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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.77-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

立花エレテック

TACHIBANA ELETECH CO.,LTD.8159 · Prime · 卸売業

FA機器・半導体デバイス・設備機器の総合商社。国内外に販売網を持ち、保守サービスも手掛ける。

概要

立花エレテックは、半導体・電子部品の専門商社である。FAシステム、半導体デバイス、施設の3事業を柱とし、工場自動化向け機器や電子部品、ビル設備機器を販売する。2026年3月期の連結売上高は2275億円、営業利益75億円、従業員1502人(連結)。1921年に個人創業し、三菱電機との代理店契約を基盤に成長。現在は国内外16社の連結子会社を擁し、海外売上高比率は19.2%に達する。

3事業で構成される収益構造

立花エレテックの事業はFAシステム、半導体デバイス、施設の3セグメントに分かれる。2026年3月期のセグメント別売上高は、FAシステム事業が1098億65百万円(構成比48.3%)、半導体デバイス事業が891億56百万円(39.2%)、施設事業が217億20百万円(9.5%)、その他が67億68百万円である。FAシステム事業ではプログラマブルコントローラやサーボモータなどのFA機器、工作機械や自動化設備を扱う。半導体デバイス事業はメモリ、マイコン、パワー半導体などの半導体製品とコネクタやコンデンサなどの電子デバイスが主力。施設事業は空調衛生設備や情報通信機器の販売に加え、管工事やメンテナンスサービスを提供する。

営業利益率3.3%、半導体事業は在庫調整の影響

連結営業利益率は3.3%である。セグメント別ではFAシステム事業が4.6%、施設事業が4.3%と比較的高い一方、半導体デバイス事業は1.6%と低い。半導体デバイス事業は国内外の在庫調整局面が長期化した影響で、2026年3月期の営業利益は前期比42.3%減の14億46百万円だった。売上原価率は87.1%、販売費及び一般管理費率は9.6%である。費用増加の要因はベースアップによる人件費増加とDX推進関連費用であり、これらが利益率を抑制している。財務戦略では非事業資産の圧縮と規律ある投資を掲げ、累進配当方針による株主還元を継続する。

海外売上比率19.2%、アジアに広がる販売網

海外関連売上高は437億71百万円で、連結売上高の19.2%を占める。シンガポール、香港、台湾、上海、バンコク、マレーシア、インドに販売現地法人を配置し、日系企業の海外生産拠点向けに半導体やFA機器を供給する。2026年3月期は中国市場の低迷が続いたものの、東南アジアやインドでの需要回復と円安効果により海外売上は前期比10.2%増加した。中長期計画では成長著しいインドでの拡販に向けサプライヤー関係を構築中であり、海外技術センターの拡充も進める。また、立花オーバーシーズホールディングス社(香港)が海外子会社を統括管理する。

16社の連結子会社が支えるグループ経営

連結子会社は国内6社、海外10社の計16社で構成される。国内ではFA機器販売の研電工業、空調工事の立花宏和システムサービス、FA・通信機器の大電社、半導体開発設計の立花デバイスコンポーネントと立花電子ソリューションズ、電子部品販売のタカギコネクトが主要子会社である。海外は立花オーバーシーズホールディングスの傘下に、シンガポール、香港、台湾、上海、バンコク、マレーシア、インドの販売会社が並ぶ。2000年代以降、M&Aを通じて子会社を拡大し、ルネサスエレクトロニクスから事業移管を受けて設立した立花デバイスコンポーネントのように技術機能を取り込む例もある。

業界の中での役割は産業機器・電子デバイスの販売商社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,275億円
営業利益
75億円
営業利益率
3.3%
純利益
74億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01FAシステム主力

工場自動化向けにFA機器や産業機械、産業デバイスを販売。制御機器、駆動機器、センサーなどを取り扱い、生産現場の自動化を支援。

主な製品・サービス3
FA機器
プログラマブルコントローラ、サーボモータ、インバータなど工場自動化に必要な機器。
産業機械
工作機械や産業用ロボット等。
産業デバイス
センサー、スイッチ、電源などの産業用部品。

02半導体デバイス主力

半導体製品(メモリ、マイコン、アナログIC等)や電子デバイス(コネクタ、抵抗、コンデンサ等)を販売。開発・設計支援や保守も行う。

主な製品・サービス2
半導体
メモリ、マイクロコントローラ、パワー半導体など。
電子デバイス
コネクタ、コンデンサ、抵抗、センサーなどの受動部品。

03施設準主力

空調・衛生設備機器や情報通信機器の販売、管工事・メンテナンスサービスを提供。ビル施設向けソリューション。

主な製品・サービス2
設備機器
空調機器、衛生設備、給排水機器など。
情報通信機器
ネットワーク機器、通信機器等。

製品と技術

工場自動化を支えるFAシステム事業の製品群

FAシステム事業では、プログラマブルコントローラ、サーボモータ、インバータなどのFA機器を主力とする。産業機械分野では工作機械や産業用ロボット、レーザー加工機を扱う。産業デバイスとしてセンサー、スイッチ、電源などの制御部品も供給する。近年はシステムソリューションビジネスを強化し、顧客の生産ライン自動化を一貫して支援する。2026年3月期は工作機械が減少した一方、レーザー加工機と自動化設備が伸長し、FAシステム事業全体で前期比1.1%増の売上を達成した。また、OS更新需要に伴う情報通信機器の販売も好調だった。

メモリからパワー半導体まで扱う半導体デバイス事業

半導体デバイス事業は、メモリ、マイクロコントローラ、パワー半導体などの半導体製品と、コネクタ、コンデンサ、抵抗、イメージセンサーなどの電子デバイスを販売する。顧客の開発段階から設計支援や保守サービスも提供。2026年3月期はマイコンとメモリが伸長し、液晶やSSDも大きく増加した。一方、イメージセンサーは減少した。同事業の売上高は891億56百万円(前期比6.1%増)だが、国内外で在庫の純化を進めたため営業利益は42.3%減の14億46百万円にとどまった。ルネサスから移管された立花デバイスコンポーネントが設計機能を担う。

データセンター向けが伸びる施設事業の設備と工事

施設事業は空調衛生設備、情報通信機器の販売と管工事・メンテナンスサービスを一体化して提供する。具体的な製品にはルームエアコン、店舗用パッケージエアコン、業務用熱交換器、特高受配電設備、非常用発電設備、LED照明、昇降機などがある。2026年3月期はデータセンター向けの特高受配電設備と非常用発電設備が大きく寄与し、売上高217億20百万円(前期比2.1%増、過去最高)、営業利益9億34百万円(同31.7%増)と好調だった。カーボンニュートラル関連の受注も拡大。一方、LED照明は前年の大型案件反動で減少、昇降機とビル用マルチエアコンも減収となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子機器商社、業績変動大きく収益性中位

立花エレテックは半導体・電子部品や産業機器の商社。売上高は2300億円前後、営業利益率は3.7%と同業他社(リョーサン菱洋など)と比較して中位。電子部品市況の影響を受けやすく、2025/3期は減収減益。在庫リスクも抱える。高千穂交易やリョーサン菱洋との競合が激しい。強みは顧客基盤の広さと技術サポート力だが、差別化は限定的。

強み

  • 取扱い製品が多岐にわたり、様々な業種の顧客にアクセス。一定の安定需要を確保。
  • 技術スタッフを抱え、顧客の製品開発や導入を支援。メーカーとの関係も強固。
  • 電子部品の需要予測と在庫管理に長け、欠品リスクと過剰在庫のバランスを取っている。
  • 主要半導体メーカーや産業機器メーカーと直接取引があり、安定供給が可能。

課題

  • 半導体市況の影響で売上・利益が大きく変動。安定した収益基盤の構築が必要。
  • 同業のリョーサン菱洋などと同質化競争に陥りやすく、独自性を打ち出せていない。
  • 営業利益率3.7%と商社としては平均的だが、より高収益な領域へのシフトが課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

半導体デバイス・設計の時価総額近傍。太字が立花エレテック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12737トーメンデバイス2,292億円22.9倍
26875メガチップス2,019億円18.3倍
3167Aリョーサン菱洋ホールディングス1,747億円17.5倍
43156レスター1,606億円19.5倍
57595アルゴグラフィックス1,040億円4.9倍
68159立花エレテック1,039億円12.6倍
78150三信電気545億円8.3倍
87537丸文509億円14.4倍
98141新光商事486億円40.5倍
109880イノテック473億円10.8倍
117510たけびし439億円14.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体デバイス・設計)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

個人商店から法人化、三菱電機特約店への道(1921-1948)

1921年9月、大阪市北区で電気製品卸売と電気工事を目的に立花商会を個人創業。1931年2月に合資会社へ改組し、大阪市東区へ移転した。1947年7月に三菱電機と特約店契約を締結したことが転機となる。翌1948年7月に株式会社立花商会を設立し、同年12月に合資会社立花商会を吸収合併、三菱電機との特約店契約を継承した。これにより三菱電機製品の販売チャネルとしての基盤が固まり、以降の成長の足掛かりとなった。

全国支店網の整備と海外取引の開始(1957-1970)

1957年3月に東京支店(現東日本支社)を開設し、関東への進出を果たす。1961年5月に本店を大阪市西区へ移転し、同時に堺支店(現南大阪支店)、7月に名古屋支店(現中部支社)を開設。1962年3月には三菱電機との契約を特約店から代理店契約に改め、より広範な販売権を得た。1963年に神戸営業所、1966年に町田営業所(現神奈川支店)を開設し、主要都市での販売網を完成させる。1970年1月には貿易課を新設し、海外取引を開始した。

上場とアジア子会社の取得(1986-1992)

1986年5月、大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式上場。同年8月にはシンガポール駐在員事務所を開設し、海外拠点の第一歩を記す。1987年8月、シンガポールのタチバナセミコンダクターズ社の全株式を取得し、初の連結子会社とした。1988年5月に香港駐在員事務所を開設、1990年9月に大証第二部銘柄に指定。1992年3月には香港のタチバナセミコンダクターズ社を完全子会社化し、アジアでの販売体制を強化した。

M&Aと商号変更、東証一部指定へ(1997-2005)

1997年2月に台湾立花股份有限公司を設立。1999年2月に研電工業を完全子会社化し、FA機器販売の領域を拡大した。2001年9月、商号を「株式会社立花エレテック」に変更し、社名から「商会」を外して技術商社としてのイメージを刷新。2004年3月に東京証券取引所市場第二部に上場し、同年8月には宏和工業と太洋商会(現大電社)を相次いで取得。2005年3月には東京・大阪両取引所の市場第一部に指定され、資本市場での地位を確立した。

子会社の集約と新領域への進出(2006-2013)

2006年5月に大電社と資本業務提携、2010年1月に公開買付で完全子会社化し連結子会社とした。2010年3月には宏和工業と立花イーエス(冷暖房サービス)を合併し、立花宏和システムサービスが発足。2012年3月に香港に立花オーバーシーズホールディングスを設立し、海外子会社の統括会社とした。同年6月には高木商会(現タカギコネクト)と資本業務提携。2012年12月にはルネサスエレクトロニクス販売から事業移管を受け、立花デバイスコンポーネントを設立。半導体の設計開発機能をグループ内に取り込んだ。

中長期計画GIC30と直近の業績(2013-現在)

2013年7月の東京・大阪取引所統合を経て、2027年3月期から2031年3月期までの5カ年中長期経営計画「GIC30」を策定。DXの活用による生産性向上と規律ある投資を掲げる。直近の2026年3月期は売上高2275億円(前期比3.4%増)、営業利益75億円(同8.7%減)となった。半導体デバイス事業は在庫調整で減益だったが、施設事業はデータセンター向け需要拡大で最高益を更新。海外売上比率は19.2%に上昇し、インドでの拡販基盤を整えている。

年表38件を開く

1920年代

  • 1921年9月創業大阪市北区において電気関係製品の卸売業と電気工事業を目的として個人経営で立花商会を創業

1930年代

  • 1931年2月合資会社に改組。大阪市東区に移転

1940年代

  • 1947年7月三菱電機㈱と特約店契約を締結
  • 1948年7月㈱立花商会を設立。本店を大阪市東区に置く
  • 1948年12月M&A㈾立花商会を吸収合併し、同社が締結した三菱電機㈱との特約店契約を継承

1950年代

  • 1957年3月東京都大田区に東京支店(現、東日本支社 東京都港区)開設

1960年代

  • 1961年5月大阪市西区に本店移転
  • 1961年5月堺市に堺支店(現、南大阪支店 堺市堺区)開設
  • 1961年7月名古屋市千種区に名古屋支店(現、中部支社 名古屋市中区)開設
  • 1962年3月三菱電機㈱との特約店契約を改め代理店契約を締結
  • 1963年5月神戸市兵庫区に神戸営業所(現、神戸支店 神戸市中央区)開設
  • 1966年1月東京都町田市に町田営業所(現、神奈川支店 横浜市神奈川区)開設

1970年代

  • 1970年1月貿易課を新設し、海外取引を開始
  • 1974年3月一般建設業の建設大臣許可を取得
  • 1974年8月特定建設業の建設大臣許可を取得
  • 1979年6月立花冷暖房サービス㈱(現、㈱立花宏和システムサービス)を設立

1980年代

  • 1982年8月シンガポールにシンガポール駐在員事務所開設
  • 1986年5月上場大阪証券取引所(現、東京証券取引所)の市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式上場
  • 1987年8月シンガポールのタチバナセミコンダクターズ(シンガポール)社(現、タチバナセールス(シンガポール)社)の全株式を取得[現・連結子会社]
  • 1988年5月香港に香港駐在員事務所開設

1990年代

  • 1990年9月大阪証券取引所(現、東京証券取引所)の市場第二部銘柄に指定
  • 1992年3月香港のタチバナセミコンダクターズ(香港)社(現、タチバナセールス(香港)社)の全株式を取得[現・連結子会社]
  • 1997年2月台湾に台湾立花股份有限公司を設立[現・連結子会社]
  • 1999年2月研電工業㈱の全株式を取得[現・連結子会社]

2000年代

  • 2001年9月商号変更「株式会社立花商会」から「株式会社立花エレテック」に商号変更
  • 2002年12月タチバナセールス(香港)社の全額出資により立花機電貿易(上海)有限公司を設立[現・連結子会社]
  • 2004年3月上場東京証券取引所の市場第二部に株式上場
  • 2004年8月㈱宏和工業(現、㈱立花宏和システムサービス)の全株式を取得
  • 2004年8月㈱太洋商会(現、㈱大電社)の全株式を取得
  • 2005年3月東京証券取引所及び大阪証券取引所(現、東京証券取引所)市場第一部に指定
  • 2006年5月㈱大電社との資本業務提携契約を締結
  • 2007年3月タチバナセールス(シンガポール)社の全額出資によりタチバナセールス(バンコク)社を設立[現・連結子会社]

2010年代

  • 2010年1月M&A㈱大電社の普通株式に対する公開買付を実施し連結子会社化[現・連結子会社]
  • 2010年3月M&A㈱宏和工業と立花イーエス㈱(旧、立花冷暖房サービス㈱)を合併し、㈱立花宏和システムサービスを設立[現・連結子会社]
  • 2012年3月立花オーバーシーズホールディングス社を海外子会社の持株会社として香港に設立[現・連結子会社]
  • 2012年6月㈱高木商会(現、㈱タカギコネクト)との資本業務提携契約を締結
  • 2012年12月ルネサス エレクトロニクス販売㈱(現、ルネサス エレクトロニクス㈱)より事業の一部移管を受け入れるため㈱立花デバイスコンポーネントを設立[現・連結子会社]
  • 2013年7月M&A東京証券取引所と大阪証券取引所の経営統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部は東京証券取引所市場第一部へ統合

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    FA技術商社としての地位確立

    FAシステム事業で、OT/IT領域の一貫ソリューション提供と成長業界向け戦略商材の拡販により、確固たる地位を築く。

  2. 02

    半導体デバイス事業の拡大

    既存顧客の深耕と新規開拓でコア事業を拡大し、新規要素技術と商材を拡充して技術を深化させる。

  3. 03

    施設事業の高付加価値化

    データセンター・物流・都市再開発分野を重点攻略し、空調・電源・照明・再エネを融合した高付加価値事業へ進化。設計・販売・施工・保守を一体化した総合エンジニアリング体制を強化する。

  4. 04

    グローバル展開とMS事業拡大

    海外事業では需要地域への拠点展開と技術センター拡充、MS事業では製造受託範囲拡大とQC管理強化により、グローバル顧客を一貫サポートする。

  5. 05

    DX活用による生産性向上

    日常業務へのAI/RPA利用を標準化し、ノウハウをAI化して判断を支援。デジタルツール活用スキル向上と風土醸成を進め、業務効率と営業活動を支援する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,502人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は748万円で、9期前と比べて4.3%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は16.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,262
2018年3月1,280
2019年3月78142.016.61,304
2020年3月74942.116.51,341
2021年3月66342.316.81,426
2022年3月71443.017.41,389
2023年3月78743.617.81,381
2024年3月84043.217.21,436
2025年3月79843.417.01,478555
2026年3月74843.416.71,502499

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率38.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 5 / 海外 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大阪市西区2,471百万円
FAシステム事業、半導体デバイス事業、施設事業、その他
東日本支社 — 東京都港区1,175百万円
FAシステム事業、半導体デバイス事業、施設事業、その他
本社 — 大阪市 浪速区629百万円
FAシステム事業
南大阪支店 — 堺市堺区320百万円
FAシステム事業
本社 — 東京都 港区124百万円
半導体デバイス事業
本社 — 兵庫県 尼崎市43百万円
施設事業
中部支社 — 名古屋市中区41百万円
FAシステム事業、半導体デバイス事業、施設事業
本社 — 大阪市 西淀川区38百万円
FAシステム事業
本社 — シンガポール10百万円
半導体デバイス事業
本社 — 中国・上海4百万円
FAシステム事業、半導体デバイス事業、その他
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱立花宏和システムサービス
    兵庫県 尼崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱大電社
    大阪市 浪速区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱立花デバイスコンポーネント
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱タカギコネクト
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱立花電子ソリューションズ
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 海外
    立花オーバーシーズホールディングス社
    中国(香港)
    議決権100.0%
  • 海外
    タチバナセールス(シンガポール)社
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 海外
    タチバナセールス(香港)社
    中国(香港)
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾立花股份有限公司
    台湾
    議決権100.0%
  • 海外
    立花機電貿易(上海)有限公司
    中国(上海)
    議決権100.0%
  • 海外
    タチバナセールス(バンコク)社
    タイ
    議決権100.0%
  • 海外
    タチバナセールス(マレーシア)社
    マレーシア
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • タチバナセールス(インド)社インド100%
  • 高木(香港)有限公司中国(香港)100%
  • 高機国際貿易(上海)有限公司中国(上海)100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    千葉刑務所総合警備システム,千葉刑務所構内多機能無線システム及び八日市場拘置支所警備システム更新整備一式
    法務省 · 2019-07-01
    1.4億円
  • 調達
    積層造形材料他1品目
    防衛省 · 2026-01-15
    1,063万円
  • 調達
    千葉刑務所等LED照明機器供給契約
    法務省 · 2020-01-22
    368万円
  • 調達
    令和3年度宮川医療少年院庶務課事務室空調設備更新契約
    法務省 · 2021-12-08
    109万円
  • 補助金
    令和3年度地域新成長産業創出促進事業費補助金(地域産業デジタル化支援事業)_Kansai-3D実用化プロジェクトのDfAM支援
    経済産業省 · 2021-06-29
    1,768万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,275億円営業利益75億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.4%、利益が-8.5%。

売上高
+3.4%
2,275億円
営業利益
-8.5%
75億円
純利益
+5.7%
74億円
営業利益率
3.3%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,550億円2,275億円
営業利益95億円75億円
純利益70億円74億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は578億円、営業利益は22億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+3.4%、営業利益は−21.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q58722
2024年1Q559285.022
2024年2Q589305.123
2024年3Q560295.220
2024年4Q60220
2025年2Q1,068403.728
2025年4Q1,133423.742
2026年2Q1,031313.027
2026年4Q1,244443.547
2027年1Q578223.819

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,238億円から2,275億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は3.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の経営統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部は東京証券取引所市場第一部へ統合
2013年3月1,2384128
2014年3月1,4195638
2015年3月1,4745754
2016年3月1,6215737
2017年3月1,6025339
2018年3月1,7836645
2019年3月1,8297049
2020年3月1,7056444
2021年3月1,6144435
2022年3月1,9347451
2023年3月2,27311078
2024年3月2,31011985
2025年3月2,20182873.770
2026年3月2,27575913.374

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,275億円のうち、営業利益として残るのは75億円3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は74億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.1%1,981億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.6%219億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%75億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.1pt
3.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
3.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.7pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが79億円、投資CFが8億円で、差し引きのフリーCFは87億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は228億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−28−7−8122
2014年3月16−3213141
2015年3月22−31−9−9129
2016年3月27−35−12−8109
2017年3月21−18−12399
2018年3月421−943133
2019年3月513−1418136
2020年3月52−14−1638158
2021年3月49−13−1836174
2022年3月−76−107−86100
2023年3月−321−1106
2024年3月21−13238140
2025年3月165−8−93157204
2026年3月798−6387228

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,793億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,050億円で、自己資本比率は58.5%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月82740142648.4
2014年3月88246341952.4
2015年3月1,00655045653.2
2016年3月98956742255.8
2017年3月1,04161043157.3
2018年3月1,21266554753.9
2019年3月1,21267953356.1
2020年3月1,13470043461.7
2021年3月1,20375245162.5
2022年3月1,35277258057.1
2023年3月1,53684669055.1
2024年3月1,78392685751.9
2025年3月1,65495070457.4
2026年3月1,7931,05074358.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
248億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
809億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
743億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中99位あたり、逆に低いのはROE284社中167位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.3%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
58.5%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.4%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,150で、1年前と比べて+46.1%過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。

¥4,150+0.4%1ヶ月+9.4%1年+46.1%時価総額1,039億円
過去52週の値幅
安値¥2,667高値¥4,375

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.6倍
PER (会社予想)13.0倍
PBR0.83倍
配当利回り2.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に3965円まで下落し、前日比6.6%安となりましたが、直近1か月では19.07%上昇と強い上昇基調です。25日移動平均線(3689円)を7%上回っており、短期的な上昇トレンドが継続しています。75日線(3318円)や200日線(3104円)も大きく上回っており、中長期でも強気相場です。52週高値4375円に接近しており、高値圏での値動きです。出来高は直近で7.6万株と、前日から増加しましたが、8月の高水準からは減少傾向です。RSIは69.32とやや過熱感があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER9.7倍は同業界平均17.4倍を大きく下回り、PBR0.67倍も同業界平均1.19倍を下回る。ROE7.4%は業界平均並みで、配当利回り3.03%は業界平均2.49%を上回る。配当性向34.1%と安定。利益は横ばいだが、バリュエーションの割安感が強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.6倍17.9倍
PER (予想)13.0倍
PBR0.83倍1.24倍
ROE7.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体商社としては比較的安定した業績を誇るが、2025年3月期は減収減益。強気派はPER9.7倍、PBR0.67倍の割安さと増配実績を評価。弱気派は競争激化や半導体市況の不透明感を懸念。2026年3月期の小幅増収増益予想が達成できるかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 割安なバリュエーション

    PER9.7倍、PBR0.67倍。配当利回り3.0%。

  • 安定したキャッシュフロー

    毎年70億円以上の純利益を計上。

  • 株主還元姿勢

    配当利回り3%超。自社株買いも実施。

  • 当期純利益74億円への増益FY2026/3影響

    当期純利益74億円は前期比5.7%増、コスト削減で利益率改善。

  • 配当利回り3.03%の安定継続影響

    安定配当と増益で利回り維持、インカム需要。

  • PBR0.67倍の改善期待次回株主総会影響

    自社株買いや増配でPBR1倍への修正余地。

  • 電子部品需要回復サイクルFY2026下期影響

    半導体需要回復で電子部品販売増加、売上反転。

マイナスに働く材料7
  • 低利益率体質

    営業利益率3.7%と薄利で、競合との差別化困難。

  • 半導体市況依存

    サイクルの影響を受けやすく、不透明感。

  • 成長鈍化

    売上高が伸び悩み、大幅な成長は期待しにくい。

  • 売上高の減少基調FY2026/3影響

    売上高2275億円は前期比3.4%増だが、3年平均で減少。

  • 営業利益率3.30%への低下FY2026/3影響

    営業利益率3.30%は前期3.73%から低下、競争激化。

  • 円高による競争力低下不定影響

    輸出競争力低下、海外売上高比率高い場合に打撃。

  • 電子部品市況の変動継続影響

    在庫調整や需要変動で売上・利益が不安定。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の兆しがあるか確認。
半導体需要動向
業績は半導体市況に依存。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.89%。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
2.89%
いまの株価に対して
配当性向
34.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2822.0
2018年3月4042.928.9
2019年3月4820.029.7
2020年3月480.033.7
2021年3月37−22.944.4
2022年3月6062.243.1
2023年3月9050.042.7
2024年3月10011.138.5
2025年3月1000.037.2
2026年3月1000.034.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ14,883人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.3%を占め、残る53.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他36.738.434.336.741.044.9
事業法人29.029.129.429.528.026.3
金融機関21.221.823.923.420.819.9
自己株式3.00.20.24.28.212.2
外国法人12.19.19.89.08.68.3
証券会社0.81.62.61.41.60.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
政府・自治体0.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三菱電機株式会社7.68
02株式会社サンセイテクノス6.64
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.81
04株式会社三菱UFJ銀行4.32
05立花エレテック従業員持株会3.16
06株式会社きんでん3.01
07株式会社ノーリツ2.97
08日本生命保険相互会社1.88
09株式会社たけびし1.83
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.64

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-08
    株式会社サンセイテクノス
    変更報告
    6.72%
    +1.00pt
  • 2026-06-25
    株式会社サンセイテクノス
    新規の大量保有報告
    6.72%
    +1.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+194%、1株純資産は14期で+198%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1121,6057.36.722.7
2014年3月1531,7768.97.619.4
2015年3月2092,05710.97.218.7
2016年3月1432,1596.88.222.5
2017年3月1542,3616.89.022.0
2018年3月1802,5867.311.728.9
2019年3月1942,6917.48.629.7
2020年3月1742,7726.48.333.7
2021年3月1372,9804.811.844.4
2022年3月2043,0926.78.143.1
2023年3月3143,3899.76.342.7
2024年3月3473,8619.69.338.5
2025年3月3004,1347.58.037.2
2026年3月3304,7777.48.734.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

26名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は26名。2026/3期の役員報酬は総額309百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
布山尚伸代表取締役 社長 社長執行役員65
髙見貞行取締役 専務 執行役員70
南本隆吏取締役 常務 執行役員56
松浦良典取締役 執行役員64
辻川正人取締役68
辻孝夫取締役76
権藤義一取締役58
飯島誠取締役 常勤監査等 委員64
大谷康弘取締役 監査等委員60
塩路広海取締役 監査等委員69
木田稔56
米田浩常務執行役員 東日本支社長兼管理部長、東日本支社拠点担当
残りの役員14名を開く
氏名役職年齢
多田満執行役員 施設事業担当兼工事安全管理統制室長
城下雅紀執行役員 中部支社長兼中部支社拠点担当
永安悟執行役員 産業メカトロニクス担当
佐野博行執行役員 FAシステム技術担当
小林幸司執行役員 FA機器第三本部長
池田啓之執行役員 FA機器第一本部長
小西健司執行役員 外資半導体デバイス統括 外資半導体デバイス第二本部長
大里昌博執行役員 TACHIBANA OVERSEAS HOLDINGS LTD.Managing Director、 TACHIBANA SALES(HONG KONG) LTD.Managing Director
原田英信執行役員 半導体デバイス第四本部長兼ルネサスビジネスオペレーション部長
田中博執行役員 施設第二本部長兼施設企画業務部長
田村孝執行役員 中部支社副支社長
長谷川夕也執行役員 海外半導体デバイス事業担当
金山友之取締役53
細川明子取締役 監査等委員62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)514512627254
社外取締役424246
取締役(社内)1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,262字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社企業グループ(当社及び当社の関係会社)は、連結子会社16社で構成され、FA機器・産業機械・産業デバイス、半導体・電子デバイス及び設備機器の販売を主にこれらに附帯する保守・サービス等の事業を営んでおります。 当社及び当社の関係会社のセグメント等との関連は、次のとおりであります。 セグメントの名称   主要な会社 FAシステム事業   (国内)当社、研電工業㈱、㈱大電社、㈱タカギコネクト (海外)台湾立花股份有限公司、立花機電貿易(上海)有限公司、タチバナセールス(バンコク)社、タチバナセールス(マレーシア)社、タチバナセールス(インド)社、高木(香港)有限公司、高機国際貿易(上海)有限公司 半導体デバイス事業   (国内)当社、㈱立花デバイスコンポーネント、㈱立花電子ソリューションズ (海外)タチバナセールス(シンガポール)社、タチバナセールス(香港)社、台湾立花股份有限公司、立花機電貿易(上海)有限公司、タチバナセールス(バンコク)社、タチバナセールス(マレーシア)社、タチバナセールス(インド)社 施設事業   (国内)当社、㈱立花宏和システムサービス その他   (国内)当社 (海外)立花オーバーシーズホールディングス社、タチバナセールス(香港)社、台湾立花股份有限公司、立花機電貿易(上海)有限公司 当社企業グループを構成する連結子会社は、次のとおりであります。 連結子会社   事業内容 研電工業㈱   電気機械器具の販売及び修理 ㈱立花宏和システムサービス   空調、衛生、給排水の管工事・メンテナンスサービス ㈱大電社   FA機器品、電子デバイス品、情報通信機器の販売 ㈱立花デバイスコンポーネント   半導体、電子デバイス品の開発、設計、製造、販売、保守 ㈱タカギコネクト   FA機器品、電子デバイス品、情報通信機器の販売 ㈱立花電子ソリューションズ   半導体、電子デバイス品の開発、設計、製造、販売、保守 立花オーバーシーズホールディングス社   海外子会社の統括管理業務 タチバナセールス(シンガポール)社   半導体、電子デバイス品、FA機器品の販売 タチバナセールス(香港)社   半導体、電子デバイス品の販売、技術・品質支援、EMSビジネス 台湾立花股份有限公司   半導体、電子デバイス品、FA機器品の販売 立花機電貿易(上海)有限公司   半導体、電子デバイス品、FA機器品、産メカ製品の販売、技術・品質支援、EMSビジネス タチバナセールス(バンコク)社   半導体、電子デバイス品、FA機器品、産メカ製品の販売、技術支援 タチバナセールス(マレーシア)社   半導体、電子デバイス品、FA機器品の販売、技術支援 タチバナセールス(インド)社   半導体、電子デバイス品、FA機器品の販売、技術支援 高木(香港)有限公司   電子部品の販売 高機国際貿易(上海)有限公司   電子部品の販売 当社企業グループの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,502字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社企業グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社企業グループは、「電機、機械、電子、情報を扱う技術商社として、優れた商品を最新の技術とともに産業界のお客様にお届けすることを通じて、社会の発展に貢献する」との企業理念に基づき、グループ各社が持つ力を集結してお客様に満足いただける製品・サービスの提供をしてまいります。 (2) 中長期的な経営戦略と対処すべき課題 中東をはじめとする地政学リスクやそれに伴う原材料・エネルギー価格などの上昇により、中国を中心とするアジア地域の経済活動に不透明感が増しており、国内では人手不足や物価高騰による原価アップ、金利上昇や急激な為替変動が加わり、依然として先行きは不透明な状況が続くことが予想されます。 このような環境において当社企業グループは、2027年3月期から2031年3月期までの5年間を期間とする中長期経営計画「GIC30」を定めました。GIC30において、DXの活用をグローバルに進めることによって商社版生産性を高め、1人当たりの売上・利益を向上させます。さらに、戦略項目ごとの投資判断を見定め、規律ある投資を実行することで、得られた成果を成長への再投資と人財への還元に結び付け、成長のサイクルを回し続けるGlobal Innovation Companyへと進化します。 [GIC30における主要な取組み内容] ① 各事業の重点取組み FAシステム事業 ・FA技術商社としての確固たる地位の確立 ・OT(オペレーション・テクノロジー)/IT領域の一貫したソリューション提供 ・成長する業界への戦略商材の拡販 半導体デバイス事業 ・既存顧客での商談深掘りと新規顧客拡大の推進によるコア事業規模の拡大 ・新規要素技術の拡充による技術の深化 ・注力分野の開拓、新規商材の拡充 施設事業 ・データセンター・物流・都市再開発分野を重点攻略 ・空調・電源・照明・再エネを融合した高付加価値事業へ進化 ・設計・販売・施工・保守を一体化した総合エンジニアリング体制を強化 MS事業 ・グローバル展開を加速 ・製造受託の範囲を拡大 ・QC管理と予防処置の強化 海外事業 ・顧客需要のある地域への拠点展開し、グローバル顧客を一貫サポート ・海外技術センターの拡充 ・技術優位性のあるLocal Supplierの発掘 ② 経営基盤の構築、強化 a 人財戦略 ・〝立花版ジョブ型人事制度"の完成 ・GIC30達成に向けたスキルの定義と人財の育成 ・長期的な人員計画に基づく人財の獲得 b DX戦略 ・日常業務のAI/RPA利用を標準化 ・業務・人のノウハウをAIに載せ、各種判断をサポート ・デジタルツール活用スキルの向上と風土醸成 c IT戦略 ・グループ全体の情報基盤の確立 ・基幹システムの刷新 ・販売拡大、コスト削減、CS向上などを目的とした「攻めのDX」を推進 ・全社データの共通化、自動集計、見える化による業務効率の向上と営業活動支援 ・属人化を排除したシステム構築によるガバナンスの強化 d 財務戦略 ・非事業資産の圧縮 ・規律ある事業成長投資の実行 ・累進配当方針に基づく株主還元 e 株式・IR戦略 ・株主還元の強化・安定化 ・IR・SRの強化 ・株主・投資家との対話の強化 f ガバナンス戦略 ・情報基盤をベースとしたリスク情報の可視化 ・データに基づく迅速な意思決定環境の実現 ・コンプライアンス教育の徹底継続
事業等のリスク2,878字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社企業グループの経営成績及び財務状況などに影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社企業グループが判断したものであります。 (1)経済状況の変動について 当社企業グループは、FA機器製品・半導体デバイス製品、設備機器製品のシステム販売を主な事業とする企業であり、取引先は製造業を中心として幅広い業種に及んでおります。各取引先の状況は、経済状況の変動により、その各々の業界における需要の低下や設備投資の減少などにより影響を受けるため、当社企業グループの経営成績及び財政状況もその影響を受ける可能性があります。 (2)主要取引先との関係について 当社企業グループの主な取扱品目は、インバーター、サーボ、プログラマブルコントローラーなどのFA機器製品とマイコン、ASIC、パワーモジュール、密着イメージセンサーなどの半導体製品であり、仕入先としては、三菱電機株式会社及びルネサスエレクトロニクス株式会社からの仕入が中心となっております。従いまして、当社企業グループの経営成績及び財政状況は、これら主要仕入先の事業戦略などにより影響を受ける可能性があります。また、商品を供給している主要販売先につきましても、その市場戦略及び商品戦略の動向により同様に影響を受ける可能性があります。 (3)製品の品質と責任について 当社企業グループでは、自社設計によるハードウェア・ソフトウェアや生産受託サービスを提供しております。またその製品作りにおいて、一部外部の会社を活用する場合があります。 製品の品質管理については、品質管理に万全を期すために専門部署を設置し、仕入先工場監査や品質管理システムの構築と継続的改善に取り組んでおりますが、提供した製品やサービスに欠陥などの問題があった場合には、そのことによって生じた損害の責任を負う可能性があります。 (4)大規模災害の発生について 当社企業グループは、大規模な地震、台風、火災などの大規模災害が発生した場合、社屋の損壊、本社機能をはじめ物流機能及び営業機能に支障が生じるリスクがあります。これに加えて、仕入先・販売先の被災状況や社会インフラ復旧の遅れ等により商品調達並びに販売が大きな影響を受ける場合には、当社企業グループの経営成績及び財政状況に悪影響が及ぶリスクがあります。 (5)社会、政治の混乱について 当社企業グループは、テロや国際紛争、新型感染症の流行等によって社会的、政治的に大きな混乱が発生し事業活動の停滞が長期化した場合、経営全般に悪影響が及ぶリスクがあります。 (6)情報セキュリティについて 当社企業グループは、事業活動を展開する上で、取引先並びに営業、技術に関する機密情報を保有しております。これらの情報については管理体制の強化並びに情報システムのセキュリティ対策を講じておりますが、万が一コンピュータウイルスの感染や不正アクセス等の不測の事態によってデータの滅失や漏洩が起こった場合には、社会的信用の低下や損害賠償責任の発生等により、当社企業グループの経営成績及び財政状況もその影響を受けるリスクがあります。 (7)債権回収について 当社企業グループは、取引先の定期調査分析を実施するなど、与信管理に細心の注意を払っておりますが、取引先の資金繰りの急激な悪化や倒産などにより、債権が回収不能となり貸倒損失が発生する可能性があります。 (8)グローバルな事業展開について 当社企業グループでは、アジアを中心に海外に複数の拠点を展開しており、現地において製品の輸入や販売を行っているため、現地の法律や情勢把握には細心の注意を払い、これらに適時適切に対処すべく努めております。しかしながら、これらの国・地域において、経済状況、政治、社会体制等の著しい変化や法律・税制の改正、関税政策の変更などの事象が生じた場合、事業活動に影響を及ぼし、当社企業グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9)為替レートの変動について 当社企業グループの事業には海外顧客への商品販売及び海外仕入先からの調達があります。各地域における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表上円換算されております。換算時の為替レートにより、これらの項目は現地通貨における価値が変わらなかったとしても、為替相場の変動により円換算後の数値が影響を受ける可能性があります。 当社企業グループは、外国為替相場の変動リスクを軽減するため、先物為替予約等による通貨ヘッジ取引を行い、米ドル及び円を含む主要通貨間の為替レートの変動による影響を最小限に止める努力をしておりますが、為替予約のタイミングや急激な為替変動は、当社企業グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)人財の確保について 当社企業グループは、「社員がやりがいを持って働き、自ら成長を実感できる会社であれば、社員は幸せを感じられる。そして、社員が少しでも多く幸せを感じている会社は発展する。」という考え方のもと、社員の属性に応じた様々な研修を実施し、人財育成に取り組んでまいりました。しかしながら、必要な人財の確保または育成ができなかった場合には、当社企業グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (11)退職給付債務について 当社企業グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算で設定される前提条件や年金資産の長期期待収益率で算出されます。今後の割引率の低下や運用利回りの変化により、退職給付費用の増加をもたらす可能性があります。 (12)法令・コンプライアンスについて 当社企業グループでは、企業行動規範を定め、法令等の遵守を宣言し、コンプライアンス研修を通じて役職員に遵法意識の浸透を図っております。また、内部統制システムの整備のために社内規定を整備し、職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制として、総務コンプラ部を設置するとともに業務の有効性と効率性を確保するための体制を構築するなど、業務の適正を確保する体制を整備しております。しかしながら、不測の事態によりコンプライアンス違反の事実や不十分な対応があった場合、当社企業グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (13)環境問題について 将来、環境関連の法規制や環境問題に対する社会的な要求がより厳しくなることによって、法遵守に係る追加コストが生じたり、事業活動が制限される可能性があります。従って、今後の環境関連の法規制の動向によっては当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、サステナビリティに関するリスクについては、「第2 〔事業の状況〕 2〔サステナビリティに関する考え方及び取組〕」に記載しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,963字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社企業グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社企業グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析の内容は次のとおりであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における我が国の経済は、企業収益の改善等により景気は緩やかに回復の動きが見られた一方で、日本国外においては中国市場の需要低迷並びに為替相場の変動、さらには中東情勢の緊迫によるエネルギー・原材料価格の高騰リスクなど、先行き不透明な状況が継続しております。 当社企業グループが関係する業界におきましては、市場における在庫調整の動きはFAシステム事業、半導体デバイス事業でその影響を受ける厳しい年度となりましたが、当連結会計年度第3四半期よりようやく底を脱する動きが見られました。 このような状況下にあって、5カ年の中長期経営計画「NEW C.C.J2200」の最終年度となる当事業年度は、これまでに掲げてきた各事業の営業戦略と計画を高いレベルで実行できるよう鋭意取り組み、当初掲げた中長期経営計画目標を達成することができました。また、来るべき未来社会に選ばれる技術商社として、お客様の現場の課題解決に向けた当社企業グループのソリューション提案事例を広くアピールすべく、当事業年度も世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」、「EdgeTech+ 2025」と「関西物流展」などの業界主催の展示会に出展して、ビジネス機会の創出と拡大に取り組みました。また、海外においては、成長著しいインドでの拡販に向けて、サプライヤーや協力会社との関係を構築し、次年度に向けた基盤固めを着実に実行しております。更に、DXの推進、人財の獲得や働き方改革を推進するための本社オフィスのリニューアル投資など、中長期を見据えた必要投資についても持続的に行っております。 事業活動以外のところでは、対米ドルにおける円安が続いたことにより為替差益が発生し、資本効率向上の一環として政策保有株式の整理も進めてまいりました。 以上の背景から、当連結会計年度の業績は、売上高2,275億11百万円(前年度比3.4%増)、営業利益75億11百万円(前年度比8.7%減)、経常利益91億17百万円(前年度比4.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益74億22百万円(前年度比5.3%増)となりました。 セグメント別については以下のとおりであります。 〔FAシステム事業〕 売上高:1,098億65百万円(前年度比1.1%増)、営業利益:50億42百万円(前年度比1.3%増) FA機器分野では、一部の顧客で在庫調整の影響が長期化する中で、プログラマブルコントローラー及びインバーター等の主力機器製品が減少しました。一方で注力しているシステムソリューションビジネスでは引き合い案件が増加し、大きく伸長しました。産業機械分野では、工作機械が減少しましたが、レーザー加工機と自動化設備が伸長しました。産業デバイスコンポーネント分野では、OSの更新需要により情報通信機器の販売が伸長しました。なお、鉄鋼プラント向け大型設備は前年同期に大型案件があった反動から大きく減少しました。 子会社においては、半導体製造装置関連向けを中心に接続機器は堅調に推移しましたが、自動車関連向け設備案件が減少しました。 その結果、当事業全体の売上高は、前年度比1.1%増加となりました。 〔半導体デバイス事業〕 売上高:891億56百万円(前年度比6.1%増)、営業利益:14億46百万円(前年度比42.3%減) 半導体分野では、国内外ともに顧客の需要見極めを含む調整局面が継続しましたが、マイコン、メモリーなどが伸長しました。電子デバイス分野では、イメージセンサーが減少したものの、液晶並びにSSD(Solid State Drive)は大きく伸長しました。 その結果、当事業全体の売上高は、前年度比6.1%増加となりました。 なお、国内外において在庫の純化を進めた結果、営業利益は減益となりました。 〔施設事業〕 売上高:217億20百万円(前年度比2.1%増)、営業利益:9億34百万円(前年度比31.7%増) 施設事業では、データセンター向け需要の拡大を背景に、特高受配電設備及び非常用発電設備が売上に大きく寄与しました。加えて、酷暑を背景としたルームエアコンの伸長に加え、店舗用パッケージエアコン及び業務用熱交換器も堅調に推移しました。また、カーボンニュートラル関連分野の受注も拡大しました。一方で、LED照明は前年の大型案件の反動により減少し、昇降機及びビル用マルチエアコンも減少しました。 その結果、当事業全体の売上高は、前年度比2.1%増加と過去最高を更新し、営業利益も大幅な増益となりました。 〔その他〕 売上高:67億68百万円(前年度比9.2%増)、営業利益:88百万円(前年度比225.9%増) MMS(金属加工製造受託)分野では、主力の立体駐車場向けの部材は堅調に推移しました。EMS(電子機器製造受託)分野では、産業機械向け製品が微減となるも、家電向け製品と住宅設備向けの基板ビジネスは伸長しました。 その結果、当事業全体の売上高は、前年度比9.2%増加となりました。 上記セグメントの内、海外関連売上高については以下のとおりであります。 海外関連売上高:437億71百万円(前年度比10.2%増) 海外関連売上高は、中国市場の低迷は継続したものの、日系企業向けに需要の回復が見られ売上高が増加し、加えて為替相場の変動も相まって、海外関連売上高比率は前年の18.0%から1.2ポイント増加し、19.2%となりました。 連結損益計算書における売上高以外の項目ごとの分析については、以下のとおりであります。 ① 売上原価、販売費及び一般管理費 売上高の増収に伴い売上原価は、前連結会計年度より73億24百万円増加し、1,981億7百万円(前期比3.8%増)となりました。また、売上高に対する売上原価の比率については、0.4ポイント増加の87.1%となっております。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より7億87百万円増加し、218億92百万円(前期比3.7%増)となりました。主な要因は、ベースアップ等による人件費の増加、DX推進に伴う関連費用の増加によるものです。 ② 営業利益 営業利益は、前連結会計年度より7億11百万円減少し、75億11百万円(前期比8.7%減)となりました。売上高営業利益率は、前連結会計年度より0.4ポイント減少の3.3%となりました。 ③ 営業外損益 営業外収益は、前連結会計年度より8億24百万円増加し、17億67百万円となりました。一方、営業外費用は、前連結会計年度より3億14百万円減少し、1億61百万円となりました。主な要因は、為替差益の増加によるものです。 ④ 経常利益 経常利益は、前連結会計年度より4億26百万円増加し、91億17百万円(前期比4.9%増)となりました。売上高経常利益率は、前連結会計年度より0.1ポイント増加の4.0%となっております。 ⑤ 特別損益 特別利益は、前連結会計年度より2億58百万円増加し、19億17百万円となりました。主な要因は、投資有価証券売却益の増加によるものです。一方、特別損失は、前連結会計年度より1億40百万円増加し、1億79百万円となりました。 ⑥ 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度より3億76百万円増加し、74億22百万円(前期比5.3%増)となりました。 生産、受注及び販売の状況については、以下のとおりであります。 ① 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) FAシステム事業   109,865   101.1 半導体デバイス事業   89,156   106.1 施設事業   21,720   102.1 その他   6,768   109.2 合計   227,511   103.4 ② 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) FAシステム事業   104,242   119.3 半導体デバイス事業   68,657   95.5 施設事業   18,235   94.0 その他   4,947   89.1 合計   196,081   106.5 (注) 上記金額は、実際仕入額によっております。 (2) 財政状態 当連結会計年度における資産合計は、前連結会計年度に比べて138億87百万円増加の1,793億3百万円となりました。この主な要因は、投資有価証券の増加104億22百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加19億14百万円、商品の減少29億38百万円であります。 負債合計は、前連結会計年度に比べて39億4百万円増加の743億27百万円となりました。この主な要因は、繰延税金負債の増加34億83百万円、支払手形及び買掛金の増加25億6百万円であります。 純資産合計は、前連結会計年度に比べて99億83百万円増加の1,049億75百万円となりました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金の増加70億87百万円、利益剰余金の増加51億50百万円、自己株式の取得による減少29億41百万円であります。 (3) キャッシュ・フロー 当社企業グループの当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、227億97百万円となり前連結会計年度末より23億75百万円増加いたしました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、78億73百万円の収入(前連結会計年度は164億62百万円の収入)となりました。主な内容は、税金等調整前当期純利益108億55百万円、棚卸資産の減少額30億65百万円などの増加であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、7億58百万円の収入(前連結会計年度は8億30百万円の支出)となりました。主な内容は、投資有価証券の売却による収入16億74百万円、定期預金の減少による収入16億52百万円、投資有価証券の取得による支出23億60百万円などであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、63億10百万円の支出(前連結会計年度は93億48百万円の支出)となりました。主な内容は、配当金の支払いによる支出22億70百万円、自己株式の取得による支出29億41百万円などであります。 資本の財源及び資金の流動性について 当社企業グループの運転資金需要のうち主なものは、仕入から回収までの資金立替、販売費及び一般管理費等の営業費用等で、自己資金及び金融機関からの借入金にて調達しております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社企業グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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