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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.77-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

日本国土開発

JDC CORPORATION1887 · Prime · 建設業

土木と建築を両輪とする総合建設会社。ダムや橋梁から物流施設まで幅広い社会基盤と建築物の施工を手掛ける。

概要

日本国土開発は1952年に建設機械の賃貸業として創業し、その後土木・建築の総合建設請負業へと転換した中堅ゼネコンである。2025年5月期の連結売上高は1233億円、従業員数は1020人。国内の公共インフラ工事や民間建築に加え、東南アジアでの土木工事、太陽光発電所の運営、不動産開発を手掛ける。東京証券取引所プライム市場に上場(証券コード1887)。

土木・建築・関連の三つの事業セグメント

日本国土開発グループは土木事業、建築事業、関連事業の三本柱で構成される。2025年5月期のセグメント別売上高は、土木事業360億円(構成比29%)、建築事業746億円(同60%)、関連事業127億円(同10%)である。土木事業は国内と東南アジアでダム、橋梁、トンネル、道路などの社会基盤整備を手掛け、独自技術としてツイスター工法、キャピラリーバリア、動圧密工法を実用化している。建築事業は公共施設、オフィスビル、マンション、物流施設など多岐にわたり、設計・施工一貫体制を強みとする。関連事業は不動産の開発・賃貸・販売、太陽光発電所の運営、墓苑事業から成る。

東南アジアを中心に海外展開

海外事業は主に東南アジア地域で展開されている。2005年7月に台湾事務所(現台湾支店)を開設し、その後台湾での建築工事やインフラ案件を受注してきた。2025年1月にはバングラデシュ漁業開発公社の水揚げ場整備計画を受注している。個別の受注高に占める海外工事の割合は2025年5月期で9.9%であり、前年(15.7%)から減少した。海外子会社は持たず、支店や現地法人を通じて施工管理を行う。アジア地域の売上高は103億円、営業利益は2.4億円である。

グループ企業が支える技術・材料供給

連結子会社18社がグループの各事業を補完する。国土開発工業は建設機械の製造・販売・賃貸と土木工事施工を担当。福島エコクリートは石炭灰を主原料とする路盤材「ORクリート」を製造販売する。海洋工業は動圧密工法やリフューズプレス工法による地盤改良工事を行う。ANIONは塩害対策用の硝酸型機能性吸着材「ADOXパウダー」を製造する。コクドビルエースは建築リニューアル工事に特化している。これらの子会社はグループ全体の収益多様化と技術差別化に貢献している。

再生可能エネルギー事業が成長の第3の柱

関連事業の中核である太陽光発電事業は、2015年以降に複数のメガソーラー発電所を稼働させ、売電収入を得ている。2025年5月期現在、運営する発電所は14カ所で総出力は約90MWに上る。最大規模は松島どんぐり太陽光発電所(50.4MW)である。2024年11月には営農型太陽光発電所を運営するJDCグリーンエナジー合同会社を子会社化。再生可能エネルギー事業は土木・建築に次ぐ第3の柱として位置づけられ、関連事業のセグメント利益は59億円(2025年5月期)とグループ全体の利益を牽引している。

業界の中での役割は総合建設業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,352億円
営業利益
72億円
営業利益率
5.3%
純利益
55億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/5
事業売上構成比利益利益率
建築事業746億円60.5%26億円3.5%
土木事業360億円29.2%-45億円-12.5%
関連事業127億円10.3%59億円46.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01社会基盤(土木)主力

日本国内と東南アジアを拠点に、ダム、河川、橋梁、トンネル、道路、上下水道、造成工事などの社会基盤整備や災害関連復興工事を手掛ける。独自技術による高付加価値な施工と、ICT技術を活用した生産性向上を強みとする。

主な製品・サービス3
ツイスター工法
建設材料のリサイクルを実現する独自工法。
キャピラリーバリア
自然材料を利用した新しい処分場覆土技術。
動圧密工法
ゴミの減容化に対応する地盤改良工法。

02建築主力

公共施設、競技場、オフィスビル、マンション、マルチテナント型物流施設など多岐にわたる建築物を手掛ける。設計・施工能力を活かしたソリューション提案と、リニューアルや免震エンジニアリングなどの付加価値サービスを提供する。

主な製品・サービス5
建築デザイン計画ソリューション
設計から施工まで一貫した提案を行う。
建物価値再生ソリューション
リニューアル、リノベーション、コンバージョンによる建物の価値向上を提案。
RE100達成支援
電力コストダウンや再エネ比率向上のためのトータルソリューションを提案。
食品工場エンジニアリング
衛生管理対策やセキュリティ対策、動線計画などを最適化する。
免震エンジニアリング
地震リスク予測に基づく免震導入の最適プランを提案。

03不動産準主力

不動産開発、投資、賃貸、販売事業を一貫して展開。建設事業との連携により付加価値の高い開発を推進する。

04再生可能エネルギー準主力

太陽光発電事業を中心に、開発から売電、売却までを手掛ける。営農型太陽光や高圧太陽光発電にも取り組む。

05その他(材料・製品)副次

建設事業に付随する材料・製品事業。石炭灰混合材料や機能性吸着材の製造販売を行う。

主な製品・サービス2
ORクリート
石炭灰を主原料とした路盤材などの石炭灰混合材料。
ADOXパウダー
塩害対策用の硝酸型機能性吸着材で、樹脂材料やコンクリート材料に添加する。

製品と技術

リサイクルを実現するツイスター工法

ツイスター工法は建設発生木材やコンクリート塊などの廃材を現地で破砕・混合し、路盤材や埋戻し材としてリサイクルする独自工法である。従来は産廃処分されていた材料を有効活用できるため、コスト削減と環境負荷低減に寄与する。同工法は日本国土開発が開発し、土木工事の現場で広く採用されている。施工の際は自走式の破砕混合機を使用し、効率的な処理を実現する。2024年11月には新たに自走型回転式破砕混合機「TMSP1800」を開発し、さらなる生産性向上を図っている。

自然材料を活用したキャピラリーバリアと動圧密工法

キャピラリーバリアは、自然材料(砂や礫)の毛管現象を利用した新しい処分場覆土技術である。遮水シートを使わずに雨水浸透を抑制でき、最終処分場の覆土や盛土の表面保護に適用される。動圧密工法は、廃棄物層内にスクリューオーガーを回転・圧入して横方向に圧縮し、さらに上部から廃棄物を投入して再締固めすることで減容化を図る地盤改良工法である。両工法とも日本国土開発が独自に開発し、環境関連工事において強みとなっている。子会社の海洋工業が動圧密工法を事業として展開している。

建築事業の設計・施工一貫ソリューション

建築事業では設計・施工一貫体制を生かし、顧客ニーズに合わせた多様なソリューションを提供する。建物価値再生ソリューション(リニューアル・リノベーション・コンバージョン)では、経年劣化した建物の機能向上や用途転換を提案。RE100達成支援として、太陽光発電導入や電力契約最適化による再エネ比率向上をトータルでサポートする。食品工場エンジニアリングでは衛生管理や動線計画を最適化する。免震エンジニアリングでは、JDC低床免震システムを用いた地震リスク低減を図る。これらのソリューションは、同社の技術力と施工実績に基づく。

メガソーラー発電所の運営と売電事業

関連事業の再生可能エネルギー部門では、全国14カ所の太陽光発電所を運営し、総出力約90MWの電力を各電力会社に売電している。代表的な発電所として、松島どんぐり太陽光発電所(50.4MW、宮城県)、延岡くじら池太陽光発電所(12.6MW、宮崎県)、パワープラント四日市北小松太陽光発電所(10.5MW、三重県)がある。2024年11月には営農型太陽光発電所を運営するJDCグリーンエナジー合同会社を子会社化し、農業と共存する発電事業にも参入。これらの売電収入は安定的なストック収益としてグループ利益に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

中堅ゼネコン、受注回復で黒字転換進む

建設業界の中堅ゼネコン。売上高は約1,350億円(2026/5期予想)で、同業のショーボンドホールディングスやミライト・ワンと比較して規模は中程度。2024/5期は営業損失だったが、2025/5期に黒字転換、2026/5期には営業利益率5.3%まで改善見込み。公共工事や民間建設需要の取り込み進展が寄与している。

強み

  • 営業損失から2期連続で改善、2026/5期は営業利益率5.3%と安定的な黒字見通し。
  • 公共・民間の建築・土木工事を手掛け、地域密着型の事業基盤を持つ。
  • 原価低減や効率化の取り組みが利益改善に寄与し、収益性が向上。
  • 2026/5期売上高は前期比+9.6%と拡大、受注環境は良好。

課題

  • 2024/5期の営業損失-6.9%からの回復途上、利益率はまだ低水準。
  • 建設資材や人件費の高騰が収益を圧迫するリスクが継続。
  • 同業他社も受注拡大を狙い、価格競争が激しく、採算管理が重要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字が日本国土開発

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11898世紀東急工業558億円11.7倍
21793大本組557億円29.2倍
31967ヤマト505億円10.6倍
41929日特建設499億円12.0倍
51786オリエンタル白石489億円13.5倍
61887日本国土開発484億円7.9倍
71888若築建設481億円10.8倍
81827ナカノフドー建設466億円10.6倍
91930北陸電気工事464億円11.1倍
101813不動テトラ460億円9.5倍
111810松井建設449億円9.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 57件

建設機械賃貸から土木工事請負へ転換した1957年

日本国土開発は1952年4月、戦後復興への貢献を使命に建設機械の賃貸を主事業として資本金1億円で設立された。本社は東京都中央区日本橋茅場町。同年に建設大臣登録を完了し、1954年11月には東京店頭市場に株式公開した。しかし、機械賃貸だけでは成長に限界があると判断し、1957年6月に黒部第四ダム大町ルート第三工区の施工を機に、機械による土木工事請負事業へ主業を転換した。これが現在の総合建設業への第一歩となる。

総合建設請負業へ進出した1962年と上場

建設市場の拡大に伴い、1962年12月に建築部を新設し、総合建設請負業へと転換した。1963年4月には一級建築士事務所登録を取得。1964年2月には東京証券取引所市場第一部に株式上場し、同年3月に本社を東京都港区に移転。1970年10月には大阪証券取引所市場第一部にも上場した。1969年2月には東京証券取引所の信用銘柄に指定されるなど、成長期を迎えた。1973年5月には重機施工部門を独立させて国土開発工業を設立し、グループ体制を整備した。

会社更生法適用と再建への道のり(1998-2003年)

バブル経済の破綻とその後の経済低迷により、受注大幅減少、工事採算悪化、債権回収困難、開発事業の不良債権化が経営を圧迫。1998年12月に会社更生法適用を申請し、1999年1月に更生手続開始決定を受けた。これに伴い東京・大阪両証券取引所での上場は廃止された。2003年9月に更生手続終結決定を得るまでの間、事業の選択と集中、負債の圧縮を進めた。2001年10月にはコンクリート・リニューアル事業強化のため日本アドックス(現コクドビルエース)を設立するなど、再建に向けた布石を打った。

再上場と事業基盤の再構築(2010年代)

2015年以降、太陽光発電事業への本格参入やグループ再編を推進。2015年1月に宮古発電合同会社を子会社化し、以降複数の太陽光発電所を取得した。2016年9月には土木事業本部・建築事業本部を設置し、利益責任体制を明確化。2017年7月には国土開発工業を完全子会社化し、グループ連携を強化した。2018年3月には海洋工業を子会社化。2016年11月には「JDC低床免震システム」が日本初の一般評定を取得するなど技術面でも成果を挙げた。2019年3月、東京証券取引所市場第一部に再上場を果たした。

SBT認定と健康経営銘柄の継続取得(2020年代)

再上場後、サステナビリティ経営を推進。2020年3月に「健康経営銘柄2020」および「健康経営優良法人ホワイト500」に初選定され、その後も継続して選定されている。2023年3月には2030年までのCO2排出量削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得し、2024年10月には2050年ネットゼロ目標「SBTネットゼロ」の認定を取得。2024年5月には経済産業省から「DX認定事業者」に認定された。2022年4月の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。

中期経営計画の修正と2025年5月期の黒字化

2023年5月期からの3カ年計画「中期経営計画2024」は、土木・建築事業の大幅損失により目標未達となった。2024年7月に最終年度ROE目標を10%から5%に、営業利益目標を110億円から40億円に修正した。2025年5月期は受注審査厳格化や管理強化の結果、建築事業が回復し、関連事業の不動産売却や太陽光発電収益も寄与して営業利益23億円、純利益13億円と黒字化を達成。しかし土木事業は3期連続の大幅損失であり、2025年策定の「中期経営計画2027」ではROE8.0%、営業利益90億円の達成を目指す。

年表57件を開く

1950年代

  • 1951年4月創業戦後日本の復興への貢献を使命に、建設機械の賃貸を主な事業として資本金1億円にて設立 本社を東京都中央区日本橋茅場町1-12に設置
  • 1952年4月建設業法による建設大臣登録(ロ)第58号を完了
  • 1954年11月上場東京店頭市場に株式公開
  • 1957年6月黒部第四ダム大町ルート第三工区を施工し、機械による土木工事請負事業に主な事業を転換

1960年代

  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場
  • 1962年12月建設市場の拡大に伴い建築部を新設 総合建設請負業へと転換する
  • 1963年4月一級建築士事務所登録 東京都知事第4070号
  • 1964年2月上場東京証券取引所市場第一部に株式上場
  • 1964年3月東京都港区に本社を移転
  • 1969年2月東京証券取引所の信用銘柄に指定

1970年代

  • 1970年10月上場大阪証券取引所市場第一部に株式上場
  • 1973年5月建設業法の改正に伴い、特定建設業許可(特―48)第1000号を取得(現在は5年ごとに更新)高レベルの施工による事業強化を目的に、重機施工部門を独立させ国土開発工業㈱を設立
  • 1974年1月宅地建物取引業法による建設大臣免許(1)第1756号を取得(現在は5年ごとに更新)

1990年代

  • 1990年4月当社技術の更なる差別化を図るべく、神奈川県愛甲郡愛川町に新技術研究所を建設
  • 1998年12月バブル経済の破綻とその後の経済低迷に伴い受注の大幅な減少、工事採算の悪化、工事代金債権の回収困難、開発事業資金の不良債権化が経営の悪化を招き会社更生法適用を申立
  • 1999年1月会社更生手続開始決定
  • 1999年3月上場東京及び大阪証券取引所において株式上場廃止

2000年代

  • 2001年10月コンクリート・リニューアル事業強化にあたり、日本アドックス㈱(現 コクドビルエース㈱)設立
  • 2003年9月会社更生手続終結決定
  • 2005年7月台湾事務所(現台湾支店)を開設
  • 2005年10月M&AISO9001、ISO14001の全社統合認証を取得
  • 2007年8月高機能水処理剤の製造・販売を目的としてANION㈱設立
  • 2009年11月M&A事業分野ごとにグループを再編し収益力向上を図るため、国土開発工業㈱と建設機械の製造・整備を事業とするコクド工機㈱を合併

2010年代

  • 2015年1月M&A宮古発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
  • 2016年3月環境保全と震災復興に資する石炭灰を用いた路盤材の製造・販売を目的として、福島エコクリート㈱を設立
  • 2016年9月事業環境の変化へ即座に対応することを可能にするとともに、利益責任体制の明確化を目的として土木事業本部及び建築事業本部を設置
  • 2016年11月「JDC低床免震システム」が床免震で日本初の一般評定を取得
  • 2017年4月土木事業、建築事業に次ぐ第三の柱となる事業として強化することを目的に、関連事業本部を設置
  • 2017年7月M&Aグループ間の連携強化を図り収益力の向上を目的に、国土開発工業㈱を完全子会社化
  • 2018年3月M&A動圧密工法及びリフューズプレス工法を中核技術の一つとし、新興国のインフラ整備に対応することを目的として海洋工業㈱を子会社化
  • 2018年11月M&A松島太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
  • 2018年12月商号変更建築リニューアル事業への特化に伴い、日本アドックス㈱からコクドビルエース㈱に商号変更
  • 2019年3月上場東京証券取引所市場第一部に再上場
  • 2019年7月つくば未来センター開設

2020年代

  • 2020年3月「健康経営銘柄2020」「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
  • 2021年3月「健康経営銘柄2021」「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
  • 2021年7月M&A延岡太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
  • 2022年3月「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年9月M&A合同会社地域共生発電所を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
  • 2023年3月2030年までのCO 2 排出量削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得「健康経営銘柄2023」「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
  • 2023年5月当社普通株式5百万株の消却を実施(2022年7月19日~2023年4月28日取得分)
  • 2023年6月当社の経済的価値と社会的価値の向上に取り組むため、サステナビリティ経営本部を新設
  • 2023年8月TCFD 提言に沿った気候変動問題の情報開示を公開 サステナビリティ経営方針を策定
  • 2024年3月「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
  • 2024年5月経済産業省から「DX認定事業者」の認定を取得
  • 2024年10月SBTイニシアチブからGHG排出量削減に関する目標において、2050年にネットゼロエミッションを実現する「SBTネットゼロ」の認定取得
  • 2024年11月M&A自走型回転式破砕混合機「TMSP1800」を開発 営農型の太陽光発電所を運営するJDCグリーンエナジー合同会社を子会社化
  • 2025年1月バングラデシュ漁業開発公社水揚場整備計画を受注
  • M&A田老発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
  • 2025年3月「健康経営銘柄2025」(通算4回目)に選定「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
  • 2025年4月M&Aユリ伏見合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
  • 2025年7月「中期経営計画2027」策定
  • 2025年10月福島県南相馬市の機能性吸着材製造工場「ANION南相馬工場」開業
  • 2025年12月岩手県宮古市の夜間連系太陽光発電所が竣工
  • 2026年3月「健康経営優良法人ホワイト500」(2020年から7年連続)に選定
  • 2026年4月創業創立75周年を迎える

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2028年5月期まで90億円
  • ROE2028年5月期まで8.0%
  • 自己資本額2028年5月期まで720億円以上
  • DOE2.5〜3.5%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    建設事業の収益力向上

    土木事業は黒字化を達成したが、収益性の安定的確保が課題。建築事業は採算性重視の受注と原価管理で収益が大幅に改善。今後は営業体制強化と施工効率向上により、建設事業全体の持続的な利益創出体制を確立する。

  2. 02

    成長分野への投資拡大

    不動産事業とエネルギー事業を建設事業の景気変動を補完する安定収益源と位置付け、投資・回収回転型ビジネスの強化やストック収益の積み上げを推進。新規事業では機能性吸着材事業の早期収益化に取り組む。

  3. 03

    人的資本強化とDX推進

    担い手不足に対応するため人財の確保・育成・定着を重要課題とし、AIやICTを活用したDXで施工の効率化や省人化を図り、生産性向上と労働環境改善を実現する。

  4. 04

    資本効率と市場評価の改善

    収益力の回復でROEは改善したが、資本コストを意識した経営を徹底し、DOE水準に基づく安定株主還元を継続して資本効率向上と市場からの信頼回復を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で1,104人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は830万円で、10期前と比べて+1.4%平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は14.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月1,087
2017年5月1,006
2018年5月1,022
2019年5月81942.114.31,039
2020年5月75541.613.91,003
2021年5月74040.813.21,075
2022年5月74840.913.01,106
2023年5月76240.513.11,094
2024年5月75140.413.01,048−897
2025年5月75440.913.41,020225
2026年5月83042.814.81,104652

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率95.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 15 / 海外 0、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区8,336百万円
本店: 東京都港区1,124百万円
建築事業
本店: 神奈川県 厚木市876百万円
土木事業
本店: 福島県 南相馬市565百万円
その他
本店: 岩手県 宮古市538百万円
エネルギー事業
大阪支店 — 大阪市淀川区259百万円
名古屋支店 — 名古屋市東区204百万円
本店: 東京都 中央区49百万円
土木事業
東北支店 — 仙台市青葉区9百万円
東京支店 — 東京都港区8百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    国土開発工業㈱
    神奈川県 厚木市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    海洋工業㈱
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    CSMレンタル㈱
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ANION㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    福島エコクリート㈱
    福島県 南相馬市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    コクドビルエース㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    JDCグリーンエナジー合同会社
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    宮古発電合同会社を営業者とする匿名組合
    岩手県 宮古市 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    松島太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合(注)3
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    延岡太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合(注)3
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社地域共生発電所を営業者とする匿名組合(注)3
    三重県 四日市市 · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 国内
    田老発電合同会社を営業者とする匿名組合
    岩手県 宮古市 · 連結子会社
    議決権50.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • ユリ伏見合同会社を営業者とする匿名組合(注)3東京都 千代田区100%
  • JDCエナジー合同会社東京都 港区100%
  • ㈱不来方やすらぎの丘岩手県 盛岡市36%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は1,352億円営業利益72億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.7%、利益が+213.0%。

売上高
+9.7%
1,352億円
営業利益
+213.0%
72億円
純利益
+323.1%
55億円
営業利益率
5.3%
前期比 +3.5%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高1,370億円1,352億円
営業利益63億円72億円
純利益40億円55億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は669億円、営業利益は38億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q338−6−1.8−5
2023年4Q55331
2024年1Q339−7−2.1−5
2024年2Q312−72−23.1−47
2024年3Q333−27−8.1−19
2024年4Q373123.2−1
2025年2Q620274.417
2025年4Q613−4−0.7−4
2026年2Q683345.025
2026年4Q669385.730

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は793億円から1,352億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月793−13−28
2013年5月82786
2014年5月9681512
宮古発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
2015年5月1,1213527
環境保全と震災復興に資する石炭灰を用いた路盤材の製造・販売を目的として、福島エコクリート㈱を設立
2016年5月1,1895529
グループ間の連携強化を図り収益力の向上を目的に、国土開発工業㈱を完全子会社化
2017年5月1,0917237
動圧密工法及びリフューズプレス工法を中核技術の一つとし、新興国のインフラ整備に対応することを目的として海洋工業㈱を子会社化
2018年5月1,176153103
東京証券取引所市場第一部に再上場
2019年5月1,195144104
2020年5月1,1859880
延岡太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
2021年5月1,17810677
合同会社地域共生発電所を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
2022年5月1,2688474
2023年5月1,5424633
自走型回転式破砕混合機「TMSP1800」を開発 営農型の太陽光発電所を運営するJDCグリーンエナジー合同会社を子会社化
2024年5月1,357−94−93−6.9−72
ユリ伏見合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
2025年5月1,23323191.913
創立75周年を迎える
2026年5月1,35272665.355

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高1,352億円のうち、営業利益として残るのは72億円5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は55億円、売上の4.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.9%1,189億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.8%92億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%72億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.0pt
5.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
4.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
7.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが−46億円、投資CFが5億円で、差し引きのフリーCFは−41億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は197億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月−29−2−1−31110
2013年5月480148163
2014年5月12−166−4165
2015年5月17−218−4172
2016年5月42−14528203
2017年5月276−11740159411
2018年5月94−62−4432399
2019年5月54−13625−82341
2020年5月−35−5625−91275
2021年5月46−2216924470
2022年5月3843−8181472
2023年5月−111−63−61−174237
2024年5月−1315−212219
2025年5月38−39−38−1181
2026年5月−46553−41197

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は1,580億円。このうち返さなくてよい自己資本が714億円で、自己資本比率は45.1%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月64932932050.7
2013年5月69934235748.9
2014年5月81435346143.1
2015年5月92139153041.8
2016年5月91741150643.9
2017年5月1,19242077234.2
2018年5月1,20650270441.3
2019年5月1,29264364949.5
2020年5月1,33968365650.8
2021年5月1,48874274649.6
2022年5月1,54779974851.2
2023年5月1,62378084348.0
2024年5月1,45768677147.0
2025年5月1,40666474247.1
2026年5月1,58071486645.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
199億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
513億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
866億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り140社中5位あたり、逆に低いのはROE140社中107位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.9%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.3%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.1%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.7%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥542で、1年前と比べて+13.9%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥542-2.2%1ヶ月+4.4%1年+13.9%時価総額484億円
過去52週の値幅
安値¥492高値¥719

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.9倍
PER (会社予想)10.8倍
PBR0.61倍
配当利回り4.61%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価513円。前日比-1.54%で軟調。25日線(521.92円)を-1.7%下回り、75日線(544.26円)からも乖離。1ヶ月で-2.1%下落。52週高値719円から-28.7%と戻り鈍い。7月15〜16日に出来高急増後、調整継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER7.5倍は業界平均14.0倍を大幅に下回り割安。PBR0.57倍は業界平均1.50倍を大きく下回り、解散価値割れ。ROE2%と低収益だが、業績回復で先行PER10.3倍。配当利回り4.87%は業界平均3.41%を上回るが、配当性向79.2%と高く維持に懸念。割安と評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.9倍14.4倍
PER (予想)10.8倍
PBR0.61倍1.55倍
ROE7.9%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績がV字回復しつつある建設会社。強気派は、2026年5月期の営業利益率5.3%への改善や、PBR0.57倍と割安、高配当利回り4.87%を評価。一方、弱気派は、2024年5月期の大幅赤字から回復途上であり、コスト管理や受注の質改善の持続性に疑問。また、PER7.5倍は安いが、ROE2%と低く、資本効率は不十分。

プラスに働く材料7
  • V字回復

    営業赤字から黒字転換、2026年は営業利益72億円

  • 割安指標

    PER7.5倍、PBR0.57倍と割安

  • 高配当

    配当利回り4.87%と高い

  • 2026/5期営業利益72億円へV字回復2026/5期影響

    前期-94億円から72億円へ黒字転換、売上も回復

  • PBR0.58倍の割安修正期待継続影響

    PBR1倍割れは割安、収益改善で是正余地

  • 配当利回り4.87%の安定通年影響

    業績回復に伴い配当維持なら利回り魅力的

  • 大型工事の採算改善余地2027年〜2028年影響

    赤字からの回復途上、更なる利益率向上見込む

マイナスに働く材料7
  • 回復途上

    2024年の赤字からの回復途上で不確実性

  • ROE低位

    ROE2%と資本効率が極めて低い

  • 業績変動大

    過去に営業赤字を出しており業績の不安定性

  • 巨額赤字再発リスク不定影響

    過去に営業利益-94億円、工事損失リスク残存

  • PER10.3倍の割高感2026/5期影響

    回復後PER10.3倍は業界平均並、上値重い

  • ROE2%の低資本効率通年影響

    収益力弱く、株主価値向上には時間要

  • 業績の季節変動リスク継続影響

    大型案件依存で四半期変動大きく、下方修正リスク

次の決算で確かめる点
受注高
V字回復の持続性を測る先行指標
営業利益率
5%超の利益率維持が鍵
ROE
資本効率改善の確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+13.6%いまの株価に対する利回りは4.61%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
4.61%
いまの株価に対して
配当性向
40.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年5月2833.2
2021年5月23−17.933.2
2022年5月2613.029.1
2023年5月260.068.9
2024年5月22−15.4
2025年5月220.079.2
2026年5月2513.640.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ22,552人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.7%を占め、残る51.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他31.932.833.240.441.341.6
事業法人36.536.535.635.430.229.6
金融機関28.827.827.720.922.819.0
自己株式9.69.39.79.69.99.8
外国法人2.32.22.72.34.68.2
証券会社0.60.80.81.01.01.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.54
02株式会社ザイマックスグループ6.57
03みずほ信託銀行株式会社(一般財団法人日本国土開発未来研究財団口)4.48
04日本国土開発持株会4.34
05株式会社西京銀行3.70
06アジア航測株式会社3.57
07日本基礎技術株式会社3.25
08須賀工業株式会社2.38
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.59
10竹村 渉0.94

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+339%、1株純資産は15期で+171%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月−29330−8.7
2013年5月63431.639.4
2014年5月123523.332.5
2015年5月283847.121.8
2016年5月294027.126.2
2017年5月415099.020.4
2018年5月13870920.612.0
2019年5月14073518.44.324.6
2020年5月9178012.16.033.2
2021年5月8984710.96.333.2
2022年5月849019.76.029.1
2023年5月399354.214.768.9
2024年5月−86819−9.8
2025年5月178312.028.279.2
2026年5月688927.97.940.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

23名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は23名。2026/5期の役員報酬は総額147百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
林伊佐雄代表取締役社長 社長執行役員 CEO兼COO6975,000
菊池泰取締役 執行役員 新規事業・地域共創事業推進室長 兼 安全衛生管理室管掌6033,000
守屋乾司取締役 兼コクドビルエース株式会社 代表取締役社長6356,000
高津浩明取締役737,000
松石秀隆取締役691,000
唐下雪絵取締役593,000
曽根一郎取締役(常勤監査等委員)6665,000
鴨志田文彦取締役(監査等委員)74
渡邊賢作取締役(監査等委員)55
小髙友久専務執行役員
長谷川幸生代表取締役社長 社長執行役員 CEO兼COO582,000
大西暁子常務執行役員
残りの役員11名を開く
氏名役職年齢
中里良一執行役員
高野匡裕執行役員
中小路俊幸執行役員
三井聡執行役員
津田眞典執行役員
大鹽岳執行役員
平林輝一執行役員
寺田真才執行役員
森岡義美執行役員
森尻謙一取締役63
氏名役職

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4592088722
社外取締役542428
取締役(社内)218189

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,327字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社18社、関連会社1社で構成され、主な事業内容とその位置づけは次のとおりであります。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。 (1) 土木事業 当社の土木事業は日本国内と東南アジアを拠点に、総合建設会社として、ダム、河川、橋梁、トンネル、道路、上下水道、造成工事等の社会基盤整備及び災害関連復興工事から、太陽光発電所建設工事まで幅広い工事の施工管理を行っております。建設材料のリサイクルを実現する「ツイスター工法」、自然材料を利用した新しい処分場覆土技術「キャピラリーバリア」、ゴミの減容化に対応する「動圧密工法」等を当社で独自に開発し、実用化を図っております。 また、当社は環境負荷低減と持続可能な社会の実現に向け、CO₂排出削減にも積極的に取り組んでおります。 現在では、建設機械の高度活用による生産性の向上にも力を入れ、特にスクレーパの導入による大規模造成工事における工期短縮・省力化は、生産性向上と環境負荷低減を両立する当社の強みとなっております。さらに、国土交通省が推進するi-Constructionに積極的に取り組み、ICT技術を積極的に導入し、無人航空機(UAV)による測量データの三次元化やICT建機による施工の自動化など、調査・測量から施工、維持管理に至るまでデジタル技術を活用することで、現場の生産性を向上させるための技術開発にも力を入れております。 子会社の国土開発工業株式会社は主に土木工事の施工及び建設用機械の製造・販売・賃貸を行っております。また、海洋工業株式会社は主に動圧密工法、リフューズプレス工法等による地盤改良工事を行うなど、グループ一体となった体制により、施工から機械、地盤改良までを一貫して提供し、環境に配慮した高付加価値なサービスを実現しております。 (2) 建築事業 当社の建築事業は公共施設、競技場等の大型施設、オフィスビル・マンション等の建造物(超高層建築)、マルチテナント型物流施設等、多岐にわたる実績を有しております。工事の工程管理、出来形管理、品質管理等、発注者が要求する管理基準を満たす高い施工管理能力に基づく高品質な建物の提供、及び設計・施工が可能である当社の強みを活かした「建築デザイン計画ソリューション」「建築事業計画ソリューション(お客様の計画の推進と課題解決を総合的にサポートし、プロジェクトの円滑な実現のご提案)」「建物価値再生ソリューション リニューアル・リノベーション・コンバージョン(経年劣化による利便性・機能性の低下、あるいは災害に対する安全性・耐久性の問題などを克服するだけでなく、デザインや機能に新たな付加価値を設けることで、資産価値の向上と収益性確保への貢献、また、コストと収益性の正確な分析・把握を行い、全面改修による既存の機能、用途とは異なる新しい建物への転換・再生のご提案)」「RE100達成の支援(電力コストダウンや再エネ比率の向上に向けた幅広いトータルソリューションのご提案)」「食品工場エンジニアリング(衛生管理対策に加え、セキュリティ対策、人や物の動線計画などの最適なご提案)」「免震エンジニアリング(地域性、地盤状況、建物特性等から免震を導入する建物の地震リスク予測を綿密に行い、免震による効果を解析して、最適なプランのご提案)」等お客様のニーズに合わせたソリューションの提供を行っております。これらの役務の提供にあたっては、様々な技術を用いております。また、子会社のコクドビルエース株式会社は主にリニューアル工事を主体とした建築工事の施工等を行っております。 (3) 不動産事業 当社の不動産事業は、不動産開発・投資・賃貸・販売事業等を行っております。用地取得から企画・開発、販売、賃貸管理まで一貫して事業を展開しており、建設事業との連携により付加価値の高い開発を推進しております。当連結会計年度においては、不動産事業として、豪州ブリスベンにおいてオフィス投資を行っております。 (4) エネルギー事業 当社のエネルギー事業は、再生可能エネルギー事業を中心に展開しております。太陽光発電事業においては、事業スキームに応じて、当社又は連結子会社が太陽光発電所の開発、売電及び売却等を行っております。当社は、宮古発電合同会社を営業者とする匿名組合、松島太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合、延岡太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合、合同会社地域共生発電所を営業者とする匿名組合及び田老発電合同会社を営業者とする匿名組合に出資しており、これらを連結子会社としております。また、営農型太陽光発電事業を展開するJDCグリーンエナジー合同会社及び高圧太陽光発電事業を展開するJDCエナジー合同会社を連結子会社としており、再生可能エネルギー事業の拡充を図っております。 (5) その他 当社グループは、建設事業に付随する材料・製品事業等を展開しております。福島エコクリート株式会社は、石炭火力発電所から排出される石炭灰を主原料とした路盤材等の石炭灰混合材料(製品名:ORクリート)の製造販売を行っております。また、ANION株式会社は、塩害対策等を目的として樹脂材料やコンクリート材料に添加する硝酸型機能性吸着材(製品名:ADOXパウダー)の製造販売を行っております。 主な事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,570字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 日本国土開発グループの経営の基本方針 当社グループは、経営理念として「わが社はもっと豊かな社会づくりに貢献する」を掲げております。この理念は、1991年4月の創立40周年を機に策定したもので、「社会が直面する課題の解決と、より良い社会の構築、快適な環境の創造を通じて、ゆとりある社会づくりを目指す」という想いが込められております。 30年以上が経過した現在においても、その想いは変わることなく、当社グループは関わるすべてのステークホルダーにとっての「豊かな社会づくり」とは何かを追求し続けてきました。 2022年7月には、2030年に向けた長期ビジョンとして「社会課題を解決する『先端の建設企業』」を掲げ、目指すべき姿として位置付けました。また、取り組むべき社会課題として「気候変動問題」と「2030年問題」を設定し、脱炭素社会の実現や人口減少に伴う担い手不足などの課題に対し、当社グループが持つノウハウや知見を生かしながら、その解決に貢献できるよう取り組んでおります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 ①「中期経営計画2027」初年度の進捗について 当社グループを取り巻く事業環境は、建設需要が堅調に推移する一方で、資材価格及び労務費の上昇、担い手不足の深刻化、さらに海外経済の不確実性の高まりなど、将来にわたって状況を注視していく必要があります。 このような事業環境や、前中期経営計画期間中に収益面での課題が顕在化したことを踏まえ、2025年7月に「中期経営計画2027」を策定し、『持続的に利益を生み出す経営基盤の再構築と成長軌道への回帰』を目指しております。 ■2026年5月期業績について 2026年5月期は、「中期経営計画2027」の初年度として「安定収益基盤の確立」に取り組んだ結果、業績は計画を大きく上回って着地いたしました。 売上高は1,352億円、営業利益は71億円、ROEは7.9%となり、いずれも中期経営計画における初年度想定を上回る水準となりました。特に建築事業において、大型工事の順調な進捗や採算改善が進展したことに加え、採算性を重視した受注方針と原価管理の徹底により収益性が大幅に向上いたしました。また、土木事業についても不採算案件の入替や再発防止策の浸透により黒字転換を達成し、収益基盤の改善が着実に進展しております。 これらの結果、中期経営計画2027の最終年度目標である営業利益90億円、ROE8.0%の達成に向けて順調なスタートを切ることができました。 ■セグメント別の進捗状況 (土木事業) 土木事業では、防災・減災及びインフラ更新関連工事を中心に、安定した受注環境が継続しております。加えて、採算性を重視した案件選別、施工効率の改善及び原価管理の徹底に取り組んだ結果、従来の課題であった収益性は着実に改善し、当期において黒字転換を達成いたしました。 また、令和6年能登半島地震の復旧工事を受注するとともに、自社開発の自走型回転式破砕混合機を活用した復旧支援にも取り組んでおります。さらに、ODA案件となるバングラデシュでの水産加工センター建設工事を推進するなど、事業領域の拡大も進めております。今後も国土強靱化関連工事を中心に受注の拡大と収益性向上を図ってまいります。 (建築事業) 建築事業におきましては、民間設備投資の回復を背景に受注が拡大するとともに、大型工事の順調な進捗により売上高の伸長に大きく寄与いたしました。加えて、採算性を重視した受注方針の徹底や見積精度の向上、施工段階における原価低減施策の推進により収益性が大きく改善し、利益は当初計画を上回る水準となりました。物流施設や食品工場をはじめとする重点分野では引き続き良好な受注環境が継続しており、高い繰越工事高も確保しております。建築事業は当社グループの収益を牽引する中核事業として、中期経営計画2027の利益成長に大きく貢献しております。 (不動産事業) 不動産事業では、保有資産の売却や開発案件の進捗により安定的に利益を計上いたしました。一部売却案件の時期ずれにより利益は計画をやや下回ったものの、賃貸収益は堅調に推移しております。また、松島イノベーションヒルズをはじめとする開発案件や土地区画整理事業を推進するとともに、オーストラリア・ブリスベンにおける大規模オフィスビルへの共同投資を実施するなど、将来の収益基盤拡大に向けた投資を進めております。当事業は建設事業の景気変動を補完する安定収益源として位置付けており、今後も開発利益と賃貸収益の両輪による持続的な成長を目指してまいります。 (エネルギー事業) エネルギー事業におきましては、既存発電所の安定稼働により継続的な収益を確保するとともに、自社開発案件の推進や運営中発電所の取得を進めております。また、蓄電設備を活用した夜間連系太陽光発電所の開発や、オフサイトPPAによる再生可能エネルギー供給など、新たな事業モデルの構築にも取り組んでおります。さらに、FIT制度に依存しない収益基盤の構築に向け、蓄電池事業や需要家向けエネルギーサービスの拡充を進めております。今後も安定的なストック収益の積み上げを通じて、事業基盤の強化を図ってまいります。 (その他) 地域社会の課題解決に貢献する「地域共創」を軸に、新たな事業基盤の構築を進めております。福島エコクリート株式会社では路盤材「ORクリート」の製造販売を行うほか、ANION株式会社では機能性吸着材「ADOXパウダー」の事業化を推進しております。これらの事業は収益化に向けた取り組みが進展しており、将来の収益基盤として育成を進めております。 ■資本効率及び株主還元 当期は利益成長に伴い自己資本額が711億円まで増加し、中期経営計画2027で掲げる720億円以上の目標達成が視野に入る水準となりました。また、自己資本比率45.1%、D/Eレシオ0.53倍と、成長投資を継続しながらも健全な財務基盤を維持しております。 投資計画については、不動産開発投資77億円、エネルギー開発投資45億円、新規事業・M&A・DX投資等15億円、研究開発投資5億円の合計142億円を実行いたしました。今後も財務健全性とのバランスを図りながら、不動産、エネルギー、新規事業分野を中心とした成長投資を推進し、中長期的な収益拡大を目指してまいります。 *D/Eレシオ(Debt Equity Ratio):企業の負債と株主資本の比率を示す「負債資本倍率」。有利子負債÷自己資本で算出され、企業の財務健全性を測るために用いられる。 ■非財務目標と実績 当社は、中期経営計画2027において人的資本、DX、環境、安全・品質、ガバナンスの強化を重要課題と位置付けております。 2026年5月期は、エンゲージメントスコアの向上や4週8閉所の推進、男性育児休業取得率100%の達成など、働き方改革及び人的資本投資の成果が着実に現れました。また、安全衛生面では労働災害度数率が大きく改善し、安全文化の定着が進展しております。 DX分野では、生成AIの活用や現場のスマート化、ICT・デジタル技術の活用を推進し、生産性向上と業務効率化を図っております。さらに、グリーン電力供給事業やオフサイトPPAの推進、再生可能エネルギー発電設備の開発、蓄電池事業への展開などを通じて脱炭素社会の実現にも取り組んでおります。加えて、社外取締役比率の維持や法令違反ゼロの継続など、ガバナンスの実効性向上にも努めております。 このように、非財務目標についても概ね計画どおり進捗しており、持続的な企業価値向上に向けた経営基盤の強化が着実に進展しております。 ※エンゲージメントスコア:㈱アトラエが提供するエンゲージメント解析ツール「Wevox」を利用。2024年度の同規模の建設・不動産ベンチマークスコアは64.0pt ※建設技術系資格:1級建築士、1級土木施工管理技士、1級建築施工管理技士などの資格 ※男性育児休業取得率:対象従業員の子が満1歳に達するまでの取得実績に基づき算定した割合 *2028年5月期目標に記載しているScope1・2・3は2030年目標を記載。2026年5月期のCO2排出量は速報値を記載しており、改めて確定数値を開示する予定 ②対処すべき課題 2026年5月期は「中期経営計画2027」の初年度として、建築事業の収益拡大及び土木事業の黒字化を実現し、業績は計画を上回る水準で推移いたしましたが、持続的な成長と企業価値向上の実現に向け、引き続き以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 ■建設事業における収益力の持続的向上 土木事業においては、収益構造の改善により黒字化を達成したものの、収益性の安定的確保・向上が引き続き重要な課題であります。建築事業においては、採算性を重視した受注及び原価管理の徹底により利益水準が大きく向上し、収益の牽引役としての役割を強めております。 今後は、受注面においては営業体制強化による顧客裾野の拡大、営業と施工の連携強化による高付加価値案件の獲得推進、施工面では施工効率のさらなる向上や原価管理の徹底により、建設事業全体として持続的に利益を創出できる体制の確立を図ってまいります。 ■成長分野への投資拡大と事業ポートフォリオの強化 不動産事業及びエネルギー事業においては、建設事業の景気変動を補完する安定収益源として重要な役割を担っております。「中期経営計画2027」初年度においては、不動産及びエネルギー事業へ投資・回収バランスを意識した堅実投資を実践、将来の収益拡大に向けた基盤整備が進展いたしました。 今後も、投資規律を維持しつつ、投資・回収回転型ビジネスの強化やストック収益の着実な積み上げを通じて、収益の安定化と成長加速を図ってまいります。 新規事業においては、土木・建築で培った技術力を活かし、防災・インフラ・環境分野において材料・製品事業等を展開する「機能性吸着材」事業の早期収益化に取り組んでまいります。 ■人的資本の強化及びDX推進による生産性向上 担い手不足の深刻化に対応するため、人財の確保・育成及び定着を重要課題と位置づけております。また、AIやICTの活用によるDXを推進し、施工の効率化や業務の省人化を図ることで、生産性向上と労働環境の改善を実現してまいります。 ■資本効率の向上と市場評価の改善 過年度の業績悪化により低下した市場評価の回復は重要な課題であります。中期経営計画の初年度においては収益力の回復によりROEが改善したものの、引き続き資本コストを意識した経営の徹底が求められます。 今後も、収益力の強化及び資本効率の改善に加え、「中期経営計画2027」で目標とするDOE水準(2.5〜3.5%)に基づく安定的な株主還元の継続により、資本効率の向上と市場からの信頼回復に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,550字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境について ①建設市場の動向 国内外の景気後退や国及び地方公共団体の公共投資予算の削減等により、建設市場が著しく縮小した場合や今後競合他社との競争が激化し、民間工事における受注価格が下落する場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、建設事業においては、ICT施工やDX戦略による省力化技術の確立により、市場の縮小にも柔軟に対応できる事業体質の構築に取り組んでおります。不動産事業とエネルギー事業による安定収益の拡大にも引き続き注力しており、直近3ヵ年においては当社利益の中核となっております。また、今後のさらなる市況の変化に備え新規事業への投資も強化しており、持続的な成長を可能とする収益基盤の変革を推進してまいります。 ②人材確保に係るリスク 建設業界においては、建設技術者・技能労働者の高齢化が進み、計画的な人員確保の重要性が高まってきております。当社グループでは、計画的な人員確保に向けて「採用」「定着」「育成」の強化に努めておりますが、需給関係の急激な逼迫により人員確保が困難となった場合には、受注機会の喪失や納期遅延等の問題が発生する恐れがあり、業績に影響を与える可能性があります。 このリスクに対応するため、特に技能労働者の地位向上への取り組みとしてキャリアアップシステムの推進、優良職長認定制度、褒章につながる国土交通省の建設マスターへの推薦を行っております。また、DX化や独自の機械力を活用したICT施工による省人化、省力化施工によって施工効率の向上に挑戦してまいります。さらに、成果に見合った報酬が得られる人事制度の構築や労働環境の改善等の「働き方改革」に加え、タレントマネジメントの実施やエンゲージメントの向上等の「働きがい改革」を推進しており、優秀な人財の確保を採用市場でアピールしてまいります。 当社グループでは、ダイバーシティ&インクルージョンの活動として、経営トップ自らが健康管理最高責任者(CHO)となり、2018年9月に「健康経営宣言」を制定しております。この活動推進に対して、経済産業省及び東京証券取引所が主催する「健康経営銘柄」に4度選定されております。健康経営銘柄は従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる上場企業を選定するもので、建設業では最多となっております。また、上場企業に限らず大規模法人のうち保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人として、経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人~ホワイト500~」にも7年連続で選定されております。今後もさらに従業員の健康増進に向けた活動を推進してまいります。 ③労務単価及び資材価格の高騰 建設工事の施工は長期間に及ぶものが多いことから、契約期間中に想定外に労務単価や工事用資材の価格が高騰する可能性があります。単価の高騰分について請負金額に反映できない場合には、業績に影響を与える可能性があります。 このリスクに対応するため、労務状況の常時確認や主要資材の市場価格調査を行い、資材・労務価格等の急激な変動に対しては先行調達や代替工法の提案等により対応しております。また、特に大きな影響が及ぶ可能性のある建築事業では、予め物価スライドに関して契約条項に盛り込むことを原則とすることで、資材価格の急騰等に対応してまいります。 (2) 取引先の信用リスクについて 景気の減速や建設市場の縮小などにより、発注者、協力会社、共同施工会社の信用不安などが顕在化した場合、資金の回収不能や施工遅延を引き起こし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、案件採択にあたっては、施主の信用調査を実施後、その内容について審査委員会で審議を行い、経営会議(大口のものについては取締役会)への結果報告を経て承認する手続きとしており、与信判定に応じた工事代金の受領・支払などの取引条件の確保に取り組んでおります。 (3) 施工物の瑕疵について 継続的な施工教育の実施や、ISOなどの品質管理手法を活用した施工管理の徹底により、品質管理には万全を期しておりますが、万一施工物に関する重大な瑕疵があった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、本支店の管理体制の大幅な見直しを行い、施工支援や技術指導を行う部署を新設し、業務プロセスの見直しや管理基準の平準化を図っております。さらに、重点管理現場を中心に工程進捗・原価進捗のモニタリングを強化しております。 (4) 建設活動に伴う事故について 建設事業は、作業環境や作業方法の特性から危険を伴うことも多く、他の産業に比べ事故発生率が高くなっております。人身や施工物などに関わる重大な事故が発生した場合、業績や企業評価に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、工事着手にあたり施工計画を策定し、安全な作業環境を整え施工しております。また、徹底した安全教育の実施、危険予知活動や安全パトロールなどの災害を撲滅するための活動を実施しております。事業部門とは独立した社長直轄の安全衛生管理室が各現場へ安全パトロールを実施するとともに、過去事例や他社事例に基づき教育を行うなど、指導・監督の下、安全管理には十分に配慮された体制で施工を行っております。また、すべての工事において、建設工事保険、賠償責任保険等の付保によるリスクヘッジも行っております。 (5) 資産保有リスクについて 営業活動の必要性から、主に販売用不動産・販売用発電設備・賃貸等不動産(有形固定資産)等の事業用不動産及び投資有価証券を保有しておりますが、時価が著しく低下した場合、評価損や減損損失の計上等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、事業用不動産については、案件毎に定期的に評価損や減損リスク等を把握し、投資有価証券については、個別銘柄ごとに、株式保有に伴うコストやリスク、営業上の便益等の経済合理性を総合的に勘案のうえ、保有意義を見直し、取締役会にて保有の適否を検証しております。 (6) 不動産事業に係るリスクについて 不動産事業に係るプロジェクトは事業期間が長期間にわたることから、事業環境に著しい変化が生じた場合や開発が想定どおりに進捗しない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、不動産事業は、関係部署による事前協議を行った上で、決裁基準に応じて経営会議・取締役会で厳格に判断を下しており、計画段階から着手後にかけて、常に事業リスクや環境変化の兆候を把握することに努め、適時適切に事業計画の点検と見直しを実施しております。 (7) エネルギー事業に係るリスクについて 太陽光パネルの発電効率低下のリスクについては、適切なメンテナンス、モニタリングを実施する対策を取っておりますが、自然災害や事故等の原因で、発電所修復のための休業中に発電量が予定より大幅に減少した場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、自然災害や事故等の原因による施設等の被害に関しては、各種保険に加入することでリスクの軽減を図っております。 (8) 海外事業に伴うリスクについて 海外工事について、予期しない法律、規制、政策の変更、テロ紛争、伝染病等が発生した場合や、経済情勢の変化に伴う工事の縮小、延期等が行われた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、外貨建ての資産・負債を有しているため、為替レートの変動により為替差損が発生した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、進出国の的確な情勢把握に努めており、テロ紛争・伝染病等の対応については、「海外緊急事態対応マニュアル」に基づき、役職員及び家族の安全を第一に捉え、進出国のリスク状況に応じては本邦への緊急搬送サービスや現地での適切な医療体制の確保の充実を図るなど危機管理体制の一層の強化に努めております。また、為替変動リスクに対応するため、予測しがたい急激な為替の変動に備え、必要に応じ為替予約などを通じ外貨建資産に対しヘッジを実施するなど、可能な限りリスクの回避をしております。 (9) 法的規制について 建設事業の遂行は、建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、国土利用計画法、都市計画法、独占禁止法等により多数の法的規制を受けております。当社グループの各社では、特定建設業許可、一級建築士事務所登録、宅地建物取引業の許認可等を受けております。現時点において、当該許認可等の取消となる事由に抵触する事象は発生しておりませんが、将来、何らかの理由により、当該許認可等が取消され又はそれらの更新が認められない場合、もしくはこれらの法律等の改廃又は新たな法的規制の新設、適用基準の変更によっては、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、常に建設業法をはじめとした各種関連法令の制定改廃動向を予め把握するとともに、役職員及び専門工事業者に対して法令遵守の啓発活動及び遵守状況のモニタリングを実施しております。 (10) 大規模災害に関するリスクについて 地震等の天災、人災等が発生したことにより、事業継続に深刻な支障をきたした場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、ゼネコンとしての社会的使命を果たすため、「事業継続計画」を策定しております。R&D拠点であるつくば未来センターと社員寮を、本社機能の代替拠点に設定し、臨機応変に対応できる体制を整えております。また、基幹システムはクラウドサービスを利用しております。サーバー群は停電、耐震性に優れたデータセンターに設置されており、データ保全もサービス内で実施されております。 なお、震災時の社員安否の確認には、「事業継続計画」に基づき「安否確認サービス」を利用し、状況を的確に把握した上で、災害時に迅速な事業活動が行えるよう準備をしております。今後さらに災害時の情報共有を簡便且つ的確に実施できる仕組み、サービスを導入すべく取り組んでまいります。 (11) 情報セキュリティリスクについて サイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウィルスの侵入等による情報流出、重要データの破壊、改ざん、システム停止等が生じた場合には、信用が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、当社グループでは、「情報セキュリティ基本方針」の定めに従い、「情報セキュリティ基本規程」を基に情報セキュリティ全般に関して、適切な情報管理を徹底するよう努めております。また、各要領・マニュアルに基づいた「社員教育」を徹底し、全社の推進レベルの向上を図ることで、浸透したテレワーク体制にも対応を図っております。 (12) 訴訟等に関するリスクについて 国内外の事業等に関連しての訴訟、紛争、その他法的手続きにおいて、当社グループの主張や予測と相違する結果となった場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、訴訟等につきましては、顧問弁護士等外部の専門家と緊密に連携し対応できる体制を構築しております。 (13) 工事における一定の期間にわたり収益を認識する方法について 当社グループは、一定の期間にわたり収益を認識する方法を適用しております。工事進捗度の見積りは、見積総原価に対する発生原価の割合をもって行い、工事請負総額に工事進捗度を乗じて完成工事高を算出しております。 工事案件ごとに継続的に見積総原価や予定工事期間の見直しを実施する等適切な原価管理に取り組んでおりますが、それらの見直しが必要になった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、現場の予算を基に、徹底した原価管理を行い、適宜決算に反映するようにしております。 (14) 気候変動リスクについて 気候変動により自然災害が激甚化傾向にあり、気候変動に伴う物理的リスクとして、施工中工事への被害や施工遅延、自社所有物件への被害等により、事業の継続性に影響を及ぼす可能性があります。 また、脱炭素社会への移行リスクとして、炭素税の導入や、工事施工に係る各種法規制の強化に伴う大幅な建設コストの増加により、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、このような気候変動に伴う事業への影響を重要な経営課題の一つと捉え、2021年10月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言への賛同を表明しており、2030年度までのCO2排出削減目標(いずれも2020年度比でScope1,2:42%削減、Scope3:25%削減)を設定しているほか、2050年におけるCO2排出量の実質ゼロに向けたネットゼロエミッションの実現を目標に掲げております。気候変動問題への取組につきまして、「サステナビリティに関する考え方及び取組」に詳細を記載しておりますので、そちらをご確認ください。
経営成績の分析 (MD&A)7,149字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景として景気は緩やかな回復傾向が続きました。一方で、イラン情勢の緊迫化に加え、物価上昇の継続、米国の通商政策による景気の下振れリスク、金融資本市場の不安定化等、引き続き状況を注視していく必要があります。 建設業界においては、公共投資の底堅い推移や、民間設備投資の持ち直しの動きもあり、建設投資全体としては堅調に推移しております。しかしながら、コスト面では建設資材・エネルギー価格の高止まりや労務需給の逼迫等により、注視が必要な状況が継続しております。 このような状況の中、当社グループの経営成績は以下のとおりとなりました。 当連結会計年度の経営成績については、売上高は135,207百万円(前連結会計年度比9.6%増)、売上総利益は16,314百万円(前連結会計年度比33.8%増)、営業利益は7,150百万円(前連結会計年度比208.4%増)となりました。また、経常利益は6,566百万円(前連結会計年度比237.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,450百万円(前連結会計年度比308.9%増)となりました。堅調な受注環境を背景に、採算性重視の受注方針、原価管理の徹底などの施策が奏功し、売上高は概ね計画水準で推移する中、利益面は大幅な改善を実現いたしました。 特に、建築事業においては、手持ち工事の順調な進捗及び好採算の大型工事が牽引し採算面が大きく改善したことにより利益が計画を上回る水準で着地し、全体収益を強く牽引しました。また、土木事業においては、収益構造の改善に取り組んだ結果、黒字化を達成し、収益基盤の底上げに寄与いたしました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメントの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しており、セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。) なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に記載のとおり、当連結会計年度の期首より、報告セグメントの区分を変更しております。以下の前連結会計年度比較については、前連結会計年度の数値を変更後の報告セグメント区分に組み替えた数値で比較しております。 (土木事業) 土木事業においては、売上高は38,031百万円(前連結会計年度比2.6%増)であり、利益面では、不採算案件の入替が進み、セグメント利益318百万円(前連結会計年度は4,511百万円のセグメント損失)となりました。 (建築事業) 建築事業においては、売上高は手持ちの大型工事が順調に進捗したことで92,467百万円(前連結会計年度比23.9%増)となり、利益面でも好採算の大型工事が牽引し、セグメント利益は6,987百万円(前連結会計年度比170.5%増)となりました。 (不動産事業) 不動産事業においては、前期のような大型販売用不動産の売却がなく、売上高は2,519百万円(前連結会計年度比52.3%減)であり、セグメント利益は507百万円(前連結会計年度比79.0%減)となりました。 (エネルギー事業) エネルギー事業においては、前期のような大型販売用発電設備の売却がなく、売上高は3,471百万円(前連結会計年度比53.4%減)であり、セグメント利益は1,331百万円(前連結会計年度比63.6%減)となりました。 地域ごとの業績は次のとおりであります。 ①日本 日本国内での売上高は121,492百万円であり、営業利益は6,692百万円となりました。 ②アジア アジアにおける売上高は13,715百万円であり、営業利益は457百万円となりました。 生産、受注及び販売の実績は次のとおりであります。 なお、当社グループでは生産実績を定義することが困難なため、「生産の状況」は記載しておりません。 ① 受注実績 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%) 当連結会計年度 (自  2025年6月1日 至  2026年5月31日) 土木事業   26,817   △35.8 建築事業   99,322   △5.6 不動産事業   2,470   △52.2 エネルギー事業   3,471   △53.8 その他   1,040   44.7 合計   133,123   △17.0 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 ② 売上実績 セグメントの名称   売上高(百万円)   前年同期比(%) 当連結会計年度 (自  2025年6月1日 至  2026年5月31日) 土木事業   35,859   1.4 建築事業   92,365   23.8 不動産事業   2,470   △52.8 エネルギー事業   3,471   △53.4 その他   1,040   43.5 合計   135,207   9.6 (注) 売上実績においては、「外部顧客への売上高」について記載しております。 なお、参考のため、提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。 提出会社の受注高(契約高)及び売上高の状況 ① 受注高、売上高、繰越高 期別   種類別   前期 繰越高 (百万円)   当期 受注高 (百万円)   計 (百万円)   当期 売上高 (百万円)   次期 繰越高 (百万円) 前事業年度(自  2024年6月1日至  2025年5月31日)   建 設 事 業   土木   66,419   32,898   99,317   24,794   74,523 建築   84,796   95,043   179,839   64,549   115,290 小計   151,215   127,941   279,157   89,343   189,813 開発事業等   29   8,791   8,821   8,780   40 合計   151,244   136,733   287,978   98,123   189,854 当事業年度(自  2025年6月1日至  2026年5月31日)   建 設 事 業   土木   74,181   18,193   92,375   27,349   65,026 建築   115,289   84,649   199,938   83,630   116,307 小計   189,470   102,843   292,314   110,980   181,334 開発事業等   40   4,260   4,300   4,254   46 合計   189,511   107,103   296,615   115,234   181,380 (注) 1.前事業年度以前に受注したもので、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注高にその増減額を含んでおります。従って、当期売上高にも係る増減額が含まれております。また、前事業年度以前に外貨建で受注したもので、当事業年度中の為替相場により請負金額に変更のあるものについても同様に処理しております。 2.当期受注高のうち海外工事の割合は前事業年度9.9%、当事業年度11.7%であります。そのうち主なものは次のとおりであります。 当事業年度  請負金額10億円以上の主なもの 宸實建設股份有限公司   宸實建設永寧段集合住宅新建工程 中國開発資産管理股份有限公司   南港區玉成段四小段新建工程 ② 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度(自  2024年6月1日至  2025年5月31日)   土木   24.3   75.7   100 建築   33.1   66.9   100 当事業年度(自  2025年6月1日至  2026年5月31日)   土木   13.1   86.9   100 建築   45.1   54.9   100 (注) 百分比は請負金額比であります。 ③ 売上高 期別   区分   国内   海外   合計 (B) (百万円) 官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%) 前事業年度(自  2024年6月1日至  2025年5月31日)   建 設 事 業   土木   15,127   9,656   9   0.0   24,794 建築   2,309   51,909   10,329   16.0   64,549 小計   17,437   61,566   10,339   11.6   89,343 開発事業等   -   8,780   -   -   8,780 計   17,437   70,347   10,339   10.5   98,123 当事業年度(自  2025年6月1日至  2026年5月31日)   建 設 事 業   土木   16,232   10,779   336   1.2   27,349 建築   1,825   68,427   13,378   16.0   83,630 小計   18,057   79,207   13,715   12.4   110,980 開発事業等   -   4,254   -   -   4,254 計   18,057   83,461   13,715   11.9   115,234 (注) 1.海外工事の国別割合は以下のとおりであります。 国名   台湾   バングラデシュ   計 前事業年度(%)   99.9   0.1   100 当事業年度(%)   97.5   2.5   100 2.完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。 前事業年度  請負金額10億円以上の主なもの ソーラー・フィールド4合同会社   小松沢太陽光発電所建設工事 国土交通省関東地方整備局   R3多摩川左岸二子玉川築堤護岸工事 東急不動産株式会社、株式会社長谷工コーポレーション   (仮称)札幌市中央区南三条西1丁目計画 新築工事 パルシステム生活協同組合連合会   パルシステムつくばみらいセンター新築工事 MIRARTHホールディングス株式会社   (仮称)レーベン桃山台新築工事 当事業年度  請負金額10億円以上の主なもの 柏市柏インター西土地区画整理組合   (仮称)柏市柏インター西土地区画整理事業 造成工事(その1~その4) 富谷市成田二期東土地区画整理組合   富谷市成田二期東土地区画整理事業造成工事 尼崎2プロパティー特定目的会社   (仮称)兵庫尼崎物流センター新築工事 大東建託株式会社   (仮称)柏物流施設新設計画(建築工事) 有楽製菓株式会社   有楽製菓株式会社(仮称)豊橋夢工場第2工場新築工事 (3期工事) 3.売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。 前事業年度 該当事項はありません。 当事業年度 野村不動産株式会社   15,989百万円   (11.8%) ④ 繰越高(2026年5月31日現在) 区分   国内   海外   合計 (B) (百万円) 官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%) 建 設 事 業   土木   44,037   20,261   727   1.1   65,026 建築   16,830   64,772   34,705   29.8   116,307 小計   60,868   85,033   35,432   19.5   181,334 開発事業等   -   46   -   -   46 計   60,868   85,080   35,432   19.5   181,380 繰越工事のうち請負金額10億円以上の主なもの 大阪府   寝屋川北部地下河川 鶴見調節池築造工事(R5本体工) 関電不動産開発株式会社・東急不動産株式会社・株式会社ワールドレジデンシャル関西 JV   (仮称)大阪市中央区森ノ宮中央1丁目PJ新築工事 一関地区広域行政組合   エネルギー回収型一般廃棄物処理施設等建設工事 康華資産股份有限公司   康華資産松江路事務所ビル新築工事 野田ロジスティクス合同会社/三ヶ尾物流開発合同会社   (仮称)上三ヶ尾地区物流施設計画開発工事(Aゾーン/Bゾーン) (2) 財政状態 ①資産の部 資産は、受取手形・完成工事未収入金等10,337百万円、販売用不動産3,326百万円などの増加要因が、建設仮勘定1,314百万円、その他の棚卸資産558百万円などの減少要因を上回ったことにより、前連結会計年度末比17,326百万円増の157,975百万円となりました。 ②負債の部 負債は、長期借入金4,718百万円、短期借入金2,608百万円などの増加要因が、工事損失引当金800百万円、完成工事補償引当金118百万円などの減少要因を上回ったことにより、前連結会計年度末比12,360百万円増の86,580百万円となりました。 ③純資産の部 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益5,450百万円の計上及び配当金1,768百万円の支払いなどの結果、前連結会計年度末比4,966百万円増の71,395百万円となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末比2.0ポイント減の45.1%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加10,278百万円、販売用不動産の増加3,326百万円等の支出要因が、税金等調整前当期純利益6,495百万円、仕入債務の増加1,867百万円等の収入要因を上回り、4,569百万円の支出超過(前連結会計年度は3,793百万円の収入超過)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却及び償還による収入3,520百万円等の収入要因が、有形固定資産の取得による支出2,135百万円等の支出要因を上回り、456百万円の収入超過(前連結会計年度は3,876百万円の支出超過)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入7,859百万円等の収入要因が、長期借入金の返済による支出4,657百万円等の支出要因を上回り、5,256百万円の収入超過(前連結会計年度は3,788百万円の支出超過)となりました。 以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、19,709百万円(前連結会計年度末は18,136百万円)となりました。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、工事の完成に要する外注費等の工事費、不動産・エネルギー事業での販売用不動産及び販売用発電設備の取得費、人件費等の販売費及び一般管理費等、営業費用によるものであります。また、投資を目的とした資金需要は設備投資等によるものであります。 これらの資金は、自己資金及び金融機関等からの借入により調達しており、当連結会計年度において、短期借入金及び長期借入金11,983百万円を調達しております。 当社グループは運転資金の効率的な調達を行うため、当連結会計年度末においては、11,680百万円の当座貸越契約、19,500百万円のコミットメントライン契約及び3,000百万円のリボルビング・クレジット・ファシリティ契約を締結しております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積り及び判断が行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積り等については、継続して評価し、事象の変化等により必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なる場合があります。 当社グループが連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち,重要なものは以下のとおりであります。 (一定の期間にわたり収益を認識する方法による収益認識) 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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