概要
藤井産業は、栃木県宇都宮市に本社を置く総合商社兼エンジニアリング企業である。電設資材、制御機器、建設資材、土木建設機械などの卸売事業と、総合建築施工、設備プラント、再生可能エネルギー発電などの施工・保守事業を組み合わせた「商社×エンジニアリング」モデルを特徴とする。2026年3月期の連結売上高は1,059億円、営業利益62億円、純利益49億円、従業員数は932名。2013年に東京証券取引所JASDAQに上場し、現在はスタンダード市場に所属する。
四つのセグメントで構成される事業体制
藤井産業は、マテリアルイノベーションズカンパニー、インフラソリューションズカンパニー、コマツ栃木、その他の四つのセグメントで事業を展開する。マテリアルイノベーションズカンパニーは、電設資材(照明器具、電線、受配電盤、エアコン、EV充電設備など)、情報ソリューション(通信機器、セキュリティシステム、LANシステム)、建設資材(ALC、窯業サイディング、金属パネル)、コンクリート圧送を扱う。インフラソリューションズカンパニーは、産業システム(制御機器、産業用ロボット、NC工作機械)、総合建築(スタンパッケージ、NSスタンロジ)、環境エネルギー(太陽光発電システム)、設備プラント(空調、クリーンルーム、上下水処理)を担当する。コマツ栃木は土木建設機械の販売・整備・賃貸を行う。その他セグメントには路面切削工事、測量機器販売、再生可能エネルギー発電(帯広ソーラーパーク)が含まれる。2025年度のセグメント別売上高は、マテリアルイノベーションズカンパニーが593億円(全体の56%)、インフラソリューションズカンパニーが384億円(36%)、コマツ栃木が64億円(6%)、その他が15億円(1%)である。
首都圏と栃木を中心とした地域展開
本社を栃木県宇都宮市に置き、首都圏エリアへの進出を成長戦略の柱とする。栃木県内に加え、東京、つくばなどに営業拠点を持ち、建設資材事業では東京エリアでの外壁・屋根工事が堅調である。経営方針では「首都圏エリアにおけるシェア拡大」を掲げ、M&Aを通じて関東圏の企業を買収してきた。例えば、2018年に買収した株式会社サンユウ(神奈川県)は産業システム事業の基盤を強化し、2023年に買収したショーエイ株式会社(東京都)は情報ソリューション事業を拡大した。また、公共・民間を問わず社会インフラの老朽化に伴う更新需要を捉え、全国的な案件に対応する。海外売上高は開示されていないが、主に国内市場を対象としている。
子会社・関連会社を通じたグループ経営
藤井産業は、連結子会社8社、持分法適用関連会社1社で構成される。主要子会社には、土木建設機械販売のコマツ栃木株式会社、コンクリート圧送の藤和コンクリート圧送株式会社、産業システムの株式会社サンユウ、路面切削の株式会社日本切削工業、情報ソリューションのショーエイ株式会社、測量機器の株式会社コアミ測機、再生可能エネルギー発電の合同会社帯広ソーラーパークがある。また、産業用車両販売の栃木小松フォークリフト株式会社は持分法適用関連会社である。これらの子会社は各専門分野で独立して事業を営みながら、グループ全体で「商社×エンジニアリング」の総合力を発揮する。2026年5月には持株会社体制移行のため、藤井産業マテリアルイノベーション株式会社と藤井産業インフラソリューション株式会社を設立し、吸収分割契約を締結した。
商社機能とエンジニアリングの融合による競争力
藤井産業のビジネスモデルは、単なる卸売ではなく、商材供給に加えて設計協力、施工、保守・維持管理までを一貫して提供する「商社×エンジニアリング」である。これにより、顧客の多様な経営課題に対応し、差別化を図る。例えば、電設資材ではLED照明への切り替え需要に対し、機器販売に加え工事設計・施工まで行う。設備プラントでは空調や上下水処理の設計・施工を手掛け、環境エネルギー事業では太陽光発電システムの設計・施工・保守を提供する。この総合力が競争力の源泉であり、特に社会インフラの老朽化更新や省エネルギー・脱炭素化の分野で強みを発揮する。2025年度の連結営業利益率は5.8%(営業利益62億円/売上高1,059億円)であり、経営目標として連結経常利益率5%超を掲げている。
業界の中での役割は建材・産業機器の総合ディストリビューターにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2022/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 電設資材 | 310億円 | 41.4% | 8億円 | 2.6% |
| 施工 | 249億円 | 33.3% | 15億円 | 6.0% |
| 産業システム | 115億円 | 15.4% | 6億円 | 5.2% |
| 土木建設機械 | 67億円 | 9.0% | 5億円 | 7.5% |
| 再生可能エネ ルギー発電 | 7億円 | 0.9% | 3億円 | 42.9% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01マテリアルイノベーションズカンパニー(電設資材・情報・建設資材)主力
照明器具、電線、受配電盤などの電設資材、通信・映像・コンピュータ機器などの情報機器、ALC・金属パネルなどの建設資材を販売。さらに、太陽光発電システムの設計・施工やシステム開発・施工も手がける。
- 照明器具
- オフィスや店舗向けの照明器具を販売。
- 電線
- 電力供給用の電線類を販売。
- 受配電盤
- 電力の受配電を行うための盤を販売。
- エアコン・換気扇
- 空調・換気機器を販売。
- EV充電設備
- 電気自動車用の充電設備を販売。
- 太陽光発電システム
- 住宅・産業用太陽光発電の設計・施工・メンテナンス。
- 通信機器
- 電話交換機やネットワーク機器を販売。
- コンピュータ機器
- PCやサーバーなどの情報機器を販売。
- ALC
- 軽量気泡コンクリート材の施工・販売。
02インフラソリューションズカンパニー(産業システム・建築・環境エネルギー・設備プラント)主力
制御機器、工作機械、産業用ロボットなどを販売し、自動制御盤の設計・製作も行う。また、総合建築工事、太陽光発電の設計・施工、空調・給排水・クリーンルームなどの設備工事を手がける。
- 制御機器
- FA用の制御機器やセンサー類を販売。
- NC工作機械
- 数値制御の工作機械を販売。
- マシニングセンタ
- 自動工具交換機能を持つ工作機械を販売。
- 産業用ロボット
- 製造現場で使用される産業用ロボットを販売。
- 総合建築
- ビルや工場などの建築工事の設計・施工。
- 産業用太陽光発電システム
- 産業用の太陽光発電設備の設計・施工・保守。
- クリーンルーム設備
- 半導体工場などに使用されるクリーンルームの設備工事。
03コマツ栃木(土木建設機械)準主力
コマツ製の土木建設機械(油圧ショベル、ブルドーザーなど)の販売、整備、レンタルを栃木県で展開。
主要顧客コマツ
- 土木建設機械
- 油圧ショベルやブルドーザーなどの建設機械を販売・整備・レンタル。
04その他(路面切削・測量・再生可能エネルギー)副次
路面切削工事、測量機器の販売・修理、再生可能エネルギー(メガソーラー)による発電事業を行う。
- 路面切削工事
- 道路の路面を切削する工事。
- 測量機
- 測量用の機器を販売・修理。
- 再生可能エネルギー発電
- 太陽光発電所を運営し、電力を供給。
製品と技術
電設資材と情報ソリューションで社会インフラの基盤を支える
マテリアルイノベーションズカンパニーが手掛ける電設資材事業では、照明器具(LED照明への交換需要)、電線、受配電盤、エアコン、換気扇、配線機器、EV充電設備などを販売する。特に、蛍光灯製造中止に伴うLED照明への切替需要や省エネ法トップランナー変圧器の基準対応による高圧受電設備改修が売上を押し上げている。情報ソリューション事業では、通信機器、映像・音響機器、コンピュータ機器、セキュリティシステム、LANシステムの設計・施工・保守を提供。文教分野のリプレース案件やセキュリティ大型案件に対応し、ショーエイ株式会社が同事業を強化する。また、インターネットを利用した通信販売も行う。
建設資材とコンクリート圧送で建設現場を支える
建設資材事業では、ALC(軽量気泡コンクリート)、窯業サイディング、押出成形セメント板、金属パネル、鋼製建具、屋根材、杭の施工販売を手掛ける。地盤改良工事や耐震補強工事にも対応し、東京、つくば、宇都宮の拠点で外壁・屋根工事が堅調である。コンクリート圧送事業は藤和コンクリート圧送株式会社が担当し、建築現場や土木現場にコンクリートを圧送する。1970年代から培った技術で、中小ゼネコンとの取引を強みとする。2025年度の建設資材・コンクリート圧送を含むマテリアルイノベーションズカンパニーの売上高は593億円とグループ最大である。
産業システムと設備プラントで工場・ビルの高度化に対応
インフラソリューションズカンパニーの産業システム事業では、制御機器、受配電機器、電子機器、半導体、環境設備、産業用ロボット、NC工作機械、マシニングセンタ、プレス機械を販売。自動制御盤の設計・製作・メンテナンスも行い、医療機器関連や半導体関連など先端分野の需要を取り込む。設備プラント事業では、空調換気・給排水衛生・クリーンルーム・防災・消火・ガス設備の工事に加え、上下水処理・電気計装・非常用電源・発電・変電・送電・配電設備の工事を手掛ける。ESCO事業(省エネルギー改善)やクレーンの設計製作も行う。これらの事業は工場やビルのインフラ高度化に寄与する。
土木建設機械と再生可能エネルギーで屋外インフラを支える
コマツ栃木株式会社は、コマツ製の土木建設機械の販売・整備・賃貸を専門に行う。大型鉱山機械から一般土木工事向け機械まで扱い、サービス修理や定期整備から収益を得る。一方、その他セグメントでは、合同会社帯広ソーラーパークによるメガソーラー発電事業(売却後も管理運営)、日本切削工業による路面切削工事、コアミ測機による計量器・測量機の販売修理を展開する。再生可能エネルギー発電は帯広ソーラーパークの他、当社やコマツ栃木も発電事業を行っており、グループ全体で環境エネルギー事業を推進している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
産業用設備卸で中堅、高い収益力が強み
藤井産業は産業用機械・設備の卸売を主力とする。売上高は約1000億円と同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と競合する中堅規模。営業利益率は5.6%と安定的に推移し、業界平均を上回る収益性を示す。多品種の在庫とリピート顧客の厚みが強みで、内需依存ながら底堅いビジネスモデルを持つ。
強み
- 業界平均を上回る5.6%の営業利益率を達成し、効率的な運営が光る。
- 産業用設備の幅広い品揃えで、顧客のワンストップニーズに応える。
- 製造業の大口顧客との長期取引により、安定的な収益基盤を構築。
- 負債比率が低く、景気変動に対する耐性が高い。
課題
- 海外展開が限定的で、国内製造業の設備投資動向に収益が左右される。
- オンライン販売の普及により、中間流通の役割が縮小するリスクがある。
- 専門知識を持つ営業・技術者の採用競争が激化している。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字が藤井産業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8285三谷産業 | 481億円 | 13.2倍 |
| 2 | 9305ヤマタネ | 468億円 | 8.1倍 |
| 3 | 7480スズデン | 458億円 | 26.7倍 |
| 4 | 7438コンドーテック | 449億円 | 13.2倍 |
| 5 | 9896JKホールディングス | 446億円 | 9.6倍 |
| 6 | 9906藤井産業 | 441億円 | 7.7倍 |
| 7 | 7510たけびし | 439億円 | 14.8倍 |
| 8 | 7637白銅 | 424億円 | 19.8倍 |
| 9 | 7607進和 | 419億円 | 11.0倍 |
| 10 | 2676高千穂交易 | 417億円 | — |
| 11 | 7609ダイトロン | 416億円 | 13.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
資本金100万円で創業し電気機械販売から出発した1955年
1955年12月、栃木県宇都宮市清住に藤井産業株式会社を設立。資本金100万円、目的は電気機械器具・諸産業資材の販売および建設工事請負・鉄工業であった。創業後まもなく、1957年3月にはモーター・制御機器・家庭電気製品の販売に進出し、1960年3月には栃木県知事に建設業を登録して建築・設備の施工業務を開始した。この時期、販売と施工の両輪を備える基礎が築かれた。1969年6月には本社を宇都宮市平出工業団地に移転し、現在に至る拠点を確立した。
専門子会社設立による事業多角化の加速(1967~1984年)
1967年7月、コンクリート圧送業の専門会社として藤井コンクリート圧送株式会社を設立。1969年8月にはフォークリフト販売の栃木小松フォークリフト株式会社、1974年1月には土木建設機械販売の栃木小松株式会社(現コマツ栃木)を設立し、建設機械分野を強化した。1979年5月には中小ゼネコン向けに藤和コンクリート圧送株式会社を追加設立。1984年3月には情報機器施工部門としてアイ通信株式会社(後の藤井通信)を設立、同年8月には鉄工部門を閉鎖して事業の質的変換を図り、12月には制御機器専門の藤井電産株式会社を設立した。この一連の子会社化により、電設資材・建設機械・情報機器・制御機器と事業領域が拡大した。
店頭登録からJASDAQ上場へ至る資本市場との接続(1991~2004年)
1991年10月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、外部からの資金調達が可能となった。1997年11月には電設資材卸事業の基盤強化を目的に大島光電株式会社を買収して100%子会社化、1999年3月には子会社エフコムを清算する一方、同年4月には藤和コンクリート圧送と藤井コンクリート圧送を合併。2000年4月にはイーエムシー、2002年7月には弘電商事を買収するなどM&Aを積極化した。2004年12月、店頭登録を取消してジャスダック証券取引所に上場。これにより株式の流動性が高まり、成長資金の調達手段を強化した。
子会社整理とグループ再編で効率化を進めた2000年代後半
2005年3月に栃木マテリアル建材株式会社を清算、2006年8月には藤井テクノ株式会社を清算するなど、不採算子会社の整理を進めた。2009年12月には大島光電株式会社とイーエムシーを合併し、商号を関東総合資材株式会社に変更。2010年4月にはジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い大証JASDAQに上場、同年6月には杉本電機産業株式会社と資本・業務提携を締結した。2013年7月には東証と大証の統合により東証JASDAQ(スタンダード)に上場。この間、不採算部門を切り離しつつ、電設資材卸事業の基盤を関東圏に拡大した。
M&Aによる事業拡大とスタンダード市場移行(2018~2022年)
2018年12月、機器制御事業の基盤強化のため株式会社サンユウを買収し100%子会社化。2019年4月には藤井通信を吸収合併し、同年11月には路面切削会社の日本切削工業を買収。2020年4月に弘電商事、10月に関東総合資材をそれぞれ吸収合併し、営業効率化と基盤強化を図った。さらに同年12月には合同会社帯広ソーラーパークを買収し、再生可能エネルギー発電事業に参入。2021年9月にはコアミ測機を買収して測量事業を追加。2022年4月には社内カンパニー制を導入し、同時に市場区分変更により東証スタンダード市場へ移行した。これにより事業ポートフォリオが電設資材・建設機械からエネルギー・計測まで拡大した。
持株会社体制への移行と2026年以降のグループ運営
2023年3月、情報ソリューション事業の強化のためショーエイ株式会社を買収。2026年5月、持株会社体制移行の準備として、100%子会社の藤井産業マテリアルイノベーション株式会社および藤井産業インフラソリューション株式会社を設立し、吸収分割契約を締結した。これはグループ全体戦略・資本政策と各事業会社の競争力強化を分離する目的で、2026年10月1日付で持株会社体制へ移行する予定である。持株会社はグループガバナンスと成長投資を担い、子会社はそれぞれの事業に専念する。この移行により、グループ内資金の一体的活用と機動的な投資を可能とし、中長期的な企業価値向上を目指す。
年表39件を開く
1950年代
- 1955年12月創業電気機械器具、諸産業資材の販売及び建設工事請負業、鉄工業を目的として、藤井産業株式会社設立(資本金100万円、所在地 栃木県宇都宮市清住)
- 1957年3月モーター、制御機器及び家庭電気製品の販売に進出
1960年代
- 1960年3月栃木県知事に建設業登録(現「国土交通大臣許可」)を申請し、建築、設備の施工業務を開始
- 1967年7月創業コンクリート圧送業の専門会社として、藤井コンクリート圧送株式会社を設立
- 1969年6月本社を宇都宮市平出工業団地に移転
- 1969年8月創業フォークリフト販売の専門会社として、栃木小松フォークリフト株式会社を設立(現・関連会社)
1970年代
- 1974年1月土木建設用機械販売の専門会社として、栃木小松株式会社(現「コマツ栃木株式会社」)を設立(現・連結子会社)
- 1979年5月創業中小ゼネコンとの取引強化を図るため、コンクリート圧送業の専門会社として、藤和コンクリート圧送株式会社を設立
1980年代
- 1984年3月創業情報機器の施工部門として、アイ通信株式会社(「藤井通信株式会社」)を設立
- 1984年8月事業の質的変換を図るため鉄工部門を閉鎖
- 1984年12月創業制御機器の販売拡充を図るため、制御機器取扱いの専門会社として、藤井電産株式会社を設立
1990年代
- 1991年10月日本証券業協会に株式店頭登録
- 1993年12月創業小工事の即応体制の強化のため、藤井テクノ株式会社を設立
- 1995年5月創業パソコン及びその周辺機器の小売り専門会社として、株式会社エフコムを設立
- 1995年9月創業住宅資材の多様化に対応するため、栃木マテリアル建材株式会社を設立
- 1997年11月M&A電設資材卸事業の基盤強化を狙い、大島光電株式会社を買収し100%子会社とする
- 1999年3月子会社株式会社エフコムを清算
- 1999年4月M&A経営効率化のため、藤和コンクリート圧送株式会社と藤井コンクリート圧送株式会社を合併し、藤和コンクリート圧送株式会社を存続会社とする(現・連結子会社)
2000年代
- 2000年4月創業電設資材卸事業の基盤強化を狙い、株式会社イーエムシーを設立
- 2002年7月M&A電設資材卸事業の基盤強化を狙い、弘電商事株式会社を買収し100%子会社とする
- 2004年3月子会社藤井電産株式会社を清算
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年3月子会社栃木マテリアル建材株式会社を清算
- 2006年8月子会社藤井テクノ株式会社を清算
- 2009年12月M&A経営効率化のため、大島光電株式会社と株式会社イーエムシーを合併し、大島光電株式会社を存続会社とし、商号を関東総合資材株式会社に変更
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
- 2010年6月杉本電機産業株式会社と資本・業務提携契約を締結
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
- 2018年12月M&A機器制御事業の基盤強化を狙い、株式会社サンユウを買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
- 2019年4月M&A事業再編のため、藤井通信株式会社を吸収合併する
- 2019年11月M&A路面切削会社である株式会社日本切削工業を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
2020年代
- 2020年4月M&A営業効率化と営業基盤強化のため、弘電商事株式会社を吸収合併する
- 2020年10月M&A営業効率化と営業基盤強化のため、関東総合資材株式会社を吸収合併する
- 2020年12月M&A合同会社帯広ソーラーパークを買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
- 2021年9月M&A株式会社コアミ計測機を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
- 2022年4月社内カンパニー制導入
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
- 2023年3月M&Aショーエイ株式会社を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社)
- 2026年5月持株会社体制移行のため、当社100%子会社(分割準備会社)として設立した藤井産業マテリアルイノベーション株式会社及び藤井産業インフラソリューション株式会社と吸収分割契約を締結(現・連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
社会インフラ更新需要の取り込み
省エネルギー・脱炭素対応、設備強靭化・BCP対応、データセンター整備、エネルギー関連事業において、卸売と施工・保守の複合提案力を強化し、継続的な需要獲得を目指す。
- 02
AI・デジタル技術による業務高度化
見積、受発注、在庫管理、工程管理等の業務プロセスにAI・デジタル技術を活用し、標準化・効率化・高度化を推進。既存人材の生産性向上と負荷軽減を図り、高付加価値業務へシフトする。
- 03
持株会社体制への移行による経営強化
2026年10月に持株会社体制へ移行。グループ全体戦略、資本政策、ガバナンスを一元化し、各事業会社の競争力強化と資産構成適正化により資本効率向上を図る。
- 04
経営資源の循環と成長投資
グループ内資金の一体的把握・活用により、成長分野への機動的投資を可能とする資源循環の仕組みを構築し、持続的な企業価値向上を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で932人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は690万円で、9期前と比べて+6.7%。平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は13.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 697 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 721 | — |
| 2019年3月 | 647 | 39.6 | 14.5 | 750 | — |
| 2020年3月 | 649 | 39.5 | 14.3 | 776 | — |
| 2021年3月 | 676 | 40.1 | 14.7 | 809 | — |
| 2022年3月 | 651 | 40.6 | 15.0 | 836 | — |
| 2023年3月 | 680 | 41.1 | 15.6 | 839 | — |
| 2024年3月 | 691 | 40.7 | 14.8 | 881 | — |
| 2025年3月 | 691 | 39.8 | 13.3 | 907 | 595 |
| 2026年3月 | 690 | 40.2 | 13.9 | 932 | 665 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 国内コマツ栃木㈱栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権60.0%
- 国内藤和コンクリート圧送㈱栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内タロトデンキ㈱栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱サンユウ埼玉県ふじみ野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱日本切削工業栃木県小山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内合同会社帯広ソーラーパーク栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱コアミ計測機栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ショーエイ㈱栃木県那須塩原市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内栃木小松フォークリフト㈱栃木県宇都宮市 · 持分法適用会社議決権29.0%
- 調達212万円宇都宮保護観察所事務什器物品供給契約法務省 · 2018-02-16
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,059億円、営業利益は62億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.2%、利益が+14.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,070億円 | 1,059億円 |
| 営業利益 | 53億円 | 62億円 |
| 純利益 | 38億円 | 49億円 |
| 1株あたり配当 | ¥160 | ¥160 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は231億円、営業利益は9億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.6%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 240 | — | — | 10 |
| 2024年1Q | 181 | 6 | 3.3 | 5 |
| 2024年2Q | 229 | 15 | 6.6 | 10 |
| 2024年3Q | 230 | 11 | 4.8 | 9 |
| 2024年4Q | 271 | — | — | 13 |
| 2025年2Q | 426 | 21 | 4.9 | 15 |
| 2025年4Q | 535 | 33 | 6.2 | 26 |
| 2026年2Q | 483 | 27 | 5.6 | 23 |
| 2026年4Q | 576 | 35 | 6.1 | 26 |
| 2027年1Q | 231 | 9 | 3.9 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は558億円から1,059億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。売上は4期、純利益は4期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 | |||||
| 2013年3月 | 558 | — | 16 | — | 9 |
| 2014年3月 | 682 | — | 32 | — | 15 |
| 2015年3月 | 693 | — | 36 | — | 22 |
| 2016年3月 | 729 | — | 36 | — | 23 |
| 2017年3月 | 719 | — | 30 | — | 19 |
| 機器制御事業の基盤強化を狙い、株式会社サンユウを買収し、100%子会社とする(現・連結子会社) | |||||
| 2018年3月 | 719 | — | 32 | — | 20 |
| 事業再編のため、藤井通信株式会社を吸収合併する | |||||
| 2019年3月 | 729 | — | 29 | — | 18 |
| 営業効率化と営業基盤強化のため、弘電商事株式会社を吸収合併する | |||||
| 2020年3月 | 790 | — | 36 | — | 20 |
| 株式会社コアミ計測機を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社) | |||||
| 2021年3月 | 774 | — | 39 | — | 24 |
| 2022年3月 | 749 | — | 36 | — | 24 |
| ショーエイ株式会社を買収し、100%子会社とする(現・連結子会社) | |||||
| 2023年3月 | 827 | — | 42 | — | 27 |
| 2024年3月 | 911 | — | 56 | — | 37 |
| 2025年3月 | 961 | 54 | 60 | 5.6 | 41 |
| 持株会社体制移行のため、当社100%子会社(分割準備会社)として設立した藤井産業マテリアルイノベーション株式会社及び藤井産業インフラソリューション株式会社と吸収分割契約を締結(現・連結子会社) | |||||
| 2026年3月 | 1,059 | 62 | 68 | 5.9 | 49 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,059億円のうち、営業利益として残るのは62億円で5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は49億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.6%885億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.6%112億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%62億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが40億円、投資CFが10億円で、差し引きのフリーCFは50億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は221億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 21 | −23 | 3 | −2 | 53 |
| 2014年3月 | 32 | −5 | −6 | 27 | 74 |
| 2015年3月 | 19 | −3 | −5 | 16 | 85 |
| 2016年3月 | 35 | −4 | −7 | 31 | 108 |
| 2017年3月 | 7 | −2 | −5 | 5 | 108 |
| 2018年3月 | 25 | −3 | −4 | 22 | 126 |
| 2019年3月 | 21 | −11 | −6 | 10 | 130 |
| 2020年3月 | 15 | −8 | −10 | 7 | 127 |
| 2021年3月 | 53 | −14 | −26 | 39 | 141 |
| 2022年3月 | 37 | −5 | −6 | 32 | 166 |
| 2023年3月 | 18 | −6 | −9 | 12 | 170 |
| 2024年3月 | 20 | 0 | −8 | 20 | 181 |
| 2025年3月 | 52 | −28 | −14 | 24 | 192 |
| 2026年3月 | 40 | 10 | −21 | 50 | 221 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は699億円。このうち返さなくてよい自己資本が443億円で、自己資本比率は59.6%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 342 | 149 | 193 | 40.4 |
| 2014年3月 | 393 | 164 | 229 | 38.7 |
| 2015年3月 | 414 | 185 | 229 | 41.5 |
| 2016年3月 | 435 | 199 | 236 | 42.8 |
| 2017年3月 | 461 | 218 | 243 | 44.1 |
| 2018年3月 | 466 | 238 | 228 | 47.5 |
| 2019年3月 | 481 | 248 | 233 | 48.2 |
| 2020年3月 | 506 | 262 | 244 | 48.5 |
| 2021年3月 | 525 | 287 | 238 | 51.1 |
| 2022年3月 | 540 | 306 | 234 | 53.0 |
| 2023年3月 | 587 | 331 | 256 | 52.8 |
| 2024年3月 | 646 | 367 | 279 | 53.3 |
| 2025年3月 | 667 | 401 | 266 | 56.5 |
| 2026年3月 | 699 | 443 | 256 | 59.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで284社中30位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中91位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,405で、1年前と比べて+38.5%。過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.7倍 |
| PER (会社予想) | 9.8倍 |
| PBR | 0.90倍 |
| 配当利回り | 3.63% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は4105円で、直近1か月で0.7%下落、1年では38.1%の大幅上昇。25日線(4101円)と75日線(4018.2円)を上回り、200日線(3957.1円)も約3.7%上回る。52週高値4980円からは17.6%低く、安値3050円からは34.6%高い。7月3日に4030円へ下落したが、その後は回復。出来高は7月3日に3.75万株と急増。RSIは51で中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER7.21倍は業界平均17.75倍を大幅に下回り、PBR0.83倍は割安で業界平均1.23倍を下回る。配当利回り3.9%は業界平均2.98%を上回り、ROE12.24%と安定的。売上高・営業利益とも増加傾向で、2026/3期も成長見込み。ただし卸売業のため利益率は低く、収益の成長余地は限定的。割安だが、成長性を勘案すると評価は妥当。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.7倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 9.8倍 | — |
| PBR | 0.90倍 | 1.24倍 |
| ROE | 12.2% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
設備投資需要の継続と今後の収益成長の持続性が焦点。強気派は売上高が増加し、2026年3月期も営業増益を見込む。PBR0.83倍、PER7.2倍と割安。配当利回りも3.9%。一方、弱気派は建設・設備投資サイクルの先行き不透明感や、売上高の伸び以上に利益率は緩やかな改善にとどまる点を指摘。ピーク懸念が出始めた段階での割安か、それとも成長継続かが分かれる。
- 増収増益が続く
売上高827→1059億円、純利益も27→49億円と増加
- 高ROEで資本効率良好
ROE12.24%は収益性の高さを示す
- 割安なバリュエーション
PER7.21倍、PBR0.83倍、利回り3.9%
- 2026年3月期も増収増益で営業利益62億円通年影響中
売上高は1,059億円と前期比約10%増、営業利益62億円、純利益49億円
- PER7.21倍・PBR0.83倍で割安感継続影響中
株価4,105円、PER7.21倍、PBR0.83倍で割安感
- 配当利回り3.9%と株主還元が厚い継続影響弱
時価総額411億円に対し配当総額約16億円、利回り3.9%
- ROE12.24%と収益性が高い継続影響中
自己資本利益率は12.24%と高く、株主資本を効率的に運用
- 設備投資サイクルの変動
建設需要の減速で売上高の伸びが鈍る可能性
- 利益率の頭打ち
営業利益率5.6%→5.85%と改善幅は限定的
- 市場予想への過度な期待
40%近い株価上昇で割安感が薄れた恐れ
- 卸売モデルで利益率5.85%どまり通年影響中
売上高1,059億円・営業利益62億円、利益率5.85%は販売価格の変動で悪化しやすい
- 株価は1年で38.05%上昇し過熱継続影響弱
株価4,105円は前年比38.05%高、短期的な利益確定売りが出やすい
- 予想PER非開示で業績修正が不明不定影響弱
PER7.21倍はあるが、フォワードPERがなく今後の業績見通しが測りにくい
- 外国人持ち株比率4.35%と低い継続影響弱
外国人保有は4.35%と低位で、需給の厚みが不足し買い進みが限定的
- 受注高・受注残
- 将来の売上高を占う重要指標。
- 売上高成長率
- 設備投資需要の動向を把握。
- 営業利益率
- 商社マージンの確保状況を確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり160円で、前期から+23.1%。いまの株価に対する利回りは3.63%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 45 | — | 22.7 |
| 2018年3月 | 48 | 6.7 | 23.5 |
| 2019年3月 | 45 | −6.3 | 23.8 |
| 2020年3月 | 50 | 11.1 | 17.6 |
| 2021年3月 | 45 | −10.0 | 17.7 |
| 2022年3月 | 55 | 22.2 | 22.8 |
| 2023年3月 | 65 | 18.2 | 22.4 |
| 2024年3月 | 100 | 53.8 | 25.4 |
| 2025年3月 | 130 | 30.0 | 29.3 |
| 2026年3月 | 160 | 23.1 | 31.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥160
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,479人。区分でいちばん多いのは個人・その他で66.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.8%を占め、残る71.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 66.2 | 66.2 | 65.6 | 65.3 | 65.7 | 66.1 |
| 事業法人 | 19.6 | 19.4 | 19.3 | 20.0 | 20.3 | 20.1 |
| 自己株式 | 15.4 | 15.4 | 15.4 | 15.4 | 15.4 | 15.4 |
| 金融機関 | 10.2 | 10.1 | 10.2 | 9.2 | 9.0 | 8.7 |
| 外国法人 | 3.8 | 4.0 | 4.0 | 5.2 | 4.7 | 4.3 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.3 | 0.9 | 0.3 | 0.4 | 0.7 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 藤井 昌一 | 9.70 |
| 02 | 藤和コンサル㈱ | 9.14 |
| 03 | 藤井産業取引先持株会 | 8.01 |
| 04 | 藤井 幸子 | 6.09 |
| 05 | ㈱足利銀行 | 3.94 |
| 06 | 小林 保子 | 3.62 |
| 07 | ㈱群馬銀行 | 3.08 |
| 08 | 藤井産業社員持株会 | 3.07 |
| 09 | 杉本電機産業㈱ | 3.00 |
| 10 | 藤井コンサル㈱ | 2.21 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-25藤井産業取引先持株会 理事長 北井秀樹新規の大量保有報告0.00%-7.45pt
- 2026-06-25藤井産業取引先持株会 理事長 森田 登新規の大量保有報告8.04%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+485%、1株純資産は14期で+209%。直近期のROEは12.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 98 | 1,593 | 6.3 | 7.0 | 23.5 |
| 2014年3月 | 172 | 1,756 | 10.3 | 5.0 | 24.2 |
| 2015年3月 | 252 | 1,983 | 13.5 | 5.3 | 22.4 |
| 2016年3月 | 267 | 2,197 | 12.7 | 4.5 | 22.9 |
| 2017年3月 | 224 | 2,402 | 9.8 | 5.8 | 22.7 |
| 2018年3月 | 238 | 2,614 | 9.5 | 6.8 | 23.5 |
| 2019年3月 | 208 | 2,741 | 7.8 | 6.0 | 23.8 |
| 2020年3月 | 231 | 2,898 | 8.2 | 5.9 | 17.6 |
| 2021年3月 | 281 | 3,166 | 9.3 | 5.0 | 17.7 |
| 2022年3月 | 283 | 3,383 | 8.7 | 4.7 | 22.8 |
| 2023年3月 | 324 | 3,665 | 9.2 | 4.4 | 22.4 |
| 2024年3月 | 432 | 4,071 | 11.2 | 6.2 | 25.4 |
| 2025年3月 | 488 | 4,453 | 11.4 | 5.0 | 29.3 |
| 2026年3月 | 574 | 4,927 | 12.2 | 6.7 | 31.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
5名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/3期の役員報酬は総額319百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 藤井昌一 | 代表取締役 社長 | 72 |
| 滝田敦 | 代表取締役社長業務代行 専務執行役員 インフラソリューションズカンパニー長 | 68 |
| 関勝利 | 取締役専務執行役員 マテリアルイノベーションズカンパニー長 | 63 |
| 渡邉純一 | 取締役専務執行役員 コーポレート本部長 | 71 |
| 谷澤茂 | 取締役 監査等委員 | 65 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 169 | 128 | 2 | 300 | 50 |
| 社外取締役 | 3 | 10 | — | — | 10 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 9 | — | — | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,307字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,897字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,130字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,357字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第72期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第69期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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