続的な税務計画を検討し、繰延税金資産の全部又は一部を将来回収できないと判断した場合、当該判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上します。同様に計上金額の純額を上回る繰延税金資産を、今後回収できると判断した場合、繰延税金資産への調整により当該判断を行った期間に利益を計上することになります。 f.減損会計 当社グループの資産のグルーピングは事業用資産については主として事業所を単位に、賃貸用資産については個別資産ごとにグループ化しております。今後は、主として事業所損益の著しい悪化、賃貸用資産については賃料の改定等、また土地の市場価格の著しい下落等で減損損失が生じる可能性があります。 g.退職給付に係る負債 当社は従業員の退職給付に備えるため、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しており、国内子会社の一部については、退職一時金制度を採用しております。退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には割引率、退職率、近年の統計数値に基づいて算出される死亡率及び年金資産の長期収益率などが含まれます。実際の結果が前提条件と異なる場合又は、前提条件が変更された場合、その影響は累積され将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。割引率の低下及び年金資産運用での損失は当社グループの退職給付費用に対して悪影響を及ぼします。同様に割引率の上昇及び年金資産運用での収益は退職給付費用に好影響を与えます。過去勤務費用及び数理計算上の差異の償却は退職給付費用の一部を構成しておりますが、当社グループでは、過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)により均等償却しております。数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(7年)による定率法によりそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

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