概要
ANAホールディングスは、全日本空輸(ANA)を中核とする航空グループである。国内線・国際線の旅客・貨物輸送を主力とし、国内最大級の路線網を有する。2025年3月期の連結売上高は2兆2,619億円、営業利益率8.69%に達した。グループは140社の子会社と37社の関連会社で構成され、航空事業のほか空港サービス、旅行、商社などを展開する。本社は東京都港区に置く。
航空事業が連結売上高の78%を占める収益構造
当グループの主力は航空事業であり、全日本空輸(ANA)を中心にANAウイングス、エアージャパン、Peach Aviation、日本貨物航空(NCA)が運航する。2026年3月期の航空事業セグメント売上高は2兆3,132億円で、連結売上高の78.6%を占めた。内訳はANAブランドが2兆203億円、Peachが1,433億円、AirJapanが139億円、NCAが1,356億円である。国際線旅客収入が8,789億円と最大で、国内線旅客収入7,380億円が続く。貨物収入は国際線1,841億円、NCA1,089億円を含め合計3,159億円に上る。
空港関連・整備・旅行・商社の4事業が非航空収益を支える
航空関連事業では、ANA大阪空港やANAエアポートサービスが空港地上支援業務を、ANAベースメンテナンステクニクスが航空機整備を提供する。これらのサービスはグループ外の航空会社にも販売され、2026年3月期のセグメント収入は3,616億円である。旅行事業はANA Xが「ANAトラベラーズ」ブランドでパッケージ旅行を企画・販売し、653億円を計上。商社事業は全日空商事が航空関連資材の輸出入や通信販売を行い、1,542億円の収入を得た。その他事業にはビル管理や人材派遣が含まれ、497億円となる。
新型コロナで巨額赤字も、2期連続で過去最高益を更新
2021年3月期には新型コロナウイルス感染症の影響で売上高が7,287億円まで落ち込み、4,046億円の純損失を計上した。その後、国際線需要の回復やコスト削減により業績は急回復。2023年3月期に895億円の純利益に転じ、2024年3月期には1,571億円、2025年3月期1,530億円と過去最高を更新した。2026年3月期はさらに売上高2兆5,392億円、営業利益2,174億円、純利益1,690億円と過去最高を見込む。財務基盤の回復を最優先課題とし、手元流動性は1兆2,569億円に達した。
国内最大の路線網とスターアライアンス加盟による国際競争力
ANAグループは国内線で最大級の路線網を保有し、全国の主要空港を結ぶ。国際線は1999年のスターアライアンス加盟以降、世界30以上の航空会社とコードシェアを実施し、グローバルネットワークを拡大した。2026年3月期の国際線旅客数は902万人、座席利用率は83.0%に達した。成田空港の機能強化(2029年以降発着枠1.5倍)も事業機会として期待される。一方、国内総人口減少を背景に、AI活用による生産性向上が喫緊の課題と認識されている。
業界の中での役割は航空旅客・貨物輸送サービス提供者(航空会社)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 航空事業 | 2.3兆円 | 90.3% | 2,219億円 | 9.7% |
| 商社事業 | 1,329億円 | 5.3% | 76億円 | 5.7% |
| 航空関連事業 | 602億円 | 2.4% | 15億円 | 2.5% |
| 旅行事業 | 502億円 | 2.0% | -1億円 | -0.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01航空旅客・貨物輸送主力
全日本空輸、ANAウイングス、エアージャパン、Peach Aviation、日本貨物航空が、国内線・国際線の旅客航空運送および貨物航空運送サービスを提供。
- 旅客航空運送サービス
- 国内線・国際線の定期航空運送サービス。
- 貨物航空運送サービス
- 国内外の貨物輸送サービス。
02空港関連サービス・航空機整備準主力
ANA大阪空港、ANAエアポートサービス等が、空港での地上支援業務(搭乗手続き、手荷物取扱等)を提供。ANAベースメンテナンステクニクスが航空機の整備・保守を実施。グループ外の航空会社にもサービスを提供。
03旅行準主力
ANA Xが「ANAトラベラーズ」ブランドでパッケージ旅行商品を企画・販売。海外現地法人が到着地サービスを提供。
- パッケージ旅行商品
- 航空券と宿泊等を組み合わせた旅行商品。
04商社(航空関連資材等の輸出入・販売)副次
全日空商事を中心に、航空関連資材の輸出入、店舗・通信販売等を実施。グループ内外に販売。
05その他(ビル管理・人材派遣等)その他
ANAスカイビルサービスがビルメンテナンス、ANAビジネスソリューションが人材派遣等を提供。
製品と技術
ANAブランドのフルサービス旅客航空運送
ANAブランドでは、国内線・国際線の定期航空運送サービスを提供する。国内線は全国50以上の空港を結び、国際線は北米、欧州、アジア、オセアニアなど30以上の都市に就航。2026年3月期の国際線旅客数は902万人、座席利用率83.0%。機材はボーイング777、787、エアバスA320/321など最新鋭機を中心に構成。機内サービスやラウンジなど地上サービスも含め、高い顧客満足度を追求している。
貨物航空とLCCで多様な需要に応える
貨物事業では、日本貨物航空(NCA)が2025年7月にグループ化され、国際貨物専用機を運航。2026年3月期のNCA収入は1,356億円、ANAブランド国際貨物収入1,841億円と合計で3,197億円の貨物収入を達成した。低価格航空部門ではPeach Aviationが近距離アジア路線を中心に運航し、1,433億円の収入を計上。一方、AirJapanブランド便は2025年度に運航を休止し、リソースを他の成長領域に振り向けている。
航空機整備・空港サービス・旅行商品の外部展開
グループの技術力を活かし、ANAベースメンテナンステクニクスは他社航空機の整備・保守も受託している。ANAエアポートサービスはグランドハンドリング業務を国内外の航空会社に提供。旅行事業ではANA Xが「ANAトラベラーズ」ブランドでパッケージ旅行を企画・販売し、2026年3月期の旅行事業収入は653億円。全日空商事は航空関連資材の輸出入や通販を手掛け、商社事業収入1,542億円を計上した。これらの非航空事業はグループの収益多様化に寄与している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
空運業のなかでの位置
国内航空大手、国際線強化で収益拡大
ANAホールディングスは日本航空と並ぶ国内最大級の航空会社であり、国内線で高いシェアを持つ。同業の日本航空は規模が近いが、スカイマークやスターフライヤーは規模が小さくLCC中心。ANAは国内線需要の回復と国際線の増便で売上高2.5兆円に拡大。営業利益率8%前後と好調で、国際線のビジネス需要や貨物事業が収益に貢献。一方、燃油費や競争激化により、コスト削減と差別化が課題。
強み
- 国内線の便数とシェアでトップクラス、安定した旅客需要を確保
- アジア・北米路線中心に拡充、ビジネス需要を取り込む
- サービス品質の高さで顧客ロイヤルティ、プレミアム需要を獲得
- 航空以外の物流・旅行事業で収益を分散、リスクを低減
課題
- 原油高や円安で燃料費が増加、収益を圧迫するリスク
- 海外航空会社やLCCとの競争で運賃低下圧力が強まる
- 景気変動で旅行需要が左右、パイロットなどの人材確保が課題
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
物流・運輸の時価総額近傍。太字がANAホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9020東日本旅客鉄道 | 4.0兆円 | 16.2倍 |
| 2 | 9022東海旅客鉄道 | 3.9兆円 | 6.9倍 |
| 3 | 9101日本郵船 | 2.9兆円 | 14.1倍 |
| 4 | 9104商船三井 | 2.6兆円 | 11.4倍 |
| 5 | 9107川崎汽船 | 2.1兆円 | 15.9倍 |
| 6 | 9202ANAホールディングス | 1.4兆円 | 9.2倍 |
| 7 | 9021西日本旅客鉄道 | 1.4兆円 | 10.8倍 |
| 8 | 9147NIPPON EXPRESSホールディングス | 1.4兆円 | 71.6倍 |
| 9 | 9201日本航空 | 1.3兆円 | 9.5倍 |
| 10 | 9042阪急阪神ホールディングス | 1.2兆円 | 14.1倍 |
| 11 | 9024西武ホールディングス | 1.1兆円 | 22.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
ヘリコプター運送会社として1952年に創業
1952年12月、第2次世界大戦で壊滅した日本の定期航空事業を再興するため、日本ヘリコプター輸送株式会社が資本金1億5千万円で設立された。1953年2月、ヘリコプターを使って営業開始。その後、不定期航空運送事業免許、定期航空運送事業免許を取得し、東京-大阪間の貨物輸送を皮切りに逐次路線を拡大した。1955年11月にはダグラスDC-3型機を導入し、固定翼機による旅客輸送に進出した。1957年12月には社名を全日本空輸株式会社と変更した。
極東航空との合併で資本金6億円に増強
1958年3月、全日本空輸は極東航空株式会社と合併し、新資本金6億円となった。合併により路線網と機材が拡充され、1960年7月にはバイカウント744型機、1961年6月にはフレンドシップF-27型機及びバイカウント828型機を導入した。1963年11月には藤田航空株式会社を吸収合併し、資本金は46億5千万円に増加。この間、大阪航空ビルディング(現ANAファシリティーズ)を設立し、空港関連事業にも進出した。
ジェット機導入と国内路線網の急速な拡大
1965年3月、ボーイング727型機を導入し、ジェット機時代に突入。同年には国産YS-11型機も導入した。1969年5月にはボーイング737型機を加え、国内幹線から地方路線までカバーする体制を整えた。1970年10月、全日空商事株式会社(現連結子会社)を設立し、航空関連資材の調達・販売事業を開始。同年には全日空整備株式会社(現ANAベースメンテナンステクニクス)も設立し、整備部門を独立させた。
国際線参入とジャンボジェット機の導入
1971年2月、東京-香港間で国際不定期便の運航を開始。1973年12月にはロッキードL-1011型機を導入し、長距離路線に対応。1974年3月、日本近距離航空(後のエアーニッポン)を設立し、国内地方路線の運航を委託。1978年8月にはボーイング747型機を導入し、大量輸送時代に突入。同年、日本貨物航空を設立(後に経営から離脱)し、貨物事業にも本格参入した。
国際定期便の開始とスターアライアンス参加
1986年3月、東京-グアム間で国際定期便を運航開始。その後、欧米路線へと拡大した。1990年6月にはワールドエアーネットワーク(現エアージャパン)を設立。1991年3月にはエアバスA320型機を導入し、機材の多様化を進めた。1995年12月にはボーイング777型機を導入。1999年4月、全日空商事の旅行部門を分離独立させ、全日空スカイホリデー(現ANAあきんど)を設立。同年4月、スターアライアンスに正式加盟し、グローバルネットワークを強化した。
グループ再編と地域航空会社の統合
2001年4月、エアーニッポンネットワーク(現ANAウイングス)を設立し、地域航空運営を集約。2004年8月、エアーネクスト(現ANAウイングス)を設立し、更に統合を進めた。同年、中日本エアラインサービス(エアーセントラル)を子会社化し、中部圏の路線網を強化。2012年4月にはエアーニッポンを吸収合併し、グループ内のブランド整理を完了した。これらの再編により、効率的な運航体制を構築した。
コロナ禍からの回復と過去最高益達成への道
2021年3月期、新型コロナウイルスの影響で売上高が7,287億円に激減し、4,046億円の純損失を計上した。政府の支援やコスト削減により、2023年3月期には895億円の純利益に回復した。2023-2025年度中期経営戦略では財務基盤の回復を最優先し、NCAのグループ化やAirJapanブランド便の運航休止などエアラインポートフォリオを変革。2025年3月期の営業利益は1,966億円、2026年3月期には2,174億円と過去最高を見込む。今後5年間で2.7兆円の成長投資を計画している。
年表39件を開く
1950年代
- 1952年12月創業第2次世界大戦により壊滅したわが国の定期航空事業を再興することを目的に、日本ヘリコプター輸送株式会社(資本金1億5千万円)を設立
- 1953年2月ヘリコプターを使って営業開始
- —不定期航空運送事業免許取得
- —定期航空運送事業免許取得
- —東京-大阪間の貨物輸送をはじめとして逐次営業路線を拡大
- 1955年11月ダグラスDC-3型機導入
- 1957年12月社名を全日本空輸株式会社と変更
- 1958年3月M&A極東航空株式会社と合併(新資本金6億円)
1960年代
- 1960年7月バイカウント744型機導入
- 1961年6月フレンドシップF-27型機及びバイカウント828型機導入
- —商号変更大阪航空ビルディング株式会社(全日空ビルディング株式会社に商号変更、現連結子会社・ANAファシリティーズ株式会社)設立
- —上場東京、大阪証券取引所市場第二部に上場
- 1963年11月M&A藤田航空株式会社を吸収合併(新資本金46億5千万円)
- 1965年3月ボーイング727型機導入
- —オリンピアYS-11型機導入
- 1969年5月ボーイング737型機導入
1970年代
- 1970年10月全日空商事株式会社(現連結子会社)設立
- —全日空整備株式会社(現連結子会社・ANAベースメンテナンステクニクス株式会社)設立
- 1971年2月国際線不定期便運航開始(東京-香港)
- 1972年8月上場東京、大阪両証券取引所(現東京証券取引所)市場第二部から市場第一部に上場
- 1973年12月ロッキードL-1011型機導入
- 1974年3月創業日本近距離航空株式会社(エアーニッポン株式会社に商号変更、2012年4月に提出会社と合併)設立
- 1978年8月株式会社ハローワールド(現連結子会社・ANAあきんど株式会社)の株式を取得
- —創業日本貨物航空株式会社を設立(2005年8月 経営より離脱)
- —ボーイング747型機導入
1980年代
- 1983年6月ボーイング767型機導入
- 1986年3月国際定期便を運航開始(東京-グアム)
- 1989年11月上場全日空ビルディング株式会社(現連結子会社・ANAファシリティーズ株式会社)が大阪証券取引所市場第2部に上場(2005年9月に上場廃止)
1990年代
- 1990年6月ワールドエアーネットワーク株式会社(現連結子会社・株式会社エアージャパン)設立
- 1991年3月エアバスA320型機導入
- —上場ロンドン証券取引所に上場(2017年1月に上場廃止)
- 1995年12月ボーイング777型機導入
- 1998年3月エアバスA321型機導入
- 1999年4月商号変更全日空商事株式会社(現連結子会社)旅行サービス部門を分離独立させ全日空スカイホリデー株式会社(ANAセールス株式会社に商号変更、現連結子会社・ANAあきんど株式会社)設立
- —「スターアライアンス」に正式加盟
2000年代
- 2001年4月株式会社エアーニッポンネットワーク(現連結子会社・ANAウイングス株式会社)設立
- 2003年4月M&A全日空スカイホリデー株式会社、全日空ワールド株式会社、全日空トラベル株式会社、株式会社ANAセールスホールディングスの4社を合併し、ANAセールス&ツアーズ株式会社(ANAセールス株式会社に商号変更、現連結子会社・ANAあきんど株式会社)を設立
- 2004年8月エアーネクスト株式会社(現連結子会社・ANAウイングス株式会社)設立
- —M&A中日本エアラインサービス株式会社(エアーセントラル株式会社に商号変更、現連結子会社・ANAウイングス株式会社)を子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益2028年度まで2,500億円
- 営業利益率2028年度まで9%
- 営業利益2030年度まで3,100億円
- 営業利益率2030年度まで10%
- ROE12%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
成長投資の加速
人財・DX・航空機を中心に今後5年間で2.7兆円規模の成長投資を実行し、国際線旅客事業と貨物事業へ経営資源を優先配分する。
- 02
利益成長の加速
国際線旅客・貨物事業の利益成長を加速し、資産効率向上と利益変動リスク低減を図る。事業規模拡大とネットワーク強化により収益力向上を目指す。
- 03
株主価値の向上
収益性向上と株式数削減による資本コントロールにより、安定的にROE12%以上、EPS CAGR約10%を実現し株主価値向上につなげる。
- 04
デジタル×人の力で価値創出
過去最大規模のDX投資で業務効率化を進め、創出した余力を「人の力」に再配分し、デジタルと人の掛け合わせによる付加価値創出で差別化を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で47,826人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は771万円で、9期前と比べて−0.7%。平均年齢は46.2歳、平均勤続年数は2.9年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 39,243 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 41,930 | — |
| 2019年3月 | 777 | 45.5 | 3.4 | 43,466 | — |
| 2020年3月 | 737 | 45.8 | 3.6 | 45,849 | — |
| 2021年3月 | 564 | 45.2 | 3.9 | 46,580 | — |
| 2022年3月 | 496 | 45.0 | 3.1 | 42,196 | — |
| 2023年3月 | 691 | 45.5 | 3.5 | 40,507 | — |
| 2024年3月 | 714 | 45.3 | 2.3 | 41,225 | — |
| 2025年3月 | 730 | 45.5 | 2.8 | 44,019 | 447 |
| 2026年3月 | 771 | 46.2 | 2.9 | 47,826 | 455 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社72社(国内 63 / 海外 9、うち連結子会社 60) を有報から抽出しています。
- 国内全日本空輸㈱(注2.5.6)東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ANAウイングス㈱東京都大田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エアージャパン千葉県成田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内日本貨物航空㈱東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Peach Aviation㈱(注6)大阪府 泉佐野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ANAエアポートサービス㈱東京都大田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ANA大阪空港㈱大阪府豊中市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ANA関西空港㈱大阪府 泉佐野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ANA成田エアポートサービス㈱千葉県成田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ANA福岡空港㈱福岡県福岡市 博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ANA中部空港㈱愛知県常滑市 · 連結子会社議決権57.4%
- 国内ANA新千歳空港㈱北海道千歳市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社60社を開く
- ANA沖縄空港㈱沖縄県那覇市100%
- ㈱ANAエアサービス福島福島県石川郡100%
- ㈱ANAエアサービス佐賀佐賀県佐賀市100%
- ㈱ANAエアサービス松山愛媛県松山市81%
- ANAベースメンテナンステクニクス㈱東京都大田区100%
- ANAコンポーネントテクニクス㈱東京都大田区100%
- ANAエアロサプライシステム㈱東京都大田区100%
- ANAエンジンテクニクス㈱東京都大田区100%
- ANAラインメンテナンステクニクス㈱東京都大田区100%
- MRO Japan㈱沖縄県那覇市45%
- 全日空モーターサービス㈱東京都大田区100%
- 千歳空港モーターサービス㈱北海道千歳市51%
- ㈱ANA Cargo東京都港区100%
- ㈱OCS東京都江東区100%
- 欧西愛司物流(上海)有限公司SHANGHAI P.R.CHINA49%
- OCS Hong Kong Co.,Ltd.HONG KONG100%
- panda・Flight・Academy㈱東京都大田区100%
- ㈱インフィニ トラベル インフォメーション東京都港区60%
- ANAシステムズ㈱東京都大田区100%
- ㈱ANAケータリングサービス東京都大田区100%
- ANAテレマート㈱東京都品川区100%
- ANA REAL ESTATE HAWAII,INC.HONOLULU HAWAII U.S.A.100%
- ANA X㈱東京都中央区100%
- ANAあきんど㈱東京都中央区100%
- ANA Sales AmericasTORRANCE CALIFORNIA U.S.A.100%
- 全日本空輸服務有限公司HONG KONG100%
- ANAビジネスジェット㈱東京都港区51%
- 全日空商事㈱東京都港区100%
- ANAフーズ㈱東京都港区100%
- ANA FESTA㈱東京都大田区100%
- 全日空商事デューティーフリー㈱千葉県成田市100%
- ANA TRADING CORP.,U.S.A.TORRANCE CALIFORNIA U.S.A.100%
- インターナショナル・カーゴ・サービス㈱東京都大田区100%
- ㈱ FUJISEY山梨県甲府市100%
- ANA Digital Gate㈱東京都中央区51%
- ㈱武蔵の杜カントリークラブ埼玉県入間郡100%
- ANAビジネスソリューション㈱東京都港区100%
- ANAファシリティーズ㈱東京都中央区100%
- ANAスカイビルサービス㈱東京都大田区94%
- ANAスカイビルサービス沖縄㈱沖縄県那覇市100%
- ㈲ジー・ディー・ピー大阪府大阪市 北区100%
- Wingspan Insurance (Guernsey)LimitedGUERNSEY CHANNEL ISLANDS100%
- ANAウィングフェローズ・ヴイ王子㈱東京都大田区100%
- ㈱ANA総合研究所東京都港区100%
- avatarin㈱東京都中央区55%
- LANI REINSURANCE INC.HONOLULU HAWAII U.S.A100%
- AH-GB未来創造投資事業有限責任組合東京都渋谷区100%
- 長崎空港給油施設㈱長崎県大村市51%
- セントレアGSEサービス㈱愛知県常滑市26%
- ㈱エージーピー東京都大田区20%
- Crew Resources Worldwide,L.L.C.HONOLULU HAWAII U.S.A.33%
- 楽天ANAトラベルオンライン㈱東京都世田谷区50%
- 空港施設㈱(注3)東京都大田区21%
- アビコム・ジャパン㈱東京都港区37%
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社東京都港区25%
- ㈱ラグナガーデンホテル沖縄県宜野湾市20%
- 沖縄給油施設㈱沖縄県那覇市50%
- 鹿児島空港給油施設㈱鹿児島県霧島市30%
- 熊本空港給油施設㈱熊本県菊池郡44%
- 広島空港給油施設㈱広島県三原市49%
- JP日本貨物航空株式会社
- JP全日本空輸株式会社
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達4,828万円バイオものづくり革命推進事業余剰汚泥を使った従属栄養性藻類の培養とバイオディーゼル系脂肪酸原油生産の実証事業委託国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2025-01-06
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2.5兆円、営業利益は2,174億円。前期と比べると増収増益で、売上が+12.3%、利益が+10.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.8兆円 | 2.5兆円 |
| 営業利益 | 1,500億円 | 2,174億円 |
| 純利益 | 960億円 | 1,691億円 |
| 1株あたり配当 | ¥60 | ¥60 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は6,727億円、営業利益は208億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+45.9%、営業利益は−52.5%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 0.45 | — | — | 269 |
| 2024年1Q | 0.46 | 438 | 9.5 | 307 |
| 2024年2Q | 0.54 | 859 | 15.9 | 625 |
| 2024年3Q | 0.54 | 804 | 14.9 | 557 |
| 2024年4Q | 0.51 | — | — | 82 |
| 2025年2Q | 1.10 | 1,084 | 9.9 | 808 |
| 2025年4Q | 1.16 | 882 | 7.6 | 722 |
| 2026年2Q | 1.19 | 976 | 8.2 | 761 |
| 2026年4Q | 1.35 | 1,198 | 8.9 | 930 |
| 2027年1Q | 0.67 | 208 | 3.1 | 194 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1.5兆円から2.5兆円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は8.6%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.48 | — | 770 | — | 431 |
| 2014年3月 | 1.57 | — | 429 | — | 189 |
| 2015年3月 | 1.71 | — | 671 | — | 392 |
| 2016年3月 | 1.79 | — | 1,307 | — | 782 |
| 2017年3月 | 1.77 | — | 1,404 | — | 988 |
| 2018年3月 | 1.97 | — | 1,606 | — | 1,439 |
| 2019年3月 | 2.06 | — | 1,567 | — | 1,108 |
| 2020年3月 | 1.97 | — | 594 | — | 277 |
| 2021年3月 | 0.73 | — | −4,514 | — | −4,046 |
| 2022年3月 | 1.02 | — | −1,849 | — | −1,436 |
| 2023年3月 | 1.71 | — | 1,118 | — | 895 |
| 2024年3月 | 2.06 | — | 2,077 | — | 1,571 |
| 2025年3月 | 2.26 | 1,966 | 2,001 | 8.7 | 1,530 |
| 2026年3月 | 2.54 | 2,174 | 2,197 | 8.6 | 1,691 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2.5兆円のうち、営業利益として残るのは2,174億円で8.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,691億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.7%2.1兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.7%2,470億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.6%2,174億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが4,435億円、投資CFが−4,152億円で、差し引きのフリーCFは283億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は7,364億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF兆円 | フリーCF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,732 | −3,337 | 0.08 | −1,605 | 0.19 |
| 2014年3月 | 2,001 | −649 | −0.09 | 1,352 | 0.24 |
| 2015年3月 | 2,069 | −2,107 | −0.03 | −38 | 0.21 |
| 2016年3月 | 2,639 | −744 | −0.13 | 1,895 | 0.27 |
| 2017年3月 | 2,371 | −1,947 | 0.00 | 424 | 0.31 |
| 2018年3月 | 3,160 | −3,245 | −0.03 | −85 | 0.27 |
| 2019年3月 | 2,961 | −3,087 | −0.05 | −126 | 0.21 |
| 2020年3月 | 1,302 | −2,302 | 0.02 | −1,000 | 0.14 |
| 2021年3月 | −2,704 | −5,958 | 1.10 | −8,662 | 0.37 |
| 2022年3月 | −764 | 2,300 | 0.09 | 1,536 | 0.62 |
| 2023年3月 | 4,498 | −783 | −0.14 | 3,715 | 1.11 |
| 2024年3月 | 4,206 | −3,995 | −0.14 | 211 | 1.00 |
| 2025年3月 | 3,730 | −3,437 | −0.17 | 293 | 0.86 |
| 2026年3月 | 4,435 | −4,152 | −0.16 | 283 | 0.74 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は4.0兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.5兆円で、自己資本比率は37.7%(業種中央値37.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2.14 | 0.77 | 1.36 | 35.9 |
| 2014年3月 | 2.17 | 0.75 | 1.42 | 34.3 |
| 2015年3月 | 2.30 | 0.80 | 1.50 | 34.7 |
| 2016年3月 | 2.23 | 0.79 | 1.43 | 35.4 |
| 2017年3月 | 2.31 | 0.92 | 1.39 | 39.7 |
| 2018年3月 | 2.56 | 1.00 | 1.56 | 38.6 |
| 2019年3月 | 2.69 | 1.11 | 1.58 | 40.9 |
| 2020年3月 | 2.56 | 1.07 | 1.49 | 41.4 |
| 2021年3月 | 3.21 | 1.01 | 2.20 | 31.4 |
| 2022年3月 | 3.22 | 0.80 | 2.42 | 24.8 |
| 2023年3月 | 3.37 | 0.87 | 2.50 | 25.6 |
| 2024年3月 | 3.57 | 1.05 | 2.52 | 29.3 |
| 2025年3月 | 3.62 | 1.14 | 2.48 | 31.2 |
| 2026年3月 | 3.96 | 1.50 | 2.45 | 37.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
空運業 5社との比較
同じ空運業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで5社中1位あたり、逆に低いのは配当利回りで5社中4位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,943で、1年前と比べて+0.8%。過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.2倍 |
| PER (会社予想) | 14.1倍 |
| PBR | 0.92倍 |
| 配当利回り | 2.04% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で1.57%上昇し、8月21日に3040円。25日移動平均線(3082.3円)を約1%下回り、75日線(2970.57円)は上回っている。52週高値3419円からは約11%下方。RSIは39.44と中立よりやや弱い。出来高は7月29日の515万株をピークに減少傾向。週足の傾きは横ばいで、方向感に欠ける展開。一方で200日線(2951.76円)は上回っており、中期的なトレンドは維持。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
実績PERが9.48倍と同業界平均の21.21倍を大幅に下回り、PBRも0.95倍と1倍を割り込んで割安感が強い。予想PERは14.5倍と上昇が見込まれるが、ROEは12.9%と資本効率は良好。配当利回り1.97%は業界平均の2.23%をやや下回るが、配当性向97.1%と高い水準で株主還元は手厚い。割安だが、今後は収益力の改善が期待される。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.2倍 | 21.4倍 |
| PER (予想) | 14.1倍 | — |
| PBR | 0.92倍 | 1.14倍 |
| ROE | 12.9% | 9.3% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、国際線需要の回復が続くかと、客単価上昇が利益を拡大するか。強気派は、国際線の収益改善とインバウンド需要の取り込み、堅調な貨物事業を評価する。一方、弱気派は、燃料費や為替の変動、競争激化による運賃低下、安全運航コストの増加を懸念する。
- 国際線の回復
2026/3期売上高は過去最高の2兆5392億円を計画。
- インバウンド需要
訪日観光客の増加が国際線収入を押し上げる。
- 貨物事業の好調
電子商取引拡大で航空貨物需要が堅調。
- 2026/3期売上高2兆5,392億円と10%増収決算発表後影響中
売上高は前期比2,773億円増の2兆5,392億円、旅客需要増で2.5兆円台に乗せる
- 2026/3期営業利益2,174億円と増益決算発表後影響中
営業利益は1,966億円から2,174億円へ、国際線需要回復で増益
- PBR0.98倍とROE12.9%の割安感継続影響中
PBRが0.98倍と1倍を下回る一方ROE12.9%、資本効率を考慮すれば割安
- 1年で株価+9.03%と上昇基調継続影響弱
株価は1年間で9.03%上昇、市場の業績期待を反映した動き
- 燃料費・為替変動
燃料費高騰や円安がコスト増と需要減を招く。
- 競争激化
LCCや他社の増便で価格競争が激化。
- 安全投資の負担
安全対策コストが収益を圧迫する可能性。
- フォワードPER15倍が示す純利益約1,014億円への減益決算発表後影響強
市場予想PER15倍は純利益約1,014億円を前提とし、現在の1,691億円から約40%減益
- 営業利益率8.56%へ低下決算発表後影響中
営業利益率は8.69%から8.56%へ低下、コスト増が増益率を圧迫
- 外国人保有15.5%と低水準不定影響弱
外国人保有15.5%と国内株主中心で、海外マネーの取り込み余地は限定的
- 配当利回り1.91%の低さ通年影響弱
配当利回りは1.91%と低く、株主還元面での魅力が乏しい
- 国際線旅客数
- 国際需要の回復度合いを測る最大の指標。
- 搭乗率
- 座席供給と需要のバランス、収益性の目安。
- 燃料費
- 燃油価格の変動が収益に直接影響するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり60円で、前期から+8.3%。いまの株価に対する利回りは2.04%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 60 | — | 32.3 |
| 2018年3月 | 60 | 0.0 | 23.2 |
| 2019年3月 | 75 | 25.0 | 31.4 |
| 2024年3月 | 50 | −33.3 | 172.1 |
| 2025年3月 | 60 | 20.0 | 93.4 |
| 2026年3月 | 65 | 8.3 | 97.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥60
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ619,947人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.1%を占め、残る67.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 52.6 | 58.7 | 58.6 | 56.8 | 54.7 | 50.3 |
| 金融機関 | 24.4 | 20.7 | 21.4 | 21.0 | 21.9 | 22.8 |
| 外国法人 | 11.0 | 7.9 | 7.9 | 10.8 | 11.7 | 15.2 |
| 事業法人 | 10.5 | 10.3 | 10.3 | 9.5 | 9.3 | 9.3 |
| 自己株式 | 2.8 | 2.8 | 2.8 | 2.8 | 2.9 | 5.0 |
| 証券会社 | 1.1 | 1.9 | 1.3 | 1.4 | 2.1 | 2.1 |
| 外国人個人 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.4 | 0.3 |
| 政府・自治体 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 14.13 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.99 |
| 03 | 名古屋鉄道株式会社 | 1.51 |
| 04 | 全日空社員持株会 | 1.43 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(従業員持株ESOP信託口・80279口) | 1.19 |
| 06 | 全日空グループ社員持株会 | 1.01 |
| 07 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 0.84 |
| 08 | 日本郵船株式会社 | 0.81 |
| 09 | 日本生命保険相互会社 | 0.60 |
| 10 | 東京海上日動火災保険株式会社 | 0.50 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-21野村證券株式会社新規の大量保有報告2.51%+0.28pt
- 2026-05-12野村證券株式会社新規の大量保有報告2.23%-0.45pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+2553%、1株純資産は14期で+1207%。直近期のROEは12.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 14 | 218 | 6.6 | 14.2 | 30.2 |
| 2014年3月 | 54 | 2,138 | 2.5 | 41.2 | 57.9 |
| 2015年3月 | 112 | 2,284 | 5.1 | 28.6 | 67.5 |
| 2016年3月 | 224 | 2,259 | 9.8 | 14.2 | 78.6 |
| 2017年3月 | 282 | 2,624 | 11.6 | 12.0 | 32.3 |
| 2018年3月 | 418 | 2,954 | 15.1 | 9.9 | 23.2 |
| 2019年3月 | 331 | 3,285 | 10.6 | 12.3 | 31.4 |
| 2020年3月 | 83 | 3,172 | 2.6 | 31.9 | — |
| 2021年3月 | −1,082 | 2,141 | −39.1 | — | — |
| 2022年3月 | −305 | 1,695 | −15.9 | — | — |
| 2023年3月 | 190 | 1,834 | 10.8 | 15.1 | — |
| 2024年3月 | 335 | 2,222 | 16.5 | 9.6 | 172.1 |
| 2025年3月 | 326 | 2,405 | 14.1 | 8.5 | 93.4 |
| 2026年3月 | 358 | 2,854 | 12.9 | 7.8 | 97.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額734百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 片野坂真哉 | 取締役 会長 取締役会議長 | 71 |
| 芝田浩二 | 代表取締役 社長 グループ経営戦略会議議長、グループESG経営推進会議総括、グループ監査担当 | 69 |
| 直木敬陽 | 代表取締役 副社長執行役員 グループCHO(Chief Human Resource Officer、グループ人事・グループ労政担当)、グループ経営戦略担当 | 62 |
| 中堀公博 | 代表取締役 副社長執行役員 グループCFO(Chief Financial Officer、グループ経理・財務担当)、グループ経理・財務室長 | 62 |
| 種家純 | 取締役 常務執行役員 グループESG経営推進会議議長、グループリスク&コンプライアンス・グループ法務・グループ総務担当 | 59 |
| 平澤寿一 | 取締役 | 62 |
| 山本亜土 | 取締役 | 77 |
| 勝栄二郎 | 取締役 | 76 |
| 峰岸真澄 | 取締役 | 62 |
| 井上ゆかり | 取締役 | 64 |
| 菊池伸 | 監査役(常勤) | 65 |
| 福澤一郎 | 監査役(常勤) | 65 |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 梶田恵美子 | 監査役(常勤) | 65 |
| 小川英治 | 監査役 | 69 |
| 三橋友紀子 | 監査役 | 60 |
| 吉田秀和 | 取締役 執行役員 グループCPO(Chief Procurement Officer、グループ調達・施設室長)、グループIT担当 | 58 |
| 大薗恵美 | 取締役 | 61 |
| 福田慎一 | 監査役 | 65 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 306 | 184 | 38 | 529 | 76 |
| 社外取締役 | 9 | 130 | — | — | 130 | 14 |
| 監査役 | 2 | 75 | — | — | 75 | 38 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
ニュース
AI解説今日の重要ニュースより
「今日の重要ニュース」でANAホールディングスを取り上げた解説を、新しい順に並べている。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,234字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,514字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,741字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)11,886字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第76期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第75期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第74期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第74期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第74期第2四半期(2022/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第74期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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