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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

Genky DrugStores

Genky DrugStores Co., Ltd.9267 · Prime · 小売業

ドラッグストアチェーン。持株会社傘下で調剤薬局・一般医薬品・化粧品等販売。

概要

ゲンキーを中核とする持株会社。北陸・中部地方に480店舗を展開し、調剤薬局併設型ドラッグストア「ゲンキー」を運営。2025年6月期の売上高は2,008億円、営業利益97億円。福井県坂井市に本社を置く。

持株会社としてのグループ体制

当社は2017年12月にゲンキーの単独株式移転により設立された純粋持株会社である。グループは医薬品・化粧品・日用品・食品を扱うドラッグストア運営、食品製造、不動産管理の各子会社で構成される。主要子会社はゲンキー(小売)、ゲンキー食品(食品製造)、ゲンキー不動産(不動産管理)。連結従業員数は1,841名。単一セグメントで、持株会社はグループ経営管理に専念する。

標準化店舗とドミナント戦略

主力業態は「R店」と呼ばれる300坪の標準型店舗である。2025年6月期末時点でR店441店舗、大型店39店舗の計480店舗を運営。北陸・中部地方に集中出店し、地域シェアを高めるドミナント戦略を採用。2025年6月期には愛知県21店舗、福井県12店舗、滋賀県10店舗など新規出店を加速。閉店7店舗、改装1店舗のネット増で店舗網を拡大した。

食品中心の品揃えと収益構造

商品別売上高で最大比率を占めるのは食品で、2025年6月期は1,413億85百万円(全体の70.4%)。青果や精肉などの生鮮食品も取り扱い、食品スーパー的な機能を持つ。続いて雑貨235億26百万円、化粧品188億10百万円、医薬品156億14百万円。医薬品は処方箋調剤と一般用医薬品で構成。食品の低価格販売で集客し、他部門の売上を牽引する構造である。

業界の中での役割はドラッグストア運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,206億円
営業利益
110億円
営業利益率
5.0%
純利益
79億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01小売業(ドラッグストア)主力

調剤薬局併設型ドラッグストアを運営。医薬品、化粧品、日用品等を販売。

主な製品・サービス3
医薬品
一般用医薬品、調剤薬局での処方箋調剤。
化粧品
スキンケア、ヘアケア等。
日用品
衛生用品、ベビー用品等。

製品と技術

処方箋調剤と一般用医薬品

医薬品部門は調剤薬局併設型の強みを活かし、処方箋調剤と一般用医薬品の両方を提供。2025年6月期の医薬品売上高は156億14百万円。調剤薬局では保険調剤に対応し、地域の医療機関との連携を強化。一般用医薬品は風邪薬、胃腸薬、ビタミン剤など約15,000品目を低価格で販売する。

化粧品と日用品の品揃え

化粧品部門はスキンケア、ヘアケア、メイクアップ用品を中心に188億10百万円の売上。日用品(雑貨)部門は衛生用品、ベビー用品、トイレタリーなどを扱い、235億26百万円。両部門ともナショナルブランドとプライベートブランドを組み合わせ、価格訴求と品揃えの充実を両立している。

食品部門の拡大と生鮮品

食品が最大カテゴリーで、2025年6月期の売上高は1,413億85百万円。惣菜・冷凍食品・飲料など加工食品に加え、青果・精肉などの生鮮食品も取り扱う。生鮮品の導入はドラッグストアとしては異例で、近隣のスーパーと競合しつつ「近所で生活費が節約できるお店」というコンセプトの中核をなす。低価格を実現するため、自社物流拠点を活用した効率的な仕入れとローコストオペレーションを徹底している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ドラッグストア大手に成長、郊外型で存在感強化

Genky DrugStoresはドラッグストアチェーンを展開し、売上高は2024年6月期1849億円、2025年6月期2008億円、2026年6月期2206億円と急拡大中。営業利益率は4.8%〜4.99%と安定した水準にある。同業のトライアルホールディングスや光フードサービスと比較し、特に郊外型大型店舗で強みを発揮する。医薬品・化粧品・食品などを扱う総合ドラッグストアとして、顧客の生活密着型需要を取り込む。出店攻勢による成長が続く一方、競争激化による既存店の売上低迷や、人件費・物流コストの上昇が課題。

強み

  • 売上高が3期連続で10%以上増加し、店舗拡大が続く。
  • 大型駐車場を備えた郊外型店舗で、競合との差別化に成功。
  • 営業利益率が5%前後で安定し、規模拡大に伴う利益成長が続く。
  • 医薬品から日用品、食品まで幅広く扱い、ワンストップの利便性。

課題

  • ドラッグストア業界は飽和気味で、他社との価格競争が激化している。
  • 人件費や物流費の上昇が利益を圧迫する可能性がある。
  • 新規出店偏重で、既存店の売上成長が鈍化する懸念がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がGenky DrugStores

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13002グンゼ1,303億円257.8倍
29832オートバックスセブン1,287億円14.7倍
38255アクシアル リテイリング1,199億円12.9倍
49842アークランズ1,195億円14.3倍
58173Joshin1,173億円33.0倍
69267Genky DrugStores1,108億円13.9倍
78237松屋1,097億円49.1倍
84985アース製薬1,084億円23.0倍
97965象印マホービン1,053億円15.1倍
108016オンワードホールディングス1,050億円10.0倍
114919ミルボン1,037億円19.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 5件

持株会社体制への移行と上場

2017年12月、ゲンキー株式会社が単独株式移転により当社を設立し、東京証券取引所市場第一部に上場した。これによりゲンキー株式会社は上場廃止となり、当社が純粋持株会社としてグループ全体の経営管理を担う体制へ移行。上場資金を活用した店舗拡大や子会社設立の基盤を築いた。

海外子会社清算による撤退

2018年11月、中国に設立していた子会社「玄気商貿(上海)有限公司」を清算した。同社は海外事業展開の拠点として設立されたが、業績が振るわず撤退を決定。以降、当社グループは国内市場に経営資源を集中する方針を明確にした。

食品子会社の設立と垂直統合

2019年7月、富士パール食品株式会社(後にゲンキー食品株式会社へ商号変更)を設立。自社で食品を製造・加工することで、ドラッグストアでの食品販売を強化する垂直統合戦略を採った。食品カテゴリーが売上の7割を占める現在の事業構造の基盤となった。

プライム市場への移行

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行した。上場維持基準への適合を継続し、機関投資家からの資金調達力や知名度向上につながった。

不動産管理子会社の設立

2022年10月、ゲンキー不動産株式会社を設立。店舗用不動産の取得・管理・開発を目的とし、出店加速に伴う不動産関連業務の効率化とコスト削減を図る。持株会社体制の下で事業基盤を強化する一環である。

年表5件を開く

2010年代

  • 2017年12月創業ゲンキー株式会社が単独株式移転により当社を設立し、東京証券取引所市場第一部に株式を上場(ゲンキー株式会社は2017年12月に上場廃止)。
  • 2018年11月玄気商貿(上海)有限公司を清算。
  • 2019年7月創業富士パール食品株式会社(現 ゲンキー食品株式会社)を設立。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年10月創業ゲンキー不動産株式会社を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    圧倒的な低価格の追求

    「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、徹底した低価格販売を実現するため、ローコスト経営を深耕し、収益管理を強化する。

  2. 02

    品揃えの拡充と生鮮強化

    医薬品や化粧品に加え、生活必需品や生鮮食品(青果・精肉)を幅広く取り揃え、「何でも揃うお店」を目指す。

  3. 03

    ドミナントエリア構築と標準化出店

    完全標準化された300坪のR店を出店し、地域シェアを高めるドミナント戦略を推進する。自社物流拠点を活かした効率運営も行う。

  4. 04

    人材の確保・育成とオペレーション向上

    医薬品販売資格者をはじめとする計画的な人材確保と育成を行い、定番商品中心の店舗オペレーションの技術・管理レベルを向上させる。

  5. 05

    コンプライアンスと内部統制の強化

    コンプライアンスの徹底、内部統制の強化、財務体質の強化に取り組み、健全な経営基盤を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で1,841人が働いている。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年6月810
2019年6月1,016
2020年6月1,143
2021年6月1,501
2022年6月1,710
2023年6月1,753
2024年6月1,661542
2025年6月1,841527

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
店舗 計685億円
R店 — 愛知県148店舗223億円
R店 — 岐阜県120店舗142億円
R店 — 福井県78店舗126億円
R店 — 石川県65店舗9,763百万円
R店 — 滋賀県30店舗5,840百万円
富山小矢部 RPDC — 富山県小矢部市5,395百万円
岐阜安八RPDC — 岐阜県安八郡 安八町4,484百万円
大型店 — 岐阜県18店舗1,579百万円
大型店 — 福井県10店舗1,185百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ゲンキー株式会社
    福井県坂井市
    議決権100.0%
  • 国内
    ゲンキー食品株式会社
    岐阜県安八郡
    議決権100.0%
  • 国内
    ゲンキー不動産株式会社
    福井県坂井市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は2,206億円営業利益110億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.9%、利益が+13.4%。

売上高
+9.9%
2,206億円
営業利益
+13.4%
110億円
純利益
+11.3%
79億円
営業利益率
5.0%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高2,440億円2,206億円
営業利益120億円110億円
純利益82億円79億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は1,113億円、営業利益は53億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+3.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q403143.510
2023年4Q44915
2024年1Q469204.314
2024年2Q451245.317
2024年3Q446214.714
2024年4Q483255.218
2025年2Q988464.733
2025年4Q1,020515.038
2026年2Q1,093575.240
2026年4Q1,113534.839

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2018年6月期からの9期で、売上は949億円から2,206億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。売上は8期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2018年6月9494431
富士パール食品株式会社(現 ゲンキー食品株式会社)を設立。
2019年6月1,0394327
2020年6月1,2364628
2021年6月1,4246648
ゲンキー不動産株式会社を設立。
2022年6月1,5466144
2023年6月1,6917148
2024年6月1,84990934.963
2025年6月2,00897994.871
2026年6月2,2061101125.079

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高2,206億円のうち、営業利益として残るのは110億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は79億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金95.0%2,096億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%110億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+1.3pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.1pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2025年6月期は営業CFが126億円、投資CFが−156億円で、差し引きのフリーCFは−30億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は62億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2018年6月54−542022
2019年6月43−10969−6624
2020年6月74−11280−3866
2021年6月121−88−203379
2022年6月61−10620−4554
2023年6月88−979−953
2024年6月133−106−212759
2025年6月126−15633−3062

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2025年6月期の総資産は1,273億円。このうち返さなくてよい自己資本が534億円で、自己資本比率は41.8%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年6月60023836239.7
2019年6月67925342637.3
2020年6月83127755433.3
2021年6月90832258635.4
2022年6月97136260937.3
2023年6月1,05940765238.3
2024年6月1,13946767340.9
2025年6月1,27353473941.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
62億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
465億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
739億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中89位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中309位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.4%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,575で、1年前と比べて-22.0%過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。

¥3,575+1.3%1ヶ月-1.1%1年-22.0%時価総額1,108億円
過去52週の値幅
安値¥3,175高値¥5,460

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.9倍
PER (会社予想)13.3倍
PBR1.78倍
配当利回り0.36%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月21日終値3740円で、25日線(3704.8円)を約0.9%上回り、75日線(3564.51円)を約4.9%上回る。一方200日線(4146.53円)を約9.8%下回る。52週高値5460円からは約31%下落。1カ月で0.13%とほぼ横ばい。7月29日に4155円まで上昇後、7月30日に3770円へ急落。ボラティリティが高い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは14.52倍と業界平均の40.23倍を大きく下回るが、PBRは1.86倍と平均の3.06倍を下回る。ROEは14.2%と良好だが、配当利回りは0.35%と平均の12.58%を大幅に下回る。配当性向は103.1%と利益を超える配当を実施しており、持続可能性に懸念がある。業績は売上高・利益とも堅調に増加しているが、配当利回りの低さと過剰な配当性向がバリュエーションの評価を下げている。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.9倍39.6倍
PER (予想)13.3倍
PBR1.78倍2.44倍
ROE14.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ドラッグストア業界は高齢化や健康意識の高まりで需要が拡大するが、競争も激化。強気派は、調剤併設で処方箋需要を取り込み、ヘルスケア分野での成長を見込む。弱気派は、食品販売の競争激化や、調剤報酬改定による収益圧迫を懸念。株価は1年で約20%下落しており、割安感と成長持続性が争点。

プラスに働く材料7
  • 調剤薬局の強み

    処方箋需要で安定収益

  • 増収基調

    売上高が年々増加

  • 割安評価

    PER14.5倍と業界平均並み

  • 売上高2206億円へ増収と営業利益過去最高2026年6月期影響

    売上高は2008億円から2206億円へ約200億円増え、営業利益も97億円から110億円へ13億円増。

  • 純利益が79億円へ過去最高更新2026年6月期影響

    純利益は63億円→71億円→79億円と2期連続で過去最高。増益率は年率10%超。

  • 予想PER13.9倍と割安水準決算発表後影響

    実績PER14.52倍に対し来期予想PERは13.9倍。増益が続くならバリュエーションは割安。

  • ROE14.2%の高資本収益性通年影響

    ROE14.2%は小売業で高水準。PBR1.86倍でも自己資本を上回る利益創出力がある。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    ドラッグストア乱立で既存店舗の苦戦

  • 利益率の低さ

    営業利益率4.8%と低水準

  • 調剤報酬改定

    診療報酬改定で調剤収入減少の可能性

  • 株価は1年で20.76%下落継続影響

    過去1年で株価が2割下落。上昇基調は一服しており需給悪化が続く可能性。

  • 配当利回り0.35%と低還元継続影響

    配当利回り0.35%は極めて低く、株主還元策が乏しい。機関投資家の敬遠要因。

  • 営業利益率5%未満の薄利構造通年影響

    営業利益率は4.99%と5%に届かない。売上高が大きい割に利益の厚みが無い。

  • 外国人保有21.44%の依存リスク不定影響

    外国人保有比率が21.44%と高く、海外勢の売りが株価を大きく下げるリスク。

次の決算で確かめる点
既存店売上高
顧客の定着度と販売力を測る
調剤売上比率
高付加価値部門の成長を確認
店舗数
拡大ペースと投資回収の効率

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+2.0%いまの株価に対する利回りは0.36%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
0.36%
いまの株価に対して
配当性向
103.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年6月1320.9
2019年6月130.0
2020年6月130.01238.9
2021年6月130.0287.0
2022年6月130.092.3
2023年6月130.053.8
2024年6月132.097.8
2025年6月132.0103.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ4,982人。区分でいちばん多いのは事業法人43.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.4%を占め、残る42.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
事業法人42.043.243.143.343.443.7
外国法人13.613.814.217.217.121.3
個人・その他36.634.331.930.128.220.8
金融機関6.37.39.99.09.713.7
自己株式1.91.91.91.91.91.9
証券会社1.41.30.80.31.50.4
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01フジナガインターナショナルキャピタルズ有限会社37.38
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.93
03BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 三菱UFJ銀行)6.14
04株式会社エル・ローズ5.16
05CEP LUX-ORBIS SICAV(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)3.15
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.39
07藤永賢一1.92
08ゲンキー取引先持株会1.41
09BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT(常任代理人 三菱UFJ銀行)1.36
10藤永ひとみ1.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.28%
    +0.11pt
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.38%
    +1.04pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.17%
    -1.17pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で+25%、1株純資産は8期で+14%。直近期のROEは14.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2018年6月2071,53816.021.020.9
2019年6月1751,66811.014.6
2020年6月9191210.418.51238.9
2021年6月1591,05916.211.7287.0
2022年6月1461,19212.910.992.3
2023年6月1571,33712.413.553.8
2024年6月2081,53314.513.297.8
2025年6月2331,75214.216.0103.1
2026年6月259

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/6期の役員報酬は総額99百万円。

氏名役職年齢保有株数
藤永賢一代表取締役 社長63593,824
吉岡伸洋取締役 副社長 商品部門担当5799,300
山形浩幸取締役 店舗開発部門担当5480,000
小林佑次取締役 人事本部本部長4615,270
中川竜取締役 店舗運営部門担当438,238
吉川奈奈取締役(監査等委員)56
佐々木智世取締役(監査等委員)57
竹田美保取締役(監査等委員)57
石橋勇一取締役(監査等委員)54100

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)59359820
社外取締役3110

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容262字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、持株会社として傘下グループ会社の経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当社グループの事業内容及び当社と連結子会社の当該事業における位置づけは次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題725字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・経営戦略 当社グループが属するドラッグストア業界では、高齢化社会の進展や美容、健康の維持促進に関するニーズの高まり等、更なる市場の拡大が期待される一方、業種・業態を超えた出店競争や価格競争の激化、M&Aによる業界再編の加速等、経営環境は厳しさを増しております。 当社グループは、1.「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、圧倒的な安さの追求、2.「何でも揃うお店」を目指し、医薬品や化粧品だけではなく生活必需品を幅広く取り揃え、青果や精肉等の生鮮食品の取扱いを強化、3.地域シェアを高めるためドミナントエリア構築や自社の物流拠点を活かした、ローコストオペレーションの追求等を推進していく方針であります。なお、当社グループは、財務健全性を示す指標として、自己資本比率を重視しております。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (1)に記載の経営方針・経営戦略を実行していく上で、当社グループといたしましては、勝ち残りをかけた競争に対応するため、次のような課題が対処すべき重要項目であると認識しており、より積極的に取組んでまいります。 ①完全標準化された300坪のR店の出店によるドミナントエリア構築 ②医薬品販売資格者をはじめとする計画的かつ継続的な人材の確保並びに育成 ③定番商品を中心とした店舗オペレーションの技術及び管理レベルの更なる向上 ④低価格販売を実現するための健全な収益管理とローコスト経営の深耕 ⑤コンプライアンスの徹底と内部統制の強化 ⑥財務体質の強化
事業等のリスク4,550字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事項のうち、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性がある主要なリスクは、以下のとおりであります。これらは投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項と考えておりますが、記載した項目は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、全てのリスクが網羅されているわけではありません。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの財政状態、経営成績等に与える影響の内容につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 (1) 法的規制について ①「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以下、「医薬品医療機器等法」という。)等による規制について 当社グループは、「医薬品医療機器等法」上の医薬品等を販売するにあたり、各都道府県の許可・登録・指定・免許及び届出を必要としております。また、食品、たばこ、酒類等の販売については、食品衛生法等それぞれ関係法令に基づき、所轄官公庁の許可・免許・登録等を必要としております。今後当該法令等の改正により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 医薬品の販売については、2009年6月に「薬事法の一部を改正する法律」が施行され、一般用医薬品をリスクの程度に応じて第1類から第3類までの3つのグループに分類し、このうちリスクの程度が低い第2類及び第3類については、新設された「登録販売者」の資格を有する者でも販売が可能とされました。 また、2014年6月施行の薬事法改正では、一般用医薬品の分類が、要指導医薬品、第1類医薬品、第2類医薬品及び第3類医薬品に変更され、要指導医薬品を除く第1類から第3類までの医薬品については、インターネットでの販売が事実上可能となりました。当該法令の改正等により他業種からの新規参入による競争の激化が予想され、その動向によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②出店に関する規制について 2000年6月に「大規模小売店舗立地法」が施行されました。これは、売場面積が1,000㎡超の新規出店及び既存店舗の増床については、騒音、交通渋滞、ゴミ処理問題等、出店地近隣住民の生活を守る立場から、都道府県又は政令指定都市が一定の審査をし、規制するものであります。 当社グループは、今後の出店政策として300坪のR店を出店していく予定でありますが、1,000㎡未満の店舗の出店に際しても地元自治体等との交渉の動向によっては、出店近隣住民及び地元小売業者との調整を図ることが必要となる可能性があります。従いまして、上述の法的規制等により、計画どおりの出店ができない場合には、今後の当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③その他法規制 当社グループではその他、不当景品類及び不当表示防止法・農林物資の規格化等に関する法律(JAS法)・私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)・容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)・エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)等の関連法規等の法的規制の適用を受けております。当社グループとしましては、法令遵守を徹底しておりますが、万一法令に違反する事由が発生した場合は、事業活動が制限されるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 資格者の確保について 2009年6月に施行されました「薬事法の一部を改正する法律」において、医薬品を販売する際にはそのリスク区分に応じて薬剤師もしくは登録販売者の配置が義務づけられております。登録販売者資格の取得(都道府県試験)については、社外講師を招いての自社教育制度や、インターネット通信教育を導入して社内育成に努めておりますが、薬剤師等の確保や登録販売者の試験合格者数が予定どおりとならない場合、当社グループの出店計画に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 情報セキュリティについて 当社グループは、お客様や取引先の機密情報や個人情報及び当社グループ内の機密情報や役員、従業員等の個人情報を保有しております。これらの情報の取扱いについては、情報管理者により情報の利用・保管等に関する社内ルールを設け、その管理については万全を期しておりますが、万一個人情報の漏洩が発生した場合、社会的信用失墜や損害賠償請求等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 出店政策について 当社グループは2025年6月20日現在480店舗を運営しております。今後の出店政策としましては、主力フォーマットとして300坪のR店を出店していく予定であります。当社グループが新規出店する場合には、常に個別店舗の採算を重視しており、当社グループの出店条件に合致する物件が確保できない場合等には、出店計画が達成されない場合があるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) ドミナント出店政策について 当社グループは2025年6月20日現在、愛知県157店舗、岐阜県138店舗、福井県88店舗、石川県67店舗、滋賀県30店舗の480店舗を展開し、一定のドミナントエリアを形成しております。 当社グループがドミナントエリアを形成し、その地域に出店する戦略を採用しておりますのは、店舗間の距離を近づけることでその地域のお客様の認知度が高まり、広告宣伝費や物流コスト等を低く抑えることができるためであります。 しかし一方で、一定のドミナントエリアが形成されるまでは、その有利さはありません。したがって、当社グループが出店を集中させていく商勢圏において、出店場所を十分に確保できない場合やドミナントエリアの形成までに時間を要する場合には、店舗展開が分散化することにより広告宣伝費や物流コストが嵩み、収益を圧迫することになるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、ドミナントエリア形成の副作用といたしまして、出店した店舗間の距離が近すぎる場合には自社競合が発生し、双方の店舗におきまして売上高や利益の減少等が考えられ、それによって当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 借入金依存度について 当社グループは、出店による設備資金及び差入保証金等を主として金融機関からの借入金により調達しております。総資産に対する借入金の比率は26.9%(2025年6月20日現在)となっており、今後の金利動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、今後の出店計画の進展に伴って有利子負債が増加する可能性があります。 (7) 固定資産の減損処理について 当社グループが所有している店舗等で収益性が低下した場合、減損会計の適用により対象となる資産又は資産グループに対して、固定資産の減損処理が必要となる場合があります。これにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 敷金・保証金等について 当社グループは、店舗賃借にあたり、賃貸人へ敷金・保証金等を差し入れております。当該敷金・保証金等は期間満了等による契約解消時に契約に従い返還されることになっておりますが、賃貸人の経済的破綻等によりその一部又は全額が回収できなくなる可能性があります。また、当社グループの事情により中途解約した場合には契約内容に従って違約金の支払が必要となる場合があります。これらにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) ポイントカード制度について 当社グループはポイントカード制度を導入しております。お買い物の際に、レギュラーカードについては200円(税抜)、累計5,000ポイントでランクアップしたゴールドカードについては180円(税抜)で1ポイントを換算蓄積し、500ポイント達成の際に500円分の商品券として振替えてご使用いただける制度であります。 当社グループは、将来のポイントの使用に備えるため、期末時点での未使用ポイント残高に応じた金額を契約負債として計上しておりますが、今後ポイント制度の変更に加え、未使用ポイント残高や使用実績割合等が変動した場合にも、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 商品の安全性について ①PB(プライベート・ブランド)商品について 当社グループは、PB(プライベート・ブランド)の医薬品、化粧品、雑貨、食品等の開発を行っております。開発にあたっては、お客様に安心して使用・飲食していただくため、品質の管理はもちろんのこと、商品の外装・パッケージ表示の表現や、各種関係法規・安全性・表示の適正性等の観点から、細心の注意を払って販売管理をしております。 しかしながら、当社グループのPB商品に起因する事故等が発生した場合、お客様からの信用失墜、ブランドイメージの低下、損害賠償等が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②食品の衛生管理について 当社グループは、医薬品、化粧品、雑貨の販売に加え、日配食品、生鮮食品の製造及び販売をしております。お客様に安全・安心な商品を提供するため、鮮度管理、温度管理等に関するマニュアルの整備と適正な運用に努めております。しかしながら、万一食中毒や社会全般にわたる一般的な衛生問題等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 商品・原材料等の調達と価格の変動について 当社グループは、安定的な仕入、価格交渉力の維持増強等のため、特定の地域や取引先等に大きく依存しないよう、その分散化を図っております。しかしながら、仕入先の業界に関しても統廃合が進んでおり、分散化にも限界があるため、仕入ルートの一部が中断した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、商品によっては、原油や原材料等の価格が変動した場合、仕入価格が変動する可能性があります。これら仕入価格の変動が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 自然災害及びシステム障害等に関するリスクについて 当社グループでは防災管理規程・災害対策マニュアル等を整備し、日ごろより対策を講じておりますが、店舗施設等の周辺地域において大地震や台風、その他の災害等が発生し、同施設等に物理的に損害が生じ、当社グループの販売活動や流通・仕入活動が阻害された場合、更に人的被害があった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの事業活動においてネットワークや情報システムの役割が更に大きくなる中、停電、ソフトウエア・ハードウエアの欠陥、コンピュータウイルスやネットワークへの不正侵入等によりシステム障害が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,640字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年6月21日から2025年6月20日まで)におけるわが国経済は、世界的な情勢不安が続く中で、様々な商品やサービスの価格が上昇しました。特に家計に直結する生活必需品の価格が上昇していることで、消費者の節約志向はより一層高まっております。 このような状況の中、当社グループはチェーンストアを創り、地域の人々の暮らしを豊かにすることを目指しております。そのため、「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、集中出店で地域シェアを高める、ドミナントエリア構築に邁進いたしました。 当連結会計年度における新規出退店につきましては、R店を愛知県に21店舗、福井県に12店舗、滋賀県に10店舗、石川県に6店舗、岐阜県に5店舗出店いたしました。また、大型店を7店舗閉店し、1店舗をR店へ改装いたしました。これにより、当連結会計年度における店舗数は、R店441店舗、大型店39店舗の計480店舗となりました。 この結果、当連結会計年度における売上高は2,007億86百万円と前連結会計年度に比べ159億26百万円(前期比8.6%)増加いたしました。利益に関しましては、経常利益は98億99百万円と前連結会計年度に比べ6億30百万円(同6.8%)の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は70億66百万円と前連結会計年度に比べ7億41百万円(同11.7%)の増益となりました。 次に、当連結会計年度における業態別の売上高を見ますと、「R店」1,698億99百万円、「大型店」306億8百万円、「その他」2億79百万円となりました。また、商品別の内訳では、「食品」1,413億85百万円、「雑貨」235億26百万円、「化粧品」188億10百万円、「医薬品」156億14百万円、「その他」14億49百万円となりました。 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ133億87百万円増加し、1,273億26百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が3億25百万円、商品が29億68百万円、有形固定資産が92億66百万円増加したことによるものであります。 負債合計は、前連結会計年度末に比べ66億40百万円増加し、738億97百万円となりました。その主な要因は、買掛金が25億43百万円、未払金が4億20百万円、長期借入金が34億8百万円増加したことによるものであります。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ67億円46百万円増加し、534億28百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億25百万円増加し、62億21百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動の結果得られた資金は、125億97百万円(前期は132億56百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益99億2百万円、減価償却費62億92百万円があった一方で、棚卸資産の増加30億42百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動の結果使用された資金は、156億18百万円(前期は106億31百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出150億92百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動の結果得られた資金は、33億46百万円(前期は20億58百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入130億円と、長期借入金の返済による支出92億67百万円、配当金の支払3億95百万円によるものであります。 ③仕入及び販売の状況 当社グループは、医薬品、化粧品、雑貨、食品等の小売業という単一事業を営んでいるため、セグメントの記載に代えて、商品区分別に事業の状況を記載しております。 イ. 仕入実績 区分   当連結会計年度(自 2024年6月21日至 2025年6月20日) 金額(百万円)   前連結会計年度比(%) 食品   119,575   110.7 雑貨   18,555   105.4 化粧品   13,525   107.7 医薬品   10,066   108.1 その他   1,091   112.8 合計   162,815   109.7 ロ. 販売実績 1)地区別売上高 都道府県   当連結会計年度(自 2024年6月21日至 2025年6月20日) 売上高(百万円)   前連結会計年度比(%) 愛知県   68,438   111.5 岐阜県   61,369   105.7 福井県   36,963   100.4 石川県   25,974   111.4 滋賀県   8,040   151.5 合計   200,786   108.6 2)業態別売上高 区分   当連結会計年度(自 2024年6月21日至 2025年6月20日) 金額(百万円)   前連結会計年度比(%) R店   169,899   113.8 大型店   30,608   86.6 その他   279   100.5 合計   200,786   108.6 3)商品別売上高 区分   当連結会計年度(自 2024年6月21日至 2025年6月20日) 金額(百万円)   前連結会計年度比(%) 食品   141,385   110.7 雑貨   23,526   103.4 化粧品   18,810   106.2 医薬品   15,614   102.2 その他   1,449   108.1 合計   200,786   108.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 また、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 売上高は、新規出店と生活必需品のディスカウント、青果や精肉等の生鮮食品の品揃えを強化し、生活必需品をより低価格で買い求めたいとするお客様のニーズに応えることで、前連結会計年度の1,848億60百万円から159億26百万円増加の2,007億86百万円となりました。業態別では新店54店舗を出店したR店の売上高が前連結会計年度に比べ206億56百万円増加し、商品別では、食品の売上高が前連結会計年度に比べ136億29百万円の増加となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上原価は、新規出店による店舗数の増加や仕入価格の高騰に伴い、前連結会計年度の1,472億39百万円から126億57百万円増加し、1,598億96百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、新規出店による減価償却費や賃上げによる人件費増加に伴い、前連結会計年度の286億5百万円から26億25百万円増加し、312億31百万円となりました。 (営業利益) 営業利益は、上記の結果、前連結会計年度の90億15百万円から6億43百万円増加し、96億58百万円となりました。 (営業外収益・費用) 営業外収益は、前連結会計年度に比べ1億71百万円増加し、8億41百万円となりました。 営業外費用は、前連結会計年度に比べ1億84百万円増加し、6億円となりました。 (特別利益・損失) 特別利益は、固定資産売却益6百万円や新株予約権戻入益1百万円を計上したことにより、8百万円となりました。 特別損失は、減損損失3百万円や固定資産除売却損1百万円を計上したことにより、4百万円となりました。 (法人税等) 税効果会計適用後の法人税等の負担率は、28.6%となっております。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ7億41百万円増加し、70億66百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは主に営業活動によって得られた資金により、また必要に応じて、経済動向、金融市況を踏まえた調達手段によって得られた資金により、新規出店及び既存店舗の改装に係る設備投資を行っております。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。その作成にあたり、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 (3) 経営戦略の現状と見通し 当社グループは、「われわれは、熱意を持って日本国の国家と国民に信頼されるチェーンストアを創り、地域の人々の生活向上に貢献します。」という経営理念のもと、日常生活シーンを支える生活必需品総合ストアを目指し、300坪のR店の店舗展開を積極的に行うことにより、強固なドミナントエリアを構築してまいりました。 一方で、当社グループを取り巻く環境につきましては、同業他社による積極的な出店やネット販売の拡大に加え、M&A等の業界再編の動きが見られる等、依然として厳しい状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループは地域のお客様の生活向上を実現すべく、EDLP(エブリデイロープライス)政策とローコスト経営を徹底し、人口の少ない商圏においても収益が成り立つビジネスモデルの深耕に取組んでまいります。これにより自社競合をいとわない出店や競合の少ない地方過疎地への出店を進め、一層の地域シェアの拡大を目指してまいります。 また、低価格PB(プライベートブランド)商品の開発・強化や自社プロセスセンターを活用した生鮮食品・お弁当・お惣菜の品ぞろえ強化により、スーパーマーケット、総合スーパー、コンビニエンスストアに匹敵する「便利さ」を提供し、来店頻度と買上げ点数の向上を図ってまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2026年6月期 決算説明資料2026-07-28

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