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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

Joshin

Joshin Corporation8173 · Prime · 小売業

家電専門店チェーン。販売から配送、修理、保険、リフォームまでワンストップで提供。

概要

Joshin(ジョーシン)は、大阪市浪速区に本社を置く家電量販店チェーンである。関西を中心に全国217店舗(2026年3月期)を展開し、テレビ、エアコン、パソコン、スマートフォンなど家庭用電気製品から情報通信機器、エンタテインメント商品、住宅設備機器まで幅広く扱う。2026年3月期の売上高は4367億円、従業員数は4362人。競合他社との価格競争が激しい市場で営業利益率は低水準にある。

リアル店舗とECの二軸展開

Joshinグループは「リアル店舗」と「EC」の2つのチャネルを運営する。店頭販売は2026年3月期に3549億円と全体の81%を占める主力チャネルである。一方、インターネット販売「Joshin web」は790億円で前年比114.2%と成長を続ける。両チャネルは連携し、同一顧客窓口として機能。店舗で商品を確認しECで注文する顧客も多く、在庫情報の共有や店舗受け取りサービスを提供する。ECでは商品部と連携した見せ方の工夫やこまめな更新を行い、顧客を飽きさせない作りこみに取り組む。リアル店舗では高い接客力ときめ細やかな対応を強みとし、来店客に商品提案を行う。この二軸展開により、地域の需要を幅広くカバーする。

地域密着型ドミナント戦略

Joshinは特定エリアに集中出店するドミナント戦略を採るが、新規出店偏重ではなく、既存店の販売力強化とスクラップアンドビルドを中心とする。店舗は関西、東海、関東、北信越エリアに集中し、2026年3月期末で217店舗。うち大阪府が最も多く、売上高1856億円を計上。近畿圏では高い認知度を持つ。一方、新潟県や東京都など進出エリアでも徐々に存在感を高めている。ドミナント戦略により、物流やサービスインフラの効率化も図られる。例えば、同一エリアに複数店舗を構えることで配送拠点の共有や人員の融通が可能となり、コスト削減につながる。

サービスインフラとグループ企業

Joshinグループは小売だけでなく、配送・設置・修理を担うジョーシンサービス株式会社、情報機器の取付・設定を行うジャプロ株式会社、損害保険代理店業務のジョーシンテック株式会社、リフォーム工事のジョーシンリフォーム近畿株式会社など、多岐にわたる子会社で構成される。さらに、店舗運営の一部を地域別子会社(兵庫京都ジョーシン、東海ジョーシン、関東ジョーシンなど)に委託。また、シンガポールに再保険子会社JSD INSURANCE PTE.LTD.を設立し、長期修理保証制度のリスク管理を行っている。これらのグループ企業が一体となり、販売からアフターサービスまでをカバーする。

収益構造と販売チャネル

2026年3月期の売上高4367億円の内訳は、店頭販売3549億円、インターネット販売790億円、その他27億円。品種別ではエアコンが465億円と最大で、次いで洗濯機・クリーナー362億円、冷蔵庫239億円、テレビ255億円など。白物家電が主力だが、パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器も重要なカテゴリである。営業利益は54億円、経常利益51億円と利益率は低い。競争激化により値引き販売が常態化しており、収益性向上が課題となっている。一方、サービスインフラからの収入や保険代理店手数料なども売上に貢献する。

業界の中での役割は家電・情報通信機器等の小売販売および関連サービス提供企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,367億円
営業利益
54億円
営業利益率
1.2%
純利益
33億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01家電小売主力

家電製品、情報通信機器、エンタテインメント商品、住宅設備機器の専門販売店「Joshin」を全国展開。配送・据付・修理、保険代理店、リフォーム工事など周辺サービスもグループ内で提供。

主な製品・サービス4
家電製品
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど家庭用電気製品。
情報通信機器
パソコン、スマートフォン、タブレット、周辺機器。
エンタテインメント商品
ゲーム機、ソフト、映像・音楽ソフト。
住宅設備機器
キッチン、バス、トイレ、給湯器などの住宅設備。

02リフォーム副次

住宅の増改築、耐震補強等のリフォーム工事を手掛ける。子会社ジョーシンリフォーム近畿が対応。

製品と技術

家電製品と情報通信機器

Joshinの主力商品はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの白物家電と、パソコン、スマートフォン、タブレットなどの情報通信機器である。2026年3月期の品種別売上では、エアコンが465億円と最も高く、洗濯機・クリーナー362億円、冷蔵庫239億円、テレビ255億円と続く。パソコンやスマホは情報通信機器カテゴリに含まれ、店頭とEC双方で販売。特にエアコンや大型家電は、設置工事とセットで提供する点が強みであり、子会社ジョーシンサービスが施工を担当する。

エンタテインメント商品と住宅設備

ゲーム機やソフト、映像・音楽ソフトなどのエンタテインメント商品も取り扱う。また、キッチン、バス、トイレ、給湯器などの住宅設備機器も販売。これらは子会社ジョーシンリフォーム近畿のリフォーム事業とも連携し、住宅全体のリノベーション提案につなげる。エンタテインメント部門では、中古書籍やソフトレンタルを運営するジェー・イー・ネクスト株式会社が店舗を展開。多様な商材で顧客の生活シーンをカバーする。

配送・設置・修理と保険代理店サービス

小売に付随するサービスとして、ジョーシンサービス株式会社が商品の配送、据付、修理を一貫提供。ジャプロ株式会社が情報機器の取付・設定を担当。また、ジョーシンテック株式会社が損害保険・生命保険の代理店業務や長期修理保証制度を運営し、シンガポールの再保険子会社JSD INSURANCE PTE.LTD.が保証リスクを管理する。これらのサービスインフラが他社との差別化要因となり、顧客の利便性向上に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

家電量販店で中堅、利益率低め

家電量販店チェーンを展開。同業にはトライアルホールディングスなどがあるが、売上高4000億円超と中堅規模。営業利益率は1%未満と低く、競合との価格競争が激しい。インターメスティックなども存在し、差別化が困難。

強み

  • 全国に店舗展開し、一定の顧客接点を確保。
  • 白物家電からPCまで幅広くカバー。
  • 地域ごとのニーズに合わせた品揃えとサービス。
  • 実機確認できる販売スタイルが強み。

課題

  • 営業利益率1%未満で利益拡大が課題。
  • ネット通販の台頭で実店舗の競争力低下。
  • 大手家電量販店との差別化が難しく価格競争に巻き込まれる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がJoshin

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13046ジンズホールディングス1,317億円16.2倍
23002グンゼ1,303億円257.8倍
39832オートバックスセブン1,287億円14.7倍
48255アクシアル リテイリング1,199億円12.9倍
59842アークランズ1,195億円14.3倍
68173Joshin1,173億円33.0倍
79267Genky DrugStores1,108億円13.9倍
88237松屋1,097億円49.1倍
94985アース製薬1,084億円23.0倍
107965象印マホービン1,053億円15.1倍
118016オンワードホールディングス1,050億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

上新電気商会の創業と家電量販への転換(1948-1958)

1948年5月、故浄弘信三郎が大阪市浪速区日本橋筋に「上新電気商会」を創立。当初はパーツ類の販売業であった。1950年2月に法人組織に改組し「上新電機産業株式会社」を設立。1954年12月に家電量販業に転換し、一般消費者向け販売へと軸足を移した。1957年2月に故浄弘博光が代表取締役専務に就任。1958年4月に「上新電機株式会社」へ商号変更。この一連の流れで、同社は部品問屋から家電専門チェーンへの基盤を築いた。

郊外店舗と上場による規模拡大(1963-1980)

1963年5月、郊外店舗第1号を大阪府茨木市に開設。1972年9月に大阪証券取引所市場第二部へ上場。1973年に配送部門を分離し「上新サービス株式会社」(のちのジョーシンサービス)を設立。1974年に通信販売を開始。1979年に立体駐車場付き大型店「日本橋1ばん館」を開設。1980年8月に大阪証券取引所市場第一部に指定。この時期、店舗網を拡大するとともに物流・サービス体制を整備し、上場企業としての成長軌道に乗った。

関東進出とフランチャイズ展開(1981-1989)

1981年10月、パソコン・OA機器専門店「J&P」を開設。同年11月に関東地区第1号店を東京都三鷹市に開設。1983年1月に富山県の三共に資本参加し商品供給を開始。1985年4月にフランチャイズ事業を開始し、同年12月に東京証券取引所市場第一部に上場。1988年6月にホビー専門「キッズランド」、1989年1月に新潟県に子会社設立、同年5月に東海地区進出と、全国展開を加速した。

新業態と物流・サービス体制の整備(1990-2000)

1990年2月、物流子会社とサービス子会社を合併しジョーシンサービス株式会社を設立。1995年3月にドラッグストア「マザーピア」第1号店を開設、同年4月に音楽・映像ソフトレンタル事業を開始。1999年2月に大規模物流倉庫「関西物流センター」を開設。2000年3月に本社ビルがISO14001認証を取得。多角化を試みる一方、物流・サービスの品質向上に注力した時期である。

阪神タイガーススポンサーとプライバシーマーク(2003-2005)

2003年2月、株式会社阪神タイガースとスポンサー契約を締結し、ヘルメット広告を開始。2004年2月からユニフォーム広告も開始。これにより関西圏でのブランド知名度が飛躍的に向上した。2005年4月には家電量販事業者として初めてプライバシーマークを取得。個人情報保護への取り組みを先駆けて実施し、顧客信頼の獲得につなげた。

中期経営計画と商号変更(2025-2026)

2025年6月の株主総会で「Joshin」への商号変更が承認され、2026年4月1日に実施された。同時に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。新たな中期経営計画『JT-2028』を策定し、高齢社会のレジリエンス強化や家庭のカーボンニュートラル実現を掲げる。創業以来の社名「上新電機」から、親しみやすさと変化への適応を重視したブランドへ転換した。

年表35件を開く

1940年代

  • 1948年5月創業故浄弘信三郎が大阪市浪速区日本橋筋に「上新電気商会」を創立。

1950年代

  • 1950年2月創業法人組織に改組し、「上新電機産業株式会社」を設立。
  • 1954年12月パーツ類の販売業より、家電量販業に転換。
  • 1957年2月故浄弘博光が代表取締役専務に就任。
  • 1958年4月商号変更「上新電機株式会社」に商号変更。

1960年代

  • 1963年5月郊外店舗の第1号店を大阪府茨木市に開設。

1970年代

  • 1972年9月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 1973年11月創業配送部門を分離し、「上新サービス株式会社」(1980年に上新物流株式会社に商号変更)を設立。
  • 1974年11月通信販売を開始(現在はインターネットショッピングサイト「Joshin web」を運営)。
  • 1979年10月M&A立体駐車場付大型店舗「日本橋1ばん館」(現・日本橋店に統合)を開設。

1980年代

  • 1980年8月大阪証券取引所市場第一部に指定。
  • 1981年10月M&Aパソコン・OA機器専門店「J&P」(現・日本橋店に統合)を開設。
  • 1981年11月関東地区進出第1号店を東京都三鷹市に開設。
  • 1983年1月富山県の「株式会社三共」(三共ジョーシン株式会社)に資本参加、商品供給を開始。
  • 1984年4月創業サービス部門を分離し、「ジョーシンサービス株式会社」を設立。
  • 1985年4月フランチャイズ事業を開始。
  • 1985年12月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1986年10月M&A音楽・映像ソフト専門店「ディスクピア」(現・日本橋店に統合)を開設。
  • 1988年6月TVゲーム・模型・玩具などホビー専門の「キッズランド」を郡山インター店(現・郡山店)内に開設。
  • 1989年1月創業新潟県に「ジョーシンナルス株式会社」(新潟ジョーシン株式会社)を設立。
  • 1989年5月東海地区進出第1号店として愛知県に「J&P大須店」(現・スーパーキッズランド大須店)を開設。

1990年代

  • 1990年2月M&A上新物流株式会社がジョーシンサービス株式会社を吸収合併し、「ジョーシンサービス株式会社」(連結子会社)に商号変更(2001年にジャプロ株式会社に商号変更)。
  • 1995年3月ドラッグストア「マザーピア」第1号店を大阪府泉大津市に開設。
  • 1995年4月音楽・映像ソフトのレンタル店を開設。
  • 1995年5月「ジョーシンテック株式会社」(連結子会社)へ損害保険代理業務を移管。
  • 1999年2月大規模物流倉庫「関西物流センター」を開設。

2000年代

  • 2000年3月当社の本社ビルが環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得。
  • 2000年5月商号変更「ジョーシンサービス株式会社」(2001年にジャプロ株式会社に商号変更、連結子会社)ファクトリーサービス部が品質管理及び品質保証活動の国際規格「ISO9002」(現・ISO9001)の認証を取得。
  • 2001年6月家電アウトレット店を開設。
  • 2001年9月音楽・映像ソフトの販売・賃貸や中古書籍等の売買を事業目的として、「ジェー・イー・ネクスト株式会社」(連結子会社)を設立。
  • 2001年12月中古書籍等の売買専門店「BOOK OFF滋賀水口店」を開設。
  • 2003年2月株式会社阪神タイガースとスポンサー契約を締結し、ヘルメット広告を開始(ユニフォーム広告は2004年2月より開始)。
  • 2005年4月家電量販事業者として初の「プライバシーマーク」を取得。
  • 2005年5月「ジェイパートナーズ株式会社」(現・兵庫京都ジョーシン株式会社、連結子会社)を設立し、店舗運営の一部を業務委託。
  • 2005年12月商号変更ジャプロ株式会社が「ジョーシンサービス株式会社」(連結子会社)に商号変更するとともに、情報機器、通信機器の取付・設定業務を事業目的として「ジャプロ株式会社」(連結子会社)を新たに設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2028年度まで100億円以上
  • ROE2028年度まで7.0%以上
  • PB売上高構成比10%
  • アクティブ会員数年率1%UP
  • 配当性向2028年度まで40.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    リアル店舗事業の収益力強化

    異業種とのコラボレーションも視野に店舗の利益創出力強化により店舗価値の再構築を推進し、利益を創出できる店舗数の拡大を目指す。

  2. 02

    PB商品への本格参入

    お客様から支持されるPB商品を新規開発し、PB売上高構成比10%を目標に、利益創出力の強化と商品回転率の最適化を同時に実現する。

  3. 03

    マーケティング機能の再構築

    Joshinブランドの高い信用力とデジタルマーケティングの推進で顧客生涯価値を創出し、女性・若年層へのアプローチ強化により最適な顧客バランスを実現する。アクティブ会員数は年率1%UPを目指す。

  4. 04

    バランスシートマネジメント

    リース会計基準改正も視野に、資本コストや株価を意識した経営の実現に資する最適なバランスを維持し、FCF創出力向上のためCCC・交叉比率の改善を推進する。

  5. 05

    政策保有株式の縮減

    継続的な縮減により純資産割合を3.0%未満に低減し、資本効率のさらなる改善を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,362人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は619万円で、9期前と比べて+6.1%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は19.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,782
2018年3月3,807
2019年3月58442.819.23,876
2020年3月57443.019.13,940
2021年3月60243.118.94,024
2022年3月57143.218.84,144
2023年3月58143.318.74,184
2024年3月58243.618.84,245
2025年3月59543.618.64,29586
2026年3月61944.019.04,362124

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率97.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 12 / 海外 1、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
日本橋店(大阪市浪速区)他大阪府51店舗[うち賃借店舗27店]125億円
三宮1ばん館(神戸市中央区)他兵庫県36店舗[うち賃借店舗24店]3,595百万円
京都1ばん館(京都市右京区)他京都府10店舗[うち賃借店舗3店]3,000百万円
スーパーキッズランド大須店(名古屋市中区)他愛知県17店舗[うち賃借店舗13店]2,420百万円
奈良店(奈良県奈良市)他奈良県12店舗[うち賃借店舗5店]2,385百万円
西大津店(滋賀県大津市)他滋賀県11店舗[うち賃借店舗9店]1,724百万円
亀貝店(新潟市西区)他新潟県8店舗[うち賃借店舗2店]1,489百万円
富山本店(富山県富山市)他富山県7店舗[うち賃借店舗3店]1,473百万円
日本橋ビル — 大阪市浪速区1,292百万円
和歌山店(和歌山県和歌山市)他和歌山県7店舗[うち賃借店舗2店]1,224百万円
ほか14件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ジョーシンサービス 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジョーシンテック 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジェー・イー・ネク スト株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    兵庫京都ジョーシン 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャプロ株式会社(注)4
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海ジョーシン 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    関東ジョーシン 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    滋賀ジョーシン 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    和歌山ジョーシン 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    J・P・S商事 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北信越ジョーシン 株式会社
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジョーシンリフォーム 近畿株式会社(注)5
    京都市右京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • JSD INSURANCE PTE.LTD. (注)6シンガポール100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は4,367億円営業利益54億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.3%、利益が+45.9%。

売上高
+8.3%
4,367億円
営業利益
+45.9%
54億円
純利益
-2.9%
33億円
営業利益率
1.2%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高4,380億円4,367億円
営業利益60億円54億円
純利益35億円33億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,127億円、営業利益は32億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+24.7%、営業利益は+190.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,0299
2024年1Q904111.26
2024年2Q1,071353.325
2024年3Q1,098181.610
2024年4Q9648
2025年2Q1,920180.922
2025年4Q2,113190.912
2026年2Q2,105211.019
2026年4Q2,262331.514
2027年1Q1,127322.824

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は3,660億円から4,367億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は1.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3,6605335
2014年3月4,0187230
2015年3月3,7246634
2016年3月3,7587844
2017年3月3,7448152
2018年3月3,9179756
2019年3月4,03811064
2020年3月4,1568954
2021年3月4,49116689
2022年3月4,0959764
2023年3月4,0858350
2024年3月4,0378349
2025年3月4,03337350.934
2026年3月4,36754511.233

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高4,367億円のうち、営業利益として残るのは54億円1.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の0.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.3%3,289億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.4%1,024億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.2%54億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.4pt
1.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.7pt
0.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
3.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが131億円、投資CFが−35億円で、差し引きのフリーCFは96億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は45億円で、売上の0.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−29−73100−10245
2014年3月98−56−254262
2015年3月54−59−15−542
2016年3月8−3622−2835
2017年3月166−104−616235
2018年3月152−62−819044
2019年3月45−10459−5944
2020年3月130−63−786733
2021年3月258−61−14419786
2022年3月14−9619−8224
2023年3月71−9124−2028
2024年3月23−4836−2539
2025年3月164−18−10714677
2026年3月131−35−1289645

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,288億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,054億円で、自己資本比率は46.0%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,7105851,12534.2
2014年3月1,8246191,20534.0
2015年3月1,7506681,08238.2
2016年3月1,8097081,10139.1
2017年3月1,8607591,10140.8
2018年3月1,8868091,07742.9
2019年3月2,0748611,21341.5
2020年3月1,9738911,08245.2
2021年3月2,1039931,11047.2
2022年3月2,1749861,18845.4
2023年3月2,2321,0071,22545.1
2024年3月2,3281,0461,28244.9
2025年3月2,3151,0471,26845.2
2026年3月2,2881,0541,23446.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
45億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
701億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
699億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,234億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中110位あたり、逆に低いのはROE322社中265位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,190で、1年前と比べて+71.6%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥4,190-8.2%1ヶ月+3.2%1年+71.6%時価総額1,173億円
過去52週の値幅
安値¥2,478高値¥4,640

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)33.0倍
PER (会社予想)31.0倍
PBR1.02倍
配当利回り2.39%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価3770円。7/24に+2.45%上昇。25日線(3700.6円)を上回る。週足は7/1高値4080円から下落後、反発基調。52週高値4325円から約13%下。出来高は7/22に20.25万株と増加。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER29.7倍は同業平均41.1倍より低く、PBR0.93倍は平均2.92倍を下回り解散価値割れ。ROEは3.1%と低く収益性に課題があり、配当利回り2.65%は平均13.6%を下回る。配当性向119.1%で持続性に疑問が残るが、予想営業利益の回復を見込めばバリュエーションは割安圏。

指標この会社業種平均
PER (実績)33.0倍39.6倍
PER (予想)31.0倍
PBR1.02倍2.44倍
ROE3.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は横ばいで利益率が低く、成長性に欠けるとの弱気派に対し、株価はPBR0.93倍と割安で、配当利回り2.65%を下支えに底堅いとの強気派が対立。2026年3月期の増収計画(4367億円)の達成度が焦点。

プラスに働く材料7
  • PBR1倍割れの割安感

    PBR0.93倍と解散価値割れ。株価は純資産を下回る。

  • 配当利回りの下支え

    配当利回り2.65%で、安定した株主還元が魅力。

  • 増収計画への期待

    2026年3月期売上高予想4367億円は前期比+8.3%。

  • 店舗改装効果による客数増加2026年下期影響

    既存店売上3%増で営業利益約5億円増(営業利益54億円のベース)

  • PB商品拡大による粗利率改善通年影響

    PB比率5%向上で粗利益率0.5%改善、営業利益約20億円増

  • オンライン販売強化による売上増2027年3月期影響

    EC売上20%増で売上100億円増、営業利益2億円寄与

  • コスト削減プログラムの効果2026年上期影響

    本部経費5%削減で営業利益約2億円改善

マイナスに働く材料7
  • 低収益性の改善難

    営業利益率0.92%と薄利。競争激化で改善見込み薄。

  • 成長性の乏しさ

    過去3年売上高ほぼ横ばいで、有機的な成長鈍化。

  • ネット通販との競合

    AmazonなどECに対抗できず、店舗販売は縮小傾向。

  • 消費低迷による売上減少2026年Q2影響

    既存店売上2%減で営業利益約10億円減

  • 競合との価格競争激化継続影響

    値下げ競争で粗利率0.5%低下、営業利益約20億円減

  • 人件費上昇によるコスト増通年影響

    最低賃金上昇で人件費10億円増、営業利益同額減

  • 在庫過多による値引き販売不定影響

    在庫処分で粗利益5億円減

次の決算で確かめる点
売上高成長率
2026年3月期の増収計画(4367億円)の達成が株価のカギ。
営業利益率
低収益構造改善の有無を示す重要指標。
既存店売上高前年比
店舗の集客力と競争力を測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.39%。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
2.39%
いまの株価に対して
配当性向
119.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3218.2
2018年3月4231.322.9
2019年3月5019.024.7
2020年3月500.028.6
2021年3月7550.029.0
2022年3月750.032.3
2023年3月750.046.8
2024年3月9020.062.8
2025年3月10011.1140.1
2026年3月1000.0119.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ24,686人。区分でいちばん多いのは個人・その他34.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.4%を占め、残る49.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他20.625.531.533.135.434.7
事業法人30.328.628.427.326.325.3
金融機関41.036.331.131.029.525.1
外国法人7.48.07.87.57.312.5
自己株式4.24.25.55.95.25.2
証券会社0.61.51.11.01.52.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.01
02上新電機社員持株会6.42
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.74
04株式会社りそな銀行2.86
05第一生命保険株式会社2.41
06シャープ株式会社1.94
07STATE STREET BANK AND TRUSTCOMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.43
08株式会社ケーズマネジメント1.32
09上新電機取引先持株会1.27
10BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱 UFJ銀行)1.22

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+82%、1株純資産は14期で+246%。直近期のROEは3.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月701,1786.112.922.8
2014年3月1222,4695.013.627.8
2015年3月1342,6215.214.340.1
2016年3月1662,6846.310.422.6
2017年3月1972,8697.111.618.2
2018年3月2113,0507.118.422.9
2019年3月2393,2347.610.724.7
2020年3月2033,3326.210.228.6
2021年3月3323,7119.49.529.0
2022年3月2393,6856.68.132.3
2023年3月1873,8115.010.546.8
2024年3月1864,0094.812.562.8
2025年3月1314,0493.316.3140.1
2026年3月1274,0713.122.2119.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額162百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
金谷隆平代表取締役 会長707,315,834,958
高橋徹也代表取締役 社長執行役員CEO633,678,725,987
山平恵子取締役651,000
河野純子取締役62
西川清二取締役70900
内藤欣也取締役 監査等委員704,700
吉川和美取締役 監査等委員55301
大槻和子取締役 監査等委員54200

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5346310922
社外取締役1050505
監査役1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容903字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及びその関係会社で構成するJoshinグループの主な事業内容と、各社の当該事業に係る位置付け及び事業部門との関連は、次のとおりであります。なお、当社グループは、家電製品等の小売業並びにこれらの付帯業務の単一事業であり、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載を省略しております。 当社は、家電製品、情報通信機器、エンタテインメント商品及び住宅設備機器とこれらに関連する商品の専門販売店をコア事業としております。 ジョーシンサービス株式会社(連結子会社)は、商品の配送、据付、修理及び保守業務を行っております。また、ジャプロ株式会社(連結子会社)は、情報通信機器の取付・設定業務を行っております。 ジョーシンテック株式会社(連結子会社)は、損害保険・生命保険代理店業務及び長期修理保証制度に関する業務を行っております。また、JSD INSURANCE PTE.LTD.(連結子会社)は、長期修理保証制度におけるグループ損益の改善と資金流動の効率化を図ることを目的としたキャプティブ(再保険会社)であります。 ジェー・イー・ネクスト株式会社(連結子会社)は、音楽・映像ソフトのレンタルや中古書籍等の売買を行う専門店を営んでおり、当社はジェー・イー・ネクスト株式会社に店舗を賃貸しております。 J・P・S商事株式会社(連結子会社)は、家電製品等の販売業務を行っております。 ジョーシンリフォーム近畿株式会社(連結子会社)は、住宅の増改築の企画・設計・施工、耐震補強等のリフォーム全般の事業を営んでおります。 また、当社は兵庫京都ジョーシン株式会社(連結子会社)、東海ジョーシン株式会社(連結子会社)、関東ジョーシン株式会社(連結子会社)、滋賀ジョーシン株式会社(連結子会社)、和歌山ジョーシン株式会社(連結子会社)及び北信越ジョーシン株式会社(連結子会社)に店舗運営の一部を業務委託しております。 当社は、FC契約締結先(株式会社三河シーエルイー他1社)に対して経営指導、商品供給等を行っております。 以上の事項を事業系統図によって示しますと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,550字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針、経営環境及び優先的に対処すべき課題等 ① Joshinグループの概要 当社グループは、「リアル店舗」「EC」という2つのチャネル別事業と「サービスインフラ」事業が三位一体となり、「家電」「エンタテインメント」「リフォーム」「モバイル通信」「サポートビジネス」の5カテゴリにおいて事業を展開しております。「リアル店舗」「EC」を別々に考えるのではなく、同じお客様の窓口として、お客様の利便性の向上を第一に考え、連携によるシナジー効果の発揮を目指し、「リアル店舗・EC」両チャネルからの「配送、設置、工事」が伴う業務を当社の連結子会社であるジョーシンサービス株式会社が担い、事業基盤を支えております。当社グループは、関西・東海・関東・北信越エリアを主軸に、地域密着型ドミナント戦略を展開しており、今後は「EC」とのシナジー効果を重視した「リアル店舗」の出店や既存店の強化、「サービスインフラ」の拡充・拡大を推進してまいります。 当社グループのドミナント戦略とは、当社グループが創業以来蓄積したアセットを最大限活用し、当社グループの強みが活かせる領域(商圏、商品、サービス等)に特化し、物流、サービスインフラ体制も含めた経営資源を集中的に投下する差別化戦略と位置づけております。ある特定のエリアを絞り込んで、集中的新規出店による市場占有率向上を目指す一般的なドミナント戦略とは異なり、新規出店に頼るのではなく、既存店の販売力強化、スクラップアンドビルドを中心に、「EC」とのシナジー効果、物流、サービスインフラ体制も含めて、収益拡大が見込めるエリアに絞って市場占有率確保を目指すものであります。面を埋め尽くすのではなく、一つひとつの「点」を大きくするとともに、空いたスペースは「EC」がつなぎ合わせることで、エリア全体をカバーする考え方であります。また新規出店に依存しないことで、設備投資や人件費、店舗運営コストなどの支出を抑えることも可能となります。 「リアル店舗」は、関西・東海・関東・北信越エリアを中心に、当連結会計年度末現在215店舗を展開しております。新規出店偏重による拡大路線を回避し、既存店舗のスクラップアンドビルドによる収益力の強化に取り組んでおります。「リアル店舗」にご来店いただいたお客様に対し、「高い接客力・きめ細やかな対応力」を兼ね備えた販売員による商品提案により、お客様から高い評価をいただいております。 「EC」は、充実した商品アイテム数を誇り、商品調達を担う商品部との連携を強化し、商品の見せ方等をこまめに変更するといったお客様を飽きさせない作りこみを行うなど、丁寧な店舗作りに取り組んでおります。 「サービスインフラ」は、洗濯機、冷蔵庫、エアコンといった「配送、設置、工事」が伴う業務を主としており、それらを含めた製品情報を蓄積しております。また、業務を委託しております協力会社にも当社グループのCSマインドを理解するための研修の実施等を通じ、業務品質を維持向上し、お客様のご自宅内における作業の担い手として、高いCS評価をいただいております。 ② 経営方針、経営環境及び優先的に対処すべき課題等 現在、当家電販売業界を含む世間を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。少子高齢化がもたらす人口・世帯数の減少や高齢単身世帯の増加といった人口動態の変化、ICTの高度化、性別・年齢・国籍などに囚われず、それぞれの「個」を尊重し、認め合うというダイバーシティ&インクルージョンの浸透、さらには気候変動など、人を取り巻く社会構造や環境、価値観が大きく変化する中で、人々の生活様式も大きく変わろうとしております。 今後のわが国経済の見通しにつきましては、所得環境の一層の改善が期待されるものの、混迷する中東情勢の長期化及びそれに伴う原油・エネルギー価格の変動に加え、為替相場や物価動向の推移など、景気の先行きについては依然として極めて不透明な状態が続くものと思われます。 当家電販売業界におきましても、世界的な地域紛争激化等地政学的リスクの拡大、原材料高騰等に起因する各種経済指標の悪化、インフレに伴う実質的な所得の伸び悩みによる耐久消費財に対する消費マインドの低迷等から、同業者間の競争はますます激しくなることが予想されます。 このような厳しい状況下ではありますが、当社グループは、次年度から3カ年(2026年度~2028年度)の新たな中期経営計画『JT-2028 経営計画(2026年度~2028年度)』を策定いたしました。詳細は、「(2) JT-2028 経営計画(2026年度~2028年度)について」をご参照ください。 当社は、経営理念「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」及び経営ビジョン「家電とICTの力で生活インフラのHubになる」を実現し、「高齢社会のレジリエンス強化支援」と「家庭のカーボンニュートラルの実現」という2つの社会価値の創出を当社グループの持続的な成長及び企業価値の向上につなげていくため、「電機」の枠にとらわれない柔軟な組織体制への移行を目指しております。 お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーのみなさまからお寄せいただく親しみの気持ち、創業の精神や社風を大切に受け継いでいきたいという従業員の声、そして変化の激しい経営環境に柔軟に適応しつつ、変化を成長の「力」に変える経営体制へと変革する決意のもと、2025年3月25日開催の当社取締役会において、「Joshin」へと商号を変更することを決定し、2025年6月24日開催の当社第77回定時株主総会において承認されており、2026年4月1日に商号変更を行っております。 また、同日の当社取締役会において、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行する方針を決定し、同定時株主総会において承認されており、2026年6月に移行しております。詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方」をご参照ください。 (2) JT-2028 経営計画(2026年度~2028年度)について ① JT-2028 経営計画策定の背景 当社グループは、「高齢社会のレジリエンス強化支援」と「家庭のカーボンニュートラルの実現」という2つの社会価値の創出を当社グループの持続的な成長及び企業価値の向上につなげていくため、「電機」の枠にとらわれない柔軟な組織体制への移行を目指しております。変化の激しい経営環境に柔軟に適応しつつ、変化を成長の「力」に変える経営体制へと変革する決意のもと、どのような企業、未来を目指していくのかを明確にするために、2026年4月1日付で社名を株式会社Joshinに変更いたしました。現在の家電量販店のビジネスモデルは、これからの市場に通用しないということは業界の共通認識となっております。 こうした環境のもとで、当社グループの歩みを「守破離」の精神で表すなら、「守」は創業の精神、祖業である家電事業、「破」は家電事業のさらなる進化、「離」は家電事業を基盤とした新たな領域への挑戦と位置づけております。「守」は、これまでも、これからも変えてはいけない基盤であり、「破」は企業の変革を、「離」は企業の革新を意味します。これらのプロセスからイノベーションを実現し、新たな価値を創造していかなければならないと考えております。 この計画は、「ライフスタイル・サポートカンパニーへの進化」により、新生Joshinグループとして持続的成長と企業価値向上を可能とする事業基盤の再構築を目指すものであります。同計画における重点戦略として、「リアル店舗事業の収益力強化」「PB商品への本格参入」「マーケティング機能の再構築」を掲げ、具体的な戦略を立案、実行し、グループ一丸となって着実に計画を遂行してまいります。 具体的な目標は、以下のとおりであります。 ② JT-2028 経営計画 2028年3月期の計画値の算定にあたっての基本的な考え方及び連結目標数値 中長期の成長シナリオにおける『JT-2028 経営計画(2026年度~2028年度)』の位置づけといたしましては、100年企業、さらにその先を見据えた持続可能な経営体制への移行を目指すものであり、すなわち事業基盤の再構築であります。2028年度計画といたしまして、営業利益100億円以上、ROE7.0%以上を目指してまいります。 重点施策、資本政策は、以下のとおりであります。 A.リアル店舗事業の収益力強化 異業種とのコラボレーションも視野に店舗の利益創出力強化による店舗価値の再構築を強力に推進する ⇒利益を創出できる店舗数の拡大 B.PB商品への本格参入 お客さまから支持されるPB商品を新規に開発し、PB売上高構成比10%を目指すことにより、利益創出力の強化・商品回転率の最適化を同時に実現 ⇒PB商品の事業拡大による家電事業全体の販売拡大 C.マーケティング機能の再構築 「Joshinブランド」の高い信用力とデジタルマーケティングの推進で顧客生涯価値の創出 課題とする女性・若年層ユーザーへのアプローチ強化による最適な顧客バランスの実現 ⇒ドミナント戦略展開エリアにおける顧客エンゲージメントの深化による顧客生涯価値の創出 2028年度計画(2025年度比)・アクティブ会員数:年率1%UP ※アクティブ会員:1年間に1回以上当社で商品・サービスを購入されたお客さま D.バランスシートマネジメント リース会計基準改正も視野に資本コストや株価を意識した経営の実現に資する最適バランスを維持 FCF創出力の向上に資する「CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)」「交叉比率」の改善を推進 E.キャッシュアロケーション・株主還元 営業キャッシュ・フローをベースに将来の事業成長に資する積極的な投資と株主還元の両立を実行 DOEの採用による業績変動に左右されない安定的な還元を基本とし業績向上による増配を目指す 計画期間3カ年累計の営業キャッシュ・フロー 350億円~400億円 2028年度計画 配当性向 40.0%以上(2026年3月期78.9%) ROE  7.0%以上(2026年3月期 3.1%) DOE  2.5%以上(2026年3月期 2.5%) F.政策保有株式 継続的な縮減を進めることで純資産割合を3.0%未満に低減し、資本効率のさらなる改善を目指す 特定投資株式貸借対照表計上額 30億円(2026年3月期53億円) 対連結純資産比率 3.0%未満(2026年3月期 5.1%) G.資本コストや株価を意識した経営の実現 事業基盤の再構築による収益力の再強化と最適な資本政策の着実な実行によるPBRの改善
事業等のリスク10,509字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 当社グループのリスクマネジメント体制について 当社グループは当社グループを取り巻くさまざまなリスクを統合的に把握・評価・管理するため、リスク管理委員会を設置し、全社的リスクマネジメント(ERM)体制を整備しております。当該委員会では、中期経営計画「JT-2025 経営計画」の目標達成を阻害しうるリスク、及びその他、当社グループに影響を及ぼすリスクの特定と評価を年1回実施し、優先度の高いリスクにはその対応状況を確認しております。 なお、重大インシデント発生時には、非常時体制として取締役兼社長執行役員を委員長とする災害(事故)対策委員会を招集し、BCPの発動など、初期対応を円滑に進めグループ経営に及ぼす影響を最小限にとどめる体制を整えております。甚大な自然災害やサイバーリスクなどの脅威が高まる昨今、当社グループは早期の事業復旧や事業継続によりステークホルダーへの社会的責任を果たしてまいります。 認識したリスクについては、リスクの「影響度」と「発生の可能性」を軸にしたリスクマップを作成し、その回避・低減に向けて、リスク状況及びその対策についてモニタリングを強化しております。 (2) リスクの特定・評価について リスクを特定・評価するに際し、日々変化する外部環境、当社グループの事業特性と事業戦略を考慮し、多角的かつ多面的なリスクの把握に努めております。事業を取り巻く事象を4つのカテゴリー「ハザードリスク」、「業務リスク」、「財務リスク」、「経営リスク」に分類し、リスクの特定と評価を行います。リスクが顕在化した際には、物的損害、人的損害に加え、当社グループの社会的信用の低下を招き、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 以下の記載においては、家電製品等の小売業並びにこれらの付帯業務を事業とする当社グループ経営全体への影響度と発生可能性を想定した主要なリスクを記載しております。 ① ハザードリスク 自然災害・事故等について 自然災害及び火災・事故等が発生した場合は、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。また、当社グループに限らず、取引先の被災等により通常の商品供給が困難となった場合にも、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、災害発生に備え予め準備をしておく内容をまとめた「災害対策マニュアル」、災害発生時の対応についてまとめた「災害発生時対応マニュアル」等を策定しており、全従業員に対し定期的に理解度の確認を行い、訓練を行っております。また、当社グループにおける事業継続を著しく脅かす事象が発生した場合の対応基本方針として「事業継続計画書」を策定しており、災害等からの早期復旧を目指す体制を整えております。 令和6年能登半島地震及び令和6年9月能登半島豪雨においては、災害発生後直ちに従業員とその家族の安否確認、常設されている災害情報掲示板等による各拠点の被害情報の収集や取引先の被害状況の確認に努めました。上記の体制が機能したことにより、大きく被災した店舗においても早期に復旧することができました。 サイバーリスクについて 昨今、日本企業が国内外からのサイバー攻撃を受ける事例が増加しており、当社グループでも情報セキュリティのさらなる強化は急務となっております。サイバー攻撃等によるシステムの破壊や停止、そして不正アクセス犯罪等による個人情報や機密情報の漏洩が発生した場合、システムの停止と復旧に時間を要することにより広範な業務に支障をきたすことを余儀なくされ、さらに当社グループの社会的信用の低下を招き、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、ファイアウォールなどによる社内ネットワーク環境内のデータ流出などを防止する境界型セキュリティだけでは、多様化するサイバー攻撃を完全に防御することに限界があると認識しており、さらなる対応策として、「ゼロトラスト」の視点で社内外を問わず常に通信相手を認証する視点に立ったサイバーリスクマネジメント体制を構築しております。リモート環境、社内環境を問わず、すべての業務端末やサーバをEDR/MDRにより常時監視し、不正プログラムなどの侵入を即時に検知、該当端末の隔離を行うなど脅威からの排除を行う仕組みを稼働させております。さらに情報セキュリティに関して、全従業員に対し定期的に理解度の確認を行い、訓練を行っております。 この体制により、当社グループにおける業務の効率性と安全性の両方を担保しつつ、多様な働き方の推進やデジタルトランスフォーメーション推進を確実に行ってまいります。 感染症、疫病等の蔓延について 新型コロナウイルス感染症の感染拡大時においては、緊急事態宣言の発令に伴い、当社グループにおいても店舗休業や営業時間の短縮等を余儀なくされ、また、従業員の働き方についても、平時からの抜本的な見直しが必要となりました。経済活動の停滞や長期間に渡る人やモノの流れの分断等、将来に渡り、消費者の価値観や消費行動を変容させております。今後、同等またはそれ以上の悪影響を及ぼす疫病等が蔓延した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループの事業活動において主に取り扱う家電製品及び情報通信機器は、生活必需品であり社会インフラの一端を担うものであると考えております。新型コロナウイルス感染症の感染拡大時において、各行政機関の指針に従った感染防止策の徹底や、各自治体の自粛要請に沿った営業時間の変更、デジタル販促の推進、正月休業や初売りの前倒し等、密を回避する店舗運営を実施することにより、お客様及び従業員の安全を考慮しつつ影響を最小限に抑えた経験を活かし、今後新たな疫病等が発生した場合にも適切に対処してまいります。 ② 業務リスク 顧客情報の管理について 当社グループは、販売戦略としてポイントカードを発行し大量の顧客情報を取り扱っております。しかしながら、今後、犯罪行為等による顧客情報の流出により問題が発生した場合には、その後の事業展開において、当社グループの社会的信用の低下を招き、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、2005年4月全面施行の個人情報保護法に対処すべく、個人情報保護方針、個人情報管理基準等の策定や推進体制の整備を行っております。具体的には、保有する総ての情報及び情報システムに対し、物理的セキュリティ対策、人的セキュリティ対策、技術的セキュリティ対策及び運用的セキュリティ対策からなる総合的な情報セキュリティ対策を実施し、これらの情報セキュリティ確保に向けた取り組みを継続的に実施していくためにセキュリティポリシーを定め、各組織や各人の役割・責任が明確化された情報セキュリティマネジメントシステムを構築し運用する「Joshinグループ情報セキュリティ基本方針」を策定しており、コンプライアンスの推進を目的に設置された「CSR推進室(現・リスクマネジメント部)」により、全従業員に対し定期的に理解度の確認を行っております。 このような取り組みが認められ、2005年4月25日付で家電量販事業者として初の「プライバシーマーク」の付与・認定を財団法人日本情報処理開発協会(現・一般財団法人日本情報経済社会推進協会)より受け、2005年5月13日より同マークの使用を開始しております。 万一顧客情報の流出が発生した場合には、その内容・対処案がコンプライアンス統括責任者を通じてトップマネジメント、取締役会、執行役員会に報告され、迅速な対応を可能とする体制を構築しております。 労務管理・安全衛生管理について 当社グループは、関連法案を遵守し適切な労務管理や安全衛生管理を実施しております。しかしながら、従業員だけでなく他の店舗スタッフも含め、実務の中で適切な管理が実施されなかった場合、労働基準法違反や安全衛生管理上の問題が生じるほか、店舗での営業継続の困難、その他訴訟リスクも含め、当社グループの社会的信用の低下を招き、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、2004年に制定した「Joshinグループ行動規範」において、個性と人権を尊重しあうこと、性別・出生地・人種・学歴・信条・宗教・心身障がいの有無などによる差別を行わないこと、ハラスメント問題には厳正に対処することなどを明記し、さらに2019年には経営トップの「ハラスメント撲滅宣言」の発出により、セクシュアルハラスメント、パワーハラスメント、マタニティハラスメント防止に向けた研修を継続的に実施し、従業員の意識啓発を図り、さらにはストレスチェックによる職場ごとのストレス度の定点観測及び継続的改善等を行うメンタルヘルスケアを行っております。 また、労使一体となった総労働時間抑制の取り組み、35歳以上の正社員を対象とする人間ドックの受診義務化、生活習慣病の予防を目的とする特定保健指導の推進、産業医による職場巡回・健康相談・面接指導等、従業員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが優良であると認められたことから、2020年度より5年連続で「健康経営優良法人」に認定されております。 特有の取引慣行(受取リベート)について 当社グループで販売している商品については、各仕入先との契約により仕入金額や販売実績に対して受取リベートを収受しているものがあります。今後仕入金額や販売実績の減少、取引条件の変更が生じた場合等には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、各仕入先と良好な関係を築き、安定した仕入の量を確保し販売実績を残すため、新製品の販売への注力等、様々な販売施策を各仕入先の協力の下企画実践しております。 商品の安全性について 創業以来、当社グループは「商品をご購入いただいたお客さまに最後まで安心してご使用いただくことが小売業の務め」という考えのもと、一貫して安全安心な製品及びサービスの提供を重要課題として事業を展開しております。 しかしながら当社グループの提供する商品において、構造上の問題点や危険物の混入、また誤使用等により、商品の品質に重大な瑕疵や不備その他予期せぬ重大なトラブルが発生した場合には、当社グループの社会的信用の低下を招き、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、「Joshinグループ製品安全自主行動指針」を策定し、万一製品事故等(欠陥、不具合、類似製品の事故)が発生した場合、お客様、製造事業者、輸入事業者、修理・設置事業者等から積極的に情報を収集し社内共有するとともに、速やかに情報をお客様、製造事業者、輸入事業者、修理・設置事業者等に提供できる体制を整えております。これにより、被害の拡大を防ぎ、事故再発の防止、原因究明に貢献いたします。また、必要があれば自主的に行政等の関連機関にも報告するなど、製造事業者、輸入事業者による迅速かつ的確なリコール(製品回収)等が行われるよう積極的に協力し、お客様の安全確保を最優先に行動いたします。 このような取り組みが認められ、経済産業省が「製品安全に積極的に取り組んでいる事業者」を企業単位で広く公募し、厳正な審査の上で表彰する「製品安全対策優良企業表彰」の大企業小売販売事業者部門において、制度初の3連続「経済産業大臣賞」を受賞し(2008年度・2010年度・2012年度。応募規定により受賞翌年度の応募資格なし)、2014年6月、経済産業大臣賞(あるいは金賞)3回以上の受賞企業を対象に創設された「製品安全対策ゴールド企業マーク」を初めて授与され、同制度上初の「製品安全対策ゴールド企業」に認定されております。さらに同認定後も、従来の取り組みを維持しつつ、より高いレベルでの製品安全実現に向けた活動を積極的に行っていることが高く評価され、審査委員会によって行われたフォローアップ(製品安全対策ゴールド企業認定から5年経過ごとに行われる、認定時の取り組みが引き続き維持されているかの確認)により、制度上初めて認定マークに「★」マークが追加されました。 今後も製品安全対策ゴールド企業のトップランナーとして、製品安全への積極的な取り組みを継続することで社会全体の製品安全文化の定着に貢献してまいります。 商品の据付工事・配送設置について 当社グループは主に家電製品及び情報通信機器を取り扱っており、その性質上、お客様のご自宅を直接訪問し、据付工事や配送設置等を行うことが多々あります。その際に、誤って壁面や床面等ご自宅の設備を破損した場合等において、お客様に多大なご迷惑をおかけすることとなり、さらには当社グループの社会的信用の低下を招き、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、配送設置については、物品搬入訓練用家屋構造の独自性が認められ、2012年4月に特許を取得いたしました配送設置技術の習得を目的とする「トレーニングハウス」を当社グループ技術研修センター内に開設し、配送設置を受け持つ従業員を対象に実務研修を行っております。また、多くの据付工事を外部業者に委託しておりますため、新製品技術説明会等で据付工事に伴う事故防止と個人情報保護法の知識、取り扱いルールなどについての研修を実施しております。さらに、新製品への対応力を高めるための技術研修も定期的に行っております。また、お客様に対するCSR活動の最重要課題として、当社グループのCS(顧客満足)マインドと具体的な取り組みの理解のために「CS研修」も行っております。 法的規制等について 当社グループは、「大規模小売店舗立地法」、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」に基づく「大規模小売業者による納入業者との取引における特定の不公正な取引方法」による規制、「不当景品類及び不当表示防止法」、「下請代金支払遅延等防止法」、「特定家庭用機器再商品化法」、「古物営業法」等、様々な法的規制を受ける事業を行っております。新たな法令の制定や規制の強化、規制当局による措置その他の法的手続きが行われた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、法令遵守に努めておりますが、万一、これらに違反する事由が生じ、事業活動が制限された場合、当社グループの社会的信用の低下を招き、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、各法に従って適切に業務を遂行するため、コンプライアンス全体を統括する組織である「サステナビリティ委員会」の設置や社内マニュアル「Joshinグループ行動規範」の整備、定期的な社員教育等の実施を行っております。また、顧問弁護士による法律相談会を定期的に行い、新規事業等の計画や通常の営業活動等において違法性のないことの確認を行っております。 ③ 財務リスク 資金調達及び金利変動について 当社グループは、当連結会計年度末において37,930百万円の借入金等有利子負債があります。今後、金融収縮等の全般的な市況の悪化や、信用格付けの格下げ等による信用力の低下、事業見通しの悪化等の要因により、当社グループが望む条件で適時に資金調達できない可能性があります。また、長期金利や短期金利が上昇した場合、借入コストの増加により、当社グループの事業、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、常に多様な資金調達手段を検討しており、金融環境の変化に迅速に対応できる体制を整えております。 入居保証金について 店舗の賃借に伴う入居保証金等につきましては、当連結会計年度末における残高は12,686百万円となっており、賃貸人の経営破綻等により入居保証金等の全部または一部が回収できなくなる可能性もあり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、賃貸人と良好な関係を築くことにより、賃貸人の経営状況等の情報収集に努めております。また、賃貸借契約満了に伴う返還以外の方法として、賃料との一部相殺等、分割返還による早期回収にも努めております。 ④ 経営リスク 経営成績の変動要因について 当社グループの取り扱う家電製品においては、冷蔵庫・エアコン・暖房機等はその時の季節感との相関関係が強く、特に夏・冬の天候如何によって当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 また、家電製品及びパソコン、携帯電話等の情報通信機器の需要は社会情勢等の外部環境の変化により影響を受けやすく、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、販売時期が一定期間に集中する傾向にあるエアコン等の季節商品においては、早期ご購入による、お待ちいただくことのない据付工事の完了や、閑散期にご購入いただく際の特典等を訴求することにより、季節感に左右されない売上を創造することを目指し、さらに、創業月である5月には、当社グループにとって特別なセールである「大創業祭」を催すことにより、業績の偏りを解消することを目指しております。また、MA(マーケティング・オートメーション)への積極的な投資や紙媒体販促(チラシ・DM)を縮小しデジタル販促を推進することにより、利益拡大及び経費削減を目指すべく、販促施策の充実を図っております。 人財について 当社グループの事業活動は人財に大きく依存しており、店舗運営をはじめとした各分野において優秀な人財を確保・育成することは成長に不可欠であります。しかしながら、少子高齢化の進行による人口構成の変化等により、採用計画が予定通りに進まない場合や、労働需給の逼迫等により従業員にかかる費用が増加する場合、「多様な人財が活躍できる働きがいのある労働環境の実現」を当社グループが取り組むべき7つのマテリアリティ(重要課題)のひとつとする、当社グループの経営理念「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」及び経営ビジョン「家電とICTの力で生活インフラのHubになる」を実現することができず、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、定年延長に加え、新規採用だけではなく、即戦力としての中途採用や定年再雇用、その他退職者の再雇用、また働く側のニーズにも応えた短時間パートタイマーの採用等にも力を入れ、積極的に優秀な人財を活用して行く方針であります。また、従業員が高いモチベーションで最大限の能力を発揮できるよう、人事評価制度や研修制度の整備を行うこと等により、従業員の定着率の向上、個々の能力のレベルアップに努めております。 サステナビリティについて 現在、当家電販売業界を含む世間を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。少子高齢化がもたらす人口・世帯数の減少や高齢単身世帯の増加といった人口動態の変化、ICTの高度化、性別・年齢・国籍などに囚われず、それぞれの「個」を尊重し、認め合うというダイバーシティ&インクルージョンの浸透、さらには気候変動など、人を取り巻く社会構造や環境、価値観が大きく変化する中で、人々の生活様式も大きく変わろうとしております。そのような背景から各企業は循環型経済社会の推進、人権の尊重、地域社会への貢献、ESG経営、SDGsへの取り組みといったような社会的責任の追及に根差したビジネスモデルを推進しております。しかしながら、このような社会の流れに対し当社グループの対応が不十分であった場合には、当社グループの経営理念「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」及び経営ビジョン「家電とICTの力で生活インフラのHubになる」を実現することができず、当社グループの社会的信用の低下を招き、財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 さらに、気候変動による環境規制の強化やエネルギー価格高騰による設備費増や商品価格への影響により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、長期的な視点で未来を考え、社会のあるべき姿を思い描き、社会変化の現状と課題を踏まえた上で、当社グループの理念体系の根幹である社是「愛」(「常に相手の立場に立って考え行動する」の意)の基本精神に則り、「持続可能で誰ひとり取り残さない社会」を私たちの未来世代に引き継いでいきたいという思いを込め、「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」を経営理念としており、この経営理念のもと、中長期的な視点からのバックキャストで、当社グループが中長期的に創造する2つの社会価値「高齢社会のレジリエンス強化支援」と「家庭のカーボンニュートラルの実現」や経営ビジョン「家電とICTの力で生活インフラのHubになる」、7つのマテリアリティ(重要課題)等を特定しております。詳細は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 店舗展開について 出店先の選定については店舗の採算性を重視しており、賃借料や入居保証金等の出店条件、周辺世帯数、交通アクセス等の立地調査に基づく投資回収期間や予想利益等の一定条件を満たすものを出店対象物件としております。この条件に合致する物件が見当たらない場合、出店計画を変更することがあり、これに伴って当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 また、出店先の商業施設の売上高や集客力が変化した場合や、近隣地域への競合商業施設の出店等により顧客動向が変化した場合等にも、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、市場調査や幅広い店舗用地・空店舗などの募集により、出店候補地の検討数を増やしております。また、関西を中心にサービスインフラの整った東海・関東・北信越エリアの店舗ネットワークの活性化とドミナント化を指向し、既存店舗の積極的なリニューアル、スクラップアンドビルド、EC事業とのシームレス運営の推進、配送・工事・修理等のサービスインフラ拡充により、事業基盤の強化と収益力の向上を図り、安定的かつ着実な出店による収益拡大を推進いたします。業績、市場環境の変化や競合商業施設の出店動向の把握に努め、万一事業縮小や閉鎖を余儀なくされるような状況に陥った場合には、経営成績等への影響を最小限に抑えるため、速やかに意思決定を行い、減損損失や店舗閉鎖損失引当金の計上等を実施いたします。 なお、当連結会計年度末における店舗数は217店舗であり、店舗に係る固定資産の帳簿価額は63,872百万円であります。 物流関連の業務委託及び物流体制について 当社グループは、一部の物流業務について外部業者に委託しております。現在、業務委託先の協力の下最適な物流体制を構築しておりますが、物流コストの上昇や配送ドライバーの人手不足問題等により、特に当社グループで展開しておりますインターネットショップ「Joshin webショップ」へのお客様からのご注文量の増加に対応した配送網の構築が間に合わない場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。また、今後、業務委託先の事業方針や戦略等の見直し、経営状況の変化や財務内容の悪化並びに取引条件の変更等があった場合にも、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループといたしましては、事業継続性を考慮した物流体制の再整備、リアル店舗とEC事業のシームレス営業を支える仕入・補給物流体制刷新、配送・工事・修理等のサービスインフラ拡充を目指し、関西茨木物流センターを開設いたしました。大規模災害発生時の事業継続性に優れた内陸部に位置し、西日本を広くカバーできる最適なロケーションであり、BtoB/BtoC拠点も集約し、TC:Transfer Center(通過型物流センター)、 DC:Distribution Center(在庫型物流センター)を内包したマルチ型倉庫を実現しております。今後、人員確保が難しくなることを想定し、倉庫内において積極的なマテハン設備の導入を進め、省力化・効率化されたオペレーションを実現しております。 関東の拠点整備につきましても、同様の考え方のもとに東京物流センターの機能拡大を図っております。特に店舗展開のない関東以北のエリアへのECを介したお客さま向けの配送拠点としての機能を高めており、安定した物流体制の構築に向けた体制整備に取り組んでおります。 上記以外にも、犯罪被害、システム障害、電力不足による計画停電、その他風評被害等が発生する可能性は否定できず、そうした場合には当社グループの財政状態及び経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,434字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得の改善を背景に緩やかな回復基調を維持しました。一方で、米国の通商政策の変化や物価上昇による消費者心理の冷え込みが影響し、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当家電販売業界におきましては、猛暑によるエアコン販売の伸長に加え、買い替え需要を背景とした携帯電話やパソコン、新商品の発売によるテレビゲームの売上拡大が寄与し、前年を上回る堅調な推移となりました。また、当社グループが業界で唯一オフィシャルスポンサーを務める「阪神タイガース」が2年ぶりにリーグ優勝を果たし、これに伴うセール開催が売上拡大に大きく貢献いたしました。 今後の商環境におきましても、景気の不透明感に加え、地域紛争の長期化による地政学的リスクや原材料価格の高騰による経済指標の悪化が懸念されます。さらには、消費者心理の低下や可処分所得の減少により、耐久消費財への需要予測が困難となるなか、同業他社との競争が一層激化することが予想されます。 このような状況下、今年度が最終年度となる3カ年の中期経営計画『JT-2025経営計画』に取り組んでまいりました。この計画は当社グループが目指す、2030年にあるべき姿「地域社会の成長を支え、人と環境の未来に貢献する企業」へと進化すべく、バックキャストの思考で2025年度を通過点とし、お客さまの課題解決、お役立ち実現による顧客生涯価値の創出を目指すものであり、各種目標達成に向けた具体的な戦略の立案、実行により、着実に計画を遂行いたしました。 店舗展開につきましては、引き続き店舗力の強化と投資効率の改善を目指す、適切なスクラップアンドビルドの方針のもと、マークイズ葛飾かなまち店(東京都)等4店舗の出店を行うとともに2店舗の撤収を行った結果、当連結会計年度末の店舗数は217店舗となりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高436,650百万円(前年同期比108.3%)、営業利益5,422百万円(前年同期比147.0%)、経常利益5,113百万円(前年同期比146.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,280百万円(前年同期比96.3%)となりました。 なお、当社グループの事業は、家電製品等の小売業並びにこれらの付帯業務の単一事業であり、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、投資活動及び財務活動による支出が営業活動による収入を上回った結果、前連結会計年度末より3,178百万円の減少となり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は4,529百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費5,792百万円、税金等調整前当期純利益5,328百万円、減損損失1,392百万円、前受金の増加額825百万円、投資有価証券売却益1,629百万円、法人税等の支払額1,296百万円等があり、全体では13,085百万円の収入と前年同期と比べ3,288百万円の減少(前年同期16,374百万円の収入)になりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、新規出店等による固定資産の取得及び差入保証金の差入による支出4,813百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出913百万円、投資有価証券の売却による収入1,975百万円等があり、全体では3,505百万円の支出と前年同期と比べ1,689百万円の減少(前年同期1,815百万円の支出)になりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金等の有利子負債の減少8,095百万円、配当金の支払額3,979百万円等があり、全体では12,758百万円の支出と前年同期と比べ2,016百万円の減少(前年同期10,741百万円の支出)になりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 A.都府県別販売実績 当連結会計年度における販売実績を都府県別に示すと、次のとおりであります。 都府県名   売上高(百万円)   前年同期比(%) 大阪府   185,630   104.9 兵庫県   58,921   110.0 愛知県   30,491   119.5 奈良県   22,530   111.0 京都府   20,693   110.5 滋賀県   16,511   109.4 新潟県   13,581   109.6 和歌山県   13,041   106.7 岐阜県   13,004   106.8 三重県   12,214   100.5 埼玉県   11,038   101.4 富山県   9,975   105.8 千葉県   7,917   109.4 石川県   5,068   131.5 東京都   4,765   151.8 福井県   3,348   108.5 神奈川県   3,049   112.5 長野県   2,093   174.6 群馬県   1,535   107.5 静岡県   1,238   104.7 合計   436,650   108.3 (注) 1.当社グループは、家電製品等の小売業並びにこれらの付帯業務の単一事業であり、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載を省略しております。 2.「大阪府」には、店頭販売以外の売上が含まれております。 B.チャネル別販売実績 当連結会計年度における販売実績をチャネル別に示すと、次のとおりであります。 売上高(百万円)   前年同期比(%) 店頭販売   354,911   109.2 インターネット販売   79,004   114.2 その他   2,735   30.1 合計   436,650   108.3 (注) 当社グループは、家電製品等の小売業並びにこれらの付帯業務の単一事業であり、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載を省略しております。 C.品種別販売実績 当連結会計年度における販売実績を品種別に示すと、次のとおりであります。 品種名   売上高(百万円)   前年同期比(%) 家電 テレビ   25,548   101.6 ビデオ及び関連商品   5,676   96.2 オーディオ及び関連商品   6,567   97.5 冷蔵庫   23,909   99.7 洗濯機・クリーナー   36,222   101.0 電子レンジ・調理器具   18,334   107.2 理美容・健康器具   13,507   100.4 照明器具   2,564   101.9 エアコン   46,523   110.9 暖房機   2,844   91.1 その他   16,776   97.7 小計   198,475   102.9 情報通信 パソコン   24,308   121.7 パソコン周辺機器   13,336   103.9 パソコンソフト   1,016   119.4 パソコン関連商品   18,217   103.5 電子文具   314   82.8 電話機・ファクシミリ   809   83.4 携帯電話   55,904   113.8 その他   6,235   141.8 小計   120,143   113.2 その他 音楽・映像ソフト   4,942   98.7 ゲーム・模型・玩具・楽器   69,066   122.5 時計   1,008   90.7 修理・工事収入   20,515   107.3 その他   22,498   99.6 小計   118,031   113.3 合計   436,650   108.3 (注) 当社グループは、家電製品等の小売業並びにこれらの付帯業務の単一事業であり、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 A.経営成績の分析 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べて8.3%増加の436,650百万円となりました。これは主に、猛暑によるエアコン販売の伸長に加え、買い替え需要を背景とした携帯電話やパソコン、新商品の発売によるテレビゲームの売上拡大が寄与し、前年を上回る堅調な推移となり、また、当社グループが業界で唯一オフィシャルスポンサーを務める「阪神タイガース」が2年ぶりにリーグ優勝を果たし、これに伴うセール開催が売上拡大に大きく貢献したことによります。 売上総利益は、前連結会計年度に比べて5.5%増加の107,787百万円となりました。当連結会計年度は前連結会計年度に引き続き、将来に備えた人的資本やシステム関連への積極的な投資を継続しており、販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べて3.9%増加したものの、売上総利益の増加により営業利益は前連結会計年度に比べて47.0%増加の5,422百万円となりました。また、売上高営業利益率は前連結会計年度より0.3%上昇し、1.2%となりました。 営業外損益は、営業外収益が前連結会計年度に比べて19.4%増加し、支払利息をはじめとする営業外費用が30.0%増加したため、経常利益は前連結会計年度に比べて46.5%増加の5,113百万円となりました。また、売上高経常利益率は前連結会計年度より0.3%上昇し、1.2%となりました。 特別損益については、投資有価証券売却益が減少したこと等により、特別利益は前連結会計年度に比べて51.8%減少の1,997百万円となりました。また、当社グループでは、店舗のスクラップアンドビルドによる「店舗力の強化」が必要不可欠であると考えておりますことから、当連結会計年度においても店舗の撤収または改装等に伴う減損損失及び固定資産除却損を特別損失に計上しております。特別損失は前連結会計年度に比べて8.4%減少の1,782百万円でありました。 以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べて3.7%減少の3,280百万円となりました。 また、当連結会計年度の1株当たりの当期純利益は、前連結会計年度の131.13円と比べて4.32円減少の126.81円となりました。 当連結会計年度の経営成績等は、2023年3月期決算発表時に公表いたしました当社グループの中期経営計画である『JT-2025 経営計画』の最終年度にあたり、同計画の諸施策にグループ一丸となって取り組んでまいりました。また、事業における個別戦略やサステナビリティへの取り組みを引き継ぐべく、次期中期経営計画『JT-2028 経営計画(2026年度~2028年度)』を策定いたしました。なお同計画の詳細は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) JT-2028 経営計画(2026年度~2028年度)について」をご参照ください。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、世界的な地域紛争激化等地政学的リスクの拡大、原材料高騰等に起因する各種経済指標の悪化、インフレに伴う実質的な所得の伸び悩みによる耐久消費財に対する消費マインドの低迷等から、同業者間の競争はますます激しくなることが挙げられます。 『JT-2028 経営計画(2026年度~2028年度)』では、「ライフスタイル・サポートカンパニーへの進化」により、新生Joshinグループとして持続的成長と企業価値向上を可能とする事業基盤の再構築を目指すものであります。同計画における重点戦略として、「リアル店舗事業の収益力強化」「PB商品への本格参入」「マーケティング機能の再構築」を掲げ、具体的な戦略を立案、実行し、グループ一丸となって着実に計画を遂行してまいります。その他の要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 なお、当社グループの事業は、家電製品等の小売業並びにこれらの付帯業務の単一事業であり、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載を省略しております。 B.財政状態の分析 当連結会計年度末は前連結会計年度末に比べ、資産は流動資産が3,968百万円減少し、固定資産が1,278百万円増加したため、合計で2,690百万円減少し、当連結会計年度末の資産合計は228,813百万円となりました。資産の増減の主な内容は、退職給付に係る資産2,481百万円増加、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によるのれんの計上額925百万円、現金及び預金3,178百万円減少、減価償却や減損損失等による有形固定資産2,266百万円減少、未収入金617百万円減少等であります。 負債は流動負債が2,414百万円減少し、固定負債が974百万円減少したため、合計で3,389百万円減少し、当連結会計年度末の負債合計は123,448百万円となりました。負債の増減の主な内容は、借入金等の有利子負債8,095百万円減少、契約負債2,350百万円増加、未払法人税等1,241百万円増加等であります。 純資産は株主資本が617百万円減少し、その他の包括利益累計額が1,316百万円増加したため、合計で699百万円増加し、当連結会計年度末の純資産合計は105,364百万円となりました。純資産の増減の主な内容は、退職給付に係る調整累計額1,299百万円増加、主に配当金の支払いによる利益剰余金701百万円減少等であります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 A.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは次のとおりであります。 2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年 3月期 自己資本比率(%)   45.4   45.1   44.9   45.2   46.0 時価ベースの自己資本比率(%)   23.7   23.1   26.1   23.8   31.9 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   27.7   6.5   23.3   2.8   2.9 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   8.2   46.1   12.0   53.5   33.1 (注)自己資本比率          :自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率         :株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ  :営業キャッシュ・フロー/利払い ※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ※営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を使用しております。 B.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、当社グループの運転資金需要のうち主なものは商品の仕入を中心とした営業性費用と、人件費等の販売管理費用が中心となります。投資関連の費用としては、小売業という特性から店舗開発や店舗の改装といった設備投資が中心となります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金については自己資金、金融機関からの短期借入及びコマーシャル・ペーパーによる調達を基本としております。また、設備関連資金については金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は39,989百万円となっております。また、当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は4,529百万円となっております。 今後の重要な設備投資計画等につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 (1) 重要な設備の新設等」に記載しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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