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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

PALTAC

PALTAC CORPORATION8283 · Prime · 卸売業

化粧品・日用品・一般用医薬品の流通を担う、メーカーと小売をつなぐ中間流通企業。

概要

PALTACは、大阪市中央区に本社を置く大手総合卸売企業である。化粧品、日用品、一般用医薬品を中心に約1.2兆円の売上高を誇り、ドラッグストアやディスカウントストアなど全国の小売業に商品を供給する。株式会社メディパルホールディングスの完全子会社であり、約2,400名の従業員を擁する。

化粧品・日用品・医薬品の三本柱

PALTACの取扱商品は、化粧品、日用品、医薬品、健康・衛生関連品の四つに大別される。2026年3月期の販売実績では、日用が5,564億円と全体の45%を占め最大であり、化粧品が2,946億円(23.8%)、健康・衛生関連品が2,209億円(17.8%)、医薬品が1,445億円(11.7%)と続く。日用雑貨はトイレタリーや洗剤、キッチン用品など生活に密着した商材を幅広く扱い、化粧品ではスキンケアやメイクアップ用品を中心に、メーカーと小売の間で企画提案型の販売を行う。医薬品は一般用医薬品(OTC)が主体で、ドラッグストア向けに安定した需要がある。

販売先の8割をドラッグストアが占める業態構造

販売先の業態別構成比を見ると、ドラッグストアが全体の64.9%と最も大きく、2026年3月期には8,039億円を売り上げた。次いでディスカウントストア・スーパーセンターが1,162億円(9.4%)、コンビニエンスストアが1,028億円(8.3%)と続く。ホームセンターやスーパーマーケット、GMS(ゼネラルマーチャンダイジングストア)もそれぞれ800億円前後の取引がある。最大の顧客は株式会社マツキヨココカラ&カンパニーで、売上高の10.8%(1,333億円)を占める。このように、PALTACはドラッグストア業態への依存度が高く、同業態の出店拡大や消費動向が業績に直結する構造を持つ。

全国9つのRDCで支える物流網

PALTACは、卸売業の中核機能である物流に強みを持つ。1999年のRDC近畿開設を皮切りに、九州、四国、中国、堺など全国に9か所の地域配送センター(RDC)を整備し、集約による効率化を進めてきた。物流受託事業を手がける子会社として株式会社ワッツ・ジャパンや株式会社アイザスを設立し、グループ全体で物流機能を担う。2026年3月期の販管費は658億円で、その多くは人件費と物流費である。人手不足や物価上昇による物流費高騰が経営課題となっており、RDCネットワークの最適化と自動化投資を進めている。

業界の中での役割は化粧品・日用品・一般用医薬品の卸売業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1.2兆円
営業利益
264億円
営業利益率
2.1%
純利益
220億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01化粧品・日用品主力

メーカーから化粧品や日用品を仕入れ、ドラッグストアやスーパーなどの小売店に販売しています。物流・在庫・情報・金融などの機能を提供し、流通を支えています。

主な製品・サービス1
化粧品・日用品の卸売
メーカーから仕入れた化粧品や日用品を、全国の小売店へ販売する事業。

02一般用医薬品準主力

一般用医薬品(OTC医薬品)をメーカーから仕入れ、薬局やドラッグストアなどの小売店に販売しています。

主な製品・サービス1
一般用医薬品の卸売
一般用医薬品を小売店へ販売する事業。

製品と技術

化粧品:メーカーと小売を結ぶ企画提案型卸

PALTACの化粧品部門は、売上高の約24%を占める主力分野である。スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、ボディケアなど幅広いカテゴリーを扱い、仕入先は国内外の主要化粧品メーカーに及ぶ。同社は単なる物流機能にとどまらず、売場のレイアウト提案や販促企画、季節商材のタイムリーな投入など、小売業に向けた提案型営業を強みとする。特にドラッグストア向けには、購買データを分析して品揃えを最適化するサービスも提供し、メーカーと小売の間の情報ハブとしての役割を果たしている。物価上昇による節約志向の中でも、付加価値の高い新規商材を拡充することで、販売単価の向上に努めている。

日用品:生活必需品のフルライン供給

日用品は売上の約45%を占める最大のカテゴリーである。洗剤、洗濯用柔軟剤、台所用洗剤、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、紙おむつ、ペット用品など、生活に欠かせない消耗品を中心に取り扱う。これらの商品は需要が安定している一方、価格競争が激しく、低マージンでの大量販売が求められる。PALTACは、全国のRDCネットワークを活用した高効率物流により、低コストで商品を供給する体制を整えている。また、ディスカウントストアやスーパーセンター向けには、プライベートブランドの開発支援やカテゴリー管理のノウハウを提供し、販売数量の拡大を図っている。

医薬品・健康関連:OTC医薬品に特化した安定需要

一般用医薬品(OTC)と健康・衛生関連品は、合わせて売上の約30%を占める。OTC医薬品は、風邪薬、胃腸薬、鎮痛剤、ビタミン剤などが中心で、ドラッグストアでの需要が高い。健康・衛生関連品には、サプリメント、マスク、衛生用品、介護用品などが含まれる。これらの商品は、消費者の健康意識の高まりや感染症対策の需要を背景に、安定した成長が見込まれる分野である。PALTACは、医薬品卸としての品質管理体制(GMP基準に準じた温度管理など)を保持し、一般用医薬品の適正な在庫管理と迅速な配送を実現している。また、調剤薬局向けの医療用医薬品は取り扱わず、OTCに特化することで、ドラッグストアの売場づくりを支援している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

化粧品卸の国内大手、低収益率で効率化課題に

PALTACは化粧品・日用品の卸売りで国内最大手であり、ドラッグストアや小売チェーン向けに商品を供給している。売上高は2025/3期の11881億円から2026/3期には12378億円へ増加見込みだが、営業利益率は2%台と極めて低く、卸売業の特性として薄利多売の構造だ。同業のリョーサン菱洋ホールディングスも半導体・電子部品の卸売りで規模が大きいが、PALTACは日用消費財の卸売りに特化し、全国に物流網を展開。小売り向けに商品を安定的に供給する強みがあるが、利益率の改善が課題。小売りの価格競争が激しく、卸売価格の低下圧力が続く中で、物流効率化やIT投資によるオペレーション改革が急務。高千穂交易などの同業も同様の課題を抱える。

強み

  • 化粧品・日用品卸で国内最大規模、全国に物流網。
  • 多様なメーカー品を扱い、小売りにワンストップで供給。
  • 大手ドラッグストアなどとの強固な取引関係を構築。
  • 広域配送システムでコスト競争力を維持。

課題

  • 売上は増加するものの営業利益率が約2%と低い。
  • 小売りの卸価格引き下げ要請が強く、収益を圧迫。
  • 物流コスト上昇への対応や業務効率化が遅れている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がPALTAC

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13038神戸物産7,690億円18.3倍
23132マクニカホールディングス6,346億円22.8倍
37459メディパルホールディングス6,296億円14.1倍
48088岩谷産業5,149億円10.6倍
52784アルフレッサ ホールディングス4,458億円10.1倍
68283PALTAC4,111億円18.5倍
78060キヤノンマーケティングジャパン4,104億円17.5倍
88020兼松3,821億円11.6倍
99987スズケン3,740億円9.5倍
109934因幡電機産業3,475億円14.8倍
113350メタプラネット3,427億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

化粧品・小間物商として創業した1898年

PALTACの起源は、1898年12月に角倉種次郎が大阪で開いた化粧品・小間物商「おぼこ号角倉支店」である。同年、合資会社角倉商店を設立し、化粧品や雑貨の卸売を始めた。1928年には株式会社角倉商店に改組し、1938年には雑貨販売を目的に角倉商事株式会社を設立。1944年には戦時体制に対応するため角倉化工株式会社に商号を変更した。戦後の1947年に大五商事株式会社、1949年に株式会社大粧と相次いで社名を変え、1950年には株式会社角倉商店が株式会社大粧を吸収合併し、事実上の一本化を果たした。

名粧・大粧堂との合併で東京・名古屋に進出した1960年代

1964年1月、株式会社大粧は株式会社名粧と合併し、名古屋市西区に名古屋支社(現中部支社)を開設した。1965年1月には株式会社大粧堂と合併し、東京都千代田区に東京支社を開設。これにより、大阪を本拠としながらも、名古屋と東京の二大市場に拠点を持つ全国展開の布石を打った。この時期の合併は、商圏拡大と経営基盤強化が目的であり、以降も地方の同業者との合併が続く。1976年10月には商号を株式会社パルタックに変更し、現在の社名となった。1977年には株式会社大伸と合併し、福岡支社(現九州支社)を開設。

店頭公開から上場廃止・メディパルHD傘下へ

1988年5月、PALTAC(当時は株式会社パルタック)は日本証券業協会に店頭登録され、東京・大阪で株式売買を開始した。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場。しかし2005年9月に上場廃止となり、同年10月に医療用医薬品卸の株式会社メディセオホールディングス(現メディパルホールディングス)との株式交換により完全子会社化された。これに伴い、メディセオホールディングスは株式会社メディセオ・パルタックホールディングスに商号変更。この経営統合により、PALTACは医薬品卸と日用雑貨卸の両方を持つメディパルグループの中核企業となった。

地方同業の吸収と物流基盤の整備(1998〜2007年)

1998年4月、北陸・中部地区の販売強化を目的に株式会社新和と合併。同年10月には関東首都圏で株式会社ドメス、スミック、折目の営業一部を譲り受け、横浜支社を開設。1999年には物流効率化のためRDC近畿を開設し、以降RDC九州(2001年)、RDC四国(2005年)、RDC中国(2006年)、RDC堺(2007年)と全国に配送センターを配置していく。2001年から2005年にかけて、新和パルタック、香川パルタック、徳島パルタック、シンコーパルタック、小川屋、加納商事、粧連(産業再生機構から譲受け)、鹿児島パルタックなど、各地の同業を次々と合併・吸収し、販売網を全国に拡大した。2006年にはメディパルグループ内のアルコスと合併し、さらなる規模拡大を遂げた。

2007年以降のグループ再編と単一セグメント体制

2007年7月、完全子会社の松江共和物産株式会社と合併。これ以降、大きな合併はなくなり、現在の事業体制が固まった。現在のPALTACは、非連結子会社3社(ワッツ・ジャパン、アイザスなど)を含む単一セグメントの卸売事業として運営されている。2026年5月には、親会社メディパルホールディングスによる公開買付けが発表され、再び上場廃止の見通しとなった。売上高は2013年3月期の7,858億円から2026年3月期の1兆2,378億円へと約1.6倍に成長しており、営業利益も同期間で264億円と安定した収益を維持している。

年表34件を開く

1890年代

  • 1898年12月創業角倉種次郎が、化粧品・小間物商として「おぼこ号角倉支店」を創業。合資会社角倉商店設立。

1920年代

  • 1928年12月業容の拡大を図るため、合資会社を株式会社に改組。株式会社角倉商店に商号を変更。

1930年代

  • 1938年4月創業雑貨関係の販売を目的に角倉商事株式会社設立。

1940年代

  • 1944年2月戦時下の事業継続を図るため、角倉商事株式会社を角倉化工株式会社に商号を変更。
  • 1947年3月角倉化工株式会社を大五商事株式会社に商号を変更。
  • 1949年5月大五商事株式会社を株式会社大粧に商号を変更。

1950年代

  • 1950年12月M&A株式会社角倉商店が経営の効率化を目的に株式会社大粧と合併。
  • 1951年1月株式会社大粧に商号を変更。

1960年代

  • 1964年1月M&A株式会社名粧と合併。名古屋市西区に名古屋支社(現 中部支社)開設。
  • 1965年1月M&A株式会社大粧堂と合併。東京都千代田区に東京支社開設。

1970年代

  • 1976年10月株式会社大粧を株式会社パルタックに商号を変更。
  • 1977年4月M&A株式会社大伸と合併。福岡市博多区に福岡支社(現 九州支社)開設。

1980年代

  • 1988年5月株式を日本証券業協会より店頭登録銘柄として承認され、東京・大阪両地区で売買開始。

1990年代

  • 1998年4月M&A北陸・中部地区の販売強化及び経営体質の強化のため株式会社新和と合併。
  • 1998年10月関東首都圏の販売強化及び経営体質強化のため、株式会社ドメス、株式会社スミック及び株式会社折目の3社それぞれの営業の一部譲受け。横浜支社開設。
  • 1999年3月集約による物流の効率化を図るためRDC近畿開設。(※1)
  • 1999年10月仙台支店(現 東北支社)開設。

2000年代

  • 2001年10月M&A山陽地区の販売強化及び経営体質の強化のため株式会社新和パルタックと合併。広島支店(現 中四国支社)開設。
  • 2001年11月集約による物流の効率化を図るためRDC九州開設。
  • 2002年4月M&A株式会社香川パルタック、株式会社徳島パルタック及び株式会社シンコーパルタックの3社と合併。四国支店(現 中四国支社)開設。
  • 2002年10月創業物流受託事業展開のため、株式会社ワッツ・ジャパン設立。
  • 2003年4月M&A経営基盤の強化と経営の効率化を図るため株式会社小川屋と合併。関東支社(現 東京支社)開設。経営基盤の強化と経営の効率化を図るため加納商事株式会社と合併。
  • 2004年9月創業物流受託事業展開のため、株式会社アイザス設立。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年1月産業再生機構の支援を受けていた粧連株式会社から営業譲受け。北海道支社開設。
  • 2005年4月M&A株式会社鹿児島パルタックと合併。鹿児島支店開設。
  • 2005年5月集約による物流の効率化を図るためRDC四国開設。
  • 2005年9月上場ジャスダック証券取引所上場廃止。
  • 2005年10月上場医療用医薬品等卸株式会社メディセオホールディングス(東証一部上場)との株式交換の方法により経営統合。同社の完全子会社となる。また、同社は株式会社メディセオ・パルタックホールディングス(現 ㈱メディパルホールディングス)に商号を変更。
  • 2006年4月M&A株式会社メディセオ・パルタックホールディングス(現 ㈱メディパルホールディングス)の完全子会社である株式会社アルコスと合併。
  • 2006年10月株式会社クラヤ三星堂(現 ㈱メディセオ)、株式会社エバルスよりヘルスケア事業の営業を譲受け。
  • 2006年12月集約による物流の効率化を図るためRDC中国開設。
  • 2007年5月集約による物流の効率化を図るためRDC堺開設。
  • 2007年7月M&A完全子会社の松江共和物産株式会社と合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    高品質・ローコスト物流と営業機能の両軸強化

    美と健康に関する生活必需品をフルラインで安定供給するため、高品質・ローコストの物流機能と小売業の利益経営に貢献する営業機能を両軸に、サプライチェーン全体の最適化・効率化に貢献する中間流通業を目指す。

  2. 02

    構造改革による変革基盤の構築

    長期ビジョン実現に向け、2027年3月期までの3か年を構造改革による変革基盤の構築期間と位置づけ、既存事業の収益性改善、新たな価値創造への挑戦、サステナビリティ向上、資本効率を意識した経営を実践する。

  3. 03

    データ活用による流通ソリューションの浸透

    労働人口減少や少子高齢化などの環境変化を捉え、高効率物流へのニーズやデータを活用した流通ソリューションで新たな収益機会を獲得する。

  4. 04

    サプライチェーン全体の最適化・効率化への貢献

    メーカーから小売業に至るサプライチェーン全体の最適化・効率化に貢献する中間流通業として、持続的成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,363人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は676万円で、9期前と比べて+4.4%平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は17.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,221
2018年3月2,217
2019年3月64845.618.52,207
2020年3月63745.919.02,196
2021年3月62346.319.52,169
2022年3月65246.319.62,168
2023年3月64446.119.32,187
2024年3月66745.418.72,237
2025年3月68644.518.12,2831,226
2026年3月67643.817.52,3631,117

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率62.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)52.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
栃木支店 栃木物流センター — 栃木県下都賀郡野木町172億円
RDC埼玉 — 埼玉県北葛飾郡杉戸町149億円
横浜支社 RDC横浜 — 神奈川県座間市8,590百万円
埼玉支店 RDC関東、FDC白岡 — 埼玉県白岡市8,372百万円
中部支社 RDC中部第1センター、RDC中部第2センター — 愛知県春日井市7,757百万円
高槻支店 高槻物流センター — 大阪府高槻市5,356百万円
東北支社 RDC宮城 — 宮城県白石市4,812百万円
近畿支社 RDC近畿 — 大阪府泉大津市4,381百万円
新潟支店 RDC新潟 — 新潟県見附市4,324百万円
RDC堺 — 堺市西区3,597百万円
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱メディパルホールディングス
    東京都中央区 · その他の関係会社
    議決権52.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1.2兆円営業利益264億円前期と比べると増収減益で、売上が+4.2%、利益が-5.7%。

売上高
+4.2%
1.2兆円
営業利益
-5.7%
264億円
純利益
-3.9%
220億円
営業利益率
2.1%
前期比 -0.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は3,269億円、営業利益は61億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.4%、営業利益は−12.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2,56045
2024年1Q2,935702.455
2024年2Q2,899682.354
2024年3Q2,996822.762
2024年4Q2,69035
2025年2Q6,0041402.3119
2025年4Q5,8771402.4110
2026年2Q6,2511392.2111
2026年4Q6,1271252.0109
2027年1Q3,269611.948

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は7,858億円から1.2兆円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は2.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月0.7914984
2014年3月0.8315892
2015年3月0.79163103
2016年3月0.86186119
2017年3月0.92216146
2018年3月0.97255175
2019年3月1.02285198
2020年3月1.05273254
2021年3月1.03281193
2022年3月1.05286196
2023年3月1.10274193
2024年3月1.15305206
2025年3月1.192803172.4229
2026年3月1.242642982.1220

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1.2兆円のうち、営業利益として残るのは264億円2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は220億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金92.5%1.1兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.3%659億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%264億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
7.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.1pt
2.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.7pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.6pt
7.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが249億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは245億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は833億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月118−100−2718206
2014年3月33−11712−84134
2015年3月2324−155236215
2016年3月52−193107−141181
2017年3月247−64−179183185
2018年3月241−158−5183216
2019年3月236−95−173141184
2020年3月210−38−130172226
2021年3月287−55−82232376
2022年3月219−102−87117407
2023年3月166−61−52105460
2024年3月268−63−55205610
2025年3月207−4−113203699
2026年3月249−4−112245833

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は5,322億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,017億円で、自己資本比率は56.7%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,0291,2581,77141.5
2014年3月3,2521,3241,92840.7
2015年3月3,1821,4351,74745.1
2016年3月3,5191,5501,96944.0
2017年3月3,6141,6691,94546.2
2018年3月3,8741,8342,04047.4
2019年3月3,9361,9721,96450.1
2020年3月4,1882,1832,00552.1
2021年3月4,3552,3542,00154.1
2022年3月4,4892,4372,05254.3
2023年3月4,7692,5972,17254.5
2024年3月4,9572,7802,17756.1
2025年3月5,0702,8772,19456.7
2026年3月5,3223,0172,30456.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
833億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,555億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
542億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,304億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中109位あたり、逆に低いのは営業利益率284社中197位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.5%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.1%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.7%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.2%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

8月7日の終値

直近の終値は¥6,630で、1年前と比べて+48.4%過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。

¥6,630+0.0%1ヶ月-0.2%1年+48.4%時価総額4,111億円
過去52週の値幅
安値¥4,148高値¥6,690

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.5倍
PBR1.34倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末から8月初めまで6600円前後でほぼ横ばいが続き、8月7日は6630円。1カ月で0.24%の小幅変動で、25日移動平均線(6622円)とほぼ同水準。52週高値(6690円)からは1%未満の差で、高値圏での膠着状態。出来高は低水準で、方向感がない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER18.48倍は同業界平均17.93倍とほぼ同水準で、PBR1.34倍は平均1.23倍を僅かに上回る。配当利回りは0%と平均2.94%を大きく下回り、株主還元が極めて低い。ROE7.5%と収益性は平均的で、業績は横ばい。配当が無い点が投資魅力を減じているが、PER・PBRは妥当圏内。総合的に見て、ほぼ妥当と判断されるが、無配がネック。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.5倍17.9倍
PBR1.34倍1.24倍
ROE7.5%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

卸売業は中間流通としての役割が問われる中、デジタル化や企業間取引の変化で付加価値が求められている。強気派は、多品種展開と企画提案力でメーカーと小売の橋渡しをする役割が引き続き重要と捉え、業績は安定成長を続けると見る。弱気派は、ECや直販の拡大で中間マージンが圧縮されるリスクや、特定分野への依存度の高さを指摘し、成長性に懐疑的。最新の売上高は2桁増収だが、営業利益率は2%台と低く、収益力の改善が争点となっている。

プラスに働く材料7
  • 安定した増収基盤

    過去3期連続で増収、最新期も増収見込み

  • 企画提案力で差別化

    繊維・雑貨で企画から供給まで一貫対応

  • 配当還元が手厚い

    高水準の配当利回りが投資家を惹きつける

  • 売上高12378億円と3期連続増収通年影響

    売上高はFY24比+858億円(+7.4%)の増収で規模拡大が続く

  • PER18.48倍は成長性に比し魅力的継続影響

    売上高増加率7%に対しPER18.48倍。収益改善で更なる評価が可能

  • 株価は1年で+52.4%と急上昇継続影響

    株価6630円は市場平均を上回る上昇。外国人保有24.08%の買いも寄与

  • 営業利益264億円は高水準を維持通年影響

    営業利益は前期280億円から減も264億円と高い水準。下げは限定的

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率2%台で収益性が課題

  • 中間流通の陳腐化

    EC・直販の台頭で卸の役割が縮小

  • 特定分野への集中

    アパレル依存が需要変動の影響を受けやすい

  • 営業利益280→264億円と減益転換決算発表後影響

    売上高が増加する一方で営業利益は16億円減少。増収減益の構図

  • 純利益も229→220億円へ減少決算発表後影響

    純利益は9億円減の220億円。EPSが低下し株価の重し

  • 無配で株主還元ゼロ継続影響

    配当利回り0%は投資家の選好から外れ、売り材料となる

  • 急騰後の利益確定売りリスク不定影響

    株価は1年で+52.4%上昇。高値警戒感から売りが先行する可能性

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の兆しを見るため
セグメント別売上高
どの分野が成長を牽引しているか把握
在庫回転率
需要変動への対応力と資本効率を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+14.3%いまの株価に対する利回りは0.00%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
33.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5624.4
2018年3月6414.323.3
2019年3月686.321.9
2020年3月702.917.5
2021年3月722.923.7
2022年3月788.325.1
2023年3月825.126.8
2024年3月9414.628.6
2025年3月10511.728.7
2026年3月12014.333.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,380人。区分でいちばん多いのは事業法人55.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が66.6%を占め、残る33.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人54.553.853.853.854.255.1
外国法人20.922.421.424.823.524.1
金融機関19.117.418.313.913.611.5
個人・その他5.06.26.16.47.37.1
証券会社0.40.30.41.11.32.2
自己株式0.01.11.11.12.11.9

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社メディパルホールディングス51.38
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.08
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.68
04PALTAC従業員持株会1.99
05NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.89
06THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.74
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.53
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.36
09MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.23
10BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.16

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近16
  • 2026-07-17
    株式会社メディパルホールディングス
    新規の大量保有報告
    97.79%
    +6.95pt
  • 2026-07-10
    株式会社メディパルホールディングス
    新規の大量保有報告
    90.84%
    +39.46pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.33%
    -1.02pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.48%
    +1.09pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.35%
    -1.13pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.39%
    +1.09pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    2.41%
    -2.92pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.10%
    +0.89pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.99%
    +0.89pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.29%
    -0.70pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.74%
    -0.55pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.35%
    -2.39pt
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.30%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.21%
  • 2026-05-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    2.41%
    -2.92pt
  • 2026-05-15
    株式会社メディパルホールディングス
    新規の大量保有報告
    51.38%
    +1.26pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+149%、1株純資産は14期で+151%。直近期のROEは7.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1441,9797.18.429.1
2014年3月1452,0847.18.129.7
2015年3月1622,2597.410.527.8
2016年3月1882,4398.010.626.6
2017年3月2302,6279.113.524.4
2018年3月2752,88710.020.823.3
2019年3月3113,10410.419.421.9
2020年3月4003,43512.213.517.5
2021年3月3043,7058.519.723.7
2022年3月3103,8788.214.725.1
2023年3月3064,1327.616.426.8
2024年3月3284,4237.712.528.6
2025年3月3664,6648.110.928.7
2026年3月3594,9637.513.433.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

44名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は44名。2026/3期の役員報酬は総額431百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
糟谷誠一代表取締役会長6324,401
吉田拓也代表取締役社長5323,744
野間正裕取締役 専務執行役員 管理統括本部長6320,018
嶋田政治取締役 専務執行役員 経営企画本部長5919,889
山田恭嵩取締役 専務執行役員 営業統括本部長606,788
左近祐史取締役73770
大石歌織取締役491,139
織作峰子取締役651,317
乾新悟取締役581,045
吉武一郎取締役691,021
髙森龍臣取締役74622
服部明人取締役67385
残りの役員32名を開く
氏名役職年齢保有株数
伊賀真理取締役59211
新谷尚志常勤監査役649,046
五味威夫常勤監査役649,902
原口裕監査役72522
疋田鏡子監査役61
三木憲明監査役58249
芦原英生専務執行役員
三木田雅和専務執行役員
村井浩常務執行役員
関光彦常務執行役員
村尾直人常務執行役員
秋山哲常務執行役員
小西誠常務執行役員
三上彰常務執行役員
上村隆常務執行役員
井上浩一常務執行役員
吉田幸代常務執行役員
稲葉英樹執行役員
高山博一執行役員
三上裕司執行役員
村木博明執行役員
吉原広志執行役員
檜山敦執行役員
松家忠通執行役員
城田佳執行役員
五反将史執行役員
島野麻弥執行役員
吉田啓悟執行役員
澤田直樹執行役員
榊原志典執行役員
吉田浩二執行役員
松本祥平執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)620347225242
社外取締役1011711712
監査役2626231

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」でPALTACを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容206字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、株式会社メディパルホールディングスを親会社として、当社と非連結子会社3社で構成されております。化粧品・日用品、一般用医薬品等をメーカーから仕入れ、全国の小売業に販売することを主たる事業としており、メーカーと小売業の間に立ち、流通段階で欠かすことのできない物流、在庫、情報伝達、金融等の機能を提供しております。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,089字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「美と健康」に関する生活必需品をフルラインで安定的に供給する企業として、高品質・ローコストの物流機能と小売業の利益経営に貢献する営業機能を両軸に、メーカーから小売業に至るまでのサプライチェーン全体の最適化・効率化に貢献する中間流通業を目指すことを基本方針としております。 (2)経営環境及び優先的に対処すべき課題等 当社は、持続的成長に向けた事業運営において、労働人口減少、少子高齢化、価値観の多様化、気候変動や資源エネルギーの不足を重要な環境の変化と捉えております。これらの変化により、国内経済縮小による収益の減少や事業運営コスト高騰による収益性の低下などのリスクが高まる可能性がある一方で、高効率物流に対するニーズの高まりやデータを活用した流通ソリューションの浸透などにより、新たな機能提供に伴う収益機会が生まれると考えております。これらの変化を捉え持続的成長を果たすために、「つなぐ力で人と社会のミライを創る」をスローガンとする長期ビジョンにおいて、当社の存在意義、収益機会の獲得、リスクの低減の観点から、以下の4つを優先的に対処すべき課題と認識しております。 長期ビジョンのスローガンと重要課題 (3)経営戦略等 当社は、優先的に対処すべき課題の解決に向け、長期ビジョンと足許の現状との双方からのアプローチにより2027年3月期までの3か年の中期経営計画「PALTAC VISION 2027」を策定いたしました。この3か年を、長期ビジョン実現に向けた「構造改革による変革基盤の構築」の期間と位置づけ、既存事業の収益性改善、新たな価値創造に向けた挑戦、サステナビリティの向上、資本効率を意識した経営の実践に取り組んでまいります。 中期経営計画「PALTAC VISION 2027」の位置づけ 変革基盤構築のポイント なお、2026年5月11日公表の「当社親会社である株式会社メディパルホールディングスによる当社株式に対する公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ」に記載のとおり、株式会社メディパルホールディングスによる当社株式に対する公開買付け及びその後の一連の手続を経て、当社株式が上場廃止となる予定です。このため、中期経営計画の最終年度である2027年3月期の目標指標は記載しておりません。
事業等のリスク5,945字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社では、経営目標の達成に向けて、事業遂行上に存在し得るリスク要因に適切に対応し、企業の社会的責任を果たすことを目的に「リスクマネジメント基本規則」を制定しております。リスク管理体制については、リスク管理の統括部署であるCSR推進本部が中心となり、経営層・各部門と連携し、事業運営に影響を及ぼすリスクの抽出・分析、影響度・発生可能性等を基準とした重要性の評価、及び対応方針の立案を行っております。これらのプロセスを経て特定した「重要なリスク」は、定期的に取締役会に報告され、取締役会において管理・監督を行い、中期経営計画の戦略に織り込んで対応を進めております。 投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)労働人口減少に関するリスク 当社は、多くの従業員により事業活動を行っていることから、昨今の労働人口減少は、持続的成長の実現に向けて 対応すべき重要な環境変化の1つと認識しております。労働人口減少は、人件費の高騰や人材の確保が困難となるな ど、当社のみならず業界全体に大きな影響を及ぼします。このため、魅力ある職場環境や人事制度の構築、従業員の スキル向上に向けた継続的な育成やキャリア人材の積極採用、既存物流センターの改善活動による生産性の向上、及 び大幅に生産性を向上させる新物流モデルの開発などに取り組み、労働人口減少に向けた対応を行っております。し かしながら、想定を超える労働市場の逼迫により、さらなる人件費の高騰や計画どおりに人材を確保できない場合 は、事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)配送に関するリスク 当社は、物流センターを起点として小売業へ商品配送を行っております。配送については、外部の配送業者へ委託しておりますが、労働人口の減少に伴うドライバーの人手不足が懸念されるなか、商品の安定供給を維持するため、配送業者や小売業をはじめとするパートナー企業との連携・協働により配送改善・効率化を進めております。しかしながら、今後の配送業者における人手不足が、新たな法改正などによりさらに深刻化する場合には、当社が負担する配送費の増大や安定供給に支障をきたすなど事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)事業環境の変化に関するリスク 当社が属する化粧品・日用品、一般用医薬品業界において、業種・業態を超えた競争の激化やM&Aによる規模拡大が続いております。このため、当社では取引先のニーズを捉え、環境の変化に即座に対応できる組織を構築しております。しかしながら、今後さらなる競争の激化や取引先の企業再編等により取引先の政策や取引条件が大幅に変更された場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、近年の世界的な地政学リスクの高まりに伴い、エネルギー価格や原材料価格の高騰、さらにはサプライチェーンに混乱が生じた場合には、当社の事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)情報システム・情報セキュリティに関するリスク 当社は、重要な営業・物流施設であるRDCの運営・管理において、独自の情報システムやコンピュータネットワークを用いております。自然災害などに対応するため、基幹システムのクラウド化によるデータの分散保管など、被災時の早期復旧を可能とする仕組みを整え、事業継続性の向上に努めております。また、情報セキュリティ事故が発生した場合においても、迅速かつ的確に対処し事業への影響を最小限に抑えるために、CSIRTを中心に平時より緊急対応体制の整備を進めております。しかしながら、想定を超える自然災害などの発生により、機能停止した場合などは、販売・物流に大きな支障が生じる可能性があります。また、コンピュータウイルスの侵入を防止するため、ソフトの導入及びシステムの監視体制を構築しておりますが、サイバー攻撃などによるシステム障害や情報漏洩が発生した場合は、事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (注)CSIRT(Computer Security Incident Response Team)とは、サイバーセキュリティの有識者及び有資格者を中心に構成したセキュリティチームを指し、重大事故発生時は、情報管理委員会や各部門などと連携し、事故の収束までを対応いたします。 (5)自然災害・感染症等の発生に関するリスク 当社は、全国に多数の事業所、物流センターを設置し、多くの従業員により事業活動を行っております。自然災害や感染症の拡大等による損失を最小限に抑えるため、一部の事業所の物流機能が不全となった場合においても、他の事業所からバックアップできる体制を敷くなど、事業継続計画(BCP)の整備に努めております。しかしながら、大規模な自然災害の発生等によるライフラインや交通網の寸断、感染症の流行に伴うロックダウンなど予期せぬ事態が発生した場合、物流サービスの提供などに支障が生じ業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)気候変動に関するリスク 当社が属する生活必需品の流通業界においても、気候変動への対応は業界全体で対応すべき重要なテーマであると認識しております。当社は気候変動をはじめ環境に関する社会的課題を持続的成長に向けて解決すべき重要課題の一つとして捉え、中長期戦略に織り交ぜた対応を進めております。しかしながら、気候変動による自然災害の増加によってもたらされる供給網への被害や原材料費高騰により仕入原価の上昇などの物理的な被害や炭素税等の導入をはじめとする脱炭素社会への移行コストにより当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)固定資産の減損に関するリスク 他事業者との競合規模や当社の事業領域の拡大、日々進化し続けるデジタル技術の活用など当社を取り巻く環境が変化するなか、持続的成長に向けた物流・情報システム機能を充実・拡大するための設備投資を積極的に実施しております。設備投資の実施に際しては、事業収益性や費用対効果などの見積もりを行い、取締役会などにおける議論を通じて投資の可否を決定しております。しかしながら、事業環境の著しい変化や収益状況の悪化などにより、固定資産の減損損失を計上する必要が生じた場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)コンプライアンスに関するリスク 当社は、ステークホルダーのみなさまから信頼され永続的に発展する企業であるためには、一人ひとりが、法令の遵守はもちろんのこと、社会におけるルールやマナーを守り、高い倫理観を持って行動することが重要であると考えております。このため一人ひとりがコンプライアンスの重要性について理解を深められるよう、集合研修やオンライン研修など様々な教育・研修を行っております。しかしながら、コンプライアンス上のリスクは完全に排除することは困難であり、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社の社会的信用の低下や発生した損害に対する賠償金の支払いなどにより、事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)特有の法的規制等に係るもの 当社は、一般用医薬品及びその関連商品を取り扱っております。このため主に医薬品医療機器等法などの関連法規の規制を受けており、各事業所が所轄の都道府県知事より必要な許可、登録、指定及び免許を受け、あるいは監督官公庁に届出の後、販売活動を行っております。このため、主管部門であるCSR推進本部において必要な許認可等の取得及び法令遵守の環境維持に努めておりますが、法令違反等によりその許認可等が取り消された場合や許認可等が得られない場合は、当社売上のおよそ1割を占める商品の全部又は一部の販売が制限され事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)債権回収リスク 当社は、販売先との継続取引に伴う債権について、当該販売先との密な連携体制の強化や当社内における債権管理の徹底、さらには取引信用保険の加入等により貸倒発生のリスクを抑える活動を行っておりますが、結果として販売先の破産、民事再生等による債務不履行が発生した場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)商品在庫リスク 当社が所有する商品在庫及び販売先からの返品在庫は、ほとんどが仕入先へ返品が可能なため商品在庫リスクを回避することができますが、仕入先の破産や民事再生等が発生した場合、商品在庫の価値低下を招くと同時に返品が不能となるため、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)業績の変動について 当社の業績は、第4四半期において、他の各四半期に比べて売上高は減少する傾向にあり、利益も売上高の変動の影響を受けて減少する傾向にあります。 これは主に、1月は年末にかけて日用品をまとめて購入する消費需要が12月に発生する影響により、また2月は営業日数が少ないため他の月に比べて売上高が少なくなることによります。 このため、第3四半期までの業績の傾向が、年間の当社の業績の傾向を示さない可能性があります。 なお、2026年3月期における四半期毎の業績の概要は以下のとおりであります。 2026年3月期 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   年間 売上高 (百万円) (構成比 %)   316,047 (25.5)   309,088 (25.0)   325,500 (26.3)   287,210 (23.2)   1,237,846 (100.0) 営業利益 (百万円) (構成比 %)   7,623 (28.8)   6,271 (23.7)   8,053 (30.5)   4,482 (17.0)   26,430 (100.0) 経常利益 (百万円) (構成比 %)   8,519 (28.6)   7,085 (23.8)   8,942 (30.0)   5,259 (17.6)   29,807 (100.0) (13)親会社グループとの関係 親会社グループは、「医療と健康、美」の流通で社会に貢献することを目指し、主な事業として「医療用医薬品等卸売事業」、「化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業」、「動物用医薬品・食品加工原材料卸売等関連事業」を営んでおります。当社は、その中で「化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業」を専属的に担っており、他のグループ企業とは取扱商品や流通形態等が大きく異なることから、当社との間に競合関係は存在せず、親会社グループから影響を受けることなく独自に営業活動を行っております。ガバナンス面における当社の事業戦略、人事政策等の経営判断につきましては、全て当社が独立して主体的に検討のうえ決定しており、当社取締役会の決定が、グループ内の最終決定となっております。 また、親会社を有する上場企業として、適正なガバナンス体制の構築に向け、独立した社外役員の積極的な登用を進めており、取締役会は過半数を独立社外取締役(全13名のうち7名)で構成しております。さらに、当社と支配株主等との取引においては、支配株主等との利益相反リスクについて適切に監視・監督し、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることを目的に、取締役会の諮問機関として、全ての独立社外取締役及び独立社外監査役で構成する、特別委員会を設置しています。 一方で、親会社においても、少数株主の権利保護をはじめ当社の独立性確保は重要であるとの認識のもと、「グループ会社基本規程」(適切なグループガバナンスの確保に向け制定された規程)のなかで、当社に対しては「独立性を確保し、独自の資金調達、迅速な意思決定のもと積極的に事業展開を図ることで企業価値を向上させることがグループ経営の観点からも望ましい」と明記しており、併せて当社事業にかかわる意思決定については当社の取締役会がグループの中での最終意思決定機関である旨が明確になっております。 当事業年度末現在の親会社グループとの関係につきましては、次のとおりであります。 ① 資本関係 当社親会社である株式会社メディパルホールディングスの持株比率は52.40%となっております。 ② 人的関係 [役員の兼任] 当社役員について、上場企業としての独立性と親会社グループのグループガバナンスとのバランスの最適化を図るため、当社代表取締役社長吉田拓也は親会社の取締役を兼務し、また、親会社の常務取締役左近祐史を当社取締役として選任しております。 ③ 取引関係 関連当事者取引のうち、親会社グループに関連する取引は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 会社名   取引内容   取引金額   取引条件等 2025年3月期   2026年3月期 (親会社) ㈱メディパルホールディングス   保険料の支払   15   15   団体保険を親会社グループ一括で運用しており、負担分を支払しております。 保険金等の受取   10   3   保険契約に基づき、保険金等を受取しております。 (兄弟会社) ㈱メディセオ   確定拠出年金信託報酬の支払   2   2   親会社グループ一括で運用しており、負担分を支払しております。 商品の販売等   345   283   卸売業者間の取引条件を勘案して決定しております。 商品の仕入   8   5   配送コスト等を勘案して双方交渉のうえ決定しております。 (兄弟会社) ㈱アトル   商品の仕入   2   1   配送コスト等を勘案して双方交渉のうえ決定しております。 (兄弟会社) ㈱メディパル保険サービス   保険料の支払   166   12   当社の保険代理店として取引しており、第三者の取引条件と同等であります。 なお、2026年5月11日公表の「当社親会社である株式会社メディパルホールディングスによる当社株式に対する公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ」に記載のとおり、株式会社メディパルホールディングスによる当社株式に対する公開買付け及びその後の一連の手続を経て、当社株式は上場廃止となり、当社は完全子会社となる予定であります。本項に記載しております親会社グループとの関係につきましては、当事業年度末現在の状況を記載したものであります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1)業績 〔事業環境〕 当事業年度における事業環境は、雇用・所得環境の改善や訪日外国人数の増加など一部に持ち直しの動きは見られたものの、物価上昇に伴う節約志向の継続や米国の通商政策に加え、年度末にかけての中東情勢の影響などによる国内景気の先行きに対する懸念から、個人消費は力強さを欠く状況が続いております。また、人手不足や物価上昇に伴い、物流費をはじめとする事業運営コストの上昇が続いており、全体としては厳しい事業環境が継続しております。 〔売上高〕 売上高は、前事業年度から497億49百万円(+4.2%)増収の1兆2,378億46百万円となりました。 ・物価上昇に伴う節約志向の影響を受けながら、帳合の獲得に加え、購買データを活用して健康志向の高まりや外出需要などに伴う購買行動の変化を的確に捉えた販売活動を展開しました。さらに、化粧品を中心に付加価値の高い新規取扱商材を拡充しました。これらの結果、販売数量は前年並みを維持し、販売単価の上昇により売上高は前事業年度を上回りました。 〔営業利益〕 営業利益は、前事業年度から15億77百万円(△5.6%)減益の264億30百万円となりました。 ・売上高の拡大に伴い売上総利益は増加したものの、人件費や物流費の増加などにより販管費の増加が売上総利益の増加を上回った結果、営業利益は前事業年度を下回りました。 当事業年度における業績は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期   増減   増減率 (%) 売上高   1,188,097   1,237,846   49,749   4.2 売上総利益 (売上総利益率(%))   88,982 (7.49)   92,321 (7.46)   3,338 (△0.03)   3.8 販売費及び一般管理費 (販管費率(%))   60,973 (5.13)   65,890 (5.32)   4,916 (0.19)   8.1 営業利益 (営業利益率(%))   28,008 (2.36)   26,430 (2.14)   △1,577 (△0.22)   △5.6 経常利益 (経常利益率(%))   31,684 (2.67)   29,807 (2.41)   △1,876 (△0.26)   △5.9 当期純利益 (当期純利益率(%))   22,864 (1.92)   22,031 (1.78)   △832 (△0.14)   △3.6 販売の状況 当事業年度における商品分類別の販売実績は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 商品分類別の名称   2025年3月期   2026年3月期   増減   増減率 (%) 化粧品   281,852   294,682   12,829   4.6 日用品   525,533   556,457   30,924   5.9 医薬品   148,152   144,567   △3,584   △2.4 健康・衛生関連品   212,329   220,901   8,571   4.0 その他   20,229   21,237   1,008   5.0 合 計   1,188,097   1,237,846   49,749   4.2 当事業年度における販売先業態別の販売実績は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 販売先業態別の名称   2025年3月期   2026年3月期   増減   増減率 (%) ドラッグストア   763,785   803,973   40,187   5.3 ディスカウントストア、スーパーセンター   109,336   116,220   6,884   6.3 コンビニエンスストア   95,214   102,851   7,636   8.0 ホームセンター   84,787   85,105   318   0.4 スーパーマーケット   53,131   53,221   89   0.2 ゼネラルマーチャンダイジングストア   40,895   44,234   3,339   8.2 輸出、EC企業、その他   40,947   32,240   △8,706   △21.3 合 計   1,188,097   1,237,846   49,749   4.2 なお、当社は卸売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (2)キャッシュ・フロー (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 営業活動による キャッシュ・フロー   20,675   24,929 投資活動による キャッシュ・フロー   △428   △402 財務活動による キャッシュ・フロー   △11,324   △11,160 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 売上債権の増加や仕入債務の増加などにより、249億29百万円の収入となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得や投資有価証券の売却などにより、4億2百万円の支出となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払いや自己株式の取得などにより、111億60百万円の支出となりました。 当事業年度における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末より133億66百万円増加し、832億82百万円となりました。 生産、受注及び販売の実績 当社は、卸売事業を営んでいるため生産、受注の実績はありません。このため、販売実績について記載しております。なお、当社は卸売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1)販売方法 当社は化粧品・日用品、一般用医薬品等の卸売業であり、メーカー及び商社から仕入れた商品を量販店、小売店及び卸売業者等へ販売しております。 (2)販売実績 当事業年度の販売実績につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (1)業績 販売の状況」を参照ください。 なお、最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社マツキヨココカラ&カンパニー   132,108   11.1   133,361   10.8 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。 財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っており、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積り及び判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 (固定資産の減損処理) 当社は、保有する固定資産のうち、営業活動から生じる損益が継続してマイナスである資産及び今後使用が見込まれない資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画の変更や市場環境の悪化などにより、その見積りや前提とした仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (2)当事業年度の経営成績の分析 「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (1)業績」を参照ください。 (3)経営成績に重要な影響を与える要因について 「3.事業等のリスク」を参照ください。 (4)経営戦略の現状と見通し 「1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (1)業績」を参照ください。 (5)資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① 財務方針 当社は、常に事業活動のための適切な資金確保、流動性の維持並びに健全な財務体質を目指し、安定的な営業活動によるキャッシュ・フローの創出、幅広い資金調達手段の確保に努めております。 当事業年度末現在において、当社の流動性は十分な水準にあり、財務の柔軟性は高いと考えております。 今後の設備の新設等に関わる投資予定金額、資金調達方法については、「第3 設備の状況 3.設備の新設、除却等の計画」を参照ください。 ② 資産、負債及び純資産 当事業年度末の総資産は、5,321億71百万円(前期比5.0%増)となりました。その内訳は主に、現金及び預金832億82百万円、売掛金2,257億65百万円、商品及び製品541億79百万円、未収入金169億2百万円、固定資産1,417億92百万円であります。 負債につきましては、2,304億33百万円(前期比5.0%増)となりました。その内訳は主に、買掛金1,684億4百万円、未払金234億26百万円であります。 純資産につきましては、3,017億38百万円(前期比4.9%増)となりました。その内訳は主に、資本金158億69百万円、資本剰余金207億41百万円、利益剰余金2,555億31百万円であります。 ③ キャッシュ・フロー 当事業年度の資金の状況として、営業活動の結果得られた資金は249億29百万円(前期比42億54百万円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益317億58百万円、減価償却費63億64百万円、売上債権の増加額109億96百万円、棚卸資産の減少額5億26百万円、仕入債務の増加額62億11百万円、未払消費税等の増加額4億34百万円、法人税等の支払額95億11百万円によるものであります。 投資活動の結果使用した資金は4億2百万円(前期比26百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出20億78百万円、投資有価証券の売却による収入27億44百万円によるものであります。 財務活動の結果使用した資金は111億60百万円(前期比1億64百万円の減少)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出41億21百万円、配当金の支払額68億95百万円によるものであります。 以上の結果、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、832億82百万円となりました。 当社の現在のキャッシュ・フローの状況において、営業活動による資金の創出、金融機関からの円滑な資金の借入及び適正な手元資金の保有が図られており、財務方針に基づく流動性及び財務の柔軟性は確保できていると考えております。 (6)経営者の問題意識と今後の方針について 「1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」を参照ください。

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開示資料

出典

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