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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ゼンリン

ZENRIN CO., LTD.9474 · Prime · 情報・通信業

住宅地図で知られる位置情報専門企業。カーナビ・スマホ向けデータからマーケティングまで展開。

概要

ゼンリンは、1974年に北九州市で創業した地図情報企業である。住宅地図帳の出版からスタートし、現在は住宅地図データベース、カーナビゲーション用データ、スマートフォン向け地図サービス、マーケティングソリューションなどを提供する。2026年3月期の連結売上高は644億円、従業員数は約3,574名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

住宅地図から派生した4つの事業領域

ゼンリンの事業は、地図データ(住宅地図・応用地図)、カーナビゲーション・モバイル向け地図データ、マーケティングソリューション、不動産業向けサービスの4つに分かれる。このうち地図データとカーナビ向けが売上の中心である。住宅地図帳の紙媒体からデジタルデータへ移行し、現在はGIS(地理情報システム)や自動運転向けの3D地図データまで手がける。また、地図情報を活用したエリアマーケティングや顧客分析サービスも提供している。

ストック型ビジネスへシフトする収益構造

売上高は2013年3月期の550億円から2026年3月期の644億円まで緩やかに成長している。営業利益は同期間で18億円から39億円へ増加したが、2021年3月期には12億円に落ち込むなど変動がある。同社は中長期計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」で、ストック型サービスの拡大による収益の安定化を掲げる。2026年3月期の営業利益率は5.4%と低水準であり、投資回収が課題となっている。

全国ネットワークと海外拠点を持つグループ体制

連結子会社20社、関連会社4社で構成される。国内では札幌、仙台、東京、名古屋、大阪などに事業所を持ち、製版・印刷を担うゼンリンプリンテックス、地図データの受託開発を行うゼンリンデータコム、マーケティングソリューションを専門とするゼンリンマーケティングソリューションズなどが連携する。海外ではアメリカのAbalta Technologies(カーナビ技術)、ドイツのZENRIN EUROPE GmbHを拠点に展開する。

業界の中での役割は地図データ・位置情報サービスの提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
643億円
営業利益
35億円
営業利益率
5.4%
純利益
27億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01地図データ(住宅地図・応用地図)主力

住宅地図帳、応用地図、住宅地図データベースの製造・販売。地図の調査・編集・データ作成を自社で行う。

主な製品・サービス2
住宅地図帳
全国の住宅地図を収録した紙媒体の地図帳。住民名表示が特徴。
住宅地図データベース
デジタル化された住宅地図データ。GIS等での利用を想定。

02カーナビゲーション・モバイル向け地図データ主力

カーナビゲーション用データ、スマートフォン向けサービス、インターネットサービス向け地図データの提供。

主な製品・サービス3
カーナビゲーション用データ
自動車メーカー・カーナビメーカー向けの道路地図データ。
スマートフォン向け地図サービス
スマートフォンアプリ向けの地図データ・API提供。
3D地図データ
建物などを立体的に表現した地図データ。自動運転等に活用。

03マーケティングソリューション準主力

地図データを活用したマーケティング支援サービスの企画・提供。

主な製品・サービス1
マーケティングソリューション
エリアマーケティング、商圏分析、顧客分析等のサービス。

04不動産業向けサービス副次

不動産業向けのサービス(システム等)の開発・販売・保守。

主な製品・サービス1
不動産業向けサービス
不動産業務支援システム、物件情報管理システム等。

05その他(印刷・リース・投資等)その他

一般印刷物の製造販売、リース専用パッケージシステム、ベンチャーキャピタル事業等。

製品と技術

住民名表示が特徴の住宅地図データベース

ゼンリンの住宅地図帳は、全国の住宅地図に住民名を表示する点が最大の特徴である。紙媒体の地図帳に加え、デジタル版の「住宅地図データベース」を提供。GIS(地理情報システム)で利用可能なデータ形式で、自治体や企業の業務効率化に活用される。2026年3月期には公共ソリューション関連で住宅地図データの提供が増加し、売上に貢献した。

カーナビとスマホ向けの道路地図データ

カーナビゲーション用データは、自動車メーカーやカーナビメーカーに供給される。1991年に開発した「ナビソフト」が起源で、現在は高度な道路ネットワークデータを提供する。スマートフォン向けには、地図APIや3D地図データを提供し、アプリ開発者に利用されている。ただし、2026年3月期はカーナビ用データの販売減少が売上を押し下げた。

自動運転向けなどに進化する3D地図データ

3D地図データは、建物や地形を立体的に表現したもので、自動運転やMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)への活用が期待される。ゼンリンの子会社ジオ技術研究所が研究開発を担当し、2026年4月には同社と当社研究開発部門を統合。高精度な時空間データベースの構築を進め、デジタルツイン技術への応用を目指している。

地図情報を活用するマーケティングソリューション

マーケティングソリューション事業では、エリアマーケティング、商圏分析、顧客分析などのサービスを提供する。ゼンリンマーケティングソリューションズが中心となり、企業の出店戦略や販促活動を支援。地図データと顧客データを組み合わせることで、店舗周辺の人口動態や競合状況を可視化する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

地図情報で国内首位級、自動運転向けに成長余地

当社はカーナビ・スマホ地図等の地図データ提供で国内最大手であり、情報通信業の新興企業とは異なり、長年積み重ねた全国詳細データが参入障壁。売上高は644億円から643億円へほぼ横ばいで、営業利益率は6%から5%へやや低下した。競合のVRAIN SolutionはAI解析に強みを持つ一方、当社は基礎地図のシェアを維持しつつ、自動運転向け高精度3次元地図に投資を続ける。大手ITプラットフォーマーへのデータ供給は収益源の一つだが、販売先の集中と技術革新への対応が課題である。

強み

  • 全国詳細な地図を持ち、新規参入が難しい構造的優位
  • 数十年の測量・更新で精度と網羅性で他社を圧倒
  • 売上規模600億円超を維持し、ライセンス収入が柱
  • 高精度3次元地図で今後の市場拡大に対応

課題

  • 既存分野の成熟で、2026年に微減、成長鈍化が露呈
  • 大手プラットフォーマー数社への依存が収益の脆弱性
  • 自動運転やAIで競争が激化し、研究開発負担が重い

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がゼンリン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19757船井総研ホールディングス585億円13.4倍
23371ソフトクリエイトホールディングス580億円12.9倍
33932アカツキ556億円9.8倍
47921TAKARA & COMPANY548億円15.9倍
5277Aグロービング528億円20.1倍
69474ゼンリン521億円17.7倍
74687TDCソフト514億円12.5倍
84051GMOフィナンシャルゲート508億円30.5倍
98151東陽テクニカ494億円16.2倍
103679じげん490億円10.7倍
119742アイネス483億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

住宅地図出版社として創業した1974年

1974年3月、北九州市小倉区に株式会社善隣を設立した。資本金10百万円で、住宅地図・各種地図・図書の企画出版を目的とした。その後、1983年7月に社名を株式会社ゼンリンに変更し、同年8月には善隣出版社と日本住宅地図出版を吸収合併。これにより全国の事業所を引き継ぎ、地図情報企業として全国展開が可能な体制を整えた。

日立との共同開発でデジタル地図に着手した1980年代

1984年5月、日立製作所と共同で「住宅地図製作自動化システム」を確立し、続けて「住宅地図情報利用システム」を開発した。1985年11月には日立と写研との共同で「レーザー製版システム」を開発し、印刷工程を効率化。1986年11月には地図情報データベース「Zmap電子地図」とソフトウェア「Zmap-PC」を開発し、1988年1月に東京都23区向けに発売開始。以降、政令指定都市を中心に全国へ拡販した。

カーナビ用データと上場で事業拡大した1990年代

1991年10月、カーナビゲーションシステム研究会の統一規格に沿ったソフト「ナビソフト」を開発。1992年6月には全国版リゾートガイドなど「ゼンリン・ナビソフト」を発売した。1994年9月に福岡証券取引所へ上場、1996年9月に東京証券取引所市場第二部へ上場した。この間、1990年に子会社ゼンリンプリンテックスを設立し、製版・印刷部門を移管するなど、グループ体制を強化した。

海外進出とネット事業への多角化を進めた2000年代

2000年4月、アメリカにZENRIN USAを設立し、電子地図の北米拠点とする。同時にインターネット配信事業のためゼンリンデータコムを設立した。2001年8月には立体映像技術の研究開発を行うジオ技術研究所を設立。2005年10月にはドイツにZENRIN EUROPE GmbHを設立し欧州へ進出。2006年3月には東京証券取引所市場第一部に上場し、2013年3月には東京本社を設置した。

M&Aと共創戦略で事業ポートフォリオを再編した2020年代

2020年4月、マーケティングソリューション事業の拡大のため、ゼンリンマーケティングソリューションズが子会社3社を吸収合併。2021年1月にはシステム開発会社ワイズ・コンピュータ・クリエイツを子会社化し、2022年1月には米国子会社Abalta TechnologiesがZENRIN USAを吸収合併した。2022年4月には市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2024年4月にローカスブルー、2025年7月にアーバンエックステクノロジーズを子会社化し、AI・インフラ管理分野へ進出した。

年表29件を開く

1970年代

  • 1974年3月創業住宅地図・各種地図・図書等の企画出版を目的とする株式会社善隣を北九州市小倉区に設立(組織変更、資本金10百万円)

1980年代

  • 1983年7月商号変更株式会社善隣を株式会社ゼンリンに商号変更
  • 1983年8月M&A株式会社善隣出版社及び日本住宅地図出版株式会社を吸収合併し、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪他全国各地の事業所を引継ぎ地図情報企業として全国展開が可能な体制を確立
  • 1984年5月株式会社日立製作所と共同で「住宅地図製作自動化システム」を確立、さらに「住宅地図情報利用システム」を開発
  • 1985年11月株式会社日立製作所及び株式会社写研との共同により、文字・図形情報を入力した磁気テープから直接印刷用の刷版を作る「レーザー製版システム」を開発
  • 1986年11月地図情報のデータベース「Zmap電子地図」及びソフトウエアプログラム「Zmap-PC」を開発
  • 1988年1月東京都23区の「Zmap電子地図」及びソフトウエアプログラム「Zmap-PC」を発売開始(以降、政令指定都市を重点に全国に拡販)

1990年代

  • 1990年3月M&A外注先である株式会社天地堂印刷製本所(現、株式会社ゼンリンプリンテックス(連結子会社))を事業の緊密性を図り、製版・印刷の効率化を高めるため子会社化
  • 1991年10月汎用化を狙ったカーナビゲーション用のナビゲーションシステム研究会の統一規格に沿ったソフト「ナビソフト」を開発
  • 1992年5月作業の効率化を図るため、生産本部の一部(製版・印刷・製本部門)を株式会社ゼンリンプリンテックス(連結子会社)へ移管
  • 1992年6月全国版・関東リゾートガイド等の「ゼンリン・ナビソフト」を新発売
  • 1992年12月北九州市戸畑区に「ゼンリンテクノセンター」を竣工、開発本部が当センターに集結
  • 1994年9月上場福岡証券取引所に上場
  • 1996年9月上場東京証券取引所市場第二部に上場

2000年代

  • 2000年4月電子地図の北米海外拠点として、ZENRIN USA, INC.(現、Abalta Technologies, Inc.(連結子会社))をアメリカに設立 電子地図のインターネット配信事業のため、株式会社ゼンリンデータコム(連結子会社)を設立
  • 2001年8月電子地図の立体映像技術の研究、開発のため、株式会社ジオ技術研究所(連結子会社)を設立
  • 2002年7月CD-ROM版住宅地図「デジタウン」を新発売
  • 2005年10月電子地図の欧州海外拠点として、ZENRIN EUROPE GmbH(連結子会社)をドイツに設立
  • 2006年3月上場東京証券取引所市場第一部に上場

2010年代

  • 2013年3月東京都千代田区に東京本社を設置
  • 2014年5月本社を北九州市小倉北区から同市戸畑区に移転
  • 2016年9月M&A海外事業を中心とした事業強化のため、Abalta Technologies, Inc.(連結子会社)及び同社の子会社であるAbalta Technologies EOOD(連結子会社)を子会社化

2020年代

  • 2020年4月M&Aマーケティングソリューションビジネスの更なる事業拡大を図るため、株式会社ゼンリンマーケティングソリューションズ(連結子会社)が同社の子会社3社(株式会社ゼンリンビズネクサス、株式会社ゼンリンジオインテリジェンス、大東マーケティングソリューションズ株式会社)を吸収合併
  • 2021年1月M&A当社グループのシステム開発体制の強化を図るため、株式会社ワイズ・コンピュータ・クリエイツ(現、株式会社ゼンリンマップテック(連結子会社))を子会社化
  • 2021年4月M&AGISビジネスの更なる拡充を図るため、株式会社カーネル(連結子会社)を子会社化
  • 2022年1月M&A北米事業拡大を図るため、Abalta Technologies, Inc.(連結子会社)がZENRIN USA, INC.を吸収合併
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2024年4月M&AITソリューションの開発・販売の強化を図るため、ローカスブルー株式会社(連結子会社)を子会社化
  • 2025年7月M&AAIを活用したインフラ管理ソリューションを強化するため、株式会社アーバンエックステクノロジーズ(連結子会社)を子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年3月期まで780億円
  • EBITDA2030年3月期まで150億円
  • EBITDAマージン2030年3月期まで19.2%
  • 営業利益2030年3月期まで80億円
  • ROE2030年3月期まで10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオマネジメントで収益最大化

    パッケージ、セレクション、ソリューションの3つのサービス区分で収益を最大化する。パッケージは自治体・企業・個店のDXを支援し、セレクションは個別課題に合わせて機能を組み合わせ、ソリューションは企業共創で社会課題を解決する。

  2. 02

    高度時空間データベースへの進化

    時空間データベースの位置精度を向上させ、AI技術で空間情報を拡張し生産性を高める。さらにサービス提供基盤を拡張し、顧客データやオープンデータと連携させることで、デジタルツインを実現する情報プラットフォームへ進化させる。

  3. 03

    自律型組織と人財開発の推進

    多様な人財が能力を組み合わせて成長する自律型組織を目指し、人財開発・組織開発に取り組む。オープンマインドで変化を受け入れながら自ら成長する人財を輩出し、経営情報基盤の構築を進める。

  4. 04

    企業・地域との共創による価値創造

    企業共創・地域共創の取り組みを強化し、外部環境変化に強い収益基盤を構築する。顧客起点でサービスを最適化し、社会的価値の創造と持続的成長を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,574人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は601万円で、9期前と比べて+5.7%平均年齢は47.1歳、平均勤続年数は18.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,960
2018年3月3,028
2019年3月56944.318.63,019
2020年3月57344.518.73,029
2021年3月51346.015.93,692
2022年3月49746.416.53,693
2023年3月51946.617.13,601
2024年3月52847.017.73,605
2025年3月55946.918.03,574109
2026年3月60147.118.43,57498

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社22(国内 21 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
DB戦略本部、サーベイ本部、制作本部、システム開発本部、サービス開発本部他 — 北九州市戸畑区他439,103億円
本社 — 東京都 港区28,123億円
本社 — 北九州市 門司区3,237億円
本社他 — 東京都 千代田区 他918億円
本社 — 福岡市 博多区602億円
本社 — 東京都 千代田区111億円
本社 — アメリカ サンディエゴ市5,514百万円
本社 — 京都市 中京区3,661百万円
本社 — 川口市546百万円
コーポレート本部他 — 北九州市戸畑区他535百万円
ほか10件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ゼンリンプリンテックス ※1
    北九州市門司区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゼンリンデータコム ※1、2
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジオ技術研究所
    福岡市博多区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゼンリンインターマップ
    那覇市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゼンリンマーケティングソリューションズ
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゼンリンウェルサポート
    北九州市小倉北区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゼンリンマップテック
    北九州市戸畑区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゼンリンフューチャー パートナーズ
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱カーネル
    京都市中京区
    議決権100.0%
  • 国内
    ローカスブルー㈱
    東京都千代田区
    議決権93.2%
  • 国内
    ㈱アーバンエックス テクノロジーズ
    東京都中央区
    議決権80.0%
  • 国内
    ㈱リースシステム企画
    川口市
    議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
  • ㈱アクトキューブ東京都千代田区100%
  • ㈱コミュニケーション・プロジェクト東京都渋谷区100%
  • ZFP第1号投資事業有限 責任組合 ※1東京都千代田区100%
  • ZFP第2号投資事業有限 責任組合 ※1東京都千代田区100%
  • ZFP企業共創投資事業有限責任組合東京都千代田区100%
  • ZENRIN EUROPE GmbHドイツ ミュンヘン市100%
  • Abalta Technologies, Inc.アメリカ サンディエゴ市100%
  • Abalta Technologies EOODブルガリア ソフィア市100%
  • ㈱Will Smart東京都江東区44%
  • ㈱トヨタマップマスター名古屋市21%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    国税庁局LAN・WANシステム用機器の借入等(区分5)
    国税庁 · 2020-06-26
    7.6億円
  • 調達
    国税庁局LAN・WANシステム用機器の借入等(区分5)
    国税庁 · 2015-06-23
    7.2億円
  • 調達
    2020年国勢調査調査区設定における調査区地図作成等業務 B
    総務省 · 2019-03-08
    2億円
  • 調達
    財産評価システム用機器の借入等(区分2)
    国税庁 · 2017-12-08
    1.5億円
  • 調達
    産業DXのためのデジタルインフラ整備事業3次元空間情報基盤に関する研究開発情報容量が可変するセマンティックデータ連携空間IDからなる3次元空間情報基盤構築と基盤を通じた二拠点でのドローン自律移動の安全・効率的な運行の実現
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-10-04
    1.1億円
  • 調達
    戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験ダイナミックマップダイナミックマップの試作・整備及びセンター機能や更新手法等の確立及び大規模実証実験の実施・管理
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-08-24
    1億円
  • 調達
    戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/交通規制情報のデータ精度向上等に関する調査研究/
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-11-11
    3,484万円
  • 調達
    農林水産省地理情報共通管理システム衛星活用等の調査・検討事業
    農林水産省 · 2025-10-22
    3,150万円
  • 調達
    都市計画データベース(用途地域データ)の購入
    総務省 · 2019-05-09
    2,945万円
  • 調達
    厚木飛行場周辺(30)住宅戸数調査及び実績突合業務
    防衛省 · 2018-10-25
    2,165万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は643億円営業利益35億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.2%、利益が-10.3%。

売上高
-0.2%
643億円
営業利益
-10.3%
35億円
純利益
+3.8%
27億円
営業利益率
5.4%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高660億円643億円
営業利益36億円35億円
純利益25億円27億円
1株あたり配当¥42¥42

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は137億円、営業利益は−10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q18726
2024年1Q128−13−10.2−10
2024年2Q144−3−2.1−2
2024年3Q14853.43
2024年4Q19330
2025年2Q287−3−1.0−1
2025年4Q3574211.827
2026年2Q29510.33
2026年4Q348349.824
2027年1Q137−10−7.3−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は550億円から643億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5505118
2014年3月5363713
2015年3月5232815
海外事業を中心とした事業強化のため、Abalta Technologies, Inc.(連結子会社)及び同社の子会社であるAbalta Technologies EOOD(連結子会社)を子会社化
2016年3月5503416
2017年3月5784525
2018年3月6135933
2019年3月6376232
マーケティングソリューションビジネスの更なる事業拡大を図るため、株式会社ゼンリンマーケティングソリューションズ(連結子会社)が同社の子会社3社(株式会社ゼンリンビズネクサス、株式会社ゼンリンジオインテリジェンス、大東マーケティングソリューションズ株式会社)を吸収合併
2020年3月5983726
当社グループのシステム開発体制の強化を図るため、株式会社ワイズ・コンピュータ・クリエイツ(現、株式会社ゼンリンマップテック(連結子会社))を子会社化
2021年3月5721712
北米事業拡大を図るため、Abalta Technologies, Inc.(連結子会社)がZENRIN USA, INC.を吸収合併
2022年3月5913037
2023年3月5892128
ITソリューションの開発・販売の強化を図るため、ローカスブルー株式会社(連結子会社)を子会社化
2024年3月6132121
AIを活用したインフラ管理ソリューションを強化するため、株式会社アーバンエックステクノロジーズ(連結子会社)を子会社化
2025年3月64439396.126
2026年3月64335395.427

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高643億円のうち、営業利益として残るのは35億円5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は27億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.5%376億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.1%232億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%35億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.9pt
5.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
4.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.6pt
5.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが71億円、投資CFが−66億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は115億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月82−50−223282
2014年3月41−7716−3665
2015年3月71−48−292364
2016年3月86−49−493751
2017年3月93−53−224068
2018年3月108−54−754115
2019年3月90−50−3340122
2020年3月80−30−2050152
2021年3月64−50014165
2022年3月82−38−4644165
2023年3月65−25−6740140
2024年3月63−42−3121132
2025年3月96−52−3844139
2026年3月71−66−295115

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は720億円。このうち返さなくてよい自己資本が489億円で、自己資本比率は67.9%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月56437718763.9
2014年3月58037920161.7
2015年3月61342019364.4
2016年3月59841518367.1
2017年3月65243521764.6
2018年3月71740830954.9
2019年3月69941728256.7
2020年3月69641528157.1
2021年3月71344726660.5
2022年3月79248730561.3
2023年3月70146024165.4
2024年3月75449326165.3
2025年3月74049824167.4
2026年3月72048923167.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
115億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
300億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
8億円
在庫として抱えている分
負債合計
231億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中50位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中494位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.5%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.4%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.9%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.2%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥910で、1年前と比べて-10.3%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥910-1.9%1ヶ月+3.3%1年-10.3%時価総額521億円
過去52週の値幅
安値¥841高値¥1,132

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.7倍
PER (会社予想)19.4倍
PBR1.01倍
配当利回り4.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月7日終値は874円で、25日線(909円)を3.9%下回る。1カ月では-4.06%と下落、52週安値841円に接近。7月29日に956円まで上昇するも、その後は急落し、8月4日には881円まで下落。200日線(962円)を大きく下回り、弱気相場が続く。RSIは38.7と売られ過ぎ圏に近く、反発の可能性も。出来高は7月末に増加し、売りが優勢。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERが17.04倍と情報・通信業界平均の30.09倍を下回るが、PBRは0.97倍と平均の3.53倍を大幅に下回る。ROEは5.5%と低く、収益性は劣るが、配当利回りは4.81%と平均の3.38%を上回り、株主還元は手厚い。業績は増収傾向で利益も安定。業界平均との比較では割安感があるが、ROEの低さと成長性の弱さを考慮すると、株価はほぼ妥当な水準とみられる。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.7倍47.9倍
PER (予想)19.4倍
PBR1.01倍2.96倍
ROE5.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ゼンリンの強みは、地図データの網羅性と更新ノウハウにあるものの、自動運転時代には各社が独自の地図データを構築する可能性があり、従来のビジネスモデルが変革を迫られる。強気派は、自動運転車向け高精度地図が必須となり、同社のデータ蓄積と精度が競争優位に働くとみる。また、カーナビからスマホナビへのシフトはあるものの、車載地図の更新需要は安定しており、ライセンス収入が底堅いと指摘する。さらに、自治体やインフラ管理向けDX需要の高まりが新規収益に貢献するとみる。弱気派は、自動運転分野ではグーグルなど巨大テック企業や、専業スタートアップが競争に参入しており、同社のシェア維持が難しいとする。また、地図データの価格低下や、デジタル地図の代替技術(オープンソース等)の普及が脅威とみる。高配当利回りは評価されるが、低ROEや成長鈍化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 自動運転への布石

    高精度3D地図への投資は実用化時の需要を取り込む可能性。

  • 安定した地図更新収入

    カーナビの地図更新は定期的な収益を生む。

  • DX需要の取り込み

    自治体や企業の空間情報システムへの需要が拡大。

  • 2026年3月期の純利益27億円と増益予想決算発表後影響

    純利益27億円は前期26億円から1億円増加し、増益予想

  • 配当利回り4.81%と高水準の株主還元継続影響

    配当利回り4.81%、PBR0.97倍とあわせ株主優待的な魅力がある

  • PBR0.97倍と純資産水準で下値が硬い継続影響

    PBR0.97倍は純資産倍率1倍割れで、ROE5.5%を考慮しても評価が圧縮されすぎ

  • 売上高643億円と高水準の収益基盤通年影響

    売上高643億円、前期644億円から横ばいだが600億円超の高水準を維持

マイナスに働く材料7
  • 巨大競合の脅威

    グーグル等が低価格・高品質な地図サービスを展開。

  • 成長性の停滞

    売上高が横ばいで、利益率も低下傾向にある。

  • 技術革新への適応リスク

    自動運転では非搭載の車種があるなど、標準化が進まない可能性。

  • 営業利益35億円と前期比4億円の減益決算発表後影響

    営業利益35億円、前期39億円から4億円減。営業利益率も6.06%から5.44%に低下

  • 株価が1年で16.92%下落し下落トレンド不定影響

    過去1年で株価は16.92%下落。需給が弱く、底入れシグナルに乏しい

  • 予想PER18.7倍と実績17.04倍から割高化継続影響

    実績PER17.04倍に対し予想PER18.7倍と、来期減益が織り込まれ割高感が出る

  • ROE5.5%と低く資本効率の改善が見込めない継続影響

    ROE5.5%は自己資本利益率が低く、PBR1倍回復の原資となる利益成長が期待しにくい

次の決算で確かめる点
高精度3D地図の契約数
自動運転分野での受注拡大が将来の収益につながる。
サブスクリプション収入
地図更新の定期収益が安定基盤となるか確認。
自治体案件の受注高
DX需要の取り込み状況を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり42で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは4.62%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥42
1株あたり
配当利回り
4.62%
いまの株価に対して
配当性向
79.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2347.6
2018年3月231.438.8
2019年3月242.940.4
2020年3月254.244.9
2021年3月250.068.7
2022年3月264.041.4
2023年3月273.869.9
2024年3月295.659.2
2025年3月3522.870.3
2026年3月4220.079.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥42

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ28,481人。区分でいちばん多いのは個人・その他38.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.7%を占め、残る48.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他28.831.535.436.337.138.5
事業法人31.331.231.031.030.730.9
金融機関28.027.624.822.422.920.8
外国法人11.18.47.59.08.09.0
自己株式3.64.86.36.36.36.3
証券会社0.81.31.41.41.30.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社サンワ9.20
02トヨタ自動車株式会社7.46
03NTT株式会社7.33
04日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)7.32
05ゼンリン従業員持株会4.57
06大迫 基弘4.15
07株式会社西日本シティ銀行4.01
08大迫ホールディングス株式会社3.31
09大迫 キミ子2.36
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3%、1株純資産は14期で−7%。直近期のROEは5.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月509855.225.6152.7
2014年3月359923.530.081.0
2015年3月411,0953.936.5164.5
2016年3月441,0944.051.153.7
2017年3月457646.035.347.6
2018年3月617458.237.038.8
2019年3月617598.140.140.4
2020年3月507606.621.044.9
2021年3月237863.058.868.7
2022年3月678958.114.941.4
2023年3月518595.916.269.9
2024年3月399224.421.859.2
2025年3月499345.321.770.3
2026年3月519165.519.379.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

21名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は21名。2026/3期の役員報酬は総額282百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
髙山善司代表取締役 会長64
竹川道郎代表取締役 社長53
松尾正実専務取締役65
戸島由美子取締役 上席執行役員 コーポレート 本部長56
諸岡正義取締役 上席執行役員 インフラソリューション 事業本部長59
大迫益男取締役73
清水辰彦取締役62
龍美樹取締役64
岡部麻子取締役56
藤本泰生取締役 常勤監査等委員62
磯田直也取締役 監査等委員48
新海一郎取締役 監査等委員73
残りの役員9名を開く
氏名役職年齢
柴田祐二取締役 監査等委員64
古屋貴雄取締役 上席執行役員 サービス開発 本部長54
扇隆志執行役員 社長室長
生野亮太執行役員 プロダクトソリューション事業本部長
髙木和之執行役員 DB戦略本部長
二又博之執行役員 サーベイ本部長
益田勝也執行役員 制作本部長
飯銅英樹執行役員 システム開発本部長
永滋康取締役 監査等委員47

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8157701522829
社外取締役32011227
監査等委員119002020
取締役(社内)21111126

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,326字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社20社(うち連結子会社20社)および関連会社4社(うち持分法適用関連会社2社)で構成され、位置情報サービスの提供並びにこれらに附帯・関連する事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置付け等は、次のとおりであります。 主要品目等   業務内容   会社名 住宅地図帳 応用地図 住宅地図データベース スマートフォン向けサービス インターネットサービス向け 地図データ カーナビゲーション用データ 3D地図データ その他地図データ   製造・販売   当社、㈱ジオ技術研究所、ZENRIN EUROPE GmbH、 Abalta Technologies, Inc. 製版・印刷・製本   ㈱ゼンリンプリンテックス 校正・文字入出力   当社、㈱ゼンリンプリンテックス 調査・企画・編集   当社 受託・開発   当社、㈱ゼンリンデータコム、㈱ゼンリンマップテック、㈱カーネル、ローカスブルー㈱、 ㈱アーバンエックステクノロジーズ、 ㈱コミュニケーション・プロジェクト、 Abalta Technologies, Inc.、Abalta Technologies EOOD、 ㈱Will Smart、㈱トヨタマップマスター データ作成・入力   当社、㈱ジオ技術研究所、㈱ゼンリンインターマップ、 ㈱カーネル データ配信   当社、㈱ゼンリンデータコム グループ内給与事務・ 福利厚生の管理・運営   ㈱ゼンリンウェルサポート 一般印刷物   製造・販売・ 校正・文字入出力   ㈱ゼンリンプリンテックス 仕入商品   販売   当社、㈱ゼンリンデータコム マーケティングソリューション   企画・提供   当社、㈱ゼンリンマーケティングソリューションズ リース専用パッケージシステム   開発・販売・保守   ㈱リースシステム企画 不動産業向けサービス   開発・販売・保守   ㈱アクトキューブ ベンチャーキャピタル   ファンドの管理・運営   ㈱ゼンリンフューチャーパートナーズ 投資ファンド   ZFP第1号投資事業有限責任組合、 ZFP第2号投資事業有限責任組合、 ZFP企業共創投資事業有限責任組合 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注)1 当社は、2025年7月1日に㈱アーバンエックステクノロジーズの株式を取得し、連結子会社といたしました。 2 当社と㈱ゼンリンフューチャーパートナーズ(連結子会社)は、2025年8月1日にZFP企業共創投資事業有限責任組合を設立し、連結子会社といたしました。 3 ㈱トヨタマップマスターは、重要性が増したため、当連結会計年度より持分法の適用範囲に含めております。 4 ㈱ジオ技術研究所(連結子会社)と当社研究開発部門を統合するグループ内再編を、2026年4月1日付で実施いたしました。当再編に伴い、㈱ジオ技術研究所は㈱ゼンリンジオ技術研究所へ商号変更いたしました。 5 当社は、2026年6月1日に持分法適用関連会社であった㈱Will Smartについて、第三者割当増資による新株の発行を引受けたため、連結子会社といたしました。
経営方針・対処すべき課題2,607字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は創業以来、地図業界のリーディングカンパニーとして地図関連情報の提供を通じ、社会に貢献し続けることを活動の基本として事業を拡大してまいりました。当社グループは、「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」を企業理念として掲げ、「Maps to the Future」のスローガンのもと、「地図で情報を価値化する企業」となることを目指しております。 また、株主の皆様にとって魅力ある企業集団であることを目指すとともに、お客様及び従業員を大切にし、社会に貢献し続けていく企業集団でありたいと考えております。 (2) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループが属する地図業界では、詳細で正確な情報に基づいた、わかりやすく使いやすい地図やサービスの提供が求められており、当社グループは、地図に付加価値を加えることで市場のニーズに応え、事業を拡大してまいりました。今後の市場のニーズは、自動運転やMaaSに代表されるように、社会や産業の課題解決を目的とし、人だけでなくシステムが参照するために必要となる三次元化を含めた現実世界の再現にシフトしております。また、技術革新や高度なネットワーク社会の実現により、現実世界から様々なデータを収集・解析し、現実世界へフィードバックすることで新たなサービスを創造・展開していくこと、いわゆるデジタルツイン技術が注目されております。 当社グループを取り巻く環境は、テック企業による破壊的イノベーションにより想定以上のスピードで変化しておりますが、先進技術を活用した地理空間情報の利用価値向上やDXによる社会課題解決のニーズが高まるなど、ビジネスチャンスでもあると捉えております。このような環境の変化に対応し、企業・地域との共創活動により社会的価値を創造し、持続的成長を実現するため、5ヵ年の中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030(以下、ZGP2030)」(2026年3月期~2030年3月期)を2025年4月よりスタートいたしました。ZGP2030では、『共創社会における社会的価値創造』を基本方針に掲げ、①事業ポートフォリオマネジメントによる事業収益最大化、②高度時空間データベースによる提供価値の最大化、③グロースマインドセットによるスキル向上で組織力を最大化すべく取り組んでまいります。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2026年3月期から2027年3月期までの1st Stageは「変革実行期」と位置付け、2028年3月期から2030年3月期までの2nd Stageにおける収益拡大に向けた取り組みを着実に進めております。1st Stageの1年目である2026年3月期は、ストック型ビジネスの推進・拡大、セレクション新商材の開発、高度時空間データベース構築に向けた投資継続や経営情報基盤開発など、ZGP2030で掲げた基本方針実現の取り組みを進めました。 一方で、カーナビゲーション用データの販売減など外部環境の変化による収益影響が大きいことや、ソリューションサービスの新規案件獲得に時間を要していることから、ZGP2030の当期目標数値は未達となりました。 企業共創・地域共創の取り組み強化による外部環境変化に強い収益基盤の構築が急務であり、時空間データベースやサービス提供基盤の投資回収に向けた変革の実行が課題であると認識しております。 (目標達成のための取り組み) Ⅰ.事業方針 当社グループの価値創造のバリューチェーンである「知のサイクル(企画・収集・管理・編集・提供)」と、企業共創・地域共創活動の高速化により、顧客起点でサービスを最適化し、パッケージ・セレクション・ソリューションの3つのサービス区分で収益を最大化します。 ・パッケージ :位置情報コンテンツと汎用的な業務機能をパッケージにして提供。 業種・業務に合った汎用サービスで自治体・企業・個店のDXを支援。 ・セレクション :個々の顧客課題に合わせ、部品化された汎用機能をセレクトして組み合わせて提供。 企業の個別課題解決を支援。 ・ソリューション:個々の顧客向けにカスタマイズしたサービスの提供。 企業共創により社会課題解決を支援。 Ⅱ.技術方針 当社グループの知的資本である時空間データベースの位置精度をさらに向上させるとともに、AI技術を活用した空間情報の拡張や生産性の向上などにより、「高度時空間データベース」へと進化させます。また、サービス提供基盤を拡張し、顧客保有データやオープンデータと連携・活用させることにより、高度時空間データベースへのユーザビリティとアクセシビリティを向上させることで、デジタルツインを実現する情報プラットフォームへ進化させます。 Ⅲ.組織方針 「共創社会における社会的価値創造」を実現するために、多様な人財が能力・資質・経験を組み合わせて成長することで、メンバー間の心理的エネルギーを高める自律型組織へ進化するため、人財開発・組織開発に取り組み、人財輩出と自律型組織を運営する経営情報基盤(DX/仕組み)の構築を進めます。 特に人的資本としての人財開発では、人財ポートフォリオを進化させ、「オープンマインドで変化を受け入れながら自ら成長する人財」を輩出します。 (業績目標) 2027年3月期は、高度時空間データベース構築に向けた成長投資に加えて、ベースアップの継続による人件費など営業費用の増加が想定されるものの、ストック型サービスの更なる拡大やソリューション営業強化、新商材の投入などを通じて、限界利益率の向上及び投資回収に取り組んでまいります。 以上の取り組みを踏まえ、ZGP2030の最終年度である当社グループの2030年3月期は、売上高780億円、EBITDA150億円(EBITDAマージン19.2%)、営業利益80億円(営業利益率10.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益60億円、ROE(自己資本当期純利益率)10%以上を目指します。
事業等のリスク8,164字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。当社グループは、これらのリスクの存在を認識した上で、その発生を未然に防ぎ、かつ、万一発生した場合でも適切に対処するよう努める所存であります。 なお、これらは当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載された事項以外の予見しがたいリスクも存在します。いずれのリスク要因によっても、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループでは、5ヵ年の中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」(2026年3月期~2030年3月期)を2025年4月よりスタートしました。本計画に沿って、当社グループの持続的利益成長と企業価値の向上に全力で取り組んでまいりますが、当該中長期経営計画は、策定時に当社グループが入手可能な情報や適切と考えられる一定の前提に基づき、将来の事象に関する仮定及び予想に依拠して策定したものであります。 従いまして、以下に記載の各リスク等を含む様々な要因により、目標達成又は期待される成果の実現に至らない可能性がありますが、計画達成に向け適切に対処してまいります。 (1) 進化する技術への対応について 当社グループは、紙媒体が主流の頃より地図制作に携わり、地図に付加価値を加え、わかりやすく使いやすい地図やサービスを提供することで事業を展開してきました。また、いち早く地図情報のデータベース化に取り組み、汎用性に優れた地図データベースの構築に成功したことで、IT技術の進歩により拡大した地図情報の用途への対応を可能にし、カーナビゲーション用データの分野でトップシェアを獲得したほか、PC、スマートフォン等への地図データ配信分野においても高いシェアを獲得し、地図業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立してきました。 近年の市場ニーズは、社会や産業の課題解決を目的とし、人だけでなくシステムが参照するために必要となる三次元化を含めた現実世界の再現にシフトしております。また、現実世界から様々なデータを収集・解析し、現実世界へフィードバックすることで新たなサービスを創造・展開していく、いわゆるデジタルツイン技術が注目されています。当社グループでは、こうした急激な事業環境の変化に対応するため、地図データベースの情報収集から整備、用途に応じた編集、提供までを可能とする情報プラットフォーム「ZENRIN Information Platform(以下、ZIP)」への継続投資により、生産性向上とコスト削減を図りつつ、AI等を活用したデータベース整備の効率化や情報を最適化する編集機能を向上させ、デジタルツインを実現する情報プラットフォームの進化に取り組んでおります。 しかしながら、予想を超える急激な技術の進化及び市場ニーズの変化に対応できず、市場ニーズに合致した製品を投入できなかった場合やAI技術の悪用により、地図データベース整備に係る技術等の当社ノウハウが流出し、市場への参入障壁が下がった場合及びAI技術の利活用において適切な統制管理ができず誤った情報を取得し、当社が提供する地図データベースに反映された場合等、現在の当社グループの信頼性・優位性が大幅に低下し、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 位置情報サービス関連事業への依存について 当社グループは、地図データベースの一部を利用した製品及びサービス、あるいは地図データベースそのものを販売、提供する位置情報サービス関連事業を展開し、事業を拡大してきました。当社グループの売上の大部分は、当社独自の地図データベースを基に制作される製品群及び地図データベースそのものの販売による売上に依存しております。 また、当社グループ製品の優位性確保のためには、地図データベースを最新の地図情報に更新する必要があり、毎期継続して多額の整備コストや設備投資が発生しております。 こうしたコストは売上高の増減にかかわらず継続して固定的に発生することから、一定水準の売上を確保できなければ、当該コストを回収しきれず、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 他社の参入・競争激化について 当社グループは、地図に付加価値を加えることで市場のニーズに応え、事業を拡大してきましたが、昨今の市場のニーズは、自動運転やMaaSに代表されるように、社会や産業の課題解決を目的とし、人だけでなくシステムが判断するために必要となる三次元化を含めた現実世界の再現にシフトしております。また、技術革新や高度なネットワーク社会の実現により、現実世界から様々なデータを収集・解析し、現実世界へフィードバックすることで新たなサービスを創造・展開していくこと、いわゆるデジタルツイン技術が注目されております。 このような最新技術の活用とテック企業による破壊的イノベーションにより、当社グループの製品を凌駕する高品質の製品や、用途を限定した低価格製品等が市場に投入され、当業界の競争が激化した場合は、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 特定の取引先への依存について 当社グループの売上高は、特定の自動車メーカー関連各社及び通信事業者並びにインターネット事業者に対するものが多くを占めております。これらの取引先とは、製品の仕様検討、技術開発、地図データベースの改良などにおいて相互協力関係にあり、取引先を通じて顧客ニーズを充足する努力を続けることで、引き続き良好な協力関係の維持と発展を目指しております。また、自動車メーカー関連各社や、様々な企業との業務提携によるパートナーシップ強化により、地図データベースの技術開発及び各種コンテンツの充実並びに新たな事業領域への進出を目指しております。 しかしながら、これらの取引先の経営方針や生産計画の変更及び業績動向などの影響を受け、当社グループ製品の販売数量の減少、製品価格の引き下げ要請、取引内容変更、契約打ち切り等が生じた場合は、友好的な協力関係がもたらす成果を享受できず、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 企業への投資について 当社グループは、既存事業とのシナジー強化、新たな事業領域への進出、経営効率向上のため、企業買収、第三者との合弁及び戦略的出資を積極的に実施しております。こうした投資には、多額の買収コスト又は統合費用の発生を伴います。 しかしながら、市場環境の変化や競争力の低下などにより、投資先企業が当初想定したとおりの事業展開ができない場合、当該会社の業績・財政状態の悪化、のれんの減損損失を計上する可能性があります。また、これらの投資においては、あらかじめ対象会社の法務・財務リスクなどを調査・評価しておりますが、投資時点では顕在化していない内部統制上の問題や、法令に抵触する可能性もあります。 これらの問題が発生した場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) コーポレートベンチャーキャピタル事業(CVC事業)について 当社グループは、ベンチャー企業への投資を通じた既存事業の成長と新規事業の創出を目的に、CVC事業に取り組んでおります。当事業においては、実質的な投資リターンよりも、当社グループの事業を相乗的に成長、発展させることに重きを置いておりますが、投資活動であるため、投資検討段階では候補先企業の詳細なデューデリジェンスを行い、投資実行後は投資先企業の事業進捗及び財務状況に対する定期的なモニタリングを徹底し、可能な限りリスクを回避するよう努めております。 しかしながら、投資先企業の業績、財務状況によっては、投資の回収ができなくなる可能性及び評価損を計上する可能性があります。 これらの問題が発生した場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 新規ビジネスへの取り組みについて 当社グループは、新たな事業領域における新規ビジネスの開発のほか、スマートシティ、自動運転、MaaS等の次世代の社会インフラ分野に関する取り組みも積極的に行っております。 こうした次世代の社会インフラ分野の法令や規制の整備は、現時点では不確定な部分が多く、実行判断においては最新の情報をタイムリーに入手し、慎重に見極めを行っておりますが、今後、法令や規制の整備が進むことで、現在見込んでいるとおりの事業に成長しない可能性があります。また、実用化においては、当社グループ単独での展開だけでなく、各界企業及び自治体・地域企業との共創活動も重要な手段の一つと考えており、当社グループでは、こうした企業及び自治体との提携を推進しております。そのため、当社グループとこれらの提携先の経営方針、事業計画や地域プロジェクト等の停滞、計画変更により、当初計画通りの事業展開ができない可能性があります。 これら新規ビジネスへの取り組みにおいて、資金及び人的資源等の経営資源を投入しておりますが、当初計画通りの展開ができない場合、投入した経営資源に見合う成果を得ることができず、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 商品及び製品の欠陥について 当社グループの製品は、独自の情報収集及び外部から取得した各種情報、製造ノウハウ等の集大成であり、製品化においては高度な技術と情報処理能力を必要といたします。 当社グループでは、それらの製造において細心の注意を払うとともに、仕入商品を含め、欠陥のある商品及び製品を出荷しないように作業工程の各段階で厳重な品質検査を行っておりますが、そのことが、欠陥のある商品及び製品が市場に流通しないことを絶対的に保証するものではありません。 万一、当社グループが提供した商品及び製品に欠陥が発生した場合には、当該商品及び製品の回収に係るコストが発生するとともに、購入された顧客への賠償問題の発生、ブランドイメージの毀損など、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 人財の確保と育成について 当社グループを取り巻く環境は予想を超える速度で変化しており、共創社会に対応したスキルセットを備えた人財の輩出が、重要な経営課題となっております。 多様化する市場ニーズに対応した製品を継続的に市場に投入していくためには、製品企画及び顧客提案スキルを持つ要員や、高い技術スキルを持つシステム開発要員や開発業務管理者が必要であり、また、AI、クラウドサービス等の新しい技術の進化に伴い、地図データベースの整備に関しても、こうした新技術に対応できるDX人財が欠かせない状況となっております。 このような状況に対応するため、継続的な基本給のベースアップ及び初任給の引き上げといった待遇面の改定や、様々な働き方に対応した勤務形態の導入、教育・成長支援制度の導入、DX関連のスキル向上、リスキリングを支援する等、人事制度の改定も適宜実施し、能力発揮に重点を置いた人事体系とすることで、人財の確保と育成に取り組んでおりますが、こうした人財を確保又は育成できなかった場合には、当社グループの事業展開に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10) 個人情報の管理について 当社グループは、顧客情報や従業員情報のほか、住宅地図等の製品に掲載・収録される居住者名、住所等の個人情報を収集・管理しており、個人情報保護法やその他類似法令を遵守し、これらの個人情報を適切に管理することは、当社の事業活動の基本であり、社会的責務であると認識しております。 当社グループでは、個人情報管理規程を定め、個人情報の取得・利用・保管・廃棄に関する手順等の社内ルールの整備、従業員教育、入退室管理等の物理的対策やアクセス管理等の情報セキュリティ対策を講じております。 しかしながら、これらの個人情報が、不正アクセスや業務上の過失等により、当社グループ又は業務委託先から漏洩し賠償問題が発生した場合、また、今後関連する法令の改正等により当社が展開するサービスが規制された場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 知的財産権の侵害について 当社グループでは、独自に開発した製造技術や新規開発製品に関するもので知的財産の保護の対象となる可能性のあるものについては、必要に応じて特許権や商標権の出願、登録を行っておりますが、必ずしもこれらの権利を取得できるとは限りません。当社グループの技術、ノウハウ又は製品名等が特許権や商標権として保護されずに他社に先んじられた場合には、当社グループの製品開発あるいは販売に支障が生じる可能性があります。 また、当社グループでは、第三者の知的財産権を侵害しないよう十分な調査を行い、注意を払っておりますが、当社グループの調査範囲が十分でかつ完全であるとは保証できません。さらに、第三者の特許権等の知的財産権が当社グループの事業にどのように適用されるのか全てを正確に想定することは困難であり、万一、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、当該第三者から損害賠償請求、使用差し止め等の訴えを起こされる可能性、並びに当該知的財産権に関する対価の支払いが発生する可能性があります。 これらの問題が発生した場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) 情報システムへの対応について 当社グループの業務遂行にあたっては、情報システムの円滑な運用は今や欠かせない企業基盤となっております。これらの情報システムの安全な運用にあたっては、関連規程を整備の上、各種対策を施し、情報システムの安全及び安定稼働の確保に努めております。また、地震・火災等の罹災及びサイバー攻撃による影響を想定し、情報資産のバックアップ体制の強化やIT-BCPマニュアルの整備等に取り組み、サイバーレジリエンスの向上にも努めております。 しかしながら、予期できない水準の情報システム基盤の重大な障害、又は情報システムを支える電力、通信回線等のインフラに大規模な障害が発生する可能性を完全に排除することはできず、このような事態が発生した場合、各種業務活動の停止、重要なデータの喪失、当社サービスの機能低下などが発生する可能性があります。 これらの問題が発生した場合、復旧費用の発生、当社製品の信用力やブランドイメージの毀損などにより、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13) 自然災害等について 自然災害、火災、流行病の蔓延等により、当社グループの営業拠点及び生産拠点に被害が発生した場合、事業活動に支障が生じる可能性があります。また、感染症の拡大に代表されるように、流行病の蔓延等が、市況の悪化、取引先の生産計画の変更等を招き、当社グループの取引減少や新規案件開拓の遅延等がリスクとして見込まれます。当社では自然災害等の発生に備え、社員の安否確認システムの導入、自然災害発生に対する防災マニュアルの作成、建物・設備・システム等の耐震対策、必要物資の備蓄等の対策を講じており、緊急事態が発生した場合には、対策本部を設置し、事業継続計画(BCP)や各種マニュアル等に沿って迅速に対応することとしております。 しかしながら、これらによっても自然災害等による被害を完全に回避できるわけではなく、被害が発生した場合には、当社グループの経営成績や事業展開に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14) 環境・気候変動について 当社グループは、企業活動と地球環境の調和を目指し、事業活動における温室効果ガスの排出量削減等の環境課題に取り組んでおります。その一環として、社用車のハイブリッド車への切替えや主要事業所における使用電力の再生可能エネルギーへの切替え等の取り組みを推進しております。今後も環境負荷低減に努め、持続可能な社会の実現を目指してまいります。 しかしながら、これらの対応が遅れた場合や適切に行われなかった場合、顧客や投資家等、ステークホルダーからの信用低下を招き、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) コンプライアンスについて 当社グループでは、企業理念の「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」及び行動指針の「私たちは信頼される企業市民として、質の高い情報を企画・収集・管理・編集・提供することで、人びとにとってより適した価値を実現します」をサステナビリティ活動の基本方針とする「サステナビリティ管理規程」を定め、コンプライアンス管理体制を構築し、役員・従業員への教育啓発活動を随時実施し、企業倫理の向上及び法令遵守の強化に努めております。 しかしながら、このような施策を講じてもコンプライアンス上のリスクは完全に回避できない可能性があり、関連する法令・規制上の義務を実行できない場合には、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 会計制度・税制の変更等について 当社グループに適用される会計基準や税制が新たに導入・変更された場合、また、税務申告における税務当局との見解の相違により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (17) 固定資産の減損損失について 当社グループは、有形固定資産、ソフトウエア、のれん等の固定資産を保有しております。これらの資産について、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合には、帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として計上することとなり、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (18) 退職給付制度の影響について 当社グループは、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度を設けております。年金制度の変更、年金資産の運用状況及び数理計算で使用される割引率などの前提条件の変更により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (19) 有価証券の時価変動について 当社グループでは、CVC事業のほか、経営戦略上重要な業務提携・資金調達・仕入等に必要な企業の有価証券を保有しており、このうち市場価格のない株式等以外のものについては、時価法により評価しております。当該有価証券の保有については、関連する取引や配当金による収益及び保有コスト等を定量的に検証することで、保有先企業の収益性と安定性を精査し、中長期的な経済合理性や将来の見通しの視点より保有の適否を毎年検証しており、検証の結果、保有に適さないと判断した有価証券は売却を行うなど縮減に努めております。 しかしながら、当該有価証券の時価の変動により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (20) 繰延税金資産の取り崩しについて 当社グループでは、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を判断した上で繰延税金資産を計上しておりますが、今後将来の課税所得の見積り等に大きな変動が生じた場合には取り崩しが発生し、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,154字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調となりました。一方、恒常的な物価上昇に加え、主要国における通商政策の動向や中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりが金融資本市場に影響を与えるなど、先行きは不透明な状況が続いております。 このような環境の中、売上高は、公共ソリューション関連で住宅地図データの提供や上期までに発生した受託案件の増加があったものの、モビリティソリューション関連で前年同期に計上した一過性売上の反動減に加えてカーナビゲーション用データの販売等が減少したことにより、前期同水準となりました。一方、営業費用は、人件費や売上構成の変化に伴う売上原価の増加などにより増加いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高64,277百万円(前年同期比86百万円減少、0.1%減)、営業利益3,502百万円(前年同期比420百万円減少、10.7%減)、経常利益3,866百万円(前年同期比69百万円減少、1.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,738百万円(前年同期比132百万円増加、5.1%増)となりました。 なお、営業利益の前年同期比に比べ、経常利益の前年同期比が改善した理由といたしましては、持分法による投資損益や為替影響などによるものであります。 当社グループの報告セグメントは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 また、財政状態といたしまして、当連結会計年度末の総資産は、時価評価により投資有価証券が減少したことなどから72,014百万円(前連結会計年度末比1,958百万円減少、2.6%減)となりました。 負債は、未払法人税等が減少したことなどから23,111百万円(前連結会計年度末比1,014百万円減少、4.2%減)となりました。 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したものの、投資有価証券の時価評価によりその他有価証券評価差額金が減少したことなどから48,903百万円(前連結会計年度末比944百万円減少、1.9%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は11,536百万円(前連結会計年度末比2,369百万円減少、17.0%減)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が4,081百万円となり、法人税等の支払額1,806百万円、投資有価証券売却損益352百万円、仕入債務の減少299百万円などの減少要因がありましたが、減価償却費5,449百万円などの増加要因により7,112百万円の収入(前年同期比2,528百万円減少)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出5,275百万円、投資有価証券の取得による支出1,305百万円などの減少要因があったことにより6,588百万円の支出(前年同期比1,427百万円増加)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額2,199百万円、長期借入金の返済による支出506百万円、リース債務の返済による支出195百万円などの減少要因があったことにより2,902百万円の支出(前年同期比937百万円減少)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 1)生産実績 当社グループは、位置情報及びそれに紐付く様々な情報の提供を主たる事業としており、生産実績を定義することが困難であることから、生産実績につきましては記載を省略しております。 2)受注実績 当社グループは、主に見込み生産を行っております。地図関連やソフトウエアの受託案件等、一部には受注生産も行っておりますが、その多くが短期間で販売するものであることから、受注状況につきましては記載を省略しております。 3)販売実績 当社グループは、位置情報サービス関連事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 位置情報サービス関連事業   64,277   △0.1 (注) 主要な取引先(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありませんので、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループは、企業・地域との共創活動により社会的価値を創造し、持続的成長を実現するため、『共創社会における社会的価値創造』という基本方針のもと、5ヵ年の中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030(以下、ZGP2030)」(2026年3月期~2030年3月期)を2025年4月よりスタートいたしました。ZGP2030の最終年度である当社グループの2030年3月期は、売上高780億円、EBITDA150億円(EBITDAマージン19.2%)、営業利益80億円(営業利益率10.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益60億円、ROE(自己資本当期純利益率)10%以上を目指します。 2026年3月期は、売上高は、公共ソリューション関連で住宅地図データの提供や上期までに発生した受託案件の増加があったものの、モビリティソリューション関連で前年同期に計上した一過性売上の反動減に加えてカーナビゲーション用データの販売等が減少したことにより、前期同水準となりました。一方、営業費用は、人件費や売上構成の変化に伴う売上原価の増加などにより増加いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は64,277百万円(前年同期比86百万円減少、0.1%減)、営業利益は3,502百万円(前年同期比420百万円減少、10.7%減)となりました。また、ROEは前連結会計年度に比べ0.2ポイント増加し5.5%となりました。 2027年3月期は、高度時空間データベース構築に向けた成長投資に加えて、ベースアップの継続による人件費など営業費用の増加が想定されるものの、ストック型サービスの更なる拡大やソリューション営業強化、新商材の投入などを通じて、限界利益率の向上及び投資回収に取り組んでまいります。 また、財政状態といたしまして、当連結会計年度末の総資産は、時価評価により投資有価証券が減少したことなどから72,014百万円(前連結会計年度末比1,958百万円減少、2.6%減)となりました。負債は、未払法人税等が減少したことなどから23,111百万円(前連結会計年度末比1,014百万円減少、4.2%減)となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したものの、投資有価証券の時価評価によりその他有価証券評価差額金が減少したことなどから48,903百万円(前連結会計年度末比944百万円減少、1.9%減)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、前述の「第2 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 なお、当社グループの報告セグメントは単一セグメントであるため、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 1)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 2)資本の財源及び資金の流動性 (ⅰ) 資金需要 当社グループの資金需要は、運転資金としては、各種地図データベースの構築のための調査業務費用などがあり、設備投資資金としては、精度及び鮮度向上を目的とした高度時空間データベースの制作システムやサービス提供基盤ソフトウエアへの開発投資、制作工程の合理化のための施設及び機器の増設に加え、DX推進による社内システム構築などへの投資があります。当連結会計年度につきましては6,219百万円の設備投資を行っております。 (ⅱ) 財務政策 当社グループは、現在及び将来の事業活動のために適切な水準の流動性維持及び、効率的な資金の確保を最優先としております。これに従い、営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めるとともに、自己資金を効率的に活用しております。 資金が不足する場合、短期的な運転資金の調達に関しましては、複数の金融機関より確保している融資枠からの短期借入金を基本とし、設備及びM&Aを中心とした投資資金の調達に関しましては、ファイナンス・リースの活用や金利変動リスクを考慮した固定金利の長期借入金を基本としております。なお、余剰資金が生じた場合は、借入金の返済に充当しております。 以上により、当社グループの今後の事業活動において必要な運転資金及び設備投資資金を確保することは可能と考えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 1.(1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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