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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

ビーロット

B-Lot Company Limited3452 · Standard · 不動産業

事業用不動産の問題を買い取って再生し、富裕層やファンドに売却する「出口まで一気通貫」の不動産専門企業。

概要

ビーロットは、企業・個人が保有する不動産の有効活用をワンストップで提案・実行する独立系不動産会社である。自社で物件を取得しバリューアップを施して売却する「クイックターン」戦略と、賃貸収入を得る保有物件の管理を通じて、安定収益とキャピタルゲインの両立を図る。2008年設立、2014年に東証マザーズ上場後、2018年に東証一部に市場変更。2025年12月期の売上高は378億円、純利益44億円、従業員234名。

三つの事業セグメントが生む相乗効果

当社グループは不動産投資開発事業、不動産コンサルティング事業、不動産マネジメント事業の三つを柱とする。投資開発事業では、収益性や遵法性に問題のある物件を取得し、企画開発力や再生ノウハウで問題を是正、価値向上後にファンドや富裕層へ販売する。コンサルティング事業では、蓄積された情報とネットワークを活かした売買仲介や、事業承継・相続対策等の助言を提供。マネジメント事業では、自社及び顧客所有物件の管理運営と投資顧問を行い、各事業間で物件情報やノウハウを共有する連携体制を構築している。

急成長を遂げた収益の軌跡

2012年12月期の売上高13億円から2025年12月期には378億円へと拡大した。特に不動産投資開発事業が成長を牽引し、直近の同事業売上高は312億円(前年比27.5%増)、セグメント利益65億円(同39.1%増)に達した。一方で、2020年12月期にはコロナ禍の影響で純利益が3億円に減少したが、2021年以降回復し、2025年12月期には純利益44億円、自己資本比率19.7%と財務体質も改善している。営業キャッシュフローは棚卸資産増加により支出超だが、財務活動による調達で補っている。

全国7拠点と海外子会社による地域展開

本社を東京都港区に置き、北海道支社(札幌)、福岡支社、大阪支社、名古屋支社、沖縄サテライトオフィスを設置。現地の情報収集ネットワークを構築し、首都圏顧客に対して地方都市の優良物件を提案可能としている。また、2015年に設立したB-LOT SINGAPORE PTE. LTDを通じて海外投資家による日本不動産投資もサポート。金融機関とのリレーションは80行超に及び、物件取得のための資金調達力を強みとする。

M&Aと子会社で構成するグループ体制

2015年にビーロット・アセットマネジメントを設立し、投資運用業に参入。2016年以降は株式会社ライフステージ、株式会社ヴィエント・クリエーション、株式会社ティアンドケイを子会社化し、事業領域を拡大した。2019年には株式会社横濱聖苑の株式を取得。2025年には株式会社クマシュー工務店を完全子会社化し、建築分野の内製化を進めている。グループ全体で不動産の取得からバリューアップ、販売、管理まで一貫したサービスを提供する。

業界の中での役割は事業用不動産バリューアップ業者。問題不動産を取得・再生し、富裕層・ファンドに販売。コンサルと管理も一体化。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
378億円
営業利益
76億円
営業利益率
20.1%
純利益
44億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
不動産投資開発事業312億円82.5%65億円20.8%
不動産マネジメント事業50億円13.2%25億円50.0%
不動産コンサルティング事業16億円4.2%7億円43.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産投資開発事業主力

収益性や遵法性に問題がある不動産を取得し、再生ノウハウで建物・賃貸運営を改善。資産価値と収益性を高めて、ファンドや富裕層などに販売する。自ら所有せず助言だけを行う場合や、共同投資する場合もある。新築開発も手掛ける。

主要顧客上場企業創業者、地主、外資系金融機関役職員、個人富裕層、資産管理会社

主な製品・サービス1
不動産再生・開発
低稼働・低賃料の収益不動産を取得し、改修・テナント誘致・管理改善等で価値を向上。販売用不動産として売却する。

02不動産コンサルティング事業準主力

不動産情報の収集と評価に強みを持ち、売買仲介を中心にコンサルティング型のサービスを提供。富裕層・法人・ファンド等の売買ニーズに応える。相続・事業承継対策や信託受益権の仲介、海外投資家の日本不動産投資支援も行う。

主要顧客個人富裕層、資産管理会社、一般事業法人、不動産会社、不動産ファンド

主な製品・サービス1
不動産売買仲介
収集した売却不動産情報をもとに、購入希望者への紹介・売買の仲介。数億円以上の首都圏物件が中心。

03不動産マネジメント事業準主力

自社・顧客所有の不動産の管理運営を行い、キャッシュフロー最大化と資産価値向上を支援。プロパティマネジメント業務に加え、ビーロット・アセットマネジメントで投資運用業務も提供する。

主な製品・サービス2
プロパティマネジメント
入居者募集、賃貸借条件交渉、クレーム対応、入金管理、ビルメンテナンス等の管理業務。
アセットマネジメント(投資運用)
投資家の運用ニーズに応じた投資戦略立案、物件選定、運用・売却までの支援。金融商品取引業登録に基づく。

製品と技術

クイックターン戦略による不動産投資開発

不動産投資開発事業の中核は、収益性や遵法性に問題があるなど、本来の価値より過小評価された不動産を自ら取得し、問題点を是正して資産価値を向上させる「クイックターン」戦略である。具体的には、賃料水準の向上やテナント誘致、設備改修、用途変更、大規模リニューアル工事などを実施。所有期間中は賃料収入を得ながら、バリューアップ後にファンドや富裕層へ販売する。2025年12月期には同事業の売上高が312億円を計上し、グループ全体の82.6%を占めた。

富裕層向けコンサルティング型仲介

不動産コンサルティング事業では、個人富裕層や資産管理会社、法人を対象に、コンサルティング型の売買仲介を展開する。取扱物件は主に数億円以上の首都圏の投資用不動産で、相続税対策や事業承継にも対応。また、第二種金融商品取引業の登録を活かした信託受益権の仲介や、海外投資家による日本不動産投資の支援も行う。地方支社のネットワークを駆使し、首都圏と比較して競争の少ないエリアの優良物件も提供する。

物件管理とクラウドファンディング「B-Den」

不動産マネジメント事業では、自社及び顧客所有物件の管理運営を担い、入居者募集やクレーム対応、賃料管理等を実施。ビーロット・アセットマネジメントでは投資家向けの投資運用・助言業務を行う。さらに、不動産特定共同事業法のライセンスを取得し「B-Den(ビデン)」の名称で不動産型クラウドファンディングを運営。個人投資家から出資を募り、物件取得資金の調達手段を多様化している。2025年12月期のマネジメント事業売上高は49億円、セグメント利益24億円を達成した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

成長型不動産投資会社、収益拡大中

ビーロットは不動産業の中でも、主に収益不動産の売買・仲介・開発を行う企業です。近年売上高は235億円(2023年12月期)から378億円(2025年12月期予想)へ急成長しており、営業利益率も20%前後と高水準を維持しています。同業の大東建託が賃貸住宅の建築・管理で大手であるのに対し、ビーロットは投資用物件の流通に特化し、独自のバリューアップ戦略が強みです。一方、タスキホールディングスも同様の事業を展開するため競合関係にあります。内需依存型で海外比率は低く、国内不動産市況の影響を受けやすいです。

強み

  • 営業利益率20%超と業界平均を上回る収益性を維持し、効率的な経営を実現。
  • 売上高が2年で60%増加しており、積極的な投資と事業拡大が進行中。
  • 収益不動産の取得・再生・売却によるバリューアップ戦略で高い付加価値を創出。
  • 投資用不動産に特化し、ニッチ市場で確固たるポジションを築いている。

課題

  • 国内不動産市況や金利動向に業績が大きく左右され、外部環境変化に脆弱。
  • 海外比率が低く、国内市場の縮小リスクに対して十分な分散ができていない。
  • タスキホールディングスなど類似戦略の企業との競合が激しく、差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がビーロット

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12980SREホールディングス386億円20.9倍
23271THEグローバル社359億円12.1倍
38929青山財産ネットワークス346億円12.7倍
48881日神グループホールディングス314億円7.4倍
53486グローバル・リンク・マネジメント309億円8.4倍
63452ビーロット296億円5.9倍
73496アズーム292億円28.2倍
88860フジ住宅279億円5.7倍
96620宮越ホールディングス278億円
105537AlbaLink275億円25.0倍
118928穴吹興産266億円4.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

創業から事業基盤の確立(2008〜2009年)

2008年10月、株式会社ビーロットを東京都港区に設立。同年11月に宅地建物取引業免許(東京都知事免許)を取得し、翌2009年2月には賃貸管理の受託事業を開始、7月には第二種金融商品取引業に登録した。創業から1年足らずで不動産取引と金融の両方のライセンスを揃え、後のワンストップサービスの基礎を築いた。

地方拠点の開設と免許更新(2011〜2013年)

2011年4月に北海道札幌市に北海道支社を開設し、地方展開を開始。同年6月には宅地建物取引業免許を国土交通大臣免許に切り替え、全国規模での事業を可能にした。2012年6月には自社保有物件の管理・運営事業を開始し、保有物件からの賃料収入という新たな収益源を得た。2013年9月には福岡県福岡市に福岡支社を開設し、九州エリアへ進出した。

東証マザーズ上場とアセットマネジメント事業への進出(2014〜2015年)

2014年12月、東京証券取引所マザーズに株式上場を果たした。上場後、2015年2月にビーロット・アセットマネジメント株式会社を設立し、投資運用業及び投資助言・代理業の登録を取得。同年5月にはシンガポールにB-LOT SINGAPORE PTE. LTDを設立し、海外からの日本不動産投資を支援する体制を整えた。

子会社化による事業領域の拡大(2016〜2017年)

2016年4月、株式会社ライフステージを子会社化し、不動産関連サービスの幅を広げた。同年7月には大阪支社を開設し、関西圏でのプレゼンスを強化。2017年1月には株式会社ヴィエント・クリエーションを子会社化し、さらなる事業基盤の拡充を図った。この時期、売上高は2015年12月期の70億円から2017年12月期には131億円へと拡大した。

東証一部昇格と継続的なM&A(2018〜2019年)

2018年2月、東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更し、企業としての信用力を高めた。同年4月には株式会社ティアンドケイを子会社化、5月にはビーロット・キャピタルリンク株式会社を設立。2019年5月には株式会社横濱富士霊廟(現:株式会社横濱聖苑)の株式を取得し、霊廟・墓苑事業にも参入した。これらのM&Aによりグループ売上高は2019年12月期に251億円に達した。

年表18件を開く

2000年代

  • 2008年10月創業株式会社ビーロットを東京都港区に設立
  • 2008年11月宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許)
  • 2009年2月賃貸管理の受託事業開始
  • 2009年7月金融商品取引業登録(第二種金融商品取引業)

2010年代

  • 2011年4月北海道札幌市に北海道支社を開設
  • 2011年6月商号変更宅地建物取引業免許を東京都知事免許から国土交通大臣免許に変更
  • 2012年6月自社保有物件の管理・運営事業を開始
  • 2013年9月福岡県福岡市に福岡支社を開設
  • 2014年12月上場東証マザーズに株式上場
  • 2015年2月創業ビーロット・アセットマネジメント株式会社を設立
  • 2015年5月創業B-LOT SINGAPORE PTE. LTDを設立
  • 2016年4月M&A株式会社ライフステージを子会社化
  • 2016年7月大阪府大阪市に大阪支社を開設
  • 2017年1月M&A株式会社ヴィエント・クリエーションを子会社化
  • 2018年2月上場東京証券取引所市場第一部への上場市場変更
  • 2018年4月M&A株式会社ティアンドケイを子会社化
  • 2018年5月創業ビーロット・キャピタルリンク株式会社を設立
  • 2019年5月M&A株式会社横濱富士霊廟(現:株式会社横濱聖苑)の株式取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    優秀な人材の確保と育成

    経営課題として最重要視。新卒や女性・外国人を含む多様な人材の採用を進め、早期登用と待遇改善によるワークスタイル改革で満足度向上を図る。

  2. 02

    ネットワーク・アライアンスの深耕と拡張

    不動産投資開発事業では厳選した仕入を積極拡大し、販売用不動産残高増加による収益拡大を目指す。コンサルティング事業ではリピーター顧客創出のため、不動産業者や富裕層との関係強化・ネットワーク拡張を行う。

  3. 03

    資金調達手法の多様化

    金融機関借入に加え、不動産特定共同事業法に基づくクラウドファンディング「B-Den」など直接金融手法を研究し、グループ全体の資本効率向上と安定成長を両立する。

  4. 04

    DXの推進と加速

    全社横断でAIリテラシー向上と業務活用を推進。2025年には経営層含む32名がAI研修を受講し、業務プロセス見直しや生産性向上、競争力強化につなげる。

  5. 05

    新たな収益モデルの構築

    パートナーとの共同出資やM&Aを積極実施。投資運用会社のグループ化、新築分譲マンション販売受託の確立、ゴルフ予約システム会社等の子会社化により、事業領域拡大とノウハウ蓄積を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で234人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は762万円で、9期前と比べて+18.6%平均年齢は37.1歳、平均勤続年数は4.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月134
2017年12月149
2018年12月201
2019年12月64333.92.9194
2020年12月67034.63.8176
2021年12月65736.92.4178
2022年12月64637.22.9173
2023年12月67836.93.6175
2024年12月73137.94.01753,600
2025年12月76237.14.42343,248

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.5%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 7 / 海外 1、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
賃貸事業用不動産 — 石川県金沢市1,983百万円
不動産マネジメント事業
賃貸事業用不動産 — 福岡市博多区1,721百万円
不動産マネジメント事業
賃貸事業用不動産 — 横浜市神奈川区731百万円
不動産マネジメント事業
太陽光設備 — 茨城県常総市他576百万円
不動産マネジメント事業
本社 — 大阪市天王寺区366百万円
賃貸事業用不動産 — 福岡市博多区202百万円
不動産マネジメント事業
賃貸事業用不動産 — 東京都千代田区168百万円
不動産マネジメント事業
本社 — 東京都港区142百万円
賃貸事業用不動産 — 沖縄県那覇市141百万円
不動産マネジメント事業
主な関係会社
  • 国内
    ビーロット・アセット マネジメント株式会社(注)1
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    B-Lot Singapore Pte. Ltd. (注)1
    Singapore · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ビーロット・ホスピタリティマネジメント株式会社(注)1
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ティアンドケイ(注)1
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権99.7%
  • 国内
    株式会社ティアンドケイ インターナショナル(注)1.3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権67.4%
  • 国内
    ビーロット・キャピタルリンク株式会社(注)1
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社クマシュー工務店(注)1.2
    大阪府 大阪市 天王寺区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社OWEN-IP
    東京都 千代田区 · 持分法適用会社
    議決権47.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は378億円営業利益76億円前期と比べると増収増益で、売上が+22.3%、利益が+20.6%。

売上高
+22.3%
378億円
営業利益
+20.6%
76億円
純利益
+12.8%
44億円
営業利益率
20.1%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高378億円
営業利益84億円76億円
純利益50億円44億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は235億円、営業利益は53億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+37.4%、営業利益は+8.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q691318.88
2023年2Q681522.19
2023年3Q571526.310
2023年4Q416
2024年1Q32928.16
2024年2Q1292519.417
2024年4Q1482919.616
2025年2Q1714928.730
2025年4Q2072713.014
2026年2Q2355322.632

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は13億円から378億円へ29.1倍に増えた。直近期の営業利益率は20.1%。売上は4期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月1310
福岡県福岡市に福岡支社を開設
2013年12月2221
東証マザーズに株式上場
2014年12月3732
ビーロット・アセットマネジメント株式会社を設立
2015年12月7074
株式会社ライフステージを子会社化
2016年12月11696
株式会社ヴィエント・クリエーションを子会社化
2017年12月1312013
ビーロット・キャピタルリンク株式会社を設立
2018年12月2032820
株式会社横濱富士霊廟(現:株式会社横濱聖苑)の株式取得
2019年12月2513524
2020年12月265103
2021年12月1481510
2022年12月1992416
2023年12月2354933
2024年12月309635820.439
2025年12月378766520.144

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高378億円のうち、営業利益として残るのは76億円20.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は44億円、売上の11.6%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.1%250億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.8%52億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.1%76億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+10.5pt
20.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.5pt
11.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.6pt
23.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−95億円、投資CFが−64億円で、差し引きのフリーCFは−159億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は147億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月−3−27−53
2013年12月−9011−96
2014年12月−18−225−2010
2015年12月−17−1240−2921
2016年12月−44−957−5325
2017年12月25−971649
2018年12月−12−226−1461
2019年12月−41−2165−6264
2020年12月−714118−67116
2021年12月33216122
2022年12月−40−2038−6099
2023年12月50−1−4749103
2024年12月610−4361122
2025年12月−95−64182−159147

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,014億円。このうち返さなくてよい自己資本が200億円で、自己資本比率は19.7%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月123919.7
2013年12月2542116.4
2014年12月53104318.6
2015年12月100247624.3
2016年12月1662813817.0
2017年12月1914015121.0
2018年12月2436018324.6
2019年12月3368225424.3
2020年12月4608038017.5
2021年12月48810638221.7
2022年12月56012044021.4
2023年12月57215042225.6
2024年12月56917739231.0
2025年12月1,01420081419.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
164億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
172億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
814億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率13 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中10位あたり、逆に低いのは自己資本比率131社中125位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
23.5%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.1%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
19.7%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
22.3%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.4%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,476で、1年前と比べて-11.7%過去52週の値幅のなかでは25%の位置にある。

¥1,476-2.5%1ヶ月+2.4%1年-11.7%時価総額296億円
過去52週の値幅
安値¥1,330高値¥1,917

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.9倍
PER (会社予想)5.5倍
PBR1.30倍
配当利回り5.42%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で0.2%上昇し、1481円で推移しています。25日移動平均線(1469.92円)と75日線(1437.09円)の上に位置し、中期的な上昇基調です。ただし、200日線(1492.3円)は下回っており、長期では頭打ち感があります。52週高値1917円からは約22.7%下落、52週安値1330円からは約11.4%上昇しています。出来高は7月17日に194,800株と急増した後、徐々に減少し、直近は4万株前後で推移。RSIは63.95とやや過熱気味です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは6.29倍と業界平均の14.1倍を大幅に下回り、PBRも1.3倍と平均1.7倍を下回る。ROEは23.5%と高く、配当利回り4.93%は平均3.17%を上回る。収益性・株主還元ともに良好で、割安感が強い。ただし業績の透明性や将来の成長鈍化リスクには留意。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.9倍14.9倍
PER (予想)5.5倍
PBR1.30倍1.84倍
ROE23.5%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、急成長の持続性と不動産市況変動リスク。強気派は、高いROEと営業利益率、増収増益、配当利回りの高さを評価する。弱気派は、成長の反動減、不動産市況の悪化、財務レバレッジの高さを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高収益の持続

    営業利益率20%超を維持し、ROE23.5%と高水準。

  • 売上の急成長

    2022年から2025年にかけて売上高が約2倍に増加。

  • 株主還元

    配当利回り4.93%と高く、株主への還元も手厚い。

  • 営業利益63→76億円、20.6%増益通年影響

    営業利益は前年比20.6%増の76億円、営業利益率20.11%

  • 売上高309→378億円と2桁増収通年影響

    売上高は前期比22.3%増の378億円、増収が続く

  • PER6.29倍・ROE23.5%の割安継続影響

    純利益44億円、時価総額297億円でPER6.29倍、ROE23.5%と高効率

  • 配当利回り4.93%の高水準継続影響

    株価1481円で配当利回り4.93%、株主還元が魅力

マイナスに働く材料7
  • 市況変動の影響

    不動産市況の悪化時は業績が大きく落ち込む可能性。

  • 成長の一巡感

    売上高の伸びが鈍化する懸念。

  • 財務リスク

    高成長の裏で借入依存が高い可能性。

  • 営業利益率20.39→20.11%と微減通年影響

    営業利益率は前期から0.28pt低下、増収効果が利益率に直結せず

  • 純利益の伸びが営業利益に劣後通年影響

    営業利益は20.6%増も純利益は12.8%増の44億円、純利益の伸びが鈍い

  • 株価は1年で0.4%しか上昇せず継続影響

    業績増益にもかかわらず株価上昇率は0.4%、需給は強くない

  • 来期業績予想が未開示不定影響

    予想PERが開示されておらず、2026年12月期の利益見通しが不透明

次の決算で確かめる点
売上高成長率
成長の持続性を測るため。
営業利益率
収益性の維持・悪化を確認するため。
自己資本比率
財務健全性とリスク耐性の評価。
販売用不動産残高
在庫の滞留リスクを確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+19.7%いまの株価に対する利回りは5.42%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
5.42%
いまの株価に対して
配当性向
26.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月411.9
2017年12月10129.411.8
2018年12月25156.419.9
2019年12月3020.023.8
2020年12月15−50.0187.1
2021年12月150.031.9
2022年12月2033.327.0
2023年12月51155.030.7
2024年12月6119.636.5
2025年12月7319.726.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ12,825人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.2%を占め、残る80.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他64.567.965.757.962.568.3
事業法人25.715.321.621.421.318.0
外国法人2.40.13.36.910.38.1
自己株式3.22.62.74.54.07.0
証券会社1.71.51.56.13.64.4
金融機関5.78.87.97.72.21.2
外国人個人0.06.40.10.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01望月 雅博11.01
02合同会社エムアンドエム8.18
03宮内 誠5.73
04シルク・キャピタル株式会社5.00
05望月 文恵2.28
06熊岡 秀史2.00
07楽天証券株式会社1.55
08江﨑 憲太郎1.47
09外川 太郎1.27
10大塚 満1.15

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-13
    望月 雅博
    変更報告
    11.36%
    +0.97pt
  • 2026-07-10
    望月 雅博
    新規の大量保有報告
    11.36%
    +0.97pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−99%、1株純資産は14期で−99%。直近期のROEは23.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月28,00192,19225.9
2013年12月20757532.3
2014年12月8129825.370.9
2015年12月11362723.511.3
2016年12月3818322.49.211.9
2017年12月8126036.615.711.8
2018年12月12637839.34.519.9
2019年12月15351034.46.623.8
2020年12月225004.329.9187.1
2021年12月5454310.29.931.9
2022年12月8461414.56.527.0
2023年12月17176624.85.630.7
2024年12月20591724.46.336.5
2025年12月2361,07523.56.226.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/12期の役員報酬は総額711百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約15倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宮内誠代表取締役会長571,147,900
望月雅博代表取締役社長 不動産投資開発本部長532,204,800
江﨑憲太郎常務取締役 福岡支社長57294,200
望月文恵取締役 管理本部長 兼コンプライアンス室長46457,200
酒匂裕二取締役 不動産コンサルティング本部長43134,000
岩本博取締役(監査等委員)61
古島守取締役(監査等委員)56
亀甲智彦取締役(監査等委員)45
岡島伸治執行役員
津田和泉執行役員
田代靖明執行役員
北川昂広執行役員
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
桑原美佳取締役(監査等委員)44
岩本仁亨執行役員

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)627477345696116
社外取締役315155

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,300字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、不動産投資開発事業、不動産コンサルティング事業及び不動産マネジメント事業を営んでおります。いずれの事業においても、事業用不動産分野における高い専門性と広範なネットワーク、ならびに富裕層向けのサービスラインナップを強みに、ビジネス機会の創出に取り組んでおります。当社創業以来の経営理念である「不動産及び不動産金融分野において社会に価値を与えるビジネスを創出し、社会から求められる企業として、利益の追求と長期的な成長を目指す」の実現に向け、以下、具体的に事業内容を記載いたします。 不動産投資開発事業では、賃料収入を得られる住宅系不動産や、事務所・店舗ビル等を中心に取得し、不動産が本来有する価値を引き出したうえで、販売用不動産としてファンドや富裕層等の運用ニーズを有するお客様へ販売しております。また、不動産コンサルティング事業では、不動産が持つ潜在的価値の実現に向けた方策や、市場から入手した不動産情報をお客様に提供し、不動産売買の仲介を行っております。さらに、当社またはお客様が不動産投資を行う場合には、不動産マネジメント事業を通じて、資産価値の維持・向上に努めております。 当社グループの事業の特徴は、これらの事業活動を通じて蓄積された不動産投資及び不動産管理のノウハウを基に、各事業が企業目的に沿った一貫性のあるビジネスを展開できる点にあります。具体的には、一つのプロジェクトに対して各部門が有する専門的ノウハウを活用し、アイディアを出し合いながら当該不動産の魅力を最大限引き出すための最適な施策を選択するなど、部門間で強固な連携体制を構築しております。不動産の潜在力を最適に具現化する方法、あるいはお客様への最適な助言の在り方について、全社の多様な不動産ノウハウを駆使して検討しております。なお、設計業務、建築工事及び建物管理業務等については、それぞれ設計事務所、建設会社及び建物管理会社等に外注または業務委託することにより、事業拡大に伴う固定費の抑制を図っております。 これらの事業は、本社を中心とする関東圏のほか、支社を設置している北海道圏、中部圏、関西圏、九州圏にて展開しており、その他政令指定都市等の大都市圏においても実績があります。 (1) 不動産投資開発事業 収益性や遵法性等に問題があるなど、何らかの理由により本来の価値より過小に評価された不動産を取得し、当社グループの企画開発力や再生ノウハウを駆使して問題点を是正することにより、その潜在力を具現化し、資産価値と収益性の向上を図ります。 収益性に問題のある不動産については、賃料水準・稼働率の向上、最有効活用に向けた用途変更またはテナント誘致、管理体制・管理コストの見直し、適切な設備改修、あるいは長期修繕計画の策定・見直し等により、収益性の改善を図ります。また、大規模リニューアル工事や建て替えによる不動産開発を実施する場合もあります。その際には、事前の綿密な市場調査、適切な建築企画及び施工管理を行っております。遵法性に問題のある不動産については、是正のための設備投資、関連当事者との権利調整・意見調整、あるいは公的機関との調整等を行っております。その他にも、所有者に起因する不動産の不良債権化や、諸事情により不動産情報の厳格な守秘を求められる等の問題にも対応しております。 上記のとおり、不動産に関する問題点は多様かつ多岐にわたりますが、所有者としての立場を有することにより、これら問題点の是正が飛躍的に進む可能性が高いため、多くの場合、事業の一環として当社が自ら当該不動産を取得しております。なお、当社が自ら不動産を取得する場合、所有期間中に賃料収入を得ることが可能です。他方で、不動産の規模やリスクに応じて、当社が自ら所有せずに助言業務に徹する場合、または当社が取引先と共同投資する場合もあります。 また、新築不動産の開発事業も実施しております。開発事業には、当社が土地を仕入取得した上で建物を建築するものと、顧客資産の最有効活用を提案するものがあります。当社が自ら建築する場合は、当社が開発用地として土地を取得し、施主として建物を建設いたします。土地取得後、土壌調査、近隣調整、建物建設を経て竣工に至ります。 問題点を是正した不動産を購入するお客様は、上場企業創業者、地主層、外資系金融機関役職員等の個人富裕層または当該個人の資産管理会社、一般事業法人、不動産会社、あるいは不動産ファンド等であります。 (2) 不動産コンサルティング事業 売却不動産情報を的確かつ円滑に入手し、当該不動産を迅速に評価・査定することにより、不動産の売却・購入希望者のニーズを深く把握した、コンサルティング型の売買仲介業務を展開しております。不動産の売却・購入希望者は、個人富裕層または当該個人の資産管理会社、一般事業法人、不動産会社、あるいは不動産ファンド等であります。 昨今、取扱件数が多い主な売買仲介案件の例としては、個人富裕層または当該個人の資産管理会社による投資用不動産の購入、及び不良債権の処理に伴い、当社と親密な関係にある専門家と連携して不動産を売却するケースが挙げられます。前者については、お客様及び取引先との豊富で強固な当社ネットワークを駆使して多種多様な物件情報を収集し、主に数億円以上の規模で中長期的に安定した収益を不動産に期待する首都圏のお客様に対し、不動産をご紹介しております。 当社は、札幌市に北海道支社、福岡市に福岡支社、大阪市に大阪支社、名古屋市に名古屋支社、那覇市に沖縄サテライトオフィスをそれぞれ有し、現地の不動産情報収集ネットワークを構築することで、首都圏のお客様に対し、首都圏と比べて競争が相対的に少ないエリアの優良不動産のご提案も可能としております。また、幅広い投資ニーズにお応えするため、海外投資家による日本不動産への投資もサポートしております。 併せて、専門家との連携により、中小企業の事業承継及び相続税対策としての不動産活用、第二種金融商品取引業の登録[関東財務局長(金商)第2235号]を活用した信託受益権の売買仲介、不動産賃貸仲介、不動産交換・土地有効活用の提案、賃料・地代改定等、不動産に関する広範なコンサルティング業務全般を行っております。 当事業により蓄積された売却不動産情報は、不動産投資開発事業及び不動産コンサルティング事業における物件探索に活用することで、各事業の相乗効果を高めております。 (3) 不動産マネジメント事業 当社及びお客様が所有する不動産の管理運営、ならびに投資顧問業務を行っております。 お客様の所有不動産については管理運営者(プロパティ・マネージャー)として、当社の所有不動産については不動産経営者として、不動産が生み出すキャッシュ・フローの最大化と資産価値の向上を図るとともに、テナント様にとって付加価値のあるサービスを提供しております。具体的には、①入居者募集、②入退去手続き、③賃貸借条件の交渉窓口、④クレーム対応、⑤入金管理、⑥資産価値向上のための施策立案・実践、⑦ビルメンテナンス(建物管理会社に再委託)、⑧所有者向け送金、⑨所有者向けレポート作成等の業務を行っております。 当社の所有不動産については、販売用不動産及び固定資産の双方において、所有者として建物環境及び周辺環境の改善に取り組み、テナント様に対し良好なオフィス・店舗・住居等を提供しております。 また、お客様が不動産ファンド等を活用して不動産に投資する場合には、ビーロット・アセットマネジメント株式会社において、投資家の資産運用ニーズを捉え、当該ニーズに沿った投資戦略を立案するとともに、投資物件の選定、投資期間中の管理・運営戦略、資産売却までのプロセスにおいて、金融商品取引業(投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業)の登録[関東財務局長(金商)第2287号]を活用した投資運用をサポートしております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,410字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針及び経営環境 当社グループは、不動産分野・金融分野において社会へ価値を与えるビジネスの創出を行い、全てのステークホルダーに対し社会規範に準拠した上での利益の追求と長期継続的な成長を行うことで社会に貢献し、「社会から求められる企業」を追求します。また、当社グループの事業の拡大と株主の皆様への利益還元等の価値向上は重要な経営課題であり、短期及び中長期的な成長を目標に掲げ、その成長の過程においてもより効率的な経営を目指し、健全な財務体質の確保及びその向上も目指して参ります。 当社グループの主たる事業領域である不動産市場においては、不動産価格高騰の影響や建築資材の供給制約に伴う建築コスト増加、金利上昇等の懸念材料がより顕在化しております。一方で、インバウンド観光客数の回復や国内の移動が増加したことにより宿泊施設の稼働改善・収入増加に伴う不動産の資産価値向上が進んでおります。日本国内の富裕層マーケットは順調に拡大しており、また潤沢な投資マネーを保持する海外投資家からの不動産取得ニーズも旺盛であり、当社グループにおいては、事業用不動産分野における高い専門性と広範なネットワーク、また富裕層サービスのラインナップを強みに、ビジネス機会の拡大が継続しております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 不動産投資開発事業を中心に、不動産の潜在力を具現化して資産価値と収益性の向上を図り、投資用不動産として販売しておりますが、市況の変化にも柔軟に対応できるよう、事業の安定成長にも努めて参ります。 具体的には、不動産投資開発事業においては多くの金融機関から融資を得ながら、案件の大型化と不動産プロや富裕層への販売を行い、更なるハイスペックな商品取り扱いを進めております。不動産コンサルティング事業においては若年層コンサルタント人材育成と富裕層の相続税対策や既存顧客のリピーター化によるビジネス機会の更なる創出を図ること、そして不動産マネジメント事業においては賃料収入及び報酬等の安定的な確保を目標として参ります。 ① 優秀な人材の確保と育成 当社グループにおいての優秀な人材とは、中長期的な観点で物事を捉え、ビーロットの企業理念と事業観を深く理解し、求められるミッションに対し専門知識やノウハウをもって高いレベルで実現する事ができる人材です。その優秀な人材を有することは、当社グループの最大の強みであり、企業価値の源泉となっています。当社グループでは優秀な人材の確保と育成を最も重要な経営課題とし、新卒等の若年層・女性・外国人等の採用に努めます。経営陣が率先してダイバーシティ経営に向け、優秀な人材の早期登用とワークスタイルも含めた待遇改善に取り組み、満足度を高めて参ります。 ② ネットワーク・アライアンスの深耕と拡張 当社グループの主力事業である不動産投資開発事業は優良な販売用不動産残高を一定量保有し、顧客からの需要と不動産マーケットの状況を鑑みながら値決め・販売を実施し毎期の売上および利益を計上しております。また優良な販売用不動産を保有する期中では、不動産マネジメント事業にて資産価値の改善を図りつつ販売用賃貸管理として賃料収入を計上するため、販売用不動産残高の増加により収益が拡大するビジネスモデルです。そのため、「より厳選した仕入をさらにアグレッシブに拡張する」ことで、中長期安定成長への収益確保につながります。また、不動産コンサルティング事業では、取引件数の絶対数向上を図るために優良な不動産情報の取得とリピーターとなる顧客創出が必須となります。当社グループにおいては、より早く優良な不動産情報・ニーズをご提供いただくため、不動産業者様、パートナー企業様、個人富裕層様との関係をより一層強固なものとし、ネットワークの拡張を強化して参ります。 ③ 資金調達手法の多様化 当社グループの主力事業である不動産投資開発事業では、現在、全国の80行を超える金融機関からの借入を活用し資本効率を意識しながらビジネスの展開を行っております。今後も金融機関様とのリレーションシップをさらに強化する方針ですが、更なる規模拡大に向けては資金調達手法の多様化が課題となります。そのため、販売用不動産等において個人投資家からの出資を募れるよう、不動産特定共同事業法のライセンスを取得し「B-Den(ビデン)」の名称で不動産型クラウドファンディングの資金調達を実施するなど、直接金融の領域においても研究に取り組んでおります。今後、グループ全体の安定と成長のバランスを図るためには資本効率を高めていく必要があることから資金調達手法の多様化はますます重要となっていると認識しております。 ④ DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と加速 当社グループが持続的に成長を果たして行く為には、既存事業や経営のスピードと効率化を格段に高め、1人当たりの生産性向上を果たすことが必要です。ビーロットらしいDX(デジタルトランスフォーメーション)の探求と実行は全社横断的に取り組むべき急務の課題と認識しております。具体的には、急速に進化する人工知能技術の動向を踏まえ、全社的なAIリテラシーの向上および業務への積極的な活用に取り組んでおります。2025年においては外部講師を招聘し、代表者を含む全32名を対象とした全5回にわたるAI研修を実施いたしました。経営層から現場担当者まで一体となって学ぶ機会を設けることで、組織全体のAI活用能力の底上げを図っております。習得した知識・スキルは、日々の業務プロセスの見直しや効率化に活かしており、生産性の向上および競争力強化につなげてまいります。 ⑤ 新たな収益モデルの構築 当社グループにおいては新たな収益モデルの構築を課題に、パートナー企業様との共同出資やM&Aに積極的に取り組んでまいりました。当社グループにおいては、2020年に金融商品取引法の投資運用業のライセンスを保持するAM(アセットマネジメント)会社のM&Aを実施し、投資家から預かる資産の運用を一任で託される投資運用スキームを活用したビジネスが可能となりました。また、新築分譲マンションの販売受託を不動産コンサルティング事業の新たな収益モデルといえる収益規模まで確立させるなど、企業投資の分野において一定の成果とノウハウを得ることができました。現時点で連結子会社又は持分法適用会社、非連結のグループ会社が存在しており、いずれもビーロットのパートナーシップを重んじる事業観をもって企業価値向上と業績寄与に至っております。2025年1月には底地権や古アパートの権利調整を強みに不動産の取得・販売を行う株式会社クマシュ―工務店をグループ化しました。さらに、2025年4月にはゴルフ場のオンライン予約システムの開発及び運用を行う株式会社ジャパンゴルフオンラインをグループ化しました。今後も、パートナー企業様との共同出資やM&Aを積極的に行い、新たな事業領域や企業再生分野のノウハウを高めていくことで新たな収益モデルの構築・商品ラインナップの拡充に取り組んでまいります。 ⑥ コーポレート・ガバナンス及びリスク管理体制の強化 当社グループの企業価値の最大化を図るためには、経営の健全性、透明性及び客観性を高めることが重要であり、コーポレート・ガバナンスの強化の一環として、外部取締役で構成された監査等委員会の設置・内部統制基本方針の制定と運用、期末における販売用不動産の外部鑑定取得などに取り組んでおります。 近年では、新型コロナウイルス感染症の影響下で発生した各セグメントでの収益機会の損失やIT・DX・SNS等における時代の変化を鑑み、リスク管理体制の更なる強化を実施しております。主には、管理職を対象とした法務・IT・ダイバーシティ・人材マネジメント等の教育研修制度等を充実させると同時に、保有する販売用不動産のアセットタイプ分散と開発案件の残高コントロールを行うなどにより適正なポートフォリオを検証する仕組みの構築を図ってまいります。
事業等のリスク4,942字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業展開においてリスク要因となる可能性が考えられる事項について、以下のとおりに記載しております。なお、当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に対する投資判断は本項及び本書中の本項以外の記載内容と併せて、慎重に検討した上で行われる必要があります。また、以下の記載は、本株式の投資に対するすべてを網羅するものではありませんので、ご留意下さい。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済情勢について 当社グループが属する不動産及び不動産金融業界は、景気動向、金利動向及び地価動向等の経済情勢の影響を受けやすく、当社グループの業績についてもこれらの経済情勢の変化に影響を受けます。当社グループは、不動産投資開発事業・不動産コンサルティング事業・不動産マネジメント事業において豊富な経験と高い専門知識を持った人材で組織構成しており、リスクの軽減と収益確保のために、業界のマーケットの動きには注視しておりますが、不動産市況が当社の予測を超え、想定外の資産価値の下落を生じるような事態になった場合、当社グループの業績及び財政状態等に大きな影響を及ぼす可能性があります。 また、これらの変動は、不動産業界全体への不安感を与えることとなり、不動産投資への足踏みを長引かせる可能性もあり、長期的に業績へ影響を及ぼす可能性があります。 (2) 有利子負債への依存及び金利水準の動向について 不動産投資開発事業における物件の取得及び建築をするための事業資金、また賃貸用不動産の取得資金は、主に金融機関からの借入金によって調達しており、総資産に占める有利子負債の割合は、2025年12月末時点において75%であります。当社グループでは、金利等の動向を注視しつつ、将来の環境変化にも柔軟な対応が可能な調達形態の維持・構築に努めております。しかしながら、事業の規模拡大に伴う資金需要により、有利子負債の割合が上昇するとともに、金利水準の上昇により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、特定の金融機関に依存することなく、新たな金融機関との新規取引や資金調達手段の多様化を推進しておりますが、何らかの理由により資金調達に支障が生じた場合には、事業計画が変更となり、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 更に、不動産市況の低迷等により、借入金の約定返済期限内で売却できない物件が多発し、リファイナンスができない場合には、当社グループの財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競合の状況について 当社グループは、東京23区及びその周辺エリアの首都圏を中心に不動産投資開発事業、不動産コンサルティング事業及び不動産マネジメント事業を展開しておりますが、当該エリアは競合他社も多く、近年では大手資本・外国資本においても有望な投資先として積極的な資金投入が続いております。その参入状況によっては競争が激化する可能性があり、それによる物件の仕入、販売及び需要の低下ならびに急激な価格変動等当社の競争力を維持できなくなる可能性があり、当社グループの業績及び事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 天災等による業績変動について 当社グループの取り扱う不動産は、東京23区及びその周辺エリアの首都圏、北海道圏、中部圏、関西圏、九州圏を中心に所在しておりますが、当該エリアにおいて、地震その他の災害、地域経済の悪化及びその他突発的な事故が発生した場合、当社グループの所有する不動産に滅失、毀損または劣化による資産価値低下や当社の業績、財政状態及び事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 引渡時期による業績変動について 不動産投資開発事業においては、当社グループは引渡基準を採用しており、売買契約成立時ではなく、物件の引渡をもって売上が計上されます。そのため、当社グループの業績を四半期毎に比較した場合、引渡のタイミングにより、売上高及び経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益等が変動するため、四半期毎の業績は必ずしも他の四半期の業績と比較して均一にはならず、各四半期の業績の偏重の度合は過年度の四半期と同様になるとは限りません。 第1四半期会計期間   第2四半期会計期間   第3四半期会計期間   第4四半期会計期間 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 2023/12期   売上高   6,898   29.3   6,783   28.9   5,733   24.4   4,095   17.4 税金等調整前四半期純利益   1,172   24.5   1,338   28.0   1,420   29.7   844   17.7 2024/12期   売上高   3,247   10.5   12,831   41.5   11,591   37.5   3,262   10.5 税金等調整前四半期純利益   811   13.9   2,410   41.3   3,103   53.2   △489   △8.4 2025/12期   売上高   5,539   14.7   11,541   30.6   12,605   33.4   8,091   21.4 税金等調整前四半期純利益   1,275   18.7   3,061   44.9   1,553   22.8   920   13.5 (6) 販売用不動産及び仕掛販売用不動産の評価に関する会計基準の適用について 当社グループが保有する棚卸資産については「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号2008年9月26日)を適用しております。これに伴い、期末に保有している棚卸資産について、正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には、その差額の評価損を売上原価として計上することとなります。今後、経済情勢や不動産市況の悪化等により正味売却価額が取得原価よりも下落した場合、棚卸資産の簿価切下げ処理に伴い評価損が発生し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、経済情勢や不動産市況の悪化等により、棚卸資産が長期在庫化した場合は、想定販売価格を下げて売却することにより、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 瑕疵担保責任、契約不適合責任について 売買対象不動産に瑕疵や契約不適合がある場合、売主が買主に対して瑕疵担保責任や契約不適合責任を負うことになります。万が一当社グループの販売した物件に重大な瑕疵や契約不適合があるとされた場合には、その直接的な原因が当社グループ以外の責任によるものであっても当社グループは売主としてこれらの責任を負うことがあります。その結果、補償工事費の増加や当社の信用力低下により、当社グループの業績及び事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 法的規制について 当社グループは、事業運営上、宅地建物取引業法、建築基準法、都市計画法、建設業法、国土利用計画法、消防法、住宅の品質確保の促進等に関する法律、金融商品取引法等による法的規制を受けております。 当社グループは、以下の主要な許認可を含めこれらの許認可等を受けるための諸条件及び関係法令の遵守に努めており、現状において当該許認可等が取り消しとなる事由は発生しておりませんが、今後、これらの関連法規が改廃された場合や新たな法的規制が設けられる場合、又はこれらの法令等の規制について遵守できなかった場合には、当社グループの業績及び事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが属する不動産業界は税制の変更による影響を受けやすい傾向にあり、これらも当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、法規制について、その有効期間やその他の期限が法令、契約等により定められているものは下表のとおりです。 (当社) 許認可等の名称   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   国土交通大臣(3)第8157号   2026年6月21日   宅地建物取引業法第66条 第二種金融商品取引業   関東財務局長(金商)第2235号   ―   金融商品取引法第52条 不動産特定共同事業許可   金融庁長官・国土交通大臣第125号   ―   不動産特定共同事業法第36条 賃貸住宅管理業者   国土交通大臣(1)第258号   2026年7月29日   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第23条 (ビーロット・アセットマネジメント株式会社) 許認可等の名称   有効期限   取消事由 投資運用業投資助言・代理業第二種金融商品取引業   関東財務局長(金商)第2287号   ―   金融商品取引法第52条 宅地建物取引業免許   東京都知事(4)第91096号   2029年11月6日   宅地建物取引業法第66条 総合不動産投資顧問業   総合第137号   2030年1月5日   不動産投資顧問業登録規程第30条 (株式会社クマシュー工務店) 許認可等の名称   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   国土交通大臣(4)第7359号   2026年11月6日   宅地建物取引業法第66条 一般建設業免許   大阪府知事許可(般-7)第124791号   2030年8月25日   建設業法第29条 古物商許可   大阪府公安委員会第62110R041891号   ―   古物営業法第6条、第24条又は第31条~39条 (9) 個人情報の管理について 当社グループは、各事業において、見込顧客情報及び取引顧客情報等、事業を通して取得した個人情報を保有しており、個人情報の保護に関する法律等による規制を受けております。 これらの個人情報については、当社グループにて細心の注意を払って管理しておりますが、万が一、外部漏洩等の事態が発生した場合、損害賠償や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績及び事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 人材の確保について 当社グループの不動産投資開発事業、不動産コンサルティング事業及び不動産マネジメント事業においては、不動産の情報収集から事業計画・開発設計・近隣調査・物件仕入・販売・工事監理等まで広範囲な業務を自社で行っております。したがって、当社グループの成長性及び優位性は不動産業界に精通した優秀な人材の確保及び育成に大きく依存しております。そのため、当社グループでは採用活動の強化並びに研修制度の充実に取組んでおります。 しかしながら、当社グループの求める人材が必要な時期に十分に確保・育成できなかった場合や人材の流出が進んだ場合には、経常的な業務運営等に支障が生じ、当社グループの業績及び事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 新規事業への参入について 収益の多様化を進めるため、積極的に新規事業に取り組んでいく考えであります。当社は、かかる取り組みにより長期的には当社グループの収益基盤の強化に資すると考えておりますが、これにより追加支出の発生や、利益率の低下の可能性があります。また、新規事業が計画通りに進まない場合、当社グループの業績及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 訴訟等のリスクについて 当社グループが売買・賃貸・管理・売買又は賃貸の仲介等を行う事業に関連して、取引先等による訴訟の請求が発生する可能性があります。その結果によっては当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調を維持いたしました。一方で、日本銀行が政策金利を据え置くとともに、9月には保有する上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の段階的な処分方針を発表するなど、金融政策の正常化に向けた対応が進められました。また、株式市場や金利動向には変動がみられたほか、公示地価の上昇率や賃上げ率がバブル経済期以来の伸びを記録し、経済の変容とインフレへの回帰が鮮明となりました。 当社グループの主たる事業領域である不動産市場におきましては、建築コスト増加、金利上昇といった懸念材料が顕在化しております。また、都心部を中心に不動産価格の高騰が継続しており、市場環境は二極化しております。一方で、インバウンド需要の回復や国内旅行客数の増加を背景に、宿泊施設の稼働率改善及び客室単価が上昇いたしました。これらに伴う収益性の向上が不動産資産価値のさらなる増進へと繋がっており、拡大している日本国内の富裕層マーケットからの潤沢な投資マネーによる不動産取得ニーズも引き続き旺盛です。当社グループにおいてはインフレをビジネス拡大の機会と捉え、事業用不動産分野における高い専門性や広範なネットワーク、さらには、富裕層サービスのラインナップを強みに、業績は好調に推移しております。 当社グループは2025年4月30日に公表した中期経営計画の通り、「100年成長し続ける企業グループへ」を長期ビジョンとしています。そして3か年基本方針である「飛躍的成長への基盤構築」のために、1)富裕層・不動産領域の拡大と深耕、2)企業投資・M&A領域への挑戦、3)成長スピードを高める経営アクションの遂行に注力してまいります。特に、当社グループのビジネスは金融リテラシーが高い富裕層、超富裕層の資産形成・保全及び資産運用サポートであり、高い専門性や社会から必要とされる事業観を引き続き追求していきます。 当連結会計年度は、全社一丸となり、近年の市況を「良いものが、より高く評価される時代」と捉え、取り扱う不動産と自社サービスのクオリティ向上に取り組んでまいりました。また、事業機会の拡大及び創出を狙い、株式会社クマシュー工務店を完全子会社化しております。 不動産投資開発事業では、厳選した仕入れと事業観をもったハイスペックな商品化に取り組み、計画を上回る利益での売却を複数件において実現しました。また、新型コロナウイルス感染症の影響で停滞していた宿泊施設の商品化及び売却も複数件完了し、売上・利益に大きく貢献しました。 不動産コンサルティング事業では、仲介分野においてリピーター顧客の囲い込み・深耕営業において成果を発揮し、限られた人員においても大型案件の仲介を効率的に行うことができました。新築マンションの販売においては、若手社員の積極的登用による人材育成に注力しました。 不動産マネジメント事業では、宿泊系不動産における稼働率の改善や管理物件の増加に伴う管理受託手数料の積み上げが顕著にみられ、業績に大きく寄与いたしました。また、ホテル開発を見据えた那覇市内の土地を取得しており、今後の収益創出が期待される固定資産として計上しております。 また、子会社保有商品の売却完了や、関連会社からの投資収益増加など、これまでの企業買収・投資の成果が着実に出てきております。 これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高は37,778百万円(前年同期比22.1%増)、営業利益は7,579百万円(前年同期比19.5%増)、経常利益は6,450百万円(前年同期比11.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,420百万円(前年同期比12.1%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりとなりました。 (不動産投資開発事業) 当連結会計年度における売上高は31,218百万円(前年同期比27.5%増)、セグメント利益は6,529百万円(前年同期比39.1%増)となりました。 なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。 (不動産コンサルティング事業) 当連結会計年度における売上高は1,609百万円(前年同期比22.3%減)、セグメント利益は701百万円(前年同期比33.5%減)となりました。 なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。 (不動産マネジメント事業) 当連結会計年度における売上高は4,950百万円(前年同期比12.6%増)、セグメント利益は2,494百万円(前年同期比13.1%増)となりました。 なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。 b.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比べ44,538百万円増加し、101,439百万円となりました。増減の主な内訳は、販売用不動産(仕掛販売用不動産を含む)37,574百万円増加、現金及び預金4,142百万円増加であります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は前連結会計年度末に比べ42,168百万円増加し、81,399百万円となりました。増減の主な内訳は、短期借入金4,910百万円増加、1年内返済予定の長期借入金9,804百万円増加、長期借入金26,148百万円増加であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,369百万円増加し、20,040百万円となりました。増減の主な内訳は、利益剰余金3,246百万円増加であります。これらの結果、自己資本比率は19.7%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ2,435百万円増加となり、14,680百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減 営業活動によるキャッシュ・フロー   6,149   △9,451   △15,600 投資活動によるキャッシュ・フロー   18   △6,352   △6,370 財務活動によるキャッシュ・フロー   △4,274   18,227   22,501 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益6,810百万円、棚卸資産の増減による支出13,024百万円を計上したことを主な要因として、9,451百万円の支出(前年同期は6,149百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出5,352百万円を主な要因として、6,352百万円の支出(前年同期は18百万円の収入)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入36,692百万円と長期借入金の返済による支出17,635百万円を主な要因として、18,227百万円の収入(前年同期は4,274百万円の支出)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社は、生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b.受注実績 当社は、受注生産及び受注仕入を行っていないため、該当事項はありません。 c.販売実績 1)当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 不動産投資開発事業   (百万円)   31,218   27.5 不動産コンサルティング事業   (百万円)   1,609   △21.3 不動産マネジメント事業   (百万円)   4,950   12.6 合計   (百万円)   37,778   22.1 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 2)当連結会計年度のセグメントの地域別の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   関東圏   北海道圏   九州圏   関西圏   中部圏 不動産投資開発事業   (百万円)   17,352   1,342   7,822   3,209   1,490 不動産コンサルティング事業   (百万円)   1,089   123   47   257   92 不動産マネジメント事業   (百万円)   2,733   154   1,093   511   457 合計   (百万円)   21,175   1,620   8,963   3,978   2,040 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 3)当連結会計年度のセグメントの物件種類別の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   住居   事務所・店舗   ホテル   その他 不動産投資開発事業   (百万円)   10,188   3,197   5,805   12,027 不動産コンサルティング事業   (百万円)   1,360   137   14   96 合計   (百万円)   11,549   3,334   5,820   12,124 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 4)最近2連結会計年度の主な相手先別販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 野村不動産マスターファンド投資法人   -   -   3,803   10.1 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して6,845百万円増加の37,778百万円(前年同期比22.1%増)となりました。売上原価は、前連結会計年度と比較して4,110百万円増加の24,994百万円(前年同期比19.7%増)となり、売上総利益は2,735百万円増加の12,784百万円(前年同期比27.2%増)となりました。これは主として、不動産投資開発事業において保有する販売用不動産の販売が堅調に推移したこと、また不動産コンサルティング事業において案件の大型化によるもの、不動産マネジメント事業でも保有不動産からの賃料収入増加に伴うものであります。 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して1,496百万円増加の5,204百万円(前年同期比40.3%増)となり、営業利益は前連結会計年度と比較して1,239百万円増加して7,579百万円(前年同期比19.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (不動産投資開発事業) 不動産投資開発事業におきましては、売却件数は36件(前年同期43件)となり、その内訳は、物件種類別では住宅系不動産28件(前年同期30件)、事務所・店舗ビル3件(前年同期5件)、土地(開発用地含む)2件(前年同期5件)、ホテル3件(前年同期2件)、その他-件(前年同期1件)となり、地域別では関東圏16件(前年同期16件)、北海道圏2件(前年同期7件)、九州圏3件(前年同期5件)、関西圏13件(前年同期14件)、中部圏2件(前年同期1件)となりました。当連結会計年度においては、富裕層の多様化する不動産投資ニーズを的確に捉えた結果、住宅系不動産を中心に当初利益計画を上回る売却を順調に進め、利益を積み上げました。また、インバウンド需要が回復したホテル案件が本来の収益獲得力を回復し、利益に大きく貢献しました。 取得件数は46件(前年同期38件)となり、その内訳は、物件種類別では住宅系不動産37件(前年同期28件)、事務所・店舗ビル6件(前年同期4件)、土地(開発用地含む)3件(前年同期6件)、その他-件(前年同期-件)となり、地域別では関東圏17件(前年同期18件)、北海道圏3件(前年同期-件)、九州圏8件(前年同期5件)、関西圏17件(前年同期14件)、中部圏1件(前年同期1件)となりました。その結果、当連結会計年度末における在庫数は61件(前年同期51件)となります。多くの金融機関から融資を得ながら、賃料収入のある住宅系不動産や事務所・店舗ビルを中心にインフレの時代背景を享受できる、厳選した仕入れと商品化に引き続き取り組みます。なお、上記物件数には連結子会社が保有する販売用不動産を含めておりませんが、住宅系不動産32件、事務所・店舗ビル9件、土地(開発用地含む)127件、ホテル1件、物流施設1件、再生可能エネルギー(蓄電池)用地3件を在庫として保有しております。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は31,218百万円(前年同期比27.5%増)、セグメント利益は6,529百万円(前年同期比39.1%増)となりました。 なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。 (不動産コンサルティング事業) 不動産コンサルティング事業では、関東圏及び関西圏を中心に投資用不動産の売買仲介及びコンサルティング受託案件を積み重ね、成約件数は65件(前年同期72件)となりました。内訳は関東圏22件(前年同期27件)、北海道圏9件(前年同期10件)、九州圏5件(前年同期4件)、関西圏28件(前年同期30件)、中部圏1件(前年同期1件)となりました。 富裕層の資産承継対策や既存顧客のリピーター化によるビジネス機会の創出やファンドやリート、不動産会社等のプロを取引先とした深耕営業による案件獲得を進めました。また、グループ内連携を密にすることにより、案件の大型化にも成功しました。新築分譲マンションの販売受託も、若手人材の採用と育成を強化し、合計323戸の引渡が完了いたしました。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は1,609百万円(前年同期比22.3%減)、セグメント利益は701百万円(前年同期比33.5%減)となりました。 なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。 (不動産マネジメント事業) 不動産マネジメント事業では、宿泊系不動産を中心に賃料収入が大きく伸びました。プロパティマネジメントにおける管理運営受託では、グループ内の不動産再生ノウハウを活かした収益改善施策が評価され、プロの不動産オーナーからの受託件数が着実に伸長いたしました。 クライアントからの不動産管理運営受託件数は166件(前年同期160件)に増加しました。管理運営受託のエリアの内訳は、関東圏86件(前年同期81件)、北海道圏39件(前年同期42件)、九州圏30件(前年同期28件)、関西圏8件(前年同期5件)、中部圏3件(前年同期4件)となります。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は4,950百万円(前年同期比12.6%増)、セグメント利益は2,494百万円(前年同期比13.1%増)となりました。 なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。 b.財政状態 当連結会計年度における総資産は101,439百万円となり、前連結会計年度と比較して44,538百万円増加しました。このうち、流動資産は前連結会計年度と比較して41,881百万円増加し、残高は90,053百万円となりました。固定資産は、前連結会計年度と比較して2,629百万円増加し、残高は11,351百万円となりました。 当連結会計年度末における負債は81,399百万円となり、前連結会計年度と比較して42,168百万円増加しました。このうち、流動負債は30,117百万円となり、前連結会計年度と比較して13,973百万円増加しました。また、固定負債は51,281百万円となり、前連結会計年度と比較して28,195百万円増加しました。 当連結会計年度末における純資産は20,040百万円となり、前連結会計年度と比較して2,369百万円増加しました。これは主として、剰余金の配当を1,173百万円実施したものの、親会社株主に帰属する当期純利益が4,420百万円だったことにより、利益剰余金が3,246百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の資金状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資金需要の主なものは、不動産投資開発事業における販売用不動産の仕入であります。販売用不動産の仕入は、当該販売用不動産を担保とした金融機関からの借入金等及び営業活動で獲得した資金によって充当しております。当該借入金は、販売用不動産の販売時に一括返済することを基本としているとともに、想定される在庫期間よりも長期性の資金を借入等により調達することで、流動性リスクの軽減を図っております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、当社グループが採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 なお、連結財務諸表の作成にあたって、資産・負債や収益・費用に影響を与える見積りは、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる各種の要因に関して仮定設定、情報収集を行い、見積り金額を算出しておりますが、実際の結果は見積り自体に不確実性があるために、これらの見積りと異なる場合があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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