概要
日本国土開発は1952年に建設機械の賃貸業として創業し、その後土木・建築の総合建設請負業へと転換した中堅ゼネコンである。2025年5月期の連結売上高は1233億円、従業員数は1020人。国内の公共インフラ工事や民間建築に加え、東南アジアでの土木工事、太陽光発電所の運営、不動産開発を手掛ける。東京証券取引所プライム市場に上場(証券コード1887)。
土木・建築・関連の三つの事業セグメント
日本国土開発グループは土木事業、建築事業、関連事業の三本柱で構成される。2025年5月期のセグメント別売上高は、土木事業360億円(構成比29%)、建築事業746億円(同60%)、関連事業127億円(同10%)である。土木事業は国内と東南アジアでダム、橋梁、トンネル、道路などの社会基盤整備を手掛け、独自技術としてツイスター工法、キャピラリーバリア、動圧密工法を実用化している。建築事業は公共施設、オフィスビル、マンション、物流施設など多岐にわたり、設計・施工一貫体制を強みとする。関連事業は不動産の開発・賃貸・販売、太陽光発電所の運営、墓苑事業から成る。
東南アジアを中心に海外展開
海外事業は主に東南アジア地域で展開されている。2005年7月に台湾事務所(現台湾支店)を開設し、その後台湾での建築工事やインフラ案件を受注してきた。2025年1月にはバングラデシュ漁業開発公社の水揚げ場整備計画を受注している。個別の受注高に占める海外工事の割合は2025年5月期で9.9%であり、前年(15.7%)から減少した。海外子会社は持たず、支店や現地法人を通じて施工管理を行う。アジア地域の売上高は103億円、営業利益は2.4億円である。
グループ企業が支える技術・材料供給
連結子会社18社がグループの各事業を補完する。国土開発工業は建設機械の製造・販売・賃貸と土木工事施工を担当。福島エコクリートは石炭灰を主原料とする路盤材「ORクリート」を製造販売する。海洋工業は動圧密工法やリフューズプレス工法による地盤改良工事を行う。ANIONは塩害対策用の硝酸型機能性吸着材「ADOXパウダー」を製造する。コクドビルエースは建築リニューアル工事に特化している。これらの子会社はグループ全体の収益多様化と技術差別化に貢献している。
再生可能エネルギー事業が成長の第3の柱
関連事業の中核である太陽光発電事業は、2015年以降に複数のメガソーラー発電所を稼働させ、売電収入を得ている。2025年5月期現在、運営する発電所は14カ所で総出力は約90MWに上る。最大規模は松島どんぐり太陽光発電所(50.4MW)である。2024年11月には営農型太陽光発電所を運営するJDCグリーンエナジー合同会社を子会社化。再生可能エネルギー事業は土木・建築に次ぐ第3の柱として位置づけられ、関連事業のセグメント利益は59億円(2025年5月期)とグループ全体の利益を牽引している。
業界の中での役割は総合建設業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/5期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 建築事業 | 746億円 | 60.5% | 26億円 | 3.5% |
| 土木事業 | 360億円 | 29.2% | -45億円 | -12.5% |
| 関連事業 | 127億円 | 10.3% | 59億円 | 46.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01社会基盤(土木)主力
日本国内と東南アジアを拠点に、ダム、河川、橋梁、トンネル、道路、上下水道、造成工事などの社会基盤整備や災害関連復興工事を手掛ける。独自技術による高付加価値な施工と、ICT技術を活用した生産性向上を強みとする。
- ツイスター工法
- 建設材料のリサイクルを実現する独自工法。
- キャピラリーバリア
- 自然材料を利用した新しい処分場覆土技術。
- 動圧密工法
- ゴミの減容化に対応する地盤改良工法。
02建築主力
公共施設、競技場、オフィスビル、マンション、マルチテナント型物流施設など多岐にわたる建築物を手掛ける。設計・施工能力を活かしたソリューション提案と、リニューアルや免震エンジニアリングなどの付加価値サービスを提供する。
- 建築デザイン計画ソリューション
- 設計から施工まで一貫した提案を行う。
- 建物価値再生ソリューション
- リニューアル、リノベーション、コンバージョンによる建物の価値向上を提案。
- RE100達成支援
- 電力コストダウンや再エネ比率向上のためのトータルソリューションを提案。
- 食品工場エンジニアリング
- 衛生管理対策やセキュリティ対策、動線計画などを最適化する。
- 免震エンジニアリング
- 地震リスク予測に基づく免震導入の最適プランを提案。
03不動産準主力
不動産開発、投資、賃貸、販売事業を一貫して展開。建設事業との連携により付加価値の高い開発を推進する。
04再生可能エネルギー準主力
太陽光発電事業を中心に、開発から売電、売却までを手掛ける。営農型太陽光や高圧太陽光発電にも取り組む。
05その他(材料・製品)副次
建設事業に付随する材料・製品事業。石炭灰混合材料や機能性吸着材の製造販売を行う。
- ORクリート
- 石炭灰を主原料とした路盤材などの石炭灰混合材料。
- ADOXパウダー
- 塩害対策用の硝酸型機能性吸着材で、樹脂材料やコンクリート材料に添加する。
製品と技術
リサイクルを実現するツイスター工法
ツイスター工法は建設発生木材やコンクリート塊などの廃材を現地で破砕・混合し、路盤材や埋戻し材としてリサイクルする独自工法である。従来は産廃処分されていた材料を有効活用できるため、コスト削減と環境負荷低減に寄与する。同工法は日本国土開発が開発し、土木工事の現場で広く採用されている。施工の際は自走式の破砕混合機を使用し、効率的な処理を実現する。2024年11月には新たに自走型回転式破砕混合機「TMSP1800」を開発し、さらなる生産性向上を図っている。
自然材料を活用したキャピラリーバリアと動圧密工法
キャピラリーバリアは、自然材料(砂や礫)の毛管現象を利用した新しい処分場覆土技術である。遮水シートを使わずに雨水浸透を抑制でき、最終処分場の覆土や盛土の表面保護に適用される。動圧密工法は、廃棄物層内にスクリューオーガーを回転・圧入して横方向に圧縮し、さらに上部から廃棄物を投入して再締固めすることで減容化を図る地盤改良工法である。両工法とも日本国土開発が独自に開発し、環境関連工事において強みとなっている。子会社の海洋工業が動圧密工法を事業として展開している。
建築事業の設計・施工一貫ソリューション
建築事業では設計・施工一貫体制を生かし、顧客ニーズに合わせた多様なソリューションを提供する。建物価値再生ソリューション(リニューアル・リノベーション・コンバージョン)では、経年劣化した建物の機能向上や用途転換を提案。RE100達成支援として、太陽光発電導入や電力契約最適化による再エネ比率向上をトータルでサポートする。食品工場エンジニアリングでは衛生管理や動線計画を最適化する。免震エンジニアリングでは、JDC低床免震システムを用いた地震リスク低減を図る。これらのソリューションは、同社の技術力と施工実績に基づく。
メガソーラー発電所の運営と売電事業
関連事業の再生可能エネルギー部門では、全国14カ所の太陽光発電所を運営し、総出力約90MWの電力を各電力会社に売電している。代表的な発電所として、松島どんぐり太陽光発電所(50.4MW、宮城県)、延岡くじら池太陽光発電所(12.6MW、宮崎県)、パワープラント四日市北小松太陽光発電所(10.5MW、三重県)がある。2024年11月には営農型太陽光発電所を運営するJDCグリーンエナジー合同会社を子会社化し、農業と共存する発電事業にも参入。これらの売電収入は安定的なストック収益としてグループ利益に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
建設業のなかでの位置
中堅ゼネコン、受注回復で黒字転換進む
建設業界の中堅ゼネコン。売上高は約1,350億円(2026/5期予想)で、同業のショーボンドホールディングスやミライト・ワンと比較して規模は中程度。2024/5期は営業損失だったが、2025/5期に黒字転換、2026/5期には営業利益率5.3%まで改善見込み。公共工事や民間建設需要の取り込み進展が寄与している。
強み
- 営業損失から2期連続で改善、2026/5期は営業利益率5.3%と安定的な黒字見通し。
- 公共・民間の建築・土木工事を手掛け、地域密着型の事業基盤を持つ。
- 原価低減や効率化の取り組みが利益改善に寄与し、収益性が向上。
- 2026/5期売上高は前期比+9.6%と拡大、受注環境は良好。
課題
- 2024/5期の営業損失-6.9%からの回復途上、利益率はまだ低水準。
- 建設資材や人件費の高騰が収益を圧迫するリスクが継続。
- 同業他社も受注拡大を狙い、価格競争が激しく、採算管理が重要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
建設業の時価総額近傍。太字が日本国土開発
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 1898世紀東急工業 | 558億円 | 11.7倍 |
| 2 | 1793大本組 | 557億円 | 29.2倍 |
| 3 | 1967ヤマト | 505億円 | 10.6倍 |
| 4 | 1929日特建設 | 499億円 | 12.0倍 |
| 5 | 1786オリエンタル白石 | 489億円 | 13.5倍 |
| 6 | 1887日本国土開発 | 484億円 | 7.9倍 |
| 7 | 1888若築建設 | 481億円 | 10.8倍 |
| 8 | 1827ナカノフドー建設 | 466億円 | 10.6倍 |
| 9 | 1930北陸電気工事 | 464億円 | 11.1倍 |
| 10 | 1813不動テトラ | 460億円 | 9.5倍 |
| 11 | 1810松井建設 | 449億円 | 9.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 57件
建設機械賃貸から土木工事請負へ転換した1957年
日本国土開発は1952年4月、戦後復興への貢献を使命に建設機械の賃貸を主事業として資本金1億円で設立された。本社は東京都中央区日本橋茅場町。同年に建設大臣登録を完了し、1954年11月には東京店頭市場に株式公開した。しかし、機械賃貸だけでは成長に限界があると判断し、1957年6月に黒部第四ダム大町ルート第三工区の施工を機に、機械による土木工事請負事業へ主業を転換した。これが現在の総合建設業への第一歩となる。
総合建設請負業へ進出した1962年と上場
建設市場の拡大に伴い、1962年12月に建築部を新設し、総合建設請負業へと転換した。1963年4月には一級建築士事務所登録を取得。1964年2月には東京証券取引所市場第一部に株式上場し、同年3月に本社を東京都港区に移転。1970年10月には大阪証券取引所市場第一部にも上場した。1969年2月には東京証券取引所の信用銘柄に指定されるなど、成長期を迎えた。1973年5月には重機施工部門を独立させて国土開発工業を設立し、グループ体制を整備した。
会社更生法適用と再建への道のり(1998-2003年)
バブル経済の破綻とその後の経済低迷により、受注大幅減少、工事採算悪化、債権回収困難、開発事業の不良債権化が経営を圧迫。1998年12月に会社更生法適用を申請し、1999年1月に更生手続開始決定を受けた。これに伴い東京・大阪両証券取引所での上場は廃止された。2003年9月に更生手続終結決定を得るまでの間、事業の選択と集中、負債の圧縮を進めた。2001年10月にはコンクリート・リニューアル事業強化のため日本アドックス(現コクドビルエース)を設立するなど、再建に向けた布石を打った。
再上場と事業基盤の再構築(2010年代)
2015年以降、太陽光発電事業への本格参入やグループ再編を推進。2015年1月に宮古発電合同会社を子会社化し、以降複数の太陽光発電所を取得した。2016年9月には土木事業本部・建築事業本部を設置し、利益責任体制を明確化。2017年7月には国土開発工業を完全子会社化し、グループ連携を強化した。2018年3月には海洋工業を子会社化。2016年11月には「JDC低床免震システム」が日本初の一般評定を取得するなど技術面でも成果を挙げた。2019年3月、東京証券取引所市場第一部に再上場を果たした。
SBT認定と健康経営銘柄の継続取得(2020年代)
再上場後、サステナビリティ経営を推進。2020年3月に「健康経営銘柄2020」および「健康経営優良法人ホワイト500」に初選定され、その後も継続して選定されている。2023年3月には2030年までのCO2排出量削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得し、2024年10月には2050年ネットゼロ目標「SBTネットゼロ」の認定を取得。2024年5月には経済産業省から「DX認定事業者」に認定された。2022年4月の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。
中期経営計画の修正と2025年5月期の黒字化
2023年5月期からの3カ年計画「中期経営計画2024」は、土木・建築事業の大幅損失により目標未達となった。2024年7月に最終年度ROE目標を10%から5%に、営業利益目標を110億円から40億円に修正した。2025年5月期は受注審査厳格化や管理強化の結果、建築事業が回復し、関連事業の不動産売却や太陽光発電収益も寄与して営業利益23億円、純利益13億円と黒字化を達成。しかし土木事業は3期連続の大幅損失であり、2025年策定の「中期経営計画2027」ではROE8.0%、営業利益90億円の達成を目指す。
年表57件を開く
1950年代
- 1951年4月創業戦後日本の復興への貢献を使命に、建設機械の賃貸を主な事業として資本金1億円にて設立 本社を東京都中央区日本橋茅場町1-12に設置
- 1952年4月建設業法による建設大臣登録(ロ)第58号を完了
- 1954年11月上場東京店頭市場に株式公開
- 1957年6月黒部第四ダム大町ルート第三工区を施工し、機械による土木工事請負事業に主な事業を転換
1960年代
- 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場
- 1962年12月建設市場の拡大に伴い建築部を新設 総合建設請負業へと転換する
- 1963年4月一級建築士事務所登録 東京都知事第4070号
- 1964年2月上場東京証券取引所市場第一部に株式上場
- 1964年3月東京都港区に本社を移転
- 1969年2月東京証券取引所の信用銘柄に指定
1970年代
- 1970年10月上場大阪証券取引所市場第一部に株式上場
- 1973年5月建設業法の改正に伴い、特定建設業許可(特―48)第1000号を取得(現在は5年ごとに更新)高レベルの施工による事業強化を目的に、重機施工部門を独立させ国土開発工業㈱を設立
- 1974年1月宅地建物取引業法による建設大臣免許(1)第1756号を取得(現在は5年ごとに更新)
1990年代
- 1990年4月当社技術の更なる差別化を図るべく、神奈川県愛甲郡愛川町に新技術研究所を建設
- 1998年12月バブル経済の破綻とその後の経済低迷に伴い受注の大幅な減少、工事採算の悪化、工事代金債権の回収困難、開発事業資金の不良債権化が経営の悪化を招き会社更生法適用を申立
- 1999年1月会社更生手続開始決定
- 1999年3月上場東京及び大阪証券取引所において株式上場廃止
2000年代
- 2001年10月コンクリート・リニューアル事業強化にあたり、日本アドックス㈱(現 コクドビルエース㈱)設立
- 2003年9月会社更生手続終結決定
- 2005年7月台湾事務所(現台湾支店)を開設
- 2005年10月M&AISO9001、ISO14001の全社統合認証を取得
- 2007年8月高機能水処理剤の製造・販売を目的としてANION㈱設立
- 2009年11月M&A事業分野ごとにグループを再編し収益力向上を図るため、国土開発工業㈱と建設機械の製造・整備を事業とするコクド工機㈱を合併
2010年代
- 2015年1月M&A宮古発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
- 2016年3月環境保全と震災復興に資する石炭灰を用いた路盤材の製造・販売を目的として、福島エコクリート㈱を設立
- 2016年9月事業環境の変化へ即座に対応することを可能にするとともに、利益責任体制の明確化を目的として土木事業本部及び建築事業本部を設置
- 2016年11月「JDC低床免震システム」が床免震で日本初の一般評定を取得
- 2017年4月土木事業、建築事業に次ぐ第三の柱となる事業として強化することを目的に、関連事業本部を設置
- 2017年7月M&Aグループ間の連携強化を図り収益力の向上を目的に、国土開発工業㈱を完全子会社化
- 2018年3月M&A動圧密工法及びリフューズプレス工法を中核技術の一つとし、新興国のインフラ整備に対応することを目的として海洋工業㈱を子会社化
- 2018年11月M&A松島太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
- 2018年12月商号変更建築リニューアル事業への特化に伴い、日本アドックス㈱からコクドビルエース㈱に商号変更
- 2019年3月上場東京証券取引所市場第一部に再上場
- 2019年7月つくば未来センター開設
2020年代
- 2020年3月「健康経営銘柄2020」「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
- 2021年3月「健康経営銘柄2021」「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
- 2021年7月M&A延岡太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
- 2022年3月「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年9月M&A合同会社地域共生発電所を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
- 2023年3月2030年までのCO 2 排出量削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得「健康経営銘柄2023」「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
- 2023年5月当社普通株式5百万株の消却を実施(2022年7月19日~2023年4月28日取得分)
- 2023年6月当社の経済的価値と社会的価値の向上に取り組むため、サステナビリティ経営本部を新設
- 2023年8月TCFD 提言に沿った気候変動問題の情報開示を公開 サステナビリティ経営方針を策定
- 2024年3月「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
- 2024年5月経済産業省から「DX認定事業者」の認定を取得
- 2024年10月SBTイニシアチブからGHG排出量削減に関する目標において、2050年にネットゼロエミッションを実現する「SBTネットゼロ」の認定取得
- 2024年11月M&A自走型回転式破砕混合機「TMSP1800」を開発 営農型の太陽光発電所を運営するJDCグリーンエナジー合同会社を子会社化
- 2025年1月バングラデシュ漁業開発公社水揚場整備計画を受注
- —M&A田老発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
- 2025年3月「健康経営銘柄2025」(通算4回目)に選定「健康経営優良法人ホワイト500」に選定
- 2025年4月M&Aユリ伏見合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化
- 2025年7月「中期経営計画2027」策定
- 2025年10月福島県南相馬市の機能性吸着材製造工場「ANION南相馬工場」開業
- 2025年12月岩手県宮古市の夜間連系太陽光発電所が竣工
- 2026年3月「健康経営優良法人ホワイト500」(2020年から7年連続)に選定
- 2026年4月創業創立75周年を迎える
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/5期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益2028年5月期まで90億円
- ROE2028年5月期まで8.0%
- 自己資本額2028年5月期まで720億円以上
- DOE2.5〜3.5%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
建設事業の収益力向上
土木事業は黒字化を達成したが、収益性の安定的確保が課題。建築事業は採算性重視の受注と原価管理で収益が大幅に改善。今後は営業体制強化と施工効率向上により、建設事業全体の持続的な利益創出体制を確立する。
- 02
成長分野への投資拡大
不動産事業とエネルギー事業を建設事業の景気変動を補完する安定収益源と位置付け、投資・回収回転型ビジネスの強化やストック収益の積み上げを推進。新規事業では機能性吸着材事業の早期収益化に取り組む。
- 03
人的資本強化とDX推進
担い手不足に対応するため人財の確保・育成・定着を重要課題とし、AIやICTを活用したDXで施工の効率化や省人化を図り、生産性向上と労働環境改善を実現する。
- 04
資本効率と市場評価の改善
収益力の回復でROEは改善したが、資本コストを意識した経営を徹底し、DOE水準に基づく安定株主還元を継続して資本効率向上と市場からの信頼回復を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 11期分
グループ全体で1,104人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は830万円で、10期前と比べて+1.4%。平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は14.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年5月 | — | — | — | 1,087 | — |
| 2017年5月 | — | — | — | 1,006 | — |
| 2018年5月 | — | — | — | 1,022 | — |
| 2019年5月 | 819 | 42.1 | 14.3 | 1,039 | — |
| 2020年5月 | 755 | 41.6 | 13.9 | 1,003 | — |
| 2021年5月 | 740 | 40.8 | 13.2 | 1,075 | — |
| 2022年5月 | 748 | 40.9 | 13.0 | 1,106 | — |
| 2023年5月 | 762 | 40.5 | 13.1 | 1,094 | — |
| 2024年5月 | 751 | 40.4 | 13.0 | 1,048 | −897 |
| 2025年5月 | 754 | 40.9 | 13.4 | 1,020 | 225 |
| 2026年5月 | 830 | 42.8 | 14.8 | 1,104 | 652 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社15社(国内 15 / 海外 0、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。
- 国内国土開発工業㈱神奈川県 厚木市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内海洋工業㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内CSMレンタル㈱東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ANION㈱東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内福島エコクリート㈱福島県 南相馬市 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内コクドビルエース㈱東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内JDCグリーンエナジー合同会社東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内宮古発電合同会社を営業者とする匿名組合岩手県 宮古市 · 連結子会社議決権70.0%
- 国内松島太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合(注)3東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内延岡太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合(注)3東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内合同会社地域共生発電所を営業者とする匿名組合(注)3三重県 四日市市 · 連結子会社議決権95.0%
- 国内田老発電合同会社を営業者とする匿名組合岩手県 宮古市 · 連結子会社議決権50.0%
残りのグループ会社3社を開く
- ユリ伏見合同会社を営業者とする匿名組合(注)3東京都 千代田区100%
- JDCエナジー合同会社東京都 港区100%
- ㈱不来方やすらぎの丘岩手県 盛岡市36%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年5月期の売上高は1,352億円、営業利益は72億円。前期と比べると増収増益で、売上が+9.7%、利益が+213.0%。
会社が出している今期の予想2027年5月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,370億円 | 1,352億円 |
| 営業利益 | 63億円 | 72億円 |
| 純利益 | 40億円 | 55億円 |
| 1株あたり配当 | ¥25 | ¥25 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は669億円、営業利益は38億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 338 | −6 | −1.8 | −5 |
| 2023年4Q | 553 | — | — | 31 |
| 2024年1Q | 339 | −7 | −2.1 | −5 |
| 2024年2Q | 312 | −72 | −23.1 | −47 |
| 2024年3Q | 333 | −27 | −8.1 | −19 |
| 2024年4Q | 373 | 12 | 3.2 | −1 |
| 2025年2Q | 620 | 27 | 4.4 | 17 |
| 2025年4Q | 613 | −4 | −0.7 | −4 |
| 2026年2Q | 683 | 34 | 5.0 | 25 |
| 2026年4Q | 669 | 38 | 5.7 | 30 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年5月期からの15期で、売上は793億円から1,352億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 793 | — | −13 | — | −28 |
| 2013年5月 | 827 | — | 8 | — | 6 |
| 2014年5月 | 968 | — | 15 | — | 12 |
| 宮古発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化 | |||||
| 2015年5月 | 1,121 | — | 35 | — | 27 |
| 環境保全と震災復興に資する石炭灰を用いた路盤材の製造・販売を目的として、福島エコクリート㈱を設立 | |||||
| 2016年5月 | 1,189 | — | 55 | — | 29 |
| グループ間の連携強化を図り収益力の向上を目的に、国土開発工業㈱を完全子会社化 | |||||
| 2017年5月 | 1,091 | — | 72 | — | 37 |
| 動圧密工法及びリフューズプレス工法を中核技術の一つとし、新興国のインフラ整備に対応することを目的として海洋工業㈱を子会社化 | |||||
| 2018年5月 | 1,176 | — | 153 | — | 103 |
| 東京証券取引所市場第一部に再上場 | |||||
| 2019年5月 | 1,195 | — | 144 | — | 104 |
| 2020年5月 | 1,185 | — | 98 | — | 80 |
| 延岡太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化 | |||||
| 2021年5月 | 1,178 | — | 106 | — | 77 |
| 合同会社地域共生発電所を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化 | |||||
| 2022年5月 | 1,268 | — | 84 | — | 74 |
| 2023年5月 | 1,542 | — | 46 | — | 33 |
| 自走型回転式破砕混合機「TMSP1800」を開発 営農型の太陽光発電所を運営するJDCグリーンエナジー合同会社を子会社化 | |||||
| 2024年5月 | 1,357 | −94 | −93 | −6.9 | −72 |
| ユリ伏見合同会社を営業者とする匿名組合への出資に伴い同組合を子会社化 | |||||
| 2025年5月 | 1,233 | 23 | 19 | 1.9 | 13 |
| 創立75周年を迎える | |||||
| 2026年5月 | 1,352 | 72 | 66 | 5.3 | 55 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年5月期
売上高1,352億円のうち、営業利益として残るのは72億円で5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は55億円、売上の4.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.9%1,189億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.8%92億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%72億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 15期分
2026年5月期は営業CFが−46億円、投資CFが5億円で、差し引きのフリーCFは−41億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は197億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | −29 | −2 | −1 | −31 | 110 |
| 2013年5月 | 48 | 0 | 1 | 48 | 163 |
| 2014年5月 | 12 | −16 | 6 | −4 | 165 |
| 2015年5月 | 17 | −21 | 8 | −4 | 172 |
| 2016年5月 | 42 | −14 | 5 | 28 | 203 |
| 2017年5月 | 276 | −117 | 40 | 159 | 411 |
| 2018年5月 | 94 | −62 | −44 | 32 | 399 |
| 2019年5月 | 54 | −136 | 25 | −82 | 341 |
| 2020年5月 | −35 | −56 | 25 | −91 | 275 |
| 2021年5月 | 46 | −22 | 169 | 24 | 470 |
| 2022年5月 | 38 | 43 | −81 | 81 | 472 |
| 2023年5月 | −111 | −63 | −61 | −174 | 237 |
| 2024年5月 | −13 | 15 | −21 | 2 | 219 |
| 2025年5月 | 38 | −39 | −38 | −1 | 181 |
| 2026年5月 | −46 | 5 | 53 | −41 | 197 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 15期分
2026年5月期の総資産は1,580億円。このうち返さなくてよい自己資本が714億円で、自己資本比率は45.1%(業種中央値55.5%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 649 | 329 | 320 | 50.7 |
| 2013年5月 | 699 | 342 | 357 | 48.9 |
| 2014年5月 | 814 | 353 | 461 | 43.1 |
| 2015年5月 | 921 | 391 | 530 | 41.8 |
| 2016年5月 | 917 | 411 | 506 | 43.9 |
| 2017年5月 | 1,192 | 420 | 772 | 34.2 |
| 2018年5月 | 1,206 | 502 | 704 | 41.3 |
| 2019年5月 | 1,292 | 643 | 649 | 49.5 |
| 2020年5月 | 1,339 | 683 | 656 | 50.8 |
| 2021年5月 | 1,488 | 742 | 746 | 49.6 |
| 2022年5月 | 1,547 | 799 | 748 | 51.2 |
| 2023年5月 | 1,623 | 780 | 843 | 48.0 |
| 2024年5月 | 1,457 | 686 | 771 | 47.0 |
| 2025年5月 | 1,406 | 664 | 742 | 47.1 |
| 2026年5月 | 1,580 | 714 | 866 | 45.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
建設業 140社との比較
同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで140社中5位あたり、逆に低いのはROEで140社中107位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥542で、1年前と比べて+13.9%。過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.9倍 |
| PER (会社予想) | 10.8倍 |
| PBR | 0.61倍 |
| 配当利回り | 4.61% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価513円。前日比-1.54%で軟調。25日線(521.92円)を-1.7%下回り、75日線(544.26円)からも乖離。1ヶ月で-2.1%下落。52週高値719円から-28.7%と戻り鈍い。7月15〜16日に出来高急増後、調整継続。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER7.5倍は業界平均14.0倍を大幅に下回り割安。PBR0.57倍は業界平均1.50倍を大きく下回り、解散価値割れ。ROE2%と低収益だが、業績回復で先行PER10.3倍。配当利回り4.87%は業界平均3.41%を上回るが、配当性向79.2%と高く維持に懸念。割安と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.9倍 | 14.4倍 |
| PER (予想) | 10.8倍 | — |
| PBR | 0.61倍 | 1.55倍 |
| ROE | 7.9% | 11.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績がV字回復しつつある建設会社。強気派は、2026年5月期の営業利益率5.3%への改善や、PBR0.57倍と割安、高配当利回り4.87%を評価。一方、弱気派は、2024年5月期の大幅赤字から回復途上であり、コスト管理や受注の質改善の持続性に疑問。また、PER7.5倍は安いが、ROE2%と低く、資本効率は不十分。
- V字回復
営業赤字から黒字転換、2026年は営業利益72億円
- 割安指標
PER7.5倍、PBR0.57倍と割安
- 高配当
配当利回り4.87%と高い
- 2026/5期営業利益72億円へV字回復2026/5期影響強
前期-94億円から72億円へ黒字転換、売上も回復
- PBR0.58倍の割安修正期待継続影響中
PBR1倍割れは割安、収益改善で是正余地
- 配当利回り4.87%の安定通年影響弱
業績回復に伴い配当維持なら利回り魅力的
- 大型工事の採算改善余地2027年〜2028年影響中
赤字からの回復途上、更なる利益率向上見込む
- 回復途上
2024年の赤字からの回復途上で不確実性
- ROE低位
ROE2%と資本効率が極めて低い
- 業績変動大
過去に営業赤字を出しており業績の不安定性
- 巨額赤字再発リスク不定影響強
過去に営業利益-94億円、工事損失リスク残存
- PER10.3倍の割高感2026/5期影響中
回復後PER10.3倍は業界平均並、上値重い
- ROE2%の低資本効率通年影響中
収益力弱く、株主価値向上には時間要
- 業績の季節変動リスク継続影響弱
大型案件依存で四半期変動大きく、下方修正リスク
- 受注高
- V字回復の持続性を測る先行指標
- 営業利益率
- 5%超の利益率維持が鍵
- ROE
- 資本効率改善の確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり25円で、前期から+13.6%。いまの株価に対する利回りは4.61%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2020年5月 | 28 | — | 33.2 |
| 2021年5月 | 23 | −17.9 | 33.2 |
| 2022年5月 | 26 | 13.0 | 29.1 |
| 2023年5月 | 26 | 0.0 | 68.9 |
| 2024年5月 | 22 | −15.4 | — |
| 2025年5月 | 22 | 0.0 | 79.2 |
| 2026年5月 | 25 | 13.6 | 40.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥25
株主
有価証券報告書より
2026年5月期末の株主数は延べ22,552人。区分でいちばん多いのは個人・その他で41.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.7%を占め、残る51.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年5月% | 2022年5月% | 2023年5月% | 2024年5月% | 2025年5月% | 2026年5月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 31.9 | 32.8 | 33.2 | 40.4 | 41.3 | 41.6 |
| 事業法人 | 36.5 | 36.5 | 35.6 | 35.4 | 30.2 | 29.6 |
| 金融機関 | 28.8 | 27.8 | 27.7 | 20.9 | 22.8 | 19.0 |
| 自己株式 | 9.6 | 9.3 | 9.7 | 9.6 | 9.9 | 9.8 |
| 外国法人 | 2.3 | 2.2 | 2.7 | 2.3 | 4.6 | 8.2 |
| 証券会社 | 0.6 | 0.8 | 0.8 | 1.0 | 1.0 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.54 |
| 02 | 株式会社ザイマックスグループ | 6.57 |
| 03 | みずほ信託銀行株式会社(一般財団法人日本国土開発未来研究財団口) | 4.48 |
| 04 | 日本国土開発持株会 | 4.34 |
| 05 | 株式会社西京銀行 | 3.70 |
| 06 | アジア航測株式会社 | 3.57 |
| 07 | 日本基礎技術株式会社 | 3.25 |
| 08 | 須賀工業株式会社 | 2.38 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.59 |
| 10 | 竹村 渉 | 0.94 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で+339%、1株純資産は15期で+171%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | −29 | 330 | −8.7 | — | — |
| 2013年5月 | 6 | 343 | 1.6 | — | 39.4 |
| 2014年5月 | 12 | 352 | 3.3 | — | 32.5 |
| 2015年5月 | 28 | 384 | 7.1 | — | 21.8 |
| 2016年5月 | 29 | 402 | 7.1 | — | 26.2 |
| 2017年5月 | 41 | 509 | 9.0 | — | 20.4 |
| 2018年5月 | 138 | 709 | 20.6 | — | 12.0 |
| 2019年5月 | 140 | 735 | 18.4 | 4.3 | 24.6 |
| 2020年5月 | 91 | 780 | 12.1 | 6.0 | 33.2 |
| 2021年5月 | 89 | 847 | 10.9 | 6.3 | 33.2 |
| 2022年5月 | 84 | 901 | 9.7 | 6.0 | 29.1 |
| 2023年5月 | 39 | 935 | 4.2 | 14.7 | 68.9 |
| 2024年5月 | −86 | 819 | −9.8 | — | — |
| 2025年5月 | 17 | 831 | 2.0 | 28.2 | 79.2 |
| 2026年5月 | 68 | 892 | 7.9 | 7.9 | 40.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
23名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は23名。2026/5期の役員報酬は総額147百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 林伊佐雄 | 代表取締役社長 社長執行役員 CEO兼COO | 69 | 75,000 |
| 菊池泰 | 取締役 執行役員 新規事業・地域共創事業推進室長 兼 安全衛生管理室管掌 | 60 | 33,000 |
| 守屋乾司 | 取締役 兼コクドビルエース株式会社 代表取締役社長 | 63 | 56,000 |
| 高津浩明 | 取締役 | 73 | 7,000 |
| 松石秀隆 | 取締役 | 69 | 1,000 |
| 唐下雪絵 | 取締役 | 59 | 3,000 |
| 曽根一郎 | 取締役(常勤監査等委員) | 66 | 65,000 |
| 鴨志田文彦 | 取締役(監査等委員) | 74 | — |
| 渡邊賢作 | 取締役(監査等委員) | 55 | — |
| 小髙友久 | 専務執行役員 | — | — |
| 長谷川幸生 | 代表取締役社長 社長執行役員 CEO兼COO | 58 | 2,000 |
| 大西暁子 | 常務執行役員 | — | — |
残りの役員11名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 中里良一 | 執行役員 | — |
| 高野匡裕 | 執行役員 | — |
| 中小路俊幸 | 執行役員 | — |
| 三井聡 | 執行役員 | — |
| 津田眞典 | 執行役員 | — |
| 大鹽岳 | 執行役員 | — |
| 平林輝一 | 執行役員 | — |
| 寺田真才 | 執行役員 | — |
| 森岡義美 | 執行役員 | — |
| 森尻謙一 | 取締役 | 63 |
| 氏名 | 役職 | — |
役員報酬の内訳2026/5期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 59 | 20 | 8 | 87 | 22 |
| 社外取締役 | 5 | 42 | — | — | 42 | 8 |
| 取締役(社内) | 2 | 18 | — | — | 18 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/5期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,327字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,570字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,550字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,149字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第97期(2025/06/01-2026/05/31)2026-08-21
- 半期報告書半期報告書-第97期(2025/06/01-2026/05/31)2026-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第96期(2024/06/01-2025/05/31)2025-08-22
- 半期報告書半期報告書-第96期(2024/06/01-2025/05/31)2025-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第95期(2023/06/01-2024/05/31)2024-08-27
- 四半期報告書四半期報告書-第95期第3四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-15
- 四半期報告書四半期報告書-第95期第2四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-15
- 四半期報告書四半期報告書-第95期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第94期(2022/06/01-2023/05/31)2023-08-25
- 四半期報告書四半期報告書-第94期第3四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第94期第2四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-16
- 四半期報告書四半期報告書-第94期第1四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-17
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