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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

やまや

YAMAYA CORPORATION9994 · Standard · 小売業

九州発の酒類小売・外食グループ。酒販チェーン「やまや」を核に、居酒屋チェーン「チムニー」「つぼ八」を擁する。

概要

やまやは、宮城県仙台市に本社を置く酒類小売と外食を二本柱とする企業グループである。1970年に創業し、酒類専門店「やまや」のチェーン展開を基盤に成長。2026年3月期の連結売上高は1,591億円、グループ総店舗数は954店(酒販356店、外食598店)に達する。子会社に居酒屋チェーンのチムニー株式会社や株式会社つぼ八を持ち、酒類の輸入・卸売・物流まで手掛ける「ワールドリカーシステム」を強みとする。従業員数は1,807名。

酒販事業:356店舗と通信販売を擁する小売・卸売の基盤

酒販事業は、直営の酒類専門店「やまや」356店舗(2026年3月末)での小売と、やまや商流株式会社を通じた卸売・通信販売で構成される。店舗では国内外の酒類や食料品を販売し、一部店舗ではダイソーを併設して利便性を高めている。通信販売は1986年に全国展開を開始し、2020年にはドライブスルーサービスを全店で導入した。子会社の大和蔵酒造株式会社では酒類の製造も行う。2026年3月期の酒販事業売上高は1,301億円で、グループ全体の82%を占める。

外食事業:チムニーとつぼ八の居酒屋チェーン598店

外食事業は、連結子会社のチムニー株式会社と株式会社つぼ八が担う。チムニーは居酒屋チェーンを主力に、直営320店・FC140店の計460店を運営。株式会社つぼ八は直営10店・FC128店の計138店で、焼肉との複合業態なども展開する。2026年3月期の外食事業売上高は294億円で、グループ全体の18%を占める。両社とも2020年代に原材料費や人件費の上昇に直面し、営業利益率は低下傾向にある。

グループの収益構造と店舗網の推移

やまやグループの連結売上高は2013年3月期の1,199億円から2026年3月期の1,591億円へと増加基調にあるが、営業利益は同期間に54億円から36億円へ減少した。酒販事業ではビール類・ウイスキーの値上げ前の駆け込み需要の反動が響き、外食事業ではコスト増が利益を圧迫した。自己資本比率は57.1%(2026年3月末)と財務基盤は安定している。店舗数は酒販事業で微増、外食事業で減少傾向にあり、グループ全体では954店と前期比21店減となった。

輸入・物流体制:保税倉庫と3つの物流センター

やまやは酒類の自社輸入を1988年に開始し、宮城県塩釜市に保税倉庫を保有する。1991年には自動ラックシステムを備えた本社倉庫を稼働させ、1996年には東北物流センター(宮城県大和町)を開設。その後2002年に関東物流センター(茨城県五霞町)、2003年に広島物流センターを稼働させ、全国3拠点の物流網を構築した。これらは「ワールドリカーシステム」の中核をなし、輸入から店舗への供給までを一貫して効率化している。

業界の中での役割は酒類流通の小売・卸売と外食サービスを一貫して提供にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,591億円
営業利益
36億円
営業利益率
2.3%
純利益
21億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
酒販事業1,297億円81.5%27億円2.1%
外食事業294億円18.5%8億円2.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01酒類小売・卸売主力

当社グループの中核事業で、「やまや」ブランドの店舗および通信販売で酒類・食料品を一般消費者に販売するほか、グループ外への卸売も行う。製造子会社である大和蔵酒造で酒類を製造し、グループ内の商流会社を通じて供給する垂直統合型のビジネスモデルを構築している。

主な製品・サービス3
酒類及び食料品の小売
「やまや」店舗および通信販売で、ビール、日本酒、ワイン、焼酎などの酒類と、つまみ類・食品を中心に取り扱う。
酒類及び食料品の卸売
やまや商流が製造業者や卸売業者から仕入れ、グループ各社および外部へ卸売。グループ外への販路も持つ。
酒類・食料品の製造
大和蔵酒造が酒類(日本酒など)および食料品を製造し、グループ内の商流会社に供給する。

02外食準主力

チムニー株式会社および株式会社つぼ八が、居酒屋を中心とした飲食店を展開する。「紅フーズコーポレーション」「めっちゃ魚が好き」などの子会社を通じて、多様な業態で顧客に飲食サービスを提供している。

主な製品・サービス1
居酒屋チェーン
チムニーやつぼ八が運営する居酒屋。魚介類を得意とする業態や、さまざまなコンセプトの店舗を展開する。

製品と技術

酒類専門店「やまや」:国内外の銘酒をそろえる小売フォーマット

「やまや」は、酒類と食料品を扱うチェーン型専門店である。店舗では国産ビール、日本酒、ワイン、ウイスキーなど多彩な酒類を陳列し、特に輸入ワインの品ぞろえに強みを持つ。2020年からは全店で「やまやドライブスルー」サービスを導入し、非対面での受け取りに対応。また、物価高騰対策として政府備蓄米の販売や防災備蓄ギフトの提案も行い、生活密着型の店舗運営を志向する。ダイソーとの併設店舗を増やし、客層拡大を図っている。

居酒屋チェーン「チムニー」と「つぼ八」の多様な業態

外食事業の中核をなすチムニー株式会社は、居酒屋「チムニー」ブランドを全国に展開する。季節フェア(春の鰹まつり、夏の元気祭りなど)や料理家コラボメニューで集客し、ポイント還元キャンペーンやSNS販促にも積極的である。株式会社つぼ八は、北海道発祥の居酒屋チェーンで、焼肉と居酒屋の融合業態「焼肉の達人」や全席個室型店舗など、立地に合わせた店舗展開を行う。両社ともランチ営業やファミリー層向けのサービスを強化している。

ワールドリカーシステム:輸入から店舗までの一貫物流

やまやグループの競争力の源泉は「ワールドリカーシステム」にある。これは酒類の海外調達、通関、保税倉庫での保管、物流センター経由での店舗配送までを自社で一貫管理する仕組みである。宮城県塩釜市の保税倉庫(第一倉庫、第三倉庫など)に加え、東北、関東、広島の3つの物流センターが全国の店舗へ商品を供給する。このシステムにより中間マージンを削減し、低価格での販売を可能にしている。また、自社輸入の規模を生かし、希少な海外ワインの独占販売なども行っている。

子会社による酒類製造と卸売:大和蔵酒造・やまや商流

グループ内では大和蔵酒造株式会社が清酒などの製造を手掛け、やまや商流株式会社が卸売機能を担う。大和蔵酒造は1993年に花心酒造として設立され、1996年に現社名に変更。合資会社大勘酒造店と合併し、酒類製造の基盤を固めた。やまや商流は元々武田酒販として買収され、1999年にやまやの輸入酒類卸売部門を譲り受けて以降、グループ内外への卸売を拡大。2010年には物流子会社を吸収合併し、商流と物流の一体化を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小売業で売上高横ばい

同社は小売業に属し、売上高は2024/3期の1603億円から2026/3期には1591億円と微減。営業利益率も2025/3期の3.37%から2026/3期には2.26%へと低下している。同業の光フードサービスやまんだらけなどと比較して、規模は大きいが、成長が停滞している。

強み

  • 売上高1600億円と小売業で大きい規模を持つ。
  • 小売業は生活必需品を扱い、需要が安定している。
  • 2025/3期には3.37%の利益率を確保している。
  • 小売業は幅広い顧客にリーチできる可能性がある。

課題

  • 売上高が横ばいで、成長が見られない。
  • 営業利益率が低下し、収益性悪化の兆しがある。
  • 小売業は競争が激しく、差別化が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がやまや

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13178チムニー236億円46.7倍
27475アルビス231億円15.8倍
39850グルメ杵屋227億円100.7倍
49990サックスバー ホールディングス226億円11.5倍
59994やまや222億円10.7倍
69979大庄222億円26.5倍
77119ハルメクホールディングス204億円19.7倍
83558ジェイドグループ204億円11.7倍
97643ダイイチ200億円17.8倍
107621うかい195億円66.0倍
11428Aサイプレス・ホールディングス194億円41.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 47件

1970年創業と酒類専門店への特化

1970年11月、宮城県塩釜市に資本金50万円で株式会社やまやが設立された。当初は酒類小売と卸売の両方を手掛けていたが、1982年7月に酒類販売に専門特化する方針を打ち出し、同時に掛売・配達業務を廃止して店頭現金販売中心の大量販売方式へ転換した。これにより低価格帯の酒類を大量に扱うビジネスモデルの基礎が固められた。1986年にはFC1号店(仙台)を開設し、フランチャイズ展開を開始した。

自社輸入と通信販売の開始(1986〜1991年)

1986年10月、やまやは通信販売の全国展開を開始し、店舗販売と並ぶ販路を獲得した。1988年8月には自社での輸入通関業務を始め、塩釜市の倉庫に保税免許を取得。1991年には本社社屋と自動ラックシステムを備えた倉庫を新築し、保税倉庫としての機能を拡充した。この時期から「輸入→物流→販売」を一貫する体制の構築が進み、後の「ワールドリカーシステム」の原型が形づくられた。

上場とイオンとの提携(1994〜1995年)

1994年9月、やまやは日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場から資金調達の道を開いた。同年11月にはジャスコ株式会社(現イオン)と業務・資本提携の覚書を交わし、翌1995年2月には共同出資で株式会社やまやジャスコを設立。この提携によりイオングループの販路を活用した酒類販売の拡大が期待されたが、同社は2002年に清算結了している。この時期、やまやは外部資本との連携を模索し始めた。

東証二部上場と子会社統合(2002〜2003年)

2002年3月、やまやは東京証券取引所市場第二部に上場。同時に子会社のやまやジャスコを清算し、ワイジェーを合併した。同年5月には株式会社名柄本店を追加取得して子会社化し、北陸地域の酒類販売網を取り込んだ。2002年10月には関東物流センターを稼働させ、物流インフラを強化。2003年には名柄本店と北陸やまやを吸収合併し、グループ再編を進めた。これらの施策により、全国展開の基盤が整った。

外食事業への本格参入:チムニーとつぼ八の子会社化

2013年12月、やまやはチムニー株式会社の株式を公開買付で取得し連結子会社化。チムニーは東証一部上場の居酒屋チェーンで、これにより外食事業がグループの第二の柱となる。2018年11月には株式会社つぼ八の株式も取得し、外食領域をさらに拡大。2020年には創業50周年を迎えたが、新型コロナウイルス感染症の影響で外食事業は2021年3月期に連結純損失80億円を計上するなど大きな打撃を受けた。

スタンダード市場移行と直近の店舗動向(2022〜2026年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、やまやは市場第一部からスタンダード市場へ移行した。2026年3月期の連結業績は、酒販事業で356店(前期比3店増)、外食事業で598店(同24店減)となり、グループ全体では954店と縮小傾向にある。酒販では「やまや万博」など周年施策を実施し、外食ではチムニーとつぼ八がコスト高に苦しみながらも新業態への挑戦を続けている。

年表47件を開く

1970年代

  • 1970年11月創業株式会社やまや(宮城県塩釜市新浜町一丁目6番7号)設立(資本金500千円)。

1980年代

  • 1981年7月酒類販売業免許の卸売の条件解除により、小売販売に卸売を加え、全酒類の販売を開始。
  • 1982年7月酒類販売に専門特化、同時に酒類の掛売・配達業務を廃止し、店頭現金販売中心の大量販売方式を開始。
  • 1986年4月宮城県仙台市若林にFC仙台店(丸山孝酒店)を開店。
  • 1986年10月通信販売の全国展開を開始。
  • 1988年4月宮城県塩釜市新浜町一丁目5番5号に塩釜店を新築移転。
  • 1988年8月自社輸入通関業務を開始すると同時に、宮城県塩釜市新浜町一丁目6番2号の倉庫(現第三倉庫)に保税免許を取得。

1990年代

  • 1991年7月宮城県塩釜市新浜町一丁目11番19号に本社社屋及び自動ラックシステム本社倉庫(現第一倉庫)を新築移転。
  • 1991年10月本社倉庫に保税免許を取得。
  • 1992年1月M&A武田酒販株式会社(現社名やまや商流株式会社)を買収、子会社化。
  • 1993年4月子会社花心酒造株式会社(現社名大和蔵酒造株式会社)を設立。
  • 1993年10月宮城県塩釜市の新浜倉庫、杉の入倉庫に保税倉庫免許を取得。
  • 1994年9月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1994年11月ジャスコ株式会社(現社名イオン株式会社)との業務及び資本提携に関する覚書に調印。
  • 1995年2月創業ジャスコ株式会社との共同出資により株式会社やまやジャスコを設立。
  • 1996年1月商号変更子会社花心酒造株式会社は、大和蔵酒造株式会社に社名変更。
  • 1996年6月チェーンオペレーションと一貫流通の本格化を図り、新物流センター(宮城県黒川郡大和町)(現名称東北物流センター)を稼動。
  • 1996年7月M&A子会社大和蔵酒造株式会社と合資会社大勘酒造店が合併。(存続会社は大和蔵酒造株式会社)
  • 1997年5月横浜税関より通関業許可証を取得。
  • 1997年7月商号変更子会社武田酒販株式会社は、タイワ株式会社(現社名やまや商流株式会社)に社名変更。
  • 1999年12月株式会社やまやの輸入酒類卸売部門を子会社タイワ株式会社に営業譲渡。

2000年代

  • 2002年3月上場株式会社東京証券取引所市場第二部に上場。子会社株式会社やまやジャスコを清算結了。子会社株式会社ワイジェーを合併。
  • 2002年5月M&A株式会社名柄本店の株式を追加取得し55.3%となり子会社化。
  • 2002年9月商号変更子会社タイワ株式会社は、やまや商流株式会社に社名変更。
  • 2002年10月茨城県猿島郡五霞町に関東物流センターを稼動。
  • 2003年4月広島県東広島市西条町に広島物流センターを稼動。
  • 2003年8月M&A子会社株式会社名柄本店、北陸やまや株式会社を当社に合併。
  • 2004年3月上場株式会社東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2005年7月本社機能の一部を宮城県仙台市に移転。
  • 2006年6月執行役員制度の導入。
  • 2006年7月創業イオン株式会社との共同出資により関連会社コルドンヴェール株式会社を設立。
  • 2006年11月子会社やまやロジスティクス株式会社を設立。
  • 2008年2月東北物流センター(宮城県黒川郡大和町)に大型設備投資を行い、仕分け出荷能力増強と小ロット出荷機能を追加。
  • 2008年7月子会社楽市株式会社を設立。
  • 2008年10月株式会社前田より楽市株式会社に49店舗の酒類・食品小売事業を吸収分割により承継。
  • 2008年11月子会社スピード株式会社を設立。
  • 2009年5月株式会社スピードよりスピード株式会社に21店舗の酒類・食品・雑貨小売事業を吸収分割により承継。

2010年代

  • 2010年1月M&A楽市株式会社がスピード株式会社を吸収合併し、やまや関西株式会社に商号変更。
  • 2010年4月M&Aやまや商流株式会社がやまやロジスティクス株式会社を吸収合併。
  • 2012年8月子会社やまや北陸株式会社(現社名、やまや東日本株式会社)を設立。
  • 2012年10月大仁酒造株式会社よりやまや北陸株式会社に3店舗の酒類・食品小売事業を吸収分割により承継。
  • 2013年12月上場チムニー株式会社の株式を公開買付により取得し連結子会社化。チムニー株式会社が株式会社東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2018年11月M&A株式会社つぼ八の株式を取得し連結子会社化

2020年代

  • 2020年11月株式会社やまや、50周年を迎える。
  • 2020年12月やまや全店舗で「やまやドライブスルー」サービス開始。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。
  • 2026年3月(酒販事業) 2025年4月から2026年3月まで6店舗開店、3店舗閉店した結果、期末356店舗となる。(外食事業) 2025年4月から2026年3月まで21店舗開店、45店舗閉店した結果、期末598店舗となる。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率5%
  • 酒販事業と外食事業の売上高合計2,000億円
  • 店舗数合計1,400店

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    酒類専門店の全国チェーン化

    ワールドリカーシステムを活用し、調達・輸入から供給・販売まで一貫した仕組みで物流・商流の効率化を図り、酒類を中心とした嗜好品専門店の全国チェーンを構築します。

  2. 02

    外食事業の新業態開発

    既存の居酒屋事業に加え、新たな業態を積極的に開発し、「食を中心とした総合サービス産業」を目指して連結グループの利益最大化を図ります。

  3. 03

    既存店の活性化と地域密着

    新規出店と既存店の改装、地域密着型の品揃え強化、防災備蓄ギフトの提案などにより店舗競争力を高め、お客様の生活支援に努めます。

  4. 04

    デジタル活用による利便性向上

    やまやアプリやドライブスルーを進化させ、お客様が便利かつスピーディーに買い物できる環境を整備します。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,807人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は551万円で、9期前と比べて+27.1%平均年齢は35.2歳、平均勤続年数は12.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,276
2018年3月2,217
2019年3月43433.69.02,343
2020年3月40835.711.02,349
2021年3月40633.610.01,934
2022年3月38433.910.01,896
2023年3月39935.912.01,807
2024年3月42837.013.01,765
2025年3月60734.811.01,792301
2026年3月55135.212.01,807199

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.2%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)47.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 12 / 海外 0、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
塩釜店 他278店舗5,234百万円
酒販事業
東陽町店他431店舗2,005百万円
外食事業
本社 — 宮城県塩釜市、仙台市宮城野区1,050百万円
酒販事業
関東物流センター — 茨城県猿島郡五霞町1,037百万円
酒販事業
東北物流センター — 宮城県黒川郡大和町890百万円
酒販事業
箕面船場阪大前店他72店舗687百万円
酒販事業
東北物流 センター他527百万円
酒販事業
浅草駅ビル店 他121店舗343百万円
外食事業
大久保店 他1店舗294百万円
酒販事業
清酒工場他 — 宮城県黒川郡大和町46百万円
酒販事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    やまや東日本㈱(注)1、3
    宮城県 仙台市 宮城野区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    やまや関西㈱(注)2、3
    宮城県 仙台市 宮城野区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    やまや商流㈱(注)3
    宮城県 仙台市 宮城野区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和蔵酒造㈱
    宮城県 黒川郡 大和町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    チムニー㈱(注)5、6
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権50.8%
  • 国内
    ㈱紅フーズコーポレーション(注)4
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    めっちゃ魚が好き㈱(注)4
    兵庫県 尼崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大田市場チムニー㈱(注)4
    東京都 大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱つぼ八(注)4
    北海道 札幌市 南区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    つぼ八酒類販売㈱(注)4
    北海道 札幌市 南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コルドンヴェール㈱
    東京都 千代田区 · 持分法適用会社
    議決権49.0%
  • 国内
    イオン㈱(注)5
    千葉県 千葉市 美浜区 · 持分法適用会社
    議決権0.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,591億円営業利益36億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.7%、利益が-33.3%。

売上高
-0.7%
1,591億円
営業利益
-33.3%
36億円
純利益
-41.7%
21億円
営業利益率
2.3%
前期比 -1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,610億円1,591億円
営業利益38億円36億円
純利益21億円21億円
1株あたり配当¥72¥72

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は391億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.5%、営業利益は−61.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q3551
2024年1Q389133.38
2024年2Q412133.27
2024年3Q437265.915
2024年4Q3656
2025年2Q796243.015
2025年4Q806303.721
2026年2Q783131.77
2026年4Q808232.814
2027年1Q39151.34

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,199億円から1,591億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は2.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
チムニー株式会社の株式を公開買付により取得し連結子会社化。チムニー株式会社が株式会社東京証券取引所市場第一部に上場。
2013年3月1,1993822
2014年3月1,3574323
2015年3月1,6325516
2016年3月1,6946624
2017年3月1,6735218
株式会社つぼ八の株式を取得し連結子会社化
2018年3月1,6907534
2019年3月1,6786932
2020年3月1,682422
2021年3月1,50014−80
2022年3月1,4348844
2023年3月1,5283019
2024年3月1,6036436
2025年3月1,60254563.436
2026年3月1,59136372.321

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,591億円のうち、営業利益として残るのは36億円2.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.2%1,132億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.6%423億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.3%36億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.4pt
2.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
1.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.9pt
5.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが43億円、投資CFが−24億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は125億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月22−211134
2014年3月17−97129−8083
2015年3月56−13−444382
2016年3月64−27−433776
2017年3月57−24−373371
2018年3月113−27−5786100
2019年3月41−20−252196
2020年3月7−8−38−157
2021年3月−5−1044−1587
2022年3月44−51239138
2023年3月31−11−4020117
2024年3月54−9−2745135
2025年3月28−18−2010126
2026年3月43−24−2119125

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は650億円。このうち返さなくてよい自己資本が396億円で、自己資本比率は57.1%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月35720315456.8
2014年3月71924247731.1
2015年3月69626443233.8
2016年3月69828841036.1
2017年3月67931336639.3
2018年3月70735135641.9
2019年3月71538433145.2
2020年3月63336726650.4
2021年3月57624433241.2
2022年3月61029131945.0
2023年3月59329629748.7
2024年3月62433528951.6
2025年3月66937329652.7
2026年3月65039625457.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
125億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
271億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
201億円
在庫として抱えている分
負債合計
254億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中47位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中259位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.7%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,049で、1年前と比べて-11.6%過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。

¥2,049-0.7%1ヶ月-0.9%1年-11.6%時価総額222億円
過去52週の値幅
安値¥2,001高値¥2,468

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.7倍
PER (会社予想)10.6倍
PBR0.60倍
配当利回り3.51%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2070円で、直近1か月で0.7%上昇、1年では17.3%下落。25日線(2067.24円)をわずかに上回るが、75日線(2119.17円)と200日線(2192.58円)を下回る。52週高値2687円からは23%低く、安値2001円からは3.4%高い。出来高は7月26日に1.43万株と増加したが、その後は低調。RSIは45.2で弱含み。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER10.76倍は業界平均41.75倍を大きく下回り、PBR0.60倍と割安。配当利回り3.62%は業界平均13.66%を大きく下回るが、ROE5.74%と低い。売上高はほぼ横ばい、2026/3期には営業利益・純利益が減少見込みで、成長性に欠ける。配当性向85%と高いが、収益性が低いため割安感はあるが、業績悪化リスクも。総合的に割安だが、成長期待は低い。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.7倍39.6倍
PER (予想)10.6倍
PBR0.60倍2.44倍
ROE5.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

酒類市場の縮小と競争激化の中で、いかに収益性を維持するかが焦点。強気派は地域密着と独自品揃えにより、売上高は横ばいでも利益を確保。PBR0.60倍と低リスク。一方、弱気派は2026年3月期の売上減・営業利益率低下、純利益の大幅減少予想を重視。出店効果の剥落や、人口減少で市場縮小が続くとの見方を示す。地盤は安定か、それとも衰退局面かが論点。

プラスに働く材料7
  • 低PBRで割安

    0.60倍と解散価値を下回る水準

  • 地盤顧客の存在

    東北の地元顧客の支持は根強い

  • 配当利回り

    3.62%の利回りは株主に魅力的

  • 配当利回り3.62%で下支え継続影響

    時価総額225億円、配当総額約8.1億円(利回り3.62%)

  • PBR0.60倍で純資産に対し割安継続影響

    時価総額225億円、PBR0.60倍から純資産は約372億円と算出

  • PER10.76倍と割安感継続影響

    株価2,070円、EPS192円でPER10.76倍

  • 株価は1年で17.28%下落し押し目継続影響

    前年比-17.28%の下落で、過度な弱気は後退し押し目買いの材料

マイナスに働く材料7
  • 減収の局面

    2025年3月期から1602→1591億円に減少

  • 利益率の急低下

    営業利益3.37%→2.26%と低下、純利益も減少

  • 市場縮小

    人口減少と酒類需要減は構造的逆風

  • 2026年3月期は純利益21億円へ42%減益通年影響

    純利益は36億円から21億円へ減少、営業利益も54億円から36億円へ

  • 営業利益率2.26%と急低下通年影響

    営業利益36億円、売上高1,591億円で利益率2.26%は前期3.37%から悪化

  • 売上高が1,591億円へ減収通年影響

    売上高は1,602億円から1,591億円と減少、減収トレンドが続く

  • ROE5.74%と資本効率が低位継続影響

    自己資本利益率5.74%はPBR0.60倍の水準を正当化できない

次の決算で確かめる点
既存店売上高
店舗の顧客吸引力と市場シェアを測る。
営業利益率
収益性低下の圧力を確認。
店舗数
ドミナント戦略の進捗を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり72で、前期から+38.9%いまの株価に対する利回りは3.51%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥72
1株あたり
配当利回り
3.51%
いまの株価に対して
配当性向
85.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3632.0
2018年3月4216.719.2
2019年3月444.819.4
2020年3月464.527.3
2021年3月508.723.0
2022年3月500.020.3
2023年3月524.052.9
2024年3月543.848.5
2025年3月540.050.4
2026年3月7538.985.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥72

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ14,071人。区分でいちばん多いのは事業法人63.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が66.7%を占め、残る33.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.742.742.842.862.863.3
個人・その他45.947.747.147.731.025.9
外国法人3.20.51.02.32.64.7
金融機関7.37.47.05.43.33.5
証券会社0.81.72.11.70.22.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.1
自己株式0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山内コンサルタント株式会社22.83
02山内エンタープライズ株式会社20.00
03イオン株式会社19.10
04山内浩晶3.00
05株式会社七十七銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.03
06山内英房1.82
07山内一枝0.78
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510660(常任代理人株式会社みずほ銀行)0.71
09株式会社三井住友銀行0.65
10モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.58

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−6%、1株純資産は14期で+83%。直近期のROEは5.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2051,87311.57.216.5
2014年3月2142,05810.99.512.3
2015年3月1492,1697.011.331.7
2016年3月2182,3249.79.118.3
2017年3月1622,4566.810.332.0
2018年3月3132,73612.110.219.2
2019年3月2972,98110.47.519.4
2020年3月192,9450.6106.027.3
2021年3月−7362,188−28.723.0
2022年3月4062,53317.26.120.3
2023年3月1782,6616.914.652.9
2024年3月3342,97111.89.748.5
2025年3月3363,25210.88.550.4
2026年3月1923,4235.711.585.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額180百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山内英靖代表取締役 会長63
佐藤浩也代表取締役 社長601,000
山内一枝取締役 副会長8885,000
山内英房取締役 ファウンダー91197,000
糠塚紀久夫取締役58
土谷美津子取締役62
山岸洋取締役67
早坂克昭常勤監査役671,000
鈴木一樹監査役56
黒澤徳治監査役66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51302715731
社外取締役412123
監査役11001111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容614字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)は、当社と連結子会社10社及び持分法適用関連会社1社で構成されております。 当社、連結子会社及び持分法適用会社の、当社グループの事業における位置づけ及びセグメントの関連は、次のとおりであります。 (酒販事業) 株式会社やまや(以下、「当社」という。)、やまや関西株式会社及びやまや東日本株式会社の店舗部門・通信販売において酒類及び食料品等の小売を行っております。 やまや商流株式会社は、製造業者及び卸売業者より酒類及び食料品等を仕入し、当社、チムニー株式会社及び株式会社つぼ八への卸売を行うとともに、当社グループ外への卸売及び小売を行っております。 大和蔵酒造株式会社は、酒類及び食料品の製造及び卸売をしており、連結子会社のやまや商流株式会社は、同社より酒類及び食料品を仕入しております。 (外食事業) チムニー株式会社は、株式会社紅フーズコーポレーション、めっちゃ魚が好き株式会社、 大田市場チムニー株式会社を連結子会社とし、居酒屋を中心とした飲食業を営んでおり、商品・サービスの提供を行っております。 株式会社つぼ八は、つぼ八酒類販売株式会社を連結子会社とし、居酒屋を中心とした飲食業を営んでおり、 商品・サービスの提供を行っております。 事業系統図(2026年3月31日) 当社及び連結子会社について、事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,748字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、酒販事業の「流通、販売の合理化を実践し、消費生活を豊かにすることで社会に貢献すること」、外食事業の「地域社会そして世界の人々の健康で豊かな社会の実現に貢献すること」という企業理念を共有し、この基本理念に基づいて、企業価値を高めることで、株主の皆様やお客様のご期待にお応えします。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、「持続的な成長」を目指すことを経営の目標と考えており、成長指標として「売上高成長率」、「売上高営業利益率」を重視しており、売上高営業利益率5%を当面の目標としています。 酒販事業の売上高、外食事業の直営店舗・フランチャイズ店舗の売上高合計を2,000億円規模、店舗数合計1,400店を中長期の目標としています。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、企業価値の最大化を重点方針に掲げ、酒類関連市場においてシェア拡大を図るべくグループ経営を推し進めております。「酒販事業」、「外食事業」において、経営資源の最適な組み合わせ、全ての段階で合理化を図り、互いに酒類関連業界における競争力・影響力を最大限に引き出し、業績向上に取り組んでまいります。 「酒販事業」セグメントである当社グループの「ワールドリカーシステム」は、国内外の銘醸酒、優良な食料品等を調達・輸入から、店舗への供給・販売までを一貫して行う仕組みを称しており、物流、商流の効率化を図ることで、お客様に貢献することを目的としています。このシステムを活用して、酒類を中心とした嗜好品専門店の全国チェーンを作ってまいります。 「外食事業」セグメントは、既存の居酒屋事業に止まらず、新規業態開発にも積極的に取組み、「食を中心とした総合サービス産業」を目指し、企業価値の最大化を図るとともに、連結グループの利益の最大化を図ってまいります。 (4)経営環境 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善等により、緩やかな回復基調が続いているものの、継続する物価上昇による個人消費への影響や、不安定な国際情勢等の影響により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 (酒販事業) 会社設立55周年を記念して、全国の逸品を集めて「やまや万博」を開催し、東欧ワインをはじめとする世界各国の多様なお酒と食を組み合わせて「選ぶ愉しさ」を演出しました。また、イタリアミラノ・コルティナオリンピックやWBC(ワールドベースボールクラシック)の開催に合わせて、自宅でのスポーツ観戦を盛り上げる売場展開を強化し、観戦需要の喚起に努めました。米不足への対応として、政府備蓄米の販売や乾麺等の代替商品を充実させ、さらには「防災備蓄ギフト」の提案など、生活に密着した品揃えを強化し、お客様からご支持をいただきました。また、政府の物価高騰対策に基づき、各自治体で実施された「お米券」や「プレミアム付商品券」の配布に対し、当店でもこれらをご利用いただけるよう体制を整え、地域のお客様の生活支援に努めました。やまや創業店の「塩釜店(宮城県)」のリニューアルをはじめ、既存店の改装を進め、ダイソー併設店舗を増やして利便性の向上と新たな客層の獲得に注力したほか、インバウンド需要の獲得拡大にも努めました。 (外食事業) 回復基調が続いていますが、継続的な物価上昇による消費者の節約志向・選別志向は根強く、採算面では原材料費、光熱費、人件費、建築費の上昇もあり、事業を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。 このような状況の中、チムニー株式会社では、季節感を重視した「春の鰹まつり」や「夏の元気祭り」、冬の「あったか旨鍋」などのフェアに加え、料理家コラボメニューを展開し、ご好評をいただきました。集客面ではポイント還元祭やSNSキャンペーンなどWEB販促を強化し、忘年会等の宴会予約も順調に推移しました。また、節約志向に応えた「手羽先1本77円フェア」や42周年大創業祭での特別価格メニューの提供、アニメコラボ施策も実施し、幅広い客層への認知拡大と満足度向上に努めました。 株式会社つぼ八では、直営6店舗を新規開店し、立地に合わせた戦略的な店舗展開を行いました。「仙台トラストシティ店(宮城県)」ではオフィス街の需要に応じたランチ営業に特化し、「伏古店(北海道札幌市)」でも昼営業により新たな客層を獲得しました。一方、「北野通り店(北海道札幌市)」や「焼肉の達人サーモンパーク店(北海道千歳市)」では、居酒屋と焼肉を同時に楽しめる新スタイルを確立し、全席個室空間の提供でファミリー層の支持を広げました。 (5)会社の対処すべき課題 ロシア・ウクライナ情勢の長期化に加え、緊迫する中東情勢を受けた原油価格の高騰が、原材料や物流費、エネルギー価格をさらに押し上げることが懸念されます。また、物価上昇が続く中での個人消費への影響等も注視が必要であり、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想しております。こうした環境変化に迅速に対応するため、お客様のライフスタイルや価値観の変化を捉えた店づくりを強化してまいります。酒販事業及び外食事業は、人的投資や、積極的な店舗の改装・修繕等を行うことにより、エコロジーとエコノミーを両立する省エネルギー化を進めることで、競争力を強化し、お客様満足度を高めてまいります。 (酒販事業) 2026年10月の酒税改正において、ビール類の税率が統一されます。増税、減税それぞれのカテゴリーにおいて、お客様のニーズに合わせた最適な品揃えとサービスを拡充し、市場の変化に対応してまいります。ご来店がお得で、楽しい店舗をつくることで、幅広いお客様に、世界の、地域の美味しいお酒、食品の品揃えを直接お見せし、ご提供できるお店、お客様にとって楽しい専門店として深化させてまいります。具体的に対処すべき課題とその取り組みは以下のとおりです。 ①お客様、従業員、取引先、株主などのステークホルダーの安全、安心を優先した店舗運営に努めます。 ②新規出店及び既存店の活性化により店舗競争力を強化してまいります。 ③地域密着を進め、地域のお役に立てる酒販店を目指します。また、地域商品の現地調達拠点を増やし、あわせて物流のネットワーク化を図り、全般的な運搬距離を削減し、災害時のリスク分散、複線化を進めます。 ④お客様のニーズやライフスタイルの変化に応じた商品の展開と新しい提案を積極的に配信していきます。 ⑤「やまやアプリ」、「やまやドライブスルー」を進化させ、お客様がより便利に、スピーディーなお買い物ができるように努めてまいります。 ⑥大規模災害への対応を図ります。店舗での防災、減災、緊急対処の方法の改善、定期点検、訓練を進め、また、緊急時における、水・食料品の供給など地域で役立つことに努めます。 ⑦エネルギーコストの上昇に伴い、エコノミーとエコロジーを両立する省エネルギーを進めます。 ⑧社会とともに存続し発展する企業として構造改革を推進し、適正・適法な業務運営を実施するための内部統制を強化し、株主、お客様から高い信頼を得られるように取組みます。 ⑨消費者意識の変化に伴い、人権問題や社会・地球環境に配慮した商品を意識した「エシカル(倫理的)消費」に対応してまいります。 (外食事業) 外食事業においては、お客様のニーズを的確に捉え、価値あるものをお客様に提供し、サービスのレベルアップと従業員満足度/エンゲージメント向上への取組みを絶え間なく続けていくことが重要と考えております。具体的に対処すべき課題とその取組みは以下のとおりです。 ①お客様に安心してより楽しいひと時を過ごしていただけるよう、仕入れから提供までの品質・衛生管理の徹底・維持に努めるとともに、設備造作の改修・修繕・メンテナンスに取り組んでまいります。 ②従業員の教育・評価制度の更なる強化及び、調査の頻度を増やして課題の抽出と解決の迅速化を進めることで、従業員のエンゲージメント向上に取り組んでまいります。 ③既存店のブラッシュアップ、新業態開発を継続するとともにコーポレートサイト等ホームページ、各種SNS、動画サイト、TV・雑誌等のメディアを適切に選択・ミックスしてインバウンドを含めたお客様に確実に認知いただけるよう、取り組んでまいります。 ④持続可能な社会を支える一員として、全てのステークホルダーに多面的な貢献ができるよう、サステナビリティ活動を推進しております。 ⑤企業価値の向上のため、売上及び利益の拡大に寄与し、新規事業や店舗網の拡大が見込める可能性があると判断された事業譲渡や企業買収案件についてアライアンスを含めた検討を進め、協働領域、競合領域を意識した事業展開を推進してまいります。
事業等のリスク3,431字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 「事業等のリスク」における以下の記述は、「酒販事業」「外食事業」の両セグメントに係るリスクを当社グループのリスクとして記載しています。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)お客様対応などに関するリスク 当社グループでは、「お客様、お取引先、我々の主体性の三方を衡平に考え、経営理念実現のため、日々、この三方善の信条を以て考動する。」を行動規範としており、周知徹底を図っております。しかし、お客様をはじめとするステークホルダーの満足や信頼を損ない得る不測の事態が生じた場合、当社グループのブランド価値が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)戦略的投資活動に関するリスク 当社グループは、新地域、既存地域への出店やM&Aへの投資等の戦略的投資活動の推進に際して、意思決定のために必要かつ十分な情報収集と検討を実施し、合理的意思決定を行っております。しかし予期し得ない種々の環境変化等により、当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)経済状況、競争、天候等による影響 当社グループの事業は、経済状況や競合他社の活動状況、顧客嗜好の変化、天候要因等の影響を受けております。従って、今後の事業活動において、予期し得ない景気変動や競合他社の活動、顧客嗜好の変化の発生、天候不順等が、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)法規制等に係るもの 酒販事業セグメントでは、酒税法等、外食事業セグメントでは、食品衛生法、いわゆる風営法、出入国管理及び難民認定法等の規制等をはじめとする法規制や、品質に関する基準、環境に関する基準等、様々な法規制等の適用を受けております。今後、これらの法規制等の新設・改正にあたり、事業への直接的な影響が生じる場合、或いは、対応コストが生じる場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (5)地震、台風、津波、豪雨、豪雪等の自然災害に関するリスク 店舗・物流を含む事業拠点の主要施設には防火、耐震対策などを実施しており、災害などによって事業活動の停止或いは商品供給に混乱をきたすことのないよう努めております。 当社グループの店舗・施設の周辺地域において予想を超える大地震、津波、風水雪害等の自然災害、火災等が発生し、商品及び店舗、物流等の施設、情報システム及びネットワークに物理的な損害が発生し、当社グループの販売活動や物流・調達活動が阻害された場合、また人的被害が発生した場合、或いは、周辺のお客様自体が来店できないような場合は、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)為替変動による影響 当社グループは、酒類を中心とした海外の嗜好品の逸品・銘品・美味品を自社或いは関連会社が輸入し直販しておりますが、中長期の不測の為替変動が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)資金調達及びコストに関するリスク 当社グループでは、資金調達リスクの最小化を企図し、各部署からの報告に基づき経理部が適時に資金計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。 資金調達については国内市場での社債の発行等を含め、直接・間接調達市場における資金調達手法の多様化を考えております。 しかしながら、金融市場の混乱等によって金融機関が貸出方針を変更した場合や、市場心理が後退した場合、及び市中金利の上昇等、調達環境が著しく悪化する場合は、機動的な調達が困難になるほか、調達コストが増加する可能性があり当社グループの事業、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8)労働環境の変化、人財の確保、育成に伴うリスク 当社グループが、今後更なる業容拡大を図るためには、パート・アルバイト労働者、外国人労働者の活用を図りつつ、優秀な人財の確保及び社内人財の育成に加え、人財の外部流出を防止することが重要な課題と考えております。 今後、労働力の減少による人財確保競争の激化、景気回復、雇用環境の変化に伴う賃上げ圧力の増大、処遇格差の縮小を目的とする各種労働関連法、出入国管理及び難民認定法の改正等に起因して労働コストが大幅に増加、若しくは、社内人財の育成が進まない場合、人財が外部に流出した場合、採用自体が困難になった場合は、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)情報セキュリティに関するリスク コンピュータネットワークや情報システムの果たす役割が高まり、情報セキュリティ及び個人情報保護に関する対応は、事業活動を継続する上で不可欠となってきております。これに対して、近年ソフト・ハードの不具合やコンピュータウイルスなどによる情報システムの障害、個人情報の漏えいなど、様々なリスクが発生する可能性が高まってきております。 当社グループは、情報セキュリティ及び個人情報保護を経営の重要課題の一つとして捉え、体制の強化や社員教育などを通じてシステムとデータの保守・管理に万全を尽くしておりますが、万一これらの事故が発生した場合には、信用失墜による収益の減少、損害賠償等による予期せぬ費用が発生し、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 (10)商品の安全性及び表示 当社グループは、関係法令の規制に基づき、食品衛生に関わる設備の充実、取引先を含めた一貫した商品管理の徹底、チェック体制の確立など、お客様に安全な商品と正確な情報を伝えるよう努めていますが、当社グループの取組みを超えた問題が発生した場合、食中毒等の事故が発生した場合、それによる当社グループのブランド、商品に対する信頼の低下、対応コストの発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの取扱商品について重大な事故等が発生した場合、商品回収や製造物賠償責任が生じることもあり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (11)フランチャイズ債権等 当社グループの居酒屋を中心とした外食事業セグメントでは居酒屋チェーンのフランチャイザーとしての機能を有しており、FC加盟者に対し商品供給による売上、居酒屋経営等に関する指導等のロイヤリティ等を得ております。フランチャイズ契約の継続が何らかの要因により困難となった場合、FC加盟者の金銭上の債務不履行等により発生した債権が回収できなくなる場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12)敷金・保証金の回収について 当社グループは、店舗の出店において、多くの場合、土地・建物を賃借しており、店舗用物件の契約時に賃貸人に対し敷金及び保証金を差し入れております。当該保証金は、賃借料との相殺による分割返還、又は期間満了時等による契約解消時に返還されることになっておりますが、賃貸人の経済的破綻等によりその一部又は全額が回収できなくなる可能性があります。 また、契約に定められた期間満了日前に中途解約をした場合は、契約内容に従って敷金及び保証金の一部償却、中途解約違約金の支払いが必要となり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)店舗の固定資産及びのれんの減損損失について 当社グループは、直営店舗を中心に内装設備、厨房機器、工具器具備品類を保有しております。店舗における営業活動から生じる損益が著しく低下した場合、減損損失が計上され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、企業買収により、のれんが計上されております。当該のれんにつきまして、評価額が帳簿価額より著しく下落した場合には、減損損失が計上され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,150字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①当期の経営成績 (事業全般の概況) 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善等 により、緩やかな回復基調が続いているものの、継続する物価上昇による個人消費への影響や、不安定な 国際情勢等の影響により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 2025年11月26日に、当社はおかげさまで会社設立55周年を迎えることができました。今後も創業の精神を 忘れることなく、社会に貢献する企業として成長を続けてまいります。 当連結会計年度における当社グループ連結業績は、売上高が1,591億19百万円(前期比0.7%減)、営業利益が 35億72百万円(同34.2%減)、経常利益が36億98百万円(同33.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が 20億77百万円(同43.0%減)となりました。 酒販事業において、昨年3月にメーカー値上げ前の仮需があったこと、大容量ウイスキー値上げ前の まとめ買いの反動、インバウンドの高額洋酒の販売が減少したことも影響して売上高、売上総利益は減少 しました。外食事業において、原材料価格の高騰と人件費など各種経費が増加したことも影響し、営業利益、 経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については減少しました。 当連結会計年度において、酒販事業356店(前期比3店増)、外食事業598店(同24店減)、グループ合計店舗数954店(同21店減)を運営しています。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 (酒販事業) 酒販事業における売上高は1,301億52百万円(前期比0.9%減)、営業利益は27億38百万円(同31.4%減) となりました。 前年度はビール類およびウイスキー等のメーカー値上げに伴う駆け込み需要が業績を大きく押し上げ ましたが、当年度はその反動があり、売上高は前年を下回る厳しい推移となりました。 当連結会計年度におきましては、会社設立55周年を記念して、全国の逸品を集めて「やまや万博」を開催し、 東欧ワインをはじめとする世界各国の多様なお酒と食を組み合わせて「選ぶ愉しさ」を演出しました。 イタリアミラノ・コルティナオリンピックやWBC(ワールドベースボールクラシック)の開催に合わせて、自宅でのスポーツ観戦を盛り上げる売場展開を強化し、観戦需要の喚起に努めました。米不足への対応として、 政府備蓄米の販売や乾麺等の代替商品を充実させ、さらには「防災備蓄ギフト」の提案など、生活に密着した 品揃えを強化し、お客様からご支持をいただきました。また、政府の物価高騰対策に基づき、各自治体で 実施された「お米券」や「プレミアム付商品券」の配布に対し、当店でもこれらをご利用いただけるよう体制を 整え、地域のお客様の生活支援に努めました。やまや創業店の「塩釜店(宮城県)」のリニューアルをはじめ、 既存店の改装を進め、ダイソー併設店舗を増やして利便性の向上と新たな客層の獲得に注力したほか、 インバウンド需要の獲得拡大にも努めました。 新規出店として、南岩国店(山口県)、三条店(新潟県)、魚津店(富山県)、甲斐敷島店(山梨県)、 松阪高町店(三重県)、西宮今津店(兵庫県)を開店し、福津店(福岡県)、梅津店(京都府)、 尾張旭店(愛知県)を閉店しました。これにより、2026年3月末における酒販事業の総店舗数は、356店(前期比3店増)となりました。 (外食事業) 外食事業における売上高は294億0百万円(前期比0.6%増)、営業利益は8億26百万円(同42.0%減) となりました。 外食業界におきましては、回復基調が続いていますが、継続的な物価上昇による消費者の節約志向・選別志向 は根強く、採算面では原材料費、光熱費、人件費、建築費の上昇もあり、事業を取り巻く環境は厳しい状況が 続いております。 このような状況の中、チムニー株式会社では、季節感を重視した「春の鰹まつり」や「夏の元気祭り」、 冬の「あったか旨鍋」などのフェアに加え、料理家コラボメニューを展開し、ご好評をいただきました。集客面 ではポイント還元祭やSNSキャンペーンなどWEB販促を強化し、忘年会等の宴会予約も順調に推移 しました。また、節約志向に応えた「手羽先1本77円フェア」や42周年大創業祭での特別価格メニューの提供、 アニメコラボ施策も実施し、幅広い客層への認知拡大と満足度向上に努めました。 株式会社つぼ八では、直営6店舗を新規開店し、立地に合わせた戦略的な店舗展開を行いました。 「仙台トラストシティ店(宮城県)」ではオフィス街の需要に応じたランチ営業に特化し、 「伏古店(北海道札幌市)」でも昼営業により新たな客層を獲得しました。一方、「北野通り店(北海道札幌市)」や「焼肉の達人サーモンパーク店(北海道千歳市)」では、居酒屋と焼肉を同時に楽しめる新スタイルを確立、全席個室空間の提供でファミリー層の支持を広げました。 店舗開発としましては、建設コスト上昇などの影響で当初計画を下回りましたが、直営店20店 (チムニー14店、つぼ八6店)を新規出店するとともに、店舗のブラッシュアップ(改装、業態転換、修繕等) を進めてまいりました。 2026年3月末の外食事業直営店は、チムニーが320店、つぼ八が10店の計330店(前期比6店減)、外食FC店は、チムニーが140店、つぼ八が128店の計268店(同18店減)となり、外食事業の総店舗数は、598店(同24店減)となりました。 財政状態につきましては、総資産は、前連結会計年度末と比較して19億61百万円(△2.9%)減少し、 649億81百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末と比較して34億51百万円(△7.9%)減少し、403億8百万円となりました。 これは、商品及び製品で24億45百万円減少したことが主な要因です。 固定資産は、前連結会計年度末と比較して14億90百万円(6.4%)増加し、246億72百万円となりました。 これは、投資有価証券が4億71百万円、建物及び構築物(純額)が4億50百万円増加したことが主な要因です。 総負債は、前連結会計年度末と比較して42億4百万円(△14.2%)減少し、254億7百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末と比較して29億62百万円(△13.2%)減少し、195億60百万円となりました。 これは、買掛金が34億21百万円減少したことが主な要因です。 固定負債は、前連結会計年度末と比較して12億42百万円(△17.5%)減少し、58億47百万円となりました。 これは、長期借入金が14億60百万円減少したことが主な要因です。 純資産は、前連結会計年度末と比較して22億43百万円(6.0%)増加し、395億74百万円となりました。 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の52.7%から57.1%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて1億24百万円(△1.0%)減少し、124億63百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動で得られた資金は、前年同期と比べ15億20百万円(54.2%)増加し、43億28百万円となりました。 主な要因は、仕入債務の減少が34億21百万円あったものの、税金等調整前当期純利益が33億42百万円、棚卸資産の減少が24億32百万円あったことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動に使用した資金は、前年同期と比べ6億円(33.7%)増加し、23億81百万円となりました。 主な要因は、有形固定資産の取得による支出が21億59百万円あったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用した資金は、前年同期と比べ94百万円(4.8%)増加し、20億72百万円となりました。 主な要因は短期借入金の返済が7億90百万円、長期借入金の返済が4億67百万円及び配当金の支払額が6億93百万円あったことなどによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 酒販事業(百万円)   101,646   94.5 外食事業(百万円)   9,531   98.7 合計(百万円)   111,177   94.8 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.上記金額には、他勘定振替等は含まれておりません。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 酒販事業(百万円)   129,718   99.1 外食事業(百万円)   29,400   100.6 合計(百万円)   159,119   99.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するに当たりまして、重要となる会計方針については、「第5 経理の状況、1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表、注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。また、重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況、1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表、注記事項 重要な会計上の見積り」に記載されているとおりであります。 当社の経営陣は、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。しかしながら、これらの見積り及び判断は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 ② 経営成績 当連結会計年度の当社グループの経営成績の分析は、「第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 当期の経営成績」に記載のとおりであります。 ③ 財政状態 当連結会計年度の当社グループの財政状態の分析は、「第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 当期の経営成績」に記載のとおりであります。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しにつきましては「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況は、「第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 b.資金需要 当社グループの資金需要のうち主なものは通常の運転資金などであります。 c.財務政策 当社グループは運転資金につきまして、自己資金又は金融機関からの借入にて資金調達をしております。金融機関からの資金調達につきましては、安定的かつ低利を前提としながら、将来の金融情勢の変化等も勘案した調達を実施しております。 ⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況、1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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