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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

藤井産業

Fujii Sangyo Corporation9906 · Standard · 卸売業

電設資材から建設機械まで、幅広い商材を扱う総合商社。栃木県を拠点に地域密着型の販売網を構築。

概要

藤井産業は、栃木県宇都宮市に本社を置く総合商社兼エンジニアリング企業である。電設資材、制御機器、建設資材、土木建設機械などの卸売事業と、総合建築施工、設備プラント、再生可能エネルギー発電などの施工・保守事業を組み合わせた「商社×エンジニアリング」モデルを特徴とする。2026年3月期の連結売上高は1,059億円、営業利益62億円、純利益49億円、従業員数は932名。2013年に東京証券取引所JASDAQに上場し、現在はスタンダード市場に所属する。

四つのセグメントで構成される事業体制

藤井産業は、マテリアルイノベーションズカンパニー、インフラソリューションズカンパニー、コマツ栃木、その他の四つのセグメントで事業を展開する。マテリアルイノベーションズカンパニーは、電設資材(照明器具、電線、受配電盤、エアコン、EV充電設備など)、情報ソリューション(通信機器、セキュリティシステム、LANシステム)、建設資材(ALC、窯業サイディング、金属パネル)、コンクリート圧送を扱う。インフラソリューションズカンパニーは、産業システム(制御機器、産業用ロボット、NC工作機械)、総合建築(スタンパッケージ、NSスタンロジ)、環境エネルギー(太陽光発電システム)、設備プラント(空調、クリーンルーム、上下水処理)を担当する。コマツ栃木は土木建設機械の販売・整備・賃貸を行う。その他セグメントには路面切削工事、測量機器販売、再生可能エネルギー発電(帯広ソーラーパーク)が含まれる。2025年度のセグメント別売上高は、マテリアルイノベーションズカンパニーが593億円(全体の56%)、インフラソリューションズカンパニーが384億円(36%)、コマツ栃木が64億円(6%)、その他が15億円(1%)である。

首都圏と栃木を中心とした地域展開

本社を栃木県宇都宮市に置き、首都圏エリアへの進出を成長戦略の柱とする。栃木県内に加え、東京、つくばなどに営業拠点を持ち、建設資材事業では東京エリアでの外壁・屋根工事が堅調である。経営方針では「首都圏エリアにおけるシェア拡大」を掲げ、M&Aを通じて関東圏の企業を買収してきた。例えば、2018年に買収した株式会社サンユウ(神奈川県)は産業システム事業の基盤を強化し、2023年に買収したショーエイ株式会社(東京都)は情報ソリューション事業を拡大した。また、公共・民間を問わず社会インフラの老朽化に伴う更新需要を捉え、全国的な案件に対応する。海外売上高は開示されていないが、主に国内市場を対象としている。

子会社・関連会社を通じたグループ経営

藤井産業は、連結子会社8社、持分法適用関連会社1社で構成される。主要子会社には、土木建設機械販売のコマツ栃木株式会社、コンクリート圧送の藤和コンクリート圧送株式会社、産業システムの株式会社サンユウ、路面切削の株式会社日本切削工業、情報ソリューションのショーエイ株式会社、測量機器の株式会社コアミ測機、再生可能エネルギー発電の合同会社帯広ソーラーパークがある。また、産業用車両販売の栃木小松フォークリフト株式会社は持分法適用関連会社である。これらの子会社は各専門分野で独立して事業を営みながら、グループ全体で「商社×エンジニアリング」の総合力を発揮する。2026年5月には持株会社体制移行のため、藤井産業マテリアルイノベーション株式会社と藤井産業インフラソリューション株式会社を設立し、吸収分割契約を締結した。

商社機能とエンジニアリングの融合による競争力

藤井産業のビジネスモデルは、単なる卸売ではなく、商材供給に加えて設計協力、施工、保守・維持管理までを一貫して提供する「商社×エンジニアリング」である。これにより、顧客の多様な経営課題に対応し、差別化を図る。例えば、電設資材ではLED照明への切り替え需要に対し、機器販売に加え工事設計・施工まで行う。設備プラントでは空調や上下水処理の設計・施工を手掛け、環境エネルギー事業では太陽光発電システムの設計・施工・保守を提供する。この総合力が競争力の源泉であり、特に社会インフラの老朽化更新や省エネルギー・脱炭素化の分野で強みを発揮する。2025年度の連結営業利益率は5.8%(営業利益62億円/売上高1,059億円)であり、経営目標として連結経常利益率5%超を掲げている。

業界の中での役割は建材・産業機器の総合ディストリビューターにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,059億円
営業利益
62億円
営業利益率
5.9%
純利益
49億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/3
事業売上構成比利益利益率
電設資材310億円41.4%8億円2.6%
施工249億円33.3%15億円6.0%
産業システム115億円15.4%6億円5.2%
土木建設機械67億円9.0%5億円7.5%
再生可能エネ ルギー発電7億円0.9%3億円42.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01マテリアルイノベーションズカンパニー(電設資材・情報・建設資材)主力

照明器具、電線、受配電盤などの電設資材、通信・映像・コンピュータ機器などの情報機器、ALC・金属パネルなどの建設資材を販売。さらに、太陽光発電システムの設計・施工やシステム開発・施工も手がける。

主な製品・サービス9
照明器具
オフィスや店舗向けの照明器具を販売。
電線
電力供給用の電線類を販売。
受配電盤
電力の受配電を行うための盤を販売。
エアコン・換気扇
空調・換気機器を販売。
EV充電設備
電気自動車用の充電設備を販売。
太陽光発電システム
住宅・産業用太陽光発電の設計・施工・メンテナンス。
通信機器
電話交換機やネットワーク機器を販売。
コンピュータ機器
PCやサーバーなどの情報機器を販売。
ALC
軽量気泡コンクリート材の施工・販売。

02インフラソリューションズカンパニー(産業システム・建築・環境エネルギー・設備プラント)主力

制御機器、工作機械、産業用ロボットなどを販売し、自動制御盤の設計・製作も行う。また、総合建築工事、太陽光発電の設計・施工、空調・給排水・クリーンルームなどの設備工事を手がける。

主な製品・サービス7
制御機器
FA用の制御機器やセンサー類を販売。
NC工作機械
数値制御の工作機械を販売。
マシニングセンタ
自動工具交換機能を持つ工作機械を販売。
産業用ロボット
製造現場で使用される産業用ロボットを販売。
総合建築
ビルや工場などの建築工事の設計・施工。
産業用太陽光発電システム
産業用の太陽光発電設備の設計・施工・保守。
クリーンルーム設備
半導体工場などに使用されるクリーンルームの設備工事。

03コマツ栃木(土木建設機械)準主力

コマツ製の土木建設機械(油圧ショベル、ブルドーザーなど)の販売、整備、レンタルを栃木県で展開。

主要顧客コマツ

主な製品・サービス1
土木建設機械
油圧ショベルやブルドーザーなどの建設機械を販売・整備・レンタル。

04その他(路面切削・測量・再生可能エネルギー)副次

路面切削工事、測量機器の販売・修理、再生可能エネルギー(メガソーラー)による発電事業を行う。

主な製品・サービス3
路面切削工事
道路の路面を切削する工事。
測量機
測量用の機器を販売・修理。
再生可能エネルギー発電
太陽光発電所を運営し、電力を供給。

製品と技術

電設資材と情報ソリューションで社会インフラの基盤を支える

マテリアルイノベーションズカンパニーが手掛ける電設資材事業では、照明器具(LED照明への交換需要)、電線、受配電盤、エアコン、換気扇、配線機器、EV充電設備などを販売する。特に、蛍光灯製造中止に伴うLED照明への切替需要や省エネ法トップランナー変圧器の基準対応による高圧受電設備改修が売上を押し上げている。情報ソリューション事業では、通信機器、映像・音響機器、コンピュータ機器、セキュリティシステム、LANシステムの設計・施工・保守を提供。文教分野のリプレース案件やセキュリティ大型案件に対応し、ショーエイ株式会社が同事業を強化する。また、インターネットを利用した通信販売も行う。

建設資材とコンクリート圧送で建設現場を支える

建設資材事業では、ALC(軽量気泡コンクリート)、窯業サイディング、押出成形セメント板、金属パネル、鋼製建具、屋根材、杭の施工販売を手掛ける。地盤改良工事や耐震補強工事にも対応し、東京、つくば、宇都宮の拠点で外壁・屋根工事が堅調である。コンクリート圧送事業は藤和コンクリート圧送株式会社が担当し、建築現場や土木現場にコンクリートを圧送する。1970年代から培った技術で、中小ゼネコンとの取引を強みとする。2025年度の建設資材・コンクリート圧送を含むマテリアルイノベーションズカンパニーの売上高は593億円とグループ最大である。

産業システムと設備プラントで工場・ビルの高度化に対応

インフラソリューションズカンパニーの産業システム事業では、制御機器、受配電機器、電子機器、半導体、環境設備、産業用ロボット、NC工作機械、マシニングセンタ、プレス機械を販売。自動制御盤の設計・製作・メンテナンスも行い、医療機器関連や半導体関連など先端分野の需要を取り込む。設備プラント事業では、空調換気・給排水衛生・クリーンルーム・防災・消火・ガス設備の工事に加え、上下水処理・電気計装・非常用電源・発電・変電・送電・配電設備の工事を手掛ける。ESCO事業(省エネルギー改善)やクレーンの設計製作も行う。これらの事業は工場やビルのインフラ高度化に寄与する。

土木建設機械と再生可能エネルギーで屋外インフラを支える

コマツ栃木株式会社は、コマツ製の土木建設機械の販売・整備・賃貸を専門に行う。大型鉱山機械から一般土木工事向け機械まで扱い、サービス修理や定期整備から収益を得る。一方、その他セグメントでは、合同会社帯広ソーラーパークによるメガソーラー発電事業(売却後も管理運営)、日本切削工業による路面切削工事、コアミ測機による計量器・測量機の販売修理を展開する。再生可能エネルギー発電は帯広ソーラーパークの他、当社やコマツ栃木も発電事業を行っており、グループ全体で環境エネルギー事業を推進している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

産業用設備卸で中堅、高い収益力が強み

藤井産業は産業用機械・設備の卸売を主力とする。売上高は約1000億円と同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と競合する中堅規模。営業利益率は5.6%と安定的に推移し、業界平均を上回る収益性を示す。多品種の在庫とリピート顧客の厚みが強みで、内需依存ながら底堅いビジネスモデルを持つ。

強み

  • 業界平均を上回る5.6%の営業利益率を達成し、効率的な運営が光る。
  • 産業用設備の幅広い品揃えで、顧客のワンストップニーズに応える。
  • 製造業の大口顧客との長期取引により、安定的な収益基盤を構築。
  • 負債比率が低く、景気変動に対する耐性が高い。

課題

  • 海外展開が限定的で、国内製造業の設備投資動向に収益が左右される。
  • オンライン販売の普及により、中間流通の役割が縮小するリスクがある。
  • 専門知識を持つ営業・技術者の採用競争が激化している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が藤井産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18285三谷産業481億円13.2倍
29305ヤマタネ468億円8.1倍
37480スズデン458億円26.7倍
47438コンドーテック449億円13.2倍
59896JKホールディングス446億円9.6倍
69906藤井産業441億円7.7倍
77510たけびし439億円14.8倍
87637白銅424億円19.8倍
97607進和419億円11.0倍
102676高千穂交易417億円
117609ダイトロン416億円13.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

資本金100万円で創業し電気機械販売から出発した1955年

1955年12月、栃木県宇都宮市清住に藤井産業株式会社を設立。資本金100万円、目的は電気機械器具・諸産業資材の販売および建設工事請負・鉄工業であった。創業後まもなく、1957年3月にはモーター・制御機器・家庭電気製品の販売に進出し、1960年3月には栃木県知事に建設業を登録して建築・設備の施工業務を開始した。この時期、販売と施工の両輪を備える基礎が築かれた。1969年6月には本社を宇都宮市平出工業団地に移転し、現在に至る拠点を確立した。

専門子会社設立による事業多角化の加速(1967~1984年)

1967年7月、コンクリート圧送業の専門会社として藤井コンクリート圧送株式会社を設立。1969年8月にはフォークリフト販売の栃木小松フォークリフト株式会社、1974年1月には土木建設機械販売の栃木小松株式会社(現コマツ栃木)を設立し、建設機械分野を強化した。1979年5月には中小ゼネコン向けに藤和コンクリート圧送株式会社を追加設立。1984年3月には情報機器施工部門としてアイ通信株式会社(後の藤井通信)を設立、同年8月には鉄工部門を閉鎖して事業の質的変換を図り、12月には制御機器専門の藤井電産株式会社を設立した。この一連の子会社化により、電設資材・建設機械・情報機器・制御機器と事業領域が拡大した。

店頭登録からJASDAQ上場へ至る資本市場との接続(1991~2004年)

1991年10月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、外部からの資金調達が可能となった。1997年11月には電設資材卸事業の基盤強化を目的に大島光電株式会社を買収して100%子会社化、1999年3月には子会社エフコムを清算する一方、同年4月には藤和コンクリート圧送と藤井コンクリート圧送を合併。2000年4月にはイーエムシー、2002年7月には弘電商事を買収するなどM&Aを積極化した。2004年12月、店頭登録を取消してジャスダック証券取引所に上場。これにより株式の流動性が高まり、成長資金の調達手段を強化した。

子会社整理とグループ再編で効率化を進めた2000年代後半

2005年3月に栃木マテリアル建材株式会社を清算、2006年8月には藤井テクノ株式会社を清算するなど、不採算子会社の整理を進めた。2009年12月には大島光電株式会社とイーエムシーを合併し、商号を関東総合資材株式会社に変更。2010年4月にはジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い大証JASDAQに上場、同年6月には杉本電機産業株式会社と資本・業務提携を締結した。2013年7月には東証と大証の統合により東証JASDAQ(スタンダード)に上場。この間、不採算部門を切り離しつつ、電設資材卸事業の基盤を関東圏に拡大した。

M&Aによる事業拡大とスタンダード市場移行(2018~2022年)

2018年12月、機器制御事業の基盤強化のため株式会社サンユウを買収し100%子会社化。2019年4月には藤井通信を吸収合併し、同年11月には路面切削会社の日本切削工業を買収。2020年4月に弘電商事、10月に関東総合資材をそれぞれ吸収合併し、営業効率化と基盤強化を図った。さらに同年12月には合同会社帯広ソーラーパークを買収し、再生可能エネルギー発電事業に参入。2021年9月にはコアミ測機を買収して測量事業を追加。2022年4月には社内カンパニー制を導入し、同時に市場区分変更により東証スタンダード市場へ移行した。これにより事業ポートフォリオが電設資材・建設機械からエネルギー・計測まで拡大した。

持株会社体制への移行と2026年以降のグループ運営

2023年3月、情報ソリューション事業の強化のためショーエイ株式会社を買収。2026年5月、持株会社体制移行の準備として、100%子会社の藤井産業マテリアルイノベーション株式会社および藤井産業インフラソリューション株式会社を設立し、吸収分割契約を締結した。これはグループ全体戦略・資本政策と各事業会社の競争力強化を分離する目的で、2026年10月1日付で持株会社体制へ移行する予定である。持株会社はグループガバナンスと成長投資を担い、子会社はそれぞれの事業に専念する。この移行により、グループ内資金の一体的活用と機動的な投資を可能とし、中長期的な企業価値向上を目指す。

年表39件を開く

1950年代

  • 1955年12月創業電気機械器具、諸産業資材の販売及び建設工事請負業、鉄工業を目的として、藤井産業株式会社設立(資本金100万円、所在地 栃木県宇都宮市清住)
  • 1957年3月モーター、制御機器及び家庭電気製品の販売に進出

1960年代

  • 1960年3月栃木県知事に建設業登録(現「国土交通大臣許可」)を申請し、建築、設備の施工業務を開始
  • 1967年7月創業コンクリート圧送業の専門会社として、藤井コンクリート圧送株式会社を設立
  • 1969年6月本社を宇都宮市平出工業団地に移転
  • 1969年8月創業フォークリフト販売の専門会社として、栃木小松フォークリフト株式会社を設立(現・関連会社)

1970年代

  • 1974年1月土木建設用機械販売の専門会社として、栃木小松株式会社(現「コマツ栃木株式会社」)を設立(現・連結子会社)
  • 1979年5月創業中小ゼネコンとの取引強化を図るため、コンクリート圧送業の専門会社として、藤和コンクリート圧送株式会社を設立

1980年代

  • 1984年3月創業情報機器の施工部門として、アイ通信株式会社(「藤井通信株式会社」)を設立
  • 1984年8月事業の質的変換を図るため鉄工部門を閉鎖
  • 1984年12月創業制御機器の販売拡充を図るため、制御機器取扱いの専門会社として、藤井電産株式会社を設立

1990年代

  • 1991年10月日本証券業協会に株式店頭登録
  • 1993年12月創業小工事の即応体制の強化のため、藤井テクノ株式会社を設立
  • 1995年5月創業パソコン及びその周辺機器の小売り専門会社として、株式会社エフコムを設立
  • 1995年9月創業住宅資材の多様化に対応するため、栃木マテリアル建材株式会社を設立
  • 1997年11月M&A電設資材卸事業の基盤強化を狙い、大島光電株式会社を買収し100%子会社とする
  • 1999年3月子会社株式会社エフコムを清算
  • 1999年4月M&A経営効率化のため、藤和コンクリート圧送株式会社と藤井コンクリート圧送株式会社を合併し、藤和コンクリート圧送株式会社を存続会社とする(現・連結子会社)

2000年代

  • 2000年4月創業電設資材卸事業の基盤強化を狙い、株式会社イーエムシーを設立
  • 2002年7月M&A電設資材卸事業の基盤強化を狙い、弘電商事株式会社を買収し100%子会社とする
  • 2004年3月子会社藤井電産株式会社を清算
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年3月子会社栃木マテリアル建材株式会社を清算
  • 2006年8月子会社藤井テクノ株式会社を清算
  • 2009年12月M&A経営効率化のため、大島光電株式会社と株式会社イーエムシーを合併し、大島光電株式会社を存続会社とし、商号を関東総合資材株式会社に変更

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2010年6月杉本電機産業株式会社と資本・業務提携契約を締結
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2018年12月M&A機器制御事業の基盤強化を狙い、株式会社サンユウを買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
  • 2019年4月M&A事業再編のため、藤井通信株式会社を吸収合併する
  • 2019年11月M&A路面切削会社である株式会社日本切削工業を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)

2020年代

  • 2020年4月M&A営業効率化と営業基盤強化のため、弘電商事株式会社を吸収合併する
  • 2020年10月M&A営業効率化と営業基盤強化のため、関東総合資材株式会社を吸収合併する
  • 2020年12月M&A合同会社帯広ソーラーパークを買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
  • 2021年9月M&A株式会社コアミ計測機を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
  • 2022年4月社内カンパニー制導入
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
  • 2023年3月M&Aショーエイ株式会社を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
  • 2026年5月持株会社体制移行のため、当社100%子会社(分割準備会社)として設立した藤井産業マテリアルイノベーション株式会社及び藤井産業インフラソリューション株式会社と吸収分割契約を締結(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    社会インフラ更新需要の取り込み

    省エネルギー・脱炭素対応、設備強靭化・BCP対応、データセンター整備、エネルギー関連事業において、卸売と施工・保守の複合提案力を強化し、継続的な需要獲得を目指す。

  2. 02

    AI・デジタル技術による業務高度化

    見積、受発注、在庫管理、工程管理等の業務プロセスにAI・デジタル技術を活用し、標準化・効率化・高度化を推進。既存人材の生産性向上と負荷軽減を図り、高付加価値業務へシフトする。

  3. 03

    持株会社体制への移行による経営強化

    2026年10月に持株会社体制へ移行。グループ全体戦略、資本政策、ガバナンスを一元化し、各事業会社の競争力強化と資産構成適正化により資本効率向上を図る。

  4. 04

    経営資源の循環と成長投資

    グループ内資金の一体的把握・活用により、成長分野への機動的投資を可能とする資源循環の仕組みを構築し、持続的な企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で932人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は690万円で、9期前と比べて+6.7%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は13.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月697
2018年3月721
2019年3月64739.614.5750
2020年3月64939.514.3776
2021年3月67640.114.7809
2022年3月65140.615.0836
2023年3月68041.115.6839
2024年3月69140.714.8881
2025年3月69139.813.3907595
2026年3月69040.213.9932665

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率277.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)54.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 栃木県宇都宮市3,482百万円
事務所・倉庫(マテリアルイノベーションズカンパニー)(インフラソリューションズカンパニー)
本社他 — 栃木県宇都宮市他2,321百万円
事務所・倉庫(コマツ栃木)(その他)
高崎支店 — 群馬県高崎市465百万円
事務所・倉庫(マテリアルイノベーションズカンパニー)(インフラソリューションズカンパニー)
前橋支店 — 群馬県前橋市321百万円
事務所・倉庫(マテリアルイノベーションズカンパニー)
メガソーラー発電施設 — 栃木県鹿沼市他2ヶ所283百万円
太陽光発電設備(その他)
水戸支店 — 茨城県水戸市203百万円
事務所・倉庫(マテリアルイノベーションズカンパニー)(インフラソリューションズカンパニー)
つくば支店 — 茨城県土浦市193百万円
事務所・倉庫(マテリアルイノベーションズカンパニー)(インフラソリューションズカンパニー)
さいたま支店 — 埼玉県さいたま市見沼区187百万円
事務所・倉庫(マテリアルイノベーションズカンパニー)(インフラソリューションズカンパニー)
柏営業所 — 千葉県柏市178百万円
事務所・倉庫(マテリアルイノベーションズカンパニー)
大田原営業所 — 栃木県大田原市173百万円
事務所・倉庫(マテリアルイノベーションズカンパニー)
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    コマツ栃木㈱
    栃木県宇都宮市 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 国内
    藤和コンクリート圧送㈱
    栃木県宇都宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    タロトデンキ㈱
    栃木県宇都宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンユウ
    埼玉県ふじみ野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日本切削工業
    栃木県小山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社帯広ソーラーパーク
    栃木県宇都宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コアミ計測機
    栃木県宇都宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ショーエイ㈱
    栃木県那須塩原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    栃木小松フォークリフト㈱
    栃木県宇都宮市 · 持分法適用会社
    議決権29.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    宇都宮保護観察所事務什器物品供給契約
    法務省 · 2018-02-16
    212万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,059億円営業利益62億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.2%、利益が+14.8%。

売上高
+10.2%
1,059億円
営業利益
+14.8%
62億円
純利益
+19.5%
49億円
営業利益率
5.9%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,070億円1,059億円
営業利益53億円62億円
純利益38億円49億円
1株あたり配当¥160¥160

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は231億円、営業利益は9億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.6%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q24010
2024年1Q18163.35
2024年2Q229156.610
2024年3Q230114.89
2024年4Q27113
2025年2Q426214.915
2025年4Q535336.226
2026年2Q483275.623
2026年4Q576356.126
2027年1Q23193.96

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は558億円から1,059億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。売上は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月558169
2014年3月6823215
2015年3月6933622
2016年3月7293623
2017年3月7193019
機器制御事業の基盤強化を狙い、株式会社サンユウを買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
2018年3月7193220
事業再編のため、藤井通信株式会社を吸収合併する
2019年3月7292918
営業効率化と営業基盤強化のため、弘電商事株式会社を吸収合併する
2020年3月7903620
株式会社コアミ計測機を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
2021年3月7743924
2022年3月7493624
ショーエイ株式会社を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
2023年3月8274227
2024年3月9115637
2025年3月96154605.641
持株会社体制移行のため、当社100%子会社(分割準備会社)として設立した藤井産業マテリアルイノベーション株式会社及び藤井産業インフラソリューション株式会社と吸収分割契約を締結(現・連結子会社)
2026年3月1,05962685.949

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,059億円のうち、営業利益として残るのは62億円5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は49億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.6%885億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.6%112億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%62億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.6pt
5.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.2pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.1pt
12.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが40億円、投資CFが10億円で、差し引きのフリーCFは50億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は221億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月21−233−253
2014年3月32−5−62774
2015年3月19−3−51685
2016年3月35−4−731108
2017年3月7−2−55108
2018年3月25−3−422126
2019年3月21−11−610130
2020年3月15−8−107127
2021年3月53−14−2639141
2022年3月37−5−632166
2023年3月18−6−912170
2024年3月200−820181
2025年3月52−28−1424192
2026年3月4010−2150221

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は699億円。このうち返さなくてよい自己資本が443億円で、自己資本比率は59.6%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月34214919340.4
2014年3月39316422938.7
2015年3月41418522941.5
2016年3月43519923642.8
2017年3月46121824344.1
2018年3月46623822847.5
2019年3月48124823348.2
2020年3月50626224448.5
2021年3月52528723851.1
2022年3月54030623453.0
2023年3月58733125652.8
2024年3月64636727953.3
2025年3月66740126656.5
2026年3月69944325659.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
221億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
372億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
256億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中30位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中91位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
5.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.6%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
10.2%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,405で、1年前と比べて+38.5%過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。

¥4,405-0.1%1ヶ月+7.3%1年+38.5%時価総額441億円
過去52週の値幅
安値¥3,260高値¥4,980

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.7倍
PER (会社予想)9.8倍
PBR0.90倍
配当利回り3.63%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は4105円で、直近1か月で0.7%下落、1年では38.1%の大幅上昇。25日線(4101円)と75日線(4018.2円)を上回り、200日線(3957.1円)も約3.7%上回る。52週高値4980円からは17.6%低く、安値3050円からは34.6%高い。7月3日に4030円へ下落したが、その後は回復。出来高は7月3日に3.75万株と急増。RSIは51で中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER7.21倍は業界平均17.75倍を大幅に下回り、PBR0.83倍は割安で業界平均1.23倍を下回る。配当利回り3.9%は業界平均2.98%を上回り、ROE12.24%と安定的。売上高・営業利益とも増加傾向で、2026/3期も成長見込み。ただし卸売業のため利益率は低く、収益の成長余地は限定的。割安だが、成長性を勘案すると評価は妥当。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.7倍17.9倍
PER (予想)9.8倍
PBR0.90倍1.24倍
ROE12.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

設備投資需要の継続と今後の収益成長の持続性が焦点。強気派は売上高が増加し、2026年3月期も営業増益を見込む。PBR0.83倍、PER7.2倍と割安。配当利回りも3.9%。一方、弱気派は建設・設備投資サイクルの先行き不透明感や、売上高の伸び以上に利益率は緩やかな改善にとどまる点を指摘。ピーク懸念が出始めた段階での割安か、それとも成長継続かが分かれる。

プラスに働く材料7
  • 増収増益が続く

    売上高827→1059億円、純利益も27→49億円と増加

  • 高ROEで資本効率良好

    ROE12.24%は収益性の高さを示す

  • 割安なバリュエーション

    PER7.21倍、PBR0.83倍、利回り3.9%

  • 2026年3月期も増収増益で営業利益62億円通年影響

    売上高は1,059億円と前期比約10%増、営業利益62億円、純利益49億円

  • PER7.21倍・PBR0.83倍で割安感継続影響

    株価4,105円、PER7.21倍、PBR0.83倍で割安感

  • 配当利回り3.9%と株主還元が厚い継続影響

    時価総額411億円に対し配当総額約16億円、利回り3.9%

  • ROE12.24%と収益性が高い継続影響

    自己資本利益率は12.24%と高く、株主資本を効率的に運用

マイナスに働く材料7
  • 設備投資サイクルの変動

    建設需要の減速で売上高の伸びが鈍る可能性

  • 利益率の頭打ち

    営業利益率5.6%→5.85%と改善幅は限定的

  • 市場予想への過度な期待

    40%近い株価上昇で割安感が薄れた恐れ

  • 卸売モデルで利益率5.85%どまり通年影響

    売上高1,059億円・営業利益62億円、利益率5.85%は販売価格の変動で悪化しやすい

  • 株価は1年で38.05%上昇し過熱継続影響

    株価4,105円は前年比38.05%高、短期的な利益確定売りが出やすい

  • 予想PER非開示で業績修正が不明不定影響

    PER7.21倍はあるが、フォワードPERがなく今後の業績見通しが測りにくい

  • 外国人持ち株比率4.35%と低い継続影響

    外国人保有は4.35%と低位で、需給の厚みが不足し買い進みが限定的

次の決算で確かめる点
受注高・受注残
将来の売上高を占う重要指標。
売上高成長率
設備投資需要の動向を把握。
営業利益率
商社マージンの確保状況を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり160で、前期から+23.1%いまの株価に対する利回りは3.63%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥160
1株あたり
配当利回り
3.63%
いまの株価に対して
配当性向
31.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4522.7
2018年3月486.723.5
2019年3月45−6.323.8
2020年3月5011.117.6
2021年3月45−10.017.7
2022年3月5522.222.8
2023年3月6518.222.4
2024年3月10053.825.4
2025年3月13030.029.3
2026年3月16023.131.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥160

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,479人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.8%を占め、残る71.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他66.266.265.665.365.766.1
事業法人19.619.419.320.020.320.1
自己株式15.415.415.415.415.415.4
金融機関10.210.110.29.29.08.7
外国法人3.84.04.05.24.74.3
証券会社0.30.30.90.30.40.7

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01藤井 昌一9.70
02藤和コンサル㈱9.14
03藤井産業取引先持株会8.01
04藤井 幸子6.09
05㈱足利銀行3.94
06小林 保子3.62
07㈱群馬銀行3.08
08藤井産業社員持株会3.07
09杉本電機産業㈱3.00
10藤井コンサル㈱2.21

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-25
    藤井産業取引先持株会 理事長 北井秀樹
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -7.45pt
  • 2026-06-25
    藤井産業取引先持株会 理事長 森田 登
    新規の大量保有報告
    8.04%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+485%、1株純資産は14期で+209%。直近期のROEは12.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月981,5936.37.023.5
2014年3月1721,75610.35.024.2
2015年3月2521,98313.55.322.4
2016年3月2672,19712.74.522.9
2017年3月2242,4029.85.822.7
2018年3月2382,6149.56.823.5
2019年3月2082,7417.86.023.8
2020年3月2312,8988.25.917.6
2021年3月2813,1669.35.017.7
2022年3月2833,3838.74.722.8
2023年3月3243,6659.24.422.4
2024年3月4324,07111.26.225.4
2025年3月4884,45311.45.029.3
2026年3月5744,92712.26.731.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

5名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/3期の役員報酬は総額319百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
藤井昌一代表取締役 社長72
滝田敦代表取締役社長業務代行 専務執行役員 インフラソリューションズカンパニー長68
関勝利取締役専務執行役員 マテリアルイノベーションズカンパニー長63
渡邉純一取締役専務執行役員 コーポレート本部長71
谷澤茂取締役 監査等委員65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6169128230050
社外取締役310103
取締役(社内)1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,307字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社8社、関連会社1社により構成されており、電設資材、電気機器、工作機械、情報機器、土木建設機械等の販売を主な内容とし、さらに総合建築、設備、建設資材の施工等やメガソーラー発電に亘る幅広い事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 セグメント区分   主要な事業内容   会 社 マテリアルイノベーションズカンパニー   ■電設資材事業照明器具、電線、受配電盤、エアコン、換気扇、配線機器、電路機器、EV充電設備の販売、インターネットを利用した各種通信販売及び太陽光発電システムの設計・施工・メンテナンス■情報ソリューション事業通信機器、映像機器、音響機器、コンピュータ機器・オフィス用品等の販売、セキュリティシステム、通信放送、情報関連のシステム・ソフトウェア開発・販売、LANシステムの設計・施工・メンテナンス■建設資材事業ALC(軽量気泡コンクリート)、窯業サイディング、押出成形セメント板、金属パネル、鋼製建具、屋根、杭の施工・販売及び土木建築資材、外構資材の販売、地盤改良工事、耐震補強工事■コンクリート圧送工事コンクリート圧送工事   ■電設資材事業 当社 タロトデンキ㈱■情報ソリューション事業 当社 ショーエイ㈱■建設資材事業 当社■コンクリート圧送工事 藤和コンクリート圧送㈱ インフラソリューションズカンパニー   ■産業システム事業制御機器、受配電機器、電子機器、半導体、環境設備機器、各種生産部材、産業用ロボット、NC工作機械、マシニングセンタ、プレス機械の販売及び自動制御盤の設計・製作・メンテナンス■総合建築事業総合建築、スタンパッケージ、NSスタンロジ、リニューアル(増改修)の設計・施工・コンサルタント業務■環境エネルギー事業 産業用太陽光発電システムの設計・施工、保守並びに保安管理業務■設備プラント事業〈建設設備〉空調換気・給排水衛生・クリーンルーム・防災・消火・ガス設備工事、コンサルタント業務(ESCO)、クレーンの設計・製作・メンテナンス〈プラント設備〉上下水処理・電気・計装・非常用電源・発電・変電・送電・配電設備工事、機械器具設置工事、水道施設工事   ■産業システム事業 当社 ㈱サンユウ■総合建築事業 当社■環境エネルギー事業 当社■設備プラント事業 当社 コマツ栃木   ■土木建設機械土木建設機械の販売、整備、賃貸   ■土木建設機械コマツ栃木㈱ その他   ■路面切削工事 路面切削工事■測量 計量器、測量機等の販売及び修理■再生可能エネルギー発電自然エネルギー等による発電事業及びその管理・運営並びに電気の供給、保守管理業務等   ■路面切削工事 ㈱日本切削工業■測量 ㈱コアミ計測機■再生可能エネルギー発電 当社 コマツ栃木㈱ 合同会社帯広ソーラーパーク (注)   産業用車両の販売、整備、賃貸   栃木小松フォークリフト㈱ (注)持分法適用会社であり、各事業セグメントに属しておりません。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,897字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「常に時代に対応し、新たな価値を創造しつづける企業グループを目指す」という企業理念のもと、電設資材・制御機器・情報機器・建設資材・土木建設機械等の卸売事業と、総合建築施工・設備・プラント・情報インフラ施工・再生可能エネルギー発電等の施工・保守事業を組み合わせた「商社×エンジニアリング」のビジネスモデルを通じ、社会インフラの基盤を安定的に支えることを基本的な使命として事業を展開しております。商材供給に加えて、設計協力、施工、保守・維持管理までを含む総合的な対応力を競争力の源泉とし、お客様の多様な経営課題の解決に貢献してまいります。社会インフラの基盤を支えるという社会的役割を果たすことを通じ、持続的な成長と資本効率を意識した企業価値の向上を実現する経営を目指してまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、複数の構造的変化が同時進行する局面にあります。地政学リスクの高まりにより、原油や資源価格、物流コストの変動、サプライチェーンの不安定化が生じやすい状況であり、特定地域や特定資源への依存度の高まりといった経済安全保障上の観点から、調達や生産体制の国内回帰を含む供給体制の見直しが進む動きも見られます。原材料調達、納期管理、在庫水準などにおいて、従来以上に柔軟かつ高度なマネジメントが求められています。資機材の調達環境の変化が工期や原価に影響を及ぼし得ることから、案件ごとの採算管理や工程管理の重要性が増しています。 一方、国内においては、公共・民間を問わず社会インフラや建築設備の老朽化が進行しており、安全性の確保、省エネルギー化、脱炭素化対応といった観点から、設備更新需要は中長期的に継続する見通しです。あわせて、災害リスクや事業継続(BCP)への意識の高まりを背景に、設備の冗長化・強靭化、保守・更新の計画化が進む傾向にあります。 また、AI・デジタル技術の急速な進展は、業務の効率化や高度化を可能にする一方で、業務プロセスの見直し、データ整備、情報セキュリティ、デジタル人材の育成といった新たな経営課題も顕在化させています。さらに、建設業関連分野を中心に慢性的な人材不足が続いており、人材確保・定着と同時に、生産性向上や業務負荷軽減を前提とした事業運営が不可欠となっています。これらの環境変化は一過性のものではなく、当社グループは中長期的な構造変化として捉えています。 このような経営環境の下、当社グループは、社会インフラの維持・更新需要を中長期的な成長機会と捉え、総合的な対応力を強みとして、付加価値の向上と収益基盤の強化を図ってまいります。具体的には、社会インフラ更新需要を背景とした省エネルギー・脱炭素対応、設備の強靭化・BCP対応等の維持管理・保守を含むソリューション分野、データセンター等のデジタル社会基盤の整備需要、ならびに電力供給・エネルギー貯蔵等のエネルギー関連事業において、当社グループの強みである卸売機能と施工・保守機能を複合提案可能な領域を中心に、顧客課題の解決に資する提案力・技術力・施工管理力を一体で強化し、継続的な需要の取り込みを目指してまいります。 あわせて、慢性的な人材不足を前提とした事業運営が求められる中、AI・デジタル技術の活用を通じて、見積、受発注、在庫管理、工程管理等の業務プロセスの標準化・効率化・高度化を推進し、既存人材の生産性向上と負荷軽減を図ります。これにより、人材を付加価値の高い業務へ段階的にシフトさせ、事業の持続性と競争力の両立を図ってまいります。 当社グループは、これらの取り組みを中長期的に推進するため、当社は2026年10月1日付で持株会社体制へ移行する予定です。持株会社はグループ全体戦略、資本政策及びグループガバナンスを担い、各事業会社がそれぞれの競争力強化に専念する体制となります。各事業会社における運転資金を含む資産構成の適正化により、投下資本の水準を適切に管理してまいります。 これにより、グループ内に分散する資金の一体的な把握・活用を図り、成長分野への機動的な投資を可能とする経営資源循環の仕組みを構築してまいります。事業基盤の強化及び株主還元を含む諸施策をバランスよく推進することで、安定した事業運営と資本効率を意識した経営を通じて、中長期的な企業価値の持続的な向上を目指してまいります。
事業等のリスク1,130字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 ①特定の取引先に依存するリスク 商品の販売については、全体に占める割合が、5%を超える取引先はなく、特定の取引先に依存するリスクは低いと考えておりますが、商品の仕入については、パナソニック㈱の全体に占める割合が約10%を占めております。パナソニック㈱との販売代理店契約の更新に問題が生じた場合等で、他メーカーへの切り替えがスムーズに実施できない事態が生じたときには、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ②債権管理 当社グループ取引先の倒産もしくは財政状態の悪化によって当社グループの売掛債権が劣化する可能性があります。そのため、当社グループは貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し回収不能見込額を計上し、一般債権については貸倒実績率により貸倒引当金を計上しております。さらに与信管理担当部署において管理を徹底すると共に債権保証会社の活用等の対策を講じております。しかしながら想定外の倒産が頻発した場合、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ③価格競争 当社グループの主力事業である電設資材を始め、全ての事業分野において、厳しい価格競争を行う環境にあります。当社グループは競争力強化に努めておりますが、民間設備投資や住宅着工が激減する等により、価格競争が激化し続けた場合、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ④制度変更 当社グループが行う再生可能エネルギー発電事業につきましては、2012年7月1日に施行された「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」(以下法という)により定められた太陽光発電買取価格及び買取期間に基づいて計画されております。電気事業者による買取価格・期間等の条件は、一旦決定されると事業期間中は維持される見込みですが、法第3条第11項には、「物価その他の経済事情に著しい変動が生じ、又は生じるおそれがある場合において、特に必要があると認めるときは、調達価格等を改定することができる」と規定されております。買取条件等が変更された場合、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 ⑤自然災害、不測の事態等 自然災害、感染症のまん延、その他不測の事態等により当社グループの営業拠点や取引先が重大な被害を受けた場合、もしくは物流網に障害が発生する等の事態が生じた場合、商品及びサービスの安定的な供給・提供を行うことができなくなり、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 なお、上記記載事項の将来に関する記載につきましては、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
経営成績の分析 (MD&A)4,357字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、米国の通商政策の影響を受けつつも、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや各種政策の効果を背景に景気は緩やかな回復基調が継続しました。一方で、原材料価格・資源価格の高騰や金融資本市場の変動及び中東情勢による景気への影響が懸念されるなど、今後も先行き不透明な状況が続くと思われます。 このような状況の下、当社グループは、「常に時代に対応し、新たな価値を創造しつづける企業グループ」を目指し、持続的な成長と更なる企業価値の向上を図るべく事業展開をしております。 当連結会計年度の連結成績は、売上高1,058億56百万円(前期比10.2%増)、経常利益68億20百万円(前期比13.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、48億54百万円(前期比17.7%増)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 (マテリアルイノベーションズカンパニー) 電設資材事業は、蛍光灯製造中止に伴うLED照明器具への切替の増加や省エネ法トップランナー変圧器第三次判断基準に伴う高圧受電設備改修の増加、ケーブルの受注増加や価格の高騰も相まって、前期を上回る売上高となりました。建設資材事業は東京、つくば、本社において外壁工事や屋根工事が堅調に推移し、前期を上回る売上高となりました。情報ソリューション事業は、セキュリティ設備の大型案件受注や、文教リプレース案件が順調に推移し、前期を上回る売上高となりました。コンクリート圧送は、新規建設案件の受注が伸び悩み、前期を下回る売上高となりました。この結果、売上高は593億82百万円(前期比10.6%増)となりました。 (インフラソリューションズカンパニー) 産業システム事業は、医療機器関連、半導体関連、物流関連を中心に主力製品の販売や環境改善案件が堅調に推移し、前期を上回る売上高となりました。総合建築事業は、資材高騰に伴う着工延期などの影響はあったものの堅調に推移し、前期を上回る売上高となりました。環境エネルギー事業は、すべてのエリアで堅調に推移し、前期を上回る売上高となりました。設備プラント事業は、前期にあった大型案件の反動により、前期を下回る売上高となりました。この結果、売上高は384億61百万円(前期比14.2%増)となりました。 (コマツ栃木) 土木建設機械事業は、サービス修理・メンテナンスは部品販売が伸長し、下期の大型機定期整備の受注も寄与したため、前期を上回る売上高となりました。一方で新車本体販売は、前期からの繰越受注残の減少に加え、鉱山向け大型機や一般土木工事向けの受注減少により低調に推移し、また中古車販売も減少したため、前期を下回る売上高となりました。この結果、売上高は64億90百万円(前期比7.3%減)となりました。 (その他) 再生可能エネルギー発電は、帯広ソーラーパークにおいて発電設備の売却や天候等の影響もあり、前期を下回る売上高になりました。路面切削工事は、受注が低調になり、前期を下回る売上高になりました。計測機器等の販売は、受注が伸び悩んだことで、前期を下回る売上高になりました。この結果、売上高は15億21百万円(前期比12.3%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ29億57百万円増加し、当連結会計年度末には221億39百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益の増加等により、40億16百万円の収入(前期は52億43百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュフローは、子会社である帯広ソーラーパークにおける太陽光発電設備の売却等により、10億21百万円の収入(前期は27億57百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払による支出等により、20億80百万円の支出(前期は14億47百万円の支出)となりました。 ③仕入及び販売の実績 (1) 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前期比(%) マテリアルイノベーションズカンパニー   44,205   110.2 インフラソリューションズカンパニー   17,830   106.1 コマツ栃木   2,183   69.8 その他   525   98.9 合計   64,744   106.9 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) マテリアルイノベーションズカンパニー   59,382   110.6 インフラソリューションズカンパニー   38,461   114.2 コマツ栃木   6,490   92.7 その他   1,521   87.7 合計   105,856   110.2 (注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 総販売実績に対して、10%以上に該当する販売先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ①連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、AIやIoT、超高速通信技術などにより実現される「効率的でスマートな社会インフラを支える」をキーワードとした事業の創出、既存事業の延長線上にある潜在的な「ストック型ビジネスの拡大強化」を重点戦略とし、また「首都圏エリアにおけるシェア拡大」「財務力・信用力を活かしたM&Aの推進」を成長戦略とし、これらを事業戦略の両輪として、セグメント間の連携強化とそれらに対応できる人材育成を行い中長期における連結売上高1,000億円、連結経常利益率5%超を目標として事業を展開しております。 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、連結売上高1,058億56百万円(前期比10.2%増)、連結営業利益61億99百万円(前期比15.7%増)、連結経常利益68億20百万円(前期比13.1%増)となりました。特別損益につきましては、特別利益6億31百万円(国庫補助金等受贈益1億48百万円、固定資産売却益2億84百万円、投資有価証券売却益1億98百万円)、特別損失1億60百万円(固定資産除却損12百万円、固定資産圧縮損1億48百万円)を計上し、税金費用等を控除した親会社株主に帰属する当期純利益は48億54百万円(前期比17.7%増)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、国内の景気動向が大きな要素となりますが、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 セグメントごとの財政状態、経営成績に関する認識及び分析・検討内容は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度末の財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度に比べ32億45百万円増加し、699億49百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度に比べ37億58百万円増加し、541億71百万円となりました。これは、現金及び預金が増加したことが主な要因であります。固定資産は、前連結会計年度に比べ5億12百万円減少し、157億78百万円となりました。これは、子会社である帯広ソーラーパークにおける太陽光発電設備の売却による減少が主な要因であります。 流動負債は、前連結会計年度に比べ10億43百万円減少し、228億13百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金の減少が主な要因であります。固定負債は、前連結会計年度に比べ25百万円増加し、27億95百万円となりました。 純資産は、前連結会計年度に比べ42億62百万円増加し、443億41百万円となりました。 ③資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、当社グループの運転資金は、主に仕入債務及び営業活動において必要な資産に対する支出によるもののほか、人件費等の販売費及び一般管理費であります。また設備投資資金は、新規出店及び建物等の営繕費用やソフトウェアの構築整備更新等を中心とした設備投資に支出しております。これらの必要資金は、利益の計上、減価償却費等による内部資金を主とし、また金融機関と当座貸越契約を締結しております。 当連結会計年度末における当社グループの現金及び現金同等物は、221億39百万円(前年度末191億82百万円)となり、29億57百万円増加しております。 なお、その他のキャッシュ・フローの状況の詳細は「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成には、経営者による資産及び負債並びに収益及び費用の報告数値及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や状況を勘案し合理的に判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性により、これらの見積りと実際の結果との間に差異が生じる場合があります。 当社グループの連結財務諸表を作成するにあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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