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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

じげん

ZIGExN Co., Ltd.3679 · Prime · 情報・通信業

美容・建設・運送など縦型人材サービスと不動産・旅行の比較メディアで生活領域を支えるプラットフォーマー

概要

じげんは、不動産情報サイト「ホームメイト」や賃貸検索「賃貸スモッカ」を運営するインターネットサービス企業。住宅・不動産領域を基盤に、人材紹介や旅行予約など生活に密着した比較プラットフォームを展開する。2026年3月期の売上高は292億円、営業利益59億円。東証プライム上場。

三つの事業領域で構成されるライフサービスプラットフォーム

じげんの主力事業はライフサービスプラットフォーム事業で、人材領域(Vertical HR)、不動産・生活領域(Living Tech)、旅行・比較メディア(Life Service)の三つから成る。Vertical HRでは美容・薬局・建設など業種特化型の求人メディアや人材紹介を展開。Living Techは賃貸検索やリフォーム比較、プロパンガス比較などの不動産関連メディアを束ねる。Life Serviceはフランチャイズや結婚相談所の比較サイト、旅行会社向けホテル予約システムなどを扱う。

M&Aによる事業拡大と14期連続の増収

じげんは2014年以降、人材領域で株式会社リジョブ、メーカー領域で株式会社タイズ、旅行領域でアップルワールドなど、多数の企業を買収して事業領域を拡大してきた。売上収益は2013年3月期の12億円から2026年3月期には292億円へと成長し、連結子会社は約25社にのぼる。営業利益も同期間で4億円から59億円へ増加している。

国内中心の事業展開と海外への一部進出

本社は東京都港区虎ノ門。主要サービスは国内向けだが、越境不動産取引「SEKAI PROPERTY」や中古車メディア「TCV」など海外ユーザーを対象とした事業も展開する。従業員数は連結で1,350人。グループ全体でプライバシーマークを取得し、情報管理体制を整えている。

AI活用と成約介在モデルへの転換を推進

第3次中期経営計画では、従来の集客・送客モデルから成約介在モデルへの転換を掲げる。AIによる生産性向上と人材による成約価値の最大化を両立し、RPOやBPOといった採用プロセス全体への関与を目指す。これにより、獲得可能な市場規模(TAM)の拡大と収益基盤の強化を図る。

業界の中での役割は生活領域特化型インターネットサービスプラットフォーマーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
292億円
営業利益
59億円
営業利益率
20.2%
純利益
42億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ライフサービス プラットフォーム 事業285億円97.6%58億円20.4%
その他(注)17億円2.4%1億円14.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01人材(美容・ヘルスケア、薬局、メーカー、コンサルタント、建設、運送、リゾート)主力

特定業種に特化した求人情報メディアや人材紹介・派遣サービスを提供。美容・ヘルスケア領域の「リジョブ」、薬局領域の「ファーマキャリア」、メーカー領域「タイズ」、コンサルタント領域「URG」、建設領域「建設JOBs」、不動産領域「リアルエステートWORKS」、運送領域「ドラピタ」、リゾート派遣「Alpha Resort」など、業界特化型で高精度なマッチングを実現。

主な製品・サービス8
リジョブ
美容・ヘルスケア業界に特化した求人情報メディア。事業所の採用ニーズと求職者をマッチング。
ファーマキャリア
薬局領域に特化した人材紹介サービス。薬剤師など専門職の転職を支援。
タイズ
メーカー領域に特化した人材紹介事業。技術者・管理職の採用を支援。
URG
コンサルタント領域に特化した人材紹介事業。経験豊富なコンサルタントの転職を支援。
建設JOBs
建設業界に特化した人材紹介サービス。施工管理技士等の採用を支援。
リアルエステートWORKS
不動産業界に特化した人材紹介サービス。不動産営業等の採用を支援。
ドラピタ
運送業界に特化した求人情報メディア。トラックドライバーの求人を掲載。
Alpha Resort
リゾート領域に特化した人材派遣事業。ホテル・旅館などへ人材を派遣。

02不動産・ライフサポート主力

賃貸物件情報サイト「賃貸スモッカ」、越境不動産取引「SEKAI PROPERTY」、リフォーム会社比較サイト「リショップナビ」、プロパンガス会社比較サイト「エネピ」などを運営。不動産関連のメディアと生活サポート領域の比較サイトを提供し、ユーザーと事業者をマッチング。

主な製品・サービス4
賃貸スモッカ
賃貸物件情報の総合検索サイト。複数の物件情報を統合し、ユーザーに一括検索・問い合わせを提供。
SEKAI PROPERTY
越境不動産取引事業。海外の不動産物件情報を提供し、国際的な不動産取引を支援。
リショップナビ
リフォーム会社の比較サイト。ユーザーが複数のリフォーム会社を比較検討できる。
エネピ
プロパンガス会社の比較サイト。光熱費節約ニーズに応え、ガス会社の切替を促進。

03旅行・その他生活サービス準主力

フランチャイズ比較サイト「フランチャイズ比較.net」、結婚相談所比較サイト「結婚相談所比較ネット」、旅行会社向けホテル予約媒体「アップルワールド」「Rikisha Easy REZ!」などを運営。旅行分野ではB2Bホテル予約、その他生活分野では比較メディアを提供。

主な製品・サービス4
アップルワールド
旅行会社向けホテル予約媒体。国内外のホテルを一括検索・予約可能。
Rikisha Easy REZ!
旅行会社向けホテル予約システム。効率的な宿泊手配を支援。
フランチャイズ比較.net
フランチャイズ加盟情報の比較サイト。起業希望者が複数のフランチャイズを比較できる。
結婚相談所比較ネット
結婚相談所の比較サイト。ユーザーが自分に合った相談所を探せる。

製品と技術

美容・ヘルスケア特化型求人メディア「リジョブ」

「リジョブ」は美容室やエステ、クリニックなど美容・ヘルスケア業界に特化した求人情報メディアである。事業所の採用ニーズと求職者をマッチングし、掲載型の収益に加え、成約報酬型の紹介サービスも提供する。2025年9月には薬局領域の「ファーマキャリア」を運営するエニーキャリアを子会社化し、専門職求人の幅を広げた。

賃貸物件の統合検索プラットフォーム「賃貸スモッカ」

「賃貸スモッカ」は複数の不動産情報サイトの賃貸物件データを統合し、一括検索・一括問い合わせを可能にするアグリゲーションメディアである。ユーザーはエリアや条件から物件を横断的に比較でき、管理会社や仲介会社へまとめて問い合わせることができる。収益は主に広告掲載料と成果報酬型で得ている。

旅行会社向けホテル予約システム「アップルワールド」

「アップルワールド」は国内外のホテルを対象とした旅行会社向けB2B予約プラットフォームである。200万室以上の宿泊施設を一括検索・予約できるシステムを提供し、業務渡航からレジャーまで幅広い需要に対応する。2023年2月には同領域の株式会社ティ・エス・ディを子会社化し、商材拡充と市場シェア強化を図った。

フランチャイズと結婚相談所の比較サイト群

じげんは「フランチャイズ比較.net」と「結婚相談所比較ネット」の二つの比較メディアを運営する。前者は起業希望者が複数のフランチャイズ本部を比較検討できるサイトで、後は結婚相談所の料金や成婚実績を比較できる。いずれもユーザーが入力した条件に基づいて複数事業者から見積もりや資料を取得するリードジェネレーションモデルである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

生活領域特化型プラットフォーマー

じげんは生活関連情報プラットフォームを展開し、売上高は約255億円(2025/3期)で情報・通信業の中堅クラス。同業のブレインズテクノロジーやソラコムと比較して規模は大きいが、成長率は緩やか。営業利益率は22.35%と高水準で、収益性に優れる。主力の「リビンマッチ」「ハウスマイル」「ゼヒトモ」などで生活者の意思決定を支援するビジネスモデル。同業他社より多角化が進んでおり、安定した収益基盤を持つ。

強み

  • 住宅・金融・生活サービスなど複数のテーマ特化型プラットフォームを運営し、クロスセルが可能。
  • 2025/3期は22.35%の営業利益率と収益性が高く、効率的な事業運営が強み。
  • 売上高約255億円と同業他社(20億円未満)を大きく上回り、リソースやブランド力で優位。
  • サブスクリプション型サービスの拡充により安定収益の積み上げが可能。

課題

  • 売上高成長率は約10%と同業他社に比べ低く、新たな成長ドライバーが必要。
  • 同業VBやポータルサイトとの競争激化で、独自性維持が課題。
  • 不動産・住宅市場の変動に依存するため景気減速時の影響が懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がじげん

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1277Aグロービング528億円20.1倍
29474ゼンリン521億円17.7倍
34687TDCソフト514億円12.5倍
44051GMOフィナンシャルゲート508億円30.5倍
58151東陽テクニカ494億円16.2倍
63679じげん490億円10.7倍
79742アイネス483億円
83660アイスタイル479億円17.3倍
94719アルファシステムズ478億円12.7倍
104318クイック476億円11.4倍
116088シグマクシス・ホールディングス470億円11.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

株式会社ドリコムから分割して設立された2006年

2006年6月、株式会社ドリコムからの会社分割により、東京都渋谷区恵比寿に株式会社ドリコムジェネレーティッドメディアを設立した。第三者割当増資により資本金65百万円でスタート。2008年には転職情報サイト「転職EX」とアルバイト情報サイト「アルバイトEX」を相次いで開始し、ライフメディアプラットフォーム事業に参入した。

商号変更と持株会社化を経て上場した2009〜2013年

2009年9月に商号を株式会社じげんに変更。2010年には賃貸情報サイト「賃貸SMOCCA!-ex」を開始し、不動産領域へ本格進出した。同年9月、株式会社じげんホールディングスが全株式を取得し、2011年4月にはじげんホールディングスを吸収合併。2013年11月、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。

M&Aによる人材領域と旅行領域への参入(2014〜2018年)

2014年7月、B2B事業への参入として株式会社ブレイン・ラボを子会社化。同年9月には美容ヘルスケア領域の株式会社リジョブを買収し、人材事業を強化した。2018年2月、旅行領域へ進出するためアップルワールド・ホールディングスを子会社化。同年6月には東京証券取引所市場第一部へ市場変更した。

事業領域の拡大とプライム市場移行(2019〜2022年)

2019年に採用管理システムのマッチングッドを子会社化し、2020年にはリフォーム・エネルギー事業の株式会社アイアンドシー・クルーズ、介護・保育領域のPCHホールディングスを買収。2022年4月の市場区分見直しによりプライム市場へ移行した。同年5月以降、建設・不動産・メーカー・運送領域へ相次いで進出した。

コンサル・薬局・リゾート領域へ広げた直近の買収(2025年)

2025年5月、子会社のタイズがコンサルタント領域のアルティメイトリソーシズグループを子会社化。同年9月にはリジョブが薬局領域のエニーキャリアを買収し「ファーマキャリア」を取得。同年11月にはリゾート派遣の株式会社アルファスタッフを買収し、人材事業の8業種体制を完成させた。

年表34件を開く

2000年代

  • 2006年6月創業株式会社ドリコムからの会社分割により、東京都渋谷区恵比寿に株式会社ドリコムジェネレーティッドメディアを設立。RIP1号R&D投資組合を割当先とする第三者割当増資を実施(資本金65百万円)。
  • 2008年3月ライフメディアプラットフォーム事業を開始、転職情報検索サイト「転職EX」サービス提供開始。
  • 2008年8月本社を東京都新宿区高田馬場に移転。
  • 2008年9月アルバイト情報検索サイト「アルバイトEX」サービス提供を開始。
  • 2009年9月商号変更商号を株式会社じげんに変更。

2010年代

  • 2010年6月賃貸不動産情報検索サイト「賃貸SMOCCA!-ex」サービス提供を開始。
  • 2010年8月プライバシーマーク(JIS Q 15001)認証取得。
  • 2010年9月株式会社じげんホールディングスが株式会社ドリコム、株式会社リクルートインキュベーションパートナーズ及び当社代表取締役社長の平尾丈より当社株式を全て取得。
  • 2011年4月M&A当社を存続会社として株式会社じげんホールディングスを吸収合併。
  • 2012年2月ユーザー課金事業を営むサイトの開発及び運営を目的として当社子会社として株式会社にじげん(現:株式会社CORDA)を設立。
  • 2013年11月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場。
  • 2014年3月本社を東京都新宿区新宿に移転。
  • 2014年7月M&AB2B事業領域への参入として株式会社ブレイン・ラボの全株式を取得し子会社化。
  • 2014年9月M&A美容ヘルスケア市場への参入として株式会社リジョブの全株式を取得し子会社化。
  • 2017年1月本社を東京都港区虎ノ門に移転。
  • 2018年2月M&A旅行領域への参入としてアップルワールド・ホールディングス株式会社(現:株式会社アップルワールド)の全株式を取得し子会社化。
  • 2018年6月東京証券取引所市場第一部に市場変更。
  • 2018年12月M&A海外ユーザー向けの中古車関連メディア事業への参入として株式会社トレードカービュー(現:株式会社TCV)の全株式を取得し子会社化。
  • 2019年1月M&A採用管理支援システム領域の拡充としてマッチングッド株式会社の全株式を取得し子会社化。
  • 2019年4月M&A株式会社ブレイン・ラボを存続会社として、マッチングッド株式会社を吸収合併。

2020年代

  • 2020年2月M&Aリフォーム、エネルギーメディア事業への参入として株式会社アイアンドシー・クルーズ(現:当社ライフサポートDivision)の全株式を取得し子会社化。
  • 2020年9月介護・保育領域への参入として、PCHホールディングス株式会社の全株式を取得し、HITOWAキャリアサポート株式会社(現:株式会社ミラクス)を孫会社化。
  • 2020年12月「フランチャイズ比較.net」「結婚相談所比較ネット」等の比較メディア事業の譲受。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年5月M&A建設領域への参入として株式会社Struct(現:株式会社アップベース)の全株式を取得し子会社化。
  • 2022年8月M&A不動産売買市場や人材市場における不動産領域への参入として株式会社ビヨンドボーダーズの全株式を取得し子会社化。
  • 2022年10月M&Aメーカー領域への参入として株式会社イーエイチアイの全株式を取得し、株式会社タイズを孫会社化。※2023年2月に株式会社イーエイチアイは、株式会社タイズを存続会社とする吸収合併により消滅。
  • 2022年11月M&A運送領域への参入として株式会社オーサムエージェントの全株式を取得し子会社化。
  • 2023年2月M&A旅行領域における商材拡充及び市場シェアの強化を目的として株式会社ティ・エス・ディの全株式を取得し子会社化。
  • 2024年7月株式会社Struct(現:株式会社アップベース)を分割系承継会社として、株式会社ビヨンドボーダーズの一部事業である人材紹介事業を会社分割の方法で承継。
  • 2024年10月M&A株式会社アップルワールドを存続会社として、株式会社ティ・エス・ディを吸収合併。
  • 2025年5月M&Aコンサルティング領域への参入として当社の連結子会社の株式会社タイズがアルティメイトリソーシズグループ株式会社の全株式を取得し子会社化。
  • 2025年9月M&A薬局領域への参入として当社の連結子会社の株式会社リジョブがエニーキャリア株式会社の全株式を取得し子会社化。
  • 2025年11月M&Aリゾート領域への参入として株式会社アルファスタッフの全株式を取得し子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    AIと人の最適配置で提供価値向上

    第3次中期経営計画「ZIGExN Matching Agent」に基づき、AIが生産性を最大化し、人が成約価値を最大化することで、集客以降のプロセス(RPO、BPO等)に深く介在し、TAMを拡張する。Vertical HRでは定着支援までカバーし、Life Serviceでは集客から成約、BPOへの垂直統合を推進する。

  2. 02

    戦略的投資と資本効率の維持

    領域拡張やロールアップ、垂直統合に資するボルトオンM&Aを実施し、大型M&Aを優先的に検討する。財務レバレッジを活用し、事業ポートフォリオ管理を通じて資本利益率×成長率を最適化し、利益及びキャッシュ・フローの絶対額を最大化する。

  3. 03

    グループ拡大に伴うガバナンス整備と人材育成

    「人×AI」を踏まえたグループ人材ポートフォリオを再定義し、バーチャルカンパニー制を導入。次世代経営人材の輩出や株主価値と役員報酬のアライメント強化に取り組み、多様な人材のエンゲージメント向上と強固な組織・ガバナンス体制を整備する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,350人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は554万円で、9期前と比べて+29.7%平均年齢は33.2歳、平均勤続年数は4.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月254
2018年3月346
2019年3月42732.62.3398
2020年3月42434.32.3465
2021年3月49032.82.3772
2022年3月48332.62.5704
2023年3月52232.92.9857
2024年3月52532.93.2927
2025年3月54833.13.7964591
2026年3月55433.24.01,350437

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社他 — 東京都港区他1,231百万円
ライフサービス プラットフォーム事業
株式会社アップルワールド — 東京都新宿区1,188百万円
ライフサービス プラットフォーム事業
株式会社ブレイン・ラボ — 東京都港区632百万円
ライフサービス プラットフォーム事業
株式会社タイズ — 大阪府大阪市451百万円
ライフサービス プラットフォーム事業
株式 会社リジョブ — 東京都豊島区224百万円
ライフサービス プラットフォーム事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社リジョブ(注)2、3
    東京都 豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社タイズ(注)2、3
    大阪府 大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アップルワールド(注)2
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ブレイン・ラボ(注)2
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他19社
    - · 連結子会社
  • 国内
    Retty株式会社(注)4、5
    東京都 港区 · 持分法適用会社
    議決権1.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は292億円営業利益59億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.5%、利益が+3.5%。

売上高
+14.5%
292億円
営業利益
+3.5%
59億円
純利益
+7.7%
42億円
営業利益率
20.2%
前期比 -2.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高335億円292億円
営業利益64億円59億円
純利益44億円42億円
1株あたり配当¥13.5¥13.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は78億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+41.8%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q569
2024年1Q551221.88
2024年2Q571322.810
2024年3Q571424.610
2024年4Q6310
2025年2Q1232822.819
2025年4Q1322922.020
2026年2Q1382921.020
2026年4Q1543019.522
2027年1Q781620.511

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は12億円から292億円へ24.3倍に増えた。直近期の営業利益率は20.2%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所マザーズ市場に上場。
2013年3月1264
B2B事業領域への参入として株式会社ブレイン・ラボの全株式を取得し子会社化。
2014年3月1995
2015年3月31127
2016年3月501710
2017年3月752515
旅行領域への参入としてアップルワールド・ホールディングス株式会社(現:株式会社アップルワールド)の全株式を取得し子会社化。
2018年3月1033322
採用管理支援システム領域の拡充としてマッチングッド株式会社の全株式を取得し子会社化。
2019年3月1294128
リフォーム、エネルギーメディア事業への参入として株式会社アイアンドシー・クルーズ(現:当社ライフサポートDivision)の全株式を取得し子会社化。
2020年3月1323827
2021年3月126−11−20
建設領域への参入として株式会社Struct(現:株式会社アップベース)の全株式を取得し子会社化。
2022年3月1533323
旅行領域における商材拡充及び市場シェアの強化を目的として株式会社ティ・エス・ディの全株式を取得し子会社化。
2023年3月1874229
株式会社アップルワールドを存続会社として、株式会社ティ・エス・ディを吸収合併。
2024年3月2325438
コンサルティング領域への参入として当社の連結子会社の株式会社タイズがアルティメイトリソーシズグループ株式会社の全株式を取得し子会社化。
2025年3月255575722.439
2026年3月292595920.242

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高292億円のうち、営業利益として残るのは59億円20.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は42億円、売上の14.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金19.5%57億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金60.3%176億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.2%59億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
80.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.8pt
20.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.7pt
14.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.6pt
19.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが43億円、投資CFが−38億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は127億円で、売上の5.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月40046
2014年3月6−29419
2015年3月8−3445−2638
2016年3月12−4−7840
2017年3月20−2524−559
2018年3月29−268369
2019年3月31−7−212473
2020年3月21−16−12566
2021年3月26−170974
2022年3月38−13−142586
2023年3月57−46311100
2024年3月68−10−2658132
2025年3月73−24−3849143
2026年3月43−38−205127

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は406億円。このうち返さなくてよい自己資本が225億円で、自己資本比率は55.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月106463.6
2014年3月2521481.0
2015年3月84275732.2
2016年3月91385341.7
2017年3月141667546.7
2018年3月1841147061.9
2019年3月2001386268.8
2020年3月2241636172.6
2021年3月2011307164.6
2022年3月2161496769.1
2023年3月30416114352.9
2024年3月34519415156.3
2025年3月37620017653.2
2026年3月40622518155.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
127億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
235億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
181億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
97
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中98位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中383位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.6%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
14.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥445で、1年前と比べて-14.5%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥445-2.6%1ヶ月+7.2%1年-14.5%時価総額490億円
過去52週の値幅
安値¥371高値¥581

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.7倍
PER (会社予想)10.1倍
PBR1.98倍
配当利回り3.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月10日の397円から7月22日には408円。下降トレンドから戻し、25日線(392円)を上回り、短期的に上昇。7月21日には414円と高値をつけ、出来高243,500株。75日線(400円)も突破。RSIは74.1と買われ過ぎ圏。200日線(440円)が上値抵抗。52週高値(581円)からは乖離が大きいが、戻り基調。出来高は全体的に高水準。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER9.80倍は業界平均29.83倍を大きく下回り、PBR1.80倍も業界平均3.46倍より低い。ROE19.6%は非常に高く、収益性の高さを株価が十分に反映していない。配当利回り2.66%は業界平均1.29%を上回り、配当性向51.1%と安定した還元。業績は堅調に成長中。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.7倍47.9倍
PER (予想)10.1倍
PBR1.98倍2.96倍
ROE19.6%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は堅調に成長(187億→292億円)し、営業利益率も20%超と高水準だが、PER10倍割れと評価は低い。強気派は、不動産デジタル化の追い風と高い収益性を評価し、割安株としてのリバウンドを期待する。弱気派は、不動産市況の循環変動や競合の台頭による成長鈍化リスクを指摘する。また、過去の実績に対して市場が成長持続性に懐疑的な可能性がある。

プラスに働く材料7
  • 高収益・成長継続

    売上高5年で1.5倍、営利率20%超。

  • 割安株の反転期待

    PER9.8倍と業界平均比低く、リバウンド余地。

  • 不動産DX追い風

    業界のデジタル化進展で需要増加見込み。

  • 加速する増収率、FY26は前年比14.5%増収計画FY2026/3影響

    FY26売上高292億円、前年比37億円増収。営業利益59億円と2億円増益。

  • 19.6%ROEに対しPER9.8倍は割安、バリュエーション再評価余地不定影響

    PER9.8倍は同業平均比低水準。ROE20%近くでPER15倍なら株価600円超。

  • 増配余地ある2.66%配当利回り、株主還元強化期待次回決算影響

    FY25配当10.84円(自己株式含まず)、増益で増配可能性。利回り2.66%と低位。

  • 株価1年で9%下落、外国人保有16%と需給改善の可能性通年影響

    年初来安値圏、PBR1.8倍。自己株買いやIR強化で外国人買い戻し余地。

マイナスに働く材料7
  • 不動産市況連動リスク

    金利上昇や市況悪化で広告需要減少。

  • 成長減速の兆候

    営業利益率22%→20%と微減傾向。

  • 競合との競争激化

    他社ポータルや新興サービスとの競合。

  • 営業利益率22.4%→20.2%へ低下、費用増加が収益圧迫FY2026/3影響

    FY26営業利益59億円(前期比+2億円)だが売上高増加率に劣後。販管費増加。

  • 時価総額449億円と小型、大口売りで株価急落リスク不定影響

    浮動株少なく、大口売りで需給悪化しやすい。出来高少ない。

  • 人材・旅行領域の競争激化、シェア低下リスク継続影響

    主要市場でリクルート等大手との競合。売上成長鈍化なら利益率更に低下。

  • 景気後退で広告需要減、売上高下振れリスク経済次第影響

    売上高の大半は広告関連。仮に10%減収で営業利益20%超下落も。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大の継続性を測る基本指標。
営業利益率
高収益維持の鍵。低下は競争激化の兆候。
掲載不動産会社数
プラットフォームの質と収益力を反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13.5で、前期から+4.8%いまの株価に対する利回りは3.03%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥13.5
1株あたり
配当利回り
3.03%
いまの株価に対して
配当性向
51.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年3月214.6
2020年3月350.014.7
2021年3月30.0
2022年3月416.718.9
2023年3月414.351.8
2024年3月762.526.7
2025年3月1161.576.8
2026年3月114.851.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13.5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ14,387人。区分でいちばん多いのは事業法人44.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.5%を占め、残る46.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人44.044.844.244.244.344.9
個人・その他25.428.027.024.129.828.6
外国法人13.813.816.016.514.816.2
自己株式3.23.26.96.910.19.8
金融機関13.210.410.813.48.88.6
証券会社3.32.81.91.72.11.7
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社じょうげん44.45
02平尾 丈4.80
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.38
04野村信託銀行株式会社(投信口)2.85
05CLEARSTREAM BANKING S.A.(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.37
06STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.59
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.19
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.14
09INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.02
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.92

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.68%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.95%
  • 2026-04-24
    平尾 丈
    新規の大量保有報告
    4.80%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+472%、1株純資産は14期で+1762%。直近期のROEは19.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月71284.3
2014年3月52040.394.6
2015年3月72628.651.3
2016年3月103732.237.6
2017年3月146228.443.4
2018年3月2010324.149.8
2019年3月2512422.323.214.6
2020年3月2414617.811.014.7
2021年3月−18120
2022年3月2113816.214.418.9
2023年3月2815518.917.351.8
2024年3月3718721.417.026.7
2025年3月3819919.611.476.8
2026年3月4222719.69.851.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額81百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平尾丈代表取締役 社長執行役員 CEO435,279,000
今井良祐取締役 執行役員3770,000
波多野佐知子取締役 執行役員4370,000
薄葉康生取締役6320,000
榊淳取締役54
矢島茉莉常勤監査役43
宮崎隆監査役47
和田健吾監査役48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4484812
社外取締役533337

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,018字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社(株式会社リジョブ、株式会社タイズ、株式会社アップルワールド、株式会社ブレイン・ラボ等)、関連会社(Retty株式会社)の計25社で構成されております。また、当社グループの事業は、ライフサービスプラットフォーム事業とその他で構成されております。 中核となるライフサービスプラットフォーム事業では、提携する複数のインターネットの情報を統合して一括検索・一括反響が可能なアグリゲーションメディア事業、アグリゲーションメディアの運営で培ったノウハウを活用して特定の業種や地域を対象に、ユーザーと顧客を高精度でマッチングさせる特化型メディア事業や職業紹介事業、及びプラットフォーマーとして培った顧客基盤を活用したシステム事業等を展開し、人材、不動産、自動車、旅行といった生活に関わる幅広い領域においてサービスを提供しております。これらはいずれもアグリゲーションメディアを起点に派生しており、各サービスはユーザーや顧客(広告主)、メディア運営ノウハウ、従業員といった社内外の経営資源を共有し、相互に密接に連携しております。 また、当社グループでは、ライフサービスプラットフォーム事業で培った知見を活かし、ユーザー課金モデルを中心とした新規開発サービスの展開を行っております。 なお、当社グループの報告セグメントは、ライフサービスプラットフォーム事業のみとなります。 (1) ライフサービスプラットフォーム事業 当社グループの事業は、ライフサービスプラットフォーム事業とその他で構成されております。 ライフサービスプラットフォーム事業は主力事業である「Vertical HR」、「Living Tech」と、安定的なキャッシュ・フローを生み出す「Life Service」から構成されており、それぞれの状況は以下のとおりです。 a.Vertical HR Vertical HRは、株式会社リジョブ(美容、ヘルスケアの領域に特化した求人情報を提供する媒体『リジョブ』を運営)、エニーキャリア株式会社(薬局領域に特化した人材紹介事業『ファーマキャリア』等を運営)、株式会社タイズ(メーカー領域に特化した人材紹介事業『タイズ』を運営)、アルティメイトリソーシズグループ株式会社(コンサルタント領域に特化した人材紹介事業『URG』を運営)、株式会社アップベース(建設領域に特化した人材紹介事業『建設JOBs』、不動産領域に特化した人材紹介事業『リアルエステートWORKS』を運営)、株式会社オーサムエージェント(注)(運送領域に特化した求人情報を提供する媒体『ドラピタ』を運営)、株式会社アルファスタッフ(リゾート領域に特化した人材派遣事業『Alpha Resort』等を運営)等から構成されております。 株式会社リジョブに関して、クライアントサイドでは事業所の採用ニーズは高い状態が継続し、新規顧客の獲得ペースも改善しております。ユーザーサイドにおいては求職者の動向は堅調に推移しております。 株式会社タイズに関して、クライアントサイドでは採用ニーズは引き続き堅調に推移しており、求職者ニーズも同様に堅調に推移しております。 その他事業に関して、全体として採用ニーズは堅調であり、求職者ニーズも同様に堅調に推移しております。 (注)株式会社オーサムエージェントは2025年10月1日付で株式会社三光アドを吸収合併しております。 b.Living Tech Living Techは、『賃貸スモッカ』や株式会社ビヨンドボーダーズが運営する越境不動産取引事業『SEKAI PROPERTY』等の不動産に関連するメディア、リフォーム会社比較サイト『リショップナビ』やプロパンガス会社比較サイト『エネピ』等のライフサポートに関連するメディアから構成されております。 『賃貸スモッカ』に関して、クライアントサイドにおけるインターネット広告出稿需要は堅調である一方で、地政学リスクの影響が一部生じております。ユーザーサイドにおいては、インフレに伴う支出抑制影響等もあり、引越し需要はやや減退しております。 『SEKAI PROPERTY』に関して、地政学リスクの高まりや不安定な為替相場等の影響により、クライアントサイド及びユーザーサイドともに部分的な影響が生じております。 『リショップナビ』や『エネピ』等のライフサポート領域に係るクライアントサイドにおいては、インターネット広告出稿需要は堅調に推移している一方で、地政学リスクの影響が一部生じております。また、ユーザーサイドにおいては物価上昇の影響により、リフォーム需要は減退傾向にあります。一方で、物価上昇に伴う節約需要の高まりにより、光熱費の切替需要は増加傾向にあります。 c.Life Service Life Serviceは、主に個人ユーザー向けのフランチャイズ比較サイトである『フランチャイズ比較.net』、結婚相談所比較サイト『結婚相談所比較ネット』等の比較メディア事業や株式会社アップルワールド(旅行会社向けホテル予約媒体『アップルワールド』、旅行会社向けホテル予約媒体『Rikisha Easy REZ!』等を運営)等から構成されております。 比較メディア事業において、クライアントサイドにおける広告出稿需要及びユーザーサイドの動きは安定的に推移しております。 株式会社アップルワールドに関して、ユーザーサイドにおいては、国内旅行需要は堅調に推移している一方で、海外渡航需要は地政学リスクの影響等により、一時的な鈍化が生じております。クライアントサイドでは、レジャー領域において円安の影響により緩やかな推移となっているものの、業務渡航領域では比較的堅調に推移しております。 (2) その他 その他事業においては、株式会社CORDAを中心に、コンシューマ課金サービス、事業化を検討している新規事業を営んでおります。 なお、当社グループの展開領域及び主要サービスは以下のとおりになります。 セグメント名称   展開領域及び主要サービス   事業内容及び目的 ライフサービスプラットフォーム事業   ・Vertical HR「リジョブ」「ファーマキャリア」「タイズ」「URG」「ドラピタ」「建設JOBs」「リアルエステートWORKS」「Alpha Resort」 ・Living Tech「賃貸スモッカ」「リショップナビ」「エネピ」「SEKAI PROPERTY」「保険マンモス」 ・Life Service「アルバイトEX」「中古車EX」「TCV」「求人情報ビズ」「フランチャイズ比較.net」「アップルワールド」「TRAVELIST」「キャリアプラス」「マッチングッド」「Rikisha Easy REZ!」   複数のインターネットメディアの情報を統合するメディア、特定の業種や地域を対象にユーザーと顧客をマッチングさせる特化型メディアや職業紹介事業、及びシステム事業等の開発及び運営・維持 その他   ・その他新規開発サービス「みんなの電話占い」   既存のライフサービスプラットフォーム事業の知見を活かした、ユーザー課金モデルを中心とする新規開発サービスの企画・開発及び運営・維持 <事業系統図>
経営方針・対処すべき課題1,895字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは複数のインターネットの情報を取りまとめ、ユーザーに提供するライフサービスプラットフォーム事業を中心に事業を行っております。今後につきましては、ライフサービスプラットフォーム事業の対象領域の充実による既存事業の拡大に加え、新しいビジネスモデルの事業への展開により、新たな収益源の確保が重要であると認識しております。 当社グループは上記の内容を踏まえ、以下の点に取り組んでまいります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) AI活用によるビジネスモデルの進化及びバリューチェーンの拡張による収益拡大 当社グループが取り組むライフサービスプラットフォーム事業においては、これまでデータドリブンで高精度なマッチングテクノロジーを強みに事業を拡大させて参りました。第2次中期経営計画期間中、Vertical HRでは、成約介在モデルへの進出を果たし、顧客単価の上昇など一定の成果を収め、第2次中期経営計画で掲げたZ CORE(売上収益100億円超の主力事業)を達成しました。一方で、Living Tech及びLife Serviceにおける集客・送客から成約介在モデルへのビジネスモデルの転換遅延、ならびに業務プロセス拡張と成長率は課題であると認識しております。 これらの課題に対処するため、第3次中期経営計画「ZIGExN Matching Agent」(2026年5月12日公表)では、AIが生産性の最大化、人が成約価値の最大化を担うことにより、「AIと人の最適配置」を実現し、提供価値を向上して参ります。また、これまでの「集客・送客の最適化」が成長の主なエンジンであったところから、今後はRPOやBPO等を含めた集客以降のプロセスにも深く介在することで、TAM(獲得可能な最大市場規模)を拡張し、収益基盤を強固なものにして参ります。 Vertical HRでは、定着支援まで拡張し採用プロセス全体をカバーし、領域No.1の「HRパートナー」の実現を目指して参ります。Life Serviceでは、集客から成約、さらにはBPOへの垂直統合を推進し、顧客の経営支援を実現して参ります。 (注)第3次中期経営計画では、Vertical HRを主力事業として継続し、Living Tech及びLife Serviceを安定的なキャッシュ・フローの基盤となる事業群としてLife Serviceに統合予定。 (2) 戦略的投資の実行と資本効率の維持 当社グループは、これまでに多数のM&Aの遂行と順調なPMIの進展により、高い投資回収率を実現させて参りました。しかしながら、中長期的な企業価値向上のためには、業績貢献の大きい大型M&Aの実施不足、及びそれに伴うROE等の資本効率性の低下を課題と認識しております。 これらの課題に対処するため、当社グループは、領域拡張やロールアップ戦略、及び垂直統合に資するボルトオンM&Aを着実に実施するとともに、業績貢献の大きい大型M&Aを優先的に検討して参ります。さらに、財務レバレッジのさらなる活用を進め、資本利益率×成長率の4象限による事業ポートフォリオ管理を徹底いたします。これにより、規律ある資本効率性を維持しながら、積極的な戦略投資を通じて利益及びキャッシュ・フローの絶対額を最大化し、持続的な財務基盤の強化と株主還元に努めて参ります。 (3) グループ拡大に伴うガバナンス整備と次世代経営人材の育成 当社グループは、経営人材の採用、次世代経営人材の育成プログラムの新設など、事業運営を高速化するための組織基盤を構築して参りました。一方で、今後のグループ拡大に伴う最適なリソース配分、将来の成長を支える経営人材のパイプライン(継続的な発掘・育成ルート)の確保、及びグループガバナンスのさらなる整備が重要な課題であると認識しております。 これらの課題に対処するため、「人×AI」を踏まえたグループ人材ポートフォリオの再定義を行い、生産性の最大化と利益率の最適化を目指してバーチャルカンパニー制の導入を進めて参ります。また、M&A戦略を具現化する次世代経営人材の輩出や、株主価値と役員報酬のアライメントの強化に取り組み、次世代経営者・候補者の充足率向上に努めます。加えて、グループ全体での事業推進人材比率を高め、多様化する人材のエンゲージメント向上と、拡大する事業規模に即した強固な組織・ガバナンス体制の整備を進めて参ります。
事業等のリスク6,142字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には以下のようなものが挙げられます。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、これらのリスク発生の可能性を十分認識した上で発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境に関わるリスクについて ① 広告市場について 株式会社電通発表の「2025年の日本の広告費」(2026年3月発表)によれば、我が国の総広告費は8兆623億円と、前年比+5.1%となり、1947年に推定を開始して以降、過去最高となりました。特に、当社グループで関連性が大きいインターネット広告市場は4兆459億円と前年比+10.8%と推計され、堅調に成長しております。 しかしながら、広告市場は企業の景気動向に敏感であるため、今後急激な景気の変化等により広告の需要及びインターネット広告の需要に影響が及ぶ可能性があります。そのような事態が生じた場合や、顧客企業における広告媒体別の予算配分方針に変更が生じた場合には、掲載案件数の減少や単価の低下等を要因として、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② メディア顧客企業との関係・情報提供について ライフサービスプラットフォーム事業で用いている情報の一部は、インターネットメディアを運営する顧客企業より提供を受けているものであり、メディア顧客企業との広範かつ親密なネットワークは当社グループの重要な経営資源であります。当社グループは各社に対し、検索エンジン対策を中心としたWebマーケティング力やサービス構成力といったマッチングテクノロジーにより、継続的にメディア顧客企業の案件に対し応募や申し込みを発生させてきたことで信頼関係を構築してまいりました。一方で、メディア顧客企業の提携方針の変更や予期せぬ要因等により、これらメディア顧客企業との関係性が変化する場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 競合について 現在、ライフサービスプラットフォーム事業と同様のビジネスモデルでメディアを運営する競合企業は複数存在しております。当社グループとしては、マッチングテクノロジーを活用して他社との差別化を図ることで、市場における優位性の構築を推進してまいりました。 今後も、当社グループでは、ライフサービスプラットフォーム事業に属している各媒体の規模拡大と質的な充実を図ることにより、一層の強化を推進していく方針でありますが、大手媒体の運営事業者等の新規参入や、既存他社媒体の規模拡大等により顧客やユーザーの獲得競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自然災害、事故について 当社グループでは、自然災害や大規模な事故に備え、定期的なバックアップや稼働状況の監視によりシステムトラブルの事前防止又は回避に努めております。しかしながら、当社グループの本社及び重要な事業拠点は首都圏及び大阪・名古屋等の都市部に有り、当地域内における地震、津波等の大規模災害の発生や事故により被害を受けた場合、事業を円滑に運営できなくなり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に関わるリスクについて ① ライフサービスプラットフォーム事業への依存について 2026年3月期における売上収益(29,221百万円)は、ライフサービスプラットフォーム事業による売上収益が約98%を占めております。 従って、各業界における広告費の支出動向や他の媒体との競合の激化、及び展開しているサイトの健全性が損なわれることによる顧客企業との信頼関係の低下等により、当社グループのライフサービスプラットフォーム事業の売上収益が減少した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② サイト機能の充実について ライフサービスプラットフォーム事業のビジネスモデルは概ね媒体運営という点で共通しているものの、当社グループは、ユーザーのニーズに対応するため、ユーザーへの情報提供方法や、課金とは直接的には関係のないコンテンツ(例:口コミ情報)の拡充等は運営サービスごとに市場の環境変化等に即し行っております。 しかし、今後において、有力コンテンツの導入やユーザーのニーズの的確な把握が困難となり、十分な機能拡充に支障が生じた場合、当社の業界における競争力が低下し当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③ 新規事業について 当社グループは今後も引き続き、積極的に新サービスないしは新規事業に取り組んでまいります。グループ内リソースを最大限活用し、立ち上げ効率並びに資金効率の最大化を図ってまいりますが、これによりシステムへの先行投資や、広告宣伝費等に追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。 また、展開した新領域でのライフサービスプラットフォーム事業ないしは新規事業の拡大・成長が当初の予測どおりに進まない場合、投資を回収できず、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 海外市場への進出について 当社グループは今後、海外への事業展開に積極的に取り組む可能性があります。 海外事業展開を行っていく上で、各国の法令、制度・規則、政治・社会情勢、為替等をはじめとした潜在的リスクに対処できないこと等により、事業を推進していくことが困難となった場合に、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、各国において事業が計画どおりに進捗しない場合等に、業績に影響を与える可能性があります。 (3) 事業運営体制について ① 特定人物への依存について 代表取締役 社長執行役員 CEOである平尾丈は、2008年1月より代表を務めております。同氏は、インターネット関連事業に関連する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において極めて重要な役割を果たしております。 当社グループは、取締役会や事業運営のための定例会議等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図るとともに、権限の委譲も適宜行っていくことで、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を行うことが困難となった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 人材の獲得及び育成について 当社グループは、今後想定される事業拡大や新規事業の展開に伴い、継続した人材の確保が必要であると考えております。特に、既存事業や新規事業を拡大・成長させていくための事業開発力・マネジメント能力を有する人材や、システム技術分野のスキルを有する人材、及び高度な専門性を持つコーポレート人材の確保に努めるとともに、人事制度、教育体制の整備を進め人材の定着と能力の底上げに努めております。 しかしながら、当社グループの求める人材が必要な時期に十分に確保・育成できなかった場合や人材の流出が進んだ場合には、経常的な業務運営及び新規事業の拡大等に支障が生じ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 組織規模拡大に応じた業務執行体制について 当社グループは、2026年3月31日時点で、従業員数1,350名(正社員及び人材派遣事業の派遣従業員315名を含む)となっております。今後、M&Aや新規採用により、組織規模を拡大していく予定であり、これに応じてマネジメント体制の充実、グループガバナンスの強化、従業員の育成等を行っておりますが、今後もこれらの施策が適時適切に進行しなかった場合には当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 内部管理体制の強化について 当社グループは、企業価値の継続的な増大を図るにはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であると認識しております。 業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保のための内部統制システムの適切な運用、さらに健全な倫理観に基づく法令遵守を徹底してまいりますが、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (4) システム等に関するリスクについて ① システム障害について 当社グループの事業は、スマートフォンやPC、コンピュータ・システムを結ぶ通信ネットワークに依存しており、自然災害、事故などによって通信ネットワークが切断された場合には、当社グループの事業及び業績等に影響を与える可能性があります。 当社グループは、サービスを構成するITシステムの安定的稼働のために、システムの冗長化やクラウドサービス利用などの対策を行い、システムトラブルの発生可能性を低減しています。また万が一トラブルが発生した際に備え、これを速やかに検知できるようシステム稼働状況のモニタリングや、障害発生時の対応フロー等を整備し迅速な復旧体制を整えています。 しかしながら、このような対応にも関わらず各サービスのITシステムへの過負荷や電力供給の停止、クラウドサービスの停止、サイバー攻撃等による不正アクセス等の予測不可能な様々な要因によってシステムがダウンした場合、当社グループの事業及び業績等に影響を与える可能性があります。 ② 技術革新について 当社グループが事業展開しているインターネット関連市場では、生成AIをはじめとするAI技術の急速な台頭など活発な技術革新が行われており、そのスピードが極めて速いことから、技術革新に応じたシステムの拡充、及び事業戦略の修正等も迅速に行う必要があると考えております。そのため、当社グループでは業界の動向を注視しつつ、迅速に既存サービスに新たな技術を展開できる開発体制を敷いております。さらに、2026年7月1日付で「AX/AI・セキュリティ推進室」を新設し、最新技術の安全かつ効果的なビジネス活用と、それに伴うセキュリティガバナンスの強化を推進する体制を整えております。 しかしながら、予期しない技術革新等があった場合、又は想定以上のスピードで技術革新が進行した場合等、それに伴いシステム開発費用、その他環境整備費用等が発生する可能性があります。また、AI技術の進展に伴うセキュリティリスクや法的・倫理的リスクへの対応、あるいは適時な対応ができない場合、当社グループが提供するサービスの競争力が相対的に低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 事業拡大に伴うシステム投資について 当社グループでは、サービスの安定稼動やユーザーの満足度向上を図るためには、サービスの成長に伴い先行的にシステムやインフラに投資を行っていくことが必要であると認識しております。 今後、現在展開している事業で予測されるユーザー数・アクセス数の拡大、新規事業の導入、及びセキュリティ強化のため継続的な費用拠出や設備投資を計画しておりますが、実際のユーザー数・アクセス数が当初の予測から大幅に乖離する場合、費用拠出や設備投資の前倒しや当初計画よりも大規模な施策を行わなければならず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 法的規制について ① 一般的な法的規制について 当社グループの事業に関連する主な法規則として「不当景品類及び不当表示防止法」、「職業安定法」、「消費者契約法」、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、「電気通信事業法」等があります。 現時点では、これらに関連する法的規制が当社グループ事業に対する影響は限定的ですが、今後、これらに関連する法令の大幅な改正があった場合又は当社の事業に関連する規制等が新設された場合には、当社グループの事業が制約を受ける可能性が有ります。その場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 個人情報の保護について 当社グループでは、インターネット関連サービスの提供を通じ、利用者本人を識別することができる個人情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱業者としての義務が課されております。 当社グループでは個人情報を取り扱う際の業務フローや権限体制を明確化し、個人情報管理に関する規程を制定しております。併せて、役員及び従業員を対象とした社内教育を通じて、関連ルールの存在を周知徹底し、意識の向上を図ることで、同法及び、関連法令等の法的規制の遵守に努めております。 また、当社グループのコンピュータ・システムは、外部からの不正アクセスを防止するため様々なアクセス制御等のセキュリティ対策によって保護されております。 しかし、個人情報が当社グループの関係者や業務提携先・委託先等の故意又は過失により外部に流出したり、悪用されたりする事態が発生した場合には、当社グループが損害賠償を含む法的責任を追及される可能性があるほか、当社グループ並びに運営サービスの信頼性やブランドが毀損し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 知的財産権について 当社グループは、運営する事業に関する知的財産権の保護に努めるとともに、第三者の知的財産権の侵害を予防するために研修・教育等の対応を行っております。しかしながら、容易に認識することが困難な特許権等の知的財産権を過失等により侵害することによって損害賠償請求や差止請求、又は当社グループに対するロイヤリティの支払い要求等を受けた場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (6) その他のリスクについて ① 新株予約権行使による株式価値希薄化に関するリスク 当社グループでは、取締役、従業員に対するインセンティブ等を目的とした新株予約権を発行しております。これらの新株予約権が権利行使された場合には、既存株主の株式価値が希薄化する可能性があります。なお、2026年5月31日現在における新株予約権による潜在株式数は4,343,000株であり、発行済株式総数110,000,000株の3.9%に相当しております。 ② のれんの減損に関するリスク 当社グループは2026年3月末時点で13,483百万円ののれんがございます。今後、取得した会社の収益性が著しく低下し追加の損失の計上が必要となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,046字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、当社連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社グループは、IFRS会計基準に準拠した連結財務諸表を開示しております。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の売上収益は29,221百万円(前年同期比14.8%増)、売上総利益は23,535百万円(前年同期比12.6%増)、EBITDA※は7,592百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は5,913百万円(前年同期比4.5%増)、税引前当期利益は5,946百万円(前年同期比5.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は4,157百万円(前年同期比7.3%増)となりました。 また、当連結会計年度末の資産合計は40,556百万円(前連結会計年度末比2,983百万円増)、負債合計は18,103百万円(前連結会計年度末比481百万円増)、資本合計は22,453百万円(前連結会計年度末比2,502百万円増)となりました。 なお、セグメント情報との関連については、「その他」の規模が非常に小さく、開示情報としての重要性が乏しいため記載を省略しております。 (※)EBITDA=営業利益(損失)+減価償却費及び償却費+減損損失+固定資産除却損及び評価損-負ののれん発生益 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、4,250百万円、投資活動による資金の減少は、3,825百万円、財務活動による資金の減少は、2,018百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注状況 当社グループは受注活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度   前年同期比 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   (%) ライフサービスプラットフォーム事業   (百万円)   28,549   115.0 その他   (百万円)   672   109.3 合計   (百万円)   29,221   114.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定により、国際会計基準(以下、「IFRS会計基準」)に準拠して作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりであります。 この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行っている部分が有り、この結果は資産・負債、収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、一部過去の実績に基づく概算数値を用いるために、不確実性が伴っており実際の結果と異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの業績は、外部要因として(ⅰ)インターネット関連市場の動向、(ⅱ)競合との競争の激化、(ⅲ)技術革新、(ⅳ)法的規制の変化、(ⅴ)自然災害、(ⅵ)経済状況の影響を受ける可能性があります。なお、近年のマクロ経済の変動に対して、当社グループの業績はインターネット市場の伸長等に伴い堅調に推移しております。 また、内部要因として(ⅰ)新サービスの開発、(ⅱ)外部からの人材登用や人材育成、(ⅲ)内部管理体制、(ⅳ)システム障害等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がありますが、組織体制の整備及び内部統制の強化等によりこれらのリスク要因に対応するよう努めてまいります。なお、当社グループでは、「生活機会の最大化」との企業理念を実現するため、ライフサービスプラットフォーム事業のより広い周知と、対象となるデータベース領域の拡大を行うことが必要であると考えております。また、ライフサービスプラットフォーム事業で培ったWebマーケティングやサイト構築のノウハウをもとに、より日常生活に密着したサービスへの進出やグローバルなサービスの展開等を進めることも検討しています。そのためにはインターネット関連事業の変化に素早く対応できる組織体制の構築、システムの安定性の確保及び情報管理体制の強化等、組織としての健全性を高めていくことが経営上の課題であると認識しております。これらの課題に対応するために、当社グループ経営陣は、最大限に入手可能な情報に基づき現在の事業環境を確認し、最善の経営方針を立案するよう努めてまいります。 当連結会計年度においては、人材領域における採用需要や不動産領域等における広告出稿ニーズは堅調に推移しております。旅行分野では円安の影響により海外渡航需要は緩やかに推移しております。またタイズ等を中心とするPMIは順調に進捗しております。 これらに伴い、当連結会計年度の連結売上収益は29,221百万円、EBITDAは7,592百万円と、前年比増収増益を達成することができました。また、当社グループが営む事業においては、生活様式の変化に伴うDX需要の高まりや市場における構造的な需給ギャップの発生等を背景として、中長期的な成長市場に位置する事業も多数あります。これらの市場環境の変化を機会と捉え、多領域で展開するプラットフォーマーとしての強みを活かし、当社グループ業績の最大化を目指します。 a.財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は40,556百万円(前連結会計年度末比2,983百万円増)となりました。これは主に、営業債権及びその他の債権が1,203百万円、のれんが2,611百万円増加した一方、現金及び現金同等物が1,573百万円減少したこと等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は18,103百万円(前連結会計年度末比481百万円増)となりました。これは主に、営業債務及びその他の債務が738百万円、借入金が433百万円増加した一方、その他の金融負債が1,002百万円減少したこと等によるものであります。 (資本) 当連結会計年度末の資本合計は22,453百万円(前連結会計年度末比2,502百万円増)となりました。これは主に、利益剰余金が3,102百万円増加した一方、資本剰余金が764百万円減少したこと等によるものであります。 b.経営成績の分析 (売上収益) 当連結会計年度において、売上収益は29,221百万円(前年同期比14.8%増)となりました。これは主に、人材紹介領域における既存事業の成長に加え、新規M&Aの事業においても需要が堅調に推移したことにより収益が増加したこと等によるものであります。 (売上総利益) 当連結会計年度において、売上原価は5,687百万円(前年同期比25.1%増)となりました。これは主に、人材紹介領域等の売上増加に伴い外注費が増加したことや、派遣事業に関わる人件費が増加したこと等によるものであります。 この結果、当連結会計年度の売上総利益は23,535百万円(前年同期比12.6%増)となりました。 (営業利益・税引前当期利益) 当連結会計年度において、販売費及び一般管理費は17,642百万円(前年同期比15.7%増)となりました。これは主に、事業拡大やM&Aに伴う人件費等の増加や、主力事業における集客領域の拡張により広告宣伝費が増加したこと等によるものであります。 この結果、当連結会計年度の営業利益は5,913百万円(前年同期比4.5%増)、税引前当期利益は5,946百万円(前年同期比5.1%増)となりました。 (親会社の所有者に帰属する当期利益) 当連結会計年度において、法人所得税費用は1,817百万円(前年同期比1.4%増)となりました。 この結果、当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は4,157百万円(前年同期比7.3%増)となりました。 c.キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末より1,573百万円減少し、12,722百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、4,250百万円となりました。これは主に、税引前当期利益の計上5,946百万円、減価償却費及び償却費の計上1,672百万円、預り金の減少額1,177百万円、法人所得税等の支払額1,636百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、3,825百万円となりました。これは主に、無形資産の取得による支出1,126百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,439百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、2,018百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入2,400百万円、長期借入金の返済による支出2,081百万円、配当金の支払額1,054百万円、自己株式の取得による支出688百万円によるものであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及びM&Aや資本提携等のための戦略投資資金です。運転資金については、原則として自己資金の活用等により調達し、投資資金等については、自己資金の活用に加えて借入金等により調達しています。資金調達に際しては、これら多様な調達手段から時機に応じて最適な手段を選択することで、安定的な財源の確保及び資本コストの最適化を図るほか、親会社所有者帰属持分比率40%以上、のれん対資本倍率1.0倍以下をあるべき財務水準と設定して健全性の維持に努めています。なお、今後は財務レバレッジの活用による積極的な戦略投資により、株主価値の更なる向上を図るため、親会社所有者帰属持分比率は30%以上をあるべき財務水準として設定いたします。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等としては、2027年3月期の業績目標(連結売上収益33,500百万円、EBITDA※8,320百万円、連結営業利益6,430百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益4,390百万円)を掲げております。また中長期的な業績目標として、2031年3月期において、売上収益50,000百万円超、EBITDA12,000百万円超を掲げております。 EBITDAは、非資金項目の影響を除いた利益目標として、当社グループの事業の収益性をより効果的に測るための主要な経営指標であるという認識に変更はございません。なお、これらの指標を達成するための経営者の問題認識と今後の方向性については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 (※)EBITDA=営業利益(損失)+減価償却費及び償却費+減損損失+固定資産除却損及び評価損-負ののれん発生益

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開示資料

出典

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