概要
ミネベアミツミは、1951年に日本初のミニチュアベアリング専門メーカーとして設立された。現在はボールベアリング、HDD用スピンドルモーター、半導体、自動車部品などを手掛ける総合精密部品メーカー。2025年3月期の連結売上高は1兆5,227億円、従業員数は8万1,383人。東京証券取引所プライム市場に上場。
四つの事業セグメントで構成される事業ポートフォリオ
当社グループはプレシジョンテクノロジーズ、モーター・ライティング&センシング、セミコンダクタ&エレクトロニクス、アクセスソリューションズの四つのセグメントで構成され、連結子会社146社を有する。プレシジョンではボールベアリング、ロッドエンドベアリング、HDD用ピボットアッセンブリー、航空機用ねじを製造。モーターではHDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、ファンモーター、車載モーター、センシングデバイスを手掛ける。セミコンダクタではアナログIC、電源IC、LED、スイッチ、コネクタなどを提供。アクセスではキーセット、ドアラッチ、ドアハンドルが主力。これらの製品は情報機器、自動車、産業機器、航空機など幅広い分野で使用される。ベアリングは創業以来の基盤製品であり、現在も精密機器から産業機械まで幅広く供給されている。
世界38カ国以上に広がる生産・販売網
製品の製造は当社および国内子会社のほか、中国、タイ、フィリピン、マレーシア、カンボジア、韓国、シンガポールなどのアジア各国、米国、欧州の子会社が担当する。販売は国内では直接販売、海外では各地の販売子会社や支店を通じて行う。タイにはNMB-Minebea Thai Ltd.など大規模な生産拠点があり、カンボジアでは小型モーターを生産するなど、コスト競争力と安定供給を両立する体制を構築している。北米ではNew Hampshire Ball Bearings, Inc.がベアリングを生産し、欧州ではmyonic GmbHが特殊ベアリングを手掛ける。これらグローバルな生産ネットワークにより、顧客の需要に応える。
M&Aによる事業領域の拡大
当社グループは創業以来、一貫してM&Aによる成長を進めてきた。1981年には国内の関連メーカー4社を吸収合併し、社名をミネベアに変更。1985年には米国のベアリングメーカーNew Hampshire Ball Bearingsを系列化し、北米での生産基盤を獲得。2004年にはパナソニックの情報モーター事業と統合し、モーター事業を拡大。2009年にはドイツの特殊ベアリングメーカーmyonicを取得し、航空宇宙や医療機器向けを強化。2011年には韓国の精密モーター会社MOATECHの過半数株式を取得。これらのM&Aにより、ベアリングからモーター、半導体、自動車部品へと事業ポートフォリオを広げてきた。
収益の推移と2026年3月期計画
連結売上高は2013年3月期の2,824億円から、2025年3月期には1兆5,227億円へと約5.4倍に成長した。親会社所有者帰属当期利益は同期間で18億円から595億円に拡大。2026年3月期計画では売上高1兆6,644億円、営業利益1,040億円、当期利益990億円を見込む。セグメント別ではセミコンダクタ&エレクトロニクスが最も大きく、全体の約35%を占める。増収の背景には、データセンター向けサーバー需要や車載向け部品の拡大がある。営業利益率は6.3%(2026年3月期計画)と、規模拡大に伴い収益性も改善傾向にある。
業界の中での役割は精密部品・電子部品メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| セミコンダクタ&エレクトロニクス | 5,903億円 | 35.5% | 267億円 | 4.5% |
| モーター・ライティング&センシング | 4,565億円 | 27.4% | 269億円 | 5.9% |
| アクセスソリューションズ | 3,322億円 | 20.0% | 171億円 | 5.1% |
| プレシジョンテクノロジーズ | 2,812億円 | 16.9% | 622億円 | 22.1% |
| その他(注)1 | 42億円 | 0.3% | -27億円 | -64.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01プレシジョンテクノロジーズ事業主力
ボールベアリング、ロッドエンドベアリング、HDD用ピボットアッセンブリー等のメカニカルパーツ、航空機用ねじを製造販売。ベアリングの世界大手として、精密機器・産業機械・航空機など幅広い産業に供給。
- ボールベアリング世界シェア上位
- 小型・極小径から大型まで多様なボールベアリング。HDD用など精密用途に強み。
- HDD用ピボットアッセンブリー
- ハードディスクドライブのヘッド位置決め用軸受ユニット。高い信頼性と精度要求に対応。
- 航空機用ねじ
- 航空機の構造部材やエンジン向けの高強度・高信頼性ねじ。NAFAMS等の認証取得。
02モーター・ライティング&センシング事業主力
液晶用バックライト等の電子デバイス、HDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、ファンモーター、車載モーター、計測機器等のセンシングデバイスを製造販売。情報機器・家電・自動車・産業機器向け。
- HDD用スピンドルモーター
- ハードディスクのディスク回転用モーター。静音性・低振動が要求される。
- ステッピングモーター
- 精密位置決め用途に用いられるパルス駆動モーター。産業機器、事務機器に搭載。
- DCモーター
- 小型直流モーター。自動車のパワーウィンドウ、ワイパー、電動ブレーキなど多用途。
- 車載モーター
- 自動車の電動化対応モーター。パワーステアリング、ブレーキ、シート用など。
- 計測機器(センシングデバイス)
- 膜厚計、硬度計、画像測定機など。産業向け精密計測器具。
03セミコンダクタ&エレクトロニクス事業準主力
半導体デバイス(アナログIC、電源IC、MOSFET等)、光デバイス(LED、センサ)、機構部品(スイッチ、コネクタ)、電源部品を製造販売。電子機器・車載機器・産業機器向けに供給。
- 半導体デバイス
- アナログ半導体、パワーマネジメントIC、車載用ICなど。省電力・高信頼性。
- 光デバイス
- LED照明用部品、光学センサ。
- 機構部品
- スイッチ、コネクタ、精密機構部品。電子機器の操作・接続に用いられる。
04アクセスソリューションズ事業準主力
自動車部品(キーセット、ドアラッチ、ドアハンドル等)および産業機器用部品の製造販売。国内外の自動車メーカーに供給。
- キーセット
- メカニカルキー、キーレスエントリーシステム、イモビライザー機能付きキー。
- ドアラッチ
- 自動車ドアの施錠機構。安全性・防犯性に寄与。
- ドアハンドル
- 自動車の内外装ドアハンドル。デザイン性と機能性を両立。
製品と技術
ボールベアリングと航空機用精密ねじ
プレシジョンテクノロジーズ事業の中核はボールベアリングである。小型から大型まで多様なサイズに対応し、HDD用ピボットアッセンブリーはヘッド位置決め用軸受ユニットとして高い信頼性を要求される。ロッドエンドベアリングは航空機の操縦系統などに用いられ、過酷な環境下での耐久性が求められる。航空機用ねじはNAFAMSなどの認証を取得し、構造部材やエンジン向けに供給。これらの製品は超精密加工技術と大量生産技術を組み合わせて製造されており、データセンター向けサーバー需要や航空機向け需要が堅調に推移している。
HDD用スピンドルモーターから車載モーターまで
モーター・ライティング&センシング事業では、HDD用スピンドルモーターが主力製品の一つ。ディスク回転用のモーターで静音性・低振動が要求され、長年の技術蓄積がある。また、ステッピングモーターは精密位置決め用途に、DCモーターは自動車のパワーウィンドウやワイパーなどに使用される。近年は車載モーターの需要が拡大しており、パワーステアリングや電動ブレーキ向け製品を展開。ファンモーターはデータセンターの冷却用途で伸びている。センシングデバイスとして膜厚計や硬度計などの計測機器も手掛け、産業向け精密測定を提供する。
アナログ半導体と機構部品の多様なラインアップ
セミコンダクタ&エレクトロニクス事業では、アナログIC、電源IC、MOSFETなどの半導体デバイスを製造。車載向けの高信頼性製品が強みで、省電力性能に優れる。光デバイスではLED照明部品や光学センサを提供。機構部品としてスイッチやコネクタを手掛け、本多通信工業やミネベアコネクトなどの子会社が専門に製造する。これらの部品は電子機器の操作・接続に不可欠であり、自動車、産業機器、家電など幅広い分野で使用される。電源部品も含め、電子機器の中核を支える多様な製品群を有する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア上位ボールベアリング同社はボールベアリングの世界的大手であり、特に小型ベアリングで高いシェアを持つ。プレシジョンテクノロジーズ事業
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
精密部品で世界有数、内需依存度低く安定
ミネベアミツミは、小型ベアリングやモータ、電子部品など精密部品を幅広く手掛ける総合部品メーカー。世界有数のベアリングメーカーとして、自動車やHDD、家電など多岐にわたる需要に対応する。近年は車載向けセンサやモジュール、さらにHDD向け部品や航空宇宙分野への展開も進める。同業他社には、同じく電気機器セクターで電子部品や半導体関連を手掛けるキオクシアホールディングスやイビデンが存在するが、キオクシアはメモリ半導体専業で、イビデンはプリント配線板・パッケージ基板中心であり、ミネベアミツミの事業領域はより多角化している。世界展開を進めており、国内依存度は低く、グローバルな自動車・IT需要の動向に業績が左右されやすい構造だ。
強み
- ベアリングやモータなど小型精密部品で世界有数のシェアを持ち、多様な産業に供給する高い技術力と実績がある。
- ベアリング、モータ、電子部品、車載向けなど複数事業を有し、特定分野の需要変動リスクを緩和できる。
- 世界各地に生産・販売拠点を構え、顧客の海外シフトや為替変動に対応しやすい国際事業体制を築いている。
- 売上高は3期連続で増加しており、営業利益率も6%台を維持し、安定的な収益基盤を確立している。
課題
- 自動車やIT関連の需要動向、為替変動、原材料価格の影響を受けやすく、市況悪化時は収益が圧迫される可能性がある。
- 営業利益率が6%前後と同業他社と比べて高くはなく、成長分野への投資やコスト構造改革による収益性向上が課題となる。
- 部品業界では低コスト競争が激しく、新興国メーカーの追撃や技術革新への対応が不可欠で、差別化を継続する必要がある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
受動部品・センサの時価総額近傍。太字がミネベアミツミ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 32件
日本初のミニチュアベアリング専業メーカーとして1951年創業
1951年7月、東京都板橋区において日本初のミニチュアベアリング専門メーカー「日本ミネチュアベアリング株式会社」を設立した。当時はまだ国産の小型ベアリングがほとんどなく、精密機械の需要に応えるため創業された。1956年には本社を日本橋兜町に移転し、川口に工場を建設。1963年には軽井沢工場を建設し、1965年には川口工場を閉鎖して全施設を軽井沢に集約した。この時期にベアリングの量産技術を確立し、後の成長基盤を築いた。
株式上場と海外販売拠点の設立(1961~1972年)
1961年8月、株式が東京証券取引所の店頭銘柄として承認され、同年10月には市場第二部に上場。1970年10月には第一部に指定替えとなった。1968年から1972年にかけて海外展開を加速し、1968年に米国販売法人NMB CORPORATION、1971年に英国販売法人N.M.B.(U.K.)LIMITED、1972年にシンガポール生産法人NMB SINGAPORE LIMITEDを設立。これによりベアリングの輸出販路を自社網でカバーし、国際競争力を高めた。同年には大阪・名古屋両証券取引所にも上場した。
四社合併と社名変更、ミネベア株式会社へ(1981年)
1981年10月、東京螺子製作所、新興通信工業、新中央工業、大阪車輪製造の4社を吸収合併し、社名を「ミネベア株式会社」に変更した。この合併により、ベアリングに加えてねじや電子機器部品など事業領域が拡大。同時に、1980年にはタイにNMB THAI LIMITEDを設立し、アジアでの生産拠点を強化。1984年にはタイにさらに2社を設立し、同国でのプレゼンスを高めた。この時期、ミネベアは単なるベアリングメーカーから多角化へと歩み始めた。
欧米ベアリングメーカーの買収と電子事業への進出(1985~1994年)
1985年3月、米国のベアリングメーカーNew Hampshire Ball Bearings, Inc.を系列化。1988年には英国のRose Bearings Ltd.を買収し、ロッドエンドベアリングの製品群を獲得した。同年、米国に電子機器販売統括会社NMB TECHNOLOGIES, INC.を設立し、電子部品事業に本格参入。1990年にはドイツにモーター生産会社PAPST-MINEBEA-DISC-MOTOR GmbHを設立。1994年には中国上海に現地生産会社を設立し、アジアでの生産を拡大した。これらの投資により、ベアリングと電子部品の両輪で事業を広げた。
パナソニックとのモーター事業統合(2004年)
2004年4月、松下電器産業(当時)のモータ社と情報モーター4商品(ファンモーター、ステッピングモーター、振動モーター、ブラシ付DCモーター)の事業を統合し、合弁会社「ミネベア・松下モータ株式会社」を設立。これによりモーター事業の規模が拡大し、情報機器向けから車載向けまで幅広いモーター製品群を手掛けることとなった。2010年4月には同社がパナソニックの情報モータ事業部を買収し、2011年4月には株式を全て取得して完全子会社化した。
タイ拠点の統合と欧州特殊ベアリングの獲得(2008~2010年)
2008年4月、タイに所在する7社の連結子会社を合併し、NMB-Minebea Thai Ltd.を設立。これにより同国での生産・管理の効率化を図った。2009年3月にはドイツの特殊ベアリングメーカーmyonic Holding GmbHの全持分を取得。myonicは歯科、医療機器、航空宇宙向けの高精度ベアリングを手掛け、ミネベアの製品ラインアップを補強した。2010年にはカンボジアに小型モーター生産会社を設立し、低コスト生産拠点を拡大。同年には精密金型メーカー第一精密産業も傘下に加えた。
韓国モーターメーカー買収と合弁解消(2011年)
2011年4月、韓国のコスダック上場企業である精密小型モーター製造販売会社MOATECH CO., LTD.の発行済株式の50.8%を取得し子会社化。これにより韓国市場でのモーター事業を強化した。同時期に、ミネベアモータ株式会社のパナソニック保有株式(40%)を全て譲り受けて合弁を解消し、完全子会社化。さらにインドに販売会社を設立するなど、新興国への販路拡大も進めた。同年4月にはミネベアモータ株式会社を吸収合併し、モーター事業を一本化した。
年表32件を開く
1950年代
- 1951年7月創業東京都板橋区において、わが国最初のミニチュアベアリング専門メーカー「日本ミネチュアベアリング株式会社」を設立。
- 1956年10月本社を東京都中央区日本橋兜町に、工場を川口市上青木町に移転。
- 1959年6月川口市青木町に新工場を建設し、本社工場を同所に移転。
1960年代
- 1961年8月創業株式が東京証券取引所店頭売買銘柄として承認され、公開される。同年10月東京証券取引所市場第二部発足と同時に、第二部に上場。
- 1963年3月軽井沢工場を建設し、一部の工程を移転。
- 1965年7月川口工場を閉鎖し、全施設を軽井沢工場に移転。本社所在地を埼玉県川口市より長野県北佐久郡御代田町に移転。
- 1968年9月創業米国に現地法人 NIPPON MINIATURE BEARING CORPORATIONを設立(商号変更 NMB CORPORATION)。
1970年代
- 1970年10月上場東京証券取引所市場第二部より第一部に指定替上場。
- 1971年4月創業英国に現地販売会社 N.M.B.(U.K.)LIMITEDを設立。
- 1971年5月上場大阪及び名古屋両証券取引所の市場第一部に上場。
- 1971年9月M&ASKF社のREED工場(米国)を買収し、米国において生産を開始(現社名 New Hampshire Ball Bearings,Inc.チャッツワース工場)。
- 1972年2月創業シンガポールに現地生産会社 NMB SINGAPORE LIMITEDを設立。
- 1977年10月創業旧西独に現地販売会社 NIPPON MINIATURE BEARING GmbHを設立(現社名 NMB-Minebea-GmbH)。
1980年代
- 1980年9月創業タイに現地生産会社 NMB THAI LIMITEDを設立。
- 1981年10月M&A株式会社東京螺子製作所、新興通信工業株式会社、新中央工業株式会社及び大阪車輪製造株式会社の系列メーカー4社を吸収合併し、社名を「ミネベア株式会社」と変更。
- 1984年8月創業タイに現地生産会社 MINEBEA THAI LIMITED 及び PELMEC THAI LIMITEDを設立。
- 1985年3月米国のベアリングメーカー New Hampshire Ball Bearings,Inc.を系列下に加える。
- 1986年5月創業開発技術センターを設立。
- 1987年5月創業タイに現地生産会社 THAI FERRITE CO., LTD.を設立(商号変更 POWER ELECTRONICS OF MINEBEA COMPANY LIMITED)。
- 1988年2月英国のロッドエンド・スフェリカルベアリングメーカー ROSE BEARINGS LTD.を系列下に加える(現社名 NMB-MINEBEA UK LTD.)。
- 1988年3月創業米国に電子機器の販売を統括する NMB TECHNOLOGIES, INC.を設立。タイに現地生産会社 MINEBEA ELECTRONICS(THAILAND)COMPANY LIMITEDを設立。
- 1988年12月創業タイに現地生産会社 NMB HI-TECH BEARINGS LIMITED 及び NMB PRECISION BALLS LIMITEDを設立。
1990年代
- 1990年10月創業ドイツに現地生産会社 PAPST-MINEBEA-DISC-MOTOR GmbHを設立(現社名 MinebeaMitsumi Technology Center Europe GmbH)。
- 1994年4月創業中国に現地生産会社 MINEBEA ELECTRONICS & HI-TECH COMPONENTS(SHANGHAI)LTD.を設立。
- 1999年7月M&A米国の現地法人 NMB CORPORATION と NMB TECHNOLOGIES,INC.を合併し、NMB Technologies Corporationに商号変更。
2000年代
- 2004年4月創業松下電器産業株式会社モータ社(商号変更 パナソニック株式会社モータ社)と情報モーター4商品(ファンモーター、ステッピングモーター、振動モーター及びブラシ付DCモーター)事業を統合し、統合会社ミネベア・松下モータ株式会社を設立(商号変更 ミネベアモータ株式会社)。
- 2008年4月M&Aタイに所在する連結子会社7社(NMB THAI LIMITED、PELMEC THAI LIMITED、MINEBEA THAI LIMITED、NMB HI-TECH BEARINGS LIMITED、NMB PRECISION BALLS LIMITED、MINEBEA ELECTRONICS (THAILAND) COMPANY LIMITED、POWER ELECTRONICS OF MINEBEA COMPANY LIMITED)を合併し、NMB-Minebea Thai Ltd.を設立。
- 2009年3月ドイツの歯科、医療機器及び航空宇宙産業向け特殊ベアリングの製造販売会社 myonic Holding GmbHの全持分を取得。
2010年代
- 2010年4月M&Aミネベアモータ株式会社がパナソニック株式会社モータ社の情報モータ事業部を買収。
- 2010年8月樹脂射出成形用精密金型メーカーの第一精密産業株式会社の全株式を日本みらいキャピタル株式会社が運営するファンド(NMC 2002 L.P.)より取得。
- 2010年10月創業カンボジアに小型モーターの現地生産会社 MINEBEA (CAMBODIA) Co., Ltd.を設立。
- 2011年4月上場ブラジルに現地販売会社 NMB-MINEBEA DO BRASIL IMPORTACAO E COMERCIO DE COMPONENTES DE PRECISAO LTDAを設立。韓国のコスダック市場に上場している精密小型モーターの製造販売会社 MOATECH CO., LTD.の発行済株式の過半数(50.8%)を取得。ミネベアモータ株式会社のパナソニック株式会社(現社名 パナソニックホールディングス株式会社)保有株式の全て(出資比率40%)を譲受し合弁を解消。ミネベアモータ株式会社を吸収合併。インドに現地販売会社 NMB-Minebea India Private Limitedを設立。ドイツの子会社 myonic GmbHが、オーストリアの産業機械・工作機械用特殊精密ベアリング製造販売会社である APB Service GmbHの事業資産(設備機械等)を取得。米国子会社である New Hampshire Ball Bearings,Inc.が、ドイツの航空宇宙産業、医療機器、半導体製造装置、工作機械等の幅広い用途向けセラミックベアリング及びハイブリッドベアリングの製造販売会社であ
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
革新的製品・技術の開発と普及
ヒューマノイドロボットや自動運転など最先端技術に応えるため、高電圧・高電流・高周波・高速の4軸で核技術を強化。コア事業「8本槍」の「相合」を進め、AI・DXを製造工程に導入し品質向上とバリューチェーン強化を図る。
- 02
従業員が能力を発揮できる環境整備
人的資本への積極投資として、人事制度の最適化、研修制度の拡充、従業員エンゲージメントサーベイの実施と改善を通じ、従業員が自走する組織づくりを推進する。
- 03
経営体制の強靭化
コーポレートガバナンスの充実とリスクマネジメント強化により、取締役会のモニタリング機能を発揮し、企業価値向上に資する中長期的な経営戦略を遂行する。
- 04
地球環境課題解決への貢献
再生可能エネルギー利用拡大等による環境負荷の最小化と、超精密加工技術や相合を活かした環境貢献型製品により、世界全体のCO₂排出量削減に貢献する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で81,383人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は785万円で、9期前と比べて+8.2%。平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は15.9年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 78,957 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 78,351 | — |
| 2019年3月 | 726 | 44.2 | 17.3 | 77,957 | — |
| 2020年3月 | 706 | 44.4 | 16.3 | 82,617 | — |
| 2021年3月 | 689 | 44.7 | 16.3 | 83,011 | — |
| 2022年3月 | 714 | 45.0 | 16.5 | 81,659 | — |
| 2023年3月 | 729 | 45.3 | 16.7 | 87,752 | — |
| 2024年3月 | 727 | 45.4 | 16.5 | 83,886 | — |
| 2025年3月 | 762 | 45.0 | 16.5 | 83,256 | 114 |
| 2026年3月 | 785 | 45.0 | 15.9 | 81,383 | 128 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社62社(国内 16 / 海外 46、うち連結子会社 26) を有報から抽出しています。
- 国内エヌ・エム・ビー販売株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内第一精密産業株式会社長野県北佐久郡 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ミネベアプレシジョン 株式会社東京都羽村市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ミネベアパワーデバイス 株式会社茨城県日立市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外NMB(USA)Inc.米国 カリフォルニア · 連結子会社議決権100.0%
- 海外NMB Technologies Corporation米国 カリフォルニア · 連結子会社議決権100.0%
- 海外New Hampshire Ball Bearings,Inc.米国 ニューハンプシャー · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MHC INSURANCE COMPANY, LTD.米国 ハワイ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外C&A TOOL ENGINEERING, INC.米国 インディアナ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外NMB-MINEBEA UK LTD.英国 リンカーン · 連結子会社議決権100.0%
- 海外NMB-Minebea-GmbHドイツ ランゲン · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MinebeaMitsumi Technology Center Europe GmbHドイツ フィリンゲン・シュヴェニンゲン · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社50社を開く
- myonic Holding GmbHドイツ ロイトキルヒ100%
- myonic GmbHドイツ ロイトキルヒ100%
- CEROBEAR GmbHドイツ ヘルツォーゲンラート100%
- NMB ITALIA S.R.L.イタリア ミラノ100%
- NMB Minebea SARLフランス ヴァルドワーズ100%
- Minebea Slovakia s.r.o.スロバキア コシツェ100%
- PARADOX ENGINEERING SAスイス ノヴァッツァノ100%
- NMB SINGAPORE LIMITEDシンガポール100%
- NMB-Minebea Thai Ltd.タイ アユタヤ100%
- MINEBEA TECHNOLOGIES TAIWAN CO.,LTD.台湾 台北100%
- MINEBEA ELECTRONICS & HI-TECH COMPONENTS (SHANGHAI)LTD.中国 上海100%
- MINEBEA TRADING (SHANGHAI)LTD.中国 上海100%
- MINEBEAMITSUMI SHANGHAI TRADING LTD.中国 上海100%
- MINEBEA (SHENZHEN)LTD.中国 シンセン100%
- MINEBEA ELECTRONICS MOTOR (ZHUHAI)CO., LTD.中国 珠海100%
- MINEBEA ELECTRONIC DEVICES (SUZHOU) LTD.中国 蘇州100%
- Cixi New MeiPeiLin Precision Bearing Co., Ltd.中国 慈渓100%
- MINEBEA (CAMBODIA) Co., Ltd.カンボジア プノンペン100%
- NMB KOREA CO.,LTD.韓国 城南100%
- MINEBEA ELECTRONICS MOTOR (MALAYSIA)SDN.BHD.マレーシア ケダ100%
- MINEBEA(HONG KONG) LIMITED香港100%
- NMB-Minebea India Private Limitedインド ハリヤナ100%
- MINEBEA PHILIPPINES, INC.フィリピン バタンガス100%
- NMB-Minebea de Mexico, S.de R.L. de C.V.メキシコ ケレタロ100%
- MOATECH CO., LTD.韓国 仁川79%
- Minebea Intec GmbHドイツ ハンブルグ100%
- Minebea Intec Bovenden GmbH & Co. KGドイツ ボーヴェンデン100%
- Minebea Intec Aachen GmbH & Co. KGドイツ アーヘン100%
- ミツミ電機株式会社東京都多摩市100%
- ZHUHAI MITSUMI ELECTRIC CO., LTD.中国 珠海100%
- TIANJIN MITSUMI ELECTRIC CO., LTD.中国 天津100%
- QINGDAO MITSUMI ELECTRONICS CO., LTD.中国 青島100%
- CEBU MITSUMI, INC.フィリピン セブ100%
- MACH AERO BRETIGNY RECTIFICATION SASフランス エソンヌ100%
- MACH AERO COMPONENTS PRIVATE LIMITEDインド ベンガルール100%
- MITSUMI AUTOMOTIVE DE MEXICO, S.A. DE C.V.メキシコ サンルイスポトシ100%
- 株式会社ユーシン東京都港区100%
- MINEBEA ACCESSSOLUTIONS FRANCE S.A.S.フランス クレテイユ100%
- MINEBEA ACCESSSOLUTIONS SLOVAKIA S.R.O.スロバキア コシツェ100%
- U-SHIN MANUFACTURING (ZHONGSHAN) CO., LTD.中国 中山100%
- U-SHIN AUTOPARTS MEXICO, S.A. DE C.V.メキシコ イラプアト100%
- Minebea AccessSolutions HOLDINGS EUROPE B.V.オランダ アムステルダム100%
- エイブリック株式会社東京都港区100%
- ABLIC Hong Kong Limited香港100%
- 本多通信工業株式会社長野県北佐久郡100%
- ミネベア ソフトウェアソ リューションズ株式会社神奈川県川崎市100%
- ミネベア アクセスソリューションズ株式会社宮崎県宮崎市100%
- Minebea AccessSolutions (Guangdong)Co., Ltd.中国 中山65%
- MINEBEA ACCESSSOLUTIONS MEXICO S.A. DE C.V.メキシコ プエルト・インテリオール100%
- その他85社-
- JPエイブリック株式会社
- DENMB - Minebea - GmbH
- GBNMB-MINEBEA UK LTD
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達8,694万円令和元年度矯正研修所等矯正研修所等矯正施設警備用システム緊急整備に係る射撃訓練装置整備契約法務省 · 2020-06-30
- 調達455万円東京拘置所射撃訓練装置一式法務省 · 2017-11-21
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.7兆円、営業利益は1,040億円。前期と比べると増収増益で、売上が+9.3%、利益が+10.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1.7兆円 | 1.7兆円 |
| 営業利益 | 1,200億円 | 1,040億円 |
| 純利益 | 870億円 | 990億円 |
| 1株あたり配当 | ¥60 | ¥60 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は4,266億円、営業利益は263億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+45.9%、営業利益は+331.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 3,397 | — | — | 293 |
| 2024年1Q | 2,924 | 61 | 2.1 | 37 |
| 2024年2Q | 3,797 | 211 | 5.6 | 159 |
| 2024年3Q | 3,812 | 241 | 6.3 | 148 |
| 2024年4Q | 3,488 | — | — | 196 |
| 2025年2Q | 7,782 | 482 | 6.2 | 260 |
| 2025年4Q | 7,445 | 463 | 6.2 | 335 |
| 2026年2Q | 7,783 | 444 | 5.7 | 286 |
| 2026年4Q | 8,861 | 596 | 6.7 | 704 |
| 2027年1Q | 4,266 | 263 | 6.2 | 213 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,824億円から1.7兆円へ5.9倍に増えた。直近期の営業利益率は6.2%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.28 | — | 77 | — | 18 |
| 2014年3月 | 0.37 | — | 281 | — | 209 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2015年3月 | 0.50 | — | 601 | — | 399 |
| 2016年3月 | 0.61 | — | 467 | — | 364 |
| 2017年3月 | 0.63 | — | 605 | — | 523 |
| 2018年3月 | 0.88 | — | 669 | — | 503 |
| 2019年3月 | 0.88 | — | 713 | — | 601 |
| 2020年3月 | 0.98 | — | 581 | — | 460 |
| 2021年3月 | 0.99 | — | 495 | — | 388 |
| 2022年3月 | 1.12 | — | 908 | — | 689 |
| 2023年3月 | 1.29 | — | 921 | — | 732 |
| 2024年3月 | 1.40 | — | 755 | — | 540 |
| 2025年3月 | 1.52 | 945 | 826 | 6.2 | 595 |
| 2026年3月 | 1.66 | 1,040 | 1,338 | 6.2 | 990 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.7兆円のうち、営業利益として残るのは1,040億円で6.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は990億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.4%1.4兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.4%1,903億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.2%1,040億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが949億円、投資CFが−828億円で、差し引きのフリーCFは121億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は2,275億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 230 | −378 | 174 | −148 | 282 |
| 2014年3月 | 492 | −250 | −252 | 242 | 290 |
| 2015年3月 | 599 | −353 | −196 | 246 | 361 |
| 2016年3月 | 436 | −446 | −42 | −10 | 291 |
| 2017年3月 | 827 | −5 | −307 | 822 | 790 |
| 2018年3月 | 922 | −549 | −270 | 373 | 888 |
| 2019年3月 | 1,007 | −542 | −133 | 465 | 1,224 |
| 2020年3月 | 865 | −435 | −288 | 430 | 1,307 |
| 2021年3月 | 938 | −706 | 93 | 232 | 1,655 |
| 2022年3月 | 784 | −636 | −255 | 148 | 1,636 |
| 2023年3月 | 441 | −1,063 | 379 | −622 | 1,447 |
| 2024年3月 | 1,018 | −763 | −302 | 255 | 1,467 |
| 2025年3月 | 1,337 | −1,258 | 640 | 79 | 2,143 |
| 2026年3月 | 949 | −828 | −161 | 121 | 2,275 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.8兆円。このうち返さなくてよい自己資本が8,990億円で、自己資本比率は49.5%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.36 | 1,379 | 2,249 | 36.2 |
| 2014年3月 | 0.38 | 1,635 | 2,178 | 41.4 |
| 2015年3月 | 0.49 | 2,337 | 2,563 | 46.1 |
| 2016年3月 | 0.46 | 2,380 | 2,214 | 50.2 |
| 2017年3月 | 0.65 | 3,243 | 3,213 | 50.2 |
| 2018年3月 | 0.70 | 3,561 | 3,475 | 50.6 |
| 2019年3月 | 0.74 | 3,997 | 3,424 | 53.9 |
| 2020年3月 | 0.86 | 3,944 | 4,701 | 45.6 |
| 2021年3月 | 0.98 | 4,511 | 5,257 | 46.2 |
| 2022年3月 | 1.10 | 5,386 | 5,656 | 48.8 |
| 2023年3月 | 1.30 | 6,291 | 6,707 | 48.4 |
| 2024年3月 | 1.42 | 7,041 | 7,120 | 49.7 |
| 2025年3月 | 1.58 | 7,435 | 8,302 | 46.9 |
| 2026年3月 | 1.81 | 8,990 | 9,038 | 49.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで224社中56位あたり、逆に低いのは自己資本比率で224社中164位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,239で、1年前と比べて+27.7%。過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.1倍 |
| PER (会社予想) | 15.0倍 |
| PBR | 1.40倍 |
| 配当利回り | 1.85% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で-15.26%と大幅下落し、25日移動平均線(3,746円)を10%下回る。75日線(4,173円)も割り込み、200日線(3,466円)目前まで下落。52週高値5,307円からは-36%の水準で、下落トレンドが明確。RSIは37.51と売られ過ぎ圏に接近し、8月6日には649万株の大量商いを記録、投げ売りも見られた。年初来では+34.51%と上昇していたが、直近の下げで上昇分を大幅に失っており、底打ち確認には200日線近辺での踏みとどまりが焦点。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERは13.84倍と業界平均30.54倍を大幅に下回り、PBRも1.48倍と業界平均2.58倍を大きく下回る。ROEは12.1%と良好で、収益性の高さがうかがえる。配当利回りは1.76%と業界平均2.32%を下回るが、配当性向66.9%と高く、今後の増配余地がある。業績は増収増益基調で、来期も大幅増益予想。株価は収益や純資産に対して割安であり、配当利回りの低さはあるものの、総合的に割安と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.1倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 15.0倍 | — |
| PBR | 1.40倍 | 2.58倍 |
| ROE | 12.1% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
自動車の電動化や産業機器の自動化でモーター需要が拡大すると期待される一方、部品価格の競争激化や原材料高、中国市場の減速が懸念される。強気派は、M&Aによる事業ポートフォリオ拡大と、車載・産業向けの高付加価値製品が成長を牽引すると主張。弱気派は、収益性が低下(営業利益率6%台)しており、統合効果の不確実性や需要の一巡感を指摘。業績は円安が追い風だが、先行きの需要変動次第で業績下振れも。
- モーター需要の拡大
EVやロボット、省エネ機器で小型モーターの需要が伸びる
- M&Aによる事業拡大
積極的なM&Aで売上規模が拡大し、相乗効果が期待
- 高い市場シェア
HDDモーターで世界シェア約80%と圧倒的な地位
- 純利益990億円へ66%増益通年影響強
純利益は前期比66%増の990億円。純利益率は3.9%から5.9%に改善。
- 売上高1兆6,644億円と過去最高通年影響中
売上高は前期比+9.3%の1兆6,644億円。営業利益も1,040億円と10%増。
- 外国人保有比率37.6%と高水準不定影響中
外国人保有比率37.55%と高く、経営改善圧力が継続。株主還元の強化期待。
- 営業利益率6.25%と改善通年影響弱
営業利益率は前期6.21%から6.25%に小幅改善。収益性向上は緩やか。
- 収益性の低さ
2025/3期の営業利益率は6.2%で競合他社と比べ伸び悩み
- 統合リスク
過去の大型買収でのれん償却負担や事業統合の混乱リスク
- 需要の変動
IT・自動車市場の減速でモーター需要が軟化する懸念
- 営業利益率低下で利益が急減するリスク継続影響強
営業利益率が1ポイント下がると営業利益は約166億円減。計画1,040億円を大きく毀損。
- 純利益増の内訳は営業外依存通年影響中
純利益増395億円のうち営業外が約300億円。一過性要因なら来期反動減。
- 株価1年で44.7%上昇の反動継続影響中
株価は1年で44.74%上昇。高値警戒から利食い売りが出やすい。
- 配当利回り1.62%と低位継続影響弱
配当利回り1.62%と相対的に低く、利回り選好の買い不在。
- HDDモーター出荷台数
- 主力製品の需要動向を示し、業績の基調を反映
- 車載向け売上高
- 成長分野でEV関連部品の受注状況が将来の収益を左右
- 営業利益率
- M&Aによる規模拡大が収益性向上に結び付いているか確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり60円で、前期から+11.1%。いまの株価に対する利回りは1.85%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 14 | — | 167.7 |
| 2018年3月 | 26 | 85.7 | 54.6 |
| 2019年3月 | 28 | 7.7 | 42.2 |
| 2020年3月 | 28 | 0.0 | 79.0 |
| 2021年3月 | 36 | 28.6 | 75.5 |
| 2022年3月 | 36 | 0.0 | 62.8 |
| 2023年3月 | 40 | 11.1 | 52.5 |
| 2024年3月 | 40 | 0.0 | 240.7 |
| 2025年3月 | 45 | 12.5 | 85.7 |
| 2026年3月 | 50 | 11.1 | 66.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥60
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ28,901人。区分でいちばん多いのは金融機関で40.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.7%を占め、残る52.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 42.7 | 43.7 | 41.9 | 39.6 | 39.4 | 40.4 |
| 外国法人 | 36.7 | 35.0 | 37.2 | 39.4 | 37.9 | 37.5 |
| 個人・その他 | 12.0 | 12.0 | 11.8 | 12.2 | 13.3 | 13.4 |
| 事業法人 | 7.4 | 7.3 | 7.4 | 7.3 | 7.3 | 7.3 |
| 自己株式 | 4.8 | 4.9 | 4.3 | 5.3 | 5.9 | 5.9 |
| 証券会社 | 1.2 | 1.8 | 1.7 | 1.5 | 2.2 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 15.32 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 7.49 |
| 03 | 公益財団法人高橋産業経済研究財団 ※1 | 3.62 |
| 04 | 三井住友信託銀行株式会社(常任代理人:株式会社日本カストディ銀行) | 3.61 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人:株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.93 |
| 06 | 全国共済農業協同組合連合会(常任代理人:日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.72 |
| 07 | 株式会社三井住友銀行 | 2.39 |
| 08 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.38 |
| 09 | 株式会社KIビジネスパートナーズ | 2.36 |
| 10 | JP MORGAN CHASE BANK 385642 (常任代理人:株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.94 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-23野村證券株式会社新規の大量保有報告0.57%-5.88pt
- 2026-06-19三井住友信託銀行株式会社新規の大量保有報告3.61%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+5006%、1株純資産は14期で+537%。直近期のROEは12.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5 | 352 | 1.5 | 65.6 | 90.8 |
| 2014年3月 | 56 | 423 | 14.4 | 16.4 | 37.3 |
| 2015年3月 | 107 | 605 | 20.8 | 17.8 | 46.8 |
| 2016年3月 | 97 | 616 | 15.9 | 9.0 | 63.7 |
| 2017年3月 | 136 | 766 | 18.9 | 10.9 | 167.7 |
| 2018年3月 | 120 | 849 | 14.8 | 19.0 | 54.6 |
| 2019年3月 | 144 | 963 | 15.9 | 11.6 | 42.2 |
| 2020年3月 | 111 | 966 | 11.6 | 14.5 | 79.0 |
| 2021年3月 | 95 | 1,109 | 9.2 | 29.8 | 75.5 |
| 2022年3月 | 170 | 1,326 | 13.9 | 15.8 | 62.8 |
| 2023年3月 | 178 | 1,541 | 12.5 | 14.1 | 52.5 |
| 2024年3月 | 133 | 1,741 | 8.1 | 22.2 | 240.7 |
| 2025年3月 | 148 | 1,851 | 8.2 | 14.7 | 85.7 |
| 2026年3月 | 247 | 2,239 | 12.1 | 10.3 | 66.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額1,078百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約15倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 貝沼由久 | 代表取締役 会長 CEO | 70 | 77,000 |
| 森部茂 | 代表取締役 副会長 | 69 | 188,000 |
| 吉田勝彦 | 取締役 社長執行役員 COO & CFO 東京本部長 | 64 | 8,000 |
| 岩屋良造 | 取締役 副社長執行役員 特命担当 | 68 | 6,000 |
| 水間聡 | 取締役 専務執行役員 プレシジョン テクノロジーズ事業本部長 | 63 | 6,000 |
| 鈴木克敏 | 取締役 常務執行役員 技術本部長 | 64 | 5,000 |
| 松岡卓 | 取締役(非業務執行) | 62 | 93,000 |
| 宮崎裕子 | 社外取締役 | 75 | — |
| 松村敦子 | 社外取締役 | 70 | — |
| 芳賀裕子 | 社外取締役 | 70 | 2,000 |
| 片瀬裕文 | 社外取締役 | 67 | 3,000 |
| 塚越眞弘 | 常勤監査役 | 67 | 5,000 |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 山本博 | 常勤社外監査役 | 62 | — |
| 柴崎伸一郎 | 社外監査役 | 67 | 5,000 |
| 星野慎 | 社外監査役 | 69 | 3,000 |
| 白方伸治 | 取締役 常務執行役員 営業本部長 | 61 | 6,000 |
| 井原勝美 | 社外取締役 | 75 | — |
| 難波修一 | 社外監査役 | 68 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 316 | 592 | 60 | 968 | 121 |
| 社外取締役 | 7 | 92 | — | — | 92 | 13 |
| 監査役 | 1 | 18 | — | — | 18 | 18 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,680字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,426字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,832字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,418字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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- 決算説明資料2027年3月期第1四半期 決算説明会資料2026-08-05
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