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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

U-NEXT HOLDINGS

9418 · Prime · 情報・通信業

映像配信「U-NEXT」と店舗向けソリューション(USEN)を両輪に、通信・エネルギーや金融・不動産へ展開する複合サービス企業。

概要

U-NEXT HOLDINGSは、動画配信サービス「U-NEXT」を中核とする総合エンターテインメント企業である。1961年に大阪有線放送社として創業し、有線音楽放送から事業を拡大。現在はコンテンツ配信、店舗ソリューション、通信・エネルギー、金融・不動産・グローバルの4セグメントを持ち、連結従業員数5737人、2025年8月期の連結売上高は3904億円、営業利益316億円を計上する。東京証券取引所プライム市場に上場している。

4つの事業セグメントで構成されるグループ体制

当社は持株会社体制をとり、連結子会社29社と持分法適用関連会社2社を傘下に置く。報告セグメントはコンテンツ配信事業、店舗・施設ソリューション事業、通信・エネルギー事業、金融・不動産・グローバル事業の4つである。コンテンツ配信事業は個人向け映像配信とMVNOを、店舗・施設ソリューション事業は音楽配信や自動精算機、店舗DXを提供する。通信・エネルギー事業は法人向けICTソリューションと電力販売を、金融・不動産・グローバル事業は決済、保証、不動産運営、海外フードデリバリー等を手がける。各セグメントは独立した子会社が運営し、グループ全体でBtoBとBtoCの両市場をカバーする。

売上高3904億円、コンテンツ配信が成長牽引

2025年8月期の連結売上高は3904億円(前期比19.5%増)、営業利益316億円(同8.5%増)、親会社株主帰属当期純利益184億円(同19.8%増)であった。セグメント別売上高は、コンテンツ配信事業が1284億円(同16.6%増)、店舗・施設ソリューション事業が1045億円、通信・エネルギー事業が1389億円、金融・不動産・グローバル事業が239億円(金額は内部取引消去前の推定値)。コンテンツ配信事業は「U-NEXT」の会員拡大で堅調に成長し、グループ全体の利益を牽引する。営業利益率は8.1%で、前期から0.8ポイント低下したものの、売上高拡大が寄与した。

BtoB向け事業が収益基盤を支える構造

グループの収益は、店舗・施設ソリューション事業と通信・エネルギー事業というBtoBセグメントが大きな割合を占める。店舗向け音楽配信は国内で高いシェアを持ち、安定したリカーリング収益を生む。また、USENレジや自動精算機、店舗DXサービスなど、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたワンストップ提案が強みである。通信・エネルギー事業では法人向けICTソリューション「USEN GATE02」と電力販売「U-POWER」を展開し、企業のデジタル化と脱炭素需要を取り込む。これらのBtoB事業は約460万の顧客基盤を持ち、グループ全体のキャッシュフローを支える。

首都圏に本社、国内外に子会社を展開

本社は東京都品川区上大崎に所在し、2018年に東京都千代田区から移転した。連結子会社は国内に29社あり、事業ごとに特化した運営会社が全国各地に営業拠点を持つ。海外では、マレーシアにAmane ASIA Sdn.Bhd.、ミクロネシア連邦にU-Reinsurance management Co., Ltd.を設立し、東南アジアを中心にハラール食品の製造販売やフードデリバリーブランドのフランチャイズ事業を展開する。グループ全体の従業員数は5737人(連結)で、持株会社として子会社の経営管理とグループ戦略の策定を担う。

業界の中での役割は個人向けエンタメ配信プラットフォーマー兼業務店向け店舗DX・通信・エネルギーサービスのマルチベンダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,904億円
営業利益
316億円
営業利益率
8.1%
純利益
184億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2016/12
事業売上構成比利益利益率
コミュニケーションネットワーク事業301億円65.6%-6億円-2.0%
コンテンツプラ ットフォーム 事業158億円34.4%9億円5.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コンテンツ配信事業(個人向け)主力

動画配信サービス「U-NEXT」を中核に、映画・ドラマ・アニメ・電子書籍・音楽・ライブなどを月額課金で提供。オリジナルIP開発にも注力。MVNOサービスも含む。

主な製品・サービス2
U-NEXT
個人向け月額課金型動画配信サービス。映画、ドラマ、アニメ、電子書籍、音楽・ライブをシームレスに楽しめる。
MVNO(Y.U-mobile)
個人向け格安SIMサービス。データ通信専用プラン等を提供。

02店舗・施設ソリューション事業主力

業務店・ホテル・医療機関・ゴルフ場等向けに、音楽配信、店舗DX、自動精算機、POSレジ、防犯カメラ等のサービスを提供。子会社USEN、USEN-ALMEX等が運営。

主な製品・サービス4
音楽配信サービス
業務店向けBGM配信。著作権処理済みの音楽をストリーミング提供。
自動精算機(ホテル・病院向け)
ホテルや病院の精算業務を自動化する端末。
USENレジ(POSレジ)
クラウド型POSレジ。店舗運営の基幹サービスと位置付け、Wi-Fi、IPカメラ等のIoTサービスと連携。
店舗DXサービス
デジタルサイネージ、Wi-Fi、IPカメラ等を組み合わせた店舗運営支援ソリューション。

03通信・エネルギー事業(法人・業務店向け)準主力

法人向けICTソリューション(ネットワーク・セキュリティ・クラウド)を「USEN GATE02」ブランドで提供。業務店向け光回線・ISP・IP電話、業務店・商業施設向け高圧・低圧電力販売(U-POWER)。

主な製品・サービス3
USEN GATE02
法人向けICTソリューションブランド。ネットワーク、セキュリティ、クラウドサービスを総合提案するマルチサービスベンダー。
USEN光plus
業務店向け光回線サービス。高速インターネット接続を提供。
U-POWER(電力販売)
業務店・商業施設向け高圧・低圧電力の販売。グリーン電力を含む。

04金融・不動産・グローバル事業副次

割賦販売、リース、キャッシュレス決済、損害保険、家賃保証、商業ビル運営、不動産仲介等の金融・不動産サービス。海外ではバーチャルレストラン事業のフランチャイズ展開(ハラール食品含む)。

主な製品・サービス4
キャッシュレス決済サービス
店舗向けQRコード決済等の提供。子会社USEN PAY、USEN FinTechが担当。
家賃債務保証
子会社USEN TRUSTが賃貸住宅の家賃保証サービスを提供。
商業ビル運営
子会社USEN REALTYが商業ビルの管理・運営。
フードデリバリーブランド(グローバル)
東南アジア等でハラール認証食品の製造販売、フランチャイズ展開。

製品と技術

月額課金型動画配信サービス「U-NEXT」

U-NEXTは、個人向け月額課金型のエンターテインメントプラットフォームである。映画、ドラマ、アニメの見放題作品に加え、電子書籍(121万冊以上)、雑誌(210誌)、音楽ライブ配信などを一つのアプリでシームレスに楽しめる。2025年7月時点で動画作品はレンタル含め40万本以上を提供。TBSやテレビ東京の放送中ドラマ、欧州サッカー、格闘技、ゴルフツアーなどスポーツ配信にも強みを持つ。2023年6月にはParaviとサービス統合し、2024年9月からはワーナー・ブラザース・ディスカバリーの「Max」を独占配信する。

店舗向けトータルソリューション:USENレジと周辺サービス

USENレジはクラウド型POSレジで、グループの店舗ソリューションにおける基幹サービスと位置付けられる。Wi-Fi、IPカメラ、デジタルサイネージなどのIoTサービスと連携し、店舗運営をワンストップで支援する。また、業務店向け音楽配信サービスは国内で高いシェアを持ち、著作権処理済みのBGMをストリーミング提供する。子会社USEN-ALMEXはホテルや病院向け自動精算機を開発・製造し、国内シェアでトップクラスである。これらの製品群はハードウェア、ソフトウェア、保守の三位一体で価値を提供する。

法人向けICTブランド「USEN GATE02」

USEN GATE02は、USEN ICT Solutionsが提供する法人向けICTソリューションブランドである。ネットワーク構築、セキュリティ対策、クラウドサービスを総合的に提案するマルチサービスベンダーとして、主に中小オフィスを対象に販売する。加えて、業務店向けには自社光回線「USEN光plus」やISP「USEN NET」、IP電話サービスを提供。2022年からは子会社U-POWERが店舗・商業施設向けに高圧・低圧電力「U-POWER」を販売し、グリーン電力も取り扱う。通信とエネルギーを組み合わせた提案が特徴である。

金融・不動産・グローバル事業のサービス群

金融分野では、子会社USEN PAYとUSEN FinTechがキャッシュレス決済サービスを、USEN TRUSTが家賃債務保証と品質保証サービスを提供する。不動産分野ではUSEN REALTYが商業ビルの運営・管理を行う。グローバル事業では、ハラール認証食品の製造販売と東南アジアでのフードデリバリーブランドのフランチャイズ展開に注力。マレーシアのAmane ASIA Sdn.Bhd.が現地拠点となり、日本国内で培ったバーチャルレストランのノウハウを輸出する。これらの事業はまだ育成段階だが、グループの新たな収益の柱を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

国内動画配信首位、サブスク成長続く

U-NEXT HOLDINGSは日本国内の定額制動画配信サービスでトップクラスの会員数を誇り、拡大するサブスクリプション市場をけん引する。2025/8期売上高3904億円、営業利益率8.09%と堅調な成長を示す。競合のVRain SolutionやCocoliveと比べ、コンテンツ調達力と自社プラットフォームの統合が強みだが、海外展開は限定的で内需依存度が高い。国内市場の競争激化が収益性に影響を与える可能性がある。

強み

  • 定額制動画配信で国内最大級の会員数を確保し、安定したリカーリング収益を獲得。
  • 製作委員会への出資や独占配信権取得により競合との差別化を推進。
  • 通信事業者などとの協業で顧客接点を拡大し、解約率を低減。
  • 売上高が前期比約19%増と業界平均を上回る成長を継続。

課題

  • 収益の大半が国内向けであり、グローバル競争で後れを取るリスク。
  • 有力作品の獲得競争でライセンス費用が高騰し、利益率を圧迫。
  • 国内動画配信市場の成長鈍化により、会員獲得競争が一層激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がU-NEXT HOLDINGS

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14680ラウンドワン3,700億円20.2倍
27867タカラトミー3,449億円28.0倍
39409テレビ朝日ホールディングス3,402億円10.7倍
48136サンリオ3,333億円29.1倍
52432ディー・エヌ・エー3,186億円15.3倍
69418U-NEXT HOLDINGS3,111億円16.5倍
76925ウシオ電機3,061億円38.6倍
89602東宝2,747億円25.5倍
92121MIXI2,639億円14.3倍
107458第一興商1,954億円12.2倍
117552ハピネット1,806億円16.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

大阪有線放送社として1961年に個人創業

1961年6月、故宇野元忠が大阪有線放送社を個人創業した。当時は2Pケーブルを用いた2チャンネルの有線音楽放送を開始。これが現在のUSENブランドの起源である。創業から約40年間は有線放送事業を中心に成長したが、2000年に社名を株式会社有線ブロードネットワークスに変更し、本社を東京都千代田区永田町に移転。ブロードバンド時代への対応を本格化させる契機となった。

上場と光ファイバーサービス開始の2001年

2001年3月、有線ブロードネットワークスは東京都世田谷区と渋谷区の一部で光ファイバーブロードバンドサービスの提供を開始した。同年4月には大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(現JASDAQ)に上場。これにより資金調達手段を得て、ブロードバンド事業の拡大を図った。2006年には株式会社アルメックスを株式交換で完全子会社化し、店舗向け業務管理システム分野に進出する。

U-NEXT開始と事業承継を経て2010年に社名変更

2007年6月、テレビ向け動画配信サービス「ギャオネクスト」(現U-NEXT)の提供を開始。2009年2月にはUSENの完全子会社であるユーズマーケティングから新設分割により株式会社U'sブロードコミュニケーションズを設立し、2010年7月に商号を株式会社U-NEXTに変更した。同年12月にはUSENからテレビ向け有料映像配信事業「U-NEXT」と個人向け光回線販売代理店事業を吸収分割で承継。これにより現在のコンテンツ配信事業の中核が形成された。

東証マザーズ上場からUSENとの経営統合まで

2014年12月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場し、資本金を17億7634万円に増資。2015年12月には市場第一部へ市場変更した。2017年12月、USENとの経営統合を実施し、商号を株式会社USEN-NEXT HOLDINGSに変更。会社分割による持株会社体制へ移行し、資本金を9445万円に減資した。この統合により、コンテンツ配信と店舗ソリューション、通信事業が一つのグループに集約され、事業ポートフォリオが大きく拡大した。

M&Aと新規事業で事業領域を拡大した2018年以降

2018年以降、グループは積極的にM&Aと事業会社の設立を進めた。2018年10月にキャンシステムを完全子会社化、2019年3月にUSEN Smart Worksを設立。2020年8月には新生銀行との合弁でUSEN-NEXTフィナンシャルを設立し金融事業に参入。2022年3月にはU-POWERを設立しエネルギー事業を本格化。2023年3月にはプレミアム・プラットフォーム・ジャパンを完全子会社化し、同年6月にはParaviとU-NEXTのサービス統合を実施した。これらの動きにより、事業領域はエンタメ、店舗DX、通信、エネルギー、金融、不動産と多角化した。

プライム市場選択と商号変更を経て2024年以降

2022年4月、東京証券取引所の新区分においてプライム市場を選択し移行。2024年4月、商号を株式会社U-NEXT HOLDINGSに変更した。2024年12月にはネットムーブを完全子会社化し、連結子会社としてUSEN FinTechを設立。2025年5月にはくこくエネルギーを子会社化し、ミクロネシア連邦に再保険会社、マレーシアに現地法人を設立するなど、海外事業の拡大も進めた。2025年8月期の売上高は3904億円に達し、創業以来最高を更新している。

年表48件を開く

1960年代

  • 1961年6月創業大阪有線放送社として故宇野元忠が個人創業、2Pケーブルにて2チャンネルの有線音楽放送開始

2000年代

  • 2000年4月商号変更大阪有線放送社が㈱有線ブロードネットワークスに社名変更し、併せて本社を東京都千代田区永田町に移転
  • 2001年3月㈱有線ブロードネットワークスが光ファイバー・ブロードバンドサービスを、東京都世田谷区、渋谷区の一部地域にて開始
  • 2001年4月上場㈱有線ブロードネットワークスが、㈱大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(現:東京証券取引所JASDAQ)市場に上場
  • 2006年10月M&A㈱有線ブロードネットワークスが㈱アルメックスを株式交換により完全子会社化
  • 2007年6月テレビ向け動画配信サービス「ギャオネクスト」(現名称:「U-NEXT」)の提供開始
  • 2009年2月M&A㈱USENの完全子会社である㈱ユーズマーケティングから新設分割にて、㈱U’sブロードコミュニケーションズ(当社)を設立

2010年代

  • 2010年7月商号変更商号を㈱U-NEXTに変更
  • 2010年10月本社を東京都渋谷区に移転
  • 2010年12月㈱USENより、会社分割(略式吸収分割及び簡易吸収分割)にてテレビ向け有料映像配信サービス事業「U-NEXT」及び個人向け光回線等の販売代理店事業を承継
  • 2012年5月PC向けサービス開始(「U-NEXT」)
  • 2012年8月スマートフォン、タブレット向けサービス提供開始(「U-NEXT」)
  • 2014年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2014年12月資本金を17億7,634万円に増資
  • 2015年7月㈱USENが、レコチョクとの協業による店舗用BGM配信サービス「OTORAKU-音・楽」提供を開始
  • 2015年11月㈱アルメックスがユニロボット㈱と資本業務提携
  • 2015年11月㈱USENが東京電力㈱と業務提携に関する基本合意
  • 2015年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2017年12月M&A㈱USENと経営統合、商号を㈱USEN-NEXT HOLDINGSに変更、会社分割による持株会社体制へ移行資本金を9,445万円に減資
  • 2018年6月中国大手電子決済プラットフォーマーLakala社日本法人、㈱ラカラジャパンと業務提携
  • 2018年7月本社を東京都品川区に移転
  • 2018年8月店舗のトータルソリューション領域において㈱リクルートと業務提携
  • 2018年10月M&Aキャンシステム㈱の全株式を取得し、完全子会社化
  • 2019年3月㈱USEN Smart Worksを設立し、㈱USEN ICT SolutionsからSaaS事業を吸収分割により承継
  • 2019年9月アルバイトマッチングアプリ運営会社スポットメイト㈱(現、㈱USEN WORKING)と資本提携

2020年代

  • 2020年8月㈱新生銀行との合弁会社である㈱USEN-NEXT フィナンシャルにおいて、㈱アプラスと共同で当社グループの法人顧客向けに金融サービスを提供開始
  • 2020年9月グループのシナジーを生かし、飲食店へ向けた総合的な支援をしていくため㈱USEN FB Innovationを設立
  • 2022年2月中期経営計画「Road to 2025」策定
  • 2022年3月㈱U-POWERを設立し、本格稼働を開始
  • 2022年4月東京証券取引所の新区分においてプライム市場を選択、移行
  • 2022年6月サステナビリティへの取り組みにおいてマテリアリティに沿った重要指標(KPI)を策定し、推進
  • M&AWith/After コロナ時代にマッチした飲食店の未来を創造し、新たな収益機会の提供、総合的な経営支援を行うためWannaEat㈱(旧㈱バーチャルレストラン)を子会社化
  • 第1回国内無担保普通社債発行
  • 2023年3月M&A㈱プレミアム・プラットフォーム・ジャパンの完全子会社化及び㈱U-NEXTとの吸収合併
  • 2023年6月㈱U-NEXTが㈱TBSホールディングスと資本業務提携
  • 2023年6月M&A『U-NEXT』、有料動画配信サービス『Paravi』とサービスを統合
  • 2023年9月㈱USEN TRUSTを設立し、㈱USENから保証関連事業を吸収分割により承継
  • 2023年11月M&AWannaEat㈱が協業する㈱Toremoroを吸収合併
  • 2024年3月㈱USEN REALTYがグループの新事業である不動産事業を開始
  • 2024年4月商号変更㈱ U-NEXT HOLDINGS (旧㈱ USEN-NEXT HOLDINGS)に商号変更
  • 2024年7月㈱USEN Camera Solutions、㈱USEN FIELDINGを設立
  • 2024年9月㈱USEN WORK WELLを設立
  • 2024年12月M&Aネットムーブ㈱(現:㈱USEN FinTech)を完全子会社化
  • 2024年12月株式分割(普通株式1株につき3株の割合)を実施
  • 2025年4月創業ミクロネシア連邦国内にU-Reinsurance management Co., Ltd.を設立
  • 2025年5月M&Aくこくエネルギー㈱(現:㈱U-POWER GREEN MARKETING)を完全子会社化
  • 2025年5月創業マレーシア国内にAmane ASIA Sdn.Bhdを設立
  • 2025年7月㈱USEN MEDIA PROMOTIONを設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高中期経営計画「Rodo to 2030」で計画維持(数値未明記)
  • EBITDA中期経営計画で計画維持(数値未明記)
  • CAPEX中期経営計画で計画維持(数値未明記)
  • 自己資本比率一定のベンチマークを設定(数値未明記)
  • ROE一定のベンチマークを設定(数値未明記)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    オールインワン・エンターテインメントの強化

    動画、電子書籍、音楽・スポーツライブをワンストップで提供するサービスとオリジナルIP開発を強化し、顧客利用率とARPU向上を図る。

  2. 02

    店舗・施設向けDXサービスの拡大

    自社開発のUSENレジを基幹サービスとし周辺サービスと連携、新市場への競争力を強化。自動精算機のノウハウを活かし隣接市場へ進出。

  3. 03

    通信・エネルギー事業での顧客基盤拡大

    法人向けICTサービスの質向上と、再生可能エネルギー由来電力の販売拡大により脱炭素社会に貢献。家庭向け電力プランも普及。

  4. 04

    新たな収益の柱の育成(金融・不動産・グローバル)

    アクワイアリング事業やOMO決済への参入、不動産でのテナント誘致・集客支援、インバウンド需要取り組みなど新規事業を立ち上げる。

  5. 05

    人的資本と働き方改革の推進

    次世代リーダー育成と働き方改革「Work Style Innovation」を展開し、社員の自発性と成果を最大化、中長期的企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,737人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は650万円で、9期前と比べて+9.4%平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は9.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月414
2017年12月3,856
2018年8月4,073
2019年8月59437.48.24,876
2020年8月59937.98.74,845
2021年8月60437.68.04,692
2022年8月60136.88.04,846
2023年8月55536.48.14,905
2024年8月62336.58.45,344545
2025年8月65037.89.15,737551

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率35.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)46.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社28(国内 28 / 海外 0、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都品川区226億円
全社共通
主な関係会社
  • 国内
    ㈱UNO-HOLDINGS
    東京都 渋谷区 · その他の関係会社
    議決権50.1%
  • 国内
    ㈱USEN(注)3、4
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱USEN-ALMEX(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱U-NEXT(注)3、5
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権79.6%
  • 国内
    ㈱USEN ICT Solutions(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱USEN NETWORKS(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱U-NEXT LIVING PARTNERS(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TACT(注)3
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱U-MX(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱USEN WORKING(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Y.U-mobile㈱(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱USENテクノサービス(注)3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社16社を開く
  • ㈱ユーズミュージック(注)3東京都渋谷区100%
  • ㈱USEN Contact Center(注)3東京都渋谷区100%
  • ㈱USEN Smart Works(注)3東京都品川区100%
  • ㈱USEN PAY東京都品川区100%
  • ㈱U-POWER(注)6東京都品川区100%
  • Wanna Eat㈱東京都品川区100%
  • ㈱USEN TRUST(注)3東京都品川区100%
  • ㈱USEN REALTY東京都品川区100%
  • ㈱USEN Camera Solutions東京都品川区100%
  • ㈱USEN FIELDING東京都品川区100%
  • ㈱USEN WORK WELL東京都品川区100%
  • ㈱USEN FinTech(注)3東京都千代田区100%
  • ㈱USEN MEDIA PROMOTION東京都品川区100%
  • その他5社
  • ㈱minimini-NEXT東京都港区49%
  • ㈱USEN FINANCIAL東京都品川区51%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は3,904億円営業利益316億円前期と比べると増収増益で、売上が+19.5%、利益が+8.6%。

売上高
+19.5%
3,904億円
営業利益
+8.6%
316億円
純利益
+19.5%
184億円
営業利益率
8.1%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高4,240億円3,904億円
営業利益335億円316億円
純利益185億円184億円
1株あたり配当¥17¥17

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は1,195億円、営業利益は71億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+43.5%、営業利益は−7.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q684618.934
2023年4Q74226
2024年1Q7377510.242
2024年2Q7858310.645
2024年3Q833779.243
2024年4Q913566.124
2025年2Q1,8681668.994
2025年4Q2,0361507.490
2026年2Q2,1281818.599
2026年3Q1,195715.930

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は154億円から3,904億円へ25.4倍に増えた。直近期の営業利益率は8.1%。売上は7期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月154−11−9
2013年12月179712
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2014年12月232127
2015年12月340105
2016年12月458−4−9
㈱USENと経営統合、商号を㈱USEN-NEXT HOLDINGSに変更、会社分割による持株会社体制へ移行資本金を9,445万円に減資
2017年12月1,143334
キャンシステム㈱の全株式を取得し、完全子会社化
2018年8月1,0795032
㈱USEN Smart Worksを設立し、㈱USEN ICT SolutionsからSaaS事業を吸収分割により承継
2019年8月1,7586761
グループのシナジーを生かし、飲食店へ向けた総合的な支援をしていくため㈱USEN FB Innovationを設立
2020年8月1,93210149
2021年8月2,08414880
㈱U-POWERを設立し、本格稼働を開始
2022年8月2,37916287
㈱プレミアム・プラットフォーム・ジャパンの完全子会社化及び㈱U-NEXTとの吸収合併
2023年8月2,763204110
ネットムーブ㈱(現:㈱USEN FinTech)を完全子会社化
2024年8月3,2682912838.9154
ミクロネシア連邦国内にU-Reinsurance management Co., Ltd.を設立
2025年8月3,9043163098.1184

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高3,904億円のうち、営業利益として残るのは316億円8.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は184億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.0%2,616億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.9%973億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.1%316億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.3pt
8.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
4.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.4pt
20.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが207億円、投資CFが−202億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は569億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月−6−14−73
2013年12月3−1125
2014年12月5−635−140
2015年12月−9−1415−2332
2016年12月−2−4940−5120
2017年12月124−595582−471130
2018年8月101−55−3946137
2019年8月196−67−61129206
2020年8月80−78−402168
2021年8月157−42−67115216
2022年8月177−74−54103264
2023年8月107−9423113521
2024年8月159−106−4853527
2025年8月207−202355569

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は2,598億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,087億円で、自己資本比率は37.6%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月29−938
2013年12月424389.0
2014年12月92434946.6
2015年12月122487438.9
2016年12月1783814020.9
2017年12月1,2591221,1379.6
2018年8月1,2591501,10911.9
2019年8月1,4232121,21114.9
2020年8月1,3842571,12718.6
2021年8月1,4133331,08023.6
2022年8月1,5304031,12726.3
2023年8月2,0057771,22834.1
2024年8月2,2909201,36935.8
2025年8月2,5981,0871,51137.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
569億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
675億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
122億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,511億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中143位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中528位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.5%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
19.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,725で、1年前と比べて-15.7%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥1,725+0.2%1ヶ月+2.0%1年-15.7%時価総額3,111億円
過去52週の値幅
安値¥1,504高値¥2,180

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.5倍
PER (会社予想)16.8倍
PBR2.91倍
配当利回り0.99%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬の1686円から反発し、8月21日には1755円まで回復しましたが、1年前と比べると約18%下落しており、戻り相場の途上にあります。25日移動平均線(1717円)をやや上回り、75日線(1643円)に対しても+6.8%の位置にありますが、200日線(1773円)は下回っており、中期的には弱含みです。52週高値(2180円)からは約19%下の水準にあり、戻りは鈍いながらも下値は堅い展開です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは16.81倍と業界平均の48.57倍を大きく下回るが、PBRは2.96倍と平均とほぼ同水準。ROEは20.5%と非常に高く、収益性は優秀。配当利回りは0.97%と低いが、成長投資への再投資と解釈できる。業績は増収増益基調で、2025/8期の純利益も184億円と堅調。割安感はあるが、PBRが平均並みで、成長期待を反映しているため、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.5倍47.9倍
PER (予想)16.8倍
PBR2.91倍2.96倍
ROE20.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

動画配信市場の拡大を背景に有料会員を増やし成長を続けるが、競争激化によるコスト増や会員獲得減速が懸念。強気派は、独自の総合プラットフォームによる会員単価の高さや解約率の低さを評価。弱気派は、Netflixなどを含む競合との差別化の難しさ、コンテンツ調達コストの上昇、会員獲得の鈍化を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 総合プラットフォーム

    動画に加え書籍や音楽も楽しめる独自性

  • 収益力の高さ

    高いROEと利益成長を継続

  • 会員基盤の拡大

    有料会員数が順調に増加

  • 売上高3904億円と前期比19.5%増収2025年8月期影響

    売上高は3268億円→3904億円と636億円増加。増収率は18.3%から19.5%へ加速。

  • 純利益184億円と前期比19.5%増益2025年8月期影響

    純利益は154億円→184億円と30億円増益。増益率は売上高と同じ19.5%。

  • ROE20.5%と資本効率の高さ継続影響

    ROEは20.5%と高く、PBR2.9倍を支える収益力がある。

  • 株価1年24.4%下落による押し目買い不定影響

    株価は過去1年で24.4%下落。PER16.48倍と収益に対して過度に売られた可能性がある。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    大手動画配信サービスとの競争が激化

  • コスト増

    コンテンツ調達や配信コストが増加

  • 成長鈍化

    市場成熟で会員増加が鈍る懸念

  • 営業利益率が8.90%から8.09%へ低下2025年8月期影響

    営業利益率は前年の8.90%から0.81ポイント低下し8.09%。利益率の悪化が続く。

  • 営業利益増益率8.6%と売上成長19.5%に大きく劣後2025年8月期影響

    営業利益は291→316億円と25億円増にとどまり、売上高636億円増の伸びを利益に反映できていない。

  • 現在のPER16.48倍に対し予想PER16.8倍と悪化決算発表後影響

    予想PERは16.8倍と現行16.48倍を上回り、将来の利益成長が市場予想ほど期待できない可能性。

  • 配当利回り0.99%とインカム面で見劣り通年影響

    配当利回り0.99%、PBR2.9倍。成長性を評価する投資家以外の需要は限定的。

次の決算で確かめる点
有料会員数
事業規模と成長性を直接示す指標
会員当たり月間売上
ワンストップ提供による収益性を確認
解約率
会員の定着度とサービス満足度を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり17で、前期から+40.9%いまの株価に対する利回りは0.99%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥17
1株あたり
配当利回り
0.99%
いまの株価に対して
配当性向
60.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年8月2
2020年8月359.917.5
2021年8月36.04.4
2022年8月576.718.3
2023年8月743.420.1
2024年8月1153.425.4
2025年8月1640.960.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥17

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ63,244人。区分でいちばん多いのは事業法人60.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が67.0%を占め、残る33.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
事業法人26.225.825.661.261.060.5
個人・その他66.359.663.623.423.026.0
金融機関2.15.54.88.09.36.5
外国法人2.95.23.95.85.45.9
証券会社2.53.92.11.51.31.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱UNO-HOLDINGS50.09
02宇野 康秀6.95
03日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)3.66
04光通信㈱3.21
05㈱日本カストディ銀行(信託口)2.40
06㈱エスアイエル2.19
07㈱TBSホールディングス1.58
08㈱テレビ東京ホールディングス1.38
09上田八木短資㈱1.19
10高橋 慧0.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-06
    宇野康秀
    変更報告
    0.50%
    -6.94pt
  • 2026-07-03
    宇野康秀
    新規の大量保有報告
    0.50%
    -6.94pt
  • 2026-07-03
    株式会社TBSホールディングス
    新規の大量保有報告
    8.03%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+237%、1株純資産は13期で+1735%。直近期のROEは20.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月−74
2013年12月9829
2014年12月5426230.342.18.4
2015年12月3229011.540.626.3
2016年12月−57227−22.0
2017年12月212005.448.5
2018年8月5324923.530.9
2019年8月10135233.68.0
2020年8月8242821.015.417.5
2021年8月4518527.223.04.4
2022年8月4822323.614.618.3
2023年8月6138020.219.120.1
2024年8月8545420.422.225.4
2025年8月10254120.520.560.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/8期の役員報酬は総額416百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宇野康秀代表取締役社長 CEO63102,902,954
田村公正常務取締役55455,753
馬淵将平常務取締役 CIO53462,166
高橋信太郎取締役61320,400
佐藤明夫取締役60
夏野剛取締役6145,000
丸尾浩一取締役66
石山アンジュ取締役37
小林陽介常勤監査役5810,499
堀内雅生常勤監査役5676,200

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)634034057
社外取締役646468
監査役2303015

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,664字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社29社及び持分法適用関連会社2社で構成され、親会社は㈱UNO-HOLDINGSです。 セグメントは、個人向け映像配信サービスを提供する「コンテンツ配信事業」、業務店やホテル・医療機関等の施設向けに店舗DXサービス、音楽配信サービスや集客支援サービスの提供、自動精算機等の開発、製造、販売を行う「店舗・施設ソリューション事業」、法人向けのネットワーク、セキュリティサービスやインターネットサービス等の提供、業務店・商業施設向け高圧、低圧電力の提供を行う「通信・エネルギー事業」、更に新たな収益の柱を目指す新規育成事業と位置付け、金融サービス、不動産サービスを提供する「金融・不動産・グローバル事業」の4つに分類しております。 当社グループでは、これらの事業を通じて店舗や街、暮らしの中に便利さや快適性、喜びや感動を提供してまいります。 また、当連結会計年度から一部報告セグメントを変更しております。変更の内容については、「第5経理の状況、1連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、注記事項内、(セグメント情報等)」の「1.報告セグメントの概要(3)報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。 (1) コンテンツ配信事業 コンテンツ配信事業は、連結子会社の㈱U-NEXT、Y.U-mobile㈱が運営しており、映像配信サービス「U-NEXT」等の提供・販売を行っております。 『U-NEXT』は、個人向けの月額課金型の有料サービスで、映画やドラマなどの動画作品、電子書籍、音楽・ライブなどをシームレスに楽しめる、ジャンルを超えたエンタメ体験をお届けしています。 海外や韓流の人気コンテンツをはじめ、TBS、テレビ東京の放送中ドラマやバラエティ、欧州サッカー、国内外の格闘技、ゴルフツアーなどのスポーツ、音楽、ライブ配信など様々なラインアップの充実化に努めております。 更に、オリジナルIPの開発及び映像化展開にも注力・強化しており、魅力的で満足度の高いサービスを目指しております。 (2) 店舗・施設ソリューション事業 店舗・施設ソリューション事業は、連結子会社の㈱USEN、㈱USEN-ALMEX、㈱USEN Camera Solutions、㈱USEN FIELDING、㈱USENテクノサービス、WannaEat㈱、㈱USEN Contact Center、㈱ユーズミュージックが運営しており、音楽配信・店舗DXサービスを始めとする店舗ソリューションの提供・販売・施工、飲食店向け集客支援、フードライセンスシェアリングサービス、音楽著作権の管理・開発等を行っております。 店舗ソリューションサービスは、音楽配信サービス、店舗DXサービスを全国の業務店、チェーン店や個人のお客様に提供しております。 また、施設ソリューションサービスは、ビジネスホテル・シティホテル、レジャーホテル、総合病院等の医療機関やクリニック、ゴルフ場等向けに、自動精算機、ホテル管理システム、受付機・案内表示機等の開発・製造・販売・メンテナンスを行っております。 更に、POSレジ『USENレジ』を基幹サービスと位置づけ、Wi-Fi、IPカメラ、デジタルサイネージなどのIoTサービスなど店舗運営に必要なソリューションを提供に注力しております。 (3) 通信・エネルギー事業 通信・エネルギー事業は、連結子会社の㈱USEN NETWORKS、㈱U-NEXT、㈱USEN ICT Solutions、㈱USEN Smart Works、㈱TACT、㈱U-MX、㈱USEN WORKING、㈱USEN WORK WELL、㈱U-POWERが運営しております。 通信事業では、法人向けに㈱USEN ICT Solutionsが「USEN GATE02」ブランドでサービスを提供しており、ネットワーク、セキュリティ、クラウドサービスを総合的に提案できる強みを活かし、ICTソリューションの「マルチサービスベンダー」としてICT環境構築の提案・販売を行っております。 業務店向けには、主に㈱USEN NETWORKSが自社で提供する光回線『USEN光plus』、ISP『USEN NET』や次世代IP電話サービスなど、お客様のニーズに合わせて様々なサービスの提供を行っております。 エネルギー事業では㈱U-POWERが『U-POWER』『USEN でんき』『USEN GAS』を提供しており、企業のESG経営・SDGs対応を支援するため、店舗・施設が消費するエネルギーのグリーン化を推進しております。 (4) 金融・不動産・グローバル事業 金融・不動産・グローバル事業は、連結子会社の㈱U-NEXT LIVING PARTNERS、㈱USEN TRUST、㈱USEN REALTY、㈱USEN PAY、㈱USEN FinTechが運営しております。 金融・不動産事業では、割賦販売、リース、キャッシュレス決済、損害保険、家賃保証、商業ビル運営や不動産仲介等のサービスを提供しております。 グローバル事業では、日本国内で展開してきたバーチャルレストラン事業のナレッジやノウハウを活かして、ハラール認証を取得した食品の製造販売、及び東南アジアを中心としたイスラム圏でのフードデリバリーブランドのフランチャイズ事業の拡大に注力しております。 セグメントの名称   会社名   事業内容 コンテンツ配信事業   ㈱U-NEXT(連結子会社)   個人向け映像配信サービス、コンテンツプラットフォームの運営・販売 Y.U-mobile㈱(連結子会社)   個人向けMVNOサービスの提供、販売 店舗・施設ソリューション事業   ㈱USEN(連結子会社)   音楽配信サービスの提供、店舗ソリューションサービスの提供・販売 ㈱USEN-ALMEX(連結子会社)   ホテル・病院・ゴルフ場向け、自動精算機等の業務管理システムの開発、製造、販売 ㈱USEN Camera Solutions(連結子会社)   防犯・監視・AIカメラソリューションサービスの提供・販売 ㈱USEN FIELDING(連結子会社)   電気工事・電気通信工事・情報通信機器設置の管理や修理、保守に関するサービスの提供 ㈱USENテクノサービス(連結子会社)   建設業、電気工事・通信設備工事、ビル・店舗設備の修繕・保守に関するサービスの提供 WannaEat㈱(連結子会社)   フードライセンスシェアリングサービスの提供・販売 ㈱USEN Contact Center(連結子会社)   コールセンター受託事業、デジタルBPO事業 ㈱ユーズミュージック(連結子会社)他1社(連結子会社)   音楽著作権の管理・開発事業 セグメントの名称   会社名   事業内容 通信・エネルギー事業   ㈱USEN NETWORKS(連結子会社)   店舗・施設向け通信回線サービスの提供、及び代理販売 ㈱U-NEXT(連結子会社)   個人向けMVNOサービス、固定ブロードバンド回線サービスの提供・販売 ㈱USEN ICT Solutions(連結子会社)   法人向け回線販売、ICTサービスの提供・販売 ㈱USEN Smart Works(連結子会社)   法人向けクラウドサービス等の提供・販売 ㈱TACT(連結子会社)   コールセンター受託、AIコンシェルジュサービスの提供 ㈱U-MX(連結子会社)   通信回線等の代理販売 ㈱USEN WORKING(連結子会社)   人材関連サービスの提供 ㈱USEN WORK WELL(連結子会社)   オフィスソリューション事業、AI事業 ㈱U-POWER(連結子会社)他5社(連結子会社)   業務店、商業施設向け高圧・低圧電力の提供・販売 ㈱minimini-NEXT(持分法適用関連会社)   通信回線等の代理販売 金融・不動産・グローバル事業   ㈱U-NEXT LIVING PARTNERS(連結子会社)   マンション向け通信回線等サービスの提供、及び代理販売 ㈱USEN TRUST(連結子会社)   家賃債務保証サービス、各種製品の品質・性能保証サービスの提供 ㈱USEN REALTY(連結子会社)   商業ビル運営サービスの提供 ㈱USEN PAY(連結子会社)   キャッシュレス決済サービスの提供・販売、店舗向け集客向け総合支援サービスの提供 ㈱USEN FinTech(連結子会社)   キャッシュレス決済サービス等の提供 ㈱USEN FINANCIAL(持分法適用関連会社)   クレジットカード業務、包括信用購入あっせん・個別信用購入あっせん業務 ※上記のほか、非連結子会社12社、持分法非適用関連会社1社があります。
経営方針・対処すべき課題4,305字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社は「NEXT for U」をコーポレートスローガンとして定めております。これは、世の中のすべての人々の未来のために、エンターテインメントとテクノロジーで、未来をもっとより良く、新しいものに。という私たちの姿勢と決意を示しております。更に様々な社会課題を解決していくことが新たな事業機会であると捉え、世の中にそうした価値を提供する存在であり続けたいと考えております。 当社グループでは、2025年8月期を最終年度とする中期経営計画「Rodo to 2025」を策定しておりますが、計画が順調に推移したことから、新たに中期経営計画「Rodo to 2030」を策定しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、グループ企業価値の最大化のための経営目標として、「売上高」、「EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益)」及び「CAPEX(資本的支出)」を計画どおり維持するとともに、財務バランスの健全性を計る指標である「自己資本比率」、及び①収益性(売上高当期純利益率)、②効率性(総資本回転率)、③負債の有効活用度(財務レバレッジ)で構成される「ROE(株主資本利益率)」を重要な経営指標として一定のベンチマークを設定し事業運営しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、ホールディングス体制の下、顧客資産の共有化・事業会社間の連携強化・専門領域に特化し、事業価値の最大化を図っております。当社グループの経営資産である、音楽コンテンツ、IoT各種商材、ネットワークインフラによる安定した顧客基盤を最大限に活用することを企図し、強力な直販体制を今後も維持しつつ、同時にテレマーケティング、WEBマーケティング、代理店網などの販売チャネル等を活用していくことによりグループシナジーを最大化させ、安定的に利益を創出してまいります。 また、急速に変化するテクノロジー/社会環境に対して、IoT・AIといったIT技術等を活用し市場におけるニーズやビジネス機会をいち早く捉え、迅速な意思決定の下で、コンテンツ配信事業、店舗・施設向けIoT/DXサービス、法人向けICT/SaaSサービスの成長分野においてサービス創出力、成長性、利益創出力を強化してまいります。 5年後、10年後の社会を見通し、そこで何が求められるのかを見極め、その実現に全力を注いでいくことが、当社グループの持続的成長につながるものと考えております。 事業そのものを通じて、持続可能な社会の実現に貢献するため、常に革新的なサービスを生み出し続けられるグループ企業であることが必要と考えております。そのためには「人財」が最も重要な経営資源と考え、「次世代を担うリーダーが育つ組織」作りに注力するとともに、社員ひとりひとりが、働くことに真剣に向きあい、働きの質を変えるためグループ全体で働き方改革「Work Style Innovation」を展開しております。 ソフト(制度)とハード(設備)の両軸を整備していくことで、社員が自発的にかつ意欲的に動き、ひとりひとりの仕事の成果を最大化させるばかりでなく、シナジーを生み出し、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、2025年10月に中期経営計画「Road to 2030」を策定・公表しております。 また、当社は、「NEXT for U」をコーポレートスローガンとして、事業活動を通じてマテリアリティに取り組み、社会課題解決を推進しております。 当社グループの事業活動自体が社会課題の解決に繋がっていること/そのために私たち自身がサステナブルな存在である必要性、を基本方針に掲げ、コーポレートスローガンである「NEXT for U」を目指す姿とし、その実現に向けた6つのマテリアリティを特定しました。 6つのマテリアリティ   [事業を通じた社会貢献]1、エンターテインメントで人々の心を豊かに2、テクノロジーで便利さと快適性を3、未来に繋がる社会インフラ[事業を支える基盤]4、多様な人材が集まり育つ組織5、進化し続けるガバナンス体制6、盤石な顧客基盤 事業セグメントにおける経営課題は、以下のとおりであります。 <コンテンツ配信事業> コンテンツ配信事業は、引き続き動画配信市場の拡大が見込まれる一方、消費者によるサービスの選択集中が行われております。このような状況下で「U-NEXT」は圧倒的なコンテンツラインアップを強みとして順調にシェアを伸ばしております。今後更なる事業成長のため、下記課題に取り組んでまいります。 ①競争優位にあるジャンルの継続的な強化を行うとともに、注目ジャンルである音楽、スポーツについて、費用対効果を考慮した強化により、全ジャンルで国内No.1ラインナップの実現を目指す。 ②動画、電子書籍、音楽・スポーツライブをワンストップで提供する「オールインワン・エンターテインメント」とオリジナルIP開発を強化していく。 ③U-NEXTポイントの充実化を図ることで、サービス全体の利用価値を高め顧客利用率の改善、ARPU向上を図る。 <店舗・施設ソリューション事業> 店舗・施設ソリューション事業は、新たな市場を開拓し、顧客基盤の裾野拡大を図っていく必要があると認識しております。 店舗ソリューションにおいては、国内シェアが高い店舗向け音楽配信による安定収益と盤石な顧客基盤、更に店舗向けサービスをワンストップで提供できる体制が強みと考えております。 今後は、自社開発したUSENレジを基幹サービスと位置付け、周辺サービスとの連携を進め新たな市場に対しても競争力を強化していきます。 また、施設ソリューションにおいては、自動精算機の国内シェアが高く、また、ハード、ソフト、エンジニア保守の三位一体での価値を提供できる点が強みと考えております。 今後は、これまで培ってきたノウハウ・ソリューションを基に、新たな隣接市場への進出にも取り組んでまいります。 <通信・エネルギー事業> 通信・エネルギー事業は、「中小企業のインフラ適正化」をミッションに、実質再生可能エネルギー由来電力の提供拡大により、環境負荷を低減し持続可能な社会の実現に向け取り組んでいく必要があると認識しております。 通信事業においては、直販営業によるICTサービスのマルチベンダー戦略によるサービス提供や顧客ニーズに合ったグループ商材をバンドルして提供できる点が強みと考えております。 今後は、法人向けには、プロダクト専門体制を構築し質の高いアプローチを行い顧客満足度の向上を推進していくとともに、店舗・個人向けには、グループ保有のセールスチャネル以外の戦略的なアライアンスにより顧客の拡大に取り組んでまいります。 エネルギー事業においては、直販営業、販売代理店、インサイドセールスといった販売チャネルと店舗・施設の顧客基盤を有効に活用できる点が強みと考えております。 今後は、企業向けの実質再生可能エネルギーの高圧・低圧電力プランの販売推進に加え、家庭向けプランの普及・拡大を進めることで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。 <金融・不動産・グローバル事業> 金融・不動産・グローバル事業は、当社グループの既存事業を補完補強する付加価値サービスの提供により、新たな収益の柱を目指す育成事業であると認識しております。 今後は、金融事業においては、アクワイアリング事業の稼働や非対面決済領域(OMO決済)への参入にも取り組んでまいります。 不動産事業においては、当社グループの顧客基盤を活かしたテナント誘致・集客支援を通じて、地域社会の人流の賑わいを創出し、活性化に取り組んでまいります。 グローバル事業においては、海外展開のアウトバウンド事業の探求のみならず、インバウンド需要の取り組みも重点領域として新規事業の立ち上げも取り組んでまいります。 <全社> ① 内部統制・コンプライアンス 当社グループは社会的責任を果たすべく全社的にコンプライアンス体制の強化を推進しております。当社グループでは「USEN&U-NEXT GROUP 行動規範」を策定し、役員及び従業員が遵守すべき基本的な規範を定めるほか、コンプライアンス推進室を設置し、定期的な啓蒙活動を通じてコンプライアンスに対する意識を高めております。 更に、報告の信頼性確保、事業活動に関わる法令等の遵守、並びに資産の保全を中心に効率的で適法な企業経営体制を構築するため今後ともコンプライアンス体制の一層の強化に取り組んでまいります。 ② コーポレート・ガバナンス 当社は、流動的な経営環境のもとで、企業の継続的な発展と株主価値向上のためコーポレート・ガバナンスに関する体制の強化と推進を経営の最重要課題としております。 企業基盤を確かなものとし、競争力、成長力を高め、企業価値の向上、並びに社会的責任を果たすため、当社では取締役会、監査役会、経営会議、執行役員制度を軸とした業務執行機能、及び内部監査機能、取締役会の任意の諮問委員会である指名・報酬委員会、特別委員会を設置しております。指名・報酬委員会は、独立社外取締役が議長を務め、取締役の指名及び報酬の決定における公正性・透明性・客観性を高めております。また、特別委員会は、少数株主との利益が相反する取引・行為について独立社外取締役による審議・検討を行う体制を整備しております。 ③ 事業活動を支える人的資本の強化 当社グループでは、中長期的に提供価値を創出し、サステナブルな社会の実現のため多様な人材が集まり育つ組織の強化に取り組んでおります。 そのために様々な働き方と成長支援の施策を行っております。 (ご参考) https://unext-hd.co.jp/culture/ ④ 市場ニーズへの対応 当社グループの顧客は、業種・規模等様々であり、また、課題・ニーズも多岐にわたっております。 当社グループでは、様々な機会をとらえて顧客の課題やニーズをとらえて、その課題解決のための取り組みや、課題解決力の向上が必要と考えております。 今後、社会的な課題や顧客の課題・ニーズに対応するため、IT技術等を駆使し、新たなサービス・商品の創出等、様々な課題解決に取り組んでまいります。
事業等のリスク8,023字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業の状況及び経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及び投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。 当社グループは、主に国内において多角的に事業を行っており、それらの事業において、様々なリスクに晒されております。 当社は、これらのリスクが現実化、顕在化する可能性を想定した上で、グループ共通規程として「リスクマネジメント基本規程」を定めております。また、代表取締役社長直轄のリスク管理委員会を設置し、当社グループにおけるリスク管理をおこなっております。 しかしながら、当社の有価証券に関する投資判断は本項及び本書中の本項以外の記載内容もあわせて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、以下の事項のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 <コンテンツ配信事業に関するリスク> ① 外部要因、競合について 当事業においては、我が国の人口減少や急速な高齢化に伴い動画配信サービスを視聴するコアな年齢層の人口減少は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 同時に、巨大資力を有する海外資本を含めた新規参入事業者や既存事業者との間で競争優位性確保のためのコンテンツ調達、制作等における競争激化が予想されます。 競争力の低下や継続的なコンテンツのラインナップが維持できず競合他社と比較してコンテンツの魅力度が劣るなどにより契約者の減少が生じる場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、多様化する契約者の生活態様の満足度向上に資する、映像・音楽・スポーツ・エンタメ・書籍などコンテンツの拡充を図ると共に、サービスやデバイス等の利用快適性、利便性を高め、幅広い年齢層へのサービス訴求を図ることによって、既契約者の満足度の向上、ならびに当事業の潜在的需要者への契約動機づけの深耕は十分可能であるため、恒常的な顧客嗜好分析及び競合サービスとの差別化分析とこれらへの対処により市場競争力を維持し、更なる契約者数の拡大に取り組んでまいります。 <店舗・施設ソリューション事業に関するリスク> ① 外部要因について 当社グループの主要顧客である業務店においては、原材料価格、電気・ガス等の燃料費や人件費の高騰に対して十分に価格転嫁できず、また、深刻な人手不足等により事業継続が困難となり廃業する店舗が増加した場合や、感染症のまん延等により長期間にわたり店舗、施設の営業が困難となる場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、今後業務店の営業において、非接触、非対面による商品の注文やロボットによる省人化、自動精算機やキャッシュレス化への需要が高まることが想定されることから、これらの需要に対応したサービス、商品開発を行い、直営業のみならず代理店等を活用した多様な販売経路の拡充により、既存契約顧客からの売上維持、向上とともに新規契約者数の増大に努めてまいります。 ② イノベーションについて 当事業は、当社グループの主要な事業であり、今後も、安定的な収益基盤の堅持を図っていく必要があると認識しております。そのため、店舗開業支援、各種インフラ等の事業環境の構築、店舗運営からその後のDX化まで総合的な支援を提案しております。 しかしながら、将来における技術革新や方向性、市場ニーズを正確に予測することができず、当社グループが提供する商品やサービスの改良・開発が適時適切に実施されず陳腐化し、市場競争力が低下した場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、AI等の新技術の動向に注視し、常に顧客ニーズの把握と顧客への提案力増強に努めることで、既存商品、サービスの更新、拡充に加え、新商品・新サービスの開発に努め、新たなビジネスモデルの創造に取り組んでおります。 ③ 製品・部品の調達について 当事業における製品、部品や材料については複数のサプライヤーから調達しております。これらの製品等の調達においては、政治・経済の混乱、感染症のまん延・国際紛争の多発・テロによる社会的混乱や世界的な需給構造の変化が、サプライヤー、生産、物流網に至るサプライチェーン全体に影響を与えております。 これらの影響を受け製品・部品の調達が、継続的に、また安定的な価格により必要な数量確保できない場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 品質について 当事業では、顧客特性に合わせた商品・サービスや様々な態様に応じた商品、サービスの提供に取り組んでおりますが、不具合や不都合により予期せぬ事故等が発生した場合、当社グループの社会的信頼の失墜、ブランド価値の毀損や製造物責任に関する対処、その他の義務履行に直面する可能性があります。 当社グループでは、社内基準を基に製品の品質と信頼性の維持向上に努めておりますが、万が一当社グループの商品・サービスに起因する事故等が発生した場合に備え、経済的な負担や賠償責任による財務的インパクト軽減のために適宜適切な保険等に加入するなど対応に努めております。 ⑤ 代理店の管理 当事業では、当社サービスの利用契約の獲得を自社営業による直販の他、代理店を活用して拡販を進めております。これらの代理店による獲得活動が正しく行われず、顧客とのトラブルに繋がり、不法行為が行われた場合には、契約取次を委託している当社グループの社会的信頼・信用の失墜等の影響を受ける可能性があります。 当社は、傘下代理店に対し業務が適正に行われるよう、指導・監督等必要な対応を行ってまいります。 <通信・エネルギー事業に関するリスク> ① 外部要因について 通信分野では、通信事業者の事業方針等により大幅な取引条件の変更が生じ、取次の対価としての手数料が大幅に悪化した場合や当事業における傘下販売代理店の活動が停滞し、取次件数が事業計画通りに進展しない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、直販営業による顧客ニーズの把握や改善提案に注力するとともに、傘下代理店等を活用した幅広い情報収集やAI等最新技術を活用した商品・サービスの開発によって、様々な顧客ニーズにマッチした商品、サービスの提供に取り組んでおります。 エネルギー分野では、エネルギーの需要は経済の伸長により増加していくことが予想されます。一方、電力価格は国際紛争等の継続により不安定な状況であり、当事業における電力の調達価格にも影響を及ぼしております。今後調達価格が上昇し、利用顧客の電気利用料金に波及する場合、価格優位性が低下し、新規顧客の獲得数減ならびに既存顧客の解約、他事業者への乗り換えなどにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、自社で調達し提供する電力サービスは、一定の割合で自然エネルギーを導入して提供することにより、顧客先と共に環境問題に向きあい、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを行ってまいります。 ② 競合について 通信分野では、MVNOサービス、特に個人向けサービスにおいて、既存の競合事業者に加え、更なる新規参入事業者により、価格を含めた一層の競争激化が予想されます。 競争激化にともない、競争力が低下し売上高が減少又は事業計画以上に広告宣伝及び販売促進などの費用が増加した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、エネルギー分野では、電力の調達価格が上昇するなど不安定な事業環境の中、当社グループのみならず競合事業者各社においても、事業収支改善に向けた対応の検討、実施が恒常化されており、引き続き顧客獲得競争が強まることが予想されます。 これに加え、自然エネルギーへの切替など世界的取り組みに基づく顧客ニーズへの対応の遅れによる顧客流出リスクもあり、これらの要因により売上高が減少した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、グループの顧客資産を生かし、環境問題へ取り組みつつ、当社グループのサービス・商材を組み合わせてワンストップでサービスを提供することにより顧客の利便性の向上や社会貢献の一助になることで当社サービスの競争力強化に取り組んでおります。 ③代理店の管理 当事業では、当社サービスの利用契約の獲得については代理店を活用して拡販を進めております。これらの代理店による獲得活動が正しく行われず、顧客とのトラブルに繋がり、不法行為が行われた場合には、契約取次を委託している当社グループの社会的信頼・信用の失墜等の影響を受ける可能性があります。 当社は、傘下代理店に対し業務が適正に行われるよう、指導・監督等必要な対応を行ってまいります。 <金融・不動産・グローバル事業に関するリスク> ① 外部要因について 当事業においては、当社グループが強みを持つ店舗・施設市場における安定的な資金繰り対策や最適な出店立地の確保といった顧客の本質的なニーズに応えるサービス価値を提供することで既存事業を補完し、BtoB事業全体の成長することを目指しておりますが、経済環境の変化や感染症のまん延により経済活動が滞った場合や、自然災害等により不動産市場における資産価値が低下した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について 金融・決済、保証サービスでは、既存の競合事業者に加え、更なる新規参入事業者により、各サービス条件を含めた一層の競争激化が予想されます。 競争激化にともない、競争力が低下し売上高が減少又は販売促進などの費用が増加した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、グループの顧客資産を生かし、当社グループのサービス・商材を組み合わせてワンストップでサービスを提供することにより顧客の利便性の向上や社会貢献の一助になることで当社サービスの競争力強化に取り組んでおります。 <その他のリスク> (1)コンプライアンスに関するリスク ① 事業に係る法令順守について 当社グループは多岐にわたる事業領域においてビジネスを行っており、各事業においては、「放送法」、「著作権法」、「消費者契約法」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「電気通信事業法」、「旅館業法」、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、「特定商取引に関する法律」、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」、「職業安定法」、「建設業法」、「宅地建物取引業法」等の法的規制を受けております。 当社グループは、上記を含む各種法的規制等について誠実に対応しておりますが、不測の事態等により、万一当該規制等に抵触しているとして何らかの行政処分等を受ける場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、これらの法令や規則等の予測不能な変更あるいは新設が、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、グループ管理統括部を中心に弁護士の助言、指導をうけながら当該規制等の適用を受ける事業会社と連携し未然の予防を講じております。また、リスク管理委員会では許認可を有する事業会社に対して定期的な報告を求めるなど、全社的な状況把握に努めております。 更に、2025年3月にコンプライアンス推進室を立ち上げ、グループ全体のコンプライアンスの啓蒙を推進しております。 ② 知的財産権について 当社グループの各事業において取り扱うコンテンツは、原作者、脚本家、翻訳家、監督、カメラマン、作詞家、作曲家、実演家等の著作権、コンテンツ出演者の肖像権、権利元の商標権等多種多様な知的財産権を含んでおります。 当社グループの何らかの行為が権利元との契約に反する等として、買付契約の解除又は当該コンテンツの使用差止め若しくは損害賠償の請求を受ける可能性があります。同様に、各関係者において当社との契約に反する事態が生じる可能性は皆無ではなく、その場合には、権利元と直接の契約関係を有する当社が権利元から債務不履行の責任を追及され、買付契約の解除又は当該コンテンツの使用差し止め若しくは損害賠償の請求を受ける可能性があります。 当社グループでは、かかる知的財産権の取り扱いについて、権利元、映画製作会社、ビデオソフトメーカー、放送局等、知的財産権を有する関係者との契約においてそれぞれの責任範囲を明確にし、知的財産権を含む各種権利等を侵害しないように努めております。 また、顧客に提供する音楽等のコンテンツは、著作権法上の著作物又は実演等に該当するため、著作権法の規制を受けております。 法令・契約に従い、著作権使用料(二次使用料を含みます。以下同じ。)を支払っておりますが、取引条件の急激な変更等が生じた場合には、業績に何らかの影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、急激な取引条件の変更とならないよう密に著作権管理者等とのコミュニケーションを図っております。 (2)情報セキュリティに関するリスク ① 情報セキュリティについて 当社グループは、安全・安心に利用できるサービスを提供するため、当社を中心に「Usirt(ユーサート)」を設立し、計画的に外部による監査を実施するなどグループを挙げて情報セキュリティに取り組んでおります。 しかし、サイバー攻撃、人為的ミスや故意による不法行為、システムや機器等の脆弱性などにより、情報漏洩、データの破壊・改ざん、サービス停止などの被害が発生した場合、当社グループの事業及び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、社員レベルで定期的にeラーニング等の情報セキュリティ研修を実施するなどの対応に取り組んでおります。 ② 個人情報保護について 当社グループでは個人情報保護の体制強化と教育に継続して努めております。しかしながら完全な保護を保証できるものではなく、外部からの不正アクセスやシステム不具合、内部犯行、人的ミス、預託先や提供先の管理ミス等による個人情報漏洩の可能性は常に存在しております。 個人情報が漏洩した場合、当社グループの信用の低下、損害賠償の請求、状況調査や対応策検討、システム改修等による対応コストが発生するおそれがあります。また、サービスの停止も含め、今後のサービス提供に関する計画変更を余儀なくされるおそれがあり、当社グループの事業及び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「Usirt」を中心に、情報セキュリティの理解を深め、個人情報の正しい取扱いに向け社員レベルで定期的に研修を実施するなど対応に取り組んでおります。 (3)財政・資金調達等に関するリスク ① 財政状態等について 今後当社グループの各事業における営業活動から生じる損益又はキャッシュ・フロー、若しくは固定資産の市場価格等が変動することにより次期以降に追加の減損の必要が生じた場合、当該資産について相当の減損処理を行うことにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、当社グループ管理統括部を中心に、グループ会社毎における月次キャッシュ・フロー管理を行うとともに、保有資産の評価を行い適切な対応を行っております。 ② 為替について 当社グループの取引先は海外領域も含まれており、外貨建取引により生ずる外貨建債務は外国為替レートの変動を受ける為、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは市場環境や為替レートの変動による影響は完全に排除できませんが、マーケット動向を注視し、適宜対策を講じるなど業績や財務状況に大きな影響を与える可能性を低減するよう努めております。 ③ 金利上昇について 国内外の経済情勢の変化や金融政策の変更により市場金利が上昇する場合、借入金の利息負担増加や、新規資金調達コストが上昇することにより、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、このようなリスクに対し、資金調達手段の多様化、固定金利比率の適切な管理、及び財務体質の強化を通じて金利変動リスクの抑制に努めております。 (4)ガバナンスに関するリスク 当社グループは、完全持株会社である親会社と各事業を行う事業会社で構成されております。当社グループにおいては、企業価値の持続的な増大を図るためには、コーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識のもと、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、更に健全な倫理観に基づく法令遵守の徹底が必要と認識しております。 事業の急速な拡大にともなって、十分な内部管理体制の構築が追いつかない状況が発生する場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 各事業会社は原則取締役会・監査役設置会社であり、「取締役会規程」をはじめグループ共通の各種規程を定め自主的に企業運営を行っております。また、当社グループでは、「グループ会社管理規程」を制定し、事業会社において一定基準を超える重要な案件は親会社の承認を求め、更に管理部門による各社の事業活動状況のモニタリング、監査室による監査を行う等、グループの管理体制の充実に努めております。 (5)訴訟等に関するリスク 現在、当社グループの業績に影響を及ぼす訴訟が提起されている事実はありませんが、その事業活動の遂行過程において締結した各種契約等について、契約の相手先から、想定外の事象が発生するなどで、法的手続きを起こされた場合、多額の費用が発生し、また、当社グループの事業活動に支障をきたすおそれがあります。 (6)自然災害等の大規模災害に関するリスク 地震、津波、台風等の自然災害や火災等の事故及び通信ネットワークを含む情報システムの停止、感染症の拡大等により、当社グループの事業活動が停滞又は停止するような被害が長期間に及んだ場合、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 当社グループでは、「危機管理規程」を制定し、これに加えグループ全従業員の安否確認システムや停電時の事業所内電源を確保するなど、緊急時には対応が的確に行えるよう体制を整備しております。 また、新型コロナウィルス感染症拡大下での対応・対策・ノウハウは当社グループ内で承継し、今後も起こりうる大規模災害に備えてまいります。 (7)雇用・人事に関するリスク 当社グループが継続的に事業の伸張を実現するためには継続した人材の確保が不可欠であると考えており、そのために採用の強化、人材育成に注力していく方針であります。 しかしながら、必要とされる人材の確保や人材育成が計画通り進まず、もしくは核となる人材の予期しない流出が生じた場合、当社グループの競争力が低下し、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは採用チャネルの拡大など採用ブランディングを強化するとともに、当社グループの働き方改革である「Work Style Innovation」の展開、若手社員の報酬水準の引き上げ等、生産性の高い働き方を実現するための環境整備を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)9,358字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び当社の関係会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループでは、世の中のすべての人々の未来のために、エンターテインメントとテクノロジーで未来をもっとより良くしていくという想いから、「NEXT for U」というコーポレートスローガンを掲げ、今後もより多くの人に信頼され期待される企業グループへの成長を目指しております。 当社グループの事業セグメントは、個人向け映像配信サービスやMVNOサービスを提供する「コンテンツ配信事業」、業務店や施設向けの店舗DXサービス、音楽配信サービスや、医療機関・ホテル向けの自動精算機、フロント管理システム等を提供する「店舗・施設ソリューション事業」、オフィス向けネットワーク、セキュリティサービスの提供、インターネットサービス等の代理販売や業務店・商業施設向けに高圧・低圧電力を提供する「通信・エネルギー事業」、保証・保険・不動産・金融決済サービス等を提供する「金融・不動産・グローバル事業」の4事業となっております。 当社グループは、業務店・ホテル・病院や中小オフィスといったBtoB市場や、映像配信・通信サービスにおけるBtoC市場などの様々な顧客が最大の資産であると考えております。 BtoB市場においては、経営課題を解決・支援していくため、既存の事業に加え新たに金融・不動産サービス等をワンストップで提供していくこと、BtoC市場においては、『U-NEXT』を中心として更なる品質・サービスの向上により多くの顧客に価値ある体験を届けていくことを重要な経営テーマとして注力しています。 当連結会計年度においては、企業収益、雇用や所得状況の改善、インバウンド需要の増加等により回復が見られた一方、米国トランプ政権が進める関税政策による混乱、記録的な異常気象による自然災害の多発、米不足や物価の高騰、深刻な人手不足など様々な問題により、当社顧客を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。 このような状況下、2024年9月よりグループの事業領域をセクターに区分するとともに、担当役員を配置いたしました。 セクターにおいては、組織再編により機能に特化した新たな組織を創出し、それぞれの役割・機能を明確化してまいりました。 横断的視点による戦略立案、機動的でスピード感をもった事業展開の実現やグループ内の新たなシナジーの創出にも注力して参りました。 また、企業としての持続可能性(サステナビリティ)を強化するため「次世代を担うリーダーが育つ組織」作りも注力するとともに、顧客の様々なニーズや課題に対応した、革新的なサービスを提供し続けられる組織・体制構築に努めてまいりました。 更に、企業の持続的な成長のために最も重要な経営資源は「人財」であるとの考えから、社員の働きやすい環境整備にも注力しております。その一環として当社グループでは、採用競争力の強化、及び従業員エンゲージメントの向上を目的に若手社員の報酬水準の引き上げを行ってまいりました。将来を担う若い世代への投資は継続的に行ってまいります。 この結果、当社グループの当連結会計年度における業績は、売上高390,408百万円(前年同期比19.5%増)、営業利益31,571百万円(前年同期比8.5%増)、経常利益30,900百万円(前年同期比9.1%増)、また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、18,395百万円(前年同期比19.8%増)となりました。 当社グループの各セグメント別の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)及び営業利益は以下のとおりであります。 また、当連結会計年度から一部報告セグメントを変更しております。変更の内容については、「第5経理の状況、1連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、注記事項内、(セグメント情報等)」の「1.報告セグメントの概要(3)報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。 <コンテンツ配信事業> コンテンツ配信事業は、連結子会社の㈱U-NEXT、Y.U-mobile㈱が運営しており、映像配信サービス『U-NEXT』及びMVNOサービス『y.u mobile』の提供・販売を行っております。 『U-NEXT』では、豊富な見放題作品を用意しており、2025年7月時点で映画やドラマなどの動画作品はレンタルも含めて40万本以上、漫画や書籍などの電子書籍は121万冊以上、雑誌は210誌、児童書3,400冊以上をそろえ、1つのアプリで「観る」「読む」をシームレスに楽しめる、ジャンルを超えたエンタメ体験をお届けしています。 当連結会計年度においては、映像配信サービスは生活の一部として定着し、今後も拡大が見込まれる一方、消費者によるサービスの選択が進み、その傾向は顕在化し始めております。 このような状況下において、『U-NEXT』は、海外や韓流の人気コンテンツの配信をはじめ、TBS、テレビ東京の放送中ドラマやバラエティ、欧州サッカー、国内外の格闘技、ゴルフツアーなどのスポーツ、音楽、ライブ配信など様々なラインアップの充実化に努めております。 更に、動画や音楽・ライブに加え、電子書籍等の拡充にも注力しており、オリジナルIPの開発及び映像化展開を強化し、魅力的で満足度の高いサービスを目指しております。 2024年9月には、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが展開する動画配信サービス「Max」が『U-NEXT』に登場し、「Max」の膨大なライブラリを『U-NEXT』が独占配信するとともに、今後は「Max」を通じて日本の良質なコンテンツを世界各国に配信してまいります。 また、サザンオールスターズをはじめとするアーティストのライブ等の配信にも注力しております。2025年8月には「EXPO2025大阪・関西万博」においてU-NEXT初となるリアル音楽フェス「U-NEXT  MUSIC FES」を開催しました。この模様については、2025年10月独占ライブ配信いたしました。 更に、欧州サッカーや国内外の格闘技、ゴルフツアーなどのスポーツの配信にも注力し、プレミアリーグとのパートナー契約を機に法人向け「U-NEXTサッカーパック」の提供や男子ゴルフの海外メジャーや国内女子ツアーの独占配信、バレーボール、卓球等の配信を行っております。 この結果、コンテンツ配信事業における売上高は128,394百万円(前年同期比16.6%増)、営業利益は9,648百万円(前年同期比12.3%増)となりました。 <店舗・施設ソリューション事業> 店舗・施設ソリューション事業は、連結子会社の㈱USEN、㈱USEN-ALMEX、㈱USEN Camera Solutions、㈱USEN FIELDING、㈱USENテクノサービス、WannaEat ㈱、㈱USEN Contact Center、㈱ユーズミュージックが運営しており、店舗に対する音楽配信・店舗DXサービスや、施設に対する精算機・管理システムの提供等を行っております。 音楽配信サービスは、全国の業務店、チェーン店や個人のお客様に最適なインフラを経由し、専用の受信端末機を通じて音楽・情報等を提供しております。 店舗DXサービスは、店舗向けに、POSレジ『USENレジ』、飲食店向けの集客支援サービス、Wi-Fi、IPカメラ、デジタルサイネージなど、店舗運営に必要なソリューションを提供しております。 また、ビジネスホテル、レジャーホテル、総合病院やクリニック、ゴルフ場等の施設向けには、自動精算機、ホテル管理システム、受付機・案内表示機等の開発・製造・販売・メンテナンスを行っております。 当連結会計年度においては、2024年9月に組織再編を行い、これまでグループ各社が行っていたカメラ事業を集約させ、カメラソリューションに特化した㈱USEN Camera Solutionsが事業を開始しました。損害保険ジャパン㈱(以下、損保ジャパン)と連携し、防犯・監視カメラの導入と損保ジャパンの専門的サポートを組み合わせた包括的なカスハラ対策支援サービスの提供を2025年9月より開始しております。 また、㈱USEN FIELDINGは、㈱USENのフィールドエンジニア部門を分離独立させた会社で、建設業許認可を保有し全国規模で、音響関連工事はもとより電気・通信・POSレジ・カメラ・カラオケ・ロボットなど、あらゆるソリューションに関わるフィールド業務をワンストップで担っております。 ㈱USEN-ALMEXでは、宿泊施設・医療機関向けに自動販売機や再来受付機、高性能KIOSK端末等を製造販売し、オペレーションの省人化・効率化を支援するとともに、クリニック向け案内ロボットの販売を開始し、クリニック業界における人手不足の課題にも対応しております。 更に、サービスの自社開発化にも注力し、㈱USENでは、2025年3月に㈱NTTデータとの共同開発により『USENレジ』を販売開始いたしました。『USENレジ』は、独自に設計・開発した専用ハードとソフトウエア一体型の高機能な飲食店向けPOSレジで、飲食店の業務効率化に貢献しております。 この結果、店舗・施設ソリューション事業における売上高は97,066百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は16,361百万円(前年同期比2.5%減)となりました。 <通信・エネルギー事業> 通信・エネルギー事業は、連結子会社の㈱USEN NETWORKS、㈱USEN ICT Solutions、㈱USEN Smart Works、㈱TACT、㈱U-MX、㈱USEN WORKING、㈱USEN WORK WELL、㈱U-NEXTが通信事業を、㈱U-POWERがエネルギー事業をそれぞれ運営しております。 法人向けには、主に㈱USEN ICT Solutionsが、「USEN GATE02」ブランドでサービスを提供しており、ネットワーク、セキュリティ、クラウドサービスを総合的に提案できる強みを活かし、ICTソリューションの「マルチサービスベンダー」としてICT環境構築の提案・販売を行っております。 また、㈱USEN Smart Worksでは、従業員の働き方をサポートするため、様々なクラウドサービス(SaaSサービス)を取りそろえて企業に提供しており、導入後のきめ細やかな対応にも留意いたしております。 業務店向けは、主に㈱USEN NETWORKSが自社で提供する光回線「USEN光plus」、ISP「USEN NET」や次世代IP電話サービスなど、お客様のニーズに合わせて様々なサービスの提供を行っております。 ㈱U-POWERは、『U-POWER』『USEN でんき』『USEN GAS』を提供しており、企業のESG経営・SDGs対応を支援するため、店舗・施設が消費するエネルギーのグリーン化を推進しております。 当連結会計年度においては、法人向けサービス、回線取次や自社光回線サービスが引き続き堅調に推移いたしました。 ㈱USEN ICT Solutionsは、増大する大規模サイバー攻撃に対してサイバーセキュリティに関する情報をまとめて発信する「サイバーセキュリティラボ」を2025年1月に設立いたしました。中堅・中小企業向けに情報セキュリティ事故の被害減少に役立つ情報を発信しております。 ㈱USEN NETWORKS及び㈱U-POWERでは、㈱メルペイと連携し、生活インフラでもあるインターネット・電気において、メルカリポイントが還元される光回線サービス『USEN光01 メルカリ限定プラン』と、実質再エネ電力プラン『UPOWER GREENホーム』を2025年2月より提供開始しております。 また、㈱U-POWERでは、2025年6月より九州エリアを皮切りに、再生可能エネルギーの出力制御問題に対応するため、太陽光発電所併設型の大型電池事業を開始いたしました。これにより発電した電力を需要が高まる時間帯に販売することが可能となり、出力制御の回避と収益改善を同時に実現しつつ、再生可能エネルギーの有効活用を促進しております。 この結果、通信・エネルギー事業における売上高は161,295百万円(前年同期比37.6%増)、営業利益は13,186百万円(前年同期比13.9%増)となりました。 <金融・不動産・グローバル事業> 金融・不動産・グローバル事業は、連結子会社の㈱U-NEXT LIVING PARTNERS、㈱USEN TRUST、㈱USEN REALTY、㈱USEN PAY、㈱USEN FinTechが運営しております。 金融・不動産・グローバル事業は成長期待度が高く、既存事業との相乗効果も見込まれることから、「第4軸の事業創造」を目指す新規育成事業と位置付けて、割賦販売、リース、キャッシュレス決済、損害保険、家賃保証、商業ビル運営や不動産仲介等のサービスを提供しております。 また、グローバル事業においては、ハラール食品市場の急速な拡大が見込まれていることを踏まえ、マレーシアに新会社を設立いたしました。これまで、当社グループが日本国内で展開してきたバーチャルレストラン事業のナレッジやノウハウを活かして、ハラール認証を取得した食品の製造販売、及び東南アジアを中心としたイスラム圏でのフードデリバリーブランドのフランチャイズ事業を展開してまいります。 当連結会計年度において、㈱USEN FinTechは、2025年5月に㈱USENの決済関連事業を吸収分割により承継しており、当社グループで取り扱っているGMV(流通取引総額)は、2,498億円を突破しました。 ㈱U-NEXT LIVING PARTNERSでは、マンション/アパート入居者を中心としたブロードバンド回線の販売代理店サービスを行っており、新たな販路の開拓と取扱商材の拡大に注力してまいりました。また、マンションにおけるIoT機能の需要増加を受け、新築マンション等に対するIoT関連商品の販売及びWi-Fi一括導入サービス等が順調に推移いたしました。 ㈱USEN TRUSTでは、家賃債務保証事業を主軸に、㈱USENへの店舗ソリューションサービスの取次など多様な不動産関連事業を展開しております。2024年12月にはテナントマッチングサービス「テナリード」、2025年5月には住居用家賃保証サービス「レジデンス家賃保証」の提供をそれぞれ開始いたしました。 ㈱USEN REALTYでは商業ビル運営事業を本格的に開始し、不動産の取得を進めております。“Unique Yet Universal(独自性と普遍性の追求)”の視点で、DXリノベーション、テナントリーシング等の運用を実施し、“都市や街のより良い未来”を創造しております。 この結果、金融・不動産・グローバル事業における売上高は11,115百万円(前年同期比21.6%増)、営業利益は1,484百万円(前年同期比6.4%増)となりました。 財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ30,820百万円増加し、259,782百万円となりました。 流動資産は、現金及び預金が4,143百万円増加したこと、受取手形及び売掛金が7,681百万円増加したこと、棚卸資産が893百万円増加したこと、コンテンツ配信権が6,757百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて22,139百万円増加し、172,358百万円となりました。 固定資産は、有形固定資産が3,330百万円増加したこと、無形固定資産が5,987百万円増加したこと、投資その他の資産が637百万円減少したこと等により前連結会計年度末に比べて8,680百万円増加し、87,424百万円となりました。 (負債) 流動負債は、支払手形及び買掛金が5,570百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ8,276百万円増加し79,805百万円となりました。 固定負債は、長期借入金が5,841百万円増加したこと、退職給付に係る負債が10百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて5,869百万円増加し、71,268百万円となりました。 (純資産) 純資産は、利益剰余金が15,691百万円増加したこと、非支配株主持分が971百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて16,674百万円増加し、108,708百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、56,882百万円となり、新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額148百万円を含め前連結会計年度末と比べて4,143百万円増加しました。その主な要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動による資金の収入は20,671百万円(前年同期は15,866百万円の収入)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純利益を30,101百万円、減価償却費を8,599百万円、のれん償却額を3,328百万円計上したことや法人税等の支払10,219百万円が発生したこと、売上債権が7,242百万円増加したこと、棚卸資産が866百万円増加したこと、仕入債務が5,398百万円増加したこと、電子記録債務が1,115百万円減少したこと、未払金が1,967百万円減少したこと、コンテンツ配信権が6,757百万円増加したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動による資金の支出は20,178百万円(前年同期は10,630百万円の支出)となりました。その主な要因は、有形固定資産の取得により資金が9,458百万円減少したこと、無形固定資産の取得により資金が6,822百万円減少したこと、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得により資金が3,215百万円減少したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動による資金の収入は3,501百万円(前年同期は4,755百万円の支出)となりました。その主な要因は、長期借入の収入により資金が9,050百万円増加したこと、長期借入金の返済により資金が3,121百万円減少したこと、配当金の支払いにより資金が2,284百万円減少したこと等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b. 受注実績 当社グループは受注活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前連結会計年度比(%) コンテンツ配信事業   (百万円)   128,394   116.6% 店舗・施設ソリューション事業   (百万円)   97,066   100.3% 通信・エネルギー事業   (百万円)   161,295   137.6% 金融・不動産・グローバル事業   (百万円)   11,115   121.6% セグメント間内部取引額   (百万円)   △7,463   -% 合計   (百万円)   390,408   119.5% (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、会計方針の選択、適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。見積りにつきましては、過去の実績や状況を踏まえた合理的な判断を基礎として行っておりますが、この見積りは不確実性が伴うため実際の結果と異なる場合があり、結果として連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 当社グループの連結財務諸表において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.当連結会計年度の経営成績等に関する認識及び分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」及び「②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループ経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループは中長期的な成長を目指し、現状の事業基盤の維持・強化を目的とした、音楽配信設備(受信端末機等(チューナー))、映像コンテンツ(洋画・邦画・アジアドラマ・スポーツ・ライブ配信・アニメ等)、ネットワークインフラ等への投資に加え、M&Aや商業ビル事業、新規サービス・商品の開発投資に対する積極的な資本投下によって引き続き事業の競争力強化を考えております。 これらの資金需要に対しては自己資金で賄える範囲内を基本方針としておりますが、地政学リスクや急激な円安、物価の上昇等の外部環境リスクに備え、金融機関とコミットメントライン契約を締結し、手許流動性を十分に確保しております。また、自己資金で賄えないM&A等においては社債や外部借入等による資金調達も含め最適な手段を選択する予定です。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては、上記「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況 」をご参照ください。 d.経営者の問題認識と今後の方針 経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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