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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

テレビ朝日ホールディングス

TV Asahi Holdings Corporation9409 · Prime · 情報・通信業

テレビ朝日を中核とする放送持株会社。テレビ放送に加え、インターネット動画配信や通販など非放送領域を拡大。

概要

テレビ朝日ホールディングスは、テレビ朝日を中核とする認定放送持株会社である。地上波キー局としてANN系列を統括し、ドラマ・アニメ・報道などの番組制作に強みを持つ。2026年3月期の連結売上高は3,395億円、従業員数は5,622人。朝日新聞社や東映との資本関係のもと、コンテンツIPを軸に多角展開を進める。

4つの事業セグメントで構成されるグループ

当社グループは、当社、子会社36社及び関連会社22社(2026年3月31日現在)で構成される。事業は4つのセグメントに区分される。テレビ放送事業は子会社のテレビ朝日、BS朝日、シーエス・ワンテンが担い、地上波・BS・CS放送を展開する。インターネット事業はテレビ朝日メディアプレックスやシンエイ動画などが関与し、動画配信やコンテンツライセンスを手がける。ショッピング事業はロッピングライフがテレビ通販とECサイトを運営する。その他事業には音楽出版(テレビ朝日ミュージック)、イベント企画、機器販売・リース、映画出資などが含まれる。

広告収入に依存した収益構造とその変動

連結売上高の大半はテレビ放送事業が占め、その中核はタイム収入とスポット収入である。2026年3月期のテレビ放送事業売上高は2,487億円で、うちタイム収入815億円(前期比+2.3%)、スポット収入1,052億円(同+11.2%)。スポット収入は視聴率3冠の媒体力を背景に過去最高を更新した。一方、BS・CS収入は259億円(同-1.2%)、番組販売収入は134億円(同-8.0%)と減少傾向にある。インターネット事業やショッピング事業は成長途上であり、ABEMAやTELASAなどの動画配信サービスの収益化が進むにつれ、収益構成の多様化が図られている。

朝日新聞社・東映との資本関係と事業連携

当社のその他の関係会社は朝日新聞社であり、持分法適用関連会社かつその他の関係会社として東映がある。両社とは継続的な事業上の関係を有する。朝日新聞社とはニュースソースの共有や報道協力、東映とは番組制作や映画連携などで協働する。グループ内ではテレビ朝日映像(映像制作)、テレビ朝日クリエイト(番組制作支援)、テレビ朝日サービス(施設管理)など、放送を支える多様な子会社が存在する。また、米国にTV Asahi Americaを置き、海外展開の窓口としている。

業界の中での役割は放送事業とインターネット・ショッピング事業を併せ持つメディア複合企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,395億円
営業利益
262億円
営業利益率
7.7%
純利益
297億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
テレビ放送 事業2,455億円72.3%188億円7.7%
その他 事業418億円12.3%11億円2.6%
インターネット 事業338億円10.0%53億円15.7%
ショッピング 事業184億円5.4%11億円6.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01テレビ放送主力

テレビ番組の制作及び放送。テレビ朝日(地上波キー局)、BS朝日(BS放送)、シーエス・ワンテン(CS放送)などが担う。報道・ドラマ・バラエティ・アニメ等を放送し、広告収入を得る。

主な製品・サービス3
地上波テレビ放送
関東広域圏を放送対象地域とするテレビ朝日系列キー局。ニュース・ドラマ・バラエティ・アニメを編成し、タイム・スポット広告を販売。
BS放送(BS朝日)
ハイビジョン放送によるBSデジタル放送。ドキュメンタリー、音楽、映画、スポーツなど編成。
CS放送(シーエス・ワンテン)
CS放送「テレ朝チャンネル」等の運営。アニメ・ドラマ・スポーツ等を専門チャンネルで提供。

02インターネット事業準主力

インターネットを利用した広告付動画配信(TVer等へのコンテンツ提供)、動画配信コンテンツの制作・権利許諾。テレビ朝日メディアプレックスやシンエイ動画などが関与。

主な製品・サービス2
動画配信コンテンツ提供
放送番組をインターネット配信プラットフォームに提供。広告付き無料配信や有料配信に対応。
アニメ制作・ライセンス
子会社シンエイ動画が『ドラえもん』などのアニメ制作、国内外へのライセンス販売。

03ショッピング事業準主力

テレビ通販番組やECサイトにおける通信販売。子会社のロッピングライフが運営。

主な製品・サービス2
テレビ通販
テレビ朝日系列の通販番組枠で化粧品・健康食品等を販売。
ECサイト運営
インターネット通販サイト「ロッピングライフ」を運営。

04その他事業副次

音楽出版(テレビ朝日ミュージック)、イベント事業、機器販売・リース、出資映画事業など。

主な製品・サービス3
音楽出版
番組主題歌・劇伴などの著作権管理・収入獲得。
イベント企画運営
番組連動イベントや音楽フェス、eスポーツ大会などの開催。
映画出資
映画作品への出資を通じて配分収入や周辺権利を獲得。

製品と技術

ドラマ・アニメ・報道を柱とする地上波編成

テレビ朝日の地上波放送は、関東広域圏を対象とするキー局として、ドラマ・アニメ・報道・バラエティを編成する。連続ドラマでは『相棒』シリーズ(season24平均個人視聴率5.6%)や『緊急取調室』(同5.0%)が民放連続ドラマトップ10に入る。アニメは『ドラえもん』などを制作するシンエイ動画がグループに属する。報道では『報道ステーション』が7年連続同時間帯トップ、『グッド!モーニング』や『羽鳥慎一モーニングショー』が午前帯の視聴率を牽引する。

BS・CS放送で広げる番組提供

BS放送は子会社のBS朝日が運営し、ハイビジョンによるドキュメンタリー、音楽、映画、スポーツなどを放送する。CS放送はシーエス・ワンテンが「テレ朝チャンネル」などを運営し、アニメ・ドラマ・スポーツの専門チャンネルを提供する。BS・CS収入合計は2026年3月期に259億円(前期比-1.2%)と微減だが、安定した収益源となっている。なお、地上波の番組販売収入は134億円(同-8.0%)と減少している。

ABEMA・TELASA・TVerで構成する動画配信戦略

インターネット事業の中核は、サイバーエージェントとの共同事業「ABEMA」、KDDIとの共同事業「TELASA」、そして無料見逃し配信「TVer」である。ABEMAはオリジナルバラエティやアニメが支持され、週間アクティブユーザー(WAU)2,200万前後で推移。TELASAは会員数233万人を超え、TVerは2026年1月に月間ユーザー数4,470万を記録した。コネクテッドTVでの再生増加もあり、収益獲得フェーズに入っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

在京キー局の一角、広告依存からの脱却図る

情報・通信業界において、在京キー局として高い知名度を持つ。民放テレビ局の中では、売上規模は他局と比べて中位だが、関東圏での視聴率で存在感を発揮。しかし、動画配信サービスの台頭で広告市場が縮小する中、放送収入への依存が課題。同業のソラコムやハッチ・ワークなど新興IT企業とは直接競合しないが、メディア環境の変化に対応する必要がある。直近の売上は増加し、営業利益率も改善傾向にあるが、広告収入の不安定さが残る。

強み

  • 在京キー局として認知度が高く、広告主からの信頼がある。
  • ニュース・バラエティ等の制作力で、視聴者を惹きつける。
  • 放送・イベント・配信等に展開し、収益の柱を分散。
  • 売上増加と営業利益率の改善で、収益構造が強化。

課題

  • 動画配信の普及でテレビ広告が減少傾向にあり、収益が圧迫。
  • ネットフリックス等と競合し、独自の配信戦略が必要。
  • 視聴率の低下が広告収入に直結し、不安定な要素。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がテレビ朝日ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19468KADOKAWA5,547億円471.9倍
22433博報堂DYホールディングス4,904億円29.2倍
39605東映4,401億円15.9倍
44680ラウンドワン3,700億円20.2倍
57867タカラトミー3,449億円28.0倍
69409テレビ朝日ホールディングス3,402億円10.7倍
78136サンリオ3,333億円29.1倍
82432ディー・エヌ・エー3,186億円15.3倍
99418U-NEXT HOLDINGS3,111億円16.5倍
106925ウシオ電機3,061億円38.6倍
119602東宝2,747億円25.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

日本教育テレビとして創業から開局まで(1957〜1959年)

1957年7月に予備免許を取得し、同年11月に株式会社日本教育テレビとして資本金6億円で創立した。本社は東京都中央区銀座に置かれた。1958年11月には本社を港区六本木6-4-10に移転。同年12月には、のちにテレビ朝日サービスとなる子会社を設立。1959年1月にJOEX-TV局本免許(映像出力10kW)を取得し、教育専門局として放送を開始した。

教育専門局から総合局へ、社名変更(1960〜1977年)

1960年12月に略称をNETテレビに統一。1961年4月には早朝放送を開始し全日放送を確立した。1967年4月にカラー放送を開始。1970年4月には音楽出版子会社(現・テレビ朝日ミュージック)を設立。1973年11月、教育専門局から総合番組局へ移行し、番組編成の幅を広げた。1977年4月、社名を全国朝日放送株式会社、略称をテレビ朝日に変更。これによりNETからテレビ朝日としてのブランドが確立された。

六本木新社屋とマルチメディア展開(1985〜2000年)

1985年9月、アーク放送センター(六本木1-1-1)による放送を開始。1986年5月に本社を同所に移転。同時期に文字放送や音声多重放送を開始し、技術基盤を拡充。1989年から1999年にかけて、トラストネットワーク、テレビ朝日クリエイト、TV Asahi America、テレビ朝日アスクなど多くの子会社を設立。2000年10月には東京証券取引所市場第一部に上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。

持株会社体制への移行とデジタル化(2003〜2014年)

2003年7月、本社を現在の六本木6-9-1に移転。同年10月に社名を株式会社テレビ朝日に変更。12月には地上デジタル放送を開始した。2006年4月にデジタル・キャスト・インターナショナル(現・テレビ朝日メディアプレックス)を連結子会社化。2009年4月にはアニメ制作会社のシンエイ動画を連結子会社化。2011年7月に地上アナログ放送を終了し、完全デジタル化。2014年4月、認定放送持株会社体制に移行し、株式会社テレビ朝日ホールディングスに商号変更。同時に放送事業を分割準備会社に承継し、新たなテレビ朝日として再出発した。

視聴率3冠と過去最高業績を達成した近年(2023〜2026年)

2026年3月期(当連結会計年度)は、全日・ゴールデン・プライムの各時間帯で個人全体視聴率と世帯視聴率ともに1位を獲得し、個人では2年連続、世帯では4年連続の3冠を達成した。これにより、スポット収入が過去最高の1,052億円となるなど好調な広告収入を得た。売上高は3,395億円、営業利益262億円、親会社株主に帰属する当期純利益297億円と、いずれも上場来最高を更新。新経営計画では2029年度に売上高4,000億円を目指す。

年表36件を開く

1950年代

  • 1957年7月予備免許
  • 1957年11月創業株式会社日本教育テレビ創立(東京都中央区銀座西8-10)資本金6億円
  • 1958年11月本社を東京都港区六本木6-4-10に移転
  • 1958年12月株式会社日本教育テレビサービス(現社名・株式会社テレビ朝日サービス 現・連結子会社)を設立
  • 1959年1月JOEX―TV局本免許(映像出力10kW)

1960年代

  • 1960年1月映像出力50kWに増力
  • 1960年12月社名の略称をNETテレビに統一
  • 1961年4月早朝放送を開始し、全日放送を確立
  • 1967年4月カラー放送開始

1970年代

  • 1970年4月株式会社エヌ・イー・ティー音楽出版(現社名・株式会社テレビ朝日ミュージック 現・連結子会社)を設立
  • 1971年10月株式会社朝日テレビニュース社(現社名・テレビ朝日映像株式会社 現・連結子会社)を関連会社化
  • 1973年11月教育専門局から総合番組局に移行
  • 1977年4月商号変更社名を全国朝日放送株式会社、略称をテレビ朝日に変更
  • 1978年12月音声多重放送開始

1980年代

  • 1982年8月株式会社放送技術社(現・連結子会社)を設立
  • 1985年3月株式会社テレビ朝日リビング(現社名・株式会社ロッピングライフ 現・連結子会社)を設立
  • 1985年7月株式会社テイクシステムズ(現・連結子会社)を設立
  • 1985年9月アーク放送センター(東京都港区六本木1-1-1)による放送を開始
  • 1986年3月テレビ朝日文字放送開始
  • 1986年5月本社を東京都港区六本木1-1-1に移転
  • 1989年1月株式会社トラストネットワーク(現・連結子会社)を設立

1990年代

  • 1991年4月株式会社テレビ朝日クリエイト(現・連結子会社)を設立
  • 1996年9月TV Asahi America,Inc.(現・連結子会社)を設立
  • 1999年7月株式会社テレビ朝日アスク(現・連結子会社)を設立

2000年代

  • 2000年10月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 2001年11月株式会社テレビ朝日ベスト(現・連結子会社)を設立
  • 2003年7月本社を東京都港区六本木6-9-1に移転
  • 2003年10月商号変更社名を株式会社テレビ朝日に変更
  • 2003年12月地上デジタル放送の開始
  • 2006年4月M&A株式会社デジタル・キャスト・インターナショナル(現社名・株式会社テレビ朝日メディアプレックス 現・連結子会社)を連結子会社化
  • 2008年3月M&A株式会社フレックス(現・連結子会社)と株式会社日本ケーブルテレビジョン(現・連結子会社)を関連会社から連結子会社化
  • 2009年4月M&Aシンエイ動画株式会社(現・連結子会社)を連結子会社化

2010年代

  • 2011年7月地上アナログ放送を終了し、地上デジタル放送に完全移行
  • 2012年4月M&A株式会社シーエス・ワンテン(現・連結子会社)を関連会社から連結子会社化
  • 2013年10月創業テレビ朝日分割準備株式会社を設立
  • 2014年4月M&A認定放送持株会社体制に移行し、株式会社テレビ朝日は社名を株式会社テレビ朝日ホールディングスに変更し、テレビ朝日分割準備株式会社は社名を株式会社テレビ朝日(現・連結子会社)に変更 株式会社ビーエス朝日(現社名・株式会社BS朝日 現・連結子会社)を関連会社から連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2029年度まで4,000億円
  • 営業利益2029年度まで330億円
  • 経常利益2029年度まで430億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2029年度まで380億円
  • ROE2029年度(7%台)まで7%台(2030年代早期に8%達成)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    TDPを核とした事業拡大

    東京ドリームパークを戦略的なIP展開や有明地区の賑わい創出の拠点として成長させ、大型イベントを多数開発しトップレベルの業績を目指す。

  2. 02

    IP開発とグローバル展開の推進

    魅力的なIPを多数創出し、地上波視聴率トップを維持。アニメ制作体制や配信戦略を強化しコンテンツ価値を最大化、グローバル展開を推進する。

  3. 03

    ABEMAとのハイブリッドモデル強化

    リニアとデジタルの連携を強化し、コンテンツ相互補完やデータ基盤統合・活用によりブランド価値最大化を図る。

  4. 04

    CVC・M&Aによる成長加速

    既存事業の成長加速と新領域探索のためCVCを活用し、1,000億円の戦略投資枠でM&Aを実施しイノベーションを促進する。

  5. 05

    AI活用による業務効率化とクリエイティブ強化

    全社的なAI活用で業務効率化を進め、創出したリソースをクリエイティブ領域に集中投下。AIクリエイティブスタジオ新設やAI起点のビジネス開発に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,622人が働いている。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,616
2018年3月4,938
2019年3月5,085
2020年3月5,229
2021年3月5,332
2022年3月5,336
2023年3月5,379
2024年3月5,452
2025年3月5,526356
2026年3月5,622466

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社44(国内 42 / 海外 2、うち連結子会社 25) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
東京ドリーム パーク — 東京都江東区559億円
その他事業
本社 — 東京都港区263億円
テレビ放送事業 インターネット事業 ショッピング事業 その他事業
ゴーちゃん。スクエア — 東京都港区168億円
テレビ放送事業 インターネット事業 その他事業
アーク放送 センター — 東京都港区113億円
テレビ放送事業 その他事業
六本木五丁目土地 — 東京都港区8,012百万円
その他事業
若葉台メディア センター — 東京都稲城市6,676百万円
テレビ放送事業 その他事業
六本木スタジオ — 東京都港区2,206百万円
その他事業
送信所・中継局 — 東京都墨田区他1,816百万円
テレビ放送事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱テレビ朝日 ※1、※4
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱BS朝日 ※1
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱シーエス・ワンテン
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シンエイ動画㈱
    東京都西東京市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テイクシステムズ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ朝日アスク
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    テレビ朝日映像㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ朝日クリエイト
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ朝日サービス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ朝日ベスト
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ朝日ミュージック
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テレビ朝日メディアプレックス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社32社を開く
  • ㈱東京サウンド・プロダクション東京都港区100%
  • ㈱トラストネットワーク東京都港区100%
  • ㈱日本ケーブルテレビジョン東京都港区100%
  • ㈱プラスゼロ東京都港区60%
  • ㈱フレックス東京都港区100%
  • ㈱文化工房東京都港区100%
  • ㈱放送技術社東京都港区100%
  • ㈱メディアミックス・ジャパン東京都港区55%
  • ㈱ロッピングライフ東京都港区100%
  • ㈱AbemaProduction東京都港区60%
  • ㈱EXエンタテインメント東京都港区100%
  • TV Asahi America, Inc.米国ニューヨーク州100%
  • ㈱UltraImpression東京都港区54%
  • 青森朝日放送㈱青森県青森市22%
  • ㈱岩手朝日テレビ岩手県盛岡市25%
  • ㈱東日本放送宮城県仙台市太白区28%
  • 秋田朝日放送㈱秋田県秋田市21%
  • ㈱山形テレビ山形県山形市24%
  • ㈱福島放送福島県郡山市27%
  • ㈱新潟テレビ二十一新潟県新潟市中央区21%
  • 長野朝日放送㈱長野県長野市21%
  • ㈱静岡朝日テレビ静岡県静岡市葵区32%
  • ㈱壽屋 ※2、※3東京都立川市15%
  • 新日本プロレスリング㈱東京都世田谷区23%
  • 東映㈱ ※2、※3東京都中央区19%
  • 東映アニメーション㈱ ※2東京都中野区20%
  • ㈱レイ ※2東京都港区22%
  • ㈱AbemaTV東京都渋谷区37%
  • ㈱AbemaNews東京都渋谷区50%
  • ㈱BookLive東京都港区21%
  • Cincinnati Kid LLC米国デラウェア州33%
  • TELASA㈱東京都渋谷区50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,395億円営業利益262億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.8%、利益が+33.0%。

売上高
+4.8%
3,395億円
営業利益
+33.0%
262億円
純利益
+15.1%
297億円
営業利益率
7.7%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,500億円3,395億円
営業利益200億円262億円
純利益250億円297億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は814億円、営業利益は38億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.7%、営業利益は+2.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q78413
2024年1Q716375.243
2024年2Q75260.823
2024年3Q808496.182
2024年4Q80323
2025年2Q1,538603.977
2025年4Q1,7031378.0181
2026年2Q1,6561468.8147
2026年4Q1,7391166.7150
2027年1Q814384.753

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,538億円から3,395億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は7.7%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
テレビ朝日分割準備株式会社を設立
2013年3月2,53815790
認定放送持株会社体制に移行し、株式会社テレビ朝日は社名を株式会社テレビ朝日ホールディングスに変更し、テレビ朝日分割準備株式会社は社名を株式会社テレビ朝日(現・連結子会社)に変更 株式会社ビーエス朝日(現社名・株式会社BS朝日 現・連結子会社)を関連会社から連結子会社化
2014年3月2,679198117
2015年3月2,765167110
2016年3月2,808185122
2017年3月2,959219159
2018年3月3,025221158
2019年3月3,017191129
2020年3月2,936320264
2021年3月2,646180126
2022年3月2,983264210
2023年3月3,046232166
2024年3月3,079199171
2025年3月3,2411972856.1258
2026年3月3,3952623667.7297

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,395億円のうち、営業利益として残るのは262億円7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は297億円、売上の8.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.5%2,360億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.8%773億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%262億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.7pt
7.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.1pt
8.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.5pt
6.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが249億円、投資CFが−93億円で、差し引きのフリーCFは156億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は442億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月195−113−2282545
2014年3月145−183−32−38476
2015年3月213−488−38−275359
2016年3月130−123−677298
2017年3月235−116−74119342
2018年3月18141−65222500
2019年3月203−213−74−10415
2020年3月245−164−9981397
2021年3月206−80−83126441
2022年3月30176−46377773
2023年3月153−250−66−97611
2024年3月191−217−58−26528
2025年3月265−325−71−60398
2026年3月249−93−112156442

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は5,811億円。このうち返さなくてよい自己資本が4,677億円で、自己資本比率は80.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,3322,62071277.3
2014年3月3,4602,71374777.0
2015年3月3,9713,09287976.7
2016年3月4,0233,08993475.5
2017年3月4,2613,2281,03375.0
2018年3月4,3553,40295377.4
2019年3月4,5203,53898277.4
2020年3月4,4753,52595078.5
2021年3月4,7373,76197679.1
2022年3月4,9883,9321,05678.6
2023年3月4,9513,9481,00379.4
2024年3月5,2044,23696881.0
2025年3月5,5964,4781,11779.6
2026年3月5,8114,6771,13480.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
362億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,263億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
108億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,134億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中87位あたり、逆に低いのはROE605社中467位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.5%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
80.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,135で、1年前と比べて+0.6%過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。

¥3,135-0.9%1ヶ月+4.2%1年+0.6%時価総額3,402億円
過去52週の値幅
安値¥2,935高値¥3,800

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.7倍
PER (会社予想)12.6倍
PBR0.66倍
配当利回り3.19%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-0.65%と横ばい、年初来も-0.08%とほぼ変わらず。25日線(3106.2円)を約1%下回り、75日線・200日線も下回る。52週高値3800円からは約19.1%下落、52週安値2935円に対しては約4.8%上。出来高は8月10日に52万株と増えたが、その後は15万株程度と低調。RSIは40.63とやや弱気圏。週足では下降トレンドが継続しており、200日線が上値抵抗として意識される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが10.45倍、PBRが0.65倍で、業界平均のそれぞれ48.57倍、2.92倍を大きく下回る。ROEは6.51%と平均より低いが、配当利回りは3.25%と平均2.64%を上回る。業績は増収増益で、2026/3期の純利益も297億円と成長。配当性向は105%超と高いが、割安なバリュエーションがそれを補う。ただし、業界平均が情報・通信業全体であり、テレビ業界特有の違いには留意。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.7倍47.9倍
PER (予想)12.6倍
PBR0.66倍2.96倍
ROE6.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

テレビ広告市場の縮小が続く中、いかに収益を多様化できるかが投資論点。強気派は、動画配信市場の成長や番組ライセンス販売の拡大、またイベント事業の強化で収益を伸ばせるとみる。弱気派は、地上波広告の構造的な減少と視聴率の低下、若者のテレビ離れによる中長期的な業績悪化を懸念する。コスト削減やガバナンス改革の効果も議論される。

プラスに働く材料7
  • コンテンツの海外展開

    ドラマ・アニメが海外で人気で、ライセンス収入が増加

  • 配信事業の成長

    自社プラットフォームや他社配信での収益が拡大

  • 安定株主還元

    高い配当利回り3.3%と自社株買いで株主価値を意識

  • 2026年3月期営業利益262億円・前期比33%増の計画2026年3月期影響

    営業利益は197億円→262億円と65億円増益予想。売上高は3395億円と3期連続増収。

  • 売上高が3期連続で3395億円まで拡大2026年3月期影響

    売上高は3079億円→3241億円→3395億円と増加。増収率は5.3%→4.8%と緩むがトレンドは継続。

  • 営業利益率が6.08%から7.72%へ改善2026年3月期影響

    2025年3月期の6.08%に対し、2026年3月期予想は7.72%と1.64ポイント改善する見込み。

  • 配当利回り3.26%とインカム需要を吸引通年影響

    配当利回りは3.26%。予想PER12.3倍と合わせ、利回り銘柄としての買い支えが見込まれる。

マイナスに働く材料7
  • 広告市場の縮小

    テレビ広告費が減少トレンドで、売上高の伸びが鈍い

  • 視聴率の低下

    動画配信との競争で若年層の視聴が離れる

  • 制作費の高騰

    高品質な番組を作るためのコスト増が利益を圧迫

  • 売上高増収率が5.3%から4.8%に減速2026年3月期影響

    前期比売上高の増加額は162億円から154億円へ縮小。増収ペースは鈍化している。

  • 純利益増益率が50.9%から15.1%へ大幅鈍化2026年3月期影響

    2025年3月期は純利益が87億円増の258億円だったが、2026年3月期は39億円増の297億円予想。

  • 予想PER12.3倍と実績PER10.43倍の逆転決算発表後影響

    現行PER10.43倍に対し2026年3月期予想PERは12.3倍と高くなり、相対的な割高感が意識されやすい。

  • ROE6.51%と低くPBR0.66倍の改善は遅れる継続影響

    PBRは0.66倍と1倍割れだが、ROE6.51%では資本効率改善による評価修整は期待しにくい。

次の決算で確かめる点
テレビ広告収入
主力事業の動向を直接示す
ネット配信事業売上
成長分野での伸びを確認する
視聴率
広告単価と制作力の源泉となる
イベント・ライセンス収入
放送外収入の多様化の度合いを測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは3.19%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
3.19%
いまの株価に対して
配当性向
105.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4074.6
2018年3月5025.093.1
2019年3月500.079.1
2020年3月40−20.066.8
2021年3月400.059.9
2022年3月5025.063.3
2023年3月500.0144.2
2024年3月6020.0114.8
2025年3月600.048.6
2026年3月7016.7105.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ16,445人。区分でいちばん多いのは事業法人55.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.9%を占め、残る35.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人64.560.860.961.564.155.6
外国法人11.814.814.215.715.418.9
個人・その他8.08.99.88.88.413.6
金融機関15.214.413.513.110.59.2
自己株式2.62.62.62.52.53.6
証券会社0.51.01.61.01.72.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社朝日新聞社19.49
02東映株式会社17.07
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.74
04公益財団法人香雪美術館4.63
05KBCグループホールディングス株式会社3.07
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.70
07公益財団法人朝日新聞文化財団2.12
08野村 絢(常任代理人 三田証券株式会社)1.80
09SG/UCITS V/INV (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.70
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+227%、1株純資産は14期で+81%。直近期のROEは6.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月902,5643.620.347.7
2014年3月1162,6544.516.132.7
2015年3月1012,8103.919.893.8
2016年3月1122,8324.018.0103.8
2017年3月1492,9805.114.274.6
2018年3月1483,1454.815.793.1
2019年3月1203,2653.816.279.1
2020年3月2493,3807.56.666.8
2021年3月1223,6943.517.159.9
2022年3月2073,8585.57.363.3
2023年3月1633,8704.29.2144.2
2024年3月1694,1504.212.7114.8
2025年3月2544,3856.010.048.6
2026年3月2944,6286.511.7105.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額261百万円。

氏名役職年齢保有株数
早河洋代表取締役会長8287,386
篠塚浩代表取締役社長 取締役会議長、インターネット戦略・ネットワーク戦略・サステナビリティ推進担当6438,166
西新取締役副社長 コンテンツ戦略・営業戦略担当6121,008
角南源五取締役 経営戦略・財務・広報IR担当6962,214
板橋順二取締役 メディアシティ戦略担当6221,465
新堀仁子取締役 コンプライアンス統括局長 コンプライアンス・人権担当603,904
多田憲之取締役76
田中早苗取締役64699
角田克取締役61
長田明取締役(監査等委員)632,791
池田克彦取締役(監査等委員)732,741
樋口美雄取締役(監査等委員)73270
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
藤重貞慶取締役(監査等委員)795,962
芳仲美惠子取締役(監査等委員)62270

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)81015652518824
取締役(社内)1383838
社外取締役1035354

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容736字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業グループは、当社、子会社36社及び関連会社22社(2026年3月31日現在)で構成され、番組制作に伴う業務をはじめ、各社それぞれの特色を活かし各分野にて事業活動を展開しております。また当社グループは、当社のその他の関係会社である㈱朝日新聞社及び当社の持分法適用の関連会社かつその他の関係会社である東映㈱とも継続的な事業上の関係を有しております。このうち、当社の企業グループの、セグメントとの関連(セグメント情報の区分と同一)及び各関係会社の位置付けは次のとおりであります。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 (1) テレビ放送事業 テレビ番組の制作及び放送に係る事業であり、子会社の㈱テレビ朝日、㈱BS朝日、㈱シーエス・ワンテン及びテレビ朝日映像㈱ほかが行っております。 (2) インターネット事業 インターネットを利用した広告付動画配信や動画配信コンテンツの制作及び権利許諾等に係る事業であり、子会社の㈱テレビ朝日、㈱テレビ朝日メディアプレックス及びシンエイ動画㈱ほかが行っております。 (3) ショッピング事業 テレビ通販番組やECサイトにおける通信販売に係る事業であり、子会社の㈱ロッピングライフほかが行っております。 (4) その他事業 音楽出版事業、イベント事業、機器販売・リース事業、出資映画事業等であり、子会社の㈱テレビ朝日、㈱テレビ朝日ミュージック及び㈱テレビ朝日サービスほかが行っております。 以上を系統図で示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,117字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 当社グループは放送の公共性・公益性を常に自覚し、展開する事業を通じて魅力的かつ社会から求められる情報やコンテンツを提供し、夢や希望を持ち続けられる社会の実現に貢献することを経営の基本方針としております。 現在、当社グループを取り巻く経営環境は、急激なスピードで変化しています。スマートフォンやタブレット端末などデバイスの高機能化による視聴スタイルやコンテンツ流通路の多様化、少子高齢化などによる人々のライフスタイルの急速な変化に直面しています。 こうした状況に適切に対応するため、放送事業の競争力を強化しながら、“コンテンツ・IP”を核とした収益基盤の多様化を推進することが重要な経営課題と認識しています。このような認識に基づき、2026年度から開局70周年をむかえる2029年度まで4ヶ年の経営計画「START UP テレ朝!! 経営計画 2026-2029」を策定しました。前経営計画「BREAKOUT STATION!新しい時代のテレビ朝日 経営計画2023-2025」では、2024年度及び2025年度、年間・年度の個人全体視聴率3冠を獲得し、業績も過去最高水準となるなど、大きな成果をあげることができました。新経営計画では、これらの成果にとどまることなく、さらなる成長実現のためテレビ朝日のコンテンツ制作力と、2026年3月に開業した「東京ドリームパーク」を両輪に新たなイノベーション及び持続的な企業価値向上を図っていきます。コンテンツファーストで、“IP開発”でトップ、“イベント”でトップを獲得し、魅力的な“コンテンツ・IP”をもとにグローバル展開を目指してまいります。こうした姿を実現するため、具体的な成長戦略として「5つのキーストラテジー」を設定しました。 ・〔TDP(東京ドリームパーク)〕 戦略的なIP展開や有明地区の賑わいの演出により新たな事業拠点として 大きく成長させていきます。大型イベントも多数開発し、トップレベルの業績を目指していきます。 ・〔IP〕 魅力的なIPを多数創出し、地上波では視聴率トップを維持していきます。アニメの制作体制や配信 戦略の強化によりコンテンツ価値の最大化を図るとともに、グローバル展開も推進します。 ・〔ABEMA〕 リニアとデジタルのハイブリッドモデルの連携をさらに強化し、コンテンツの相互補完やデー タ基盤の統合・活用など進め、ブランド価値最大化を図ります。 ・〔CVC〕 既存事業の成長加速と新領域の探索を行い、テレビ朝日グループのイノベーションの促進を図り ます。また、「戦略投資枠1,000億円」を活用したM&Aも実施していきます。 ・〔AI〕 全社的な業務効率化を推進し、それにより生み出された経営資源をクリエイティブ領域に集中的に 投下します。また、「AIクリエイティブスタジオ」を新設し、クリエイティブ面でのAI活用を進めるこ とにくわえ、AI起点のビジネス開発にも努めていきます。 これらの成長戦略を踏まえ、新経営計画では定量目標として2029年度までに連結売上高4,000億円、営業利益330億円、経常利益430億円、親会社株主に帰属する当期純利益380億円の達成を目指します。あわせて資本効率の改善を図り、ROE(自己資本利益率)7%台の達成(2030年代早期に8%達成)及びPBR1倍を目指していきます。 また、これらの事業戦略の実現を支える事業基盤として「人事戦略」「サステナビリティ」「財務戦略」に基づく取り組みも進めていく方針です。 「人事戦略」では、新たに人財ポリシーをさだめ、経営戦略の実現やクリエイティブの強化を支える多様な人財の採用や育成、配置を展開していきます。また、エンゲージメント向上に主眼をおいた人事制度の改定などを実施します。 「サステナビリティ」では、テレビ朝日グループの「サステナビリティ宣言」や「未来に向けた5つの重点テーマ(マテリアリティ)」に基づき、自ら持続可能な社会の実現に取り組むために、気候変動対応や人的資本に関する情報開示を継続的に行っています。さらに、公共性や社会的責任を持つメディア企業として、人権尊重・コンプライアンスの意識を高め、ガバナンスの強化を図りながら、メディアが持つコンテンツパワーを活かしながら持続可能な未来の実現に貢献していきます。 「財務戦略」では、キャピタル・アロケーションの計画に沿って、資本効率の改善・向上のための施策を着実に進めてまいります。政策保有株式の縮減を着実に進め、それらを成長投資(4年間で1,000億円)や放送設備等の投資を行うとともに、配当・自己株式の取得と株主還元の強化も図っていく方針です。 今後もテレビ放送事業者を傘下に持つ認定放送持株会社としての公共性や社会的責任を全うできるよう良質なコンテンツの提供に努めるとともに、さらなる企業価値の向上を目指して、ステークホルダーの皆様のご期待にお応えしてまいります。
事業等のリスク6,042字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであり、すべてのリスクを網羅したものではありません。 また、当社はこれまで、顕在化したクライシス・インシデントに対し、必要な対処や改善策の実施など、迅速な有事対応体制をとってきましたが、多様化するリスクへの対応を強化するため、将来のリスク等にも対応する「リスクマネジメント委員会」を設置する方針について、取締役会において確認しております。すでに設置済みのサステナビリティ委員会での当該分野におけるリスク管理に加え、本委員会の設置により、放送・その他の分野でこれまで対応してきた事案発生後の対応に加え、災害やサイバー分野等、今後発生しうるリスクへの機敏な対応も含めた、時代に合致したリスクマネジメント体制を構築・強化していく方針です。 (1) 事業環境および経営管理体制に関するリスク 当社グループの売上高の多くを占めるテレビ放送事業収入は、日本経済の動向に大きく左右される企業の広告宣伝費に依存しています。景気後退や消費マインドの冷え込みは、広告出稿の抑制を通じて当社の経営成績に直接的な影響を及ぼす可能性があります。 さらに、当社グループを取り巻く事業環境は急速に変化しており、スマートフォンやタブレット端末の普及、動画配信プラットフォームの台頭などにより、テレビの視聴形態は多様化の一途を辿っています。コンテンツの消費行動の変化や、インターネット広告をはじめとする多様なメディアとの競争激化は、従来のテレビ広告収入の減少圧力となる可能性があります。地上波放送が多様なコンテンツ流通経路の一つとなる中で、テレビ受像機における地上波放送の相対的な地位が低下することも懸念されます。 加えて、テレビ放送事業においては、視聴率が広告枠の販売価格を決定する重要な指標の一つです。そのため、視聴率の低迷は広告収入の減少に直結し、当社の経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、コンテンツ制作費や番組配信にかかるコストが増加する一方で、広告収入が減少した場合、収益性が悪化するリスクがあります。 また、公正・公平な情報、良質なコンテンツの提供により広告収入を得る当社グループの業態は、視聴者、アドバタイザーをはじめステークホルダーからの信用・信頼に大きく依拠しております。このため、コンプライアンス違反や内部統制の不備による、社会的な信用失墜とそれに伴うアドバタイザーの広告出稿控えが急速に進行するというリスクを内在しております。当社グループにおいても、不適切な会計処理、情報漏洩、ハラスメントといったコンプライアンス上の問題や、業務プロセスの脆弱性、情報システムにおけるセキュリティ上の欠陥など内部統制の不備が万が一にも発生した場合、企業イメージの著しい毀損、アドバタイザーからの契約の解除、訴訟や規制当局からの処分等につながり、経営成績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。 このような複合的な事業環境の変化と、コンプライアンス及び内部統制に関するリスクの顕在化は、当社グループの売上高の減少、収益性の悪化、ひいては財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループは、様々なコンテンツを制作、それらをあらゆるメディアで多角的に展開して、収益機会の最大化を図っております。その中核として、株式会社テレビ朝日のビジネスソリューション本部が中心となり、「コンテンツ編成部門」「営業部門」「ビジネス部門」「イベント部門」「イノベーション戦略部門」などが一体となって、ステークホルダーのニーズに応えるコンテンツの制作・提供、データ・テクノロジーの活用、情報発信の強化に取り組んでまいります。 また、これらの施策を推進するための戦略的な投資を継続的に実施するとともに、ガバナンスおよびコンプライアンス体制の強化と内部統制システムの高度化を経営の重要課題と位置づけ、全社的な取り組みを強化してまいります。具体的には、役職員に対するコンプライアンスの周知徹底、内部監査機能の強化のほか、2026年7月に新設する方針の「リスクマネジメント委員会」による統合的なリスクマネジメント体制のもと、放送・その他の分野でこれまで対応してきた事案発生後の対応に加え、災害やサイバー分野等、今後発生しうる多様なリスクへの機敏な対応も含め、健全な企業運営に努めてまいります。 (2) 設備・投融資に関するリスク 当社グループは、適切な設備投資及び投融資を継続し、技術水準を維持するとともに、企業競争力の強化に向けた戦略的投資を推進し、コンテンツ制作力の増強並びに魅力的なコンテンツの獲得、メディア戦略の強化などを図っております。 こうした設備・投融資が、安定的かつ更なる利益貢献をするよう投融資の規模、性質、態様などに応じてリスクを判断する社内体制を構築しておりますが、かかる投資が期待されるリターンをもたらすという保証はなく、リターンが想定を下回る場合は、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 個人情報の取り扱いに関するリスク 当社グループは、番組出演者、番組観覧者、視聴者のほか、インターネット事業の会員やショッピング事業の顧客などに関する個人情報を保有しております。また、当社は既存の放送という概念のみに固執せず、インターネット技術を取り込み、視聴者・消費者とアドバタイザーのニーズに応えるため、多種多様なデータの活用にも取り組んでおります。 当該個人情報の取り扱いやセキュリティ確保については様々な技術的な対策に加え、コンプライアンス統括局デジタルガバナンス推進部を中心に社内ルールの整備やスタッフ教育の実施などを行い情報管理に十分な注意を払っております。 しかし万が一、不正アクセス、不正利用などにより情報の外部流出が発生した場合には、当社の情報・データ管理に対する信用性が低下し、これらを利用・活用する業務の停滞や当社グループへの信頼性が失われることにより、当該事業や取引から得られる当社の収益、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 自然災害等によるリスク 当社グループの主たる事業であるテレビ放送事業では、大規模な災害が発生し、放送の継続が困難な状況となる場合や、CMを入れない災害情報番組を放送する場合があります。また、電力不足への対応から、放送時間を短縮する可能性もあります。さらに、地震、大雨、洪水などの自然災害などにより、事業に必要な設備に被害が発生した場合や社員が被災した場合、予見困難な事象により放送機器に障害が発生した場合、通常の事業継続に影響が出る可能性があります。当社では、非常災害対策マニュアルや事業継続に向けたシミュレーション、社員安否確認システムの構築、防災訓練、バックアップ体制の強化などの対策を講じておりますが、自然災害等による影響・被害を完全に排除できるものではなく、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 未知の感染症の影響に関するリスク 2020年から2023年にかけての新型コロナウイルス感染症拡大下においては、アドバタイザーからの広告出稿量の減少や開催を予定していたイベント・出資映画の延期・中止などテレビ放送事業やその他の事業収入の減収につながる状況が発生し、感染リスクを避けるためのドラマの撮影中断など、コンテンツの提供継続に影響を与える事態も生じました。 株式会社テレビ朝日では、緊急の対策会議とチームを編成し、感染予防の徹底はもとより、感染者が発生した場合の拡大防止策などを詳細に策定のうえ、徹底することにより、事業を継続いたしました。 3年余りにわたる新型コロナウイルス感染症拡大下での対応・対策・ノウハウについては、その詳細を記録にまとめ、今後、未知の感染症が発生した場合の対策構築の参考となるよう、当社グループ内で共有・継承しております。また、前述のビジネスソリューション本部を中心に、様々な環境下でコンテンツを提供し事業継続するための対応力強化にも注力しております。 しかし、今後、感染力や致死率がさらに高い未知の感染症が発生した場合、新型コロナウイルス感染症の影響を上回る事業への影響を受ける可能性があります。 (6) コンプライアンスに関するリスク 当社グループの主たる事業であるテレビ放送事業は、放送法及び関連法令の法的規制を受けています。当社は、放送法により、認定放送持株会社の認定を受けることで、複数の地上放送局とBS放送局及びCS放送局を子会社として保有することが認められています。今後、認定放送持株会社の資産に関する基準等、放送法で定める基準を満たさなくなった場合には、認定の取り消しを受ける可能性があります。仮に認定の取り消しを受けた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 また、当社グループの主たる事業はテレビ放送事業であり、株式会社テレビ朝日、株式会社BS朝日、株式会社シーエス・ワンテンは、当該事業を行うにあたっては「電波法」・「放送法」などの法令による規制を受けております。 これらの事業に関して、法令違反により放送免許が取り消される場合や、免許を受けることができない場合は、当社グループの経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。さらに、上記以外にも、事業活動を継続するうえで、様々な法的規制を受けています。これらの法令等に違反した場合や社会的要請に反した行動等により、法令による処罰・訴訟の提起、社会的制裁を受ける可能性があり、この結果、当社グループへの信頼性が失われ、情報発信の信頼性を基礎に放送局・報道機関として活動する当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループでは、内部統制の基本は、「経営トップから従業員に至る法令等ルール順守のための多面的な連携」にあるとの考えに基づき、内部統制の仕組みを構築し、組織・規程などにより権限・責任を明示するとともに、必要に応じて、法務部・コンプライアンス統括局など社内の複数の部門におけるチェックを受け、活動状況を常務会ほかに報告する体制としております。 また、経営トップを統括責任者とし、その指示のもと、コンプライアンスに基礎を置く内部統制に必要な研修・啓蒙活動を推進しております。 以上のような対応を通じて、当社グループ及びその従業員の法令違反や社会規範に反した行為等の発生可能性を低減するよう努めております。 (7) 外国人等が取得した株式の取扱等に関するリスク 当社は、放送法で定める外国人等((ⅰ)日本の国籍を有しない人、(ⅱ)外国政府又はその代表者、(ⅲ)外国の法人又は団体、(ⅳ)前記(ⅰ)から(ⅲ)に掲げる者により直接に占められる議決権の割合が総務省令で定める割合以上である法人又は団体)(以下「外国人等」という)の有する当社の議決権について、(ⅰ)から(ⅲ)に掲げる者により直接に占められる議決権の割合とこれらの者により上記(ⅳ)に掲げる者を通じて間接に占められる議決権の割合として総務省で定める割合とを合計した割合が20%以上となる場合には、放送法によって認定放送持株会社の認定が取り消されることとなります。 このため、2026年3月期では、放送法等に則り、20%を上回る部分について名義書換の拒否を実施するなど適正に対処したほか、今後もそうした状態に至るときには、放送法の規定により、外国人等の氏名及び住所を株主名簿に記載し、又は記録することを拒むことができ、また、その議決権行使は制限されることとなります。 (8) 気候変動や人的資本をはじめとする環境・サステナビリティ課題に関するリスク 気候変動をはじめとする地球環境問題は、世界的な規模で深刻化しております。日本国内でも異常気象による大規模な自然災害が多発し、気候変動リスクに関連する規制や開示強化に向けた動きもあり、あらゆる企業にとって看過できない問題となっています。 このため、当社では企業としても気候変動課題の解決に向けて行動するため、TCFD提言への賛同を表明するとともに、このフレームワークに沿った分析を行い、気候変動に対するレジリエンスの強化を図っており、この問題へのガバナンスの強化やリスク管理に注力しておりますが、想定以上の規模とスピードで、気候変動リスクが進行した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、人的資本に関しては、前述の「サステナビリティに関する考え方及び取組」の「人的資本への対応」に記載されている通り、ライフスタイルや価値観が多様化する社会において、当社グループの企業使命を果たすために、「ダイバーシティの確保」「人材育成」「エンゲージメントの向上」の3つを柱として、具体的な施策と指標及び目標を策定・実施しております。 しかし、少子高齢化に伴う労働人口の減少等により、人材獲得競争は激化しており、適切な人材の確保や育成が計画通りに進まない場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお2025年9月より、気候変動対応チーム、人的資本チームが発足し、関連する諸課題に対応しております。 さらに、昨今の社会全体における人権意識の高まりを踏まえ、当社グループでは、すべての役職員が人権尊重の重要性を改めて認識するとともに、今後も公共的使命を果たし、社会から信頼される企業であり続けるために、2024年2月に「テレビ朝日グループ 人権方針」を公表し、4月に人権デュー・デリジェンスチームを発足させました。同年7月には社内向けと社外向けの人権相談窓口を設置し、9月に株式会社テレビ朝日の全役職員を対象とするアンケートと部署別のヒアリングを実施して、重要人権リスク領域を特定のうえ、人権侵害の防止・軽減・救済に向けた対応策を進めております。2025年度には対象をグループ会社23社に広げるとともに、株式会社テレビ朝日においてアンケートを改めて行い、重要人権リスクの特定・モニタリングを行い、継続した人権デュー・デリジェンスを実施しております。こうした取組みが不十分である場合には、ステークホルダーの信用失墜等により、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,503字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の日本経済は、米国の関税引上げという逆風に見舞われながらも、内需を中心とした緩やかな回復が続いています。景気の先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響を注視する必要があります。また、金融資本市場の変動の影響や米国の通商政策をめぐる動向などに注意する必要があります。 このような経済環境のなか、当連結会計年度の売上高は、スポット収入が好調なテレビ放送事業セグメントや音楽出版事業が好調なその他事業セグメント及びインターネット事業セグメントの増収などにより、3,394億8千7百万円(前期比+4.8%)となり、売上原価、販売費及び一般管理費の合計が3,133億6百万円(同+2.9%)となりました結果、営業利益は261億8千1百万円(同+32.9%)、経常利益は365億7千2百万円(同+28.2%)となりました。また、特別利益において投資有価証券売却益、特別損失においては貸倒引当金繰入額を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は、296億5千4百万円(同+14.9%)となりました。これにより、売上高及び各段階利益ともに、上場来最高を更新しました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 テレビ放送事業 当連結会計年度は、全日視聴率(6時~24時)個人全体が3.4%、世帯が6.3%でともに1位、ゴールデンタイム(19時~22時)個人全体が5.2%、世帯が8.8%でともに1位、プライムタイム(19時~23時)個人全体が5.2%、世帯が8.9%でともに1位で終了し、個人全体では、2年連続の3冠、世帯では、4年連続の3冠となりました。 ゴールデン・プライム帯では、「報道ステーション」が7年連続、「サタデーステーション」が5年連続で同時間帯トップ、「有働Times」が同時間帯2位を獲得しました。連続ドラマでは、「相棒season24」(平均:個人全体5.6%、世帯9.8%)、「緊急取調室」(平均:個人全体5.0%、世帯9.0%)などの5作品が2025年度の民放連続ドラマトップ10に入りました。バラエティー番組では、金曜の「ザワつく!金曜日」、土曜の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」「池上彰のニュースそうだったのか!!」など週末の番組に加え、月曜の「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」、水曜の「くりぃむクイズミラクル9」などの平日のクイズ番組が高い数字となりました。 スポーツでは、各シーズンで大型スポーツイベントの中継を実施しました。サッカーでは日本代表(A代表)がブラジルに歴史的初勝利をあげた「サッカーキリンチャレンジカップ2025『日本×ブラジル』」(個人全体10.4%・世帯16.0%)が高視聴率となりました。冬に開催された「ミラノ・コルティナオリンピック」では、「フィギュアスケート団体 女子ショート・ペアショート・アイスダンスリズム」(個人全体6.6%・世帯11.5%)、「スキー女子スロープスタイル予選」(個人全体5.6%・世帯8.8%)などを中継。「フィギュアスケート団体」は五輪中継枠の中で民放トップの数字となりました。野球では3月にWBCに向けた強化試合をゴールデンタイムで2試合中継し、「WBC強化試合『日本×阪神』」(個人全体10.3%・世帯17.0%)が高視聴率となりました。 全日帯では、「グッド!モーニング」が平日6時台・7時台で番組開始以来初の同時間帯トップを獲得、さらに「羽鳥慎一モーニングショー」は6年連続、「大下容子ワイド!スクランブル」は第1部が12年連続で同時間帯トップ、第2部が5年連続同時間帯民放トップと、平日午前帯のベルト番組が高視聴率を獲得し、全日帯トップに貢献しました。 以上のような状況のなか、収益の拡大を図るため、積極的な営業活動を展開しました。 タイム収入は、物価高や為替変動等による先行き不透明感は残るものの、底堅い企業業績が下支えとなり、レギュラー番組における継続的な広告単価水準の引き上げが奏功し、増収となりました。 加えて、単発番組においても「世界フィギュアスケート国別対抗戦2025」や「ミラノ・コルティナオリンピック」等の大型スポーツ番組のセールスが好調に推移し、タイム収入合計は815億4千1百万円(前期比+2.3%)となりました。 スポット収入は、視聴率3冠という良好な媒体力を背景に、上期の旺盛な広告需要を確実に取り込んだことに加え、下期の広告枠が限定的な環境下においても単価重視の販売戦略を推進したことなどから、大幅な増収となりました。 業種別では、「外食・各種サービス」「情報・通信」「薬品・医療用品」「交通・レジャー」をはじめとする多業種で増収となりました。その結果、スポット収入全体では1,052億3千1百万円(同+11.2%)となり過去最高を更新いたしました。 また、BS・CS収入は259億7百万円(同△1.2%)、番組販売収入は134億4千3百万円(同△8.0%)、その他収入は226億2千6百万円(同+4.6%)となりました。 以上により、テレビ放送事業の売上高は2,487億5千万円(同+5.0%)、営業費用は2,299億9千2百万円 (同+2.0%)となりました結果、営業利益は187億5千8百万円(同+66.2%)となりました。 インターネット事業 株式会社サイバーエージェントとの共同事業「ABEMA」は、オリジナルバラエティ番組やアニメが支持を得ており2,200万WAU(ウィークリーアクティブユーザー)前後で推移、有料の「プレミアム会員」も増えており、収益獲得フェーズに入っています。 「ABEMA NEWS」では注目度の高いニュースや記者会見、災害情報などをリアルタイムに配信し、緊急時の重要な「生活インフラ」としても定着してきています。また、2026年4月には開局10周年を迎え、特別番組の放送や10周年を盛り上げるキャンペーンを展開しています。 KDDI株式会社との共同事業としてSVOD(定額制動画配信)サービスを提供する「TELASA」は、テレビ朝日の番組との連動コンテンツやオリジナルコンテンツなど積極的に展開しています。大手動画配信プラットフォームとの連携も強化しており、他社動画配信プラットフォーム上にTELASAチャンネルを開設するなどした結果、会員数233万人を超えています。 無料見逃し動画配信サービスを提供する「TVer」は、2026年1月に月間ユーザー数が4,470万と2か月連続で記録を更新するなど、着実に成長しています。コネクテッドTVでの再生数も大きく増加しており、再生数、視聴時間の増加に伴って業績も順調に伸ばしています。 そのほか個別のコンテンツでは、当社が運営するYouTube公式アカウント「ANNnewsCH」がチャンネル登録者数490万人を突破しました。ニュース配信については、コンテンツの充実を図るとともに、ライブ配信の強化や様々なプラットフォームへの配信など多角的な展開も行っております。また、コアファン事業(特定のファンを囲うWEBサブスクリプション事業)においては、「NJPW WORLD」の会員数が引き続き堅調に推移、「アメトーークCLUB」「東映特撮ファンクラブ」は過去最高の会員数を記録しました。また、人気IPの月額見放題動画配信サービス「ドラえもんTV」「クレヨンしんちゃんぶりぶりCLUB」なども順調に伸びており、過去最高の会員数となっています。 以上により、インターネット事業の売上高は360億8千7百万円(前期比+13.3%)、営業費用は307億7千7百万円(同+9.4%)となりました結果、営業利益は53億1千万円(同+43.6%)となりました。 ショッピング事業 世界情勢の先行き不透明感や生活必需品の価格上昇等を背景に消費者の購買行動が慎重となるなか、レギュラー番組「じゅん散歩」「午後もじゅん散歩」及び通販特番は想定より伸び悩みました。商品面では、宝飾品(特に純金関連商材)が引き続き好調に推移したものの、事業全体としては収益面で厳しい結果となりました。 以上により、ショッピング事業の売上高は184億円(前期比△9.0%)、営業費用は173億1千8百万円(同△7.5%)となりました結果、営業利益は10億8千2百万円(同△28.1%)となりました。 その他事業 音楽出版事業では所属アーティストの「湘南乃風」「平井大」や共同マネージメントアーティスト「新しい学校のリーダーズ」「竹下☆ぱらだいす」がコンサートツアーを行ったことなどから好調に推移しました。 イベント事業では、前期のテレビ朝日開局65周年イベントの反動により減収となったものの、2026年3月開業の東京ドリームパークに向けて、これまで以上に番組イベントの開発を進めました。番組イベントとしては、「アメトーーク初ライーーブ」「夫が寝たあとにママ会ライブ」「NEW KAWAIIってしてよ?フェス」「M:ZINE LIVE」「フルタの方程式 ファン感謝デー2025」等を初開催して、今後に繋げました。また、日本全国を巡回するイベントとして、舞台「家政夫のミタゾノ THE STAGE」、アニメ「ブルーロック展」、フルオーケストラコンサート「UNDERTALE 10th Anniversary Concert」を新たに展開。「高嶋ちさ子のザワつく!音楽会2025全国ツアー」「高嶋ちさ子のザワつく!昭和歌謡祭2025」も好調でした。さらに、スーパー戦隊シリーズ放送開始50周年を記念した「全スーパー戦隊展」や横浜アリーナでは初の2日間開催した「超英雄祭 KAMEN RIDER X SUPER SENTAI LIVE & SHOW」は大盛況となりました。そして当連結会計年度から「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER FES」と題し、音楽ライブと番組連動イベントを強化したテレビ局らしい新しいイベントを30日間にわたって開催し、多数の来場客でにぎわいました。 機器販売・リース事業では、映像機器レンタルなどがイベント、コンサート関連市場の回復傾向を受けて好調に推移しました。 DVD販売では、人気シリーズ「相棒」や「青島くんはいじわる」「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」「しあわせな結婚」など、様々なタイトルをリリースしました。 出資映画事業では、アニメ作品は2025年8月に公開した「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」が興行収入23億6千万円を記録し、2026年2月公開の「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」も3月31日時点で30億円を超える興行収入となっております。実写作品は2025年12月に公開した劇場版「緊急取調室 THE FINAL」が興行収入14億円超えを記録。その他、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した「TOKYOタクシー」をはじめとし、「ババンババンバンバンパイア」「仮面ライダーガヴ&ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー Wヒーロー夏映画2025」など、バラエティに富んだ出資作品を公開しました。 以上により、その他事業の売上高は524億8千1百万円(前期比+3.2%)、営業費用は514億7百万円(同+8.0%)となりました結果、営業利益は10億7千4百万円(同△66.9%)となりました。 報告セグメントごとの経営成績の状況は、次のとおりであります。 (単位:百万円、%表示は対前期増減率) 売上高 前連結会計年度   当連結会計年度 テレビ放送事業   236,798   248,750   5.0   % インターネット事業   31,840   36,087   13.3   % ショッピング事業   20,223   18,400   △9.0   % その他事業   50,857   52,481   3.2   % 調整額   △15,662   △16,232   ― 合計   324,056   339,487   4.8   % (単位:百万円、%表示は対前期増減率) セグメント利益 前連結会計年度   当連結会計年度 テレビ放送事業   11,289   18,758   66.2   % インターネット事業   3,698   5,310   43.6   % ショッピング事業   1,505   1,082   △28.1   % その他事業   3,242   1,074   △66.9   % 調整額   △31   △43   ― 合計   19,704   26,181   32.9   % 当社グループの当連結会計年度の財政状態は、次のとおりであります。 資産の部 流動資産は1,851億7千4百万円で、前連結会計年度末に比べ82億3千2百万円の増加となりました。これは、現金及び預金が15億3千1百万円減少したものの、有価証券が60億2千4百万円、受取手形及び売掛金が17億3千5百万円増加したことなどによります。 固定資産は3,959億3千4百万円で、前連結会計年度末に比べ133億1千8百万円の増加となりました。これは、建設仮勘定が358億7千5百万円減少したものの、建物及び構築物(純額)が364億1千万円、機械装置及び運搬具(純額)が51億6千4百万円、投資有価証券が40億7千5百万円増加したことなどによります。 以上の結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ215億5千万円増加し、5,811億9百万円となりました。 負債の部 流動負債は865億4千2百万円で、前連結会計年度末に比べ36億8千4百万円の増加となりました。これは、未払法人税等が20億8千4百万円減少したものの、未払費用が56億1千7百万円増加したことなどによります。 固定負債は268億8千万円で、前連結会計年度末に比べ19億7千7百万円の減少となりました。これは、退職給付に係る負債が17億2千7百万円減少したことなどによります。 以上の結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ17億6百万円増加し、1,134億2千2百万円となりました。 純資産の部 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ198億4千3百万円増加し、4,676億8千6百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が35億8千6百万円減少、自己株式が28億7千9百万円増加したものの、利益剰余金が222億6千7百万円、退職給付に係る調整累計額が36億4百万円増加したことなどによります。この結果、自己資本比率は80.1%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ44億6千7百万円増加し、442億3千万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、249億4千6百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ収入額が15億7千4百万円減少しました。これは、税金等調整前当期純利益が48億6千4百万円増加したものの、法人税等の支払額が79億1千7百万円増加したことなどによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、92億8千2百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ支出額が232億2千2百万円減少しました。これは、有価証券の償還による収入が269億円減少したものの、有価証券の取得による支出が349億7千5百万円、有形固定資産の取得による支出が190億9千3百万円減少したことなどによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、111億8千9百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ支出額が40億6千9百万円増加しました。これは、自己株式の取得による支出が30億円、配当金の支払額が10億2千4百万円増加したことなどによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) テレビ放送事業 タイム収入   81,541   2.3 スポット収入   105,231   11.2 番組販売収入   13,443   △8.0 BS・CS収入   25,907   △1.2 その他収入   22,626   4.6 小計   248,750   5.0 インターネット事業   36,087   13.3 ショッピング事業   18,400   △9.0 その他事業   52,481   3.2 計   355,720   4.7 調整額   △16,232   - 合計   339,487   4.8 (注) 主な相手先別の売上実績及びそれぞれの総売上高に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱電通   89,058   27.48   95,235   28.05 ㈱博報堂DYメディアパートナーズ   56,385   17.40   -   - ㈱博報堂   -   -   61,887   18.23 ㈱博報堂DYメディアパートナーズは、2025年4月1日付で㈱博報堂を承継会社とする吸収分割により、㈱博報堂に統合しております。なお、前連結会計年度における㈱博報堂への販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (単位:百万円、%表示は対前期増減率) 前連結会計年度   当連結会計年度   前期比増減   増減率 売上高   324,056   339,487   15,431   4.8   % 営業利益   19,704   26,181   6,477   32.9   % 経常利益   28,533   36,572   8,039   28.2   % 親会社株主に帰属する当期純利益   25,816   29,654   3,838   14.9   % (売上高及び営業利益) 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。 (経常利益) 営業外収益は106億9千3百万円で、前連結会計年度に比べ15億3千8百万円の増加となりました。これは、持分法による投資利益が増加したことなどによります。営業外費用は3億2百万円で、前連結会計年度に比べ2千3百万円の減少となりました。 以上の結果、経常利益は365億7千2百万円(前期比+28.2%)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益は74億9千8百万円で、前連結会計年度に比べ6億7千5百万円の減少となりました。投資有価証券売却益を70億1百万円、その他を4億9千7百万円計上しております。特別損失は29億8千6百万円で、前連結会計年度に比べ24億9千9百万円の増加となりました。貸倒引当金繰入額を17億3千6百万円、システム開発計画変更に伴う損失を5億5千1百万円、投資有価証券評価損を3億6千2百万円、その他を3億3千7百万円計上しております。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は296億5千4百万円(前期比+14.9%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容) 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 資本の財源として当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高が、総資産の7.6%を占める442億3千万円となりました。当社グループでは、主に営業活動から得た資金及び内部留保による自己資金を財源とし、コンテンツ力強化に向けた投資や設備投資、さらなる成長のための戦略投資などを行っております。なお、当社はグループ会社の資金調達及び資金運用を効率的に行うため、キャッシュ・マネジメント・システムを活用し、一括した管理を行っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、決算時点で入手可能な情報や資料に基づき将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性の見込めない部分を評価性引当額として繰延税金資産から控除しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、市場の動向や経済環境の変化などにより見積りの前提条件や仮定に変更が生じた場合、課税所得の見積りが大きく変動し、繰延税金資産の取崩しなど税金費用の計上額に影響を及ぼす可能性があります。 (退職給付に係る資産、退職給付に係る負債及び退職給付費用) 当社グループは、退職給付に係る資産、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算について、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、昇給率、退職率及び年金資産の長期期待運用収益率等が含まれます。経済環境や金融市場の変化等により実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、その影響は将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される退職給付費用や計上される退職給付に係る資産、退職給付に係る負債に影響を及ぼします。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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