概要
U-NEXT HOLDINGSは、動画配信サービス「U-NEXT」を中核とする総合エンターテインメント企業である。1961年に大阪有線放送社として創業し、有線音楽放送から事業を拡大。現在はコンテンツ配信、店舗ソリューション、通信・エネルギー、金融・不動産・グローバルの4セグメントを持ち、連結従業員数5737人、2025年8月期の連結売上高は3904億円、営業利益316億円を計上する。東京証券取引所プライム市場に上場している。
4つの事業セグメントで構成されるグループ体制
当社は持株会社体制をとり、連結子会社29社と持分法適用関連会社2社を傘下に置く。報告セグメントはコンテンツ配信事業、店舗・施設ソリューション事業、通信・エネルギー事業、金融・不動産・グローバル事業の4つである。コンテンツ配信事業は個人向け映像配信とMVNOを、店舗・施設ソリューション事業は音楽配信や自動精算機、店舗DXを提供する。通信・エネルギー事業は法人向けICTソリューションと電力販売を、金融・不動産・グローバル事業は決済、保証、不動産運営、海外フードデリバリー等を手がける。各セグメントは独立した子会社が運営し、グループ全体でBtoBとBtoCの両市場をカバーする。
売上高3904億円、コンテンツ配信が成長牽引
2025年8月期の連結売上高は3904億円(前期比19.5%増)、営業利益316億円(同8.5%増)、親会社株主帰属当期純利益184億円(同19.8%増)であった。セグメント別売上高は、コンテンツ配信事業が1284億円(同16.6%増)、店舗・施設ソリューション事業が1045億円、通信・エネルギー事業が1389億円、金融・不動産・グローバル事業が239億円(金額は内部取引消去前の推定値)。コンテンツ配信事業は「U-NEXT」の会員拡大で堅調に成長し、グループ全体の利益を牽引する。営業利益率は8.1%で、前期から0.8ポイント低下したものの、売上高拡大が寄与した。
BtoB向け事業が収益基盤を支える構造
グループの収益は、店舗・施設ソリューション事業と通信・エネルギー事業というBtoBセグメントが大きな割合を占める。店舗向け音楽配信は国内で高いシェアを持ち、安定したリカーリング収益を生む。また、USENレジや自動精算機、店舗DXサービスなど、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたワンストップ提案が強みである。通信・エネルギー事業では法人向けICTソリューション「USEN GATE02」と電力販売「U-POWER」を展開し、企業のデジタル化と脱炭素需要を取り込む。これらのBtoB事業は約460万の顧客基盤を持ち、グループ全体のキャッシュフローを支える。
首都圏に本社、国内外に子会社を展開
本社は東京都品川区上大崎に所在し、2018年に東京都千代田区から移転した。連結子会社は国内に29社あり、事業ごとに特化した運営会社が全国各地に営業拠点を持つ。海外では、マレーシアにAmane ASIA Sdn.Bhd.、ミクロネシア連邦にU-Reinsurance management Co., Ltd.を設立し、東南アジアを中心にハラール食品の製造販売やフードデリバリーブランドのフランチャイズ事業を展開する。グループ全体の従業員数は5737人(連結)で、持株会社として子会社の経営管理とグループ戦略の策定を担う。
業界の中での役割は個人向けエンタメ配信プラットフォーマー兼業務店向け店舗DX・通信・エネルギーサービスのマルチベンダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2016/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| コミュニケーションネットワーク事業 | 301億円 | 65.6% | -6億円 | -2.0% |
| コンテンツプラ ットフォーム 事業 | 158億円 | 34.4% | 9億円 | 5.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01コンテンツ配信事業(個人向け)主力
動画配信サービス「U-NEXT」を中核に、映画・ドラマ・アニメ・電子書籍・音楽・ライブなどを月額課金で提供。オリジナルIP開発にも注力。MVNOサービスも含む。
- U-NEXT
- 個人向け月額課金型動画配信サービス。映画、ドラマ、アニメ、電子書籍、音楽・ライブをシームレスに楽しめる。
- MVNO(Y.U-mobile)
- 個人向け格安SIMサービス。データ通信専用プラン等を提供。
02店舗・施設ソリューション事業主力
業務店・ホテル・医療機関・ゴルフ場等向けに、音楽配信、店舗DX、自動精算機、POSレジ、防犯カメラ等のサービスを提供。子会社USEN、USEN-ALMEX等が運営。
- 音楽配信サービス
- 業務店向けBGM配信。著作権処理済みの音楽をストリーミング提供。
- 自動精算機(ホテル・病院向け)
- ホテルや病院の精算業務を自動化する端末。
- USENレジ(POSレジ)
- クラウド型POSレジ。店舗運営の基幹サービスと位置付け、Wi-Fi、IPカメラ等のIoTサービスと連携。
- 店舗DXサービス
- デジタルサイネージ、Wi-Fi、IPカメラ等を組み合わせた店舗運営支援ソリューション。
03通信・エネルギー事業(法人・業務店向け)準主力
法人向けICTソリューション(ネットワーク・セキュリティ・クラウド)を「USEN GATE02」ブランドで提供。業務店向け光回線・ISP・IP電話、業務店・商業施設向け高圧・低圧電力販売(U-POWER)。
- USEN GATE02
- 法人向けICTソリューションブランド。ネットワーク、セキュリティ、クラウドサービスを総合提案するマルチサービスベンダー。
- USEN光plus
- 業務店向け光回線サービス。高速インターネット接続を提供。
- U-POWER(電力販売)
- 業務店・商業施設向け高圧・低圧電力の販売。グリーン電力を含む。
04金融・不動産・グローバル事業副次
割賦販売、リース、キャッシュレス決済、損害保険、家賃保証、商業ビル運営、不動産仲介等の金融・不動産サービス。海外ではバーチャルレストラン事業のフランチャイズ展開(ハラール食品含む)。
- キャッシュレス決済サービス
- 店舗向けQRコード決済等の提供。子会社USEN PAY、USEN FinTechが担当。
- 家賃債務保証
- 子会社USEN TRUSTが賃貸住宅の家賃保証サービスを提供。
- 商業ビル運営
- 子会社USEN REALTYが商業ビルの管理・運営。
- フードデリバリーブランド(グローバル)
- 東南アジア等でハラール認証食品の製造販売、フランチャイズ展開。
製品と技術
月額課金型動画配信サービス「U-NEXT」
U-NEXTは、個人向け月額課金型のエンターテインメントプラットフォームである。映画、ドラマ、アニメの見放題作品に加え、電子書籍(121万冊以上)、雑誌(210誌)、音楽ライブ配信などを一つのアプリでシームレスに楽しめる。2025年7月時点で動画作品はレンタル含め40万本以上を提供。TBSやテレビ東京の放送中ドラマ、欧州サッカー、格闘技、ゴルフツアーなどスポーツ配信にも強みを持つ。2023年6月にはParaviとサービス統合し、2024年9月からはワーナー・ブラザース・ディスカバリーの「Max」を独占配信する。
店舗向けトータルソリューション:USENレジと周辺サービス
USENレジはクラウド型POSレジで、グループの店舗ソリューションにおける基幹サービスと位置付けられる。Wi-Fi、IPカメラ、デジタルサイネージなどのIoTサービスと連携し、店舗運営をワンストップで支援する。また、業務店向け音楽配信サービスは国内で高いシェアを持ち、著作権処理済みのBGMをストリーミング提供する。子会社USEN-ALMEXはホテルや病院向け自動精算機を開発・製造し、国内シェアでトップクラスである。これらの製品群はハードウェア、ソフトウェア、保守の三位一体で価値を提供する。
法人向けICTブランド「USEN GATE02」
USEN GATE02は、USEN ICT Solutionsが提供する法人向けICTソリューションブランドである。ネットワーク構築、セキュリティ対策、クラウドサービスを総合的に提案するマルチサービスベンダーとして、主に中小オフィスを対象に販売する。加えて、業務店向けには自社光回線「USEN光plus」やISP「USEN NET」、IP電話サービスを提供。2022年からは子会社U-POWERが店舗・商業施設向けに高圧・低圧電力「U-POWER」を販売し、グリーン電力も取り扱う。通信とエネルギーを組み合わせた提案が特徴である。
金融・不動産・グローバル事業のサービス群
金融分野では、子会社USEN PAYとUSEN FinTechがキャッシュレス決済サービスを、USEN TRUSTが家賃債務保証と品質保証サービスを提供する。不動産分野ではUSEN REALTYが商業ビルの運営・管理を行う。グローバル事業では、ハラール認証食品の製造販売と東南アジアでのフードデリバリーブランドのフランチャイズ展開に注力。マレーシアのAmane ASIA Sdn.Bhd.が現地拠点となり、日本国内で培ったバーチャルレストランのノウハウを輸出する。これらの事業はまだ育成段階だが、グループの新たな収益の柱を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
国内動画配信首位、サブスク成長続く
U-NEXT HOLDINGSは日本国内の定額制動画配信サービスでトップクラスの会員数を誇り、拡大するサブスクリプション市場をけん引する。2025/8期売上高3904億円、営業利益率8.09%と堅調な成長を示す。競合のVRain SolutionやCocoliveと比べ、コンテンツ調達力と自社プラットフォームの統合が強みだが、海外展開は限定的で内需依存度が高い。国内市場の競争激化が収益性に影響を与える可能性がある。
強み
- 定額制動画配信で国内最大級の会員数を確保し、安定したリカーリング収益を獲得。
- 製作委員会への出資や独占配信権取得により競合との差別化を推進。
- 通信事業者などとの協業で顧客接点を拡大し、解約率を低減。
- 売上高が前期比約19%増と業界平均を上回る成長を継続。
課題
- 収益の大半が国内向けであり、グローバル競争で後れを取るリスク。
- 有力作品の獲得競争でライセンス費用が高騰し、利益率を圧迫。
- 国内動画配信市場の成長鈍化により、会員獲得競争が一層激化。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がU-NEXT HOLDINGS
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4680ラウンドワン | 3,700億円 | 20.2倍 |
| 2 | 7867タカラトミー | 3,449億円 | 28.0倍 |
| 3 | 9409テレビ朝日ホールディングス | 3,402億円 | 10.7倍 |
| 4 | 8136サンリオ | 3,333億円 | 29.1倍 |
| 5 | 2432ディー・エヌ・エー | 3,186億円 | 15.3倍 |
| 6 | 9418U-NEXT HOLDINGS | 3,111億円 | 16.5倍 |
| 7 | 6925ウシオ電機 | 3,061億円 | 38.6倍 |
| 8 | 9602東宝 | 2,747億円 | 25.5倍 |
| 9 | 2121MIXI | 2,639億円 | 14.3倍 |
| 10 | 7458第一興商 | 1,954億円 | 12.2倍 |
| 11 | 7552ハピネット | 1,806億円 | 16.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。
会社の歴史
沿革 48件
大阪有線放送社として1961年に個人創業
1961年6月、故宇野元忠が大阪有線放送社を個人創業した。当時は2Pケーブルを用いた2チャンネルの有線音楽放送を開始。これが現在のUSENブランドの起源である。創業から約40年間は有線放送事業を中心に成長したが、2000年に社名を株式会社有線ブロードネットワークスに変更し、本社を東京都千代田区永田町に移転。ブロードバンド時代への対応を本格化させる契機となった。
上場と光ファイバーサービス開始の2001年
2001年3月、有線ブロードネットワークスは東京都世田谷区と渋谷区の一部で光ファイバーブロードバンドサービスの提供を開始した。同年4月には大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(現JASDAQ)に上場。これにより資金調達手段を得て、ブロードバンド事業の拡大を図った。2006年には株式会社アルメックスを株式交換で完全子会社化し、店舗向け業務管理システム分野に進出する。
U-NEXT開始と事業承継を経て2010年に社名変更
2007年6月、テレビ向け動画配信サービス「ギャオネクスト」(現U-NEXT)の提供を開始。2009年2月にはUSENの完全子会社であるユーズマーケティングから新設分割により株式会社U'sブロードコミュニケーションズを設立し、2010年7月に商号を株式会社U-NEXTに変更した。同年12月にはUSENからテレビ向け有料映像配信事業「U-NEXT」と個人向け光回線販売代理店事業を吸収分割で承継。これにより現在のコンテンツ配信事業の中核が形成された。
東証マザーズ上場からUSENとの経営統合まで
2014年12月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場し、資本金を17億7634万円に増資。2015年12月には市場第一部へ市場変更した。2017年12月、USENとの経営統合を実施し、商号を株式会社USEN-NEXT HOLDINGSに変更。会社分割による持株会社体制へ移行し、資本金を9445万円に減資した。この統合により、コンテンツ配信と店舗ソリューション、通信事業が一つのグループに集約され、事業ポートフォリオが大きく拡大した。
M&Aと新規事業で事業領域を拡大した2018年以降
2018年以降、グループは積極的にM&Aと事業会社の設立を進めた。2018年10月にキャンシステムを完全子会社化、2019年3月にUSEN Smart Worksを設立。2020年8月には新生銀行との合弁でUSEN-NEXTフィナンシャルを設立し金融事業に参入。2022年3月にはU-POWERを設立しエネルギー事業を本格化。2023年3月にはプレミアム・プラットフォーム・ジャパンを完全子会社化し、同年6月にはParaviとU-NEXTのサービス統合を実施した。これらの動きにより、事業領域はエンタメ、店舗DX、通信、エネルギー、金融、不動産と多角化した。
プライム市場選択と商号変更を経て2024年以降
2022年4月、東京証券取引所の新区分においてプライム市場を選択し移行。2024年4月、商号を株式会社U-NEXT HOLDINGSに変更した。2024年12月にはネットムーブを完全子会社化し、連結子会社としてUSEN FinTechを設立。2025年5月にはくこくエネルギーを子会社化し、ミクロネシア連邦に再保険会社、マレーシアに現地法人を設立するなど、海外事業の拡大も進めた。2025年8月期の売上高は3904億円に達し、創業以来最高を更新している。
年表48件を開く
1960年代
- 1961年6月創業大阪有線放送社として故宇野元忠が個人創業、2Pケーブルにて2チャンネルの有線音楽放送開始
2000年代
- 2000年4月商号変更大阪有線放送社が㈱有線ブロードネットワークスに社名変更し、併せて本社を東京都千代田区永田町に移転
- 2001年3月㈱有線ブロードネットワークスが光ファイバー・ブロードバンドサービスを、東京都世田谷区、渋谷区の一部地域にて開始
- 2001年4月上場㈱有線ブロードネットワークスが、㈱大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(現:東京証券取引所JASDAQ)市場に上場
- 2006年10月M&A㈱有線ブロードネットワークスが㈱アルメックスを株式交換により完全子会社化
- 2007年6月テレビ向け動画配信サービス「ギャオネクスト」(現名称:「U-NEXT」)の提供開始
- 2009年2月M&A㈱USENの完全子会社である㈱ユーズマーケティングから新設分割にて、㈱U’sブロードコミュニケーションズ(当社)を設立
2010年代
- 2010年7月商号変更商号を㈱U-NEXTに変更
- 2010年10月本社を東京都渋谷区に移転
- 2010年12月㈱USENより、会社分割(略式吸収分割及び簡易吸収分割)にてテレビ向け有料映像配信サービス事業「U-NEXT」及び個人向け光回線等の販売代理店事業を承継
- 2012年5月PC向けサービス開始(「U-NEXT」)
- 2012年8月スマートフォン、タブレット向けサービス提供開始(「U-NEXT」)
- 2014年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
- 2014年12月資本金を17億7,634万円に増資
- 2015年7月㈱USENが、レコチョクとの協業による店舗用BGM配信サービス「OTORAKU-音・楽」提供を開始
- 2015年11月㈱アルメックスがユニロボット㈱と資本業務提携
- 2015年11月㈱USENが東京電力㈱と業務提携に関する基本合意
- 2015年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
- 2017年12月M&A㈱USENと経営統合、商号を㈱USEN-NEXT HOLDINGSに変更、会社分割による持株会社体制へ移行資本金を9,445万円に減資
- 2018年6月中国大手電子決済プラットフォーマーLakala社日本法人、㈱ラカラジャパンと業務提携
- 2018年7月本社を東京都品川区に移転
- 2018年8月店舗のトータルソリューション領域において㈱リクルートと業務提携
- 2018年10月M&Aキャンシステム㈱の全株式を取得し、完全子会社化
- 2019年3月㈱USEN Smart Worksを設立し、㈱USEN ICT SolutionsからSaaS事業を吸収分割により承継
- 2019年9月アルバイトマッチングアプリ運営会社スポットメイト㈱(現、㈱USEN WORKING)と資本提携
2020年代
- 2020年8月㈱新生銀行との合弁会社である㈱USEN-NEXT フィナンシャルにおいて、㈱アプラスと共同で当社グループの法人顧客向けに金融サービスを提供開始
- 2020年9月グループのシナジーを生かし、飲食店へ向けた総合的な支援をしていくため㈱USEN FB Innovationを設立
- 2022年2月中期経営計画「Road to 2025」策定
- 2022年3月㈱U-POWERを設立し、本格稼働を開始
- 2022年4月東京証券取引所の新区分においてプライム市場を選択、移行
- 2022年6月サステナビリティへの取り組みにおいてマテリアリティに沿った重要指標(KPI)を策定し、推進
- —M&AWith/After コロナ時代にマッチした飲食店の未来を創造し、新たな収益機会の提供、総合的な経営支援を行うためWannaEat㈱(旧㈱バーチャルレストラン)を子会社化
- —第1回国内無担保普通社債発行
- 2023年3月M&A㈱プレミアム・プラットフォーム・ジャパンの完全子会社化及び㈱U-NEXTとの吸収合併
- 2023年6月㈱U-NEXTが㈱TBSホールディングスと資本業務提携
- 2023年6月M&A『U-NEXT』、有料動画配信サービス『Paravi』とサービスを統合
- 2023年9月㈱USEN TRUSTを設立し、㈱USENから保証関連事業を吸収分割により承継
- 2023年11月M&AWannaEat㈱が協業する㈱Toremoroを吸収合併
- 2024年3月㈱USEN REALTYがグループの新事業である不動産事業を開始
- 2024年4月商号変更㈱ U-NEXT HOLDINGS (旧㈱ USEN-NEXT HOLDINGS)に商号変更
- 2024年7月㈱USEN Camera Solutions、㈱USEN FIELDINGを設立
- 2024年9月㈱USEN WORK WELLを設立
- 2024年12月M&Aネットムーブ㈱(現:㈱USEN FinTech)を完全子会社化
- 2024年12月株式分割(普通株式1株につき3株の割合)を実施
- 2025年4月創業ミクロネシア連邦国内にU-Reinsurance management Co., Ltd.を設立
- 2025年5月M&Aくこくエネルギー㈱(現:㈱U-POWER GREEN MARKETING)を完全子会社化
- 2025年5月創業マレーシア国内にAmane ASIA Sdn.Bhdを設立
- 2025年7月㈱USEN MEDIA PROMOTIONを設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/8期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高中期経営計画「Rodo to 2030」で計画維持(数値未明記)
- EBITDA中期経営計画で計画維持(数値未明記)
- CAPEX中期経営計画で計画維持(数値未明記)
- 自己資本比率一定のベンチマークを設定(数値未明記)
- ROE一定のベンチマークを設定(数値未明記)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
オールインワン・エンターテインメントの強化
動画、電子書籍、音楽・スポーツライブをワンストップで提供するサービスとオリジナルIP開発を強化し、顧客利用率とARPU向上を図る。
- 02
店舗・施設向けDXサービスの拡大
自社開発のUSENレジを基幹サービスとし周辺サービスと連携、新市場への競争力を強化。自動精算機のノウハウを活かし隣接市場へ進出。
- 03
通信・エネルギー事業での顧客基盤拡大
法人向けICTサービスの質向上と、再生可能エネルギー由来電力の販売拡大により脱炭素社会に貢献。家庭向け電力プランも普及。
- 04
新たな収益の柱の育成(金融・不動産・グローバル)
アクワイアリング事業やOMO決済への参入、不動産でのテナント誘致・集客支援、インバウンド需要取り組みなど新規事業を立ち上げる。
- 05
人的資本と働き方改革の推進
次世代リーダー育成と働き方改革「Work Style Innovation」を展開し、社員の自発性と成果を最大化、中長期的企業価値向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で5,737人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は650万円で、9期前と比べて+9.4%。平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は9.1年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 414 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 3,856 | — |
| 2018年8月 | — | — | — | 4,073 | — |
| 2019年8月 | 594 | 37.4 | 8.2 | 4,876 | — |
| 2020年8月 | 599 | 37.9 | 8.7 | 4,845 | — |
| 2021年8月 | 604 | 37.6 | 8.0 | 4,692 | — |
| 2022年8月 | 601 | 36.8 | 8.0 | 4,846 | — |
| 2023年8月 | 555 | 36.4 | 8.1 | 4,905 | — |
| 2024年8月 | 623 | 36.5 | 8.4 | 5,344 | 545 |
| 2025年8月 | 650 | 37.8 | 9.1 | 5,737 | 551 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社28社(国内 28 / 海外 0、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。
- 国内㈱UNO-HOLDINGS東京都 渋谷区 · その他の関係会社議決権50.1%
- 国内㈱USEN(注)3、4東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱USEN-ALMEX(注)3東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱U-NEXT(注)3、5東京都品川区 · 連結子会社議決権79.6%
- 国内㈱USEN ICT Solutions(注)3東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱USEN NETWORKS(注)3東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱U-NEXT LIVING PARTNERS(注)3東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱TACT(注)3東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱U-MX(注)3東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱USEN WORKING(注)3東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Y.U-mobile㈱(注)3東京都品川区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内㈱USENテクノサービス(注)3東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社16社を開く
- ㈱ユーズミュージック(注)3東京都渋谷区100%
- ㈱USEN Contact Center(注)3東京都渋谷区100%
- ㈱USEN Smart Works(注)3東京都品川区100%
- ㈱USEN PAY東京都品川区100%
- ㈱U-POWER(注)6東京都品川区100%
- Wanna Eat㈱東京都品川区100%
- ㈱USEN TRUST(注)3東京都品川区100%
- ㈱USEN REALTY東京都品川区100%
- ㈱USEN Camera Solutions東京都品川区100%
- ㈱USEN FIELDING東京都品川区100%
- ㈱USEN WORK WELL東京都品川区100%
- ㈱USEN FinTech(注)3東京都千代田区100%
- ㈱USEN MEDIA PROMOTION東京都品川区100%
- その他5社-
- ㈱minimini-NEXT東京都港区49%
- ㈱USEN FINANCIAL東京都品川区51%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年8月期の売上高は3,904億円、営業利益は316億円。前期と比べると増収増益で、売上が+19.5%、利益が+8.6%。
会社が出している今期の予想2026年8月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 4,240億円 | 3,904億円 |
| 営業利益 | 335億円 | 316億円 |
| 純利益 | 185億円 | 184億円 |
| 1株あたり配当 | ¥17 | ¥17 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は1,195億円、営業利益は71億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+43.5%、営業利益は−7.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 684 | 61 | 8.9 | 34 |
| 2023年4Q | 742 | — | — | 26 |
| 2024年1Q | 737 | 75 | 10.2 | 42 |
| 2024年2Q | 785 | 83 | 10.6 | 45 |
| 2024年3Q | 833 | 77 | 9.2 | 43 |
| 2024年4Q | 913 | 56 | 6.1 | 24 |
| 2025年2Q | 1,868 | 166 | 8.9 | 94 |
| 2025年4Q | 2,036 | 150 | 7.4 | 90 |
| 2026年2Q | 2,128 | 181 | 8.5 | 99 |
| 2026年3Q | 1,195 | 71 | 5.9 | 30 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は154億円から3,904億円へ25.4倍に増えた。直近期の営業利益率は8.1%。売上は7期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 154 | — | −11 | — | −9 |
| 2013年12月 | 179 | — | 7 | — | 12 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 | |||||
| 2014年12月 | 232 | — | 12 | — | 7 |
| 2015年12月 | 340 | — | 10 | — | 5 |
| 2016年12月 | 458 | — | −4 | — | −9 |
| ㈱USENと経営統合、商号を㈱USEN-NEXT HOLDINGSに変更、会社分割による持株会社体制へ移行資本金を9,445万円に減資 | |||||
| 2017年12月 | 1,143 | — | 33 | — | 4 |
| キャンシステム㈱の全株式を取得し、完全子会社化 | |||||
| 2018年8月 | 1,079 | — | 50 | — | 32 |
| ㈱USEN Smart Worksを設立し、㈱USEN ICT SolutionsからSaaS事業を吸収分割により承継 | |||||
| 2019年8月 | 1,758 | — | 67 | — | 61 |
| グループのシナジーを生かし、飲食店へ向けた総合的な支援をしていくため㈱USEN FB Innovationを設立 | |||||
| 2020年8月 | 1,932 | — | 101 | — | 49 |
| 2021年8月 | 2,084 | — | 148 | — | 80 |
| ㈱U-POWERを設立し、本格稼働を開始 | |||||
| 2022年8月 | 2,379 | — | 162 | — | 87 |
| ㈱プレミアム・プラットフォーム・ジャパンの完全子会社化及び㈱U-NEXTとの吸収合併 | |||||
| 2023年8月 | 2,763 | — | 204 | — | 110 |
| ネットムーブ㈱(現:㈱USEN FinTech)を完全子会社化 | |||||
| 2024年8月 | 3,268 | 291 | 283 | 8.9 | 154 |
| ミクロネシア連邦国内にU-Reinsurance management Co., Ltd.を設立 | |||||
| 2025年8月 | 3,904 | 316 | 309 | 8.1 | 184 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年8月期
売上高3,904億円のうち、営業利益として残るのは316億円で8.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は184億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.0%2,616億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.9%973億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.1%316億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年8月期は営業CFが207億円、投資CFが−202億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は569億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −6 | −1 | 4 | −7 | 3 |
| 2013年12月 | 3 | −1 | 1 | 2 | 5 |
| 2014年12月 | 5 | −6 | 35 | −1 | 40 |
| 2015年12月 | −9 | −14 | 15 | −23 | 32 |
| 2016年12月 | −2 | −49 | 40 | −51 | 20 |
| 2017年12月 | 124 | −595 | 582 | −471 | 130 |
| 2018年8月 | 101 | −55 | −39 | 46 | 137 |
| 2019年8月 | 196 | −67 | −61 | 129 | 206 |
| 2020年8月 | 80 | −78 | −40 | 2 | 168 |
| 2021年8月 | 157 | −42 | −67 | 115 | 216 |
| 2022年8月 | 177 | −74 | −54 | 103 | 264 |
| 2023年8月 | 107 | −94 | 231 | 13 | 521 |
| 2024年8月 | 159 | −106 | −48 | 53 | 527 |
| 2025年8月 | 207 | −202 | 35 | 5 | 569 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年8月期の総資産は2,598億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,087億円で、自己資本比率は37.6%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 29 | −9 | 38 | — |
| 2013年12月 | 42 | 4 | 38 | 9.0 |
| 2014年12月 | 92 | 43 | 49 | 46.6 |
| 2015年12月 | 122 | 48 | 74 | 38.9 |
| 2016年12月 | 178 | 38 | 140 | 20.9 |
| 2017年12月 | 1,259 | 122 | 1,137 | 9.6 |
| 2018年8月 | 1,259 | 150 | 1,109 | 11.9 |
| 2019年8月 | 1,423 | 212 | 1,211 | 14.9 |
| 2020年8月 | 1,384 | 257 | 1,127 | 18.6 |
| 2021年8月 | 1,413 | 333 | 1,080 | 23.6 |
| 2022年8月 | 1,530 | 403 | 1,127 | 26.3 |
| 2023年8月 | 2,005 | 777 | 1,228 | 34.1 |
| 2024年8月 | 2,290 | 920 | 1,369 | 35.8 |
| 2025年8月 | 2,598 | 1,087 | 1,511 | 37.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで605社中143位あたり、逆に低いのは配当利回りで605社中528位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,725で、1年前と比べて-15.7%。過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.5倍 |
| PER (会社予想) | 16.8倍 |
| PBR | 2.91倍 |
| 配当利回り | 0.99% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月中旬の1686円から反発し、8月21日には1755円まで回復しましたが、1年前と比べると約18%下落しており、戻り相場の途上にあります。25日移動平均線(1717円)をやや上回り、75日線(1643円)に対しても+6.8%の位置にありますが、200日線(1773円)は下回っており、中期的には弱含みです。52週高値(2180円)からは約19%下の水準にあり、戻りは鈍いながらも下値は堅い展開です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは16.81倍と業界平均の48.57倍を大きく下回るが、PBRは2.96倍と平均とほぼ同水準。ROEは20.5%と非常に高く、収益性は優秀。配当利回りは0.97%と低いが、成長投資への再投資と解釈できる。業績は増収増益基調で、2025/8期の純利益も184億円と堅調。割安感はあるが、PBRが平均並みで、成長期待を反映しているため、ほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.5倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 16.8倍 | — |
| PBR | 2.91倍 | 2.96倍 |
| ROE | 20.5% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
動画配信市場の拡大を背景に有料会員を増やし成長を続けるが、競争激化によるコスト増や会員獲得減速が懸念。強気派は、独自の総合プラットフォームによる会員単価の高さや解約率の低さを評価。弱気派は、Netflixなどを含む競合との差別化の難しさ、コンテンツ調達コストの上昇、会員獲得の鈍化を指摘する。
- 総合プラットフォーム
動画に加え書籍や音楽も楽しめる独自性
- 収益力の高さ
高いROEと利益成長を継続
- 会員基盤の拡大
有料会員数が順調に増加
- 売上高3904億円と前期比19.5%増収2025年8月期影響中
売上高は3268億円→3904億円と636億円増加。増収率は18.3%から19.5%へ加速。
- 純利益184億円と前期比19.5%増益2025年8月期影響中
純利益は154億円→184億円と30億円増益。増益率は売上高と同じ19.5%。
- ROE20.5%と資本効率の高さ継続影響弱
ROEは20.5%と高く、PBR2.9倍を支える収益力がある。
- 株価1年24.4%下落による押し目買い不定影響弱
株価は過去1年で24.4%下落。PER16.48倍と収益に対して過度に売られた可能性がある。
- 競争激化
大手動画配信サービスとの競争が激化
- コスト増
コンテンツ調達や配信コストが増加
- 成長鈍化
市場成熟で会員増加が鈍る懸念
- 営業利益率が8.90%から8.09%へ低下2025年8月期影響中
営業利益率は前年の8.90%から0.81ポイント低下し8.09%。利益率の悪化が続く。
- 営業利益増益率8.6%と売上成長19.5%に大きく劣後2025年8月期影響中
営業利益は291→316億円と25億円増にとどまり、売上高636億円増の伸びを利益に反映できていない。
- 現在のPER16.48倍に対し予想PER16.8倍と悪化決算発表後影響弱
予想PERは16.8倍と現行16.48倍を上回り、将来の利益成長が市場予想ほど期待できない可能性。
- 配当利回り0.99%とインカム面で見劣り通年影響弱
配当利回り0.99%、PBR2.9倍。成長性を評価する投資家以外の需要は限定的。
- 有料会員数
- 事業規模と成長性を直接示す指標
- 会員当たり月間売上
- ワンストップ提供による収益性を確認
- 解約率
- 会員の定着度とサービス満足度を測る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり17円で、前期から+40.9%。いまの株価に対する利回りは0.99%。増配か配当維持が6年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2019年8月 | 2 | — | — |
| 2020年8月 | 3 | 59.9 | 17.5 |
| 2021年8月 | 3 | 6.0 | 4.4 |
| 2022年8月 | 5 | 76.7 | 18.3 |
| 2023年8月 | 7 | 43.4 | 20.1 |
| 2024年8月 | 11 | 53.4 | 25.4 |
| 2025年8月 | 16 | 40.9 | 60.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥17
株主
有価証券報告書より
2025年8月期末の株主数は延べ63,244人。区分でいちばん多いのは事業法人で60.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が67.0%を占め、残る33.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年8月% | 2021年8月% | 2022年8月% | 2023年8月% | 2024年8月% | 2025年8月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 26.2 | 25.8 | 25.6 | 61.2 | 61.0 | 60.5 |
| 個人・その他 | 66.3 | 59.6 | 63.6 | 23.4 | 23.0 | 26.0 |
| 金融機関 | 2.1 | 5.5 | 4.8 | 8.0 | 9.3 | 6.5 |
| 外国法人 | 2.9 | 5.2 | 3.9 | 5.8 | 5.4 | 5.9 |
| 証券会社 | 2.5 | 3.9 | 2.1 | 1.5 | 1.3 | 1.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ㈱UNO-HOLDINGS | 50.09 |
| 02 | 宇野 康秀 | 6.95 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 3.66 |
| 04 | 光通信㈱ | 3.21 |
| 05 | ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 2.40 |
| 06 | ㈱エスアイエル | 2.19 |
| 07 | ㈱TBSホールディングス | 1.58 |
| 08 | ㈱テレビ東京ホールディングス | 1.38 |
| 09 | 上田八木短資㈱ | 1.19 |
| 10 | 高橋 慧 | 0.76 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-06宇野康秀変更報告0.50%-6.94pt
- 2026-07-03宇野康秀新規の大量保有報告0.50%-6.94pt
- 2026-07-03株式会社TBSホールディングス新規の大量保有報告8.03%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+237%、1株純資産は13期で+1735%。直近期のROEは20.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −74 | — | — | — | — |
| 2013年12月 | 98 | 29 | — | — | — |
| 2014年12月 | 54 | 262 | 30.3 | 42.1 | 8.4 |
| 2015年12月 | 32 | 290 | 11.5 | 40.6 | 26.3 |
| 2016年12月 | −57 | 227 | −22.0 | — | — |
| 2017年12月 | 21 | 200 | 5.4 | 48.5 | — |
| 2018年8月 | 53 | 249 | 23.5 | 30.9 | — |
| 2019年8月 | 101 | 352 | 33.6 | 8.0 | — |
| 2020年8月 | 82 | 428 | 21.0 | 15.4 | 17.5 |
| 2021年8月 | 45 | 185 | 27.2 | 23.0 | 4.4 |
| 2022年8月 | 48 | 223 | 23.6 | 14.6 | 18.3 |
| 2023年8月 | 61 | 380 | 20.2 | 19.1 | 20.1 |
| 2024年8月 | 85 | 454 | 20.4 | 22.2 | 25.4 |
| 2025年8月 | 102 | 541 | 20.5 | 20.5 | 60.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/8期の役員報酬は総額416百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宇野康秀 | 代表取締役社長 CEO | 63 | 102,902,954 |
| 田村公正 | 常務取締役 | 55 | 455,753 |
| 馬淵将平 | 常務取締役 CIO | 53 | 462,166 |
| 高橋信太郎 | 取締役 | 61 | 320,400 |
| 佐藤明夫 | 取締役 | 60 | — |
| 夏野剛 | 取締役 | 61 | 45,000 |
| 丸尾浩一 | 取締役 | 66 | — |
| 石山アンジュ | 取締役 | 37 | — |
| 小林陽介 | 常勤監査役 | 58 | 10,499 |
| 堀内雅生 | 常勤監査役 | 56 | 76,200 |
役員報酬の内訳2025/8期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 340 | 340 | 57 |
| 社外取締役 | 6 | 46 | 46 | 8 |
| 監査役 | 2 | 30 | 30 | 15 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/8期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,664字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,305字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,023字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,358字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第19期(2025/09/01-2026/08/31)2026-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2024/09/01-2025/08/31)2025-11-26
- 半期報告書半期報告書-第18期(2024/09/01-2025/08/31)2025-04-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2023/09/01-2024/08/31)2024-11-29
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-09
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-10
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2022/09/01-2023/08/31)2023-11-30
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第3四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-11
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第2四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-11
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(令和3年9月1日-令和4年8月31日)2022-11-30
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年8月期 第3四半期決算説明資料2026-07-13
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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