概要
GMOフィナンシャルゲートは、GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)の連結子会社として、実店舗向け対面決済サービス事業を展開するフィンテック企業である。決済端末の提供・リース、決済情報処理センター「CCTセンター」の運営、包括加盟店契約による決済代行を一貫して手がける。2025年9月期の売上高は179億円、営業利益22億円であり、アクティブID数は約43万8千、決済処理件数は約10.5億件、GMVは約8.2兆円に達する。
対面決済処理と代行の二つの事業区分
当社グループの事業は「決済処理サービス」と「決済代行サービス」に大別される。決済処理サービスでは、小売・飲食店などの加盟店向けに、クレジットカード、電子マネー、QRコードなど多様な決済手段に対応した端末の販売・リース、そして自社運営の決済情報処理センター(CCTセンター)への接続サービスを提供する。決済代行サービスでは、加盟店に代わりクレジットカード会社と包括契約を締結し、売上代金の一括回収・入金代行を行う。この包括加盟店契約により、当社はGMV(決済処理金額)に応じた手数料収入(スプレッド)を得る。両サービスは相互に連携し、加盟店のキャッシュレス化をトータルで支援する。
4つの収益区分:ストック・フィー・スプレッド・イニシャル
当社グループは売上を「ストック」「フィー」「スプレッド」「イニシャル」の4区分で管理する。ストックは月額固定の決済端末通信料やアプリケーション利用料など、加盟店数や契約ID数に連動する安定収入である。フィーは決済処理件数に応じた処理料やロール紙販売など、取扱高比例の収入。スプレッドは包括加盟店契約に基づくGMV連動の手数料で、大型チェーンの獲得やキャッシュレス比率向上に伴い拡大する。イニシャルは端末販売や初期登録料、開発受託などスポット収入である。2025年9月期はアクティブID数が前年同期比17%増、処理件数は41%増、GMVは30%増となり、ストックとフィーの増加に寄与した。
連結子会社3社によるグループ体制
当社グループは、持株会社GMOフィナンシャルゲート(GMO-FG)と連結子会社2社で構成される。GMOカードシステム(GMO-CAS)は決済代行サービスを担い、加盟店の開拓・契約管理を行う。GMOデータ(GMO-DATA)は決済情報処理センターを運営し、24時間365日のヘルプデスクを含む決済処理の基盤を支える。3社合わせて2025年9月末の従業員数は123名(単体)である。親会社であるGMO-PGは電子商取引向け非対面決済を手がけており、当社グループは対面決済領域でグループ全体のキャッシュレス決済インフラを補完する。
三井住友カードとの共同プラットフォーム「stera」
当社グループは三井住友カードと共同で次世代決済プラットフォーム「stera」を運営する。同プラットフォームの決済処理センター機能は子会社GMOデータが担い、当社グループの収益性向上に大きく寄与している。steraは加盟店向けにクレジットカード、電子マネー、QRコードなど多様な決済手段を統合し、決済端末や管理画面を提供する。2025年9月期のstera関連の取扱高は順調に拡大し、当社グループ全体のGMV約8.2兆円のうち相当部分を占める。また、りそな銀行グループなどの金融機関とも連携し、アクワイアリング事業者としての加盟店開拓を進めている。
業界の中での役割は決済処理センター・決済代行業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01小売・飲食・サービス主力
実店舗の加盟店向けにクレジットカード、電子マネー、QRコード等のキャッシュレス決済処理サービスを提供。決済端末の販売・リース、決済情報処理センターへの接続、売上入金代行を一貫して行う。
主要顧客三井住友カード、りそな銀行グループ
- 決済端末 (stera terminal他)
- 接触・非接触IC、磁気、QRコードに対応したオールインワン決済端末。調達・提供。
- 決済情報処理センター接続サービス
- 当社運営のCCTセンター(信用照会共同利用端末システム)への接続サービス。
- 包括加盟店契約 (決済代行)
- 加盟店に代わりクレジットカード会社と包括契約を締結。決済代金の一括回収・入金代行。
- 決済アプリケーション
- 端末に搭載される各種決済手段対応ソフトウェア。
製品と技術
オールインワン決済端末「stera terminal」
当社グループが提供する決済端末の代表格が「stera terminal」である。この端末は、接触・非接触IC、磁気ストライプ、QRコードなど、現在主流のキャッシュレス決済手段をすべて1台で処理できる。クレジットカード(Visa、Mastercard、JCBなど)に加え、電子マネー(Suica、PASMO、楽天Edyなど)、銀聯カード、Alipay、WeChat Payにも対応。プリンター機能も内蔵し、レシート発行が可能。Android OSまたはiOS上で動作するアプリケーションを搭載し、新たな決済手段へのアップデートが容易である。2025年9月末時点で、この端末を含むアクティブID数は約43万8千に達する。
決済情報処理センター「CCTセンター」
当社グループが運営する「CCTセンター」は、日本クレジットカード協会(JCCA)の共同利用システムに参加する決済情報処理センターである。センターは加盟店の決済端末とクレジットカード会社を中継し、信用照会(オーソリ)と売上データの一括処理を行う。接続方式には、JCCAの標準手順を使うCCT接続方式と、加盟店が独自に用意したPOS端末を接続する加盟店POS接続方式がある。センターは24時間365日体制のヘルプデスクを備え、障害対応や加盟店サポートを提供。2025年9月期の決済処理件数は約10.5億件、GMVは約8.2兆円に上り、国内有数の決済処理インフラとして機能している。
包括加盟店契約によるスプレッド収益
包括加盟店契約は、当社グループが加盟店に代わってクレジットカード会社と包括的に加盟店契約を締結し、売上代金の回収・入金を代行するサービスである。この契約のもと、当社は加盟店からGMV(決済処理金額)に応じた手数料(スプレッド)を得る。スプレッドは加盟店数やアクティブID数ではなく、実際の決済金額に連動するため、大型チェーンや高額商品を扱う加盟店の獲得が収益拡大の鍵となる。また、クレジットカード会社からも取次手数料を受け取る場合がある。2025年9月期のスプレッド収入は、GMVの30%増加に伴い拡大し、営業利益の増加に貢献した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
決済サービスで成長、利益率は改善傾向
GMOフィナンシャルゲートは情報・通信業に属し、オンライン決済サービスを提供しています。売上高は159億円から179億円と増加し、営業利益率は8.02%から12.29%へ大幅に改善しました。同業のソラコムやハッチ・ワークと比べ、決済分野で確固たる地位を築いています。キャッシュレス化の進展を追い風に、取扱高が伸長し、収益性が向上しています。ただし、フィンテック市場は競争が激しく、大手参入により市場環境が変化しています。技術革新への対応と新規顧客獲得が今後の課題です。成長を持続するため、サービスの差別化が求められます。
強み
- 営業利益率が8%から12%へと大幅に改善。
- キャッシュレス化で市場が拡大、追い風を受ける。
- 売上高が179億円と安定的に推移。
- 決済システムの技術力で、信頼性を確立。
課題
- フィンテック市場に大手参入が相次ぎ、競争が厳しい。
- 特定の決済サービスへの依存が高く、多角化が課題。
- 技術革新が速く、継続的な投資が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がGMOフィナンシャルゲート
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3932アカツキ | 556億円 | 9.8倍 |
| 2 | 7921TAKARA & COMPANY | 548億円 | 15.9倍 |
| 3 | 277Aグロービング | 528億円 | 20.1倍 |
| 4 | 9474ゼンリン | 521億円 | 17.7倍 |
| 5 | 4687TDCソフト | 514億円 | 12.5倍 |
| 6 | 4051GMOフィナンシャルゲート | 508億円 | 30.5倍 |
| 7 | 8151東陽テクニカ | 494億円 | 16.2倍 |
| 8 | 3679じげん | 490億円 | 10.7倍 |
| 9 | 9742アイネス | 483億円 | — |
| 10 | 3660アイスタイル | 479億円 | 17.3倍 |
| 11 | 4719アルファシステムズ | 478億円 | 12.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
1999年、デビットカード決済代行会社として創業
1999年9月、東京都港区赤坂において株式会社シー・オー・シー(現GMOフィナンシャルゲート)が資本金60百万円で設立された。設立の目的は、デビットカード(J-Debit)の通信・決済代行を行う情報処理センターの運営である。翌2000年1月に日本デビットカード推進協議会に加入し、同年3月にはデビットカード決済サービスを開始。資本金も205百万円に増資し、発行済株式総数4,100株となった。創業時の事業は、当時のキャッシュレス決済の先駆けであるJ-Debitのインフラ整備にあった。
クレジット決済参入と日本クレジットカード協会認定
2001年8月、日本クレジットカード協会(JCCA)から情報処理センターの認定を取得し、クレジット決済サービスを開始した。これにより、同社はデビットカードに加えてクレジットカードの決済処理も手がけるようになり、対面決済市場での基盤を広げた。2002年2月には資本金を385百万円に増資し、発行済株式総数は7,700株に増加。その後、2005年頃から本格的に加盟店開拓を進め、CCT(信用照会共同利用端末)センターの運営を通じて、銀行系・信販系のクレジットカード会社との接続を拡大した。
親会社がアイネスからGMO-PGへと交代
2009年11月、全株式が株式会社アイネスに取得され、同社の完全子会社となった。しかし翌2010年1月、その全株式がGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)に譲渡され、GMOグループ入り。同時に株式併合(300株を1株)を実施し、発行済株式総数は29株、資本金は411百万円となった。この年、本社を東京都渋谷区に移転し、GMO-PGの持分法適用関連会社となる。さらに2011年9月には三菱UFJキャピタルとSMBCベンチャーキャピタルを引受先とした第三者割当増資、同年10月には三井住友カード、クレディセゾン、ユーシーカードなども引受先に加わり、資本基盤を強化した。
包括加盟店契約権の取得と銀聯カード対応
2012年7月、ユーシーカードから包括代理加盟店契約権を許諾され、クレジットカード決済代行サービスを本格開始。同サービスは当社が加盟店に代わりカード会社と包括契約を結び、売上代金の一括回収・入金代行を行うもので、スプレッド収益の源泉となった。同年8月には銀聯カード決済サービスを開始し、インバウンド需要に対応。2014年4月にはNFC(近距離無線通信)対応の決済端末を運用開始し、非接触決済の普及に備えた。これらにより、対応可能な決済手段は多様化し、加盟店の獲得力が高まった。
商号変更とハイブリッド型端末VEGA3000の発売
2015年4月、商号を「GMOフィナンシャルゲート株式会社」に変更し、GMOグループ内でのブランドを統一した。同年5月には、GMO-PG、大和企業投資、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタルを引受先とする第三者割当増資を実施し、資本金を229百万円に増資。その後減資を経て資本金100百万円となった。2016年1月にはハイブリッド型決済端末「VEGA3000」を発売。同端末はクレジットカード、電子マネー、QRコードなど複数の決済手段を1台で処理できるオールインワン端末であり、以降の主力製品の原型となった。
年表21件を開く
1990年代
- 1999年9月創業東京都港区赤坂において、デビットカード(J-Debit)の通信・決済代行を行う情報処理センターとして株式会社シー・オー・シー(現当社)を設立(資本金60百万円)
2000年代
- 2000年1月日本デビットカード推進協議会に加入、同年3月デビットカード(J-Debit)決済サービス開始
- 2000年3月資本金を205百万円に増資、発行済株式総数4,100株
- 2001年8月日本クレジットカード協会から情報処理センター認定取得、クレジット決済サービス開始
- 2002年2月資本金を385百万円に増資、発行済株式総数7,700株
- 2009年11月全株式を株式会社アイネスが取得
- 2009年12月資本金を410百万円に増資、発行済株式総数8,700株
2010年代
- 2010年1月全株式をGMO-PGが株式会社アイネスから取得
- 2010年1月普通株式300株を1株に併合 発行済株式総数29株
- 2010年1月資本金を411百万円に増資、発行済株式総数155株、GMO-PGの持分法適用関連会社となる
- 2010年3月本社を東京都渋谷区に移転
- 2010年9月資本金を減少 資本金46百万円
- 2011年9月三菱UFJキャピタル株式会社及びSMBCベンチャーキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施し、資本金を79百万円に増資
- 2011年10月三井住友カード株式会社、株式会社クレディセゾン及びユーシーカード株式会社等を引受先とした第三者割当増資を実施し、資本金を107百万円に増資
- 2012年7月ユーシーカード株式会社から包括代理加盟店契約権を許諾され、クレジットカード決済代行サービス開始
- 2012年8月銀聯カード決済サービス提供を開始
- 2014年4月NFC対応の決済端末の運用開始
- 2015年4月商号を「GMOフィナンシャルゲート株式会社」へ変更
- 2015年5月GMO-PG、大和企業投資株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社及びみずほキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施し、資本金を229百万円に増資
- 2015年9月資本金を減少 資本金100百万円
- 2016年1月ハイブリッド型決済端末VEGA3000の発売開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
次世代マルチ決済端末の拡販
1台でクレジット・電子マネー・QRコード・非接触決済等に対応するオールインワン端末を、Android OSやiOS上で開発し拡販する。
- 02
QRコード決済・ポイント連携の拡大
ポイント事業者や金融機関と提携し、加盟店開拓力や決済端末の付加価値向上を図る。
- 03
決済センター機能と取引照会WEBの拡充
ネットワークセキュリティ強化やモビリティ領域への進出、O2O/オムニチャネルに対応したデータ還元サービスを拡充する。
- 04
無人販売機向けキャッシュレスとIoTマネタイズ
自動精算機・券売機等に組込型端末を提供し、決済と業務データを融合したデータ還元サービスを展開する。
- 05
FinTech/マネーサービスの提供
早払いサービスに加え、レンディングやファクタリング等を通じて加盟店のキャッシュフロー改善を支援する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で123人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,335万円で、5期前と比べて+60.3%。平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は3.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年9月 | 833 | 39.5 | 3.7 | 58 | — |
| 2021年9月 | 857 | 39.9 | 3.7 | 81 | — |
| 2022年9月 | 774 | 40.9 | 3.6 | 96 | — |
| 2023年9月 | 1,024 | 42.7 | 3.8 | 108 | — |
| 2024年9月 | 1,186 | 39.5 | 3.7 | 123 | 1,220 |
| 2025年9月 | 1,335 | 39.7 | 3.9 | 123 | 1,789 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内GMOインターネットグループ株式会社(注)1、2東京都 渋谷区 · その他の関係会社議決権57.0%
- 国内GMOペイメントゲートウェイ株式会社(注)1東京都 渋谷区 · その他の関係会社議決権57.0%
- 国内GMOカードシステム株式会社東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内GMOデータ株式会社東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権51.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は179億円、営業利益は22億円。前期と比べると減収増益で、売上が-4.3%、利益が+46.7%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 197億円 | 179億円 |
| 営業利益 | 28億円 | 22億円 |
| 純利益 | 19億円 | 16億円 |
| 1株あたり配当 | ¥125 | ¥125 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は57億円、営業利益は6億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+21.3%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3Q | 29 | 2 | 6.9 | 2 |
| 2023年1Q | 33 | 3 | 9.1 | 2 |
| 2023年2Q | 40 | 3 | 7.5 | 2 |
| 2023年3Q | 47 | 4 | 8.5 | 2 |
| 2024年1Q | 45 | 5 | 11.1 | 3 |
| 2024年2Q | 47 | 4 | 8.5 | 3 |
| 2025年2Q | 90 | 14 | 15.6 | 10 |
| 2025年4Q | 89 | 8 | 9.0 | 6 |
| 2026年2Q | 105 | 16 | 15.2 | 10 |
| 2026年3Q | 57 | 6 | 10.5 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2016年9月期からの10期で、売上は7億円から179億円へ25.6倍に増えた。直近期の営業利益率は12.3%。純利益は6期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 7 | — | 1 | — | 1 |
| 2017年9月 | 11 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年9月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年9月 | 24 | — | 2 | — | 1 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2020年9月 | 37 | — | 4 | — | 3 |
| 2021年9月 | 71 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年9月 | 103 | — | 7 | — | 5 |
| 2023年9月 | 159 | — | 11 | — | 8 |
| 2024年9月 | 187 | 15 | 15 | 8.0 | 10 |
| 2025年9月 | 179 | 22 | 22 | 12.3 | 16 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高179億円のうち、営業利益として残るのは22億円で12.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の8.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.1%113億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.6%44億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.3%22億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年9月期は営業CFが12億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は43億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年9月 | −1 | −1 | 0 | −2 | 27 |
| 2019年9月 | 3 | −2 | 2 | 1 | 31 |
| 2020年9月 | −5 | −3 | 7 | −8 | 29 |
| 2021年9月 | 10 | −5 | 0 | 5 | 34 |
| 2022年9月 | −2 | −5 | −3 | −7 | 24 |
| 2023年9月 | 9 | −5 | 13 | 4 | 40 |
| 2024年9月 | 17 | −7 | 1 | 10 | 51 |
| 2025年9月 | 12 | −9 | −11 | 3 | 43 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2025年9月期の総資産は138億円。このうち返さなくてよい自己資本が63億円で、自己資本比率は45.2%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 37 | 25 | 12 | 67.5 |
| 2017年9月 | 41 | 26 | 15 | 62.9 |
| 2018年9月 | 42 | 27 | 15 | 64.3 |
| 2019年9月 | 49 | 30 | 19 | 57.5 |
| 2020年9月 | 61 | 40 | 21 | 62.4 |
| 2021年9月 | 71 | 44 | 27 | 59.1 |
| 2022年9月 | 66 | 45 | 21 | 67.4 |
| 2023年9月 | 93 | 49 | 44 | 53.0 |
| 2024年9月 | 142 | 56 | 83 | 39.6 |
| 2025年9月 | 138 | 63 | 73 | 45.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで605社中79位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中520位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥6,090で、1年前と比べて-1.1%。過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 30.5倍 |
| PER (会社予想) | 26.9倍 |
| PBR | 7.24倍 |
| 配当利回り | 2.05% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月下旬に6370円から上昇し、7月2日に7020円まで急伸。その後は6600〜6900円で揉み合いながらも、8月5日に6690円と25日移動平均線(6596円)を約1.4%上回って終了。52週高値7110円に約6%と迫る一方、直近1ヶ月では2.48%下落。出来高は概ね2〜5万株で推移し、7月14日に1.56万株まで減少する場面もあったが、8月に入り2.3〜2.9万株へ回復傾向。週足では25日線を下支えに高値圏を維持する形。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)。
PER32.46倍は業界平均30.11倍をやや上回るが、ROE27.5%と高く、成長性を反映した水準といえる。PBR8.51倍は業界平均3.51倍を大きく上回り、バリュエーションは割高感がある。配当利回り1.48%は業界平均3.42%を下回り、配当性向51.6%と高いが、利回りは低い。売上高は一時期減少したが、最近は回復し、営業利益率も向上している。総合的にやや割高。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 30.5倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 26.9倍 | — |
| PBR | 7.24倍 | 2.96倍 |
| ROE | 27.5% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は急成長する一方で、利益率はまだ低く、今後の収益性改善が焦点。強気派は、決済需要の拡大とGMOグループのシナジーによる成長持続を重視する。弱気派は、競争激化による手数料低下や、利益率の低さから評価が割高だと指摘する。
- 売上高の急成長
過去2年で約1.8倍に増加し、市場拡大が続く。
- グループシナジー
GMOグループの顧客基盤を活用したクロスセルが可能。
- 利益率改善傾向
営業利益率が8%から12%に上昇し、収益性が向上。
- 営業利益が15億円から22億円へ47%増2025年9月期影響中
売上高179億円、営業利益22億円、前期15億円から約47%増
- 純利益が10億円から16億円へ60%増2025年9月期影響中
純利益16億円、前期10億円から60%増加
- 外国法人持ち株比率10.03%と需給良好継続影響弱
外国人保有10.03%と高く、海外投資家の資金が下支え
- 株価1年で36.8%上昇、成長期待継続影響弱
1年で36.8%上昇し、高成長セクターの物色が続く
- 利益率の低さ
12%の営業利益率は同業他社と比べて見劣りする。
- 競争激化
決済市場は新規参入が相次ぎ、手数料競争が激しい。
- 評価の高さ
PER32倍は成長を織り込み済みで、期待外れに弱い。
- 売上高が187億円から179億円へ減収2025年9月期影響中
売上高は前期比約4.3%減の179億円、トップライン伸び悩み
- 実績PER32.46倍と割高、予想PER非開示決算発表後影響中
実績PER32.46倍と高く、先行きの利益予想が不透明
- PBR8.51倍とバリュエーション過熱不定影響中
PBR8.51倍はROE27.5%を大幅に上回る市場期待を織り込み
- 配当利回り1.48%と低く下値支援乏しい継続影響弱
配当利回り1.48%で、株主還元による下支えは限定的
- 売上高成長率
- 市場拡大に乗れているかが最重要。
- 営業利益率
- スケールメリットが利益率改善につながるか。
- 加盟店数
- 決済プラットフォームの規模を直接示す。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり125円で、前期から+59.7%。いまの株価に対する利回りは2.05%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 24 | — | 35.5 |
| 2022年9月 | 29 | 23.4 | 67.4 |
| 2023年9月 | 46 | 58.6 | 39.5 |
| 2024年9月 | 62 | 34.8 | 55.9 |
| 2025年9月 | 99 | 59.7 | 51.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥125
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ2,273人。区分でいちばん多いのは事業法人で58.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が70.5%を占め、残る29.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 67.8 | 59.1 | 58.8 | 58.6 | 58.4 | 58.5 |
| 個人・その他 | 16.2 | 11.8 | 15.0 | 12.5 | 14.0 | 16.2 |
| 金融機関 | 5.4 | 4.8 | 4.7 | 3.5 | 3.4 | 11.9 |
| 外国法人 | 7.8 | 22.2 | 18.5 | 23.1 | 21.4 | 9.9 |
| 証券会社 | 2.7 | 2.1 | 2.9 | 2.2 | 2.8 | 3.3 |
| 自己株式 | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | — | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | GMOペイメントゲートウェイ株式会社 | 56.52 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.26 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.70 |
| 04 | 豊山 慶輔 | 2.60 |
| 05 | THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 2.30 |
| 06 | JP MORGAN CHASE BANK 385839(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 2.26 |
| 07 | 高野 明 | 1.20 |
| 08 | 株式会社SBI証券 | 1.05 |
| 09 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.75 |
| 10 | 杉山 憲太郎 | 0.73 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-12みずほ信託銀行株式会社新規の大量保有報告0.18%-0.02pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−90%、1株純資産は10期で−96%。直近期のROEは27.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 2,045 | 20,910 | 6.8 | — | — |
| 2017年9月 | 551 | 21,420 | 2.6 | — | — |
| 2018年9月 | 25 | 744 | 3.4 | — | — |
| 2019年9月 | 19 | 391 | 4.9 | — | — |
| 2020年9月 | 40 | 484 | 8.8 | 139.0 | 49.3 |
| 2021年9月 | 51 | 513 | 10.2 | 333.9 | 35.5 |
| 2022年9月 | 57 | 542 | 10.8 | 112.0 | 67.4 |
| 2023年9月 | 95 | 596 | 16.6 | 112.6 | 39.5 |
| 2024年9月 | 122 | 676 | 19.2 | 58.6 | 55.9 |
| 2025年9月 | 197 | 758 | 27.5 | 31.2 | 51.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/9期の役員報酬は総額200百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 杉山憲太郎 | 代表取締役社長 | 47 | 60,820 |
| 青山明生 | 取締役 ソリューションパートナー本部本部長 | 54 | 15,360 |
| 福田知修 | 取締役 ITプラットフォーム本部本部長 | 48 | 500 |
| 玉井伯樹 | 取締役 コーポレートサポート本部本部長 | 59 | — |
| 小出達也 | 取締役 | 63 | — |
| 嶋村那生 | 取締役(監査等委員) | 47 | — |
| 浅山理恵 | 取締役(監査等委員) | 63 | — |
| 長澤孝吉 | 取締役(監査等委員) | 72 | — |
| 小澤哲 | 取締役(監査等委員) | 79 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 98 | 66 | 12 | 176 | 44 |
| 社外取締役 | 4 | 24 | — | — | 24 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容10,316字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,403字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,034字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,822字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第28期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-12
- 半期報告書半期報告書-第27期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-16
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-18
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-20
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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