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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

オンワードホールディングス

ONWARD HOLDINGS Co., Ltd.8016 · Prime · 繊維製品

総合アパレル企業。紳士・婦人服を軸に、ダンス用品・化粧品・ペット用品・ギフト等の多角化も展開。

概要

オンワードホールディングスは「23区」「組曲」「ICB」などのアパレルブランドを擁する日本の大手繊維メーカーである。連結従業員6527名、2026年2月期の売上高は2368億円、営業利益116億円と増収増益。国内事業に加え、米国・欧州・中国などでも展開し、ダンス用品(チャコット)、カタログギフト、ペットファッション、化粧品、リゾート運営など多角化する。持株会社体制のもと、子会社46社、関連会社12社で構成される。

国内事業の柱:基幹ブランドと多角化領域

国内事業は株式会社オンワード樫山を中核とし、紳士服・婦人服の企画製造販売を行う。主力ブランドには「23区」「組曲」「ICB」「アンフィーロ」「カシヤマ」などがあり、2026年2月期は冬物衣料の販売が好調で増収となった。さらに、ダンス用品(チャコット株式会社)、カタログギフト(クリエイティブヨーコ)、ペットファッション・雑貨、化粧品(チャコット・コスメティクス)、リゾート施設運営、商業施設設計施工、不動産賃貸など非アパレル領域も事業に含む。2024年9月に株式会社ウィゴーを子会社化し、若者向けファッションを強化した。

海外事業:欧州・米国・アジアの三極体制

海外事業は欧州、米国、アジアの現地法人を通じて展開する。欧州では英国発祥のコンテンポラリーブランド「JOSEPH」を、米国では120年以上の歴史を持つトラディショナルブランド「J.PRESS」を保有する。いずれもEコマース売上が拡大し、J.PRESS事業は収益性が改善した。アジアでは中国の恩瓦徳時尚貿易や樫山(大連)有限公司を通じ、オーダーメイドスーツの生産受注が増加し、大連工場の稼働率が向上。ベトナムにはONWARD KASHIYAMA VIETNAM LTD.を置く。2026年2月期の海外売上高は189億円で全体の8%を占める。

グループの構成と持株会社体制への移行

2007年9月、株式会社オンワードホールディングスに商号変更し、持株会社体制へ移行した。アパレル事業部門は株式会社オンワード樫山が継承し、商事事業部門はオンワード商事株式会社(現 株式会社オンワードコーポレートデザイン)が継承。その後、2023年9月にはオンワード商事とオンワードクリエイティブセンターが合併し、オンワードコーポレートデザインとなった。グループにはほかに、パーソナルスタイル(O.P.S.)、アイランド、KOKOBUY、大和などがあり、国内17社、海外28社の子会社を有する。2019年にはデジタル戦略を担うオンワードデジタルラボを設立した。

収益構造と近年の業績回復

2026年2月期の連結売上高は2368億円(前期比13.6%増)、営業利益116億円(同14.3%増)、純利益101億円(同18.5%増)と増収増益。売上総利益率は在庫管理の徹底により改善し、販管費は人件費・広告費増加もあったが、全体として利益が拡大した。コロナ禍の2020年2月期には521億円の純損失を計上したが、2022年2月期以降は黒字に転換し、収益基盤を回復させている。セグメント別では国内事業が好調で、海外事業も増収ながら欧州は費用先行で減益となった。

業界の中での役割はアパレル及びライフスタイル用品の企画・製造・販売会社。国内外に販売網を持つ。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,368億円
営業利益
116億円
営業利益率
4.9%
純利益
101億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
国内事業2,179億円92.0%127億円5.8%
海外事業189億円8.0%-3億円-1.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内事業主力

日本国内向けに衣料品等の企画・製造・販売。加えてダンス用品(チャコット)、カタログギフト、ペットファッション、化粧品、雑貨、リゾート施設運営、商業施設設計施工、不動産賃貸等を展開。

主な製品・サービス5
紳士服・婦人服(オンワード樫山等)
オンワード樫山ブランド(23区、組曲、ICB等)を中心としたアパレル製品の企画製造販売。
ダンス用品(チャコット)
バレエ・ダンスウェア、シューズ、メイクアップ用品等。
カタログギフト(クリエイティブヨーコ)
百貨店等向けのカタログギフトの企画販売。
ペットファッション・用品
犬猫用の衣類・雑貨等。
化粧品
自社ブランドの化粧品の製造販売。

02海外事業準主力

米国、欧州、中国等で衣料品等の企画・製造・販売。現地法人を通じて展開。

主な製品・サービス1
海外向けアパレル製品
ジョゼフ(英)、ジェイプレス(米)等のブランド衣料品の企画製造販売。

製品と技術

主力アパレルブランド群:23区、組曲、ICBなど

国内事業の核は、株式会社オンワード樫山が手がける多様なアパレルブランドである。婦人服では「23区」が基幹ブランドとして百貨店などで幅広い年齢層に支持されている。「組曲」「ICB」はキャリア女性向け、「アンフィーロ」はドレス・フォーマル分野で強みを持つ。紳士服では「カシヤマ」ブランドを展開。これらは自社企画・生産・販売の垂直統合型モデルで運営され、2026年2月期には冬物衣料が好調で全体の増収に貢献した。さらに、若者向けには2024年に子会社化した「WEGO」が加わり、ブランドポートフォリオを拡大している。

ニッチ分野を支えるチャコットとクリエイティブヨーコ

ダンス用品のチャコット株式会社は、バレエシューズやレオタード、メイクアップ用品を製造販売する。1990年に子会社化され、国内バレエ市場で高いシェアを持つ。また、チャコットの化粧品ブランド「チャコット・コスメティクス」は舞台用から一般向けに拡大し、好調な売上を記録している。クリエイティブヨーコは百貨店向けカタログギフトの企画販売を行い、冠婚葬祭やお中元・お歳暮の需要を捉える。これらの非アパレル事業はグループの収益源を多様化し、アパレル市況の変動に対するリスクヘッジとなっている。

海外ブランド:JOSEPHとJ.PRESSの特徴

海外事業の目玉は、英国発祥のコンテンポラリーブランド「JOSEPH」と米国東海岸のトラディショナルブランド「J.PRESS」である。JOSEPHは2005年に子会社化され、ロンドンを拠点に高級婦人服・アクセサリーを展開。Eコマース売上が伸長し、全体的に増収だが、販促費用の増加で利益は減益となった。J.PRESSは1986年に子会社化、120年以上の歴史を持ち、アイビールックの代表的ブランド。米国でEコマースを中心に成長し、収益性が改善している。両ブランドとも、現地のデザイン・マーケティングを重視し、日本本社とは独立した経営を維持している。

サプライチェーンのデジタル化:PLM導入とオーダーメイド生産

オンワードグループは、ものづくりプロセスのデジタル化を推進している。2019年に設立したオンワードデジタルラボが中心となり、PLM(Product Lifecycle Management)システムを導入。企画から生産、物流までのデータを一元管理し、生産スピード向上、価格適正化、トレーサビリティ向上を目指す。また、ロス削減のためオーダーメイド生産を拡大しており、大連工場ではオーダーメイドスーツの生産受注が増加している。協力工場の労働環境改善を目的とした「オンワード認定工場制度」も運用され、サステナブルなサプライチェーン構築を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

アパレル大手、安定成長も海外比率低め

当社は繊維製品セクターの大手で、売上高は2000億円超と同業他社(片倉工業、グンゼ、ユニチカなど)の中で最大規模。営業利益率も4.9%と安定しており、業界内でトップクラスの収益性。特に2026/2期には売上高2368億円を見込む。国内市場に強みを持つが、海外展開や新規需要の開拓が課題。ファッション業界の競争激化に対応するためのブランド強化が求められる。

強み

  • 売上高が2000億円超で、同業他社を大きくリード。
  • 営業利益率4.9%と収益性が高く、安定的。
  • 長年培ったブランドで顧客ロイヤルティが高い。
  • 百貨店からECまで多様な販売チャネルを持つ。

課題

  • 国内依存度が高く、海外売上比率が低い。グローバル化が課題。
  • カジュアル化やサステナビリティ志向への対応が必要。
  • 低価格競争やアパレル業界の構造変化への適応が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がオンワードホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18173Joshin1,173億円33.0倍
29267Genky DrugStores1,108億円13.9倍
38237松屋1,097億円49.1倍
44985アース製薬1,084億円23.0倍
57965象印マホービン1,053億円15.1倍
68016オンワードホールディングス1,050億円10.0倍
74919ミルボン1,037億円19.0倍
89997ベルーナ1,029億円8.8倍
92681ゲオホールディングス956億円11.0倍
106036KeePer技研943億円9.3倍
119008京王電鉄941億円10.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

樫山商店創業から法人設立まで(1927-1947)

1927年、樫山純三氏が大阪で樫山商店を創業した。第二次世界大戦後の1947年9月、樫山株式会社(現オンワードホールディングス)として法人化され、繊維製品の製造販売を本格化した。この時期は戦後復興期であり、衣料需要の拡大に対応する形で事業基盤を築いた。初期の本社は大阪市東区本町に置かれていた。

上場と本社移転、販売子会社の設立(1960-1972)

1960年10月、東京・大阪・名古屋各証券取引所第二部に上場し、1964年7月には第一部に指定替えされた。1962年4月にはオンワード販売株式会社(現オンワードコーポレートデザイン)を設立し、販売機能を分離した。1966年9月、本社を大阪から東京・日本橋に移転。この本社移転は、首都圏の市場へのアクセス強化と、百貨店などの主要取引先との連携を狙ったものだった。1972年9月には米国子会社ONWARD KASHIYAMA U.S.A.INC.を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。

海外M&Aと社名変更の1980年代

1986年10月、米国のトラディショナルブランドJ.PRESS INC.の株式を取得。これにより米国市場でのプレゼンスを高めた。1988年2月には香港にONWARD KASHIYAMA HONG KONG LTD.を設立し、アジア拠点を整備。同年9月、社名を株式会社オンワード樫山に変更し、ブランド名と企業名を統一した。この時期は海外事業の拡大とブランドポートフォリオの充実が進んだ。

バブル期の多角化とアジア進出(1990-2001)

1990年7月、バレエ・ダンス用品の老舗チャコット株式会社を株式取得により子会社化。1995年6月には上海恩瓦徳時装有限公司を設立し、中国市場への参入を果たした。2001年12月には恩瓦徳時尚貿易(中国)有限公司を設立し、中国での販売・生産体制を強化。この間、国内ではカタログギフトや化粧品など、衣料以外の事業への多角化も進めた。バブル崩壊後の低成長期にも、M&Aを通じて非アパレル領域の収益源を確保した。

持株会社体制への移行と2000年代のM&A

2005年5月、英国のジョゼフグループ(Project Sloane Limited)の株式を取得し、欧州高級ブランドを傘下に収めた。2007年9月、持株会社体制へ移行し、商号を株式会社オンワードホールディングスに変更。アパレル事業はオンワード樫山が継承、商事事業はオンワード商事が継承した。2008年10月にはクリエイティブヨーコ(カタログギフト)を、2009年12月にはアイランドを取得。2011年8月にはベトナムに生産拠点を設立し、東南アジアへの生産シフトを進めた。

ブランド再編とデジタル投資の2010年代後半

2016年4月、ティアクラッセを取得し、ウェディング関連事業に進出。2017年1月にはKOKOBUY(ネット通販)を取得し、EC強化を図った。2018年3月、ゼネラルクロージング(現KASHIYAMA SAGA)を取得し、縫製工場を傘下に。2019年3月にはオンワードデジタルラボを設立し、DX推進体制を整えた。同年3月には大和(婦人服)も取得し、ブランドポートフォリオを拡充。2022年4月には東京証券取引所プライム市場へ移行した。

コロナ禍からの回復とウィゴー取得(2020-2024)

2020年2月期には521億円の純損失を計上するなど、コロナ禍で打撃を受けた。しかし、2021年2月期以降は赤字幅が縮小し、2022年2月期には黒字転換。2023年9月、オンワード商事とオンワードクリエイティブセンターを合併し、コーポレートデザイン機能を集約。2024年9月、若者向けアパレルの株式会社ウィゴーを子会社化し、新たな顧客層の獲得を図った。2026年2月期には売上高2368億円、営業利益116億円と過去最高水準の収益を達成した。

年表28件を開く

1920年代

  • 1927年創業樫山 純三氏、樫山商店創業

1940年代

  • 1947年9月創業樫山株式会社(現 株式会社オンワードホールディングス)設立

1960年代

  • 1960年10月上場東京・大阪・名古屋各証券取引所第二部上場
  • 1962年4月創業オンワード販売株式会社(現 株式会社オンワードコーポレートデザイン)設立
  • 1964年7月上場東京・大阪・名古屋各証券取引所第一部上場指定替え
  • 1966年9月本社所在地を大阪府大阪市東区本町から東京都中央区日本橋に移転

1970年代

  • 1972年9月創業ONWARD KASHIYAMA U.S.A.INC.設立

1980年代

  • 1986年10月M&AJ.PRESS INC.株式取得
  • 1988年2月創業ONWARD KASHIYAMA HONG KONG LTD.設立
  • 1988年9月商号変更株式会社オンワード樫山(現 株式会社オンワードホールディングス)に社名変更

1990年代

  • 1990年7月M&Aチャコット株式会社株式取得
  • 1995年6月創業上海恩瓦徳時装有限公司設立

2000年代

  • 2001年12月創業恩瓦徳時尚貿易(中国)有限公司設立
  • 2005年5月M&AProject Sloane Limited(ジョゼフグループ)株式取得
  • 2007年9月商号変更株式会社オンワードホールディングスに商号変更(アパレル事業部門を株式会社オンワード樫山が継承、商事事業部門をオンワード商事株式会社(現 株式会社オンワードコーポレートデザイン)が継承)
  • 2008年10月M&A株式会社クリエイティブヨーコ株式取得
  • 2009年3月創業株式会社O.P.S.(現 株式会社オンワードパーソナルスタイル)設立
  • 2009年12月M&A株式会社アイランド株式取得

2010年代

  • 2011年8月創業ONWARD KASHIYAMA VIETNAM LTD.設立
  • 2016年4月M&Aティアクラッセ株式会社株式取得
  • 2016年8月M&A恩瓦徳開成(大連)有限公司(現 樫山(大連)有限公司)株式取得
  • 2017年1月M&A株式会社KOKOBUY株式取得
  • 2018年3月M&Aゼネラルクロージング株式会社(現 株式会社KASHIYAMA SAGA)株式取得
  • 2019年3月創業株式会社オンワードデジタルラボ設立
  • 2019年3月M&A株式会社大和株式取得

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年9月M&Aオンワード商事株式会社と株式会社オンワードクリエイティブセンターが合併し、株式会社オンワードコーポレートデザインに商号変更
  • 2024年9月M&A株式会社ウィゴー株式取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    国内事業の変革と成長加速

    ファッション領域で多様なブランド・商品・流通戦略を推進。ウェルネス領域の成長加速、コーポレートデザイン領域の創造に加え、OMO型店舗の拡大やPLM等のDX活用により事業進化を図る。

  2. 02

    海外事業の基盤強化と拡大

    欧州ではJOSEPH事業の収益拡大、米国ではJ.PRESS事業の成長加速、アジアではASEANを含む地域で生産・販売両面の事業拡大を推進する。

  3. 03

    サプライチェーンのデジタル化改革

    PLMシステム導入により生産スピード向上、価格適正化、トレーサビリティ向上を目指す。取引先との情報共有・データ連携で可視化・効率化されたサプライチェーンを構築する。

  4. 04

    サステナブル経営とコンプライアンス強化

    プロジェクト「Green Onward」を推進し、リユース・リサイクル・リメイク活動の拡大、オーダーメイド生産拡大、PLMによるトレーサビリティ向上を図る。コンプライアンスマニュアルや研修により体制強化し、コーポレート・ガバナンスを強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,527人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は657万円で、9期前と比べて16.6%平均年齢は45.9歳、平均勤続年数は19.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月4,456
2018年2月4,530
2019年2月4,643
2020年2月78848.925.45,153
2021年2月52944.819.87,498
2022年2月56145.620.96,377
2023年2月59045.619.86,061
2024年2月64645.920.25,750
2025年2月67845.819.46,253163
2026年2月65745.919.36,527178

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 13 / 海外 5、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・オンワードパークビルディング — 東京都中央区104億円
全社
オンワードベイパークビルディング — 東京都港区4,478百万円
国内事業
東北エリア — 仙台市青葉区2,672百万円
国内事業
近畿エリア — 大阪市中央区2,518百万円
国内事業
九州・沖縄エリア — 福岡市中央区2,124百万円
国内事業
本社 — 長野県安曇野市913百万円
国内事業
レイクランドカントリークラブ — 栃木県宇都宮市814百万円
国内事業
東海・北陸エリア — 名古屋市中村区24百万円
国内事業
中国・四国エリア — 広島市中区18百万円
国内事業
北海道エリア — 札幌市中央区16百万円
国内事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社オンワード樫山(注)2、3
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大和
    長野県 安曇野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オンワード商事株式会社
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    チャコット株式会社
    東京都 渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アイランド
    東京都 渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社クリエイティブヨーコ
    長野県 長野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社オンワードパーソナルスタイル
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オンワードイタリアS.P.A. (注)2
    伊国 ミラノ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ジョゼフLTD.
    英国 ロンドン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    恩瓦徳時尚貿易(中国)有限公司(注)1
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ジェイプレスINC. (注)1
    米国 ニューヨーク · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社オンワード クリエイティブセンター
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • エクセル株式会社東京都 渋谷区100%
  • 株式会社オンワード リゾート&ゴルフ東京都 中央区100%
  • 株式会社オンワード ライフデザインネットワーク(注)1東京都 中央区100%
  • オンワード ビーチリゾートグアムINC. (注)1、2米国 グアム100%
  • オンワードマンギラオグアムINC. (注)1、2米国 グアム100%
  • マルベリージャパン株式会社東京都 渋谷区50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は2,368億円営業利益116億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.6%、利益が+13.7%。

売上高
+13.6%
2,368億円
営業利益
+13.7%
116億円
純利益
+18.8%
101億円
営業利益率
4.9%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高2,470億円2,368億円
営業利益128億円116億円
純利益112億円101億円
1株あたり配当¥33¥33

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は635億円、営業利益は56億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+23.5%、営業利益は+9.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q4995410.833
2024年2Q405−4−1.0−4
2024年3Q510479.228
2024年4Q4829
2025年1Q514519.940
2025年2Q43720.51
2025年4Q1,133494.344
2026年2Q1,126575.148
2026年4Q1,242594.853
2027年1Q635568.850

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は2,591億円から2,368億円へ91%に減った。直近期の営業利益率は4.9%。売上は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月2,59113445
2014年2月2,80012247
2015年2月2,8157242
ティアクラッセ株式会社株式取得
2016年2月2,6355543
株式会社KOKOBUY株式取得
2017年2月2,4495647
ゼネラルクロージング株式会社(現 株式会社KASHIYAMA SAGA)株式取得
2018年2月2,4315954
株式会社オンワードデジタルラボ設立
2019年2月2,4075249
2020年2月2,482−38−521
2021年2月1,759−202−232
2022年2月1,685586
オンワード商事株式会社と株式会社オンワードクリエイティブセンターが合併し、株式会社オンワードコーポレートデザインに商号変更
2023年2月1,7615331
株式会社ウィゴー株式取得
2024年2月1,89610166
2025年2月2,0841021014.985
2026年2月2,3681161124.9101

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高2,368億円のうち、営業利益として残るのは116億円4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は101億円、売上の4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.4%1,074億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金49.7%1,178億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%116億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
54.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
4.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.1pt
4.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.9pt
11.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが82億円、投資CFが64億円で、差し引きのフリーCFは146億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は197億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月101−107−78−6245
2014年2月134−14321−9272
2015年2月165−15788298
2016年2月3618−6454283
2017年2月68253−329321260
2018年2月132−73−6659256
2019年2月46−103115−57312
2020年2月80−108−16−28288
2021年2月−1966159−135213
2022年2月78217−362295152
2023年2月5744−120101138
2024年2月40−433−3141
2025年2月31−5436−23135
2026年2月8264−86146197

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は1,892億円。このうち返さなくてよい自己資本が936億円で、自己資本比率は49.4%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月2,8681,6541,21457.1
2014年2月3,1341,7501,38455.2
2015年2月3,4091,8531,55653.8
2016年2月3,1351,7231,41254.2
2017年2月2,7321,6571,07559.8
2018年2月2,7811,6821,09959.2
2019年2月2,8761,6221,25455.1
2020年2月2,3439401,40338.3
2021年2月1,9615951,36628.9
2022年2月1,57777380442.4
2023年2月1,59285174147.0
2024年2月1,71485086446.6
2025年2月1,79284394947.0
2026年2月1,89293695649.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
197億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
262億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
448億円
在庫として抱えている分
負債合計
956億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率48社中6位あたり、逆に低いのは自己資本比率48社中31位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.4%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.9%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.4%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.6%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥740で、1年前と比べて+19.6%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥740-2.4%1ヶ月+0.3%1年+19.6%時価総額1,050億円
過去52週の値幅
安値¥639高値¥842

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.0倍
PER (会社予想)9.0倍
PBR1.07倍
配当利回り4.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は768円で、直近1ヶ月で+6.67%と上昇しています。25日線749.36円、75日線738.05円、200日線727.57円をすべて上回っており、中期・長期のトレンドは良好です。52週高値842円に近づき、RSIは61.61と中立よりやや強い水準です。出来高は7月10日に急増して以降、高水準で推移しており、買い意欲が持続しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

実績PER10.34倍、予想PER9.3倍と業界平均24.5倍を大幅に下回り、PBR1.11倍は平均1.01倍とほぼ同水準。ROE11.4%と収益性が高く、配当利回り4.3%は平均2.75%を上回る。配当性向62.8%と高めで安定配当が期待できる。業績は増収増益で利益成長も見込まれる。総合的に割安。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.0倍26.6倍
PER (予想)9.0倍
PBR1.07倍1.01倍
ROE11.4%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

増収増益を続け、特にカジュアル衣料とECの伸びが収益を支える。強気派はブランド力による客単価維持とコスト削減の成果で利益率が改善し、今後も成長が続くとみる。一方弱気派は、アパレル市場全体の縮小と百貨店販路への依存、天候や景気変動の影響を指摘し、収益性の改善は一時的と警戒する。またROEは11%超と改善したが、PBR1.1倍と株価は割高感がなく、株主還元の持続性についても議論がある。

プラスに働く材料7
  • ECとカジュアル強化

    EC売上やカジュアル衣料が成長し、収益性改善に寄与

  • コスト構造改革

    販管費抑制で営業利益率が5%近くに改善

  • 株主還元の強化

    配当利回り4.3%と高い水準を維持

  • 売上高2368億円、前期比+13.6%通年影響

    売上高は2084億円から2368億円へ284億円増加。2期連続の2桁成長。

  • 営業利益116億円、2期連続増益通年影響

    営業利益は102億円から116億円へ14億円増加。利益率4.9%を維持。

  • 配当利回り4.3%、株主還元厚い継続影響

    配当利回り4.3%。株価767円で年間配当は約33円と推定され、安定収益を求める需要。

  • 予想PER9.3倍、ROE11.4%で割安決算発表後影響

    予想PER9.3倍と10倍割れ。PBR1.1倍、ROE11.4%を踏まえれば評価は低位。

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小の逆風

    国内アパレル市場は長期縮小傾向が続く

  • 百貨店依存

    百貨店向け販売は構造的な低迷に直面

  • 利益率の伸び悩み

    営業利益率5%未満で小売大手と比べ低い

  • 営業利益率4.9%で横ばい、改善乏しい継続影響

    営業利益率は2期連続で4.9%。売上高が伸びる一方、利益率が改善しない。

  • 純利益増益率が28.8%から18.8%へ減速通年影響

    純利益は85億円→101億円だが、前期は66億円→85億円で+28.8%。今期は+18.8%。

  • 株価1年で25%上昇、過熱感継続影響

    株価は1年間で25.49%上昇。業績成長を先取りしており、調整のリスク。

  • 外国人保有15.5%、リスクオフで売り不定影響

    外国人保有比率15.5%。海外資本市場の変動時に売り圧力が強まる。

次の決算で確かめる点
EC売上高
EC強化の成果が今後の成長性を示す
カジュアル衣料売上比率
新たな収益源としての育成状況を確認
営業利益率
原価低減や販管費抑制の効果を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり33で、前期から+15.4%いまの株価に対する利回りは4.46%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥33
1株あたり
配当利回り
4.46%
いまの株価に対して
配当性向
62.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2444.5
2018年2月240.0159.1
2019年2月240.035.1
2020年2月240.0
2021年2月12−50.0
2022年2月120.019.1
2023年2月120.064.1
2024年2月2066.738.1
2025年2月2630.069.0
2026年2月3015.462.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥33

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ82,791人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.5%を占め、残る63.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他44.848.448.748.650.441.2
金融機関21.321.523.721.022.521.4
外国法人11.410.28.513.211.115.5
事業法人19.116.915.413.712.015.1
証券会社3.43.03.63.54.06.8
自己株式14.114.114.114.114.04.2
外国人個人0.00.00.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.21
02公益財団法人樫山奨学財団6.14
03オンワードホールディングス取引先持株会3.77
04日本生命保険相互会社3.29
05JPモルガン証券株式会社3.11
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.74
07株式会社アニヴェルセルHOLDINGS1.87
08モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社1.32
09株式会社三越伊勢丹1.26
10GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部長 石川 潤)1.23

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+159%、1株純資産は14期で−34%。直近期のROEは11.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月291,0442.824.7323.9
2014年2月301,1032.823.944.7
2015年2月271,1672.429.576.1
2016年2月281,1012.424.3
2017年2月311,1162.826.444.5
2018年2月371,1553.324.7159.1
2019年2月351,1483.117.835.1
2020年2月−384665−42.0
2021年2月−171418−31.6
2022年2月6349313.94.419.1
2023年2月235514.315.164.1
2024年2月495888.610.538.1
2025年2月6362010.48.669.0
2026年2月7468811.411.062.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/2期の役員報酬は総額361百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
保元道宣代表取締役社長60341,000
川本明取締役68
小室淑恵取締役51
清家彦三郎常勤監査役6616,000
小野木伸良常勤監査役62
梅津立監査役61
草野満代監査役59
池田大介常務取締役 人財・総務担当5855,000
樋口剛宏常務取締役マーケティング・プロダクト担当6062,000
吉田昌平取締役財務・経理・IR担当、戦略企画室長4912,000
西森浩文常勤監査役596,000

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)513088531228557
社外取締役4404010
監査役2363618

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容787字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社46社および関連会社12社の計59社で構成され、紳士服、婦人服等の繊維製品の企画、製造および販売を主な事業内容とし、さらにコスメティック事業やバレエ・ダンス事業、ペット関連用品の事業、ギフト関連の事業等を行っています。また、当社グループの事業を地域別に「国内事業」、「海外事業」と2区分し、報告セグメントとしています。 なお、事業区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げる「セグメント情報」の区分と同一です。 また、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定されている特定上場会社等に該当しており、これによりインサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業に係わる位置づけは、次のとおりです。 区 分   主要な会社 国内事業   衣料品等の企画・製造・販売、ダンス用品、カタログギフト、ペットファッション、化粧品、なごみ雑貨の製造販売、リゾート施設の運用管理、商業施設の企画・設計・施工、不動産賃貸事業等   株式会社オンワード樫山、株式会社ウィゴー、株式会社大和、株式会社オンワードコーポレートデザイン、チャコット株式会社、株式会社クリエイティブヨーコ、株式会社オンワードパーソナルスタイル、株式会社アイランド、株式会社KOKOBUY他16社 海外事業   衣料品等の企画・製造・販売   ジョゼフLTD.、ジェイプレスINC.、恩瓦徳時尚貿易(中国)有限公司、樫山(大連)有限公司、オンワードカシヤマ ホンコンLTD.他28社 (注) 事業区分については、当社の事業目的により国内事業と海外事業に区分しています。 以上の企業集団等について事業系統図によって示すと、次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題2,090字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社を取り巻く経営環境は、コロナ禍を経て生活者のライフスタイルや価値観が変化し、企業と人とのエンゲージメントへの注目の高まりや、デジタル技術の活用が進化しています。また日本国内における少子高齢化が進行するとともに、訪日外国人による消費の多様化等が進んでいます。 当社グループが対処すべき課題は、このようなマーケットの多様化に対応し、消費者に対して価値ある商品やサービスを提供することにより収益拡大をはかり、成長性を高めることにあります。 ① 国内事業について 当社グループは、「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」ご提供する事をミッションステートメントに掲げ、「社員の多様な個性をいかしたお客さま中心の経営」により地球と共生する「潤いと彩り」のある生活づくりに貢献する「生活文化創造企業」として前に進み続けることにより、中長期経営ビジョン「ONWARD VISION 2030」の実現を目指しています。 「ファッション領域」においては、多様なブランド・商品・流通戦略の推進をはかり、生活者の新たな価値観に沿った「ウェルネス領域」の成長加速や、時代性のある「コーポレートデザイン領域」の創造を進めていきます。また、OMO(Online Merges with Offline)型店舗の拡大やPLM(Product Lifecycle Management)等の最先端のDXを活用した事業の進化をはかっていきます。 ② 海外事業について 当社グループは、海外事業の成長基盤強化を推進しており、ヨーロッパ地域では英国ロンドン発祥のコンテンポラリーデザイナーズブランドであるJOSEPH事業の収益を拡大し、アメリカ地域では120年以上の歴史を持つ米国東海岸発祥のトラディショナルブランドであるJ.PRESS事業の成長を加速、アジア地域では成長著しいASEAN地域を含むアジアマーケットにおいて生産・販売両面での事業を拡大していきます。 ③ 商品企画・生産・物流について 当社グループは、ものづくりプロセス(サプライチェーン)のデジタル化として、PLM(Product Lifecycle Management)を導入し、生産スピードの向上・価格の適正化・トレーサビリティの向上を目指す「商品企画・生産・物流改革」を進めています。また、お取引先様との情報共有やデータ連携を行うことにより、可視化・効率化されたサプライチェーンの構築を進めていきます。 ④ CSR(企業の社会的責任)とコンプライアンスについて CSR経営については、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーから信頼される企業として、社会的企業価値を高める重要な経営課題と認識しています。 当社グループは、1927年の創業から永きにわたり「人々の生活に潤いと彩りをご提供すること」を経営理念として掲げてきました。さらに中長期経営ビジョン「ONWARD VISION 2030」において、これまでの経営理念のうえに、地球環境の潤いと彩りを大切にするサステナブル経営の理念を重ね合わせた「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」という新しいミッションステートメントを定めました。その取り組みとしては、サステナブル経営を推進するプロジェクト「Green Onward(グリーン・オンワード)」を継続して実施しています。具体的には、「オンワード・グリーン・キャンペーン」によるリユース・リサイクル・リメイク活動の拡大をしていきます。またロスのない生産体制を推進するため、オーダーメイド生産を拡大するとともに、PLM(Product Lifecycle Management)システムによりモノづくりの可視化を実現し、サプライチェーンにおけるトレーサビリティを向上させていきます。これらにより、「Green Onward」をさらに深化させ、環境・社会貢献活動を一層推進していきます。 コンプライアンスについては、社会全体からコンプライアンス体制の充実がますます求められており、これを経営上の重要課題と位置づけ、またコーポレート・ガバナンスの体制強化をはかることにより、お客さまや株主の皆様はもとより社会全体から高い信頼を得るよう努めていきます。具体的には、コンプライアンス活動のあり方や倫理上の規範を示した「コンプライアンスマニュアル」を作成し、オンワードグループコンプライアンス委員会が中心となり、社内研修の実施など継続的な啓蒙活動を行い、周知徹底をはかっています。また、当社グループは、品質管理等に関するノウハウを活用した製品品質の維持および向上に努め、お客さまの満足度をさらに高めていくとともに、SCM(Supply Chain Management) においても、「オンワード認定工場制度」を通じて、協力工場の労働環境の改善に取り組んでいます。 個人情報保護についても、「個人情報保護ガイドライン」を作成し、全役員および全従業員を対象に研修を実施し、継続的な啓蒙を行っています。
事業等のリスク2,693字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に影響を及ぼす可能性があると考えられるリスクには、以下のようなものがあります。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避および発生時の影響の最小化に努めて、事業を行っています。 なお、記載内容のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 ① 消費者ニーズの変化に伴うリスク 当社グループではファッション商品における消費者ニーズに的確に対応するために、独自性と競争力をもつ商品開発に努めていますが、景気の変動による個人消費の低迷、他社との競合、ファッショントレンドの急激な変化などによって、当初計画した収益を確保できないおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、お客さまが必要とする商品情報を適時に収集し、即時に商品企画等に反映させ商品化することで当該リスクを下げる対応を行っています。 ② 気象状況によるリスク 当社グループの主力となるファッション商品は天候により売上が変動しやすいため、短サイクルによる企画・生産体制を強化して対応していますが、冷夏暖冬など天候不順の長期化や度重なる台風の到来によって、最盛期の売上機会を逸するおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、継続的な事業活動に影響を及ぼすおそれのあるさまざまな自然災害等の発生時に被害を最小限に抑えるため、設備対応、調達先の分散、生産拠点におけるバックアップ体制の構築、適正在庫の確保などの対応を行っています。 ③ 品質に関するリスク 当社グループは適切な「品質管理基準」を設定し、これを遵守することによって品質管理に努めていますが、今後このような管理体制に関わらず、当社グループまたは取引先に起因する事由によって製造物責任に関わる製品事故が発生し、企業・ブランドイメージの低下、多額の費用負担を招くおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは製造物責任にかかる保険を付保することで当該リスクを下げる対応を行っています。 ④ 取引先に関するリスク 当社グループは取引先の経営状況ならびに信頼度を定期的に確認する内部体制を強化していますが、取引先の信用不安による貸倒れや大型商業施設の予期せぬ経営破綻などにより、損失が発生するおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、新規取引先との取引開始時に必要に応じて与信・信用調査を行っており、当該リスクを下げる対応を行っています。 ⑤ 知的財産権に関するリスク 当社グループは国内外で商標権など知的財産権を所有しており、法令の定めに則って権利の保全に努めていますが、第三者による当社グループの権利の侵害により、企業・ブランドイメージの低下、商品開発の阻害を招くおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、保有する知的財産権を管理し、新たな知的財産権の取得について適切な契約の締結・管理を行い、第三者の知的財産権を侵害するおそれがある場合には、事前に専門家を利用した調査・情報収集等を行っています。 ⑥ 法的規制に関するリスク 当社グループは独占禁止法、取適法、景品表示法、消費生活用製品安全法や環境・リサイクル関連法規などに関する法令等に充分留意した事業活動を行い、オンワードグループコンプライアンス委員会を中心に法令遵守の重要性や内部統制手続の啓蒙を徹底して、コンプライアンス経営に努めています。しかし、今後このような管理体制に関わらず、従業員や取引先の不正および違法行為等に起因して問題が発生し、企業の社会的信頼の低下や損害賠償など多額の費用負担を招くおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 情報に関するリスク 当社グループは情報システムに関するセキュリティを徹底・強化し、また個人情報について「個人情報保護法についてのガイドライン」を定め、全役員、全従業員および関係取引先への周知をはかるなど、管理体制を強化していますが、今後、コンピュータへの不正アクセスによる情報流出や犯罪行為による情報漏えいなどによって問題が発生し、企業の社会的信頼の低下や多額の費用負担を招くおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 海外事業に関するリスク 当社グループの海外事業では、現地における天災、政変や社会・経済情勢、テロや戦争、為替レートの変動、知的財産権訴訟、伝染病といったリスクを内在しています。このような問題が顕在化したときは事業活動の継続が困難になるおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、生産拠点を複数の国・地域に分散するほか、各地域の拠点と緊密なコミュニケーションをとり、取引先や金融機関などから情報収集を行い、リスク発生時に迅速かつ適切な対応ができる体制を整えています。 ⑨ 事業・資本提携に関するリスク 当社グループは成長戦略の一環としてM&A等により国内外に投資しています。予想範囲を超える事業環境の変化の影響によって、経営および財務状況の悪化が生じたときは、のれんの減損損失を計上するおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、投資効率を高めるため、事前に投資効果やリスク等を十分に検討し、設備投資に対する計画を策定した上で投資を実施し、当該リスクを下げる対応を行っています。 ⑩ 災害によるリスク 当社グループは防災ハンドブックを作成し災害への対応方針を定めていますが、地震や水害など不測の自然災害、突発的な火災や事故、疫病の発生等によって、営業活動の中断を余儀なくされるおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 感染症の影響に関するリスク 感染症の影響により、国内外のサプライチェーンの混乱、外出自粛要請による消費の減退、店舗の臨時休業や営業時間の短縮など、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、店舗や事業所における感染防止策の徹底や、テレワークによる在宅勤務を可能にする制度の導入などにより、感染拡大予防の対策を強化しつつ、新しい生活様式への対応や働き方改革を推進しています。
経営成績の分析 (MD&A)4,784字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果などにより、緩やかな回復基調が続きました。一方、米国の通商政策の影響や物価上昇の継続による消費者マインドの下振れなど、依然として先行き不透明な状況が続いています。 このような経営環境の中、当社グループは、戦略強化ブランドを中心に商品ラインナップやマーケティング等を強化し、売上高の拡大につなげました。また、在庫管理の徹底や広告宣伝費等の販管費の効率化が奏功し、全段階利益において増益となりました。 以上の結果、連結売上高は2,368億4百万円(前期比13.6%増)、連結営業利益は116億4百万円(前期比14.3%増)、連結経常利益は111億76百万円(前期比10.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は100億94百万円(前期比18.5%増)となりました。 セグメント別の状況は、次のとおりです。 [国内事業] 当社グループの中核事業会社である株式会社オンワード樫山や当社グループ会社の株式会社オンワードパーソナルスタイルにおいて、冬物衣料の販売が好調に推移し、増収となりました。『アンフィーロ』、『カシヤマ』、『チャコット・コスメティクス』、『WEGO』等が好調だったことに加え、『23区』等の大型ブランドも堅調に推移しました。 以上の結果、国内事業の業績は増収増益となりました。 [海外事業] ヨーロッパ地域は、英国ロンドン発祥のコンテンポラリーデザイナーズブランドであるJOSEPH事業が、Eコマース売上の伸長により増収となりましたが、人的投資や販売促進にかかる費用が先行して増加したことから、減益となりました。 アメリカ地域は、前連結会計年度末に米国グアムにおけるゴルフ事業会社の株式譲渡をおこなった影響により減収となりましたが、トラディショナルブランドであるJ.PRESS事業のEコマース売上を中心とした売上の伸長等により、収益性は改善しました。 アジア地域は、オーダーメイドスーツの生産受注の増加に伴い大連工場の稼働率が向上し、売上高が拡大しました。 以上の結果、海外事業の業績は増収となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、売上債権の増加、棚卸資産の増加、仕入債務の減少等により82億49百万円の収入(前年同期は31億23百万円の収入)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入、有形固定資産の取得による支出等により63億90百万円の収入(前年同期は53億90百万円の支出)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出および配当金の支払いが主なもので86億44百万円の支出(前年同期は36億12百万円の収入)となりました。 これらの結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べて62億9百万円増加し、197億15百万円となりました。 ③ 生産、受注および販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 国内事業   16,932   106.0 海外事業   4,089   116.6 (注) 金額は製造原価です。 b. 受注実績 当社グループは、ほとんどが受注生産ではなく見込生産を行っています。 また、受注生産についても、同一品目において受注生産と見込生産を行っており、区分して算出することが困難なため、記載を省略しています。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 国内事業   217,876   114.8 海外事業   18,927   102.1 合計   236,804   113.6 (注) セグメント間取引については、相殺消去しています。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 経営成績の分析 a. 売上高および売上総利益 売上高は、株式会社オンワードパーソナルスタイル、株式会社ウィゴーを中心に国内グループ会社が好調に推移し、増収となりました。『アンフィーロ』、『カシヤマ』、『チャコット・コスメティクス』、『WEGO』等の戦略強化ブランドが好調だったことに加え、『23区』等の基幹ブランドも堅調に推移しました。また、海外事業は、ヨーロッパ地域のJOSEPH事業、アメリカ地域のJ.PRESS事業において、E コマース売上を中心に売上が伸長し、アジア地域では、オーダーメイドスーツの生産受注の増加に伴い大連工場の稼働率が向上し、売上高が拡大しました。 以上の結果、売上高は、前連結会計年度に比べ284億10百万円増加し、2,368億4百万円となりました。 売上総利益は、在庫管理の徹底等により、売上総利益率が改善し、前連結会計年度に比べ158億40百万円増加し、1,294億15百万円となりました。 b. 営業利益および経常利益 販売費及び一般管理費は、人的資本投資強化による人件費の増加や、プロモーション施策やデジタル広告施策等の積極投資による広告宣伝費の増加等により、前連結会計年度から143億89百万円増加の1,178億11百万円となりました。 その結果、営業利益は前連結会計年度から14億50百万円増加の116億4百万円となり、経常利益は前連結会計年度から10億92百万円増加の111億76百万円となりました。 c. 税金等調整前当期純利益および親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益は、投資有価証券売却益および固定資産売却益等により52億54百万円となりました。特別損失は、固定資産に係る減損損失等により28億91百万円となりました。税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ27億32百万円増加し、135億39百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ15億78百万円増加し、100億94百万円となりました。 ② 財政状態の分析 a. 資産 資産の部は、前連結会計年度末に比べ100億4百万円増加し、1,892億23百万円となりました。これは主に、現金及び預金が62億9百万円、退職給付に係る資産が56億11百万円増加し、土地が32億35百万円減少したことによるものです。 b. 負債 負債は、前連結会計年度末に比べ7億3百万円増加し、956億35百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が11億34百万円、短期借入金が14億51百万円、1年内返済予定の長期借入金が23億15百万円、未払法人税等が22億49百万円増加し、長期借入金が60億18百万円減少したことによるものです。 c. 純資産 純資産は、前連結会計年度末に比べ93億円増加し、935億88百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加100億94百万円、退職給付に係る調整累計額の増加33億61百万円、剰余金の配当による減少54億33百万円によるものです。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 (4) 資本の財源および資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用です。投資を目的とした資金需要は、主に新規出店および既存店舗の改装等の設備投資や、システム投資によるものです。 これらの運転資金や投資資金は、基本的に自己資金により充当していますが、必要に応じて資金調達を行っています。 また、当社グループの資金の状況については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 (5) 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しています。 (6) 経営者の問題意識と今後の方針について ① 会社の経営の基本方針 当社グループは、「人々の生活に潤いと彩りを与えるおしゃれの世界」を事業領域に定め、「ファッション」を生活文化として提案することによって新しい価値やライフスタイルを創造し、人々の豊かな生活づくりへ貢献することを経営理念としてきました。 2021年4月に策定した当社グループの中期経営ビジョン「ONWARD VISION 2030」の中で、今までの経営理念のうえに、地球環境の潤いと彩りを大切にするサステナブル経営の理念を重ね合わせた、「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」という新しいミッションステートメントを定めました。 当社グループを取り巻く経営環境が構造的に大きく変化する中、「社員の多様な個性をいかしたお客さま中心の経営」により地球と共生する「潤いと彩り」のある生活づくりに貢献する「生活文化創造企業」として前に進み続けます。 ② 目標とする経営指標 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて、積極的な成長投資を含めた成長戦略の推進で、2027年2月期において当期純利益100億円以上を目指します。資本効率については、財務レバレッジの活用などによる資本効率重視の財務戦略を実行し、2027年2月期のROEは10%以上、ROICは7%以上と、それぞれ株主資本コスト、加重平均資本コスト(WACC)を大きく上回る水準を目標としています。また、配当性向の目安を通期で40%以上とし、株主還元の強化を実現していきます。 また、当社グループでは、新規事業の創出やM&A等を活用した事業基盤の強化・拡大による成長を加速していく中で、会計基準の差異にとらわれることなく企業比較を容易にすることを目的として、EBITDA(営業利益+減価償却費およびのれん償却費)を経営指標としています。 なお、当連結会計年度のEBITDAは171億95百万円(前年同期比11.3%増)となりました。 ③ 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、「社員の多様な個性をいかしたお客さま中心の経営」への進化を目指し、「「ファッション領域」における多様なブランド・商品・流通戦略の推進」「生活者の新たな価値観に沿った「ウェルネス領域」の成長加速」「時代性のある「コーポレートデザイン領域」の創造」「OMO/PLM等の最先端のDX戦略の進化」「海外事業の成長基盤強化」「将来の不確実性に対する事業リスク管理の適切な実行」を事業戦略とし、企業価値の一層の向上をはかっていきます。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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  • 決算説明資料2027年2月期(2026年度)第1四半期 決算説明資料2026-07-09

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